数日前には投票出来てたんですが、そう言えば報告できていなかったな、と。
とりあえず忙しさに余裕なくしていつの間にか期日がすぎていた、なんて事にならずに良かったです。
23日水曜日までなので、いまのうちですよ。
近年10作品まで投票できるようになったのは本当にありがたいです。あれもこれも、と挙げられるようになりましたからね。ぶっちゃけ上位にあがるような作品じゃないんでしょうけれど、もう20年来このスタンスなので、我が道をゆきつづけます。
太閤「便乗」立志伝 (作者:@iyomatuyama)
時は室町時代後期、庶民(農民)から生まれた不世出の英傑・豊臣秀吉が誕生してから少〜し後、秀吉の正妻・高台院(ねね)の実弟として生まれた男、幼名・小吉(こきち)、長じて杉原定吉(すぎはらさだよし)は転生者だった。タイトルは便乗だけれど、ほぼもう秀吉に頼らずに独力で活躍して名を挙げてますねえ。
この物語は、優れた知能も大した技能もなく、少しばかりの前世知識だけで、「豊臣秀吉について行けば、立身出世が出来る!よっしゃ勝ち組やんけ」と、豊臣秀吉に小判鮫の如くピッタリくっ付き、立身出世に便乗して自分も左団扇で大名に成ろうと目論む、とあるゲスい転生者の話である。
五十六歳の研究者、中学生から人生をやり直す (作者:正宗)
五十六歳の半導体研究者、佐伯忠夫は、人生をかけて完成させた論文を盗まれ、全てを失った夜、大学の屋上で飛び降りた。歴史改変もの、戦国の昔から幕末や明治期、第二次大戦の架空戦記など遡っても戦前あたりまでが主流でしたけれど、【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変】の登場がはじまりだったのかな。いわゆる平成以降のまさに現代を舞台にした近すぎる時代の改変もの、がポツポツと見受けられはじめたのですが……とうとう、半導体の歴史に手を伸ばす作品が出てきましたぞ。
しかし次に目を覚ますと、子供の頃に戻っていた
五十六歳の記憶と経験を持つ少年――忠夫は、今度こそ自分の人生と研究を奪われないと決意する。
前世の知識を活かし、中学生からやり直す“人生のリセット”が、今、始まった。
本作はフィクションであり、実在の人物・団体・事件等とは一切関係ありません。
FPSのUIが現実に見える俺が、いつの間にか殺し屋になるまで (作者:鳥獣跋扈)
大学を出てから定職にも就けず、倉庫仕事とFPSゲームばかりの生活を続けていた青年・二階堂 恒一(にかいどう こういち)。これはやべえの出てきましたね。
彼の人生は、ある日を境におかしくなった。
ゲームを終え、ふと顔を上げた瞬間――現実の世界に、FPSのHUDのような感覚情報が重なって見えるようになったのだ。
他人の視線や足音の方向。
危険が向かってくるアラート。
――そして、銃を持った時のクロスヘア。
最初は幻覚だと思った。だが、その“UI”は現実世界で役に立った。
ひょんなことから、裏社会の襲撃現場に巻き込まれた恒一は、ただ生き延びるために動いた結果、信じられない手際で修羅場を切り抜けてしまう。
その一件をきっかけに、彼は裏社会の仲介人・雨宮しずくに目をつけられる。
これは、ただの男が裏社会で“最強の殺し屋”として祭り上げられていく、現代暗殺サスペンス。
幕末に転生したら近衛家の姫でした。まず屋根を直します (作者:1009)
二十八歳、百貨店でバイヤー兼社内ベンチャー担当として働いていた橘咲。ある日目を覚ますと——近衛家の姫、糸子になっていた。
五摂家筆頭、公家の頂点に立つ名門。しかし家計は慢性的赤字で、御所の屋根は雨漏り、食事は質素、着物は擦り切れ寸前。「公家の姫って、こんなものなの?」と愕然とする。
しかも時代は幕末、黒船来航。不平等条約。このままでは日本は欧米列強に食い物にされる未来が待っている。転生者としての知識と、バイヤーとしての商才、大学院で学んだ幕末経済史の素養——それらを使って糸子は決意する。
日本という国そのものを、史実を無視して立て直す。だからそのためには——「お金を作って、まず屋根を直そう!!」
糸子には三つの計画があった。表向きの顔、その裏で静かに進める仕掛け、そして誰にも明かさない遠い野望——その全体像を知るのは、ただ一人だけ。
集う仲間も個性派揃い。勝海舟、坂本龍馬、旭狼衛の近藤勇・土方歳三・沖田総司・斉藤一他、松屋善次郎、村田蔵六など……それぞれが糸子の計画の一部を担い、誰もが全体像を知らないまま、同じ方向に動き始める。
日本の未来を背負いながら、時折腹黒く笑う姫君様は、国を動かす大義と、個人の素朴な望みを同時に抱える——近衛糸子の、壮大にして軽妙な幕末、近代化の物語。
※史実のIFとエンタメ性を最優先に、勢い重視で執筆しています。細かな考証よりも、物語のうねりを楽しんでいただければ幸いですm(_ _)m
望まぬ知恵の王 〜冒険者に憧れた蟲がやがて魔城の主と呼ばれるまで〜(作者:SIS)
最終章、開幕。去年紹介した【TSさせられてエイリアン生まされたけど我が子は可愛い】の作者さんの新シリーズでした。もうばっちり完結してるんですけどね。でも結構な大作で、一年経たず完結させたのか。かなりのボリュームと密度に感じたのだけれど。
希望の函は、無理解によって魔城へと堕ちた。
救世の魔王は、諦めによって城を闇に閉ざした。
横たわる、終わりなき永遠の闇。愚かさが全てを手遅れにする前に、黄金の魔女が立ち上がる。
全ては、己が想いが為。
いざ行かん。望まぬ知恵の主の元へ。かつて冒険者に憧れた、魔城の主の御許へ。
それは。始まりと終わりが交差する、叡智と希望の物語。
超人スペックで転生させられた俺はせめて正しい敗北を選びたい(作者:正樹/原作: 機動戦士ガンダム)
夢の中で『何か』と駄弁っていたら、夢で喋ってた厨設定盛り盛りで幼児転生させられていたので、世話になった人のためにも、せめてジオンにはマシな敗北をしてもらいたいと頑張る話。ガンダム架空戦記ものは引きも切らないですねえ。それだけ、手を変え品を変えしても面白い話が出来る土壌である、ということなんでしょうけれど。
1年戦争編終わりました。
注:主人公の設定について一点、万人には納得しがたい年齢設定がございます。この話を書くにあたっての大前提となっておりますので、読む際にはそれをご了承いただくか、あるいはスルーしていただけたら幸いてす。
落第騎士の英雄譚 意識低い系風味(作者:一般落第騎士/原作:落第騎士の英雄譚)
いかなる分野においても、上に立つ者は強靭な意思を持ち、血の滲むような努力を重ねている。これはまた、本当に意識低いな!!
―――そんなものは幻想だ。
真の天才には努力など必要ない。
破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜(作者:kiakia/原作:ガンダムSEED DESTINY)
「なんでよりによって、アイツなんだよぉぉぉぉ!!」
目覚めると、そこはガンダムSEED DESTINYの世界。よりによって視聴者から「無能・姑息・情けない」と叩かれ、悲惨な最期を遂げた御曹司、ユウナ・ロマ・セイランになっていた。
時は本編開始直前。目前にはユニウスセブン落下、大西洋連邦との泥沼の軍事同盟、そしてキラやシンとの敵対という、回避不能な破滅フラグが乱立している。しかも、家柄の裏側を覗けば国民を切り売りした売国の記録ばかり……。
「救いがない? 味方がいない? だったら作ってやるよ! 潰されて死ぬなんて御免だ!」
大好きだった『ガンダムAGE』の救世主フリット・アスノに想いを馳せ、情けない悲鳴を上げながらも、ユウナ(中身:視聴者)は生き残るために歴史の歯車を狂わせていく。
これは、無能なはずのボンボンが、生存への執念だけでコズミック・イラを震撼させる「予定外」の英雄譚。
神様の予言書『俺の未来がアニメでは雑魚死だったので拒否します』(作者:語部マサユキ)
モヒカンで下品な薄ら笑いを浮かべて嫌がる婦女子に襲い掛かる気分の悪い典型的なザコ敵役。そんなヤツは当然演出のように颯爽と現れた勇者に脳天から股にかけて真っ二つにされ、情けなくかつコミカルに呆気なく殺されてしまう。これ、一巻で続かなくなっちゃったのですが、その先がまた壮大なストーリー展開となっていき、正史における悪堕ち、或いは命を落とした人たちの運命をひっくり返し、その死を奪っていく闇を駆ける盗賊チームの話になっていて、ばちくそ面白かった。見事と言う他無い完結まで書き切っていて、実に痛快なお話になっていました。現在、後日談もぼちぼち更新してくれているんですよねえ。
見てしまったアニメのワンシーンが『自分の未来』だと知ってしまった少年は食い入るように全24話のアニメを『神様』から見せてもらい、そして誓うのだった。
『勇者に穢れを、伝説をなきものに!!』偶然更生してしまった『ザコ敵』の世界に対する逆襲が始まる。

最強カップルのイチャイチャVRMMOライフ(作者:紙城境介)
抜群の実力を持ちつつも人見知りの少年ケージ。慇懃無礼で小悪魔な後輩少女チェリー。《マギックエイジ・オンライン》最強のカップルと呼ばれる二人は、今日も今日とてイチャつきながらボスを倒す。なお、本人たち的には付き合っているつもりはない模様。これも書籍の方は一巻で終わっちゃったのですけれど、めちゃくちゃ壮大なオープンワールドゲームの話になっていて、ずっと読む時ワクワクしながら読んでたんだよねえ。
「お兄ちゃんはね――これから、世界を救いに行くの」と。このシーンは何年経っても忘れられない好きなシーンですわ。

嘘つき戦姫、迷宮をゆく(作者:佐藤真登)
リルドールは見栄を張るための嘘が原因で落ちこぼれた少女だ。連載の時期的に、当時のドリル系悪役令嬢として【アルバート家の令嬢は没落をご所望です】のメアリ・アルバートと双璧を成していた、とか勝手に思ってるw
自分を見限った周囲を見返してやると無謀にも挑んだ迷宮でも敗北し、挫折しそうになった時――リルドールは出会った仲間をきっかけに【見栄を真実にするための想い】を原動力に【縦ロールを動かす魔法】を得た。
自分が弱い人間なんだということぐらいは、本当は知っていた。
一度底辺まで叩き落された少女が、見栄の象徴だった縦ロールをドリルと回し、仲間のために敵を貫き世界を支え、己の吐いた嘘のすべてを真実に変えるまでの英雄譚。
全肯定奴隷少女:1回10分1000リン(作者:佐藤真登)
「ここに来る人達はなぁ!!! いつもここで全肯定奴隷少女を買ってるんだよ!!!! わかってんのか!!!! なあ奴隷少女!!!! お前もそう思うだろう!?!!?」上の【嘘つき戦姫、迷宮をゆく】と同じ佐藤真登さんの作品ですね。この方はご存知でしょうけれどアニメ化もされた【処刑少女の生きる道】の作者さん。あの作品を読んでいたらわかるでしょうけれど、本当にこう世界観の設定深度が半端ない人で、【嘘つき戦姫、迷宮をゆく】もこの【全肯定奴隷少女】も世界観設定の深さ広さ面白さに関しては【処刑少女の生きる道】よりも自由で広大かもしれません。
「まったくもってその通りなのよ!!!!」
異世界迷宮の最深部を目指そう(作者:割内@タリサ)
「異世界に迷い込んだ少年は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかける。その後、彼は元の世界に帰還する為、迷宮の『最深部』を目指すことになる。世界に優遇された全てを利用し、才能ある仲間たちと共に、少年は『最深部』に向かって進み続ける。――そして、迷宮にて待つ『理を盗むもの』たちの『試練』を乗り越えたとき、『貴方』が理無き世界の真実に辿りつく」16巻まで出て、ついにクライマックス突入! ってなってからもう今年で5年が経とうとしてるんですけど!?
限界超えの天賦《スキル》は、転生者にしか扱えない ー オーバーリミット・スキルホルダー(作者:三上康明)
「人には等しく、8枠の天賦《スキル》ホルダーがある。【腕力強化】のような1枠ならよいが、レアなスキルは4枠や5枠、あるいは8枠すべてを使ってしまうでのう」本作も、これ連載の方ではパーフェクトじゃない!?と思えるような十全納得と満足のできる物語の締めで、読み終えたあとの読後感にほわほわとしばらく浸った記憶があります。これも最後まで隙間なく面白かったなあ。
天賦珠玉《スキルオーブ》が発掘されるオーブ鉱山で、ヒンガ老人は僕にそう語った。
だけど僕ら「奴隷」は契約魔術でスキルを取得できず、奴隷に未来なんてものはなかった。
それは運命の日。
鉱山を所有する貴族——つまり僕らの「主」がオーブ鉱山に視察に来た。
地震によって崩落する天井。貴族の脳天に直撃する岩塊。
貴族の死。
瞬間、僕らの契約魔術が消える。
目端の利いた奴隷は走った。スキルオーブが格納されている倉庫に。そしてレアなスキルを取り込むと、目を疑うような能力や魔法によって警備兵を薙ぎ倒し、鉱山から飛び出していく。
暴動だ。
出遅れた僕に拾えるオーブはなかった
——終わった。僕はまた奴隷戻りだ。
絶望したときに見たのは、「あり得ないスキルオーブ」だった。
ホルダー「10枠」を使う【森羅万象】《ワールド・ルーラー》。
使える人間がいないことから研究者以外、興味を持たれない、規格外のスキルオーブ。
だけれど僕は、【森羅万象】を取り込むことができた——なぜか?
それは僕が「転生者」だったから。
僕には一般人の8枠+8枠、「合計16枠」ものスキルホルダーがあったから。
鉱山は包囲され、出口は1か所。僕の手には謎のスキル【森羅万象】。
さあ、どうする——。
ホラー女優が天才子役に転生しました 〜今度こそハリウッドを目指します!〜(作者:鉄箱)
「あ、これ、ぜったい死後に“ホラー映画の呪い”って言われるヤツだ」//悪霊役なら右に出るものはないと謳われた女優、桐王鶫は、交通事故に巻き込まれてその生涯に幕を閉じた、はずだった。目を覚ませば、鏡に映るのは銀髪青目の妖精系美少女。生まれ変わったのは二十年後の世界。かつての先輩後輩に、今世で得たライバルたち。果たしてつぐみは生まれ変わった人生で、今度こそハリウッドの人間たちを恐怖の渦にたたき落とすことができるのか?//未来転生型サクセスストーリー。//――もしくは、ハイスペック美少女に転生したせいでホラー役をやらせてもらえない元ホラー女優が、愛やら恋やら友情やらに巻き込まれながら、子役として奮闘する「どうしてこうなった?」系“これじゃない”物語、である。これは本編の方も更新止まっちゃってるんですね。
斎藤義龍に生まれ変わったので、織田信長に国譲りして長生きするのを目指します!(作者:巽未頼)
過労死した現代の医師が生まれ変わったのは織田信長初期のライバル・斎藤義龍だった。これは戦国時代を舞台にした歴史を改変していく仮想戦記ものですね。面白いのが、通常の戦国仮想戦記って桶狭間の戦いを前後とした起点から織田信長の天下取りの時期を主軸に物語が広がっていくのが多いのですけれど、本作は斎藤義龍が主人公なんで若干時代が早いんですよ。なんで、登場人物から歴史の動きから前世代からはじまっているので結構新鮮な展開が続きます。
33歳で早世する上に織田信長の仇敵になる生涯なんてとてもじゃないけれど耐えられないので、織田信長に国を譲るのが目標。そして悠々自適な長生き生活を目指して頑張るお話。でも父のマムシこと斎藤道三には怖くて逆らえないのが悩み。
物語を作りやすいように一部通説でない考え方も参考にしております。予めご了承いただきたく思います。
世界救い終わったけど、記憶喪失の女の子ひろった(作者:龍流)
魔王倒した。世界救った。やることがねぇ。この企画やろうと思った発端となった作品。書籍版はTOブックスから2巻出てるんですが、内容の方は連載時とだいぶシャッフルされてるのかな。でも、書籍化されてない部分の勇者くんの過去編である学園編から、現在編の先の展開がもう滅茶苦茶面白くて、本になってたら★4半から5を連発してた、と思うくらい。学園編のヒロインである姫騎士さんのアリアがちょっとあまりにもメインヒロイン強度がツヨ過ぎてひっくり返ったし、何なら勇者パーティーのメンバーじゃなかった騎士団長のイト先輩がべらぼうに強いわ可愛いわ、ヒロインレースで抜けてくるわ。男女問わないキャラの濃さ……騎士団長全員キャラ濃すぎてオーバーフローしてるのナンナの!? ストーリー展開の深さとドライブ感、シリアス展開のえぐるような鋭さと、コメディタッチのノリのリズムの軽やかさ。どれもがピカイチで、是非続きを読んで欲しい作品です。
引退し、片田舎の町で子ども達と遊びながらスローライフを過ごす勇者は、完全に人生の目標を見失っていた。
一方、共に魔王を倒したパーティーメンバーの姫騎士は人々に好かれる領主に、賢者は王都で尊敬を集める魔術学院の校長に、死霊術師は各地を結ぶ運送会社を起ち上げ、それぞれ成功を収めていた。
そんなある日、彼は盗賊に追われていた一人の少女を助ける。
「わたし……自分の名前しか覚えていないんです」
「本当に? まあ、でも平気だよ。おれも、人の名前聞こえないし」
「え」
「あと、自分の名前も喋れないんだ。魔王からそういう呪い浴びちゃってね」
「え」
「でも、大丈夫だよ。なんとかしよう」
「何が大丈夫なんですか!?」
盗賊倒した。女の子ひろった。やることができたかもしれない。
──これ、もしかしてまた冒険の旅に出なきゃいけない感じですか?
魔王を倒して世界を救った勇者が、最強の仲間ともう一度旅に出る、リライフファンタジー。
異世界から帰ったら江戸なのである(作者:左高例)
異世界で長年過ごしてようやく日本に戻ってきたと思ったら江戸時代だった主人公、見た目は少年中身は老人の九郎。エンターブレインから3巻出てます。連載の方は250話近くまで行ってましたね。時代小説風とイイますけれど、いやこれ時代小説? でも江戸の風俗に関してはコメディタッチにも関わらずかなり練り込まれていて、下手な時代劇や時代小説よりも江戸という時代と場所を色濃く感じられる中々凄い作品なんですよね。それ以上に、江戸に住まうキャラクターたちが凄まじいの一言なのですが。異世界の連中も相当にヤバいのですが、江戸の人たちも尋常じゃねえよ。なんでこんな濃いキャラばっかりなんだよw
蕎麦屋で居候をしながら江戸の日常にギャップを感じつつ飯を食べ美味いと楽しんだり、酒を飲んで遊び歩き妙な友人を作ったり、時には悪党と喧嘩をして岡っ引きから逃げたりと小さくて賑やかな世界、江戸での九郎を取り巻く時代小説風日常コメディ。
※フィクション江戸世界ですので実際の江戸の描写、年代、事件、歴史人物の生没年等に若干違いや拡大解釈があります。
7 knights to die(作者:道造)
長きにわたる対外戦争に勝利したザクセン王国。辺境伯の令嬢イザベラは王宮にて行われた戦勝記念の祝宴に列席していた。だが亡き父の功を讃えるはずのその場で彼女に告げられたのは、婚約者である第二王子アーデルベルトからの一方的な婚約破棄と無実の罪による侮辱だった! 自身と父の名誉を汚され怒りに震えるイザベラだったが、その時一人の男が割って入る。彼は辺境伯の盟友でありともに戦場を駆けた騎士ドミニクだった。彼は旧友の娘を守るため同じ志を持つ六人の騎士を集め、アーデルベルトに「神聖なる決闘裁判」を挑むのだが――。これはほんと最近の作品ですね。オーバーラップ文庫から【貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士】という異色の騎士道物語を送り出してきた作者が、今度はその騎士道物語の中枢たる部分を抜き出して、純然たる騎士たちの勲と誉と誇りの物語を描いてきたのが本作でした。残念ながら、どうやら一巻で続きが出せなくなったみたいで、Web版の連載の方は見事な完結を迎えているので、是非ご照覧いただきたく。
逆行したヒカルと佐為が藤崎あかりを魔改造するお話(作者:そとみち/原作:ヒカルの碁)
二十一歳の若さで本因坊タイトルを獲得した進藤ヒカルが小学二年生のころに逆行。ヒカルの碁を連載していた頃、雑誌のジャンプは読んでたかなあ。読んでたような気もするし、もう読んでなかったような気もするし。ただヒカルの碁に関しては雑誌読んでたとしてもちゃんと読んでたわけじゃなくて、だいぶ流し見してたと思うんですよね。
再び佐為と出会い、神の一手を共に探しに行きます。
なお藤崎あかりが二人の再会に居合わせたことでクッソ脳を焼かれて囲碁にドハマりしてアヘ顔W本因坊指導碁を受けて魔改造されてヒカルと一緒にプロを目指します。
しばらくしたら筒井先輩も脳が焼かれます。
塔矢アキラも脳が焼かれます。
院生メンバーも脳が焼かれます。
だいたい出てくる人みんな最終的に脳が焼かれます。
そんなヒカあかメインの自給自足のお話。
時々他キャラも活躍します。
※筆者の囲碁知識はほぼ素人です。対局シーンなどはパッションと勢いで書き抜けておりますのでお手柔らかにお願いします。
悪役令嬢と石田三成 (作者:孔明)
新作の乙女ゲームを購入した帰り、交通事故でこの世を去った現代JK。だが次に目を覚ますと購入したばかりの乙女ゲーム「ホロスコープ・クロニクル」の世界に転生してしまった。しかも転生先はあらゆるルートで絶対に死亡する悪役令嬢のアナリーゼ・アガレス。ゲームプレイ前だったため原作知識はゼロで、頼りになるのはネタバレ糞レビューアーのレビューのみ。そこで死亡フラグを回避するため、アナリーゼは石田三成を召喚するのだった。元はやる夫スレあんこスレにおける名作にして傑作。それを作者本人が小説に仕立てなおして連載している作品ですね。
一般男性、TS令嬢転生(嫌々)からのしたくもない異世界統治 (作者:柴野沙希)
現代日本で日の目を見ること無く、うだつの上がらない人生を過ごしていた一般男性。よくある転生してからの内政系にあたるわけですが、けっこう淡々としているというか、お嬢様がタイトルにもある通りやりたくないけど責任を果たさないといけないから、とローテンションで、しかし着々と与えられた実権を行使していく様子がなかなかに好みで。
彼は自殺しようとした見知らぬ誰かを助けようとして死ぬ。
神と問答する中で、気がつけば異世界転生が確定してしまい、あれよあれよと送られてしまう。
次に目覚めた時には、TS、しかもロンディルト王国の公爵家令嬢に転生してしまったのだ!
なんてことだ!もう(責任から)逃げられないゾ♡
これは、ぐうたらしたい公爵家令嬢が実権を握らされる物語。
───なんでぇ???
おつかれ勇者とつるぎの魔女 (作者:調味のみりん)
『伝説の調律者となり、世界の英雄と共に魔王を討て!』世界を呪い世界を憎み、禁忌に触れて存在を魔女へと変転させてしまった少女。彼女は、剣と化した自分の前に現れた勇者と契約を結ぶ。勇者に力を貸して魔王を倒す。もし魔王を倒し終えたなら、共に世界をこわすのだ、と。
——そんなキャッチコピーで人気を集めたソシャゲ『ハールドファンタジア』。
ガチャからは星6レアが排出され、プレイヤーは英雄たちと絆を結び、壮大な物語を描いていく……はずだった。
だが、星5キャラ『王国の勇者ルーク』は違った。 性能は平凡、メインストーリーにはほとんど登場せず、誰からも忘れられた存在。
そんな彼と“ひとりの小さな魔女”が出会ったとき、運命はおおきく回りだす──
ゲームの片隅で始まる、無名勇者と少女の“本当の物語”。
転生魔法貴族の次男坊は無責任に生きるよ(作者:星野純三)
長男として家業の会社を継いだものの、その会社は倒産。好きに生きる、と好き勝手に生きるはまた違うんですよね。まあ次男という事もあり、家長としての責任は全部兄上が引き受けてくれたので、家業である機工人形の研究に全力没頭できるようになった主人公が、経営だの統治だのに余計なリソースを費やすことなく、その有り余る才能を全部好きな家業の研究に投入した挙げ句に、国家規模のやべえ研究者になってしまうというお話。
無念の中で死んだ男は、異世界で魔法貴族の次男坊に生まれ変わった。
男は誓う。
今世では家業の重荷を背負うことなく、無責任に生きてみせよう。
ショッカーライダーに転生して好き勝手に生きる(事など出来ない)お話(作者:さざみー/原作:仮面ライダー)
ショッカーライダーに転生した俺が悪の組織同士の抗争に(イヤイヤ)巻き込まれたり、仮面ライダーの相手を(ひいこらしながら)するお話ちょうどライダーになりたいおっさんたちの話がアニメ化しているけれど、こっちはライダーオールスターなお話。
タグを昭和ライダー、平成ライダー、令和ライダー、そして最新エピソードに出てくる作品に整理いたしました。
各話のサブタイトルを整理しました。
本作で仮面ライダーを登場させていただいた作品
仮面ライダーW、仮面ライダーガッチャード、仮面ライダーオーズ、仮面ライダービルド、仮面ライダーカブト、仮面ライダーフォーゼ、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーV3、仮面ライダー龍騎、仮面ライダー響鬼、仮面ライダー電王、仮面ライダージオウ、仮面ライダー、仮面ライダーディケイド、仮面ライダーガヴ、仮面ライダーカブト(順不同)
旧題:イチャイチャする話を書きたかっただけなのに……
いつも感想を頂戴し誠にありがとうございます。
感想がとても励みになっております。
いずれ不滅の神殺し ヤンデレ神様から求婚されてしまったので、世界を渡って神殺しになるしかなかった男の英雄譚(作者:稲荷竜)
女神「もっとわたくしを殺して!」主人公「断る!」報われることを求めないまま努力にすべてを費やせる人間ってのは、狂気の産物なんだよなあ。
神様に婚約破棄を叩きつけてやれ!
なんの変哲もないファンタジー世界。なんの変哲もない冒険者生活。なんの変哲もない裏切り、捨て石、追放。
死。
そこからの覚醒。
命の危機から異界渡り《ウォーカー》という能力に目覚めた主人公は、危機を逃れた先で女神様と出会う。いわゆる転生女神様。報われない現実から、報われるチート転生へ──という話になるかと思いきや、女神様を敵だと思った主人公、女神様を殺してしまう。
しかも殺した神様(神は不滅なので復活する)に目をつけられて結婚を迫られる始末。冗談じゃねぇと異界渡りの能力でヤンデレ化した女神から逃げて、戦って、食って、強くなって──
不滅の神様を、いずれ、完全に殺す。
……ただし、『神殺し』を成した主人公に色々な神様が注目してしまうので話がややこしくなっていく。
邪魔する者は神だろうが人だろうがまとめてぶっ飛ばしていく、最強かついずれ最強主人公の世界を渡る物語。

世界を殺す少女を救う方法は――デートして、デレさせること!?はじまったときはまさか22巻にも及び、スピンオフシリーズが幾つも立ち上がり、アニメも5期まで制作される超大作になるとは思わんかった。幾重にも折り重なった伏線が、後半にいくほど劇的に回収されていくのにはテンションあがりましたよ。あの展開の数々は本当に凄まじかった。ドライブ感にブーストかかりはじめたのは、鳶一回くらいからですね。精霊が全員出揃ってからが本番だったかも知れません。そりゃあこれだけ長期のシリーズになりますわ、という怒涛の終盤でしたもんね。
「――君、は……」「……名か。そんなものは、ない」
四月一〇日。五河士道は精霊と呼ばれる少女と出会った。世界から否定される少女。だけど自分だけは少女を肯定したいと願った。新世代ボーイ・ミーツ・ガール!!

空で生き、人を襲う空獣(エア)が住む世界。空獣を狩る機関「蒼穹園騎士団」でカリスマ的人気を集める女騎士・鷹崎駆真。だが世界の平和を守るはずの騎士である彼女には、世界の平和より優先すべきことがあったッ!?その【デート・ア・ライブ】の作者である橘さんのデビュー作だったのが、この【蒼穹のカルマ】でした。

「働いたら負け」とうそぶくトールは生きる目的を失っていた。
目下フェルビスト大陸を義妹アカリと放浪中だが、食い詰めてアカリに罵られ山中で食料を探すことに。そこでトールは棺を担ぐ不思議な少女と出遭う――。
特典としてカバーイラストコレクションと文庫未収録イラスト集、文庫未収録短編を収録! 1巻発売前のドラゴンマガジンに掲載された幻の短編「器の割れた後に」も特別収録!

一八世紀に発生し、瞬く間に世界中に広がった謎の巨大生物〈蟲(ギヴル)〉。甚大な被害と引き替えにもたらされた化石燃料によって、世界は大きく変貌した――。 時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。異国への航路で蟲を操る男たちに襲われた少年・秋津慧太郎はある海岸に流れ着く。その右目に奇妙な力を得て――そして辿り付いた荒地で、慧太郎は蟲たちを愛し、その研究と対処とを生業とする美少女アンリ・ファーブルと出会った。もうひとつの近代で幕開く、蒸気と蟲と恋が彩るファンタジー!
※本電子書籍は、『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園』全4巻を1冊にまとめた合本版です。

「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」今はメディアワークス文庫など、ライト文芸系統で本を出している峰守ひろかず先生ですけど、そのデビュー作はこのほのぼの日常妖怪譚である【ほうかご百物語】でした。これ学園モノでもあったんですよね。
高校生で美術部員の真一は、夜の学校で見知らぬ少女に出会う。 少女はとても美しく、その瞳は銀色に輝き、真一の血を吸いたいと言う。 少女の正体を “イタチ” だと見抜いて難を逃れた真一は、非常識にも彼女とある約束を交わす……。 翌日、美術室に現われたイタチ少女。 曰く、この学校は妖怪が出やすく、しかも真一は彼らを引きつけやすい体質だから手遅れになる前に約束を果たしに来た、と。 美術部の先輩で妖怪マニア・経島御崎の提案により、イタチは美術部に迎えられることになる。 そしてイタチの言葉通り、学校には様々な妖怪たちが現れ始めて……。 ピュア可愛いイタチさんと普通の高校生・真一の、ちょっと不思議な放課後物語です。
※本電子書籍は、『ほうかご百物語』全10巻を1冊にまとめた合本版です。
【非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?】 色付きカルテ/よー清水 ファミ通文庫
【オルクセン王国史〜野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか〜 2】 樽見京一郎/THORES柴本 サーガフォレスト
【捕食者系魔法少女】 バショウ科バショウ属/東西 エンターブレイン
【非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?】 色付きカルテ/よー清水 ファミ通文庫
【オルクセン王国史〜野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか〜 2】 樽見京一郎/THORES柴本 サーガフォレスト
【彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話】 道造 /びねつ 富士見ファンタジア文庫
【帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中】 佐伯 庸介/きんし ガガガ文庫
【肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ】 八針来夏/輝竜司 TOブックス
【恋人以上のことを、彼女じゃない君と。】 持崎 湯葉/どうしま ガガガ文庫
【バスタード・ソードマン】 ジェームズ・リッチマン/マツセダイチ エンターブレイン
【ほうかごがかり 】 甲田 学人/potg 電撃文庫
【捕食者系魔法少女】 バショウ科バショウ属/東西 エンターブレイン
【かくして少年は迷宮を駆ける 強欲の迷宮と借金まみれの新米冒険者】 あかのまに/深遊 MFブックス
オロチのまどろむ庭わたくしこと管理人の八岐がブログの開始前に運営していたホームページです。
書籍感想・著者索引(表紙絵附)これまで書いている本の感想記事なんですけれど、ブログ開始以前から書いているものも含めると、二十数年分になりますからそりゃあ沢山あります。
書籍感想・著者索引(シンプル版)
書籍感想・作品タイトル索引(シンプル版)
書籍感想・殿堂作品毎年の暮れにやってる一年の読んだ本の総括、ベスト作品を紹介する記事をまとめているのと、最高評価の五つ星以上をつけた作品を殿堂として索引にまとめているところです。
書籍感想本の感想記事はこの書籍感想のカテゴリーに放り込んでます。23年分と今年の24年分は今は別枠にしてますね。
オススメ書籍やアニメなどの感想まとめタイトル通り、まとめ記事はだいたいここに放り込んでいます。毎月のオススメ作品をまとめた記事。
月刊書籍発売カレンダー文字通り、月ごとのライトノベルや漫画の発売される作品を発売日ごとに並べたカレンダーになってます。
企画これもWeb小説のピックアップや、なんかのオススメ記事を書いた時はこの企画のカテゴリーに入れてますね。また「このライトノベルがすごい!」などの投票に関しての記事なんかについても、ここに入れてます。本記事みたいなのもそうですね。
毛利輝元転生 〜記憶を取り戻したら目の前で備中高松城が水に沈んでるんだが〜 (のらふくろう)
戦国IFでも最大級の難易度、ボロボロの毛利で秀吉の中国大返しを阻止せよこの作者さんの作品って結構難解というか理系というか、いやそうかな? どうかな? ともあれなかなか好みが別れると思うんですけれど、自分的には【予言の経済学】とか好きだったんですよね。書籍化もされましたし。
第三次世界大戦で死んだ軍事史オタクは時を遡り戦国時代の毛利輝元に転生した。だが記憶を取り戻したのは前世の死と同じ三十歳、本能寺の変で信長が斃れた翌日だった。
関ヶ原の敗者となる自分、そして将来の日本の運命を変えるため、輝元はシーパワーでの天下統一を考える。だが現代知識を生かす時間も技術もない。毛利家は血縁地縁が複雑に絡み合った中世体制で立ちはだかるのは秀吉、光秀、家康という戦国英雄だ。
彼が選んだのは組織改革と運用によって天下統一を目指す道だった。そのモデルは現代最強のアメリカ海兵隊。常備、即応、少数精鋭の水陸両用部隊、毛利鎮守府海兵隊を設立し海からの天下統一に挑む。
そして彼にはもう一つ絶対に気をつけなければならないことがあった。
それは家臣の幼妻を強奪しないこと。
アサシンガール・オンライン〜天才美少女暗殺者は悪質プレイヤーをわからせます〜 (酒春)
オンラインゲームに悪質プレイヤーはつきものだ。初心者狩り、スマーフ、粘着PK、煽り、荒らし、そしてチーター。プレイヤーキラー・キラーってやつですね。
『どうせPKするなら、悪い奴をやっつけた方がいいでしょ?』
別ゲーで悪魔と恐れられた最悪最強の天才美少女暗殺者は、VRMMO『スターオーシャン・オンライン』で"絶対に敵に回してはいけないプレイヤー"としてその名を轟かせていく。
絶対にバレてはいけない大賢者の弟子 (星野純三)
大賢者は、300年間ヒトを導き続けた結果、文明の停滞を招いたことを悔いてこの世を去った。先日ベタ惚れした感想書いてた【死ぬに死ねない中年狙撃魔術師】の作者さんの新シリーズ。人類の導き手であった大賢者の影響力というのは、内容を読むとよくわかるんですけれど、あまりに有能すぎて人類の社会そのものが自力の発展を放棄してただ大賢者の言うことに従い、彼が与えてくれる技術を甘受するというえげつないものになってまして、大賢者さま当人が非常に賢明で理知的な人だったので彼は独裁も支配もせず、人類の未来を憂いてなくなったわけですけれど、そんな大賢者の直弟子ともなると存在自体が文明の推進装置みたいなもので、各国とも血眼になってその存在を追いかけたんですね。弟子たち、みんな隠れて逃げちゃったのですけれど。
大陸は麻のように乱れた。
人々は姿を消した大賢者の弟子を探し求める。
そんな中、大賢者の弟子は小国の学院で研究員として平和な時を過ごしていた。
この安穏の日々は、必ずや守らねばならない。
そう心に決めた中年男の物語
TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバー全員を堕としにいく話 (恋狸)
メスガキ(笑)Vtuberが分からされるまで──
夢見蓮華(ゆめみれんげ)はTS転生者である。
奴はVtuberが前世の頃から好きだった。
そのため、自分がTSした今、推しのVtuberとイチャイチャするために自分磨きをしてVtuberになることを決意する。
そして奴は花依琥珀(はなよりこはく)としてデビューし、メスガキキャラで所属事務所のライバーを全員堕としにかかる。
が、奴は知らなかった。
奴が長年の努力の結果、自分が思うよりもハイスペックになってしまっていたこと。
どうせ失敗するし、せや!ビジネスてぇてぇを披露しよう!的な心持ちでいたのに全員堕とすことに成功してしまったこと。
メスガキが分からされるまで残り──というかメスガキキャラに関しては光速でメッキが剥がれる。
悪役令嬢、宇宙を駆ける〜二度目の人生では出しゃばらないと決めたのに、気が付けば大艦隊を率いています〜 (甘味亭太丸)
地球歴4163年。地球帝国と名を変えた人類の歴史は終焉を迎えようとしていた。
地球帝国艦隊、第109番パトロール艦隊を率いるリリアン・ルゾール少将。御年七十九歳になる彼女は、年功序列で帝国少将にまで昇進したが、かつては帝国軍参謀総長の一人娘として、将来を約束されていた。
しかし六十年前のたった一度の過ちにより、初恋の人、友人、家族、信頼の全てを失い、今は艦隊とは名ばかりの寂れたパトロール隊を率いている。
帝国と六十年以上もの間、戦争を繰り広げる馬頭星雲の黒い影より迫りくる敵艦隊の大攻勢を前に、捨て駒として前線に送り込まれたリリアン艦隊はあっけなく全滅。
リリアンも重粒子の閃光の中に消えてゆく……かと思いきや、目覚めたら学園卒業間近の十八歳の頃に戻っていた?
一度目の人生ではでしゃばりすぎて、大きな過ちを行ってしまった事を反省していたリリアン(中身七十九歳)は二度目の人生ではでしゃばらずに、自分より優秀な人たちに全てを任せようと思っていた。
前世では虐めていた女子学生が実は天才軍師の才能があると分かれば、その実力をいかんなく発揮出きるように働きかけたり、優秀であれば地位に関係なく重用できるように働きかけたりしていたら、あれよあれよと責任者になり、気が付けば若くして戦艦を預かる身に?
しかも前世ではお飾りだったはずの月面基地司令からの熱い眼差しが!? しかも本当はめちゃくちゃ優秀だったことも判明!? 果てには天才軍師少女ちゃんも自分の事を慕ってくるし、仲の悪かった若き提督たちも自分の事をとんでもなく信頼してきた!?
どうなってるのよ、私はもう出しゃばらないって決めたというのに!
というか戦争がはじまるんだけど!?
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