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とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 9 4   

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (9) (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 9】 冬川基 電撃コミックス


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ええーっ!? 食蜂ちゃんってこんな娘だったの!?
これはかなりのサプライズ。決して普段の姿を偽っていた、というわけではないので単に傍から見ての印象と言動に引きずられていたんだろうな、と。どんな人物でもそれなりに付き合ってみないと人となりはわからない、ということか。正直、これほど人間そのものに対して不信と絶望を抱いていそうな能力と経歴の持ち主にも関わらず、相当の倫理観や良心を持ったまま、というのは凄いな。彼女自身、軽口で人格高潔な私だからこそ制御できる力、俗物が手にしたら無闇に振り回して危険だものねぇ? なぞと宣ってますけれど、あながち戯言とも言い切れないんですよね。まあ、躊躇なく使いまくっているあたり、そのクレバーさはタチが悪いとも言えるんですけれど、その躊躇いのなさに逆に安心感があるというか、持て余さず飲み込まれず使いこなしているなあ、という信頼感が生まれるわけです、不思議。
しかし、こうして食蜂さんの過去も見てしまうと、ほんと御坂だけレベル5でまともな人生送ってたんだなあ、と実感してしまう。いや、軍覇なんて変なのもいますけれど、まだ不明な6位と御坂以外の四人の扱いたるやろくでもないの良い所だもんなあ。とは言え、中学生の時点でこれほどの暗部に足を突っ込まざるを得なかった時点で、御坂も順調に泥沼に嵌っていってるわけですけれど。
まあでも、この展開は意表を突かれましたけれど、納得といえば納得。なんか、ついついレベル6に至る実験のインパクトのせいでシスターズこそメインでオリジナルである御坂の方が添え物、的なイメージに、どうやら作中の登場人物たちも引っ張られ気味になっていたようですけれど、実のところミサカネットワークがあるとはいえ、シスターズの方こそが添え物であり、何よりも肝心なのは御坂の方であり、わりと無防備にふらふらしている彼女が狙われない、という方が変だったんですよね。レベル5の重要性とこの街の危険性を正確に理解し、かなり慎重に身辺を警戒する仕組みを作り上げた上で日常に居座っている食蜂ちゃんと違って、御坂ってホントなんのバックもなしに普通の女子中学生してますもんね、これ。
まあ実験動物から自力で自由を勝ち取った食蜂ちゃんとは、スタート地点が違うので仕方ないのですけれど。幼女時代にあれだけの悪意と向き合ってたらなあ。ほんと、なんで歪まなかったのか不思議になるレベルです、食蜂ちゃんは……いや、ちゃんとゆがんでるんでしょうけどね、これw
でも、ドリーはないよなあ。こんなん悪意がないとつけられない名前じゃない。
あと、黒子さんは相変わらずの冷たい対応に、ラブポイントだだ下がり中のままですのよ。こういう記憶がなくなっている時こそ、頑張ってお姉さまラブを示さないと。ってか、知り合いじゃないってだけであんなに愛想なくなるのか。

シリーズ感想

とある科学の超電磁砲 08 5   

とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある科学の超電磁砲 08 】 冬川基 電撃コミックス

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泡浮さんの「こ、こらぁーー」が可愛すぎる♪
なんと言っても、この巻は婚后さんとそのお友達である湾内さんと泡浮さんに付きます。まさに独壇場。あなた達が主人公!
婚后さんってアニメだともうちょっと高慢ちきな部分があるんですが……そう言えばこの人ってアニメのほうが先に登場で、マンガに出たのはアニメ放映のアトだったんですよね。前巻が初登場だったのか。婚后さんの第一印象は先の感想でこれでもかというくらいに書き連ねておりますが、本巻でも人間性の素晴らしさをこれでもかと魅せつけてくれはります。何気に、美琴とシスターズをキチンと見分けてた数少ない一人なんですよね、彼女。しかも、遠目で区別してるんだから大したものです。その上、食蜂の卑劣な攻撃を美琴が受けていると知った途端、純粋にその所業に怒り、何の見返りもなく美琴の味方になって動いてくれるんですから。すんごい真っ直ぐなんですよね。猫ちゃんとの接し方とイイ、婚后さんは裏表のないとてもイイ人ですっ……無いんですよ、本当にw
そして、その婚后さんが手酷い仕打ちを受けたのを見て、激怒するはこれまで喧嘩したことどころか怒った事もないという湾内さんと泡浮さん。この二人が憤怒の形相で並び立つシーンは今巻の中でも一番しびれました。ここで、前巻で二人と婚后さんが心からうちとけて友達になったシーンが効いてるんですよね。こちらの三人の友情も素敵だなあ、と前巻で友達関係が結ばれた時に思ったものですけれど、まさかその友情がこうした形で力を持って吹き出す展開が用意されているとは。
何気に湾内さんたちも敵となる能力者も有能ではあっても決して突き抜けたレベルや特殊な能力を持った能力者ではないので、お互いの手の内を読み合い手札を切りあう知略戦になるのですが、力押しもいいですけれどこういうバトルシーンも歯応えがあって実に面白い。切り札は常に最後までとっておけ、という鉄則は何者にも勝る王道でございます。
ただ、これに遡る運動会での無能力者や低レベル能力者たちの学校が、情報分析とそれに基づく徹底した作戦によって、高レベル能力者揃いの常盤台と互角に戦っていく展開も、これメインにしてもいいんじゃないか、というくらいに面白かったんですよね。この馬場くんってやつ、変に屈折せずに純然とその情報能力と立案能力を伸ばしたらとんでも無い高みまで登れそうな資質がありそうなのに、他人を信用していないとか人間が歪んでいるとか実に勿体無い。収まる所に収まれば、本気でレベル5相手でも渡り合える能力の持ち主だろうに。
まあ食蜂の能力考えると、あれこそ無茶苦茶だわなあ。こんな自由かつ莫大な規模で他人を洗脳し記憶を操作しまくれる、って殆どチートじゃないですか。こんなんとどうやって渡り合えってんだ?

シリーズ感想

とある科学の超電磁砲 75   

とある科学の超電磁砲 7―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある科学の超電磁砲 7】 冬川基 電撃コミックス

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“戦い”は終結し、新しい“物語”が始まる ――!

一方通行との死闘を終えた美琴を待っていたもの。
それは上条当麻からの手作りクッキーのおねだりと、規格外のスケールの超運動会だった―― !!
毎回毎回おんなじ事ばっかり繰り返してしまって申し訳なくなるのだけれど、これ本当にすごいわ。純粋に「漫画」としてここまで表現出来る人、今どれだけ居るんだろう。
愕然としたのが、これほどにキャラの表情を迫真かつ豊かに描ききれる人が、この巻ではむしろ表情を見せないことで凄まじいまでに印象に残るコマやシーンを描き出してるんですよね。39話の最後のコマとか、その次の閑話とか、もはやあっけにとられるレベル。
婚后さんがあの湾内さんと泡浮さんと友だちになったシーンでの、遠くから美琴が三人に近づいていくのを足元から映しているコマとか。カメラアングルが神がかってるんですよね。一コマ一コマに、心引っ張られ鷲掴みにされるこの快感、この悦楽。いやあ、やっぱり最高ですわ、この人の描く漫画わ。

という訳で、シスターズ編の決着から婚后さんの新登場、美琴の天敵である食蜂の本格出場に伴っての大覇☆祭の開幕という形で本編も急展開。
いやあ、もうね、電磁砲での上条さんは、原作側と言動一緒のはずなのになんかもう別人ですよね、別人。男の魅力がパねえっすよ、この上条さん。
「俺の最弱は、ちっとばっか響くぞ」と嘯く上条さんのあの顔、何なんですか、あの表情!? 背筋泡立ちましたよ。すっげえわ、あの台詞を言うシーンで上条さんにあんな顔させるなんて。印象、まるで違うんですけど。
ここで挟まれる一方通行の心象風景もまた素晴らしい。これが在るお陰で、彼の最強を求める根源が一気に理解できました。いや、理解と言うより感覚的に伝わった、というべきか。
そしてあの『鉄橋は恋の合図』でのミサカさんですよ。もう、やべえって。ここでの御坂さんはヤバすぎる。恋ですよ、恋! この世で一番キラキラと輝いてるあの「女の子の恋」そのものですよ。
ここも最後のコマがもう最高すぎて、痺れた。

続いて、アニメで大人気の婚后光子さんが、漫画のほうではこれが初登場だったんですね。婚后さんはキャラが立ちすぎくらいに立ちまくって、世界観に馴染みすぎてたんで、もう漫画のほうでも登場済み、な気分だったのですが、そうか、まだだったんだ!! びっくり!!
いや、しかしこの婚后さん、素敵すぎじゃありません!? アニメだともうちょっと面倒くさい性格だったぞ!? 相変わらず人付き合いの下手くそなお嬢様ですけれど、この婚后さん無茶苦茶いい子じゃないですか! アニメでも仲良くなってた泡浮さんと湾内さんとの関係も、あちらでは二人が婚后さんに合わせてくれてる、みたいなところがありましたけれど、こちらではすっごく素直に婚后さんから「友達になってください」って申し込むのである。ちゃんと反省すべきところは反省するし、自分の至らない所に対する自覚も強い。変に意地もはらずに、美琴にも湾内さんたちにもすごく素直に接してますし……おーい、黒子。アニメじゃ似たり寄ったりのダメライバル同士だった気もするが、こちらだと婚后さん、真人間レベルが素晴らしく高いですぞ!?
大覇星祭で美琴と婚后さんがコンビくんで競技に出場してるのも納得。いやあ、むちゃくちゃ仲いいじゃないですか、お二人さん。息も合っててコンビネーションも抜群ですし。この婚后さんなら、佐天さんとも気が合いそうですし、こりゃあ本格的にレギュラーメンバー、というか美琴、黒子、初春、佐天のメインカルテットに入ってきそうな勢いですじゃん。むしろ歓迎のことですが。

人間力といえば、佐天さんですよ、佐天さん。相変わらず圧倒的なまでの人間性の高さ。この娘、つい先日まで小学生だった中学生のくせに、心配りが行き届き過ぎでしょう。友達甲斐がありすぎる。落ち込んでた初春を元気づけるために色々と画策して気を使っているのに、まるでそれを気取らせないのがまたすごい。傍から見てるから、佐天さんが初春の為に彼女を引っ張り回していたのはわかってたはずなのに、それをついつい忘れてしまうくらい、この娘気負いなく他意を見せず初春を連れて遊びまわっているのである。ごく自然に、ただ普通に遊んでいるとしか思えないくらいに。
佐天涙子は、絶対将来モテまくるに違いない。違わなければおかしいよ、うん。

それから、ついに以前から美琴が敵視しまくってた、どうやら人間性に問題がありまくるらしいレベル5の一角、食蜂操祈が登場。うわー、こいつはヤバイわ。この性格でこの能力って、やりたい放題じゃないのか? ってか、ダイエットしてる娘にケーキバイキングとか、鬼か、こいつ(笑

原作本編の方の大覇星祭の方は、上条さんがバタバタと走り回っているうちに適当に終ってしまったので、こちらではガッツリとお祭りやってるのをみたいところでありますなあ。
食蜂がどう絡んでくるか、なんだろうけど。というか、また佐天さんが知らず知らずに足突っ込んでそうだぞw

シリーズ感想


とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 65   

とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 6】 冬川基 電撃コミックス

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学園都市で行われる二万体もの美琴のクローン 『妹達(シスターズ)』 を殺害させる 「絶対能力進化(レベル6シフト)」 計画。
その実験を止めるため、美琴は最強の能力者である 『一方通行(アクセラレータ)』 に挑もうとする。
だが、そこへ上条当麻が現れ……。 最強と最弱の男が激突!

いや、これホントに原作小説のあのシーンなの? 全然違うじゃない。全然違うじゃない。自分の死をもって計画を止めようと決意した美琴の前に立ちふさがる上条当麻。あの橋の上でのシーン、ここまで印象変わるとは思ってなかった。そりゃ、冬川さんの描くとあるの世界は全然違う別物だと分かっていたつもりだったけど、同じシーンでここまで劇的に変わってくるなんて、すごいわ、この人本当に凄い。
美琴が計画を知ってから必死の思いでこれを止めようとして失敗して失敗して失敗を何度も繰り返し、その間にもシスターズが殺されていく絶望に打ち拉がれ、精神的にボロボロに成り果てた末に自分が死んで決着をつけようと思い詰めるまでを赤裸々に描かれていただけに、美琴の悲壮感や絶望感はこれ以上なく伝わってきてたんですよね。美琴については予想できていた。予想外だったのが上条さんですよ。
この上条さん、一杯いっぱいなのである。美琴の前に立ちふさがるこの少年、切羽詰ってて余裕なんか全然なくて、目茶苦茶必死なんですよ。瀬戸際に立たされたような、一歩退けばそれだけで全部台無しになってしまうと迫られているかのように、息をするのも苦しそうなほど緊張しまくってる。そんな様子で、美琴の前に立ちふさがるわけですよ。
この上条さんは、ちゃんと美琴を見てるんです。美琴という個人を見て、必死にこの女の子を止めようとしている。止められなかったら、取り返しのつかないことになると恐怖しながら。
この上条さんが示すのは、信念でも正義でもありません。愛ですよ、愛!! 
そんでね、ボロボロになりながら、この上条さんは物凄いイイ顔で笑うんですよ。美琴を止められて、とても安心したように、ホッとした顔で笑うんですよ。そして、彼女の代わりに戦うと誓って、待っててくれと気負いのない顔で微笑むわけですよ。
そして、シスターズの為に、本気で激怒する上条さん。
もう、惚れる。これでホレなかったら頭がおかしいってくらいにカッコイイ。人間・上条当麻のなんてかっこいいことか。この上条さんなら、幾らでも好きになれるのになあ。

加えて、一方通行と上条さんの殴り合いに立ち会った時の美琴の想い。妹たちと、本当の意味でつながった瞬間。毎回毎回おんなじことばっかり言ってますけど、この冬川基という人の漫画力、魅せる力はケタ違いだわ。
傑作です。

シリーズ感想

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 55   

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5】  冬川基 電撃コミックス

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ああ、美琴は違うんだ。
御坂美琴が必死になってこの実験を止めようとしていた理由、原動力、根源をちょっと見誤っていたのかもしれない。彼女が必死になって不眠不休で実験関連施設を破壊して回り、実験を中止に追い込もうとしていたのは、勿論御坂シスターズが理不尽に殺されていくのを止めたかった、彼女らを助けたかった、というのもあるんだろうけれど、それ以上に美琴、自分自身のためだったというのがこの巻の彼女の様子を見ていると伝わってくる。彼女の中にあるのは怒りでも善意でも同情でも厚意でもなんでもない、彼女を駆り立てているものは純然たる恐怖なのだ。この狂いきった実験の根源に自分が関わっていること、自分が差し出したサンプルがすべての発端となってしまったこと。彼女を蝕む悪夢は、妹たちの姿を取り彼女を責め立てる。殺されるために生まれてきた妹たちが、その恨み辛みを美琴にぶつけてくる悪夢。すべて、お前が悪いのだと。
眠ることも出来ず不眠不休で実験施設を潰して回る行為は、時間をかけなければ掛けないだけ妹たちが死ぬ可能性が低くなる、というのもあるんだろうけれど、それだと美琴が施設破壊を開始した、正確には実験の存在を知ってしまった直後からの三日間、何も喉を通らず食べ物を口にできなかった、という事実の理由にはならない。
美琴はあの上条さんのように正義感から妹たちを助けようとしているのではない、純然たる恐怖と罪悪感から逃れるために、自分が救われるために必死になっているのだ。それを悪いこととは全然思わない。むしろ、浮世離れした上条さんのそれよりもよほど親近感が湧く。
他人事ではなく、自分のこととして、彼女は正しく、自らが負うべき責任を果たそうとしているのだから。

そして、原作では見ることの出来なかった学園都市の超能力者レベル5たちの饗宴。一方通行と超電磁砲のそれも見所たっぷりだったけれど、それよりもむしろ注目は御坂美琴と第四位・原子崩しの麦野沈利のガチバトル。学園暗部の実働部隊<アイテム>の本格戦闘こそが一番の見せ場でしょう。特に、アイテムのフレンダ。彼女は原作では能力のひとつも明かさぬままあんなことになっちゃったわけですし。彼女の実力が存分に見れるのはとある科学の超電磁砲だけー。
この子もなー、体晶使って疲弊している滝壷に何気なく優しいこと言っちゃってるのを見ると悪い子じゃないんですよねー。まあ、なんで麦野がフレンダのことあんなあっさり切り捨てたのかの理由はなんとなくわかってしまったけど。あの調子だと色々と積もり積もったもの、あったんだろうなあ(苦笑

しかしなるほど、アイテムの、というか麦野と滝壷の連携は、あれは確かに強力だわ。むしろ今回のような室内戦の方が威力を発揮するのか。見えないところから直撃をくらわしてくるんだし。ただ、今回に関しては美琴のコンディションが悪すぎるのも考えどころなんですよね。せいぜいこれ、万全時の半分以下なんじゃないだろうか。はたしてこの時美琴が万全だったなら、状況はどうなってたんだろう。純然たる能力の強さにおいては、美琴の方がやはり強いみたいだけれど、麦野は自己保存のために意図的に威力を落としているという話しだしなあ。まあ、戦闘というのは単純なスペックじゃなくて、状況によるものなので状況設定を定めずに論っても仕方ないのだけれど。

シリーズ感想

戦闘城塞マスラヲ 24   

戦闘城塞マスラヲ (2) (角川コミックス・エース 263-2)

【戦闘城塞マスラヲ 2】  浅井蓮次+ 角川コミックス・エース 

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おおおっ、今宵もミズノのバットが血に飢えてるの♪ リップルラップルちんまくてかわいいなあ。
相変わらずの素晴らしいコミカライズ。原作のあのノリを見事に漫画化しきっているその手腕には瞠目させられる。っていうか、ヒデオにあの武器のコンボはマジで怖すぎるよ!! いや、本気でビビったから(笑 似合いすぎるにも程があるって。この目付きの怖さは完璧ギャグだよなあ。
なんと言っても、この「目付きの悪さ」の描き方が秀逸なんですよね。ヒデオって一貫して表情が固まってるから、目付きの悪さが異様に引き立つのですよ。この作者の作風、わりと目付きが鋭かったり悪かったりするキャラクター多いんですけど、その中でもヒデオのそれは異常なほど際立ってて、差別化が完成しているわけです。ホントにこれなら人を殺していると言われても仕方ない目付きだもんなあ。みんなが馬鹿みたいにあの眼光に騙されて、勝手に勘違いしていくのも無理からぬと納得出来る。
そして借金取りが似合いすぎる!(笑 ヒデオ、金貸し関係には履歴書送らなかったんかな。まあ、表のルートからこんな目付きのヤツ雇わないだろうけど。こんなのが居たら、内臓売られそうだしw

そして、勇者長谷部翔希に、ヒデオぶち切れる、の巻。ヒデオが本気で怒ったのはこれが最初になるのかな。いやもしかしたら、これが最後、唯一だったかもしれない。
そりゃあ、五社程度の不採用で不景気だなんだと嘯かれたら、怒るわなあ。面接もさせてもらえないで孤独死しかけてた身としては。というか、ヒデオ怒るとマジこええよ!! あの翔希がマジびびってましたよ!!

というわけで、お・り・が・みのキャラクターも次々と登場。かの作品のファンとしては、みんなのビジュアルがこうして動くキャラとして見られるのは感動モノです。女の子はみんな一貫してカワイイんだよなあ。そんな中で特にガチだったのがみーこ様。うわっ、この人だけ別格だ。他の子がおおむね「かわいい」という括りなのに対して、この人だけ圧倒的に「美人」。美しい!! 基本、この人怖いはずなんだけど、浅井版みーこ様は、なんかいいなあ。ウィル子に、食べ物を与えて喜んでるところなんか微笑ましい。そんなポンポン懐から食べ物だして、持ち歩いてるんですかみーこさま?

あと、ビジュアルというとはにま……じゃなかった、ハニ悪さんがガチすぎた(笑
兜の上の飾りまで完全再現じゃないか。サングラスみたいにアレンジされてるけど、あの飾りありましたよ、王子にもww
まさかこの中身があんなのとは、この人登場した時点では思わなかったよなあ。明らかに一髪キャラじゃん!

ストーリーはエリーゼ商会と魔殺商会のガチバトル第一弾、聖魔グランプリ開催まで。ウィル子の進化とともに、ヒデオとウィル子の関係も徐々に変化しだしてるんですよね。その二人の関係の最大のポイントになるのが、この聖魔グランプリ。
あの大暴走ロードレースがどう描かれるのか、楽しみで仕方ない。

1巻感想。

Landreaall 165   

Landreaall 16 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

【Landreaall 16】 おがきちか IDコミックス ZERO-SUMコミックス

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リゲインが【折れ剣】と呼ばれるに至った理由。アルトニア王不在のわけ。明かされる「革命の真実」。
それを知ることで、DXが立たされる岐路。
DXは、まあアカデミーに通うようになり、自分の立場を否応なく自覚するようになってからずっとなのだけれど、DXは自分がどうするべきかを深く真剣に考える。考え込む。
なんと言っていいか、一連の流れを個々に細かく抜き出して語るのは、どうも本質からズレてしまう気がして気が進まない。もっともこれはLandreaall全体に言えることなんだけど。
細かい部分を語るとマクロな部分が食い違い、マクロな部分に焦点を当てると、ミクロな部分が疎かになってしまい、結局言いたいことがズレてしまう。正直、この物語から得たものを出力するためには、すべてのセリフを抜き出し、すべての作画を描いて見せるより他ないのかもしれない。それはすなわち、この漫画そのものを読む以外に、この読んだ感想を伝えきる方法が思いつかないということだ。
この作品を語ることに、私はいつもいつも自分の力不足を痛感させられてしまう。感想という形で再構成し、要約してこの感動を伝える力が、どうしても足りないのだ。
DXの思索、リドとの会話、ライナスの理想、リドがたどり着きDXと共有することになる想い。この静かな流れから育まれていくDXの意志、理想の美しさに思わず流してしまった涙の内包する感動を、どうしても表現できない。語る言葉が思い浮かばない。
私はこの作品を咀嚼できず、ただ在るが儘、そのままに飲み込むほかないのだろうか。そして、この心があふれんばかりに満たされる感覚は、至福、そして悦楽以外の何ものでも無い。
彼らが語る言葉には何一つ難しいものはない。彼らは常に率直に胸の内からこみ上げてくる言葉を、わかりやすく語りかけてくる。それらは常に本質を突き、明快に彼らが感じている想いを伝えてくる。
だが、それは明瞭でありすぎるがゆえに、率直で本質に近すぎるがゆえに、総括のしようがないのだ。あまりに多くの深い意味を含み、わかりやすいがゆえに、何かを添えるだけで別のものに変質しかねない。テンプレートなど考慮にも入れない生の声は、本人が消化しきれていないものすべてを内包している。
わかりやすいがゆえに、するりと滑り込んでくるすべての理解を、その大きさゆえに感覚を持って受け止めるしかないのだ。

とにかく、内容について詳しく書こうとすると、途端に自分がひどく陳腐なことしか書けず、この作品が描いているものの何も伝えられないことに愕然としてしまう。違う違う、そうじゃない。それだとまるで違う。何かがズレている。そういうことじゃないのだ、と言うふうに頭を抱えてしまう。
今回みたいな話の時は特に、だ。
分かっている、伝わっているつもりなのに、それをまったく消化しきれず出力できないこのもどかしさ。今回については、まさにこれが感想としか言い様がない。正直、なんにもまとまらないし、まとまらないものをそのまま曝け出すには、この巻の話は素晴らしすぎて、もう絶対嫌だ。抵抗があるどころの話じゃない。嫌だ嫌だ。でも、ほんとうに素晴らしい話だったと言うのは伝えたい。知って欲しい。
とにかく、それぐらい、なんかこう、ぶわああああっ、と来る話だったんだ。ええいっ、もう、全部擬音で表現した方がどんなのか正確に伝わるんじゃないか?(苦笑
場末とは言え文筆を嗜むものとして、悔しいなあ。それ以上に、こんな至高の傑作を読めることそれ自体が、幸せすぎると言えるのかもしれない。こんな恍惚とした気分を味わえるのは、一念の中でも数えるほどなんだし。
呆れるほど内容について一切触れなかったけれど、今回ばかりは許して欲しい。ちょっともう、無理でしたw


シリーズ感想

CAPTAINアリス 24   

CAPTAINアリス(2) (イブニングKC)

【CAPTAINアリス 2】 高田裕三 イブニングKC

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ああそうか、飛行機関係のトラブルって、別に飛行中でなくてもいいんだ! 当たり前といえば当たり前だけれど、飛行機事故というとどうしても空にある間のことが頭にあったので、これは意表を突かれた。
それに、この巻の最初のエピソードで起こった事故は決して珍しい類のものじゃないんですよね。いや、事故自体起こることが珍しいんだけれど、滑走路に着陸してからの火災というのは想定案件としては珍しくはないと言う意味で。
アリスたちが所属するのとは別の航空会社での案件だったのも納得。さすがに、空飛んでいる時に別会社の人間が機体を操縦しちゃったら幾ら緊急措置とはいえ、問題が大きくなっちゃうもんなあ……いや、滑走路で機体ぶん回すのも大して変わらない気もしないでもないですがw

もう、イッちゃった時のアリスちゃんが素敵すぎてヤバいのなんの。あの喜悦に歪んだ顔にグルグル渦巻の目はヤバすぎる(爆笑


アリスの母親が初登場しているのですが、見たときちょっと笑ってしまった。なんか、容姿が【3×3EYES】の八雲のママみたいじゃないか。八雲のママってオカマさんなんですよ。あのガタイごっついママを、すらっと女性化したみたいなw 単に髪型のせいかもしれませんが。

そして、二巻二つ目のエピソード。こちらは完結せずに続刊にまたぐ話になってるんですが、これはまた、とんでもない話を持ってきたなあ。ハイジャックなんだけれど、並のハイジャックとはまるで異なるアプローチ。勿論、そこに機体トラブルも当然のように絡めてくる、と。
うん、二巻になっても殆どテンション落ちず。一巻の物語の掴みみたいなど派手でキワキワな大事故はこの巻ではなかったにも関わらずこの面白さなら、こりゃあイクところまでいけそうだ。
注目作品!

1巻感想

DARKER THAN BLACK 漆黒の花 24   

DARKER THAN BLACK~漆黒の花 2 (ヤングガンガンコミックス)

【DARKER THAN BLACK 漆黒の花 2】 岩原裕二 ヤングガンガンコミックス

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確かに、ヘイの仮面って最初から装着して出てきたからそういうものだという刷り込みがあったので、別段違和感も不思議にも思わずに見ていたけれど、改めて指摘されると……

変だよな(笑

一旦気になると疑問もどんどん湧いてくるわけで。やっぱり、あの仮面って趣味なんですか、ヘイさん!!


女を食い物にする体育教師の因業によって運命を狂わされた二人の少女。歪んだ愛か親友との友情のどちらを選ぶのかを迫られた響子は、大切な友達を守ることを選び、その選択ゆえに散っていく。
自分が愛していると信じていた相手がどれほど醜悪かを目の当たりにし、最後の最後に自分を守って散った親友の無残な死に様を目にした梓は、漆黒の花の力を利用して復讐の悪鬼と化す。
契約者とほぼ同等の力を与えてくれる漆黒の花は、梓に人外の身体能力を与え、梓はその力を利用してゲス共を文字通り虐殺していくわけだが、このアクションシーンが尋常ならざるものすごさ!
いや、ものすごすぎてこれは地上波放送出来ない!!(笑
かなりグロいシーン、人体がそれこそ物凄い勢いで損壊され破壊され圧潰され折られえぐられちぎられ吹き飛ばされ、ととんでもないことになっていくシーンが続くんだけれど、やられて行くやつが言い訳の仕様がないゲス野郎で、人間のクズというような連中なので、梓の蹴りのデタラメなキレ味もあって、グロいと感じるよりもむしろ痛快ですらある。
ガンシューティングでゾンビをバッタバッタと撃ち倒していくみたいな種類の爽快感だな、これは。

そんな憎悪にかられて殺戮を繰り広げる梓に、かつての妹の姿を垣間見たヘイは、彼女を救うために動き出すわけだが……この男はちょっとでも情が移ったら一瞬でズブズブと感情移入しちゃうんだよなあ。パーセルに対してだって、初対面で敵だと思ってたときは見た目が子供だろうとまったく容赦しようとしなかったくせに、ちょっと一緒に行動してこの娘の人柄や事情を知ってしまった途端、びっくりするくらい感情移入しちゃってるし。
憎しみの対象者を殺してしまえば、漆黒の花にとりつかれた者は我に返り、花を拒絶してしまうがゆえに、死んでしまう。そのために、目標の体育教師をなぶり殺しにしようとする梓の前に立ちふさがるヘイ。
邪魔するのなら貴方を倒してでも、と襲いかかる梓に対するヘイのあしらい方が……

ちょっ、おまえ!!(笑

やばっ、めちゃくちゃカッコいい。二ページ見開きのこのシーン、正直シビれた。なにこのイケメンw す、好きになっていいですか?
こいつ、ホントに流星の双子でちっちゃい女の子をボコボコに殴ってたヤツか?(w

まあ、この後の展開がまた、物凄いんだが。
け、蹴りでば、爆発したーーー!!

飛散死体って、初めて聞いたよ、そんな状態。


一方で、こちらも頑張る霧原未咲。契約者や組織相手に、やれることなど限られているはずなんだけど、諦めない彼女の頑張りはその出来る範囲で出来ることを出来る限りやることで、確実に為すべきことをたぐり寄せて行くんですよね。この点は素直に尊敬できる。
その割に、報われないんだけどなあ(苦笑
この人の、李くんことヘイへのこだわりって、どういう種類の感情なんだろう。そこまで執着すると言うことはとても強い思いではあるんだろうけれど、結局それって本人もよくわかってないんだろうなあ。ラブロマンスの類とは似てるようでちょっと違うように思えるし。もっと、素顔通しで接触する回数と時間があったら、それこそラブロマンスへと未咲の思いも発展する余地があったのかもしれないけど、今のところはねえ……。

この作品が時系列上では黒の契約者と流星の双子の間に位置することは分かっているので、話の転がり落ちる先の見通しはどうしても暗くなってしまうのがちょっと陰鬱だ。
あれだけ黒が荒れてしまうんだから、よっぽどの事があったんだろうし。
もうちょっと銀とイチャイチャするシーンも見たかったけれど、今回は梓のターンだったしな。表紙のYシャツ姿で満足しておきましょう。

1巻感想

真月譚月姫 85   

真月譚月姫 8 (電撃コミックス)

【真月譚月姫 8】 佐々木少年 電撃コミックス

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「そして、彼女は死地に赴いた。あの一言が、千年に航る旅の報いだったと微笑みながら」


第63話、139ページのアルクェイドには、もう胸がギューーーーッと締め付けられた。
人間、幸せで幸せすぎて、もうこのまま死んでもいいと思うくらいに最高に幸せな瞬間が訪れる時がある。まさに、この時のアルクェイドはそれだったんじゃないだろうか。
千年、まさにこの瞬間の時に生きてきた。あの言葉をもらうために生きてきた。なんて幸せ、なんて幸福。
だからもう充分。他に何も要らない。
そんな気分。
今まで、佐々木少年さんの描くアルクェイドの笑顔は素晴らしいものばかりだったけれど、139ページのそれは、その中でも最高、今までで一番のギューーーッとなる笑顔だった。嬉しくて嬉しくて仕方なくて幸せで幸せで仕方なくて、我慢しても我慢してもこらえきれずに、あふれ出てくる幸せの笑顔。
そして、その下のコマ。静かな夜空に向かって両手を広げて、高々とスキップを踏むアルクェイドの後ろ姿。何もセリフが無いにも関わらず、表情すらも描かれていないにも関わらず、物凄い勢いで彼女の気持ちが伝わってくる。ぶわーーーーっ、と吹き出してくる歓喜に、思わずのけぞりそうなこの一コマ。物凄い一コマ。正直、次の見開きの清々しいアルクの御姿よりも、このシーンの方が凄まじかった。
この傑作シリーズの中でも、特に珠玉と言っていいシーンだと断言する。
悲愴でも絶望でも諦観でもなく、ただただ喜びを以て終焉の地へと赴くアルクェイド。彼女は本当に、幸せでたまらなかったんだろうけれど、でもだからこそ、志貴はそんなアルクを逝かせたくはなかったんだろうなあ。
ここはアルクの気持ちも、志貴の気持ちもとてもよくわかるので、高揚と切なさが綯交ぜになってテンションが変なことになってしまっている。
なんにせよ、クライマックスに相応しい盛り上がりだよ。

最初の、四季が志貴にコーヒー缶を投げてくるのは、もしかしてプラスディスクのオマージュか。原作では確かこんなシーンはなかったもんな。あの夢では夜の街でコーヒーを酌み交わしたこの二人。だけれど、ここでは投げられたコーヒー缶は受け取られることもなく、虚しく床に転がり跳ねる。
さり気なく、これは原作ゲームをやりこんだファンに対する至上のサービスだわなあ。

そして、アカデミー助演女優賞をブッチギリで受賞しそうな勢いのシエル先輩。とてもじゃないけど、サブヒロインとか脇役なんて言葉で言い表してしまうのが失礼に思えてくる、シエル先輩の絶大な存在感。この人なくしては、物語もラブストーリーも何も成立しないんだよなあ。彼女こそが何もかもを支えてる。可愛いんですよ? シエル先輩。

弱りきった身体でなおもロアと対決し、これを圧倒するアルクェイド。彼女がTYPEMOONの世界観のキャラクターの中でもその強さが群を抜いているというのもよくわかる。力を殆ど失った状態でこれって、万全ならどうなるんだ? 
ただ、その強さを以てしても、万全の体制で待ち構えていたロアを殺しきることは出来ない。
そして到着する志貴とシエル先輩。
物語は、ついに最終幕へ。最終巻は夏、か。今はただひたすらに待ち遠しい。

シリーズ感想

狼と香辛料 4 4   

狼と香辛料 4 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 4】 小梅けいと 電撃コミックス

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なにこのノーラ、すっげえ可愛いんですけど!!
これはやべえ。やばいやばいやばい、やばいって!(笑
しまった、ここまでの魅力とは思わず、読みながら取り乱してしまった。

ホロとはまったくベクトルの違う可愛らしさを、完全表現。原作でも、もう十四巻を数えてなお、未だに二巻に出たノーラの人気は根強いんですよね。それだけに力が入ってる、メチャクチャ入ってるよ。前巻の前日譚でも相当だったけれど、本番の凶悪さはそれ以上。
この初々しく、人馴れしていない辿々しさ。牧羊犬のエネクと戯れているときの明るい笑顔や、必死にやったことの無い営業スマイルを頬を痙攣させながら浮かべてみせたり(このコマ最高!)、ロレンスに良い返事を貰った時の嬉しそうなふにゃっ、とした笑顔。ふわふわーっとそのまま羽が生えて浮かびそうな雰囲気。
作中のリビンハイゲンの街では彼女は妖精という名で呼び習わされているようなんですが、まさに妖精そのもの。
なんかフェチだなあ、としみじみ思わされたのが、足元の表現。登場時、ノーラって裸足なんですよ。これは原作にはなかった描写じゃないかな。それから、何度か素足のところだけ映すコマがいくつかあるんですが、思い切った提案をしようとするとき、足の指をすり合わせてもじもじしたり、ラストの短編でエネクの身体をぐねぐねと足の裏で揉んであげたりとか。
ううっ、ノーラのチャームポイントが足にしか見えなくなってきた(苦笑
その妖精のような神秘的な可憐さ、ホロとはまったく違う(笑)健気でひたむきで素直なその人柄とは裏腹に、今の彼女は羊飼いと言う身分から街の人々に色目で見られ、教会という鎖に繋がり、淀んだ明日に徐々に絶望を積み重ね、友は牧羊犬のエネクだけという孤独に打ち震える日々。
それでも、彼女は自分の未来に夢を持ち、教会から逃れて羊飼いという身分から脱しようと、自分の出来る範疇から必死に脱却を図ろうとし、その過程でロレンスとホロという二人と運命の出会いを果たすわけになるわけですが。
いいなあ、可憐さの裏に濃厚に漂う孤独と薄幸の気配。そして、それに挫けないひたむきさ。
このか弱そうな少女が、後々自分を破滅させかねない重大な賭けに打って出る理由が、理屈ではなく雰囲気で伝わってくる。
ノーラかわいいよノーラ!

と、まるでノーラにヒロインの座を奪われていそうな物言いですが、何をおっしゃるやら。狼と香辛料のメインヒロインは間違いなく賢狼ホロで譲らないのですよ。
もう、今回もイチャイチャイチャイチャ、ロレンスとイチャイチャイチャイチャ。お互い、分かった物言いで言葉遊びを繰り広げながら、時折お互い予想もしなかった反応で時に驚き、時に笑い転げ、時に赤面してしまう。
あの、ロレンスに似合わないキザなセリフを吐かれて馬車の荷台に倒れ込んで大笑いするホロのエロいことエロいこと。息もできないほど笑い倒して、息も絶え絶えに上気した面持ちで喘ぐシーンとか、作者が描いてるエロ漫画のそれよりエロかったんじゃないかしら(笑
しかし、あのキス未遂のシーンとか見てると、もうこの二人、ある程度やることはやってるのかしらん。雰囲気ありすぎるもんなあ。

と、イチャイチャしているのもいい加減、リュビンハイゲンの街でロレンスは窮地に陥ることに。シリーズでも最大の危機と言っていい、破産の危機。
これを乗り越えるために、ロレンスは他人を巻き込み、どえらい賭けに打って出ることになるのですが、それは次の巻か。
なかなか話は進まないんだけれど、むしろこの漫画だとこれくらいどっしりじっくりやってくれた方が嬉しいし、この【狼と香辛料】という作品の魅力をいかんなく引き出してくれていて、ありがたいんだよなあ。このまま、この調子で行って欲しい。

シリーズ感想

真月譚月姫 75   

真月譚月姫 (7) (電撃コミックス)

【真月譚月姫 7】 佐々木少年 電撃コミックス


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6巻が発売されたのが2008年の三月だったか四月だったか。ほぼ丸二年ぶりとなる新刊【真月譚月姫】。
そんでもって、今回は圧倒的なまでに、アルクェイドのターン、アルクェイドのターン、ターン、ターン!
思い出させられるのは、2001年。あの衝撃的だった原作ゲーム【月姫】のプレイ。そうなんだよなあ、そうだったよなあ。あの時は、もう狂熱的に、発狂したかのように、アルクアルクと絶叫していたもんだった。あまりのアルクの可愛さに、あのアーパー吸血鬼の切ないまでの生き様に、アルク萌えぇぇーーー! と叫び狂っていたんだった。
あの狂熱を、いやおう無く思い出させられる、佐々木少年版のアルクェイドと志貴との月下の恋物語。胸が高鳴り、目じりが熱くなる。今にも命尽きようとする中で、狂おしいまでに求め合い、悲しいまでにすれ違う二人の想いに、もう七転八倒でありますよ。
並み居るヒロイン衆を押しのけて、アルクが長らく人気投票でトップを取り続けたのは、伊達じゃないんですよ、伊達じゃあ。
そして、やっぱりタイプムーンの主人公の中では遠野志貴が一番好きですなあ、私は。こいつは、ごたごた難しいことを言わず、一番大切なもののために一直線に突き抜けられるんだ。優しくて、強い。迷いながら、揺るがない。観ていて、本当に愛おしくなる男の子なんだよなあ。ただただ頑張れと、その背中にエールを送りたくなる漢なんだよなあ。
改めて、惚れ直した。

で、やっぱり野獣化するのね(笑

まさかの、エッチシーンも余さず描写。二人の愛の行方を描く過程で、やはりこの場面ははずせないと判断したのか。ああもう、アルクかわいいよ、アルクかわいいよ、ふにゃああ。
この本、この巻、危なすぎる。あらゆるページに致死量の凶器が仕込まれていて、危険極まりない。なにこの一面に敷き詰められた地雷原は。ページめくるたんびに爆発だよ。コマに視線を移すごとに吹き飛ばされるよ。
やめてー、もうとっくに私のHPはゼロポイントよー!! LPもゼロよー(w

はぁ、はぁ、はぁ。

と、ほぼ完全にアルクェイドのターンだったわけですが、シエル先輩、このシリーズではメインヒロインじゃなかったけど、脇を固めるキャラクターとしてはほぼ完璧に近い存在力でした。
吸血衝動に犯され、半分魔王化したアルクと激闘を繰り広げる先輩の強いこと強いこと。
原作ではここまでバンバンと遠慮なく魔術を連発していなかったので、かなりインパクトが強いんですよね。元々蛇に憑かれていたために、シエル先輩は魔術師としても凄まじいまでの腕前、という設定があったのですが、あの頃の忌まわしい記憶から極力魔術は使わないようにしているんだったかな。その自縄を解いて魔術全開のシエル先輩の凄まじいこと凄まじいこと。これ、普通の一流どころじゃないよなあ。
代行者としての厳しい顔を前面に出しながら、ツンと志貴の額を突っついたりと垣間見せる先輩としての優しい顔など、シエル先輩もこれ、相当に魅力的なんですよねえ。
ううっ、シエルルートも読みたいなあ。

状況はついに最終局面。二年待たせてくれただけあって、8巻はまさかの翌月連続刊行。そして最終巻は夏に予定と、ラストに向けて一気に畳み掛けてきてくれましたよっと。
よし、後は一生懸命待つだけだ。

神様ドォルズ 64   

神様ドォルズ / 6 (サンデーGXコミックス)

【神様ドォルズ 6】 やまむらはじめ サンデーGXコミックス

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詩緒の顔芸はかわいいなあ、かわいいなあw
この作品って、閉鎖された環境の因習や人間の悪意、不信感やむき出しの感情、生々しいまでの野心などが蔓延り、登場人物たちを翻弄する、言ってしまえば陰惨極まりない話なんですよね。
それなのに、話の雰囲気は深刻でマジメではあっても決して暗くはなっておらず、鬱々としたものにはなってはいないのである。それは偏に詩緒がその落ち着きのないドジっ子っぷりでカバーしているから、と言ってもいいのではないでしょうか。
この子、ほんとに可愛いんだわ。バカな子ほど可愛いっていうけど、この娘はまさにそれだよなあ。詩緒って別に明るい性格じゃないんですよね。けっこう気難しいし人見知りもする。むっつりとして言葉数は少ない方だし、むしろ狷介ですらあるかもしれない。
でも、そうした部分を補ってあまりある、そそっかしさがたまらないわけだ。背伸びしようとしているけど、根っから子供っぽいし。今回だって、まひるが乗り込んできて一触即発、みんな真剣な場面で一人だけ、まひるが踏んづけているお饅頭の箱の参上にアワアワと目を剥いて頭を抱えてるのが、笑えるやら可愛いやら。息が詰まりそうな展開の中で、ほんとにこの子は清涼剤になってるんですよね。放っておくと際限なく酷い話になっていきそうなのが、この娘がいるお陰で塞き止められている感じすらある。まあ、それはあくまで読者側の視点であって、中の人達は詩緒のドタバタについてはあんまり気にしても気がついてもいないみたいだけど。
まひるを追いかけようとしてちゃぶ台踏んづけてひっくり返して顔面直撃って、どれだけドジっ子なんだ(w

一方でもう一人のヒロインであるところの日々乃さんは、まひるに匡平の恋人と勘違いされ拉致された挙句、監禁されている部屋で貞操の危機に。この人は身持ち固そうなのに、やたらとエロい目に合わせられるなあ。勿論、そこまでアレなことにはならないですけど、ベッドに縛りつけられて身動きの取れずにいる日々乃さんのエロいことエロいこと。おっきい胸はもちろんのこと、むっちりとした太もももジーンズ越しながら、ああして強調されるとかなり際立つよなあ。

しかし、日々乃のお父さんもこうも立て続けに娘が危険な目に合わせられたら、色々と考えてしまうんじゃないだろうか。都会に出たとしても故郷との繋がりは(あの特殊さもあって)早々断てないだろうけど、度重なってるわけだし。

そんでもって、まひるの回想をもって匡平が隻を辞めるに至った直接の原因となる事件がようやく語られたわけだけど、玖吼理にはまだまだ秘密があるということか。匡平は自分があの事件をどうやって収めたのかの記憶はないにしろ、実際に玖吼理を操ってあれを倒しているわけだしなあ。この男も、主人公のくせにどこまで真実を語っているか、何を隠しているかわからないところがあるんだよなあ。嘘をつけるほど器用な男とも思えないけど。
紫音についてはどこまで引っ張るんだろう。そこまで容姿まで隠さずシルエットにとどめている理由もよく見えてこないし。それをネタにして巻末で遊んでいるということは、単に出すタイミングを逃しちゃってるだけ、という可能性もあるよなあw

天乞 −あまごい− 14   

天乞-あまごい 1 (電撃コミックス)

【天乞 −あまごい− 1】 ていか小鳩 電撃コミックス

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うおおっ、これはキタ。ぞわわわわっ、と来ましたよ!

現実から異世界に飛ばされてしまう、というのは昔からあるテーマだけど、これは気合入りまくってるなあ。壮大な物語を紡ぎ出してやるという気概に満ち溢れていると言うかなんというか。
妥協している所が見受けられないんですよね。ここは適当でいいや、というのが世界観にしても登場人物の動向にしても、まるで見当たらない。徹底的に突き詰めて、ドラマティックにダイナミックに、物語を走り抜けようという意欲が伝わってきて、なにやら読んでてぞわわわわっ、と毛が逆立つような感覚がきましたよ。

第一話の終りで異世界に飛ばされてしまうのですが、そこまでで十分、小学生の妹の可愛らしさ、愛らしさを伝えきり、さらに同級生との仲間たちの仲の良さ、ヒロインである初瀬川響心との初対面であるような、どうも過去に面識があるような微妙な関係を描き、主人公海老名天の家族や仲間と過ごす日常風景をしっかりと印象づけたところで、第一話終了間際での変転と、第二話冒頭の異世界での衝撃的な展開という畳み掛けるようなコンポ。
この、第二話の展開は凄まじいの一言。見知らぬ異世界に戸惑う暇がないんですよね。巨大なきのこが生え聳え、見知らぬ月が浮かび上がる見たことのない空、地球上にはありえない風景。この異様にして幻想的な世界の空気の描写そのものも、それだけで相当なのに、そこで待ち受けていた光景があまりにも衝撃的で、主人公の天も、読んでるこっちもココはドコだ、いったい何があったんだ、と悠長に困惑してなど言われない。
見つけたのは、妹の杏の無残な亡骸。下半身を引きちぎられ、内臓が垂れ下がるような、筆舌し難い有様に成り果てた妹の姿。
そして、呆然としながら見つけたのは、散乱する死体、散乱する肉片の山。
ここが一番のポイントだというのは、帯の煽り文句からもわかる。
謎の世界で兄が見たのは
散乱する妹の死体だった――

基本、わりと淡いタッチの絵柄なだけに、血まみれのグロテスクなシーンがかなり来るんですよね。惨劇でありながら、どこか幻想的で、それでいて血の匂いが濃厚に漂って来そうな生々しさも兼ね備わってて。
ここから、さらに二転三転と事態が急転し、なかなか息もつかせぬ展開が続いていくわけです。
異世界に飛ばされたのが主人公と妹だけじゃない、ってのも注目点だなあ。ある意味、これって遭難ものでもあるわけだ。言葉が通じなかったり、流れてきた時間が食い違ってりと、十二国記を想起させる要素もあるし。
見知らぬ世界で親切な人に助けられる、というのはやっぱり相当運が良くないとあり得ないことなんですよね。勿論、そういう運に恵まれるヤツもいるけれど、(主人公サイドはやっぱりこれが多い。十二国記の陽子のように主人公であるが故に酷い目に遭う子もいるけれど)、平和な日本では想像も出来ない様な過酷な日々を送ることで、以前のままでは居られない者もいるわけで。
まだ、表にはっきりとは浮かび上がってきていないけれど、その辺もここから段々と露呈してきそうで、待ち受けている軋みに、ドキドキだ。
このまま仲間たちと再会して行くにしても、こりゃあ一筋縄じゃいかなさそう。なにより、天と杏のメインとなるであろう兄妹からして、どうやらこの異世界に因縁があり、そもそも根本的な原因という可能性も高そうだもんなあ。爆弾ばかりが山積みで、展開は読めず、これはまた楽しみなシリーズが立ち上がりましたよ。
これは、腰を据えて付き合えそうだ。

戦闘城塞マスラヲ 15   

戦闘城塞マスラヲ (1) (角川コミックス・エース 263-1)

【戦闘城塞マスラヲ 1】 浅井蓮次+ 角川コミックス・エース 

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ヒデオ、本気で目つきメチャクチャ悪いなッ!!!!
古今、目つきが悪いという特徴のキャラクターは多々あれど、本当にここまで悪いのは滅多といないぞ!(爆笑
いやもう、本当に何人も殺してそうな目だよ。リュータもこれ、相当に目付きが悪い部類に入ると思うんだけれど、ヒデオの目付きの悪さと比べるとまるで好青年に見えてしまうと言うくらい。さすが、この目つきのお陰で人生踏み外すだけあるわー。というか、こんな目つきの写真が貼られた履歴書送られてきたら、そりゃ速攻でごめんなさいしちゃいますよ。

というわけで、かの傑作ライトノベルのコミカラズである。昨今の漫画化作品は一昔前と違って非常にクオリティの高いものが多いが、この戦闘城塞マスラヲもその中の一つ、というかその中でも特に素晴らしいクオリティのものと言っていいんでないだろうか。何度も繰り返しになってしまうが、ヒデオの目つきの悪さがもうパネェ事になっており、そのお陰でヒデオの行動の何もかもがもう、インパクト強すぎてひっくり返ってしまう。あの何とも特徴的なキャラクターも見事に漫画に対応していて感心してしまった。ヒデオって無口だし見た目リアクションも少ないし、けっこう書きにくいキャラクターだと思うんだけど、とりあえず目で殺しーの、あのやたら可笑しい地の文もうまいことチョイスして使ってて、あの原作の通りのヒデオがここに降臨しているわけです。いやあ、これはすごいわ。
漫画になって改めて思ったけど、【戦闘城塞マスラヲ】の面白さって、あの林トモアキの独特の文章に寄る処だけではなく、単純に話として面白いんだよなあ。ストーリー展開からエキセントリックですっ飛んでて、それでいて奇を衒っただけではない王道としての芯があって。
原作である小説をまだ読んだことのない人は、ぜひぜひこの漫画をきっかけにして川村ヒデオという特異にしてオンリーワンな主人公と林トモアキの世界に足を突っ込んで欲しいなあ。まだまだ【戦闘城塞マスラヲ】はこの一巻では序の口も序の口。その盛り上がりたるや登り始めて一合目。これでまさかの一合目。ここからさらにさらに鰻登りに上り調子になっていくので乞うご期待。

しかし、女性陣が思いのほか可愛らしいのには、年甲斐もなくときめいてしまった。特に美奈子さんはまるでヒロインのようじゃないか!(w
まあもっと驚いたのは、リリーさんの方ですけど。あのリリーさんがなんだか可憐で可愛いのですよ? あのリリーさんが、あのリリーさんが! あの! リリーさんがぁ!!
まあ、ネコかぶってるのも今のうちですけどw
そういえば、この漫画から入った人は、リリーさんについてはまるで情報無いんだよなあ。いきなり聖魔王と言われてもわけわかんないだろうし。なるほど、謎の美少女である……美少女て(爆笑

氷室の天地 Fate/schoollife 34   

氷室の天地Fate/school life 3 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)


【氷室の天地 Fate/schoollife 3】
 磨伸映一郎 IDコミックス/4コマKINGSぱれっとコミックス


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か、鐘ちゃんを泣かすなーーー!!
知的策略系クール美少女キャラと言いつつも、氷室鐘、実は思い込み度S。賑やかな夏休みの日々を奇々怪々と堪能しながらその一方で、あの許嫁の一件の調査も進めていたのだけれど、彼女自身これまで予想もしていなかった人材が対象者である可能性に気づいてからの意識のしようは可愛い限り。いや、発想力が豊かな分、制御を失うととことん暴走しだす傾向があるな、この娘は。まだ途中で理性を取り戻して「いやいや」と一旦停止するけれど、なにげに妄想家な所がある。
まあ、勝手に自分で想像して一人で悶えている、というのはけっこうアレなんだがw
その結果、好奇心を押えきれずちょっかいをかけて探りを入れてみようとしたところ、物凄いてひどいしっぺ返しを受けて、鐘ちゃんマジ泣き。
うわぁ、ばかめ、これは完璧に逆効果だ! このシーン、思いっきり固まってる美綴と違って、慌てずスッと氷室嬢を抱きしめる三枝ちゃんがすっごい女の子だ。
マキジが場を外していたのも納得。ここに彼女がいたら、えらいことになって余計に拗れてただろうし。

と、最後の展開はさておいて、相変わらず怒涛の小ネタの奔流がエクストリームしまくってるハイテンションコメディの品質は超一級品のママ型落ちせず。おっもしろいなあ、もう!
英雄史大戦はちょっとやりたい!
三人娘&美綴がここまでスッとんでると、猫かぶりバージョンの遠坂凛がむしろおとなしくて目立たないという不思議。まあ、彼女の場合ネコ被ってようと素の状態だろうと誰が相手だろうと、振り回されて収拾役にまわってしまう運命にあるのですがね。
マキジの偏りまくった多才ぶり、知識人ぶりはやっぱり面白いなあ。あれだけ歴史に詳しいのに国語のメタメタっぷりは笑える。国語の試験でこの作品における作者の心境を掛け、という設問の答え、あれは何だかんだと間違っていないような。走れメロスってそういう太宰の実体験があって書かれた創作だったのか! とりあえずゴムボートに畝傍と名づけるセンスは大好きだw
パンジャンドラムは人が乗る兵器じゃありません! というか、大河いつそんなの作ってたんだ。
志茂田景樹!(笑
ドアラ!
お好み焼き屋のメニュー。ネーポンはまだわかるんだが、ミスパレードというのは知らんなあw
なんでネーポン250円でホットネーポンは500円といきなり値段が倍になってるんだ?

次回からは夏休みあけて二学期編。氷室嬢が今回の一件でテンション落ちているかどうかが心配だけれど、逆に進展もありそうで、ラブコメ的にも面白くなってきた。
でも、この漫画、公式のはずなんだが、ということはこのカップリングも一応の公式になるんだろうか。

Fate/kaleid liner  プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 15   

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! (1) (角川コミックス・エース 200-3)

【Fate/kaleid liner  プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 1】 ひろやまひろし 角川コミックス・エース

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おっ、おっ、おっ、おもしれええええええええええ!!
やっべえ、なにこれ、楽しすぎる、面白すぎる、愉快すぎる、痛快すぎる!!
どうしようこれ、隅から隅まで面白いよ、なにからなにまで面白いよ!!
くわあああ、最高だこれ。スペシャルにMarvelousだ!! 
ギャグの間合い、バトルの躍動感、絵の綺麗さ、構図の上手さ、ストーリーの吸引力。オーケー、パーフェクトだ、文句のつけようがない。全部に絶賛の万歳三唱を授与しないと気が済まない。
とにかく、こんだけぶっ飛んで楽しいと、脳内麻薬が壊れた水道管みたいに水浸しだよ!!

いやあ、第一期もメチャクチャ面白かったけどさ、うん、あの時点であれだけ凄まじく面白かったのに、あれだけすんげえ面白かったのに、恐ろしいことに第二期になって明らかに全体的にパワーアップしてますよ。グレートになってますよ!!
一期は短く一気に話を纏めるようにしていたため、急ぎ足でとんとん拍子に話が進んで、微妙に忙しないところがあったんですが、この二期はどうも一期よりもじっくり話を進めるつもりなのか、急ぎ足の駆け足ではなく、しっかり地面蹴っ飛ばしてかっ跳んでますよーーっ!
敢えて物足りなさをあげるなら、火力砲戦系の超大規模戦闘描写が今回はなかった点を挙げれるかもしれませんが、それは今後に期待だし、戦闘シーン、十分派手でスピード感、躍動感、戦術性、見せ方演出、畳み掛けギャグ! と委細申し分ありません。ひゃっほーー!!

既にイリヤと深遊の友情関係も成立済みの段階からだから、どたばた楽しい日常風景も最初っからじっくりねっとり楽しめるし、凛とルヴィアは相変わらず残念極まりなくてお陰さまでご愁傷さまな感じだし(なんだそれw
そして止めが、現れたもう一人のイリヤ。小悪魔だーー! もう、引っ掻き回す引っ掻き回す! 面白い面白い! ああ、もうなんど面白いって言ってしまってるのか。何度言っても言い足りない気分だけどさ♪

ちょっとびっくりだったのが、士郎兄ちゃん、ただのモブキャラじゃなかったのかー。凛とルヴィアにいつの間にかフラグ立ててたのは、まあ予想していたけど、まさか深遊と何らかの関係があったとは。そういえば、まだ深遊の過去や素性って明らかにされてなかったんだっけ。あのサラッと重い性格も、ちゃんと所以があるんだろうか。イリヤに秘められた秘密も、今回ダイレクトに表に出てきそうだし。さあ、第三期に引っ張れるだけの伏線は残せるのか? それ以前に、二期をどれだけやれるのかが問題だけど。できれば一期みたいに二巻と言わず、もっと長期にやって欲しいなあ。話の進み具合からして、二巻では済まなさそうだけど。番外編も三編も入れるくらいだし。その三編が三編ともまたべらぼうに面白いんだよなあ。畜生、どこにも隙がねえゼw

それにしても、凛とルヴィアは面白いなあ(笑
扉絵はけっこうエロかったし。やっぱルヴィアは胸でけえ。

そういえば、あの保険医さん。一瞬、セイバーかと思ったんだけど、よく見ると、彼女、カレンか? 服装違うし、髪型もアップしていたのでわかんなかったんだけど。あのふわふわっとした髪や佇まいは、多分カレンだよなあ。
これだれ? と言えば、番外編の第一話でゼルレッチと一緒にいたのって、ウェイバー・ベルベットですよね、多分。この登場は何気に嬉しいなあ。

Landreaall 155   

Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

【Landreaall 15】 おがきちか IDコミックス/ZERO-SUMコミックス

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ああほら、やっぱり第一印象は当てにならないんだ。
とはいえ、第一印象はやっぱり胡散くさかったんだよなあ。イオンの語るクエンティンのイメージは、此方が受けた印象を論理的ではないが感覚的に見事に言い表していて、やはりその辺は意図的に表現していたんだなあ、と。
とはいえ、ただそれだけにつまらない人間とは、やはりかけ離れてるんですよね。アンちゃんとはまた違う人種だけれど、変人なのは間違いない。その理想からして異端だし、それを当事者であるDXにはっきりと明言してキングメーカーとしてあなたを推薦したい、とのたまうその神経と言うか在り方はやっぱり常人とはかけ離れてるし。
父であるリゲインの知り合いであり、少なくとも親しくしている様子を見るならば、宮廷政治を楽しみ利権を食い物にするタイプとは程遠いんだろう。ただ、リゲインもただ親しいという感じじゃないですよね。少なからず緊張しているというのは、クエンティンの立場のみならずどうも人物そのものにある種の危険性を感じているようには見える。リゲインとの会談の中で語られたクエンティンの壮絶な過去。彼の抱いている将来の目的、理想、野望と言ってもいいその道筋から見ても、アニューラスとは変人同士と言ってもちょっと方向性が違うようにも見える。DXはレイ・サークと似てると言ってたけど(その理由が最高で、まさしくと思わされる)、その性向は似てるけど、レイがどちらかというと享楽を旨として動いているのに比べて、クエンティンには強固な意志の方向性が垣間見える。
でも、当初想像したような他者の思惑など無視して自分の信念を押し通すようなタイプの危険人物とは、ちょっと違う気がするなあ。したたかで実に政治的な曲芸を乗りこなすことに練達している人物ではあるものの、柔軟である種の素直な優しさを秘めている人にも見える。誠実ですらありそうだ。うーん、アンちゃんの方がタチが悪いんじゃないか(笑
とはいえ、まだまだ底の見えない人ではあるんだけれど。
そういえば初めてじゃないかな。DXが王様に向いてないと言ったのは。でもDXの人物認識は非常に的確なんですよね。おそらく、DXが王様に向いていると言ってきた人たちと何も変わらない。さらに面白いのは、その双方がDXを王に推したいと思っている所か。
とりあえず、アンちゃんを押しのけDXの意思を無視して一方的に何かをしようという気はさらさら無いようなので、その辺はひとまず安心した。てっきりDXも反発するかと思ってたけど、お互いよく話すことでDX自身、クエンティンという存在を飲み込んだみたいだし。

そんなクエンティンのエカリープ来訪の本当の目的は、リゲインに行方不明だった王女の消息を伝えること。それを機会に、これまで情報が伏せられていた革命の真実の一端がようやく見えてくる。
現体制の王不在の理由や、リゲインが田舎に引っ込んでいる理由。なるほど、今は平和なアルトリア王国だけれど、一昔前は血なまぐさい時代そのもので、それは現在もまだ拭い去れてはいないわけだ。
アンちゃんやクエンティンがDXに望む王様像の所以もこれで徐々に見えてくる。なるほどねえ。

そして、ライナスとルーディーのターン。こいつらの贈り物攻勢はホント大したもんだよなあ。いつもイオンちゃんを伊達に餌付けしてないということか。まさか、ファレル母さんを光モノで落とすとは(笑
所謂宝石にはとんと興味を示さないだろうファレルに普通の貴族の奥方に対する贈り物とは趣向の違うものを贈るのは想像できたものの、敢えてなおも光モノを贈るとは、やっぱり一味違うよなこいつらわ。
あんなにウキウキときめいてるファレル母さんはじめてみた(笑
ここできっちり、リゲインがルーディーにあの誘拐事件の件で謝るのには感心させられる。そうだよなあ、ルーディーはあれ、DXの巻き添えくらった被害者なんだよね。そういう事を忘れずきっちりしてる作者さまには、重ねて感心させられる。こういう積み重ねが、世界観とストーリーラインの強固な親和性を構築していくわけだ。なるほど、世界観がべらぼうに広大になるわけだよ。

しかし、この飲んだくれながらの、忌憚の無いというか堅苦しさの欠片もない言いたい放題のダラダラとした時間を過ごせるのは、素敵だなあ。これ以上ない友達同士のだべりあいって感じで。目の当たりにしたファレル母さんが大笑いするのも道理だわ。親としても、自分の息子がこんな友達作ってたら、嬉しいだろうなあ。

ライナスたちと話す、スピンドル事件のことも、相変わらず意味深、というか何重もの意が織り込まれてて、非常に面白い。やっぱり、DXの本質はみんなとはどっか違うんだよなあ。視点、立脚点がまるで人と違っている。それは身分や生い立ちから来るものであると同時に、それらとは隔絶したDXという人間そのものの資質によるものなのか。
フィルについての話もそうで、あのしてやったりの顔は反則だよなあ。叶わない。

君は報われない幸せを知らない
か。ふむふむ。

槍熊の話も含めて、こいつらホントにイイ友達同士だよなあ。お互いみんながいい意味で感化しあってる。

そして、ついにリゲインの口から語られる誰も知らない革命の真実。彼が犯した罪と得た自由。
DXの本質とは自由であるこそそのものなんだろうけれど、その<自由>というものも、決して一概に一括りに出来る概念じゃないんだろうね。アカデミーに入り人の集団の中に入ることでDXはそこで自由というものの意味を色んな角度から捉え始め、今また父を縛る<自由>を目の当たりにするわけだ。


で、毎度おなじみ今回のおまけーー。

(w

いやもうね、これは何も言えんわーー(笑
よくぞまあ、なんというか、アホばっかりというか男は世知辛いというか、騎士というのもなんだかなー、というか。
面白いなあ、もう(苦笑


感想一覧

てるてる天神通り 44   

てるてる天神通り (4) (角川コミックス・エース 135-12)

【てるてる天神通り 4】 児玉樹 角川コミックス・エース

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和菓子、御菓子と来たら、次の子はもう洋菓子しか残ってないじゃないか。なんて読むかって? ……ヨカコ? さすがに洋菓子店の娘が洋菓子じゃあ笑い話にもならない。でも、御菓子のお母さんは甘味処の跡取り娘で和菓子なんだから、別にいいのか?
しかし、鈴花お母さんの若いころのスペックは尋常じゃなかったんだな。このキャラデザインって殆どメインヒロイン仕様じゃないですか。明るく強気でそそっかしく、本番では押しが弱いところなんぞ、典型的な幼馴染スペックだし。この点は、大らかでポワポワとした天然素材の御菓子とはだいぶ違っているわけで、そりゃあ親父と同じ女の趣味ってわけにも行くまいなあ。それだとただのマザコンになってしまうし。いや、天志の場合、小さいころに随分と和菓子さんに懐いてたっぽいからなあ。多少マザコンの卦はあるのかもしれん。
まあ、現状でも鈴花ママの若々しさは図抜けているんですけどね。
しかし、今のこのイチャイチャラブラブ夫婦が、昔はこんなだったんかー。いやはや、気心の知れた幼馴染同士だから恋人同士、夫婦になってもさほど変わらんだろうというのはきっと思い込みの類なんだな。幼馴染カップルによっちゃあこいつらのように箍が外れてえらいことになるケースも出てくるわけか。
くぅ、となると天志と御菓子もくっつくとこうなってしまうのか。どうやら天志の方が先に自覚したみたいなのは意外だったけど、いやこの様子だと最初から好きだという自覚はあったっぽいなあ。その気持ちから目をそらしていたのが、タイムスリップで両親の馴れ初めを見てしまって、ごまかしきれなくなったというところか。親父さんと一緒でこいつも一旦誤魔化せないと理解したらもういちいち優柔不断に躊躇わない気風のよさがあるからなあ。御菓子の方も段々と天志の事を男性として意識し始めてるみたいだし、こりゃあ次の巻で一気に決着がついてしまうかも。他にも草輔と冬子や、頼子姉と本屋というほかのカップルも着実に仲は進展しているみたいだし、シリーズ自体がそろそろまとめに入っているのかも。
となると可愛そうなのは高津原嬢なんですけどね。このツンデレお嬢様もイイキャラなんだけど、逆に言うと典型的な報われなさそうな女の子という立ち位置になっちゃうんだよなあ。まあ、天志と御菓子の関係が鉄板という揺ぎ無さが、それ以上の立ち位置を許さないのですけれど。このまま、気持ちも知られず終わってしまうのはさすがにかわいそうなので、盛大に振られるイベントくらいはあるのかなあ。

DARKER THAN BLACK 漆黒の花 1  

DARKER THAN BLACK ~漆黒の花~ 1 (ヤングガンガンコミックス)

【DARKER THAN BLACK 漆黒の花 1】 岩原裕二 ヤングガンガンコミックス

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うわぁ、これは想像以上に素晴らしかった。漫画とアニメという媒体の違いこそあれ、これま紛れも無く【DARKER THAN BLACK】そのものじゃないですか。アニメの漫画化とかスピオンオフとはこれ、レベルが違うというか根本から異なっています。まさに続編そのもの。雰囲気や話の筋立て。これは感覚的なものなんだけど、構図なんかもかなりそのままなんじゃないかな。
この漫画を書いた人が、そもそもDTBのキャラクター原案者というのもあるんだろうけれど、これほどしっくり来るとは。
この【漆黒の花】はちょうどアニメ一期と二期の間を繋ぐ物語。なので、黒はまだ銀と行動をともにしており、霧原未咲は未だ公安外事四課の課長としてバリバリと働いています。彼女が八丈島に飛ばされたのはこの事件がきっかけとなるんだろうか。パンドラに乗り込んで、事件関係者と協力してなにかやらかしそうな雰囲気だし、相変わらず無茶やってて、そりゃあ親父さんがいくら警備部のお偉いさんでも飛ばれておかしくない事やってますね。むしろ娘の身の安全を考えた親父さんが手を下したとも考えられますけど。まあ、まだ起こってないことを想像しても仕方が無い。
話はトーキョーエクスプロージョンの残滓。そこから派生した契約者と人間、両方の未来を貶める可能性を秘めた謎の黒い花の契約者が暗躍し、アンバーから未来を託された黒がそれを追うというもの。
契約者ではない普通の人間に、擬似的に契約者と同じような得意な能力を付与する黒い花。誰がなってしまうか完全なランダムである契約者に、その男に頼めば慣れてしまうというのは、その代償も含めてまさに悪魔との契約である。その悪魔がもたらす力に魅了され、元いた日常から逸脱していく普通の人々。いや、元よりその日常の中に燃やし尽くしたい怨念や憎悪を抱えていたからこそ、悪魔の力を求めることになったわけだけど、これがまたえぐいんだ。人間の醜さをまざまざと見せ付けるような醜悪な男の所業に振り回される親友同士だった女子高生の二人組み。この二人の顛末が、二人の秘めた愛情と憎悪と友情の鬩ぎあいと、その悲しい末路を含めて、圧巻の出来栄え。黒と花の契約者との戦いの添え物どころではなく、完全に今回はこの娘たちが主役ですわ。その意味では、話ごとに主人公がそれぞれ設定されていた一期のスタイルをそのまま踏襲しているとも言える。

一方で、一期の間とは違って格段に距離感が近くなった黒と銀の関係もまたこの巻の見所ですね。描かれているシーン自体は少ないものの、疲れて眠り込む黒の隣にちょこんと座り込んでじっと眠る黒を見つめる銀や、空腹でお腹を鳴らす銀に自然な笑みを浮かべて何か作ろうと口ずさむ黒とか、見ててニヤニヤさせてもらいましたよ、うん。
未咲さんもそのどこか惚けた日常シーンから緊迫した事件のシーンまで、全部未咲のターン! と言うくらい縦横無尽に走り回ってくれて、未咲分を堪能させてもらいましたし、これは本当に面白かった。
まだまだ事件もとっかかりで、続くようなのでこれはひたすらに追いかけたいと思います。DTB好きな人は、これは見逃したら大損ですわ。
 
12月3日

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11月10日

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11月9日

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