3歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 新潟競馬場1,000メートル(芝・直) 

夏競馬の中でも札幌記念にまさるとも劣らない名物レースとなった新潟競馬場1000メートル直線レース。
今年は今週からはじまった夏の暑さを避けるための3時間半の昼休みを挟むため、メインレースながら11レースではなく第7レースとなってます。
新潟競馬場に来たお客さん、3時間半も何してりゃいいんだ?って話にもなりますけれど、まあそこは札幌でレースも開催してますし、そちらを遊びながらという事になるんでしょうね。普段は入れないパドックなども開放されているみたいですけれど。
でも札幌1場だけだとだいぶ間が空いてしまうのも確かなんですがね。これが他2場でやってたらまだましなのですけれど。
また、最終レースが普段よりも1時間以上遅い午後6時25分となることから、土曜日だと騎手の他場への移動や厩舎関係者のトレセンへの帰還時間なども多分に大変になるなど、まあ難しい面も多々あるようです。どれだけ効果があるか、って話にもなりますしねえ。
そこらへん、今後探り探りになるのでしょう。

さて、レースの方ですけれど、人気を集めたのは同じ1000直の前哨戦ともなってきている韋駄天ステークス組。そして1000メートルは実績がないものの、1200で強さを振るってきた実力馬組が人気を集めていました。
韋駄天ステークスを勝ったチェイスザドリームが1番人気。
斤量59キロをものともせずに函館スプリントステークスで2着に入った古豪ウイングレイテスト。
前走北九州記念で新たなスタイルで復活を印象付けたモズメイメイ。
このあたりが人気上位でした。
さらに去年のアイビスSDで一番人気。韋駄天ステークスでも3着だったファイアダンサーが4番人気。
松山騎手に乗り代わっての鞍上強化のディヴィナシオン、去年の稲妻Sで勝ってるマイヨアポアが韋駄天ステークス組で続く人気ってところでした。

レースは内枠5番ながら藤田菜七子が果敢に攻めたマウンテンムスメが外枠に一気に寄せて先頭で引っ張る形に。これしかない、という決め打ちの戦法を見事にやってのけた、という意味でも見どころたっぷりの騎乗でした。残念ながら足が持たずに11着でしたが、見せ場作ったなあ。
直線でしかも1000メートルという短い距離だとなかなかわかりにくいのですが、最短距離と言えど最初から最後まで馬はトップスピードを維持するのは不可能に近い。なので、どこかで息を入れるわけで、他の距離のレースと同じくペース配分や前傾後傾ってのは出てくるんですよね。
今回は直線ですけれど、差し競馬になりました。

勝ったのはモズメイメイ。超絶的なロケットスタートで有名になった彼女ですけれど、この1年何かが噛み合っていなかったのかずっと二桁着順を続けていて、終わったかなあと感じていたんですけれど、前走の北九州記念でそれまでの逃げから控える競馬に変えたら、これがまた良い差し脚を使ってきて3着まで食い込んできたんですね。
今回も、当初の目論見であった外ラチ沿いに寄せることが叶わなかったのですが、鞍上の国分恭介騎手がすぐに判断して、実力馬であるウイングレイテストの後ろにピタリとつけ、レイテストが仕掛けたタイミングで内側に広がっていたスペースに持ち込んでゴーサイン。これに応えたメイメイが一気にレイテストを抜き去って、去年の葵ステークス以来の勝利をもぎ取ったのでした。
国分くんも2年前のアフゴの京都記念以来の久々の重賞勝利。騎乗機会も減ってる中で、チャンスを逃さず掴み取った勝利でした。おめでとう!
メイメイはほんと、イメージを一新しましたね。こうして2戦連続で控える競馬で結果を出して、これは以降のスプリント戦も大変楽しみになってきました。

2着はウイングレイテスト。59キロを背負ってやっぱりモノともせず。メイメイには躱されましたけれど、貫禄の2着。
3着にはこっちもずっと二桁着順続いていたテイエムスパーダが久々の馬券圏内。外枠を活かしスタートを見事に決めてマウンテンムスメの2番手につけての3着粘り込み。全力尽くした良い競馬でした。
スパーダが8枠17番。4着のディヴィナシオンが16番。5着のメディーヴァルが18番ですから、開幕週ですけれど例年通り外枠有利は変わらなかったみたいですね。新潟千直は外を変え、は鉄則かと。

1番人気のチェイスザドリームは9着。途中で手応えなくなってしまったみたいで。20キロ増が堪えたのかな。見た目は太め感なかったのですけれど。
他はファイアダンサーが14着と惨敗。去年もこのレース最下位なんですよね。1000直が苦手なわけではないどころか戦歴見ても得意なはずなので、暑いのが嫌なのかも知れません。名前負けじゃん!