
【冒険者アル 4 あいつの魔法はおかしい】 れもん/sime TOブックス
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世界には知らないことがたくさん!
北方で滅んだ古代国家遺跡、魔道具「マジックバッグ」の中に広がる広大な空間……追いつかないほどの探索に、冒険者アルは夢を膨らませていた。このままいけば、ゴブリン(12年前死んだ妹の仇)根絶の方法を見つけるのもきっと夢じゃない。意気込み新たに故郷チャニング村近くの鉄鉱山で蛮族対処に赴いていたところ、何やら動きが怪しい。武器らしきものを作っていたうえ、彼らを支援する怪しい人影まで目撃してしまう! しかもその人物はなぜか、内乱中の隣国テンペスト王国のものと同じ馬車に乗っていて……?
肉親の死とつながる、隣国の思惑とは。謙虚堅実な少年が“古より今を創る”王道ロードファンタジー第四弾!
そういえばアルって、実家は平民じゃなくて騎士爵の家柄なんでしたっけ。本人は上に兄がいる三男……三男ですよね? ともかく、家を継ぐ事は出来ないんで祖父に習った魔法を頼りに冒険者を志したわけで、実家を飛び出したとか縁がなくなったわけではなく、普通に家族とは仲もいいわけだ。
以前は鉄鉱山の発見を実家の父の手柄に出来るように働いたりもしてましたし。
そういう訳で、アル自身も様々な功績をあげたうえで学友のナレシュくんの怒涛の出世を手伝ったりで、匿っているパトリシア姫を迎えるための土地の準備やアル本人はあんまりちゃんと考えてないみたいだけれど、相応の身分を得るための形式は徐々に整いだしていたのだけれど、テンペスト王国の内紛の情勢が刻々と変化していく中で、状況も一気に動いてきたなあ。
本来これって一般冒険者のアルには関係ないスケールの話のはずなんだけれど、何しろ今は新進気鋭の英雄として名を馳せ始めているナレシュくんが、テンペスト王国からの亡命者たちとガッツリ関わらざるを得なくなっているし、何より恋仲となっているパトリシア姫があちらの人ですから、アルとしてももう逃げられないくらい首突っ込んでいると言える
その上、今回プレンティス侯爵家がアルたちの暮らすシルヴェスター王国に対して、秘密裏に蛮族を支援して国内の擾乱を図っていることが発覚しましたし。って、これもアルが気づいて証拠掴んだわけですけれど。
動画を撮影できる魔法とか、凄い魔法があるんだなあ。しかも、ほぼドローンと言って良い遠隔視認魔法を併用して遠距離で撮影まで出来るって。アルの場合、これに視認や魔法感知を回避するステルスまで付与しているわけで。
まあともかく、それらを駆使して不審な動きをしている魔法使いを発見し、動かぬ証拠を掴んできたわけである。動画まで在るから説得力が違いますよ、これ。
元々、ナレシュくんだけじゃなく、学友を通じて結構いろんな方面に人脈が広がっている上に、これまでの仕事から実働側の騎士のエライさんとも交流があるものだから、報告からの動きが早い早い。
ただ、この支援された蛮族が人を襲って回る範囲には、アルの故郷であるチャニング村付近のこれから開発に着手しようという鉄鉱山も含まれていて、プレンティス侯爵家の暗躍の阻止はアルにとってお手伝いじゃなく、自分たち自身の問題にもなってきたわけですね。
アルやその家族にとって、蛮族の撲滅はアルの双子の妹であるイングリッドがやつらに襲われて行方不明、実質殺された事に間違いはなく、妹の仇として主要命題になっていると言って良い。
イングリッドの死はアルにとって深い傷になっているのだけれど、これまであんまり描かれていなかったけれど、他の兄弟たちにとってもこの一件は重いものだったんですね。
騎士として働いている長兄のギュスターブも、プレンティス侯爵家が蛮族の繁殖に手を貸しているとしって感情を抑えきれないくらい怒り狂っているのを見て、良い家族だなあとちょっとほっこりしてしまいました。
兄貴もこれ、普通に騎士として優秀だし人格的にも真面目で立派で家族思いで、とアルが特に何の憂いもなく家のことは兄弟に任せればいいや、とのびのびと夢を追って冒険者はじめたのもよくわかります。
今回の一連のプレンティス侯爵家の動向に対しての、シルヴェスター王国側の応答に際してアルは兄であるギュスターブの従者という形で、王族の護衛で活躍したことで、なんかアル個人が高い身分を得ていくだけじゃなく、実家の方も出世していきそうじゃないですかこれ。兄貴、どうやらこれ新しく家を起こせそうな勢いですし。しかも男爵家。
アル自身、行きがかり上ですけれど、シルヴェスター王国の第二王子とも知己を得て、どうやらテンペスト王国の精鋭魔法使いと比べると二枚も三枚も実力が劣っていると発覚し始めているシルヴェスター王国側でも抜きん出た実力を持つ魔法使いだ、という認識も公のものとなってきましたし。
知名度アップしてるんだよなあ、これ。
何気にアルくんって、自分が考えた工夫や古代遺跡などで得た魔法の知識、使い方なんか、自分の立場に危険が及ぶ情報は丁寧に区分けしつつ、出して良い情報は惜しみなく知りたがってる人に教えるので、彼を見くびらずに親しくしている人達、特に魔法関係の人達はみんな実力引き上がってる節があるので、アルの存在が王国の魔法使いの質の底上げにも関わりだしてるんですよねえ。
まあ、嫉妬して敵視する保守派閥の人達も多いのですけれど。
ただ本当にナレシュくん筆頭に、学校時代の友人の絆が身分関係なく深い上に、そこから派生していく人脈がいつの間にか相当広がっていってるので、一冒険者とは思えないくらい容易に手を出せない人物になりつつあるんだよなあ、アルって。
まあ関わる人みんなアルの事が好きになるのも当然、ってくらいアルって親切親身で義理堅く温和で惜しみなく手を伸ばしてくれる子だから、みんなこの子のために何かしてあげたい、と思ってしまうのでしょうね。
今回も、あれこれ忙しいのにオーソンの古傷の治療にもずっと付き添っていましたし。
これでホント、呪文書と見ると途端に理性と見境がなくなる所さえなければ完璧超人なんでしょうけれどw
この子、王族の護衛放り出して旅先の街で呪文書買い漁りに行こうとしてたぞ。実際行ったし。
しかも金に糸目をつけない、有り金全部ぶっ込んで些かも後悔しない浪費家な所があるからなあ。
パトリシア姫、将来的にはアルの財布に関しては管理しておいた方がいいんじゃなかろうか。
そう言えば、パトリシア姫を研究塔で匿うことになったわけですけれど、転移がわりと自由に出来ることから気軽に未踏の地にある研究塔に行き帰りしてるんですけれど、これもう傍目には郊外の新築の家の新婚夫婦みたいな風情がありますよ。
パトリシア姫としたら、本当ならこのままが一番幸せなんでしょうけれど、まだ姫として混乱する故国の状況に対しての責任感が引っかかってもいるようですし。
パトリシア姫との仲が公のものにならなくても、テンペスト王国の内紛に何らかの決着がつかないと姫も心休まらないか。
いずれにしても、開戦待った無しになったからなあ。不安というか不穏なのは、どうもプレンティス侯爵家の実働部隊の方でもアルの存在が注目されてしまっているらしきところか。あからさまに狙われたし、今回。
頼りになる味方も多くなり、人脈も広がっているけれど、活躍に応じて国内外問わず彼を敵視する人達も着実に増えてきているわけで、次回もどうやらその辺りがポイントになってきそう。
以前は鉄鉱山の発見を実家の父の手柄に出来るように働いたりもしてましたし。
そういう訳で、アル自身も様々な功績をあげたうえで学友のナレシュくんの怒涛の出世を手伝ったりで、匿っているパトリシア姫を迎えるための土地の準備やアル本人はあんまりちゃんと考えてないみたいだけれど、相応の身分を得るための形式は徐々に整いだしていたのだけれど、テンペスト王国の内紛の情勢が刻々と変化していく中で、状況も一気に動いてきたなあ。
本来これって一般冒険者のアルには関係ないスケールの話のはずなんだけれど、何しろ今は新進気鋭の英雄として名を馳せ始めているナレシュくんが、テンペスト王国からの亡命者たちとガッツリ関わらざるを得なくなっているし、何より恋仲となっているパトリシア姫があちらの人ですから、アルとしてももう逃げられないくらい首突っ込んでいると言える
その上、今回プレンティス侯爵家がアルたちの暮らすシルヴェスター王国に対して、秘密裏に蛮族を支援して国内の擾乱を図っていることが発覚しましたし。って、これもアルが気づいて証拠掴んだわけですけれど。
動画を撮影できる魔法とか、凄い魔法があるんだなあ。しかも、ほぼドローンと言って良い遠隔視認魔法を併用して遠距離で撮影まで出来るって。アルの場合、これに視認や魔法感知を回避するステルスまで付与しているわけで。
まあともかく、それらを駆使して不審な動きをしている魔法使いを発見し、動かぬ証拠を掴んできたわけである。動画まで在るから説得力が違いますよ、これ。
元々、ナレシュくんだけじゃなく、学友を通じて結構いろんな方面に人脈が広がっている上に、これまでの仕事から実働側の騎士のエライさんとも交流があるものだから、報告からの動きが早い早い。
ただ、この支援された蛮族が人を襲って回る範囲には、アルの故郷であるチャニング村付近のこれから開発に着手しようという鉄鉱山も含まれていて、プレンティス侯爵家の暗躍の阻止はアルにとってお手伝いじゃなく、自分たち自身の問題にもなってきたわけですね。
アルやその家族にとって、蛮族の撲滅はアルの双子の妹であるイングリッドがやつらに襲われて行方不明、実質殺された事に間違いはなく、妹の仇として主要命題になっていると言って良い。
イングリッドの死はアルにとって深い傷になっているのだけれど、これまであんまり描かれていなかったけれど、他の兄弟たちにとってもこの一件は重いものだったんですね。
騎士として働いている長兄のギュスターブも、プレンティス侯爵家が蛮族の繁殖に手を貸しているとしって感情を抑えきれないくらい怒り狂っているのを見て、良い家族だなあとちょっとほっこりしてしまいました。
兄貴もこれ、普通に騎士として優秀だし人格的にも真面目で立派で家族思いで、とアルが特に何の憂いもなく家のことは兄弟に任せればいいや、とのびのびと夢を追って冒険者はじめたのもよくわかります。
今回の一連のプレンティス侯爵家の動向に対しての、シルヴェスター王国側の応答に際してアルは兄であるギュスターブの従者という形で、王族の護衛で活躍したことで、なんかアル個人が高い身分を得ていくだけじゃなく、実家の方も出世していきそうじゃないですかこれ。兄貴、どうやらこれ新しく家を起こせそうな勢いですし。しかも男爵家。
アル自身、行きがかり上ですけれど、シルヴェスター王国の第二王子とも知己を得て、どうやらテンペスト王国の精鋭魔法使いと比べると二枚も三枚も実力が劣っていると発覚し始めているシルヴェスター王国側でも抜きん出た実力を持つ魔法使いだ、という認識も公のものとなってきましたし。
知名度アップしてるんだよなあ、これ。
何気にアルくんって、自分が考えた工夫や古代遺跡などで得た魔法の知識、使い方なんか、自分の立場に危険が及ぶ情報は丁寧に区分けしつつ、出して良い情報は惜しみなく知りたがってる人に教えるので、彼を見くびらずに親しくしている人達、特に魔法関係の人達はみんな実力引き上がってる節があるので、アルの存在が王国の魔法使いの質の底上げにも関わりだしてるんですよねえ。
まあ、嫉妬して敵視する保守派閥の人達も多いのですけれど。
ただ本当にナレシュくん筆頭に、学校時代の友人の絆が身分関係なく深い上に、そこから派生していく人脈がいつの間にか相当広がっていってるので、一冒険者とは思えないくらい容易に手を出せない人物になりつつあるんだよなあ、アルって。
まあ関わる人みんなアルの事が好きになるのも当然、ってくらいアルって親切親身で義理堅く温和で惜しみなく手を伸ばしてくれる子だから、みんなこの子のために何かしてあげたい、と思ってしまうのでしょうね。
今回も、あれこれ忙しいのにオーソンの古傷の治療にもずっと付き添っていましたし。
これでホント、呪文書と見ると途端に理性と見境がなくなる所さえなければ完璧超人なんでしょうけれどw
この子、王族の護衛放り出して旅先の街で呪文書買い漁りに行こうとしてたぞ。実際行ったし。
しかも金に糸目をつけない、有り金全部ぶっ込んで些かも後悔しない浪費家な所があるからなあ。
パトリシア姫、将来的にはアルの財布に関しては管理しておいた方がいいんじゃなかろうか。
そう言えば、パトリシア姫を研究塔で匿うことになったわけですけれど、転移がわりと自由に出来ることから気軽に未踏の地にある研究塔に行き帰りしてるんですけれど、これもう傍目には郊外の新築の家の新婚夫婦みたいな風情がありますよ。
パトリシア姫としたら、本当ならこのままが一番幸せなんでしょうけれど、まだ姫として混乱する故国の状況に対しての責任感が引っかかってもいるようですし。
パトリシア姫との仲が公のものにならなくても、テンペスト王国の内紛に何らかの決着がつかないと姫も心休まらないか。
いずれにしても、開戦待った無しになったからなあ。不安というか不穏なのは、どうもプレンティス侯爵家の実働部隊の方でもアルの存在が注目されてしまっているらしきところか。あからさまに狙われたし、今回。
頼りになる味方も多くなり、人脈も広がっているけれど、活躍に応じて国内外問わず彼を敵視する人達も着実に増えてきているわけで、次回もどうやらその辺りがポイントになってきそう。










































































































































































































































































































































































































































































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