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ふしみ彩香

失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 4 ★★★★   



【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 4】  樋辻臥命/ えいひ GCノベルズ

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ライノール王国内の銀の流れを追う中でポルク・ナダール伯爵の陰謀を突き止め、王太子セイランの危機を救ったアークス。
その功もありセイランへ謁見することになったのだが、なんとそのまま王太子が興したナダール伯討伐軍への参加を命じられてしまう。意図しない初陣に戸惑うアークスだが……?

〈麒麟(チーリン)〉と謳われる王太子と廃嫡された少年――
二人の出会いが戦場(せかい)を変える。

セイラン殿下、正体隠す気ありますかー!? いや、アークスに謁見許した当初から戦場に到着したはじめくらいまでは、厳しい態度を崩さずに王族としての威厳を示していて、アークスにも現状では正体を明かす気はない、ちゃんと隠しますよ、というつもりがあったのはわかるんですが。
だんだん油断してきて、素の顔が出始めるんですよね。
自分で設置したはずの彼我を隔てる立て付けの壁を、ついつい自分で乗り越え気味に身を乗り出してしまうわ、思わず壁押しのけて「いつもの」距離感で接してしまうわ……。色々自分で台無しにしていましたよ、この子w
まあ戦場のさなかで戦況も佳境、色々切羽詰まった状況にもなっていて、セイラン王子としての仮面を被っている余裕もなくなっていた、というのもあるんでしょうけれど。いや、戦況そっちのけでアークスの見せた新魔法に、普段の魔法オタクっぷりを刺激されまくって場を弁えずに魔法論議を仕掛けてしまいそうになったり、と戦場の緊迫感とかは関係ないかもしれない。
でも、このポロポロとセイラン王子としての立ち居振る舞いを取り落していく、そこの微妙な止めどのない変化が良かったんですよね。ちょっとずつ、本来のこの子の顔になっていく、このちょっとずつの変化量が丁寧に見えたんですよねえ。
アークスの方も初陣ということで、殺し合いなんかは経験済みでも数千の兵士たちが激突する戦場の空気に当てられている状態では、普段の洞察力なんか発揮できるはずもなく、セイラン王子の違和感についてはまったく気づいている様子もなかったのですが。
次期王として、神子として、思わず膝を屈してしまうような王者としての威風、威圧感を纏うセイラン王子も、風格あるし大器を感じさせる佇まいでこれはこれでカリスマなのでしょうけれど、どこか非人間的な存在感が徐々に人間味を溢れさせてきて、見知らぬ魔法にはしゃいでしまったり自分の身を呈してアークスや近衛の兵を守ろうとする姿は、それが本来の彼女らしさでもあり、セイラン王子としての姿とは違う人を惹きつける魅力に溢れていて、これはこれでカリスマなんですよね。あの王にしてこの王子あり、というべきか。良く似た親子じゃないですか。
アークスが、心の底から忠誠を誓い、この人のために生涯を尽くそうと奮い立ったのは、そんな人間味溢れた方のセイラン王子だったわけですしね。
これまで、自分を出来損ないだと、失格者という烙印を押して排斥した両親を見返すため、ある種のネガティブな感情を原動力として頑張ってきたアークス。勿論、これまでの間に彼を支えてくれた人、信じてくれた人、共に戦ってくれた人、様々な人の助けや好意がアークスを奮い立たせ、彼らのためにという想いも育ち、決して仄暗い感情だけを燃料にくべて原動力としてきたわけじゃないのだけれど。それでも根底には、見返してやる、という想いがあったわけです。
でも今、そんな彼自身にとっての根源を塗りつぶす、上回る、光が灯ったのでした。それはまさしく、アークスにとっての人生の岐路だったのではないでしょうか。
この初陣で彼が手にした武勲は、彼の廃嫡の評判を今度こそ覆す大きなもので、あの魔道具開発に比肩する、いや功績を表沙汰になかなか出来ない魔力計よりも、誰しもが認める武勲である以上、それは彼の人生の岐路となるものだったのでしょうけれど、それ以上にアークスの心の赴く先が定まったことこそ、彼の人生を決定づけるものになったのではないでしょうか。
まあ、その対象となるセイラン王子の正体を知った時のアークスの反応がまた楽しみなのですが。

しかし、味方側の国定魔術師たちも、帝国側の最高幹部たちも、純粋な戦力としてはまだまだアークスが及びもつかない強大な存在である、というのが伝わってくる戦争パートでありました。
問答無用でアークスに自分の死を実感させる存在もさることながら、作戦面で王国側を手球に取る指し手もおり、今回はアークスもセイラン王子も崖っぷちを綱渡りするはめに。本気で命の危機を感じさせる連続王手の展開は、文字通りギリギリの瀬戸際で緊張感たっぷりでありました。
それでも、頼もしい人が味方に加わってくれたり、王子の股肱の臣として出世が約束されたような面もありつつ、やたら怪しい人に目をつけられたり、精霊チェインに面倒事を頼まれたり、と厄介の種は尽きぬようで、物語としての大筋でも結構ターニングポイントと成り得る巻だったんじゃないでしょうか。ともあれ、動きの激しい巻でもあり、面白いという感情を大いに揺さぶってもらえました。


失格から始める成り上がり魔導師道! 〜呪文開発ときどき戦記〜 3 ★★★☆  



【失格から始める成り上がり魔導師道! 〜呪文開発ときどき戦記〜 3】 樋辻臥命/ふしみさいか GCノベルズ

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アークスが発明した「魔力計」はライノール王国の各所で大きな成果を上げ始めていた。
しかし魔力計の増産に必要な物資「魔法銀」――その原料となる「銀」が不足してるという。
事態を解決するため、アークスはノア、カズィと共に王国の西に位置するラスティネル領を目指し旅立つのだが――

待ち受けるのは新たなる出会い、
張り巡らされた策謀で……?
魔力計の生産、国家機密の塊でその存在も伏せられ、製造についても秘されている以上、その秘匿にはよほど気を使わないといけないとはいえ、原材料不足を作成者のアークス自ら調達しないといけない、というのは大変というか負担大きすぎやしないですかね? と、思ってしまう。まあ国家事業とは言え、余計な横槍なしにアークスが魔力計関連については一切を取り仕切っているからこそ、なんだろうけど。
これまでも、諸外国の諜報の手は伸びていたものの、魔力計の存在についてもその詳細についてもなんとか防諜は出来ていたものの、ここに来て国境地帯が不穏になってきたか。
アークスが自ら調達に動かなくならなくなった国内における銀の流通の不安定化に加えて、小麦や塩といった必需物資までが各地領主の介入を越えて値上がりし、とここまで市場が不自然に動いていたらよっぽどぼんくらでなかったら王国中枢も絶対気づいているでしょう。一般生活に支障が出るくらい急激に市場を動かしてしまったら、拡声器使ってなにかやってます、て言ってるようなものですし。
一応、その動きの根本については隠していたようだけれど、それまでに某伯爵家が銀をかき集めていた、という事実がある以上はまず疑いはそこに向けられるのは自然なわけで。
実際、セイラン王太子による査察が入ろうとしていたわけですしね。ただ、伯爵側が戦争も辞さず、という覚悟で物資を掻き集めていただけに、王太子が領内に入るのは飛んで火に入る夏の虫だったとも言えるので、ちょっと危うい状況でもあったのか。
でも、伯爵が表で買い集められなく為った銀を、謀略使ってさらに集積しようとした際に雇ったメンツの質の悪さを考えると、伯爵もぼんくらではないんだろうけれど指し手としては脇が甘すぎて、所詮使う側じゃなくて使われる側だよなあ、これは。
ただ、ラスティネル側も本来この伯爵を監視する立場にある以上、彼の裏切りを見逃していたのみならず、領内での活動を許してしまっていた、というのは失態ではあるんですよね、確かに。
流通や相場の動きの不自然さには気づいてもその目的や根本まで辿れずにいた、というのはさすがに辺境領主に求めすぎだろうか。ルイーズさんは、見た目からしてまずぶん殴るタイプだしなあ。文治に疎いわけではなく、領内の経済をちゃんと把握し領主として統治もしっかりしているようなので、脳筋一辺倒というわけではないのでしょうけれど、それでも情報戦や諜報戦が得意なタイプとは間違っても言えないでしょうし。
しかし、ルイーズ・ラスティネル。ほんと見た目が凄い。ここまで歴然と女山賊然とした格好してる女領主はここまで来ると逆に珍しいぞ。しかもお母ちゃん。旦那さん、どんな人なんだろうと逆に気になってしまうくらい。
いや、こうしてみると全然貴族っぽくないんですよね。彼女だけではなく、領内の領主格の殆どが最前線を担う武門の豪壮さを垣間見せている。まあ、王都の貴族もあんまり貴族貴族していなくて、軍人や官僚という側面を強く見せていただけに、ライノール王国の貴族というのは貴種というよりも代々続く武家の一門、などという専門職の気風が強いんでしょうね。アークスの家も軍家として名高いわけですし。
さても、辺境の騒乱、ひいては国境地帯でせめぎ合う帝国との不穏な情勢の最前線に飛び込むことになったアークス。まさにここでタイトルの「ときどき戦記」のパートに入ったわけですな。
巻き込まれただけ、と言いたい所だけれど、この自体が起こる遠因となったのはアークスの魔力計の開発が深く関わっている上に、今起こってる激しいアンダーグラウンドでの鬩ぎ合いの中心はまさに魔力計の情報に関することだけに、アークスが無関係に巻き込まれたとは言えないんですよねえ。
まあ魔力計の開発者がアークスだという事は未だほぼ秘匿されているだけに、巻き込まれたのは偶然は偶然なのでしょうけれど。
しかしここで国王陛下と師である伯父と深い因縁を持つ歴戦の魔導師と出会うことで、アークスは今までで最大の敵と対決する事になるのである。
ノアとカズィと三人がかりですら圧倒できず、という格上と戦ったのはこれが初めてだったんじゃないだろうか。威力と革新性を、技量と経験値で払われたという感じで、本物の歴戦の魔導師相手の魔術戦はここまで深い読み合いと捌きあいになるのか。今までここまである意味噛み合った魔術戦が成立することがなかっただけに、彼との一戦は非常に見応えのあるものでした。
でも、お互いまだ命がけでの殺意コメての戦い、というわけではなく様子見の段階でもあっただけに、さてお互い退けない状態での戦いとなればどこまでのものになったのやら。

ここに来て、アークスも初めて同世代の男の子の友人、みたいなものと出会ったわけですけれど……男ですよね? 見た目じゃわかんないんだよなあ。性格的にも快活でわんぱく真っ盛りといった元気な男の子なのですけれど、その母親があの女山賊だけにわっかんないんだよなあw


失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 2 ★★★☆   



【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 2】 樋辻臥命/ふしみさいか   GCノベルズ

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現代知識と様々な工夫をもとにアークスが作り上げた「魔力計」は、これまで不可能とされていた「魔力の正確な測定」を可能としたことで、医療や軍事の分野に革新をもたらすことが明らかであった。自らの知らぬところで、王国上層部の間で存在感を増していくアークス。やがてひとつの発明が―世界、そしてアークスの運命を少しずつ変えていく…!現代知識×魔法=無敵!!!!爽快異世界ファンタジー!!

魔力計って地味なように見えるけれど、産業構造を根本からひっくり返すという意味でまさに世界を変えてしまう発明なんですよね。下手をすると中世から近世に時代を進める可能性すらある発明なわけだ。軍事や医療という限定された分野への革新どころじゃないよなあ、これ。
当然、国の上層部や国定魔導師たちはその重要性を正確に把握していて、瞬く間にこれを発明したアークスは時の人に……、とはならず。あまりに重要すぎて、大々的に発表なんて出来ない状況に。
それでも、アークスの功績は魔導師なら誰でも評価するもの。彼の名は知る人ぞ知る超重要人物となっていく。
こうなると、なんでこんな天才児を廃嫡なんてしたんだ、という話になるわけで。これ、魔力計の件が最重要国家機密となり公には伏せられたことで、アークスの父であるジョシュアは首の皮一枚つながった、という事なんだろうか。まあそれも公表されるまでのこと、となりそうだけれど。
ただジョシュアも決して無能な人物ではないんですよね。それどころか、軍関係者の中では一目置かれるほど有能な人物であるし、彼の兄である溶鉄との兄弟関係を見ると情の薄い人間でもないように見える。それだけに、彼があれほど意固地になって魔力量が足りないというだけでアークスを目の敵にして廃嫡した頑なな姿勢には違和感があるんですよね。それが、レイセフト家の家訓だったとしても。
ジョシュアがそこに必要以上にこだわっているのは、弟である彼自身がレイセフト家の当主となり、兄が家を出ている事も大きく関係しているのだろう。これで兄弟いがみ合っているかというと、むしろ仲が良いという風にすら見える関係なんですよね。この複雑な兄弟関係の結果、ジョシュアが当主についているという事実そのものが、彼を何らかの形で縛り付けているようにも見えるのである。
今となってはジョシュアとアークスの父子関係は完全に決裂し、アークスは父への恨みを隠すことなく、父は息子への憎しみを抑えようともしていない。この親子関係が今更和解へとこぎつける事はないように見えるのだけれど、何らかの形でお互い納得する決着を迎えてほしいものである。
不幸中の幸いは、レイセフトの次期当主として育てられている妹のリーシャが今なお兄アークスに絶大な信頼と尊敬を抱いて、彼の真の実力を誰よりも信じているということか。
それがアークスをレイセフト家から完全に離れることを防いでいるとも言えるし、普通に見たら稀代の天才魔導師の道を順調に歩んでいるリーシャに、慢心や増長を許さず常に兄を意識して研鑽を怠らないというパワーアップ要素にもなってるんですよねえ。
その意味では、アークスが廃嫡されたお陰で婚約が破棄されてしまったシャーロットが一番割を食ってしまっているのか。とはいえ、廃嫡されたあとに助けられて親しくなったのだから、もし婚約者のままならと歯噛みするのも可哀想だけど仕方ない。でも、アークスの功績を考えると新しく家を起こせる可能性も高いみたいだし、改めて婚約という道もあるんですねえ。その前に王族の嫁がねじ込まれそうなのだけど、完全にそれに該当する娘さんがいますねえ、はい。

しかし、下手にえらいもんを作ってしまったお陰でその製作に追われるハメになるアークスくん12歳。現代日本なら義務教育の年齢で既に書類に埋もれて悲鳴を上げるブラック環境でのお仕事三昧である。まだまだ背伸びしたくて子供じゃないと言い張る年頃にも関わらず、アークスくんは自分子供だからアピールに余念がなく、そして誰も子供扱いしてくれなくて涙にくれる日々。
そんな時に、精霊ガウンから名指しで仕事のお手伝いをたのまれ、夜の王都を走り回ることになる。死の精霊であるガウンがアークスにああいう親しい態度を取るのは、アークスが転生者であり一度死を経験していることからなのだろうか。明らかに他の人とは接し方違いますもんね。見知った人には親しい態度をみせるガウンですけれど、アークスへのそれはちょっと種類が違う感じでしたし。
ガウンの依頼はちょうど、アークスの作った魔力計にも関わる事件だっただけにアークスも積極的に、って結果的にそうだとわかっただけで最初から積極的に協力はしていたのですけれど、スゥにシャーロットにリーシャとヒロインが全員出揃う今まで何気になかった展開でしたね。やっぱりこの三人がメインヒロインなんだなあ。
魔力計の開発や、それを狙う海外勢力との防諜戦で辣腕を見せたアークスに、否応なく国内外を問わず注目が集まり始める。魔力計とその開発者については入念な秘匿がされているものの、知る人は知っているし海外の要人も抜け目なくその優秀さを見逃さずに目をつけだしている。
これだけ存在感を示してしまうと、ただ茫洋と才能を垂れ流しにしているだけでは済まなくなってくる。今までは自分を無能扱いし、家族であるにも関わらず無慈悲に切り捨てた両親を見返すために奮起してきたわけだけれど、こうなってくると具体的な目標を先々に立てないと進むべき道を迷い出すはめになる。真剣に自分の将来像を考える時期が訪れようとしているのだろう。ただ、今の所は親を見返す手段というだけではなく、ただ好きなこととして魔法の開発を嬉々として勤しんでいるわけで、そこに明確な目的意識を持たすにはまだ彼には体験スべきことがたくさんあるのだろう。
それは、先々に波乱が待っている、とも言えるのでしょうけれど。


失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 1 ★★★★   



【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 1】 樋辻臥命/ふしみ彩香 GCノベルズ

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生まれ持った魔力の少なさが故に廃嫡された少年アークス。
失意のある日、夢の中で「違う世界の男の人生」を追体験したアークスは、そこから得た知識がこの世界では不可能とされていた数々の魔法や技術を実現するための鍵となることに気がつく。
自らを無能と蔑んだ人々を見返すため――一度はすべてを失った少年が、異世界知識を武器に立ち上がる!
オーバーラップ文庫【異世界魔法は遅れてる!】の樋辻臥命さんの新シリーズ。今回は完全に異世界です。序盤は生まれ持った能力の低さから実家から虐げられて、とオーソドックスな展開なのですが、それを踏まえても面白い。こういうところに如実に腕前が出るんだよなあ。
アークスの場合は実はチートでした、という展開ではなく魔力の低さを努力と発想で補っていくパターンなんですね。それも、我流だけではなくちゃんと国でも有数の実力者である伯父さんに師事する事で魔導師としての土台となる部分を鍛えて貰っているわけですから、堅実でもあるんですよね。
しかし、廃嫡されながらも家を追い出されずに実家ぐらし、というのはこれ辛い環境なのかそれとも家追い出されないで幸いなのか判断しづらい所ですよね。両親のアークスへの態度が本当に酷いので、それをずっと味わわなくてはいけないというのは辛いは辛いのですけれど、衣食住は保証されていますしねー。伯父さんが引き取ってくれるのかとも思ったのですが。
ただあの親父さん、偏狭なろくでなしなのかと思ったら武官としては本当に優秀らしく一角の人物であるのは間違いないようなので、どうしてああなってしまったのか。伯父さんの話でも昔はもうちょっと違ったみたいなのですけど。
それに、新たに後継者に選んだ妹のリーシャ。この娘は本当は戦死した叔父の娘で従妹にあたるので両親からすると実の子ではないのだけど、ちゃんと実の娘のように愛情込めて育ててるんですよね。家の後継者だからと機械的に、或いは高圧的に、子は親の道具と見なして、みたいな感じで育成している様子もないですし。
リーシャが危ない目にあった時も本気で心配して怒ってましたしねー。いや、なんでこういう親御さんが、アークスに対しての態度があれほど豹変してしまったのか。ちょっと謎ですらある。
そういうちゃんと愛情を持っている相手から捨てられる、悪感情ばかり向けられるようになるというのは子供心に傷つかないはずもなく、絶望と哀しみの果てに見返してやると反発心を糧にアークスは奮起するわけですけれど、それでも完全と決別できないまま憎み切る事も恨み切る事も出来ないまま引きずり続け、時々胸を痛めている姿がまたけっこう来るんですよね。
そういう複雑な想いを抱えている子だからこそ、主人公としても色々と思い入れが出来るのでしょう。

さらに面白いことに本作では主人公の右腕左腕となる人物がキャッキャウフフなヒロインではなくて、頼りになるなかなかいい性格をした兄貴分二人なんですよね。いやこれが二人とも個性的で愉快なキャラで、アークスとのコンビあるいはトリオでのやり取りがホントにノリよくいい感じなので凄い好きな組み合わせになったのですけれど、なかなか珍しいのも確かだよなあ、と。
一応は主従という関係に当たるしその辺尊重はしてくれているのですけれど、それ以上にこう二人ともイイ性格してるんですよね。特に執事の兄ちゃんはかなりぶっ飛んでてトリックスターな側面も持っているようで。巻末の幕間を読むと一筋縄ではいかない来歴の持ち主のようで、あれだけネガティブだった人がどうしてああなってるんだ?と思うところもあるのですけれど。
もうひとりの方も強かと言うか世慣れしているというか、あれで相当に苦労性っぽくもあるので破天荒な主人と執事の後始末役に回りそうで今から可愛そうな気もするのですが。
でも、二人とも従者というよりも年上の兄貴分という雰囲気を持ってるのがなんか好きなんですよねー。
ヒロインは妹のリーシャを含めて、許嫁だった貴族令嬢の子と同じ魔導の同好の士であるスウの三人が基本路線でしょうか。何気に全員、性格イケメンな気がするぞ。リーシャも穏やかで優しい貴族の娘さんになってるけれど、あれで武官の娘として凛として悪意に屈しないシャープな強さを持っているみたいだし、許嫁の子はあれもう武士みたいだしw
最後のスウに至っては色んな意味で怖いものを抱えているみたいで、食わせ者どころでないヤバいアレでしょうアレw

伯父さんを筆頭に、大人連中も何気に面白そうな要素をたくさん抱えていて一筋縄ではいかなさそうなんですよね。固定魔導師、ちゃんと全員設定があるようでこういうの私も大好物です、はい。
ただ、主人公にしてもヒロインにしても年齢もうちょっと上、中学生相当でも特に話の進行上不都合なかった気もするんですよねえ。これから作中でも何年も費やす予定があるから今から低めに見積もっている、という事なのかも知れませんけど。
ともあれ、色々と盛りだくさんな要素がたっぷりでこれはシリーズ進めば進むほどもっと面白くなるタイプの作品であるのがひしひしと伝わるだけに、これからが実に楽しみです。

樋辻臥命作品感想

ダイス・マカブル ~definitional random field~ 01. 否運の少年3   

ダイス・マカブル ~definitional random field~ 01. 否運の少年 (MF文庫J)

【ダイス・マカブル ~definitional random field~ 01. 否運の少年】 草木野鎖/ふしみ彩香 MF文庫J

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「──鬼灯君、呪われてたりしない?」
生まれつき「確率を裏切る呪い」を持った高校生・鬼灯灰斗は、ある日転校生の美少女・莉子と出会う。莉子の姉・率によってそれが神の呪い≪神呪≫の一つ「否運」であり、呪いを打ち消すためには千人の人間の呪いを集めなければいけないことを教えられた灰斗は、呪具の一つである≪愚者のダイス≫を使い、確率を支配し、呪いを集めることを決意するのだが――。
第9回新人賞受賞! 確率を統べる新感覚ダイス・アクション、堂々開幕! もし俺がロシアンルーレットをやるなら? それなら銃弾を五発入れることにするね。――だってこれは、そういう呪いなんだから。
【鬼灯の冷徹】というマンガが頭をよぎったw 地獄の補佐官の鬼灯さまほど冷徹に徹しきれていませんけれど、こちらの鬼灯くんは。
最近読んだ本、気のせいか呪われ系男子が異様に多い気がするんだけれど、流行りなんだろうか。で、このダイス・マカブルも「確率を裏切る呪い」に見舞われた少年が主人公。これが興味深い呪いで、つまり確率的に低い方の選択肢が現実に引き寄せられる、というものなのです。あらすじで、ロシアンルーレットをやるなら銃弾を五発入れる、というのは実弾が発射される確率が六分の五、空砲が発射される確率が六分の一なら、必ず空砲を引くことになる、という事。作中でもちょうど昼時で混雑している時にフードコートに行ったら、人数分の席が空いていた、なんて話がある。今頃なら混雑しているだろうからフードコートの方に行ってみようか、なんていう会話に一瞬???が脳裏を乱舞してしまったのだけれど、この鬼灯くんの場合だとむしろ空いている時間帯の方が席が埋まっていたりしてしまう、という事なのだろう。普段意識していない事柄から発動している呪いなので、相当にヤバい代物だというのが知れる。実際、かなりの頻度で事故に合っているようだし、彼自身かなり気を使って周りの人を巻き込まないように遠ざけている。その孤立を望む言動が固着した結果、現在の彼は冷徹と言っていいほど辛辣に孤高を望む人間になってしまっている。実際、近寄ってくる人に対して彼が発する拒絶の言葉は、何らオブラートに包まれる事のない淡々とした冷たさに覆われている。これはかなり聞いていても鼻白むような言い草で、ここまで言われてなおもめげずに近づいてくる輩は腹に一物持っているような者か、
或いは一種の変態性を有する特殊な趣味の人くらいだろう。
そして、メインヒロインたる犬蓼莉子はその希少な変態であったのだ。人呼んでリアクション芸人。いやあ、最初は付きまとってくる様子がいかにもウザったいのだけれど、灰斗がどれだけ突き放してもめげない姿が段々可愛くなってきてねえ。それも、灰斗の冷たい言動に対していちいち大きなリアクションで反応してくれるわけですよ。お陰で、普通なら感じが悪いだけの灰斗の発言が絶妙の掛け合いに変貌して、段々と仲が良いがゆえの遠慮のない屈託ない掛け合いに見えてきて、楽しくなってきたんですよね。これは当事者である灰斗も同様だったらしく、徐々に本当に突き放す為ではなくて、莉子のリアクションを楽しむために弄る目的でキレキレの言葉を投げかけはじめるのである。その証拠に、言葉の辛辣さとは裏腹に言葉の調子からは段々と刺が取れてきましたし、莉子があんまりにも落ち込んだりした時にはすかさずフォローを入れて慰めたりし始めるんですね。
……でも、絶対こいつSだよな。鬼畜な笑みが似合いすぎるw
うん、莉子の快活さはホント心洗われるものでした。もっと、暗い話になってもしょうがない物語だったと思うんだけれど、彼女の明るさが根底から雰囲気を底上げし、主人公の灰斗のキャラクターすら当初の姿から補正して、一見クールで排他的だけれど、中身に熱いものと優しさを持った人間味のある主人公として自律させたように思います。莉子が中盤までで灰斗のキャラを解きほぐさなければ、後半彼をあれだけ動かせたかどうか。
強引で鬱陶しいくらいの娘ですけれど、この明朗闊達な少女は一緒に過ごしていてホント楽しい娘なんだろうなあ、と羨ましくなります。ぶっちゃけ、いい友達で終わってしまいそうなキャラなんですけれど、本作ではちゃんとメインヒロイン扱いで、ホッとするやら何とやら。いやまあ、苗字の違う妹ちゃんが恐ろしくガチで踏み込んできているので、油断すると食われかねないですけれど。こういう莉子みたいないい子は、強引に見せかけていざとなると遠慮しちゃう傾向が多いからなあ。
志穂は、さすがに灰斗とは相性が悪すぎる。素直になりきれずに憎まれ口や思っていることと違うことを口走ってしまう性格は、ある意味額面通りにしか受け取らず、さらにバッサリ切っちゃう傾向にある灰斗みたいな子相手だと、即座に二進も三進もいかなくなっちゃうんですよね。よほど素直にならないと。その点、莉子の性格は確かに灰斗とフィットしてるんだよなあ。現時点で、凄く息合っちゃってるし。
読み始めた当初は、全体的にぎこちなくて読むのがしんどかったのですけれど、徐々に灰斗と莉子の息が合い始めた頃から彼ら二人のみならずキャラ全体的に艶が出てきて、あとは最後まで楽しく読み通すことが出来ました。まだちょっと確率の呪いについて活かしきれてるとは言えない気もするのですが、その辺りの妙については今後に期待、というところで。
 
12月3日

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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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