今年の大河ドラマ、近年になく面白い、というか今までで一番いいよ。

今回は山南さんの切腹の回。
大概の新撰組の作品というものは、焦点が特定の人物に集まりがちで、主人公になっている人物は個性的なものの、脇役に回っているときは特徴の無いその他大勢に成り下がってしまっている場合が結構多い。その点、この三谷さんの脚本の新撰組は、それぞれの個性と立場、何より個々に独立した思惑が根ざしているのを本当に上手く演出している。今回の永倉の「自分たちも抜ける!」という台詞に強くそれを感じました。
話の本流から逸れないままに、源さんや永倉、原田といった面々をこうも上手く引き立たせてる新撰組作品ってなかなか無いですよ、うん。

なんにせよ、今回は土方に尽きる。
山南本人含め、他の連中の演技も素晴らしかったけど、あんまり台詞がなかった土方の一挙手一投足が筆舌しがたいほど雄弁で、物凄く引き込まれました。
そして最後、あんな風に泣き崩れるとは思わなかった。意表を突かれただけに思わずもらい泣き。
元々山本さん演じる土方はむちゃくちゃ好きだったんだけど、今回の最後のあの男泣きで死ぬほど愛してるに変わりました(w
思い出しただけで泣けてくる。
素晴らしかった。