前回の記事です。



追放者食堂へようこそ! ★★★☆

アトリエちゃんかわゆす、でした。
冒険者パーティーを抜けて街の食堂の店主となりながら、わりと戦いっぱなしだった気がするぞ。包丁両手に持って暴れまわる店主が料理人、というのはこれ戦闘職カタナシですよね。あの食文化が完全に現代日本だったのは、かつて転生者が食文化そのものを染め抜いちゃった後の世界だからなんだろうか。店主は現地人みたいなんだが、チャーハンとかカツ丼とかが当たり前に出るんだよなあ。
ただあんまり美味しい料理を追求する、とかお客のために美味しい料理を出す、という料理に重点を置くストーリーじゃなく、追い詰められてる人達を店主のデニスが物理的に人助けしていく、というなかなか料理人とは、という所が突っ込まれる話だったと思うけれど、最終的にデニス本人が戦う料理人を目指す、という方向性を掴み取るという話になるので、ブレはないといえばブレはない。
しかし、常連の追放者同士でパーティーを結成するという流れには一切ならなかったなあ。なんでだろう、普通に仲良かったのに。






出禁のモグラ ★★★★☆

原作の漫画は雑誌の方で既読だったんだが、アニメ化思ってた以上に面白く仕上がってたなあ。いや、めちゃくちゃおもしろかった。こんな面白くなるとは思わなかった。
そう言えば同じ作者の地獄の鬼を主人公にした【鬼灯の冷徹】も、漫画としては面白かったけれどアニメ化して面白いのか? と思ったらメチャクチャ面白かったし、制作によっては絶品となる素材なのかもしれない。
【鬼灯の冷徹】よりも遥かに現代社会の人間の業というか、善悪で判断しきれない側面をコミカルかつ容赦なく暴き立て、慈しむ、なんかじわじわと胸を突くような感じ入るような恐れ入るような、不思議な話なんだけれど、まあ最終的に人って存在はとんでもねえなあ、と思わせつつ人って捨てたもんじゃないよなあ、とも思わせてくれる話の数々は、なんともなんとも。
ただ謎めいたモグラはともかくとしても、アニメで改めてみると真木くんと八重子ちゃん、めちゃいい奴なんですよねえ。それ以外の主要人物も根本の所で善良で確かに人って捨てたもんじゃないよなあ、と感じ入っちゃいます。
この作品、わりと普通のアニメではあんまりやんないようなところでぶつ切りに終わっちゃうんですけれど、えっ?そこで終わっちゃうの?というタイミングがさらに次回への引力になってて、あれかなり効果的だったなあ。