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やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい

やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 3 ★★★★  



【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 3】 芝村 裕吏/片桐 雛太 MF文庫J

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ガーディ VS 10万の大軍――異端のヒロイック・ファンタジー第3弾!

僅かな仲間と共に森州平定という大偉業を成し遂げながらも、相変わらず俗世に疎いガーディ。そんな彼を放っておけないフローリン姫の近侍に取り立てられた矢先、次なる戦いが忍び寄っていた。沿海州リエメンを率いる女王ニフレディルが、国の存亡を賭けて10万の大軍を率いてイントラシアへの侵攻を準備していたのだ。その動きを事前に察知したガーディはフローリン陣営の指揮官として、思わぬ人物との同盟を提案する。そして、種族を分け隔てない“究極の優しさ”が、決死の侵略軍すらも救う軍略へと至る時、誰もが予想しない結末が待ち受けていた――!
こうしてみると、ガーディというこの時代において異質すぎる存在を虚飾も偏見も少なく一番深く理解しているのって、アンドゥイレドとシンクロのおっさん二人なんじゃないだろうか。
ナロルヴァやフローリン姫、テイといったガーディと近しい子たちは、近しいが故にガーディの人となり、その性格の優しい所や抜けている所危うい所なんかをよくわかっているけれど、近しいが故に近すぎてその凄まじいとすら言える巨大な能力については頭ではわかっていても実感として把握しきれていない部分があるし、テイに至っては崇拝に近いものがあるからガーディの実像を正確に認識しているかは怪しいところがある。これは臣下になったモノたちも同様で神格化とまではいかないけれど、美化していたり凄い人という固定観念を持ってしまっている節がある。一方でタヘーや幼母は軍師としてのガーディを全く知らないからこそ、よく知っている彼の人柄だけに目がいき、その持ち得る能力については全く関知できていない事からも、見る人によってガーディという人物の捉え方がこれほど幅広くなるのは興味深い。
ナロルヴァあたりは、最近武将としてガーディからちょっと離れた所から前線に立つ者の視点でガーディの業績を目の当たりにしているので、実感を得始めている所もあるのだけれど。
彼を知らない人たちなら、尚更その実像は伝わらないし敵対者として対面する者たちからすれば、その圧倒的な能力ばかりに直面することで、本来の姿とはかけ離れた姿を見出してしまう。もっとも、実像を知らないからこそ、本質を見抜いている節もあるのだけど。

その点、アンドゥイレドとシンクロの二人はガーディという天才のバケモノじみた能力も、逆にその人並み外れた無垢さや弱点、世知の疎さなどちょっと考え方が抜けているのもちゃんと把握してるんですよね。まあ、凄さもダメさもたびたび想像を遥かに越えてしまうので、そのたびに振り回されてしまうのですが。
それでも、このおっさんにしてフローリン陣営の文武のトップを担う重臣二人がガーディの最大の理解者にして後援者であるという事実が、どれほど皆にとっての幸いであるのかは、彼らがほぼガーディの好きなようにやらせて、彼の望むようにすべての準備を取り計らってくれた事からも明らかでしょう。もちろん、これまでにガーディは彼ら二人のお眼鏡に適うだけの実績を立て、信用を勝ち取り、その能力を示し人となりを知らしめたからこそ、なのですけど役職も重く実績も多分にあり経験も深いだろうこの二人が、判断の殆どをガーディという新参に任せきっている(そして恐らく責任の方は自分達で引き受けるのだろう)事は、この二人がどれほどの傑物かを示しているのではないだろうか。
この二人が後ろ盾だと、ほんと何の邪魔も入らないどころかガーディの思う通りにスムーズに準備段階から事が運ぶんですよね。
軒並み、反対勢力を粛清し尽くさなければならなかったニフレディル女王と比較するのも可哀想になるくらい。リエメン側の人材の払底は目を覆わんばかりでしたからね。実質、この幼女王一人であらゆる実務をやってのけざるを得なかったのを見れば尚更に。
忠臣と言える人は僅かも居ましたけれど、実務能力はほぼ役に立つことなし、みたいでしたし。
今回はガーディも三方から迫る敵軍に対するために、自分は後方に待機して各戦線を手ずからではなく他人に任せる必要があったわけですから、ガーディも自分だけで全部やってしまうという訳にはいかなかったんですよね……まあお膳立てはこれでもかというくらい丁寧にやってのけたわけですけれど、これに関してはニフレディル女王も一緒ですからね。
ただ、ガーディには後ろにも前にも自分の代わりに任せられる人が居て、足りない部分も「自分じゃわからないので紹介お願いします」と頼める人が居て、その人は適切な人選で適格者を引っ張ってこれる人だったりするんですよね。
こうしてみると、英雄譚のような戦記物のように綺羅星のごとく将帥が揃っている、というわけではないのですけれど、ガーディ陣営には質実剛健の頼もしい土台を担える人材が揃っているのがよく分かる。そして、ガーディを慕って集まることになったゴブリンや人狼、トロールなどの異種族による精鋭諸兵科部隊という槍の切っ先。
まあそれ以上にやっぱり、精霊魔法、或いは占いという名称で語られる高等数学による演算に基づくガーディの先見が並外れているからこそ、すべてが適切に配置されていくのですが。
ガーディって情が深いように見えてそれらに左右されない完全に理系軍師なんですよね。政治はわからないどころか人の世界の常識も知らない世知に疎い人物だし、あれほど優しさに特化した性質でありながら人の心理というものにも疎い。
今回、リエメンの侵攻をまるで予知したように侵攻の開始から軍勢の数、侵攻ルートに戦略目的まで見抜いてみせたのは、それだけニフレディル女王による侵攻計画が合理性と必然性の塊だったから、と言えるのかもしれません。不合理の入る余地のないほどの完璧に整えられた計画だったからこそ、ガーディには手にとるように予測できた、と見るならばそれだけニフレディル女王が完璧な計画を完璧に実行していたという事実に突き当たるわけで、この幼女王ガーディと遜色ないバケモノなんじゃないだろうか。
惜しむらくは、彼女が才能を発揮せざるを得ないリエメンという国の状況が、災害によって破滅を避けられない状況であり、動ける間に生きるための食料を確保するために他国に全国民ごとなだれ込まなければならない、という時間制限付きの絶望的な状況であり、それを理解していない現状を把握できていない者たちを排除したために、人材という人材が払底しきってしまったという事なのでしょう。軍は糧食がなく、ただただ前に進んで略奪しなければそのまま枯死するしかない。前提条件が悪すぎた。
この幼い女王の身を確保できたことは、森州にとってどういう意味を持ってくるのか。リエメンという国が崩壊しながら、その国民の少なくない数を難民としてではなく移民的な形で森州に吸収できそう、というのはフローリン姫の立場にとっても重要な意味を持ちそう。
すでに、ガーディを近侍としたことでフローリン姫は独立領主としての道を歩みだしている、と周囲からは認識が持たれはじめているし、アンドゥイレドとシンクロのフローリン姫の両輪も、ここにきてガーディとフローリン姫の婚姻を本気で進めに掛かってますし。本国から独立独歩の道を歩もうという気満々なんだよなあ。
そのフローリン姫はというと、もう王族として仮面をかぶるのは完全にやめてしまって、今は公然とガーディの世話を焼くと公言して実行してますからねえ。それはもう好意以上のものだと思うのだけれど、この姫様は浮世離れして危なっかしいガーディの世話を焼かねば、という使命感に燃えているので彼が旦那様に、とかは果たしてどこかで現実味をもって捉えているのか。
むしろ、一旦婚約しそうになりながら引き離されたナロルヴァの方が、ちゃんと自分の気持ちというものに向き合えている様子が見える。
それにしても、世話を焼きたくて仕方ないフローリン姫がまたかわいらしすぎてたまんないんですよね。作中でも繰り返し語られてますけれど、近侍とは本来主君の世話をするような役職のはず(まあ実際は建前に縛られない必要に応じた自由度の高い立場みたいだけど)なのに、なぜか主君のフローリン姫が彼のお世話をしようと彼の住まいまで毎日訪ねてくるような様子で。森州の最高幹部が集まって今後の方針を決めよう、という会議に姫様が直々にガーディ呼びに来て、手を引っ張って会議室まで連れてきた挙げ句に「連れてきました!」ですもんね。なんだこのかわいいお姫様は。
それをみんなが微笑ましく見守っている、というのがこの森州の雰囲気を一番最適に現しているような気がします。
アンドゥイレドさんも、「ワシは、意外に小僧のことを小僧と呼ぶのが好きだったのだな。ガーディさまと呼ぶのが惜しい」という一言でこれまでも好きなキャラだったのですけれど、なんかもう大好きになってしまいました。こういう露悪的で周りからは嫌われているけれど、有能だし実は情も深いしというキャラはやっぱり好きですわー。

ついに「信長公記」の太田牛一みたいな、武将でありながら後にガーディの業績から日常的な様子まで書き残すことになる人物まで登場してるんですよね。
さながら現代から当時の人が残した資料を元に歴史家の視点で、ガーディたち当時の人たちの現代での評価を語ったり、歴史的事実に関しての見解や論説を述べたり、という歴史小説風味の語り口はやはり本作の大きな魅力の一つで、うん面白いなあ。面白い。


やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 2 ★★★★   



【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 2】  芝村 裕吏/片桐 雛太 MF文庫J

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のちの大軍師ガーディ、覚醒の時――王道ヒロイック・ファンタジー第2弾!

グランドラ王との戦争での功績により、金貨姫フローリンから故郷タウシノの領主に任命されたガーディ。その役職は名ばかりながらも、ガーディの存在を警戒する姫の臣下も現れた。そんな中、ガーディは自身の存在価値を証明する必要から、亜人種や土着勢力が入り乱れるタウシノの平定を名乗り出る。だが、兵士も連れず傭兵も雇わずに味方は無理矢理ついてきたナロルヴァ一人だけ。誰もが無謀な絵空事だと考えた、たった二人の森州平定戦――それは、大軍師が冴え渡る軍略によりその名が歴史の表舞台に刻まれる燦然と輝く偉業の始まりだった――異端のヒロイック・ファンタジー。第2弾!

中庭で微睡むガーディを、遠く窓から眺めて心慰めていた金貨姫フローリン。近侍などに取り立てる事もなく、ただその姿を様子を見守っていることで満足……はしていないか、我慢していたように姫がガーディに求めていたのはその才能ではなく、慈しみ愛おしんでいたのはその純真無垢さであったと言っていいだろう。直属の上司であるナロルヴァも、金貨姫もガーディの才能は勿論わかっていたかれど、愛したのはその人柄なんですよね。なので、彼の無垢さを打ち消してしまうかもしれない出世は、決して求めなかった。
そんな彼女たちであるからこそ、ガーディもその力を惜しみなく注ごうという気になったのだろうけれど。まあ彼に人の好き嫌い、というのはあまり見当たらないのですけどね。見た目にも言動にも騙されず、その人の言葉や行動の奥底、真意よりも深くにある善意、善心を汲み取っていく。
誰にでも優しくあってしまうという彼の権能は、彼のあり方とまったく矛盾していないが故に彼にとっての苦しみにはつながっていない。つまり、心の底から優しく慈しむ彼の態度は嘘偽りのない強制されたものではないんですよね。その優しさを前にして、多くの人は自分の中の悪意を取りこぼしてしまう。どうしてか、優しさには優しさをもって報いてしまうんですよね。それが、彼のカリスマに繋がっているのではなかろうか。
尤も、彼自身は自分の優しさが報われることについては、とんと無関心なのだけれど。
何気に、森州で隣国の収奪部隊が各地の村落を荒らし回っているのを、ナロルヴァとたった二人で助けて回った時も、決して救った恩に報いるために人が集まってくる、みたいな考え方はしていないんですね。
そこのところは酷く冷徹に、集って反抗の一勢を立ち上げなければ生き残れず、各地を助けて回っている自分たちがその旗頭として必然的に持ち上げられ、その旗のもとに反抗勢力は糾合することになる、という計算が働いている。そこに優しさという感情は計算のうちに含まれていないっぽいんですよね。そしてその計算とは全く別に、彼は本心からみんなを助けたくて、あちこち飛び回っているのだけれど、そういう感情と計算は完全に分け隔てられているのがまた興味深い。

本作が面白いのは、小説でありつつ後世の視点から様々な史料に基づいて語られている話でもある、という所であります。特に今回の戦いからは、ガーディが本格的に歴史の表舞台にあがった戦いとされているからか、多くの史料が残っているという設定らしく、後世からの視点ということでこの物語を書いている作者が作中の地の文にコメントを付与してるんですね。それは歴史的な解釈や解説であったり、エピソードの歴史上の意義であったり、歴史上の人物の史料から推察される心境だったり、幾つも残されている当時の人の手紙や日記から導き出される情景だったり、それらに対する作者自身の感想だったり。
いやあ、読んでてなんかこういう描き方って見覚えがあるなあ、とずっと頭に引っかかりながら読んでたんですが、ふと司馬遼太郎の名前が思い浮かんだんですよね。
そう言えば司馬先生もこういう書き方をしてやしなかっただろうか。あの方の余談の挟みっぷりには定評?がありましたからねえ。
かの御仁に限らず、歴史小説家には少なからず見受けられる描かれ方かもしれないのですが、そう思うとなんだか本格的な歴史小説を読んでいる気になってきて、何ともワクワクしてくるような気分になってくるのでした。
加えて、森州の戦いはリエメンからの侵攻軍による収奪によって、点在する集落が片っ端から襲われ殺され奪われる事により、軍ではなく住民自身が武器を手に取り反抗の軍をあげる、という展開になりました。そういう展開を引っ張り出したのは、ナロルヴァとたった二人でリエメン軍の侵攻を防ぐために乗り込んできたガーディの思惑があったわけですけれど、いずれにしても奪われる側の反抗という枠組みの中には本来森州にも深く根ざしていた人種間の断絶は挟まれる余地がなくなったわけです。まあそこにも、人種を差別する、種族が違うということで分け隔てるという発想を持たないガーディの存在があったからなのですが。
そうして出来上がったのが、種族を問わずに糾合された反抗軍。そして、種族で分け隔てる視点は持たなくても、戦力としては諸種族の特徴、短所長所を見出してそれぞれに合わせた運用を導き出し、それを組み合わせることに何らの戸惑いも持たないガーディによって、各種族の特徴を組み合わせて相互に欠けている能力を補い合い、相互に持ち得る能力を相乗させる戦闘単位。諸兵科連合ならぬ諸種族連合(コンバインドアームズ)。
MBTと書いて「メイン・バトル・タンク」ではなく「メイン・バトル・トロール」と称する所とか、往年の傑作ファンタジー戦記【A君(17)の戦争】を彷彿とさせてくれるじゃないですか。
ちなみに、運用の仕方はもろにタンク――戦車のそれなんですよね、トロール兵。そして、ちゃんとその足回りを狙われると弱い、という弱点を補強するために戦車随伴兵を伴って動かしているところとか。
それ以前にも相互通信可能な羽妖精たちを使っての、戦闘管制を実践していたりするところとかガーディの発想は近代的な軍事運用に繋がるものが散見されたのだけれど、今回本格的に百人を超える人数を動かすに当たって、それがより顕著に顕在化してきたのではないだろうか。つまり、面白い!

しかし、ガーディの手脚となって動く羽妖精たち、彼女たちがガーディの戦術を、近代的な軍事用語に言い換えて好き勝手に喚いているんですけれど、これって単なるお遊びの類なのかと思っていたのですが……。羽妖精たちの声を聞いて、トロールのお嬢さんが何かを未来の一旦を知ったような素振りを見せるんですね。
タイトルの【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい】って、未来を知っている誰かからガーディ自身が聞いたような言葉じゃないですか。特にこのタイトルが作中に意味を持ってくるとは思っていなかったのですけれど、トロールのお嬢さんはこの「やがて」という言葉をこぼしてるんですよね。
羽妖精たちが未来の言葉を使っているのって、もしかして意味があるんだろうか。

たった二人で反抗軍を立ち上げ、リンメイ軍を打破してみせたガーディは、ついにその名望を確かなものとする。確かなものとしてしまう。この戦いを通じて、多くの弱き者たちが彼の知恵と優しさに希望を見出し、その身を寄せようとしはじめる。それに値するだけの結果と能力を、彼は示したと言っていい。それに縋ろうとするもの、期待し守り立てようとするもの。能力に着目しそれを利用しようとするもの。危険視して排除しようとするもの。様々な思惑が彼を中心に飛び交うなかで、フローリン姫とナロルヴァだけが……いや、あえていうなら彼の養子になったテイも含まれるか。ガーディの庇護者たらんと尽力しようとしているのは興味深い。特に彼女たちだけが、ガーディの優しさ故のやわさ脆さ危なっかしさを心配して、守ろう守ろうとしている。特に、権力者である自分に近づけまいとする事でエルフに育てられたが故に人間社会に馴染まないガーディを危険から遠ざけようとしていたフローリン姫は、今回の一件で放っておいても自分の手の届かない所で危ない目に自分から飛び込んでいくガーディにとことん思い知ったようで、彼を近侍に任命することで身近に置くようになる。身近に置いて、手づから世話を焼くつもりであったらしい。世話させるのではなく、自分が世話を焼くために近侍にしてそばに置く、というのは姫様もまあその本性は随分と変わっている。その優しい変さこそが、ナロルヴァと共にガーディが人の世に身を置く理由なのだろう。忠誠とも違う、愛ともまた少し違う、優しい関係。それで成り立つこの主従の、乱世での戦いをこのままもっと最後まで、歴史の行き着く先まで見てみたい。そう切に思う面白さでありました。






やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい ★★★★   



【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい】 芝村 裕吏/ 片桐 雛太 MF文庫J

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これは無能の烙印を押された、大軍師となる少年のヒロイック・ファンタジー

人類が圧倒的な銃の力でファンタジー種族を滅ぼしゆく時代──エルフの村で育った人間の少年、ガーディは、村の掟を破ったことで追放され、金貨姫フローリンが治めるイントラシア領に身を寄せる。剣も槍もロクに扱えず、秘められし権能すらも“究極のお人好し”という戦乱の世ではどうしようもない有様のガーディ。けれど、エルフの村でバカにされながらも培った知恵と経験、そして誰もが呆れた彼の“優しさ”が、過酷な戦争の中で空前絶後の伝説を生み出していく──のちの世で大軍師として語り継がれる少年の異端の英雄譚、登場!

芝村作品として期待はしていたけれど、いやいやこれ本気で面白いぞ!?
作者の芝村裕吏さんと言えば、ガンパレード・マーチの世界観デザインで知られ、小説家としても現在【マージナル・オペレーション】シリーズで真っ向から現代戦の紛争を描いている歴戦の作家さんです。マジオペは、電書化してないので最初の方しか読んでないのだけれど、早く電書化してくれないですかね? と思いつつ待ってたら第二期にまで突入しちゃって……。
ともあれ、戦争ものを描かせたら逸品の人ではあるのですけれどその分戦争描写が本格的、という事でもあり主人公の印象もどちらかというと悲観主義的だったりネガティブだったり陰気でダウナー系なイメージが強かったので、本作の主人公もその系統だと想像してたんですよね。
でも全然違ったんだなあ、これ。知性冴え渡る切れ者というよりも、むしろぼんやりホワホワしているような感じの少年で、あんまり深く物事を考えずにインスピレーションで捉えてるような雰囲気の子なんだよなあ。でも、決して考えなしというわけじゃなく、むしろ非常に観察眼に優れていて物事や事情、人物に対する見方なんかもとても鋭く、本質を読み取る力に長けている。
金貨姫なんか、王族として態度を厳格に取り繕っていて本来ならその人柄とか読みにくいタイプのキャラだと思うのだけれど、ガーディってば容易に彼女の被った仮面の奥を読み取るのでその人となりも手に取るように伝わってくるし、ガーディを通して色んな登場人物の人物像がより鮮やかに描かれて、とても魅力的に映るようになっている。直属の上司となるナロルヴァ女史なんか、フローリン姫とは逆に表裏なく感情を垂れ流しにしちゃうタイプなのだけれど、ガーディの目を通して見るとそのあからさまな感情表現の奥にも、どうしてそんな風に感情が動くのか、という理屈が見えてくるのが面白い。
こうしてみると、ガーディがかなりロジカルに物事や人物を観て分析しているのだけれど、そうやって得られた客観的・合理的な結論をこの子は冷徹に処理するのではなく、素朴な優しさ、お人好しな考え方でクルッと包んでしまって対処するのが、凡百の軍師とは違うところなのだろう。しかも彼の場合それを無理してやっているのではなく、天然無垢にやっていて自分のお人好し加減についても悩んでないし、それは良いものだとむしろニコニコと受け入れてるんですよね。それが何とも興味深い人物造形になっている。フローリン姫を始めとして、彼と関わることになった主要人物たちはみんな善人の傾向にある人たちなので、相性もいいんだろうなあ。
一方で戦場描写の方は期待通りの硬派であり、戦国系のファンタジーらしいダイナミックさもあり読み応えもタップリ。ガーディは当初、エルフ譲りのその弓術をもってフローリン姫を助ける事になるのだけれど、同時に戦術家としての見地も戦いながら深めていくんですね。とは言え、彼のスタイルって軍師と書いて想像されるそれとちょっとズレてて……あのピクシーたちの使い方といい、近代通り越して現代戦的な考え方じゃないの、それ。戦闘支援システムを独自に構築しようとしてません? こっちの主人公も「イヌワシ」になりそうな勢いである。
当面の好敵手となりそうなグランドラ王も、曲者食わせ者でとにかく癖の強いキャラで面白いんですよね。妙に憎めないキャラにもなっているし、それでいて極めて有能な戦争屋という。尤も、戦国日本を基礎ベースにしているらしいので、乱世らしく彼ばかり相手にしている事にはならない雰囲気もありますけど。

しかしガーディくん、エルフの少女に拾われて育てられたエルフの村の異端という扱いなんだけど、そのガーディを育てたエルフのお母さんが、彼から母として慕われているのだけれどどう見ても幼女w
いや、見た目もそうなんだけど中身もあれホントに子供ですよね、それも小学生の低学年くらいじゃないのかもしかして。年齢的には60になるらしいのだけれど、エルフの中でも童女と明言されているので間違いなく……。
二人が一緒にいるシーン、殆どないのですけれど保護者完全にガーディの方だったよな、あれ。それでいてガーディは本心から彼女を母と慕っているので、妙にこう倒錯した感じがw 年上だけど年下の母! 幼女に育てられる、という新感覚!
今後、このエルフ幼女お母さんに本格的な出番があるのだろうか。わたし、気になります。

芝村裕吏作品感想
 
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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