徒然雑記

終日のたりのたりかな  
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書籍感想(2007以前)

Landreaall 9  

Landreaall 9 (9)

【Landreaall 9】 おがきちか

もう、どうしたらいいんだろう。こんな素晴らしい作品がこの世にあっていいんだろうか。
クラクラする。
とんでもない多幸感。なんかもうね、オレはこれを読むために生きてきたんだー、っていう本が人間、なにかしらあるもんなんだろうけど。漫画に関してはもう、出会っちゃったなあ。出逢ってしまったわけだ。なら仕方ない。諦めよう。
幸いにして、この作品はまだ完結してない。
この話が完結するまでは絶対に死ねない、という文句はよくあるんだろうけど、もうね。これほど面白いと、逆に完結してしまう前に死んでしまいたいとすら思いたくなってくる。この話が終わってしまった後のことが、この漫画の読了直後のこの酩酊状態だとちょっと想像できない。めぞん一刻の管理人さんじゃないけど。

今回は、ようやくお見合い相手が判明。これはちょっと意表を突かれた。そう来たか!! ただ、このオチは次のステップへとすれば、最高の形じゃないか。
エクセレント。
初っ端に思いっきり盛大に大失恋をやらかしたせいか、これまでDXには恋愛模様どころか女っ気すらもなくって、ひたすら初めて出来た友人たちとの友情のドタバタというか駆け引きみたいな話で進んできたんだけど、ここで一気にメイアンディアの存在が際立ってきた。
いや、ここまでDXとのツーショットが映えるとは。
……恋に落ちました。

一方で、父親の急逝によるリドの継承問題もここにきて顕在化。
今回の見所はこれまで舞台袖をうろついていたメイアンディアが舞台にあがってきたところにも思えますが、多分ここでしょう。
相談役との会話シーン。
ゾクゾクした。ゾクゾクした。ゾクゾクした!!
「DX、王様になったら友達を作るのは難しいぞ」
この言葉面から思い描く意味とは一味も二味も違う意味を込めて、相談役はDXに忠告する。
したいようにしろ。リドの気持ちを思い、リドのことを思って言った言葉。自由を自覚させる言葉。
でも、相談役はDXの思い違いを指摘する。
淡々とした事実と結果の羅列。だが、これほど辛辣な弾劾はないだろう。

「いい教訓になっただろ?」
「教訓?」
「君は案外王様にむいてるってことさ」


ああ、まさに。そういうことなんだろう。
DXはあまりに器が大きすぎるきらいがある。
自由奔放で気紛れで規格外でありながら、場を慮り、人の気持ちを慮り、大切なものを大切にすることができる。とてつもなく魅力的で優しく強い素敵な男だ。でも、だからこそ、究極的な部分でひどく傲慢なところがある。
それは決して悪い傲慢さじゃないと思う。ただ、DXは自分のそういう部分をもう少し自覚するべきなんだろう。今回の齟齬は、結局のところDXが自分の価値や影響力――それもレッテルや看板としてのものではなく、彼という人間が持つカリスマ性に対して、あまりに無自覚で無頓着であることから生まれたものなんだろう。
しかし、それを自覚し成長するということは、傲慢さを消し去るということには繋がらないわけで。むしろ、より王様としての資質を高めていく形にしかならないはず。
ただ、うん。そうだな。ここでのイオンちゃんの存在感の大きさたるや、瞠目に値する。彼女が傍にいてDXのことを蹴っ飛ばしてくれている限り、DXは小さくも変質もせず、それでいて何一つ喪うことはないんじゃないだろうか。
いつだって、DXが迷い、在り様に困惑したときに、霧を吹き飛ばしてくれるのがこの元気イッパイな妹なわけだ。
ああ、イオンはいいなあ。彼女は本当に素晴らしい意味でシンプルだ。この世の複雑で意味深な世迷言を、一発で整理してくれる。
相談役との討論の後だからこそ、イオンの一言はより映える。
あの兄DXだからこそ、消化できるんだろうけど。

DXやイオンをはじめとする奔放で楽しいキャラたちによって織り成されているこのランドリオールという作品世界は、だけれど思いの他繊細な関係性で成り立っている。人と人とのつながりは、まっさらなままではいられない。夢のような世界でありながら、世界を構成する骨組みは淡々として酷薄ですらある。
これまでも、場面場面でうわべを支える裏側のモロさは垣間見せられていたけれど、今回はとうとうそれまで自分だけは無関係とばかりにわが道を行っていた主人公DXにも降りかかってきたわけだ。
彼は失敗した。それを失敗とは決して言えないだろうけれど、DXは間違いなく自分の過失だと判断したはず。
でも、DXが赴くのは自分の過失を取り戻すためじゃない。それは、イオンに怒られ、正された。
イオンに怒られてやるべきことを理解したときのDXは、
まあ……無敵であろう。
次回は、スカッとした話になるだろうか。どうだろうね。
五十四さんが心配だけど。眉毛。

ネコのおと  

オンライン書店ビーケーワン:ネコのおと
【ネコのおと リレーノベル・ラブバージョン】


 ネコの音ってなんだろう、と読む前から読み終わったあとまでずっとわかんなかったんだけど、今感想書く段になってようやく気がつきました。
 ネコの音じゃなくてネコノート、だったのね。
 って、ネコノートとなんて単語出てきたの、やっとこ6話目になってからじゃないか!! しかも、思いっきり突発的な命名だし。

 どういう企画だったのかは、雑誌もイベントも殆ど関知していない私には及びもつかないことですが、最終話を書いたあざの氏のあの噴飯ぷりを観るに、なかなか面白いことになっていたようである。
 というわけで、富士ミスが誇る新井輝・築地俊彦・水城正太郎・師走トオル・田代裕彦・吉田茄矢・あざの耕平という七人の作家陣によるリレー小説である。

 笑い死ぬかと思ったさ!!

 最初の新井輝は間違いなくマジメに書いてたに違いない。明らかに踏み外したのが水城正太郎。その破断を決定的にしてしまった挙句に丸投げしてしまったのが師走トオルと言ったところか。
 田代先生がなんとかしてくれる ってオイ!
 ここまで盛大な投げっぱなしはさすがに初めてお目にかかりました(笑

 ここで、この収拾のつかない状況をなんとか整理整頓して立て直そうと図ったのが田代裕彦。でも、途中からもうどうしようもなくなって、ほとんど全方位型呪詛と化してますよ、これ(笑
 そのまま結局どうにもならず、ダメでしたー的に頓死。
 そしてそのどうしようもなくなった代物をバトンタッチされた挙句に自棄になったように大虐殺をおっぱじめる吉田茄矢。
 最後のバトンの渡し手であるはずのあざの耕平まで殺害してしまってる時点で、もうこのリレー、正気が失せているとしか言いようがないッスw
 よくぞまあ、これにオチつけたなあ、おい(w
 最後をあざの耕平に任せたのは、間違いなく正解だったのでしょう。
 こんな叫喚地獄のような話の流れの最後を投げつけられた当人としては、洒落にならんかったろうけど。
 な、なんじゃこりゃーっ!? ちくしょう、こんなもん渡されてどうしろってんだ、知るかこのやってやらーーっ! という逆ギレを結晶化させたような素晴らしい最終話でした。
 いいのか、おい。

 もう途中からどうしようもない展開に入ってしまってるわけですが、こういう作家の途方に暮れた感と開き直りがひりつくように感じられる書き物って…………すまん、面白いわ。
 繰り返して読み返すようなものじゃないけど、一度通して読む分には最高に面白かった。
 人は選ぶでしょうけどね。

十三番目のアリス 2  

十三番目のアリス〈2〉
【十三番目のアリス 2】 伏見つかさ

おおおおおっ!!
これはちょっと瞠目させられたのが、ロボっこメイドとのバトル。何気にこれ、気合入りまくった素晴らしい出来栄え。
気に入った。
誰がなんといおうと、私はこれを気に入った。
エクセレント♪

冒頭の典型的性悪お嬢様を地でいってるアリスにはなんともはや。お嬢さんお嬢さん、その立ち位置は本来起承転結の承あたりで出番がなくなりフェイドアウトしてしまうその他大勢の代表みたいな立ち位置ですよ(笑
でも、本作は彼女が主人公なので、その心配はなし。最近わりとこの手の、今までなら脇にいるタイプのキャラが主人公を張ってるパターンが観られるので、なかなか面白い。
本作も、きっと三月くんが主人公だった場合、非常にイライラさせられる話になるんだろうけど、嫉妬、自責、葛藤、消沈、奮起、爆発と心情描写の一切はアリスがメインだから読んでてむしろ気持ちよく、爽快ですらある。
悩み吹っ切り胸を張る格好の良いお嬢さんの話を読むのは楽しいことです。それが、倣岸不遜なお嬢様の話ならばなおさらで。

ロボっこメイドと博士との間の抜けた、でも情の通ったコントもいい感じで。
うん、面白かった。少なくとも、一巻よりも着実に上手くリズミカルに面白くなってる。特にバトルシーンの躍動感の向上具合は、顕著。楽楽。

化物語(下)  

化物語(下)
【化物語(下)】 西尾維新

正直に申し述べよう。
この化物語の上巻を読んで後、ふと一つの可能性に思い至ってしまい、下巻が手元に届くまで、私は恐れ戦き部屋の隅でガタガタ震えていた。
もしかして、梯子を外されてしまったんじゃないか、と。
藤川球児の火の玉ストレートのごとき、好みど真ん中ストライクなキャラクターたち。そんなキャラたちが良い心栄えで良い決意をし、良い行動を取り、良い結末を引き出す。
そんな気持ちの良い物語だった化物語の上巻。

案の定、私は当初なんの疑いも無く、下巻もその流れが続くのだと思っていた。待っているのはハッピーエンド。
だが、ちょっと待て。傍と思い至ったわけだ。
この話を書いているのが、西尾維新という作家だという事実に。

ゾォッとなった。

代表作である戯言シリーズがどういう過程を辿り、どういう結末へと至ったか。あのエンドへと至るまで、殆どの人はあの物語の結末を救いもなにもない悲惨なものだと想像していなかっただろうか。
結果として、その予想は見事に覆されたわけだが。
ふと、思ってしまったわけだ。

この化物語、まさか戯言シリーズとは真逆の展開なんでないんかい?

ハッピーエンドを疑いもせず下巻を手に取ったのが運の尽き。待ち受けていたのは…………。
脂汗がダラダラである。
戯言シリーズは、ある意味どんなキャラだっていつどこでどんな悲惨な末路を辿るか分からないのが前提だったわけで、誰がどこで潰されようとある程度覚悟のようなものは出来ていたわけです。
哀しくても辛くても、それは予期されたものでした。
が、しかし。

この化物語にゃ、そんな覚悟は用意してねえ!!

もはや手遅れ。既に戦場ヶ原ひたぎも神原駿河も八九寺真宵も阿良々木暦も、すっかりスルリと心の棚にお住まいになっている。定住である。
こうなっては誰が消えてもミランシャ度100パーセントの恐怖。
正直、下巻を手に取るまで本気でかなりビビっていた感は否めない。

まあ、杞憂だったわけだが


あとがきを読む限り、本作はかなり作者の趣味に寄ったものだったらしい。あのダラダラと続くキャラ同士の会話の、妙にノリノリな内容なんて、なるほど好き勝手書いてますよね、垂れ流しですよね、てな感じがして非常に納得だったわけですが。
別に垂れ流しは垂れ流しで、面白けりゃそれはそれで万事OKなんですよね、私としては。そして、最高に面白かったわけですから無問題でエクセレントなわけですよ。

しかし、趣味で好き勝手書いた話がこういう気持ちのいい善性に満ち満ちた話であったというのは、西尾維新の今後を追うにしても色々と興味深い話である。
まあ今回の化物語で、私はこの人、さらにさらに好きになりましたけどね。

化物語 上  

化物語(上)
【化物語(上)】 西尾維新

 ああ、こりゃだめだ。あかん。もうダメ。

 大好きだッ!!

 作中の表現を流用させていただくのなら

【戦場ヶ原、蕩れ】

 もしくは

【I love you】

 ちうかさー。「I love you」みたいなセリフを何の裏表も無くそのまんまの意味で言うなんてことが、西尾維新の作品でお目にかかれるなんて思いもしなかった。
 素敵じゃないか。
 完全にツボに入ってしまいました。もうモロに好み。しゃぶり倒したいくらいに大好き。ラブ。

 これを読むと、戯れ言シリーズをああいう形で締めることになったのは、この作家氏にとっては重要なファクターだったのかと思ってしまう。初めの頃のこのヒトだったら、果たしてこんな話は書けただろうか。というか、書くという発想が生まれただろうか。
 色んなものを書けるというのは、一つの方向性に特化するよりも私はイイことだと思うのです。もちろん、無理矢理路線を変更したってイイことはないだろうけど、少なくとも、西尾維新氏は自分の特徴を殺さず活かす形で、この話を書いたと思うわけで。


ああ、なんかもうまどろっこしくなってきた。
つまるところ、理屈云々はもうどうでもいい。
この作品、大好きだってことだよ、うん。そしてキャラ萌えしまくってるってことだすよ、うん。
しかもなに? 下巻もあるのよ? これで終わりでないのよ?
もうあれだ。まだこの作品の続きが読めるなんて、幸せーッってことだよ、うん。

昨日、届いた本。  

明日は九日ぶりのお休みなので、なるべく積んでる本を崩したい。
いや、かにしのも進めたい。
SSも書きたい。
本の整理もしないと。
メガネ、買い替えないと。
車検の準備しないと。
部屋の掃除しないと。
投資信託の資料、読んでおかないと。
週末の仕事の計画、煮詰めておかないと。
チキンラーメン、食べないと。
ピーナッツバターの賞味期限が……。
戦国ランスの発売日が接近中じゃないか。
サモンナイト4、もう発売してるじゃないか。
小笠原が髭剃りやがった!?
井川、がんばれ。蝶がんばれ。

そんな久々の休日。
次の休みはさらに七日後かもしくは八日後……orz


1.【鬼ごっこ 1】 黒柾志西  REX COMICS
2.【ブラック・ベルベット 緋の眼】 須賀しのぶ コバルト文庫
3.【ワールドエンブリオ 2】 森山大輔 少年画報コミックス
4.【続・水惑星年代記】 大石まさる 少年画報コミックス
5.【君に届け 1】 椎名軽穂 マーガレットコミックス
6.【君に届け 2】 椎名軽穂 マーガレットコミックス
7.【イチゴ色禁区 2.秋の神具の奪いかた】 神崎リン スニーカー文庫
8.【純情感情エイリアン 2.僕の愛は海よりも深く】 こばやしゆうき スニーカー文庫
9.【レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い(下)】 三田誠 スニーカー文庫
10.【トゥインクル☆スターシップ 12.恋する乙女は化けるもんや】 庄司卓 ファミ通文庫
11.【スイートホームスイート 3.錯綜のフリューゲルト・レポート】 佐々原史緒 ファミ通文庫
12.【サバキの時間 SLEEPLESS SHEEP’S JUDGE】 本保 智 スニーカー文庫
13.【零崎軋識の人間ノック】 西尾維新 講談社ノベルズ
14.【がんばれメメ子ちゃん 1】 むんこ バンブーコミックス

銀盤カレイドスコープ  

銀盤カレイドスコープ〈vol.8〉
【銀盤カレイドスコープ Vol.8 コズミック・プログラム:Big time again!

銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so
【銀盤カレイドスコープ Vol.9 シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so

 高い高い塔がある。
 遥かな頂、神のおわす座を脅かさんと、天高く積み上げられた塔の名は『バベル』。
 そう、神の逆鱗に触れて崩れ去った塔の名だ。


 三年半前、鮮烈な衝撃と共に現れたフィギュアスケート小説【銀盤カレイドスコープ】が、ついに完結を迎えた。奇しくも、その出現時と同様に、二冊同時刊行という形で。
 断言しよう。断言しよう。いやもう、させてください。

 大傑作。

 ネットの場末で細々と書いているだけの身とはいえ、これでも一応は物語を書く身である。あるだけに、この最終巻の顛末には
 ――震え上がった。
 なんということをするのだろうか、この作者は。今まで自分が積み上げてきたものを、ここまで9巻もかけて積み上げてきたものを。こうも完膚なきまでに叩き潰せるものなのか? 
 自分じゃ、とてもじゃないが恐ろしくて出来たものじゃない。一度壊してしまったものを、もう一度立て直せるかなんてわかったもんじゃないじゃないか。確証なんてどこにもない。
 なのに、この作者は自分が築き上げてきたものを、創り上げ、育て上げてきたものを、叩き潰してしまったのだ。
 意味こそ違えど、7巻末における桜乃タズサの覚悟はそのまま作者の覚悟だったのかとすら思いたくなる。

 振り返れば、この銀盤カレイドスコープは桜乃タズサの栄光の歴史であり、そして同時にトリノ五輪に始まって、全てがバンクーバー五輪に集約するために築かれ続けた塔だった。
 タズサのライバルであるドミニク・ミラーと至藤響子を描いた6巻から、いやタズサがフィギュア界においてどのような位置にいるかを知らしめた5巻。1・2巻で壁を乗り越えたタズサのメンタル面での安定を、妹の目から描いた4巻のリトル・プログラム。おおよそ、ここからバンクーバー五輪を集大成とするべく、このフィギュアワールドが拡大と加速を始めたのは間違いない。
 物語は、終盤にはもう桜乃タズサだけではなく、リア・ガーネットを頂点として桜乃タズサ、ガブリエラ・パピィ・ポッゾ、ドミニク・ミラー、至藤響子、ステイシー・ラングローブといった面々が、一人一人得がたい個性を煌かせていた。
 読者は主人公・桜乃タズサを追いかけるだけではなく、本物のフィギュアファンよろしく、彼女ら至高のフィギュア・スケーターの誰かのファンになり、その演技を前にして歓声をあげていたのではなかろうか。
 私なんぞは、5巻ラストの演技に魅せられて以来至藤響子のファンですよ。この9巻、幾度ものチャンスを不幸や不運で逃し続けた五輪出場を、ついに果たしたバンクーバー五輪での、サウンド・オブ・ミュージックに乗せた至藤の演技には、思わず貰い泣きしたほどだ。
 まあ、その直後にあれが待っていたわけだが。

 なんにせよ、斯くのごとく、リアに勝つと宣言したタズサのみならず、この物語に登場したフィギュア・スケーターたち全員の集大成の舞台として、用意された、いや築き上げられたのがバンクーバー五輪であったわけだ。 
 9巻冒頭の章タイトル【ロイヤル・ヘキサゴン】――上記した6人のフィギュア・スケーターを意味するそのタイトルは、今までこの銀盤カレイドスコープを読み続けてきた人にとっては、見ただけで興奮の坩堝に飲み込まれ、感極まるものだっただろう。

 この九巻までの道のりすべては、このバンクーバー五輪のために築き上げられた塔だった。

 そうして、タズサはバンクーバーという塔の頂上に昇りきり、この銀盤カレイドスコープという稀代の名作は、物語に幕を下ろす。
 そう信じて疑わなかったのに。

 生涯忘れられない衝撃というのは、ああいうのをいうんでしょうね。
 もし、早い段階からこの展開を考えて、このカレイドスコープが書き紡がれてきたのだとしたら、戦慄を禁じえない。
 これがために、この塔を築き上げてきたのだとしたら、もう腰を抜かしそうだ。

 あまりにも大胆で、それでいて緻密で、度肝を抜かれる大どんでん返し。


 『バベル』の崩壊。
 すべてを壊され、すべてを失い、のた打ち回る見るに耐えない無惨で無様で哀れな果て。
 そして、堕ちた大地の底から見る風景。

 一つだけ、考えることがある。
 彼女はそこで、もう一度彼と向き合い、別れを告げたのだろうか、と。

 シンデレラ・プログラム。原点回帰の演技の中で、王子さまはやはり彼だった。それがとてつもなく嬉しくて、少し哀しい。
 
 すべてを読み終え、改めて思う。
 本作【銀盤カレイドスコープ】は、まがうことなき桜乃タズサの物語だった。
 彼女のすべてを、弱さも強さも何もかもを、本当にすべてを余す所無く書き切った、稀代のシンデレラストーリーだった。
 もう一度だけ、声を高くして断言しよう。

 大傑作。

 この本に出逢えたことに、感謝します。

皇国の守護者 4  

皇国の守護者 4 (4)
【皇国の守護者 4】 漫画:伊藤悠 原作:佐藤大輔

 実のところ、私はこの物語の主人公である新城直衛という男。このあまりに癖と毒のありすぎる男を描いた中で、この北領戦域における後退戦最末期の頃の彼が一番好きである。
 この新城という男の分厚く頑強で諧謔と歪みに覆い尽くされた本性が、この極限の極限に追い込まれた先に、滲み出てしまっていると思うのだ。
 この地獄を経ることで、彼の奥底にあるまっさらなモノは、これ以降二度と出てこなくなる。新城直衛は、新城直衛以外の何者でもなくなってしまう。
 だが、金森の死に平静を保てなくなり、漆原の成長に目を細める心の揺らぎ。自らの矮小さを呪いながら指揮官としての責を果たし続ける意地。
自らを救いに戻る部下たちを目にし、こんな戦争は大嫌いだ、と心の底で絶叫する。
 地獄の果てにいたこの時の彼には、歪んでいる余裕すらなかったのだろう。漆原のことを、拗ねている暇もなくなったか、などと言ってはいるが。自分だってそうじゃないか。ここに、余計な全てを削ぎ落とし、まっさらになった彼がいた。
 漆原は、この時の彼をこう表している。

 いま
 統制された狂気の源泉となったこの男は
 秋晴れの空を見上げているような表情で
 生き残りの兵をみまわしている。


 新城直衛という男が、もっとも澄み切っていた瞬間だ。
 これ以降の、地獄の使者のような生き様を見せる新城直衛が、ああも魅力的であるのは、この北領戦域最後の戦いにおける彼の姿を知っているからじゃないのかと、私は思うのだ。

【皇国の守護者】 伊藤悠の描く第四巻。
 ここには、澄んだ地獄の全貌がある。

 圧巻だ。圧巻である。イカレている、と言い換えてもいい。こんな凄まじいモノを描けるという時点で、イカレているとしか思えない。
 羨ましい。
 妬ましい。
 これほどのものを描き、余す所無く、欲する全てを表現できたその達成感、幸福感、到達感はいかなるものなのだろう。想像するだに垂涎だ。
 それとも、まだ足りないのか。まだ描き足りないと、これを描いた人は思っているのだろうか。
 もしそうなら。想像するだけで、チビりそうだ。

 許容もなく慈悲もなく――センサ・ベルドゥーノ・センサ・ピエタ。
 漫画を読んで震撼したいと思うのなら、この本を手に取るといい。

ユーベルブラッド  


>ちょっとマンガの紹介です。気が向いたらどうぞ。ヤングガンガンの「ユーベルブラッド」という少年漫画です。中世ファンタジーもので萌えの「も」の字も、恋愛要素の欠片もないですが。


 いやだがしかし……最新刊では他のパーティーメンバーが女性ばかりじゃないですか!
 まあ、恋愛要素が主軸とはなりえない漫画とは認識していますが。
 ちなみに、せっかく紹介していただいて申し訳ないのですが……

 実はもう、読んでたり!!

 この雑記の右レーンの「最近のオススメ」を下までつらつらと見ていただくとお分かりになっていただけると思うのですが。
 しかし、この漫画も感想を書こうと思いつつ、タイミングを失ってなあなあに流してしまっていたので、これを機会にちょろっと書かせていただきたくあります。

ユーベルブラット 1 (1)
【ユーベルブラッド 1】 塩野 干支郎次

 ちなみに、冒頭は0巻から。現在では4巻まで発売中。1巻からでも話は分かるけど、後々0巻で出たキャラがメインに出てくるから、0から読んでおいた方がいいのは確か。変な構成だけど、0巻分の書かれた時点ではまだ長期連載は決定していなかったのかしら。

 本作は復讐譚である。
 神々の敵、結界を越えてやってくる闇の異邦――ヴィシュテヒとの戦いに人々が明け暮れていた時代。時の皇帝は14人の若者に使命と聖なる槍を与え、闇の異邦を封じるために送り出した。
 三人は旅の途上で命を落とし、四人は敵に寝返り残る七人に討たれ、闇の異邦を封じて帰還した七人は七英雄と呼ばれ、帝国に平和をもたらす。
 そして、七英雄の時代という名の平和が訪れたのだった。
 だがその平和も二十年の時を経て、危機を迎えることとなる。裏切り者とされ殺されたはずの「裏切りの槍」の一人が、復讐の鬼となり帰って来ることで。

 復讐者を主人公に据えた話というのは決して珍しくは無いけれど、この作品は文句なく秀逸、素晴らしい。
 自分達を裏切り、ゴミ屑のように殺した七英雄に対する憎悪、憤怒。同時に、一緒に敵と戦い、背を預けあい、心を共にし、絆を結んでいた友人であり、確かな仲間であったはずの彼等への懐旧の念。そしてなにより、今や帝国の秩序の象徴として民衆に慕われ、崇められている英雄となった彼らに剣を向ける事への躊躇い。
 憎しみに染まりながらも、人としての心を喪えていない主人公ケインツェルの葛藤や慟哭が、巻を重ねるごとに深く深く抉るように追求されていく。このへんの心理描写は、いっそ凄まじいと言ってもいい。
 なにより凄かったのが、ついに七英雄の最初に一人の前に辿り着いた時のケインツェルの描き方。自分たちが命を賭けて成した使命を横取りし、無惨に殺した相手を前に、ケインツェルの胸を満たすのは憎しみでもなく、怒りでもなく、かつての仲間の変わり果てた姿への、悲しみ。
 復讐は虚しいものとされている。討とうとしている相手は、人々からすれば正義と平和の象徴だ。彼の復讐は誰からも認められず、喜ばれず、憎まれ恨まれるものでしかない。
 ケインツェルの正義を理解してくれる者は、ほんの僅かしかおらず、その僅かな人の中でさえ、ケインツェルの復讐を認めてはくれず止めようとする者もいる。
 懊悩し、煩悶し、決心に惑いながらも、それでもケインツェルは剣を離さない。復讐を諦めない。
 4巻まで至ると、もはや凄絶とすら呼べるほどの凄みが伝わってくる。
 最後までこの復讐を書ききれたとしたら、まず間違いなくこの作品は、
 傑作になれるだろうと思うのだが。

オルフィーナサーガ 1〜3  

オルフィーナSAGA(1)
オルフィーナSAGA(2)
オルフィーナSAGA (3)
【オルフィーナ・サーガ 1〜3】 天王寺きつね

 思えばこのシリーズとも長い付き合いだ。初版は1994年だというから、ざっと十二年前。友人の家ではじめて大判を手に取り、その裏表紙に描かれたモノを目の当たりにした時の衝撃。ああ、そうだ。これ以来、私は常に漫画のカバーを外して裏表紙を確認する人間に成り下がってしまったのだ。
 実は、不覚ながら連載が続いていると知らなかった。大判は12巻で終了しており、そこで連載は止まってしまったものだと思い込んでいた。
 サイズ、スモール化して続いていたのね(汗
 新装版としてリニューアルされてた旧版分と勘違いしてました。というわけで、いつの間にか三巻も刊行されていたらしいニュー・オルフィーナを購入。
 そして、ドン底へ。
 へんこんだ。これはへこんだ。
 昔っからサクサクっと主要キャラを殺しまくってくれる作者で、その度にヘコまされてきたわけですが。
 こいつだけは安全牌だと思ってたのに。よりにもよって、あんな。げ、外道だ。ひどい。酷すぎる。
 すんげーショック。大ショック。どれぐらいショックかというと、0.6ミランシャくらい(どんな単位だ? そしてわかる人がいるのか?)
 ともかく、あれだ。なんてことしやがんだい!!!
 ああああー。へこんだー。

 ストーリーはコルデアからグランザ篇へ。ファーナはあれだな、一人でフラフラしてるときが一番面白い。コルデア篇の後ろの方だと、背負うものが大きすぎ重すぎる状態になってしまい、かなり窮屈だったからなあ。何気のない場面やコマでのギャグやコメディが冴えてる時は、ストーリーの方も調子が良いと私なんぞは観ているので、このグランザ篇はおおむねいい感じで進んでいるんではないだろうか。ヒュレイカも本格的に目立ちだして、ようやくココに至ってダブルヒロインが本格的に確立した感もあるし。これがしたかったんだよね、先生。
 でも、やっぱりへこむなあ。ヒュレイカの演説は、泣けた。
 ああ、そうか。あれ、あの有名なフラグだったのか。ぎゃふん。
 

戦闘城塞マスラヲ Vol.1 負け犬にウイルス  

戦闘城塞マスラヲ Vol.1負け犬にウイルス
【戦闘城塞マスラヲ Vol.1 負け犬にウイルス】 林トモアキ

 最終ページまで読み終えて、もう一度読み返して、さらに読み返して、首を捻る。
 戦闘城塞マスラヲってなんだ?
 このタイトルに関連すると思しき文章は、一切、一切出てきてないようなんだが、見落としているのか? 聖魔杯会場のことなのか? まさかとは思うが、適当な思いつきなのか!?

 ……多分、そうだな。

 でもまあ、この作者の場合。シリーズが進むうちに見事に辻褄を合わせるに違いない。そんで、最後にはそのタイトルに込められた意味の深遠さに、読者は感嘆させられるのだ。
 きっと、その場のノリの思いつきなんだろうけどな。

 前作『お・り・が・み』にて、最終的に聖女にして魔王たる存在、世界のルールを支配する聖魔王と呼ばれる立場となったメイドS。
 その彼女の後継者の座を賭けて昼・夜・闇の三世界から猛者が集まり、競いあう――聖魔杯。それが続編、戦闘城塞マスラヲの舞台配置だ。
 今のところ、出てきてるのは猛者というより色物って感じのヤツばっかりだがw
 ただ、人間と、人間以外の自律した意志を持つ者とのペア、という参加資格を見る限り、『お・り・が・み』の最終巻でどうして睡蓮とホムラがコンビを組んでいたのかがわかりそうなものである。
 そんなに出たいのか、妹。
 個人的には、リリーさんがいったい誰と組んでるかが興味深いところ。カッコとリップルラップルはテレビ番組のキャスターで忙しそうだし。となると、ミーコさんなんでしょうか。
 
 さて、主人公である。
 あの鈴蘭女史の後継を担うにたるだけの格を、果たして新しい主人公は保持しうるのかと密かに心配していたわけだが。

 参りました。平伏絶倒。

 よくぞまあ。こんなキャラクターを主人公に持ってくるなっ! 無職で貧乏。無口で無表情。ダウナー系引き篭もりで、あげくに対人恐怖症。
 初っ端から人生に絶望して死のうとしているあたり、鈴蘭と似たり寄ったりなんだが。いやまあ、鈴蘭の場合は膨大な借金があったわけだから、まだ無一文てなだけヒデオはマシなのか。いや、性格が暗い分、悪い。
 正直自分だったらこんなキャラ、どうやって動かしたらいいのかさっぱり思いつかないや。
 なのに、いや、参った。会心の一撃。
 暗いのに、ダウナーなのに、ヒッキーなのに。
 果断と才知。はったりと周りの勘違い。泥酔と幸運で、ガシガシと勝ち進んでいく我らが主人公ヒデオ。
 妙にこれが、格好イイ。そして、痛快!
 なにより、爆笑!

 ああ、やっぱりこの作者の作品、大好きだわ。

クジラのソラ 01  

クジラのソラ 01
【クジラのソラ 01】 瀬尾つかさ

 こりゃあ、本物だわ。
 すごい、これはすごい。凄絶。このベクトルの衝撃を受けたのは、そうだな、あさのあつこの【バッテリー】以来だ。
 よくぞ発掘した、富士見ファンタジア。えらい。すごくえらい。
 ただ、現状のライトノベル各レーベルを鑑みるに、他のどのレーベルよりも、富士見ファンタジア以外になかったような気がする、この作家さんは。
 そういう作風。
 ただし、このまま富士見ファンタジアでやっていくべきかというと、ちょっと首を傾げたくなる。
 正直、これはスレイヤーズやオーフェンの系譜に連なる富士見ファンタジアの主軸を担うようなタイプではない。アニメ化などのメディア展開をしたとしても、この作家の作品の雰囲気を伝えられるとは思えない。

 読了直後は全然そんなことはなかったんだが、こうして感想を書くために作品を振り返っていると――なんだか泣けてきた。
 この瀬尾つかさという人は、ひどい。なんと言っていいかわからないが、ひどい。
 デビュー作【琥珀の心臓】よりも大変マイルドに。ライトノベルらしく装いを変えてはいるものの、この【クジラのソラ】も根底を流れる構図は同じである。
 遥か高みを目指し、後ろを顧みずに邁進する少女と、置き去りにされながらも、じっと見送る少年。
 結果をもってそれを提示した【琥珀の心臓】に比べ、この【クジラのソラ】はそれよりももっと露骨に、この構図を前面に押し出している。
 本当に、残酷なまでに露骨に。

 地球を征服した異星人により、提供された宇宙艦隊戦シミュレーションゲーム。世界大会を勝ち抜き、優勝したチームの所属国には賞品として異星人の技術が提供され、チームのメンバーは地球を離れ宇宙へと旅立つこととなる。
 ――いなくなるのである。
 天才メカニックとして、担当した二組のチームを優勝させた聖一は、このゲームの危険性、そして宇宙に消えてしまうプレイヤーに置き去りにされる辛さを誰よりも承知している。自らの両親に置き去りにされ、兄同然の親友を見送り、妹同然の少女の両親の死を一番近くで見ていた聖一は、それを誰よりも理解している。
 なのに、結局かつて自分が送り出した優勝プレイヤーの妹が率いるチームのメカニックになることを承知し、一緒に暮らしていた妹同然の少女・冬湖がチームに加わることも承知する。
 彼女等を勝たせることとは、すなわち自分だけが置き去りにされ、彼女等を見送ることなのだということを、誰よりも理解しながら。
 最初はバラバラだったチームが、どんどんと力を付けていき、一人一人がプレイヤーとして高みへと駆け上っていく。この巻のクライマックスには、雫、冬湖、智香の三人の少女と、メカニック聖一は本当に素晴らしいチームへと昇華する。
 そう、最高のチームだ。
 だからこそ、胸を締め付けられる。少女たちは振り返らない。前だけを、ソラだけを見上げて、ただひたすらに突き進もうとする。
 ソラへ、ソラへ。飛び去ろうとしている。
 聖一はそんな彼女等の背中を、大地から一歩も離れられず、見送るしかないのだ。なのに彼は、諦観でもない、希望を以って、彼女等を助け、彼女等の背中を押す。彼女らが行ってしまうのを、寂しさや哀しさや苦しさすべてを含めて、そのままに受け入れてしまっている。
 覚悟……なのか?
 わからないのだ。彼の心境が。ただ、凄絶だと思う。こうして思い返していると、涙が出てくる。
 少女たちは振り返らない。聖一を最高の仲間として見ながら、感謝しながら、彼を置き去りにすると知っていながら、
 ただ、ひたすらに高みを目指す。
 きっと、後悔もあるはずだ。未練もあるはずだ。と、そう信じたいだけなのかもしれない。彼女等はそれくらい、ゲームに勝つことだけを考えている。
 彼女たちの心境も、わからない。ただ、遠い。果てしなく遠い。その距離に、胸が締め付けられるのだ。

 置いていかないで、と泣いて縋っちゃいけないのか? 懇願したらいけないのか? 非難しているわけじゃない。そんなこと、頭の片隅にもない彼や彼女等を見てるのが、切ないのだ。
 だから、きっと泣けてくる。
 自分が見送る側に人間だから、きっと悲しくて羨ましいのだ。

 ハーレムもの? ふざけるな。こんなものが、ハーレムであってたまるものか。

 琥珀の心臓は、少年を置き去りにして行ってしまった少女が遠すぎて、とてもじゃなく私は受け入れられなかった。好きになれなかった。
 でも、このクジラのソラは……なんとなく、この切なさを受け入れられそうである。
 この作品。好き嫌いで言うなら、大嫌いに当たるのだろう。だけど、こんなに面白くて先を読みたくて、結末を知りたい作品もない。
 初めてである。こんなに大嫌いで、素晴らしいと思う作品は。

狼と香辛料   

狼と香辛料〈3〉
【狼と香辛料 3】 支倉凍砂

 欲情した! 悪いかッ!!

 直截的な性的描写は一切ない。それどころか、ポロリもチラリといった微エロな描写も、セクシーシーンも第一巻のホロの登場シーンを除けばまったくの皆無である。
 にも関わらず、そこらのライトノベルよりよっぽどエロいと感じてしまうのは私だけだろうか。私の性癖なんだろうか。
 からかい混じりに耳元で囁かれるホロの誘惑。旅の相棒であるロレンス弄りの一環なのだが、これがやたらと興奮させられる。もしホロという狼少女が、単にロレンスを翻弄するだけのキャラなら、容姿だけが若いだけの妖艶なお姐キャラになるんだろうが、彼女ときたら海千山千の老獪な顔と、小娘そのままの無邪気であどけない顔がクルクルと入れ替わる二面性の持ち主ときた。いや、二面が入れ替わるというよりも、二つの側面がまったく同時に存在していると言った方が合っているか。
 そんな彼女が囁く言葉だ、本音とも冗談とも定かではない。からかっているようで、本心が混じっているような。試されているようで、本気が混じっているような。
 これほど男心を擽らせる絶妙な間合いが、他にあろうな。

 対するロレンスの反応もまたかわいいんだ。たとえ本音混じりだろうと、表向きにホロのそれはロレンスとの言葉遊びだ。ロレンスはホロの戯れ言を真っ向から受け入れるわけでも、反駁するわけでもない。実に真っ正直に、言葉遊びには言葉遊びで勝とうとする。
 まったく、善良を絵に描いたような男だ。もう少しずるがしこく相対しても許されるだろうに。商人らしく、頭が良くて賢い男である。にも関わらず、その明晰さが本当に健やかなのである。
 こりゃあ、ホロも惚れるわなあ。
 商人である以上、利を得るためにあこぎな方法も厭わない。にも関わらず、ロレンスという男が好漢なのは、やはりヒトに対して真摯で誠実だからなのだろう。謙虚に自分の言動を振り返り、他人の気持ちを慮り、誤ったことをしたと思えば、即座にそれを認められる。
 そりゃあ、ホロも惚れるわな。
 ホロからすれば、こうしたロレンスの性格はもどかしいぐらいなんだろうが、でもそこがまた好きなんだ、というのが行間から滲み出てる感じがする。
 今回、ホロに求婚した若者を、結局ホロが選ばなかったのは、付き合いの長さだけではなく、ロレンスと彼の微妙な性格の違いもあったのではないだろうか。若者は基本的にロレンスと同じくらい善良な人間だったはずである。むしろ、その思い込んだら一直線なところは、ロレンスよりも善良という意味では上ではないだろうか。
 でも、彼は良かれと思えば、強引なところのある人でした。自分の良いほうに、物事や他人の言葉をズルく解釈してしまえるヒトでもありました。
 確かに彼なら、優しくしてくれたでしょう。真摯に愛してくれたでしょう。でも、相手のことを曇りなく見てくれたでしょうか。
 結局のところ、ホロがロレンスからまるで離れるつもりがなかったのは、やはりロレンスがホロのことをホロそのままに見てくれる相手だったからではないでしょうか。孤独に飢えていたホロからすれば、若者よりもロレンスの方が遥かにパートナーに相応しい相手だったのでしょう。
 今回のホロの行動は、こっ恥ずかしいくらいに女の子のものだったわけで。ロレンスはそこんところ、イマイチ分かってないんですよね。だから、今回みたいなややこしいことになる。ロレンス当人はホロのことを完全に女の子として好いているくせに。ま、ホロも紛らわしい言動するから悪いんですが。
 いや、それにしても、ほんとにこの二人はかわいいわ。
 商人ものということで、巻を重ねてどうなるかと思ったけど、ますます面白くなってる。商売の駆け引きと、ロレンスとホロの気持ちの駆け引きを見事にセッションしてるんだもんな。そりゃ、面白いに決まってるわ。

 それにしても、ほんとにこの二人はかわいいなあ。
 それを当人に聞かれたら、おしまいですよロレンスくん(苦笑

カーリー  

カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~
【カーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日】 高殿円

こらこらこらこらこらこらっ!
と、思わず待ったを掛けたくなるくらいに、女生徒に化けてルームメイトで親友であるという立場を利用しまくってシャーロットにちょっかいかけまくり、独りで悦に浸ってる王子さま。
この変態えろ助!!
この王子、遠征王ばりの変態入ってるぞ(w

というわけで、自分の正体が知られていないのを利用してシャーロットから好きな男性のタイプを聞き出して、背が高いのが好きと知った途端、憑かれたように牛乳・小魚・卵に執着しだしたり、ヒンドゥー語の勉強と称して、意味のわかっていないままのシャーロットに自分への愛の告白を復唱させて恍惚となったりと、なんだかどうしようもない王子様。凄まじく低レベルな王子。おまえ、キャラ変わってるぞ。完全無欠の大人びた女生徒皆の憧れのカーリーはどこへいった。英国情報部をも翻弄するキレモノのアムリーシュ王子はどこへいった。
こいつ、シャーロットの前だとただのバカだ(w

と、若干酩酊しそうなエピソードを挟みつつ、第二次世界大戦の勃発したこの時代のインド亞大陸は、欧州の戦況から徐々に情勢の不安定化が増していく。暗躍する英国諜報部、インド有数の藩王国の王女パティの少女としての想いと、王族としての誇りは、裏返しのようにシャーロットを愛するアムリーシュ王子の置かれた立場への葛藤を浮き彫りにする。
切ないなあ。

次回は作中四年後ということだけれど、シャーロットはどうなってるんだろう。どうにも運命は有無を言わさず彼女を英国情報部のエージェントへと押しやろうとしているように見える。そうなると、やっぱり悲恋だよなあ。と、それ以前にこの二人、血の繋がった兄妹だったっけ。どうなるんだろう。続き、でますよね? 打ち切り反対!

や、しかしシャーロットはカワイイなあ。

邪魅の雫  

邪魅の雫
【邪魅の雫】 京極夏彦

ううううっ、ラストには思わず貰い泣きしてしまいました。あれは、あれはキツい。これ以上ないくらいばっさり切り捨てられて、あれは泣く、泣く。
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7SEEDS  

オンライン書店ビーケーワン:7SEEDS(セブンシーズ)(フラワーコミックス)
【7SEEDS】 田村由美


最新9巻まで読了。
圧巻。
圧巻としか言いようが無い。特に9巻、見開き一ページを費やした、夏のAチーム誕生の瞬間のシーン。
いったい、この七つのコマを。あの七人の表情を。作者はどんな思いで描いたんだろう。どれほどの思いを込めて書いたのだろう。
私なら、もし私ならこのシーンを書き終えた瞬間に、精も根も尽き果て燃え尽きてしまうに違いない。それほどまでに、凄まじい、あの七人の姿。
だが、しかし。恐ろしい事に、それは始まりに過ぎないのだ。彼等の旅は、ここで終わったのではなく、ここから始まるのだ。
隕石による人類が滅び去った遥か未来の日本で、日本人の、人間の血を残し再び地上に繁栄を築くための種子としての冷凍保存された五つのチームの一つ、夏のAチームとして。

BASARAでもそうだったけれど、この作者の描く人の顔は、姿は、感情の爆発は尋常でないパワーが迸っている。叫びが、爆風のようにたたきつけられる。圧倒され、翻弄され、もみくちゃにされるのだ。ただ、漫画を読んでいるだけなのに。

崩れ落ちた甲子園の残骸を前にして、歌われるあの歌に、人の消え去った遥か未来にそれでも響くあの歌に、涙が溢れてくるのを止められません。

マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵  

マリア様がみてる―大きな扉 小さな鍵
【マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵】 今野緒雪

買う段ではもう惰性の気分なんだけど、これが読むとやっぱり面白いんだよなあ。
というわけで、引っ張りに引っ張っていた瞳子の秘密公開篇。いやね、その辺はなんかどうでもいいんですよ、わりと。秘密もありがちといえばありがちだし、瞳子の気持ちとか、彼女に対しての祐巳のスタンスとか、乃梨子の思いとか、この話の芯となる部分は、まあこんなもんかな、というもので。
ただ、でも、それだけじゃないのが、やっぱりこのマリみてなわけで。むしろ、その話の芯からやや外れた外周部分、瞳子の事情に関わらないところでの日常の心理描写、これが素晴らしいんだわ。クラスメイトの態度に対しての瞳子の心理とか、新聞部の企画持込に対しての由乃さんを中心としたブトゥンや乃梨子の丁々発止とか。
大人気ない、には参った。やっぱり乃梨子はいいわ(笑

で、本題。
柏木優さんの本命って、誰?
どうやら今回の話を読んでると、優さんにははっきりと本命の人がいる模様。これまでは、同性愛者というのは嘘らしい、という情報は出てたんだけど、本命がいるという話が出たのは今回がはじめてですよね。
しばらく、私は祐巳と優さんのコンビってくっついたらその過程が面白そうだ、と期待してました。祐巳が天敵みたく思ってるあたり、逆に脈ありか、と思ってたんだけど、どうやら今回の話を見てる限り、その可能性はなさそうと判明。いや、優さんが嘘ついてたらまたわかんないんだけど。
祥子さまもなさそう。今回、はっきりと妹として認識しており、異性としては見られない、となっちゃってるもんね。とはいえ、これも優さんが偽ってたらその限りにあらず、なんだが、この場面で祥子さんへの気持ちを偽るのはどう考えても意味がないので、その線はないと考える。
となると、だ。
候補は三人。独断と偏見で予想してみよう。
まず大穴――容子さま(先代紅薔薇さま)
祥子さまのお婆様が亡くなった際に、彼女と組んで色々と働いていた優さま。彼が顎でこき使われるのは彼女だけ。でも、カップルとして完璧すぎて、逆にあまり似合わない気が。この人が相手だと、優さまもすぐに自分の気持ちを伝えてそうなので、まずないかと。
対抗――聖さま(先代白薔薇さま)
優さまの天敵にして好敵手。彼と正面からガチンコで勝負できるのは彼女だけ。
まあ、この人を優さんが好きだったら、それはそれでメチャクチャ面白そうなんだけど……それってマリみてじゃないように感じるのは私だけ?

本命――
今作読んで、直感的に思ったわけですが。
本命って瞳子じゃない?
彼が名前を呼び棄てるのは彼女だけ。
同じ親類でありながら祥子が知らなかった瞳子の秘密を知ってたりするし、車内でのあのシーン。あそこで彼がああなるのは、好きな人のことだから、とは言い切れないのですけど。
まあ、意味深では在る、と受け取ってしまう私であった。


しかし、これ読んで優さんの本命予想なんぞに傾注してる人なんて他にいるんだろうか……(汗
いいじゃない、私、優さん好きなのよ。

グロリアスドーン 1  

グロリアスドーン(1) 少女は黎明に唄う
【グロリアスドーン 1 少女は黎明に唄う】 庄司卓

スギュゥゥゥゥゥンッ!!


効果音をつけるなら、こんな感じですか。
おのれおのれおのれおのれ、このご時世に至ってなお、揶揄ではなく『萌えたぁぁぁッ!!』などという感情に支配されるとは。
不覚。
不覚であるが、これぞ幸福ッ!!

まあなんですか、萌えましたすみません。
もちろん、ドリル萌え、なんて捻ってるようで全然捻ってないオチではなくて、正真正銘ヒロインのティセに萌えましたすみません。
ツボですね、ツボ。くそぅ、不思議少女恐るべし。
恐るべしですよ? ぱたぱた

私は近年の、時流におもねるようなあざとい設定に汲々としている庄司卓さんの小説がめちゃくちゃ大好きですw
なんでだろう。トゥインクルスターも、あれ、なんかやたらと好きなんですよね。なんでだろう。理由はわからんながら、妙に次が楽しみなのだ、これが。昔の作品より好きかもしれん。
でも、あとがき読む限り部数的にはかなり苦戦してるのね。そういえば確かにライトノベルの宇宙SFモノって最近見ない、というか庄司さん以外に咄嗟に思いつかないw
なんでなんだろう。

しかしまあ、時代の流れなんですかねえ。登場人物のゲーム語りもヤマモトヨーコの頃とは隔世の感あり。否やそれも良しなり良しなり。
ギャルゲーだっていいじゃない。

話の方は相変わらずというかなんというか、全然進まず。初っ端だからというんじゃなくて、多分この作者の特性なんでないのかしら、これは。
でも、微妙に世界観に大きな仕掛けを施しているようにも思うんだけど、というかトゥインクルとタイプ似てない? この仕掛け。いや、どちらもオープンにされてないんだから、完全に言いがかりなんだけど。

ちなみに、巨乳でガサツな幼馴染にもツボ入りましたw
四季さんのイラストだと、見た目かなり学園モノのヒロインの友人その二、みたいな外見なんだけど、むしろそれが良しッ(力説
なんかもう、ティセで悶えさせられ、恵子で興奮させられ、とわたくし、一杯一杯です、たすけてーー

夜のピクニック  

オンライン書店ビーケーワン:夜のピクニック
【夜のピクニック】 恩田陸


文末の池上冬樹の解説は、なかなか言いたい事を言っていて面白かったw
それはさておき本文である。
私は正直、読み始めたときちょいとこっ恥ずかしかった。ダラダラと生きている人間の僻みだろうか、ここに登場する人間たちの些細な健全さに照れを覚えてしまった。
今時の高校生なら、80キロもの距離を延々歩く学校行事なんてものに、もっと倦怠感や忌避感を覚えるもんじゃないだろうか、とか。私なら、嫌で嫌で仕方の無く憂鬱の塊になってるに違いないな、これ。
でも、ここにでてくる高校生たちは、みんなこのイベントに否定的な感情は抱いていなくて、こういっちゃなんだがこのイベントに対してそんな前向きな時点で青春してるんだよ、君たち。

歩く、という行為は実に偉大だと私は思う。よく、散歩をすることで新しい発想が生まれてくる、なんてことが言われるけれど、あれは紛れもない事実なんだろう。ヒトの進化は、ヒトが歩き続ける限り終わらないに違いない。実際、黙々と歩いてみるといい。それ以外の時間と比べて、驚くほどの密度と規模の思考が脳内に展開されていく。自己の内と外が曖昧になり、考えを、思いを、妄想、想像、それらが脳内で巡らされるという現象に自分の存在が集約されていく。

この【夜のピクニック】という作品は、とにかくただ友達たちと駄弁りながら歩き続ける話だ。だが、歩き続けるということは同時に、考え続けるとイコールでもある。
人間、なかなかただ考え続けるという行為は続けられない。日常というのはまったくもってスケジュールが詰まっていて生きるのに忙しい。受験前の高校三年生ならなおさらである。
そうした状況下では、なかなか思考の深化はままならない。考えの方向性は固着化し、新しい方向、深度へと向かう余裕もなくそのまま流されていく。
この12時間あまりをかけて80キロ近い距離を歩き続ける「歩行祭」というイベントは、見方を変えればそんな彼らに、ポンと12時間余もの思考に没頭するしかない時間を押し付けることにもなるわけだ。
自分のこと、家族とのこと、友人とのこと、心に引っかかっていた問題のこと。それらについて、今までにないくらい深く静かに思い巡らすことになる。
まったく、そう考えるとこの悪逆非道なイベントも稀に見る得難い体験なのかもしれない。
私は勘弁して欲しいが。


感服させられたのは、そんな彼らが思い巡らす感情や考え方の表現や描写の平易さだった。実にわかりやすい。明確な形にならない、当人にとっても訳の分からない自分の心の中のもやもやとした何か。それが小難しい言葉や飾った解釈を一切伴わず、ふっとしみこむような分かりやすさであらゆるところに間配られている。
わけのわからないグチャグチャとしたあやふやな想いを、物凄く明確に理解できたのだ、これが。
これは、心情描写における一種の結晶なんじゃないだろうか。
飾らず気負わずムキにならず、あるがままの姿を捉えた描写表現。なるほど、むしろこうしたなだらかなものの方が、青春小説として結実を得ているのかもしれないなあ。

ガンパレード・オーケストラ緑の章  

ガンパレード・オーケストラ 緑の章
【ガンパレード・オーケストラ緑の章】 榊涼介

今回はこれ、苦戦したっぽいなあ。
緑の章は、雷電と呼ばれる生体兵器に騎乗して戦う山岳騎兵を主力とした小隊のハナシなんだが……。
どうもこりゃ、山岳騎兵なる兵種の運用法について、最後まで扱いあぐねた感が窺えるのだがどうだろう。そちらの戦場描写の悪戦苦闘にリソースを取られて、榊さんの得意とする初々しい学生たちの生活風景と、生々しい戦場での兵隊の生き様、加えてガンパレ世界のエッジの利いた設定群との融合が、今回は置き去りにされていたように思える。青森編の青の章での、キャラの立ちっぷりが素晴らしかっただけに、今回はその辺の掘り方の鈍さが目に付いてしまったかなあ。
いや、桂や妹やけっこう化けそうな匂いのするキャラは多かったので、単純に描写配分の問題だとは思うんだが。

また、今回は青の章に増して、5121小隊の連中が出張ってきました。その割りに印象が薄いのは、やはり原さんとの威厳の違いでしょうかw
あっちゃん、主人公のはずなのに。舞さん、ヒーローのはずなのに。タキガワはまあ……仕方ないとして。萌え嬢もまあ……仕方ないか。
 
10月22日

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10月4日

(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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10月1日

(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(角川ビーンズ文庫)
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(角川ビーンズ文庫)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(講談社ラノベ文庫)
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(PASH!ブックス)
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(PASH!ブックス)
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(PASH!ブックス)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(B’s-LOG COMICS)
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(HJコミックス)
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(HJコミックス)
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(PASH!コミックス)
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(PASH!コミックス)
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(FUZコミックス)
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(FUZコミックス)
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9月30日

(バンブーコミックス)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(モンスター文庫)
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(ファミ通文庫)
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(ファミ通文庫)
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(エンターブレイン)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
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(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
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(楽園コミックス)
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(楽園コミックス)
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9月28日

(ヤングアニマルコミックス)
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9月27日

(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(バンブーコミックス)
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(バンブーコミックス)
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(バンブーコミックス)
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9月25日

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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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9月24日

(バーズコミックス)
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(ライドコミックス)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(メディアワークス文庫)
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(GCノベルズ)
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9月22日

(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(モーニングKC)
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(アフタヌーンKC)
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(アフタヌーンKC)
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