
【僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場 4】 赤城 大空/タジマ 粒子 ガガガ文庫
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その力は、哀しみから誰かを守るためにーー
ギムレットとの決闘を経て、貴族すらもその傘下におさめてしまったクロスは、バスクルビアでの注目を一段と集めていた。
そんな最中、街の最大勢力のトップを伴侶にすると噂される勇者の末裔・エリシアとの仲が進展しかけることに。
その事態を重くとらえた師匠たちは、クロスを連れて、今後バスクルビアで組織的に狙われることを見越した修行(というテイ)のため、新たなる旅を計画する。
その先で出会う、自身の力を呪う少女。
クロスと少女の出会いは、力を持つが故に呼び込まれる悲劇と共に、少年のさらなる成長を促すのであった。
師匠たち、ようやく遅まきにして気付いたのか。クロスくん婿取り計画の真のライバルがお互いではなく、同世代の娘たちだという事に。
特に勇者の末裔エリシアはお互い満更でもないイイ雰囲気に既になっちゃってるんですよね。
クロスくんが急に名をあげたのは、自分の結婚相手に参戦するためなのか、とエリシアに尋ねられたとき、それを目的に強くなって派閥まで立ち上げたわけじゃない、ということはちゃんと告げつつも、そのあとご飯に誘ってフォローしつつ、エリシアが落ち込んでいる理由まで聞き出した上に彼女の憂いを取り払うため、誰が聞いても無謀だと思うような目標を打ち立てて……あなたを自由にしてあげたい、なんてふうなこと言われたら、そりゃあもうトキメいちゃいますよ。
ただでさえもう好感度高いのに。そういう恋愛事を意識しないようにと、境遇もあって無意識下に収めていたエリシアが、それでもなお思いを馳せちゃうほどに、あんな素敵なこと言われちゃあねえ。
……ここ、すごい王道路線の花吹雪が舞っているんですけれど。
その場面を目撃して、ようやく自分たちの立ち位置が自分たちが思っているほど絶対的ではない、という事を思い知った師匠たち。そりゃ、アンタたちはどう足掻いても憧れの師匠枠で、性的にはドキドキさせられていても、それで恋とか芽生えてる様子一切ないもんなあw
クロスくんにはめちゃくちゃ恩人に思われていて、憧れられていて、ちゃんと特別で大切な人達、と思われているのは確かなんだけれど、同時に困った人達という認識でも在るからねえ。
完全にクロスくん、この人達のストッパー役になっちゃってるし。
それでも、クロスくんからすると言えばちゃんと言う事聞いてくれる、という認識なんで順調に手綱を握られているか、調教されているか、って感じなのですけれど。
本当にやばい時は触れないようにするあたり、クロスくんの危機管理能力には素晴らしいものがある気がする。
さて、前回は貴族の上澄みであり上位冒険者としてもかなりのツワモノだったギムレットを一対一の決闘で真正面からぶっ倒し……まあギムレットはなんやかんやあって、怪物師匠たちから守ってくれたクロスくんに心酔して、狂信者となられてしまったわけですが。
でもギムレットが本当に強い冒険者だったのは間違いなく、でもそれを倒したからと行ってクロスくんが上位冒険者たちをも蹴散らせるような存在になったのか、というとそれは大間違いというのがよく分かるお話でありました。
あれはギムレットの特性を調べたうえで対抗対策を時間かけて十分練った上で一対一の決闘という予断余分の入りにくいフィールドで戦ったからこそ勝てた試合……「試合」であり、いきなり知らない相手と場所も選べず遭遇して即座に戦闘になるような遭遇戦なら、中位冒険者混じりのパーティー相手ですら一方的に追い詰められる、くらいなんですよね、クロスくんの強さって。
あれだけ爆上がりしているのに、まだ全然足りないんだ。
今回はかなりタチの悪い悪辣で欲深い、だからこそ慎重で陰湿で強かな冒険者集団が相手、ということで相当にクロスくん、追い詰められることになります。まあまあこの子、毎回追い詰められてギリギリの綱渡りを強いられるんですが。というよりも、そのギリギリの瀬戸際のところを自分から突撃していくんですけどね。
自分以外の誰かのために。助けるために、それが必要だったらどれだけ危うい橋だろうと迷わない。
これだけゴリゴリ強くなっていっているのに、毎回、明らかな格上と戦わざるをエなくなるので、到底無双なんかにならずボロボロになりながら不屈で勝利を掴み取っていくの、むしろ胸がすく思いなんですよね。本当にカッコいいんだよ。
今回はレベル制限ダンジョン、という特性もあって、師匠たちが介入できないフィールドに単身突入することになってしまったわけですけれど……ついにはシーフ技能まで師匠たちクロスくんに習得させようって、本当にたった一人で何でも出来るハイエンドオールラウンダーを作り出すつもりなんだなあ。
そして、今回はついにヒロイン側に年下の子まで登場。年下! そういう方向性もあったのか! 元々師匠たちが引き取って姉代わりとして面倒見てた子だから、身内。それも相当に可愛がってた子だから、クロスくんに近づいても文句言えない。というか、引き合わせたの師匠たち自身だから自業自得!
このシルフィ、師匠たちに救われた上にその持っている能力の特性上師匠たちとしかスキンシップ取れない子だったんで、懐いているという言葉では言い表せないくらい師匠たちにぞっこんだったんですよね。
それが、師匠たちが弟子を取ったと三人がかりでチヤホヤするとっぽい……ぼんくらそうな少年が現れて、自分のポディションを奪ってしまいそう。てなことになってたら、そりゃ反発するし追い出そうとするのもよく分かるんですけれど……それ、師匠たちへの想いの深さがそのままクロスくんにも向かうやつだw
挙げ句、クライマックスでは師匠たちと同じように、いやクロスの場合は自分の命をかけて無謀に無謀を重ねて自分を助けてくれた上に、他人を傷つける針でしかなかった自分の能力を役立てて自分に存在価値をくれた、意義を与えてくれた、必要な存在だと証明してくれたヒトになったわけで。
そりゃもうアカンことになりますよね。そして、幼心に敬愛する姉たちがまさかこのお兄ちゃんを手籠めにしようと目論んでいる、なんてこと無垢で純粋なシルフィは思いも寄らない訳で。
師匠たちに遠慮も何もしないですね、これw
とまあ、師匠たち自ら最強のライバルを生みだしてしまい、クロス君の将来はどっちだ。
と言ってたら、今度はこれ、師匠たちと同格のS級にまで目をつけられた? 怪盗さんはS級になるんだったっけか。でもこれ、S級が総じて恋愛雑魚枠なのかの試金石にもなりそう。
特に勇者の末裔エリシアはお互い満更でもないイイ雰囲気に既になっちゃってるんですよね。
クロスくんが急に名をあげたのは、自分の結婚相手に参戦するためなのか、とエリシアに尋ねられたとき、それを目的に強くなって派閥まで立ち上げたわけじゃない、ということはちゃんと告げつつも、そのあとご飯に誘ってフォローしつつ、エリシアが落ち込んでいる理由まで聞き出した上に彼女の憂いを取り払うため、誰が聞いても無謀だと思うような目標を打ち立てて……あなたを自由にしてあげたい、なんてふうなこと言われたら、そりゃあもうトキメいちゃいますよ。
ただでさえもう好感度高いのに。そういう恋愛事を意識しないようにと、境遇もあって無意識下に収めていたエリシアが、それでもなお思いを馳せちゃうほどに、あんな素敵なこと言われちゃあねえ。
……ここ、すごい王道路線の花吹雪が舞っているんですけれど。
その場面を目撃して、ようやく自分たちの立ち位置が自分たちが思っているほど絶対的ではない、という事を思い知った師匠たち。そりゃ、アンタたちはどう足掻いても憧れの師匠枠で、性的にはドキドキさせられていても、それで恋とか芽生えてる様子一切ないもんなあw
クロスくんにはめちゃくちゃ恩人に思われていて、憧れられていて、ちゃんと特別で大切な人達、と思われているのは確かなんだけれど、同時に困った人達という認識でも在るからねえ。
完全にクロスくん、この人達のストッパー役になっちゃってるし。
それでも、クロスくんからすると言えばちゃんと言う事聞いてくれる、という認識なんで順調に手綱を握られているか、調教されているか、って感じなのですけれど。
本当にやばい時は触れないようにするあたり、クロスくんの危機管理能力には素晴らしいものがある気がする。
さて、前回は貴族の上澄みであり上位冒険者としてもかなりのツワモノだったギムレットを一対一の決闘で真正面からぶっ倒し……まあギムレットはなんやかんやあって、怪物師匠たちから守ってくれたクロスくんに心酔して、狂信者となられてしまったわけですが。
でもギムレットが本当に強い冒険者だったのは間違いなく、でもそれを倒したからと行ってクロスくんが上位冒険者たちをも蹴散らせるような存在になったのか、というとそれは大間違いというのがよく分かるお話でありました。
あれはギムレットの特性を調べたうえで対抗対策を時間かけて十分練った上で一対一の決闘という予断余分の入りにくいフィールドで戦ったからこそ勝てた試合……「試合」であり、いきなり知らない相手と場所も選べず遭遇して即座に戦闘になるような遭遇戦なら、中位冒険者混じりのパーティー相手ですら一方的に追い詰められる、くらいなんですよね、クロスくんの強さって。
あれだけ爆上がりしているのに、まだ全然足りないんだ。
今回はかなりタチの悪い悪辣で欲深い、だからこそ慎重で陰湿で強かな冒険者集団が相手、ということで相当にクロスくん、追い詰められることになります。まあまあこの子、毎回追い詰められてギリギリの綱渡りを強いられるんですが。というよりも、そのギリギリの瀬戸際のところを自分から突撃していくんですけどね。
自分以外の誰かのために。助けるために、それが必要だったらどれだけ危うい橋だろうと迷わない。
これだけゴリゴリ強くなっていっているのに、毎回、明らかな格上と戦わざるをエなくなるので、到底無双なんかにならずボロボロになりながら不屈で勝利を掴み取っていくの、むしろ胸がすく思いなんですよね。本当にカッコいいんだよ。
今回はレベル制限ダンジョン、という特性もあって、師匠たちが介入できないフィールドに単身突入することになってしまったわけですけれど……ついにはシーフ技能まで師匠たちクロスくんに習得させようって、本当にたった一人で何でも出来るハイエンドオールラウンダーを作り出すつもりなんだなあ。
そして、今回はついにヒロイン側に年下の子まで登場。年下! そういう方向性もあったのか! 元々師匠たちが引き取って姉代わりとして面倒見てた子だから、身内。それも相当に可愛がってた子だから、クロスくんに近づいても文句言えない。というか、引き合わせたの師匠たち自身だから自業自得!
このシルフィ、師匠たちに救われた上にその持っている能力の特性上師匠たちとしかスキンシップ取れない子だったんで、懐いているという言葉では言い表せないくらい師匠たちにぞっこんだったんですよね。
それが、師匠たちが弟子を取ったと三人がかりでチヤホヤするとっぽい……ぼんくらそうな少年が現れて、自分のポディションを奪ってしまいそう。てなことになってたら、そりゃ反発するし追い出そうとするのもよく分かるんですけれど……それ、師匠たちへの想いの深さがそのままクロスくんにも向かうやつだw
挙げ句、クライマックスでは師匠たちと同じように、いやクロスの場合は自分の命をかけて無謀に無謀を重ねて自分を助けてくれた上に、他人を傷つける針でしかなかった自分の能力を役立てて自分に存在価値をくれた、意義を与えてくれた、必要な存在だと証明してくれたヒトになったわけで。
そりゃもうアカンことになりますよね。そして、幼心に敬愛する姉たちがまさかこのお兄ちゃんを手籠めにしようと目論んでいる、なんてこと無垢で純粋なシルフィは思いも寄らない訳で。
師匠たちに遠慮も何もしないですね、これw
とまあ、師匠たち自ら最強のライバルを生みだしてしまい、クロス君の将来はどっちだ。
と言ってたら、今度はこれ、師匠たちと同格のS級にまで目をつけられた? 怪盗さんはS級になるんだったっけか。でもこれ、S級が総じて恋愛雑魚枠なのかの試金石にもなりそう。























































































































































































































































































































































































































































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