【ヒモになりたい俺は、ヤンデレに飼われることにした】 端桜 了／吉田 ばな ダッシュエックス文庫
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将来働きたくないなら、ヤンデレに飼われればよくね?
自堕落高校生の桐谷彰は、幼い頃からヤンデレに好かれるという特異体質の男性だ。
ある日の放課後、同じクラスで才色兼備な水無月結が彰の鞄の匂いを嗅いでいるのを発見。自身に病的な愛情を持っているのを知り、結に飼われることを願い出て、老後まで世話をしてもらうことにした。
「首輪はオーダーメイドだから、できるまで待っててね」
天使の笑顔で彰に告げる結。しかし、結の家でいざ飼育生活開始! の瞬間呼び鈴が鳴り……!?
果たして彰は無事にヤンデレのヒモになれるのか。
これは彰が立派なヤンデレのヒモを目指して波乱の学園生活を送る物語――!
このヤンデレたち、病みのレベルが高すぎてもう何人か既に殺してるんじゃね？ というくらいのサイコパス揃いで、怖いんですけど。怖いんですけど。
ガチで怖いんですけど！？ ドン引きである。
いやいやいや、このヤンデレのヒモはハードル高すぎるよ。このヤンデレたち、何を求めても「じゃあこれお小遣いね♪」みたいに与えてくれないよ？ 自分が与えたいと思うものしか与えてくれないし、自己主張したら途端狂気を発して言うこと聞かせようとしてくるじゃない。
楽に暮らせる要素がなにも見えない。安定した生活とか一切存在しない。食べ物すらもちゃんとしたもの食べさせて貰えるかすら、怪しいんですけど。
なんか普通に血液入りのご飯とか出てきてますし。お弁当箱に髪が敷き詰められてたりしますしｗ
話は通じない、意思の疎通が出来ない、愛は交換するんじゃなくて一方から搾取するもの。愛してさえいれば何をしてもいいんだよの精神！
ヤバいね！
最終的にただ監禁されて閉じ込められるだけならまだしも、自由に動けないように手足切断されそうになったり、場合によっては内臓くり抜かれて御本尊として飾られそうになったり、と……ヒモ以前に生きることすらギリギリなんですけど？ ペット扱いでももっと生き物としての権利主張できますよ？！
そういうのを承知の上で、この主人公桐谷彰は敢えてヤンデレのヒモを目指すのである。
こいつのアタマが一番ヤバイよ！ ……いや、ヤンデレたちのアタマも突き抜けてヤバイので、まともな人が全然いない、という狂気の世界なのですが。
唯一麻莉愛だけが多少なりともまともに見えるけれど、これ単に彰に矢印向いてないだけで、由羅に対しては十分狂ってるし、ツッコミ役としてはあんまり仕事してくれないんだよなあ。
ともあれ、油断すれば蟻地獄か蜘蛛の糸か、もっと直接的に一旦主人公を餌認定してしまった執着の激しい人食い熊か、みたいな感じで彰の身柄を確保しようとするヤンデレたち（彰の愛を得ようとしているわけではない、そうは見えない。あくまで身柄であるｗ）の三重奏の中に自分から頭からダイビングして、反復横跳びでデッドエンドを躱しながら、ヒモとして飼われるラインを確保しようとピョンピョン楽しそうに飛び跳ねまくっている主人公。
ヤバイやつである。スリルジャンキーとかじゃないよね？ なんで自分からヤンデレの沼に飛び込むの？
まあ、彼って生来のヤンデレ誘引体質みたいで、幼稚園くらいの頃から先生に拉致監禁されたり、とヤンデレから逃れられない運命を背負っているみたいなので、それなら敢えて自分から飛び込んで好き勝手してやるぜ、と開き直るのは正解なのかもしれない。いや、ダメだろ。死ぬぞお前。
死んでない時点で大丈夫なのか？ まあ既に常軌も正気も逸しているだろうことは、その言動からも明らかである。
絶対、普通に仕事したほうが生きるの楽なんですけどね！？
この男、実際はどうにも何されてもどんな愛でも受け入れてしまう器の持ち主、と少なくともヤンデレたちからはそう認識されているみたいなんだけれど、本当の彼のセーフラインってどこなんだろう。流石に命が掛かっていたり、治らない後遺症を負わされたり、養ってくれるだけの生活力や収入がないのはアウトらしく、逃亡にかかるのだけれど、時と場合によってはOKな反応を示す時もあり基準がはっきりしないんですよね。勢いと気分だけで決めてない？ ただ、ヤンデレたちの間で回游するのを楽しんでない？
少なくとも、恐怖に追い立てられながら生きているのではなく、これはこれで充実してそうなので、彼は幸せなのでしょう。傍目からは、ただただドン引きだけどね。
とりあえず、ヒロインたちがひたすら怖いだけ、悍ましいだけで可愛いと思える所が皆無なのは辛いですｗ
ガチで怖いんですけど！？ ドン引きである。
いやいやいや、このヤンデレのヒモはハードル高すぎるよ。このヤンデレたち、何を求めても「じゃあこれお小遣いね♪」みたいに与えてくれないよ？ 自分が与えたいと思うものしか与えてくれないし、自己主張したら途端狂気を発して言うこと聞かせようとしてくるじゃない。
楽に暮らせる要素がなにも見えない。安定した生活とか一切存在しない。食べ物すらもちゃんとしたもの食べさせて貰えるかすら、怪しいんですけど。
なんか普通に血液入りのご飯とか出てきてますし。お弁当箱に髪が敷き詰められてたりしますしｗ
話は通じない、意思の疎通が出来ない、愛は交換するんじゃなくて一方から搾取するもの。愛してさえいれば何をしてもいいんだよの精神！
ヤバいね！
最終的にただ監禁されて閉じ込められるだけならまだしも、自由に動けないように手足切断されそうになったり、場合によっては内臓くり抜かれて御本尊として飾られそうになったり、と……ヒモ以前に生きることすらギリギリなんですけど？ ペット扱いでももっと生き物としての権利主張できますよ？！
そういうのを承知の上で、この主人公桐谷彰は敢えてヤンデレのヒモを目指すのである。
こいつのアタマが一番ヤバイよ！ ……いや、ヤンデレたちのアタマも突き抜けてヤバイので、まともな人が全然いない、という狂気の世界なのですが。
唯一麻莉愛だけが多少なりともまともに見えるけれど、これ単に彰に矢印向いてないだけで、由羅に対しては十分狂ってるし、ツッコミ役としてはあんまり仕事してくれないんだよなあ。
ともあれ、油断すれば蟻地獄か蜘蛛の糸か、もっと直接的に一旦主人公を餌認定してしまった執着の激しい人食い熊か、みたいな感じで彰の身柄を確保しようとするヤンデレたち（彰の愛を得ようとしているわけではない、そうは見えない。あくまで身柄であるｗ）の三重奏の中に自分から頭からダイビングして、反復横跳びでデッドエンドを躱しながら、ヒモとして飼われるラインを確保しようとピョンピョン楽しそうに飛び跳ねまくっている主人公。
ヤバイやつである。スリルジャンキーとかじゃないよね？ なんで自分からヤンデレの沼に飛び込むの？
まあ、彼って生来のヤンデレ誘引体質みたいで、幼稚園くらいの頃から先生に拉致監禁されたり、とヤンデレから逃れられない運命を背負っているみたいなので、それなら敢えて自分から飛び込んで好き勝手してやるぜ、と開き直るのは正解なのかもしれない。いや、ダメだろ。死ぬぞお前。
死んでない時点で大丈夫なのか？ まあ既に常軌も正気も逸しているだろうことは、その言動からも明らかである。
絶対、普通に仕事したほうが生きるの楽なんですけどね！？
この男、実際はどうにも何されてもどんな愛でも受け入れてしまう器の持ち主、と少なくともヤンデレたちからはそう認識されているみたいなんだけれど、本当の彼のセーフラインってどこなんだろう。流石に命が掛かっていたり、治らない後遺症を負わされたり、養ってくれるだけの生活力や収入がないのはアウトらしく、逃亡にかかるのだけれど、時と場合によってはOKな反応を示す時もあり基準がはっきりしないんですよね。勢いと気分だけで決めてない？ ただ、ヤンデレたちの間で回游するのを楽しんでない？
少なくとも、恐怖に追い立てられながら生きているのではなく、これはこれで充実してそうなので、彼は幸せなのでしょう。傍目からは、ただただドン引きだけどね。
とりあえず、ヒロインたちがひたすら怖いだけ、悍ましいだけで可愛いと思える所が皆無なのは辛いですｗ
Ａｍａｚｏｎ
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