徒然雑記

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アニメ

86―エイティシックス― #16「それでも」  

遂に開始された、〈レギオン〉の大規模攻勢。出撃先でノルトリヒト戦隊の隊員たちが目の当たりにしたのは、地平線を埋め尽くし、こちらへと押し寄せる〈レギオン〉の大軍だった。兵力も攻撃力も、連邦軍のそれを遥かに超える〈レギオン〉からの一斉攻撃を受け、西部戦線は――。


ふぁーー! ふぁーー! ふぁーー!

いやもうむちゃくちゃ凄え。全方位全面攻勢に出たレギオンに対して、迎え撃つ連邦軍。そして、シンの率いるノルトリヒト戦隊。この戦闘シーンが滅茶苦茶すげえ。
いやもうすげえとしか言いようがないくらいすげえ。
アニメ史上最高の多脚戦車戦闘じゃないのか、これ。
共和国で捨て駒として使われていた補給もろくになく、 ジャガーノートなんていう最低の棺桶で戦っていた頃と比較にならない、手厚い支援、頼りになる友軍、理解ある上司。そしてシンたちの能力を十全発揮できるレギンレイヴという最高の棺桶。
共和国の酷さに比べてしまうと、問題は色々あるとは言えそれでも連邦のまともさが引き立つわけですが、それでも絶望的なレギオンの海、海、海。
2期じゃなくて、分割の後半らしいけれど今期始まってから前期とは違う雰囲気で、何より絶望と終焉しかなかった前期と比べてまだ救いがある後期は、まともに戦争していることもありほんと面白かったのですけれど、いやもうここにきて最高潮に達したんじゃなかろうか。
だがしかし、ここからが地獄だW
もうレギンレイヴの戦争シーンが本当にやばかった。うひゃーーと思わず呻きながら震えて見惚れてしまった。これは一見の価値ありですよ。

そして、同じくサンマグノリア共和国戦線にもレギオンが押し寄せ、レーナは最後の抵抗を行うために86に呼びかけを行なう。ブラッディ・レジーナ最後の戦いのはじまりである。

ぎゃーー、もう燃える! 滾る!!


2021夏アニメ、終わっての雑感想 その2  




【カノジョも彼女】


個人的に好きなのが紫乃さん。親友の幼馴染にほのかな思いを抱きながらも、彼がずっと親友の事を大好きで告白し続けていたのを目の前で見続けていたから、想いを押し殺して応援していたのが突然二股開始したら、そりゃ荒れますわなあ。
いじましく、罪悪感とか背徳感に悩みながらも、ダメだと思いながらも僅かな可能性にすがりながら恐る恐る関わってくる紫乃さんの立ち位置、好きなんですよねえ。
アニメでは終盤も終盤の本格登場でしたが、クライマックスでわりと美味しいところを持っていったポディションだったんじゃないでしょうか。




【小林さんちのメイドラゴンS】

イルルが新規にメンバーとして加わったけれど、彼女がメインの話はそんなになくて駄菓子屋のアルバイトをはじめたくらい。駄菓子屋のおばあさんの孫であるタケトとの甘酸っぱいラブコメの本格開始はもうちょっと先なんだよなあ。
おおむね、今シーズンはあまりシリアスな話はなし。前シーズンでは、トールのパパが彼女を連れ戻しに来るという大イベントがあったんですけどね。
そういう意味では生活は安定し、日本で暮らすドラゴンたちは穏やかで充実した毎日を過ごしているといえる。それだけ彼らの日々は熟成されたとも言えるか。
だからこそ、元の世界で放浪していた頃のトールの思いや、あの頃のエルマとの不器用な友情も引き立ってくるんですよね。過去を回想し、翻って今を省みる。喧嘩もするけれど、こちらで再会した最初の頃のように感情的に衝突するのではなく、過去に一緒に旅していた時、あの時トールとエルマは確かに友達だった、と認めた上で、今冷静に決裂の理由を納得しあい、もう一度当人たちは目をそらしているけれど、でも背中合わせに自分たちはやっぱり友達だと認め合うような……うん、二人の関係の成熟が実に妙味とも言える二期でありました。
他の人達との人間関係も、色々と成熟が感じられて良かったなあ。






【白い砂のアクアトープ】


引き続き社会人編がはじまってる沖縄の水族館物語だけれど。ガマガマ水族館、設備の老朽化が理由ならこれどうしようもないなあ。
まだ高校生にも関わらず、館長の祖父に代わってガマガマの存続のために奮闘したククルだけれど、淡々と迫る現実に対して、有効な対策を見いだせないまま目の前の願望にしがみついていたのは、幼さとしか言いようがないのだろう。
それでも、同僚たちの親身さに支えられ、現実に打ちのめされながらもそれを受け入れたのは、諦めではなく納得だったのだ。ひいては甘えからの卒業だったのだろう。彼女はちゃんと自分の足で大人として立ったのだ。
最初は夢を見失って迷子になっていた風花が、ガマガマ水族館でバイトをはじめたのはいっときの羽休めであり、とまり木を求めのことだったのだろうけれど、それが何時しか風花の方がくくるの拠り所になっていったのは面白い関係の変遷だった。
お互いに一つ大人になって、それでめでたしめでたし。ではなく、次のステージとして社会人編がはじまるというのもこれ面白いよねえ。ちょっとこの二期の方がかなりワクワクして見ていたりする。


2021夏アニメ、終わっての雑感想 その1  


【うらみちお兄さん】

大学時代の裏道さん見てると、元々この人虚無めいた側面があったんじゃないだろうか、とも思えてくる。体操競技に人生を捧げながらもそこに情熱とか熱量を感じさせる熱さよりも、なんかそこに注ぎすぎて没頭してそれ以外なくしてしまってるような「無」の境地が垣間見えてしまったような。
ただその頃の穏やかさを見ると、今の兎田くんへの怒りとか苛立ちとか殺意とか理不尽なディレクターの要求とかへの絶望感とかを見ていると、むしろ感情豊かになったんだろうか。感情豊かな虚無感を身に着けたとでも言うんだろうかw
とりあえず、ディレクターは帰宅時襲撃されても仕方ないと思う。よくまあ、あんな殺意しか湧かないキャラクター創造できるなあ……リアルに居るからか。
それでも、社会の理不尽仕事の理不尽、生きることへの世知辛さを噛み締めながらも、出演者の子供たちに対してだけはそうした負の感情を向けるようなことは起こらず、辛い毎日を過ごす大人たちの最後の癒やしが子供達で有り続けてくれたのは救いでしたねえ。
その子供達に社会の理不尽の正体を思わず愚痴り続けてしまう大人たちを許してあげてほしい、ちびっこたちよ。なんか、おかげさまで子供たちが世の中の現実を早くに知りすぎてしまっていたような気もするけれど、正しく教育番組でしたと思えば……うん。




【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X】


メアリとアランの息のあった相棒感あるOPのあれは好きだったなあ。カタリナ好き好き同盟として、このまま一番はカタリナだけれど、それはそれとして人生のパートナーとして二人は歩んでくれそう。
しかし、こうしてみるとカタリナの相手というのは概ね、本来の婚約者であるジオルド王子と、義弟のキースに絞られた感がありますなあ。二人だけがついに実力行使に出てカタリナとキスしてしまった、という理由もそうですけれど、実質ジオルドがライバル視しているというか直接危機感をもって接しているのはキースですしねえ。
しかし、あれだけ情熱的にキスされておきながら未だにジオルドの気持ちともキースの想いも受け止め切れずに何となくスルーしちゃってるカタリナは、まだ思春期来てないんだろうか。根本的なところで幼稚園児から成長してないような気がするんだが。まだ前世の時のほうが精神的に成熟してたように見えますよねえ。
まだまだシリーズ続くが故に(映画化!?)、まだまだカタリナハーレムの決着は引っ張られるのでしょうか。いい加減ジオルドもキースも可哀想になってきそう。





【かげきしょうじょ!!】

少女歌劇団の団員を養成する音楽学校で、ライバルたちと切磋琢磨する少女たちを描いた少女漫画原作の青春物語。
導入からして、てっきり元アイドルの奈良田愛が主人公なのかと思ったら、歌舞伎界に幼い頃からどっぷりと浸かってきた178センチの超長身天然娘渡辺さらさの方が主人公だったのか。
同じ芸能でも、アイドルと歌舞伎という全然違うジャンルから少女歌劇という舞台に飛び込んできた二人と、同じ学校の予科生たちの夢と未来に挑み、時に傷つきながら演劇の道へと突き進んでいく物語は非常に面白かった! 面白かったけど、まだまだこれ全然導入じゃないんでしょうか!? 一年目のまだ右も左もわからないところから、歌劇の奥深さにようやく触れ始める、そして周りのライバルたちとのせめぎあいや理解を通じた友情を深めていく流れも、はじまったばかりとも言えるところで1クール終わっちゃって……こ、これからがさらにおもしろくなっていくところなのに、とオードブルで寸止めされてしまったような感がw
原作もまだそんなストックないんですね。これはじっくり何期も続けてほしい作品だったなあ。
愛が最初、登場した時パッツンパッツンの短い髪だったのが、作中時間が流れていくにつれてどんどん髪伸びていって凄まじい美少女になっていくのはなかなか見ていてドキドキしてしまいました。
それ以上に、さらさのあの天真爛漫とした天然でありながら挫折めいた痛みを知るキャラクターは面白いし魅力的だった。歌舞伎という、女性では決して表舞台に立つことの出来ない伝統芸能の世界で、幼い頃から演じその才能を認め愛され、何よりさらさ自身が歌舞伎を愛しながら、しかし決して相容れないことを思い知った彼女が、選んだ少女歌劇という舞台。
まだ一年目の予科生ということで、実際の演技のシーンは少なかったのですけれど、いやあもっと見たいと思わせてくれるシーンが多かっただけに、もっと本格的に舞台のシーンが増えるだろうコレ以降をこそ、見てみたいよなあ。
面白かった。



2021夏アニメ 始まっての雑感   

今期もはじまってしばらく経ったので、一話から二話くらいまで見ての雑感。
最近は全部終わってから総括してるばっかりだったので、はじまってすぐの感想は久しぶりかも。
さて、今期はどれが最後まで見れるかな。傑作と巡り会えるでしょうか。


【ヴァニタスの手記】


ヴァニタス・ヴァニタス・るるるるる〜。という謎フレーズが脳内を駆け巡る。いや、それはラミパスラミパスルルルルルーだよ。ひみつのアッコちゃんは二期世代当事者だったりするので、あのフレーズは頭にこびりついてるんですよ。
変身魔法少女は関係なく、これは吸血鬼専門の医者と吸血鬼の青年が様々な事件と遭遇するのか首を突っ込むのか、とそういうたぐいのお話。
原作漫画は望月淳さんで【PandoraHearts】の人、というと知っている方も多いでしょう。主人公のヴァニタスが中々イイ性格というか歪んでいるというかドSでむしろ悪役なんじゃないのか、という言動で場を引っ掻き回すのが面白い。世界観は19世紀のフランスというけれど、スチームパンク風でもあるっぽい。一話から飛行船型のホテルが舞台ですしねえ。
男二人がメインだけれど、ちゃんと女性キャラも出てくるので女性向けという感じはしないのだけれど、ちゃんと女性キャラはヒロインなんだろうか。ジャンヌとか、いきなりヴァニタスに襲われてキスされたりしてるけれど。いやこう書くとなかなか酷いな!



【うらみちお兄さん】


教育番組の体操のお兄さん、表田裏道(31)を主人公にお送りされる、純真な子供を対象にした番組に携わる大人たちの社会に疲れた、もはや鬱なんじゃないか、という虚無の言動が突き刺さるギャグマンガである。なんだろう、この笑えば笑うほど心が干からび傷ついていく感覚わww
シュールギャグとして極めて素晴らしいできなのだけれど、同時にエグい。あと、子供相手に闇をぶちまけすぎである、この大人たち。歌のお姉さんが水樹奈々さんという本気の人選がむしろギャグなのが凄い。ってか、水樹さんになんという歌を歌わせるんだw 滅茶苦茶上手いのが逆に悲惨なことになってるじゃないか!



【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X】


二期なのにXである。正確にはこれアルファベットのXじゃなくて、音符記号のダブルシャープなんですって。記号の意味はシャープの半音上げる、にさらに加えて半音あげる、というものらしく。いや、上げすぎじゃね? と、思うところだけれど、本来の原作ゲームから変化した第一期の物語から、さらに変化を迎える第二期、という意味なんでしょうかね?
ともあれ、第一期でキャラ配置は定まってしまっているので、変化どころか安定してしまっているのが現状なのですけれど、そこから変化加えられるのでしょうか。そこで新キャラですよ、となるのでしょうけれど、すでに現状でキャラ飽和状態なんですよねえ。
スタートから野猿令嬢カタリナは絶好調で、他の人達の好感度は男女問わずにカンスト中。ここから人間関係に変化が加えられるんだろうか。



【かげきしょうじょ!!】


原作は少女漫画なのかー。舞台は女性のみで構成される歌劇団の団員を養成する音楽学校。これ、もろにモデルは宝塚音楽学校なのか。なんか見覚えのある建物とかが散見されますし。
ちなみに、神戸じゃないですからね、音楽学校あるのは! 宝塚! 宝塚!!
ってか、主人公って元アイドルの子の方じゃなく、やたらと長身のツインテールの子の方なのか。一話では、元アイドルの愛の方の視点だったけど。アイドルやめて、音楽学校とは凄いルート辿ってるわけですしね。まあ、長身のサラサの方も一筋縄ではいかない来歴のようですが。ってか、身長高すぎね?



【カノジョも彼女】


少年マガジン連載中の二股コメディ。凄いのは、こっそり二股ではなく、真正面から二股してもいいですかー!? と、正直に訴えかけてそのまま正面突破してしまう所。
主人公の直也には一切打算がなく、優柔不断ではあるが恐ろしく真面目で誠実で、その真面目さ誠実さを拗らせた結果が、恋してしまった二人にお伺いを立てて二人と付き合っていいですか? と恥じ入り大変申し訳なく想いながらも、頭から突っ込んだ所なのでしょう。ダメなら潔く二人共から身を引く体でもあった、というのもポイントで、逆にそれで幼馴染の咲ちゃんがあとに引けなくなっちゃったんですよね。まあ、登場人物全員アホ、というのもあるのでしょうが。
さすが原作が【アホガール】のヒロユキさんなだけある、ぼんくら揃いのラブコメである。ともあれ、この勢いは面白し。



【小林さんちのメイドラゴンS】


うわっ、やべえわ。カンナめっちゃ可愛いんですけど。イルルめっちゃ可愛いんですけど!?
ストーリー展開とかは殆ど変わっていないですし、原作の則した流れなんですが、いや元の原作漫画も面白いんですけれど、アニメになるとそこにアニメならではの+アルファがどばどばと注ぎ込まれているのが、見たら嫌になるほどわかるんですよね。それでいて、さり気なく仕込まれてて当たり前のように描かれているから、いい意味で気にならないし。すげえわ、京アニ。さすがとしか言いようがない。
あの事件でもはや二期には出会えないか、と諦めもしたのですが、それをこうも素晴らしい形でこぎ着けてくれたのは、感嘆の思いです。よくぞ、よくぞ。



【白い砂のアクアトープ】


あー、そりゃ帰りたくないよなあ。アイドルの道に挫折して、東京から地元に戻ろうというその時に、じゃあ地元の方ではご近所さんみんなで慰労会準備して待ってるからねえ、という処刑宣告。
本来なら気を使ってもらって然るべきが、あんな場を容易されたらこっちの方が気を遣ってみんなに挨拶して回らないといけないじゃないですか。心にもない慰めの言葉を掛けて回ってもらう義務。というか、なんでみんなに言いふらすんだ。それが当たり前だと思っている感覚。たまらんわー。
というわけで、思わず駅で見かけた沖縄のポスターから衝動的に、帰るべき東北から真逆の沖縄に旅行に来てしまった主人公。
その南国の地で、彼女はもう一人の主人公である水族館の館長代理を務める少女と、キムジナーにであるのであった。
雰囲気が一話から素晴らしいというか、絵面の太陽に照らし出された南国の島と、海の光景がなんか染みてくるなあ。夏と言えば水場ですよ、水の青さが……なんか来る。



【探偵はもう、死んでいる。】


今ライトノベル界隈ではもっとも話題の作品の一つ。アニメ化までも超特急でしたなあ。刊行前から大売り出しでしたし。自分も1巻は読んだのですが、どうにもピンと来ずに面白さがわからなかったので以降は手を出していません。アニメで見たら面白いかなあ、と思って視聴してみたのですが……うーん、やっぱり性に合わないみたい。残念ですが離脱。



【ピーチボーイリバーサイド】

これもマガジン系統で連載中の漫画が原作。桃太郎がモチーフ? ヨーロッパっぽい世界観だけれど、亜人や魔族が普通に居る中での、東の方から流れてきた桃太郎とそのお供が鬼退治していくお話、になるのかこれ?
そもそも、主人公は桃太郎の方じゃなくてお供の方なんですよね。しかも女の子。そして猿でも犬でもキジでもなく、サルトリーヌという三要素くっつけたような名前の子。
うむ、よくわからん! ただ、鬼を前にしたときのイッちゃった形相がなかなかツボだったので、しばらく様子見。
あと、桃太郎ことキビツヒコ、みため完全に女の子なんですけど、あれ男なのかよ!



【100万の命の上に俺は立っている】


第二期ー! 5周目の開始時にカハベルさんと再会した事で、一周ごとに15年が経過している事が発覚。4周目で出会ったカハベルさんと、旅の中で四谷が何となくいい雰囲気になっていたのが、5周目で再会したカハベルさん、戦争で片腕を失っていてかつての肉切包丁みたいな物騒な性格は落ち着いていて、それどころかすでに人妻であり子供二人を持つ母であり、というショックな再会だったんですよね。4周目で飛ばされるこの世界がゲームではなく、実在の異世界でありここに住む人たちは現実に生きている存在である事を理解した四谷たちですけれど、カハベルさんとの再会と恋の終わりによって、改めてこの世界との関わり、ここに生きる人達の事を深く考えるきっかけとなっていくのである。とはいっても、四谷のあのサイコパスなところは根本的には変わらないのだけれど、
5人目の鳥井 啓太。そして6人目のグレンダさんが加わってくるあたりから、さらにおもしろくなってくるんだよなあこの作品。



【ぼくたちのリメイク】


原作はMF文庫Jでかなりの長期シリーズになっているライトノベル。気にはなってたんだけれど、タイミングを逸しているうちに随分長いシリーズになってしまって結局読みそびれていたのだけれど、アニメ化を機会に読んでみようかなあ、とは思っています。もう買うだけは買ってあるので。
ゲームディレクターだった主人公(失職して田舎に帰る)が、何が理由かきっかけか、10年前に戻ってしまい、当時合格していたものの結局普通の大学に行ってしまった芸大に、今度は一念発起して通ってみよう、夢に挑んでみよう、と飛び込むというお話。そこで、憧れていた同世代の売れっ子クリエイターたちと、学生という同じ立場で出会うことになるのである。
って、なんだ。十年後の有名クリエイターたちとはそもそも面識すらなかったのか。途中で挫折して道別れて、置いていかれたのをやり直す、という話ではなかったのか。
何気に十年前という時間の流れは近いようで遠くて、現在では当たり前の事がそもそも存在していなかったり、というギャップが面白い。ってか、原作の1巻が2017年スタートだから、その10年前って2007年なんですよね。なので、今からすると14年前。そうかー、スマホもなかったのか。



【迷宮ブラックカンパニー】


原作はブレイドコミックス。現実世界で若くして様々な手段で資金を確保し、不労所得を確保し、あとは遊んで暮らせる環境を手に入れた主人公。いや、かなり凄いぞ、それ。20代で実際それを実現させるのは不断の努力と才覚が必要だろうに。ただ、こういう人達って、働くこと稼ぐ事がそもそも大好きでそれが生き甲斐だったりするので、果たして遊んで暮らすという毎日に耐えられただろうか。
異世界に転移してしまって、帝愛もかくやというブラック企業で働くことになってしまってからの振る舞いを見ても、こいつ根っからのブラック企業家気質だよなあw
頂点を極めた現世から裸一貫で異世界に飛ばされて、そこから底辺から成り上がって、逆に他の連中をアコギにこき使って調子にのりまくった挙げ句にまたぞろ破滅する、という目まぐるしい紆余曲折を一話でやってのけるという目まぐるしさ。いやあ、面白かったですよ?



【ラブライブ!スーパースター!!】

人前ではアガってしまって歌えんじゃなかったんかよ!?
なんか一話で特に理由もなく克服できてしまったのだけれど、それでいいのか? 音楽科に受験で失敗するためだけの理由だったんだろうか。それとも、まだ実は克服できていない?
ラブライブって、結局最初のシリーズしか最後まで見れていないのだけれど、本作はどうかしら。なんかだいぶ人数絞っていくみたいだけれど。
しかし、なんでまずスクールアイドルに反対する人達が出てくるんでしょうね、完全にテンプレになってるのか。



【月が導く異世界道中】

これ、小説家になろうでも最古参に近い作品だったんじゃなかったっけか。一応途中まで読んではいたはずなんだけれど、全く内容覚えていないんですよね。うーん、どうしようか。



【出会って5秒でバトル】

……タイトルからして語呂が悪くないですか? 韻が踏めていないというか、なんか気持ちが悪い。
無作為に人を集めてきて、理不尽にはいじゃあ殺し合ってください、系のバトルアクションもの。
最近では【ダーウィンズゲーム】とかがその系統か。ダーウィンズゲームは面白かったけれど。
本作の主人公は、まあ完全にサイコパス系ですよね。人の心とか情とかはあんまりなさそうな人物であるけれど、策略やゲーム的思考に長けていて、その能力も相まって真っ向勝負ではなく作戦を持って相手を崩していくタイプか。でも、あんまり人でなしだと感情移入とかできなさそうだけど。さてどうなるか。



【転生したらスライムだった件 第2期2部】

前期に日常編の転生日記が放映されていたせいか、分割での第二部だけれどずっと連続して転スラ見れている感覚があるのは正直ありがたい。ヴェルドラ君も復活し、魔国側はほどキャラが出揃った上で、ここからは各国の要人たちが続々と現れてきて本格的に他国とのやり取りが増えてきて世界観が見えてくるターンなので、実はこっからが結構好きなパートだったりします。
早速人魔会談や、ワルプルギスと言った要人同士、魔王同士の会議が繰り広げられるので楽しみ。


2021春アニメ、終わっての雑感想 その2  


究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
途中で離脱。原作も1巻読んでもういいか、となってしまったのだけれど、アニメで見たら大丈夫かな、と思って見てみたのですが、やっぱりこのノリはついていけませんでした。
クソゲー云々よりも登場人物が全員クソみたいなヤツばかりというのが耐えられんかったですなあ。



蜘蛛ですが、なにか?
引き続き蜘蛛役の碧さん独壇場劇場でありました。人間パート、評判悪かったですけれど自分は嫌いじゃなかったんですよね。カティアのTS堕ちなんか非常に興味深かったですし。
ただ回を重ねるにつれて制作が酷いことになってしまったのが残念。最後の方は投げやりというかもう雑になってましたもんね。



さよなら私のクラマー
『四月は君の嘘』の漫画家さんの新作である女子サッカーもの。って、これ原作終わっちゃってるんですよねえ。全14巻なのでそこまで短いわけではないのだけれど。
アニメとしては、とにかく動きにしても演出にしてももっさりしすぎていて、見ているのがしんどかったのが何とも残念だった所です。せめて、登場人物たちの感じているワクワク感を、躍動を伝えてくれる演出をして欲しかった。



シャドーハウス
ヤングジャンプ連載中。ちなみに未読。
アニメの方は飛ばし飛ばしで何話か見逃しつつ見てたので、いやうーん実のところちゃんと良くわかってない。詰まらないというわけじゃなかったのだけど、どう感想したらいいものかよくわからん作品ではあった。ちゃんと全話通してみたら何某か生まれていただろうか。
ただ面白かったのは、全身真っ黒で表情どころか顔すら見えないシャドーたちだけれど、思いの外感情やら反応やらがわかりやすく、段々と可愛くすら見えてくるのだから不思議なものでしたね。
実際、黒塗りのケイトが一番可愛かったと思われ。



スーパーカブ
角川スニーカー文庫で刊行中のライトノベルが原作。ちなみに、自分は未読。
これも自分とは合わなかった、とまでは言わないけれど、忙しくて視聴期間が締め切られそうになってても、まあいいか、と見ないで飛ばしちゃうことしばしばで、あまり見ようという意欲がわかなかった作品でした。
しかし、面白くなかったわけではなく、見た回はちゃんと楽しんでたんですよね。普通に面白かった。そして、作品そのものとしては間違いなくこれ名作の類でしょう。
主人公の女の子の心情とシンクロした情景描写の陰影とか、カブに関しての前のめりなくらいの精密な描き方や、そんなカブにハマっていく少女たちの心の移ろいの描き方など、目をみはるものがありましたし。いや、実際すげえ作り込みだったと思いますし、これ好きだわーとハマる人も多かったでしょう。
個人的になんかノリ切れなかったの、勿体なかったなあ、と思うところでありました。ハマれたら滅茶苦茶楽しかったでしょうね、これ。



スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
GAノベルから刊行中のライトノベル。ちなみに原作は未読でしたが、アニメめっちゃ面白かったので現在進行系でお手出し中。
うん、面白かったんですよ、めっちゃめっちゃ。
元々原作の森田季節さんは好きな作家さんだったので、大概の作品には手を出していたのですが、このシリーズは単行本で単価高かったのでついつい先送りにしていたんですけれど、ゆるい日常ファンタジーとしてアニメは抜群に面白く作ってくれてました。なんか間がすごく好きだったわー。
効果音をわざわざ声優さんが声で鳴らしていたのも、なんか無性に好きでした。
どんどん増えていく家族とのゆるくも温かい時間。コメディとしても実にテンポよく面白かったですし、微妙に仕込まれている世の中の世知辛さへの真摯な向き合い方とか、森田さんらしい所が感じられて軽くはあっても薄くはない、味わいを感じられる一作でありました。
なんかもう一生続いてほしい。


戦闘員、派遣します!
【このすば】の人の別シリーズ。ちなみに、本作にヒロインはいません! スノウとか無理すんな!
正確にいえばアシュタロト様がそうなんだろうけど、彼女本編に出てこないからなあ。ただ、アニメではわりと優遇されていたように思います。
真ヒロインの登場は二期以降を待たねばならぬ。ちらっとエンディングには写ってましたからね。まあ彼女、六号のヒロインではなくこの作品そのものの癒やしヒロインというべき扱いなのですが。
まあ序盤は原作の方も手探り感があってノリに乗り切れていないところがあったのですが、アニメの方でもそれを踏襲してしまった感があり、笑いはあるのですが微妙な空気感も常に付きまとっていた気がするところです。
まあ、スノウとロゼとグリムというパーティーメンバーをヒロイン的に押し出そうとしている時点であかんのですけど。この三人、色んな意味で微妙すぎるからなあ。
むしろ、ヒロイン的な振る舞いに見切りをつけて存在そのものが汚れと化した以降の方が輝くので、二期があるとしたらそこからが本番かもしれない、特にスノウ。腹黒とか通り越してますしw
まあ、一期は相棒アリスがメインというところで。



転スラ日記 転生したらスライムだった件

スピンオフ作品というのは珍しくないけど、大体メインストーリーとは違う所を描いてたり、他のキャラを主人公にしてたりする中で、本作は主人公は同じで時間軸も同じながら本編では描かれなかった日常風景を主に描いている、という特殊な立ち位置の作品でした。
これがまたなかなか味わい深くてねえ。ただのファンタジー世界の日常ものならともかく、本編を踏まえた上でキャラクターたちが穏やかな日常を謳歌している様子、というのが思いの外染み渡るし、日常でこそ垣間見える登場人物たちの別側面、というのが見えてくる話でもあり、いや思いの外堪能させてもらいました。毎回、オークのゲルトが渋すぎて沁みるw



ゾンビランドサガ リベンジ

SSSS.DYNAZENON

ちょっと見損ねたのですが、アマプラの方で見れるみたいなので、暇見つけて見ていくつもりです。

2021春アニメ、終わっての雑感想 その1  


異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

一期と比べると、なんだかぼんやりとした印象だったのはメインヒロインだったシェラとレムが添え物と言ったら酷いかもしれないけれど、ずっと目立たないポディションだったから、というのもあるんではないかと。
対して、新しいヒロインズが存在感を示していたかというと、彼女たちがぼんやりとぼやけていたから作品そのものがボケていたというのもあるんじゃなかろうか。
わりと苦戦することも多かった敵との戦闘シーンですけど、うん苦戦するのは別に構わないのだけれどこちらもあまりぱっとしなかったかなあ。



Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-

2021春期のオリジナルアニメでは事前からインパクトあるPVなども相まって注目株だった本作。
Re.ゼロの長月達平さんが脚本を手掛けた、というのも売りの一つでしたが、前のシグルドリーヴァがちょいアレだったからなあ、という向きもなかったわけではなく……。
ともあれ、内容の方は総じて面白かったです。前評判には負けなかったんじゃないかな。
人類に対するAIの反乱、というテーマは珍しくはないのですけれど、それを徹底してAIの側から見た話、というのはなかなかなかったんじゃないだろうか。ヴィヴィは反乱を阻止する側だったわけですけれど。
これ、面白いほどに人間サイドには比重置かれていないんですよね。未来において人類に反乱を起こすAIたち。その未来を覆すために、その反乱のきっかけになったであろうAIの発展を促す歴史上の大きな事件を歌姫ヴィヴィと未来から来たサポートAIマツモトが防いでいくシンギュラリティ計画というのが大きな筋立てになっているのだけれど、ヴィヴィが向き合うのはAIに反乱を起こされる人間ではなく、常にAIの側でした。AIの心と向き合う100年の旅。ヴィヴィにとって向き合った人間というのは、彼女をヴィヴィと呼んでくれた最初の人、モモカだけだったんじゃないだろうか。
その最初の人が大きかったわけですが。
AIに心は存在するのか、という問いかけに関してはもうこいつら絶対心あるだろう、としか思えない言動だったんですよね、AIたち。彼らの思考には、情念があった。情熱があった。真摯さがあった。愛情があった。
それは総じて心を呼ぶ。
自分の想い、そして百年の旅で巡り合ったAIたちの心の在り方の記憶。最後にヴィヴィが「心を込めて歌う」の答えとして、百年の旅の記憶を出力元とした理由としては十分でしょう。
そういえばAIの停止を自然とヴィヴィたちは「死ぬ」と表現していたんですよね。なるほど彼女たちは生きているという自覚があったとしか思えない。
まあ人間サイドをあまり描かなかったせいか、AIがどうして反乱を起こす判断を下したのかがあんまりよくわからなかったのですけれど。



86-エイティシックス-

第23回電撃小説大賞・大賞受賞作。現在も続いているシリーズだけれど、その第一巻をまるまる使ってのアニメ化でした。3巻4巻は当たり前、下手をすると1話で1巻使うくらいの勢いで雑に既刊を消費するのも珍しくない昨今に、1クールを丸々使って1巻だけを描く、という丁寧な使い方をしているというだけでも、意気込みを感じる作品でした。
それでも、序盤はしんどかったですけれどね。丁寧さゆえにしんどく感じてしまうのは、それだけ内容がヘヴィであると同時に動きが少ない、というのもあったのではないでしょうか。ストーリーが動かないわりに、どんどんと人が死んでいく、というのもありましたし。
しかし、クライマックスに入ってからは本当にすごかった。人間の情動というものをこれでもか、というくらいえぐるように描きながら、同時にアクションも派手にドライブ感たっぷりに。
86たちのあの悲哀。諦観を飲み込んだ先にある儚さと明るさの表現は凄まじいとすら言っていいくらいで、最後の出撃のあとのあの五人と一匹というか一機の旅は牧歌的でもあり終末的でもあり、何とも言い難い情景だったんですよね。
ここまで描いてくれたら、2期は素直に楽しみでもあります。ブラッディレジーナも大いに見せてくれそう。





コードギアス 復活のルルーシュを見た。  



AbemaTVで放送していたので初視聴、したのですが……。


シャーリーが居るんですけど!?

え!? なんか、普通に居てらっしゃるんですけど!? 死んだはずだよお富さん、ならぬ死んだはずだよシャーリーさん。
え? 実はあの状況から実は死んでなかったとか? 実は? 超医療技術みたいなので復活していたとか!? これ復活のルルーシュならぬ復活のシャーリーだったの!?
ゼロレイクイエムのあと、密かに旅立ったCC。テレビシリーズ本編では、その際にルルーシュと思しき人物と連れ立っていたことで妄想たくましく、CCは世間的には死んだことにしたルルーシュと旅立ったのだ、みたいな結末を思い描いていたのですが。
実際その通りだったわけで。
いやでも、ルルーシュの中身が抜け殻になって廃人同然になってしまっているのを、甲斐甲斐しくCCが介護しながらCの世界に置き去りにされてしまったルルーシュの精神を取り戻すための旅をしている、という展開は流石に想像していませんでした。
いやでも、確かにあれだけの覚悟を決めてしまったルルーシュが、世捨て人同然とは言え生きる事を選んでCCと生きていく事を受け入れるとは考えづらかったもんなあ。TV版のラストでルルーシュが生きているかも、という描写に素直に嬉しいと思う感情と同時に引っかかるものを感じていたのはそのせいだったのでしょう。
でも、そこにルルーシュ自身の意思がなかったのなら、なるほど妥当だなあ、と。

いやそこでシャーリーですよ。そんなルルを連れて密かに旅するCCがどうやらシャーリーとだけ連絡を取り合っている様子は……CCってばシャーリーも密かに助けていたのかもしかして! 凄いぞCC! 流石だCC!
いやそれとも、もしかして何らかのギアスユーザーの攻撃を受けている? シャーリーが生きているという偽の記憶でも植え付けられているのか? でもCCにはギアス効かないぞ!?
などと、かなり混乱しつつ「え? え?」と思いながらずっと見てたんですよね。
なかなかシャーリー当人も姿を見せないし。扇の結婚式のときも居なかったんじゃないのかな。
おかげでシャーリー、何者なんだ!? 本物なのか!? と、見ているあいだじゅうずっと気になってて。

そしてラストでルルーシュがナナリーの精神を救うためにCの世界へと潜り、そこでナナリーとともに澱に呑まれようとしたときに、彼らを飲み込もうとする集合意識に向かってルルーシュはギアスを掛けようとして、ふっと何かに気づいたようにそれをやめてしまうんですね。
そして、黒い澱の中から誰かの手がルルーシュとナナリーを救いあげるのです。ルルーシュがどこかさみしげにほほえみながら、また助けられたな、と呟くのを聞いて、私はようやく悟ったのでした。
シャーリー! そうかシャーリー! すでに亡いシャーリーの魂が、Cの世界からずっとルルの事を見守っていて、今こうしてルルーシュの事を助けてくれたのか。生きているように見えたシャーリーも、あれはCの世界から投影されたシャーリーの影のようなもので、まるで生きているように世界の中に紛れ込んでいたけれど、あれもきっと少しでも間近からルルーシュの傍に居たいというシャーリーの愛が結実したもので、だからCの世界とコンタクトできるCCとだけ連絡取れてたんだ!
シャーリー、死んでなおルルを思い続け助けるなんて、なんて愛情深いんだ!
と、凄まじく高ぶる感動に打ち震えたのでありました。……ん? ルル、あとでシャーリーに連絡するって、どういう事?


劇場版ではそもそもシャーリー死んでないとか、知らないよ!!

普通に生きてたんかー、シャーリーぃぃ。
いやうん、生きててほんと良かったね、なんですけど。シリーズでも一番可哀想な死に方をした娘だっただけに、死ななくてほんと良かったんですけど。
このシャーリーの愛への感動の行き場はどこへ……。いや、こっそりCCと連絡取り合ってルルのこと助けてた、という意味ではシャーリーの愛情は何も変わっていないんですけどね。
そうかー、劇場版は結構展開変わっている所もあったんだなあ。
本編でのシャーリーの死はあまりに鮮烈で、ルルーシュにとっても癒せない傷となりました。彼がゼロレイクイエムの選択をした理由の大きな一つでしょう。
でも、シャーリーが生きているということは、ルルーシュにとっての深い深い後悔の一つがなくなっているということ。彼がこれからもCCと生きていく事を選ぶことが出来たのも、シャーリーが生きていればこそ、と思えたのでした。

しかし、ルルってば悪逆皇帝にまでなったにも関わらず、逆境に立たされると途端に動転してヘタるところ何にも変わってなかったのな。CCに叱咤されてようやく立ち直るとか。いやこの場合、CCの方が甲斐甲斐しくなった、というべきか。昔の彼女ならわりと突き放した立ち位置から動こうとしなかったし。
あの献身的な姿は、健気さの体現みたいでねえ。ラストシーンでの、一人ルルーシュを人の世界に残してまた孤独な悠久の旅に出ようとする彼女の健気さ。LLを名乗ったルルーシュを、不死の身になりこれからもずっと一緒にいると誓った彼を前に、堪えきれずに表情を崩して涙を流す彼女の姿は、間違いなくCCがメインヒロインでありました。

ストーリーの方は、ついにしがらみなくほんとうの意味で共闘することが出来たルルーシュとスザク、それに本編を生き残ったキャラ全員がオールスターキャストで味方となって戦ってくれる、という展開は劇場版らしいものであると同時に、本編では絶対に見ることの出来なかった光景で大変良きものでありました。
シュナイゼルが味方になった時のこの頼もしさは、他に並ぶもの無しだなあこれ。

そして、作中では殆ど出番なくてちらっと外交交渉の場面に出るくらいだった藤堂さんですが、年貢の納め時じゃないですけれど、四聖剣の千葉ちゃんに捕獲捕食される様子が端的ながら克明に描かれていて、出番ない割にやたら存在感輝いていたw
カレンは、本編よりもどこか子供っぽいのが印象的だったなあ。それだけ心に背負うものがなくなって、自由になれていたという事なのかもしれませんねえ。

総じて、コードギアスの完結編だという事実に深い納得を与えてくれる良作だったと思います。見れて良かった。




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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第13話 有馬記念出走ウマ娘たちの元ネタ解説  

13話の感想記事を書こうと思っていたら、ついつい出走する14人の元となった馬たちの話に熱が入ってしまって気がついたら何時間掛かっちゃったんだこれ?
仕方ないので、有馬記念に参戦した彼女たち、その中でも特にモブとなる子たちを中心に解説した記事として献上いたしまする。


1993年12月26日 第38回有馬記念。

その一年の集大成とも言える年度末最後のG1レース。その出走馬はファンによる投票によって選出されるグランプリ。まさにその年を代表する馬たちが一堂に会するドリームレースだ。
93年、この年に有馬記念に出走することになった馬たちは、有馬記念の歴史の中でも屈指のメンバーだったと言えます。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話1
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話2


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話3

出走14人が勢揃いしているポスター。これいいですよね、欲しい。
主役は中央にデカデカとそそり立つビワハヤヒデ。その前面に立つ三人が有力視された面々でした。
トウカイテイオーは左上。ファン投票、単勝人気ともに4位であった彼女ですが、ポスターの位置こそがこのときの彼女の立場を示していたと言えるでしょう。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話7

互いを照らし出す光と影のコントラスト。このアイキャッチの美しさたるや……。


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話8
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話9

全14ウマ娘、ゲートに出揃う。こうしてみるとライスシャワーがひときわ小柄だというのが見て取れる。
けど、実際の馬体重で見るとライスは下から三番目。3番のベガと10番のエルウェーウィンの方が小さかったんですよね。ちなみに、最大重量は10番のレガシーワールドと……12番のナイスネイチャの496キロだったりする。


実際の競馬中継でも隊列が落ち着いたところで実況アナが先頭から順番に全馬の名前を呼びながら位置関係を確認していくのですが、この作品で実名を使えないモブウマ娘たちも含めて同じように全員の名前を呼んでくれる場面が来るとは思わなかった。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話10
先頭を走るのは当然、逃げウマ娘として大成した14番「メジロパーマー」9番人気。
言わずと知れた前年の有馬記念グランプリホース。同じ年に宝塚記念も制して同年夏冬グランプリレース制覇という偉業を成し遂げた名馬であり、あのメジロマックイーンとライスシャワーの死闘が繰り広げられた天皇賞春を驚異的なペースで疾走し、唯一二人に追随した偉大なる逃げウマ娘である。
通算成績38戦9勝。2着5回 3着2回。
92'宝塚記念(G1)・92'有馬記念(G1)・93'阪神大賞典(G2)・91'札幌記念(G3)・92'新潟大賞典(G3)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話11
7番「ホワイトストーン」12番人気。作中では「ヴァイスストーン」
パーマー、そしてメジロマックイーンと同期であり、クラシック三冠では有力ウマ娘の一人として活躍し、ダービー3着。マックイーンが勝利した菊花賞では2着という結果を残している。
その後もG1戦線で長きに渡って活躍を続け、本作中でもトウカイテイオー最初の復活レースである大阪杯や、ツインターボ師匠の最大の見せ場だったオールカマーなどにも彼女の姿が伺える。
ちなみに、トウカイテイオーが大阪杯。その前年の勝ちウマ娘が彼女だったりする。当時のこのレースのグレードはG2だったのだけれど、作中では大阪杯、なにげにG1扱いなので実はこの世界観では隠れG1ウマ馬だったりする、はずなのだけど出場メンバーのG1ウマ娘は8人とされていて、彼女は何故か含まれていない可愛そうな子w
それでも大阪杯、セントライト記念、アメリカンジョッキーズクラブカップ(AJCC)のG2三勝は立派。何気にもう一つの奇跡の有馬記念。3年前のオグリキャップ復活の有馬で一番人気だったのも彼女だったりする。
通算成績32戦4勝 2着3回 3着6回。
90'セントライト記念(G2)・91'産經大阪杯(G2)・93'アメリカジョッキーC(G2)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話12
9番「レガシーワールド」2番人気。作中では「レリックアース」
実際、このときの有馬記念は前評判では、3歳最強ビワハヤヒデVS古馬最強レガシーワールドという構図だったと思われる。クラシック戦線を賑わせたBNWに対して、迎え撃つ古馬……シニア級は4週前、ジャパンカップでその年ブリーダーズカップ・ターフを含むアメリカG1を五勝して名実ともにアメリカターフ最強の名をほしいままにしていた「コタシャーン」。イタリアダービー馬にして英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2着。仏国の凱旋門賞2着「ホワイトマズル」。アーリントンミリオンSなどアメリカG12連勝中の「スターオブコジーン」。豪州G13勝、前年のジャパンカップにも出走しトウカイテイオーの2着に入った「ナチュラリズム」など、ジャパンカップ史上でも屈指であろう並み居る強豪海外馬たちを蹴散らして勝利している。メジロマックイーン不在の中でこのとき、古馬最強の名に相応しいのは間違いなくレガシーワールドだった。
ちなみにこのレガシーワールド。騸馬と呼ばれる去勢された馬だったりする。ウマ娘ではどう表現されるのかちょっと興味深かったのだけど、特にそれらしい特徴は見つけられなかった。
ちなみに、ミホノブルボンと同じ戸山厩舎。描写はないものの、ブルボンと同じチームではないかと目される。
通算成績32戦7勝 2着5回 3着2回。
93'ジャパンC(G1)・92'セントライト記念(G2)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話13
13番「ビワハヤヒデ」1番人気。
5馬身差の衝撃と謳われた菊花賞の圧勝劇。連対率100%の圧倒的安定感。勝ちパターンである4コーナーで先頭にたって後続をちぎって捨てるスタイルの圧巻さ。
彼女が最上の支持を集めるのは当然にして真理ですらあった。今なお、弟である3冠馬ナリタブライアンよりも、兄であるビワハヤヒデの方が強かったと語る人は少なくない。ビワとブライアンの兄弟対決は、競馬ファンにとっての叶わぬ夢であり続けている。
ビワの連対率100%は、レース中の故障によって五着となり引退レースとなってしまった天皇賞秋まで、G13勝を含む15戦連続で果たされ続けることになる。最後まで、彼女は最強であり続けた。
通算成績16戦10勝 2着5回。
93'菊花賞(G1)・94'天皇賞(春)(G1)・94'宝塚記念(G1)・92'デイリー杯3歳S(G2)・93'神戸新聞杯(G2)・94'京都記念(G2)・94'産経賞オールカマー(G3)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話14
11番「ウイニングチケット」3番人気。
その年の競馬界を代表する馬。そう言われてまず思い起こされるのが、その年日本優駿(ダービー)を制した馬だ。生涯にただ一度、競走馬が挑戦する資格を有する夢の舞台。競馬関係者が、馬主も調教師も騎手も誰もがダービーの夢を見る、ダービーの勝利を目指す。
ダービーに勝てたらもう騎手を辞めてもいい。あらゆるレースで勝利の美酒を味わいながら、唯一ダービーだけに縁がなかった名騎手はそう嘯き、栄冠を求めた。そんな彼の願いを叶えた馬。ダービーを取ることを宿命付けられた、そんな風に語り継がれるのがウイニングチケットだ。
BNWのW。勝利のキップを握りしめ、いつも明るく元気よく、彼女は常にひた走る。
通算成績14戦6勝2着1回3着2回。
93'日本ダービー(G1)・93'報知杯弥生賞(G2)・93'京都新聞杯(G2)


6番「ライスシャワー」5番人気。
言わずと知れた漆黒のステイヤー。あのマックイーンとの死闘は、ライスにも相当のダメージの蓄積を与えていたのだろう。次走のオールカマーでツインターボの逃げに翻弄されて3着。続く天皇賞秋、ジャパンカップでも凡走を続け、有馬記念の段階で人気はトウカイテイオーよりも下の5番人気まで落ち込んでしまっていた。
祝福の名を冠する彼女自身が、声援と祝福を受けるまでに長い長い雌伏の時が続くことになる。
通算成績25戦6勝2着5回3着2回。
92'菊花賞(G1)・93'天皇賞(春)(G1)・95'天皇賞(春)(G1)・93'日経賞(G2)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話15
4番「トウカイテイオー」4番人気。
このレース、終始彼女は苦しい表情だ。いつだって余裕混じりにほくそ笑んでいた表情は歪み、歯は食いしばられ、汗は飛び散り、体幹はブレ、息は荒い。
それでも彼女は今、走っている。全力で、競い合っている。本気で勝ちたいと、全霊を振り絞っている。ただ記念のために出場したわけじゃない。皆に走っている姿を見せるためにだけ出てきたわけじゃない。戦っているのだ、トウカイテイオーは。
一年間全くレースに出場しなかったにも関わらず、ファン投票4位に選ばれた。それだけ彼女は人気だった。皆が彼女を待っていた。
通算成績12戦9勝。
91'皐月賞(G1)・91'日本ダービー(G1)・92'ジャパンC(G1)・93'有馬記念(G1)・92'産經大阪杯(G2)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話16
3番「ベガ」6番人気。作中では「ペラ」
こと座α星。織姫星の名を関した彼女は、この年の牝馬三冠レース。ウマ娘の世界でいう所のトリプルティアラのうち、桜花賞・オークスを制した堂々たる2冠ウマ娘である。当時はまだ3歳牝馬限定戦である秋華賞は存在せず、牝馬三冠の締めくくりを担うのはエリザベス女王杯だった。ここでベガは三冠を取ること叶わず、惜しくも3着に沈む。
このエリザベス女王杯での実況、「ベガはベガでもホクトベガ!」は脳裏に焼き付いて離れないセリフである。ちなみに、この時勝ったホクトベガもまた激動のレース人生を歩むことになる名牝であり、2着に入ったノースフライトは後にサクラバクシンオーと短距離戦線とマイル戦線を二分する激闘を繰り広げることになる。
競走馬としても名を残したベガであるが、繁殖牝馬としても超一流でウマ娘として登場がカウントされているアドマイヤベガは彼女の息子であり、テイエムオペラオーを下してダービーを制することになる。またアドマイヤドンは、朝日杯FSの他ダート馬として大成しダートG1を6勝もする偉大なる名馬へと駆け上がることになる。
また唯一残した娘であるヒストリックスターは後の桜花賞馬で凱旋門賞にも出走することになるハープスターを産出する。
通算成績9戦4勝2着1回3着1回。
93'桜花賞(G1)・93'優駿牝馬(G1)


10番「エルウェーウィン」8番人気。作中では「パーメントウィン」。
正直、なんでこの年の有馬記念にこの馬が出走していたのか、かなりの謎である。前年の朝日杯3歳S。現在の朝日杯FSの前身である2歳馬最強決定戦の勝利馬ではある。この時ビワハヤヒデを下しての勝利だった。のだけど、93年は体調不良や脚部不安が重なって長期休養を強いられ、11月のOP特別でようやく復帰するものの勝ちきれずに2着。この戦績でどうして有馬記念に出走できたのか。
この後もエルウェーウィンは勝ち星に縁がないまま長い長いレース人生を送ることになる。
そして3年後の11月。OP特別レースとG3を行き来するうちに世代は移り変わり、同世代だったビワハヤヒデたちは既にターフを去り、そしてこの日、一年後輩である偉大なる三冠馬ナリタブライアンが東京競馬場で引退式を行う予定が組まれていた中、G2アルゼンチン共和国杯に彼は出走する。
鞍上は、引退式の為に東京を訪れていた南井克巳が、この有馬記念以来久々に手綱を取ることに。
ここで彼は朝日杯以来3年11ヶ月ぶりの勝利を味わうことになる。これは当時の重賞最長勝利間隔記録。間にOP特別など平レースでも1勝もしていない本当の最長記録では今なおエルウェーウィンが記録を保持している。
通算成績40戦5勝。2着2回3着7回。
92'朝日杯3歳S(G1)・96'アルゼンチン共和国杯(G2)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話17
うちのカノジョです。
12番「ナイスネイチャ」10番人気。
そう、10番人気だったのですよ、この子。天皇賞秋では2番人気になりながら15着の大敗。続くジャパンカップでも7着と後方で見せ場なく終わり、この有馬記念では人気もひどく落ち込んでしまっていた。状態の悪さという意味ではトウカイテイオーよりもむしろナイスネイチャの方がやばかったのかもしれない。
この有馬記念でブロンズコレクターという評判を確固とするネイチャだが、彼女が3番目を確保するのはこれが最後となる。そして彼女が切に希い続けた1着の盃を受け取るのは翌年の高松宮杯を待たなければならない。OP映像のあれである。
トウカイテイオーの最後のレースを見送ったあとも、同期であるネイチャは長く走り続けることになる。ビワハヤヒデ、ネーハイシーザーといった面々と渡り合い、ナリタブライアン、ヒシアマゾンとも肩を並べ、マヤノトップガンの背中を追い、ダンスパートナーやバブルガムフェローといったサンデーサイレンス世代の台頭を見届け、図らずも上記したエルウェーウィンが勝つアルゼンチン共和国を最後にターフを去ることになる。最後まで、いや今もなお愛され続ける名馬でありました。
通算成績41戦7勝2着6回3着8回。
91'京都新聞杯(G2)・91'鳴尾記念(G2)・94'高松宮杯(G2)・91'小倉記念(G3)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話17,5
2番「セキテイリュウオー」7番人気。作中では「デュオプリベン?」
ライスシャワーやミホノブルボンの同級生。二人が出走したクラシック三冠も全部参戦しているが6着9着6着と掲示板に乗ることも叶わなかった。だが、翌年年明け一発目の中山金杯で重賞初勝利し、重賞戦線で好走を続け活躍することになる。ネイチャがブロンズコレクターなら、このセキテイリュウオーはシルバーコレクター。93年・94年の天皇賞秋でヤマニンゼファーとネーハイシーザーという快速馬に立ち塞がられ勝利が叶わなかったが、G1馬にもっとも近づいた馬とも言える。特に93年のヤマニンゼファーとのハナ差決着の激闘は今なお語り継がれる名レースであった。
ちなみにセキテイリュウオーのトレードマークは深いエメラルドグリーンのメンコなので、それをアレンジした勝負服になるかと思っていたのですが、馬主の勝負服由来のデザインになってますね。
父はあの「天馬」トウショウボーイ。
通算成績26戦5勝。2着7回3着1回。
93'日刊スポーツ賞金杯(G3)・94'東京新聞杯(G3)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話18
1番「エルカーサリバー」14番人気。作中では「シュプールムーバー」
名前からしてエクスカリバーの外国語読みみたいな名前だけれど、実際はスペイン語の「エルカーサ(家)」と英語の「リバー(川)」の混成語。そしてベガと同じ同レース二頭だけの牝馬である。
牝馬クラシックでは掲示板に乗るのがやっとだったものの、93年は金杯・日経新春杯と新年のレースに連勝し、年度前半も好走続きで終えての有馬参戦だったが、その前のマイルチャンピオンシップで大敗したためか人気は最低人気だった。
通算成績25戦6勝2着3回3着2回。
92'アーリントンC(G3)・92'関西TVローズS(G2)・93'日経新春杯(G2)・93'スポニチ賞金杯(G3)

5番「ウィッシュドリーム」11番人気。作中では「アベックドリーム」
テイオーが松田優作ごっこをしてウマ娘の調査をして回っていた時に唯一モブウマ娘の中でファイルが写っていたのがこの子だ。
デビュー後パッとした成績を残せていなかった、と調査ファイルに記されているように、ブルボン・ライス・タンホイザ世代でもあるこの子はダービーこそ出走したものの15着惨敗。その後条件戦でくすぶり続けることになる。しかしファイルにある通り後方差しに戦法を変更して以降成績が向上し、条件戦を勝ち抜きついには金鯱賞、朝日チャレンジカップとG3を2つ勝ち、ゼファーとセキテイリュウオーが死闘を繰り広げた天皇賞秋でこっそり3着に入り、その勢いのまま有馬記念に挑むのでありました。
しかしその後はついにG1には出走もすることなく、勝ちも得られぬまま障害レースへと転向し、競走馬人生を終えることになりました。引退後も功労馬として長く大切にされ30歳を超える長寿を全うすることになる。同じ世代のウマたちの中では一番長生きしたんじゃないだろうか。
通算成績38戦7勝2着5回3着4回。
93'東海テレビ杯金鯱賞(G3)・93'朝日チャレンジC(G3)


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 13話19
8番「マチカネタンホイザ」13番人気。
栗毛の柔らかな色合いが実に美しい馬で、イケメンと呼ばれたトウカイテイオーとはまた別の意味で綺麗な馬でした。ウマ娘のマチタンがああいうホワホワとした可愛い系としてデザインされているのも納得なんですよね。間違って蜘蛛を食べて蕁麻疹を起こしたり、鼻血出して出走回避したりとコンディションを損なうエピソードが印象に残ってしまう子ですが、ブルボン引退後の89年生まれ世代としてライスシャワーと共に常に重賞戦線に出続け、世代を支え続けた代表し続けた子でもありました。重賞4勝は立派の一言。G2高松宮杯芝2000がG1高松宮記念芝1200へと変わる前の最後のレースの勝ち馬でもありました。
通算成績32戦8勝2着2回3着2回。
93'目黒記念(G2)・94'アメリカジョッキーC(G2)・95'高松宮杯(G2)・93'ダイヤモンドS(G3)


G1ウマ娘8人を含む恐らく当時の現役では最高峰であろう優駿14人。屈指の好メンバー揃いのレースだったと言えるでしょう。そんなレースで、トウカイテイオーは誰もが思い描けなかっただろうありえぬ奇跡を引き起こす。
かつて「絶対」がないとされた競馬において唯一「絶対」があると謳われた皇帝シンボリルドルフの後継者として。トウカイテイオーは「奇跡」と「絶対」を体現するのである。




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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第12話「ふたり」  


マックイーンが泣いてる。あの、あのマックイーンが泣きじゃくってる。
声を上げて泣いている。人前で。トウカイテイオーの前で、泣いている。
もう走れない。脚が動かない。貴女との約束を果たせない。
もう一緒に走れない。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話1

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話2

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話3


うわぁぁ、あああ、あああ。

左前脚部の繋靱帯炎。それは現代においてなお、不治とされる怪我。屈腱炎なら、長く時間がかかるものの近年では治療法が確立されてきて、復活する馬も出てきている。
でも、繋靱帯炎はほんとにダメなんだ。これが発覚するとまず再発リスクの高さも相まって復帰叶わずに引退となってしまう。名だたる名馬たちが、この繋靱帯炎によって引退している。
最近でも菊花賞、天皇賞・春連覇をしたフィエールマンが今年に入ってすぐ、繋靱帯炎を発症して引退種牡馬入りとなってしまった。

メジロマックイーンもまた、出走予定だった天皇賞・秋の四日前に繋靱帯炎が発覚することになる。



あまりにも悲痛で、あまりにも絶望的で、心が折れてもう立ち上がる事すら出来ない。
このときのマックイーンの気持ち、一番誰よりも理解できたのは、共感できたのは誰あろうトウカイテイオーだっただろう。
だから、私はテイオーも一緒に泣くのだと思っていた。立ち上がれないマックイーンを抱き締めて、一緒に泣くのだと思ってた。
泣いて泣いて一緒に共に泣きつくして、想いを重ね辛さを重ね運命の残酷さを共に嘆き、その上でテイオーはマックイーンを立ち上がらせて彼女に約束するのだと思っていた。
今度はボクが君の代わりに先で待っている、と。

でも、トウカイテイオーは泣かなかった。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話4

トウカイテイオーはマックイーンに寄り添わなかった。
彼女を抱きしめなかった。一緒に涙を流さなかった。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話5


膝を付き、手を添え、マックイーンの手を取って、しかし手を握って引っ張り上げることはせず、そのままそっと離すと、テイオーはマックイーンに背を向けて、もう振り返ることなく歩いていく。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話6

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話7

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話8

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話9

ああ、そうか。そうだった。テイオーとマックイーンは仲間だった、親友だった。でもそれ以上に彼女たちは競い合うライバルだったのだから。
立ち上がるなら、自らの脚で。追いかけてくるなら、その自らの脚で。
その闘志は透明ですらあった。奇跡は存在するのだと証明するために、もう一度共に走れる未来があるのだと、それを否定する運命を蹴り飛ばすために。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話10


93年有馬記念。トウカイテイオー、奇跡のラストラン。
伝説が今、はじまる。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話11



それはきっと、どう描こうと感動的なものになっただろう現実世界における非現実的なほど運命的なシナリオ。それを、ここまで、ここまでのものに仕上げてくるなんて。
トウカイテイオーひとりの復活劇としても、これまでの幾度もの挫折を思えばとてつもない話になったでしょう。それがここまでのものになるなんて。
マックイーンとのたった一度の対戦。たった一度しか走らなかったにも関わらず、ライバルと位置づけてこの二期を構成した、その意味を見事なまでにここに結実させてみせた。
有馬記念へと向かうテイオーの想いに、これほどまでの理由付けをしてみせるなんて。
ちょっと、凄すぎる。本当に、凄すぎる脚本であり構成だ。すげえ、すげえ。

そしてトドメのED演出。これまでのテイオーとマックイーンの立場がひっくり返ったのをこれほど完璧に知らしめる演出の、この凄さよ。もうすげえわ。すげえわ、傑作以外のなにものでもないわ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 12話12



ここのトウカイテイオー、本当に王子様のようなんですよね。凛々しく涼やかで決意を静かにたぎらせている様子が、あまりにも格好いい。
そして、お姫様のように儚く美しいメジロマックイーン。でも、彼女たちは王子様とお姫様ではなく競い合うライバルだった。だからこそ、だからこそ、テイオーはその背中をマックイーンに見せ続けるのだ。今までずっと、彼女がそうしてくれていたように。

ああ、次回は最終回、最終回だぞ。かつて、これほどまでに神回が約束された最終回があっただろうか。そして、いつだってこの作品は、予想も想像も確信すらも越えた物語を見せてくれる。
来週が待ち遠しい、を通り越して放映時間まで一切の無でありたいと思ってしまうほどただただこの作品のことだけ想っていたいよ。


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第10話「必ず、きっと」  



吼えろ ツインターボ!!


これ、実際の福島競馬場G3「七夕賞」の実況で絶叫されたセリフなんですよね。
このときの高橋雄一アナウンサーの絶叫たるや、G1でもここまで燃え上がるのは稀だろうという熱量の本当に喉が破れそうな叫びで、興奮が伝わってくるような伝説の実況なのでした。

こうしてみると、記憶に残る名レースにはこんなふうな名実況がセットになってついてくる。スポーツ実況というのはどのスポーツにもあるのですけど、こんなに幾つもの実況が語り草となって記憶に残り口の端に上り、何十年と語り継がれ続けるのは競馬以外では珍しいんじゃないだろうか。
それだけ、この競馬という僅か1分から3分の間に凝縮されたドラマを更に彩り演出するのにアナウンサーたちの個性的な実況が重要なファクターになっているのだな、と思うのです。

というわけで、今なお愛され続けている逃亡者ツインターボ。今回はその真骨頂とも言うべき回でありました。2期に入ってからその特徴的すぎるイカした見た目にギザ歯、無邪気で天真爛漫で純粋無垢なおバカなウマ娘。その娘は皆に愛され登場するだけで場を和ませてくれるマスコットでありました。
でも、彼女はマスコットじゃない。誰よりもひたむきにウマ娘として一生懸命走っていた娘だったのです。負けても負けても、幾ら勝てなくても勝つことを諦めなかった。強い相手と勝負して負かしてやるんだ、と食らいつき続けた娘だったのです。
ターボだけは、どんな強いウマ娘が出てきても驚くことも臆することもなかった。自分が倒してやるんだ、と自信満々に胸をそらしていた。身の程知らずであるのだろう、ターボは3歳のときにG3を一個勝っただけの実力ではその他大勢の中に埋没する程度のウマ娘に過ぎない。
テイオーは名前も覚えてくれなかった。そのくらいの娘なのである。
でもそんなのターボには関係なかったのだ。負けない、諦めない、絶対に勝つ。その純真さは純真であるが故に疑いを持たない。

だからだろう、テイオーが辞めるだなんて。走るのを諦めるだなんて、この娘だけにはどうしたって理解できなかったのだ。
トウカイテイオーが最初の骨折から復帰して大阪杯を勝った時、ターボと初めて二人きりで対面で話して、怪我したときはもうダメだと思ったのに頑張ったなあ、と噛みしめるように言うターボに、テイオーは言ったんですよ。語ってくれたから。
「諦めないことが大事だからね。だから頑張らなきゃ」

それを聞いた時、ターボ本当に嬉しそうな顔して「そうだね! ターボも頑張る!」って言ったんですよ。いつもちょっと偉そうな口調なのに、この時だけはターボ少し幼いくらいの感じのこの娘の繕わない本当の素の表情が見えたみたいで、とても好きなシーンでした。
でも、ただターボが可愛いだけじゃない、大事なシーンだったんだなあ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 5話


片思いのライバルって、今回カノープスの仲間がターボのテイオーへの思いを言葉にしてくれましたけど、きっとこのときからずっとターボはテイオーのことライバルだと思っていたのでしょう。同志とすら思っていたかも知れない。きっと、憧れでもあったのだ。

だから、テイオーがもう諦めると言ったときに彼女だけがどうしても信じられなかった。テイオーがそんな事言うはずない、とどうしても受け入れられなかった。
だって、諦めないって言ったのだから。三度目の骨折したあとも、今度こそ勝負するって約束したんだから。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話3

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話4
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話6



今度ターボが出走するオールカマー。中山芝2200。現在はG2だけど、当時はG3。
そのオールカマーにはターボの他に安田記念・宝塚記念を連続2着した同じカノープスのイクノディクタスに、天皇賞春で現役最強のメジロマックイーンを撃破したライスシャワー。桜花賞を勝っているシスタートウショウ。G2を三勝。G1にこの時まで12回も出走していたG1戦線の常連ホワイトストーンという強力なメンバーが揃っていた。
あのライスも出るのに、君が勝てるわけがない。そう皮肉るように告げるテイオーに、ターボは絶対諦めないと咆哮する。勝ってそれを証明してやる、と。
心のライバル自身に自分の憧れを否定されて、悔しさに涙して、それでもこの娘は諦めない。

そんなターボを、同じチームのメンバーは、カノープスの面々はただのマスコットじゃない、本当に心の底から愛してるんですよね。オールカマーの日と、テイオーがファンに最後のお披露目をするというミニライブの会場であるファン感謝祭の日が重なってしまって、ターボの走りをテイオーに見せることができなくて、それでもなんとかならないか、とトレーナーにお願いするナイスネイチャ、マチカネタンホイザ、イクノディクタスの三人。
ここ、なんだかんだとトレーナーの事信頼してるのが伝わる姿で、それにちゃんと答えてくれるあの若いトレーナー、南坂くん。こいつ、なよなよしてるくせにここぞというとき頼もしいの、ほんとイケメン!

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話7



そしてファン感謝祭当日。ライブの開始と同時に引退の報告をしようとしたテイオーに、キタサンブラックが、トレーナーが。ファンたちが。辞めないでくれ、まだ走るのを諦めないで、という声があがり、立ち尽くすテイオーの背後のスクリーンに突如映像が、

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話8


伝説の93年オールカマー。ツインターボ一世一代の大激走。あのライスシャワーを筆頭にした並み居る強敵たちに影すら踏ませなかった、彼女のすべてを燃やし尽くした走りである。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話9



吼えろ ツインターボ!!

むしろこのセリフは、このオールカマーにこそふさわしかったかもしれない。
ターボの走る姿に目を奪われ、唇を震わせながら見入るトウカイテイオー。そんな彼女に向けて、ターボが叫ぶ。ターボが吼える。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話10


「これが諦めないってことだぁぁぁぁ!! トウカイテイオーぉぉ!!」


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話12

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話11



この走りに、この姿に、心動かされない者がいるだろうか。その叫びが届かない者がいるだろうか。
誰よりも明確に、テイオーにターボが伝えたのだ。諦めなければ、奇跡は起こる。
諦めさえしなければ。

ファンたちの、いつか後輩になるだろう若きウマ娘たちの、トレーナーの、仲間たちの声が、もう一度、もう一度だけトウカイテイオーの砕け散った心を奮い立たせてくれたのだ。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話13


その涙は、諦めの涙よりもずっと綺麗だ。


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 10話14


あと、意地悪なこと言ってしまったなど諸々含めて、テイオー・ターボに土下座の図である。
うむ、ちゃんと謝ったのはえらいえらい。




『ウマ箱2』第1コーナー アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』トレーナーズBOX)

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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第9話「ストップウオッチ」  

ああ、凄い!
あれだけ熱いライスシャワーの物語を描いておきながら、この一話で一気にトウカイテイオーが主人公の物語へと引き戻してみせた。


レースを走る意義を取り戻し、もう一度ライバルであるメジロマックイーンと走るために宝塚記念を目標に練習を重ねていたトウカイテイオーに襲いかかる、三度目の怪我。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話3

三度目の骨折。


もう三度目だからこそ、経験を活かし、すぐに復帰に向けてリハビリに取り掛かろうとするテイオーに、医師が発したのは……貴女はもう、全盛期のパフォーマンスを取り戻せないでしょう、という実質上の引退勧告。

それでも諦めず、笑顔を貼り付け、元気を装い、震える声を弾ませて、もう一度あの真剣勝負へと挑むために、マックイーンと走るために前へと進み続けようとするテイオー。
そんな彼女を労るように、世間はテイオーのかつての栄光を讃え、称賛し、既に終わったことのように見送っていく。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話4
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話5


仲間であるスピカの面々はテイオーを信じて、はじめてテイオーが怪我をしたときと同じように復帰に向けた手厚いサポートをしてくれる。戦友であるウマ娘たちも、テイオーが諦めないと信じている。
そして、先に行って待っていると、貴女が来るのを待っていると謳うマックイーン。

はじめて骨折してクラシックを棒に振った時、挫けそうになるテイオーを支えてくれたのは仲間たちだった。世間の期待だった。同じレースを走るライバルたちの、誇り高い走る姿だった。
テイオーに勇気をくれた、心折れそうだった時に未来を吹き込んでくれたそれらが……。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話6

今このときはテイオーを逆に苛む。彼女を追い詰める。
もうテイオーもわかっているのだ。二度骨折を経験したからこそ、この三度目がどんな意味を持っているのかを。
そうして、一番の充実期を迎え最高の走りを見せるマックイーンの走る姿の美しさに魅入られた時、
「ああ、速いなあ。まるで翔んでいるみたい。なんて綺麗なんだ」

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話8

競い合う相手としてではなく、ただその綺麗さに見惚れてしまった時、
どうイメージしても自分ではもうマックイーンには追いつけないと理解した時。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話7

トウカイテイオーは微笑んでいた。
ずっと貼り付けていた仮面のような無理を固めたような笑顔ではなく、
柔らかく自然に浮かんだ微笑みを。

もう、自分の脚は二度と、あんな風には走れないのだと。
トウカイテイオーは終わったのだと。
マックイーンと一緒に走ることは、もう出来ないのだと。
微笑みながら、涙する。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話8.5

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話8.51

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話9

止められないストップウォッチ、止まってしまった彼女の時間、止まらないあふれる涙。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話10

「ごめんね、マックイーン」


君と交わした約束は、もう果たせない。


トウカイテイオーの伝説、その最終章。それは今度こそ彼女の心折れ砕け散ったその時からはじまる。


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話1

かつて日本中を沸かせたトウカイテイオーの三冠ロード。それを過去に押し流すように、新たな世代の風が吹く。
その年、三歳クラシック戦線は「BNW」と呼ばれる三人のウマ娘たちの攻防に燃えていた。

「BNW」……それは、かつての世間を熱狂の渦へと巻き込んだ「TTG」
【天馬】トウショウボーイ、【流星の貴公子】テンポイント、そして【第三の男】グリーングラス
この三強時代を彷彿とさせる新たな三強の時代の到来を革新させる、三匹の名馬たちによるクラシックの戦い。その中でも伝説とされる「熱狂の2分25秒」。ナリタタイシン、ウイニングチケット、そしてビワハヤヒデの三頭によるデッドヒート。
93年日本ダービー。

騎手としてもう晩年、一流として謳われ都合18回ダービーに騎乗しながら一度として先頭でゴールを切れないまま19回目を迎えた柴田政人。
そんな彼に、マサトにダービーを獲らせるために天から遣わされた、と語られるウイニングチケット。
ウイニングランで、チケットの名前がスタンドからコールされたのは、この時の「政人」コールが由来である。

そしてこの中で唯一G1の栄冠を勝ち取れずに菊花賞を迎えることになるBNWのビワハヤヒデ。
やがて、ターフを去ったメジロマックイーンの代わりに最強の名を恣にする芦毛である。


ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9話2


天皇賞春のあと、安田記念・宝塚記念というスケジュールでレースに参加すると語ったイクノディクタス。その安田記念がこれである。イクノディクタスは惜しくも二着。
勝ったのは前年に引き続き安田記念を連覇ということになる「ヤマニンゼファー」。
短距離界の覇者サクラバクシンオーが覚醒する前、フーちゃんことマイルの女王ノースフライトが現れる前。
スプリンターズSをはじめとして短距離界でニシノフラワーと激闘を繰り広げ、安田記念を二勝。
さらには2000メートル中距離の天皇賞秋までも制して見せた中短距離界の雄。
「そよ風(ゼファー)と呼ぶには強烈すぎた」と謳われた烈風である。
この馬もG1三勝二着2回という名馬なだけに、ウマ娘入りも期待したいところなんですよね。
本作中でも名前呼ばれなかった、というのは名前を変えられての登場ではない、ということなので可能性は無くもないんじゃないかなあ、と思いたい。



ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第8話「ささやかな祈り」  

鬼が、想像以上に鬼が宿ってたよ!!
前回の感想記事でも載せたJRAのCMへのリスペクトがとんでもねーレベルでとんでもねー!!
ってか、OPからライスシャワー専用特殊OPって、スタッフはライスのこと好きすぎじゃないですか!?
前回7話のライス専用特殊EDだけでも特別だったのに。
ウマ娘 プリティーダービー Season2 OP ライスシャワー

守護らねば、と皆を使命感と庇護欲に走らせた彼女のこれが

ウマ娘 プリティーダービー Season 2OPライスシャワー2

Screenshotウマ娘 プリティーダービー Season 2OPライスシャワー3


これである。
ふわーーーー!!!


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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第7話「祝福の名前」  



ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第7話「祝福の名前」 1


ライスーーッ!!(号泣
ライスシャワーのこの勝負服のデザインはほんと神だと思う、神。

というわけで、第七話はまさかのライスシャワーの主役回。個人的にも思い入れが非常に非常にあるウマなんですよ、ライスシャワー。
自分の競馬の原点、と言っていいかもしれません。
自分の競馬歴の出発点ははっきりと覚えていないのですが、最初は恐らく「本」でした。年齢はまだ中学生とか高校生とかそのくらい。確か、名馬列伝、みたいな本を手にとったのがきっかけだったんですよね。そこに描かれていたのは、数々の名馬たちのドラマとその劇的な生涯。勿論、自分で馬券を買うなんてことは出来ない歳でしたので、自分にとっては競馬とはそのはじまりは賭け事ではなく、その物語性だったのです。
そうして、競馬に興味を覚えた頃に登場したのが「ダービースタリオン」。馬に乗る騎手という観点からではなく、馬をプレイヤー自らの手で名馬へと育てていくという育成ゲームとして発売され、伝説的なヒットを飛ばしたゲームでした。
……自分、これにはあんまりハマらなかったんですけどね。自分にとっては作業的すぎてあまりそそられるものがなかったんですよね。
その代わりにハマったのが少し後発で登場した「ウイニングポスト」というゲームでした。
これらが登場したのが1992年から93年。そう、ちょうど今劇中で激闘が繰り広げられている年代だったのです。
そうしてゲームの影響から、本物の競馬の方も見るようになり、それがちょうど、マックイーンの全盛期であり、ライスシャワーの躍進の時期でもあったのです。
とはいえ、この頃私は中高校生。ネット投票なんて影も形もなく、電話投票もさっぱりよくわからん。現地に行って買うわけにも行かず、ひたすらテレビで見るばかり。
とはいえ、勉強に友人と遊びに行ったり、で日曜に競馬ばかり見ているわけではなく、毎週熱心に見ているファンではありませんでした。
なので、意外とトウカイテイオーについては覚えていないんですよね。レースを見た記憶がない。
一方でマチカネタンホイザやカミノクレッセ、ヤマニンゼファーやセキテイリュウオウ、レッツゴーターキン、ネーハイシーザーなど、特に93年度以降まで活躍していた馬はわりとしっかり覚えているのです。
なので、はっきりと競馬を見るようになったのは93年以降なのでしょう。
その頃にはすでにライスからはネガティブなイメージは世間からも払拭されていたと思うんですよね。全然、そういう印象ライスに残ってないですもの、自分。ミホノブルボンの三冠はまだ競馬を見ていない頃でしたし、マックイーンの春天三連覇もそれまでの二連覇のレースを見ていなかったので三連覇にも思い入れもなくそもそも競馬にそこまで詳しくなかったので連覇とか意味わかっていなかったので、当時やたらめったら強かったマックイーンに勝つなんてなんだこの馬、すげえ! という初々しい気持ちで見ていたように覚えています。
その翌年の94年はまさにビワハヤヒデの年。ライスはさほど目立つ戦績を残せず、とかくビワの強さが印象に残った年でした。
翌95年は前年ついにトウカイテイオーもミホノブルボンも成し遂げられなかった、シンボリルドルフ以来の三冠馬ナリタブライアンが誕生し、古馬となった彼の独壇場がはじまるかと思ったのですが、彼は春に一走したあと長期休養に入ってしまい、そこでナリブーの代わりに競馬界を引っ張る主役として名乗りをあげたのが、ライスシャワーだったのです。
実際は、既に種牡馬入りが検討されていて、引退も視野に入っていたそうなのですが、同世代に敵はなく、ライバルもなく、無敵を誇ったナリタブライアン。そんな彼を迎え撃ち、真っ向から並び立つだけの風格を漂わせる黒馬は、確かにこの時、ヒーローだったのです。
その後の悲劇にばかりスポットが当たりますけれど、95年天皇賞春に勝った時のライスシャワーの人気、期待、盛り上がりは本当に凄かった。
阪神大震災の年だった、というのもあるかもしれません。年明け早々に起こった大災害のショックはなお失われず、傷跡も色濃く残っていた時期でした。自分も含めて、なにか夢中になれるドラマを世間は探していたのかもしれません。復活、という単語に心奪われる時期だったのかもしれません。
ヒーローを、見つけたかったのかもしれません。
ただただ一頭の馬に、これほど惹かれ魅入られたのは初めてでした。とにかく強いビワハヤヒデも好きでしたけれど、ひたすらこの馬を追いかけたいと思ったのは、ライスシャワーがはじめてでした。
だから原点なのです。競馬の「好き」を本当の意味で教えてくれた馬でした。

だからこそ……その後の悲劇は耐え難いものだったのです。


と、思い出語りをしてしまいましたが、うんそれだけライスシャワーという馬は自分にとって特別で、だからこそこのウマ娘のライスシャワーにも、どうしたって思い入れは生じてしまっていたのですが、まさかここで彼女主役で物語が展開するとは。
前述したように、自分は覚えていないかまだ競馬を見ていない時期だったので知らないのですが、幾つもの偉業を阻止してみせたライスは、さながら悪役ヒールのような扱いを受けたとも言われます。
誰にも喜ばれない勝利、それに一番傷ついたのは彼女ライスシャワーでした。
ミホノブルボンの三冠達成を阻止し、今またメジロマックイーンの春天三連覇がかかったレースに参戦し、また偉業を阻止することで疎まれ忌まれる事を恐れ、レースに出ること自体から逃げようとしてしまうライス。
その彼女を叱咤し、応援するのが当の偉業を阻止された側の、ライバルのミホノブルボン、というのがまたいいんですよね。
今期はほんと、「ライバル」というテーマが一貫していて、いいなあ。切磋琢磨、お互いの存在がお互いを高め合う、という関係。これが本当に良く描かれている。
これまで、サイボーグの異名よろしく殆ど感情を表に出さなかったミホノブルボンが、はじめて負けたあと大怪我をして復帰の見通しも立たないなかで、吹っ切れたようにどこか柔らかい表情になってるんですよね。ライスとの激闘を思い返すときも、むしろ誇らしげにほほえみながら語ってる。
ライスに語りかけるときも感情剥き出しで、一気にミホノブルボンの魅力が爆発する回でもありました。喜怒哀楽を素直に表に出すミホノブルボン、こんな魅力的な娘だったのかと気付かされてしまいました。
これ、ほんともう一度、ライスとブルボン、二人には一緒に走ってほしいなあ。それがあり得なかった未来だとしても、だからこそ、だからこそ。

と、その前にメジロマックイーンとの対決だ。
極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿る。漆黒のステイヤー・ライスシャワー、その伝説の戦いを見よ。









ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」  

ツインターボ、いつも物言い上から目線なんだけど、全然偉そうな感じしないし可愛いなあ。
ちびっこキタサンブラックとサトノダイヤモンドのコンビに周りの皆さん微笑ましい視線で見守っていらっしゃるけれど、ターボにももっと慈しみの視線を投げかけてあげてもいいと思うんだ、カノープスの同輩たちよ。

ちなみに、天皇賞・春の本番前に正面ゲート前でキタサンとサトノが泊まり込みしてますが、実際往時の競馬場では大きなレースの前では泊まり込みで場所の確保をしている人たちが結構いました。
……日曜日、レースが全部終わって帰る時にすでに来週に向けて場所確保してる人たちが正面ゲート外に並んでた、なんて光景もよく目にしましたし。一週間前からですぜ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」


とまあ、泊まり込みをしないとスタンド前の良い位置を確保できないように、実際は観客でギチギチで作中のようにゴルシが弁当売って回る、なんて余裕は一切ないでしょう。
このとき、京都競馬場の入場者数は10万人を越えていました。地方都市の人口なみの人員が、この日マックイーンとテイオーの世紀の対決を目撃するために京都へと押し寄せていたわけです。

ちなみに東京競馬場のほうがもっとよく入るので、前期のスペちゃんのクライマックスであるジャパンカップでは15万人を超える観客が集まっています。現在の日本のスポーツ系イベントでこれだけ人が集まるものは早々思いつかないです。それも現在はコロナのおかげで一切なくなってしまっているのですが。

ツインターボ、トウカイテイオーの絶対に諦めないという精神に感化されたのか、出走予定がないのに勝負服を来て、誰か出走回避したときは自分が代わりに出てやるぜー! と息巻いていましたが。
リザーブ出走というのは競馬では残念ながらアリえません。出走の際には事前に出走登録を提出しておかなくてはなりません。トウカイテイオーが菊花賞に出るか出ないかの瀬戸際の際に、トレーナーがトウカイテイオーの名前を書いた出馬登録の用紙を準備していたシーンがありましたが、あれ出しておかないとダメなんですよね。
クラシックと呼ばれる5大競争。皐月賞・東京優駿(ダービー)・菊花賞・桜花賞・優駿牝馬(オークス)はこの当時特に厳しく、クラシック登録というのを皐月賞・桜花賞がはじまる以前に出しておかないと、あとでどれだけ優秀な成績を残しても途中参加できませんでした。
このため、クラシックに挑戦できなかったのが【シンデレラグレイ】で主人公をやっているオグリキャップだったんですね。
このオグリの一件で出走登録の件が問題となって持ち上がり、クラシック追加登録という形で途中参戦が叶うようになるのが、このマックイーンとテイオーが戦っている1992年代だったのです。

というわけで、天皇賞春本番。なんでダイユウサクことダイサンゲンちゃんがずっとオーラ発していたのかは私もわかりません!! いや、なんかすごく目立ってたけど! 面白かったけど。
メジロパーマーがまた勝負服といい、快活なお嬢様キャラっぽいところといい凄く好きなんですわー。意外とウマ娘の中に居なかった「ポニーテール」というのも印象的。この見た目からサラブレッドっぽいところなんぞ、なんか良くないですか? 良くないですか?
何気にこの時期のメジロの馬の中では自分、パーマーが一番好きだったんですよね、なんでかは理由覚えていないのですけれど、パーマーが好きだったのを思い出しました。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 (2)



そして突然語りだすモブ競馬ファンの男二人。何気にED見るとちゃんと二人名前あるんですね。
レースの特徴や見所、注目点などを簡潔に語ってくれているので、これ競馬初心者にも易しいんじゃないだろうか。

地下馬道で行き合うマックイーンとテイオー。いや、本来ならパドックから同じルートで来るので、あんなふうにバッタリ、というのはないんですけどね。
ここから、常に前を向いて視線をそらさないマックイーンと、時折マックイーンの方に視線を向けて彼女を目で追うテイオーの姿が見えて、二人の姿勢の違いが浮き彫りになってくる。
とはいえ、これテイオーが悪い、というわけでもないんですよね。ライバルとなりえる馬をマークして狙い撃つ、というのはレースの運び方の中でも有力な作戦の一つです。
実際、作中でもミホノブルボンの事をレース中ですらない練習中、或いはそれ以外の場面でもマークしまくっている馬が一頭いるわけですし。
一期では、スペちゃんをマークして見事に差し切ったグラスワンダーのような実例もありますし。
要は目まぐるしく動くレース展開の中で、どう動くべきか見極める、その判断が重要になってくるんですなあ。

じゃんけんに負けてちょっと泣きそうになってるマックイーン、かわいすw 耳ぺたーんてなってるw
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」(3)



発送前にマックイーンが落鉄して、蹄鉄の打ち替えになったのも、これ史実どおりですね。ちなみに、馬は自分で蹄鉄打ち替えないですからね!! 騎手が打ったりもしませんからね!
ちゃんと発走地点には装蹄師が一人待機して、万が一に備えております。万が一というほど起こるケースは少ないわけではないですが、レース直前となるとやはり稀ですね。
レース中に落鉄してしまうケースはそれなりにありますが。

阪神大賞典でマックイーンの二着だったカミノクレッセことカミヤクラシオン。前回はG兇世辰燭燭瓩紡料猊でのレースとなっていましたが、今回はG1ということでマックイーンの新勝負服もさることながら、カミノクレッセの勝負服にも注目。ティンカーベルみたいな緑の妖精みたいな衣装がなかなかによろしい!!
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 (4)



レースはスタート直後からメジロパーマーが先頭に立ち、レースを引っ張ることになる。
ちなみにパーマー、他のウマ娘たちが前傾姿勢で走っているのに対して、この子だけ真っ直ぐに立って走ってるんですね。これ、実際の馬の方のメジロパーマーに遵守していて、パーマーってやたらと首真っ直ぐ立てながら走るんですよ。実際のレース映像見てもらうと一目瞭然なんですけど、他の馬たちと走る姿全然違うんですよね。
この走り方は一期でもエイシンフラッシュが同じような直立走法していましたが、あれも実馬に合わせたスタイルでした。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 (5)



マックイーンが見える後ろの位置から、常にマックイーンの動向を見ながら走るテイオー。ちなみに、テイオーが走るシーンの彼女の背後にカミノクレッセがぴったりと付けているのにご注目。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 (6)


そして二週目の向こう正面を過ぎた3コーナーでついにテイオー仕掛ける!
……2話でゴルシが京都は3コーナーで仕掛けちゃダメって言ってたでしょう、テイオーちゃん!
でも、実はここでマックイーンもラップタイムをあげてきてる。つまり、ロングスパートに入ってるのである。知らず、ここでトウカイテイオーは消耗戦に引きずり込まれていた、とも言われるんですね。
このロングスパートを見ると、マックイーンがゴールドシップの爺ちゃんだというのも納得させられるんだよなあ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 (7)


800の標識を越えたところで先頭のパーマーを躱してトップに躍り出るマックイーン。そしてマックイーンを追い詰めていくトウカイテイオーの一騎打ち! 
と、見せかけてこのシーンでトウカイテイオーの外にカミノクレッセがまくって来てるのが確認できるでしょうか。
画像の左上に、きっちりカミノクレッセの足が見えてるんですよ、これ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」



4コーナーを回ってついに最後の直線へ。パーマーがかわされつつも、なおも粘っているのがわかります。また、ぴったりとトウカイテイオーにつけたカミノクレッセ。手応えとしてはこの時、明らかにテイオーよりもカミノクレッセの方が上なんですよね。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」(8)


伸びないテイオーの脚。荒れた馬場に未知の距離、そして3コーナーからの長い長い加速にこの時すでにテイオーの脚には余力は残っていなかったのです。消耗戦に引きずり込まれたテイオーに、もはや切れ味は残されていなかった。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」(9)


一方でマックイーンの脚は止まらない。衰えない。ラップは加速を続け、後続をちぎっていくマックイーン。この加速についていけたのは、同じ上がりタイムを記録したカミノクレッセのみ。
勝つときは常に完勝。退屈とまで称されたメジロマックイーンの競馬の体現でもありました。
はるか遠くへと遠ざかっていくマックイーンの背中。それは今まで負けたことのないトウカイテイオーが見たことのない光景。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」(10)

このマックイーンの名を叫ぶテイオーの形相が胸を打つんですね。それが、敗北の味だ、トウカイテイオー。一期ではスペちゃんことスペシャルウィーク、皐月賞でセイウンスカイに負けて以降、君ほんとに主人公!? と思ってしまうくらい負けまくり、ある意味敗北の味には慣れてる子でもあったのですが、トウカイテイオーはその点これまで怪我による挫折は経験しても、自身の実力が及ばなかったというのはこれが初めてだったんですよね。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」(11)

マックイーンどころか、他のウマ娘たちにまで抜かれていくテイオー。これが通常のスポーツものだったら、世紀の対決なんですからトウカイテイオーは負けたって2着に入るところなんでしょうけれど、この作品にはそんな容赦なんてありません。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第5話「無敗と連覇」 12

結果は5着。完敗でした。
ちなみにカミノクレッセ、阪神大賞典では同じくマックイーンの2着でしたが、あのときは3着に9馬身離してちぎっており、この天皇賞春でもご覧のように3着に5馬身もあけての2着に入っています。

この後、カミノクレッセは春の間にさらに安田記念というマイルのG1……天皇賞春が距離3200メートルなのに対して安田記念は1600メートルという一気に半分の、長距離戦から短距離戦へと挑み、なんとここでも2着惜敗することとなります。
この時勝利したのが11番人気のヤマニンゼファー。翌年の短中距離界を席巻する事になる強烈なるそよ風が覚醒を見たレースでありました。

ことごとく、その時その時の立役者にG1勝利を阻まれる運命にあるんだよなあ、カミノクレッセ。

そして涙をこらえ、勝ったマックイーンを称えるテイオー。勝者がいればそこには必ず敗者がいる。
勝つのが当たり前だったトウカイテイオーにとって、それが今まで彼女が下してきた対戦者たちと同じ立場に立った瞬間、ある意味これがはじめて「勝負」を痛感した瞬間だったのかもしれない。

三冠ウマ娘には、怪我で挑戦すら叶わなかった。
次に目指した無敗のウマ娘という目標は、ここに潰えた。
トウカイテイオーが進むべき道は、この先どこにあるのだろう。
幼い時シンボリルドルフに憧れた瞬間から、常に目標に向かって走り続けていたトウカイテイオー。その目標がすべて失われたとき、彼女はもう一度走りだすことができるのだろうか。




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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第4話「TM対決!」  

ダイユウサクことダイサンゲンちゃん、有馬記念だけの一発だけじゃなく、今後もちょくちょく顔見せてくれるのか。
一応有馬記念を勝ったグランプリ馬なのですから、そりゃ春のG1戦線では主役の一人だったはずなので、主要なレースには顔出してきますわなあ。

というわけで、トウカイテイオー復活の産経大阪杯はイクノディクタスの逃げではじまるものの、トウカイテイオーは楽に追い出し、そのまま全力を出すこともなく余裕で周囲をぶっちぎりダービーでの骨折以来のレースを圧勝で飾るのでした。
実際のレースでもトウカイテイオー、最後の直線をほぼ騎手は持ったままで追うこともなく悠々と勝ってしまったのでした。レース映像見てもわかるんですけど、本当に騎手の岡部さん手綱持ったままなんですよねえ。

競馬では最後の直線では鞭を入れつつ手綱を短く持って絞る……手綱を扱くともいうのですが、これによってハミと呼ばれる馬の口に噛ませている器具を、奥歯に噛ませる事でゴーサインを出します。
そして騎手自身が全身を使って馬の動きに合わせて自分も動くことで、馬を前へ前へとグイグイ進めさせるんですね。これを大まかに「馬を追う」という動作になります。細かく言うとまた違うんですが。
でも、スピードが段違いで本気で走る必要がないほど他馬と差があったりすると、騎手も馬に必要以上に頑張らせる必要もないので、追う、という動作をしないまま、上に乗ったままでそのまま悠々と勝ってしまうケースがあるんですね。
産経大阪杯のトウカイテイオーは、まさにその典型とも言うべき圧巻の勝ち方でした。実況の杉本さんが、何度も「まだ追っていない、岡部追っていない」と繰り返していたほどでしたしね。

無敗の馬が、怪我からの復活レースでこれほど凄まじい圧勝劇を見せたのですから、正直な所天皇賞・春でのメジロマックイーンとの対決で、トウカイテイオーが下馬評で圧倒するのもまあ無理からぬところなんですよね。
対してのメジロマックイーンは、昨年秋は天皇賞秋では降着、ジャパンカップでは外国馬に太刀打ちできず、有馬記念ではダイユウサクにまさかの敗戦、とどうしても勢いには欠けていましたし。
しかし、阪神大賞典できっちりと完勝してみせたのですから、マックイーンからすれば納得のいかないところかもしれませんが。

と、ちょっと驚いたのは、トウカイテイオーの一つ下の世代。ミホノブルボンのクラシックロードも同時進行でやるんだ!!
坂路という急坂道の調教用コースで普通の馬ならぶっ壊れるとまで言われたスパルタ特訓で鍛え上げられたミホノブルボン。その馬体はさながら筋肉の塊と化して呼ばれた異名が「サイボーグ」。
無敗の三冠馬を目指してひた走ったトウカイテイオーに続くように、ミホノブルボンもまた精密機械さながらのラップを刻む逃げで、クラシックの第一戦目皐月賞を勝利する。
面白いの、同じ逃げ馬でも色んなタイプがいるって所なんですよね。ウマ娘として見るとこれが非常にわかりやすいのだけれど、一期の異次元と謳われたサイレンススズカ。そしてこの2期では二段噴射のツインターボに根性のイクノディクタス、バカ逃げコンビと語られることになるダイタクヘリオスとメジロパーマー、そして精密機械のミホノブルボンとたくさんの逃げウマ娘が登場するのですが、ほんと同じ逃げでもみんな毛色が違うんだわ。面白いよねえ、こういうところ。

さても、そんなミホノブルボンにひっそりとつきまとう妖しい影一人。未だブルボンの後すら追いきれぬそのウマ娘。彼女の名はライスシャワー。その名は覚えておいてほしい。
トウカイテイオーとメジロマックイーンが主人公となるこの第二期で、ミホノブルボンの三冠への道が描かれているのは、或いは彼女の存在を知らしめるためなのではないか、と思ってしまうのであります。

いやあ、今期はほんとに色んなウマ娘にスポットが当たる群像劇みたいな形になってて嬉しいですわ。まさにこの1990年代の競馬界を彩ったスターホースたちの共演になってて、テンションも盛り上がる盛り上がる。


メジロマックイーンのおばあさままで登場してしまってまあ。
このおばあさまのモデルは、メジロ軍団のオーナーだった北野ミヤさんとマックイーンの祖父であるメジロアサマのハイブリッドと言われていますね。
マックイーンが大事にしている天皇賞春の盾が3つあるのは、メジロアサマ、その子であるメジロティターン、そして昨年のマックイーンと親子三代に渡って勝ち取ったものです。
おばあさまの声の人がガンダムのハマーンの榊原 良子さんなの、マックイーンの親がティターンなのもちょっと関係在るんじゃないですかね!? いや、アクシズじゃないんですけど。むしろ敵のティターンズなんですけどw

トウカイテイオーが上との評判にいきり立つマックイーンに対して、おばあさまの説諭がまたいいんですよね。亀と兎の競争の昔話に例えて、
『子供の頃うさぎと亀の絵本を読んであげましたよね。どうして亀が勝ったかわかりますか?』
『…』
『うさぎは亀を見ていた。しかし亀はゴールを見ていた』

ライバルの存在は大事。でも、それよりも大事なもの、あるはずですよ。というおばあさまの言葉は、マックイーンの意識に染み渡っていきます。
これ以降のテイオーとマックイーンの姿勢の差がさらりと様々な場面に描写として表現されていて、これもまた興味深いというか面白いんですよね。



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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第3話「出会い」  


いきなり有馬記念、なんとびっくりダイユウサクがw
未だにあの一戦で覚えている人も多いだろうダイユウサク。今期はほんと本来の馬名のまま出られるウマ娘と違って、変名で出てるモブのウマ娘たちでもちゃんとスポットあたってくれるので嬉しいやら楽しいやら。

カミノクレッセ、懐かしいなあ。今作ではカミヤクラシオンという名前で登場していますが、G1こそ勝てなかったものの、間違いなくこの年のG1戦線の主役の一頭でした。
阪神大賞典でも、結局メジロマックイーンには最後5馬身もちぎられてしまっていますけれど、3着とはさらに9馬身離してて後続ぶっ千切ってるんですよね。
実況では一騎打ちにならない! と叫ばれてしまっていますが、3000の長距離に雨の荒馬場というメジロマックイーンの土俵であった事を考えるなら、よくついていったなあ、と。
彼女もまたカノープスに入っても不思議ではない戦歴なんですよねえ。
ってか、この時代名バイプレイヤーがいっぱい居すぎる。
マチカネタンホイザも、新たにカノープスに新人として加わりましたけれど、そうかこの娘トウカイテイオーやナイスネイチャよりひとつ下の世代になるのか。
このウマもまた、ずっと一線級で長きに渡って上位を争い続けたでねえ。名前がまた印象深かったんですよ、というかインパクト強かったというべきか。タンホイザーとは有名なオペラの演目の一つなんですけど当時はクラシックなんて知らないガキですし、今と違ってネットで調べるなんて事も出来なかったのでタンホイザって何のことかわからないんだけど、兎に角なんかカッコいい! となってこのウマ、すごく印象残ってたんですよね。
マチカネと来たら自分の中ではフクキタルじゃなくてずっとマチカネタンホイザが代名詞でした。
しかしこの娘もツインターボとは方向性の違うアホの娘やなあ。ほわほわ系。イクノディクタスも、知性派に見えて脳筋系アホの娘ですし、カノープスってばこんなんばっかりか。ネイチャも苦労するだろうな、と思ったらわりと一緒に流れに身を任せて、トレーナーに苦労が一点集中してるw


さあ、次回はトウカイテイオーの復帰戦、大阪杯だ。詳しくは描写されていないけれど、ウマ娘は現在のレース編成に遵守しているので、当時G2だった大阪杯も、現在の通りG1扱いで勝負服を着てのレースとなるらしい。しかも、新衣装。え!? 新衣装とかあるの!?
不死鳥を体現するような赤い羽根まとう勝負服に身を包み、いざトウカイテイオー復活のとき。




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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第2話「譲れないから!」  

ちょっ、もう、やだもう、ボロ泣きなんですけど。マジ泣きしてしまったんですけど。
まだ2話ですよ? 2話でこんな神回とかどういうつもりなの?
まだ10話はあるんでしょ!? 2話で最終回並みに号泣してしまったんですが。

多分、テイオーの悔しさだけだったらこんなに泣く羽目にならなかったと思う。自分不在の菊花賞。あのはじまった、スタートしてしまった時の「はじまっちゃった」というつぶやきでもう来そうではあったんですけどね。
イメージで、シミュレーションして、自分が集団の先頭を走る姿を幻視して、でも現実にはそこに居ないという事実に打ちのめされて、こみ上げてくる涙に打ちひしがれて俯いて。
そのままレースが、テイオーが顔を上げられないまま終わってしまったら、ただ悲しい、ただ悔しい、それだけで終わってしまったと思うんですよね。
でも、最後の4コーナーのカーブを曲がって、馬蹄の音が聞こえてくる。現実の、今本気で菊花賞を走っている同世代のライバルたちの息遣いが近づいてくる。
ハッと顔をあげたトウカイテイオーの目に飛び込んでくる、先頭を走る自分のイメージを越えて突き抜けてくるライバルたちの姿。
「言わせない言わせない言わせない言わせない、トウカイテイオーが出ていればなんて
絶対に言わせない!!」

どちらかと言えばずっと穏やかでいつくしみ深き優しさを感じさせる娘だったナイスネイチャの、血を吐くような闘志剥き出しの形相とともに吐き出される魂の叫び。
もうここで決壊しました。無理ですよ、もうこんなの無理ですよ。
他の娘たちも誰一人ムリーと言わない。落ちてかない。今ここにいない最強馬トウカイテイオーの幻想に真っ向から立ち向かって、トウカイテイオーには負けないと。自分たちの方が上だと。上だと。上なんだ、と。
叫ぶんですよ。
駆け抜けていくんですよ。
そんな同期たちの姿を目の当たりにして、ライバルたちの叫びを前にして、テイオーも思わず叫ぶんです。
行け、行けッ、走れぇぇぇ!!


もうボロ泣き。ボロ泣きです。泣くわッ、泣かいでかっ!!
テイオー不在のレースで。それもウマ娘として登場しているのナイスネイチャだけ、という出走馬ばかりの菊花賞で、こんなに熱くさせてくれるとは思わなかった。レオダーバンことレオナタール、正式なウマ娘になってないのに、これだけスポット当ててくれるの、なんかもう嬉しいですわ。
そんでネイチャ、ネイチャもう本当に大好き。元々好きな馬でしたけど、もうこの1話2話でさらに好きにさせられました。
この2期の主役てトウカイテイオーとメジロマックイーンですけれど、ヒロイン枠ってナイスネイチャでしょ、これ!?
2話にして初公開のOPでも、レースシーンの最初に持ってこられたのナイスネイチャの高松宮杯という大厚遇ですし。
今回、チームカノープスって裏主人公組というくらいのかなり良いポディションなんじゃないでしょうか。
さらにボスラッシュがまた、メンツ刷新されていて、メジロパーマーにダイタクヘリオス、メジロライアンにウイニングチケット、ナリタタイシン、ミホノブルボン、そしてライスシャワーにビワハヤヒデ、とこの名前見るだけで鼻血出そうなんですけど。
ライスがやっと本格登場ですよ!
それはそれとして、OPのキタサンブラックとサトノダイヤモンドが可愛すぎるんですけど!!




このアニメ、ホンマに5期くらいまでやるんじゃないですか。チームスピカだけでも、ダイワスカーレットとウォッカでもう一期確実に激燃えの物語出来ますし、オグリの漫画のアニメ化も充分やれますし、ぶっちゃけウマ娘になってる子ら、全員主人公で一期余裕で作れる伝説持ちなんですから。





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ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第1話「トウカイテイオー」  



ウマ娘第二期!! トウカイテイオーが主役となるストーリーのはじまりである。
ちょっとやばいくらいテンションアガってしまってます。うおおおお!!

もう既に三周くらい見ちゃってるんですけど。今回は、一期に増して新キャラがたくさん登場してるんですよね。
二期に入って新たに加わったウマ娘以外にも、アプリでは出演が決まっていたもののアニメの方には姿を見せていなかったウマ娘たちが、居るわ居るわ。というか、背景で歩いているウマ娘たちが殆どネームドなんですけど!

初っ端からシンボリルドルフのダービー。あのビシっと指を二本立てた腕を振り上げるシーン、カッコいいなあ。皐月賞、ダービー、そして菊花賞と一冠取るごとに差す指の数を増やしていった、あれである。
テイオーと同じ感じでカッコいいカッコいい言いながら身体が前後に揺らしてしまいました。カッコいい!!


一期では寮のプライベートルーム、スペシャルウィークとサイレンススズカの部屋しか結局映されなかったのだけれど、トウカイテイオーのルームメイト、マヤノトップガンなのか。
F14戦闘機の写真飾ってあるのちょっと笑ってしまった。本人ほわほわしたキャラなのに、トップガン!

ゴルシはほんと、登場するだけで絵面だけで面白いよな、こいつ。なんでセグヴェイに乗って登校してくるんだよ、こいつ!!

繰り返しになりますけど、メインキャラたちの会話が繰り広げられている後ろでも、普通に通り過ぎていくキャラがほとんどネームド! ちゃんと名前がテロップつきで表示されるのは、一期からだけど、今回はキャラが歩いたり動いていくのにくっついて名前テロップも一緒に動いていくぞww

イナリワンとオグリとスーパークリークとタマモクロスが並んで歩いていく後ろが、ちょっとインパクト強すぎてチームスピカの会話頭入ってこなかったんですけどw
あと、やっとこウマ娘になったメジロ一族のメジロパーマー、折角の登場なのに一瞬! 一瞬すぎる!!
エアグルーヴがフラッシュ炊かれてるww いや、史実ではえらい事件だったわけですけど、こっちだとあのエアグルーヴがやたらかわいい声で悲鳴あげてるのがw

オープンキャンパスで訪れた小さなウマ娘二人。メジロマックイーンとトウカイテイオーが案内することになったこの子たち、キタサンブラックとサトノダイヤモンドなんですよねえ。
まだトレセンに入る前の仔馬なのですけれど、いつか大きくなって登場してくれるのかな。

テイオー、この一話の間、ずっとぴょんぴょん跳ねてて可愛いなあ。トウカイテイオーはその足首の柔らかさから、歩様がめちゃくちゃ特徴的だったんですよね。まるで踊るように跳ねるように見えたことから名付けられたのがテイオーステップ。
それを体現するかのように、他のウマ娘と比べてもほんとに歩いてても走ってても跳ねるように動いてる。その躍動感がほんと素晴らしい。

トウカイテイオーが主役となることで一期から少し世代を遡るせいか、脇を固めるキャラクターたちも前期よりも一回り前の世代が主だってくるわけですけれど。名バイプレイヤーと言えば、やはりナイスネイチャですよね。
テイオーと二人でご飯食べているシーンで感じたのだけれど、ネイチャ、だいぶ重要なキャラになりそう。性格的にも落ち着いていてすごく包容力がある感じなんですよね。おバカ前回のツインターボに向けた優しい顔もそうなんだけれど、苦しいときとかしんどいときでも寄り添ってくれそうな雰囲気がある。一期でスズカがあんな事になった時も、だいぶ心配してくれてたし。
今後、苦しい思いをするテイオーですけれど、別チームとはいえナイスネイチャは重要な場面で関わってきてくれそう。
それにしても、食堂シーンは後ろでオグリがご飯食べてないとやっぱり落ち着かないな!!
そして、ツインターボはもうなんというかターボだな!!
ターボのナイスネイチャ呼ぶ時のねいちゃ! が姉ちゃ、に聞こえてなんかほっこりとしてしまった。


レースの方は一話にして、トウカイテイオーのダービー挑戦から。もう皐月賞は勝ってるんですよね。
スズカさん、遠征中のアメリカから視聴してくれているのはいいんだけど、眠そう。めっちゃ眠そうw
細江純子さんの解説がまた見られるとは思わなかったなあ……。

トウカイテイオーと何度も対戦することになるレオダーバン。このウマ娘では史実通りの名前ではなく、リオナタールという名前になっているけれど、かなりちゃんと描写されてますね。セリフもありますし。もう一頭、シュガーブレイドはシャコーグレイドかー。
一期にも増して、モブのウマ娘がそれぞれ衣装も含めてキャラしっかり描かれてるんですよね。これ、ウマ番号見たら誰がどのウマなのかちゃんと分かるようになっているので、当時の第58回東京優駿の出馬表と見比べて一人ひとり確かめてしまいました。
ただ、当時20頭立てなのが18頭立てになっているので2頭消えちゃってるんですよね。史実では大外20番に入ってるトウカイテイオーが大外18番になっているので、さてどのウマが消えているのか。

レースシーンは相変わらず、燃えるなあ。ただ、今回はライバルキャラがいないせいか、せめぎ合うというところまで行かず、すんなりとトウカイテイオーが勝ってしまう感じ。実際、圧勝でしたしね。
しかし、既にこの時、今後のテイオーの競馬人生に黄色信号を灯す出来事が起こっていたことに、まだ誰も気づいていなかったのである。

ってか、ラストのライブがすげーー!! ちょ、なに!? なにがはじまったの!?
制作会社が一期から変わったせいか、というかシンフォギアのスタッフが入ったから? ライブシーンがえらいことになってるんですけど。下手なアイドルものよりもすげえんじゃないですか!?
テイオーの歌もすげーカッコいいし。そのままEDに入っていくの、かなりテンションあがったのですが。
一期では正直要らないなー、という感じで実際殆どなくなってしまったライブシーンですけど、これ要所要所ではキメてくるのも大いにありなんじゃないか、と思えるライブシーンでありました。


もうアニメはじまると聞いてから楽しみで仕方なかったこの二期ですけれど、凄まじくあがっていた期待値を、そのままぶっちぎってくれた感すらある素晴らしい二期スタートでありました。
ちょっとたまらんくらい素晴らしかった。これ、毎週見れるの嬉しすぎるんですけど!!




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プロメアを見た。  

アマゾンプライムで視聴。見よう見ようと思ってなかなか時間なかったんですよね。


『プロメア』(完全生産限定版) [Blu-ray]
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……この前で腕組んでる子、女の子とちゃうんかーい!!?
騙された、見た目に騙された。いや、ヒロインというのは間違ってないと思うのですが、男の子じゃないか。
いや、途中までは普通に悪役か、なにか事情のあるライバル役、みたいに思ってたのです。ちゃんと相方かつヒロイン役としてアイナというピンク髪の子がヒロイン張ってましたからね。
ですが、後半入ってから俄然主役のガロに対して、リオが相棒役になってくるしさらには囚われのヒロインかよというような立ち位置になってくるものですから、見た目の可憐さも相まって「あれ? 実は女の子? 実は女の子?」と疑念が生じるようになってきたのですが。
おまけに、アイナとは素振りだけでしなかったキスまで人工呼吸でしちゃうし、心臓マッサージではだけた胸が本当に平らなのか平らなのか、ガン見してしまいました。
平だったよ!

そうかー。

お話の方はおおむねオーソドックスだったように思います。長年のテロ犯罪のボスであるというリオが最初の一発目でガロにとっ捕まってしまった時点で彼はラスボスじゃないんだろうな、というのがわかりましたし、わかりやすくラスボスなんだろうな、と言う人がその通りにわかりやすくラスボスでしたもんね。
それでも、地球がマグマに呑まれる危機が迫っているという事情も相まって、ラスボスの人にもラスボスを張るだけの真っ当な理由があるのでは、というルートもあるんじゃないかなー、と思いながら見ていたのですが、思いの外真っ当な理由なにもなかった! 私利私欲だった! 子供のガロを火災から救ったという過去から、なにか変節する事件かなにかがあったのかと思ったら全く何もなかったし!
最初にガロを逮捕したときの、前から嫌いだった発言も、本心ではなく突き放すため、という風に見えなくもなかったんですけどね。というか、本当は本意ではないんだ、という風に見える演出は意図してやってたんだろうな、これ。

アクションは評判どおりスピード感と迫力あってさすがは劇場版、というレベルの動きが最初から最後まで続いておりました。あんだけ宇宙船ぶっ壊したら、エンジン無事でも後続かんでしょうにw
トリガー特有の映像表現もかなり濃い目に特徴的にやってましたね。氷がブロック状なのはともかく、炎もスクエアなどで表現するのはなかなか個性的だったように思います。あんまり炎に見えませんでしたけどね。

声の方はもう堺雅人が圧倒的に堺雅人でした。声を通してキャラにまで堺雅人が幻視して見えてきそうなほどの、あの存在感w 
ガロとリオも、そういえば役者の人だったのですね。最初、なんか声量とか声の質が薄いなー、とは思っていたのですが。クライマックスはちゃんと芯入ってたように思います。

まあストーリーは前述したように特にひねりもなかったので、あの激しいアクションを楽しむ映画だったんじゃないでしょうか。

2020年秋アニメ 感想 その2  



戦翼のシグルドリーヴァ

ちゃんと飛行機乗ってるストライクウィッチーズ。と言ってしまっては語弊があるか。ワルキューレたちも、史実のエースたちをモデルにした、というわけではないですしね。
英霊機というアイデアは面白いと思うのだけれど、あの白い翼だけはいただけない。見た目がダサすぎるし、違和感がありすぎてなんともなんとも。
でも、それ以外は話が進むにつれて個人的には評価うなぎのぼりであります。戦争、戦争をしているのだ。
3話の宮古は衝撃的ですらありました。あそこまで覚悟を持って全力で笑っている娘だったとは。彼女に限らず、館山基地の皆はみなが太平楽に笑っているようで、覚悟決めて戦っているのだというのが伝わってきて、話しそのものが引き締まったように思います。今後、どんな平和でのんびりしたエピソードが入っても、彼らが気を抜いていたり油断している、とは思わないだろうなあ。
アズズ、かわいいです、アズズ、ちょっと好き過ぎるかもしれない。

……あれ、絶対オーディンじゃないですよね?

EDは未だに見る度に泣きそうになります。

あと、野上武志さんの漫画で男連中主役のスピンオフ掲載中。
ストライクウィッチーズの「アフリカの魔女」的なものと。







ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ここからは原作積んじゃっててどんな展開かを知らないだけに、新鮮な気持ちで見ています。
ヘスティア・ファミリアのメンバーがほぼ固まったのってこのあたりからなのか。ヴェルフの兄貴が貫目を担って、リリが常に冷静で客観的、或いは憎まれ役な意見を言う役割を担ってるんですね。
リリが完全に参謀役なんだなあ。憎まれ役とはいえ、今まで相手の顔色を伺うような立ち回りばかりしてきた彼女が、こうして自分の意見を強く主張し、一度方針が固まれば縁の下の力持ちとして皆を下支えするのを自ら課して頑張っているというのは感慨深いです。
なにはともあれ、先の展開を知らないだけに面白い。





ひぐらしのなく頃に業

ひぐらしってもういつ以来ですだよ。
リブートかと思えば、まさかの完全新作。鬼騙し編である。舞台が昭和だけあって、最初にゲームが出た段階から既に古い時代のお話だっただけに、平成過ぎて令和になっても昔という意味では変わらないので、作中の世界観に古さは感じないのが何とも面白い。
しかし、色々と既に知っているだけに、裏の動きを色々と想像できてしまうのはこれもまた面白いな。ルートの分岐となる部分や誰それの生存ルート、なんかも見えるわけですし。とはいえ、全部知っているはずの梨花ちゃんが今の所あんまり動いていないように見えるのは、実際動いていないのかその様子が描かれていないのか。
綿流しのお祭りでの梨花ちゃんの演舞は、こうしてみるとたしかにもろに殺人の再現だよなあ。




100万の命の上に俺は立っている

マガジン系の漫画はアプリの方で見れるのが多いんですよね。本作も月刊連載中のを数ヶ月遅れになるのかな、それを読んでます。
面白いです。
うん、これがなかなか主人公の思考回路がイカレてるわけじゃないんだけれど、価値観にしても倫理観にしても普通な部分とズレている部分が重なっていて、行動原理が非常に面白い。
相まって、クエストのクリア方法もあとに行くほど難解というか一筋縄では行かなくなって、力押しだとかレベルを上げて物理で殴るではどうにもならないケースになっていくわけで。
まだ3話あたりまではおとなしいのですけれど、カハベルさんが出てくるあたりから本作の妙味が見えてくるのではないでしょうか。
ただまあ、アニメは演出がなんか野暮ったいんですよね。アニメになって面白さがブーストする、というタイプの作品にはならないかも。





魔王城でおやすみ

週刊少年サンデー連載中の、魔王に連れ去られた姫が魔王城を自宅のように闊歩しつつ、あらゆる手段をこうじてあらゆる安眠快眠を手にするために暴れまわる、というお話。
いやほんとに早々に姫様、魔王城内のアンタッチャブルになってしまうのが笑うのです。誰も彼もが姫様に手を出せない、歩く災害、忍び寄るトラブルメーカー。
だいたい人質が檻出て城の中うろついていても、みんな強く言えないあたり魔族たちが可愛すぎるんですが。まあ魔王タソガレが一番ナイーブで繊細で内気、というあたりでどうにもならないのですが。
にしてもこの姫様、全部自作で作ろうとするあたりDIY能力が高すぎるw
今季、一番ガチで腹抱えて笑え転げてしまった。漫画読んでたんですが、それでも姫様のなさりよう、面白すぎたw





魔女の旅々

GAノベルから刊行のライトノベル原作。原作は2巻までだけ読んでます。
キノの旅を類似作品にあげられることが多いですけれど、旅先で一話ごとに様々な国を訪れ、様々な人と出会い、というあたりは確かに同じ系統なんですよねえ。
というか、映像美が本当に凄い。景色の奥行きや細部まで丁寧に描かれた背景美術とともに、鮮明かつころころとよく動くキャラの表情、仕草。こう、見てるだけで圧倒され、魅入られる視覚に叩き込まれるパワーは凄いです。
ただまあ、その映像力に見合うだけの力ある、或いは衝撃的なエピソードがあるかというと今の所あんまりピンと来た話はないかなあ、と。
いやまあ、そう言えば原作の方もあんまり自分、ピンと来てなかったので当然なのかも知れませんが。イレイナさんは確かに可愛いです、見た目超美人です、はい。




無能なナナ

これ、最初の一話か二話かくらいまで昔試読で読んでたんですよね。なので、どんな展開かは知っていてしまったので、何も知らない人が感じただろうインパクトは残念ながら感じられなかったんですよね。残念。ってか、どれくらいインパクトあったんだろう。PVなんかでは完全に迷彩していましたが。
ともあれ、それ以降の展開はまったく未見なので何も知らないままで楽しめていますけれど。
いやでも、結構ナナさんのやり方ガバガバな気もするのですけれど、傍目から見たら怪しいことこの上ないぞ。とはいえ、生徒たちの視点から見たらそこまでは怪しくないのか。
最初の方はともかく、全員をターゲットにしているのなら途中から流石に警戒度も上がっていくだろうし、人数減れば減るほど難易度あがりそうだし、どういう目算でナナがやっているのかは気になるところ。というか、アニメではどこまでやるんだろう。漫画はまだ連載中なので絶対途中で終わることになると思うのだけれど。




ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ラブライブ、ファーストシーズンは観たのだけれど、以降は全然見てなかったんですよね。
本作もなんとなく時間もないし、見てなかったのだけれど、たまたま最新の四話を見たらちょうどメンバー全員揃ったのかな? そして、天真爛漫なギャルっ娘・宮下 愛が魅力的すぎた。いや、この娘はいいわー、うんハツラツとしていて眩しい、眩しい。
今回はグループじゃなくてソロ活動という今までにないアプローチもあるようで、ちょっとおもしろそうなのでこのまま視聴継続してみたい。愛さんは強力でありました。




 
12月3日

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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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