るろお

ムシウタ 11.夢滅ぼす予言3   

ムシウタ11.夢滅ぼす予言 (角川スニーカー文庫)

【ムシウタ 11.夢滅ぼす予言】 岩井恭平/るろお 角川スニーカー文庫

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クリスマスの約束、“始まりの三匹”の謎
すべてが明かされる!! シリーズ、クライマックス!


“虫憑き”を捕獲し管理する最強の中央本部が何者かに侵略され、赤牧市が正体不明の霧に包まれた。史上最悪の事態の真相を確かめるべく、単身赤牧市に潜入した“かっこう”は、不完全な“虫”に襲われている少女を助ける。ミッコと名乗る少女は「私の家族が誰かを“喰べ”てしまったのかも」と“始まりの四匹目”が存在するかのような予言を告げる。街に不完全な虫が大量発生したいま、かっこうはこの世界を止めることができるのか――!?



「……ッ! ざけんな! てめぇが"ふゆほたる”を守ってどうすんだ!」
「てめぇが守らなきゃいけねぇ一号指定は、今も眠ってるあの女のほうじゃねぇのかよ!」
霞王さんが、大助の野郎に言ってやりたかった事を全部言ってくれました、ありがとう、ありがとう。
もうね、なんでそんなに詩歌ばっかり特別扱いするんだと。彼女と交わったのは、ほんの僅かな一時に過ぎなかったのに、大助が詩歌だけ接し方が違うのが、まるで好きな女の子に夢中みたいな態度を取るのが、どうしても憤懣やるせなかったんですよ。利菜だって、結局あんな事になってしまったのに。どうして詩歌なんだと。
亜梨子をどうするんだと。あの娘は、大助たちを信じて、いつか起こしてくれる日が来るのを信じて今も眠りについているのに、おのれ〜〜〜。
そんな憤りを、全部霞王が肩代わりしてくれたので、思いの外スッキリしました。この娘はちゃんと覚えてくれてたんだなあ。むしろ、あれでアンネは亜梨子派だったもんなあ。そりゃ、許せんぜ。

というわけで、ようやく本編の方でも亜梨子の存在が明確に示唆されるようになってきた上、彼女が自分と共に眠らせたあの「不死のムシツキ」の正体も明らかに。というより、概ね虫に纏わる諸々は今回の話で明らかになったのか。今まで正体から目的からすべてが謎で、ある意味始まりの三匹よりも不気味な存在だった魅車の素性と目論見もだいたい今回の一件で見えてきた、というもののまだまだよく分からないんだよなあ。過去は分かった、現在も凡そ、しかし彼女が未来について如何なる展望をいだいているのかがまだ見えてこない。彼女は、いったい何を望んでいるのだろう。そもそも、彼女には虫に憑かれるような夢はなかったのだろうか?
そして、彼女が語る一号指定の真実。これって、前の巻でハルキヨが語った内容とほぼ一緒なんですよね。ということは、ハルキヨと魅車は単に協力しているという以上に、考え方を共有しているのか。考え方を共有しているということは、もしや目的すらも共有している? このシリーズで、何を考えているかわからないのが特にこの二人なんですよね。その二人が同じ方向を向いているとしたら、それこそがこのシリーズのクライマックスに至る何かになりそうな気がする。

さて、話の内容だが、正直、前半の話の展開については乱暴極まりないと思う。そもそもキーパーソンとなる四人の繋がりが理解出来ない。たまたま顔を合わせるに至っただけの四人に、なんでそんなに即座に切っても切れないような絆が結ばれたんだろう? お互いを理解し合う暇すらなかったのに、出会った瞬間から運命の出逢いだったかのように互いが掛け替えのない仲間になってしまっていたのが、さっぱり納得できなかった。納得させてくれるだけの、積み重ねもロジックもなかったもんなあ。そういう前提の関係でないと話が始まらないとはいえ、ちゃんとそういう人間関係になるべくしてなったという理屈を見せてくれないと、?マークが乱舞するばかりだった。
それでも、今のように虫が蔓延る原因と結果が明らかになったのは大きい。未知を未知でなくすことこそが、討滅あるいは克服の第一歩であるのだから。正体さえ分かっていたら、もし倒したとしても本当に倒したか、もう新たな虫が現れないのかも判別出来ないですもんね。

そして、三匹のうちの一匹、浸父との決戦。むしばねに中央本部含めた全支部参戦の総力戦。なんですがっ、実のところまだ役者は全然揃ってないんですよね。逆に言うと、浸父の相手ならこのメンツだけでも十分だったということか。ハルキヨ一派は不在だし、チャミたちも居ない、権力者たるあのお嬢も居なけりゃ、何よりあいつが居ないなんて話にならない。

むしろ、クライマックスはこれからなのだろう。その上で、最後に魅車が発した驚愕の指令。これ、素で「は?」となりましたわ。
え? なんで? 何がどうなってるの?

岩井恭平作品感想

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4   

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる (GA文庫)

【俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる】 裕時悠示/るろお GA文庫

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 妹みたいな可愛い幼なじみ・千和。
「絶対やだ! やだやだっ! あんたなんかが彼とつきあうなんてぇっ!」

 銀髪お嬢サマな帰国子女・真涼。
「あら、幼なじみごときにそんな決定権があるのかしら?」

 ――おお、どうしてこうなった!?
 俺は平穏な高校生活を望んでいたのに、真涼と<秘密>を共有したためムリヤリ彼氏にされてしまった!
 ヤキモチを爆発させた千和が叫ぶ。
「あたしだってモテてやるもん!」
 何かを企み、真涼が微笑む。
「では私達がサポートしますね?」
 千和の彼氏作りになぜか協力するハメになった俺の運命やいかに!?

 裕時悠示×るろおが贈る、両手に花?のらぶ×らぶコメディ!
え? これタイトル違うでしょう。正確には【俺の彼女が俺と幼なじみをペットにして弄りすぎる】じゃないかな、かな?
いやしかし、このタイトルはいいなあ。小説にとってタイトルとは看板です。特にライトノベルみたいに流れの早い業界では、一目でグッと関心を引き寄せ、興味をそそられるタイトルというのはまず最初に手を取らせるという意味で非常に強力な武器になる。勿論、そこで中身が伴っていなければ打ち上げ花火で終わってしまうのですが、しっかりと面白いと読者の心を掴むものでさえあれば、ガーーーッと物凄い勢いで売れていく可能性は並みの面白い作品よりも大きくなるでしょう。あの【俺の妹がこんなに可愛いわけがない】なんかはその典型な訳で。
その意味では、この作品も充分に狙いに来て、それが空転せずにうまく仕留めてる感じだ。レーベル側もプッシュしてきてるみたいですしね。
基本的に、タイトルと違って胃が痛くなるような修羅場展開は今のところなく、GA文庫では今のところ見なかった駄弁り系のサイドに置かれるような作品になるのですかね、これは。何やら独自の部活を新たに起てて、主人公と真涼、千和の両ヒロインの三人で、千和の恋愛力を鍛えていく、なんて活動をしていくわけですから。
勿論、駄弁り系とは言っても和気藹々と仲良く遊ぶわけでも、タイトルのように主人公を挟んで取り合いの修羅場になるわけでもなく、隠れ女王様だった真涼によって主人公は首根っこを抑えられ、お馬鹿な千和は真涼の口八丁によっておもちゃのように弄られ踊らされ遊ばれるという、何このプレイ?(笑
実際、千和の遊ばれっぷりは、もはや悲惨を通り越して痛快ですらある。普通なら「もうやめてあげて! 千和のHPはとっくにゼロよ!」な事をうまく丸め込まれて乗せられて、結構な勢いで羞恥プレイ状態の凄いことをやらされてたりするのですが、これで千和はケロッとしてるんですよね。これ登校拒否になるレベルだろう。って、これで学校に出てこれなくなる子は、そもそもこんな事仕出かさないか。人前でやるには恥ずかしすぎるだろう、これw あれでウケはとれたかな、と平然と嘯く千和は、もしかしたらとんでもない大物なのかもしれない。関わり合いたくない類の、だけどなw

親に捨てられた事から、恋愛に対して嫌悪と拒絶感を抱いている主人公鋭太。理由は分からないものの、鋭太を上回る激情を胸に、恋愛を憎悪している真涼。そんな恋愛を憎むもの同士が結んだ偽装(フェイク)カップルに、不器用に突っかかってくる幼なじみの千和。千和にとっては、恋愛を毛嫌いしている鋭太に自分の想いを告げるというのは、長年タブーだったのでしょう。彼が恋愛を嫌うようになった理由を彼女は近くからつぶさに見て知っているし、彼が自分に求めているものを承知している。それなのにもし自分が恋愛感情を鋭太に抱き、それを共有してほしいと願っていると知られたら、そこに待っているのはお前もかという失望、あるいは落胆、そして嫌悪? ただ振られるだけでは済まないという予感。二度と元の関係には戻れないという恐れがずっと彼女に二の足を踏ませていたのだとしたら、鋭太と真涼が付き合い始めるという現実は青天の霹靂だったに違い有りません。
認められるはずないじゃないですか。
でも、だからと言ってじゃあ自分も本当は好きでした、なんて安易に口走れるほど鋭太と千和の関係は軽くなく、彼女の抱いていた恐れは重かったのでしょう。彼女の不器用で、ある種無様ですらある空回りにはそれ相応の理由があり、それ以上の必死さがあったわけです。
真涼はそれを見て、どう思っていたのか。
最初に鋭太をフェイクの相手として選んだのは、本当に彼女が語った理由だけなのか、本心を殆ど語らない真涼ですから想像するしかありません。が、彼女が千和を突き放さず、むしろ取り込みおもちゃにして遊んでいた、ということは彼女の必死さに対して何か思うところがあったのは間違いないはず。好きという気持ちに必死な千和が眩しかった? 自分の憎悪を否定されているようで認められなかった? それとも単純に羨ましかった? おそらく、一言で言い表せないような複雑な感情を、真涼は千和に抱いていたような気がします。
そして、間違いないのはそんな千和の必死さが向けられている鋭太を、取られたくないと思う気持ちが真涼の中に生じていること。単なるフェイクの彼氏ではなく、あれほど毛嫌いし憎んですらいた恋愛の対象となりかけていること。鋭太を取られたくないという気持ちと、それが恋愛感情であると認めることは、多分真涼の中ではまだイコールに出来るほど割り切れているのか、決心できているのか定かじゃないですが、どうやら本当の修羅場へと発展する舞台は整い始めている御様子。
千和にしても、真涼にしても、今まで否定したものを肯定しなければ、相手に大事なモノを取られてしまうという状況に陥り始めているわけで、この時点でもうなかなかの修羅場状態なのかもしれないですね。

何にせよ、とんでもなくイイ性格をしたヒロイン真涼に、お馬鹿チワワな幼なじみの千和、そしてかつて夢見る少年だった現実主義の恋愛アンチ主人公。この三角関係、期待してた以上に面白かったです。次回以降も楽しみ。

機巧少女は傷つかない 4.Facing "Rosen Kavalier"3   

機巧少女は傷つかない 4 (MF文庫J)

【機巧少女は傷つかない 4.Facing "Rosen Kavalier"】 海冬レイジ/るろお MF文庫J

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 bk1

機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。時計塔事件も一段落し、雷真たちは負傷続きながらも〈夜会〉に勝ち残っていた。だが、雷真の負傷を自分のせいと気に病んだ夜々が、突然姿を消してしまう。なんとか彼女を見つけ出した雷真だが、それは敵の罠だった! この夜会を支配する存在〈十字架の騎士(クロイツリッター)〉と名乗った彼らとともに、夜々は雷真のもとを去る。打ちひしがれる雷真。そして、彼の前に現れた硝子は告げる――「夜々は放棄するわ。今後はいろりを使いなさい」はたして雷真の決断は!? シンフォニック学園バトルアクション第4弾!

あ、あのぉ、シャルがなんか相当に色ボケし始めてるんですが(笑
病んボケの夜々に、天然ボケのフレイに、ドジボケのアンリと、どいつもこいつもボケ役しかいないなかで、辛うじてシャルはツッコミ側だったのに! ……あれ? シャルってツッコミ側だったっけ? そういえば最初から自爆系ツンボケだったような……。
ま、まあなんだ、前回妹のアンリともども雷真に助けて貰った事で、既にいい具合にグラついて居たところを岸壁から突き落とされてしまったようで、症状の方が明らかに深刻化、進行してしまったようで、なんだか妄想の度合いが夜々と大してかわらなくなってきてるぞ、おいw
いいんですけどね、可愛いから。さすがに、夜々みたいに病んでるわけじゃないし。殴るけど、火を噴くけど……面倒さではあんまり変わんないな。なにやら、シャルの中では既に雷真にプロポーズされてしまっているらしい。あの科白をそういう風に捉えるのは、幾ら何でも強引すぎないかい、お嬢さん。でへへへ、と笑み崩れてるのを見ると突っ込むのもはばかられるのですが。
いいんですけどね、可愛いから。

一応本作は学園バトルアクションなんて銘打たれているけれど、学院が舞台となりながらも幾多の国のエリートとなる学生が集まり、世界各国の機巧魔術の粋が集まるここは、国際政治の政争謀略の中枢でもある。主人公の雷真も立場上、日本陸軍の犬であるわけですしね。そしてなにより、時代は第一次大戦前夜。今にもバルカン半島の火薬庫に火種が引火しようとしている微妙な時期。色々な思惑が交錯し、野心が滾り、黒々とした怨念が渦巻いている。華やかな学生生活を贈ろうなどという浮かれた若者は此処には一人も居ない。誰もが生き残るため、人生の勝者となるために、国家の為に、それぞれの秘めたる目的のために、牙を研ぎ、眼光を輝かせ、利害で結びつき、酸鼻を極める現実を嬉々として道具として、兵器として振るおうとする。
まさに、人の業が凝縮したような場所だ。
そんな中で、自分が勝ち取らなければならないものを思えば追い落とさなければならない相手との間で、絆と信頼が生まれている。
利害を超えて、ボロボロの身体を引き摺って、敵であるはずの人の為に立ち上がろうとする者たちがいる。
相棒を奪われた一人の青年のために、何も言わず、何も求めず、ただいつかの彼からの好意に報いるために、いやさただ彼が好きであるから、異性として云々を抜きにして純粋に彼を人として好きだから、力になってあげたいと、何の益もない戦いに名乗りをあげる三人の人形師たち。
シャルたちが、何も言わずに雷真の為に集まってきたシーンには、正直痺れた。彼がこの学院でボロボロになりながら示してきた生き様が、まるごと肯定されたみたいで。
友人の力となることを、友人に力になってもらうことを、当たり前のように成し遂げ、受け入れる。それが、この暗鬱として殺伐とした夜会の中で、胸がすくように清々しく、晴れやかに見える。
いいチームじゃないか。
……まあ、雷真の事となると一瞬にして瓦解するチームワークだがw
夜々もまた、なんという面倒くさい理由でしでかしてくれたもんだか。ヤンデレのくせに、自分に自信が無い子なのよね。というか、自分がただの人形だの道具だのと思うなら、そんな誘い文句にフラフラと付いていかないの。道具は自分で役に立つか立たないかの判断はしない。それは、使用者が判断する事なんだから。それが理解出来てない時点で、夜々はどうやったってただの女の子なんですよね。
うん、だから雷真の説得方法は間違っていない。彼女を取り戻すやり方としては、まさに正解。自分で自分の首を絞めてるような気もするが、それはまあ毎度の事なので自業自得だ。こいつ、ナチュラルに自覚なしに口説くもんな。しかも、なんかもうそれはどうよ、と言いたくなるような凄い事言いながら。見境なしにあのひとにまで口説き文句並べてたもんな。
うーん、考えてみるとシャルがえらい有頂天になってしまってるのも、彼女の思い込みが原因じゃなくて、やっぱりコイツが悪い気がしてきたぞ。

ロキの方の仄かなロマンスはえらくバッサリと……いや、幾ら何でもバッサリ過ぎやしないかと、焦った。そこに結果が至るのだとしても、もうちょっと積み重ねてくれた方がよかったような。あれじゃあいろいろな意味で辻斬りみたいなもんだぞ。

一難去ってまた一難。どうやら最大の障害にして元凶となる人物の影も見えてきたし、さて、それと雷真の目的である復讐の相手がどう絡んでくるのか。そろそろ佳境になってくるのかしら。
それはそれとして、雷真って硝子さん好きだよねーw

1巻 2巻感想

ムシウタ 10.夢偽る聖者4   

ムシウタ  10.夢偽る聖者 (角川スニーカー文庫)

【ムシウタ 10.夢偽る聖者】 岩井恭平/るろお 角川スニーカー文庫

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 bk1

「あたしには“虫”を消しちゃう力があるんですよ」。虫憑きに殺されそうになったカノンがついた、たったひとつの嘘。しかしその嘘が、虫憑きたちを呼び寄せ、特環やむしばねを超える力を持ち始めてしまい――!


本編の続編としては三年ぶりにもなるのか。久々も久々の【ムシウタ】シリーズ最新刊。と、そのまま続きでクライマックス、とは行かずに、あとがきによるならば最後のピースが出揃うクライマックスに向けた最後のワンステップ。
思えば、カノンと環が最初の嘘をつく事になった場面。最初に嘘をついた相手こそが原初の虫憑きであり、二人は虫憑きが生まれた謎の最初期に関わっていた事になるのです。
優しい嘘で人々を守り導くか弱き聖者と、剣のごとき嘘で姫を守らんとする騎士。二人の嘘つきが始めたことは、この虫憑きたちの物語においてどういう役割を果たし、位置づけを得るものか。
この物語が向かうであろう結末において、やはり重要な役割を果たす者というのはかっこうやハルキヨに代表されるような強い存在なわけです。では、か弱く無力な存在はただ踏みにじられるべきなのか。その問いかけへの答えが、むしばねのリーダーとなった詩歌であり、独自に勢力を形成して反逆を企てる茶深であり、そして自分の身を守るためについた嘘が弱き者たちを導くことになり、無力の果てに自分の夢を見つけてしまったカノン、という事になるのでしょうか。
彼が持つに至ってしまった力というのは、現段階では一体どういう風に扱われるべきなのかまったく未知であり、どうしてカノンが最後に邂逅する人物が彼だったのか、という所の謎も含めて、こりゃあ次巻以降にならないと、シリーズ全体における今回の話の位置づけというのは見えてこなさそうだなあ。

と、シリーズ全体を俯瞰的に見た場合のこの巻の位置づけとはまた別に、この巻はこの巻でしっかりとひとつの話として纏まっているのは間違いないのでご安心を。
カノンと環、段々と疎遠になりながら再会してしまった嘘つきの幼馴染の物語。二人とも特性の違う嘘つきなんですが、カノンにも環にも最後まで騙されましたよ。嘘つきであるからこそ、心の真芯に通った真実だけは揺るがない、と言うことか。
この環の能力というのが、ちょっと尋常じゃないんですよね。単純に戦闘能力だけで言っても、相当の部類に入ることになるんでしょうけれど、彼女の能力が真価を発揮し始めるのは戦闘における強さにこだわらなくなった後半からの働きでしょう。彼女の嘘つきとしての交渉・弁舌能力と合わさって、個人の虫憑きとしてはケタ違いの力を振るう事になる。個人戦闘能力も三号、応用次第では2号以上のレベルであり、さらにソフト面での応用範囲の凄まじいまでの広さを考えると、いままで登場した虫憑きの中でも規格外と言っていい存在だったんじゃないでしょうか。その能力をフル活用して、たった一人で虫憑きの始原へと至る秘密にまで近づいていたみたいですし。
それでも、彼女は1号指定には至らないんだろうなあ。
どうも、一号指定の虫憑きは、能力の強さとは別のところで指定を受けている節が見受けられるんですよね。というのも、ハルキヨが放ったセリフ。
俺たちは殺せねえ。だからこその一号指定だからな
彼が語るのは肉体的な不死とは全く別の意味での、存在の不死性。その意味においては、レイディ・バードですら死んでいないのだという。一号指定とは何なのか。
にしても、ハルキヨはやっぱり亜梨子にまだ滅茶苦茶こだわってたのね(苦笑
あからさまなまでに、彼女が戻ってくることを願っている。やはり、ハルキヨにとって亜梨子とは特別だったのだ。
そして、本来ならば虫憑きがすべて居なくならなければ、すべてが終わった後でなければ帰ってこれないはずの亜梨子が、終わる前に戻って来れるかもしれない、という可能性も出てきたわけで。
こりゃあ、ムシウタのクライマックスに真・ヒロイン不在という残念フラグが回避されそうな気配が出てきましたよ。亜梨子派としては、この気配は嬉しい限りだ♪
次巻がなるべく早く出ますように〜

機巧少女は傷つかない 2.Facing "Sword Angel"4   

機巧少女(マシンドール)は傷つかない〈2〉Facing“Sword Angel” (MF文庫J)

【機巧少女は傷つかない 2.Facing "Sword Angel"】 海冬レイジ/るろお MF文庫J

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……あれ? 表紙絵がシャルロットじゃないぞ? いや、この二巻のヒロインは、表紙絵のフレイだから合っているのは間違いないんだが、一巻の表紙は夜々が飾ってしまったので、肝心のシャルが、飛ばされた? か、仮にもメインヒロインっぽい立ち位置なのに。不憫な(笑

それはそれとして、この主人公は面白いなあ。面白いと言うよりも興味深いと言うべきか。作者の別レーベルの【幻想譚グリモアリス】の主人公である誓護もそうなんだが、根本に歪んだものを抱えているが故に、その生き様は恐ろしいほど誠実なんですよね。
この物語の主人公、赤羽雷真もその傾向が伺える。彼は人形遣いが集う学園に置いて夜会と呼ばれる勝ち抜き戦にどうしても勝たなければならない事情を抱えている。そのために、裏工作までして強引に途中参加したくらいだ。それなのに、彼は対戦相手となるはずの相手の事情に、偶然でも巻き込まれるわけでもなく、彼自身の強固な意志によって踏み込んでいくのだ。
この巻でシャルロットが彼に「相手の事情を理解すれば、勝負は負けるのよ」と忠告しているように、目的のために絶対に勝ち抜かなければならない雷真にとって、相手の事情に踏み込もうと言う行為はもはや害悪にしかならないはずなのだ。だが、彼はそれを完全に理解しながらそれでも踏み込んで行く。
そこには彼の正義感や優しさ、という性格的な要素もあるにはあるのだろうけれど、決して大きな要因とはなっていないように思える。少なくとも、彼は積極的に自分から相手の抱える事情に飛び込み、わざわざ介入するほどお人好しには見えない。勿論、事情を知り相手が困り苦しんでいるのを知ってしまえば、手助けに尽力することに吝かではない程度の優しさは持っているだろうけれど、決してお節介だったり善意の押し付けをするようなタイプの人間ではないのだ。
それがなぜ、敢えて対戦する相手の事情を知ろうとし、場合によっては献身的なほど手助けしようとするのか。
そこに、彼――赤羽雷真という男の頑固一徹が垣間見えてくる。
言うなれば、彼の行動は彼なりのケジメであり、自分を納得させるためのものなのだろう。
彼の目的は偏に復讐、それだけである。それを遂げるためなら、雷真にはどんな犠牲を払うことも厭わないつもりがある。あるにはあるが、雷真自身、復讐という目的が褒められたものではない虚しい行為であることも自覚している。そんな自分の目的と比べ、雷真が出会った夜会参加者、夜会の参加資格を奪うために喧嘩を売ったシャルロットが抱えていた夜会で戦い勝たなければならない事情というのは、雷真から見てとても崇高で眩しいものだった。彼はシャルロットと出逢うことで、自分が復讐を遂げる過程で犠牲になっていくものの具体的な姿を知ってしまったわけだ。
もちろん、それでも雷真は自分の目的を諦めるつもりは毛頭ない。決心は常に揺らぎ、躊躇いはつきまとい、罪悪感が蝕んでくるが、それらを必死に振り払い、その目的を果たすためにいずれシャルとも戦い、彼女を破るつもりでいる。その結果、彼女の願いを潰えさせることになろうとも。
それでも、だ。
自分の賤しい目的のために、シャルロットの、ひいては他の夜会参加者が抱えているかもしれない、自分などより遥かに敬意を抱くに値する事情を、直視せず何も見ないままにたたき潰してしまうのは、雷真の矜持が許さなかったのではないだろうか。
彼は確かに、どんな犠牲も払う覚悟を持っている。だが、それは目的のために無差別に犠牲を腹うのとは全く意味が異なるのだ。
だから、これは彼なりのケジメなのである。

不自然すぎる稚拙な行動で、雷真を「暗殺」しようと近づいてきた次の夜会の対戦者フレイが抱える事情に対して、彼が不敵なほど泰然と踏み込んでいった背景には、このようにお人好しだの優しいだのとはまた全く違った性格に基づく原理が横たわっているのではないか、と考えた次第。
この歪んでいるが故に愚直な真っ直ぐさは、清々しく豪壮であり、この主人公赤羽雷真の軟弱さなど欠片もない決然とした立ち振る舞いの格好良さに直列しているように思う。
あれだけ夜々の奇行に悩まされ、シャルにツンツンされ、フレイに振り回されているにも関わらず、飄々として不敵、泰然として毅然とした格好良さにまるで揺るぎがないもんなあ。

何気に女の子ばっかりじゃなく、頼もしくもイカした男キャラをたくさん出してくれる海冬さんだけあって、ここで早々にライバルというか、喧嘩仲間みたいな関係になりそうなヤツも出てきたし、役者が順調に出揃い始めたって感じかなあ。作者の傾向からして、まだまだ陣容は揃ってないんだろうけれど。
昭和初期に該当する時代背景や、魔術、機巧(カラクリ)人形という素材が備え持つ、どろっとした粘性の、踏み入ると容易に抜け出せないような深く暗い闇の気配が、物語のそこかしこにべっとりと張り付き出して、雰囲気も出てきましたよっと。
ふふふ、これは盛り上がってきた。あとは、メインヒロイン(仮)のシャルにもっと出番をw いや、出番はちゃんと沢山あったんだけれど、かなり献身的かつ健気に立ち回ってたんだけれど、あんまり直接雷真と絡めなかったのは痛かった。というかイチャイチャできなかったのが痛かったw 次こそはもっとツンツンデレデレしてください。

しかし、夜々の病気は悪化の一途だなあ。一巻よりさらに酷くなってるぞw ヤンデレっていうのはスイッチのオンオフがあるのがパターンなんだが、この娘の場合常にオンに入り続けているような(汗 まあ、まだ軽度なので危険性は微量なんだけれど。
傑作だったのは、雷真に相手にしてもらえずに悩んだ末に相談してきた夜々への、シグムントの身も蓋もない見解。直前まですごい含蓄のあるイイ事言ってたのに、シグムントさん、ぶっちゃけすぎ!(笑
誰もが思っていたにも関わらず言えなかった事を、言いにくいとか前置きしつつあっさりといってしまえるシグムントさんが、無性にカッコイイ(笑
でもあれ、邪魔が入らなかったら夜々が発狂してエライことになってそうだったなあw

一巻感想

機巧少女は傷つかない 1.Facing "Cannibal Candy"4   

機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy” (MF文庫 J ) (MF文庫J)

【機巧少女は傷つかない 1.Facing "Cannibal Candy"】 海冬レイジ/るろお MF文庫J

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かっ、かかか、かっけぇぇぇぇ! なにこの主人公、べらぼうに格好イイじゃないですかよっ♪
思わず「スカしてんじゃないわよっ、ふん!」とか無意味にツンデレしたくなってしまうほどカッコイイ!
いやあ、これは惚れる。惚れざるを得ない。さすがは【グリモアリス】の海冬レイジ先生というべきか。人付き合いが下手糞で向こう気ばかり強く孤独な、でも心優しくひたむきな少女をメロメロにしてしまう手腕に関しては、他の追随を許さないところがある。
ヒロインの絶体絶命のピンチに颯爽と駆けつける主人公というのはありがちといえばありがちなんだけれど、嵌まるとやっぱりこれ、破壊力というか殺傷力が必ず殺すと書いて必殺のレベルなんですよねえ。トキメキすぎて死ぬかと思った(笑
なによりここで肝心なのは、主人公が救うのがヒロインの生命だけではなく、ボロボロに傷つけられた彼女の心をも救うところなのでしょう。否定され騙され傷つき立ち上がれないほど打ちひしがれた心を、生き様を、誰にも理解されず孤独の中に置いてけぼりにされていた思いを、ちゃんと認めて、理解してくれて、全肯定してくれた時の嬉しさが如何ばかりか。彼自身には本来関係の無いことなのに、傷つき血みどろになりながら、お前は何も間違っていない、何も悪くは無い、だから助けると言われた時の気持ちはどれほどのものか。
そりゃあもう、分厚い装甲に鎧われたハートだろうと、ズキュンと射抜かれるに決まってる。
こんなにストライクに心奪われる<恋に落ちる瞬間>を目の当たりしたのは久々で、相好がニヤ崩れて仕方ありません。
やっぱり海冬さんの手がける主人公って、バリバリの<騎士さま>だよなあ。そのすがすがしいところは後ろ暗い目的のために邁進しようとも、それを叶える道については甘さを捨てず、むしろ壮絶な覚悟を持ってその甘さを貫こうとしているところか。
なんにせよ、その姿勢は痛烈なほどカッコいい。
【グリモアリス】の誓護もそうだったけど、何気にこの主人公・雷真って女の子のあしらい方、上手いんですよね。ヒロインのシャルロットはプライドの高い跳ねっかえりのツンデレ娘だし、自動人形の夜々は微妙にヤンでるしと、扱い方を間違えると一方的に酷い目に遭いそうなものだけど、実に絶妙にツンの部分をくすぐり、ヤンの部分は突き放しては宥めてと、まったくもって卒が無い。
シャルの自動人形であるドラゴン型のシグムントがまた、暴走しがちなシャルにとって諭し役、同じ自動人形の先達として夜々にとっても先生みたいな感じになってて、別にシャルたちと雷真たちがコンビを組むというわけじゃないんだけれど、この二人と二体のキャラ構成はバランスの取れたチームという感じになってて面白い。

ストーリーの方も、元々富士見ミステリーで書いてただけあって<魔術食い カニバルキャンディ>と呼ばれる連続人形破壊犯の正体露見に至るまでの流れもしっかりしていて、読み応えがありました。登場人物構成からして、犯人はあの人というのが定番だったんだろうけれど、その人の普段の描写のせいか、最後まで意識上から外してたもんなあ。あれはちょっとやられたと思ったし。
魔術と人形兵器の隆盛目覚しい前世紀という時代設定、世界観も雰囲気出てて、新シリーズスタートの掴みとしては、これが最上の部類じゃないでしょうか。
ハート、鷲掴みにされましたし。これは、次回以降楽しみだ。
シャルも、これから檻から解き放たれた猛獣みたいに、ツンツンしながらデレデレしまくりそうだしw

ムシウタbug 8th.夢架ける銀蝶4   

ムシウタbug  8th.夢架ける銀蝶 (角川スニーカー文庫)

【ムシウタbug 8th. 夢架ける銀蝶】 岩井恭平/るろお スニーカー文庫

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流星群が降り注ぐ中、亜梨子と大助の最後の戦いが始まった――。大喰いを倒し虫憑きの生まれない世界を作るため、「ムシウタ」世界のバグである亜梨子の戦いの結末とは――!?大人気シリーズついに完結!


ああ、足りなかった。まだ足りなかったのか。大食いを倒すには。虫憑きを解放するには、まだ幾つものピースが足りなかったんだな。たとえ、すべての一号指定が揃っていたとしても、それだけでは足りなかったのだ。
今にして思えば、亜梨子はこの虫憑きというシステムの中のバグであると同時に、多くの虫憑きたちを引き寄せる炎のような存在だったのかもしれない。様々な主義主張を超え、本能から惹かれてしまうどうしようもない誘蛾灯。その眩い光には、他と交わらぬ孤高の者も、自身多くの人々を導くカリスマも、等しく心奪われてしまったのかもしれない。
でも、その光に導かれるだけじゃ、きっといけなかったのだ。利菜も、ハルキヨも、そして大助もまだ自分が虫憑きであるという意味を。自分が見た夢の意味を、本当の意味で理解していなかったんだろう。まだ、本当の夢を見つけていなかった。亜梨子を、ただ自身の見た夢のように瞳に映してしまっていただけなのかもしれない。
本当の夢を見つけた上で、虫憑きという運命から逃れるための戦いではなく、本当の夢を掴むための自分のための戦いを、得るべきだったんじゃないだろうか。

いや、それを得るために。認める為に、この戦いはやはり避けられないものだったんだろう。この戦いを通じて、亜梨子に導かれて集った面々が、亜梨子の一度は挫けた心を立ち直らせるほどの、自分の戦うための夢を手に入れられたんだから。これは逃れられない敗北だったのだ。必要だった失敗だったのだ。

ちくしょう。

一之黒亜梨子はしくじった。すべてが終わった後に振り返れば、彼女はしくじるしかなかったのだ。彼女には時間が残されておらず、始まりの三匹や虫憑きという存在に対して多くの謎を残したまま、あるいは謎があることすら知ることのないまま、虫憑きを解放するための戦いに挑まなければならなかった。
彼女は、自身と摩理の関係についても大きな間違いを抱えたまま、戦いに挑んでしまう。
本来なら手を結ぶはずのない勢力を糾合し、相容れぬはずの個性あふれる虫憑きたちをまとめあげたにも関わらず、彼女たちの戦いはやはり万全ではなかった。時期が、早かったとしか言い様がないのかもしれない。
それでも、亜梨子と摩理は自分たちの想いにも決着をつけ、迷いも吹き飛ばし、自身が最良と信じる未来のために全力を振るう。
彼女の夢をかなえるために。
あまりにも大きな被害を残しながら、彼女は絶対的な絶望に希望という風穴をぶちあけたのだ、確かに。

そして、いなくなってしまった。
大助たちに、夢を。虫憑きたちの未来を託して。


かっこうが、どうしてあれほど不屈で揺るがぬ戦士であるかの根源が、ここに見つかる。彼女とのこんな約束を、こいつが破れるはずがないじゃないか。
そして、ハルキヨ。彼の何をよりどころにしているか分からない不可解な行動原理の根源が、ここに見える。
彼もまた、彼女との約束に縛られているのだ。

だが、あの敗戦はやはり前進であると同時に、大きな後退でもあったのだろう。大助もハルキヨも、それぞれ大きなカリスマを持った虫憑きであり、人を惹きつける魅力を持ってる。
でも、亜梨子とはやはり違う。
少なくとも同じ組織の同僚である霞王たちと、大助の関係が決して良好とは言えないものであるのは、間にあった亜梨子の存在がないからなんだろう。大助もハルキヨも、誰も無視できない大きな存在だけれど、それでも利害や思惑を超えて、ついつい手を貸してしまうような存在ではない。

そうなる可能性を秘めているのは、ふゆほたる、なのかもしれないけど、彼女もまたベクトルが違うからなあ。

今、一度バラバラになってしまった希望の灯が、徐々にともり始めている。あの時にはなかったピースが、徐々に揃いだしている。
虫憑きがいなくなるその日まで、眠りについた亜梨子。
彼女が目覚めるのは、はたしてすべてが終わったあとなのか。

いや、そんなはずがない。あの亜梨子が、黙って待っているはずがない。きっと、最終決戦には何らかの形で復活するに違いない、と今は確信のごとく信じている。
虫憑きたちの物語に、亜梨子は絶対に欠かせない存在のはずなんだから。
そして、彼女が目覚めたときには、亜梨子が見た夢にただ誘われ導かれるのではなく、各々が手にした夢を亜梨子に示してくれるはず。


……亜梨子って、結局誰か個人を好き、ってことはなかったのかなあ、と読み終えて嘆息。薄らとした好意みたいなものはあったとしても、明確な恋愛感情は抱かなかったみたいに見える。とっても、大切には思ってても。
それに比べて、大助とハルキヨは……(苦笑
あれ、この最終巻の反応とか態度、発言みてると、大助って結構本気で亜梨子に惹かれてたんじゃないだろうかと疑ってしまう。なんか、それっぽいこと言いかけてるし。
ハルキヨはハルキヨで、恋愛感情とはまたベクトル違うのかもしれないけど、亜梨子にぞっこんだし。
一応、ムシウタって詩歌がヒロインなんだけど、詩歌と大助の関係っていまいちなんかわかんなかったんですよね。もしかして、まだ亜梨子にも目があるのか、これ(笑

ムシウタbug 7th.夢高まる鳴動5   

ムシウタbug    7th.夢高まる鳴動 (角川スニーカー文庫 163-57)

【ムシウタbug 7th.夢高まる鳴動】 岩井恭平/るろお スニーカー文庫


一号指定にも関わらず、本編ではついぞ口端にのぼることもない【槍使い】。
虫憑きでないにも関わらず、病死した親友の遺した虫に取りつかれ、【かっこう】薬屋大助をはじめとする幾多の虫憑きと出逢うことになった少女一之黒亜梨子。
彼女の、親友花城摩理が残した想いを探し、虫憑きとは何かを求める旅路は、もうすぐ終わりを迎えようとしている。
この物語の数年後にはじまる本編に彼女の姿はない。ただ、彼女は失敗したとだけ、語られている。それ以上、誰も彼女のことを口にしない。
だが、彼女に関わった虫憑きの全員が、おそらく彼女の影響を色濃く残しているのだろう。彼女を失ったことへの傷が、深く刻まれているのだろう。
今、亜梨子の元に集まりつつある虫憑きたちの姿と、その数年後の彼らの在り様を見比べて、ついそう考えてしまう。
数年後の、彼らのあまりにもバラバラで、殺伐として相容れず、拒絶し合うような、でもどこかお互いに未練を残しているような迷いを秘めているような、それぞれに思い詰めたような隙間のない決意や捨て鉢のような虚無の姿勢を覚えていれば、
この亜梨子が必死に、まっすぐ、自分の信じたものに向って突き進み、その眩しい光に吸い寄せられていくように集まってくる虫憑きたちの姿に、心震わされないはずがない。
【霞王】や【C】だけではない。やがて、各々が虫憑きたちを束ねて、特環との戦いに導いていくことになるあの【ハルキヨ】や【リナ】までが、亜梨子の声に耳を傾け、その魂に惹かれ、差し出された手を取るその姿に、確かに希望があったのだ。
本当に眩しいばかりの、お互い戦い傷つけ合うことしか考えられなかった力ある虫憑きたちが、手を取り合い、同じ方向に顔を向け、足を向け、夢を同じくする可能性の光が……。

思えば、<むしばね>のリーダーとして神がかりなまでのカリスマを発することとなる利菜をして、亜梨子と出会いその魂に触れなければあれほどの人物となることができただろうか。
まるで亜梨子との出会いなどなかったように、以前と変わらぬ孤高の戦いを続けることになる大助も、以前はどこか諦観のようなものを抱いて銃を握っていた。果たして彼女との出会いがなければ、あれほどの不屈の決意をもって独り戦い続けることができただろうか。独りで戦うその道は、亜梨子が大助に望んだ道ではなかったとしても、孤高の中で彼の心が折れなかったのは、亜梨子の願いに何かを見出したからではなかったのだろうか。
ハルキヨですらそうだ。本編では何を考えているか目的の判然としない彼。だが、その彼ですら亜梨子と出逢う以前とは明確に目的に向かっての意思の総量がまるで違う。
亜梨子と出逢うことで、どこか諦めのようなものを抱いていた虫憑きたちは、やがて各々に決意を宿し、それぞれが抱いた願いに向かってひた走ることとなる。なにか、血の止まらない傷口を抱え込むようにして。

亜梨子は、本当に失敗したのだろうか。彼女の願いは、虚しく潰え、虫憑きたちが傷つけ合う世界は何も変わらなかったのだろうか。
その答えが、もうすぐ導き出されようとしている。
一之黒亜梨子という自らの存在そのものをすり減らし、消滅の危機を迎えながら、なおも親友を信じ、その想いの真実に至り、自らの願いを見出し、虫憑きが好きだと叫んだ少女。
その物語も、終わろうとしている。希望の仮面を被った破局は近い……。

ただ、彼女が本当に失われてしまったのか、それは疑問である。
彼女は、偶然邂逅した<先生>に、どこか数年後のかっこうたちを暗示するようなことを口にしている。心を一つにして手を繋ぐ希望と同時に、どこか確信的に、それぞれの道を行く別れを。
いつしか、本編である【ムシウタ】の新刊発行が停止し、この【ムシウタbug】だけが進む期間が続いて久しい。
亜梨子の物語がもうすでに終わってしまったものではなく、一時期の眠りを必要とする形のものだったとしたら?
彼女の物語は終わりを迎えようとしている。だが、それは同時に彼女の復活をも暗示している、本編は彼女を忘れてなどおらず、彼女の物語の区切りを待っているのだと期待するのは、これも淡くも儚い夢の欠片でしかないのだろうか。
フユホタルは蘇り、鮎川千晴は記憶を取り戻し、アリア・ヴァレイは復活した。ならば、
すべての虫憑きの導き手。希望の光。夢を求めた人々の手と手を繋ぐ真ヒロインの再臨を期待してはいけないだろうか。
<先生>は去っていく彼女に、忘れなければ思いもよらぬ再会もあるのだと告げる。それは彼と摩理が遺したモルフォチョウとの再会を意味しながら、それはどこか将来を暗示するような言葉なのではなかったか。
そんな淡い夢を転がしつつ、この【ムシウタbug】の最終巻を待ちたいと思う。

ムシウタbug 5th. 夢まどろむ迷子  

ムシウタbug 5th. (5)

【ムシウタbug 5th. 夢まどろむ迷子】 岩井恭平/るろお  角川スニーカー文庫

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ムシウタもアニメ化かぁ。
これも、何気に変換が難しそうな作品な気がするんだけどどうアレンジするんでしょうか。

本編よりも過去にあたるbug編も既に5巻。この物語における主人公であり、薬屋大助の相棒である亜梨子は、本編においてはその存在は既にないものとされている。死んでしまったのか、欠落者になってしまったのか。それとも、何らかの要因で姿を消しているのか。いずれにしても、未来の【かっこう】薬屋大助の傍らに彼女の姿は無い。いったい、彼女に何がおこるのか。
明朗快活で暴走気味な元気少女一之黒亜梨子と、彼女の監視任務を遂行しながらも、彼女に振り回されっぱなしな薬屋大助。本編では過酷な任務と自らの信念に従って煉獄のような現実の中を寡黙に突き進む大助が、此方ではまるで普通の学生のような年頃の男の子のような顔を垣間見せることがある。この時期は、きっと大助にとっても僅かでも安らいでいた時期なんだろう。
それだけに、このbug編はある種時限爆弾のようでもある。
既に、別れは約束されているのだから。

ちなみに自分は、どう見ても大助のパートナーというか、物語のヒロインって杏本詩歌より、一之黒亜梨子の方がいいなあ、と思ってるアリス派だったりするわけですがw

この五巻でポロリと亜梨子が漏らす理想、というか夢。虫憑き同士を繋ぐ者。現実は、ここからさらに悪化を重ねて虫憑き同士の戦いは激しく救いの見えないものへと化していってしまうのですけれど。
その繋ぐ者としての役割を担うものが、詩歌なのか。それとも、今は消息の知れない亜梨子なのか。
出来れば、本編のクライマックスでも一番いい場面で亜梨子には再登場してもらいたいものなんだけど。

ところで、以前からこのムシウタという作品には不可解なものを感じていました。
この物語って……殆ど、というか皆無に近いほど【大人】が現れないんですよね。まるで、世界に大人という存在が無いかのように。例外は五郎丸柊子や土師圭吾、魅車八重子ぐらい。そのうち、土師は第一巻にして意識不明の植物人間になっちゃったし、柊子は大人というにはなんか……微妙な人だし。魅車八重子はどちらかというと、フック船長的な……。
ああ、そうか。
ふと思ったのだけれど、このムシウタの世界って、ネバーランドなのかもしれないですね。大助がピーターパンって柄じゃないですけど。
 

6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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6月7日

泉光
(アフタヌーンKC)
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TNSK
(アフタヌーンKC)
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水瀬るるう
(まんがタイムコミックス)
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琴子/TCB
(ガンガンコミックスONLINE)
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枢呂紅/優月祥
(ガンガンコミックスUP!)
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雨後一陽/とちぼり木
(ガンガンコミックスUP!)
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西島ふみかる/白縫餡
(ガンガンコミックスUP!)
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雨沢もっけ
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/松元こみかん
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/春夏冬アタル
(ガンガンコミックスUP!)
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リキタケ/三木なずな
(ガンガンコミックスUP!)
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琴子
(SQEXノベル)
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猫子
(SQEXノベル)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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榛名丼
(SQEXノベル)
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蝉川夏哉
(宝島社文庫)
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貴戸湊太
(宝島社文庫)
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6月6日

智弘カイ/カズタカ
(KCデラックス)
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ippatu
(ヤンマガKCスペシャル)
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6月5日

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6月3日

いつきみずほ
(ドラゴンノベルス)
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夢・風魔
(ドラゴンノベルス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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助野嘉昭
(ジャンプコミックス)
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ONE/村田雄介
(ジャンプコミックス)
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松井優征
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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鏡貴也/山本ヤマト
(ジャンプコミックス)
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水あさと
(ジャンプコミックス)
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篠原健太
(ジャンプコミックス)
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針川智也
(ジャンプコミックス)
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時田時雨
(ジャンプコミックス)
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猗笠怜司
(ジャンプコミックス)
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佐々木尚
(ジャンプコミックス)
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賀来ゆうじ
(ジャンプコミックス)
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末永裕樹/馬上鷹将
(ジャンプコミックス)
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大須賀玄
(ジャンプコミックス)
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バブル製作委員会/肘原えるぼ
(ジャンプコミックス)
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三部けい
(角川コミックス・エース)
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長岡太一
(角川コミックス・エース)
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佐茂すけ/竹村優希
(角川コミックス・エース)
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関崎俊三
(角川コミックス・エース)
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封宝/富樫聖夜
(フロース コミック)
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此匙/浜千鳥
(フロース コミック)
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神栖みか/シロヒ
(フロース コミック)
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武シノブ/江本マシメサ
(PASH!コミックス)
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柳矢真呂/ぷにちゃん
(PASH!コミックス)
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深山キリ/もり
(PASH!コミックス)
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さーもにずむ
(PASH!コミックス)
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