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すばち

神明解ろーどぐらす 55   

神明解ろーどぐらす5 (MF文庫J)

【神明解ろーどぐらす 5】 比嘉智康/すばち MF文庫J

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ついに帰宅! 下校は家に着くまでが下校です!!
千歳のみならず、まりもや咲の危機をも察した十勝は、大胆にもクラスメイトたちの前でハーレム宣言をした! さらに集まってきた野次馬生徒たちが注視するど真ん中で、「うちのコトを好きだっていう確かな証拠見せて」と言うまりもにキスをした! 阿鼻叫喚に包まれる昇降口! ……果たして十勝は決死の覚悟で下校仲間を守りきれるのか? そして留萌を呪縛の檻から救えるのか!? 神聖下校物語、ついに完結! 「おまえみたいな野郎は許せねえ! いますぐ学校から出て行ってくれないか!!」――まさに下校。池田十勝、下校十段! 参る!!!
まさにこれ、大下校時代のはじまりである!
まあ表紙を見て欲しい。四巻でほど完成に至ったかと思われたものが、さらに進化していた驚愕。いちにいさんしいご、五人居る!?
いやあ、それにしてもすごかった。ものすごかった。特にすごかったのが、冒頭のシーンである。まさに騒乱、まさにカオス。十勝とまりもの二人のやり取りだけでも凄かったのに、それを見守る野次馬生徒たちのツッコミと存在感がとんでもないことになっていて、もう訳の分からない高揚感でテンションマックス。モブのくせに、君らちょっと個性ありすぎだよ! お陰で状況が煽られる煽られる。誰だよ、「はじめてのチュウ」を歌い出しやがったのは!(爆笑
4巻を読んだ時にはとんでもない引きにひっくり返ったものですけど、その引いた分の溜めを炸裂させた、凄まじいシーンでした。これは歴史に残るよ。
公然とした二股宣言、千歳もお前もさきっぽも全部オレの女宣言に、まりもも怒るどころが完璧に火がついちゃったもんなあ。この娘もすごいわー。
そしてこの名言である。
「ねえ、みんな。似合わないとか勿体ないとかって気持ちを恋愛に持ち込んじゃダメ。いい恋愛しようだなんてしちゃダメ。
この人になら、身も心もボロボロにされてもいいって思える人と恋愛すんの。
うちはこの男になら騙されたっていいと思える人しか恋愛はしないから」
まりも、覚悟決めちゃったーー!!
しかし、そのアドヴァイスは普通の女子には難易度高いですよっ。男を見る目がないと大変なことになりますよっ。幸い、まり姉が見込んでしまった男は、極め付きの漢でどう間違っても不幸にはさせてくれない大した野郎だからイイんですけど。ああでも、女の子にここまで芯の髄まで惚れられるって怖いくらいだよなあ。十勝はそれに見合うナイスガイだからいいんだけど。

安心したのが、まりもと千歳の仲直りが二人がちゃんと顔を合わせただけで自然にすんなりと出来てしまった所でした。留萌の計略でギスギスしてた二人だけど、千歳はどうやっても千歳に過ぎなくて、そんな彼女をまりもはやっぱり大好きだったんですよね。まりもにキチンと事情を話すことで和解するんじゃなく、話す前に二人に話をさせて、どんな理由があっても千歳もまりももお互いを嫌いになれない、向きあえばいつものように惚けた会話でほんわかと和んでしまう関係であることを示してくれたのは良かった。勿論、十勝がその前にまりもにキスをして、彼女に心の余裕が出来ていたからこそ、顔を合わせたときに普段どおりのやり取りになれたんだろうけど。それでも、これだけ心の距離が開いても、一度顔を合わせたらすぐに元通りってなってくれたら、今後何があってもこいつらはこんな風に仲良くなれるって信じられるじゃないですか。
千歳が癒し系すぎるのが原因かもしれないが、やっぱりさきっぽも含めて、この子たちの関係は一緒に居てこそ、映えるように思えます。素敵でした。

留萌の記憶によってようやく到底出来た連続少女殺人事件の犯人。彼が狙う千歳の周りに居ることで、ターゲットに含まれる危険性が出てきたまりもとさきっぽ。ついに彼女たちにも事情と留萌の存在を明かして、すれ違いを解消し、みんなで協力して通り魔に対抗する事になったのだが、此処からが生々しいというか現実的なところで、彼らの前に壁が立ちふさがる事になる。
犯人の正体がわかったのが留萌というオカルト的な存在のお陰である以上、通り魔が東神楽であると証明できないのである。警察に話しても、証拠も何もない以上、調べてももらえないし守ってももらえない。犯人も分かっている。狙われているのが千歳だともわかっている。にも関わらず十勝たちは犯人に対して手も足も出せないという状況に追い込まれていくのである。ただ、いつ彼が千歳やまりもたちに牙を剥くのかを警戒し続けなければならないという恐怖の日々。前作でもそうだったけど、こういうサイコな怖さを自然に描くんだよなあ、この人。
そして、警戒する十勝たちをあざ笑うかのように、巧妙に千歳に魔の手を伸ばす通り魔。絶望的な状況の中で、十勝、まりも、さきっぽ、留萌がそれぞれの持つ知識、経験、能力を活かして千歳の元へと駆けつける。
いざ恐怖が現実になった時に見せた十勝の漢っぷり、女性陣の健気さがまた胸をうつんだ。特に十勝は、紛れもなく「ヒーロー」。彼自身は自分はヒーローなんかじゃないと謙遜するけど、あんたがヒーローじゃなかったら何がヒーローだってんだ。自分への悪評を物ともせず、どころかそれを利用して女の子たちを守り、そして自らの身体を張ってみんなを守る。もう、めちゃくちゃカッコイイ。ここまでやられたら、もう何も言えんですよ。最初から言うつもりなんざ欠片もなかったですが、留萌を含めて全員貴方が引き受けなきゃ、誰も納得出来ないですよ。
ウヤムヤの結果のハーレムではなく、むしろこちらからお願いしますと頭を下げたいハーレムエンド。出来うるなら、留萌を加えてのあの屈託ない賑やかで楽しい下校エピソードをもう一話、もう一巻ニヤニヤしながら読みたかったですけどね。
4巻の超展開にどうなるかとハラハラしましたが、本当に素晴らしい作品でした。次回作も、ギャルゴ、十勝ちゃんに引き続くカッコイイ主人公、期待しております。

比嘉智康作品感想

神明解ろーどぐらす 44   

神明解ろーどぐらす4 (MF文庫 J ひ 3-10)

【神明解ろーどぐらす 4】 比嘉智康/すばち MF文庫J

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池田十勝は、夏祭りでまりもから投げつけられたバケツを返そうと、まりもの住むマンションにやってきた。インターフォン越しの会話。まりもが十勝の隠し事に気づく。雑木林でのキララとのキス。十勝は、キスしたことは認めるが、留萌との約束で本当のことは話せなかった。そして翌日、まりもの携帯にキララから電話がかかってくる。いつもの卑屈なキララの様子が、会話の途中で豹変し――? キララ、まりも、さきっぽ、十勝の四人が再び一緒に下校する日は来るのか! 風雲急を告げる充実下校生活。下校、フォー・エバー! ……いや、それは留年だから。

な……なんという超展開。これ、最初からこういう話にしようと思ってたの? 唖然呆然である。
三巻の展開ですら既に超展開というべき流れだったのに、この四巻と来たら、三巻で提示された展開をひっくり返し、コチラが目を白黒させている間にさらにとんでもない爆弾を炸裂させ、泡を吹きそうな衝撃に自失していたら、トドメにさらに魂が抜けそうな信じられない事を十勝ちゃんがやらかして、とまるで洗濯機にでも放りこまれたような驚愕のどんでん返し三連続だった。
特に、最後の大どんでん返しには、全身に電撃が走りましたよ。その直前まで、身も凍るようなサイコホラーをまざまざと見せつけられ震え上がっていただけに、その浸食を敢然と跳ね除けるが如き十勝ちゃんの形振り構わない勇躍には、痺れたーーっ! もう、めちゃくちゃかっこ良かった。いや、言ってることはこの上なく最低な上に、それを公衆の面前で絶叫するというひとつ間違えれば身の破滅であろう発言なんだが、その真意を知っている読者の身としては痺れる痺れる。嬉しいのは、訳がわからないながらもちゃんと丹下が十勝ちゃんの本気と真意に気づいてくれた所である。
目茶苦茶イイ女なんだよなあ、丹下。

にしても、凄い展開である。どうしてこうなった、と口をポカンと開けざるを得ない。得ないんだが、よくよく思い出してみるとこれを書いてたのは【ギャルゴ!!!!!!】を書いてた比嘉さんだったんだよなあ。かなり作品の雰囲気が違っていただけに、おもいっきり忘れていた。異常極まる人間の精神の変調を描いたサイコホラーといい、敢えて世界観を関係者だけの閉じた世界にするのではなく、大衆という観客を引き込むところといい、主人公の極まった漢前っぷりといい、此処に来て比嘉ワールドが炸裂した、という感じ。
それでも、この展開は超展開だよなあ。あまりの作風の大転換に、これはついていけない人もいるんじゃないだろうか。仮にも前巻までは【僕は友達が少ない】と同系統のほのぼの駄弁り系日常ラブコメ、というジャンルから小揺るぎもしていなかったのに、いきなりこれだもんなあ。留萌の登場は確かに波乱ではあったけど、まさかこんな展開になるなんて想像した人、いないでしょう。
自分としては、この危急を前にして十勝、キララ、まりも、さきっぽのメインの四人が四人ともが、思わず抱きしめてあげたくなるくらい素晴らしい人間性を見せてくれ、魅力的な振る舞いをしてくれただけに、もう四人ともが好きすぎて他どうでもよくなってしまいましたよ。
さきっぽなんて、振られて失恋したと思い込んで落ち込んだまりもに、あんなに親身になって付き合ってさ、なんてイイ娘なんだろう。まりもだって、決定的な場面を目の当たりにしてもっと歪んた有様になるかと思ってたのに、振られて凹んでとなりながら、振られた女なりの矜持をしっかりと見せてるんですよね。マンションに訪ねてきた十勝への接し方なんか、見てて泣きそうになったもの。それに、鈍感な男の子に対するヒロインの対応としては、あれは満点に近いでしょう。満点過ぎて、ラブコメのヒロインとしてはあり得ないくらい。そう、好きな男の子が鈍感だったら、気付いてもらう事を期待するなんて他力本願に甘えず、ちゃんと告白すりゃ済む話なんですよ。簡単にして最良の気持ちが通じる解決法。有象無象のヒロインたちが見て見ぬ振りをしてきたそれを、まりもが失恋したと思った後だったとしても逃げずに真っ向からやってみせた時には、感動すらしてしまった。抜け駆けした(と勘違いしている)キララに対しても、怒りをぶつけながらも最終的に絆されちゃってますもんねえ。本当なら、もっと憎み怒っても良かったはずなのに、嫌いになりきれないんだから。良い子ですよ。
そして何より十勝ちゃんです。状況はどう考えても無理ゲーだったんですよね。あの状況下だと、どう足掻いたところで四人の関係は破綻し、話は最悪の方向へと転がっていたはず。それを、十勝ちゃんは決して八方美人に事態を丸く収めようとしたわけではなく、自分が信じる最善を尽くし続けた結果、辛うじて首の皮一枚で希望を繋ぎ続けるわけです。その綱渡りも、あとになって分かることで、十勝ちゃんが行動していたその時々はそんな深刻な話とは誰も認識していなかっただけで、十勝ちゃんがちょっとでもまりもたちに妥協したり不誠実だったりしていたらと薄ら寒くなる。
これは、彼の献身と誠実さ、真摯さがもたらした結果以外の何ものでもなく、それが故にこの巻の十勝ちゃんは、今までも充分男前でかっこ良かったけど、それがさらに極まった漢でした。そして、最後にトドメのアレ、だもんなあ。

「勝ち越しさんムチャクチャだよ。頼むから休場してくれ!」

この無名の男子生徒が思わず叫んだ心からの絶叫が、妙にツボに入って爆笑してしまった。このセンスは好きだなあ。

風雲急を告げる中、次の五巻でついにラスト。いやあもう、どうなるんでしょうかねえ、これ♪

1巻 2巻 3巻感想

神明解ろーどぐらす 35   

神明解ろーどぐらす 3 (MF文庫 J ひ 3-9)

【神明解ろーどぐらす 3】 比嘉智康/すばち MF文庫J

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 bk1

一学期最後の日。池田十勝は、丹下まりもに些細な嘘をついた。「ねえ、土曜とか日曜とか、昨日の月曜とかにキララと会ったりした? 電話したりとかした?」会ったり、電話したりしていないと答えたのだが、それは嘘だった。そんな嘘をつかなくてはいけなくなった日の前日までは千歳キララ、富良野咲との四人でただただ楽しく下校していた。夏休みまであと二日――。はやくも雲行きの怪しくなってきたパラダイス下校伝説、異変!

ド修羅場キターーーーー!!
うわぁ、これはキツい。誰も悪く無いとも言えるし、みんなが少しずつ悪かったとも言えるし。タイミングの悪さと、留萌の悪意が引き金になって、絶対と思われた友情が脆くも崩壊寸前に。
丹下は辛いよなあ。裏切られたような気持ちになっても仕方ない。これで、千歳がさり気無く問いただしたときに素直に慌ててくれてたら、丹下もあそこまで疑心暗鬼にならなかったんですよね。あの千歳の反応のおかげで、これまでの千歳の言動や性格まで全部信じられなくなってしまったのは、仕方ないしむしろ当然なんですよね。あの質問に対して、千歳が何も知らない振りをし通せるのは、これまでの千歳のキャラクターからして絶対に有り得ない。ありえない以上、これまでの千歳の姿が嘘だった、と思ってしまうのは無理からぬ事なんですよね。
まさか、本当に千歳が知らない、なんて思いもしないだろうし。だからと言って、千歳の秘密を黙ったままにしてしまった十勝が悪いのかというと……あの場合、たとえ丹下やさきっぽがどれほど信頼できようとも、秘密を共有できなかったのはしょうがないんですよ。あれは、脅迫されてたようなものなんだから。言えるはずがない。
ただ、三人とも少しずつ負い目はあるんですよね。十勝は、丹下に嘘をついてしまったこと。千歳は、留萌の事を十勝にだけ明かして、他の二人には打ち明けなかったこと。そして、丹下は十勝に抜け駆けして告白しようとしたこと。その負い目が、三人の行動のタイミングを少しずつずらすような影響が、どうも出てしまってるんですよね。それが今、事態を致命的なものにしようとしている。
この破局間際に陥った展開が起こったのが、四人で下校する最後の日であり、これ以降数週間は夏休みによる期間があく、というのは彼らにとってよかったのか悪かったのか。状況が悪化する可能性もあるけど、逆に冷静になれるチャンスもあるってことなんですよね。
あそこで、丹下にさきっぽが声をかけた時ほど救われた気持ちになった事はなかったですよ。あそこで、さきっぽが声かけてくれなかったら、丹下にはもう行き場がなかったですからね。完全に煮詰まってしまっていたはず。まさか、さきっぽが救いの手になるなんて。一番無軌道で自由人に思えた彼女が、これほど頼もしいと思う日が来るなんて。彼女が居てよかった。まじ良かった。

今回、恋する少女の丹下まりもが、本当に可愛かったんですよね。二巻までで既に十勝に恋してる自分に気づいていたんだけど、ついに彼に告白しようと決意してからの彼女の浮き足立った、もじもじとためらい、何度も頭の中でシミュレーションを重ねて、ついでに恋人同士になってからの事なんか想像したりなんかしてる、幸せそうな姿が痺れるような可愛らしさなんですよね。
一方の千歳キララも、全力で後ろ向きな性格は相変わらずなものの、ネガティブ一直線のくせに陰にこもらず、自分に閉じこもらず、なけなしの勇気を出して十勝に自分の秘密を打ち明け、さらには自分の中に芽生えた十勝への想いを、十勝へとさし出してみせる、その懸命さ、健気なまでの一途な生きざまが、こっちも可愛いこと極まりなくて……。
それだけに、二人が大きな誤解とすれ違い、そして恋という名の真実によってこれまでの仲の良さが崩壊の危機を迎えてしまったのは、特に丹下が傷ついたのは切なかったなあ。
ああでも、十勝なら、十勝なら何とかしてくれる。この男は、下校にすべてを賭けるある種の変人さんだけど、バカだけど、この男の優しさや心意気は絶対に二人を哀しませたままにしないはず。今回の一件は不可抗力と言っていいし、彼自身は目の前に唐突に発生した危険要因に目を奪われていて、現状の四人の間に発生してしまった破局の危機に気づいていないんだけど、それでも事態さえ明らかになれば、絶対なんとかしてくれるはず。
それを信じられるくらいには、イイ男なんですよね、十勝は。
しかし、そうなるとやっぱり鍵となるのは恐らく一番冷静かつ客観的に事態を捉えられるだろうさきっぽになるんだろうなあ。ほんと頼むぜ、さきっぽー。
この四人の下校風景は本当に楽しそうで、読んでるだけでこっちまで満たされるような、幸せな気分にさせてくれるんですよね。リア充って、リア充リア充と安易に使われ、ある種の揶揄ややっかみを込めて使われる言葉だけど、この四人の充実した日々は、素直に素敵だと思えるもの。嫉妬や羨望も湧いてこない、むしろ見ているだけでコチラまで幸福感、多幸感を分け与えてくれるような温かい日々だっただけに、あの楽しそうな日々をどうか失わないで欲しい。彼らにはずっと、四人で楽しそうに過ごして欲しいと思う。だから、頑張れ。頑張れ。悪意に負けるな。すれ違いにくじけるな。どうか、彼女らの恋が辛く苦しく切ない思いでにならず、尽きぬ素敵なものになりますように。

比嘉智康作品感想


しかし、千歳キララの自己分析は何気に的確だよなあ。恐ろしいほど自分のことをよくわかってるw 将来結婚したあとの予測なんて、自分の口癖や旦那の反応を含めて見てきたかのように鋭すぎる。そしてさり気無く、家はちゃっかり自分のものにしているあたり、この娘のネガティブさは妙な所で前向きなんだよなあ(笑

神明解ろーどぐらす 25   

神明解ろーどぐらす 2 (MF文庫 J ひ 3-8)

【神明解ろーどぐらす 2】  比嘉智康/すばち  MF文庫J

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 bk1



たっのしいな、これ無茶苦茶楽しい楽しい楽しい、楽しいよっ!! うわああ、もう無茶苦茶楽しい!! この子たち、本当に楽しそうで楽しそうで、読んでるこっちまで心が弾んでくるんです。学校帰りの寄り道を全力全開で楽しむ十勝たち。そうか、これがリア充か、本物のリア充ってやつかっ!! これまでリア充って概念は理解していても、別に羨ましいと思ったことはなかったのですが、この子たちの毎日の充実っぷりには本気で羨ましくなってしまいました。この子たちってさ、そりゃあちょっと変わったところはあるけれど、変わっているところに意味がないんですよ。それは彼女たちの個性でしかなく、この子たちの中では特に何の問題でも懸案でもないのです。この子たちは純粋に、全くもって純粋に、下校を楽しむことに一心不乱なのです。お互いの変なところに頭を悩ましたり、溜息をついたり、迷惑を被ってげんなりするということが一切ない。それぞれが抱える欠点を気にしたり論って治そうとしたりということも別にしない。お互いの変なところはその人の個性として気にもせず、積極的に受け入れて、本当に、ただただ毎日を全力で楽しむだけ。
だから、掛け値なしにただただひたすらに楽しそうなんです。
夏休みまでの目標を考えてみたり、学校の帰り道で楽しめるオススメの買い食いフードを食べ歩いてみたり、こそこそと先に帰ろうとする下校仲間を尾行してみたり、放送部のまりもに依頼してきたデートコースの相談に、放課後デートコースプランをみんなで検証してみたり。
この手のコメディにありがちな、常識はずれな奇行も現実にはあり得ない突拍子のない出来事もなく、屈託なくみんなでワイワイガヤガヤと笑いあいながら、四人で遊びまわる姿は、眩しいくらい。

このシリーズ、始まったときは下校ってなんだよー、と苦笑交じり思ったものですが、なるほどなあ、今となっては下校にこだわる十勝の気持ちもわからなくないです。この楽しさは部活とはまた別物。学校が終わってからの家に帰るまで、そんな道程にしか味わえない特別な、特別な楽しい一時。
こいつら、毎日毎日が楽しんだろうなあ……羨ましい。

とはいえ、そんな楽しいばかりの日常も、危うい一線の上に流れていることが段々と浮き彫りになっていくのです。池田十勝、千歳キララ、丹下まりも、富良野咲。この四人の関係というのはまったくフラットな友達関係であり、これまで屈託なく純粋に放課後遊びながら帰ることに夢中になれたのは、彼らの中に関係の偏りがなかったから、と言えました。
でも、段々と彼らの中に、関係の偏重、それぞれの中に特別な気持ちが芽生え始めたことで、何も考えずにただ楽しくやれてた仲に歪が生まれつつあるのです。
恋のはじまり。
本来ならとても素敵で幸せなはずの想いが、彼らの素敵な時間に影を落とそうとしている、というのは皮肉な話。
さきっぽは何を考えているかわからないけれど、千歳は最初からあった十勝への懐きが、深度を増していますし、まりもに至ってははっきりと自分の気持ちを自覚するに至っている。十勝は、下校バカなだけあって、ひたすらに下校をみんなで楽しく過ごすことに夢中になってて、今起こりつつある兆候についてまるで気がついていないけど、これは仕方ない向きもあるよなあ。十勝、特別なことはなにもしてないんだもん。
この恋物語の至高なところは、まさにこの特別なことはなにもしていない、という点にあるとおもう。特別なことは何もしてないけれど、十勝って普段の日常における何気ない行動、下校仲間であるまりもたちへの接し方の些細な一つ一つが、スマート、というのも変かな。嫌味がないんですよね。彼女らが自分の望んでやまなかった下校ライフに巻き込まれてくれた仲間、という意識がどこかにあるのか、ちょっとしたホストとしての意識がそこかしこに感じられるんですよね。彼女らのため、彼女らを楽しませるために努力を惜しまない、尽力してやまないところが。それを、献身などといった押し付けがましい態度ではなく、心底自分が楽しそうにやっている。
付き合ってる彼女たちからすれば、彼の態度は息苦しくなく重たくなく、それでいて一緒に居て楽しくて仕方ないんだから、好ましいのは大前提。そこに、さらにちょっとした気配りや、嬉しい一言があったりすると、思わずドキっとしてしまうのも無理からぬこと。
うわっ、こいつめちゃくちゃカッコイイ! これは惚れるわ、と思う主人公はけっこういるんですが、こういう日常の何気ない姿が自然と格好イイと思うような男の子は、初めてだなあ。
一方で女の子たちの方もイイ娘たちばっかりなんだ。基本的に三人とも、他の人の事をめっちゃ大切にしてるんですよね。全力全開に後ろ向きな千歳も、強引でナルシストで自信過剰なまりもも、マイペースで自分の世界入っちゃってるさきっぽも、友達のこととなると途端に一生懸命になるし、普段から相手のことをよく気遣ってる。あの普段からへらへらとマイペースなさきっぽが、千歳のことで血相変えて十勝に食ってかかったのには驚いたし、千歳が距離感がわからなくなると言いながら、友達関係に怯えての後ろ向きな考えじゃなく、みんなが楽しめることを一生懸命考えてる姿は思わず相好が緩んでしまう。そしてなによりまりも。所見はあれだけ我が儘で自己中に見えた彼女だけど、この娘ほど周りを慮り繊細なほど気を配ってる子はいないんですよね。後ろ向きな千歳を絶対バカにしたりしないし、マイペースなさきっぽのノリにも律儀に応えて、目標は高く持って努力を惜しまない。人の気持ちや優しさにも敏感で、十勝の何気ない気配りを察して、千歳とさきっぽを巻き込んでお返しした場面なんか、感動すら覚えました。
こういう子だからこそ、これまで下心満載の男連中のお誘いに靡かず、逆に十勝の魅力というものにいち早く気づいたのかもしれません。自分の恋心に気づいたあとの、バスのシーンは楽しい時間の余韻を噛み締めるような、柔らかな静かさの中で、彼女の仕草の一つ一つが特別で、なんかもうとびっきりのシーンでした。あとから送られてきたメールなんか、シーンとしてはもう美しいと言っていいくらいに。

でも、そんな繊細で敏感な彼女だからこそ、細かいところが目についていってしまうのかもしれません。恋に目覚めた今だからこそ、十勝を今まで以上に見つめてしまうからこそ、自分以外との女の子と十勝の関係が、気になってきてしまう、平静でいられなくなる。
恋とは素晴らしいもののはずなのに、恋とは楽しいもののはずなのに。不安の影が見え隠れしはじめて……。

ああ、これはまた、見逃せない要素がワンダフルでありますよ。
一巻の段階で絶賛の嵐でございましたけど、二巻はさらにパワーアップした感ありあり。
これは間違いなく、傑作です。
全力でオススメ。

1巻感想

神明解ろーどぐらす5   

神明解ろーどぐらす (MF文庫 J ひ 3-7)

【神明解ろーどぐらす】 比嘉智康/すばち MF文庫J

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 bk1


くわっ! こ、これはっ!?
これはっ、これはぁ!! キタキタキタキタ、ひゃっはーー! これはキタぁぁぁ!!

MARVELOUS!!
MARVELOUS!!
MARVELOUS!!


最高だ、これ。すばらしいーーーーーー!!

一見意味不明なタイトルからはてっきり学園異能系のそれかと思ってたら、ろーどぐらすって……道草のことかー!!
今や富士見Fの【生徒会】シリーズやMF文庫Jの【僕は友達が少ない】などに代表され、一大潮流となりつつある駄弁り系ライトノベルの新機軸が此処に誕生。以前までのはクラブ活動的なものだったけれど、この【神明解ろーどぐらす】は言うなれば
帰宅部!!
下校時の他愛の無いお喋りや、友達と連れ立っての寄り道、道草、買い食い。それこそ、下校時の学校を出る前のまったりした時間などを主舞台に置いた、まさに本格的に駄弁り倒すことこそが根幹となる作品である。
駄弁ってないで仕事しろとか部活しろとか、これでもう言われる謂れなどなくなったーー!!

と、単なる新機軸というだけならここまでハイテンションにはなりません。全然なりません。
何をここまでうっはうっはのあげあげ状態になっているのかといえば、成り果てているのかといえば!
比嘉智康(敬称略)が本気出したー^ーーーー!!
デビュー作であるところの【ギャルゴ!!!!】の時点でそのエキセントリックで独特すぎる惚けた会話のテンポやセンスにはなんどもひっくり返されたものだけれど、本格的に益体もないお喋りを主体とした作品として打って出てきたこの【神明解ろーどぐらす】は、【ギャルゴ!!!!】のあれが霞んで見えるほど、突っ走りに突っ走った出来栄えだった。
いや、ぶっ飛び度に関しては【ギャルゴ!!!!】の方がアレだったんだが、より洗練されてきたというべきか。ぶっ飛びすぎてちょっとハズしすぎていたような部分が修正され、見事にそのお喋り部分を純粋に楽しめるように強化カスタマイズされてきたとでも言うべきか。
正直、センスが飛びすぎててちょっとついて行けない所があった【ギャルゴ!!!!】に対して、こちらの【神明解ろーどぐらす】はかなり取っ付き易くなっているように思える。それでいて、単純に登場人物たちの掛け合いを楽しみ、笑い、ニヤケさせてくれるという意味においては掛け値なしにパワーアップしている。
【ギャルゴ!!!!】も良作だったけど、これは予想を遥かに超えて化けた!!


下校に掛ける熱い男、池田十勝。ネガディブハッピー思い込み暴走少女の千歳キララ。自称超絶美少女のナルシスト丹下まりも。ロリロリポジティブカメラ小娘富良野咲、通称さきっぽ。
高校入学式の下校時にデパートの催事場で偶然知り合った奇天烈な四人組が織りなす楽しい楽しい下校ライフ。
一緒に帰るための待ち合わせ場所を決めようと真剣談義。寄り道に足を伸ばしてみんなでプール。雨降りの日の相合傘騒動。帰り道のジャンケン荷物持ち。
学校が終り家に帰るまでの、どこか心浮き立つ隙間の時間。
どれもこれも、読んでて楽しくて仕方ない。いいなー、こいつらいいなーー♪

うーん、やっぱりキャラのインパクトが凄い。まずもって最初に登場した千歳キララの存在感がパねえ。基本常にネガティブに物事を考え、自分に自信が欠片もなく、どちらかというとおどおどとした性格のキャラなのに、暗い印象は全然ないんですよね。常時軽度に暴走しているからか、むしろ弱気なのに押しが強いようにすら見える。言動もエキセントリックで自己完結していて、とにかく素っ頓狂で面白い。思考がダウナーすぎて、下降線を辿るどころか一回転して変な方向にふわふわと飛んでいくんですよね。
「さきっぽよ。よく考えてみてほしい。例えば十勝と安易に相合い傘をした結果、望まれない子供を授かることだってあるだろ」

みんなちょっと置いてけぼりにされるんだけれど、鬱陶しがったり引いたりせず、自然にふわふわと飛んでいく千歳を待て待てと追いかけて捕まえてくれるので、千歳の思い込みによる思考暴走も、わりと安心して見ていられるんですよね。
まりもも出てきた直後は自己中で自意識過剰で扱いにくそうな娘だと思ったんだけれど、話が進んでくると同姓の女の子には優しく親切で、ナルシストだけれど決して嫌味な人間だったり、他人を嫌な気分にさせるような娘じゃないとわかってくる。
それどころか、プール編では妙にしおらしくて繊細な女の子らしい側面を見せてくれて、一気に株価上昇中。
何気に、着実にラブコメしているのも好感触。というか、かなりニヤニヤしっぱなしだったんだが(w
妙なところで勘違いしまくって、十勝のことを意識しまくり思考をどんどん暴走させていく千歳の可愛いこと可愛いこと。
「出来るならロボットアニメみたいなことを十勝としたいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめている状態じゃないから」
迂遠、遠回し過ぎる上に否定形で締めとは、心がグルグルしすぎだよ(笑
第五話でラブレターの件を知った途端、テンパって十勝に変なアプローチをしてくるまりもやさきっぽも、これ完全に十勝のこと意識してるんだよなあ。特に、まりもはプールの件でかなりグラッと来てる節があったし。
今のところまださきっぽについては特定個別イベントはない状態なので、まだまだなんにも始まってない状態なんですけどね。最終話で4月終了だから、まだ知りあって一ヶ月立っていないわけだけれど、この四人の息の合ったやりとりは、読んでて本当に楽しかった。
いやもう、まじで面白かったーー!!
全力全開で、これはオススメ。推薦図書。
これなら、【僕は友達が少ない】と二枚看板で押し出しても全く遜色ない、というかこれはプッシュすべきでしょう?
絶賛です。おすすめーー。
 
12月2日

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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(アクションコミックス)
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11月26日

(エンターブレイン)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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11月25日

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(ガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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