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競馬

第39回マイルチャンピオンシップ G1 レース回顧   

3歳以上オープン(国際) 阪神競馬場芝1600。

セリフォス、だとぉぉ!?(シンフォギア風)

ばかな、中内田厩舎所属馬の休養明け2戦目は割引じゃなかったのか!? 実際、仕上げのピークは前走の富士Sで今回は調教見ても下降線、という評価が散見されていたのだが。
とはいえ、大外から全馬を差し切って撫で切った脚色は見事の一言。馬場の良いところを通ったルート選択の優位もあったでしょうけれど、残り200からの加速力は文句なしでした。
3歳馬が並み居る強豪古馬を下しての勝利。朝日杯でのドゥデュースの2着は伊達ではなかった、ということですね。富士ステークスでも進路狭まってなお、細いルートを掻き分けて外まで持ち出してそこから差し切った脚は見事でしたからね。調子が万全ではないと見られている所でこれだけのものを見せてくれた事はやはり大きいかと。
同世代ではダノンスコーピオン(11着)にこれで連勝。NHKマイルCでは後塵を拝しましたが、これで文句なしに同世代のナンバーワンマイラーとなったのではないでしょうか。
にしてもダミアン・レーンはいい仕事しましたなー。

2着には鞍上が川田騎手(ダノンスコーピオンに)から北村友一騎手に乗り代わったダノンザキッド。あ、前走の毎日王冠は戸崎騎手だったのか。一時期の低迷期からは抜け出していた様相でしたけれど、今回は特に北村騎手の好騎乗が目立ったレースでしたね。これは川田騎手よりも思いの外手が合ったんじゃないでしょうか。長らく大怪我で戦線を離脱していて、復帰後もなかなか苦戦していた北村騎手ですけれど、ダノンザキッドを相棒にこれから勇躍、また騎乗依頼も増えてくれれば良いのですが。
3着はソダシ。内側で馬群が密集するなかを我慢我慢、というか馬体がぶつかり合うのをこじ開けてジリジリとはいえ前へ前へと突き進む姿は、純白の可憐な姿とは裏腹のパワフルさで、いやーど迫力でしたよ。
3着から9着のピースオブエイトまでの7頭は全部ハナ差クビ差で殆ど差がなく固まってゴール前になだれ込んだ形ですからね。かなりの激しい接戦でこれを競り抜いたソダシは十分パフォーマンスを、強さを示してくれたと思います。
ぶっちゃけ、ソウルラッシュ、シュネルマイスター、ジャスティンカフェあたりまではほんとに差がなかったと思います。特にシュネルはあれは苦しい競馬させられましたねー。
直線入ったところで彼に注目して見てたら一目瞭然なんですが、外に寄せたエアロロノアの武豊に完全に抑え込まれてるんですよ。進路が相手からの伸びを見ていると、もしあれ武さんにガードされなくてスッと外に出られたら、セリフォスとガチンコ勝負出来たでしょう。位置取り的にも突き抜けた可能性も高いです。そういう意味では全力発揮させて貰えなかったレースなんで、次回以降割引いてみる必要はないと思います。それにしても、鞍上のルメールからしたら悔しいレースだっただろうなあ。
あと6着のジャスティンカフェも良い競馬したんですが、これもごちゃついた影響を受けてしまいましたね。この馬に関しては調教での様子が特に素晴らしかったみたいで、実際のレースでもココぞという時に前が塞がったりと勢いをそがれながらもこれだけの走りを見せてくれただけに、これは重賞初勝利も遠くないんじゃないでしょうか。上位とはそれほど差があるようには見えませんでした。

一方で、期待の若手ダノンスコーピオンは11着の大敗。馬よりも鞍上の川田騎手の方がどうにも……。リーディング独走してるんですけれど、今年は秋以降重賞勝ちがローズSだけなんですよね。あんまり良く乗れてない感じだなあ。






第58回福島記念 G3 レース回顧  


3歳以上オープン(国際) ハンデ戦。福島競馬場芝2000メートル戦。

ユニコーンライオン! ユニコーンライオン! ユニコーンライオン復活ぅぅ!!!

やったっ、ついに復活、復活したぞユニコーンライオン!
去年の初夏。鳴尾記念を快勝。そして宝塚記念でもクロノジェネシスの2着と中距離戦線の超新星として本格化を見たはずが、そこから蟻洞という蹄の中に空洞が出来てしまう病気によって競走馬生命の危機にまで立たされて長期離脱。
一年の休養を経て再びターフへと戻ってきたユニコーンライオンでしたが、あの力強い快速の走りは見られることなく、二桁着順が続く日々。ああ、もうあの強かった彼は見られないのか、と諦めかけていたこのときに、行った行ったの逃げ切り勝ち。
スタートからポーンと飛び出して、そこからベレヌスやシャムロックヒルなど他の逃げたい馬を抑えて先頭を維持。そこから息も入れずに飛ばし続けて、競り合う先行馬を叩き潰し、仕掛けがおくれた後続勢を寄せ付けず、最後まで脚があがらず駆け抜けてゴール。
重賞勝ち馬が殆どおらず、一番人気のアラタも前走重賞で良い走りをしたというだけで勝ち星からは遠ざかっていたように、決して一線級の馬が相手ではありませんでしたが、勝ちは勝ち。それも逃げ馬として強い勝ち方。パンサラッサ、バスラットレオンとともに矢作厩舎の逃げ馬三銃士なんて呼ばれるにふさわしい勝ちっぷりでした。
でも良かった。あの鳴尾記念と宝塚記念の姿で惚れ込んでいただけに、戻ってきたくれた事は嬉しかったですが、あの走りを見られないことがずっと残念でしたからね。またユニコーンライオンの勝利が見られたことが何よりも嬉しい。良かった良かった。


第47回エリザベス女王杯 G1 レース回顧  

3歳以上オープン(国際) 牝馬限定 阪神競馬場芝2200メートル。

エリザベス二世が亡くなって初めてのエリザベス女王杯。偉大なる女王を悼み称える追悼レースともなった今年の本レースは、国内外の名牝が揃った激戦とあいなりました。

復活を期する無敗の三冠牝馬デアリングタクト。
秋華賞で念願のG1を制覇した薔薇の一族スタニングローズ。
十数年ぶりに海外から参戦。あのスノーフェアリーと同じアイルランドオークスを勝って本邦に乗り込んできたマジカルラグーン。

これらG1馬以外でも
ついに本格化しはじめた猛女ジェンティルドンナの娘ジェラルディーナ
牝馬クラシックを常に上位で駆け抜け、どこかあった線の細さに芯が通り始めたナミュール。
小さな馬体でゴールまで高速回転のピッチ走法で懸命に駆け抜ける舞闘独楽ピンハイ。
去年の栄光を再び、運命の糸を手繰り寄せるかアカイイト。

その他、マリリン、キートス、マイティーの重賞戦線を駆け回るウイン三人娘。
常に後方から抜群の手応えで上がってくる小さな穿孔白花ライラック。
府中牝馬Sを勝ってこの舞台にあがってきたイズジョーノキセキ。
偉大なる女帝エアグルーヴの孫として重賞戦線で戦い続けるアンドヴァラナウト。
といった面々が参戦。現役牝馬でも役者が揃ったメンバーとなりました。


天気は生憎の雨。幸いにも午後2時前後で止んだものの、午前中けっこうな雨量で馬場状態は重にまでなってしまいました。
レイパパレが勝った大阪杯ほど、阪神競馬場の馬場としてはグズグズの泥沼みたいに決壊はせず、ある程度持ったとは思うんですけれど、雨は止んでも芝レースが続くとそのぶんダメージは蓄積されていくんですよね。
特に正面直線は。他も3コーナーから4コーナーあたりまではだいぶ傷んでたんじゃないかな。
G1レースのある日は、同じ競馬場で同じ距離のレースが行われる事が多いんですけれど、この日は8レースに2勝クラスで2200のレースがあったんですね。
ただ雨の日で難しいのは、予行演習的なこのレースと実際の本番では馬場状態が同じとは言えない事なのでしょう。この8レースのダメージに9レースでも芝2000が行われたため、雨で柔らかくなった馬場は補修が行われても、さてどれだけ荒れが進むのか。レース状況や含水率、気温や日差しによっても変わって来るでしょうから、騎手としても判断が難しいところなんですよね。
少なくとも、9レースまではそこまで内側がダメというほどでもなかったんじゃないかな。
ただ本番は明らかに外のほうが伸びていましたね。

道中はずっとデアリングタクトに注目していたのですけれど、コーナーとかで馬込みがだいぶごチャついていた感じがします。レース後の騎手コメント見ても、あっちこっちで馬同士ぶつかってたみたいですし、馬が走りにくそうにしてたように見える所があったんですよね。馬場のせいか、密集具合のせいか。
デアリングタクトはかなり行きたがってたのか、中団の位置しながら騎手がブレーキかけてた風に見えましたし、いつもリズム良く上下していた首がなんか変にあがったままだったり首振るタイミングが変だったり、なんか走りにリズム取れてないように見えたんだよなあ。4コーナーから直線に入るところもスムーズじゃなかったですし。

マジカルラグーンは、直線入る前の4コーナーで必死に追い出しているのに、馬が前に行かなかった時点であかん感じでしたね。手応えが入らないみたいな。これはスタニングローズも同じく手応えが全然なし。
うーん、これ3コーナーから4コーナーで内から2列にいた馬が軒並み全然手応えしんどくなっちゃってたんじゃないかな。その外を走っていた馬が、上位に食い込んできている気がします。
デアリングタクトも直線でおっ、と思わせるキレを一瞬見せてくれるんですが、とにかくそこまでスムーズに行けなかったぶんが響いたのか、脚が止まっちゃいましたかねえ。

勝ったのはジェラルディーナ。4コーナーで外に持ち出しつつも膨らんで大きくロスをしない抜群の位置取りで前が開いた状態から、一気に状態の良いところを突き抜けての横綱相撲。
牝馬三冠にその年に3歳でジャパンカップ。さらにJC連覇にドバイシーマ、有馬記念を勝ったという化け物牝馬の娘として大きく期待を寄せられながらも、G1どころか重賞も勝ちきれずに片鱗はあれど一流未満という感じだったジェラルディーナ。それが明確に変化したのは前走オールカマーでの堂々とした重賞初勝利でした。とはいえ、あれも外が異様に伸びなくてコース取りが上手かった勝ち方、という感じで決して覚醒! という印象ではなかったと思ってたんですけどね。
この見事な脚を見せられたら、善戦娘に芯と勝ちグセがついた、と思ってもいいのかもしれません。ジェンティルとモーリスの血が唸る勝ち方でした。

2着はまさかの同着決着。早めに抜け出したウインマリリンと後方から貯めに貯めて小柄な体をグイグイと伸ばして飛んで来たライラックの追い込みがゴール板でバッチリと噛み合い、久々のG1馬券圏内での同着。マリリンにスムーズな競馬をさせたレーン騎手の手腕と、ついにライラックの追い込みを炸裂させたデムーロ兄の手綱さばきが際立ったレースでした。
勝ったジェラルディーナのクリスチャン・デムーロを含めて、上位三頭全員外国人騎手という決着。まあミルコはずっとこっちでやってるんだから地元騎手扱いでいいとも思いますけど。

4着にこれも最後方からじっと我慢に我慢を重ねていた前年の覇者アカイイトが飛び込んできました。この娘もずっと消化不良のレースを強いられてきただけに、阪神のコースと距離が合うんでしょうね、久々に彼女の良い脚を見られました。

5着にはナミュール。彼女もタクトと同じくごちゃついた馬群でスムーズに競馬できなかったみたいで、気持ちも入り切らなかったみたいです。切れ味ある持ち味の差し脚も考えれば外々で行った方が良いレースだったんでしょうね。
6着はデアリングタクト。終始苦しいレースを強いられているように見える中で、頑張ってたんですけどね。なかなか全力を発揮できるようなレースが出来ず、もどかしいですね。

秋華賞を勝った薔薇の女王スタニングローズは、14着。これはもう馬がやる気なくした、という事なんですかね。
18着の最下位にはマジカルラグーン。彼女もこの湿った馬場がお気に召さなかったようです。むしろパワーやスタミナでは欧州馬という事もあって、この馬の方が日本の馬より適正あるんじゃないか、と言われたのですが。陣営は良馬場の方が良い、と仰ってましたし馬場が合わんかったんかな。









第12回みやこステークス G3 レース回顧  

3歳以上オープン 別定戦 阪神競馬場ダート1800メートル。

年末に中京競馬場で行われるダートG1チャンピオンズカップの前哨戦という位置づけですね。

勝ったのはこれまで高い能力を評価されながらも、どうもレースとなると気性の問題で能力を発揮できなくて人気を落としていたサンライズホープが、11番人気という低評価を覆して勝利。
話によると気性難は気性難でも性格が荒ぶっているというよりも、レースを途中でやめちゃうところがあったみたいですね。
先頭に立つと途端にやる気をなくしてしまったり、ブリンカーでそのあたり矯正しようとすると、今度は外から躱されるとやる気なくす、とか面倒くさいやっちゃな!!
おかげで、本来の能力を発揮しないままレースで惨敗を繰り返す始末。前年シリウスSを勝っているように、能力は間違いなくあったのにね。
あれこれと工夫して馬を調教してきた陣営の苦労が忍ばれますけれど、今回はそれが見事に結実したということなのでしょう。
パートナーの幸さんもずっと試行錯誤してたんでしょうね。今回、出遅れ気味になってしまったんですけれど、それを幸いに後方からの競馬で見事にサンライズホープの能力を引き出してくれました。3コーナーから4コーナーにかけての手応えは抜群でした。そのまま揉まれないように外から回り、直線残り200で先頭に立ってからも脚を緩めることなく、そのまま突き抜けて勝利。
二桁人気のまぐれ勝ちではないです、非常に強い勝ち方でした。

2着はホープの同期ながら遅咲きだったハギノアレグリアス。遅咲きというよりも、一年以上屈腱炎で休養してたんですね。戦績をみると非常に優秀で、このみやこステークスまで9戦で5勝を上げているのです。にも関わらず、重賞はここが初挑戦だったんですね。
福永騎手は3コーナーの段階で進路取りを間違えてしまった、と述懐してるのですが、確かに直線入ったところでごちゃついちゃったのかな。ギアが入ったのが残り200くらいからに見える。馬群を捌いて抜け出してきているので、力は示せたんじゃないだろうか。

3着は一番人気のオメガパヒューム。直線入るまで最後方で、どうしたパヒューム、大丈夫かパヒューム!? と、心配したのですが、直線入ってからの大外からの豪脚はこれダートなんですけど!? というド派手なもので一頭だけ脚色が全然違いました。が、位置取りがさすがに後ろ過ぎて、前二頭には届かず。
とはいえ、ここは叩きのつもりか仕上げきっていなかったみたいなので、狙いはやはり本番なのでしょう。

4着5着はハピとタイセイドレフォンの3歳組。3歳でこれだけ走れるのだから、将来有望なのでしょう。ハピの鞍上ノリさん、今年終了みたいなコメントだけど年末は走らないのか?



第166回天皇賞(秋) G1 レース回顧   

東京競馬場芝2000メートル。

さあ、凄いレースでした。これはリアルタイムで見たかったなあ。間違いなく伝説のレースの仲間入りですよ。

ここ数レース、スタートでの出足が行かなくて序盤に脚を使ってしまっていたパンサラッサでしたが、ここはすんなりとゲートを出ることに成功して、そのままスピードに乗って楽に行くことが出来ましたね。
てっきりバビットが先頭を譲らないと思ったのですが、バビットが外枠だったのもあるのでしょうけれど、スピードが乗ったパンサラッサには全然ついていけませんでした。
パンくんも無理に加速してるんじゃないですよね。伸び伸びと走っているのが伝わる走り。
向正面でバビットがついていくのを諦めた時点で、完全にパンくんと後方集団がちぎれてしまいました。
これで一気に難しくなったのが先行組。バビット横山典が実質の先頭として集団を引っ張ることになったのですけれど、自分達のペースがどうなってるのかこれわからなくなってたんじゃないのかな。
軒並み低順位となる馬まで軒並み33秒台で上がりタイム残しているのを見ると、これ相当にスローペースだったんですよね。
後方集団は切れ味勝負のレースとなっていたわけです。一方でだからといってどんどんと遥か彼方へと飛ばしていくパンサラッサを今更追いかけるわけにもいかない。それはそれで自殺行為だ。そんでもって、パンサラッサは逆噴射とは縁のない、新世代型逃げ馬。逃げて差せる快速急行なわけですよ。
逃げ、或いは前に一頭か二頭おいてそれをマークしプレッシャーを与え続けることで、自分自身がペースの主導権を握り続けることでレースを支配するジャックドールにとって、これは難解極まる難しいレースになったわけです。このレースに置いてはジャックドールは主導権の一切を失ってしまったわけだ。
ジャックドールにとっての正解はなんだったんだろう。あくまでパンサラッサについていくべきだったのか。はたまたバビットを気にせず、パン君も気にせず、第二ポツンの位置を掴むべきだったのか。直線に入る前に早めに仕掛けるべきだったのか。
何れにしても困難な騎乗を問われる事になったでしょう。
そして、結果として藤岡くんは仕掛けが致命的に遅れてしまった。イクイノックスやダノンベルーガとの末脚勝負になってしまった。ぶっちゃけ、この展開で4着に入れたのはジャックドールの際立った能力ゆえと言えるでしょう。並の馬なら勝負にもならなかったんじゃないだろうか。
これはシャフリヤールにも言えます。シャフも仕掛けどころを失敗した。でも、仕掛けをもっとはやくしていたからと言って、勝てたかというとどうだろうかなあ。果たしてパンくんに追いつけたかどうか。
もしかすると、早めに併せ馬になった結果としてパンくんの粘りが炸裂してしまった可能性も考えられるんですよね。
パンサラッサって、脚が残っていなくても競り合いとなると無茶苦茶根性見せる粘りが武器の馬でもあるんですよね。ゴール前での競り合いの強さに関してはG1を取ったドバイターフが物語っていますし、力尽きた宝塚記念でさえ2000メートルまでは抜かれても恐ろしいほど食らいついたものです。惜しくも2着だった札幌記念でも負け展開にも関わらずむちゃくちゃ粘りましたもんね。
今回に関しては、あまりに後方と差が広がりすぎていて、イクイノックスとは脚色が全然違いすぎた上に躱したのがゴール直前。競り合う要素が微塵もなく一瞬で抜き去られてしまったもんですから、いつもの粘りを発揮する余地がなかった。後方集団がもう少しペース早くて、後方から追いすがってくる馬たちの末脚がもう少しジリジリと余裕のあるものだったら、パンくん二の足あったかもしれない、なんて思ってしまったのでした。

いやそれにしても、残り200メートルであれどんだけ差がありました? 後方はスローペースだったとはいえ、全然ダレてないパンくん相手に32.7の鬼脚で見事にゴール前できっちり差して見せたイクイノックスとルメールがお見事でした、としか言いようがないです。ちょっとでも騎乗に無駄があったら追いつかなかったでしょう、これ。
イクイノックスは2歳の頃から世代を代表すると謳われ続けながら、皐月・ダービーで悔しい2着。体質の弱さもあるのか、多くのレースに出られずに常に本番で勝ちを要求され続けた苦しい一年でしたけれど、このG1初勝利。3歳での天皇賞秋での盾獲得によって、やっとその強さを証明できました。もう一度、ドゥデュースと最強を競い合える立場へと這い上がってくれました。
ここで負けてしまってたら、結局勝てなかった評判先行の馬として先細りになっていっててもおかしくなかったですからね。毎年、そういう馬には事欠きませんですから。

2着には粘ったパンサラッサ。いや、あんまり粘ったという感じはないですね。最後まで思うがままに走りきった、というべきか。もし疲れてダレてしまっていたら、ほとんどイクイノックスと同じ脚であがってきたダノンベルーガの急追を抑えられなかったでしょう。本当にゴール前、強いですよ。
あの沈黙の日曜日のサイレンススズカと同じ1000メートル57秒4で東京の馬場を、天皇賞秋の舞台を疾駆して、大ケヤキを越えて後方を置き去りにして直線へと入ってきたあの光景。
やはり胸に来るものがありました。すごい馬ですよ、こいつは。唯一無二のパンサラッサだ。
あと200メートル分のスタミナが彼にあったなら、ようよう逃げ切れたかもしれませんね。2000も十分。でも、ベストはやっぱり1800か。

3着には川田のダノンベルーガが。これも川田の素晴らしいコース取りで全力を発揮して、イクイノックスとほぼ同じ32.8というとんでもない末脚でぶっ飛んできました。彼もまたダービーで一番人気を獲得したように、その実力は世代ナンバーワンを争うものと言われ続けていましたが。皐月・ダービーで4着という苦杯を舐め、ここ歴戦の古馬が集う舞台に挑んだわけですけれど。並み居る古馬を押しのけて、このレースで3着に入ったのですから、やっぱり彼も本物なのでしょう。次のレースが楽しみです。

4着にはジャックドール。中距離を主戦場とする彼にとっては、こここそが取りたいG1だっただけに悔しいですよね。札幌記念ではパンサラッサの出遅れ気味なスタートもあったとはいえ、ピタリとマークしてパンくんを捻じ伏せただけに、本領を発揮できない悔しいレースとなりました。
実力は間違いなくG1級。この展開で沈まずにベルーガに躱されたとは言え4着に入っている時点でとんでもない馬ですよ。黄金竜の次走は、パンくんと同じ香港へ。

5着にはダービー馬にしてドバイシーマの覇者シャフリヤール。今回は悔しい消化不良のレースとなってしまいました。彼もまた全力を発揮しきれなかったレースになってしまいました。不本意でしょう。この悔しさを次にぶつけて欲しいです。

皐月賞馬ジオグリフは調子は良かったみたいだけれど、残念ながら9着。ただ、6着から10着までは0.1秒差でもつれ合ってのゴールインでしたから、ほとんど差はなかったんですよね。
先行組が苦しい競馬になった中ですから、この結果は仕方ないかと。
悔しかったのがマリアエレーナあたりか。スタートしてから向正面に入る2コーナーで岩田父のノースブリッジから凄まじい不利を食らってかかりまくったにも関わらず、根性見せましたからねえ。まだまだ上を目指せる馬ですわ。

いや、凄いレースでした。改めて見ても、記憶に残るレースでした。これほんとリアルタイムで見たかったなあ。












第83回菊花賞 G1 レース回顧   


またぞろ直接見られませんでした。

3歳 阪神競馬場芝3000メートル。

去年に引き続き、京都競馬場改修のために阪神競馬場開催となっています。来年は京都競馬場で再開するため、阪神での実施は今年が最後となるでしょう。

皐月賞馬、ダービー馬が共にレースを回避することになった3歳クラシック三冠最後のレース菊花賞。

1番人気はセントライト記念を勝ち上がったガイアフォース。3月の未勝利戦で勝ち上がってきた遅咲きで春のクラシックには縁がありませんでしたが、セントライト記念でクラシックの実績馬アスクビクターモアを撃破しての権利獲得。キタサンブラック産駒として名乗りをあげました。倍率3.5倍。

2番人気は皐月賞5着。ダービー3着と春を賑わせた一頭であるディープ記念勝ち馬のアスクビクターモア。セントライト記念では苦杯を舐めましたが、元々スタミナお化けと定評があり、この菊花賞こそが本番という向きでありました。鞍上の田辺裕信はもうベテランですけどクラシックには縁がなく、このビクターモアが最大のチャンスという心構えだったんじゃないでしょうか。

3番人気はドゥラドーレス。鞍上横山武史。重賞勝ちはなく毎日杯3着が最高順位でしたね。前走2勝クラスを勝ち上がってここに来ました。実績は全然なのですが、色々と前評判も高かった馬で今年アタマのセントポーリア賞を勝った際はクラシック候補と名前があがったくらい。父ドゥラメンテの再来として期待された馬でしたので、遅れてきた本命馬という向きもあったんじゃないでしょうか。

4番人気に神戸新聞杯を勝ったジャスティンパレス。クラシックでは2走とも9着と苦杯を舐めましたが、2歳G1のホープフルステークスでは2着の実績がある馬。秋にかけて本格化がはじまり、実力を発揮できるようになってきたんじゃないでしょうか。

他は5番人気に青葉賞を勝ってダービーでは5着に入ったプラダリア。
春の京都新聞杯、そして神戸新聞杯で3着を取っているボルドグフーシュ。
神戸新聞杯で凄まじい豪脚を見せ、久々のヤマニンの冠でのG1参戦を勝ち取ったヤマニンゼスト。
このあたりが注目馬だったんじゃないですかね。


レースは幸騎手鞍上のセイウンハーデスが思い切った逃げをうち……いやこれ、暴走ですね。馬が抑えきれずにどんどんと行っちゃって、まさかの最初の1000メートル58秒台。さすがに速い、早すぎる。2000の中距離でも速いくらいのペースでした。
これを2番手につけたアスクビクターモアが見送らずに追いかけたものだから、全体のペースも未曾有の領域へ。ラップを見ても、尋常じゃないラップタイムが並ぶ凄まじい高速レースとなりました。
3000のペースじゃないよ、これ。

セイウンハーデスは残り6ハロンで一杯に。単騎大逃げになっていたら、どこかで息を入れて自分のペースを作れたかも知れませんが、今回はちょっと無理でしたね。

6ハロンあたりでハーデスを躱したアスクビクターモアは一気にギアを入れてそこから独走状態に。やや早い仕掛けにも思われましたけれど、結果的に相当な消耗戦と化していたレース。どの馬もろくに足が残っていない中で、潤沢なスタミナを活かして突き放しにかかるビクターモア。
それでも後方、中団で脚を溜め込んでいたボルドグフーシュとジャスティンパレスが猛追し、早く仕掛けた分息が切れたビクターモアをゴール前で追い詰めたのですが……ハナ差。本当に画面ではわからないくらいの差だけビクターモアが粘り込み、春からの実績馬がついにG1奪取を果たしました。
まさに首の上げ下げ。数センチの差でありました。
3着に半馬身遅れてジャスティンパレス。その後、5馬身差あけてドゥラドーレス、シホノスペランツァ、ヤマニンゼストと後方でじっくり脚をためていた組が何とかあがってきました。
後はもう、息も切れ切れでバテバテでゴールまで辿り着いたって感じですね。
1番人気のガイアフォースは8着轟沈。どうも調教も今一つで仕上がりが良くなかったんじゃないか、という話があちこちから聞こえてたんで、調子が完調とはいえなかったのかもしれません。それでこの激烈な消耗戦でしたから、ちょっと耐えられなかったかな。
勝ち時計は3:02.4でナリタトップロードの記録を抜くコースレコード。一方で、上がり最速は36.3。36秒台がジャスティンパレス、ビクターモア。シホノスペランツアの4頭だけで殆どが38秒台以降だった、というのを見ても、どれだけ最後の直線みんなバテバテだったのかがよく分かるレースでした。前半が早すぎたんよ。直線、みんな見るからに遅かったもんなあ。とてもレコード決着のレースとは思えん光景だったw

ともあれ、悲願のG1勝利、馬も陣営もそして田辺騎手もおめでとうございました。
それ以上に、みんなお疲れ様、と労ってあげたい大変なレースでありました。




第25回富士ステークス G2 レース回顧  


3歳以上 東京競馬場芝1600メートル。別定戦。

G2に格上げされて3回目となるわけですが、マイルチャンピオンシップの前哨戦として違和感なくなってきましたね。

勝ったのは藤岡佑介騎手鞍上のセリフォス。朝日杯フューチュリティステークス。NHKマイルカップで一番人気に支持されていた現3歳世代のマイルの雄が、ここで改めて実力を証明してくれました。
直線後ろの方で行く所なくなった時は大丈夫か!? と思いましたけれど、空いたルートから外に持ち出してゴール前で差し切り。
NHKマイルカップで敗れたダノンスコーピオンを下しての勝利、というのは大きいです。
だがしかし……セリフォスって中内田調教師の厩舎なのかー。ここって、休養明け一発目は良く走るんだけど、2戦目以降は成績が落ちて行く、というのを聞いたことがあるような。
今回、調教は抜群で仕上げも極まってたみたいなんですよねえ。ダノンスコーピオンを差し置いて1番人気だったくらいですし。
逆に本番はちょっと結論を急がないほうがいいかもしれません。

2着はソウルラッシュ。前走安田記念では此処ぞという時に前が壁になって爆発的な末脚を発揮できず悔しい思いをしましたが、ここはダノンスコーピオンをターゲットにして楽に競馬できましたね。
にも関わらず、ゴール前まで粘られたのはさすがスコーピオンというところですか。でも、ソウルラッシュもかなり長くいい脚を使い続けてゴール前できっちり差してたのですから、キレに加えて持続力も見せることが出来たんじゃないでしょうか。いかんせん、さらに外から来たセリフォスに持って枯れてしまいましたが。

3着はダノンスコーピオン。中団で脚を貯めて、残り200で抜け出して、という川田のお手本のような騎乗。ただソウルラッシュにピッタリと目標にされていたのが辛い所でしたね。かと言って、仕掛けのタイミングもここらへんがベストだっただろうしなあ。
5月のNHKマイル以来の競馬でしたが、しっかりと走れたと思います。本番マイルCSは舞台変わって阪神競馬場。こっちも得意ですし、まあこっちが本命ですよね。

4着には8番人気だったピースオブエイト。この馬も3歳馬で、結局参戦した3歳馬3頭は全馬上位に入ることに。この馬、勝ちは毎日杯含めて全部1800なのか。思いの外マイル向きだったんだろうか。いずれにしても、3歳世代侮れずですねえ。



第27回秋華賞 G1 レース回顧   

ピンハーーイ!!

いや失礼。秋華賞の前の10Rで好きな馬が勝ったものでして。
秋華賞の前のレースというのはこれ伝統的に秋華賞の出走が抽選ハズレやらで叶わなかった出る馬が多くて、これまでもレイパパレやジェラルディーナなどの名だたる馬たちが勝ってきたレースなんですよね。
ピンハイもまた、一勝馬ながらチューリップ賞2着。桜花賞5着。オークス4着と好走を続けてきた馬でした。馬体重が一際小さい400キロ前後という馬格で一生懸命走る姿がまたカワイカッコいい馬だったんですよ。特にオークスは位置取りの関係で4着になりましたが、状況次第では上位三頭と順位がひっくり返っていてもおかしくない脚を見せてくれただけに、期待大だったんですよね。
ところが、出走に関わってくる本賞金が足りなくて、なくなくの出走断念だったわけです。
そして悔しい思いを晴らすかのような10レース西宮ステークスでの快勝で、見事堂々のオープン入り。ミッキーアイル産駒としても頑張って重賞戦線暴れまわってほしいです。
しかし、ミッキーアイル産駒はメイケイエールといい、ナムラクレアといい、走る姿がなんか一生懸命さが伝わってくる馬たちが多くて、ついつい応援してしまうなあ……。


と、では本番秋華賞ですよーー。

三歳牝馬限定戦。阪神競馬場芝2000メートル。牝馬三冠最後のレースであります。

人気は優駿牝馬(オークス)にて上位を分け合った三頭が、そのままこの秋華賞でも1番から3番人気と相成りました。
三冠ロードを一直線。後方一気の猛脚を以てクラシックをなできってきた地上の☆スターズオンアース。
小柄な馬体に流水のごとき名刀の切れ味。夏を経て20キロものパンプアップでパワーも充填のナミュール。
かつて一世を風靡した薔薇の一族の末裔。曾祖母ロゼカラー。祖母ローズバドが叶えられなかった秋の冠を狙い定めるスタニングローズ。

実のところ桜花賞が始まるまではメインストリームから外れた脇役見当だったスターズオンアース。それを桜花賞で覆し、なおもフロック扱いのオークスでその強さを知らしめ、堂々の三冠挑戦……のはずだったのですが、レース後に両足の骨折が判明。幸いにして軽度の症状だったのでそのまま秋華賞直行という形での出走が叶ったのですが。
やはり怪我も怪我であり、経過も心配されて、また一度叩いた方がいいタイプでもあることで、その強さに誰も疑いを抱かせないだけの証明をしたにも関わらず、今度はその証明した強さを発揮できるかというところで絶対的な人気を集めきれない形になってしまったのは、スターズの順当ならざる荒野を征く感じが出てる気がしますねえ。
それでも一番人気。倍率は3.0倍。三冠を狙う馬としてはこの倍率は不本意でしたでしょう。

2番人気は横山武史鞍上のナミュール。春の主役はこの馬でした。阪神ジュベナイルからチューリップ賞、桜花賞と一番人気であり続けたのは彼女。しかし、元々430キロ台の小さな馬体を更に減らして挑んだ桜花賞は10着の大敗。彼女の持ち味であるキレのある脚を一切見せることのない敗北でした。しかし、オークスでは意地と根性の3着。後方から猛追してきたプレサージュリフトを併せ馬になってから捻じ伏せてのゴールで、彼女が繊細なだけのエリートではない事を見せつけてくれました。
そして、この夏で20キロもの馬体増。にも関わらず太め感は全く無くスケールが一回り大きくなったような雰囲気に、本格化の言葉がチラつく気合漲るレース前でありました。

3番人気はスタニングローズ。オークスではスターズオンアースに躱されてしまったものの、レース自体はパーフェクト、と言わざるをえない隙のなさ。秋は紫苑S始動でこれを文句なしの先行押し切りで完勝。彼女の競馬は王者の競馬です。

他にも名牝パールコードの念願を此処で。名手川田が嘗ての愛馬の夢を叶えるために他の騎乗依頼を辞して跨ったアートハウス。前哨戦ローズステークスを勝利しての4番人気。
5番人気は同世代でもっとも豪快な大外一気を決めるプレサージュレフト。おそらく、切れ味勝負で唯一スターズオンアースと伍せるのがこの馬でしょう。

他にもライラックやエリカヴィータ、サウンドビバーチェ、ウォーターナビレラといったオークスを戦った面々も参戦。
ここが三冠レース初挑戦、という後発組の中では13番人気ながらメモリーレゾンが意外と色んなところで評価高かったんですよね。



さて、レースは……始まる前にまたオークスと同じくトラブル!!
また放馬だーー! と、思ったら、あんたオークスでも放馬しちゃったサウンドビバーチェちゃんじゃないですかーー!!??
馬場入場の際にウィナーズサークルで暴れて、騎手を振り落とし、というか投げ落としw 閉めてある方の柵を突破して馬場入場。困りますー!
幸いにして、馬場内を駆け回ることなく、2コーナーの1400ダートのシュートに入って走るのをやめてすぐに捕まったので、馬の疲労も返し馬程度で済んで出走回避は回避できました。
2コーナーからスタート地点までビバーチェ引っ張って、走って連れて行った係員さんお疲れ様でした。なんか放馬2冠とか言われて苦笑を禁じ得ないのですが、出走できて良かったです。これで2戦連続で本番走れないって、頑張って仕上げてきた陣営泣くに泣けないですからねえ。

天気予報では雨が予告されていたものの、幸いにして雨雲は後ろにずれて馬場は良馬場。秋とは思えない暑い日差しの元でスタートが切られた最後の3冠競争秋華賞。
ですが、スタート直後から三冠を狙うスターズオンアースには試練が待っていました。
一瞬の出遅れ。でもほんの一息ほどの遅れで本来なら問題があるほどではなかったんですよね。ところが、二つ隣のスタリングローズが寄れて、その煽りを食った隣のナミュールがスターズの進路にかぶさってきたのです。オマケに左隣のアートハウスまでスターズの方に寄せてきたものだから、ちょうど扉がしまってしまうかのようにスターズの前が塞がってしまったんですね。
これでスターズはスタートダッシュに致命的に失敗。行き足がつかずに最後方からの競馬になってしまいました。後々を考えても、ここが本当に致命的でした。
でもルメール慌てないんですよね。慌ててバタバタしない。スターズの力を信じて落ち着いてレースに挑んでいくのである。ここが彼のトップジョッキーたる所以なのでしょう。

ブライトオンベイスが逃げ、サウンドビバーチェがピタリと二番手につける中で、スタリングローズはスムーズに先行好位と狙い通りの位置につけ、相変わらずの隙のない競馬に取り掛かる。
ナミュールは中団後方の外側に回らされて、やや苦しい位置取り。スターズは集団後方内側ですから、前も横も塞がっていてさながらカゴの中、自由度が少ないかなり厳しい位置でした。

他はアートハウス。前目3,4番手につけてのレースですからほぼ理想通りだったんじゃないでしょうか。
ライラックは最後方は後ろすぎ。紫苑Sで見せたように素晴らしい差し脚を持つ馬ですけれど、さすがに一番うしろから届くような脚じゃないんだよなあ。それが出来るであろうプレサージュレフトは、最後方から2番手。ただ今回は2頭とも結果から言うと不発でした。展開的に平均からやや遅め。阪神内回りですから、若干小回り気味の馬場なので、先行前めにつけた内側有利のレース展開でしたからね。後方から、また外を回らされた馬は苦しいレース展開でした。

4コーナーを周り、直線に入ったところで実況の悲鳴があがる。この時点でスターズは最後方。そう、一番後ろだったのである。さすがにいくら何でも後ろ過ぎた。ここで、「ああもうスターズオンアースは消えた」と思い、意識上から彼女の存在は消え失せていた。
ただ……スターズ。最後方ではあったんですけれど、後方に居た馬たちが概ね外側を大回りして直線に向かった中で、彼女は膨らむことなく内側に潜み続けていたんですね。ルメールは全く諦めていなかったのである。
サウンドビバーチェが脚のなくなったブライトオンベイスを躱し、その外からジリジリとアートハウスが先頭を伺う。
正直、ここで突き抜けられなかった所が今のアートハウスの限界でしょう。川田の騎乗はぶっちゃけ完璧、理想的だったと思います。
ライラック、プレサージュレフト、エリカヴィータは後方で外側を回らされて、ここでほぼ脱落状態。上がり時計は悪くなかったのですが、位置取り的にどうしても無理でした。
注目スべきは、外を回らされながら直線勝負に取り憑いてきたナミュール。そしてメモリーレゾンである。残り300メートルあたりから、俄然猛追を開始する。
内側ではスタリングローズが満を持して、サウンドビバーチェとアートハウスを捕捉。残り200でしっかりと前2頭を捉える。
驚いたのはサウンドビバーチェ。ここでもう一回盛り返して追いすがるんですね。この馬の逃げての粘り強さは特筆に値します。オークスでも出走していたらワンチャンスあると思ってたもんなあ。さすがに息切れしてしまったのか、ゴール前でズルズルと下がってしまい7着までズレ込んでしまうのですが、5着に入ったアートハウスよりもビバーチェの方に見どころを感じさせてくれるレースっぷりでした。
残り100でスタニングローズが抜け出した、と思った所から外側からナミュールが強襲。ものすごい脚でスタニングローズを追い詰め……、ふと気がつくと内側にいるスターズオンアース。
ここはマジで仰天しました。

え!? なんでいるのスターズオンアース!?  いったいどこから飛んでいた!?

直線入った所で一番後ろに追いやられていたはずなのに。ナミュールが大外をまくりあげていく中で、内側は馬群がゴチャついて進路も何もあったもんじゃなかったはずなのに。
とっくに馬群に沈んでいたと思われた地上の星は、渋滞する馬群の隙間を流星のごとく駆け抜けて、ゴール直前100メートル。突如として先頭争い繰り広げられる激闘の最前線へ飛び出してきたのである。
しかし薔薇の女王は動じない。流水の切れ味は衰えない。
ゴール前、追いかけてくる二頭を従えるようにスタニングローズが堂々の勝利。
まさに薔薇の女王の戴冠でありました。

ロゼカラー、ローズバドのお祖母様たちが銀までしか勝ち取れなかった牝馬G1をついに奪取。薔薇一族としては2010年ジャパンカップを制した叔父ローズキングダム以来となる約12年ぶりのG1制覇。
日本競馬界に薔薇の一族未だ潰えずを示してみせた、栄光の勝利でありました。
そして、彼女は大王キングカメハメハの最終世代ラストクロップ。先日引退したチュウワウィザード以来、芝G1となると2018年のレイデオロ以来となるキングカメハメハ産駒のG1勝利。名種牡馬キングカメハメハの血の証明をも果たしてくれた勝利です。
鞍上・坂井瑠星はこれがG1初勝利。今年リーディングでも上位の方に位置づけている若手の星の一人ですけれど、これを期にG1戦線でも勝ち負けの常連になってきそうですね。

2着はナミュール。大外ぶん回しても何のその。切れ味、気合、根性、迫力、何もかもが春よりスケールアップした姿を見せてくれた、堂々の2着でありました。
そして3着には惜しくも三冠制覇を逃したスターズオンアース。ですが、負けて強し! 負けてなお強し。負けたけど、こいつとんでもねーー!! 
あれだけの不利を被りながら、そして直線でもまっすぐに突っ切る進路などなく塞がる壁を前に、見せも見せたり流星の末脚。上がり時計は断然の33.5。ナミュールをして34.0だったんですよ? 一頭だけ別次元の脚色でありました。
オークスでの骨折に始まり、順調とはいかなかった行程。レース中も様々な不利を被り、万全とはほど遠いレースでした。でも、もうこの馬の強さを疑う人はもう居ないでしょう。
地上の星は消えず、負けてなお燦然と輝いた。

結果を見れば、順位を入れ替えてのオークスと同じ三頭での決着。ああ後に、この世代もまた牝馬三強として語り継がれていくのでしょうか。新たな歴史が刻まれた、秋華賞でありました。

4着には三頭から少し離れてメモリーレゾン。ただこの馬もナミュールと同じく外を回らされての後方からこの位置への喰らい込みですからね。ちょっと次のレースは注目ですよ。次に順当に勝つようなら、重賞戦線の上位常連になっていくかもしれない。

5着にはアートハウス。結果的には完敗ですね。あれだけ理想的な競馬をしながら、前の馬に太刀打ち出来なかった。今は実力及ばずです。まだまだこれから頑張っれ。


前三頭が頭一つ抜けた感のあるこの世代の牝馬ですけれど、今回出走した馬はみんな実力を感じさせてくれる好い馬たちが多かったように思います。下位に沈んだ馬たちでも、今後けっこう上にあがってくるんじゃないだろうか、という将来性を感じるんですよねえ。注目して見ていきたいと思います。



第70回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス G2 レース回顧  


そういえば、いつから府中牝馬ステークスにアイルランドトロフィーの冠がついたんでしょう。2017年から? もう5年くらい前からなの? 
アイルランドトロフィーというと、自分みたいな古い人間だとOP特別のアイルランドトロフィーの方が印象強いんですよね。確かウイニングポストみたいなゲームでも、使い所の良いレースだったんで。
なので、なんか悪魔合体したレース名に見えてしまうのでしたw

3歳以上牝馬限定 東京競馬場芝1800 別定戦。

現状ではエリザベス女王杯の前哨戦という形になってますね。勝った馬には優先出走権が与えられます。

注目はやはり純白のアイドル「ソダシ」の出走でしょう。いや、なんでここで出るんだ?
前走札幌記念では5着。そこから次はどこに出るのかと思ってたら、まさかの府中牝馬ステークスである。てっきり、エリ女にしてもマイルチャンピオンシップにしても直行かと思ってたんだが。
なんか相当に調子良かったみたいで、ここで一度使っておきたかったのかな。
他にも牝馬のマイルから中距離戦線で活躍する一線級が出揃ったレースとなりました。

夏にクイーンCで2着に入り、重賞戦線に殴り込んできたフランケル産駒のサトノセシル。
ヴィクトリアマイルでは大敗してしまったものの、復仇戦と意気込むエアグルーヴの孫娘アンドヴァラナウト。
牝馬限定戦の常連アブレイズあたりが人気を集めていました。
と言っても、ソダシが1.9倍であとは横並びというくらいだったかもしれませんが。2番人気のサトノセシルで7.7倍でしたからね。
他にもブラストワンピースの妹であるホウオウピースフル。
距離が1800だとめっぽう強いクリノプレミアム。
海外を暴れまわった三女神の一柱ラヴズオンリーユーの全妹ラヴユーライヴ。
オークス馬シンハライトやマーメイドSを勝ったリラヴァティの妹であるライティア。
ローズSの勝ち馬で牝馬クラシック戦線でデアリングタクトと戦い続けたリアアメリア。
由緒正しきメジロの血統クールキャット。
何気にアンドヴァラナウトとは姉妹対決になるグルヴェイグの娘ゴルトベルク
府中牝馬ステークスで2年続けて2着1着と連対している前年の覇者シャドウディーヴァ。
そして前年のエリザベス女王杯の勝者アカイイト。

こうしてみると、良い血統の馬多いですなあ。
とはいえ、このメンツ相手ならソダシなら絶対に勝たねばならないレース……でしたが、最後の直線でスルスルと内側から抜け出してきて、簡単に他馬を抜き去って先頭に立つまでは完璧と言って良い競馬だったのですが……。
油断大敵というべきか。
ちょうど、並んだ最内福永のアンドヴァラナウトとその外を抜けていくソダシの後ろをついていくように上がっていった岩田パパ騎乗のイズジョーノキセキ。これが本当に気配消したままひょいひょいと前の方にあがってきて、完勝モードだったソダシをゴール前でアタマ差躱してしまったのである。
豪脚、という印象はまったくなく、本当にスルスルと、スーッといつの間にか現れて躱してしまった感じで、唖然というかあっけに取られるというか。
上がり時計を見てみると、2着ソダシと3着アンドヴァラナウトが33.8。最後方にいたシャドウディーヴァが33.5で追い込んできていますが(7着)。それ以外が34.0以下なのを見ると十分他馬を寄せ付けない脚を見せていたのですが。
33.3である。イズジョーノキセキ。一頭だけ、脚色がぜんぜん違っていたんですね。
いやー、ソダシ決して最後油断したとは思えないんですけど。最後まで一生懸命走ってましたし。それでもこれは、岩田騎手の妙手に見えたなあ。久々に岩田パパのゴール際のえげつない強さを見た気がします。
イズジョーノキセキは12番人気と完全に伏兵でしたけれど、調子はかなり抜群に良かったみたいですし、武器となる末脚が決まるとこれは強いですなあ。
ソダシは悔しい2着でした。やっぱり本質的にマイラーなんですかね? 止まった、という程ではありませんけれど、最後の最後にぐいっと伸びるところがなかったですし。次はどうするんだろう。
アンドヴァラナウトは前走大敗から立て直して、3着に入りましたがソダシにはこれ完敗だったなあ。さて、このままエリ女の方に行くんですかね?




第57回京都大賞典 G2 レース回顧  

3歳以上。阪神競馬勝芝2400メートル。別定戦。

今年も京都ではなく、阪神での開催でした。そして今年で最後の阪神開催となりますね。もうすぐ京都も復活しますし。
今週から久々となる阪神競馬場の馬場状態は、見ている限り内枠優位だった中山と正反対で、とにかく外。外からの差しが決まる決まる。
雨も土曜日から結構降っていましたけれど、新しい馬場はなんとか持ってくれたようでした。

レースは予想難しかったみたいですね。単勝人気も14頭いるのに最低人気のディバインフォースで54.9倍。一時期は40倍台までなってたみたいで、ここまで全頭人気が混在している主要重賞は珍しかったと思います。
でも、こういうときほど人気通りに決まるパターンが珍しくないんだよなあ。

1番人気はボッケリーニ。日経賞ではタイトルホルダーに追いすがっての2着。そして続く目黒記念では見事に勝利で重賞2勝目を飾ってみせた叩き上げの苦労人、ならぬ苦労馬。
前年はひたすらG3を走り、今年はひたすらG2を走って全部複勝圏内という堅実っぷりですからね。
血統としては、あの名中距離ランナー・ラブリーデイの全弟。ラブリーデイも、遅咲きで本格化したのって5歳からだったんですよね。調教師の話ではお兄ちゃんより長距離適性ある模様。まだG1走ったことのないのが不思議なくらいなのですが、その堅実性から人気を集めたのもよくわかります。鞍上は今乗れている浜中ジョッキー。

2番人気はこれが重賞初出走となるヴェラアズール。5歳でこれが初重賞ですよ。どれだけ下積み長かったんだ。新馬戦からして三歳3月と随分遅く、好走し続けるもようやく未勝利を勝ち抜けたのが6月末、って2歳戦がはじまる直前ですから本気でギリギリの勝ち上がりだったんですやん!?
それからもう一勝したものの、2勝クラスのダートをウロウロと大した成績も収められないままうろついていた彼の転機は、今年の3月。
それまでずっとダートを走っていたのが、心機一転芝2600の淡路特別に出走。ここで見事に勝利を収め、以降芝の長距離レースでそれまでグズっていたのが不思議なくらいに複勝圏内に入り続け、いきなり挑んだ重賞がこの強豪集まる京都大賞典。にも関わらず2番人気ですから、競馬ファンの目は肥えています。
まあこのレースに出走していたG1の常連たちは、いずれも最近パッとしない成績でしたので、いわゆる昇り馬に人気が集まった傾向がありますが。
ちなみに、ヴェラアズール。今となっては希少なエイシンフラッシュ産駒であります。

3番人気はウインマイティー。前走マーメイドステークスでレコード勝ちの快勝したのを評価されたの人気でしょうか。同じ阪神コースでしたしね。2着のマリアエレーナは、次走でジェラルディーナなどを下して小倉記念を勝利しています。ちなみに、ジェラルディーナはその次のオールカマーで勝ってます。ドミノ倒しで評価があがるパターンw
元来、オークスで3着に入るほどの実力馬。気性の問題からどうにも才能を発揮しきれないレースが続いていたみたいですけれど、今年に入って負けながらも伸び伸びと走る事が出来るようになってきて、充実の一途を辿った成果が前走だったのではないでしょうか。

レースはユニコーンライオンが果敢に頭を主張してレースを引張、ディアステマ、アフリカンゴールドあたりがこれを追いかける展開。
ユニコーンライオンは直線まで踏ん張って、「おっ!?」と思わせてくれる場面もあったのですけれど、残り2〜300メートル辺りで力尽きてズルズルと後退。ちょっと距離しんどいのもあったのかな。復活以降、なかなか以前のような走りには戻らないのは辛いですね。

ボッケリーニは中団待機。それに並んでウインマイティ。直線で先行勢がズラッと並んだのを横目に、ひらりと真ん中まで馬を出して追い出した浜中ジョッキー。これ完全に隙のない勝ちパターンに持ち込んでるんですよね。
早めに外に持ち出した分、これロングスパートになって脚がキレきらなかったヒンドゥタイムズを、鞭を入れた途端に置き去りにして抜け出したボッケリーニ。
ウインマイティはボッケリーニの後ろにつけていたのですけど、その分抜け出す進路を先にボッケリーニに奪われて、ギアを入れるのが一歩遅れてしまった感じ。それでもボッケリーニに追いすがって他馬より頭一つ抜けた。
と、思った瞬間、大外強襲のヴェラアズールである。一頭だけ、脚色が別次元でした。残り100メートルを切ったところでボッケリーニを含む他馬を完全に切って捨て、あっという間の2着ボッケリーニに2馬身半の差をつける強い勝ち方。
確かに外が伸びる傾向の馬場でしたけれど、それにしてもとんでもない切れ味でありました。
これは一躍活きが良いのが出てきましたよ!










第73回毎日王冠 G2 レース回顧   

3歳以上 東京競馬場芝1800メートル・別定戦。
天皇賞秋の前哨戦は幾つかありますが、唯一の天皇賞秋と同じ2000メートルよりも短い距離でのレースとなりますね。そのためか、天皇賞を目指す馬でもマイルを主戦場としていたり、スピードに自信のあるタイプの馬が参戦するケースが多いように見受けられます。
今年は少頭数となる10頭立て。
一応、G1馬もダノンザキッド。レイパパレ。ポタジェにサリオスと四頭出揃いましたが、レイパパレとポタジェは前走二桁台の大負けをしており、ダノンザキッドはずっと勝ち味から遠ざかり、1番人気はサリオスに……って、サリオスも最近はずっとマイルから短距離戦線だったんですけどね。
高松宮記念参戦など、スプリントはないやろ!? という迷走をしてましたが、香港マイルや安田記念の3着で、馬の充実度はたしかに上がっている感じだったんですよね。
何気にサリオス、13戦して4勝しかしていませんが、負けたのは全部G1レース。G2以下のレースでは未だ負けなしなのです……いや、G1ばっかり出すぎじゃね?
そろそろG1タイトルが欲しい、という意味ではディープボンドと双璧をなす存在でしょう。

レースは発走直前にダノンザキッドがゲートの前を突破して飛び出してしまうというハプニングがありましたが、人馬ともに怪我なく外枠発走に。でもトラブルはトラブルで各馬も待たされた事もあって動揺もあったでしょうが、勝負はサリオスがレコード勝ちで快勝と相成りました。
いやいや、なんかレッドベルオーブが初っ端から幸さんの必死の手綱を振り切って大暴走かましていた気もしましたが。中盤でなんとか折り合ったように見えましたけど、さすがにあれだけ中盤まで喧嘩してたら体力持たんわなあ。
1000メートルは57.8でした。はい、暴走ですね。ただ、時計の割には後ろとの差が広がらなかったですし、相当早いペースになってましたね。レコード決着は確実にベルオーブのせいでしょうw
直線で、前目にいたダノンザキッドとレイパパレがそのまま押し来るか、というのを大外からジャスティンカフェがグングンと突き抜けてきて、一気に抜き去り、これはジャスティンカフェの勝ちレースだ! と、思った瞬間、狭い馬群をかき分けて、内からサリオスが急襲。
これ、これはちょっとすごいな。脚色、途中まで完全にジャスティンカフェの方が上でしたよね。残り200の時点で間にポタジェ挟んでますが、明らかに1馬身近く抜き去られてるんですよ。
そこから、ジャスティンの脚色まったく変わっていないキッドとレイパパレを抜き去る脚を見せているにも関わらず、一旦後ろに置き去りにされたサリオスがすげえ加速してゴール通過時には逆になんでか半馬身前に出ているという……なにこれ、ニトロでも積んでたの!?
上がりはジャスティンとサリオス、同じ33.8なんですけれど、残り50メートルでのサリオスの加速は明らかにぶっちぎってました。
これはすげえレースでした。サリオス、この競馬は一躍主役候補に名乗りをあげるにふさわしい一撃でしたわ。コントレイル世代の意地を見せてくれそう。

2着はジャスティンカフェ。前走のエプソムカップ4着が重賞初挑戦、という馬だったのですが、初挑戦で一番人気になってたように才能は確約されてる馬だったんですよね。4着も重馬場がけっこう負担だったみたいですし、良馬場になるとこれほど切れる脚を見せてくれますか。
こいつは府中で活躍しそうな馬ですわ。

3着には先行から譲らずのダノンザキッド。スタート前に結構なトラブルがあったにも関わらず、ここまで堂々と走り抜けるのはやはりさすが川田騎手といったところでしょうか。でも、どうしても勝鞍からは遠いんだよなあ。
レイパパレは4着。頑張りましたけど、彼女のスタイルからするとちょっと時計が早すぎましたよね。

天皇賞秋はまたぞろタレント揃いますけれど、サリオスはそれら強豪に負けない存在感を示してくれそうです。
……え? 2年前みたいにマイルチャンピオンシップにいくとか言わないよね? マイルなの? マイル行くの?








以下の古馬重賞になりますね。牝馬限定戦やマイル戦除く。

第8回サウジアラビアロイヤルカップ G3 レース回顧  

2歳オープン 東京競馬場芝1600メートル。

新馬の重賞としては初めてとなるクラシックの舞台での重賞競走。これまでは札幌、函館、新潟、小倉とG1のない競馬場での重賞ばかりでしたからね。
三連休3日連続開催初日となります。まあ、三連休関係なく仕事だったので、直接は見られていないのですが。

圧倒的一番人気だったのは、ルメール騎乗のノッキングポイント。まだ一戦一勝ながら新馬戦が余裕残して圧巻の差脚を見せての快勝。将来のG1での活躍を想起させられる勝ち方で、まあ人気も当然だったでしょう。
お母さんはフローラS勝ち馬のチェッキーノ。オークスでも2番人気で2着となった逸材でした。名前が印象的だったので覚えてます。ただオークスの跡、怪我したんだっけか。長期休養を挟んで2戦しましたが、活躍叶わず繁殖入り。初仔がこのノッキングポイントとなります。初年度産駒からいい馬出して、良いお母さんになってくれればいいのですが。

ところがどっこい、勝ったのは2番人気のドルチェモア。凱旋門賞帰りの横山和生騎手騎乗。
この馬、お母さんがアユサンなんですよね。桜花賞馬の。懐かしい!
アユサンも、桜花賞を7番人気で勝ったあと、オークスは4着に入ったものの、長期休養に入って復帰後泣かず飛ばす。すぐに繁殖入でした。これまでの産駒は未勝利は何とか突破できたのだけど……という馬が続いていたのですが、ここで重賞馬を送り出せたのは良かったなあ。
これで、歴代桜花賞馬、アパパネから4代続けて重賞勝ち産駒を出してるんですね。優秀だ。

レースは1番のグラニットが見事な大逃げをキメて、直線に入ったところで10馬身差をつけてしまいました。さすがに最後はバテたものの、ゴールまで逃げ込むには十分なおつり……と見えたんですが、残り200からドルチェモアが他馬を置き去りにしての猛追。ゴール前で躱しての1着。
小気味の良い脚の回転力でグングンと飛んできて、これは痛快な勝ち方でありました。





第101回 凱旋門賞 G1 レース回顧   


痛恨!! いや、もう悔しい! 寝落ちしちゃって、レース見られなかったんですよぉ!
目がさめてみれば、結果だけ先に惨敗とだけ知ってしまって。
へこむ。色んな意味でへこむ。
いやー……今年はオルフェーブル以来かというくらい期待してたんですよ。タイトルホルダーはそれくらい強いと思っていたから。だけど、この雨でしょう? 馬場ぐちゃぐちゃでさぁ、あれはしんどいわぁ。
本気で期待していた分、自分でも意外なほど落ち込んでしまいました。いやー、マジで期待してたんだなあ、と自分でもびっくりするくらいガクーーとなってしまって、これ書く気力もへたってしまっていました。
寝て起きてちと回復しましたけど。今まで負けても、あーー残念、くらいできっぱり諦められてたんですけどねえ。このへこみっぷりはこれもオルフェーブル以来かも。あ〜〜〜。

まー、これだけ馬場ぐちゃぐちゃになってしまうと、もうジャンルが違うというのもそうだよなー、とは思うんですよね。ただ、まーこの雨はしゃあないとしても、欧州の芝に合わせてどうこうというのはねえ。日本でこの芝再現しても仕方ないでしょうし、血統から改変していくというのもそれ日本で走れなくなるよってなもんで。ダート馬連れてくって言ってもねえ。ダート馬だからそれが合うかどうかわからないし。
気軽にお試しで連れていけるような経費じゃないですからねえ。
エントシャイデン、また今年もフォア賞で最下位人気ながら3着と頑張ったんですってね。なんでか合うのか、エントシャイデン。
結局、凱旋門賞に勝つって目標はさあ、欧州用に魔改造するんじゃなくて、日本でも強くて欧州でも勝って、という異種目だろうと関係ねえわぁ、て勝ってしまう強さを求めてしまうんですよ。
そういう問答無用さを、期待してるんだわ、きっと。そういう意味ではやっぱりオルフェーブルが一番近かったんでしょうねえ。あの馬、ほんとどうかしてたもん。

心配なのは、あれだけしんどい馬場走って馬にダメージないかどうか。無事に走りきって今は異常なくても、疲れ残っちゃう場合もありますしね。タイトルホルダー、ステイフーリッシュ、ドウデュース、ディープボンド、みんなこれから日本帰ってくる旅程もありますからねえ……あれ? 日本帰ってこないのもいるっけか?

ともあれお疲れ様でした。残念でしたけどねえ。
勝ったアルピニスタ。次走はBCターフかもしかしたらジャパンカップも考えているらしいけど、今年はブリーダーズカップターフ出走予定の日本馬はいないのかー。去年はラヴズオンリーユーがいたんだけどなあ。



第56回スプリンターズステークス G1 レース回顧   



ふぁーーー!? メイケイエールどしたーー!? 14着と紛うこと無く大敗。外を回らされたのがダメだったのか。右回り苦手だったのか。コーナーでずっとうまく回れてない感じだったし。
中2週がしんどかったのか。それら全部が原因だったのか。
出来栄えについては悪いという話は全然聞こえてなかったですしねえ。むしろ絶好調というくらいでしたし。
4コーナーの時点で手応え怪しかったからなあ。前走も促さないといけないくらいだった、というコメントがあったけど、イケイケドンドンの性格が大人しくなりすぎてしまったのか。いずれにしても、ちょっと負けすぎである。これは心配だなあ。

2番人気のナムラクレアも、外外を回らされて結局伸びきれず。直線入ってこれから、という時にいつもみたいな切れ味が全然なかったですからねえ。それでも5着まで来ているのを立派と思うべきか。

勝ったのは1枠2番ジャンダルム。やっぱり内枠だったよ!
それはそれとして、このジャンダルム、休み明けの前回はダメダメだったんですけど、その北九州記念をたたき台にして馬が一気に仕上がってたっぽいんですよね。鞍上の荻野くんに初の重賞をプレゼントしたオーシャンSもその前のレースは休み明け二桁着順でいきなり勝ってましたしねえ。
レース直前のテレビのパドック評価でも細江純子さんが名前をあげてたくらいに、調教評価は各所でかなり高く評価されてたようです。実際、戦績のわりに8番人気となってましたしね。
小回り得意で叩き2走目で内枠発走、と幾つもの要素がバッチリとハマっての1着でした。
お母さんは同じくスプリンターズSの覇者であるビリーヴ。JRA公式ページだとビリーヴが英語表記だったで、あのビリーヴだと気づかんかったよ。以前に情報触れてたとは思うんだけど、全然覚えてませんでした。ビリーヴというと、初年度産駒があのファリダットだったんですねえ。重賞勝てなかったけど、短距離路線からダート路線まで長く活躍していてよく覚えてますわ。ビリーヴ自身も高松宮記念とスプリンターズSを制覇した短距離覇者でした。あの頃は短距離路線、そこまで層は厚くなかったんですよね、だから他とは役者が違った感もありました。もっとも、その最後のレースで聖剣デュランダルの抜剣に散らされて、世代交代とあいなるのですが。
そうかー、デュランダルの鞍上池添だったんだなあ。
勝った荻野くんはこれがG1初制覇。初重賞もこのジャンダルムによってもたらされたわけで、良い馬と巡り合い、一緒に積み重ねていった結果ですね。内でじっと我慢する良いレースでした。おめでとう。


2着はウインマーベル。この馬もまだ3歳ですが古馬と混じってのキーンランドカップで2着をもぎ取り、このスプリンターズでも見事に2着。調教でも体幹まだ出来てない様子もあったみたいで、夏いっぱい使ってたこともあって調子も現状維持か下降気味くらいだったと思うんですが、それでG1でもきっちりこの位置もぎ取るというのは、想像以上にこれは出来る馬なのかも。今後の動向には注目です。

3着にはナランフレグ。高松宮記念覇者は伊達ではなく、きっちり追い込んできましたねえ。ここはやはり経験値が違った、ということでしょう。わりとうまいこと内に入れていた感もありますし。

4着には内の好位をキープしつづけたダイアトニック。これは鞍上岩田のベテランの味ですかねえ。前目に位置していた馬は逃げたテイエムスパーダ含めて結構脱落してしまったのですが、ナムラクレアに躱させなかったのはえらいです。

シュネルマイスターは最初から最後までどこにいたのかわからんレベルで存在感なく9着。見せ場一つなかったなあ。これはこのレースたたき台のつもりだったということでしょう。にしても、他にレースなかったんか。


ともあれ、メイケイエールの大敗にショックが隠せないレースでありました。G1が遠いなあ、レーンちゃん。


第56回スプリンターズステークス G1 展望   


秋のG1シリーズはじまるよー。
中山競馬場芝1200メートル。来週から東京競馬場に移るので、これが中山最終週となります。
毎年、内枠有利なんですが、今年は特に先週のオールカマーが人気馬全部ふっとばして1〜3馬番の決着となったようにその傾向が強いのは踏まえておくべきでしょう。
ペースはスプリントG1にも関わらず、あまりハイペースにならずに平均で進む傾向が強い模様。なんで前崩れはあまり起こらず、4角時点で前目につけておける、或いはまくってこれている馬でないとちょいとしんどいかもしれない。

人気筆頭は前走セントウルSを快勝したメイケイエール。重賞2連勝で挑むことになり、前走の完璧な勝ちっぷりはついに気性難を克服して本格化へと至ったのか、と評判。
実績としても重賞6勝は現役最多。彼女の戦歴はもう物語と言っていいほどで、ここでG1を取ることが約束されているような流れなんですよね。まあ、王道通りにいかないのもまた競馬なんですが。王道のように堂々とした物語になるのもまた競馬なんで、さてどうなるか。
個人的にはここを足がかりにエールちゃんには三階級制覇目指してほしいんだが。

2番人気は3歳牝馬にしてスプリンターのスペシャリストへの道を歩みつつあるナムラクレア。いや、マイルもいけるとは思うんですけどね。切れ味鮮やかな走りっぷりが短距離のスペシャリストっぽくてカッコいいんですよ。
前走の北九州記念は3着ながら、仕掛けどころで前が塞がったにも関わらず一旦ブレーキかかったところから再加速して、馬群を縫ってきての猛追だったので、負けて強しの内容でした。
アストンマーチャン以来の3歳牝馬によるスプリントG1を目指して、いざ。今年怪我からの復活だけでなく、重賞戦線で暴れまくっている浜中騎手の久々のG1勝利も見たい所。


3番人気は急遽参戦、シュネルマイスター。いや、直前まで彼が出るとは知らなかったんですけどー!? 3歳ではNHKマイルCを勝って最強世代のマイル担当としてソングラインと火花散らす戦いを繰り広げるシュネルが、スプリント路線へと堂々の殴り込み。いや、おたく今まで1200とか走ってないじゃん!? 新馬戦で札幌1500走ったのが一番短いのよ!?
ちゃんと1200戦を想定しての調教を組んだらしいけど、果たして初めての電撃6ハロン戦がどうなるか。走ってみないとわからんぞ!?

4番人気はテイエムスパーダ。最内枠の1番というのが人気に影響しているのは否めないと思うけれど、このレースではこの馬が逃げると目される。他に逃げ馬いないしね。
前走は他の馬と競り合ってめちゃくちゃ飛ばして、レース自体をかなりのハイペースにしてしまっての7着。このスプリンターズはあまり早くならない傾向ですけれど、うまく脚を溜められたらCBC賞の再現も在り得るでしょう。レッドスパーダの数少ない落とし子としても応援してあげたい。


5番人気は今年の春のスプリント王者。高松宮記念1着のナランフレグ。前走安田記念は9着ですけど、元々生粋の1000直か1200スプリントのスペシャリストですからね。にも関わらず33.1で差してきてるんだから立派。ただ、この中山コースで後方一気はさすがにしんどい面もあるかもしれない。高松宮記念を勝ってるのに人気この位置というのはそれもあるのかもしれない。

同率五番人気でタイセイビジョン。リステッドだけど重賞並みにメンバーが揃う春雷S。そしてCBC賞、北九州記念を三連続2着と惜しい競馬を続けてきた馬です。この馬も後方からの競馬がメイン戦術ですねえ。どんな状況からでもとにかく確実に足伸ばしてくるので、前有利と言えどこの馬が全頭なできっても不思議はないんですよねえ。

4番人気のテイエムスパーダで、14:00現在で15倍です。シュネルマイスターが8倍ですから、ほぼメイケイエールとナムラクレアの一騎打ちの様相を呈しています。
さあ、メイケイエール念願のG1制覇なるか。











第68回産経賞オールカマー G2 レース回顧   


3歳以上オープン別定 中山競馬場芝2200メートル。
馬場は良馬場でしたけれど、前日までの雨の影響もあって午前中は稍重だったんですよね。なので、若干柔らかくはあった模様。
ただ、どうも芝レース、内側前残り傾向が続いてたみたいで、あんまり外が伸びてこないみたいだったんですよ。まさか、この傾向がここまで顕著にレースに影響を及ぼすとは。

このレース、4強を形成したディアリングタクト。ソーヴァリアント。ヴェルトライゼンデ。テーオーケインズがまさかの全滅! 全滅!
いや、まず間違いなくこの4頭で決着するかと思われてたんですよね。紛れがある可能性は低かろう、と思っていたのですが……。

長期休養からの復帰後、激戦の宝塚記念で見事に3着に入って復活を知らしめた無敗の三冠牝馬ディアリングタクト。
去年の師走に3歳で古馬重賞チャレンジカップを制して初重賞をゲットしたものの、その後骨折。9ヶ月の休養明け初戦ながら、調子抜群の調教内容だったソーヴァリアント。
こちらも前走1年4ヶ月もの長いブランク開けを鳴尾記念で見事に復帰戦勝利。平地重賞最長間隔勝利の記録を刻んだヴェルトライゼンデ。
ダイヤモンドS含む4連勝で挑んだ天皇賞秋で、タイトルホルダーの3着にはいったテーオーロイヤル。

まあどの馬も仕上がりよくて、秋初戦に挑んだわけですけれど……。
なんか4頭とも、前に行かず、行けず? 中団より後方に位置。前目で競馬するソーヴァリアントまで後ろに下がっちゃうわ、ディアリングタクトもスタート悪くなかったのに集団からやや離れての後方三番手。それより後ろに居たのが調子メチャメチャ悪そうだったアドマイヤアルバと、これも2年5ヶ月ぶりという凄まじいブランクで、取り敢えず無事に走って帰ってきてくれたらそれでいいから頑張って!と割り切ったかのように調教もユルユルだったクリスタルブラックでしたからね。実質本気で走ってるメンツの中では最後方だったんじゃないでしょうか。

4コーナーに差し掛かるあたりでようやくディアリングタクト、押し上げていったものの一番大外を回る羽目に。手応えはあったんだけど、どうも推進力に結びつかないもどかしい感じの走り方でした。
ソーヴァリアントは直線で急減速。心房細動を起こしたみたいでこれはどうしようもなし。
テーオーロイヤル、ヴェルトライゼンデ、ディアリングタクトはこの順番で大外から前を伺ったのだけど、全頭全然伸びず。いや、一頭だけ伸びないならともかく、真ん中から外に位置した馬ぜんぶ伸びなかったんですよね。かなりスローペースだった展開もあり、外が伸びない馬場状態もあり、こりゃあ失敗しましたねえ。

勝ったのは終始内側につけていたジェラルディーナ。名牝ジェンティルドンナの娘で、善戦続くもどうしても重賞勝ちきれなかった良血が、ついに重賞ゲットしました。おめでとう!
調子そこまでシャキっとしてる感じの評価じゃなかったんですけどねえ。
2着は伊藤 工真騎手鞍上のロバートソンキー。この馬もずっと最うちでなりをひそめていて、ずっと後方つけてたんですよね、この馬。前があくか分からない中、我慢の競馬でした。テーオーロイヤルが脚止まった横をグイグイと躱していったのが印象的でした。
3着、ウインキートス。この馬も良いときに比べると、下降線を辿ってるみたいな感じだったんですけれど、内々での前残りに地力を発揮したって感じですねえ。
4着は逃げたバビット。この馬も屈腱炎で1年7ヶ月くらいの休んでの復帰戦でした。見栄えの良い綺麗な馬で逃げ馬ということもあってファンもけっこう居る馬なんですよね。ただ陣営も今回はまず一叩きして様子見ようという感じでいきなりはしんどいだろう、という風情でした。それが、内有利とはいえ、4着だから頑張ったんじゃないでしょうか。
で、5着にようやくテーオーロイヤル。続いて6着にディアリングタクト。前につけていたヴェルトライゼンデを躱して、ですから脚が使えてなかったわけじゃないと思います。てか、上がりは35.7でメンバー同率三位なんですよね。ただ、1着2着の馬が35.1なんで内と外で伸び方全然違った模様。
それに1000メートル1分1秒越えてるゆったりしたペースのわりに上がり34秒台が一頭もおらずですか。今日は芝レース総じてそんな感じだったみたいだからなあ。
うーん、デアリングタクトも今回の負けはそこまで深刻に考えなくても良いですよ。度外視度外視。
なにはともあれ、ジェンティルドンナがひとつ勲章ゲットできたのはおめでとうです。こうなったらもう一つ二つは欲しいと欲出てきますね!




第70回神戸新聞杯 G2 レース回顧  

3歳オープン 中京競馬場芝2,200メートル。
菊花賞トライアルであります。今年も引き続き、京都競馬場改修の影響から通常の阪神競馬場での開催ではなく中京競馬場での開催となっています。
おかげで、春の京都新聞杯と同じ舞台になってるんですよね。

例年通り、日本ダービーからの参戦組と、夏に勝ち上がってきての新規組の激突と相成っています。
が、今回の神戸新聞杯ではダービー参戦組の最上位が、プラダリアの5着。他はジャスティンパレスの9着、ビーアストニッシドの10着。アスクワイルドモアの12着と惨敗を喫しての秋初戦でしたので、新規組との差はそこまでないと見ても良かったのでしょう。

1番人気は2戦2勝のパラレルヴィジョン。鞍上はルメール。デビュー前の骨折で3歳4月に初出走とだいぶ出遅れたわけですけれど、勝ったレースが2戦とも非常にスケールを感じさせるレースっぷりだったせいもあり、人気を集めていました。ただ、本当の一線級と当たるのはこれが初めてだったんですよね。

2番人気は青葉賞を勝って、本番ダービーでは5着だったプラダリア。皐月賞組以外で唯一上位に食い込んだだけあって取り敢えずの実績一番はこの馬だったのでしょう。ただ、トライアル戦ということで目いっぱいは仕上げてきてはいなかった模様。

あとは重賞勝ちこそ無いものの7戦して3着を一度も外していない堅実派なヴェローナシチー。
スローペースだと無類の強さを発揮するボルドグフーシュ。
ホープフルSでG1を2着の実績持ちのジャスティンパレスあたりが上位人気でした。


レースは想定通り1番のリカンカブールが平均ペースで牽引。リカンカブールはよく粘ったのですが、他の先行勢はまとめて脱落。
好位につけていたジャスティンパレスが4コーナーから直線入るところで先頭を伺い、残り200を切ったところで爆速にギアチェンジしましたね。それまで粘っていたリカンや後方からジリジリと距離を詰めてきていた馬たちを軒並み置き去りにして、3馬身半ちぎっての圧勝。
今回、どこの調教評価見てもジャスティンパレスは仕上がり抜群と評価が一致していたので、本当に調子良かったんでしょう。
ホープフルから皐月賞、ダービーと強敵相手のG1しか走ってきませんでしたけれど、バチッとハマればこのくらいの相手なら敵じゃないぞ、という2歳から一線で走り続けてきたプライドを見せつけてくれる快勝でした。
2着は、いつの間にか最内柵際を走っていて、残り100メートルでいつの間にかうちからスルスルと抜き出てきたヤマニンゼストが入線。いや、まじでどこから出てきた!?
12番人気でまるで重賞を走ったこともないどころか、2勝クラスでだらしない負け方してたくらいだから、全然注目されてなかった馬なんですよね。鞍上の武豊のうまさが光った2着でした。
3着は後方一気のボルドグフーシュ。遅いペースからでも長くいい足を使えてロングスパートで前をふん捕まえられる馬なんですが、ほぼ平均ペースでも最後方からガッツリと3着に食い込めたのは成長が伺えるんじゃないでしょうか。まだふらふら左右に揺れながら追い込んでて体幹決まってない感じも見受けられるんで、さらに成長すればもっといい足を見せてくれるかもしれません。

1番人気のパラレルヴィジョンは馬群をうまく捌けずに6着。強い馬と当たったことのない経験不足が露呈してしまいましたか。いくらルメールでも何でもかんでもうまく操縦できるもんでもないしなあ。
他は……サトノヘリオス。終始、馬が暴れているのを騎手が抑え込んでる状態で、折り合い全然でしたね。レコード勝ちしてるように能力はあるはずなんだが、それを生かせない競馬が続いているようです。15着。
2番人気のプラダリアもあまり良いところ無く8着でした。



第76回朝日杯セントライト記念 G2 レース回顧   

今日は仕事だったので、リアルタイムでは見られませんでしたが。

3歳重賞芝2200メートル。中山競馬場での開催。菊花賞トライアルです。
台風接近の影響もあって、前日から雨が降ったり止んだり。馬場状態は稍重でしたけれど、けっこう渋い馬場だったんじゃないでしょうか。

一番人気は皐月賞5着。ダービー3着。弥生賞を勝っているアスクビクターモア。ダービーの1着2着であるドゥデュースとイクイノックス、皐月賞馬ジオグリフが別路線へ行った中では実績筆頭がこの馬になるんじゃないでしょうか。ただこの馬、どうも良馬場向きっぽいという話を聞くんですよねえ。
2番人気はローシャムパーク。ルメール騎乗というのが人気を集めた理由かしら。けっこうイイ馬ではあるんですけれど、春に1勝クラスを勝っての久々ですからね。その山藤賞の勝ち方が強かった、というのもありますが。
3番人気はガイアフォース。春のクラシック未参戦組では前々から評判高かったのがこの馬。というか、結構前から名前は聞こえていたぞ。これも前走の国東特別が7馬身ぶっちぎってのレコード勝ちでしたからね。
続いて4番人気がほんと人気なオニャンコポン。春のクラシックでは実力差がどうしても出てしまった感がありましたが、果たしてこの夏で一回り大きくなったのか。

ただ、成長度としては同じ春のクラシックで苦渋をなめた組ではセイウンハーデスの方がバリバリに仕上がった感がありました。

レースはスタートが抜群に良かったセイウンハーデスが飛び出したものの、流石に順当にショウナンマグマがお仕上げてきて先頭に。
アスクビクターモアは三番手につけて、前を伺い、ガイアフォースはモアくんを見る形でピタリと後ろにつけてのレースとなりました。
タイムは1000メートル1分台でしたからほぼ平均ペース。
4コーナーから直線に差し掛かるところでガイアフォースがここが勝負どころと見極めたのか、一気に叩いてまくりあげてきました。
直線に入ったところで、アスクビクターモアとガイアフォースの2頭の叩き合いに。勢いのママ一気にガイアフォースが躱して抜き去るかと思いきや、残り100メートルでむしろ逆に突き放しにかかるアスクビクターモア。
いやこれは、モアくん強いぞ!? ガイアは先に仕掛けた分、脚が残らないか……と思ったのですが……。
これ一旦クビ差から半馬身くらい突き放されましたよね。ところが、ここからもう一度差し替えしてくるガイアフォース!!
これはっ、これは強い! 4コーナーからずっと叩きっぱなしにも関わらず、残り100でもう一度グイグイグイっと伸びてくるこの根性。長く使える脚。ちょっと泥臭さも感じるこの強さは、どこかスマートでキレを感じさせるイクイノックスよりも、父キタサンブラックの気配を感じさせてくれる、そんな勝ち方でした。
本番の阪神3000メートル。これはガイアフォース、向いてるかも。

アスクビクターモアも、負けて強しの2着。馬場がもっと良かったらまだわかりませんでしたよ。土台の大きさを感じさせてくれる競馬でした。

3着には、後方待機から4コーナーでスルスルっとガイアの後ろまで迫ってきてたローシャムパークが入線。これはやっぱりルメールの位置取りうまいよなあ、と。ただ前2頭には追いつけませんでしたね。脚色が同じか負けてしまっていました。後ろからいったからにはもうちょっとグイっと伸びるところを見せてほしかった。

4着にはセイウンハーデス。よく粘った、というところですね。展開的にズルズルといってもおかしくなかった中で、後続に前を譲らなかったのはまだまだ行けるという手応えを感じさせてくれるレースでした。

ラーグルフもちゃんと5着に入線しているあたり、堅実さを感じさせてくれますよね。もう一伸び成長したら重賞も難しくなさそうなんだけど。

オニャンコポンは7着ですか。騎手コメントからしても距離長いのかな。


ともあれ、菊花賞に大きく名乗りをあげてきた馬が現れました。これは人気集めそうです、ガイアフォース。

追記:ガイアフォース、あのおでこの右側にある茶色のワンポイント、なんかぶつけたかして怪我してたのかな、と思ったら新馬の頃からあるんですね。芦毛の馬体であそこだけ一点で茶色いのけっこう目立っててこれ良いチャームポイントだ。すごく印象に残ります。

第40回関西テレビ放送賞ローズステークス G2 レース回顧  


3歳牝限定 芝2000メートル。去年から引き続き、京都競馬場改修中のために通常の阪神競馬場開催から中京競馬場開催となっております。

秋華賞トライアルということで、例年いい馬が集まるんですが今年に関しては本当に珍しく重賞ウィナーがいないというメンバー構成になりました。
だいたい、この夏に1勝・2勝クラスを勝ち上がってきた昇り馬たちで、春のクラシックにはあんまり関係がなかったものたちです。
桜花賞に出た馬はなし。オークスに出た馬でようやく2頭。ただそのうちの一頭がそのオークスで2番人気にあげられた「アートハウス」でありました。
お母さんのパールコードがまたいい馬でね。結局重賞は勝てなかったんですけれど、秋華賞でヴィヴロスの2着に入った馬で鞍上の川田もなかなか思い入れあった様子。
桜花賞を勝ったスターズオンアースを降りて、この馬に跨ったほどでした。ただ、オークスではあんまり良いところを見せられず、実力を発揮しきれずの7着。
ここで一発、本当の実力を見せつけたいところでありました。

とはいえ、重賞ウィナーが一頭もいないとはいえ、どの馬も勝ち上がってきて調子に乗ってる馬たちばかり。また2000の三歳牝馬としては長丁場のレースを勝ってきた馬ばかりなので、油断は出来ません。
相手筆頭は2戦2勝。G1馬サリオスの妹となるサリエラ。
菊花賞でも人気になろうかというガイアフォースを負かしてこの舞台にあがってきたセントカメリア。
兄に今海外で羽ばたこうとしているステイフーリッシュがいるラリュエル。
このあたりが上位人気でしたね。

レースは逃げると思われていたセントカメリアがまさかの後方待機。どうやらゲートが開く直前に立ち上がりかけてしまったみたいで、出るには出たんですが勢いがつかず。見てた時はゲートに失敗した事に気づかず、意識して後方からの競馬を試してみたのか、とも考えたのですけれど、前で粘ってこその馬みたいなので後ろにいった時点でダメだったみたいですね。
レースはパーソナルハイが引っ張り、それをラリュエルが二番手で追いかける形。アートハウスは前を見る形での4〜6番手あたりで先行。川田騎手は終始王道でこのレースを勝ちきるつもりだったようです。
そのまま直線でギアを入れて、前にいる馬たちを躱してそのまま押し切る。まー、文句なしというか文句を言わせないこの馬は強いんだぞ、というのを見せつけたいのが伝わってくる競馬でした。
これはたしかに文句なしに秋華賞では怪我からぶっつけで三冠を狙いに来るスターズオンアースの対抗筆頭となるでしょう。
ただ、思ったよりも後ろを突き放せなかったのも確か。個人的にはもう一伸び欲しいところだった。
競馬の迫力としては、直線に入ってから後方から馬群の間を縫ってグングンと大きい跳びで飛んできたサリエラの方に勢いを感じましたね。
近くにいたメモリーレゾン(5着)なんかもいい感じで伸びてきていたにも関わらず、殆ど並走することなくこれを置き去りにしていきましたから。
中団から良い足で伸びてきて、アートハウスに詰め寄っていたエグランタイン(3着)をゴール前で抜き去ってのサリエラの2着。負けはしましたけれど、きっちりと強さを見せる負け方だったように思います。
阪神競馬場が舞台となる秋華賞でも、これは楽しみ。
ラリュエルも前で粘っての4着。この馬も将来性ありそうですよね。




第36回産経賞セントウルステークス G2 レース回顧  

中京競馬場 芝1200メートル

いやあ……メイケイエール強かった。今まで才能だけで走っていた感のあるエールだけど(それでも重賞5勝してるんだからとんでもないんだが)、折り合って噛み合うとここまでの強さを発揮するのか。
メイケイエール、圧巻のレコード勝ち。
中京競馬場開幕週ということで、馬場もキレイで時計が出やすいとはいえ、凄い強い勝ち方でした。
確かに今回は調教段階から充実一途の話も聞こえていましたし、精神面での成長も著しいんじゃないかって事でしたけれど。
前回の東京競馬場の京王杯スプリングカップ。1400メートルで見事に勝ったものの、鞍上の池添騎手がレース後の勝利者インタビューでボロボロの姿を見せたように、レース中のコントロールには全身全霊を傾けないといけなかった風情が見えてたんですよね。
今回は前走よりも短い1200メートル。前に他馬がいるとどうしても頑張って抜きに行きたがり、実際に抜いてしまうとそこで気を抜いてしまうがために、とにかく直線でギア上げるまで前に他馬を置いておくために必死で行きたがるのを抑えないといけないのが、このメイケイエールちゃんでした。
1200だと、抑えておく時間が短くて済むので騎手も馬もスタミナ消耗少なくて済むんですよね。中京の1200は直線が長いこともあって、純然たるスプリンターが苦戦しがちでむしろマイルを得意とする馬の方が走りやすい、という傾向もあるみたいで、その意味でもメイケイエールにはピッタリのレースでありました。
メイケイエール、これは彼女を語る上で何回も繰り返し言及されていることですけれど、その跳びの大きさなどの走り方や体型などから、本来はマイル以上の距離のほうが適性なんじゃないか、って言われてるんですよね。本来なら1200とかは彼女にとっては短すぎる、と。
ただ、その気性からして1600は騎手が持たない、という話を前走である意味池添騎手が実際に体現してしまったわけですな。1400で死にかけてたわけですし。
その本来、適正距離じゃないと言われるこの1200メートルで……圧巻のレコード勝ちである。

いや、今回完全に折り合いついてたんですよ。道中、殆ど行きたがる素振りを見せなかった。勝利騎手インタビューでも、池添くんまだまだ余裕ありましたしね。
そして直線に入ってゴーサインが出たら、一完歩ごとの伸び方が他馬と全然違うんですよ。他の馬を置き去りにしての、2馬身半差の完勝でした。いやー、これは文句なしに強い勝ち方でした。
これなら、スプリンターズステークスも……初のG1勝利も現実味を帯びてきたんじゃないでしょうか。

今回、メイケイエールと二強を形成していたのが、前回安田記念を勝ったG1ホース。ソングライン。
実は主戦騎手は池添くんだったのですけれど、今回はメイケイエールを選んだわけで。まあメイケイエールは今のところ池添くんでないと無理、てな感じですしねえ。
ソングラインは今回が初のスプリント。サウジでの海外レース「1351TS」で1351メートルという短い距離で勝っていますけれど、主戦場はマイルだったんですよね。
中京の1200はマイル型の馬向き、とはいっても流石に今回はレコード決着も相まってスピードが早すぎました。
ソングラインはこのあと海外遠征も控えているので、仕上げも6、7割くらいの加減だったみたいですし、5着は順当だったかもしれません。
2着は今年に入って大敗が続いていたファストフォース。ただ出来栄えはここ数レース抜群だったみたいなので、ようやくギアが噛み合ってきたのかもしれません。
3着のサンライズオネストも調教が相当良かったみたいなので、今回は特に調子の良い馬がその通りの成績を残した、調子の良い馬が勝つ夏競馬の色を濃く残したレースだったんじゃないでしょうか。
まだまだ熱いですしね。

さても、知名度優先のアイドルホース(写真集も出て大人気。でも重賞5勝してたんだから名前だけじゃないんだよ)が、そろそろ本格的に名馬としての道を歩みだしたレースになったかもしれません。
……いや、これだけ道中抑えられるなら、マイルだって行けるんじゃ、という夢見ちゃうよ?


第7回紫苑ステークス G3 レース回顧  


中山競馬場 芝2000メートル 三歳牝馬限定戦。

まだ7回目と歴史浅いレースですけれど、秋の三歳牝馬戦線の前哨戦。秋華賞に向けてのトライアルとして定着してきた感があります。
今回は特に、オークスから秋華賞に直行せず、一度レースを叩いておこうという馬たちが多く参戦していて、結構豪華なメンバーでした。

阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬である牝馬2歳チャンピオンの「サークルオブライフ」
オークス堂々2着のバラの一族「スターリングローズ」
久々のニシノの冠を戴いてクラシックに挑む「ニシノラブウイング」
アクシデントでレース直前に他馬に蹴られて放馬してしまい、無念の出走除外になってしまったものの、オークスでも有力馬として人気を集めていた「サウンドビバーチェ」
フェアリーS勝ち馬の紫丁香花「ライラック」
など、オークスを走ったクラシック組に対して、「サンカルパ」や「カヨウネンカ」といったオープン特別や未勝利からの勝ち上がり組とメンバーは揃っていたんじゃないでしょうか。

特に注目はその有り余る才能を発揮して復権なるかのサークルオブライフと、秋華賞でのG1初奪取を虎視眈々と狙うスターリングローズの対決がどうなるか、というところでしたけれど……。

調教段階でサークルオブライフがどうも調子悪いんじゃないか、馬格が小さく見える、などと言われてたみたいで。実際、レース当日となっての馬体重が今までで一番軽い−22キロの462キロと……成長期にこれだけ減らしてしまったのは明らかに調整失敗だったんでしょう。
スターリングローズやサウンドビバーチェが+14キロと明確に馬格を大きくしてきたのと比べると、あまりにもあんまりでした。

レースは発想直後にサウンドビバーチェが楽な手応えで先頭に。無理に押し出した感じはなく、有り余るスピードのまま自然に先頭に立ったという感じで、これは行きそうという印象でしたね。
そしてスッとこちらも無理なく好位に取り付くスターリングローズ。
平均ペースで残り1000を切ったところで、後方からぐんぐんと押し上げていくサークルオブライフ。この行きっぷりを見る限り、調子悪いようには見えませんでしたね。
最終コーナーで前を行くサウンドビバーチェと追い上げてくる各場との差が一旦はなくなるんですけれど、直線に入ったところで突き抜けたのがサウンドビバーチェとスターリングローズ。
ほぼ同じ位置に押し上げていたはずのサンカルパは、ついていけずに脱落していったのを見る限り、まだ力の差は大きいですね、これ。
サークルオブライフも、直線に入ってもう一伸びが出てこない。手応え自体は悪くないようにみえるので、ここが体調が万全でなかった分だったのかもしれません。万全なら、あと一伸び二伸びグイグイぐいときて先頭争いに加わりそうな気配は十分にあっただけに、勿体ない。それでも4着に入っているあたり、才能に疑いの余地はなさそうなんですよね。
代わりに後方から抜群の手応えで伸びてきたのがライラック。この馬は春のクラシックで大変に期待していた馬だったので、うん順調に成長してきているようで一安心。しかし3着まで。
1着はゴール前で粘るサウンドビバーチェを躱して、スターリングローズが堂々と重賞勝利。
うん、この2頭がきっちり強さを示したレースでした。サウンドビバーチェ、これオークス出走できていたらなあ、という競馬でしたね。やっぱり強いよこの馬。
そしてそのサウンドビバーチェをキッチリゴール前で差したスターリングローズはこれ、秋華賞では1番人気なっても不思議ではなさそうなくらい、どっしりとした強さを感じさせてくれる勝利でした。大本命の2冠馬スターズオンアースは怪我明けとなりますからね、これは強敵ですよ。






第58回札幌記念 G2 レース回顧  

G1馬5頭にそれ以外も歴戦の強豪馬たちが集って、事実上G1級と謳われることとなったスーパーG2札幌記念芝2000メートル。
これも、G2ながらも伝説のレースとして語り継がれそうですね。
集った名馬たちは。
前年の覇者・白毛の女王ソダシを筆頭に、
ドバイターフを逃げ勝った世界のパンサラッサ。
金鯱賞を尋常でない時計で逃げ切った電撃快速ジャックドール。
香港ヴァーズ2連覇のグローリーヴェイズ。
齢9つの古豪のダービー馬マカヒキ。
函館記念を勝ってダート・芝の重賞を制覇してみせた白毛馬のハヤヤッコ。
デアリングタクトの最大のライバルにして、脚部不安も解消されてオールカマー、日経賞で古馬を蹴散らした頃の好調を取り戻しつつあるウインンマリリン。
次代を担う上がり馬として活躍しながら、病気での生命の危機を迎えながらそれを乗り越えて一年以上の休養を経て復活を果たしたユニコーンライオン。
ゴールドシップ産駒として初めてG1を勝利したユーバーレーベン。
などなど。
ソダシとハヤヤッコの史上初の白毛対決に。パンサラッサとジャックドールによる稀代の快速逃げ馬対決など見どころたっぷりの札幌記念。始まる何週間も前から話題沸騰のレースでした。

レースはまずユニコーンライオンの行き足が素晴らしかったんですよね。先頭を切ると思われたパンサラッサは、スタート悪くはなかったんですけれどどうもスピードが乗るまでしばらく間があったみたいで、ユニコーンライオンに追いつくまでに多少なりとも脚を使ってしまった感がありました。
ジャックドールは事前から逃げずに2番手以降で前を伺うつもりだったみたいで、予定通り前二頭を見る形での控える競馬。ウインマリリンも前目につけて3番手に。ソダシがその後。
とこの辺はだいたい予定通りの展開だったんじゃないでしょうか。

1000メートルは59.5秒。パンサラッサが引っ張るレースとしてはかなり落ち着いた展開だったように思います。そこまで飛ばさなかったか。
馬場状態は良馬場、ただ前日が雨で当日も午前中あたりまでは稍重だったので、結構柔らかくはあったんじゃないでしょうか。それに前日からの雨中のレースで多少なりとも馬場は荒れていた状態だったんじゃないですかね。
そういう意味ではスピードこそ飛ばさなかったものの、レース自体は全体的に消耗戦になってたように見えます。後続勢はかろうじてグローリーヴェイズがまくりあげてきたくらいで、それ以外の馬は概ね見せ場もなく後方から伸びること無く潰れていましたからね。

直線に入る前にユニコーンライオンがついていけずに脱落。レースはほぼパンサラッサと十分に脚を残したジャックドールとの一騎打ちになりました。
いやこれ、展開的に直線入った早々くらいにジャックドールが突き抜けておかしくないレース展開だったはずなんですが、パンサラッサが粘る粘る。直線入った所で結構苦しそうな素振り見せたと思ったんですが、そっから抜かせないんですよねえ。
ジャックドールはほぼ必勝の競馬したと思うんですけれど、ゴール前ギリギリでようやくクビ一つ抜け出しての勝利。上位の馬、軒並み上がりが37秒台でしたから消耗戦での体力削りきっての根性勝負だったように思います。見るからに足の回転、みんな遅かったもんなあ。
番手につけて、直線で先頭争いに立ち、ゴール前でキッチリ躱してみせたジャックドールは、強い勝ち方でした。それもいつもの逃げではなく控える競馬で。スピードで押し切るのではなく、消耗仕切りながらも根性見せての勝利でしたからね。相手も強い中でのこれは価値ある勝利。秋の天皇賞が楽しみになるレースでした。
2着のパンサラッサは負けてなお強し。宝塚記念でも2000メートルまではあのタイトルホルダーによる消耗戦仕掛けられても粘ってた姿は根性あると思いましたけど、スタートで脚使ってスピードなかなか乗らない今の札幌競馬場の馬場でこれだけのレースしてみせたんだから、やっぱり強いですよ。1800までとは思わない。2000までなら余裕でいけます、特にしぶってない良い馬場ならなおさらに。普通なら、もう100メートルは前で脱落してますもん。
3着はウインマリリン。調子戻ってきてるのは間違いないですね。位置取りも前目につけて十分でした。ただ、前が止まらなさすぎた。
1番人期のソダシは5着。このレース展開だとあそこからはどう考えても前に追いつけないよなあ。仕掛けたところは多分、ジャックドールとほぼ変わらなかったと思うのですけれど、離されはしなかったものの位置取りの差は最後まで埋まりませんでした。2000で距離は長いとは思わないですけれど、この差を埋められるだけの足を使えるスタミナまでは流石に望めなかったか。
まあいずれにしても、今日のレースじゃ前二頭に追いつくのはどの馬でも相当難しいですよ。
4着には横山武史騎手のアラタがソダシを躱して滑り込み。この展開でよく脚を貯めて最後に伸びてきたものですけれど、さすがにウインマリリンまでは追いつきませんでしたか。

ちょっとこれ、結構走った馬疲れてそうなタフなレースだったんで心配ですけれど、秋までまだしばらく時間あるのでみんな一息入れることになるんですかね。
真夏のレースである札幌記念にこれだけ実力馬が集まるのも、秋のG1戦線開幕までにしばらく間があるからなんでしょうか。9月から始まる秋競馬から始動だと、余裕がないとは言わないですけれどスケジュールは詰まりますからねえ。
ともあれ、ジャックドールとパンサラッサ。二頭の快速馬……今回は快速からは遠いレースでしたけれど、速いだけじゃない強さを見せてくれるレースで、秋への期待が膨らむ良い勝負でありました。




第57回テレビ西日本賞北九州記念 G3  レース回顧  


去年は熊本産・九州産馬の星であるヨカヨカが快勝した小倉競馬場芝1200メートル・ハンデ戦。
夏の短距離戦線の花形レースの一つであり、秋のスプリンターズSを目指す馬たちの登竜門。
さて今年は桜花賞3着から前走函館スプリントステークス(G3)を快勝。その才能を開花させた浜中騎手騎乗のナムラクレアが一番人気。
今話題の今村聖奈に重賞初勝利をプレゼントしたテイエムスパーダが2番人気(鞍上は主戦騎手の国分恭介くんに戻ってます)。
3番人気はCBC賞のテイエムスパーダの2着に入ったタイセイビジョン。3着のアネゴハダが続く4番人気とCBC賞組が人気上位となっているレースでした。

レースはスタートからアイビスSDなど1000メートルレースで好走を続けるシンシティがスタートダッシュを見せたものの、テイエムスパーダがハナを譲らず先頭に。
ただ前半かなり飛ばしたせいか全体的にスピードが落ちず600メートル32秒8と相当のハイペースになったんですよね。
これは先行勢、持ちませんでした。
唯一先頭集団で粘ったのが内々を走っていたアネゴハダ。それ以外は軒並み力尽きて後方に脱落。あれだけ飛ばして7着に粘ったテイエムスパーダは、まだ実力を出し切ったと言えるのかもしれません。
アネゴハダが一着から0.3秒差の4着に残ったのはなかなか凄いのかも。

勝負は、コーナーから直線に入って一斉に各馬が外に広がった中で、内側に息をひそめていた川須騎手騎乗のボンボヤージが見事にうちから抜け出して、16番人気で大穴をあけての勝利。
川須くんは2015年のレッドアリオン以来の久々の重賞勝利となりました。これは好判断好騎乗でしたね。ボンボヤージはずっと二桁着順で精彩を欠いていたので、これは人気落としていても仕方ないところでしたが……。
2着は同じくうちから切り込んだ川田騎手のタイセイビジョン。コース取りはうまいこと稼ぎましたけれど、ちょっと位置取りが後ろ過ぎましたね。前との差が詰まりませんでした。
3着にはナムラクレア。直線入ったところで膨らんだ上に前が塞がってしまい、前に出るタイミングがズレてしまったのが痛かったですね。いざ、脚を使いだしたら馬群の隙間を縫うようにして他馬とは全く違う脚色で伸びてきての3着だっただけに、ちょっともったいないレースでした。
でも見るからに強いレースをしてみせただけに、本番のスプリンターズSでも人気を集めそう。
ナムラクレア、負けて強しのレースだったと思います。



第70回トヨタ賞中京記念 G3 レース回顧  


中京記念なのに小倉開催の変則でございますよ。
去年も小倉競馬場での開催でしたが、本来は1600戦だったのが1800メートルとなっております。

さても一番人気は15番ファルコニア(川田)5歳。クラシックには縁がなかったものの、トライアルレースでは京都新聞杯3着の実績あり。以来ずっと下積み生活だったわけですが、リステッド競争中心の出走ながらも重賞も3着までは届いてるんですね。
前走ではついにマイラーズカップでほぼ着差なしの3着。強敵のいないこのレースで重賞制覇を、という願いも籠もっての1番人気となっておりました。
2番人気はミスニューヨーク。去年もこの時期に暴れまわっていたいわゆる夏女ですね。暮れにターコイズS(G3)を勝って重賞ゲット。中山牝馬Sでも3着に入り、今が充実期の牝馬であります。
他にも今話題の今村聖奈騎手がまたがるカデナ。
最年長10歳のタイキシャトル産駒にて、近走も重賞4着など元気いっぱいのベステンダンク。
マイル巧者のカイザーミノル。ハンデ戦最軽量のシャーレイポピー。
そして去年のこのレースで2着のカテドラルなどの馬が出走しておりました。

レースは6番人気のベレヌスがポーンと良いスタートを切って、そのまま西村騎手が一気に押してハナを切りました。ただハナに立ってから西村騎手、うまいことグッと抑えるんですね。行きたいのを無理やり押さえつける形ではなく、グッと溜める感じで。
レースは1000メートル59.9のほぼ平均ラップ。でもこの前後から一気にレースが加速していき、隊列も前後が狭まっていくのですが……ベレヌス耐えるどころか一緒に加速してってるんですよね。
早い流れを自ら牽引して、有力馬がまくってくるなかで敢然と直線入ったところで先頭を維持。それどころか突き放しにかかります。
中段からファルコニアが満を持して抜け出し、さらにミスニューヨーク、カテドラルといった所が猛追。後方からヴァリアメンテとカデナが馬体を合わせて後方一気に突っ込んでくる中で、しかし差が縮まらないベレヌス。
テンよし中良し終い良しと言わんばかりのレースで、ゴール前振り切っての勝利。逃げ馬隆盛の2022年に相応しい毅然とした逃げ勝ちでした。ベレヌス、そして西村淳也騎手お見事。

ベレヌスは6番人気。これが重賞初勝利となります。西村騎手は去年の金鯱賞でアッと言わせたギベオンでの逃げ切り勝ち以来の嬉しい重賞二勝目です。良い逃げっぷりしますよね。
2着は猛進で先に抜け出していたファルコニアを躱して、去年に引き続きカテドラルが入線。今年はあんまり良いところないレースばかりだったのですが、小倉はやっぱり得意なんですかね。
3着にはファルコニア。またも3着。重賞初制覇までなかなか遠いです。
4着にミスニューヨーク。ゴール前の競り合いの際に内に切れ込んだカテドラルに進路塞がれた形になりましたけど、脚色が完全にカテドラルの方が上でしたからね。不利がなくてもこの着順だったでしょう。
5着にヴァリアメンテ。6着にはカデナが入りました。テレビ放送ではやたらと注目されていた今村さんですが、歳も8歳で最近はダートばかりで流石にしんどそうだった8番人気のカデナを、最後方からここまでしっかり追ってくるのですから、いい仕事はしています。
ってかカデナは芝路線でいいんじゃないの? 丁度いいレースがなかっただろうか。

ベレヌスはサマーマイルにこのまま参戦してどっかに出走するのかな。いいい逃げっぷりだったんで、今後も期待したくなります。







第58回農林水産省賞典 函館記念 G3 レース回顧  

ルペルカーリア勝った!?
すみません、小倉のメインレースの話です。名牝シーザリオの産駒で、エピファネイアやサートゥルナーリアなどの弟にあたる馬なんですよね。 京都新聞杯で2着に入ったように実力はあるはずなんですけどどうにも勝ちきれずにいたんですけれど、ここで勝ったかー。難しい馬みたいだから福永騎手も苦労してたみたいですけど、これを機にOPクラスも勝ち上がってほしいなあ。

と、本日の重賞はこの函館記念。あいにくの雨で馬場は重馬場発表。走ってる様子見ても相当に芝の状態悪かったですね。グズグズだったんじゃないですか?
そんな中で一番人気になったのが、道悪巧者として名高いマイネルウィルトス。前走目黒記念2着など、重賞ゲットまでに惜しいレースが続いていただけにここがチャンスだったんですよね。
函館は直線短いコースですけれど、馬場が荒れてくると内側回って先行で押し切るというのが案外と難しくなるのか、函館記念は意外と後ろからでも届くレースだったりするので、差しのウィルトスでも十分イケるはずだったんですが。
それでも、前半最後尾からというのは流石に後ろ過ぎたんじゃないの、ミルコさん。どうだろう、脚を溜めるのにあそこが最適だったのかもしれないし、なんとも言えません。
実際、向正面からまくりあげていったときは手応え抜群で直線に入ったところで先頭争いになっていたのですから、作戦としては予定通りだったのかもしれませんし。
ただ、それ以上に見事な騎乗をしていたのがハヤヤッコの浜中騎手だったんですよね。先行前目でつけていたハヤヤッコ。1枠1番という枠順もあってずっと内ラチ沿いを走っていたのですけれど、ウィルトスがまくりあげているのに視線を引っ張られてそっちに目が行っていたんですが、そのままウィルトス見続けて4コーナーから直線入るところに差し掛かったら、いつの間にか内に居たはずのハヤヤッコが外に居て、前に居た馬躱しにかかってるんですよ。あの進路変更のタイミングは抜群でした。前塞がれることなく、また馬場の悪いところを回避して、かつ無駄に外回っての消耗も最小限、でしたからね。
そのままウィルトスとの競り合いを制して、ハヤヤッコが勝利。
浜中ジョッキー、しばらく怪我で休んでましたけれど、復帰してからこっち着実に勝ち星あげて重賞ももぎ取っていて、いい調子なんですよね。嬉しい限りです。本来浜中騎手はこんなもんじゃなく、もっともっとトップジョッキーの一角に座していて不思議無い人ですからね。今年はこのまま勝ち星を増やしていってほしいです。
ハヤヤッコはこれでダートと芝の重賞を二刀流勝利。いやお見事。馬場が荒れまくっててダートでの経験に長けているハヤヤッコに馬場適性が合ったのも確かなんでしょうけれど、それにしても実にパワフルな走りでした。
近走はダートから芝に戻って重賞に参戦していたハヤヤッコですけれど、出たレースが日経賞と天皇賞春という長距離戦なんですよね。日経賞はそれでも5着に入ってるんだけど、正直長距離よりも中距離戦線の方が距離合うんじゃないのかな、と思っていたのでこの勝ちっぷりはクリティカルでした。
それにしても、このシラユキヒメから始まった白毛血統は凄いですなあ。次はなんと札幌記念に出るとの話で、ソダシとの白毛対決が叶うか、という展開に。大したもんです、ほんと。

2着はマイネルウィルトス。またも重賞2着のシルバーに。3着以下を3馬身千切っているので、これは勝ったハヤヤッコの方を褒めるしかないですなあ。道中で脚を使いすぎたというのはまあ結果論になりましょう。

3着は4番人気のスカーフェイス。これも後方からの差しで飛び込んできた形ですけれど、37.7ではなあ。でもこれで上がり3Fのタイム2位なんですよね。トップのウィルトスが37.3だったという時点でどれだけドロドロのレースだったかが伝わってくるというものです。

サンレイポケットは馬場もだろうけど、斤量がトップハンデの57.5だったのも響いた様子。力の居る馬場で重たいとしんどいよねえ。





 

11月26日

はまじあき
(まんがタイムKRコミックス)
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肉丸
(まんがタイムKRコミックス)
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MOTO
(まんがタイムKRコミックス)
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バニライタチ
(まんがタイムKRコミックス)
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芽々ノ圭/ほえ太郎
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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友麻碧/夏西七
(Gファンタジーコミックス)
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水口鷹志
(角川コミックス・エース)
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肉丸/ジョーさん。
(角川コミックス・エース)
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さびしうろあき
(角川コミックス・エース)
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11月25日

Schuld
(オーバーラップ文庫)
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熊乃げん骨
(オーバーラップ文庫)
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岸本和葉
(オーバーラップ文庫)
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御堂ユラギ
(オーバーラップ文庫)
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白河勇人
(オーバーラップ文庫)
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不手折家
(オーバーラップノベルス)
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たまごかけキャンディー
(オーバーラップノベルス)
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日之影ソラ
(オーバーラップノベルスf)
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森下りんご
(オーバーラップノベルスf)
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ムラサキアマリ
(MF文庫J)
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鵜飼有志
(MF文庫J)
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黒鍵 繭
(MF文庫J)
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志瑞 祐
(MF文庫J)
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久追遥希
(MF文庫J)
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ぶんころり
(MF文庫J)
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ぶんころり
(KADOKAWA)
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理不尽な孫の手
(MFブックス)
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理不尽な孫の手
(MFブックス)
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七沢 またり
(MFブックス)
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北川 ニキタ
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yokuu
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巴里の黒猫
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埴輪星人
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ネコクロ
(ブレイブ文庫)
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レオナールD
(ブレイブ文庫)
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とーわ
(ダッシュエックス文庫)
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すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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東條チカ/カルロ・ゼン
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池野雅博/ざっぽん
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坂野杏梨/逢沢大介
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いわさきまさかず/矢立肇
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谷和也/鈴木小波
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騎羽こうじ/瀬尾優梨
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ユリシロ/紙城境介
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犬塚惇平/ヤミザワ
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福井晴敏/大森倖三
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雪仁/かがちさく
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葦尾乱平/涼樹悠樹
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舘津テト/白青虎猫
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霜月なごみ/瀬戸夏樹
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しゅにち/友橋かめつ
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しろいはくと/大崎アイル
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びび/五示正司
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七浦なりな/桜あげは
(ガルドコミックス)
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ちさかあや/大志充
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日之影ソラ/みつなり都
(電撃コミックスNEXT)
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紺矢ユキオ
(電撃コミックスNEXT)
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後藤羽矢子/玖珂ツニヤ
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竹葉久美子
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Byte
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仲谷鳰
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月見だしお/Ceez
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ぷらぱ
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緋呂河とも/ながワサビ64
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高村資本/OKARI
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蛇野らい/槻影
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ハンバーガー
(電撃コミックスNEXT)
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朱月十話/ROHGUN
(電撃コミックスNEXT)
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理不尽な孫の手/日崖タケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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渡航/佳月玲茅
(ビッグガンガンコミックス)
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松浦/大堀ユタカ
(ビッグガンガンコミックス)
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初鹿野創/椎名くろ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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平坂読/さきだ咲紀
(ビッグガンガンコミックス)
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はっとりみつる
(ヤングガンガンコミックス)
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11月24日

甲田 学人
(メディアワークス文庫)
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冬馬倫
(メディアワークス文庫)
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紅玉 いづき
(メディアワークス文庫)
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久川 航璃
(メディアワークス文庫)
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11月22日

伊織ハル
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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カワバタヨシヒロ/羊太郎
(MFコミックス アライブシリーズ)
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La-na/南野海風
(MFコミックス アライブシリーズ)
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春野友矢
(MFコミックス アライブシリーズ)
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木城ゆきと
(KCデラックス)
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石黒正数/講談社
(KCデラックス)
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石黒正数
(アフタヌーンKC)
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皆川亮二
(アフタヌーンKC)
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山口つばさ
(アフタヌーンKC)
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藤田和日郎
(モーニング KC)
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榎本あかまる
(モーニング KC)
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田素弘
(モーニング KC)
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三原和人
(モーニング KC)
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栗田 あぐり
(モーニング KC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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11月21日

二上圭
(GCN文庫)
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11月19日

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ほのぼのる500
(TOブックス)
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佐々木鏡石
(TOブックス)
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弁当箱
(TOブックス)
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龍流
(TOブックス)
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11月18日

羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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理不尽な孫の手
(富士見ファンタジア文庫)
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いつきみずほ
(富士見ファンタジア文庫)
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阪田 咲話
(富士見ファンタジア文庫)
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七野 りく
(富士見ファンタジア文庫)
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日の原 裕光
(富士見ファンタジア文庫)
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戸塚 陸
(富士見ファンタジア文庫)
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七野 りく
(富士見ファンタジア文庫)
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水沢 夢
(ガガガ文庫)
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持崎湯葉
(ガガガ文庫)
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昏式龍也
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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shiryu
(ガガガ文庫)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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千明太郎
(チャンピオンREDコミックス)
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眞邊明人/藤村緋二
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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カルロ・ゼン/フクダイクミ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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福地翼
(少年サンデーコミックス)
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田中モトユキ
(少年サンデーコミックス)
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ねこぐち
(少年サンデーコミックス)
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11月17日

西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(講談社コミックス)
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山本崇一朗
(KCデラックス)
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久世蘭
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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木南ユカ
(講談社コミックス)
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裏那圭/晏童秀吉
(講談社コミックス)
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稲葉みのり
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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椎橋寛
(ヤングジャンプコミックス)
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すかいふぁーむ/ぺんたごん
(ヤングジャンプコミックス)
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三都慎司
(ヤングジャンプコミックス)
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戸塚たくす/西出ケンゴロー
(ヤングジャンプコミックス)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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田尾典丈
(電撃の新文芸)
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福留しゅん/天城望
(フロース コミック)
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廣本シヲリ/しきみ彰
(フロース コミック)
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11月16日

村枝賢一/石ノ森章太郎
(KCデラックス)
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古川五勢
(KCデラックス)
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小村あゆみ
(マガジンエッジKC)
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伊藤京介
(マガジンエッジKC)
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sigama
(マガジンエッジKC)
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片瀬茶柴/城平京
(講談社コミックス月刊マガジン)
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森下真
(講談社コミックス月刊マガジン)
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ひととせひるね
(講談社コミックス月刊マガジン)
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関口太郎
(講談社コミックス月刊マガジン
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加藤元浩
(講談社コミックス月刊マガジン)
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周藤蓮
(ハヤカワ文庫JA)
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逆井 卓馬
(星海社FICTIONS)
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11月15日

友麻碧
(富士見L文庫)
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しきみ 彰
(富士見L文庫)
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友麻 碧
(講談社タイガ)
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西尾 維新
(講談社文庫)
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夏原 エヰジ
(講談社文庫)
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水辺チカ/友麻碧
(KCx)
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勝木光/香月美夜
(コロナ・コミックス)
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蕗野冬/ほのぼのる500
(コロナ・コミックス)
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香守衿花/もちだもちこ
(コロナ・コミックス)
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東里桐子/ラチム
(コロナ・コミックス)
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墨天業/久宝忠
(コロナ・コミックス)
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螢子/あてきち
(コロナ・コミックス)
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11月12日

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大森藤ノ
(GA文庫)
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伊尾微
(GA文庫)
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ジャジャ丸
(GA文庫)
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11月11日

漆原玖/門司柿家
(アース・スター コミックス)
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成家慎一郎/ナハァト
(アース・スター コミックス)
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金井千咲貴
(ガンガンコミックス)
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顎木あくみ/高坂りと
(ガンガンコミックスONLINE)
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鉢谷くじら
(ガンガンコミックスONLINE)
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万野みずき/野営地
(ガンガンコミックスONLINE)
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山内泰延
(ガンガンコミックスONLINE)
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長岡マキ子/カルパッチョ野山
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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11月10日

天野こずえ
(BLADEコミックス)
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川原 礫
(電撃文庫)
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佐島 勤
(電撃文庫)
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二丸修一
(電撃文庫)
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白金 透
(電撃文庫)
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東崎惟子
(電撃文庫)
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ひたき
(電撃文庫)
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鏡 遊
(電撃文庫)
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赤月ヤモリ
(電撃文庫)
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榊 一郎/木尾寿久(Elephante Ltd.)
(電撃文庫)
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岩田洋季
(電撃文庫)
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午鳥志季
(電撃文庫)
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烏丸 紫明
(カドカワBOOKS)
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巻村 螢
(カドカワBOOKS)
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ジャジャ丸
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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古宮九時
(DREノベルス)
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わんた
(DREノベルス)
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小鳩子鈴
(DREノベルス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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内河弘児
(TOブックス)
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(TOブックス)
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あfろ
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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うちのまいこ
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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まめ猫
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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秋月壱葉/望月麻衣
(アクションコミックス)
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クール教信者
(アクションコミックス)
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碓井ツカサ
(サンデーうぇぶりコミックス)
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しょたん
(サンデーうぇぶりコミックス)
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野田宏/ふくしま正保
(ビッグコミックス)
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野田宏/若松卓宏
(ビッグコミックス)
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千月さかき/姫乃タカ
(角川コミックス・エース)
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斯波浅人/浅名ゆうな
(角川コミックス・エース)
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otakumi/ベキオ
(角川コミックス・エース)
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天海雪乃/タンバ
(角川コミックス・エース)
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岡叶/夏目純白
(角川コミックス・エース)
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由伊大輔/高橋びすい
(角川コミックス・エース)
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吾嬬竜孝/西崎義展
(角川コミックス・エース)
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吾嬬竜孝/西崎義展
(角川コミックス・エース)
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Crosis/松尾葉月
(角川コミックス・エース)
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内河弘児/よしまつめつ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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11月9日

さばねこ/ちゃつふさ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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渡真仁/三嶋くろね
(ドラゴンコミックスエイジ)
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カタセミナミ/千月さかき
(ドラゴンコミックスエイジ)
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MIGCHIP
(ドラゴンコミックスエイジ)
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天原/masha
(ドラゴンコミックスエイジ)
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車王
(ドラゴンコミックスエイジ)
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荒木佑輔/メソポ・たみあ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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石沢庸介/謙虚なサークル
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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塀流通留/藤井ふじこ
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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志瑞祐/青桐良
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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カジカ航/伏瀬
(シリウスKC)
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真島ヒロ/上田敦夫
(講談社コミックス)
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藤栄道彦
(バンチコミックス)
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11月8日

安部真弘
(少年チャンピオン・コミックス)
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蛙田アメコ/冬野なべ
(少年チャンピオン・コミックス)
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11月7日

雨隠ギド
(アフタヌーンKC)
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妃羅/山田リューセイ
(ガンガンコミックスUP!)
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鳥羽徹/栗元健太郎
(ガンガンコミックスUP!)
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裕夢/ボブキャ
(ガンガンコミックスUP!)
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こゆびた べる
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/阿倍野ちゃこ
(ガンガンコミックスUP!)
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風来山/沖野真歩
(ガンガンコミックスUP!)
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相崎壁際/四季ムツコ
(ガンガンコミックスUP!)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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美袋和仁
(SQEXノベル)
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11月5日

雨堤 俊次
(宝島社文庫)
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山本 巧次
(宝島社文庫)
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ヒロサキ/冬馬倫
(フロース コミック)
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冨月一乃/雨宮れん
(フロース コミック)
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11月4日

尾田栄一郎
(ジャンプコミックス)
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冨樫義博
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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加藤和恵
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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松井優征
(ジャンプコミックス)
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鈴木祐斗
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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天野明
(ジャンプコミックス)
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ちると
(ジャンプコミックス)
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横山左
(ジャンプコミックス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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静脈/依田瑞稀
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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河本ほむら/羽田豊隆
(ジャンプコミックス)
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ONE/村田雄介
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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篠原健太
(ジャンプコミックス)
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近本大/新川権兵衛
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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植野メグル
(ヤンマガKCスペシャル)
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新井春巻
(ヤンマガKCスペシャル)
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ARATA/まきしま鈴木
(PASH!コミックス)
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せるげい/くまなの
(PASH!コミックス)
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航島カズト/タンサン
(PASH!コミックス)
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渡 琉兎
(ドラゴンノベルス)
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葵すもも
(ドラゴンノベルス)
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綾村 実草
(ドラゴンノベルス)
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並木 陽
(星海社FICTIONS)
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11月2日

ツカサ
(講談社ラノベ文庫)
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猫又ぬこ
(講談社ラノベ文庫)
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山夜みい
(講談社ラノベ文庫)
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resn
(Kラノベブックス)
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モンチ02
(Kラノベブックス)
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六志麻あさ
(Kラノベブックス)
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11月1日

板垣ハコ/手島史詞
(HJコミックス)
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双葉もも/手島史詞
(HJコミックス)
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くろむら基人/ハヤケン
(HJコミックス)
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宮社惣恭/坂石遊作
(HJコミックス)
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ざっぽん
(角川スニーカー文庫)
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カネコ撫子
(角川スニーカー文庫)
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あきらあかつき
(角川スニーカー文庫)
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水戸前カルヤ
(角川スニーカー文庫)
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紫ユウ
(角川スニーカー文庫)
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震電 みひろ
(角川スニーカー文庫)
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手島史詞
(HJ文庫)
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佐原一可
(HJ文庫)
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ときたま
(HJ文庫)
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雨宮和希
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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日之浦 拓
(HJ文庫)
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御子柴奈々
(HJ文庫)
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まきぶろ
(アース・スタールナ)
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花波薫歩
(アース・スタールナ)
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夜塊織夢
(アース・スタールナ)
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瀬尾 優梨
(角川ビーンズ文庫)
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赤村 咲
(角川ビーンズ文庫)
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麻木琴加
(角川ビーンズ文庫)
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松本蜜柑/ひるのあかり
(B's-LOG COMICS)
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條/桜あげは
(B's-LOG COMICS)
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揚茄子央/佐々木鏡石
(コロナ・コミックス)
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miyasumi/あぐにゅん
(コロナ・コミックス)
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10月31日

Kindle B☆W


すえみつぢっか/りゅうせんひろつぐ
(ライドコミックス)
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滝乃大祐/一色一凛
(ライドコミックス)
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南方純/kiki
(ライドコミックス)
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ふしみさいか/樋辻臥命
(ライドコミックス)
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紫藤むらさき/小鳩子鈴
(ライドコミックス)
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オヤジ草/御鷹穂積
(ライドコミックス)
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アズマサワヨシ
(電撃コミックスNEXT)
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蒼樹うめ/中村明日美子ほか
(白泉社)
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10月28日

槻影
(GCノベルズ)
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一色一凛
(GCノベルズ)
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爪隠し
(ファミ通文庫)
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ながワサビ64
(エンターブレイン)
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雪だるま
(モンスター文庫)
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東雲太郎/銀翼のぞみ
(ヤングアニマルコミックス)
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鶴岡伸寿/銀翼のぞみ
(ヤングアニマルコミックス)
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相田裕
(ヤングアニマルコミックス)
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だたろう
(ヤングアニマルコミックス)
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柳井伸彦/長谷川凸蔵
(ヤングアニマルコミックス)
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大石まさる
(YKコミックス)
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松もくば/鬱沢色素
(KCx)
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水辺チカ/星彼方
(KCx)
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柊一葉/大川なぎ
(KCx)
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10月27日

佐遊樹/飾くゆ
(REXコミックス)
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Yostar/槌居
(REXコミックス)
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槻影/蒼和伸
(REXコミックス)
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矢野トシノリ
(REXコミックス)
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ねこうめ
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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和ヶ原聡司/柊暁生
(電撃コミックス)
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東方Project/宇城はやひろ
(電撃コミックスEX)
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常陸之介寛浩/村橋リョウ
(電撃コミックスNEXT)
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いみぎむる
(電撃コミックスNEXT)
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さだうおじ/和ヶ原聡司
(電撃コミックスNEXT)
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にられば
(電撃コミックスNEXT)
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ぽんとごたんだ
(アクションコミックス)
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大熊らすこ
(まんがタイムKRコミックス)
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荒井チェリー
(まんがタイムKRコミックス)
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あfろ
(まんがタイムKRコミックス)
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つみきつき
(まんがタイムKRコミックス)
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笠間裕之/柴朗
(まんがタイムKRコミックス)
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アンソロジー
(まんがタイムKRコミックス)
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10月26日

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