読んだ本の数：23冊　うち漫画：５冊

GWがありましたけれど、読了数は伸びず。もうちょっと読みたかったなあ。
でも、【筺底のエルピス】と【かくして少年は迷宮を駆ける】が素晴らしくて、読んだ感の満足度は十分なものがありました。【筺底のエルピス】はやっぱりとんでもないですねえ、これ。



★★★★★（五ツ星）　２冊

【筺底のエルピス ８．我らの戦い】 　オキシ タケヒコ／ toi8 ガガガ文庫(2025/4/18)
【かくして少年は迷宮を駆ける ３．色欲の迷宮と役立たずの魔法使い】 　あかのまに／深遊 MFブックス(2025/5/23)


【筺底のエルピス ８．我らの戦い】 　オキシ タケヒコ／ toi8 ガガガ文庫

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人類滅亡カウントダウン。にも関わらず、絶望的で重苦しい雰囲気なく、組織の末端に至るまで誰もが諦めず自分達のやれる事をやっている様子が見てるだけで胸がすくようでした。正しく我らの戦い。だからこそ、ラストの燈の宣戦布告は高ぶった。人類、捨てたもんじゃないよ。人間舐めるなエイリアン。


【かくして少年は迷宮を駆ける ３．色欲の迷宮と役立たずの魔法使い】 　あかのまに／深遊 MFブックス

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いやぁ……凄えですわ。ちょっと面白さが尋常じゃなくない？　冒険譚の極みだろこれ。
シズクが魔術学園に短期ながら通う事になり、まさかの学園編！？　と思いつつ、ウルは学校行かないしなあと思ってたらまさかのウルというストッパーの外れたシズクのサークラどころか学園クラッシャーの姫とかした魔性の女ムーヴが始まったんだけど！？


★★★★☆彡（四ツ星Dash）　１冊

【捕食者系魔法少女 ３】　 バショウ科バショウ属／東西 エンターブレイン(2025/4/30)


【捕食者系魔法少女 ３】　 バショウ科バショウ属／東西 エンターブレイン

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埠頭から巨大生物が上陸してきて、逃げ惑う人々を踏み潰していく所なんてまさにモンスターヴァース。ただし蹂躙するは、人類を地獄に叩き落としていた侵略者のエイリアン達なんで痛快感が半端ない。ウィッチ達が今まさに嬲られようとしている絶体絶命の戦場に、突如飛来した輸送機から空挺降下し、怪物達のど真ん中に着陸してそのまま暴れまわる巨大クワガタやカブトムシとか、もうテンション上がりっぱなしだったんですけど。軍隊アリの大群とか、ゲーム地球防衛軍さながらなのですが、あれが全部味方側って想像しただけでヤバイっすｗ


★★★★（四ツ星）　５冊

【凶乱令嬢ニア・リストン ８ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 　南野海風／刀 彼方 HJ文庫(2025/5/1)
【エリスの聖杯　５．モイライの天秤】　 常磐くじら／ 夕薙 DREノベルス(2024/11/7)
【我輩は猫魔導師である ７ ~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~】 　猫神信仰研究会／ ハム サーガフォレスト(2025/5/15)
【チュートリアルが始まる前に ５ ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事】 　高橋 炬燵／カカオ・ランタン 電撃の新文芸(2025/5/16)
【負けヒロインが多すぎる！ ６】　雨森 たきび／いみぎむる ガガガ文庫(2023/12/18)

【凶乱令嬢ニア・リストン ８ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 　南野海風／刀 彼方 HJ文庫

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【エリスの聖杯　５．モイライの天秤】　 常磐くじら／ 夕薙 DREノベルス

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【我輩は猫魔導師である ７ ~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~】 　猫神信仰研究会／ ハム サーガフォレスト

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【チュートリアルが始まる前に ５ ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事】 　高橋 炬燵／カカオ・ランタン 電撃の新文芸

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【負けヒロインが多すぎる！ ６】　雨森 たきび／いみぎむる ガガガ文庫

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以下に、読書メーター読録と一言感想



5月の読書メーター
読んだ本の数：23
読んだページ数：7108
ナイス数：265

捕食者系魔法少女3捕食者系魔法少女3の感想
★★★★☆　埠頭から巨大生物が上陸してきて、逃げ惑う人々を踏み潰していく所なんてまさにモンスターヴァース。ただし蹂躙するは、人類を地獄に叩き落としていた侵略者のエイリアン達なんで痛快感が半端ない。ウィッチ達が今まさに嬲られようとしている絶体絶命の戦場に、突如飛来した輸送機から空挺降下し、怪物達のど真ん中に着陸してそのまま暴れまわる巨大クワガタやカブトムシとか、もうテンション上がりっぱなしだったんですけど。軍隊アリの大群とか、ゲーム地球防衛軍さながらなのですが、あれが全部味方側って想像しただけでヤバイっすｗ
読了日：05月01日 著者：バショウ科バショウ属
宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ2 ~出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています~ (DREノベルス あ 5-1-2)宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ2 ~出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています~ (DREノベルス あ 5-1-2)の感想
★★★☆　隣の領地の代官が行うというパーティーに行くミナに同行を頼まれ、エリシャを連れての小旅行となったゼン。その往く先々でその代官が悪いことしてるんじゃ、という状況証拠が軽快にポンポン積み重なっていき悪代官待ったなし、という展開に余りにも露骨すぎてこれはミスリードなんじゃないかと思ってしまうほどだった。ゼンも予断は禁物と自分に言い聞かせていたものだから、ワンチャン誤解という線もあるのかな、と構えてたら実際しょうもない悪代官だったので、ゼンと一緒に真顔でスンとなってしまったｗ
読了日：05月01日 著者：あわむら赤光
凶乱令嬢ニア・リストン 8　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-08)凶乱令嬢ニア・リストン 8　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-08)の感想
★★★☆　敗者復活戦からついに本戦に。と、一方で早々に敗退してしまった選手からも、武闘家としてではなくタレントとして起用出来そうな面々をピックアップしているあたり、ニアの新興テレビ業界の担い手の一人という意識を感じる。それはそれとして、この少女、大会には出ないまま歯ごたえありそうな選手ピックアップして、裏で全部摘み食いしやがったｗ　当人としては大変ご満足であられましょう。勝ちに必死だったのはアンゼルだったけど、武闘家として一番真摯に真面目に戦ってたの、ガンドルフだった気がするなあ。
読了日：05月03日 著者：南野海風
魔法×科学の最強マシンで、姫も異世界も俺が救う! (角川スニーカー文庫)魔法×科学の最強マシンで、姫も異世界も俺が救う! (角川スニーカー文庫)の感想
★★★☆　全てを喪った主人公が最期に自爆特攻、てほぼバッドエンドだったんじゃないですかこれ。最終決戦までたどり着いたのに、メンタルは荒廃していたロボットアニメの主人公って救われないなあ。そういう意味では転生は正しく救済だったのかもしれない。当然、それで心機一転となる訳がなく、希死念慮めいたものを抱えたまま、自分の関わると碌な事がないぜ、と他人を拒絶し流離う様子は痛々しく。ただロボットアニメの主人公が転生して、というはっちゃけたネタに対してローテンションの立ち上がりは気持ち的に助走がつかなかったかなあ。
読了日：05月03日 著者：語部 マサユキ
ウマ娘 シンデレラグレイ 10 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 10 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：05月04日 著者：久住 太陽,杉浦 理史 & Pita,伊藤 隼之介
ウマ娘 シンデレラグレイ 11 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 11 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：05月04日 著者：久住 太陽,杉浦 理史 & Pita,伊藤 隼之介
ウマ娘 シンデレラグレイ 12 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 12 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：05月04日 著者：久住 太陽,杉浦 理史 & Pita,伊藤 隼之介
ウマ娘 シンデレラグレイ 13 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 13 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：05月04日 著者：久住 太陽,杉浦 理史 & Pita,伊藤 隼之介
ウマ娘 シンデレラグレイ 14 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 14 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：05月04日 著者：久住 太陽,杉浦 理史 & Pita,伊藤 隼之介
筺底のエルピス 8 -我らの戦い- (ガガガ文庫 ガお 5-8)筺底のエルピス 8 -我らの戦い- (ガガガ文庫 ガお 5-8)の感想
★★★★★　人類滅亡カウントダウン。にも関わらず、絶望的で重苦しい雰囲気なく、組織の末端に至るまで誰もが諦めず自分達のやれる事をやっている様子が見てるだけで胸がすくようでした。正しく我らの戦い。だからこそ、ラストの燈の宣戦布告は高ぶった。人類、捨てたもんじゃないよ。人間舐めるなエイリアン。一番キツイの引っ被ってるのに、全然暗くもならず悲壮感もなく、他の同類の子達を廃ゲーマーの道に引きずり込んじゃった悪徳の使徒百刈燈。いや、そう言えばあんた幼女じゃなくてもう２２歳だったんだ。完全に悪いお姉さんじゃないかｗ
読了日：05月06日 著者：オキシ タケヒコ
悪役令嬢は大航海時代をご所望です (ドラゴンノベルス)悪役令嬢は大航海時代をご所望です (ドラゴンノベルス)の感想
★★★　悪役令嬢化の事情が、地元の反逆が原因なんで関係者の人間関係を改善したからといってどうにもならない、という理由から領地の窮状をひっくり返すために改革に動き出す、というのは納得の理由。まだ５歳にもなっていなかろうと、今動き出さないと個人の意志で反逆が止められなくなる、という事から時間がないと焦る気持ちはわかるなあ。それでも文字覚えられるかどうかという幼児から、思いつきじゃない大系立てられている理論発明が天才の一言で受け入れられるの、両親だだ甘過ぎません？　開発の方向性が大航海時代向けなのが差異かな。
読了日：05月09日 著者：浦和 篤樹
エリスの聖杯5 モイライの天秤 (DREノベルス と 1-1-5)エリスの聖杯5 モイライの天秤 (DREノベルス と 1-1-5)の感想
★★★★　これ、４巻と合わせて読んだ方がいいのかもしれませんね。４巻では現代の視点からしか語られなかった、コーネリア＝ファリスと、パーシヴァル＝グレイル、そして聖女アナスタシアの真実が過去と現代の合せ鏡で明かされる話になっているので、４巻で出てきた情報の答え合わせにもなっている。なぜコーネリアが子々孫々に至るまで血をつなげようとしたのか。グレイルの誠実は如何にして生まれたのか。歴史の妙を感じさせるお話でした。それはそれとして、カミーユ・ミラーにまだ豚みたいな悲鳴をあげさせてないけどいいのかスカーレット？
読了日：05月10日 著者：常磐くじら
サンバカ!!! (電撃文庫)サンバカ!!! (電撃文庫)の感想
★★★☆　ラノベや漫画的なドタバタコメディ劇じゃなくて、どっか映画で見るような脚本を感じさせるコメディプレイヤーといった感じのリズムだった気がする。そういう意味ではあまり見ないタイプですよね。だからか、どこかクドかったり勢いが時計で計ったようだったりするんだけれど、妙な味わいがあって気になる作品でした。意外とメインの二人が速攻熱愛バカップルになってて、重苦しい展開を情熱で切り開いていくのは、見てて痛快感はありましたよ。悪い事する訳じゃないんだが、ボニー＆クライド・コメディみたいな明るさがあった。
読了日：05月14日 著者：助六 稲荷
骨姫ロザリー 2.死者の力を引き継ぐ最強少女、騎士を目指し大海を舞う (オーバーラップ文庫)骨姫ロザリー 2.死者の力を引き継ぐ最強少女、騎士を目指し大海を舞う (オーバーラップ文庫)の感想
★★★☆　あの段階で公に死霊騎士であるとバレるとは思わなかった。迫害追放の憂き目も覚悟したけれど、偉いさんは利用目的とはいえ丁寧な対応で、友人達もしっかり受け入れてくれて、身を挺して助けた報いがあって良かった。それでも危険視して彼女を排除しようとする勢力はあるが、師匠のヒューゴが暗躍して背後を守ってくれているのは頼もしく、ロザリーも前を向いて頑張れる。今回はロブロイやラナ達と実習旅行。後ろ盾の偉いさんの依頼で向かった港で、海賊船幽霊船鯨のお腹の中、と海物語オールスターだこれ。
読了日：05月15日 著者：朧丸
我輩は猫魔導師である〜キジトラ・ルークの快適チート猫生活〜７ (Saga Forest)我輩は猫魔導師である〜キジトラ・ルークの快適チート猫生活〜７ (Saga Forest)の感想
★★★★　初っ端書籍版で初登場のサーシャのお母様とヨルダさんの馴れ初め話を聞き、ひっくり返る。ユナさんとヴィル君の交際模様といい、書き下ろしのお陰で拳闘士みんな頭オカシイ人という風評被害が発生しそうなんだがｗ　こうしてみると女性陣みんな強強なんだけど、それを受け止める男性側もみんなスパダリかよ、という器の大きさなのでカップリングの安定感は半端ないなあ。今回はこの世界のダンジョンがいかなる目的で作られたのか、という謎に偶々ぶち当たってしまう話だったのですが、世界の安定と平穏化にメチャクチャ貢献してるのね！
読了日：05月17日 著者：猫神信仰研究会
ダンジョン付き古民家シェアハウス (電撃の新文芸)ダンジョン付き古民家シェアハウス (電撃の新文芸)の感想
★★★☆　田舎に引っ越して人付き合い率先して出来る上にシェアハウス暮らし、というだけでもコミュ力最上級レベルである。都会だと使いようがない魔法の類い、自給自足の田舎暮らしだとこんなに便利なのか。でも青果物通販にしてもジビエ肉にしても出所がわからないのに大量に供給されると、他から見て怪しすぎないだろうか。あと、こういう稼ぎ方していると税務署がアップをはじめそうで怖いなあ、と余計な事を考えてしまった。全体的にアウトドア嗜好の楽しい生活といった感じでしたねえ。
読了日：05月18日 著者：猫野 美羽
チュートリアルが始まる前に5 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事 (電撃の新文芸)チュートリアルが始まる前に5 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事 (電撃の新文芸)の感想
★★★★　ちょっと待って！　恒星系ヒロインが思ってたより３桁くらい愛が重い！　重すぎてこの恒星、重力崩壊超新星爆発起こしそうなんですけど！　死神関係なく剣獄羅刹になっちゃいそうなんだけど！？　まさかここまで執着強い子だと思わんかった。黒騎士相手ですら理性は納得してるのに、感情を制御しきれずにあたり強くなっちゃってるあたり、凶さん絡むと相当危ないんだが。邪神とかユピとか今のところ大丈夫みたいだけど、将来大丈夫なのこれ！？
読了日：05月19日 著者：高橋 炬燵
冒険者アル3 あいつの魔法はおかしい冒険者アル3 あいつの魔法はおかしいの感想
★★★☆　アルとナレシュの友情が尊い。親友という程近しい間柄じゃないからこそ、お互いに対する深い信頼と相手の為に何かしてあげたい、助けてあげたいという純粋な気持ちに尊みがある。二人共本当に良い子なだけに尚更に。パトリシアとの関係は本格的に身分違いの恋になってきたな。彼女の半亡国の王女という立場の複雑さと、王女周辺の人が思いの外好意的なのがワンチャンありそうな気配を齎してる。アル自身も古代の知識を得て大魔法使いの道を着々と歩んでいるんですよねえ。
読了日：05月22日 著者：れもん
口もききたくないあいつと、自習室で甘い筆談 (MF文庫J)口もききたくないあいつと、自習室で甘い筆談 (MF文庫J)の感想
★★★☆　代々予定調和で続いてきた生徒会と部活連合の対立。その象徴として祭り上げられている真北と何南。立場上対立しているだけで個人的に嫌いあっている訳じゃなかったものの、何南が踏み込んだ事で背徳めいた秘密の関係も相まって、何か盛り上がっちゃったんですねえ。男としてはあんな風に好きを匂わされると意識しちゃうのはわかる。意識する所でなくて速攻こっちも好きになっちゃってる辺り、会長チョロいな、と思わないでもなかったが。でも、何南が踏み込んだ切欠が新聞部の報道にあったのを思えば、厄介ファンの狙い当たってる！？
読了日：05月24日 著者：持崎 湯葉
かくして少年は迷宮を駆ける3 色欲の迷宮と役立たずの魔法使い (MFブックス)かくして少年は迷宮を駆ける3 色欲の迷宮と役立たずの魔法使い (MFブックス)の感想
★★★★★　いやぁ……凄えわ。ちょっと面白さが尋常じゃなくない？　冒険譚の極みだろこれ。シズクが魔術学園に短期ながら通う事になり、まさかの学園編！？　と思いつつ、ウルは学校行かないしなあと思ってたらまさかのウルというストッパーの外れたシズクのサークラどころか学園クラッシャーの姫とかした魔性の女ムーヴが始まったんだけど！？　ヤバイぞこの女、ウルが居ないと無茶苦茶し始めたぞ、意図的に男連中の心を掌握して、弄んで、心バキバキに折りやがった、善意で！この子マジもんの魔性の聖女だ。ウルに叱られて正座させられてたがｗ
読了日：05月25日 著者：あかのまに
負けヒロインが多すぎる! (6) (ガガガ文庫 ガあ 16-6)負けヒロインが多すぎる! (6) (ガガガ文庫 ガあ 16-6)の感想
★★★★　焼塩がメインの話は青春色が濃くなるなあ。焼塩自身が活発で前向き天真爛漫なスポーツ少女である以上に、繊細で他人との距離感に悩む思春期の少女らしい所があるからなんだろう。そんな焼塩が温水には遠慮なく甘えているというのは実は相当なんじゃないだろうか。恋愛感情が今はまだ無い、というのは本当なんだろうけれど、それが嫌じゃないってのは間違いないのだろう。まあ温水は反応を伺うアプローチを片っ端からスルーのだが、苦笑いしつつもまだみんなその反応の無さに安心している時期でもあるんだろうな。
読了日：05月29日 著者：雨森 たきび
義妹なら本気になってもいいよね？ 1 (HJ文庫 て 02-02-01)義妹なら本気になってもいいよね？ 1 (HJ文庫 て 02-02-01)の感想
★★★☆　兄を意識してしまっていたが故に距離を置いてしまっていた妹が、兄の記憶を喪った事で蓋をし鎧ってしまっていた心が剥き出しになったという事か。記憶を喪っても想いは残り、記憶がないからこそ想いに素直になれてしまう、というのは記憶喪失モノとしては新鮮なアプローチだった。ついでに理性やリミッターも吹き飛んでる気もするが。「お前の運転席アクセルしか付いてねえのか？」には吹き出してしまった。後半行くほど作品として熟れてきたのか、義妹絶好調になっていった感じがします。巻を重ねるほどノリ良くなってくタイプだなこれ
読了日：05月30日 著者：手島史詞
-インフィニット・デンドログラム-21.神殺し (HJ文庫 か 09-01-21)-インフィニット・デンドログラム-21.神殺し (HJ文庫 か 09-01-21)の感想
★★★☆　この世界、国民が全滅するレベルの虐殺がポンポン起こっててティアンにとっては下手な魔王に侵略されてる世界より恐ろしい世界なんじゃないだろうか。今回は話の進行自体はあまりなく、マリーが超級殺しの名を得た過去エピソードが描かれている。どれほどの強者だろうと太刀打ちできなさそうな疫病王が、マリー以来あっさりと三連敗を喫しているのを見ると、この世界相性がほんと重要なのが見て取れる。肝心のマリーはトーナメントでは一回戦負けしてしまいましたし。本人わりと優勝してしまうつもりだったのは草が生えますなあｗ
読了日：05月31日 著者：海道左近

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