読んだ本の数：１９冊 うち漫画：６冊
つ、疲れた。本当に疲れた。心身ともに疲れ切った１ヶ月だった。
ここ数ヶ月も介護などでかなり追い詰められていたんだけれど、９月は仕事環境が激変したことでもうほぼプライベートが壊滅。これまで多少なりとも本を読んでた時間、休憩時間は仕事の調整で休憩なんてしてられないし、家に帰ってもぶっ倒れて疲れすぎて眠れなくて疲れと仕事の件で頭いっぱいで本読んでも頭に入ってこないもんだから、全然読めなかった。
長い事このブログやってきたけれど、こんなに本を読めなかったのは初めてだと思われ。ってか、本を読もうという意識すら忙しすぎてなかった、という感じはほんと初めて。気がつくと、何日も読んでない、週一の休日も気がつけば終わってるという感じで。
ラノベ読みとしての人生、一番やばかったかもしれない。
このラノのアンケートの投票期限も気がついたら過ぎてたもんなあ。これ、ギリギリまで粘ってるとヤバいかもしれない、と思ってかなり早めに投票しておいて良かった。ほんとに気がついたら締め切り日過ぎてたし。
月末あたりになってようやく余裕を取り戻せてきたので、一気に読めたんでようやく二桁読めた。それでもアウトプットの方は全然出来なかったんだけれど。
１０月はなんとか復調していきたい。今のところ、ジリジリと取り戻せてきている感はあるので。
【凶乱令嬢ニア・リストン ９ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 南野海風／刀 彼方 HJ文庫(2025/9/1)
【バスタード・ソードマン ６】 ジェームズ・リッチマン／マツセダイチ エンターブレイン(2025/8/29)
【汝、暗君を愛せよ】 本条謙太郎／toi8 DREノベルス(2025/8/6)
【弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!? １】 まさきたま ／和狸ナオ SQEXノベル(2025/9/5)
【放課後の迷宮冒険者(ダンジョンダイバー) ６ 日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます】 樋辻臥命／かれい GCN文庫(2025/9/20)
【貞操逆転世界のオタサーの王子様】 道造／うこ 富士見ファンタジア文庫(2025/9/20)
【凶乱令嬢ニア・リストン ９ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 南野海風／刀 彼方 HJ文庫
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【バスタード・ソードマン ６】 ジェームズ・リッチマン／マツセダイチ エンターブレイン
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【汝、暗君を愛せよ】 本条謙太郎／toi8 DREノベルス
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【弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!? １】 まさきたま ／和狸ナオ SQEXノベル
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【放課後の迷宮冒険者(ダンジョンダイバー) ６ 日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます】 樋辻臥命／かれい GCN文庫
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【貞操逆転世界のオタサーの王子様】 道造／うこ 富士見ファンタジア文庫
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以下に、読書メーター読録と一言感想
9月の読書メーター
読んだ本の数：19
読んだページ数：4688
ナイス数：157
凶乱令嬢ニア・リストン 9 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-09)の感想
★★★★ 一体何をやらかせば、まだ幼女なニア個人を国外追放にする羽目になるんだ、と首を捻っていたら、うんそれは仕方ないか、と納得する他ない事をやりましたねえ、ニアさん。魔法テレビの国内普及はやり切った、と自身で述べたように、以後は国外で力を隠さず大暴れして回ることに。本当の意味でのやりたい放題始まったよ！！ ここからが凶乱令嬢の本格始動か。外国とはいえ、国そのもの相手に思いっきり喧嘩買っていく、人型ロボットを堂々とぶん殴ってぶっ壊していくそのスタイル、痛快すぎて笑うしかないｗ
読了日：09月01日 著者：南野海風
私の怪談師はポンコツ可愛い 1 怪談収集はデートに含まれますか？ (HJ文庫 い 05-01-01)の感想
★★★☆ リアリティの問題じゃないよ、単純に喋りが問題なのでちゃんとした怪談師になりたいのなら、リアル霊障を体験するよりまず話術を学んだ方がいいと思います。という、言ってはいけない正論は置いといて。それぞれの人生に影を落とす傷跡を、お互いの存在が癒やしてくれる。キズの舐めあいではなく、前に進む原動力に出来る関係。咏が堂々と怪談師になると表明した事も、自分の霊能力に負の感情しか持たなかった青も、お互いの存在が支えになる良い関係の構築でした。しかし、青の体は気づかなかったな。挿絵も絶妙な構図でしたね、これ。
読了日：09月02日 著者：石川扇
その着せ替え人形は恋をする(13) (ヤングガンガンコミックス)
読了日：09月02日 著者：福田晋一
その着せ替え人形は恋をする(14) (ヤングガンガンコミックス)
読了日：09月02日 著者：福田晋一
その着せ替え人形は恋をする(15)(完) (ヤングガンガンコミックス)
読了日：09月02日 著者：福田晋一
ZINGNIZE(10) (リュウコミックス)
読了日：09月05日 著者：わらいなく
バスタード・ソードマン6の感想
★★★★ ちょっとまって、それはズルい。アーレントさん登場シーンのカラー口絵は過去一爆笑してしまったんだが。「やあ」ってなんだよ！ 足をセクシーに交差して手を後ろで組んで木にもたれかかって寂しげに微笑んでいるムキムキマッチョの禿げた初老の爺さん（上半身裸の下股引みたいなパンツ）のイラストが想像を遥かに上回るインパクトで、ほんまにひっくり返った。ここに関しては文章を上回るイラストならではの破壊力でありました。アーレントさん、これで作中でも屈指の聖人なんだよなあ。
読了日：09月09日 著者：ジェームズ・リッチマン
汝、暗君を愛せよ (DREノベルス ほ 1-1-1)の感想
★★★★ 自称暗君で実際革新的な事は何も起こさず、自分が牽引して国や時代を変えようという意思は皆無なんだけれど、調整型としてのカリスマ的名君ですよね。他人を殆ど信用していないのに、恐ろしいほどの信頼を寄せているというべきか。王としては惰弱な姿勢なんだけど、それが侮蔑軽蔑ではなく人の心を掴む形になってるんですね。時代を超越した、相手を個人としてただその人として見て、配慮し、対等に約束を守る事がこの上なく人誑しになってる。何もしない出来ない御輿になる為に、あらゆる手段を弄している、小心者なのに凄まじい胆だ。
読了日：09月11日 著者：本条謙太郎
弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!?(1) (SQEXノベル)の感想
★★★★ この世の地獄を煮詰めたような【TS衛生兵さんの戦場日記】の作者さんの作品とは思えないくらい、明るくスチャラカなノリのコメディ戦記なんですが、随所にドシリアスで下衆めいた現実が隠れてるので侮れない。それらを笑い飛ばしてしまうくらい、主人公のリシャリ姫がぶっ飛んでるんですが。どこが凡人だよ。ステータス的には平凡で虚弱かもしれないけど、人誑しっぷりが悪魔的なんですよね。やべえよこれ。これ部下集めより、敵対してるような相手の方がより威力があるもんだから、身内からも外交爆弾扱いされてるし。
読了日：09月17日 著者：まさきたま,和狸ナオ
魔弾の王と叛神の輝剣 2 (ダッシュエックス文庫)の感想
★★★☆ これまで様々な世界線を描いてきたシリーズだけど、実際に作中に並行世界という概念を持ち込んで、話の種筋に盛り込んできたか。そうなると、もっとオールスター的なスケールのでかい話に出来そうだったんだけど、だいぶこぢんまりとした感じになった感はある。主要登場人物少ないですしね。アヴィンはこれリュディの子なんか。ティグルが敵に操られるという展開だけど、この男敵に回るとやたらたちが悪いですね。弓という後衛のはずなのに、一人でエレン含めた前衛相手に主導権譲らないとか、敵対側目線に立つとヤバさが際立つ。
読了日：09月20日 著者：川口 士
いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう? 1 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：09月22日 著者：五十嵐 恭平
いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう? 2 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：09月22日 著者：五十嵐 恭平
放課後の迷宮冒険者 ６ 〜日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます〜 (GCN文庫 ヒ 01-06)の感想
★★★★ クドーくん、地球サイドで怪人と戦うと魔法使いじゃなくて拳法使いになるんかー。幼馴染の所属する戦隊が、割とガチでギスギスしてるのが気になる所なんだが、あの青緑は今後分からせてやりたい。ヒロちゃん、ヒーローとしては立派だけどクドーくんが居ないとダメ人間っぽさが漂ってるので、お世話好きのクドーくんとは相性ピッタリなんじゃなかろうか。クドーくんへの、アシュレイさんの寸評は気になる所なんだけど。ヒロちゃんは、クドーくんのそういう所気づいてるんだろうか。絶対の信頼を置いてるみたいだけど。
読了日：09月23日 著者：樋辻臥命
貞操逆転世界のオタサーの王子様 (ファンタジア文庫)の感想
★★★★ 凄く真っ当にアオハルしてる！！ 作者さんの低層逆転世界の女性陣って、頭のオカシイ獣欲塗れの変態ばっかりだったので、こっちのJKたちもヤバい子達なのかとちと構えていたのだけれど、年相応の欲望はあれどそれに流されない礼儀正しさと相手を尊重する敬意があって、滅茶苦茶良い子達じゃないか。王子様は世間知らずで無防備な所があって危なっかしいんだが、ちやほやするんじゃなくてちゃんと一人の人として接して、その上で甘酸っぱい思いを抱いている。アオハルだ。同時に、女同士の友情が分厚くて、爽やかさすら感じる作品でした
読了日：09月25日 著者：道造
ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女の感想
★★★☆ 前作が重苦しい世界観ながらもどこかコミカルに描いていたのと比べても、本作はダーク感が強い。ヒロイン二人も心にも体にも闇を抱えていて昏い情念の中にいたのが、出会い縁が結ばれた事で仄かに温かな関係が育まれ、後ろ向きじゃない支えと喜びが生まれていくの、実に良きガール・ミーツ・ガールでした。でも、それぞれの闇は一切解消されていないし、終わりに向けて進み続けている事は変わらないんですよね。魔女の記憶がない事が、よろしく無い縁が当人たちの知らない所で結ばれている気配もあるし。あと、ビジュアルが強い！
読了日：09月27日 著者：志瑞祐
魔術漁りは選び取る1 (MFブックス)の感想
★★★☆ 主人公のカナタ、孤児という身の上ながら恵まれていたのは、関わった大人達の多くが素晴らしく良い人達だったという事だろう。特に傭兵団の団長達、孤児を使い潰すんじゃなくて庇護する為に養ってたとか、子供らの為に地べた這いずって許しを乞えるとか、いい人どころじゃない自分の成すべきを見つけてる人達なんだよなあ。そして、カナタが引き取られた先の義母。他人の、それも孤児だったという子供に、あれだけの慈愛と母性を与えられる人がどれだけいるだろう。こういう大人達に子供が救われる話は読んでて心洗われます。
読了日：09月29日 著者：らむなべ
暗殺女帝ベルリュージュ 〜虐げられし皇女は愛を得て成り上がる〜 (MAG Garden NOVELS)の感想
★★★☆ 常に命を狙われる幼少時代から、敵は殺さねば生き残れないという指針を得ているのに、ベルは一番自分を憎んでいる姉エリマーレだけは敵と思いきれないのか。一番自分を殺そうとしてきている相手なのに、何ならアスタームよりもエリマーレの方に強く思いを残していそう。未練だなあ。ベル自身もわかっていながら踏ん切れないまま、事態に流されている。他に関してはきっぱりとした決断力や怯まない胆力を見せているので、余計に未練の強さがうかがえるんですよねえ。
読了日：09月29日 著者：宮前葵,匈歌ハトリ,シキセヒロ
魔女の断罪、魔獣の贖罪 (GA文庫)の感想
★★★ やること成すこと裏目ってますね、この主人公。その結果自分だけじゃなく周りや関係ない人まで巻き添えをくってしまっているのがかなり最悪。彼が悪いって訳じゃないんだけど、止められたにも関わらず決断してというよりもどこか日和ったか逃げたようにも見える判断の結果、必要ない犠牲が出てしまってるのよね。だからといって主人公が悪い訳じゃないんだが、責任を感じて罪悪感に苦しんでいるようでわりと引きずらずに同じような事を繰り返してしまっている辺り、ちょっとモヤッとする。あの人が主人公嫌ってた理由多少解かる気がする
読了日：09月29日 著者：境井結綺
配信に致命的に向いていない女の子が迷宮で黙々と人助けする配信 (ファンタジア文庫)の感想
★★★☆ ホントに配信向いてないね、この子！！ 言いたい事の十分の一も実際には言葉にならないし、わーっと話しかけられるとパニックになるし、そもそも誰かとコミュ取る事にさほど興味も関心もないので、積極的じゃないという。これぞコミュ障！ そんな子がスカウトされて、赤十字っぽい組織に所属する事になり、スタッフとしてダンジョン内での救護を行う物語なのだ。強くて可愛いくてコミュ下手の女の子をリスナーたちとひたすら小動物のように愛でイジるお話でした。癒やし。
読了日：09月30日 著者：佐藤 悪糖
読書メーター
つ、疲れた。本当に疲れた。心身ともに疲れ切った１ヶ月だった。
ここ数ヶ月も介護などでかなり追い詰められていたんだけれど、９月は仕事環境が激変したことでもうほぼプライベートが壊滅。これまで多少なりとも本を読んでた時間、休憩時間は仕事の調整で休憩なんてしてられないし、家に帰ってもぶっ倒れて疲れすぎて眠れなくて疲れと仕事の件で頭いっぱいで本読んでも頭に入ってこないもんだから、全然読めなかった。
長い事このブログやってきたけれど、こんなに本を読めなかったのは初めてだと思われ。ってか、本を読もうという意識すら忙しすぎてなかった、という感じはほんと初めて。気がつくと、何日も読んでない、週一の休日も気がつけば終わってるという感じで。
ラノベ読みとしての人生、一番やばかったかもしれない。
このラノのアンケートの投票期限も気がついたら過ぎてたもんなあ。これ、ギリギリまで粘ってるとヤバいかもしれない、と思ってかなり早めに投票しておいて良かった。ほんとに気がついたら締め切り日過ぎてたし。
月末あたりになってようやく余裕を取り戻せてきたので、一気に読めたんでようやく二桁読めた。それでもアウトプットの方は全然出来なかったんだけれど。
１０月はなんとか復調していきたい。今のところ、ジリジリと取り戻せてきている感はあるので。
★★★★★（五ツ星） ０冊
★★★★☆彡（四ツ星Dash） ０冊
★★★★（四ツ星） ６冊
【凶乱令嬢ニア・リストン ９ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 南野海風／刀 彼方 HJ文庫(2025/9/1)
【バスタード・ソードマン ６】 ジェームズ・リッチマン／マツセダイチ エンターブレイン(2025/8/29)
【汝、暗君を愛せよ】 本条謙太郎／toi8 DREノベルス(2025/8/6)
【弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!? １】 まさきたま ／和狸ナオ SQEXノベル(2025/9/5)
【放課後の迷宮冒険者(ダンジョンダイバー) ６ 日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます】 樋辻臥命／かれい GCN文庫(2025/9/20)
【貞操逆転世界のオタサーの王子様】 道造／うこ 富士見ファンタジア文庫(2025/9/20)
【凶乱令嬢ニア・リストン ９ 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録】 南野海風／刀 彼方 HJ文庫
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【バスタード・ソードマン ６】 ジェームズ・リッチマン／マツセダイチ エンターブレイン
Amazon Kindle BOOK☆WALKER DMM
【汝、暗君を愛せよ】 本条謙太郎／toi8 DREノベルス
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【弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!? １】 まさきたま ／和狸ナオ SQEXノベル
Amazon Kindle BOOK☆WALKER DMM
【放課後の迷宮冒険者(ダンジョンダイバー) ６ 日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます】 樋辻臥命／かれい GCN文庫
Amazon Kindle BOOK☆WALKER DMMブックス
【貞操逆転世界のオタサーの王子様】 道造／うこ 富士見ファンタジア文庫
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以下に、読書メーター読録と一言感想
9月の読書メーター
読んだ本の数：19
読んだページ数：4688
ナイス数：157
凶乱令嬢ニア・リストン 9 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-09)の感想★★★★ 一体何をやらかせば、まだ幼女なニア個人を国外追放にする羽目になるんだ、と首を捻っていたら、うんそれは仕方ないか、と納得する他ない事をやりましたねえ、ニアさん。魔法テレビの国内普及はやり切った、と自身で述べたように、以後は国外で力を隠さず大暴れして回ることに。本当の意味でのやりたい放題始まったよ！！ ここからが凶乱令嬢の本格始動か。外国とはいえ、国そのもの相手に思いっきり喧嘩買っていく、人型ロボットを堂々とぶん殴ってぶっ壊していくそのスタイル、痛快すぎて笑うしかないｗ
読了日：09月01日 著者：南野海風
私の怪談師はポンコツ可愛い 1 怪談収集はデートに含まれますか？ (HJ文庫 い 05-01-01)の感想★★★☆ リアリティの問題じゃないよ、単純に喋りが問題なのでちゃんとした怪談師になりたいのなら、リアル霊障を体験するよりまず話術を学んだ方がいいと思います。という、言ってはいけない正論は置いといて。それぞれの人生に影を落とす傷跡を、お互いの存在が癒やしてくれる。キズの舐めあいではなく、前に進む原動力に出来る関係。咏が堂々と怪談師になると表明した事も、自分の霊能力に負の感情しか持たなかった青も、お互いの存在が支えになる良い関係の構築でした。しかし、青の体は気づかなかったな。挿絵も絶妙な構図でしたね、これ。
読了日：09月02日 著者：石川扇
その着せ替え人形は恋をする(13) (ヤングガンガンコミックス)読了日：09月02日 著者：福田晋一
その着せ替え人形は恋をする(14) (ヤングガンガンコミックス)読了日：09月02日 著者：福田晋一
その着せ替え人形は恋をする(15)(完) (ヤングガンガンコミックス)読了日：09月02日 著者：福田晋一
ZINGNIZE(10) (リュウコミックス)読了日：09月05日 著者：わらいなく
バスタード・ソードマン6の感想★★★★ ちょっとまって、それはズルい。アーレントさん登場シーンのカラー口絵は過去一爆笑してしまったんだが。「やあ」ってなんだよ！ 足をセクシーに交差して手を後ろで組んで木にもたれかかって寂しげに微笑んでいるムキムキマッチョの禿げた初老の爺さん（上半身裸の下股引みたいなパンツ）のイラストが想像を遥かに上回るインパクトで、ほんまにひっくり返った。ここに関しては文章を上回るイラストならではの破壊力でありました。アーレントさん、これで作中でも屈指の聖人なんだよなあ。
読了日：09月09日 著者：ジェームズ・リッチマン
汝、暗君を愛せよ (DREノベルス ほ 1-1-1)の感想★★★★ 自称暗君で実際革新的な事は何も起こさず、自分が牽引して国や時代を変えようという意思は皆無なんだけれど、調整型としてのカリスマ的名君ですよね。他人を殆ど信用していないのに、恐ろしいほどの信頼を寄せているというべきか。王としては惰弱な姿勢なんだけど、それが侮蔑軽蔑ではなく人の心を掴む形になってるんですね。時代を超越した、相手を個人としてただその人として見て、配慮し、対等に約束を守る事がこの上なく人誑しになってる。何もしない出来ない御輿になる為に、あらゆる手段を弄している、小心者なのに凄まじい胆だ。
読了日：09月11日 著者：本条謙太郎
弱小国の王女に転生してしまいましたわ~!?(1) (SQEXノベル)の感想★★★★ この世の地獄を煮詰めたような【TS衛生兵さんの戦場日記】の作者さんの作品とは思えないくらい、明るくスチャラカなノリのコメディ戦記なんですが、随所にドシリアスで下衆めいた現実が隠れてるので侮れない。それらを笑い飛ばしてしまうくらい、主人公のリシャリ姫がぶっ飛んでるんですが。どこが凡人だよ。ステータス的には平凡で虚弱かもしれないけど、人誑しっぷりが悪魔的なんですよね。やべえよこれ。これ部下集めより、敵対してるような相手の方がより威力があるもんだから、身内からも外交爆弾扱いされてるし。
読了日：09月17日 著者：まさきたま,和狸ナオ
魔弾の王と叛神の輝剣 2 (ダッシュエックス文庫)の感想★★★☆ これまで様々な世界線を描いてきたシリーズだけど、実際に作中に並行世界という概念を持ち込んで、話の種筋に盛り込んできたか。そうなると、もっとオールスター的なスケールのでかい話に出来そうだったんだけど、だいぶこぢんまりとした感じになった感はある。主要登場人物少ないですしね。アヴィンはこれリュディの子なんか。ティグルが敵に操られるという展開だけど、この男敵に回るとやたらたちが悪いですね。弓という後衛のはずなのに、一人でエレン含めた前衛相手に主導権譲らないとか、敵対側目線に立つとヤバさが際立つ。
読了日：09月20日 著者：川口 士
いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう? 1 (ヤングジャンプコミックス)読了日：09月22日 著者：五十嵐 恭平
いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう? 2 (ヤングジャンプコミックス)読了日：09月22日 著者：五十嵐 恭平
放課後の迷宮冒険者 ６ 〜日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます〜 (GCN文庫 ヒ 01-06)の感想★★★★ クドーくん、地球サイドで怪人と戦うと魔法使いじゃなくて拳法使いになるんかー。幼馴染の所属する戦隊が、割とガチでギスギスしてるのが気になる所なんだが、あの青緑は今後分からせてやりたい。ヒロちゃん、ヒーローとしては立派だけどクドーくんが居ないとダメ人間っぽさが漂ってるので、お世話好きのクドーくんとは相性ピッタリなんじゃなかろうか。クドーくんへの、アシュレイさんの寸評は気になる所なんだけど。ヒロちゃんは、クドーくんのそういう所気づいてるんだろうか。絶対の信頼を置いてるみたいだけど。
読了日：09月23日 著者：樋辻臥命
貞操逆転世界のオタサーの王子様 (ファンタジア文庫)の感想★★★★ 凄く真っ当にアオハルしてる！！ 作者さんの低層逆転世界の女性陣って、頭のオカシイ獣欲塗れの変態ばっかりだったので、こっちのJKたちもヤバい子達なのかとちと構えていたのだけれど、年相応の欲望はあれどそれに流されない礼儀正しさと相手を尊重する敬意があって、滅茶苦茶良い子達じゃないか。王子様は世間知らずで無防備な所があって危なっかしいんだが、ちやほやするんじゃなくてちゃんと一人の人として接して、その上で甘酸っぱい思いを抱いている。アオハルだ。同時に、女同士の友情が分厚くて、爽やかさすら感じる作品でした
読了日：09月25日 著者：道造
ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女の感想★★★☆ 前作が重苦しい世界観ながらもどこかコミカルに描いていたのと比べても、本作はダーク感が強い。ヒロイン二人も心にも体にも闇を抱えていて昏い情念の中にいたのが、出会い縁が結ばれた事で仄かに温かな関係が育まれ、後ろ向きじゃない支えと喜びが生まれていくの、実に良きガール・ミーツ・ガールでした。でも、それぞれの闇は一切解消されていないし、終わりに向けて進み続けている事は変わらないんですよね。魔女の記憶がない事が、よろしく無い縁が当人たちの知らない所で結ばれている気配もあるし。あと、ビジュアルが強い！
読了日：09月27日 著者：志瑞祐
魔術漁りは選び取る1 (MFブックス)の感想★★★☆ 主人公のカナタ、孤児という身の上ながら恵まれていたのは、関わった大人達の多くが素晴らしく良い人達だったという事だろう。特に傭兵団の団長達、孤児を使い潰すんじゃなくて庇護する為に養ってたとか、子供らの為に地べた這いずって許しを乞えるとか、いい人どころじゃない自分の成すべきを見つけてる人達なんだよなあ。そして、カナタが引き取られた先の義母。他人の、それも孤児だったという子供に、あれだけの慈愛と母性を与えられる人がどれだけいるだろう。こういう大人達に子供が救われる話は読んでて心洗われます。
読了日：09月29日 著者：らむなべ
暗殺女帝ベルリュージュ 〜虐げられし皇女は愛を得て成り上がる〜 (MAG Garden NOVELS)の感想★★★☆ 常に命を狙われる幼少時代から、敵は殺さねば生き残れないという指針を得ているのに、ベルは一番自分を憎んでいる姉エリマーレだけは敵と思いきれないのか。一番自分を殺そうとしてきている相手なのに、何ならアスタームよりもエリマーレの方に強く思いを残していそう。未練だなあ。ベル自身もわかっていながら踏ん切れないまま、事態に流されている。他に関してはきっぱりとした決断力や怯まない胆力を見せているので、余計に未練の強さがうかがえるんですよねえ。
読了日：09月29日 著者：宮前葵,匈歌ハトリ,シキセヒロ
魔女の断罪、魔獣の贖罪 (GA文庫)の感想★★★ やること成すこと裏目ってますね、この主人公。その結果自分だけじゃなく周りや関係ない人まで巻き添えをくってしまっているのがかなり最悪。彼が悪いって訳じゃないんだけど、止められたにも関わらず決断してというよりもどこか日和ったか逃げたようにも見える判断の結果、必要ない犠牲が出てしまってるのよね。だからといって主人公が悪い訳じゃないんだが、責任を感じて罪悪感に苦しんでいるようでわりと引きずらずに同じような事を繰り返してしまっている辺り、ちょっとモヤッとする。あの人が主人公嫌ってた理由多少解かる気がする
読了日：09月29日 著者：境井結綺
配信に致命的に向いていない女の子が迷宮で黙々と人助けする配信 (ファンタジア文庫)の感想★★★☆ ホントに配信向いてないね、この子！！ 言いたい事の十分の一も実際には言葉にならないし、わーっと話しかけられるとパニックになるし、そもそも誰かとコミュ取る事にさほど興味も関心もないので、積極的じゃないという。これぞコミュ障！ そんな子がスカウトされて、赤十字っぽい組織に所属する事になり、スタッフとしてダンジョン内での救護を行う物語なのだ。強くて可愛いくてコミュ下手の女の子をリスナーたちとひたすら小動物のように愛でイジるお話でした。癒やし。
読了日：09月30日 著者：佐藤 悪糖
読書メーター
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