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Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 35   

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! (3) (角川コミックス・エース 200-5)

【Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 3】 ひろやまひろし 角川コミックス・エース

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この魔法少女は笑えすぎる!熱すぎる!!
新たな家族を迎えてさらに賑やかさを増すイリヤたちの毎日。姉の座を奪いあい、兄のくちびるも奪いあい……。だが、新たな戦いはすぐそこに迫っていた!喜怒哀楽全方位型魔法少女コミック最新刊が登場!

ちょっ、バゼットさんがすげえッ!! なに、この凶キャラ。【Fate/hollow ataraxia】をはじめとして、公式でもここまで強いバゼットさんなんざ見たことがないよ。単純な強さじゃなく、相対したときの壮絶な絶望感がとんでもない。何をどうやったとしても勝てる気がしないという断崖絶壁を見上げるような、永久氷河のクレバスを覗きこんだような足が竦む感覚。立っている事が出来ない恐怖。バーサーカーと曲がり角でぶつかってしまったような無力感。明らかに無理ゲー。強制敗北イベント。一ゾロ連続で振りました。
それを、あの、あのバゼット・フラガ・マクレミッツが醸し出しているという驚愕(笑
ヤバい、この人どうしてもこれまでの扱いからしてネタキャラ、いわゆる「ダメットさん」の印象がこびりついていたから、この強面っぷりはインパクト凄いわ。そういや、そもそもバゼットさんはまさにこういう怖い人なんだよなあ。それに、サーヴァントと仮にもガチで戦える武闘派魔術師という事は、そりゃ凛やルヴィア、イリヤたちと戦ったら魔王だわ。
それでも、イリヤ、クロ、ミユが揃っての総力戦にも関わらず、単純な暴力でイリヤたちの知力を振り絞った全力全開の攻撃を何度も喰らいながらも、真っ向からねじ伏せたたき潰していくバゼットさんの雄々しさは、圧巻のヒトコトである。変に魔術を駆使せず、その鉄拳で全部ぶん殴っていくもんだから、イリヤたちがボコボコにされていく姿が魔術攻撃を食らうよりも生々しい痛々しさで、ことバトルについてはこれまでで一番壮絶だったかも。実質、凛の機転とネゴがなければ蹂躙されるだけで終わっただろうし。それでも、完全な負け試合を判定にまで持ち込めたのは、イリヤたちの知略あってこそ。相変わらず、バトルシーンの見応えは屈指の作品である。描写の派手さ、スピード感、迫真性も去る事ながら、緻密な戦術の攻防が素晴らしい。常に頭をフル回転させ、一手一手お互いに研ぎ澄まされ瞬時に状況に応じた戦術を指し合う高度な攻防は、これこそ見ていて手に汗握るバトルというものだ。
これだけハイクオリティな戦闘シーンを見ることの出来る漫画は、早々無いですよ。そりゃ、燃える魔法少女モノ、と胸を張って詠うだけありますわ。

これで、バトルだけじゃなく、コメディの方も一品なんだから反則級だよな。前半の学園日常コメディの笑えること笑えること。ギャグものとして、ネタの応酬、そのテンポの切れ味が半端ない。お前ら、小学生とは言え女の子なんだからもうちょっとガールズトークしろよ、とか思うけど、こいつらは仕方ないなあ。ミユ、クロ以外の普通の小学生であるクラスメイトたちもキャラ濃いんですよね。濃いというか、アホだろう!? アホが三人も居やがるぞ!? 特にタツコは、あれは何とかしろっ。リード付けて結んどけッ!

いやあ、期待通り、いやそれ以上の面白さでした。クロについて、ある程度一段落したところで、ついにホンボシの謎。ミユの秘密についにつま先がとっかかったみたいですし。そうなんだよなあ。クロ以上に、ミユこそが謎なんですよね。
誕生日が一緒、というのもナニカ意味があるはずだし。
このツヴァイ、三巻終了どころかどんどん終の見えない領域まで突き進んだ上に、さらに四巻ではドラマCDがつく限定版まで出るみたいで、おいおいこのまま行くと、マジでアニメ化あるんじゃね? と期待も募ってしまいますよ。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! (4) 限定版
ひろやま ひろし

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-09-24
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ところで、今の士郎が一番フラグ立ててるのって、何気にセラなんじゃないのかと思うんですがどうでしょうw

シリーズ感想

まおゆう魔王勇者 1.「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」5   

まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」

【まおゆう魔王勇者 1.「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」】 橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン

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ネットで話題騒然の『まおゆう』が遂に登場!
ネットで最もアツイといわれる物語『まおゆう』が遂に登場!! RPGにありがちな魔王と勇者の対立から始まる物語は、世界全体を巻き込んで大きく動き出します。書籍化にあたり著者による大幅な加筆修正を加え、さらにゲームデザイナー桝田省治が完全監修!
読み終わった今、私はジワジワと湧きあがってくる喜びを噛み締めている。あの日、この物語の原作をウェブ上で目の当たりにしたときの確信が間違っていなかった事への歓喜である。単なる一時の狂騒に、その場限りの熱に浮かされはしゃいだだけの錯誤では無かった事への、一過性の幻でなかった事への喜びである。
あの日感じた想いは、何一つ間違っていなかった。
これまで、多くの傑作と出会ってきた。感動し、涙にくれ、感情をかき乱され、人生すら左右された物語と、これまで幾作も出会ってきた。だが、「自分はこの物語を読むために、本を手に取ってきたのだ」という形の想いに駆られたのは、今までの三十余年の中でたった二作だけである。それがおがきちか氏の【Landreaall】と、この【まおゆう】だ。
この二作は、自分にとってまさか実在するとは思わなかった、理想の終着点なのだ。いや、それ以上に自分が無意識に求め思い描いていた夢物語を遥かに超える形で、自分が出来る想像の範疇を越え、限界点を軽々と飛び越えて、自分ですら知らなかった己が理想の夢のカタチを、震え上がるほど明確に、明快に、具体的に描いてしまった夢にすら成り得なかった夢物語の結晶なのだ。
こんな物語を読んでみたい、漠然と心のなかで思い描いていた理想。それを、思い描いていた形を遥かに遥かに遥かに上回る、そんなもので良かったのかとせせら笑うかのような途方も無いスケールで描かれてしまったのだ。
目の当たりにしたときのあの狂喜と忘我が綯い交ぜになった衝撃を、未だに自分は消化しきれていない。
だからなのだろう。もしかして、あの時受けた衝撃は一気にそれを飲み込んでしまったが故の、思い込みによる勘違いだったのでないか、という不安は尽きなかった。もう一度改めて、書籍となったこの作品を読んだ時、自分は果たしてあの時と同じ感慨を感じ取れるのだろうか、と。もしかして「あれ、こんなものだったのかな」という落胆を得てしまうのではないかと、本当に不安だったのだ。自分がたどり着いてしまった確信が勘違いだったと分かることほど怖いものはない。
でも、それ以上に、それ以上に楽しみで仕方なかった。期待で胸が張り裂けんばかりだった。ウェブ上にある文章をもう一度読み直すのと違って、本になったものを改めて読みなおすというのは、もう一度初めて物語に出会うような新鮮な趣が待っているという事でもある。
改めて、あの物語に出会い直せる。それは、不安が現実のものとなりさえしなければ、あの衝撃をもう一度改めて、新しい形でぶつけられるということ。至福じゃあないですか。こんな至福は無いじゃあないですか。
そして読み終えた今、自分が抱いていた不安など全く杞憂に過ぎなかった事が証明された。あの丘の向こう側を、自分はもう一度新しい気持ちで見ることが出来るのだ。
それが、もうすっごく嬉しい。
本当に嬉しい。

全五巻であることが既に知らされているこのシリーズ。最初に一巻は魔王と勇者が世界のあり方そのものを変えようと手を携えるところから、あのメイド姉の人間宣言までが描かれている。
改めて読み直すと、まだ始まって五分の一に過ぎないこの段階で、魔王と勇者のふたりきりの戦いは既に限界に差し掛かっている事が分かる。勇者が、魔王がどれほど優れていたとしても、二人の力だけで世界の有様を変える事は、現実として難しいという事実が露呈を始めるのだ。同時に、この物語が個人としての勇者と魔王の世界変革の旅から、全く別の次元の階梯へと羽ばたき出す萌芽もまた、既に各所で芽生え始めている。勇者と魔王の撒いた種は、早くもこの一巻で既に芽を出し繋がり始めていたのだ。その先鞭をつけるのが、のちにおいて勇者と魔王を追い越さん形で変革の先頭に立ち次代を切り開いていく青年商人とメイド姉の二人であったというのは、今となっては得心が行く。
未だ物語の顛末を知らない人は心して覚えておいて欲しい。この【まおゆう】という物語が真の姿を見せ始めるのは、まさにあのメイド姉の「人間宣言」からなのだということを。魔王と青年商人の邂逅、そして勇者と青年商人の再会によって垣間見えた丘の向こうの景色は、メイド姉が立ったあの瞬間に、勇者と魔王の二人きりの望んだ夢ではなく、世界に遍く存在する魂もつ存在が目指す果てになった事を。まだ、魔王と勇者、そしてメイド姉を含めて誰も気づいていないし、その胎動は生まれたばかりでただ一瞬冬の国の寒村できらめいた星の瞬きのようなものなのだけれど、でもそこで生まれたものは、彼女の思想という以上に世界を変える意志となって、世界中に伝播していくのだ。
ここで一先ず一巻が終わり、息をつくことになるのは恐らく正解なのだろう。何しろ、ここから始まるものは、ひとえに圧巻としか言えない筆舌しがたいほど凄まじい奔流そのものなのだから。
だが同時に、このまま次に進めない事にこれほど居ても立っても居られない心地にされるとは予想していなかった。毎月刊行ということで、すぐに来月には読めるのだと考えていた自分が馬鹿みたいだ。一ヶ月先がこんなに、こんなに、こんなに遠いなんて。なんで明日じゃないんだ。なんで今日じゃないんだ。うがあああああっ!!
助けて、ドラえもん。

さて、不安に思っていた事と言えば、もう一つあって、いわゆるあの掲示板形式の、桝田監修の言葉を借りれば戯曲風の書式は、本となって読むにあたって大丈夫なんだろうか、ちゃんと話に入り込めるんだろうか、と危惧していたものですけど、これも杞憂でしたね。
これは、作品の揺るぎない面白さと同時に、さりげないながらも書籍化に携わった人の熱意と努力と試行錯誤が垣間見える。思っていた以上に読み易かったですもの。これには、良いお仕事でした、お疲れ様です、ありがとう、という感謝の言葉を贈りたい。
そして、表紙のカバーデザインを手がけているtoi8さん。表紙見たら素晴らしいって、一目でわかりますよね。ちゃんと、本文にも挿絵が何枚かあって、これがまたいいんだ。南氷将軍と女騎士の一騎打ちのシーンなんて、女騎士のカッコイイことカッコイイこと。南氷将軍がああいうモンスターだったのには驚きましたけど。いやあ、あれは予想してなかったけど、なるほどあれこそ南氷将軍だ!
それ以上に、魔王様のあれやこれやの可愛いこと可愛いこと。すっばらしいですよ。
そして極めつけの、人間宣言の時の挿絵。参りました。ほんとに、もう。
文句があるとすれば、それこそもっと枚数見せてくれーー、てなもんくらいですよね。まあ、何枚挿絵があっても、もっともっとと強請りそうなんですが。
希望が多かっただろう地図がきちんとついてたのもありがたかったなあ。まだ南部諸国の地図だけなのですが、いずれ中央や魔界の地図も付随してくるのでしょう。氷の国が思っていたよりもかなり小さかったのには驚いたな。

魔王と勇者が手をたずさえて 暗黒の中世に灯をともす物語
この最高のキャッチフレーズを何度も舌の上で転がしながら。ああ、一ヶ月先がひたすらに待ち遠しい。

傾物語5   

傾物語 (講談社BOX)

【傾物語】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX

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100パーセント修羅で書かれた小説です……。――西尾維新

“変わらないものなどないというのなら――運命にも変わってもらうとしよう”
迷子の小学生・八九寺真宵(はちくじまよい)。阿良々木暦(あららぎこよみ)が彼女のために犯す、取り返しのつかない過ちとは――!?
<物語>史上最強の2人組(ツーマンセル)が“運命”という名の戦場に挑む!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君の影、探してまよう帰り道。
あひゃひゃひゃはや、ぐへっ、げほげほ、くひゃひゃひゃひゃッ。
んなアホな!!

いやいやいや、もうなにこれ、アリなの? こんなのアリなの? 修羅で書いたらなんでこれになるんですかよ!? これに到るまでの理屈がわからない、筋道がわからない、意味が分からない(爆笑
やられたとか、予想の斜め上を行くとかの段階を通り越して、あり得ない。まさか、こんな話になってるなんて、予想した人居ないでしょう。居てたまるかっ!!ww

ああもう、猫物語を読んで、この第二期シリーズの傾向みたいなものを読み切っていたつもりになってご満悦に浸っていた自分を、それこそ側溝にでも蹴り落としてやりたい気分だ。勿論、このまよいキョンシーでは、八九寺が語り部になっている、などと思っていた訳ではなく、二期に入ることでキャラクターに与える方向性みたいなものの施策方針みたいなものを捉えた気になってたんですよね。その上で、まず前提として二期には一本のでっかい幹となる物語があるものなのだと、思い込んでいた。
それが、これだもんなあ。
ねえよっ、マジで!!(笑

でも、冷静になって観直してみると、実のところ決して的外れの勘違いをしていたわけじゃないんですよね。こんな突拍子も無い展開にも関わらず、少なくとも八九寺については羽川と同じような結論が出てしまったんじゃないでしょうか。否、すでに彼女に取って結論と結果と結末が出ていたからこそ、こんな展開になってしまった、と言えるのかも知れない。余談なんだよなあ、全部余談。結局、八九寺については阿良々木くんの中で決着が着くかどうか、それだけが問題だった気がする。だからこそ、この傾物語は阿良々木くんが八九寺と全く関係ないところで八九寺の為に七転八倒して無茶と馬鹿と大失敗を繰り広げた挙句に、やっぱり八九寺と関係ないところで終わった物語となってしまったのだろう。元の木阿弥とも言えるし、一周回って元の所にもどってきてしまったとも言えるけど、まあなんだね、阿良々木くんにとって八九寺はロリでないと許せない、というわけでないのだと分かっただけでも、それは多大な収穫と言えるに違いない……ん?

というわけで、この話は八九寺と全く関係ない話にも関わらず、まさに彼女の為という点に集約されているという、話の展開も訳がわからないなら話の前提すらも訳がわからないという、素っ頓狂極まるイカレた話になってしまっているのだが、巷で騒然となっているように八九寺の為の話でありながら、同時に忍と阿良々木くんの二人のお話にもなってるんですよね。焦点は、まさに忍と阿良々木くんの人間関係の再確認。おいおい、先に予定されている「しのぶタイム」はじゃあどうなるんだよ、ってくらいに二人でイチャイチャしまくっている。多分、鬼物語では忍個人の内面や存在そのものに斬り込んでいく話になるんだろうけど(実際本が出たら的外れなこと言ってたなあと赤面するんだろうな)。
しかし、こんな話だったからこそ、阿良々木くんにとって忍が如何に他の娘たちと隔絶した、本当に特別で、嘘みたいに特別で、あり得ないほど特別な相手なのだというのがよく分かる。一緒に死ぬと誓った相手が一緒なら、過去でも現在でも未来でもなく「終わり」を誓った相手だからこそ、たとえ世界が滅びていても二人は二人であり続ける。「終わり」を誓い合うというのは、安心を約束されているとも言えるからだ。一心同体とは、まさにこのふたりのことを言うのだろう。
そして、その誓いが壊れてしまった時こそ、本当の絶望が訪れたのだ。

にしてもだ、ほんとにもう、なんでこうなったんだ? 幾ら何でもそこに至るまでの流れが酷過ぎるんだが。阿良々木くんも、初期のクールな阿良々木くんなら、破天荒でもそこそこに腰の座った阿良々木くんなら、こんな顛末は引き起こさなかったんじゃないか。そう考えると、忍のキャラクターの崩壊に匹敵するくらいに、阿良々木くんもまたシッチャカメッチャカになってるのかもしれない。なんか、さり気無く阿良々木くんのキャラが壊れ始めた原因らしきものが明かされちゃってた気がするが、そのままスルーしてあげるのが気遣いな気がしてきたw
なんだかんだと大スペクタクルで、阿良々木くんと忍の二人っきりの、二人ぼっちの、なんとも雰囲気のある話になってしまっていたけど……やっぱり、そこに到るまでの展開って、殆どギャグ漫画だよなあ。いいのかこれ、と頭抱えたくなるぞ。色々と軽々と飛び越えすぎだ。いいぞもっとやれ、と言いたくなるけど、本当にもっとやられるとどこまで行くかわからないので、黙って付いていきゃあ、訳の分からない三千世界の果ての隅っこにまで連れて行ってくれそうなので、わざわざ声をあげて言わんでもいいでしょうww

で、だ。
そろそろ、阿良々木くんの八九寺への所業が、犯罪紛いとか殆ど犯罪とか現行犯確実を通り越して、普通にアウトになってる気がするんだが。
おいてめえ、小学生を部屋に連れ込んでなにをした!!?
一部始終を見ていたらしい忍の発言から推察される情景が、明らかに一線をダイナミックに飛び越えすぎてるんですが!?

化物語(上) 化物語(下) 傷物語 偽物語(上) 偽物語(下) 猫物語(黒) 猫物語(白)

Landreaall 175   

Landreaall 17巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

【Landreaall 17】 おがきちか IDコミックス ZERO-SUMコミックス

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長い夏休みが開けた、新学期。学内外問わず、スピンドルの事件は様々な方向へと影響を及ぼしていた。
リドは、自分の血筋の天恵が研究されているとみられる、天恵研究所に、ルーディー&DXとともに向かうことに。
一方、ライナスはフィルを連れ、DXが捜している人物を見つけるため、ロイヤルマイルを目指す。そこで二人が出会ったのは…?


全体を一気にまとめようとすると感想を書くときあまりに書くことが多すぎた上に結論をまとめることが出来ずに、感情的に逃げ出してしまうことは、以前から度々経験していたことなので、色々と考慮した結果、つまるところ章ごとに細かく感想を書いていけばあれこれ詳しく書けるんじゃないか、という結論に至ったので以下のように。


ACT86 <壁の穴>

人が集まり賑やかなのはよい
リドの親父さんも、わざわざ掛け軸にしてそんな言葉を息子に贈る辺り、息子を留学として異国に送り出すにあたり、何を望んだのかがうかがい知れる話だなあ。そして、孤独だった弟は異国の地で掛け替えの無い友人たちを手に入れる事ができたわけだ。
というわけで、夏休みも終わり、ようやくアカデミーに戻ってきたDXたち。何事も無く夏休みに入っていたならともかく、リドが帰国しそれを追ってDXと六甲が不在だった中であのスピンドル事件があった事で、なるほど学園の空気はどこか違っている。一般生徒たちの心持ちが、自覚と自立と自制を備えて、一つ階をあげたとでも言うべきか。
皆、スピンドル事件を自分たちでなんとか克服したことで調子に乗るのではなく、むしろ自分の至らなさを悔み、向上心を募らせて、自分が何を為すべきなのかを見直そうという姿勢に赴いているのは実に素晴らしい。なんという健全な成長なのだろう。
こんな子たちが、王国の次代を担うというのだから、この国の未来は明るいよなあ。これも、現状国を支えている良き騎士団と、政治家たちの在り方の延長線上、というところか。
ある意味、現状が最上ならば現状維持を望んでしまう勢力もありそうなものだけれど、それでも「王」は必要とされているのだろうか。いや、だからこそ「王」を必要としている人たちもいるわけか。あの玉階のように。それとはまた考え方の違う形でオズモおじさんも「王」を望んでいるわけで……複雑だなあ。
無力さは努力をしない言い訳にならない!
権力のある人間が馬鹿なのは、敵が強いより始末が悪い!
次代を担う若者たちを教える人たちが高らかにこんな言葉を生徒たちに語りかけてくれるのだから、アカデミーってほんとに……。

ところで、あのファレル母さんのフライパンに変わって、イオンが振り回したモップの柄が今や女子寮のお守りになってるのか。変なところで母から娘へと受け継がれてしまってるな(笑


ACT87 <cropper>
ちょっ、アリス・ケリーの戦略と指揮の講義、レベルたっけえ。いきなり学生にそんな知識と判断力を問うのか。勿論、人によって当たりは変えるのだろうし、DXは地元である程度モンスター討伐については経験あるから実体験から判断できるんだろうが、これよっぽど知識の蓄えが無いと反応も出来ない講義だよなあ。それくらいの予習はしておけってことか。こりゃ、確かにちゃんとした向上心のある人でないとついていけないわ。これが、本物の学校なんだろうなあ。
というわけで、軍略研究家だというアリス・ケリー講師。つやっぽいというよりも、熟女? R・ケリーの娘さんって、あの人ちゃんと結婚してたんだ。って、当たり前か。でも、あの人の娘ということはもう三十は超えてるよなあ。旦那や子供もいるんだろうなあ。
ティティとDXを招いての論壇。これは面白かった。現場に居なかったDXに、スピンドル事件において彼なら指揮官としてどういう対応をとったのかを問うのだけれど、最初の答え方からDXという人物を色々と穿って見れて面白い。それ以上に興味深かったのは、実際の方法論。なるほど、それはDXらしい!! ティティの指揮はほぼベスト、とケリー講師にも褒められているけれど、彼の資質としてDXみたいな考え方は出来ないよなあ。いや、発想自体は出来るか。しかし、そこでたぬきになりきれるかというと、一癖も二癖もあるティティだけれどそういう腹芸はタイプが違うんだよなあ。
これは、まさに傭兵の発想というべきか。面白いっ。
この、交渉はティティに任せられるし、とにこやかに言ってのけてしまうあたりが、王様が案外似合うと言われる要因だと思うぞ、DX。

六甲が正式に生徒になり、五十四さんもR・ケリーと女子生徒たちの要請から、応急処置の仕方を教える講師に。二人のニンジャも、夏休みを経て立場が少しずつ変わっている。女生徒たちが後期から応急処置の講義を受ける人が急に増えてしまった、というのも先のスピンドル事件の影響。それこそ、ゼクスレン教官が語った
無力さは努力をしない言い訳にならない!
を踏まえた流れなんですよね。良い生徒たちだ。それにR・ケリー、ホントに五十四さんのこと気に掛けてたんだなあ。


ACT88 <ロビン>
っとに、ライナスは面倒くさいな(笑
可哀想なことに、周りの人間達もライナスが面倒くさい人間でないと、もう信用できないくらいに彼の人柄というのはそういう方向で認識が固定されてしまってるんですよね。実際、そういう方向性の認識でいいと思うし、ライナスもそれを望んでいるんだろうけれど、どうにも微笑ましい苦笑いを浮かべてしまうのであるw
でも、DXの性質を考えると建前だけでも打算的なライナスくらいの方が、付き合い易いのかもしれないなあ。考えてみるとDXの身近な友人たちというのはその顔ぶれを見ると人間関係の距離感というモノに対してとても思慮深い面々が揃っているんですよね。フィルにしても、リドにしても、ティティにしても。ルーディーにしたって、ライナスの相棒を長らく務めているだけあって無神経とは程遠い。
この話って、DXという男と本気で友達づきあいすることの難しさを表してる気がするんですよね。
わかったんです。DXさまに言ったら、本当のことになっちゃうんだって
ロビンの述懐は幼少の頃の事だけれど、ライナスが今も変わってないぜ、とつぶやくように今のDXもその傾向は何も変わっていない。彼は、望まれた事に対して自分の力で出来る限り事を成し遂げようとする。それこそ、望んでしまった相手が呆然として恐怖を抱くほどに。それはDXという人物の誠実さなんだろうけれど、果たしてその膨大な誠実さに対してこちらも同じだけの誠実さを以て報いる事が出来るのか。それは、ちょっとした絶望に近いものなんじゃないだろうか。
だいたい、報いるなんて発想が生まれてしまう時点で、DXと友達付き合いできるのかどうか。面白いことに、DXがアカデミーに来てようやく手に入れた同世代の友人たちは、そうしたDXの性質を彼我の関係においてごく自然なものとして受け入れてるんですよね。DXがどれだけの事でも実現してしまう事実、そのポテンシャルの大きさ、特異性にビビるのではなく、ごくシンプルに彼が親しい人の為に尽力できる人物である事だけを注視し、ごく自然に彼らもまたそんな友人のために出来ることをしようとしている。それだけの、本当に当たり前のことに落とし込んでいる。
得難い友人ですよ。ありえないほどありがたい。お互いに対して何も望まない関係って、普通に見るならとても冷めた関係にも思えるけれど、ことこのDXと友人たちの関係については全く逆だよなあ。


ACT89 <エタンセル>
DXが探していた相手を勝手に探す事にした友人たち。その内、ライナスとフィルのコンビが、なんかとんでもないものを見つけてしまう。いや、え? んんん!?
おい、おいおいおい。ちょ、なにこれ!? ええっ!? とんでもない爆弾じゃないのか、これ。しかも、クエンティンが囲ってるというのはどういう事なの。よりにもよってクエンティン。どう考えても王女関係じゃないか。どういうつもりなんだ、クエンティン。

そして、DX激怒編。うははは、こりゃ、もうね。DXのやつ、ウルファネアでの一件で吹っ切れたというか、自分が公子であることを武器として使うことに、必要と有らば躊躇わなくなったんだなあ。まさか、いくら怒っているとは言え、あそこまで権威を盾にした言い回しで攻撃するとは。勿論、相手が地位と身分と血筋という権威を私的に振り回し、かつて過去にルーディーをひどい目にあわせ、今またリドに対して失礼を働こうとした、つまりDXの逆鱗に触れてしまったからなんだけど、うん。でも、痛快だ。痛快だった!! ルーディーもまさにこういう気分だったんだろうな。当事者だから、一入か。でも、イヤなんだなDXは今でも。ううん、そうじゃなくて、昔の嫌だった理由と今の嫌だった理由は少し違うんだな。その悩みは、果たして解消出来る領域のことなんだろうか。


ACT90 <paraDox>
矛盾だらけだなDXは。見返りを無視して目的だけ見てる。
ライナスはそれを「騎士道」と言ってたけど、演技(パフォーマンス)ででも目的を果すのは傭兵のやり方。
僕はそれだってDXらしいと思うよ。
動機と目的は騎士 手段は傭兵
ううん、パフォーマンス、パフォーマンス、パフォーマンス。要は相手がそうだと認識し理解してくれる事なんだよなあ、ううん。でも、頭で理解するだけじゃあやっぱりだめなのか。難しいなあ。


オズモおじさん 「王」って何?
以前、オズモに言ってしまった言葉が、革命の真実を知ったことで事実と違った暴言だった事に気づいたDXは、わざわざ足を踏み入れる事を嫌がっていた王城を訪れてまで、謝りに行くあたり、ほんとにねえ、もうなんというかこの子は……。オズモも、諸々を度外視して可愛がるよなあ。
そのオズモおじさん、DXが言うようにこのヒト、大した人物だわ。危急の王国を立て直した政治家としては勿論だけれど、人として、大人としての見識が素晴らしい。この物語に出てくる大人というのは、総じて大した人物なんだけれど、間違いなくDXに影響を与えた、そして今後も与えることになる人物になるんだろうなあ。
そしてここで、冒頭で疑問に思った今のこの国に「王」は必要なのかという自問に対しても、オズモは一つの答えをくれる。だからこそ「あの」DXから、「王」とは何か、などという問いが生まれたのだろう。それにしてもDXがよりにもよってこの質問をするなんて……。


ACT91 <裏に道あり>
ある意味、待ち望み、そして恐れたアンニューラスとクエンティンの顔合わせ。読んでるこっちまで緊張だよっ。
予想に反して、アンちゃんが余裕だったのには驚いたけれど。いや、予想通り、だったかもしれない。これはアンちゃんをどう評価するか、かもねえ。アンちゃんほどの人物が、自分以外の玉階がDXに接触する可能性に付いて考えないはずがない、と。それなのに、何の対策もしていなかったというのは、それこそ対策をする必要もナカッタノダロウ。アンちゃんが、クエンティンに対してどうして余裕だったのかの理由が思ったとおりで、思わずニヤニヤしてしまった。つまるところ、それはアンちゃんへの評価の高さと同時に、DXをどう捉えているか、だもんねえ。
予想以上だったのは、アンちゃんのDXへの信頼の高さかもしれない。信頼というか、もうベタぼれじゃん。前から惚れてたけど、正直前はもうちょっと推し量ろうという意志が垣間見えたし、もし可能ならばその方向性を幾許か自分が導く、という意志もあったんじゃないだろうか。そういうのが綺麗サッパリ取り払われて、もうDXの自由にしなさい、という考えが今のアンちゃんからは垣間見える。いや、誰にも揺るがされず自由に進むDXの行く末をアンちゃんこそが楽しみにしている、というべきか。そして、自分を含めて誰にも彼の意志を操り都合のいいように導く事は出来ないのだ、と誇らしげにすらしながら考えている。これをベタぼれと言わずして、なんと言いましょう。クエンティンほどの相手に、あんたが何をしようと彼に対しては無駄だよー、と言ってるようなもんだし。それどころか、自分は付いていくだけで精一杯。余裕が無いのはクエンティンに対してではなく、DXに対してなのだと、まあそんな楽しそうに嬉しそうに言われちゃあねえ。
挙句、DXは玉階としてあなたを選ぶ、と告げられたときのアンちゃんの顔。あの瞳。思わずこっちが見惚れてしまった。


……なんか、六甲が面白いことになってる? 生徒になって、気配消しをやめたことで、妙に女生徒たちの噂に上ることに。もしかしてイオン、これまで六甲をお付き合いの相手として他人に思われ指摘されるのって初めてだったんじゃ。いつも、姿と気配隠してたもんなあ。六甲との事が、そういう関係として見られる事もあるのだ、というのを初めて認識したということは、無からついに有が生まれたということで……ふーん、なんだろう、ちょっとこれは、ふふーん♪

そして、一方でDXの方も久々にメイアンディアと街角で再会して〜〜って、うわーー、なんて場面にーーーっ!!(笑
これはこれはこれは、ここで切るの!? なんていじわるなwww
気になる気になる気になるよ^^


掌編 Tail piese
おっ、あのちびっ子(13巻参照)、継承候補者(ウェザークラウン)だったのか。しかも、長じてはティ・ティよりも上だったとは。フィルに対するティ・ティの想いが垣間見える、絶妙な話だったなあ。DXと付き合うようになって、ティ・ティも少なくとも自分に対してまで腹芸を貫き通すようなことが少なくなったような気がする。


さて、限定版の方はこのTail pieseが違うそうなんですよね。信者としては、両方揃えるのが筋ですよね、うんうん。

真月譚月姫 105   

真月譚月姫 10 (電撃コミックス)

【真月譚月姫 10】 佐々木少年 電撃コミックス

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オーバー・ザ・ムーン/ムーンライト
彼女が夢見たお伽噺は、あの月の果ての果てに


この輝くようなアルクェイドの幸せそうな笑みこそが象徴で、最果てだった。
佐々木少年版漫画【月姫】。ここに堂々の完結。
最後の一冊を以て大胆に描かれる最終回。それは別れの儀式。多くの痛みを胸に秘め、それでも幸せだったと、そしてこれからも幸せなのだと笑いながら言葉にするさよならのインジケート。
見開きいっぱいに描かれた情景は、胸を締め付けるような神秘的な切なさをもって、あの月姫をプレイしたときの感情を新しく再現してくれる。

なんて、きれいな、蒼い月

そして、余韻も醒めやらぬ中訪れる、あの人との再会。
遠野志貴がたどり着いた果ての果てでの、彼を遠野志貴として生きるべきを導いたあの人との再会と、別れ。
月姫という作品における、ある意味「絶対」と呼べるあのシーンを経て、この漫画版は最果てを越えて、原作があの時、届かなかった場所まで辿り着くことになる。
佐々木少年版だけの、アルクェイドの、吸血姫と殺人貴とのエンディングに。
まさにここに辿り着くために、この素晴らしい七年間を捲り続けたのだと確信できるエンディングに。

あの日、【月姫】というゲームと出会い、プレイできた幸福と、その後にこんな至高のコミカライズに届いた幸運を噛み締める。
今はもう、正規の手段では手に入らないゲーム原作。TYPE-MOONの原点にして原典を未だプレイしたことのない人は、もし月姫Rがでたときは迷わず手に取って欲しい。あの物語は、十年経った今も尚色褪せることない輝きを持っている。
この傑作は、見事にそれを此処に証明してくれた。
完結、お疲れさまでした。素晴らしい作品をありがとう。

シリーズ感想

銀の河のガーディアン 24   

銀の河のガーディアン2 (富士見ファンタジア文庫)

【銀の河のガーディアン 2】  三浦良/久世 富士見ファンタジア文庫

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魔力を封じるオーロラの下、旧同盟軍残存部隊との交渉に挑め!
皇帝の娘という高すぎる身分と低すぎる己の魔力に悩む親衛隊の少女ラリエナと、膨大なな魔力を持てあます天才魔術師セーヤ。コンビとなった2人は、叛徒が潜伏する惑星の調査に赴くが、ラリエナの身に危機が!?


いやあ、面白い! 前巻でべた褒めしたものだけれど、やはりこの作品のスペースオペラとしての世界観は非常に高いレベルで綿密に構築されているようだ。魔法というファンタジーな要素が根底にあるにも関わらず、エーテルと重力子を密接に関連付けることでロジカルなSFとしての側面を強固に補強しているし、なによりも魔力と科学が併存する世界観における社会構造が確かな実体感を以て構築されている。銀河帝国などというと、ついつい中世的な統治システムを連想してしまうけれど、その辺はむしろ【星界の紋章】を想起させる、銀河という広大な空間を統治するために洗練された機構として立脚してるんですよね。それでいて、魔術というファクターをふんだんに取り込んだ、独特の世界観になっている。
うーん、自分でもびっくりするくらい、この世界観には惚れ込んでるなあ。いっそ、ページ数を分厚くするかハヤカワ文庫みたいに文字を小さくして、事細かく世界観に付いて解説して欲しいほど。正直、今の情報量じゃ物足りないくらいなんですよね。

物語の方は、もしかして実はこの二巻をもってようやくプロローグが終わった、ということなんじゃないだろか。一巻は主要メンバーのキャラクター紹介と、人間関係の構築。そして、二巻は散らばっていたそれらメンバーを一所に集めて、一つの部隊として取りまとめることで、ようやく物語が動き出すための下準備が整った、みたいな?
カン艦長とトゥバ副長の迷コンビなんか、一巻の段階ではどうやってラリエナとセーナの主役コンビと絡ませるんだろう、と不思議に思ってたものなあ。なるほど、一つの特殊部隊に取りまとめて、カン艦長を指揮官にしたら、確かに全部うまくいくわ。
舞台背景が戦後十年という月日が経ち、戦後でありながら時代が変わりゆく過渡期として各地で情勢の不安定さが露呈し始める時期、というのもこうした対テロ特殊部隊が活躍する舞台としてはピッタリだし。そこに、ヒロインのラリエナが不肖の皇帝の養女という立場も、単なる火消し役というだけでなく、政治的な不安定に対しても能動的に関わることが出来るわけだし、物語のポテンシャルはやはり非常に高いつくりになっている。
ラリエナが単なる戦力ではなく、社会の在り方について強く訴えかけることのできる存在であるということは、この二巻のラストにおける敵叛徒の演説に対する反論と糾弾を見れば、確かなはず。
つまり、この物語は圧倒的な力でテロ組織を叩き潰す話というよりも、時代が変わりゆく中で不満を抱き、武器を手に取る人々に対して、暴力だけではなく理性と理想と論理を以て立ち向かう物語でもあるわけだ。ラリエナはそれを体現する主人公であり、セーナは彼女の理解者であり、彼女の心を支え、体を守り、彼女が目指すものを貫かせる、剣であり盾であり矛、かけがえの無いパートナー、ということなのだろう。
まだはじまったばかりの二人だけれど、絆はしっかりと結ばれている。出来れば、これからもっともっと二人の関係が醸成されていくところを、つきっきりで見ていたい。
その為には、このシリーズがもっともっと続いてくれなくては、困る、とても困る!!
ほんとに期待してるんですよ、このシリーズには。売れろー! 売れろー! って、前の感想見返したら、やっぱり売れろーと叫んでた自分が居た(笑


さて、多くの人が言及しているようだけど、やっぱりカン将軍のキャラはすごい、というかエグい(笑
これほどだったとは。あのラストの発想は無いわー。普通はその効能が分かっていたとしても、あんな真似は出来ないよ。この人が俗っぽい割に有能極まりない人だということは、作中でも多くの人の共通認識なんだろうけど、有能さよりもやはりどうしようもない変人として、どこか緩くてついつい侮ってみてしまう部分が強い。あの式典が爆笑に包まれた事からも、彼がいい意味でユーモアがあり親しまれ頼みにされる指揮官として皆に認められた事がよくわかる。
それが彼の資質であっても何も問題ではなかったんですけどね。……いや、セーナがビビるのもわかるわ。あれを完全に作為としてコントロールしたのだから、このカン将軍、かなり怖い人だ。伊達に、旧敵国人であり魔術師でないにも関わらず、艦長という城の主となり、また今回対テロ部隊の隊長として将帥に駆け上っただけはある。逆風の中で出世できる人間が、くせ者でないはずがないのは分かっていたつもりだけれど、思っていた以上にヤバいわぁw
直属の上官となるんだから頼もしいのは確かだけれど、頼り切りにするのは非常に危険な人物なのだとよくわかった。少なくとも、彼にとって有用な人材だと、少なくとも邪魔になったり害悪になる人物ではないのだと証明し続けないと、あっさり切り捨てられそうだ。いい意味で緊張感のある関係になれそうだな、これ。

1巻感想

惑星のさみだれ 10.全部 きみのためにある5   

惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)

【惑星のさみだれ 10.全部 きみのためにある】 水上悟志 ヤングキングコミックス

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泣いた。
マジ泣きである。泣きそうになった、じゃなくて本気で泣いてしまった。ポロポロと零れ落ちる涙を、なんども袖で拭った。
驚いた事に、一度読み、二度読み返し、三度読み返し、と何度読み返しても涙が出てくる。読み返すたびに泣いてしまう。思えば、雑誌の連載を読んだ時も泣いてしまったのだった。
悲しみはいつか癒えるのだとしても、感動は人の心から薄れないのかもしれない。
何度読んでも、同じ場面で心揺さぶられ、同じ台詞で涙腺を撃ちぬかれ、登場人物のその姿に魂を握りつぶされる。
惑星のさみだれ、完結編である。
まだ月末に向けて幾つかの候補作はあるとはいえ、おそらく私は本作を本年度の漫画作品の中で読めて良かったと思える物語の、一番上に据えるだろう。
感謝を。
こんなに素晴らしい物語をこの世に送り出してくれた水上先生には、心からの感謝とお礼を捧げたい。
この物語によって得られた感動は、きっと一生のたからものになってくれるだろうから。

振り返り、近づいて、拳を解き広げた手のひら、差し伸べられたその九つの手は、小さな魔王を受け止める。
彼女の絶望も、哀しみも、全部一緒に背負ってくれる。

ありがとう、さようなら、また明日。

幾つもの幾つもの「ありがとう」がかわされる。
笑顔と涙で送られるさようならが紡がれる。
そして、さし出される「また明日」。

一つの、とてつもない物語が、星を砕く者の物語が終わっても、明日は続く。明日へと続いていく。それは長い人生の中におけるたった一つのエピソードに過ぎない。どれほど重く、大きく、忘れられない出来事だったのだとしても、人生は続いていく。
その先は、だから後日の談などではないのだ。
それは、かけがえの無い「今」の物語。

あんな凄い物語があったのに
それが終わったのに
ぼくらの人生は10年経った今でも
相変わらず続いている

共に生命を預けあった仲間を得て
ぼくらの物語は続いていく

こうして……

ぼく達は少し 大人になった


素晴らしい、物語でした。心から、ありがとう。



追記:ヤマカムさんの感想記事を見て、驚いたのなんの。これは、全然気づいてなかった。昴と雪待のお師匠様、そういうことだったのか。そういう事だったのか!!

戦闘城塞マスラヲ 35   

戦闘城塞マスラヲ (3) (角川コミックス・エース 263-3)

【戦闘城塞マスラヲ 3】 浅井蓮次+ 角川コミックス・エース 

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ヒキコモリから走り屋に!? ルール無用のカーレース「聖魔グランプリ」開幕!!
限界知れずの超絶バトル!!


優勝すれば、1億の賞金と大量の「聖魔杯」勝ち星をゲットする事ができる、ルール無用の大規模レース「聖魔杯グランプリ」がついに開幕!
スタート直後から飛び散るのはライバル同士の火花だけではない!?そんな、常識をはるかに超えたデッドヒートが繰り広げられるなか、ハンドルを握るウィル子の傍らで、ヒデオの身体に異変が起こる。
それは、ヒデオとウィル子の関係が「聖魔杯」に参加するためだけの、ただのパートナー同士ではないことを示していて――!?

原作でも屈指の熱量を誇る、奇跡の対価。「聖魔杯グランプリ」編。うおおおっ、熱い、もう目茶苦茶熱い。期待以上に、もう素晴らしく熱かった。それこそ、思わず泣きたくなるほどに。
あらすじにもあるように、ヒデオとウィル子の関係が著しく激変する、いやウィル子にとってのヒデオの存在が劇的に変わるのがこの「聖魔杯グランプリ」のエピソードなんですよね。自分が現世に顕現し、実体化し、その能力を振るうことは宿主となっているヒデオの生命力を、イノチそのものを奪っていく事になるにも関わらず、ヒデオはその真実を語ったウィル子を、責めるどころか、許すどころか、感謝の言葉を口にする。
二ページ見開きを使ったあのシーン。
奇跡の対価としては、安い。
えっ? 奇跡って?
……ここまで連れてきてもらった。

そのままなら、きっと部屋の中で野垂れ死にしていただろう自分が、ただの無気力なひきこもりに過ぎなかった自分が、こんな熱量が飛び交う、自分を燃やせる場所にいる。ここまで、連れてきてくれたのはこの生まれたての電子の精霊。ヒデオの、この傍若無人な相棒への感謝と彼女への信頼は一貫していて、それはこの物語の終わりまで変わらない。その想いこそが、彼を最期まで支え続け、この聖魔杯を走り抜ける原動力になるのだ。そして、彼のその真摯な一念こそが奔放な幼い精霊に道を示し、彼女が神へと至るための導きとなる。
そんな二人の想いが、しっかりと結びつき、共鳴し、お互いが限界を超えていく、その端緒となったのがこの「聖魔杯グランプリ」なのである。
その様子が、マスターを信じて限界を振り絞り、力のかぎり車を走らせるウィル子と、彼女が一位でゴールを駆け抜けることを信じて、ボロボロになりながらも痛みも辛さも苦しみも何もかも振りきって歩き続けるヒデオの姿を通じて、見事に描き抜かれている。
そして、彼らが貫く熱い想いは、二人の中だけで完結せずに、確実に周囲にも伝播していくのだ。皆の信頼を裏切り、道を踏み外しかけたエリーゼの目を覚まさせ、自分の正義を見失いかけていた美奈子の俯いた面をあげさせ、多くの者たちの心を揺り動かしていく。
それは、ヒデオがニセモノなどではない、本物だという証左。やがて訪れる彼を奈落へと突き落とすような展開の中で、それはヒデオを助ける事になる。

という、激熱の燃える感動のエピソードの直後に、いきなりあんな有様になってしまうのも、この【戦闘城塞マスラヲ】の売りなんだよなあ。ギャップがすげえ(笑
どうしてこうなった!?ww
ウィル子もそりゃあ、ブチ切れる。やっほう(爆笑

1巻 2巻感想

カンピオーネ! 8.受難の魔王たち4   

カンピオーネ! 8 受難の魔王たち (集英社スーパーダッシュ文庫)

【カンピオーネ! 8.受難の魔王たち】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫

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魔王と姫、謎を求める!!
王の秘密に迫る探索の手! 護堂はその身を護ることができるのか!?
イタリアが誇る二人の少女騎士が出会う脅威の剣士!?
王の寝所の一端も明かされるミスティックファンタジー第8弾!!

ある日、護堂は東京の女子大に通うはとこのさくらの訪問を受ける。
さくら曰く、いま東京には暴虐の限りを尽くす魔王がいるそうで、その正体を突き止めたいとのこと。
もちろんそれは七人目の神殺し・草薙護堂その人に他ならず…。
困った護堂がとった行動は?
さらには、若き日の魔王・アレクとプリンセス・アリスが出会う聖杯にまつわる事件やエリカとリリアナが騎士となった際に出会った謎の人物との一件など新神話第八弾は珠玉の挿話集!!
とりあえず、護堂さんのみならず、草薙の一族は総じてヤバいというのがよくわかった(笑
なんだよー、護堂さんと前々から名高い爺様だけじゃなかったのか。恐るべし草薙家。男系のみならず、女系の方もアレだったのね。日頃から護堂さんの女性関係にうるさい妹の静花にもしっかりと草薙家の血が混じってる事が発覚。というか、草薙母が爺様に負けない男殺しだったことに爆笑してしまった。なんだよ、草薙家の女は代々「魔性の女」「天職・女王様」ってのは! どうやら静花にもしっかりとそうした血が流れているらしく、濃ゆい草薙護堂の女たちに混じってもまったく見劣りしていない。一般人とか関係ないのな。
その草薙家の血は、分家の方にもしっかり流れているらしく、はとこにあたる香月さくらも、これは相当のタマだ。先のリリアナの調査で発覚していたあの、子供の頃に護堂が結婚の約束をしていたという、あのはとこである。女王様とはベクトルが違うのだけれど、あの並外れた暢達とした鷹揚さは多分、エリカですら一筋縄でいかないぞ。暖簾に腕押し、だもんな。扱いやすそうだから油断するかもしれないが、なにかいつの間にか自分のペースに巻き込んでいるような、肝心の部分でコントロールしきれないところが見受けられる。おそらくこれは、リリアナや恵那ではちょっと無理だ。かろうじてエリカなら、彼女なら上手くコントロールできそうだけど。それでも、この娘についてはなし崩しにハーレムに居座ってしまいそうなところがある。さすがは草薙の一族(笑

シリーズ初めての挿話集。草薙護堂の平穏な普通の一日が描かれているわけだが、実は護堂さんの仰る普通や平和とは、一般的な意味における普通や平和とはかけ離れたものであることがついに露呈する。なんという巧妙な叙述トリック! な、はずがないでしょう(苦笑
このヒト、この期に及んでも自分が普通の高校生だと思ってる節があるんだよなあ。幾ら何でも無理がある。ありすぎる。もし仮に、護堂さんは神を殺してカンピオーネなどになっていなくても、魔術の世界に首を突っ込んでいなくても、一般人であろうとなかろうと普通の学生の範疇じゃねえよ!(笑
最近、とみに女性の扱いに長けてきてしまっているし。日光決戦以降はその傾向もかなり顕著になってきているのではないだろうか。

とりあえず、記憶の改竄をそれは良い手段だ、と何の忌避感もなく安心すらして受け入れてしまう護堂さんはさすがとしか言えない(笑
自称平和主義者なんだけど、護堂さんの清濁併せ呑む性質はやはり巷の主人公の性質からは逸脱してる。善良でイイ人なんだけど、許容できる領域が普通の人と全然ズレてるんですよね。その点、護堂さんは間違いなく「王様」なんですよね。特に荒事が起こらないこうした平穏なイベントのさなかですら自然に護堂さんの「王様」としての一面が浮き上がる事で、護堂さんの語る普通が如何にズレているか強力に伝わってきましたw
しかし、日光決戦以降、リリアナは完全に護堂さんと噛み合っちゃったなあ。以前の空回りっぷり、一人だけヒロインとして置いてけぼりにされていた時期からすると、隔世の感が有る。ホントに、護堂の傍で細々とプライベートを仕切る姿が堂に入るようになってるし。今や押しも押されぬ、護堂の副官、侍従長である。
ただ、リリアナのポディションが明確になったことで、余計にエリカの女主人として、宰相として、奥の院の取りまとめ役としての立ち位置が確固としたものになったのは皮肉な話だけど。
護堂さんも色々と受け入れちゃったのか、以前はエリカが色々と画策するのを困った顔で眺めていたのが、今やエリカが護堂さんを頭にした新たな魔術結社を立ち上げるために精力的に立ち回っている姿を、よくやってくれているなあと言わんばかりに満足そうに頷いている有様だもんな。もう完璧に王様だよ。


さて、今回は護堂さんの話だけでなく、他のカンピオーネ。サルバトーレ・ドニと黒王子アレクサンドルの短編も。特に、アレクについてはまだ本編でちゃんと出ていなかったので、どういうキャラなのか興味を募らせていたところなので、大変楽しめた。
以前、アリスがチマチマした性格などと評していたことと、ちらっと出たときに他の破天荒なカンピオーネたちに比べて生真面目な感じがしたので、もしかしてかなりまともな、珍しいカンピオーネなのか? などと思ったりはしませんよ、ええ。だって、カンピオーネだもんw
いや、それでも概ね良識的な人物であったのは意外でもあり、納得でもあり。基本的に性格もネジ曲がってもいないし狷介な人物でもないし、多少見栄っ張りなところはあるみたいだけど、こういう人柄なら護堂さんとも相性は悪くないんじゃないだろうか。
アリスとのコンビは思ったよりもいい雰囲気じゃないか。護堂さんにエリカが居たように、アレクと奔放なお姫様のアリスとの角のつつき合いは、アレクからすれば心外だろうけど、二人ともなかなか楽しそうである。あの様子見てると、アリスはアレクに夢中のようにしか見えないぞ。少なくとも、本当に天敵同士ならアリスはあんなに嬉々としてアレクにまとわりつかないだろうし、アレクもアリスをやり込めるネタを愉快そうに収集しないでしょうに。
武人や魔術師が多いカンピオーネの中で、アレクは考えてみるとかなり特異なポディションなんですな。言わば、自分の好奇心や知識欲を満たすのを目的としている学徒であり探求者、という立ち位置みたいだし。その為ならば、周りの迷惑省みず、というのは実にカンピオーネらしいw それでも、ちょろっと出てた話からすると、一般人相手には無茶や強引な事は避けてる、というか良心が咎める人らしいので、根はほんとイイ人なんだろうなあ。
ドニなんか、そういうの頓着しなさそうだし。でも、護堂さんやプルートー・スミスも基本的にイイ人ですし、今代の七人のカンピオーネは比較的話の通じる人が多いんじゃないだろうか。
そういえば、さらっと七人のカンピオーネの最後の一人の名前が語られてましたね。中東は洞窟の魔女、永遠の美少女アイーシャ夫人か……なんか、ヴォバン侯爵並みにヤバそうな予感がするなあw

アレクの話では、さらっとどうやら今後の展開の伏線となる話、「鋼」の最後の英雄についての話が。え!? こんなところで答えが出ちゃうの!? と一瞬驚いたけど、どうやらあくまで候補か、アバターの一つと考えるべきなのだろう、あの英雄は。
魔女たちの英雄の逸話と絡めて、相変わらずこの蘊蓄は面白い。あのメンバーの多くにそんな原典となる由来があることすら知らなかったよ。そして、唯一あの人物にだけ原典となるものがない、という話にも。この作品の蘊蓄話って、話はさして長くないのに情報密度が高くて内容も斬新で論旨も理解しやすく通っていて、論点も非常に纏まっているので、知識欲を異様に満たしてくれるんですよね。そして、その蘊蓄話はストーリーに関係ないどころかとても深く絡んでくるから、ついつい読んでいるこちらも釣られて考え込んでしまう。
さて、かの英雄の特性を踏まえた上で、東西に跨る存在か。一つ、予想する神格はあるんだけれど、あ、もし自分の予想があってるなら、今月出たあのラノベの主人公がそれに当たるのか!?
でも、これはよっぽど世界各国の神話や伝承を深く理解し解釈しないとなかなか的を射るのは難しいだろうなあ。
だが、こうして色々と考えるのは楽しいのう。


シリーズ感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 75   

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 ((電撃文庫))

【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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……すげえわ、これ。ここぞという最高のタイミングでスペードのエースを切ってきやがった。

どうしよう。どうするんだ、これ?

うむむむむ。参ったな、これは。本気で驚いた。桐乃って、そこまで切羽詰ってたのか? 思えば海外留学から帰ってきてしまった頃から、ちょっと歯止めを失っていたというか、初期の頃と比べてもその反応の仕方が随分とあからさまになってて、それこそ本当に押し殺して見せまいとしていたものが、気づかれても構わない、むしろ気づいてしまって欲しい、と思ってでもいるかのようだったんですよね。
そうかー。本気で余裕なくなってきてたんだな。今まで程度じゃ我慢できなくなってしまうほどに、想い、膨らんできちゃってたんだ。
うわぁ、ちょっと泣けてきたぞ。桐乃が抱え込んでた想いの重さと切なさを思うと、ねえ。
思えば、あのデートだって変だったもんなあ。桐乃は必死に見られる、監視されていると強調していたけれど、京介はまったくそれらしい相手を見ていないんですよね。
明らかにアレ、偽装デートを偽装したデートじゃないか。そこまでしちゃうほどに、気持ちを持て余していたと思うと、ねえ。しかし、だからと言って京介に気づいてやれよ、というのも違うんだよなあ。気づいたら気づいたで、桐乃にとってそれが良い事か、というとそうでもないんですよね。京介も随分と染まってきたというか壊れてきているけれど、妹が自分を本気で好いていると知ったとして、俺も好きだったんだよ、となるかというと……。この兄ちゃんの性格からして、むしろきっちり一線を引いてしまう可能性の方が高く感じるんだよなあ。桐乃も本能的にか論理的にかわからないけれど、自分の本当の気持ちを言ってしまってはいけない、と感じている節がある。カレシになってくれ、と頼んだときに、京介がドン引き気味に自分のことがマジで好きなのか、と問いかけたとき桐乃が蒼白になったの、あれ京介がドン引き気味だった、ということよりも自分の本当の気持ちが知られてしまう事への恐怖の方が強かったような気がするんですよね。
いや、クライマックスでのあの桐乃のセリフを考えると、京介の態度こそが問題だったのか。……いやいやいや、ちょっと待て。もしかしてあれってマジだったんじゃないだろうな? いや、マジではないか。でも、スカウトへの言い訳として彼氏役が必要だったとしても、あのモジモジした様子はちょっとおかしい。桐乃の態度としておかしい。偽装を頼む、という理由にかこつけて、兄貴に告白した、というシチュエーションに浸っていた、ってところか。
それが、京介のドン引きの態度を見て冷静さを取り戻し、同時に傷ついて、絶対に気持ちを知られちゃいけないという想いと、どうにか伝わって欲しいという気持ちがぶつかり合って、この巻での些かリミッターが外れた状態になっちゃってたって事なのかしら、想像をめぐらしてみると。
で、止めがあの兄貴と黒猫の会話聞いちゃったところか。
そりゃ、冷静じゃ居られないよなあ。

そんでね。
桐乃が兄貴のことを好きなんだという事実、薄々は気づいている人はそれなり、人数居ると思うんですが、桐乃の本気を本当に理解しているのって、考えてみると黒猫だけなんですよね。
黒猫だけが、桐乃の想いを全部分かってくれている理解者なんですよ。それを桐乃が以前から分かっていたかは分からないけど、少なくともあの打ち上げでの黒猫の激怒でわかったはず。


そこで意味深になってくるのが、件の桐乃との激突のあと、桐乃と黒猫が随分と長く電話をしていた、という描写なのである。そして、電話のあと桐乃がさっぱりとした顔をしていた、という点。
そして、その後のあの黒猫の行動。
まず間違いなく、確信に近いものがある。桐乃はまず間違いなく、黒猫のあの行動を承知している。了解している。黒猫の性格と、今の桐乃と黒猫の仲、そして黒猫が桐乃の気持ちを知っている事から鑑みると、まず京介に告げる前に桐乃に自分の気持ちと今後の行動について宣告するに違いない。
と、断言してしまおう。
以前に黒猫、同じことを桐乃不在の時にしようとしてたじゃないか、という向きもあるかもしれないが、状況や人間関係も変わってきてるからなあ。

正直、この後の展開が予想できないんですけどね。あの最後の一文が文字通りのものかどうかから、まだ確認しないと安心できないし。自分は、あの組み合わせが一番いいとは思うんですけどね、地味子には悪いが。ここで有耶無耶にされたら、いくらなんでも黒猫がかわいそうすぎるし。
それに、黒猫なら桐乃の気持ち、否定しないと思うんですよね。独り占めして盗らないと思うんですよ。ちゃんと、尊重してくれる気がする。取り合いにはなるだろうけどw でも、取り合い、という行為を享受してくれると思うんだ。
今回は桐乃が歯止めを失って右往左往している部分が大きかっただけに、黒猫が随分と助けになってくれてた気がする。それこそ、彼女がメインヒロイン並みだった5巻レベルで。その上、要所要所でこれも五巻並みにヒロインアピールしてたもんなあ。
ちょうどアニメで白いノースリーブ姿を見せてくれてただけによくわかる。黒猫、白が似合うって。

しかし、肝心の兄貴だが……どんどん壊れてきたなあ(笑
兄ちゃん、おもしろすぎるんですけど? 特にあやせ相手の時の壊れっぷりはなんなの、あれw 明らかに変なスイッチはいってるんですが。然して、なんでまたPSPのゲームのシナリオ、原作者が手がけてるのがあやせシナリオなワケですか? な、なんか本編で書けない分、あやせの話書きたい書きたい、という本音が透けて見えてくるような……原作者シナリオにも関わらず一番壊れた話しになりそうな予感がw 
親父のあの有り様をみると、実は似たもの親子だったのか、と思ってしまうけど。親父さん、今回相当読者の株あがったんじゃないのか。息子と愚痴り合った上にワガママ言いまくる親父さんが可愛いの何の……鬱陶しいわ!(苦笑


まあ、なんとも物凄い展開だった。一章の偽装デート、二章のあやせ家侵入編。三章の夏コミ参加編、とそれまでも十分面白い流れだったのに、なんかもう全部最後の二連撃に持っていかれてしまった。惜しげもなく叩きつけてきたものである。しばらくは放心状態だ。

ところで、各所で持ち上がってきている兄弟間の問題だけど……何気に一番ヤバいというか、一線を超えてしまいそうなのって、高坂家でも赤城家でもなく、あの真壁家なんじゃないだろうかw いやね、むしろシスコン過ぎたりブラコン過ぎない方が危ないんですよって!(笑

伏見つかさ作品感想

狼と香辛料 55   

狼と香辛料 5 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 5】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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あ、あれは殴られても仕方ないよ、ロレンスさん。いくらなんでも空気読まなさすぎる。いや、空気を読んだからこそ、なのか。
原作でも、あのホロの、自分がロレンスにとってどういう存在なのかを問いただすシーンは、二人の置かれた切羽詰った状況、その瀬戸際においてすらホロを大事にしようとするロレンスに、明らかにホロがひとつの言葉を求めてるのが如実に伝わってくる場面だったのですが、漫画となると威力がとんでもないことになってる。原作でだってもう狂乱しそうなほど悶えたシーンだったのに、小梅さんのホロの醸しだす雰囲気の切なさや色香は、もうハンパないのである。涙目で胸にしがみつき、言葉を引き出そうとする姿は、普段のロレンスをからかう様子など微塵もなく、この時のホロが本気だった事がはっきりと伝わってくるんですよね。素晴らしいの何の。
いや、仕切りなおしでも十分なくらいにお互いの気持が通じ合ってるのがわかる素晴らしいシーンだったのですが。ベッドで抱き合いながら睦言を囁きあう、というところまで行きながら、何故にそのままインしない!?
考えてみると、ここからホロとロレンスがお互いに「愛し合っている」と認めるまでが長いんだよなあ。お互いの気持は、言わずとも分かっているとはいえ、それを言葉にして伝え合うまでが本当に長かった。二人がラブラブなのは、これを見たら一目瞭然だというのに。

そして、本巻もうひとつの見所が、金の密輸の仕事をロレンスがノーラに持ちかける場面である。言葉巧みに、ノーラのココロを擽り、現状への不満を煽り、甘言を囁く。まさに悪魔の誘惑であり篭絡。突然提示された巨額の報酬に放心する表情、教会の避難に対して慌て青ざめ、しかしその的を射た指摘に唇を噛み締める姿、そしてロレンスの誘惑に危険をすべて承知のうえで覚悟を決めた時の顔つき。ノーラの発言自体はかなり少ないのですけど、彼女の表情が彼女のその瞬間その瞬間の気持ち、感情を雄弁に語り尽くしているのです。このシーンは痺れましたわ。

ノーラもホロも総じて魅力的で、二人のどちらが出ているシーンでも熟々と耽溺できるものですから、幸せでしたわぁ。特に、二人が揃って談笑しているシーンなど、どんなご褒美かとww

巻末のおまけには、未だ未登場の女性キャラ、ディアンにエルサ、そしてエーブを加えたガールズバンドネタが。ロレンス、おもいっきり怪しい業界人だな、それだとww
エネクに踏まれるノーラがご褒美ですww


シリーズ感想

猫物語(白)5   

猫物語 (白) (講談社BOX)

【猫物語(白)】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX

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“何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。”
君がため、産み落とされたバケモノだ。
完全無欠の委員長、羽川翼は2学期の初日、1頭の虎に睨まれた――。それは空しい独白で、届く宛のない告白……<物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!


……いや、これは凄いわ。
いい意味でも悪い意味でも、このシリーズって悪ふざけ、が利いてたんですよね。趣味で書いてます、というのが良く分かる、とても楽しんではしゃぎ回って描かれている物語だったのです。
それが、この【猫物語(白)】では様相を全く異にしている。
真剣勝負だ。
会心、じゃないのか、これは。筆者はこれまでも、人が成長し変わっていく物語を幾つも綴ってきたけれど、ここまで散逸させず集約して一人の人間を対象とし、その人となりを解体し暴きさらけ出した上で、その本質を損ねないまま変えないまま変わらせないまま、根本から一皮剥けさせ閉塞を打ち破り一変させ素敵な成体となる瞬間までを最初から最後まで余すことなく一から十まで、そう筆者風に言うなら「十全に」、寄り道せずに完璧に描ききったのは初めてなんじゃないだろうか。
会心、に見えた。会心、としか思えなかった。
穴という穴を埋め尽くし、隙間という隙間を塞ぎきり、欠落という欠落を塗り潰す。真っ白で何も無い虚ろに、取り外したものを詰め込むこととなる、これは<本物>と呼ばれた羽川翼が本当の<本物>になる物語だ。

まずはまさかのヒロイン視点。この【猫物語(白)】は完全無欠に一から十まで、羽川翼の視点によって描かれる。
だからこれは、羽川翼の物語であって、阿良々木暦のそれではない。
だからこれは、本当の意味で、自分で自分を助けるための物語である。
多くの手助けを彼女は与えられるけれど、それを力に変えて羽川翼を助けるのは、彼女本人なのだ。何でも知っている羽川翼は、知っていることなら何でも知っている羽川翼は、だけれど、それとも「だからか」、自分のことは何も知らない、知らなかった。なんにも知らない「羽川翼」でしかなく、だからこそこれは彼女が彼女自身の事を知るためのお話だ。自分のことを知らなければ、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかも分からない。自分がどういう有り様なのかを知らなければ、自分を哀れむことすら出来ないのだから。
まず彼女は言葉面だけじゃなく、自分が知ってることしか知らない、という事を認めなければならなくなる。それを認めなければ、他人の話は聞けないものね。人は、自分の知っている事ならついつい聞き流してしまうものだから。だから、今までの羽川翼は自分についての他人の論評を聞いてはいても聞きとどめてはいなかった。何も考えなかったし受け止めなかった。
そんな彼女に大きな一石を投じる事になるのが、我らがヶ原さんなのである。

新生ヶ原さん。阿良々木くん曰く、夏休み以来異様なほど可愛くなってしまったという阿良々木くんの彼女さん。そんな話題を振っておきながら、肝心の更生ヶ原さんはとんと登場せず、怪異よりも不確かな未確認生物として、その名望だけが飛び交い噂が噂を呼び想像を絶するアンタダレ?なイメージにまで膨らんでしまったヶ原さんが、満を持して登場なのでした。

このヶ原さん、やっべえ!!

なにこのかわいい生物!?

あ、阿良々木くん不在の状態でこれって、阿良々木くんを前にした時の彼女さんはいったいどのレベルにまで達してしまうというの? というか、羽川にベタベタするヶ原さんが異様にヤバいんですがw
ヶ原さんってもっと羽川に対して苦手意識を覚えている、という印象だったのだけれど。阿良々木くんの視点からするとそんな感じだったし、実際調教されてます、てな感じだったんだけれど、むしろこれ囲ってますよね。めちゃくちゃ好きですよね、羽川のこと。むしろ食われてたの神原じゃね? と思うくらい羽川に対するヶ原さんの態度がヤバいんですがww
な、なるほどなあ、ややも病んでる時代の顔がチラチラと垣間見えるとはいえ、元々のヶ原さんのキャラクターがこんなのだったとしたら、中学時代など陸上部でカリスマ的な人気を誇っていた、といのもよく理解できる。これは、みんなから好かれるわ。
阿良々木くんに面通しされたファイヤーシスターズの二人も、ヶ原さんには悪い印象をウケなかったようで、なにより。というか、既に火燐ちゃんはヶ原さんの手玉に取られてしまってるんですが。すげえ、完全に操縦しきってるw
しかし、羽川やヶ原さんの眼から見ても、姉妹の兄ちゃんへのラブラブっぷりは異常なのか。今語られる火燐と月火のカレシも、本人たちの言によると「兄ちゃんみたいな人♪」らしいからな……おいおい。

その肝心の阿良々木くんといえば、なんか別口の大事件に巻き込まれているようで、ほんとに全然登場せず。羽川が自分探しの旅の前に探すべき自分を捜しているこの時、いったい阿良々木くんの元で何が繰り広げられていたのか、については他のヒロインがメインの話の時に描かれることになるんだろうけど、この調子だとそれぞれの話で断片的に描かれる事になりそうな気もするなあ。何となくこの後の第二期シリーズは、ぜんぶヒロイン視点で描かれそうな気もするし。と見せかけて今まで通りだったり、語り部がタイトルコールのヒロインじゃなかったり、という可能性もあるので油断できないが。

羽川翼というキャラクターの全てが彼女自身の手によって余すことなく詳らかにされ、これまでの積み重ねを踏まえた上で破却され、再構成され、決着させられる本作は、まさに羽川翼大全と言えるのだろう。
そして、他の話の時のように(上・下)巻編成になっていないように、話としては対でなく連続していない猫物語(黒)と(白)だけれど、問題を全部先送りにした(黒)に対する答えがこの(白)だったのだとすると、やはり順序としてはこの並びが正しく必然だったように思う。
今までと違うというセカンドシーズンのスタートを印象づける、一番手としても。前日譚を終えて、先へと進む物語の話の号砲としても。

傑作である。


にしても、此処で描かれる阿良々木くんのカッコ良さは、阿良々木くんが見たら恥ずかしくて憤死しそうなほどカッコいいな!!
本当に比喩なく白馬の王子様みたいじゃないか。
……なるほどなあ、なんで阿良々木くん、こんなに不在なのかよくわかった。ヒロイン視点となったら容易に阿良々木くん、出せないのがよくわかった。
ヒロインの眼から見た阿良々木くんなんて……なんかもういろんな意味で直視できないに違いない!!(笑

化物語(上) 化物語(下) 傷物語 偽物語(上) 偽物語(下) 猫物語(黒)

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 24   

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その2 (MF文庫J)

【おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 2】 葉村哲/

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 bk1

荒谷学園第三旧校舎、古い木造校舎の一階にある部室。白崎宗司と森塚一乃、そして沢村キリカ。三人きりのゲーム同好会では今日も元気に(ゲームしないで)お喋りとか宗司いじめとか宗司を巡る異能バトルが繰り返されている。宗司の妹・双子のリリスも加わった今、戦況は混乱するばかり――。そんな中、沢村キリカの誕生日が近づき、昔から仲の良かった宗司とキリカは「17歳の誕生日までにしたいことリスト」を片手に宗司とデート(?)に出かける。大ヒット御礼、葉村哲が贈る、新感覚ラブコメディ(な気がする!)第二弾登場!

うわぁ………(絶句

やっぱり、葉村哲は葉村哲だったということかー。いやあ、このラブコメな日常が崩れ去る事はない以上、一巻でちと書いたように異能がもたらす要素はあくまでエッセンスに留まっているのだろうけれど……代わり映えしない日常が送られる根底に、こんな真実が寄り添っているというのは想像を絶するなあ。
これ、異能を持った人間たちの繰り広げる駄弁り系日常ラブコメというフレーズなんだけど、この作品の特別なところは登場人物が異能を持っているにも関わらず、その異能力を無駄遣いしながら日常を過ごしていく所にあるのだと思っていたのだが、どうやら違ったらしい。
異能を持っている、というのは関係ないのだ。注視するべきは、宗司をはじめとした登場人物の精神面での異常性なのだ。最後まで読んでもらうと理解できると思うが、キリカの秘密を知ってしまった今となると、あの真実を抱えたまま生きているキリカと、それを知った上で全部受け入れている宗司が、平然と日常を楽しそうに過ごしている事自体が異常極まりないんですよね。普通なら耐えられないし、まず破綻してしまうはず。それを微塵も感じさせずに何でもない日常を過ごしているということがどれだけおかしい話か。
まだその過去が明らかになっていない一乃や、どう見ても存在自体が狂っている白崎リリカ×2など、未だ掘り下げが行われていない他のヒロインにしても、どうせキリカの例からしてもろくでもない真実を抱えているのはまず間違いないはず。
となると、この作品って他愛ないキャッキャウフフのラブコメな日常を描きながら、そうした日常が送られていること自体が異常で異端でイカレている、という凄まじい有り様になっているという事になる。それってまるで、絶望めいた救いで、地獄みたいな楽園だ。
改めて見なおしてみても、宗司という主人公は想像を絶する。この青年は、一体どういう在り方を以て自らを保っているのだろう。キリカと知り合って以来、もう何年も経っているはずなのに、どうしてこの男は表面上だけだろうと平静でいられるんだろう。キリカと、あんな気楽に付き合えるんだろう。普通の仲の良い女の子のように付き合えるんだろう。一緒に笑えるんだろう。
想像を絶する。信じられない。
いや、だからこそか。こういう男でなければ、キリカや一乃のような絶望を抱えた少女を受け入れ切れず、そんな男だからこそ彼女たちもまた一途に想いを寄せるしか無いのだろう。それこそ、全身全霊を賭けて。口では茶化した風を装いながらも、その実彼女らの露骨な誘惑する言動はいつだって本気で、身も心も宗司に捧げきっているのだ。
彼女らの愛は、常に献身である。

と、いう風に書いているととても重たい話に見えてしまうかもしれないが、基本的には現在続いているシリーズ作品の中では五指に入るであろうイチャラブコメディだ。
なまじ宗司が鈍いを通り越して完全スルーに徹しているものだから、自他共に認める地雷女の一乃とキリカはツンする暇もなく競い合うように宗司へのデレをエスカレートさせていく。宗司が完全に木石ではなく、二人に恋愛感情を抱いていないというだけで二人の可愛さやアピールにわりと年頃の男の子らしくグラグラと理性をぐらつかせ、はっきりと口に出して可愛い可愛いと褒めたりもするので、嬉し恥ずかしな小っ恥ずかしい甘酸っぱい雰囲気にもよくなりますしね。好きな男の子にそんな可愛い反応をされたら、そりゃあ鼻息荒くしてやること為すこと過激化していくのも仕方ありません(無いのか?)
しょっちゅうガチで殴り合ってる影響か、段々と一乃とキリカの中も複雑怪奇に良くなってきている感じですし……良くなってるのかなあ? 本当に抜け駆けされたら、ガチで殺し合いになりそうな緊張感もエッセンス(笑

にしてもだ、一乃にしてもキリカにしても、ヤバいくらいに可愛い。もうメロメロである。その発射しまくりな「襲って♪襲って♪光線」はいい加減凶器だw
君ら、本気でソージ君好きなんだねえ(笑

葉村哲作品感想
 

3月31日

秋山瑞人
(電撃文庫)
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秋山瑞人
(電撃文庫)
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朱雀伸吾
(ヒーロー文庫)
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CLAMP
(KCデラックス)
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いのうえひなこ/棚架ユウ
(ライドコミックス)
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3月30日

宮原るり
(YKコミックス)
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宮原るり
(YKコミックス)
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えんじ
(エンターブレイン)
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下垣
(ファミ通文庫)
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桜木桜
(ファミ通文庫)
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としぞう
(ファミ通文庫)
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ぶんころり
(GCノベルズ)
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棚架ユウ
(GCノベルズ)
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まさなん
(GCノベルズ)
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3月29日

長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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飴色 みそ/両生類かえる
(アライブ+)
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彭傑/桂千夏/真野真央
(アライブ+)
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小町さんぺい/Liars Alliance
(アライブ+)
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えかきびと/壁首領大公
(アライブ+)
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炎堂たつや
(アライブ+)
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3月28日

秋月壱葉/望月麻衣
(アクションコミックス)
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糸なつみ
(アクションコミックス)
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3月27日

山崎 響
(一迅社ノベルス)
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TYPE-MOON/大森葵
(REXコミックス)
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中田ゆみ
(REXコミックス)
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山崎響/雪狸
(REXコミックス)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃コミックス)
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荒木風羽/ケンノジ
(電撃コミックスNEXT)
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南高春告/鴉ぴえろ
(電撃コミックスNEXT)
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苗川采
(電撃コミックスNEXT)
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湯猫子/未来人A
(電撃コミックスNEXT)
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五十嵐藍
(YKコミックス)
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三上小又
(まんがタイムKRコミックス)
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はんざわかおり
(まんがタイムKRコミックス)
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はんざわかおり
(まんがタイムKRコミックス)
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猫にゃん
(まんがタイムKRコミックス)
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椎野せら
(まんがタイムKRコミックス)
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春日沙生
(まんがタイムKRコミックス)
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ムクロメ
(まんがタイムKRコミックス)
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3月25日

志瑞祐
(MF文庫J)
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御宮 ゆう
(MF文庫J)
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サイトウ ケンジ
(MF文庫J)
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汐月 巴
(MF文庫J)
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ニャンコの穴
(MF文庫J)
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鳴海 雪華
(MF文庫J)
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鏡 遊
(MF文庫J)
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木緒 なち
(MF文庫J)
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両生類 かえる
(MF文庫J)
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久追 遥希
(MF文庫J)
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柳内 たくみ
(MF文庫J単行本)
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道造
(オーバーラップ文庫)
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紙木織々
(オーバーラップ文庫)
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しば犬部隊
(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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遥 透子
(オーバーラップ文庫)
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赤池 宗
(オーバーラップノベルス)
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上野夕陽
(オーバーラップノベルス)
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風見鶏
(オーバーラップノベルス)
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福田晋一
(ヤングガンガンコミックス)
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工藤マコト
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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佐和井ムギ/まさみティー
(ガルドコミックス)
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みずのもと
(ガルドコミックス)
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長頼/シゲ
(ガルドコミックス)
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やもりちゃん/じゃき
(ガルドコミックス)
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サワノアキラ/秤猿鬼
(ガルドコミックス)
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ちくわ。(角川コミックス・エース)
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東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)
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ばたこ/中村颯希
(角川コミックス・エース)
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石田あきら/東出祐一郎
(角川コミックス・エース)
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伏見つかさ/渡会けいじ
(角川コミックス・エース)
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九我山レキ/くろかた
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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福井晴敏/虎哉孝征
(角川コミックス・エース)
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福井晴敏/大森倖三
(角川コミックス・エース)
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Ark Performance/大河原邦男
(角川コミックス・エース)
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夏元雅人/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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北爪宏幸/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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工藤マコト/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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佐々木少年/TYPE-MOON
(角川コミックス・エース)
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犬塚惇平/ヤミザワ
(角川コミックス・エース)
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石井たくま
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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御眼鏡
(電撃コミックスNEXT)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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長田悠幸/町田一八
(ビッグガンガンコミックス)
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オノ・ナツメ
(ビッグガンガンコミックス)
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浅月のりと
(ビッグガンガンコミックス)
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松風水蓮/彩峰舞人
(電撃コミックスNEXT)
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3月24日

棚架ユウ/丸山朝ヲ
(バーズコミックス)
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洋介犬
(バーズコミックス)
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3月23日

殆ど死んでいる
(MFC)
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カガミツキ/和多乃原かぼれん
(MFC)
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洋介犬
(MFC)
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岡まだち/今井真椎
(MFC)
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岡まだち/今井真椎
(MFC)
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ぐう/水無瀬
(MFC)
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hoihoi
(MFC)
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久遠まこと/徳川レモン
(MFC)
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にぃと/アネコユサギ
(MFC)
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倭ヒナ/ぷにちゃん
(MFC)
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橋本良太/時野洋輔
(MFC)
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ハミタ
(MFC)
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大槻 俊也/二八乃端月
(MFC)
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Spider Lily
(MFC)
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阿部かなり/Spider Lily
(MFC)
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雨水龍/細音啓
(MFコミックス アライブシリーズ)
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鬼麻正明/暁なつめ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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井冬良/二丸修一
(MFコミックス アライブシリーズ)
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葵季むつみ/二丸修一
(MFコミックス アライブシリーズ)
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新海誠/甘島伝記
(アフタヌーンKC)
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松本明澄
(イブニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニング KC)
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藤本正二/Juan Albarran
(モーニング KC)
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榎本あかまる
(モーニング KC)
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藤田和日郎
(モーニング KC)
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オキモト・シュウ/藤川よつ葉
(モーニング KC)
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田素弘
(モーニング KC)
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江口夏実
(モーニング KC)
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支倉凍砂
(中公文庫)
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入間 人間
(メディアワークス文庫)
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浅葉 なつ
(メディアワークス文庫)
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3月22日

川村拓
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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河本ほむら/八嶋諒
(ガンガンコミックスJOKER)
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3月20日

MIZUNA
(TOブックス)
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もちだもちこ
(TOブックス)
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島田征一
(TOブックス)
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暁晴海
(TOブックス)
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星畑旭
(TOブックス)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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生駒陽
(チャンピオンREDコミックス)
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サイトウケンジ/垣野内成美
(チャンピオンREDコミックス)
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河本ほむら/ズズ
(チャンピオンREDコミックス)
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柚木N’
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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紺野千昭/岩葉
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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あずまゆき
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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ルーツ/むにゅう
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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3月17日

久住太陽/杉浦理史&Pita
(ヤングジャンプコミックス)
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森本大輔
(ヤングジャンプコミックス)
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藤川よつ葉/うえののの
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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岡叶/樋口直哉
(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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稲葉みのり
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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L._SL290_.jpg" title="推しの子" />
奥浩哉/花月仁
(ヤングジャンプコミックス)
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すかいふぁーむ/ぺんたごん
(ヤングジャンプコミックス)
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午子/赤石赫々
(ヤングジャンプコミックス)
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椎橋寛
(ヤングジャンプコミックス)
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こうじ/鳴瀬ひろふみ
(ヤングジャンプコミックス)
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広江礼威
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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えのあきら
(サンデーGXコミックス)
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イダタツヒコ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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やまむらはじめ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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雨森たきび
(ガガガ文庫)
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冬条 一
(ガガガ文庫)
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ツカサ
(ガガガ文庫)
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伊達 康
(ガガガブックス)
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えんじゅ
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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結城 涼
(電撃の新文芸)
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急川回レ
(電撃の新文芸)
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一分咲
(電撃の新文芸)
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日日 綴郎
(富士見ファンタジア文庫)
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福山 陽士
(富士見ファンタジア文庫)
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蒼塚 蒼時
(富士見ファンタジア文庫)
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早月 やたか
(富士見ファンタジア文庫)
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ヰ森 奇恋
(富士見ファンタジア文庫)
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竹町
(富士見ファンタジア文庫)
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長岡 マキ子
(富士見ファンタジア文庫)
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竹林 七草
(集英社文庫)
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3月16日

西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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山本崇一朗
(KCデラックス)
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福地カミオ
(KCデラックス)
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硬梨菜/不二涼介
(KCデラックス)
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樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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吉河美希
(講談社コミックス)
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春場ねぎ
(講談社コミックス)
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金城宗幸/ノ村優介
(講談社コミックス)
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金城宗幸/三宮宏太
(講談社コミックス)
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新川直司
(講談社コミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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ひらかわあや
(少年サンデーコミックス)
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渡井亘
(バンブーコミックス)
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3月14日

あわむら赤光
(GA文庫)
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佐藤真登
(GA文庫)
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大森藤ノ
(GA文庫)
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大森藤ノ
(GA文庫)
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星崎 崑
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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一ノ谷鈴
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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3月10日

四季大雅
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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鎌池和馬
(電撃文庫)
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時雨沢恵一
(電撃文庫)
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眤嫉駛
(電撃文庫)
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三河ごーすと
(電撃文庫)
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真代屋秀晃
(電撃文庫)
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アサクラネル
(電撃文庫)
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仁木克人
(電撃文庫)
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天乃 聖樹
(電撃文庫)
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黒辺 あゆみ
(カドカワBOOKS)
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安崎 依代
(カドカワBOOKS)
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台東 クロウ
(カドカワBOOKS)
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新天新地
(カドカワBOOKS)
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浅葱
(カドカワBOOKS)
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米織
(カドカワBOOKS)
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yocco
(カドカワBOOKS)
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遠野 九重
(カドカワBOOKS)
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橘 由華
(カドカワBOOKS)
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橘 由華
(カドカワBOOKS)
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流優
(カドカワBOOKS)
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naginagi
(TOブックス)
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稲井田そう
(TOブックス)
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やしろ
(TOブックス)
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かのん
(TOブックス)
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 【隻眼・隻腕・隻脚の魔術師 2 〜森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神
すずすけ
(TOブックス)
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福山松江
(DREノベルス)
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熊乃げん骨
(DREノベルス)
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小鳩子鈴
(DREノベルス)
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ななてる
(角川コミックス・エース)
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黒麦はぢめ
(角川コミックス・エース)
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根雪れい
(角川コミックス・エース)
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美月めいあ/雨音恵
(角川コミックス・エース)
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源素水/美月りん
(角川コミックス・エース)
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さわむらリョウ
(角川コミックス・エース)
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TYPE-MOON/中谷
(角川コミックス・エース)
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雨咲はな/有馬ツカサ
(角川コミックス・エース)
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矢神うた/葛原昏
(角川コミックス・エース)
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青木潤太朗/森山慎
(角川コミックス)
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七菜なな/Kamelie
(電撃コミックスNEXT)
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宮月新/下内遼太
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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田岡りき
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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3月9日

てにをは/いなば
(ドラゴンコミックスエイジ)
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佐藤夕子/篠浦知螺
(ドラゴンコミックスエイジ)
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白鷺六羽/小宮地千々
(ドラゴンコミックスエイジ)
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文屋リヱ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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つむみ/愛七ひろ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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あび/樋辻臥命
(ドラゴンコミックスエイジ)
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ゆきの
(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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たかの雅治/神無月紅
(ドラゴンコミックスエイジ)
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コトバノリアキ
(KCデラックス)
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古川五勢
(KCデラックス)
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ヤチモト/resn
(KCデラックス)
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鷲見九/モンチ02
(KCデラックス)
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御影夏
(KCデラックス)
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あるくひと/小川慧
(KCデラックス)
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高田裕三
(シリウスKC)
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マツモトケンゴ
(シリウスKC)
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NEO草野
(シリウスKC)
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町田とし子
(シリウスKC)
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秋風緋色/ブロッコリーライオン
(シリウスKC)
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中島豊
(シリウスKC)
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園心ふつう/FUNA
(シリウスKC)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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加古山寿/朱月十話
(シリウスKC)
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芳橋アツシ/延野正行
(シリウスKC)
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白土悠介/鬱沢色素
(シリウスKC)
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雪あられ/ツカサ
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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タクミユウ/橘ケンチ
(ワイドKC)
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金田陽介
(講談社コミックス)
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三香見サカ
(講談社コミックス)
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奈央晃徳/山川直輝
(講談社コミックス)
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手名町紗帆/燦々SUN
(講談社コミックス)
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ひつじロボ/悠木碧/キメラプロジェクト
(アクションコミックス)
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橙夏りり
(アクションコミックス)
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ノブヨシ侍/クール教信者
(アクションコミックス)
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檜山大輔
(アクションコミックス)
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中村カンコ
(アクションコミックス)
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3月8日

日野草/如月にまる
(モーニング KC)
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湯水快/山座一心
(モーニング KC)
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ありしゃん
(モーニング KC)
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佐々木善章/大地幹
(モーニング KC)
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黒崎リリー/島田英次郎
(モーニング KC)
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倉地千尋
(モーニング KC)
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宗我部としのり
(少年チャンピオン・コミックス)
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板垣恵介/猪原賽
(少年チャンピオン・コミックス)
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佐藤ショーキ
(少年チャンピオン・コミックス)
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やとみ/藤田里奈
(ブシロードコミックス)
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3月7日

かみはら
(ハヤカワ書房)
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FUNA
(SQEXノベル)
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初枝れんげ
(SQEXノベル)
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メアリー=ドゥ
(SQEXノベル)
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空倉シキジ
(アフタヌーンKC)
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赤堀君
(アフタヌーンKC)
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初枝れんげ/柴乃櫂人
(ガンガンコミックスONLINE)
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筧千里/堂島ノリオ
(ガンガンコミックスUP!)
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あざね/大慈
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/植田亮
(ガンガンコミックスUP!)
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IMAGO/エイベックス・ピクチャーズ/こゆびたべる
(ガンガンコミックスUP!)
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機織機/川崎命大
(ガンガンコミックスUP!)
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中村基/中村なかち
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/阿倍野ちゃこ
(ガンガンコミックスUP!)
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常磐くじら/桃山ひなせ
(ガンガンコミックスUP!)
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白石定規/七緒一綺
(ガンガンコミックスUP!)
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串木野たんぼ/ぽんこつわーくす
(ガンガンコミックスUP!)
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蒼乃暁/BARZ
(ガンガンコミックスUP!)
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3月6日

三好智樹/瀬戸義明
(モーニング KC)
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ずいの/系山冏
(ヤンマガKCスペシャル)
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ippatu
(ヤンマガKCスペシャル)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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福本伸行
(ヤンマガKCスペシャル)
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上原求/新井和也
(ヤンマガKCスペシャル)
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3月5日

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3月3日

著 緑青・薄浅黄
(ドラゴンノベルス)
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かずなし のなめ
(ドラゴンノベルス)
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いつきみずほ
(ドラゴンノベルス)
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緒二葉
(ドラゴンノベルス)
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猪口
(ドラゴンノベルス)
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河田雄志/行徒
(角川コミックス・エース)
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出内テツオ
(角川コミックス・エース)
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竜騎士07/赤瀬とまと
(角川コミックス・エース)
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東冬/三田誠/TYPE−MOON
(角川コミックス・エース)
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槌田/TYPE−MOON
(角川コミックス・エースエクストラ)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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龍幸伸
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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平方昌宏
(ジャンプコミックス)
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末永裕樹/馬上鷹将
(ジャンプコミックス)
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芥見下々
(ジャンプコミックス)
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尾田栄一郎
(ジャンプコミックス)
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タイザン5
(ジャンプコミックス)
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西尾維新/岩崎優次
(ジャンプコミックス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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春原ロビンソン/ひらけい
(ジャンプコミックス)
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普津澤画乃新
(ジャンプコミックス)
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鳥山明/とよたろう
(ジャンプコミックス)
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へちぃ
(ジャンプコミックス)
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山崎将
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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山本棗
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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SUHO/Chae Habin
(フロース コミック)
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mini/yuin
(フロース コミック)
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iNA/Yuna
(フロース コミック)
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hiro者/すずね凜
(フロース コミック)
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ORKA/Spice&Kitty
(フロース コミック)
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鳥生ちのり/なまくら
(フロース コミック)
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