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まごまご

秘密結社デスクロイツ 1 ★★★☆   



【秘密結社デスクロイツ 1】  林 トモアキ/ まごまご 星海社FICTIONS

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「秘密結社デスクロイツ」ーー100年先を行く超科学技術を有し、かつては世界中に支部と魔の手を広げた悪の一大組織は、今やたった5名の街角秘密結社となっていた。

結社廃業の危機を救うため、細々と真面目に悪事を働いていたデスクロイツ四天王筆頭・不夜城織太(ふやじょう・おるた)のもとに、「世界防衛機構ジャスティス」のヒーローたちの正義の手が迫る!

美少女だが性格や言動に難ありばかりのメカ少女&魔法少女&美少女戦士(スーパーヒロインズ)相手に、織太とデスクロイツは悪の組織と矜持を守るため迎え撃つーー!!

『ミスマルカ興国物語』『戦闘城塞マスラヲ』の林トモアキが贈る、誠実悪役主人公VS残念正義ヒロインズのバトルラブコメ、開幕!!

ラブコメなの、これ!? そう言えば作者の林トモアキさんってこれまでたくさんシリーズ書いてきたけれど、その中にラブコメってあっただろうか。【レイセン】でヒデオが死んだ目になってた記憶くらいしかない気がするんだがw
でも、そう考えると同じデスクロイツ四天王の一人、ブラックアリスことクラエは仄かにオルタに恋している子なので、いまだかつて無いくらいラブコメ環境は整っているのかもしれない。
え? スーパーヒロインズの三人? おいおい、まず女子力を人並みの半分くらいは確保してからな(笑
クラエが人並みかどうかはさておいて。

幼い頃、ヒーローに憧れた純真な少年は、今は家業の悪の組織の大幹部、四天王の一人として学業の傍ら細々と悪事を働いていた。
と言っても、家業を嫌がっているわけじゃなく、真面目な性格ゆえか今や零細と化してしまった組織をちょっとでももり立てようと頑張っている。さりとて、野心を燃やしてもう一度デスクロイツを世界的な悪の組織に、などと考えているわけではないようで。地に足がついていると言えばそうなんだろうけど、それでやってる事は悪の組織の幹部なのだから色々と特殊は特殊だよなあ。
それでもオルタに関しては、家族でやってる自営業なんだからそれを維持するために頑張るというのはある種当然なのかもしれないけれど、不思議なのはクラエの方である。怪人であるブラックタイガーさんはデスクロイツが隆盛の頃から残っている古参の人なのだけど、クラエについてはどうもデスクロイツが斜めに傾いてから入ってきた娘のようなんですよね。
なんで悪の組織なんかに入ったんだ? それも、いつ潰れるかわからん斜陽の組織に。給料ちゃんと出てるんだろうか。デスクロイツって収入、首領である姉ちゃんの百合エロ漫画の原稿料と親父であるマッドサイエンティストの発明品くらいなんじゃないか? これだと一家族養うので精一杯なんじゃないだろうか。偶にでっかい悪事に成功すると、どこからともなく利益を得た企業体から賄賂が流れてくるみたいだけどw
いつか、ブラックアリス加入のエピソードも描かれるんだろうか。
ちなみに、組織で一番やべえやつは満場一致で姉ちゃんであるブラックアビスである。でも、組織の首領としてよりも、漫画家としての方が姉ちゃんやべえよなあ。スーパーヒロインズをひっ捕らえてきた際に、口にも出せないむごたらしい仕打ちwを彼女たちにやりまくってるのって、首領としてじゃなくて漫画家としてですもんね。
そして、世間一般にスーパーヒロインズの百合エロ漫画が公開されていく、というトドメw
ちゃっかり、そのスーパーヒロインズがモデルとなったエロ漫画を楽しみにしているオルタくんはちゃんと男の子していてかわいいです。そして未成年にも関わらず十八禁漫画を読んでいるオルタくんは、さすが悪の組織の一員!とも言うべき悪行!

そのオルタたちデスクロイツのささやかな悪行を食い止めんと、というよりも悪の組織をぶっ潰して名をあげようという正義の心はどこへやら、むしろ功名心名誉欲ライバルより目立ちたい、という正義の味方としてなかなかにガバガバなメンタリティを持ったヒロインズの襲撃!
もうこれ、襲撃と言った方がいいですよねですよね?
うん、ヒロインズと言うけれどヒロインか?と言われると全力で苦笑しちゃいますよね、女子力! そして可愛げが足りない、圧倒的に皆無!
残念ヒロインと言われるのもむべなるかな。
色々と我欲むき出しすぎだろう、この娘たち。そして本来なら能力的にはかなり強いにも関わらず、むしろその残念さ故にデスクロイツことオルタくんにあっさり負けてしまうその残念っぷり。オルタ、別に悪辣で狡猾な罠、とかそこまでえげつないの仕掛けてないですもんね。ちゃんと悪の組織らしい大胆な割り切りっぷりは見せてますけれど、地道と言えば地道ですし。
果たして、この端から端まで残念極まるこの娘たちを相手にラブコメとか出来るんだろうか。
ヒーローと悪の組織として対峙対戦するだけだった一巻と違って、次からはヒロインズの私生活の方に切り込んでいく様子なので、プライベート同士でかち合うことで本格的にラブコメがはじまる、とイイなあというくらいのニュアンスで。
しかし、メカ系の装備装着ヒーローに魔法少女はわかるんだけど、最後の美少女戦士ってジャンル的に曖昧ですよね。これセーラームーン系っぽいんですけど、セーラームーンってそもそもカテゴリーとしてはどこになるんだ? 将来的にプリキュアに至る変身ヒロイン系にあたるんだろうか。
考えてみると、それぞれジャンルが違うヒーロー系ヒロインがチームになってるのって、こうしてみると面白いなあ。いや、チームというにはチームワークが酷いけど。彼氏とか居たら無理やり別れさす!とか言ってる怖い人達だけどw







インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 ★★★★☆   

インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (角川スニーカー文庫)

【インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告】 永菜葉一/まごまご 角川スニーカー文庫

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西暦2021年に発見された病“夢現譜症候群”。感染した人間は必ず“2029年12月31日”に3分間だけ意識が飛ばされる=“未来が視える”というその現象。14歳のレオはロンドン市内で無差別に人を斬り裂く未来を体験する。「どうして俺が殺人鬼なんだよ!?」絶望と共に未来視から戻ってきた彼にはある異能が目覚めていた―。3年後、Xデーが迫る中、ある少女がレオのもとに現れる。「あなたを殺しにきた」と告げながら。近未来SFバトル開幕!
これっ、めちゃくちゃ面白いな!!
そうか、無数の人が同じ時間の未来を「観測」することで多角的な視点から未来が確定しちゃっているのか。これだと「未来を誤魔化すことが出来ない」。おまけに、未来を視た人物がその未来が実現しないように自殺したり殺されてしまったケースではより酷い惨劇が確定的に発生してしまって、事実上その選択肢を選べない状態になっている。極めて未来改変が難しい状況に置かれてしまっている世界なのか。
面白いのが、この三分間の未来が見えることが「病気」というところなんですよね。しかも、感染症。どうやら発生の原因となるものがあるようで、各国の政府機関などは国家間、組織間のパワーゲームを繰り広げながらもそれを最優先で追いかけている。主人公は、そんな暗闘の最前線で戦うエージェントみたいなもので、物語のノリはどちらかというと海外ドラマっぽいんだよなあ。
未来に関しての話なので、現在については逼迫したものがないのかというとそうでもなくて、この“夢現譜症候群(ディー・スコア・シンドローム)”が人口密度の高い都市部で発生した場合、感染拡大してしまいパンデミックが起こってしまう。いきなり数千、数万、数十万規模の人間が意識消失するのだから、交通機関では大事故が多発し、危険物を扱っている所などでも事故や災害が発生してしまうわけだ。それに、人間は固いアスファルトの道路に倒れるだけでも死にかねない。ましてや階段や密集地帯で将棋倒しになればそれだけで大事故の発生だ。実際、酷いケースでは万単位の死者が度々は生まれる事件が起こっているわけで、原因究明に躍起になっている各国関係機関の緊迫感はヒリヒリと焼け付くほどのものなんですよね。
これ、舞台設定だけで素晴らしく読み応えのあるものになっているわけで、ここに躍動感あるキャラクターと先の読めないストーリーを乗せれば、そりゃめちゃくちゃ面白いものが出来るに決まっている。
そんな中で、本作がぶっ飛んでいるのは中盤に登場する悪役のラビットの凄まじいまでの存在感だろう。最初は頭の中身がイッちゃってるただの危ないオッサンかと思ったら、これが後半本性を表したところからもう存在感を喰うわ喰うわ、殆ど全部このラビットが持ってっちゃったんじゃないだろうか。頭がオカシイ危険人物にはっ変わりないのだけれど、イカレているなりの信念があり生き様があり悲哀があり、悪役としての底なしの魅力を爆散させているのである。それでいながら、主人公のレオくんの絶対的な支持者であり理解者であり友人でもあるのですよ。そして、だからこそ完膚無きまでの敵対者でもある。己を、悪と課している、言うなれば対比としての絶対悪。自分、こういうキャラには特にメタメタに弱いんだぁ。
いやあ、相変わらずポンコツヒロインのポンコツっぷりを描かせたら並々ならぬ作者らしく、自称エリートのティアのポンコツっぷりは実に素晴らしく、いきなりレオくんに素っ裸にひん剥かれてアソコに剣(比喩でなくマジ剣)ぶっ刺されそうになるなど、活き活きと酷い目にあっているあたり、メインヒロインとして七転八倒の働き(?)を示しているのですが、何しろラビットの兄さんが諸々インパクト持ってっちゃったからなあ。
しかし、直腸検査されてしまった前作ヒロインといい、この作者のメインヒロインは主人公にぶっ刺されないと気がしまないんだろうか。ってか、主人公がみんな鬼畜すぎる(笑
殺人鬼(予定)なのはともかくとしても、仮にも自称英国紳士なのに、女の子を拷問する時なんでそんな活き活きしてるんだ、こいつわ。
ナゼ、未来においてレオは多くの市民を殺戮することになるのか。このパンデミックを引き起こしているスクルドとは何者なのか、この未来視病がもたらそうとしているものは一体何なのか。謎が謎を呼ぶ展開にはワクワクが止まりません。これは期待のシリーズ開幕だわ。

永菜葉一作品感想

丘ルトロジック 4.風景男のデカダンス3   

丘ルトロジック4  風景男のデカダンス (角川スニーカー文庫)

【丘ルトロジック 4.風景男のデカダンス】 耳目口司/まごまご 角川スニーカー文庫

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唐突に世界が終わってしまう、という妄想をしたことはあるだろうか?―いつものように都市伝説“ビッグフット”を取り返す計画を立てていた丘研メンバーたち。だが江西陀は沈丁花桜の「世界を取り返す」という言葉に不安を感じ、オカルトとして彼女の正体を調べようと、桜丘に相談してきた。一方歓楽街オアシスではカルト集団“セントポーリア”が超巨大勢力として復活し、“黒ミサ”がおこなわれ!?最後の丘ルトが始まる―。
あれ? なんか、感想として書く事は三巻の感想記事でだいたい書いちゃった気がするぞ?
さすがに桜の「世界を取り戻す」という目的の真意と、それを叶えるための手段、非倫理性については思いもよらない形となって現れてきましたが、人間関係の帰結については大枠では三巻までで捉えていた通りの推移をたどってしまったかな、と。尤も、むしろ暴走するのは自分は桜の方じゃなくて咲丘の方だと思ってたんですよね。桜の「世界を取り戻す」という意味は独善ではあってももっと性善に類するものだと思っていたので、むしろ咲丘に桜の方がギタギタに裏切られた結果として健全な人間性を取り戻す、という展開を予想してたんですよね。ハッキリ言って、三巻までの描写だと人間性が破綻しているのは咲丘の方でしか見えませんでしたから。
ぶっちゃけて言うなら、桜の主張はワタシにはよー理解できませんでした。わりとバッサリ、最後に咲丘に弾劾されちゃったりしていますけれど、思春期特有の自我の肥大、という以前の幼稚な現実逃避だったのか。現実を否定するのに内側に篭るのではなく、外側を破壊してやろうという意気は大したものなんですけれど、その手段が神秘とは程遠い、生産性も創造性も皆無に等しいただのテロだったというのにはちょっと失望しましたね。彼女の行為の先に、果たして世界の価値観がひっくり返るような効果があったのか。果たして、「世界」が人間の手から取り戻せたのか、というと、とてもそうは思えませんでしたもの。テロと革命は、やはり異なるものなのですから。桜にはそうしなければならない動機があり、焦らなければならない理由があり、絶望に対して闘争を選ぶ決意があったのは十分に理解できるのですが、彼女には絶対的に希望と未来が存在していなかった。先につなげる意思がなく、彼女は行き止まりのまま完結していた。故にこそ、彼女には破綻と破滅しか残されていなかったのでしょう。残念な話です。
まあだからといって、彼女と相対する事になった咲丘に、何があったのか、と問われるとこちらもさっぱりわからないんですけどね。彼は彼で破綻しすぎていて、桜の裏切りが彼の何を裏切ったのか、正直な所よく分からないんですよ。江西陀や蜂須が、桜に裏切られた、というのはわかるんです。江西陀が丘研に求めていた拠り所、蜂須が抱いていた友情、親愛、信頼を桜が自分の為に裏切った、というのは理解できる。でも、咲丘については、彼が抱いている「風景」への概念がどうしても常識離れしているために、彼が望んでいた丘研の風景がこちらが捉えていた普遍的な風景と一致している気がしなくて、どうも彼の裏切りへの悲嘆に共感が抱けず、結局二人の対立については感情的に置いてけぼりになってしまった気がします。
その点、むしろ読者たる自分の感覚を背負ってくれたのは、ドM勇者たる蜂須の方だったかもしれません。彼が抱えていたトラウマ、過去の傷、そしてそれを踏まえての堅い決意とそれを実践する行動力は、むしろ咲丘よりも主人公らしかったんじゃないでしょうか。端的に言うと、彼については物凄くわかり易かった。理解できやすかった、とも言えます。
だから、蜂須が結果として二股野郎の蜂須ハーレムを築いたところで、むしろやんやと声援を送りたい。ってか、玲儀音と狭いアパートで同棲までしておきながら、萩に堂々と積年の想いを告白する度胸というか厚顔さは賞賛に値する! 挙句、三人で暮らし始めるとか、どんだけ勇者だよ。
なんかもう、蜂須さん勝ち越しってな感じの結末だったような印象さえ。いや、勝ちと言えば最初から最後まで一途に健気に、ひっそりと自分の恋を暖めていた江西陀が、ちゃんと報われたのが一番の勝利でしょう。そんな結末を導いたのですから、桜の闘争にもちゃんと価値があったのではないでしょうか。いやそれどころか、裏切り奪って孤独に世界を取り戻すよりも、与え育み未来へと繋げる事のかなった、よっぽど素敵な勝利だったように思います。
お疲れ様でした、会長。

1巻 2巻 3巻

丘ルトロジック3 女郎花萩のオラトリオ 3   

丘ルトロジック3    女郎花萩のオラトリオ (角川スニーカー文庫)

【丘ルトロジック 3.女郎花萩のオラトリオ】 耳目口司/まごまご 角川スニーカー文庫

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暴漢たちに襲われる少女・玲儀音(レギネ)をうっかり助けてしまった咲丘。少女はばっちり電波系。会長は怪しい里帰り中で不在、ならば自分たちでなんとかするしかない。咲丘は萩と玲儀音とマゾダチの蜂須と逃走開始!!
これ、登場人物は多かれ少なかれ異常性を内包した狂人であり、変態なのですけれど、わりと明快に段差がありますよね。
一番人間性がまともなのが、各巻でひとりずつ新登場する「本物の怪物」たちであるというのは随分と皮肉じゃないですか。一巻の篠崎さんや二巻のマスターに引き続き、今回登場した人造人間フランケンシュタインの怪物である彼もまた、一つの強迫観念に差し迫られているとはいえ、基本的に一番の良識人でありました。
また健全さでは、実は超ドMの蜂須や、今回登場した玲儀音も大体精神的に健全ちゃあ健全である。いささか人の道を踏み外し、自分を含めた様々なものを偽って歪んだ人生を歩んでしまっている彼らであるけれど、話を追っていくと彼らが今のこういう立場に立ってしまったのは、性格的に歪んでしまったのは人間性の奥に根ざしたまともさ、健全さ故にこそ耐え切れずに、今のような自分になって、自分を仕立て上げて、誤魔化す事にした結果なんじゃないだろうか。結局彼らは自分をねじ曲げ、偽り、人として落ちてさえ、自分の中のまともな部分を守りたかったのだ。
だからこそ、彼らは桜を許さないし認めない、絶対に受け入れないのだ。なぜなら彼女こそ、目的のために蜂須たちがしがみついた「まともさ」をかなぐり捨てて獰猛に失ったものを取り戻そうとした狂人であり獣だからだ。昔は仲が良かったという蜂須。あの様子だと、蜂須は今も桜に惚れているのでしょう。だからこそ、決別しなきゃいけなかったんだろう。今の桜とは絶対に対立しなきゃいけなかった、というのが蜂須・玲儀音と桜の対論を目の当たりにして透けて見えてきた。
しかし、同時にあの対論は、桜の狂気を浮かび上がらせるだけじゃなく、彼女の限界を示したと言える。彼女は確かに目的のために多くのものを投げ捨てた狂人なのだろう。がしかし、彼女の狂気の源泉である動機は、決して理解不能なものではないのだ。まだ多くが語られているわけじゃないけれど、何かを目的として動く、ということはどれほどそこに至るまでの過程が狂気じみていても、あくまで方法論が狂気の産物でしかなく、それさえ度外視すれば、概ね普通に理解の及ぶ範疇なんですよね。
桜は、あくまで理屈の論理の中で泳いでいる存在に過ぎない。それは出島も萩も同様だ。彼らも自分の失ったものを取り戻したいという理屈にしがみつき、それを叶えてくれるだろう桜にくっついているに過ぎない。

本当の狂人は、本当に爪先から頭のてっぺんまで意味が分からないのだ。
誰にも理解出来ない理由で動き、誰にも意味が分からない基準で判断し、誰にもわけがわからないルールで価値を決めてしまう。
玲儀音の予言をまるで理解できなかったのを見て、桜は誰が本当の怪物かわかっていないのだと確信した。彼女はまだ、自分が飼ってしまった本物の怪物を理解していない。全然理解していない。
クビに縄をつけて引っ張っているつもりで自分の首に縄がついているのも、ヨダレを垂らしながら大口をあけた怪物がすぐ真後ろで手ぐすねを引きながらついてきているのにも、すべてを取り戻した瞬間にパクリと頭から怪物に丸呑みに食べられてしまうのだろうことも、何も知らず、察せず、自分の狂気を信じて戦っているつもりなのだ、この人は。
自分が破壊者でも征服者でも復讐者でもなく、ただの「餌」だと気がついていないのだ。彼女は、玲儀音の予言を真剣に受け止め、考えるべきなのに。

ある意味、怪物に一番正しい対処をしているのは、江西陀なのかもしれないね。彼女こそが実に正しく、怪物じゃない彼に餌付けしてるんだから。清宮なんぞに負けるな、江西陀。あんたもう、普通に可愛いからっ!

1巻 2巻感想

丘ルトロジック 2.江西陀梔のアウラ4   

丘ルトロジック2江西陀梔のアウラ (角川スニーカー文庫)

【丘ルトロジック 2.江西陀梔のアウラ】 耳目口司/まごまご 角川スニーカー文庫

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街でトイレを探し、すんでのところで女子トイレに駆け込んだ咲丘。危機から解放され個室を出ると、そこにいた長身痩躯のギター少女の襲撃を受ける――!! 現代の都市伝説《幼なじみ》との最悪の再会だった!!
ああ、そういう事か。このシリーズってサブタイトルは中身となんにも関係ないんだ。そもそも、今回の話ってメインとなるのは香澄であって、江西陀はじゃないもんなあ。とはいえ、物語の決着として決定的な役割を果たすのは江西陀な訳で、そうなるとサブタイトルも無意味じゃないのか。あの「アウラ」をどう捉えるかにもよる。一巻のカンタータから連なるのならこのアウラも音楽用語なんだろうけれど、画家であり芸術家である江西陀に該当すると思われるのはむしろヴァルター・ベンヤミンの語る「アウラ」っぽいんだよなあ。
前回で死体を描く事を咲丘に止められたその先で、彼女が新たに見出したモチーフは既存の芸術作品を自分なりに捉えて描く死の残像だったわけですが、結局それは江西陀の魂に響かなかった。それはどれほどオリジナリティを発掘しようとも所詮複製芸術であり、そこにはアウラが宿っていない。しかし、彼女のアウラを宿した作品は、まさに人としての禁忌を体現したものである以上、そこには常に相克があり続けるわけだ。結局、狂人である咲丘は、江西陀の欲求を認め、肯定してくれるんだけれど、江西陀自身が自分の芸術家の魂が備えた本質に対して嫌悪感や畏怖を抱いて止まない訳で、そんな自ら悪夢に踏み込み、悪夢にこそ喜悦する自分の在り方に苦悶する江西陀だからこそ、香澄のしがみつく「ロック」の虚飾を毟り取れたわけで、んん、そう考えると回り回ってこの「江西陀梔のアウラ」というタイトルこそが、この二巻の帰結であり、相応しいものだと言えるのか。
世界とは人そのものであり、人の在り方こそが世界である。沈丁花桜の語る世界征服とは、社会の制圧や掌握というよりもむしろ、人の価値観や概念を破壊し、自分の思い描く人の在り方を世界中の人に植えつけることこそを世界征服と銘じている、そう考えるべきなんだろうか。平穏と退廃が表裏のように並列しているこの街こそ、その執行のモデルケースとしては相応しいのだろう。時に、人智を超えた怪異が存在し、そしてそんな怪異たちもが可愛く見える壊れた人間たちがただ在るが儘にそこに在る街こそが。
この話、壊れた心を治そう、という話じゃないのが面白いよなあ。壊れている心そのものやその壊れた在り方に価値を見出しているわけじゃないんだけれど、その人が壊れた事その事にこそ何か大切なものを見いだしているような気がする。特に、今回の黒幕については。咲丘もそうだよなあ。

ドッペルゲンガーの真相については、実は最初期の段階で言及はされてたんだよなあ。これにはかなり振り回された。最初は良く知られているドッペルゲンガーとしての現象こそが唯一の真実だと思ってたんだが、一巻で出会ったあの人みたいな存在が居るなら、こういう存在も居ておかしくなかったわけか。しかし、さらにそっちが真実かと思わされたところでまたひっくり返されたわけで、随分と上手いこと振り回された感じ。黒幕については本気で最後まで気づかなかった。別の問題の方で目眩ましされてましたからね、てっきりそっちの為に登場したのとばかり思ってた。

新キャラとして登場し、今回の事件の渦中に巻き込まれた幼馴染の香澄だけれど、今後はこれヒロインとしてではなくて準レギュラーになるんですかね。学生じゃないから丘研のメンバーにはなれないし、そもそも彼女はロックンローラーではあっても、丘研に加われるような狂気の持ち主ではないですものね。あそこのメンバーは多かれ少なかれ人として壊れて狂った人たちですし。一番ましなのが、意外にも江西陀なんだよなあ。ブッチギリに異常な性癖、性癖じゃないか、モチーフ趣向の持ち主なんだが、そのメンタルはわりとまともな方だし。
つまりは江西陀かわいいよ江西陀、ということで。
しかし、なんで香澄も江西陀も、咲丘なんて男が魂の拠り所になってるんだろうかなあ。あの根本的なところで揺るぎのない存在が、時に常識や良識、倫理や善悪や社会秩序すら無視して、在るが儘の風景を愛するこの咲丘だからこそ、基準を見失いがちになる彼女たちにとっての指標となるのか。面白い。

1巻感想

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ4   

丘ルトロジック  沈丁花桜のカンタータ (角川スニーカー文庫)

【丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ】 耳目口司/まごまご 角川スニーカー文庫

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 bk1

第15回スニーカー大賞《優秀賞》。選考委員を最後まで悩ませた問題作!!
神楽咲高校に入学した俺は、「丘研」の入部案内を見て直感した、これぞ〈風景〉を愛する俺のための部活だと! 代表と意気投合し早速入部。だが、丘研の正体は代表の野望に奉仕する「オカルト研究会」であった!!
スニーカー史上最凶の<優秀賞>出現と銘打たれているだけあって、これは確かにヤバい。スニーカー文庫にはかなり珍しい類の危なっかしい作品だ。
でも、この作品、冒頭からその本性を明らかにしていたら、これほど印象的にはならなかったように思う。
この作品の肝であり、寒気がしたところは、序章と最終話でまったく作品に対する印象が異なってしまっているところだろう。それも、一気に昼夜が逆転するような豹変ではない。一話進むごとに一枚、また一枚と信じ込んでいた作品像が剥がれ落ちていくのだ。これぞ、化けの皮が剥がれていく、という言葉そのものなんじゃないだろうか。ちょっとエキセントリックな変人たちが集まった奇妙なクラブに偶然入ることになってしまった、自身もちょっと変人なところのある主人公と、おかしな部活の仲間たちとの青春活劇、なんて一話を読んで思い込んでいた読者をせせら笑うように、一枚、また一枚とそのおぞましい本質を覆い隠していたヴェールが剥がれ落ちていく。剥がれ落ちていくたびに、むき出しになっていく舞台となる街の醜悪さ、世界の歪み、登場人物たちの抱える奈落の闇。
あっという間に落ちて行くのではない、足首を掴まれて、ズルズルと引きずり込まれていくのだ。最初はまだ楽観視していたのに、危険視していなかったのに、危ういものだなんて、恐ろしいものだなんて思っても居なかった。だからこそ、引きずられるのにも抵抗せず、いや引きずり込まれているという事実にも気づかず、物語の中に漂っている空気がいつの間にか濁っている事にようやく気づいたときには、物語の中ではしゃぎ回っている登場人物たちの言動に決定的な異質が混じっている事に気づいたときには、もう遅い。遅かったのだ。
日が陰り、照らす明かりが消え失せて、ようやく気づく。彼らがちょっと変わっている人間などではなく、本物の怪物であるということに。
最初から狂った世界の怪物たちの話だったとしたら、別に何も驚かない。何も震え上がったりしない。そういうものだと受け入れて、それでオシマイだ。
だからこそ、この作品は際立っていると言っていい。まさに、怪作だ。

しかし、彼らは確かに怪物であり、怪物であることを受け入れている破綻者であるけれど、彼らがかぶっていた人間の皮は、決して嘘偽りのものではないのだろう。むしろ、彼らは人間であり続けようとしたからこそ怪物にならなければならなかったのかもしれない。
そして、人たらんがために怪物になった彼らにとって、自分たちが人間で居られる居場所こそ、丘研であったのだ。彼らは仲間と居場所を見つけ、しかしそれでも満足せず、居場所に閉じこもる事を善とせず、隠れ潜む事を是とせず、自分たちの居場所足りえない世界を侵略し、破壊し、征服しようと目論んでいる。
取り戻そうとしている。

自分がこの作品に魅了されたのは、主人公たちの狂気だの異常性だのといったところではないのだと思う。
きっとこの作品にここまでゾクゾクさせられたのは、それは、彼らの論理がまさに、普遍的な正義によって否定され、討ち滅ぼされるべき悪の論理だからなのだ。無数の主人公たちによって敵と定められ、戒められ、拒絶され、認められず、倒されていった悪役たちの在り方だからだ。
それが、此処で敢然と描かれている。世界の敵が描かれている。
こんなにソソる話は早々無いでしょう?


個人的には江西陀が一番ツボだったなあ。何だかんだと、メインヒロインの座を沈丁花代表から食いちぎってしまってたんじゃないだろうか。下ネタ大好きのエロ娘にも関わらず、此処ぞというときの純情で初々しい反応や仕草はかなり強烈なんですよね。正直、そのまま江西陀ルートに入ってもいい気がする。代表も、江西陀と咲丘がイチャイチャしてるのを見て不機嫌になるだけじゃなくって、もうちょっと積極的に反応を表に出してくれたら株もあがるんだがw
 
1月21日

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1月17日

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1月15日

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1月14日

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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ビッグ コミックス)
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(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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1月10日

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1月8日

(BLADEコミックス)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(角川コミックス)
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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(マガジンポケット)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(DNAメディアコミックス)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ファミ通文庫)
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(PASH!ブックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス)
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(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ライドコミックス)
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(ライドコミックス)
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