徒然雑記

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書籍感想(2007〜

ドラゴンキラー売ります  

ドラゴンキラー売ります (C・NovelsFantasia う 2-3)

【ドラゴンキラー売ります】 海原育人/カズアキ C★NOVELSファンタジア


小悪党小悪党と連呼される主人公のココ。確かに、野心のせせこましさやややも短絡的なところ、小心者で暴力を愛し保身に手段を選ばないところなんか小悪党然としているんだけど……。
私が見る限り、この一旦身内と認めた相手には、主義主張を曲げても、身の程を逸脱しても、どんな卑劣で悪辣で乱暴な手段を使おうと、自分の命が危険にさらされようと、スジを通し、その身や将来を守ろうとする姿は、むしろゴッドファーザー的な懐の深さを感じるんですけどねえ。
どう見ても非道で金にうるさく暴力を好み、人間の屑に分類されるしかないココという人間を、堅苦しいくらいの正義感の持ち主のリリィやアルマが、信頼したり懐いたりしているのは、その辺のココの器量があるんじゃないでしょうかねえ。
実際、ココの身内への甘さは、他人への辛辣さ冷徹さと比べると別人かとすら思うようなものがある。特に、アルマへのそれは物凄いまともだもんな。幼い彼女を一個の人格として認めて意見を聞いたり、いずれはこんな腐った街から出してちゃんとした教育を受けさせなければと考えたり、ある意味リリィより真っ当に彼女の将来考えてるんだもんなあ。
思えば、二巻での元上官に対してのグズグズした態度も彼を身内の一人と捉えていたと思えば、いろいろと納得できる。どれほど理不尽な態度、横暴な行為に晒されても、我慢していたのは、彼が元上官という立場的なものじゃなくて、同じ戦場を戦った戦友で、過去には好意を抱いた相手であり、ある種の負い目を背負った人として、身内と捉えていたんだろうな。
だけど、一旦身内ではない他人とそいつを分類した瞬間から、ココは彼を冷徹にゴミくずのように切って捨てる。相手もろくでなしだったから、決別したとはいえ、その割り切り方、身内とその他の区別の峻烈さは、ちょっと凄いものがあるね、この人は。
その意味でも、マフィアのドンっぽいというかなんというか。

ろくでなしなのは間違いなく、悪人なのも間違いない。でも、ちゃんと自分が人間のクズだと理解していて、何がまともで正常なことなのかも分かっていて、自分のやれることやれないことを見極める賢明さも持ち合わせている。それでいて、身内のためならそうした賢明さも保身もかなぐり捨てて守ろうとする。そこには決然とした意思とか信念があるわけじゃない。内心は嘆きうろたえ後悔し呪詛し尻尾をまいて逃げようとすることを肯定し推薦し奨励している。でも、自分はバカで愚か者だと頭を抱えながら、結局自分の命や立場、安全を無視した行動に出てしまう。
リリィみたいな堅物女だからこそ、こうした普段小憎たらしくても可愛げのある男にゃ、惚れちまっても仕方ないのでしょう。こんな頼りなくて頼もしい男、自分が傍にいてやらにゃあ、という気になっても仕方がない。
しっかりもののちっちゃいアルマも、そんな自分がいないと、って気持ちがあったんじゃないかなあ。だからこそ、最後、ココの指示を拒絶して我儘を貫いたんじゃないだろうか。

破滅的な状況から、なんだかんだと和やかな終幕にニヤニヤしつつ、これで終わりというのは残念だなあ、と思うのは思ってた以上にこのろくでもない街のろくでもない連中のことが気に入っていたのかもしれません。
全三冊というお手頃ですし、オススメ。

“文学少女”と月花を孕く水妖  

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫 の 2-6-6)

【“文学少女”と月花を孕く水妖】 野村美月/竹岡美穂 ファミ通文庫


いったい、この遠子先輩という人は何者なんだろう。自称文学少女。心葉くんが言うところの、物語を食べる妖怪。でも、幻想の領域に住むアヤカシの類というには、彼女にはちゃんと住む家があり通う学校があり、友達がいて家族同然の人もいて、ちゃんと日々を生きている。彼女は、彼女としてちゃんと存在している。
でも、普通の人間というには、どこか存在感があやふやなのだ。今にも消えてしまいそうな儚さを垣間見る瞬間がある。次の瞬間、何の痕跡も残さず、この世界から消え去ってしまいそうな、そんな心もとなさ。

今回の物語は番外編。時系列としては二巻の後。夏休みの出来事。80年前に起こった事件の再現であり、遠子先輩の天敵であり親友である【姫】こと麻貴先輩の物語だ。
だがしかし、今回の話の深層に横たわっていたのは、徹底して遠子先輩の物語だったのではないだろうか。百合の心情。泉鏡花のネームの元となった鏡花水月の言の葉。鏡花の描く物語に刻まれた一連の作風。それら輻輳的に込められた意味の底辺に通じるのは、いまだ秘められた遠子先輩の想いと運命。
エピローグで示された未来からの回想。そこに込められた、身震いするほど切ない想い。思い出への郷愁。
第七巻卒業編がいかなる物語になるのかを自然と想起させる淡くも強烈な思いの発露に、どこか打ちのめされた感すらある今巻でした。


ダークエルフの口づけ   

ダークエルフの口づけ 4 (4) (富士見ファンタジア文庫 21-84 ソード・ワールド・ノベル)

【ダークエルフの口づけ 検曄\鄂傭虧澄芯婆祥ァ”抻慮ファンタジア文庫


これは非道い!(褒め言葉
ここまで人の生命や尊厳が虫けらみたいに扱われてる世界は見たことない。人間なんてものは、利用されて殺されるためだけに存在しているみたいな、凄まじいまでに価値が認められていない。
悪徳に塗れた都や世界は、他の作品にも少なからず見受けられる。【され竜】や【薔薇のマリア】。【ドラゴンキラーあります】なんかもそうか。これら、法や秩序が塵芥のようなもの、欲望だけが優先される、そんな悪や力が栄える街を舞台にした作品は、でもそんな中でも足掻きもがき諦めや絶望にとらわれながらも、どんな形だとしても人間らしく人が生きていた。
でも、この物語の舞台となる混沌の王国ファンドリアの闇の深さと来たら……。そんなささやかな人の願いや抗いを徹底的に無視し排斥したように、悪意と欲望、権謀術数が無力な人々、争いに敗れた人々を押し流していく。
善意は、温かい想いやりは、ささやかな願いは、利用されるためにあるものなのか。
なまじ、この泥沼の闇のような世界の中で、丁寧に切ない願いや優しさが描かれているから、それが容赦なく叩き潰され、吐きだめに捨てられる様が痛烈な無常観に苛まれる。
その利用する側が、もし感情などを持たない本当に冷徹非情な人間だったならこれほど暗澹たる気分にならなかったかもしれない。隙にならぬほどかすかな刹那、垣間見せる人間らしい情愛、複雑な感情。
ため息が出る。
ダークエルフの口づけは死の宣告。本当に最後まで、アマデオに対してのベラの感情はその素顔を見せなかった。まさしく鉄壁。溶けることの無い絶対氷河のままでした。だけど、あの口づけ、死の宣告こそがベラの、ベラなりの最大限のアマデオへの回答だったのではないだろうか。
本当に、温かみなんて欠片もない冷たさだけで出来たような女性だったのに、この闇に沈んだ迷宮のような世界の中でこの人、ベラにだけ、揺るがない強い優しさを感じさせられました。
なにか、不思議なキャラでしたね。

虎は躍り、龍は微笑む 落日の賦、暁星の詩  

虎は躍り、龍は微笑む落日の賦、暁星の詩 (ファミ通文庫 う 1-5-3)

【虎は躍り、龍は微笑む落日の賦、暁星の詩】 嬉野秋彦/オカアサハ ファミ通文庫


まさに、コハクとリュードの友情に尽きる物語でした。そりゃ、カーシャもツイフォンも妬くよ。前回のコハクの素性の判明に続き、リュートも不明だった父親の正体が判明する。
やっぱり、あの人だったのか。
これまで常にクールで冷静で思慮深く、短気で喧嘩早いコハクを諭し手綱を握る役回りだったリュードが見せた、年相応の感情の爆発。
だが、それが理不尽な方向に歪もうとしたとき、本気で怒り狂い拳を叩きつけたのがコハクでした。
なんかもう、友情に鉄拳といえば定番なんだけど、泣きそうになった。嬉野先生は、書いて書いて書きまくってた多産型作家さんだけど、書いて書いて書きまくって経験値増やした人なのかなあ。近年の情感たっぷりの物語を読んでると、ほんとにいい作品書くようになったと実感する。昔から好きな作家さんでしたけど、歯ごたえのある話、書くようになったと思う。
リュードの母ルージュとその父親との悲恋が、思いのほか両人の想いが深くて、胸にキました。リュードの父親との邂逅と別れ。それが無為なものにならなかったのは、やはりコハクのさまざまな思いがこもった一発があったからなんでしょうね。
そして、互いに互いの危機に躊躇いもせず死地に飛び込んでいくコハクとリュードの友情。いや、友情なんて言葉では表しきれない絆。お互い、気持ちを通じ合わせた女に引き留められながら、それを振り切って、だもんなあ。
あの氷と謳われたツイフォン先輩の、縋るようなしがみつくような告白と訴えを振り切って行くリュード。
こういっちゃなんですけど、もともと気障でしたけど、このときのリュードの気障っぷりは尋常ではなく、ああもう、認めよう。めちゃくちゃカッコイイ。私も男です。泣いてすがって好きだ、行くなという女を振り切って行く男は、とてつもなく憎たらしく、それでいて憧れるものなのです。
んでもって、コハクもおんなじことやらかしてんだよなあ。自分の生き方を曲げてしまったら、その瞬間自分は自分でなくなってしまう。みなに認めてもらっていた自分でなくなってしまう。カーシャが好きになってくれたのもそんな自分。なら、どんなに引き留められようと、自分の生き方を貫く。信念とはまた少し違う、生き様のようなもので。不器用だな、ほんとに。でも、そこが魅力的なんだから仕方ない。

これは一つの国の滅びの物語で、同時に二人の男の子が少年の時代を終えて大人になる物語。

いや、それにしても、嬉野先生は昔は全くと言っていいほど恋愛話は書かなかったのに、チキチキの最終幕で鳳月と麗芳の見事な活劇恋愛譚を完成させて以降、ほんとにイイ恋愛話書くようになったなあ。
今回もまた、堪能させてもらいました。

暴風ガールズファイト 2  

暴風ガールズファイト 2 (ファミ通文庫 (さ3-5-2))

【暴風ガールズファイト 2】 佐々原史緒/倉藤倖 ファミ通文庫



うっ、うっ、うおおおおおおおおおおお!

MARVELOUS!!

MARVELOUS!!

MARVELOUS!!

素晴らしい!
最高!
超最高!!
凄い、素晴らしい、最高傑作!!
絶叫、咆哮、爆笑、号泣!
もう、どうしろってんだ!!(大興奮状態

はぁ、はぁ、はぁ(深呼吸して

大傑作!!

もうあり得ないほど傑作! 大傑作! 最高!
間違いなく、本年度でも二指に入る大傑作!! ひゃっほう! いやっふう!!
うわっ、もうやっべえっすよ。本年度中に【BBB7】以外で、またこれほど興奮させられる、魂のレベルで恍惚とさせられる、絶叫せずにはいられない作品に出会うとは。巡り合えるとは。
うおおおおおおおおお!!(落ち着け

これ、一応この巻できれいに終われるように締めてありますけど、続かんとウソでしょう? あとがきでは売れ行き次第とか書いてますけど、これで終わりなんてあり得ないでしょう!?
そんなの、業界の
大損失じゃろうがッ

というか、私の人生の
大損失じゃろうがッ

な、ななな何冊買えばいい? 十冊か? 二十冊か!? 個人に出来る売上への貢献など限られておりますが、やれることはやらせていただきますぞ。
とりあえず、まずはもう一冊bk1で注文だ!!
いや、これこそお決まりの定例に倣って鑑賞用、保管用、普及用と三冊分購入するべや!
私は今、猛烈に感動しているぅぅぅ!!(本気で落ち着け

はぁ、はぁ、はぁ。

すみません。お見苦しいところをお見せしました。
でも、とりあえず皆さん、これ買え。買え。買え。
私に続きを読ませるために、買え。

買え〜〜〜〜〜(呪呪呪


今回の表紙は、ついにというか本命というか、真の主人公にして語り部にして元優等生令嬢にして学級委員長。真・影番。麻生広海。
ああ、広海さま。その黒さたるやますます磨きがかかって最高級の黒壇のごとく。

「ありがとう、アナタは親切な人デース」
「よく言われます。わたしは麻生広海と言います。みんなは級長と呼んでいます」
「キューチョー?」
「いちばん偉いという意味です」



敵に回せば魔王のごとく、味方にすれば史上最強。その恐ろしさは仲間たちの方がよく分かっているようで

「こらあ、廊下は走るな! これ以上走るなら、明日からわたしがおまえら全員の敵に回ると思えッ!!」


さりげなく、同級生に対して言う脅し文句じゃありません(笑
それでいて、とてもじゃないけど大人だろうが教師だろうがまともに言うことを聞きそうにないメンツが、ビシッと一糸乱れぬ動きで言うことを聞いてしまうあたり、彼女を敵に回した相手がどうなるのか、麻生広海が本性を現して以降一番間近で見てきた面々ゆえの恐ろしさが骨の髄までしみ込んだ脊髄反応として現れておりますww

「正論で世の中すべてのカタがつくっていうのなら、わたしはあと10年で世界征服してみせるわよ」
「い、言い切った! アソーさんが言い切ったッ」
「この人の場合、本当に出来そうなところがなんとも……」
「10年と猶予をおいたあたりが、よりリアルですわね」
泣きそうな五十嵐と目を逸らす長谷川と納得する宮前。いや、そこはツッコんで欲しかったんだけど。

「いーや。これで相手が油断してくれりゃ御の字。ていうか、絶対にした。ああいう手合いは自分の都合のいいことしか覚えていられないんだから」
「あ、相変わらず抜け目のないお人や。恐ろしい」
「キューチョー、こわいデスカー?」
「怖いで。貞子も伽椰子もこの人にはかなわへん。キラやL相手でもいいとこいくで。日本最終兵器として輸出したいぐらいや」
「言いたい放題かよ」



そんな麻生さんにも、ほのかに将来的なラブな展開を匂わせるフラグも立ったりして、そっち方面でも期待が募ってたのになあ。
続き〜〜


目指せラクロス日本一。一巻にて、その熱い思いを共有するに至ったラクロス同好会の面々だけど、いまだメンバーは8人。正式な試合をするためには12人のメンバーが必要で、その前に学校に学外活動のできる部活として認めてもらうためには十人の部員が必要となる。
合宿のため、試合のため、そして日本一を目指すため。残り四人のメンバー探しに奔走する麻生たち。
いやー、冷静になって考えれば、なんと今回、新メンバー含めてラクロス部のメンツだけでも十二人もいるんですね。ページ数も限られているはずなので、一人一人に多く文章量を費やしているはずはないのですが、いやはや、十二人もの人間がひしめいているとは思えないくらい、すんなりとみんな個性を発揮し、自己主張して前面に張り出しております。
もう一人の主人公。ちっこい爆弾暴風娘五十嵐千佳、腹黒白雪宮前雪乃、オタク関西ポニテ娘の嶋あかねに、ラクロス部最後の良心元サッカー部ゴーリー長谷部悠里、性格発育生意気中坊小坂依奈、そして無愛想クールな黒田先輩に、弱虫泣き虫部長大西先輩。
そして新キャラクターに日本型オカルトオタクの方向音痴豪州娘カレン・バクスター。女学院の王子様、タカラヅカの活造り九條香月に双子の高梨光葉と明葉。
新キャラで双子で同じく新キャラの九條の親衛隊、という一番影薄くなりそうな立場だった光葉と明葉ですら、最後にゃキラキラ輝いてたもんなあ。

熱い、ひたすらに熱い初の公式試合。
初めての勝利。
そして、初めての敗北。

本気で何かに取り組み、成し遂げようとし、そして打ち砕かれる。
本気だったからこその、悔しさ、無念さ。でも、それでも本気だからこそ輝くもの。
強くなりたい。
雨の中、導き出された光景は……泣きました。泣くよ、泣けましたよ。うおおおおおおおおお!!

今まで、最高のスポーツ系ラノベは間違いなく【銀盤カレイドスコープ】だと思っていましたけど、あちらは言うなれば個人競技。
チームで、仲間で戦うスポーツモノとしては、間違いなくこれが一番。
まだメンバーも揃わず、初心者の域からも脱していなかった前巻の比べて、十二人の正式メンバーがそろい、みっちりと練習し、挑んだ公式戦。これでもかっ、というくらいにラクロスという競技の魅力が満載で、いや燃えた。興奮した、ゲームの描写、読んでて楽しかった。

繰り返しますけど、これほどの作品がここで終わってしまうなんて、どう考えてもあり得ないです。損失です。もったいないです。
というか、いやだーーーー!!!
いやだーー!
いーーーやーーーだーーーっっ!!(じたばた

さあ、読みましょう。
私立聖ヴェリタス女学院ラクロス部ロッソ・テンペスタ。赤い嵐の大進撃と、我らが級長様麻生広海の活躍が待っております。
だから、読め。読め。よめ〜〜(呪呪呪

Dクラッカーズ+プラス 世界-after kingdom-  

Dクラッカーズ+プラス―世界-after kingdom- (富士見ファンタジア文庫 (96-30))

【Dクラッカーズ+プラス 世界-after kingdom-】 あざの耕平/村崎久都 富士見ファンタジア文庫


ごめん、舐めてた。貴女のことをまだ全然見縊っていました、千絵ちゃん。
Dクラッカーズの本編エンディングから漠然と想像していた千絵たち四人の将来像と、実際の彼女らの未来、まったくスケールが違いすぎて吹いた、吹きましたがな!
所詮、探偵になると言っても現実的にこの日本じゃ探偵という職業は千絵がやりたいこと、成し遂げたいことを実行するにはあまりに卑小な力しか持たない存在なわけです。
まあ、たとえ夢をかなえても、せいぜい葛根東のような地方都市で名物探偵として表に裏に名を知られる名探偵……てところだと思ってました。
ほんと、すみません。
完璧に見縊ってました。
いや、市警云々と単語が出てきたところで、あれ? と首をひねったんですよ。千絵と梓、二人がどこで相変わらずなことをやってたのか判明したときにゃ、素で吹きましたがな。
甲斐君もそうです。
結局、そのままアンダーグラウンドで覇を唱えても、所詮この国じゃヤクザの若頭がせいぜい。ある意味表の世界よりも窮屈で自由の無い業界で、甲斐みたいな男には似合わん世界に思えて、こいつはいったいどこに行くんだろう、と思ってたんですが……。
こりゃ、茜が一番大変だ。甲斐は何の屈託もなく、彼女が自分を追いかけてくることを疑いもしてないみたいだけど、あんた元カノの好敵手への要求度、高すぎますよ(笑

Dクラッカーズ本編後のアフターストーリーということで、ある意味戦々恐々としていたのですが、まったく、いい意味での期待を絶対裏切らない人だな、もう。
何もかもが、期待や予想の斜め上。アフターストーリーという括りだけで見ても、これ以上ない出来栄え。これぞあのキャラクターたちのその後を描いた物語の最上級の逸品。
畜生、こっからもう一度、Dクラッカーズ・ネオ、みたいに続編出してくださっても大歓迎♪ と言いたくなるぐらいにテンションあがっちゃったじゃないか。

かつての中坊三人組。久美子と香苗の成長に目を見張る。動の久美子に静の香苗。まるで、以前の梓と千絵を見るようで思わずニヤニヤ。ちゃんと二人の後を継いで、実践捜査研究会として活動を続けてたのね。
書き下ろしのみの短い出番の新登場ながら、きっちりと存在感を示した新キャラ高校一年生の歩美と蘭子。
いっそ、この子たちで三代目実践捜査研究会を引き継いでもらって、女子大学生探偵香苗と久美子の四人の組み合わせで話を続けてもらっても、立派に作品として成り立つんではなかろうか。
てか、見てみたい。
とはいえ、なにより真打ちは梓ちんと千絵ちゃんなのであった。きっちり美人に成長してるんだもんな。いや、一番えぐい成長の仕方をしてるのはやはり景ですか。表紙みりゃわかりますが、いろいろな意味で凶悪です。べらんめえ。
ところで、景と梓の関係はみんなにつつかれて遊ばれてるわけですけど(やっぱりプロポーズとか梓からが当たり前だと思われてるのかww)、気になるのは千絵と水原の方なんですよね。その辺、ちょっと期待してたんですが……息の合いっぷりは以前よりはるかに上がってるんだけど、具体的な描写は見当たらなかったなあ…残念。それっぽい表現もないことはないんだけど、深読みしすぎのようにも思えるし。

そして、しっかり存在感を示してくれたのは<車椅子の男>。
再召喚、成功してたのか!
出番自体はごくわずかだったにもかかわらず、ずどんどかん、ととてつもない存在感。その魅力的な敵役の風情たるや、さすがだなあ。
だから、こうも小粋に健在っぷりを見せつけられると、その先を夢想してしまうのもムベなるかな。

ああもう、悔しいなあ。いいように手のひらで転がされてます。もう最高!
もう一つの中編。いわゆる本編直前のエピソードも、Bたちや甲斐、キメリウス以外ではもっともクレバーだったんじゃないかと思われるディアボロという敵役と、再会したばかりでメンタル面であわあわな景と梓の内面が合わさって、これまたなかなか読みごたえのある良作でした。
まあ、Dクラ読んだ人でこれ読まない人はいないですよね。期待にそぐわぬ出来栄えでございました。満足。
ああ、でもこれでほんとに終わりってのはやっぱり悔しいなあww
BBB終わったあと、なんかしませんか? ほんと


火魅子炎戦記 10  

火魅子炎戦記 10 (10) (富士見ファンタジア文庫 98-26)

【火魅子炎戦記 10】 舞阪洸/ゆきやなぎ 富士見ファンタジア文庫


火魅子伝第二シリーズ【炎戦記】も、この十巻でひとまず締め……って、まさかここで終わっちゃわないでしょうね!!
なんか、あとがき読んでたら売り上げ次第とは書いてるものの、なんか厳しそうな感じがひしひしと漂ってきてるような気がするんですけど。
打ち切りなんかなったら泣くぞ。マジ泣きするぞ!?
全然終わってないじゃないですか。伏線だってあんなに一杯張ってるじゃないですか。続き出なかったら泣くぞ。
というわけで、狗那国は内戦状態に陥り、いったん九州侵攻から撤退。その隙に、九峪は仲間を選抜して、日魅子を追って現代日本に飛んだ堕天を追うことに。
この仲間の人選は、作者氏も悩んだんじゃないだろうか。亜矢なんか、かなり九峪との絡みも含めてかなり気に入ってただろうし。
同じお気に入りキャラでも忌瀬なんかは絶対ひっついてくると思ったけどww
しかし、第二部最終巻の表紙を飾ったのが彼女だったというのは、この作品で真・ヒロインが誰だったのか如実にわかりますなあ。
結局、これだけ女性ばっかりに囲まれながら、しかもけっこうデレデレしながらも、実際に九峪がフラグらしいフラグ立てたのって清瑞だけだったものなあ。
女性陣から九峪に向けた感情も親愛、尊敬、懐いたり慕ったりするものは多かったけど、本気で惚れてるような好意を持ってたのも、清瑞だけだったようにも思えるし。
現代に連れていく仲間も、真っ先に声をかけたのは清瑞だったし。というか、キスまでしてるんだよな、この二人。
……続きがあったら、現代で日魅子と修羅場か?

いや、なんにしても続きが出なければ話にならないわけで。
今からでも遅くないので、皆さん火魅子伝&火魅子炎戦記 計二十一巻、買いましょう。買い揃えましょう。
面白いですから。保証しますから。清瑞可愛いですからww

カッティング ~Case of Tomoe~  

カッティング ~Case of Tomoe~ (HJ文庫 は 1-1-2)

【カッティング ~Case of Tomoe~】 翅田大介/も HJ文庫



一作目に引き続き、登場人物たちに対して優しさと抱擁感を感じさせる筆致ですねえ。それでいて、甘やかしているのではないのは、主人公の痛々しい自意識を突き放すように書いてるところ。
幼い頃のトラウマがあるとはいえ、主人公の抱いている自分への絶望感はまったく幼稚で若者にありがちな浅薄で自己満足的な自傷にすぎないように見える。
ハッキリ言って、こういう思いを本気で書かれてたら辟易しそうなものだけど、行間から滲んでくるのは共感や投影、憐憫ではなく、むしろ突き放したような冷たい目線。
つまるところ、彼の痛々しさは敢えてそういう風に描かれているんでしょう。それでいて、否定感は感じないんですよね。
前作でも感じたところだけど、過剰に許容するでもなく、拒絶するでもなく、若人の心のありようとありのままに、真摯に向き合うような筆致が全体から漂ってくるのです。
作者の人は、年齢いくつくらいなんでしょうね。あとがき見る限り、それなりには行ってそうですけど。大人の立場から見下ろすものとも少し違う、同世代の視点からうつしたものともまた違う、優しくも厳しく傷の痛みに溺れる少年少女を描き出すこの作風、やっぱり好きですわー。
カッティング、というタイトル。こうしてみると、実にテーマとフィットした良いタイトルですわ。

ナイトウィザード・リプレイ 合わせ鏡の神子  

ナイトウィザード リプレイ 合わせ鏡の神子 (ファミ通文庫)

【ナイトウィザード・リプレイ 合わせ鏡の神子】 菊池たけし&F.E.A.R/石田ひろゆき ファミ通文庫


のっけから、というかリプレイはじまる前からなにかクスリでもキメてるのかと疑いたくなるような飛ばしっぷりハイテンションの真壁翠役の小島めぐり女史。
迷路に放り込まれたら、全速力で突進して壁に頭を激突させながら進んでいくみたいなはっちゃけっぷり。実際、リプレイでも勢いのまま突っ走ることに。
過酷な運命に翻弄されながらも健気に戦おうとする薄倖の少女、というキャラ設定のはずなのに、貧乏な身の上を口のうまさで強かに生きる、自称清純派から程遠いキャラに(笑
毎度の灯ことあかりんも、小暮さんが慣れたのか小島さんという後輩が参加して姉御化したのか、完全に<英麻さま>化してえらいことに。
お料理が破滅的にへたくそ、という設定はそれこそ定番中の定番なんですけど、今回のは滅茶苦茶笑ったなあ。
翠役の小島さんが、灯の料理の腕の設定を全く知らず、灯の料理上手という自称を本気で信じてしまったんですよね。灯、しれっと「みんな喜んで食べてくれてる」とか言ってるし。アニメでも、エリスに料理得意なのかと聞かれて、「…かなり」と返事する演技、素晴らしく上手かったです。無感情で抑揚がないのに、物凄く自信満々に聞こえるという名演(笑
んで、後後、素で灯の料理の腕前を知らない状態で、彼女のかつて地球を貫通してアルゼンチンを壊滅させかけたという伝説を持つ弁当を食べるシチュエーションに。いやあ、この手のシチュエーションというのは、小説だろうとマンガだろうと、キャラが知らないだけ、なんだけど。これ、演じてる人まで完全に知らないもんだから、笑った笑った(大ウケ
こればっかりはリプレイみたいな状況じゃないと生まれないシチュエーションですよww

そして、この作品では一連のナイトウィザード作品に触れた結果、堂々、私のナンバーワン下僕にして欲しいほど好きなキャラの座を射止めたぽんこつ大魔王ことベール=ゼファー様が大活躍。
素敵です、ベル様♪
しかしこの人、毎回毎回汚れ役を押しつけられたり、肝心なところで無能を晒してしまうアンゼロットに比べて、美味しいところ持ってきますよね。
最高です、ベル様♪

シナリオ展開もなかなか持てる顛末に。
ベル様がああなったときにはどうなるかと思いましたけど、あそこで紅き月の巫女での設定を、ああいう形で突っ込んでくるとは。
あかりんと命も、思いのほかラブいエンディングを迎えて、拙者は大変満足です。

挿絵でも、ベル様、優遇されてるなあ。とても可憐です、ベル様♪
何気に、出番の無いくれはが、四コマで度々登場してくれたのがうれしいところ。やっぱり、柊の嫁さんはくれは、と周囲は認識してるみたいっすね。
ところで、くれはがAカップという情報は真実だったのか。アニメではかーなり巨乳なんですけど……上げ底?
四コマ、面白いッス。
ベル様、お可愛らしいです♪

ラッキーチャンス!  

ラッキーチャンス! (電撃文庫 (1528))

【ラッキーチャンス!】 有沢まみず/QP:flapper 電撃文庫


くわぁぁっ、やっぱり私、有沢まみず、好きですわーっ! なんかもう、フィーリングが最高にフィットしてるのかしらん。
今回の主人公外神雅人は、めちゃめちゃナイスガイっすね。前作【いぬかみっ】の主人公ケイタから、女癖と変態分を取り除いたような。というか、むしろカオルに一般人的俗っぽさと不幸体質を植え付けたようなキャラ?
前作の主人公と比べるとアクのなさがなんやかんやと言われるかもしれないけど、ハッキリ言ってケイタはアクが強すぎて物凄いことになってた節もあるので(裸王)とか。むしろこのくらいでちょうどいいんじゃないだろうかと思う所存であるところ。
カオルと違って、こっちの雅人は親しみやすいタイプですし。
しかし、この作者の書く主人公というのはどうしてまともな家に住めないんでしょうか(汗
既に登場時点から学校のプレハブ小屋に住んでるし。途中でテント暮らしになってるしww
まあ、ケイタも雅人も、そうした境遇に瞬間的には絶叫して頭を抱えながらも、めげず堪えず拗ねず捻くれずに、タフネスに順応してるあたり好感度高いんですけどね。……なんの好感度だ?
一方のヒロインのキチは……どうしても【ゆのはな】のゆのはを想起してしまいますなあ(笑
でも、あそこまであこぎな守銭奴じゃないですし、非常に純朴で初々しいく一生懸命で感情に素直なあたりはトモハネっぽくもあり…いや、トモハネとはまた少しタイプ違うか。でも、ほんとに一生懸命で気持ちのいい子。
主人公にヒロイン、両方が気持のいいキャラクターなんで、読んでても気分いいですわ。書いてるのが有沢まみず氏なので、いい子っぷりが決して嫌味にならないし。
そうした心和むほのぼのコメディを展開しつつ、しっかり不穏な影を仕込んでるあたり、油断できないんですよね、この人。
こりゃ、クライマックスにはまたぞろ激燃え展開は必定かもしれません。なんにせよ、まだ始まったばかりの第一巻。もっとキャラも増えてほしいところですし、世界観も広がって欲しい(いぬかみっ、と繋がるのかな?)ところ。長編展開を期待するですよ。

プリンセスハーツ 両手の花には棘がある、の巻  

プリンセスハーツ 両手の花には棘がある、の巻 (小学館ルルル文庫 た 1-2)

【プリンセスハーツ 両手の花には刺がある、の巻】 高殿円/香代乃 小学館ルルル文庫


ちょっ、そこで終わるのか!? やられた。完全に前後篇じゃないですか。こんな場面で終わられたら、どれだけやきもきして待たないといけないんですか!!

それにしても、このプリンセスハーツのジルは、歴代の高殿円作品のヒロインの中でも一番可愛いんじゃないでしょうか。いや、可愛い。かわいすぎる(言い切る
自覚症状の無い嫉妬心が飽和しきった途端、やけ食いに走る鉄面王妃(笑
元々ルシードとは利害関係に割り切った共犯者に過ぎず、仲間ですらないという間柄に、双方ともが自分をはめ込んでますからねえ。それに片やルシードは戦場でこそ活き活きとする完全脳筋系で頭固いは依怙地だわ女心はさっぱりな上に、精神面は少年そのままの純朴さで繊細ですらあるという厄介な性格。片やジルの方も政治的辣腕や宮廷内の陰謀を未然に防いだり操ったりする狡知に長けてるくせに、根はお人好しで人の善意をあんまり疑わないわ、勉学ばっかりにかまけて年頃の女性としての振る舞いには疎いわ、感情の動かし方が不器用すぎるわ、男心はさっぱり理解してないわ、とてつもない厄介な性格をしているわけで。
そんな二人じゃ、うまくいくものもいかないですわな(笑
その上、ルシードが本当に愛しているのは、ジルと全く同じ容姿をしたメリルローズなわけで。ルシードがジルに抱き始めている感情がどういうものなのか、分からないほど鈍くて不器用というのもあるんでしょうけど、それ以上に非常に認めがたいものがある、というのもわかるんですよね。
だから、ルシードがジルに辛辣にあたったり、逆に気を遣ったりと支離滅裂な対応をしてしまうのもわかるし、傍目には自分が愛妾の方に靡いてることにジルが表面的にまったく反応を見せないことに拗ねる姿も、まあ可愛いんですよね(苦笑
いや、ジル嫉妬してるから。めちゃめちゃ機嫌悪くしてるからw
破滅的なのは、そうした自分の感情にジルが事態が致命的な展開を迎えるまでまったく気がついていないあたりですけど。

でも、この二人にマシアスを加えた三人の同盟関係は非常に興味深いですね。パルメニアを滅ぼすために結んだ手。余人には知られてはいけない秘密を共有した共犯関係。で、あるからこそ逆に言えば本心から相手に気を許してはいけない関係、という形になってしまっているところとか。
ルシードも、ジルも、おそらくマシアスも、お互いを建前の関係以上に信頼し、親愛を感じて、できうるならばもっと近しい関係になって欲しいと思っているにも関わらず、それぞれが抱えた闇と秘密、そして互いに規定してしまった関係と念願叶えばそれぞれ違う道を行くはずという未来が、お互いの距離を近づけるのを阻んでいる。
何もかもを取っ払ってしまったら、きっと彼らはとても近しい距離にいるはずなのに、実際はそれぞれ孤独感を募らせ、罪悪感を抱きながら、それを抑え込むだけの決意や決心に突き動かされている。
まったく複雑怪奇な関係で、雁字搦めで容易なことでは解けないようなものになってしまっているわけですけど、やはり突破口となるのはメリルローズの真実と、ルシードとジルの間に芽生えつつある恋心となるんでしょうか。

なんにせよ、あんなところで終わられたら気になって仕方ないじゃないですか。続きをはやく、はやくーー!!

ナイトウィザードリプレイ 紅き月の巫女  

紅き月の巫女―ナイトウィザードリプレイ (ファミ通文庫)

【ナイトウィザードリプレイ 紅き月の巫女】 菊池たけし/F.E.A.R /石田ひろゆき ファミ通文庫


どりぃ〜む!!

まさか、プレイヤーさんも思いつきで付け加えたキャラ立ての語尾がアニメでも使われるとは思ってもいなかったんだろうなあ。この時点じゃ、アニメ化の企画なんてなかったはずだし。というか、リプレイがアニメ化なんて考えられないですもんねえ。
しかし、これはアニメ化する前に読んでおくべきだった。アニメでナイトメアが登場した時、さらに「どりぃ〜む」なんて言いまくってたのを見た時は笑い転げたもんだけど、もしこれを先に読んでたらそれこそヤツラが登場したとたんに笑い死にするくらい腹を抱えて爆笑できたでしょうに。
ナ、ナイトメアが、あのナイトメアが動いてるよ、どりぃ〜むって言ってますよ! てな具合に。
いや、それにしても私のきくたけリプレイの読破経験は、あのアリアンロッドルージュだけだったんだけど、それでもナイトウィザードのアニメはきくたけさんのリプレイそのまんまで面白いなー、すごいなー、と思ってたんですけど(いや、ほんとにストーリー云々がそっくりとかじゃなくて、リプレイそのまんまなんですよ。このニュアンスはアニメとリプレイ、両方見た人でないとわかんないかもしれないんですけど)、実際に灯やマユリ、ナイトメアが登場するナイトウィザードリプレイを読むと、アニメのあの再現度は仰天の域に達してることがよくわかりました。
既にアニメもクライマックスですけど、ほんとツボを押さえた良い作品でした。

んで、肝心のリプレイなんですけど……
主人公がひどい(笑
ホ○でへたれで三下で冷血漢でキレやすい、ってどんな主人公だよ!!(笑
クライマックスじゃ、ヒロインのはずの灯に埋葬されてるし……ぶばっ(思い出し爆笑
あのシーン、本当なら悲愴と絶望の極みのはずなのに、大爆笑の渦だったもんなあ。あれは笑った笑った。転げまわって笑った。
あれは反則。だからなんで命を埋めるんだ(爆笑
その灯なんだけど、意外とちゃんとヒロインしてましたね。しかも、無機質無感動な強化人間というキャラクターにも関わらずしっかり「ボケ」担当(笑
ナイトメアは最初から最後までひたすらに暴走しっぱなしだったし。
やはり、きくたけリプレイは面白いですわ。もうお腹痛くなるくらい面白い。
でも、それと同時にルージュが神作品と呼ばれるのがよく分かりました。この紅き月の巫女は、リプレイの文庫化の黎明期作品だけあって、だいぶギューギューに詰め込んでる。たぶん、実際のリプレイから削った部分も多いんでしょう。編集や脚本の展開、ゲームとしての妙なども、あのルージュの神がかった展開やゲームとしての面白さが伝わってくる内容に比べるとまだ初々しさみたいなものが感じられるわけです。初期のものによくある特有の慣れなさ、みたいなものかな。
なるほど、それらが洗練されてくるとルージュみたいなものへと完成していくわけだ。
なんにしろ、笑える面白さという点については一切の遜色なし。とにかく面白い。一発、笑い転げたいという人にはとかく強くお勧めする。
ナイトメアファンにもww

狼と香辛料   

狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)

【狼と香辛料 此曄〇拜凖犧宗進諺匳宗‥天睚幻


どうして、この二人はもっと自分たちの欲求に素直になれないのかなあ。そこがとてつもなくじれったい。
お互いが噛み合いすぎているんだろうか。読者という第三者の立場から見ると、ロレンスとホロは難儀な関係としか思えなくなってきた。お互いに大好きで、それを両方がちゃんと分かってて、ずっと長く一緒にいたいと思ってることもおんなじなのに、これだけ気持ちが通じていながら、あくまで駆け引きというコミュニケーションに拘ってるんですよね。
この駆け引きをお互い心底楽しんでいるのもわかるし、これが一種の彼らなりの睦み合い、戯れ合いなのもわかる。
でも、ここまでくるとじれったいよなあ(苦笑
ホロ、彼女はこれまでの傾向、5巻の最後などを鑑みるに、けっこう直接まっすぐな思いをぶつけられることに弱そうなんですけどね。うん、でもここぞという時に限定しないで、所構わずそういう態度に出られたら、ホロも嫌になるか。ホロとロレンスの関係というのは、綱の押し引きですものね。で、偶に加減できずにバランス崩して、相手にしがみついてしまう、と。

でも、やっぱりどこか遠からぬ先の別れを二人が前提にしているのが、ロレンスの告白を聞いたあとだと、胸が苦しいのです。
さらっと、ホロもロレンスのことを「大好きだ」と裏表の無い言葉で思いを口にしているのに。二人とも、相手がいなくなった後のことを考えてるんだもんなあ。やるせないですよ。
変に悟っているというか、大人な二人がどうにももどかしい。
ホロはいつも、どこかでが本気かわからない言動ですけど、逆に考えるとどの言葉にも本気が混じってるんですよね。だから、子供云々もどこか本気な部分があったんではないでしょうか。待っている、というほどじゃないでしょうけど、手を出してこないことをからかってきたことを勘ぐってみれば、今のホロならロレンスが求めてきてもすんなりと受け入れそう。
いや、まあこれまでも散々思わせぶりな誘ってるような言動とってましたけどww

新キャラ、コルに対しては、あれはどうなんだろう。ホロの可愛がりようは。コルを子供に見立てて、ロレンスとホロを夫婦、と見る形もあると思うけど、私から見ると……うん、ロレンスとホロが夫婦役なのはOKとして、コルに対しては子供じゃなくてって、やっぱり旦那に初めてできた可愛い弟子を可愛がる女将さんって感じだな(なんだそりゃ(笑

アストロノト!  

アストロノト! (MF文庫 J あ 5-1)

【アストロノト!】 赤松中学/bomi MF文庫J


ッッゃひゃぁ! これは素ッッ晴らしかッ!!
なんちゅうか、最近はスカッと胸のすくような一本芯の通った主人公が多くて困る。カッコイイじゃないか、ちくしょうめ。
ノトが月を目指す理由は、最後の最後まで伏せられるのですが、これはいいアクセントになってたと思います。意外とこれ、不評な人も多いみたいですけど、私は伏せられてて逆に良かったですよ。これは理由を語ってくれないことにイライラを募らせるレンビアに共感するのではなく、男は黙って決意し行動するのみ、というノトの男気に感じ入ったからかなあ。夢でも希望でも浪漫でもない、何か尋常ではない決意を持ってノトが月を目指している、というのは伝わってきましたからね。月に行きたい、じゃなくて、行かなければならない! それも時間制限付き。その思いは誰にも語らず胸に秘め、何が何でも成し遂げる、というその決意。
この決意は真実を明らかにされて共有するよりも、見守る方が心地よかったです。

宇宙飛行士という人間は浪漫という名の救いがたい宿業ともに語られることの多い存在ですけれど、このノトのような理由によって目指すのも決して悪くはないんじゃないでしょうか。
少なくとも、私はこんな理由のために何もかもを犠牲にして投げうって月を目指したノトが滅茶苦茶格好良かったですよ。
しかし、不覚でした。伏線はすでに最初から張ってたわけですか。あとから見るとけっこう分かりやすい伏線で、私自身チラっとこれって彼女が思ってるのとは違って、●●なんじゃないのかな、と思ったんですけど、それをノトの月に行かなければならない理由に繋がるものだと全然思わなかったのが、ちと悔しい。
それどころか、具体的な内容はともかく、ノトが月に行こうとしている大まかな理由にすら、ノトとレンシアが喧嘩するまで気付かなかったものなあ。
いや、これは作者のストーリーテーリングが上手かったと敢えて言いたい。

一方、宇宙を目指すという浪漫と、目指さなければならないという業を背負った役割の人も蔑ろにされていなくて、ちゃんとサベラがその役を担ってるんですよね。夢と責任。先に逝った者の遺した思いを継ぎ叶えようという願いと呪い。重圧と心の傷に押し潰されそうになりながら、それでも仲間に助けられ、這いつくばるように前に進み、ついに翼を手に入れる。
何気に終盤、主人公並に輝いていたのはこの人だったかもしれません。


レンビアについては多くを語らずとも好いでしょう。
レンビア、かわいいよレンビア。
突然月に狂ってしまった幼馴染の少年に戸惑い心配する姿は、気の強さで紛れてしまってますけど、意外なほどノトへの好意は隠してないように見えるんですよね。
ノトとの距離感や親愛関係の素敵な感じだし、まあ端的に言うとあれですな。お似合いのカップルということで。

で、もう一人のヒロイン。ナキアミなんですけど。
エルルゥがいるよ、エルルゥが! と思ってしまうのはしゃあないでしょうが!(苦笑
しかも「穴掘って埋まりますぅ」って、雪歩じゃないですか、それ!ww

夜想譚グリモアリス 3.魔女よ蜜なき天火に眠れ  

魔女よ蜜なき天火に眠れ (富士見ミステリー文庫 66-10 夜想譚グリモアリス 3)

【夜想譚グリモアリス 3.魔女よ蜜なき天火に眠れ】 海冬レイジ/松竜 富士見ミステリー文庫


Amazonの表紙画像、偶にこんな風にぼやけてるのがあるんですよね。見るからに拡大コピーです、みたいな感じの。
しばらく前までと違って、きっちりライトノベルの表紙を用意してくれるようになったのは助かるんですけど。
さて、今回はメインヒロインのアコニットが事情もあってある意味出番少なめ。とはいえ、直接前面に出て魅力を振りまくという方式ではなく、周辺から土台を補強していくことでキャラクターの魅力と深みを増していく、という形式にも見えるので特に不満もない。出てるときは、むしろ濃密にインパクトあるツンデレをかましていましたし。
P332のあれは、けっこう不意打ちでガツンとやられましたしねえ。よろしい、アコニットよ。汝こそ不器用と照れ隠しと無自覚が黄金律で配分された実に瀟洒なツンデレさんと認め崇めようではないか。
今回は、冥府でのアコニットの立場や現状を詳しく開示したことで、これまで現世で見せていた傲岸不遜で高慢我儘な異邦のお姫様という姿が彼女の一面でしかない、というのが伝わってきたし。
色々と重たいものを背負い、課せられた義務と責任を果たそうという意思と決意を持った誇り高い貴姫という顔を、あまり主人公に見せないのは、誓護がアコニットの置かれた立場というものを詳しく知らないのもあるんだろうけれど、彼女の我儘を彼が参ったなあと頭掻きながらもなんだかんだと全部聞いてくれてるからなんでしょうねえ。
けっこうアコニット、好き勝手やってますけど、他の人と違って誓護はアコニットの身分は一切関係なく、純粋にアコニットという女の子の我儘に付き合ってくれてる、というところがありますし。周囲の人間には恵まれているアコニットですけど、それでも冥府の人間にとってアコニットはアネモネの姫という視点は絶対に外せないものですしねえ。
なんだか、アコニットの誓護への甘え方が、段々と巻を重ねるごとに自分の高貴な血筋を盾にしたものから、一人の女の子としてのものにちょっとずつ変わっていってるようで、やたら可愛いんですよね。
出来れば、今回ももう少し祈祝と長く行動して欲しかったところですけど。二巻では、二人の絡みがやたらと微笑ましくて好きだったので。

それにしても、この主人公はイイ男ですねえ。自分じゃ、妹バカのシスコンの社会不適格者みたいな言い方してますけど。妹のためなら平気でどんなことでもしでかせる、とか豪語しているわりに、これまでのアコニットへの接し方といい、リヤナのように困っている人についつい手を差しだしてしまったりとか、完全にお人好し。自分じゃ気づいてないあたりが笑えるんですが。
アコニットにしても、今回のリヤナにしても、前回斬った張ったを繰り広げた軋軋にしても、自然と誓護に懐いたり、好いてしまったりなんだかんだと信頼してたりするのがとても納得いくんですよね。
イイ主人公です。素直に恰好イイと思う。肩ひじ張らない自然体の男前。

さりげなく、この作品の根幹にかかわるような伏線をさらりと放置したり、アコニットとアネモネ家を取り巻く冥府の麗王たちの思惑や策謀が浮き彫りになったり、アコニットの兄と思しき人物の登場したり、リヤナや鈴蘭というアコニットの直接的なライバルになりそうな人材が出揃ってきたりと、どうやら話のスケールも順当に大きくなってきたみたいで、とても続きが楽しみ。面白くなってきた。

断章のグリム 6.赤ずきん(下)  

断章のグリム 6 (6) (電撃文庫 こ 6-19)

【断章のグリム 6.赤ずきん(下)】 甲田学人/三日月かける 電撃文庫


これは素晴らしかった。童話・赤ずきんを模した<泡禍>。その度肝を抜く配役と見立ての意味、事件の真相。
自分の中でシリーズ随一の傑作と思っている二作目【ヘンゼルとグレーテル】の魔女のお婆さんとグレーテルの往還に匹敵する精妙な解釈と真相だったと思います。
赤ずきんと怪談の類似性なんて、こういう形で指摘されなければ全然思いもしなかっただろうし。どこまで正確に突っ込んでるかはわからないんですけど、ホラーや謎解きミステリーとしての側面とはまた別に、童話に含まれた、もしくは忍ばせてある意味や背景などを色々と解釈・解体し、再構成していく童話研究的な側面がまた、とても面白いんですよね、この作品。第一級のホラー描写に震えあがり、予期せぬ事件の展開や真相に仰天しながら、同時に「ほー」やら「はー」やら「へぇ」やら主題となっている童話に秘められた意味や新鮮な視点、解釈に感嘆の吐息を洩らしながら読み進める。一粒で三種美味しいって感じですよ。
その上、雪乃さんが「殺すわよ」って殺伐とツンツンしてくれているというヒロイン強度も一級品という……なんということだ、まるで隙がないじゃないか!

それにしても、この作者の話読んでると、そんじょそこらの物語に出てくる狂人がまったく温く感じられてしまって、非常に困る。
これに出てくる狂人は本気で、ヤバいもんなあ(汗
他の作品なら飛び抜けて危ない人のはずの笑美さんですら、最後まで読むと明らかに前座でしかないし(w


もしそうなら―――※※※※は既に完全に狂っています。


この文字列を見た瞬間、ゾワゾワっときて「うわっやべえッ」と感じましたもんね。
そんでもって、白日の下にさらされる真相。今回は、かなりキました。

気になるのは<最後の赤ずきん>ですよね、やっぱり。この人物はまとも過ぎたんでしょうね。周りを見渡しても、主人公の蒼衣を含めて誰も彼もがどこかが致命的にイカレてしまってる人ばかり。唯一例外は雪乃なんだと、私は思ってるんですけど、彼女は彼女でガチガチに決意で心を鎧ってしまってますからね。
結局一番マシな健全性を保ってる人物が、一番最悪の顛末を選んでしまうあたりが、この作品世界の救いの無い残虐さを示してるんでしょうけれど。
これで、こいつも精神を病んじゃったのかなあ。
再登場しても、さらなる最悪を伴ってくるとしか思えなくて、怖いです、怖い。

刀語 第十二話 炎刀・銃  

刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)

【刀語 第十二話 炎刀・銃】 西尾維新/竹 講談社BOX


読了。
なんとなく、完走、という言葉の方がしっくりと来るような読後感。
12か月連続刊行という長丁場。最初の頃はその値段の高さと、内容の薄さに何度か放り出そうかと迷ったものですが、中盤を超えた頃にはとがめと七花のコンビにも愛着を覚え、結局最後まで二人の旅路に付き合ってしまいました。
彼らの旅の結末は、本編をご覧じてもらうとして。
うん、やはり作者にも、読者にも、主役の二人にも、完走ご苦労様でした、と云い添えるのが一番しっくりくるような語り締め。
ある種の無常観と切なさ、それでいて主人公の成長と淡い希望の光を伴った、なんとも胸に残る終わり方で。
本当に、戯言をああいう形で終えてからの西尾維新氏の作風は、厳しくも優しいものになったなあ。

とがめも好きだったんだけど、最後の七花と絡む素の顔の否定姫が意外なほど快活で可愛かったのには、不意打ちされた。やられた。
西尾維新の書く女の子って、どいつもこいつもなんだかんだでカワイイんだよなあ、悔しい。

機工魔術士 エンチャンター 15  

機工魔術士 -enchanter- 15 (ガンガンWINGコミックス)

【機工魔術士 エンチャンター 15】 河内和泉 ガンガンWINGコミックス



ちょっ、ええ、う、うわっ、なな、なんじゃこりゃ…(茫然)
す――ごッ!
いや、もうなんというか……凄いわ。ええーーーー、やっ、もうなんちゅうか、呆気。この漫画、凄いことになってる。巻を重ねるごとに、尋常でない凄い作品になってってます。いや、もうあほかっ!! リミッターでも外れたのか!? 画力も台詞回しも、とんでもない。なにより現在の展開の主軸テーマとその重厚な錬成。これ、どれだけ深く思索したの? 脳内を底浚いしてガリガリ削って、雑巾ねじ切るぐらいに絞り出さないと出来ないよ。うわべのさらっとした思考じゃ無理。自分が書こうとしているものを隅々まで理解しきってないと、完膚なきまでに理解して、なおかつ具体的に明文化できるぐらいにはっきりくっきり整理して整頓してまとめないと、こういう書き方はできない。絶対に無理。曖昧な部分、漠然としたところがあったら、こうは書けない。
でも、そこまで深化させたら頭痛いじゃ済まないですよ。吐くよ? もう死ぬんじゃないのか、作家氏?
くぁぁ、神がかってきましたよ。すごいすごい。うわっ、どうしよう。ここにきてマンガ本年度No.1きた? 鳥肌たちっぱなし。震えてきた。泣きそう。というか泣いた。泣くだろ! 泣け! 喚け! 
機工魔術士、ものすごい作品になったよ、ほんとに。いや、マジすごいです。すごいすごい。すごいしか出てこんわ!! もう、あほか!!
ああ、これ後で読み返したら自分の精神状態疑いそうww
そのくらい、今、めっさ興奮してます。
最高。マジ最高。ごめん。謝る。

時載りリンネ! 2.時のゆりかご  

時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

【時載りリンネ! 2.時のゆりかご】 清野静/古夏からす スニーカー文庫


雨が上がった後、大気中の埃や塵が洗い流され、普段から見ている景色が果てしなく澄んで見える瞬間がある。
景色の中の色という色が鮮やかに存在を主張していて、世界というのはこんなにも色鮮やかんだ、なんてふと柄にもなく腰に手を当ててグルリと遠くまで広がる街並みや山の緑を見上げて目を細めたりなんかする時がある。
この作品を読んでいると、脳裏によぎるのはそんなくっきりと浮かび上がる彩鮮やかな色彩のきらめき。そんな中を、リンネや久高たちが飛び跳ねながら駆けすぎていくのだ。
たぶん、頭の中でハイビジョンさながらの明度で弾けるこのミドリや水色をした明るさや色彩は、登場人物たちのほとばしらせている生命力なのだろう。この子たちは、文字列の中にしか存在していないというのに、どうしてこんなにも輝いているんだろう。
不思議、不思議。でも、とても素敵な不可思議事。
こんなにも読んでいる最中に、キラキラとした鮮明とした光を意識させられる作品にはちょっとお目にかかったことがない。単に、リンネたち子供たちが楽しそうに走り回っているだけなのにねえ。
雨上がりの澄んだ大気のような。朝日が昇ったばかりの朝の冴えわたった空気のような。小川の瀬を流れていくせせらぎと風のような。
爽やかで、若葉のようないいにおいがして、これから何かが始まるかのようなドキドキとワクワクが敷き詰められた、瀟洒で品の良い宝石箱のような物語。
ああ、素晴らしい。ああ、素敵。語るも語らず、午睡に戯れるような陶酔に浸れる至高の逸品でした。

MARVELOUS!!

レンタルマギカ 魔導書大全  

レンタルマギカ魔導書大全 (角川スニーカー文庫 177-99)

【レンタルマギカ 魔導書大全】 三田誠/piko スニーカー文庫


ショートストーリーに短編が一本ずつ。それに絵師piko氏のイラストギャラリーが収録されている、スニーカー文庫じゃ珍しい、というか見たことの無いタイプの本ですねえ。コバルト文庫じゃ<マリア様がみてる>や野梨原花南の<ちょー>シリーズなんかから出てたのを買った覚えがあるけれど。
とはいえ、piko氏は非常に好きな絵師の一人なので、この値段でカラーイラストというのはお得かも。文庫サイズの画集みたいなものだし。
ザ・スニーカーは買っていないので、全然見たことの無いイラストばかりですしね。
こうして見てると、どの絵でもみかんが元気一杯だなあ。内側から弾けるような溌剌さが迸ってる感じ。あと、私服のタンクトップが危ないです、露出しすぎ。胸元無防備すぎ。脇甘すぎww
面白いのが、アディと穂波。最近じゃあ本編でもそうなんだけど、イラスト見てると改めて実感するのが、二人とも仲良すぎ(笑
二人とも、いつきとの絡みよりお互いでいちゃついてるイラストばっかりじゃないですか。
一番の親友で生涯のライバルで気心の知れた喧嘩友達で同じ人を好きになった恋敵。おんなじ要素を持ったキャラはけっこう見るけど、これほど仲の良いのはあんまり見たことないですなあ。
イラストの初出一覧を見てみると、イラストの掲載順はだいたい時系列なのですね。なるほど、アディと穂波が絡んでる構図は後半に行くほど多くなっていくのですが、これって小説本編での二人の関係の進展というか変化とリンクしてて、面白いなあ。
影崎はもっと凡庸とした特徴の無い人物をイメージしてたんだけど、もともとこういうデザインだったのか、アニメの影崎が先なのか。
ダフネさん、ちっさすぎます。もっとこっち近づいてください! ダフネも本編ではデザイン出てなかったんじゃないのかな。根拠もなく肩で切りそろえたショートカットというイメージだったのだけど。いや、しかし髪の色が銀なのと、髪型がストレートというのを除けば、かなりアディにそっくりなんじゃないのか? このイラストだと遠目なので分かりにくいけど。ところで、なんでこの人はキッチリした黒スーツ姿で買い物袋をぶら下げてるんだ? しかも、ネギ刺さってるし。どういうシチュエーションなんだ? ひそかに、彼女がアニメ版にまだ出てないのが不満なのですよね。隻連さんは登場するようですし、彼が出るなら彼女の登板もありますよね。期待しておこう。

ショートストーリーは、猫屋敷と四匹の猫の出会いから、猫たちの視点での新しいアストラルが始まるまでの物語。
以前から、前のアストラルでの猫屋敷の立ち位置ってちょっと予想できてなかったんだけど、そうかー、性格や立ち振る舞い、かなり違ったのか。
少年の頃は少年らしく生意気で捻くれ者だったわけか。会社の中では最年少だったんだろうし、何となくだけど可愛がられてたんだろうな、というイメージもわいてくる。
そして、社長がいなくなり社員たちが去ってしまったアストラルを、一人で猫たちとともに守ってきた猫屋敷。
今のアストラルでは最年長として、右も左もわからないいつきや魔法使いとしては超一流でもまだまだ若い穂波やアディ、幼いみかんという年少組をそっと支えて見守るお兄さん役なんだけど、こうして前アストラルやいつきが来るまでの時間が停まってしまったような時期を垣間見ると、なんともじんわりと胸に染みわたっていく感慨が生まれる。
今の賑やかで騒々しいアストラルを一番楽しみ喜んでいるのはこの人なのかもねえ。
短くて訥々とした話なんだけど、猫屋敷というキャラに深みを与える良いショートストーリーでした。


そして、短編の方は、アディと穂波。上でも書きましたけど、二人の仲の良さがついに極まりきってしまったようなお話で。やっぱり、著者、この二人の熱々ぶりは意図的だったのだな。それとも、気がついたらこうなってたのか? どちらにしても、二人の熱愛度がえらいことになっているという自覚はあった模様。
でないと、こんな話思いつくか!
というわけで、アディと穂波が結婚する話……いやいや、ホントに。
もう読んでる間中、顔の筋肉緩みっぱなし。この二人が主軸になって、いつきが振り回され、最終的に三人ともがあたうたテレテレする話は、いつもニヤニヤさせられるんだけど、今回は結婚話とあって威力がとてつもないことに。
傍目には、いつきがアディと穂波を二人まとめて花嫁に貰ってるようにしか見えんものなあ。ドレスの見立てまでやってるんだから。

それにしても、この三人は理想的な三角関係になってきた、ほんとに。こうまでヒロイン二人の気持ちが通じ合い、お互いの想いを共有するようになったら、逆にどちらか一人が、という状況をお互いが許せなくなるだろうし。
いつきはいつきで、頼りなさげな所が優柔不断にはならず、芯の通った好感のもてる主人公になってきたし。どちらも選べない、じゃなくてあたふたパニくりながらも、大事なところではしっかりと両方を受け止める、もしくは捕まえる決断のできるキャラになってると思う。
うむ、まさしくこれぞ理想の三角関係。なかなか、こうなるのって難しいんですよ、ほんとに。意外と見ないですもんねえ。
 
10月22日

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(アース・スターノベル)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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10月14日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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10月12日

(まんがタイムKRコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(アース・スターコミックス)
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(メテオCOMICS)
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(メテオCOMICS)
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10月9日

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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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10月8日

(カドカワBOOKS)
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(電撃文庫)
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(ニュータイプ100%コミックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ヴァルキリーコミックス)
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(ヴァルキリーコミックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(アルファライト文庫)
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(アルファライト文庫)
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10月7日

(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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10月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
Amazon


(ヤンマガKCスペシャル)
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10月5日

(フロース コミック)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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10月4日

(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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10月1日

(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(角川ビーンズ文庫)
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(角川ビーンズ文庫)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(講談社ラノベ文庫)
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(PASH!ブックス)
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(PASH!ブックス)
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(PASH!ブックス)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(HJコミックス)
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(HJコミックス)
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(PASH!コミックス)
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(PASH!コミックス)
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(FUZコミックス)
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(FUZコミックス)
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9月30日

(バンブーコミックス)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(モンスター文庫)
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(ファミ通文庫)
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(ファミ通文庫)
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(エンターブレイン)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
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(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
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(楽園コミックス)
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(楽園コミックス)
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9月28日

(ヤングアニマルコミックス)
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9月27日

(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(バンブーコミックス)
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(バンブーコミックス)
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9月25日

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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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9月24日

(バーズコミックス)
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(ライドコミックス)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(GCノベルズ)
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9月22日

(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(アフタヌーンKC)
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(アフタヌーンKC)
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