年間ベスト

2006年あにめー  

もう2006年は私は【おねがいマイメロディ くるくるシャッフル】でいいよ。
序盤は二期目特有の迷走でモタモタしてた感があったけど、中盤から一気に加速、というか暴走、というより暴徒化(笑
慣れがダラダラした方ではなく、よりキャラやストーリーやギャグを深める良い方に出ている感じ。一期目よりこなれた分、より面白くなってると見てもいいかもしれない。
捨てキャラがいない、というのも好感度高し。一回きりの登場というのが殆どなく、モブキャラとしてさりげなく登場している人もいれば、モブキャラだった人がメインとして再登場、みたいなのもあって油断できない。
牡蠣くんはよほどスタッフに気に入られたのか、サンリオ提供のアニメでありながらあのデザインで再登場するとは、改めてこのアニメの恐ろしさを思い知らされた感がある。
…………そういえば、某ウイルスが流行り始めたのって、カキくんが再登場したあたりだったよな〜。まあ、今回の流行にはカキくんは関係ないようなのだが。
カキくんも相当なデザインだけど、さりげにナスビの神様も相当だよなあ、と思う今日この頃。


今年一番の評判の作品といえば、やはり【涼宮ハルヒの憂鬱】だったのでしょう。かく言う私も、思う存分楽しんだクチ。
一方、ハルヒに隠れて目立たなかったけれど、同時期に放映されていた【吉永さん家のガーゴイル】も、質実剛健というか。実に良い出来の作品でございました。今年はとみに原作付きのアニメが頑張った年だったかもしれない。

【桜蘭高校ホスト部】、これも一話見たときは衝撃的なあまり、次の日には漫画全巻そろえてました。わりと自分はアニメみて漫画や小説を買うというパターンは多い方なんだけど、これほど迅速かつ徹底的に買い揃えてしまったケースは類を見ません。
面白かった。うん、面白かった。

視聴をはじめたのが随分遅く、終盤しか観られなかったのだけれど、夕方枠としては【capeta】が素晴らしかった。現在月マガで連載しているレースものなんだが、自分が視聴をはじめたのはもうフォーミュラカーに乗り換えようかという時期だったんだけど、一秒一秒を削っていく迫力、CGによるレースシーンが際立っていて、あまり評判にはなっていなかったみたいだけど、なかなかすごい作品でした、はい。燃え系統としては今年でもトップクラス。毎週手に汗握ってみていたアニメでした。

非常に突き抜けたバカアニメだったのが【いぬかみっ】。ここまでやったらいっそすがすがしい、というたぐいのバカアニメで。とにかく変態だらけ。可愛い女の子が沢山登場するくせに、毎週毎週これでもかと沢山男の裸が登場するキワモノでございました。
それでいて、まっとうに面白いんだ、これが(笑
密かに、番組終了後の提供画面が毎週凝ってて、これが楽しみだったり。

良い棒、という名で一代を築いたのがカミナギリョーコ。彼女の躍進と同時に作品自体がガンガン盛り上がった後半追い上げ型の快作だったのが【ZEGAPAIN -ゼーガペイン-】。
始まった当時は、ひどいCGロボットだなあ、という認識でしかなかったんだが、仕組まれていた世界の謎が視聴者に解明されていくに従って、世界観が一気に深まると同時に、そこに存在する登場人物たちの描写も丁寧勝つ細緻になっていき、加速度的に面白さが増していった典型的な作品でした。
リョーコは可愛かったなあー

原作であるゲームはプレイ済みだったんだけれど、これが随分昔の話で内容をすっかり忘れていたお陰で、キャラは良く知っているくせに話は全然知りませんというお徳用まっさらな気分で一部始終を見られたのが【うたわれるもの】でございました。
エルルゥが可愛かったよう。ほんとに可愛かったよう。毎回毎回、エルルゥを眺めるのが至福でありました。可愛かったよう。
まあ、アルルゥに至っては神がかっていましたが。
しかし、ヌワンギはアニメオリジナル展開で再登場すると思ったんだがw

やや古風なテイストのストーリーと、相反するようなキャラデザインで楽しんでいるのが現在も放映中の【ゴーストハント】
最近は本当に、ナルよりも坊さんの方がいいんでないかい? と思うんだがどうだろう、マイさんや。

【武装錬金】は、最初斗貴子さんの声がどうもしっくり言ってなかったんだけど、近頃はもうハマりすぎて、愛。
しかし、アニメを見て思い知らされたわけだが、この作品って展開やたらと速いのねえ。漫画だとそうまでは思わなかったんだけど、アニメだともう息継ぎさせてくれぇ、と悲鳴をあげたくなるくらいに早い。それでも放り出せないほど、燃え面白いのだけれど。
現状、カズキヴィクター化まで話が進んだわけですが、注目はむしろこれからなわけで。アニメ化してよかった、といわれるかどうかはこれからどう処理するかに掛かってるはずですから、とにかく期待を膨らませておる次第です。

【Kanon】は観れねえ!!

秋からはじまったアニメで他の追随を許さずにぶっちぎっているのはやはり【コードギアス 反逆のルルーシュ】でしょう。
これは文句なしに面白い。今のところ、次の週が楽しみという作品はこれが一番。もれなく一番。断固一番。
内容に関しては他が散々語ってるでしょうから、面倒なので語りませんが、わたしは断固【C・C】派です。
会長でもよし。

1クールだったのが残念だ、と思うのが【くじびきアンバランス】。派手ではありませんが、細かい視線の動かし方やらカメラワーク、僅かな挙動でその場の空気や感情を最大限引き出すその巧みの技は、素晴らしかった。特に恋愛感情が絡むようになってからのぐっと空気を押し詰めたような場面場面の流れは、こう言ってはなんですが大変勉強になりました。
最終回はもう、もう、りっちゃんにメロメロ。だらしなくもメロメロ。もうどうしようもなくメロメロ。ありゃあ反則だがや。
1クールということでかなり略式に終わってしまいましたが、これは2クールでじっくり観たかった。是非観たかった。
一番こう、ずんと胸に来たのが最終回の副会長が抜刀した瞬間だったりする。あの刀を抜くときの涼やかな音。構えた時の鍔鳴り。
日本刀というのは、一つの楽器ですよ、あれは。

一方で1クールで上手く片付けた、というのが【乙女はお姉さまに恋してる】。こちらも様々なイベントを端折ってはいるのですが、そつなく上手く纏めた感がして、好感が持てました。
声優交代については詳しい内容は知らないのですが、紫苑さまの中の人は圧倒的にゲームの方の方がよかったと思います。アニメの紫苑さんは、どうしても威厳に事欠きましたから、彼女がメインじゃなかったというのはそれはそれでよかったかも。
惜しかったのが貴子さま。これはまあ、ゲーム版の人のデレ演技が神がかっていたので仕方ないといえば仕方ないのですが。此方は此方で非常によいデレ具合だったと思いますし、ニヤニヤさせられましたし。
でも、ゲーム版は神だったからなあ。
他はおおむね悪くなく、というか変更にも気に掛かるところはなく。
まりや、可愛かったよまりや。彼女に関しては、ゲーム版よりも懊悩具合が素晴らしかったと断言しましょう。
まりや可愛かったよ、まりや。

2005年 漫画  

オンライン書店ビーケーワン:Landreaall 5 オンライン書店ビーケーワン:Landreaall 6 オンライン書店ビーケーワン:Landreaall 7

漫画はねえ、沢山あって選びにくいので、一番だけ。
おがきちか【Landreaall】
今年最大の収穫は、これに出逢えたことでしょう。まさに我が魂の一冊……いや、一冊じゃないけど。墓にはこれを一緒に入れてもらおうw


2005年アニメ  

書いたんだけど、UP直前でブラウザフリーズorz
あっしの二時間を返して(涙

気を取り直してもう一度。略式になるのは勘弁

一位はこれ


Canvas2 〜虹色のスケッチ〜
 恋愛モノとして珠玉の出来。まだ放映中だけど、これまで一回としてはずれの回が無いのは特筆すべき。最後まで期待できると思う。個人的にはアニメという括りにおいてハチミツとクローバーより評価は高い。

二位は

おねがいマイメロディ
 暗黒神マイメロ様、カオス展開の名を欲しいままにした問題作。スタッフの暴走っぷりは決して「ぱにぽに」に引けはとっておりません。
 これを許してるサンリオは偉いと思う(笑
 途中からでも大丈夫、一話見ればこの作品の途方もない馬鹿馬鹿しさは脳天を突き抜けると思うので、例えばぱにぽにが終わって寂しいなと膝を抱えてる人なんかは見るべし見るべし。波長が合うと思うんだが。

三位は【ゾイドジェネシス
 最初からこうなる予定だったのか、はたまた急な方針転換だったのか。とにかく、ディガルド討伐の旗揚げをしてからの怒涛の展開は凄まじいの一言。毎回唸らされるばかりの戦争描写。完全に本格戦記モノとして覚醒した感がある。これでゾイド無印ばりに作画がよければ、と思うのだが。

以降は順不同で。



【ぱにぽにだっしゅ!】
 最初の数回はまだ手探りだったのか、微妙な感じだったのだけど、三回目あたりからギアがガッチリと嵌まったような勢いで、大回転開始。
いや、楽しかった。楽しかったと言うのが正確だと思う。まさにネタの弾幕射撃。見てるこっちの許容量をあっさりとぶち抜いた規模の情報量を浴びせかけられ、此方はアップアップと翻弄されるばかり。それが楽しくて楽しくて、まるでサザエさんみたいにいつまでも続くように思ってたんだけど。終わっちゃいましたね。なんだか今でも終わってしまったのが実感湧かない。うん、楽しかった。


極上生徒会
 これも第一話は、あまりのつまらなさに途方に暮れたもんだけど(苦笑
 でも右肩上がりに面白さを増していき、最後の方はこのクールで一番次週の放映が楽しみな作品になっていました。
 近年の萌え的絵柄からは程遠いキャラで、始まる前からやいやい言われてましたけど、これが見てるうちに愛着が湧いてきたと言うか、これはこれでイイなと思えてきて。愛い愛い。パラダイムシフトはまゆらさんのメインの回だったかな。あの回の私服姿でお洒落したまゆらさんが思いのほか可愛らしくて、そこから全体に波及してみんないいなと思えるようになってきた。話の面白さがブレイクしたのは強面だった奈々穂副会長のファンシーな本性が露わになった回ぐらいからですか。あれでギャグの起点が出来たというか。足場が出来て、コメディのノリが全開になってきた気がします。さらにシリアスサイドもぐんぐん面白くなってきて。
 今さらながらに黒田洋平恐るべし。
 ゲームも評価高いみたいなので、今年こそ手に入れてやる。


かみちゅ!
 弁天様のイカシっぷりに惚れた!
 神様になってしまった女子中学生の話。あくまで中学生の部分をメインに据えたのは作品の方向性として見事に嵌まったと思う。神様なのは重要ではあるけどあくまでオプションなわけね。
 感慨深いのは、親の世代じゃなくて私ら自身が懐かしいな、と思える時代がノスタルジックに描かれる年代になったのだなあ、と。
 うん、よかったです。


魔法少女リリカルなのはA’s
 実に勿体無い作品だった。やるべき事をちゃんと理解していて、しっかりそれを描こうと言う意志があったにも関わらず、尺が足りずに必要以外のもの、場合によっては必要だったものまで削らなくちゃならなくなってしまったと思われ。かなり一杯一杯だったもんな。これ、24話体制だったら、少なくとも物語としてはちゃんと描かれるだけのポンテンシャルはあったはず。製作体制、かなりキツかったのかな。アクションシーンの細かい演出も後に行くほどテキトーになっていったのが哀しかった。一話、二話の戦闘シーンは痒いところまで手が届くくらい砲撃シークエンスから魔法陣の展開描写、エネルギー光の放出シークエンスなど細かい所まで拘り切ったものだったのになあ。
 でも、ヴォルケンリッターやはやてという新キャラの描写、アリシアとの別れのシーンなど、ボロ泣きさせられるところも多く、やっぱり大好きな作品だったのは間違いなし。
 しかし、6年後とは中途半端だな。なんで?



蟲師
これほどのものが見れるんだから、日本のアニメというのはやっぱり凄い。なんでこれ、深夜にやってるんでしょうねえ。


これ以外は
ギャラリーフェイク
ハチミツとクローバー
ノエイン もうひとりの君へ
フルメタル パニック!The Second Raid
創聖のアクエリオン
ラムネ
舞-乙HiME
フタコイ オルタナティブ
Air
 ってところですかね。

【ギャラリーフェイク】は第二期ありませんかね。期待したいところ。
【ラムネ】は、最後まで一貫して七海一筋だった健ちゃんが良い男でした。作品全体としても一度もぶれずに話をまとめ、幼馴染モノとして一つの極地に達した作品と見ていいんじゃないかと。何気に親父さんと近衛ママが最終話でくっついたのは、なんだかなあと思いつつ、嬉しかったり(笑)

2004年 らいとのべる その5 スーパーダッシュ  

実はまだ残ってたり〜。
もう一月も終わりだってのに。一月出た本もあらかた買っちゃったってのに。
未練がましく続きます〜。

スーパーダッシュ文庫



銀盤カレイドスコープ VOL.3ペア・プログラム:So shy too-too princess
           海原零/鈴平ひろ

 事前情報でサブタイトルが『ペア・プログラム』だと知った時には「おおっ! ピート復活か!?」と勝手に盛り上がりに盛り上がってました、すみません(w
 ピートとの失恋の痛手を乗り越え、新たなる恋に踏み出すたずさ。
 でも、私はまだ諦めてませんぜ。既に銀盤4の発売も発表され……いや、今回は多分リア・ガーネットとの話になるんだろうけどさ。この三巻でタズサがあんな事になってしまったんだから、いいじゃないですか、期待しても。というわけで、もう少し続く事を希望w
 と思ったら、4巻出まっせーー!!【銀盤カレイドスコープvol.4 リトル・プログラム:Big sister but sister】



ブラックランド・ファンタジア
           定金伸治/星樹

 貴族同士の決闘とも言うべき勝負の手段として行われるチェスの指し手を代行する裏社会のチェス指し『真剣師』。孤児から浮浪の身に落ちそうなところを拾ってくれた相手が真剣師の養成屋だった事から生きるために真剣師になった少年スィン。その彼がひょんなことから自分の出自が貴族だった事を知り、実家の屋敷を訪ねてみたところ、そこに居たのは屋敷のとある一室に幽閉され、全身を縛られたまま生まれ育ち、肉体と精神の成長が止まったまま手足も動かせずに、ただ尋常でない観察力と思考力を研ぎ澄まされた姉だという少女、ネム。圧倒的な計算力をもってチェスの盤面を支配するネムに助けられ、スィンはチェスの決闘を戦う事になるのだが…………。
 ここから、展開はバッタンバッタンと何度も引っくり返る。ネムという少女の不可思議さ。チェスの駆け引きに絡めた登場人物たちの生々しくも迫真の息吹。渦巻くナゾとともに現れるシャーロック・ホームズ。
 シャーロックはまああんまり要らんような気もするんだけど、淡々としてるようでキャラの魅力に引き込まれる文章、命をも賭けたチェスの指し合いの迫力は素晴らしかったです。



  
殿が来る!
殿が来る! 2.京都は燃えているか


           福田政雄/相楽ヒロカズ

 神話はさておき、おおよそ卑弥呼から始まる日本史上の様々な人間たち。その中で最も魅力的な人物というと、織田信長と坂本龍馬を挙げる人は多いでしょう。特に旧弊とした世界を破壊し、新たな時代を築きかけていた織田信長については、この閉塞した現代に降臨して行き詰ってる何もかもをぶち壊してもらいたい、なんて思う事も無きにしもあらず。
 というわけで、現代にあの織田信長が現れたら? という題材をシミュレーションなんかじゃなく痛快娯楽小説として仕上げてみせたのがこの人、福田政雄せんせー。
 あくまでこの織田信長を史上の人物とは見るべからず。痛快にして快活、長所を抜き出した誰もが望むキャラクターとしての織田信長である事を弁えるべし。
 とはいえ、その信長が世の不条理を一切合財ワンマンに薙ぎ払う事に爽快感を覚えるためのお話かというとさにあらず。あくまで主役は現代に生きる今の人間たちであるのだと、本作では訴えっているのだ。第一作の丹羽少年が最後に信長に告げた言葉がこの作品に込められた意図を物語っている。あの痛みと哀しみを堪えた一言は、寂寥と哀愁に胸を突かれると同時にこのナヨナヨとするばかりだった少年に、現在と未来を担う若者としての頼もしさを感じるでしょう。
 と、感動的に終わりを迎えたはずの【殿が来る!】の続きが出ると聞いたときには、また無理に続けて! と嘆息したものでしたが。いやはや、御見それしました。見事に完成度がバージョンアップしてるのに加えて、一巻の最後の丹羽少年と織田信長のやり取りをちゃんと踏まえ、前回はただ信長の背中を見るだけだった現代人たちが、今回は自らの足と意思で動き出し、信長が進撃する後を付いていくのではなく、その周囲に立って一緒に立ち塞がる障壁に立ち向かう。
 信長に依存するではなく、自分たちが時代を背負う気概を見れる、これはこれで実に爽快なお話です。


 
電波的な彼女

           片山憲太郎/山本ヤマト

 タイトルとは裏腹に奇天烈なキャラがいないのがまたあんまりライトノベルらしくもない、新人とは思えない隙のないつくりのサスペンス。いや、ほんとに隙がない。ここ、物足りないなあ、と思わされる部分があろう事か皆無。
 犯人はわりとすぐわかると思うけど、安易な構成ではなかったので気にならず。
 構成、描写力、キャラ造形と弱点のないのは無論のこと、突飛でないキャラやストーリーに充分以上に引き込まれる魅力を備えているところなど秀逸。そつのない人の話って妙にパサパサしたパンみたいな触感を抱く事が多いんだけど、この人は全然違いましたね。いや、次回作がめちゃめちゃ楽しみ。続きはムリっぽいんだけど。
 って、これも2でるの!? 新作タイトルに名前あるんですけど



 
All you need is kill

           桜坂洋/安倍吉俊

 これまでの桜坂洋氏のイメージを一変させた作品。まさに180度ターンって感じで、現代魔法の名残はまるでなし。ってか、同じ人が書いたとはまだ信じられん。ひきだしの数が多いってのは作家として物凄い長所だよなあ。これだから、まだデビューしてから年数経ってない作家さんというのは侮れない。いつ、激変するか分からんもんな。
 初陣となる戦場の最前線で時間ループに巻き込まれた初年兵。繰り返す一日の最後は常に戦死。絶望的な死の連環に、やがて少年は真っ向から立ち向かいはじめる。過酷すぎる戦闘と死の経験を糧にして。
 ハードです。

2004年 らいとのべる その4 スニーカー文庫  


 スニーカー文庫

 個人的には安定飛行中に見えるスニーカー。ただ、返す返すも吉田直氏の急逝は残念でした。



ディバインデッド・フロント 2.僕らが戦う、その理由
           高瀬彼方/山田秀樹

 突如地球上に出現した交渉不能の地球外異生物群と人類との生存を賭けた全面戦争。これに類する世界観設定の作品はライトノベルレーベル上で最近とみに多くなってきており、もう、一つのジャンルを形成しつつあるんじゃないだろうか。思いつくだけでも【EGコンバット】【天槍の下のバシレイス】、【ALL YOU NEED IS KILL】、ゲーム原作だが【ガンパレード・マーチ】、ちょっと趣旨はズレてるが上遠野浩平氏がデュエル文庫で出してるシリーズや榊一郎氏の【廃棄王女】もこの世界観に類してると言えなくない…………って、あれ? 思ってたよりも多くないな。ジャンル一つ形成は大きく張りすぎか。
 まあ、ジャンル云々は置いておき。
 社会基盤が衰退し、人類という種が危機に瀕し、未来や希望という言葉の価値が酷く高価になってしまったそんな世界観で焦点が当てられるのは降伏のない戦争の最前線に放り込まれた末端の兵士。さて、そんなただでさえ過酷でどうしようもない状況に置かれた登場人物を、心理描写の鬼、一人称執筆の濃縮ウランである高瀬彼方氏が手がけると一体どうなってしまうのか。
 一巻にも増して濃密で躍動的な彼ら彼女らの描写の疾走に酔いしれましょう。




 
ランブルフィッシュ 8.決戦前夜秘湯編
ランブル・フィッシュ あんぷらぐど

          三雲岳史/久織ちまき

 これ、実は主人公は高雄沙樹じゃなくて瞳子の方だよな。女の子が主人公。RF(レイドフレーム)という人型兵器を扱うための専門学校を舞台にしたロボアクション学園モノ。面白いのが通常のロボットモノと比べて登場人物における設計・プログラム・整備といった後方要員の比率が圧倒的に多い事。まあ、RF一騎に対して搭乗するライダーは一人だけど、それをメンテする要員は何倍も必要なわけだから当然なのだけど。自然、RF同士の試合に至るまでの機体の修理や調整、戦術にあわせたプログラムの変更、バージョンアップなんかのドタバタとした描写が多くなる。これが、毎回毎回いわゆる学園祭の準備をやってるかのような切羽詰った、でも楽しそうな大騒ぎの連続で、これが読んでて楽しいの何の。RFの試合も単純に機体性能の強い方、RFライダーの技能が高い方が勝つというものではなく、試合ごとに頭を捻ったものを見せてくれる。8巻の林崎要と瞳子の模擬戦なんかその最たるもの。元自衛官で恵里谷校でも1、2位を争う凄腕のライダーである林崎に対して、瞳子はライダーどころか本職は機体の設計士。機体も同じものを使っての模擬戦だから性能差もなし。純粋に技量を問われる状況下、なにをどうしても瞳子が勝てるはずもない。その圧倒的不利をRFという機械の隅々まで理解し把握しきっている設計士としての戦い方で立ち向かう瞳子。もう読んでて手に汗握り、喝采をあげずには居られませんでした。
 RFバトルから視点を話しても、十数名からなるたくさんの登場人物たちの人間模様。RFにまつわる陰謀劇とどっちを向いても目を離せなくなる要素満載で、自分的にはスニーカー文庫で今一番楽しみにしてる作品です。
 この作品、もっとスポットライトを浴びてもいいと思うんだけど、意外なほど目立ってない気がする。読んでない人、もったいないよ?






  
てのひらのエネミー 魔王城起動
てのひらのエネミー 2.魔将覚醒
てのひらのエネミー 3.魔軍胎動

            杉原智則/桐原いづみ


 レシプロ戦闘機が空を舞い、戦車が地を覇する近代に足を踏み入れた世界。同時に、かつて世界を支配した魔王への憎悪と怖れから、魔法使いが迫害されている、ある種の人種間の対立が激化しつつある世界。世界各地で迫害され、追い詰められて小規模のゲリラ闘争に明け暮れるしかない魔法使いたちが希望とするのは、絶大な魔力と強大な魔将を擁して世界を支配した魔王の再臨。その魔王の力を偶然手に入れてしまった少年が、この物語の主人公。
 偶然普通の少年が力を手に入れてしまうというシチュは多々ありますが、その中でもこれは図抜けて彼を取り巻く環境が冷酷非情。魔法使いというだけで人間扱いをせず武器を振り上げる普通の人間、無差別にテロを繰り返す魔法使いたち。そのどちらを正義とも言えず悪とも言えず、持ちえた力も振り下ろす先が分からない。その力自体も元々無力だった少年には満足に扱えず、魔王と名乗るに相応しいだけの力となり得ない。そして少年自体が気が弱く信念を持たず、すべてを放り出して逃げ出したいと常に思っているというにっちもさっちもいかない状況。先が予想できないという意味でも今年のスニーカーの注目作になるんでなかろうか。
 
 過去の感想 3巻




 
お・り・が・み 天の門
お・り・が・み 龍の火

          林トモアキ/がろあ〜


 この手のハッタリの利かせかたが大好きな私には、かなりツボに嵌った一品。
 のべつまくなしに万人にオススメしまくり、というんではないんですけど。妖怪、魔神、教会、第三世界など材料の使い方が個人的に気に入ってしまったんですね、うん。
 ポンポンとノリ良く妙な休符を入れずに最後まで一気呵成に突き進む展開も好みかと。





されど罪人は竜と踊る 5.そして楽園はあまりに永く
        浅井ラボ/宮城


 凄惨で救いが欠片もないというのに、どうしてこれほどページを捲るごとに酔い痴れることが出来るのか。それはきっと、この話がどうしようもないほどのLOVESTORYだからなのでしょう。たとえその愛が狂気に塗れ、破滅に塗り込められていても。
 しばらく恋愛ものは読めんとまで打ちのめされたダウナー系最高傑作。

 過去の感想



 
涼宮ハルヒの消失
涼宮ハルヒの暴走

         谷川流/いとうのいぢ

 第一作の【涼宮ハルヒの憂鬱】で弾けて以後、どうにも方向性が迷走しているように思えたハルヒシリーズも、この消失を気に一気に確変。実に谷川流氏らしいSF要素の仕掛け満載の作品に成り上がり。
 世間さまでは長門ブームが到来している模様ですけど、私はハルヒ一筋なんですけどーっ。珍しい? 傲岸不遜一辺倒でありながら、その実キョンを気にしまくってるハルヒってめっちゃ可愛いんですけど?

 過去の感想 消失




憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ
     水口敬文/シギサワ カヤ


 実はこれ、まったく何も解決してないんですよね。でも、それがいい。
 SF設定を舞台装置と割り切って完全に物語の展開から放置したその剛毅さには逆に感嘆するしかありませんでした。あれもこれもと欲張らず、焦点を主人公二人の心の進捗一つにあてる。かといって他の要素は切り捨ててるわけではなく、ちゃんと主題を引き立てる役割になってる。こうも徹するのはなかなか難しいはず。凄いです。
 ある意味、これ、運命を受け入れる話なんですよね。珍しい。でも、運命を受け入れてなお、諦める話じゃないのはめちゃくちゃ素敵です。


2004年 らいとのべる その3 富士見ミステリー  

 富士見ミステリー文庫

 LOVE路線で本家ファンタジアとは別の色を出す事で完全に勢いに乗った感のあるミステリー文庫。なんでも此処には『LOVE寄せ』なる業界用語まであるらしい。詳しくは新井輝先生のブログにて。
 しかし、これを踏まえると…………GOSICKの4巻、LOVE寄せした?





  
GOSICK −ゴシック−
GOSICK 2.ゴシック・その罪は名もなき
GOSICK 3.ゴシック・青き薔薇の下で

        桜庭一樹/武田日向

 その昔、【封仙娘娘追宝録】にて九鷲器という女性型の徳利の宝貝が登場しまして、主人公の和穂にそれはそれは見事なアッパーカットを喰らわした事がありました。丁度その場面には挿絵もつき、そこには見事に宙を舞う和穂の姿が描かれておりました。
 まさに、このGOSICKという作品でのヴィクトリカ嬢の萌え破壊力たるや、まさに九鷲のごとき膝の撓り、踏み込みの鋭さ、拳の冴え。わたくし、さながらこの時の和穂のごとくヴィクトリカ嬢の萌え破壊力によって宙を舞ったのでございます。
 桜庭さんの極まった表現法といい、武田日向絵師の尋常ではない描写といい、もはや人知を逸しているとしか思えないこの萌え力。一度はページを開いてごらんくださいませ。わたくし、もう立ち上がれません。というか、主人公の九城くんがまた凛々しくて可愛いんだ。このカップル萌えすぎ。
 微妙に文脈や行間から漂う未来への暗い予感が、またこの作品の雰囲気に不思議な余韻を満たしています。
 ちなみに内容の方はミステリーというよりもミステリーを触媒としたヴィクトリカと九城少年の冒険ものと言った方が適切に思います。

 過去の感想 2巻 3巻




砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Rolypop or A Bullet
        桜庭一樹/むー

 物語を書くときっていうのは、頭の奥の奥の自分でも分からない領域からモヤモヤとした綿菓子のようなものがあふれ出してきて、作家はその綿菓子に様々な形で手を加え、加工し、削ぎ落とし、こねくり回し、時には調味料を加えてアクセントを書き換え、小説という完成品にして世に作品を送り出します。ただ時折、発想、アイデア、イマジネーションが火花を散らして生まれたその瞬間に限りなく近い形のまま小説という形になって読者の前に転がり出てくる例がある。そんな作品に感じるのは酷く生々しい吐息の感触。耳元で直接言葉を囁かれるような背筋の震え。そのあまりの近さに、はたして嫌悪を感じるか、それとも興奮や戦慄を抱くのかは人それぞれでしょう。ただ、いずれにしてもこの作品は読んだ人に何がしかの感慨を抱かずにはいられない、それだけの存在感を有する一作なのは間違いないのでしょう。

   「好きって絶望だよね」
過去の感想






魔法遣いに大切なこと 3.夢色に染まる秋天の下で
       枯野瑛/よしづきくみち

 何気ない言葉、何気ない仕草、何気ない場面。一つ一つは平凡で気にさえしなければ路傍の石のように通り過ぎていくであろうパーツ。だけど、時折いるのです。そんな平凡な要素たちがその手に掛かれば魔法のように彩りを得て、芳しさを醸し出し、温もりと光輝を帯びる。文字という平坦な情報媒体のみで、はたしてここまで世界の色彩や音、匂いや触感までを疑似体験させてくれる語り部がどれほどいるものか。
 ユメが見て、聞いて、感じているものを、このシリーズは確かに読んでいるこちら側にも体験させてくれていました。ごちそうさまです。






DEAR DIARY 1.寝起きの悪い定休日
      新井輝/久瀬たかし、季遊月あすか

 もはや全戦域でもってLOVE路線への進撃を開始した富士見ミステリー文庫ですけど、本当の意味で普通の恋愛模様を主題材にして描いてる作品は、今のところ多分この【DEAR】とヤマグチノボル氏の【描きかけのラブレター】だけじゃないかなあ。特に新井輝氏は新作であるROOMの方が恋愛をメインに据えながらもその描き方が得体の知れない方向から筆を入れてるんで、DEARの方が正攻法の恋愛模様って感じなんですよね。DEARは特にこの短編集DIARYが、そんなイメージ。
 そのDEARDIARYで一番好きなのが『嘘とホントと、やはり嘘』。友達の彼氏を好きになってしまった女の子の話なんですが、その娘の行動と心理の移ろいの描き方が滅茶苦茶素晴らしい。この類の話の中では一番好きかもしらん、てぐらいに好きな話でした。
 何気に女の子の友情のお話でもありんす。





   
ROOM No.1301 ♯1 おとなりさんはアーティスティック!?
ROOM No.1301 ♯2 同居人はXXXホリック
ROOM No.1301 ♯3 同居人はロマンティック
ROOM No.1301 ♯4 お姉さまはヒステリック

       新井輝/さっち

 三巻から微妙にサブタイトルにミスリードが仕組まれてるんですよね(w
 四巻のサブタイは完全に騙されました。何の疑いもなくホタルの事だと思ってたし。
 喪失した愛を探す物語というキャッチフレーズ。自分は恋愛には向いていないと連呼する主人公。上手い下手ではなく向いていないというのが注目点。感想を書くたびに喚いてますが、ほんとに不思議な話です、うん。
 四巻のある意味早すぎる事態の転換は、この主人公が置かれた立場が意外なほど残酷だと見せ付けられた気もします。多分、初めてだったんじゃないかな。恋愛感情がまるっきり欠落してる感じだった健一が、こんなに普通に女性に愛を傾けたのは。流されての情事ではなく、ちゃんと相手を好きだと自覚して、夢中になって、熱に浮かされて、幸せを感じて。
 たとえ、相手が実姉のホタルだったとしても、この時の健一は完全に普通の好きな人に恋する男でした。そして、まさに彼がそうなった途端の、二人を引き裂く事態の勃発。
 この件はちょっとあっさりしすぎてるほど描写少なく、二人が同居できなくなった事後に場面が移ってしまうのですが、むしろこの件をドロドロとしつこく描かないバッサリしたやり口に、健一を元の「自分は恋愛に向いてない」と言わしめる舞台へと襟首掴んで放り戻されたようなイメージを喚起させられました。とはいえ、著者の意図を感じるとかそういう事は全然なく。健一が羨ましげな状況にあるかのようで、実はかなり幸薄げなのが身につまされるわけで。求めよ、されば其は汝より遠ざからん、てな感じで。
 喪失した愛を見つけても、それは目の前から奪い去られてしまうとなれば、健一は何を探せばいいんでしょうね。

 過去の感想 1・2巻 3巻







描きかけのラブレター
      ヤマグチノボル/松本規之

 富士見LOVE文庫の二大巨頭の片割れ。
 一言で言うと、手を繋いで絶対離さないくせに、お互いそっぽを向いたまま不貞腐れてる恋愛小説。
 これでもかというくらいに素直じゃない女と、大人しいくせにどうしようもないくらい頑固な男の恋愛模様は、読んでてもうニヤニヤしっ放しで止まりません。甘ったるいのとは真逆のひどく淡々とした語り口がまた味があって良いのです。
 惜しむらくは、マドカの内面描写が描かれてたパートがはずされてることかなあ。あれを読んだら、この無愛想で捻くれものの女がどれほどあの冴えない男が好きで仕方ないか分かってむちゃくちゃくすぐったいんだけどw

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2004年 らいとのべる その2 富士見ファンタジア  

毎日やるのか? これ(汗
けっこうしんどいぞ。
もう年始もとっくに終わってるのに。
でもまあやり始めたからには最後まで、ということで。


富士見ファンタジア文庫

捨てプリとカオスレギオンが終わり(秋田氏のハウリングも?)、フルメタもクライマックス。次の主力となるべき大物は? となるとなかなか覚束ないファンタジア。
やはりあざの氏のBBBをメインに持ってくることになるのかしらん?


 
王国神話 空から降る天使の夢
王国神話 第二夜 約束は夢にとけて

     明日香々一/かわく

 ファンタジーというよりも題名通りに神話と評した方がじつにしっくりくるどこか古式ゆかしい香りが芳しい良作。この傾向はむしろ二巻の方が色濃く出てるんですよね。ある意味、次の作品がどうなるのかが楽しみです。
 ただ、漂う空気が神話そのものだっただけに、近親の結婚に対するスタンスがここでは逆に私には違和感になってしまいました。残念!
 一巻で完全に話が完結していたのにも関わらず、その内容を踏まえて続きを仕立てた手腕はお見事。

 過去の感想 1巻 2巻




   
ソード・ワールド短編集 集え! へっぽこ冒険者たち
ソード・ワールド短編集 踊れ! へっぽこ大祭典
ソード・ワールド短編集 狙われたヘッポコーズ!
ソード・ワールド・ノベル へっぽこ冒険者と眠る白嶺


 いや、冗談じゃなくこのへっぽこシリーズ、富士見でも有数の安定良作量産シリーズです。
 オーソドックスという単語を磨き上げて宝石のように光らせたかのような実に見ごたえのある良作揃い。特に【へっぽこ冒険者と眠る白嶺】は高慢チキで滅茶苦茶嫌な野郎だった貴族のおっさんが惚けながらも逞しい冒険者であるへっぽこたちと旅するうちに段々と変わっていき、最後には心栄えが滅茶苦茶格好いいナイスダンディに変貌を遂げていたのを目の当たりにしたときにはもう感動でした。傑作と呼んで過言無し。中年萌えw





 
スクラップド・プリンセス サプリメント 恋人達の狂騒曲
スクラップド・プリンセス サプリメント 聖地に流れる円舞曲(ポルカ)

      榊一郎/安曇雪伸

 本編の廃棄王女は終わってしまいましたけど……こう言っちゃなんなんですけど、時系列的には本編後にあたるこの短編集、もしかしたら本編よりもって思うくらい面白楽しいんですけどっ!!
 こうノリがね、全編に渡ってはっちゃけたノリが楽しくて仕方なし。榊氏の著作の中ではステプリのキャラが一番明るいですし、根暗っぽい兄貴も他の作品の主人公と比べてもツッコミが冴えてる人なので、話がポンポン進むんでしょうか。いやー、好きだ。もう何冊か短編集は出るらしいので、期待。




  
カオス・レギオン 3 夢幻彷徨篇
カオス・レギオン 4 天路哀憧篇
カオス・レギオン 5 聖魔飛翔篇

      冲方丁/結賀さとる

 なんか魔天行進篇ぐらいからトールとアリスハートの純愛物語になってたような気がするんですが、気のせいでしょうか(笑)
 人間と妖精ですけど、もう体の大きさの違いなんてまったくもって些細なことです。お前ら、もう結婚したまえ(マテ
 はたして本作を読んでいた人間のいったいどれほどが原作であるはずのPS用ゲームをプレイしたことがあるんでしょう。きっと原作があると知らない人もかなりいるのではないかと思われ。
 冲方先生の【マルドゥックスクランブル】を読んで衝撃に打ちのめされた人は、万難を排して本作も読むべし。またあれとは違う感動と衝撃を怒涛のように味わわせてくれる、まさに名作の名を冠するに相応しい作品でした。
 惜しむらくはこのシリーズの刊行の仕方だよなあ。一番最初に出た【カオス・レギオン 聖戦魔軍篇】、これをこういう形で出してしまったが本当に惜しいというか悔しい。もし聖魔飛翔編を終えたテンションでこの最終的結末が描かれていたら、いったいどれほどの代物になったやら……ってこのコメント蒼穹のファフナーでも書いてるな(汗

 それにしても、冲方先生の働きっぷりときたら、過労死しないか心配! という領域を超えて、どうしてこの人過労死しないんだ!? というところにまで至ってる気がするんですけど、本当に大丈夫なんでしょうか(汗 小説に漫画の原作にアニメの脚本にその他諸々……すげ。

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BLACK BLOOD BROTHERS 1.兄弟上陸
BLACK BLOOD BROTHERS 2.特区鳴動

        あざの耕平/草河遊也

 まだまだ助走段階なわけですが、特区の巨頭たちが顔をつき合わせてきた段階でこうグワグワっと盛り上がってきましたよ。Dクラもまず三巻でした。BBBも次が本番か?





フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン
        賀東招二/四季童子

 やっぱり怒涛の展開に持ってくまでに、一呼吸、これまでの日常のあの暢気な空気が欲しかったところですが、やはり今回は燃えました。
 温さを徹底的に脇に置き、まさにライトスタッフたるを遺憾なく発揮したテッサに燃えまくり。なんだかんだと富士見の看板は過言じゃないです。

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2004年 らいとのべる その1 電撃文庫  

前日はベスト5を挙げたところで、今度はレーベルごとに「いやー、面白かった、最高だがや!」という喝采作を挙げていきたいと思います。

まずはこれ、電撃文庫から。
まず、と振って電撃が導き出されるということは、やはり自分でもこのレーベルがメインだと思ってるってことか。




【七姫物語 第二章 世界のかたち】 
    高野和/尾谷おさむ

 去年の一月に発売されて以降、続き出てないんですよね。本年度の発売予定にも未だ姿を見ず。せめて一年に一作は読みたいところだが……それだと完結までに十年はかかります?
 電撃hpスペシャルに掲載されていた衣装役さんが主賓の短編、これがまた傑作でした。コンスタントに出たら、間違いなく電撃文庫でもトップエースの一人に列せられる方なんだけどなあ。早く続き読みたい〜

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我が家のお稲荷さま 1
我が家のお稲荷さま 2
我が家のお稲荷さま 3

     柴村仁/放電映像

 実は一巻が出た際は同じ時に出た【先輩とボク】の方に目を奪われてたんですけど、二巻を読んだ際にバケツで水をぶっかけられて目が覚めたみたいに、この作品の巧みさに気付かされました。いや、めちゃめちゃ文章がイイんですよ、この方。派手さはないんですが、まさに流れるように作品世界が読んでるこっちにしみこんでくる。これが実にほんわかと温かくて気持ちいい。心地いい。冷え切った体でざぶんと湯船に浸かったような、灼熱の太陽の下で頭からプールに飛び込んだような、そんな気持ちよさ。好みの差はあろうかと思いますが、私的にはとてつもなくツボに嵌った作品でした。

 過去の感想 1巻





 
半分の月がのぼる空 2.Waiting for the half-moon
半分の月がのぼる空 3.Wishing upon the half-moon

       橋本紡/山本ケイジ
 ライトノベルってジャンルはそれこそ数え切れないほどの少年が主人公として登場するわけですが、本当の意味で、『男の子』という言葉から連想する『男の子』が登場する作品は意外と少ないような気がします。本作は、その数少ない十代の『男の子』が生きた年数相応の足りない思慮と身の丈以上にない短い腕と社会の真ん中で何にも持っていない子供でしかない自分自身の在り様に振り回され引き倒されながら、それでも独りの我儘だけど可愛くて、でも深刻な病気に冒された女の子を前にして、必死になんとかしようと苦闘して空回りして実際何にも出来なくて、泣いて呪って逃げ出したくなって、それでも女の子が好きで、なんとかしたいんだと、そう思って立ち尽くしている、そんなお話。
 この世の人間の中でこの人しか書けないって文章の旋律が存在します。これもまた、そんなこの世でただひとつの旋律の一つ。

 過去の感想 3巻




  
学校をでよう! 4.Final Destination
学校をでよう! 5.NOT DEAD OR NOT ALIVE
学校をでよう! 6.Vampire syndrome

     谷川流/蒼魚真青

 これも、物凄い作品になったなあ。最後までベスト5に入れるかどうかで迷った作品。
 谷川流という作家の成分をもっとも純化して現出したのがこの作品と言って過言ではないのではないでしょうか。もしかしたら、もっと極点に近い代物をかけるのかもしれませんが。そうなると、場はやはり早川文庫になるんですかねえ。
 個人的には電撃文庫で今もっとも続きが楽しみ、というか続きがいかなる代物になるのか背筋がゾクゾクしている作品です。

 過去の感想 4巻 5巻





   
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 3(上)
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 3(中)
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 3(下)
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 4(上)

      川上稔/さとやす

 マロいという得体の知れない言語をこの世に誕生させた稀代の大怪作にして爽快無比の大快作。この作品の特異性変態性については私などの非才では全くと言っていいほど表現できません。まずは読め。とりあえず読め!

 過去の感想





  
スカイワード 1
スカイワード 2
スカイワード 3

     マサト真希/橘由宇

 一巻二巻で滑走、そして最新三巻で見事に飛翔という感じで見事作品を大空に飛ばした良作。いや、まじで3巻の展開は驚いたのなんのって。元々一巻時でも充分良作だったところにこれだけの飛躍を見せられると、いったいどこまで飛んでいくのか分かりません。文章表現や心理描写、物語の魅せ方も巻を出すたびに上の階層に駆け上がっているだけに、いやはや、本当に続きが楽しみ。

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空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 2
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 3
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 4
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 5

      渡瀬草一郎/岩崎美奈子

 渡瀬さんは滅茶苦茶好きで、この空鐘も好きなんだけど、ちょっと展開の進捗が目まぐるしすぎるような気がするのが気がかり。渡瀬さんの特色って【陰陽の京】のあのしっとりと染み入るような落ち着いた雰囲気と繊細にしてじっくりと描かれる心理描写だと思ってたので、自分の中でそのギャップが埋められてないのかな。

 過去の感想 2巻 3巻 4巻






天槍の下のバシレイス 1.まれびとの棺(上)
天槍の下のバシレイス 2.まれびとの棺(下)

      伊都工平/瑚澄遊智
 
 去年の大革変のうちの一作。いやぁ、全般的にツボにハマって無茶苦茶好きなんだけど、一巻の最後に収録された清子の歓迎会編はドミノ的大傑作。コメディとしてだけじゃなく、この短編一作だけで大量の登場人物がどういうキャラクターなのか、それぞれの相関関係も含めてほぼ余すことなく表現してしまったその手腕は魔術的。それにしても、横隔膜が引き攣りまくったさ。

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カレとカノジョと召喚魔法
カレとカノジョと召喚魔法 2

      上月司/BUNBUN

 幼馴染モノとしては珍しく女の子が主人公。この女の子の立ち位置って【Dクラッカーズ】的で、私はもう酔っ払いそうです。いや、もうね、こういう活発で躍動的で考えるより手が出る方が早くて、そのクセ精神的にへこんでしまうととことんへこんでしまって、それでも最後にはガァァァァ! と肝を据えてガツンと己に気合入れて頑張りまくる女の子って、もろ好みなんですよね。最近はね、「負けるかぁぁぁぁ!」って叫んで仁王立ちするのが似合うのは女の子の時代なのですよw
 カノジョの与り知らぬ部分で、状況はあまりに過酷で救いようはありませんが、それでも最後にはカノジョの弱くも折れない心が全部ぶった斬ってひっくり返してくれる事を期待するところです。

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シャドウテイカー 1.黒の彼方
シャドウテイカー 2.アブサロム

      三上延/純珪一

 ウルク擁する渡瀬さんの【空鐘】と並び世の幼馴染ストを狂乱に陥れたという電撃における悪魔の書(笑)
 もうどうしようかと思いました、はい。電撃ってデビューから二作目で一気にとんでもない階まで駆け上がる人が多いんで、参ります。デビュー作も伝奇ものとして独特の雰囲気があったんですが、そのいい部分を消さないまま昇華したって感じで。
 新年早々、本作の新作も出るようで。来年注目の作家さんです。




 
ガンパレード・マーチ 5121小隊九州撤退戦(上)
ガンパレード・マーチ 5122小隊九州撤退戦(下)

      榊涼介/きむらじゅんこ

 世には末期戦萌えという趣向の方々が存在するという。補給も途絶え武器も失われ指揮系統は破綻をきたし、士気は崩壊し、ありとあらゆる全ての事象が混沌に呑まれ何もかもが濁流のようにごちゃ混ぜに流され、人が人であることすら止めてしまう悲惨極まりない現世の地獄、それが世に言う末期戦。
 ですが、誰も彼もが地獄の中で逃げ惑う中で、それでも自身が生き残るために、戦友を助けるために、敢然と、もしくは己が不幸を嘆きながら、最後まで目の前の地獄と戦い抜く人々は確かに存在するのです。
 これはそんな悪夢の中からもがき足掻いて、それぞれの理由で戦い抜こうとする人たちのお話。
 ついに幻獣軍の圧倒的攻勢に九州から撤退せざるを得なくなった人類軍。我らが5121小隊も熊本を離れ、本土に移る事になってしまいました。今後、榊版ガンパレードマーチがどういった変遷を辿るのか、それともこれで終わりを迎えてしまったのかはわかりませんが、出来ればこの後の彼らの行く末も見てみたいところです。いや、ほんとに。
 続きじゃないみたいですけど、今月には撤退戦の外伝版?が出るもようなので、少なくともあと一冊は楽しめるご様子。

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2004年 本 best5  

漫画を除いた小説本の購入冊数は426冊。他に図書館などで借りて読んだものが2〜30冊前後あったと思うので、450冊前後ですか。
まあこの恐らく4分の3以上がライトノベルということで……いや、だって毎月沢山出るんだもん(笑)

で、ベスト10とかつけてみようと思ったけど…………無理!
いや、こういうのね、ランク付けとか私出来ないっすよ。これとこれを比べてこっちの方が面白かったとか選べませんです。
でも、前年は5作、特別面白かったっての選んでますね。じゃあ去年分も同じようにやってみますか。まず5作選んだあと、この作品は良かった面白かった素晴らしかった! ってのをレーベルごとに並べてみたいと思います。今日は無理だから、それは明日以降ね。


というわけで、MyFavorite5.

まずはこれ、これ以外なし!!

Dクラッカーズ〈7〉王国―a boy & a girl (富士見ファンタジア文庫)
【Dクラッカーズ 7−2.王国−a boy & a girl−】
      あざの耕平/村崎久都  富士見ミステリー文庫
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 これまで、これほど己が心の琴線に触れた作品はなく、恐らく今後もないでしょう。この胸に打ち込まれた杭は技巧ではなく魂の息吹。
以後、読むであろう幾多の小説たち、それらがどれほど文章が綺麗でも、どれほど技巧の凝らされた展開が仕込まれていようと、私にとってはこの作品が一番という座を譲る事はないでしょう。もし、あるとするならば、どれほど私の心を震わせてくれる作品なのか。出逢いたくもあり、出逢いたくもなし。なんにせよ、これからも我が心の聖書足り続けるであろう一作でした。
 膨大な数生まれ続ける書籍の大河の中で、この一作に巡りあえたことに至上の感謝を。
 過去の感想 



楽園の魔女たち―楽園の食卓 (中編) コバルト文庫 楽園の魔女たち 楽園の食卓(後編) (コバルト文庫)
【楽園の魔女たち 楽園の食卓(中)】Amazon Kindle BOOK☆WALKER
【楽園の魔女たち 楽園の食卓(下)】
Amazon Kindle BOOK☆WALKER
     樹川さとみ/むっちりむぅにぃ  コバルト文庫

 全21巻にも及ぶ4人の楽園の魔女たちとの楽しかった日々もこれにて終了。まさに感無量の最終回。笑いあり涙ありとはいいますが、まさにこれはそれを体現した珠玉のコメディ。名作でした。落ち込んだり欝になったときはこれを読んで笑って元気を貰い、冷えた心を温めて貰いました。
 サラ、ダナティア、ファリス、マリア、支部長どん、そしてお師匠エイザード。他にも沢山の登場人物の皆さん、幸せな時間をありがとう。
 マリみてだ流血女神伝だと言いますが、私にとってコバルト文庫の代名詞はまさにこの楽園の魔女たちでござんした。

 過去の感想 後編



チキチキのわーる烈風伝!!〈6〉ダークスターライジング (ファミ通文庫) チキチキのわーる烈風伝!!〈7〉ジェイドブレイカー (ファミ通文庫)
【チキチキのわ〜る烈風伝!! 6.ダークスターライジング】
【チキチキのわ〜る烈風伝!! 7.ジェイド・ブレイカー】

    嬉野秋彦/せたのりやす  ファミ通文庫
 なんか完結した作品ばっかり選んでますが、仕方ないのです、思い入れの深い作品が今年はほんとに沢山終わってしまったわけで。
 というわけで、どうしてかこの中華ファンタジー チキチキの感想はウェブ上でも滅多に見たことがないのですが、私はここで選んでしまうようにもう滅茶苦茶大好きな作品でした。元はスニーカー文庫で【チキチキ美少女神仙伝】として続いていたこの作品、いつしか途絶えてしまい袖を加えて待つこと幾星霜。思えばホルスマスターのあとがきでナゾの新企画として鳳月くん以外の誰にも見えないバレバレのシルエットが出たときは小躍りしたものです。
 04年に出版されたこの二作は、プライドの高さばかりが先攻して空回りしてばかりの新人チビ神将鳳月くんが、あの麗芳、淑芳をはじめ周りのありとあらゆる登場人物から物理的・精神的にボコボコに弄られるばかりだった鳳月くんが、好きな娘を助けるために正真正銘格好良い男の子に成長して一生懸命頑張った話でした。嬉野氏はこれまで恋愛ものは書かれていませんでしたし、このチキチキでも鳳月くんは片思いしてるのがバレバレながら、麗芳はまるでその気がなく、恋愛話に発展するようなエピソードもなかったので、まるで期待していなかったのが、最後これほど真っ向から王道的恋愛活劇へと物語が展開するとは思っていなかったので、エピローグも含めてまさに感涙モノの完結編でした。
 いやいや、昨今これほどスカッと決まった囚われのヒロインを助けるヒーロー話はないっすよ、奥さん! 厳密には囚われてないっすけどねw

 過去の感想 7巻



終の神話・地号の章―封殺鬼シリーズ〈27〉 (小学館キャンバス文庫)

【封殺鬼 27.終の神話・地号の章】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
    霜島ケイ  小学館キャンパス文庫
 実は03年もこれの前作である26巻 天泣の章を選んでるんですよね、ベスト5に。
 結局04年も三月に出たこの一作切り。完結編は未だ出ず、待ち遠しいばかりです。
 ある意味、去年読んだ中で一番衝撃を受けた一作です。正確に言うとその衝撃は未だに私の中で燻り続けています。どうして彼があそこでああいう行動をとらなければならなかったのか。未だに私は彼がああせざるを得なかった事に納得できず衝撃の余韻に燻り続けています。霜島先生がこういう展開にした事に納得出来ないとか、他の登場人物の行動に疑問があるとか、そういうことではないのです。ただ、彼の置かれた境遇と、彼が出逢ってしまった光との決して交われない境目。その狭間に立ち、その何れにも行かず戻らず、彼が粛々と選んだ道。それがあまりに哀れで、でも哀れと思うことすら傲慢でしかなく、粛然と襟を正しながらも心落ち着かないこの気分。どうにかならなかったのか、と思うのは違うのでしょう。ただ、噛み締め続けるべき結末であった、と思うのです。
 クライマックスに差し掛かる只中で、それだけでも去年のベスト5に選んで然るべき盛り上がりでありながら、さらにこんな展開に中てられて。いやはや、参りました。
 本年度中には天地人の人の章と出逢いたいものですが……出るのかなあ。

 過去の感想




女神の花嫁〈後編〉―流血女神伝 (コバルト文庫) 暗き神の鎖〈前編〉―流血女神伝 (コバルト文庫) 暗き神の鎖〈中編〉―流血女神伝 (コバルト文庫) 暗き神の鎖〈後編〉―流血女神伝 (コバルト文庫)
【流血女神伝 女神の花嫁(下編)】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
【流血女神伝 暗き神の鎖(前編)】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
【流血女神伝 暗き神の鎖(中編)】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
【流血女神伝 暗き神の鎖(後編)】
Amazon Kindle BOOK☆WALKER
     須賀しのぶ/船戸明里 コバルト文庫

 主人公の少女カリエの置かれた環境の目まぐるしい変化からジェットコースター小説みたいな言い方をされる事の多くなった本作ですけど、その疾風怒濤の物語の土台となるべき世界観の構築において、十二国記に匹敵するであろうファンタジー作品の第一頭に挙げる人が多いだろう一作がこの【流血女神伝】なのではないでしょうか。
  これまで読者が手に汗握り、固唾を飲んで見守ってきたカリエの激動の生き様を、全否定するかのようなザカリア編【暗い神の鎖】。客観的に見れば凄まじく過酷な状況を、カリエの前向きでへこたれない生き様によってむしろドキドキワクワクしながらページを捲ることを許されてきた本作ですが、ザカリア編はそのあまりに非情で圧倒的な現実と上を見上げようとする度にこれでもかこれでもかと打ちのめされるカリエの惨状に、読み進めるこちらもページを捲る手を重くせざるを得ませんでした。今振り返っても、須賀しのぶ先生のこれまで積み上げてきたものを打ち崩し、その崩れ落ちるものの中からさらに新しいものを築き上げようというスタンスには尊敬の念を禁じえません。
 今回のザカリア編を経る事で、間違いなくこの流血女神伝という作品は更なる階梯へと至ったと見て間違いないでしょう。あとがきでの精も根も尽き果てたという須賀先生のお言葉は読者である此方もダイレクトに伝わるものでしたが、それだけに、再開されたときにどれほど素晴らしく凄まじい作品が世に現れるのか。今から期待に胸が張り裂けそうです。ああ、なんか今年も頑張るぞっっちゅう気になってきた。流血女神伝の新作を読むまで死ねるかーっ!!
ついでに【封仙娘娘追宝録】の続きを読むまでも死ねるかーっ!(アンデット化前提?)

こうして表紙を並べてみると、暗い神の鎖の三冊におけるカリエの表情が見事にそれぞれの巻でのカノジョの在りようを表現してる。

 過去の感想 女神の花嫁 神の鎖(前) (中)

2004年 ドラマ  

 というわけで、まずは例年通りドラマから。
 04年は前年と比べても見た本数は微々たるものだったんですが、中でも一際素晴らしかったのは異論無く【白い巨塔】でしょう。財前の生き様と、里美との対立と友情。東先生との反発や嫉妬の向こう側にある師弟としての繋がり。人間ドラマとして本当に見ごたえありました。矢田亜希子だけはなんか浮いてたけど。

大河ドラマの【新撰組】、これは当初期待していなかったんだけど、今まで見た大河ドラマの中では一番面白かったと思う。後半の失速や、主人公の美化という大河ドラマの伝統から逃れられなかった点を含めても、脚本を書いた三谷幸喜は実にイイ仕事をしたんでなかろうか。役者の配役も尽くといっていいほど嵌ってた。土方や源さんなんかイメージこれで固まっちゃった感もあるし。井上の源さんなんか、他の新撰組ドラマと比べても図抜けて出番と存在感があったもんで特に。一番ヤバかった香取も最後らへんは貫禄座って頑張ったんじゃないかな。
一番良かったのはやはり  切腹の回ですかね。あそこで最後、土方があんな風に号泣するとは思ってなかったので貰い泣きしてしまいました。
来年の義経は見ないだろうなー。

【砂の器】 これもねー。正直中居の演技は下手くそだと思うんだけど、配役が絶妙でした。和賀って喋らんもん(笑)
渡辺謙の演技が圧倒的。和賀パートと渡辺演じる鬼気迫る刑事がメインの捜査パート、これを上手く交互に切り替えながらやってたのが緊張感が途切れなかった要因と思われ。あとは音楽。和賀が製作しているという設定の『宿命』という曲、これがめちゃめちゃ良かった。ドリカムを主題歌に持ってきたのもお見事。多分に音楽が作品の良し悪しの比重を担っていた作品でした。

2004年 ゲーム編  

 ゲームは前年と比べると数はこなしてませんわな。

ALICE SOFT 【大番長】
みんなのゴルフ3
日本一ソフトウェア【ファントムブレイブ】
TYPEMOON【Fate/staynight】
Littlewitch【Quartett!】
Key【CLANNAD】
ライアーソフト【Forest】
PULLTOP【お願いお星さま】
age【マブラブ】
SIMPLE2000シリーズ Vol.31【THE 地球防衛軍
ひぐらしのなく頃に
【ゼノサーガ機Ν供
Ring of Red
エウシュリー【空帝戦騎】

の15本。

割とやりこみ系が多かったかも。大番長とかファントムブレイブ、空帝戦騎やら。ただ、この手のやりこみ系だと前年のディスガイアが金字塔を打ち立ててるんで、どうしても見劣りする感は否めなませんでした。といいつつやってるんだけどね。
【Fate】と【CLANNAD】の二傑はまさに前評判通り。これらは言うことなしでしたね。
これは死ぬ前に一度やっとけってのがリトルウィッチの【Quartett!】
シナリオは短いけれど、滅茶苦茶笑った楽しかった。独自のフローティング・フレーム・ディレクター・システムを駆使したストーリーの魅せ方、音楽をテーマにしただけあって本物の弦楽器カルテットを擁したという力入りまくった素晴らしい旋律の数々。魅力的なキャラクター。いやもう最高でした。
漢の中の漢メイ・アルジャーノをどうして攻略できないんだーーーっ!! ってのが死ぬまでの心残り。ニトロのハローワールドの純子さんがどうして攻略できないんだーっ、という喀血絶叫に匹敵する苦悩に見舞われるキャラにめぐり合えるとは思いませんでした。公式サイトの人気投票ではアホのようにメイに投票投票投票しまくってましたよ、ええ。
PS2でも出るらしいけど、多分買う。絶対買う。ある意味において上記の二傑を上回ると言っても過言ではない名作。ああ、何度も言ってやるさ、快作! 名作! 傑作よ!
素晴らしかったっ!!


同じく最高! と絶叫してしまったのがPULLTOPの【お願いお星さま】
前作のとらかぶはさほどではなかったんだけど、おねほしは主人公からヒロイン衆から脇役に願い星に至るまで、もうメッチャ大好き。楽しい楽しい。ドラマCDっての買ったのはこれが初めて。幼馴染スキー的妄想力の頂点にして極北を見てしまった気分です。マイフェイバリットオブフェイバリット。巡り合うべくして巡り合った、まさに私がやりたかったエロげーそのもの。果て無き夢想の具現化。ああ……私、幸せでしたw
今年はゲームをやれる数も前にも増して少なくなるだろうけど、PULLTOPの新作は買うつもり。メーカー買いw

現在進行形なのが【ひぐらし】ですか。なんとかハッピーエンド編を見たい所なんだが。

2004年 あにめ  

 04年のアニメNo.1は前年からの跨ぎでしたけど文句を言わせず
GUNGRAVE ガングレイブ
GUNGRAVE VOL.13 [DVD]

もはや個人的に伝説の領域に奉りたいです、レジェンドレジェンド。涙脆い方なのでわりと泣いてしまう事は多いのですが、あれほどボロボロと泣いてしまったのは近年では久しくなかった。というか、アニメという媒体では一番泣いたかもしらん。本当に号泣したし。涙腺が決壊したもんな。もうあの瞬間、涙が「ぶわっ」でしたよ。まさに決壊。それくらい素晴らしい最終回でした。今からでもこの作品はレンタルしてでも見て欲しい。序盤の地味ぃさをグッとこらえていただければ、神を見れますから。



 同じく年跨ぎの作品だけど【D.C.〜ダ・カーポ〜】も良かったなあ。ギャルゲーが原作のアニメとしては他の累々を頭一つ二つ抜いてる出来の作品だったと思う。前半でじっくりとキャラの魅力を引き出すようにコメディに徹し、後半からガラリとシリアスな恋愛劇に話を変転させる展開は見事でした。後半のさくらの名演は実に見応えがありました。最終回の颯爽とした去り姿が一年近く経とうとしている現在もなおくっきりと残っております。印象的だったのよ。
原作もプレイしたんだけど、正直言ってこっちのアニメの方がよっぽど面白かった(苦笑
D.C.~ダ・カーポ~ DVD-BOX IV





傑作といえば【鋼の錬金術師】。これは外せないでしょう。
中盤以降の物語への吸引力は出色の出来でした。文句のつけどころがなかったもんなあ。日本アニメの底力を見たような傑作でした。泣いた泣いた。
鋼の錬金術師 vol.1 [DVD]



マリア様がみてる 〜春〜
 実のところ志摩子さんに傾倒させられたのは小説よりもこのアニメからだったと思われ。特に二期目からは世界観にこなれてきたのかキャラの魅せ方が絶妙でした。由乃さんはかっこいいなあ。
マリア様がみてる~春~ DVD-BOX (初回限定生産)


超重神グラヴィオン ツヴァイ
 もうサンドマン様という存在を生み出した事だけで神のような作品ですw
 スパロボって好かないんだけど、サンドマン様が出るならそれだけで買います!
超重神グラヴィオンDVD-BOX


花右京メイド隊 La Verite
 コノヱさんコノヱさん! 他はいいからこの人が尋常じゃなくえがった。
 最終回でのこの人の抜刀シーンは燃えたと同時にちょいとした衝撃だった。居合いという技をああいう風に描くことを思いつくっていうのは想像力の勝利。
花右京メイド隊 La Verite(6) [DVD]


ふたりはプリキュア
 本編の方はだいぶダレてるんだけど、最初にあのオープニングアニメーションを見たときは滅茶苦茶痺れました。グルグル回りながら吹き飛んできたプリキュア二人が建設途中の剥き出しの鉄筋に同時に真横水平に着地してグッと二人して前を睨むわけですよ。これがもう燃える燃える。
 本編も稀に際立ったアクションシーンが挿入されることがあるんで、一応見てます。
ふたりはプリキュア 1 [DVD]


無人惑星サヴァイヴ
 これは序盤の本当にサヴァイバルやってる頃が一番面白かったかな。一日一日、生き残るのに精一杯。とにかく知恵を絞って頑張る姿が良かった。お互いの仲も決していいとは言えず、人間関係も歪んでたしね。失敗もよくしたし。
 というか、最後らへんまでハワードがわがまま野郎だったのは逆に立派だった。こういうキャラはある程度話が進むと心を入れ替えるもんなんだけど、こいつはなんだかんだと最後までこのスタンスを貫きとおしたもんな(苦笑)
 最初の頃はいつみんながハワードを抹殺するのかという暗い期待を抱いてたんだけどな。最初らへん、本気でムカつくやつだったしw
無人惑星サヴァイヴ DVD-BOX 1



絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク
 同じアルファシステムのガンパレードマーチのアニメが悉くといっていいほどあのゲームの特殊性を削られた作品になってしまったもんで、これもまったく期待せずに見始めたんですけど、これがまたどうしてどうして。グラムの妙に惚けたあんまり主人公には見たことのないタイプのキャラクターと、周りの登場人物たちの味のあるキャラクターのドタバタ劇が毎週毎週めっちゃ楽しかったですわ。
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 9 [DVD]


MADLAX
 ヤンマーニヤンマーニ♪
 あまりに衝撃的な第一話に一体どうなることやらと不安イッパイ期待イッパイで始まった怪作でしたが、中盤くらいからの展開は個人的にはめっちゃ楽しかったです。徹頭徹尾怪作のまま、それなりに筋道立ってて話の流れも理解できましたし。マドラックスのガンアクションもなんかこう独特の味があって楽しかったですし。なにより、あのヤンマーニを始めとするBGMが流れ出すとガァァァっと盛り上がって燃えましたわ。うん、燃ゑ燃ゑ。
MADLAX Vol.1 (通常盤) [DVD]



蒼穹のファフナー
 化けたのがこれだったなあ。始まってしばらくは、ほんとになんじゃこりゃ、という何が言いたいのか何がやりたいのかさっぱり分からん作品で、ぶっちゃけどういう話なのか登場人物は何をやってるのかも分からない完膚なきまでに面白くない作品でした。私、話の筋がどうなるか気になってわりと最後まで飛び飛びでも見てしまう方なんですが、いや、もう2話見て切りましたもん、すっぱりと未練なく。それが再び見るようになったのが、脚本が冲方さんに代わってからのあからさまなほどの評価の激変。どれどれ、と再び視聴したのが確かゴーバインの次の回ぐらい? いや、話の筋は見てなかったから何がどうなったのかわかんないというのにこれが面白くて面白くて。
最終回の一時間スペシャルは脚本交代からの皺寄せが一気に来たかのように無理が祟ってたのですが、その直前までの盛り上がり、キャラの魅力を引き立たせる演出、展開の妙、どれも前評判に違わぬ出来で毎週楽しみだったです。これ、最初から冲方さんが脚本から担当してたらどれほどのものになったんだろうかと勿体無いやら。
蒼穹のファフナー DVD-BOX【初回限定生産版】


ニニンがシノブ伝
 もはや若本規夫による若本規夫の為の若槻アニメ(笑)
 音速丸と忍者がいればよし。笑った笑った
ニニンがシノブ伝 1 [DVD]



舞-HiME
 ワタシは楯好きなんだけどな、ああいうやつ。
 なんだかんだ言いつつ、10月に始まったアニメじゃ一番隙がないよな、これが。
 アクション、コメディ、シリアス展開に恋愛模様。キャラもやたら多いし色々欲張ってるにも関わらず、よくもまあ。一話のド派手な活劇はリリカルなのはとはまた別の意味で近年稀に見る出色の出来でした。あと、岩男潤子のあの鬼気迫る演技は凄まじかったです。あのシーン、良く考えるとそれほど突飛な展開でもないんですけど、あの演技のお陰で悲惨さが十倍増し。
舞-HiME 1 [DVD]



魔法少女リリカルなのは
 雑記でストーリーの方は云々とか言ってましたけど、アホでした、ごめんなさい。最終回、泣いたよ〜。これまでずっと戦うこと、本気でぶつかり合うことでしか繋がりあえなかったなのはとフェイトが、この先いつ再会できるか分からない最後の邂逅で、ゆっくりと向かい合って互いの友情を温めあう姿に陥落。「どうやったら友達になれるのかわからないんだ」と戸惑うフェイトに「名前を呼べばいいんだよ」と告げるなのは。露骨なほどフェイトがこの時までなのはの名前を口にするシーンがなかったんで、こう来るとはわかってたんだけど、それでも噛み締めるように何度もなのはの名前を呼ぶフェイトと、泣きながら何度も応えるなのはに陥落。予想しててもこれはたまらんかった(笑)
 そういえば、このシーンが多分なのはとフェイトが並んで立った初めてだったと思うんだけど(他のシーンは空飛んでたり、どちらかが高い位置に立ってたりでしたし)、フェイトってなのはよりもだいぶ背丈が高かったのね。もしかして幾つか年上だったんだろうか。
 このアニメが凄まじかったのは、やっぱり魔法戦闘のシーンでした。中でもフェイトのなのはの海上空中決戦はアニメ史上に残ると言っても過言ではないとんでもないものだったと思います。あれほどド派手でごっつい迫力のバトルシーンはちょっとほかに思い浮かばない。というより、他のアニメでは戦闘シーンに力を入れるとなるとどうしても殴ったり蹴ったりと動きまくる格闘戦となるんだけど、『リリカルなのは』はこれでもかというくらいに火力火力火力! 接近戦やミドルレンジの射撃戦はあくまでラストの長距離大火力砲撃へ持っていくための伏線というのが凄すぎ。リリカルじゃねえよっ(笑)
 ドラゴンボール並みの火力といい、キメ技に持っていくまでの二手三手先を読む戦術といい、小学三年生がやるような戦いじゃないです、ほんと。でも、魔法の起動媒体や防御シールドとして大空に展開しまくられる魔法陣の演出や、レイジングハートとバルディッシュという機械式魔杖(三段変形、電子音声、言語英語)も相まって無茶苦茶燃えまくった戦闘シーンでした。思わず吼えたぜ。死ぬまでにこの回だけは一度見れ! ネタバレありだけど、此方のページが詳しい
 ちなみにレイジングハートとバルディッシュは私の04年度最萌キャラ……キャラか? いや、バルディッシュは無口だけど優しいクールガイだった、うん(ぇー

 綺麗に話を締めながらも、続編作る気満々の終り方でもあったので、是非続きを期待したいところ。ってかね、あのフェイトの別れ際の台詞を聞いたら期待せざるを得んでしょう。
ああもう、今から燃える!!
魔法少女リリカルなのは Vol.1 [DVD]




Φなる・あぷろーち
 第一話はぶっ飛んだなあ(笑) 呆気に取られてもう笑うしかないって感じで笑いまくった。
 押しかけヒロインは数あれど、これほど『押しかけ』の文句が似合うヒロインはそう居ないのでは。押しかけっちうより押し込みに居座りだもんな。腹黒で策略家で権力とお金を使うのに躊躇い無しというヒロインは正直面白かった。中盤、シリアスに傾いて迷走した感はあったけど、コメディの回は実に見事だった。とても十五分とは思えないほど中身も筋立ても決まってたし(実際はもっと短いわけですし)。特に雪山遭難編は最高でした。
プリンセスアワー 『Φなる・あぷろーち』 Vol.1(PPV-DVD)



FANTASTIC CHILDREN ファンタジックチルドレン
 これも良く考えるとそれほどシナリオ的には特別珍しいものではないんですよね。それがこれほど引き込まれるのは、やはりあの不思議な音楽の旋律と、素朴に見えて愕然としたときや切羽詰った時の表情が妙に迫力のあるあの絵柄でしょうか。なんか呑まれるんですよね、表情の迫力やら音楽に。
ファンタジックチルドレン 1 [DVD]
 
1月25日

(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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1月21日

(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(MFC)
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(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(KCデラックス)
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(イブニングKC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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1月20日

(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(チャンピオンREDコミックス)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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(単行本コミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングマガジン サード)
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1月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(裏少年サンデーコミックス)
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1月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
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1月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(KCデラックス)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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1月15日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(コロナ・コミックス)
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1月14日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ビッグ コミックス)
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(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
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1月10日

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1月8日

(BLADEコミックス)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(角川コミックス)
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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(マガジンポケット)
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(good!アフタヌーン)
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(シリウスKC)
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(マガジンポケット)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(DNAメディアコミックス)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ファミ通文庫)
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(PASH!ブックス)
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