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アース・スターノベル

戦姫アリシア物語 婚約破棄してきた王太子に渾身の右ストレート叩き込んだ公爵令嬢のはなし ★★★★☆  



【戦姫アリシア物語 婚約破棄してきた王太子に渾身の右ストレート叩き込んだ公爵令嬢のはなし】  長門佳祐/葉山えいし アース・スターノベル

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「アリシア・ランズデール! 貴様との婚約を破棄し、反逆罪で……へぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!」
王太子に会心の右ストレートを放つとともに国外へ脱出した公爵令嬢アリシア。元帥号をもつ将校かつ、戦の天才でもある彼女を助けたのは、敵国の第一王子で、しかも理由は「嫁にしたいから」だった!?
帝国軍にアリシアを迎えることで、長く続いた王国VS帝国の戦は、最終局面に突入。反逆罪ものの大事件の行く末は? ほのぼの優しくてくすくす笑える、ドタバタ戦乱コメディ。

超大ウケ!!
やばい、なんだこれ、めっちゃ面白かったんですけど!?
あらすじの「ドタバタ戦乱ラブコメ」ってなんだよ? と思う所なんですが、読むとドタバタ戦乱ラブコメなんですよ、確かに。しかも「ほのぼの優しくてくすくす笑える」、てのもその通り。
何しろ、登場人物の殆どがアリシアを筆頭に愉快な愛すべき馬鹿ばっかり。戦記物でシリアスな場面も血腥い場面も確かにあるのだけれど、基本的に敵も味方も憎めないやつらばかりなのである。
優しい世界、なのだ。
王太子をぶん殴る、という言い逃れできない大逆罪をやらかしてしまったアリシア、なのだけれどそれまでずっと王太子からパワハラを受け続けていたのをグッと我慢してきたので、むしろ周りは「よくやった!」と拍手喝采。しかも、アリシアは帝国との戦いでは軍事強国相手に見事に国境を守り続け、北の蛮族の大侵攻には逆に大侵撃をかましてぐうの音も出ないほど叩きのめした大英雄。個人的武勇でも軍略でも天才の名を恣にする軍神である。軍部は東西南北の諸侯軍から本来王族を守るべき近衛軍に至るまで、アリシアの支持者を通り越して信奉者。ちなみに、敵である帝国軍も彼女の熱烈なファンである。筆頭が、会戦にて出会い頭にぶっ殺されかけた経験者の帝国皇太子である。部下たちからは、あれはキモいと称されるほどのもうべた惚れ。ちなみに、お前らも相当にキモい同類だからな、帝国軍諸氏諸君よw
とまれ、アリシアが我慢の限界ぶっちキレてやらかしてしまった殴打事件を引き金に、反アリシア派の王妃派閥が王族権限で近衛軍を動かしてアリシアの捕縛、謀殺に動いたために、アリシアは王都を脱出せざるを得なくなったわけだけれど、もう初っ端からドタバタお祭り騒ぎなんですよね。
アリシアの脱出を支援するのは、アリシアの影響で血の味を覚えてしまった宮廷の淑女軍団。いや、お嬢様方、なんでそんな血に飢えた狼みたいな人種なんですか!? 統制された餓狼の群れのように迫りくる近衛軍(士気どん底)を蹴散らして王宮への逆撃をかまそうとする淑女たち。
淑女とは!? あまりの凶暴さに、アリシアもドン引きである。
というか、アリシアの支持層めちゃくちゃ分厚いのに、何がどうして帝国に亡命するなんて事になってしまったのか、よくわかりませんよ!? 軍部だけでなく、平民宰相のシーモアおじさんも味方サイドですし、何気に王太子エドワードの取り巻きである近衛軍司令官の息子のアランも、宰相の息子のレナードも、幼い頃からのアリシアの馴染みで仲良いんですよね。とどめに、ゲームで言うところのゲームの主人公である所のアンヌもまた、幼馴染の腐れ縁。マブダチと言っていいんじゃないかしら。
ちなみに、アリシアの亡命劇をプロデュースしたのは彼女アンヌである。王妃のアリシア粛清謀殺の動きを察知したアンヌの王国と帝国を巻き込んだ大謀略、というのが真相だ。
おかげで、理は完全にアリシアの側にあると理解し心情的にもアリシア支持なんだけど、エドワードを見捨てられないレナードとアランが、えらい苦労するハメになるんですよね。
国力差から絶対敗北を避けられない帝国との戦争を軟着陸させつつ、王妃派の粛清劇を逆手にとってのアリシアを女王に奉るクーデター、というのが真相というべきなのか、これ。アリシア自身は、帝国に勝てない事を悟りつつうまく双方に被害も遺恨もなるべく少なく負ける事は企図していたものの、自身が登極することはまったく考えていなかったので、誰かの明確な意図あってのことではなかったみたいなんですよね。ただ、王妃が引き金を引いてしまったことで、愛想を尽かした皆が逆の方向に怒涛のように流れ込んで走ってしまったわけだ。
実際、諸侯軍根こそぎアリシアに寝返るし。
そして、亡命してきたアリシアに、帝国皇太子ジークハルト率いる対王国侵攻軍総員大はしゃぎ。君たちちょっと喜びすぎw
この帝国軍の面々がまた面白い連中で、やたらテンション高い愉快な馬鹿たちなんですよね。ジークハルトの事は慕いながらも全く遠慮なく罵倒しますし、からかうし雑に扱いますし、皇太子への不敬罪とかないんですか、ほんと!? 
ノリが体育会系というよりもいつも全力で大騒ぎしている文化系クラブのノリなんですよね。騎士道なんぞくそくらえの歴戦の戦争屋で実に楽しそうに戦争をピクニックする連中であるはずなんだけど、アリシアが帝国軍の指揮も取ると決まったのに反対するどころか大はしゃぎだし、軍議は酔っ払いどもの酒盛りかというくらいテンションあげあげで、アリシアの立てる作戦に大盛りあがりで、挙げ句じゃんけんで配置決めだすのはさすがにヤメレ。これでも世界最強の軍隊である。
これだからこそ、なのかもしれないが。
決戦前のアリシアの演説に、アリシア麾下に入った諸侯軍と一緒に「王国万歳ー!」とテンションマックスになって叫んでる帝国諸卿、控えめにいってもバカばっかりで大好きであるw
もちろん、皇太子のジークハルトもまたそのバカどもの筆頭で、でも同時に何だかんだとカッコいいんですよね。色んな意味で隙だらけではあるんですけれど、周りのバカたちに弄り回され、自由奔放なアリシアに振り回され、でもそれ以上のノリの良さでうまいことウケながら、アリシアラブを貫く姿は気持ち悪いけどイケメンw
アリシアの方も自分のことを大事にしつつアプローチを欠かさない彼のことは満更でもなく、なんだかんだとイチャイチャしてるのが微笑ましいんですよね。いいじゃない、ラブラブカップルじゃない。

これ、書籍版はウェブ版から結構中身変わっていて、アンヌやアラン、レナードと言ったゲームの主人公と取り巻き連中、雑にフェイドアウトしてるんですよね。自分ウェブ版は冒頭あたりだけ読んだのですが、断罪イベントで完全にアリシアの敵に回っていて、物語上からもキレイに排除されてしまっていたのが、アランとレナードは書籍版では王国側の主人公と言っていいくらい頑張って、自体の収拾とソフトランディングに努めていて、大活躍してるんですよね。活躍というよりも、作中でもっとも苦労しているというべきか。アリシアとエドワード、王国の要人としての立場の板挟みに合いながら、筋を通し義理を果たし友情を捨てず誠実であろうとし、道理に合わせようと頑張った、というべきか。もうおバカのノリでイケイケドンドンな連中ばかりの中でほんとようやったよ。王妃派閥の無能無知無見識の暴走を可能な限り抑え込みながら、でしたからね。
彼らのお陰で、王国サイドにも気持ちを割きながら読めましたし。この大幅な改変は実によいものだったんじゃないでしょうか。噛めば噛むほど味のあるキャラがメインに増えて悪いことはないですし。
元凶であるエドワードですら、ある程度汚名返上する機会がありましたしね。これも最後まで見捨てなかったレナードたちの尽力のお陰なのですが。追放後に備えて農業スキルをあげる、という某野猿系悪役令嬢の考えは間違いじゃなかった、と何気にエドワードくん証明しとるがなw
楽しそうに戦争するやつら、というと血と硝煙を背景に血走った目と凄惨な笑みで彩られた戦争狂どもの話になりそうなのだけれど、これは本当にこいつら楽しそうだなー、と思わず微笑ましくなってしまうような、愛すべきバカどもによるドタバタ馬鹿騒ぎ。
ひたすら、愉快痛快、笑ってちょっと胸があったかくなる、なんだかんだとみんなに優しい楽しいお祭りでした。
この調子、このノリで、帝国の学園編、やってくれたら嬉しいです。あー、面白かった。ウケたウケた。

ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ 2 ★★★☆   



【ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ 2】  ハム男/藻 アーススターノベル

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貴族の従僕となったアレンの、新たな冒険が始まる! ! 開拓村の農奴からグランヴェル家の従僕となったアレンは、ワガママお嬢様のセシルに振り回されながらも、自由に街の外に出れるようになったことでモンスター狩りに熱中していく。 召喚獣たちとともにストイックにレベル上げに勤しむアレン。ゴブリンやオークを狩り続け、召喚獣もアレンもどんどん成長していく。 一方グランヴェル家の従僕としてもアレンは順調に信頼を獲得していた。従僕生活も順調かと思われたが、男爵家を狙う隣領の子爵の暗躍により、不穏な空気が流れ始める。 男爵の娘であるセシルを狙う魔の手に対し、アレンは 「セシルお嬢様を必ず守ると約束しました。約束は守りますよ」 自らのスキルと召喚獣をフル活用し、巨悪へと挑むのだった。

うわぁ、これはこれは。一巻の感想ではアレンに課せられたレベルアップの上限が取っ払われた代わりに、必要経験値が意味不明なほど必要、という成長リスクはヘルモードだけれど、彼の置かれた環境は農奴という最下層がはじまりだけれど、全然ヘルモードじゃないですよね、という風に書いたんですよね。
実際、家族はみんな素晴らしい人でしたし、同じ村の農奴たちもいい人ばかり。農奴という立場も思ったより悪くなく、色々と自由は制限されているものの本来農奴という身分からイメージするよりも相当に権利も保障されていて、領主やその配下の騎士たちからも相応に尊重されて扱われていたように見えました。また、領主の屋敷に仕えるようになってからもお嬢様のセシルこそわがまま気味ですけれど、子供の無邪気さの範疇でしたし、領主含めて上役の人たちもアレンを粗雑に扱うことなく、世界は平和で戦争も起こってないというし、これ生きる環境としてはむしろイージーだよなあ、と思ったものです。
本気でヘルモードだと、知り合いは全員クズで、ダイスは常にファンブル。親しくなった人は裏切るか悲惨な死を迎え、プレイヤーのメンタルをガリガリと掘削していく。運命ヘルモード、みたいなのが自分のイメージする地獄だったので、まあぬるいよねえ、と。
これ、領主のグランヴェル家がダイスでクリティカルの当たりだったんだなあ。ここまで領民に優しくしっかりした領主は、どうやらむしろ相当に珍しいみたいで。領民の負担を減らすために、自分の家から持ち出ししていたみたいですし。アレンがスキルあげるために狩りを、屋敷での仕事の合間に行おうとしようとしたときもかなり便宜図ってくれた上に、賃金とは別に彼があげた成果にはちゃんと報酬出してるんですよね。財政苦しいのに。ミスリル鉱脈を発見した際も、何も知らないアレンにちゃんと発見者には権利が発生する旨を申告して、従僕にすぎない彼に権利与えてますしねえ、立派すぎるだろうこの領主様。権力者としては良い意味でも悪い意味でも立派すぎる、と言えるのかも知れない。そのために、随分とあくどい近隣の他の領主には利権を奪われ利用されて痛い目を見てきたみたいだし。
でも、アレンにとっては最高の主家だったんですよね。
この地にアレンが生まれたのも、神様の配剤だったんだろうか。
間違いなく、周辺環境については配慮が行き届いたイージーモードだったのでしょう。
ただし、もっと視点を広げて世界そのものを俯瞰して見てみた場合……なるほど、世界情勢そのものがヘルモードだったのか。

王国中央の学園に通っているというグアンヴェル家の長男に纏わる話で、妙に不穏な空気が時々挟まれるなー、とは思ってたんですよね。なんぞ、王国上層部に闇の部分があって辺境の木っ端貴族は金銭面以外で人的な負担を、相当ヤバいレベルで負わされているんじゃないか、というのはまあ想定していたのですが。
なんかダンジョンかなにかがあって、そこに毎年一定数貴族家から選出されたメンバーが強制的にぶち込まれる、とか。
うん、一国の問題じゃなかったよ。それも、国が欲を拗らせて無理を押しているなどといった方向性ではなく。
人類、滅びかかってるじゃないか。もうこれ人類絶滅戦争じゃないか。
そして、実質赤札徴兵じゃないですか。え、これ貴族とか王族、才能アリの方が地雷なのか。ただでさえ高貴な身分の人間って、才能の格式は低いものしか発現しないようになっているらしいのに。

アレンの元々の身分である農奴は、毎日毎日を生きるのに精一杯で、自分たちの村のことしか見る余裕がなく、国どころか自分のところの領主の領地の様子ですら全然知らないようなものでした。
だから、国の上の方の様子なんてのも、たまに来る商人から話を聞くくらいでアレンも漠然としか知らなかったんですよね。まあこいつ、レベルあげとスキルの検証にばかり夢中なタイプで、世界観の設定とか興味なさそうだったもんなあ。
それでも、地方貴族とはいえ領主家の従僕という相応の身分になったにも関わらず、世界の様子については戦争してないよー、とか隣国とは平和、くらいしか知ることなかったんですよね。
これ、上の方で情報統制されてたのか。貴族でも当主と後継者までで情報がせき止められて、一般市民まで降りてこないほどの機密だったのか。
まあ、実際は暗黙で知られていたみたいですけれど。そりゃ、他国と交易している商人なんかは知らないはずないだろうし、そこから幾らでも話は漏れ出てくるでしょうしね。でも、そういう情報は中央近くまでで、辺境地方では文字通り一番上でせき止められていたんですね。

領主様に打ち明けられ、はじめて、世界のおかれていた情勢を知るアレン。
どうして自分が、生まれ変わった時に「ヘルモード」なんてものを受けるかどうか提示されたのかを理解したアレン。
アレンがヘルモードを選んだのは趣味に過ぎなかったのだけれど。それはアレンの理由にすぎない。
ちゃんと、神様がヘルモードという異質な条件を用意するだけの理由はあったわけだ。

これまで、アレンは人間に対してはちゃんと情を抱いて、心を寄せて、親しみ愛情を抱くようになっています。それは、家族の影響も大きいでしょうし、幼馴染と過ごした日々も人掛け替えのないものとして彼を構成するものになっているからでしょう。
でも、同時に彼はどうもこの「世界」に関してはゲーム感覚にどっぷりハマったままな感じもあるんですよね。レベル上げのため障害になるなら、グアンヴェル家に仕えることを辞めるのを本気で検討してますし、結構無神経に自分の我を通そうとするところがあったんですよね。この世界は、自分がレベル上げをするのを楽しむために存在している、みたいな感覚を抱いているんじゃないか、というところが。
一方で、親しい人への親愛は本物でしたので、そのあたりアンバランスではあったんですよね。自分優先か、というとそうでもないですしね。家族については常に気にかけていますし、お世話になってるグアンヴェル家にも、自分の中で条件区切っていますけれど、不都合を呑み込んで義理は通そうとしてますし、グアンヴェル家の長男がアレンに遺した妹を守ってくれ、という遺言となった頼みをずっと忘れずに抱えていたり。情や恩や義理は蔑ろにはしてないんですよねえ。
つまるところ、人に対しては現実に沿って向き合っているのに、世界そのものに関してはゲーム感覚、という感じに感性が分離しているのかなあ、などと思ったり。
しかし、領主さまから世界の有様を打ち明けられ、娘を託された時、彼は自分がどうしてヘルモードを与えられたのかを知りました。世界における役割を、自覚したと言えるのでしょう。そして、怯えながらも義務を果たさんと覚悟したお嬢様を、託された約束を守ると決めたアレンは、はたして世界そのものをどう認識したのか。前と変わらないのか、それとも見る景色の色が変わったのか。
そのあたり、次の巻ではどう変わってくるのか変わらないのか。もう優しい世界とはならないだろう学園編に突入しそうな第三巻も楽しみです。


ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ 1 ★★★☆   



【ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ 1】 ハム男/藻 アース・スターノベル

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「何々……終わらないゲームにあなたを招待します、だって」
ヌルゲー嫌いの廃ゲーマー、健一が偶然たどり着いた謎のネットゲーム。
難易度設定画面で迷わず最高難易度「ヘルモード」を選んだら――異世界の農奴として転生してしまった!
農奴の少年、「アレン」へと転生した健一は、攻略本のない異世界で、最強への道を手探りで歩み始める――


難易度ヘルモード、と言っても同じヘルでも種類というか方向性が色々とあると思うんですよね。たとえばシューティングゲームとクトゥルフ系TRPGとでは同じヘルモードでもその意味は異なっているでしょう。RPGでもゲームのシステムの難易度がヘルなのと、ストーリーの難易度がヘルなのとでは全然意味合いが異なってくる。
本作は、というと所謂ゲームシステムの難易度がヘルモードって奴のようでした。人生ヘルモードじゃなくてよかったね! 人生がヘルモードだと、環境そのものが地獄であり主人公の人間性や正気度をゴリゴリと削っていくようなイベントが目白押し。家族は悲惨な死を迎え、幼馴染は惨たらしく殺されて、親友には裏切られて、みたいな展開が生きている上で引っ切り無しに続いたら、廃ゲーマーとか意味ないですもんねえ。
アレンに転生した主人公に課せられたのは、リスクとしてはノーマルモードよりも百倍経験値を必要とするスキル上昇率であり、メリットとしては限界無しの再現の無さ。というわけで、他人よりも何倍も、どころか百倍以上努力しないとマトモに成長できないという縛りを追う事になる。
普通にやってたら、周りの人よりも完全に能力的に劣ってしまってただ生きていくのもハードになる、という意味では確かに難易度高いのだろうけど、元来やりこみ系なだけあってあれこれと手探りで検証をしながらも、ガンガンと経験値を溜めていくアレン。
これ、自分の経験値を溜めていけるのもそれだけある程度生活に余裕があるからなんですよね。身分としては最底辺の農奴という立ち位置なんだけれど、この世界の農奴って確かに権利に制限はあるもののわりと融通きいてるんですよね。パパさんがかなりデキる人で、狩りなどで小作農以外のところで食い扶持をしっかり稼いでいる、というのもあるんですけれど、それでも平民や騎士階級からも虐げられているというわけではなく、農奴もそれなりに権利が与えられている環境はかなり過ごしやすいものがあったんじゃないだろうか。
最初の職業選択での話を聞いていると、上級職については下層身分から主に発言するように設定されているようで、過去にも何人もの剣聖や賢者といった超一流の人材が定期的に下層から排出されているようなので、この世界では農奴や平民でもある程度の地位が保証されているのかもしれない。

何にせよ、主人公は幼さも相まってかなり自由に時間を使える環境にあったと言える。生きるだけで精一杯の環境なら、まず日々生きることを、明日まで生き残ることを優先にして毎日を過ごさないといけなかっただろうし、両親や近隣の大人たちの理解もあったということだ。廃ゲーマーが廃ゲーマーらしく、時間を消費できていた、と言えるのかも知れない。
しかしそれは同時にモラトリアムでもあったのだろう。神様がゲーム運営そのままな活動をしていて、環境設定している世界だけれども、決してゲームの世界ではなくここは人が生きているリアルの世界であり、主人公もまたこの世界で生きる一人の人間だった。決して、アバターでもなければプレイヤーでもない。
その事実をアレンが突きつけられるのは、保護者であり庇護者であった父ロダンが狩りの際に大怪我をして働き手としての力をしばし失ってしまった時だろう。幸い、ロダンたちの親友でもある幼馴染の両親など村の大人たちの援助もあったものの、家族の危機にアレンは強烈に自覚を促されることになる。自分が、父の代わりに家族を守り支えなければ!!
このときに、彼は確かにこの世界に生きる人間として覚醒したのだろう。ヘルモードのゲームを攻略していくための日々ではない、この世界の人間として、この愛する家族の長男として、この世界で生きていくために。家族を守るために、幼馴染の両親たち優しい村人たちの差し伸べてくれた手に応えるため。
スキルを鍛え、強くなる。それ自体が目的だったのが、この時から強くなるのもスキルを鍛えるのも、家族を支えていくために必要な成長、と認識が変わったのだ。まあもちろん、ゲーマー気質は変わらないので趣味的な好奇心とやりこみ癖は全然衰えなかったのだけれど。
それでも、生活に必要なスキルの成長にリソースを分けるようになったし、この時を境にアレンは一気に大人びていくのである。
異世界に来た後世界をゲーム的に捉えて自分を成長されていく作品は数多あるけれど、やっぱりただただ自分本位に強くなっていくものよりも、異世界に転移して、転生して出会った新しい家族をちゃんと愛して慈しんで一緒に笑って喜んで泣いて怒って、と感情を心を分かち合うお話の方が好きなんですよね。家族は、大事にして欲しい。成長も、一人で強くなるよりもそれを喜んでくれる人、褒めてくれる人、一緒に頑張ってくれる人が居てこそ、嬉しいものじゃないですか。
本作はその辺、両親含めて周りの人たちも気持ちの良い人たちで、このちょっと変な子供であるアレンの事も本当に愛して大切にしてくれる人たちなので、家族の為にと奮起するアレンの姿は嬉しかったですし、幼い弟や幼馴染の妹なんかを優しく見守る様子はやっぱり良かったです。

さて、家族の為に頑張りすぎてある意味やりたい放題やってしまったために、領主様に目をかけられて、ひたすら地道にやりこみしてりゃいい環境から飛び出すはめになったアレン。でもまあ、いいじゃないですか。小さな村の農奴として移動もできず同じ視界の中で日々を過ごすのも、ひとつの幸せであり、やりこみし続けることのできる環境ってのは幸せなのかもしれませんけれど、広い世界に出て同じスキル上げでも違うアプローチを見つけることができるかもしれない、という可能性を広げられるというのは、それはそれでゲーマー冥利に尽きるじゃないですか。
というわけで、次回から辺境領主の姫様の従僕編のはじまりである。将来、剣聖な幼馴染との学園生活フラグが立っているだけに、相当の長丁場が目算として立てられてるんだろうか。わりと一巻ごとにサクサクっと進みそうな気もするけれど。

クール美女系先輩が家に泊まっていけとお泊まりを要求してきました…… ★★★   



【クール美女系先輩が家に泊まっていけとお泊まりを要求してきました……】 識原 佳乃/しぐれ うい アース・スターノベル

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スミシン精機の総務課には、とんでもない化け物がいる。入社後すぐ大手他社とのアライアンスをまとめ、次に業務管理システムを刷新、そしてAIサポーターを開発。生産性を向上させ、グループ社員10万人から一人しか選ばれないCEO表彰を3年連続で受賞した才女。完璧無比の瀬能先輩だが、ほんとは天然で無邪気で甘えたがりでもあり!?クール美女・瀬能先輩と、がんばる新入社員・弓削くんの関係は…甘さと幸せいっぱいの傑作ラブコメ、スタートです!
……なにこの可愛いいきもの。あらすじにもある通り、バリバリ働くキャリアウーマンで完璧超人の瀬能先輩。傍から見ている限りは確かに「超絶」の冠をつけて過言ではないクール系美女なんだけど。
弓削くんだけに見せる隙だらけの素の顔が、もうやたらめったら可愛いのである。それも女子として可愛いというよりも、生き物として可愛いという感じ。小動物的な可愛らしさというべきか。
あざとい! 先輩があざとい!
これが後輩だったり妹的な子だったりするなら、そのあざとさにも鼻がつくものもあったかもしれませんけど、主人公の指導役であり仕事の出来る才女な先輩がぽろりと垣間見せる一面なだけに、完璧超人の新鮮な側面、或いは愛嬌や可愛げとして作用してるんですよね。指導役であり庇護役である相手にも関わらず、つい撫でたくなるような愛でたくなるような可愛らしさというのはズルいね、ズルいよね。
とはいえ、どうして初対面な弓削くんに他人には見せてなかっただろう可愛らしい顔を、あんな隙だらけの無防備さで見せてしまったのかはよくわかんないんですよね。てっきり、会社に入る以前に面識でもあったのかと思いきや、入社式が完全に初めての顔合わせだったみたいですし直接話すことになるのは弓削くんが総務課に配属されてからになるわけで。
そこから速攻で油断しまくった顔見せちゃってるんですよね。配属から三日目くらいから速攻で。歓迎会ではもうデレッデレ。いやちょっと早すぎじゃないですか? 初対面から好感度MAXじゃないですか。
確かに入社式で琴線に触れるものがあったようではあるのですけれど、それにしてもである。一目惚れではあったんでしょうけれど、それにしても可愛い系の顔を見せるのが早すぎて、クール系美女としての顔の方ほとんど見せてない気がするんだけれど。ギャップで攻めるどころか、いきなり手札全部見えちゃってる状態なんですけど。
まあここからはひたすら二人でイチャイチャしながら仕事してるだけと言えばそれだけだったような気もするのですが、瀬能先輩も新人の弓削くんも両方優秀なのでデレデレしながらお互い仕事のクオリティに関しては妥協しないので、同僚の人たちも二人のイチャイチャっぷりを歓迎して推奨して応援しているのがまたなんともはや、心地の良い職場のご様子で。
これで弓削くんが使えない新人だったりしたら、瀬能先輩も指導役としての顔をキリリと引き締めないといけないところなんだけれど、弓削くんの場合放っておいてもこれまで他人の追随を許さなかったワンマンアーミーな瀬能先輩をフォローするどころか追いつく勢いで仕事するので、その意味でも彼女は油断しまくる心の余裕があるのだろう。羨ましい限りである。
しかしここまで青信号なら、速攻でお泊りしても何の問題もなかったんじゃないだろうか。弓削くんも展開が早すぎる!なんてことは微塵も思ってなかったようだし。それだけ好意を持っていながら相手が折角押してきたのに応えなかったというのはただのヘタレになってしまうぞ。ちなみに、瀬能先輩はすでに28なのでゆっくりのんびりしている暇はあんまりないのである、実際問題w

怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女 ★★★★   



【怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女】 Leni/ハル犬 アース・スターノベル

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前世日本男児だった私は、異世界に女児として転生した。生まれつき怪力で魔力の強かった私は、魔女の力を受け継いで不老幼女となる。
その後、自分の身長よりはるかに大きな武器を手に、怪力魔法ウォーリア系幼女として世界中を旅する冒険者となり気付けばアラサー。冒険の限りをしつくした私は安定した老後のため王城付き侍女に転職するのだが…。

「とりあえずここに居る騎士全員をこてんぱんに伸してもらうかな」
…なぜ
「私の主になって欲しいのです。剣の姫よ。そして、許されるならば未来の私の妻になっていただきたい」
はあああああ!?

あ、でも女子同士のパジャマパーティ―は楽しいかも♪
そんな最強侍女による日常系王城ファンタジー!


怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女、属性マシマシで多すぎる! と言いたい所だけれど実はまだまだ載せ足りないくらいには属性やら肩書やらがあるんですよね。魔人だったり魔女だったり姫だったりゲームマスターだったり、と。しかしてそんな属性過多な幼女先輩がここで何を繰り広げるのかというと、壮大な冒険でも陰謀渦巻く宮廷劇でもなく本当に嘘偽りなく「平和な王宮の侍女生活」なのである。もっとも、その属性に多さの原因の一つでもある幼女先輩キリンさんの多芸さは、まさに芸達者という風情で日常風景を大いに賑やかしてくれるのですが。

本作は古くは2012年頃に小説家になろうにて連載が開始された相当に古参な作品です。何気に自分が小説家になろうの作品群を読み始めたのもその頃で、自分のブックマークの中でも最初に登録した10作品の中に入っていた作品でした。それだけ思い入れもあったんですよね。
結構更新ペースは遅く、というか何年も間があくのも珍しくなく、それでもエタる事なく再開すれば変わらずあの飄々とした雰囲気でキリンさんが呑気に侍女生活を送る様子を眺める事が出来て、随分と癒やされ慰められたものです。
去年あたりに急に連載が続くようになり、喜んでいたら今度は書籍化の一報でしたから、やはり嬉しかったです。

そんなキリンさんの物語は、蛮族系の父に鍛えられ、魔女の師匠に育てられ、「庭師」と呼ばれる特殊な冒険者職として世界を飛び回り名を馳せて、30代を前に荒事中心の生活に少々疲れを覚えて、安定した穏やかな第二の人生を志し、友人である地方領主のコネで王宮侍女に転職するところからはじまります。
そう、荒事トラブルお断り、これはそんな世界から綺麗サッパリ足を洗って引退した幼女オバちゃんの穏やかな日常ものなのである。
なので本作は、日常系四コマ漫画に匹敵するくらい平和なんだよ? ホントだよ?

いや実際、派手な冒険やトラブル、深刻な事件や陰惨な陰謀劇というのは皆無で、侍女という慣れない仕事と王宮という職場に戸惑いながらも真面目に務めるキリンさんのガチな日常譚なのである、これ。
ただ、面白いのがこれ、ファンタジーに見せかけたSF世界なんですよね。決して隠された秘密というわけではなく、この世界観は一般にも概ね周知されているのですけどね。世界の住人たちはファンタジーとかSFとかの区分は知らないので、その辺を意識していないのだけれど、現代地球から転生してきたキリンさんからするとここは本当に面白い世界で、事あるごとに自分の体験談とともにこの世界の様子とか有りようを深刻さゼロで軽妙に語ってくれるので、これがまたとても興味深く楽しい話になってるんですよね。
そんなキリンさんですけれど、荒事世界から急に王宮勤めとなって価値観や常識の違いからトラブルや暴走を引き起こす、なんて事もなく。この人、凄く常識人でTPOも弁えてて庭師時代にも貴族王族とも付き合いあったので礼節なんかもしっかり弁えてるんですよね。基本、アラサーに相応しい大人の女性なのだ。
多少失敗もあるけれど、トラブルメーカーとは程遠いむしろトラブルシューター側の人間なんですよね。周りに破天荒な人間が多かったせいかしら。
しかし一方で畏まった性格ではなく、伸び伸びとした明るい性格で、脳筋とは程遠き小器用で多芸な人なので、その多彩な才能と経験を以て狭い世界しかなかなか知らない同じ侍女仲間の子たちを楽しませ、王宮を賑わせてくれるんですね。
結構、庭師時代に色々してるんですよねえ、この人。
世界観的な事情から、というかここって厳密には「宇宙船」にあてはめられる場所なので、人口爆発を誘引する社会を発展させるような技術や知識などは、道具協会というところで厳密に制限されているのだけれど、娯楽方面に関してはかなりユルユルなので、そっち方面で開発原案で活躍してるんですよね。
また庭師……なんで「庭師」という名前がつけられているかについても緻密な設定があり面白おかしく語られているのだけれど、それは本編にてご覧あれ。庭師時代の冒険譚も、後々この巻以降に開示されてくる事になると思いますし。そう、そんで世界の園丁としての庭師としても活躍著しく巷でも有名なヒーローの一人でも有り……巷で今大人気のトレーディングカードゲームwでもレアカードとして取り上げられてるので、色んな意味で人気者でもあり、王城内でもファンが多かったりするので新米侍女としては何気にわけわからん立ち位置だったりもして、そんな中で真面目に侍女やってたり、キリンさんの事知ってる人と知らない人でギャップがあったり、とそんな所が楽しかったりするんですねえ。何気にキリンさん、現国王とけっこうなマブダチだったりするし、騎士団にも知り合い多かったり、と男衆とのつながりも深いので、新米なのに騎士たちと侍女たちの橋渡し役みたいな立ち回りも見せてるんですよね。
この世界における騎士の仕事や、王城での侍女の仕事なんかも結構細部まで丁寧に描かれているので、日常の背景を見ているだけでも面白かったり。

ちなみに幼女なキリンさんですけれど、10歳で成長が止まっているので本当に永遠の幼女なんですよね。お陰で、性別としては二次性徴前でもあるので女に馴染む前に止まっちゃっているわけです。かと言って、前世が男だからと言って男性としての精神性はあんまり残ってないように見える。自分は男の側と本人は主張しているけれど、身だしなみに気をつけたり仲良しの若い侍女たちとガールズトークに勤しんだり、パジャマパーティーでキャッキャウフフしてるのをみると、立派にお姉さましてるんですよね。男に対して厳しいしw
どっちつかずのある程度女性寄り、というべきか。幼女戦記のデグレチャフ少佐と似たような様子と言えばそれなのかしら。

侍女たちには慕われ、騎士たちには懐かれ、本人はけっこう真面目に新米侍女として仕事を覚えて頑張る日々。時々騎士たちに呼ばれて教官紛いの大暴れ訓練することもあるけれど、毎日平和なキリンさんの第二の人生、日常譚。ほっこり愉快で楽しいです。

実家の魔女の塔の帰郷から王城に戻る途中で山賊からRTAで助けた貴族のご令嬢のあの人、登場は次の巻以降かー。あの人も楽しい人なので登板は楽しみ。

野生のラスボスが現れた! 9 ★★★★   



【野生のラスボスが現れた! 9】 炎頭(ファイヤーヘッド)/YahaKo  アース・スターノベル

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私(ルファス)が夢から目覚め、力を取り戻したころ女神(アロヴィナス)は龍を起動させ、世界(ミズガルズ)をリセットすべく動き出していた。ところが覇道十二星天、七英雄、魔神族――敵味方関係なくミズガルズに住まう者たちは力を合わせて対抗し見事に龍を退けた。

龍を倒されたことでついに女神が動き出すとあらゆる神話の神々たちを従えて強力な攻撃を仕掛ける。
しかし私は気づいていた。この世界には『完全オリジナル』はなく、全てのルーツが『地球』にある。女神には本当の意味での『未知を創り出す力』はない。

つまり……

「其方は恐らくは元々神などではなかった。そう――其方は地球人だ、アロヴィナス」

その瞬間、女神は笑みを消す。
それは初めてルファスを『敵』として認識した合図で――!?

勇者・瀬衣と、十二星乙女・ウィルゴの後日談を綴った大ボリュームの書き下ろしストーリー「野生のEXボスが現れた!」収録!
インフレさんが、インフレさんがお亡くなりになられておる!?
創造神(笑)のアロヴィナスとの最終決戦。なんかもう色々な方向に向かって杜撰で残念極まりないアロヴィナスでしたが、そのでたらめな力に関してだけは本物。未知を創り出す力こそないものの、それ以外なら何でも出来る、という力を備えてしまったのが彼女なんですよね。
その上で、彼女は基本的には善良で結局自分の欲得のために自分の得た力を振るうことはなかったわけです。ただ、人を幸せにしようとした、それだけは間違いなく。しかし残念なことに、アロヴィナスという人は……アホだったのですw
彼女のアバターであったディーナがあれほど優秀極まりないキャラになったというのに、本体の方のどうしようもなさは他の追随を許さずして本当にどうしてこうなった、というようなダメっぷりですもんね。それでも、並び立つものが存在しない無限の力が彼女の好き勝手を許してきてしまったわけで、だからこそ強引に力技でアロヴィナスと同じ地平にまで駆け上ったルファスの無茶苦茶っぷりも際立つのである。
そして発生する究極のインフレバトル。宇宙をビッグバンで生み出しさらにそれを崩壊させた力で攻撃するような、そんな宇宙の誕生と崩壊を×100したものをぶつけてくるような、いっそ陳腐にすらなってしまう上限のない戦い方。インフレバトルも行き着く所まで行き着くと、子供の遊びであるタッチバリアごっこになってしまう。相手の攻撃よりも強いバリアを張れば、そのバリアを貫ける攻撃を、さらにその攻撃を防御できるバリアを。そんなルールも反則もない設定だけを積み重ねていく子供の遊び。そこに行き着いてしまうのだと。
最初からラスボスがフィールドをうろついているような、ミルガルズというこの世界そのものが物理法則を無視してインフレバトルを推奨しているような世界観で、物語もそれに乗っかる形で際限なくバトルをインフレさせていったわけですけれど、究極的最終的に宇宙創生からあらゆる想像の範疇にあるスキルで攻撃し無効化し、という結局スケールだけ極大した子供のお遊びのような形に辿り着くという結末は、インフレバトルというものを野放しにして暴走させた結果ではなく最初から最後まで見事に制御しきった形になっていて、そのへん非常に面白かったんですよね。統制されたインフレとも言うべきか。
一方で、そんなインフレしていくばかりのバトルから距離を起き、力に寄らない強さを示し続けた存在として瀬衣くんという本当の意味で勇者となった少年を、ちゃんと存在感を最後まで示しながら立たせ続けることに成功したのは、なかなか凄いことだったんじゃないでしょうか。ルファスも絶賛してしましたけれど、瀬衣くんこそが最初から最後まで女神アロヴィナスのシナリオに逆らい続け、彼女の脚本を破綻させた立役者だったわけですし、ルファスたちに本当の強さの価値観を示してみせた救世主だったわけですから。
見事に自力で、主人公の一人になってのけたんだよなあ、彼は。ルファスだからこそ、そんな瀬衣くんの在り方は痛快で爽快に思えたのでしょう。
しかし、あれだけ女っ気のないむさ苦しいパーティーでの冒険を余儀なくされていたくせに、最終的にちゃっかりと乙女座のウィルゴとイイ仲になっていたのはさすがであります。基本化物しかいない中でウィルゴだけまっとうな美少女枠だったもんなあ。番外編として、二人が結ばれるまでの甘酸っぱい書き下ろしエピソードまで描かれちゃってまあ。
瀬衣くん、ルファスのお気に入りだけに寿命きても何らかの形でミルガルズに引き取られそうなんですけどね。ルファス、ウィルゴも猫可愛がりしてるから地球での生活が終わってもウィルゴを独り身で置いとくとかしないでしょうし。
しかしこの番外編、相手が龍とはいえ主要キャラ総出演で袋叩きはちょっと可哀相じゃありませんか、というくらいオーバーキルだったようなw
そして、シリーズ通して地味に痒い所に手が届く活躍をシていたカルキノス。蟹ってば、結構美味しいポディションでしたよね。終盤に仲間入りした連中の出番の少なさに比べて。まああの防御の固さがかなり使いやすかったというのもあるのでしょうけど、エセ外人みたいなキャラクターが意外とわかりやすく濃かったのか。魔神王とポルクスがまさかの甘酸っぱい関係になってしまうのはさすがに予想外でしたけど、苦労し続けたお父さんが最後幸せになれるというのはいい話じゃないですかー。

ハチャメチャなようで実に統制されたストーリー展開。ディーナの暗躍はあれ本当に見事の一言で、最初見せられた設定をひっくり返される大どんでん返しは、異世界憑依モノとしては特筆に値する展開だったと思います、あれは凄かった。その上で、結構たくさん登場するキャラクターがみんなキャラ立ちしていて、コメディタッチながらもガッツリと腰を据えて進むシナリオは読み応えあるもので、いやあ本当に面白かった、面白かったです。やりたいことを全部やりつくしたものを見せてもらえた満足感を味わわせてくれる名作でした。

7巻 8巻感想

野生のラスボスが現れた!8 ★★★★   



【野生のラスボスが現れた!8】 炎頭(ファイヤーヘッド)/YahaKo  アース・スターノベル

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世界存亡をかけた最終決戦、開始っ!!!!!!!!
敵(ラスボス)は――この世界を創造した女神!?


“俺"が存在していた現代日本で覇道十三星天の『蛇遣い』(ディーナ)を回収した“私"は、自身のすべてを思い出した。
私が夢から覚め、力を取り戻したということはきっとミズガルズに帰れば女神(アロヴィナス)が龍を起動させ、世界をリセットすべく破壊を進めるだろう。
そうなれば女神のアバターであるディーナが女神に操られることは避けられない。
私は必ず救い出すことを彼女に誓って最終決戦場ミズガルズへと舞い戻る。

世界の終焉がはじまったミズガルズで十二星天、勇者、七英雄たちが力を合わせて龍に立ち向かう中、私は対峙する。女神に操られたディーナ、そして傍らにたたずむ見知った姿のゴーレム(十二星天『天秤』)と。

この二人がいずれ敵として立ち塞がる事など分かり切っていた。だから驚きはない。ただ決意があるだけだ。返してもらう、などと図々しい事は言わない。
――ただ奪い取るだけだ!!
超インフレバトル、ついに開幕!!

の前に、冒頭近くでこのシリーズでも特に好きなシーンの一つがあるんですよね。ルファスのアバターとして誕生した地球の少年と道端ですれ違うシーン。自分がゲームのキャラであるルファスに憑依してしまった、と思い込んでいた「俺」の記憶の元となった少年。ディーナによって生み出された彼は、いわばもう一人のルファスだったんですよね。
ルファスは本来の記憶をディーナを通じて封印し、この地球の少年。自分のアバターである彼の記憶を自分の意識に上乗せすることで、自分がルファスではなくゲームのキャラに憑依してしまった地球の少年だと思い込むことで、ルファスを無力化したと女神アロヴィナスを誤解させ、ディーナの導きに従って女神のシナリオを覆す展開を着々と構築していったわけですが、この地球来訪によってついにルファスは自分の記憶を全部取り戻し、かつて自分とディーナの二人で企んだ作戦も全部思い出すことが出来たわけです。そして、それは地球人としての自分の記憶が、借り物であったという事実を知るということでもあり、この自分の記憶の元となったアバターの少年との邂逅は、同時にもう一人の自分との決別でもあったのです。
これ以降、「俺」はこの物語から離れ、関係のない一般人としての人生を歩んでいく。そして、ルファスはミズガルズへと帰り、女神との決戦に挑むことになる。
この自分との最初で最後の邂逅、二度と交差せず離れていく二人の人生の分岐点というシーンで凄く感慨深いんですよね。少なくとも、このシリーズの大半はルファスの自意識は彼女自身でありつつ、この少年でもあったのですから。読者としても、ある意味シリーズ最初からの付き合いである主人公であった彼がこの物語そのものから離れていく姿、というのは何とも複雑に心揺らされる想いだったのです。
そして、この物語は名実ともにルファス・マファールのモノとなるのである。


ここからの、本来の力を取り戻したルファスを中心とするバトルの展開は、とんでもないレベルでのインフレとなっていってこれがまためっちゃ楽しいのですよ!!
通常インフレバトルって、結局作者が強さの表現のバランス調整に失敗した結果、表現をどんどん過剰にして行かざるを得なくなってしまった結果、というパターンが多いのですけれど、本作に限って言えばまったくの真逆で、完全に統制され制御され計算しつくされた結果のインフレバトルなんですよね。
最初から、最終的にこの展開にしてやる、と周到に予定され準備された上でのバトルなのである。もう最初から、惑星ミズガルズさんや物理法則さんを「やめてー、もうライフはゼロだからやめてー」とガン泣きさせるつもりで粛々と物語が積み重ねられてきた、と思うとゾクゾクしてきてしまいます。
女神のしもべであり、世界そのものをリセットさせるためのシステムである龍たちの起動、の前の魔神王オルムとのタイマン決闘の時点で既に、いきなりスケールが惑星上から宇宙規模に跳ね上がりますからね。ってか、オルムの正体の全長が12万3000キロある、って地球一周で4万キロですからね、ちなみに!
まともな物理法則が機能していないミズカルズ世界だからこそ成立する戦いではあるんですが、それにしても本気でやりたい放題好き放題やってて、この滅茶苦茶さがホント好きです。
速攻で爆発四散させられる火星! 龍との掴み合いドツキ合いのさなかにその辺に転がってた石ころ感覚で鷲掴みに掴まれて、鈍器として相手の龍をボコボコに殴った挙げ句に粉砕されて粉々になってしまうお月さま。その後も、日龍、火龍、木龍、土龍と味方側との激闘でものすごい勢いでボロボロに消し飛んでいく太陽系ww
太陽系がやばいww
ミズガルズ本星。一応地球をモデルに女神が創った星なのだけれど、この規模の戦闘の舞台としてはあまりにも脆く小さすぎて、よくまあ原型保ってるな、頑張ってるな、と健気に思えてくるほどの悲惨なありさまに。いや、こうなるのはわかっていたので、事前にルファスとディーナが用意していた宇宙船にミズガルズ上の生命体や街や都市国家ごとまるまる避難させてたので、みんな無事は無事なのだけれど、世界をリセットするシステムである龍という存在、まったく過言でもなんでもなかったわけで。これとまともに戦えているルファス軍団が規格外すぎる。魔神王オルムは、正体が正体だけに順当ではあるんだけれど、ルファスの配下である覇道十三星も復活の七英雄も、なんというかさすがズブズブの女神が創った世界の存在というべきかなんというか。

とまあ、宇宙規模で大暴れしている連中がいる一方で、女神のシナリオをひっくり返した最大の功労者としてMVPの活躍を見せていたディーナとはまた別にもう一人、勇者として召喚された瀬衣少年がまた手放しでルファスたちから称賛されてるんですよね。このデタラメに力がインフレしてる世界の中で、ルファスたちの存在を目の当たりにしながら心折れることなく、さりとて力を求めることなく、弱ければ弱いなりにやるべきことを見つけて、世界を救う方法を手繰り寄せてきたのが瀬衣少年なのです。力があるからではなく、勇気あるからこその勇者。女神の誘惑にも誘導にもまったく揺るがされず、女神のシナリオを徹底的に台無しにしてみせた彼は、見事にこのインフレした世界の中で勇者しきってみせてくれたんですよね。最終的にも、ルファスが一番信頼してたのってディーナを除けば彼だったかもしれません。ルファスを世界の敵にせず、ルファスと自ら接触し話し合うことで未だ彼女を恐れる世界の人々と繋げてみせたのも彼でしたし、女神との決戦を前にして、ルファスが人々を纏めて避難させることを全面的に任せたのも彼でしたし。
瀬衣くん、登場から一貫して戦闘なんかでは一切活躍していないにも関わらず、しかし物語の中で肝心なタイミングでは常に活躍し続けてきてるのである。ひたすらインフレしていく展開の中で、きっちり彼のような存在を用意して、要所で大事な役割を負わせて、最後まで重きを成させるというのは何気に難しいと思うし、こういう子をちゃんと「弱くても関係なく格好いい」と思わせるように描くのって難易度相当だと思うのですけれど、瀬衣少年に関してはホントにお見事でした。ちゃんと、もうひとりの主人公になってたもんなあ。

そして、魔神王オルムが女神のシナリオから自ら外れた理由。このあたりも、ディーナの忠義のはじまりともかぶるものがあって、ジワジワと心揺さぶってくるのである。機械人形リーブラの、真なる魂の覚醒の場面もそうですし、個々のキャラクターの情理を深く掘り下げてくるタイミングといい描き方といい、なかなかいい具合にハートを鷲掴みにしてくる描写なんですよねえ。
もう色んな意味で際限なく果てしなく盛り上がってきたクライマックスバトル。
稀代のポンコツ女神アロヴィナスとの最終決戦、どこまでテンション上げきるか、どこまでインフレし尽くすのか。ウェブ版読んではいるのですけれど、さらに上乗せマシマシしてくれそうで、実に楽しみです。というか、何回読んでも楽しいなあこれ。
ルファスさま、リーブラの件でかましたアロヴィナスへの煽り方、ちょっと芸術的なくらい最高すぎますよ、それww

7巻感想

野生のラスボスが現れた! 7 ★★★★   



【野生のラスボスが現れた! 7】 炎頭(ファイヤーヘッド)/YahaKo  アース・スターノベル

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伝説の女傑ルファス(♀)として旅を続ける俺(♂)と仲間たちは覇道十二星天の残るメンバー『水瓶』『魚』、そして女神(アロヴィナス)のアバター疑惑があるまま行方を晦ませた参謀の少女ディーナを手分けして捜すことに。

しかし、世界のどこを捜してもディーナは見つからない……。困り果てた俺は、かつて彼女がスパイとして手を組んでいた公式ラスボスこと『魔神王』に話を聞いてみると、なんと彼はディーナから言伝を預かっていた。

「貴女の記憶の中にある、私達が最初に会った場所でお待ちしております」

最初に会った場所と言えばルファスの拠点だけど、そこは捜したし……その前となると“俺"の記憶になってしま……あっ。

そうだ、“俺"が最初にディーナを見たのはこの世界(ミズガルズ)ではない。ルファスになる前の“俺"の自室――つまり、ディーナは異世界(現代日本)で待ってるはずだ!!
これまで作品の大前提となっているはずだった設定そのものが、根本からひっくり返される大どんでん返し回、それがこの第七巻なのであります。
それまでもこの作品、ラスボスというか隠しボス、エクストラボス的な存在であるルファスになってフィールドをうろつきまわる、という実にノリノリのインフレバトルが楽しい作品だったのですけれど、物語の構成自体がもう天晴というほかない見事な仕掛けで整えられていて、この展開を目の当たりにしたときは思わずリアルで「ウワァァァ!」と叫んでしまったものです。
自分がプレイしていたゲームでの、自分の育成したキャラに憑依してしまう、という形でスタートしたこの【野生のラスボスが現れた!】。まさに最初の最初から全部仕組まれ、何もかもが事前の計画通りに進行していたという事実が明らかになったときの衝撃、驚きは今なおハッキリと記憶に焼き付けられています。
その立役者であるディーナがまた素晴らしいんですよね。物語の最初からナビゲーターとして現れた彼女。ゲームでは玉座の背景にいる誰もその存在を覚えていないモブキャラ、という扱いだったのがゲームが実際の異世界に移って生きたキャラクターになった、という体で現代日本から少年の魂が封印から復活したルファスに憑依して右も左もわからない「彼」を案内し、世界の概要と現状を解説して案内人として、ルファスを先導しはじめたディーナ。
でも順を追って物語を進めていくと、彼女の存在は非常に胡散臭いことの積み重ねで成り立っているんですね。
折々に触れてその隠された立場が明らかになっていって、ダブルスパイがトリプルスパイ、と味方と思われたのが実は魔神王側の密偵であった、はずだったのにさらに裏に秘められた役割に沿って動いていて……と思いきやさらに実は!? と、実は彼女こそが裏ですべてを操り暗躍していた黒幕的存在の実行役だった、と判明したのが前巻までのお話。
そしてそして、そのディーナこそ黒幕的存在の仕掛けた策謀の実行運営役だった、という真実そのものは動かさないまま、その意味するところが180度反転してしまう大逆転のドンデン返しが明らかになるのが、この7巻なのです。
つまり、そのディーナに指示してすべてを仕掛けていた黒幕的存在……、これが創世神アロヴィナスだと思われていた、てかアロヴィナス本人もそのつもりだった、ディーナというアバターを操ってすべての状況を思うがままに操ってた、と思い込んでいたのが、実は!! というとんでもない展開だったんですよね。
いや、これは計画を立てた人も大概と言えば大概なのだけれど、それを見事に実行してのけたディーナがあまりにもすごすぎるのである。作中でもルファスが大絶賛しているのだけれど、この策を成功させるためにディーナはあらゆる存在を、それこそ敵も味方も裏で動いている存在もこの世のすべてを支配している存在も、それどころか自身にこの策を指示した存在をすらもすべて騙して騙して騙しきって、思惑通りのゴール地点へとすべての状況を導いて達成してのけたわけですから。
もうシリーズ通して揺るぎなくディーナこそがMVP、ぶっちぎりでMVPなのである。
すべてを成し遂げての、誇らしげなディーナのその名乗りがまたカッコよくて震えてしまうのです。

しかし、インフレバトルが売りの本作ですけれど、ここまで振り切れてしまうと楽しくて仕方ないですなあ。いやもう半分以上ギャグのようになってしまっているのですけど、これが面白いことに同時に真面目なバトルモノとしてのバランスもちゃんと取れているんですよね。
本作のインフレバトルの特徴は、インフレでありながら作者がちゃんと全体の手綱を取れている、統制されたインフレだというところなのでしょう。物理法則さんを無視するのではなく、物理法則さんの存在をしっかり認めた上でその襟首を締め上げて完全に気絶させた上で舞台の上から蹴り落として、あとは好き放題するみたいな!
その証拠に、物理法則さんがいい加減な仕事しかしていないミズガルズと違って、物理法則さんがちゃんと頑張っている地球に移動した際はミズガルズと同じノリで光速でパンチしたりしたら確実に軽く一発スイングしただけで地球が滅びる、てか銀河も滅びるかもしれないからみんな自重! てな感じでちゃんとルファスも考慮してますし。
まあ、この世界法則のいい加減さこそがミズガルズという世界の秘密にも繋がっていたりして、油断ならないのですが。
そして、そんなミズガルズのいい加減さなどに、徐々に女神アロヴィナスの内実が滲み出してきてるんですね。彼女に関しては、この巻では一度あからさまにやらかしちゃってますしw

これまで旅を続けるうちに徐々に明らかになっていった魔神王戦争の真実、覇王ルファスへの仲間たちの裏切り、そしてこの世界に隠された思惑など、幾つもの積み重なった謎の真実が明らかになる回答編、真相解明編な本巻、ウェブ版既読でしたが改めて読んでも面白い。
そして、ここから一気に対女神の決戦編。そして、このインフレがさらにインフレしていく展開の中で、インフレについていくのではなく力のない一般人とさして変わらぬ立ち位置から、女神の駒ではなく本物の勇者としてルファスに並び立つセイくんの活躍。クライマックスもこのまま際限なく盛り上がりますよっと!

これ、何気にコミカライズ作品の【野生のラスボスが現れた! 黒翼の覇王】が傑作なので、機会があればぜひ御覧ください。勇者セイがはじまりの街から旅立ち、街の外門を一歩出た途端に、野生のラスボスと公式のラスボスにエンカウントしてしまう回は、今振り返っても思い出し笑いしてしまうw

戦国小町苦労譚 三、上洛 ★★★☆  

戦国小町苦労譚 三、上洛 (アース・スターノベル)

【戦国小町苦労譚 三、上洛】 夾竹桃/平沢下戸 アース・スターノベル

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戦国の乱世に迷い込んで早三年…生き残るため、存在価値を示すため、がむしゃらに農業改革に邁進していた静子だったが、いつの間にか信長から要職まで任されるように。そしてついに「女が軍勢にいると宣しくないという験担ぎなどぶち壊す」と言いだした信長のせいで、戦場デビューを果たすことに!そんな後方支援の甲斐あってか、いよいよ上洛を果たす信長。一方、濃姫が新しい料理人を雇うことになるが、そこにいたのは静子もよく知った人物で―
足満はいくらなんでも名前変だよなあ、と改めて思ったり。それはともかくとして、戦国時代への時間遡行が実は静子メインなのではなく、あくまで彼女の方は巻き込まれ、だった可能性を示唆する人物の登場である。まあ、どうしてタイムスリップしてしまったのか、という方面には話はそれほど掘り下げないみたいなので、あくまで散りばめられた設定としての話限定のようだけれど。
相変わらず、静子の知識の引き出しがガチで凄い。彼女が生産系の中でも特筆に値するのはあくまでこの時代に存在するモノと技術レベルによって様々なものを生み出していることなんですよね。用いるネタも初めて聞くようなものばかりであると同時に、なかなかに堅実でもあり、信長の保護と支援があるからこそ資材なども手に入れられるとはいえ、彼女がもたらしたものというのはほぼ全部が静子がいなくなってもなんとか維持、発展させられることが出来るまでに実用と定着がなされている。
本作が面白いのは、そうした技術開発ネタが単なる作業メモや読むのが辛いただの薀蓄を書き連ねたものになってなくて、さらっと読めるように噛み砕いてわかりやすくまとめた上で、物語の流れに上手く浮かべてスルリと入り込むように描いてあることなのでしょう。この絶妙な塩梅はさり気ないものではあっても作家としての腕前を確信させられるものなのだ。
にしても、三巻……静子が信長の元に落ち着いて三年も経つと信長の方もいい意味で静子に対して遠慮がなくなってきてるんですよね。それ以上に、ただの臣下として以上に可愛がっているのだけれど。静子に対する我儘と、それを上回る親身な気遣いは静子に利用価値があるというだけでは説明できないものになってきてますしねえ。家に対してではなく、信長個人への忠誠と親愛。これが信長当人の意識にもたらしている変化が生み出す、彼の他者へのあたりの変化はかなり歴史への舵取りの変転にも関わっていて、興味深い限り。
ここに、静子命の足満と近衛前久という庇護者が加わるわけで、それだけ静子の身の安全というものは確かになってきているはずなんだけれど、逆に言うとそれだけ庇護者がしっかりしていないと危うい立場に追い込まれかねないくらいには、静子もやりたい放題やっている、という考えもあるわけで。
勿論、静子も決して野放図にやっているわけでも、織田政権内での立ち位置について真剣に考えていないわけでもないのだけれど、信長を前に狼たちを枕に寝こけてる姿を見ると、基本呑気もいいところなんで、そりゃあ周りの人たちが自分たちが何とかしてまもってやらないと、とは思っちゃうか。
まあ怪しい動きを見せているのが、羽柴秀長の方というのは面白いところだけれど。本作だとどうも秀吉がそこまで切れ者っぽくないんですよね。もしかしたら、秀長が黒幕で外面の良い兄貴をうまく操縦して出世街道に乗せている、というスタイルなのかもしれない。静子に敵対的という建前だった柴田のおっさんと佐々くんは、ほんと建前だけでなんかあっさり籠絡されちゃってるし。まあ彼らの場合対立点は深刻なものではない、と言っても拗らせると修復不可能なタイプではあるんだけれど、打ち解ければどうとでもなるものでもあったからなあ。
しかし、本作で魔王と呼ぶのに相応しいのって信長じゃなくて、奥さんの濃姫の方ですよねこれ。傍若無人で享楽的というだけでなく、感情の機微に疎い信長に変わって対人謀略戦も担ってそうだし、織田家の奥だけじゃなくて、裏方全部掌握してるんじゃないだろうか。信長、全然頭上がってないww

農業に留まらず、生産・商業システムそのものが静子のもたらしたものに端を発して変革され、凄まじい勢いで国力の強化を実現する織田家。領地を増やして勢力を拡大していくのとは根本的に異なる、しかし他の追随を許さない織田家の富国強兵策は戦国時代そのものを震撼させ、各々の立ち位置を揺さぶることとなる。
それが織田家包囲網をもたらすことになってしまうのだけれど、既に内外に楔が打たれているわけで……静子の近衛前久へのアプローチはいわばターニングポイントでもあったのか、なるほど。

1巻感想

大陸英雄戦記 2 ★★★★   

大陸英雄戦記 2 (アース・スターノベル)

【大陸英雄戦記 2】 悪一/ニリツ(アース・スターノベル) 

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現代日本からユゼフ・ワレサが転生したのは、滅亡寸前の小国だった!? 祖国を守るため、ユゼフは士官学校への入学を決意する。士官学校の卒業を間近に控えたユゼフたち士官学校5年生は教官から「隣国内の独立戦争に義勇兵として参加」するよう言い渡される。大国・東大陸帝国の大軍を相手に、ユゼフたちの“本当の卒業試験”が始まる――。半年で2,100万PV超を獲得したwebで大人気の転生戦記が、アース・スターノベルから書籍化!

ユゼフの参謀としての能力が開花するラスキノ防衛戦編。本格的に戦争に参加するのはこれが初めてとなるのだけれど、その初っ端が士官学校を卒業する前に義勇軍として国外に派遣されて、孤立した独立都市で圧倒的劣勢な戦力比の中で防衛戦、というのだから過酷もいいところなんだよなあ。
しかも、市街戦である。
籠城戦というと、中近世のそれは城に篭って城壁を間に挟んで攻防戦、とイメージしがちだけれど、本作は近現代に足をツッコんでいるせいか、イメージとしてはスターリングラードとかのそれである。
ラスキノって、こっちで言うところのケーニヒスベルク――カーリングラードなんですよね。ドイツ、ロシア、ポーランド間で揉めに揉めまくった紛争地。主人公とはいえ新品少尉にもなっていない士官候補生が最初に首をツッコムにはえげつない場所である。
一方で、身分を隠しているとはいえエミリア王女のそばに居たからか、地べたをはいずりまわって歴戦の下士官に叱咤されながら最前線で震えてチビるという新品少尉にありがちな体験はせず、士官候補生ながらいきなり参謀扱いで使われることになったのは運の高さでもあるのだろうけれど、戦いがはじまる以前から入念に市街戦の可能性を高く見積もって、詳細な作戦案を実際に街を歩いて地形や建築物を把握しながら構築していたあたりに、ユゼフが根っからの幕僚型……というよりも、状況に対応するのではなく自分で状況を掌握して作り出そう、というスタイルが感じられるんですよね。それも、「情報」という武器を収集、集積、分析、運用、応用、利用することでその特質がこのラスキノ独立戦争で浮き彫りになってきてるんですね。
ユゼフもそうなんだけれど、サラやラデック、エミリア王女にマヤさんとその後の得意分野となるものをこの初陣でどんどん掴んでいってるのである。その後の彼らの飛躍を考えると、この段階でラスキノ防衛戦という過酷な市街戦を戦った経験というのは、思いの外大きかったのかもしれない。特に、ラデックのあの兵站参謀としての際立った能力は、便利極まるもんなあ。ユゼフが好き勝手思うとおりに仕掛けを施せるのも、サラが好き勝手動き回れるのも、エミリア王女が思うがままに指揮を取れるのも、それを動かすための物資が必要な時に必要な場所に必要な分用意されてこそなので、それを十全整えられる人材が一番の身内にちゃんと居る、というのはどえらいことである。
ユゼフ自身語っているけれど、この五人組、ユゼフが農民階級出身、ラデックが商人階級、サラが騎士階級、マヤさんが貴族階級、エミリア様が王族と見事に全身分階級が揃ってるんですよね。まあユゼフについては農民と言っても裕福な家ですし、そもそもユゼフは農民詐欺みたいなもんでどう見ても知識階級なんですけど。ここにイリヤ先輩やヘンリク先輩という学識部門、治安部門の各人が参加してエミリア派の中核となるメンバーが揃うのだけれど、決して意図したわけではない関係にも関わらず面白いメンバーが揃ったもんだなあ。
そう言えば、この2巻ではイリヤ先輩とヘンリク先輩がエミリア様と出会ったエピソードが書き下ろしで描かれているけれど、この二人わりと重要なポディションのわりにあんまり描写がなされなかったので、この追加は良かったんじゃないだろうか。ってか、イリヤ先輩思ってた以上に面白い変人なんですけれど、もっと出番増やしてくれてもいいんじゃないだろうか、ヘンリク先輩もだけれどもっとメインで扱っても良さそうな良いキャラなんだけれどなあ。

しかし、近世の市街戦なんて描写難しいだろうに、魔法の使い方を限定というか、利用法を専門化したせいもあってか、攻防が非常にわかりやすくなっている。その上で防衛戦の重要な部分、注視すべき部分、それぞれの戦略目標をきっちり説明した上で、戦術選択の必然性とその実行における効果など、簡易かつ筋立てて描かれているので、戦場の動きが把握しやすくて同時に生々しいダイナミックさがあり、ウェブ版でも読んでたけれど、改めて見ても面白かった。戦記物における実際の戦闘シーンって、わかりやすさと緻密さが並列していてこそ面白いんだよなあ。

さて、士官学校卒業前に実戦を経験したユゼフたち。その勲功は卒業時に反映されて、みんな卒業時には少尉任官どころか、中尉や大尉任官からという……なにそのフライングスタートw
そして、ユゼフ自身はエミリア様の懐刀として、ただの軍人として以上に彼女の政治にガッチリ食い込むこととなり、オストマルク帝国に大使館付武官として向かうことになる。まあ大使館付武官なんて、スパイも良いところなんですけれど。
さあ、そしてそこでサラの存在をメッタ斬りに脅かす、メインヒロインの登場ですよ?

1巻感想

戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻 ★★★☆  

戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻 (アース・スターノベル)

【戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻】 夾竹桃/平沢下戸 アース・スターノベル

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農業高校生(♀)が戦国時代にタイムスリップ! ?

「山道を抜けたらそこは戦国時代でした」ばりに唐突に現れたのは、憧れの織田信長。
主人公・静子はこの時代で生き抜くために「農業で才を示す」約束を信長にしてしまう。
寂れた農村を与えられ、来る日も来る日も農業に明け暮れる静子だったが、やがて本人も気づかないうちに、信長にとってなくてはならない存在=重臣にまで上り詰めてしまってーー

こんなライトノベル今までになかった!
知人に言いたくなる「豆知識」ふんだん系新感覚時代小説が登場。
web版既読。こうして読み返してみると、タイムスリップしてから信長と出会って引っ張り込まれるまでの流れが強引極まるなあ。
ここらへんは初めて物語を書き始めた人特有の拙さがもろに出てる部分であるんでしょうね。まず役者を舞台の上に乗せて話を回しだすことを優先して、そこに至るまでの準備を整え舞台の上までの階段をあがる部分を思いっきり蔑ろにしてしまってる。まず書きたい内容の該当部分を早く書きたかったんでしょうね。なかなか、これまで書いたことのない人って、ここを丁寧に描くという意識がポーンと抜けてるパターン珍しくはないですから。こういうのは、書いている内に自然と身につくところなんですけどねえ。
ともあれ、一度舞台の上にあがってしまえば、静子の楽天的で脳天気、物事を楽しみ好奇心旺盛に自分のやりたいこと(農業関係)を貪欲に試していくキャラクターは、作品そのものを快活に動かしていくのでありますが。
こういう異世界や過去の世界に現代知識を持ち込んで生産無双を繰り広げる作品というのは一つの隆盛を気づいているのですが、大概の作品は知識だけではない能力的な「ズル」をしてる場合が多かったりします。知識だけではどうにもならない部分を、チートで誤魔化すわけですな。おかげで、技術的な蓄積のない一足飛びの技術革新なんかがポンポンと飛び出して、まあ時代や文明レベルではありえない発展なんかが起こってしまって、ちと白けてしまうんですよね。
その点、この静子は完全に知識のみの勝負をしていて、最初に持っていたサツマイモの種なんかは最初の掴みとして使って、以降はほぼ現地にある動植物や技術レベルを使った試行錯誤に終始してるんですよね。
まあとかく、静子の持つサバイバル技術込みの農産知識の豊富さがまた女子高生レベルじゃないんですよねえ。いや、農業高校生だったりすると尋常でない知識量を持ってたりするので、侮れないのですけれど。
それにその知識も教科書のものを丸写ししてるようなものではなく、ちゃんと実地で蓄積されたもの、という地に足がついた感じのするものなんですよね。頭でっかち、机上の空論ではなく、身についている技術と知識を再編し、実地で発展させていく、というような安定感がある。
彼女のもたらす知識というものは、他と断絶している彼女特有のものではなくて、経験し慣れて覚えればちゃんと現地の人たちにも血肉となって身についていくものなだけに、それは広がり国そのものを富ます可能性を持ってるんですよね。
それにしても、静子の引き出しの広さは尋常じゃないのですけれど。いやまじで、現地調達と現地改良が主でありながら、生産系最強なんじゃないだろうか。
あと、餌付けは万物に共通する交流手段だよなあ、と。美味しい飯は、大概の人を黙らせ唸らせる。
ひたすら、農村で農作物を作ったりしているだけなので、今のところ非常に地味な展開なのですが、こういう土いじりしてる話、なんだかんだ好きなのよねえ。
主人公が女性、というのも珍しいけれど、信長の庇護があるというのも大きいけれど、女性であるからこそ蚊帳の外で自分の好きなことをしていられる、という所も大きいので、バイタリティある女性主人公というのは面白い試みだったんじゃないかと。

第一巻ではまだ、静子は結果を出すためのあれこれに終始していて、信長たち現地の武将たちとの交流などはまだ端緒なんですよね。今後、成果と美味しいご飯に釣られた、かどうかはわかりませんが、どんどんと出入りが激しくなってくるので、ドタバタ風味の日常も盛り上がってくるのでそれも期待。
慶次と濃姫さまが出てきたからが本番よなあ。

大陸英雄戦記 1 ★★★☆  

大陸英雄戦記 1 (アース・スターノベル)

【大陸英雄戦記 1】 悪一/ニリツ アース・スターノベル

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「俺」ことユゼフ・ワレサが現代日本から転生したのは、魔法のある中近世欧州風の世界。
しかも滅亡寸前の小国の農家だった!?

チートも無く、家柄も無く、魔力も人並みな「俺」は、祖国を救うために士官学校に入学。
ハードな戦争と政治の世界で大活躍する!
魔法という要素はあるものの、大陸の地理はまんまヨーロッパ。歴史の辿った経緯こそ異なっているものの、概ね中近世の欧州と同じような国情へと収束していっている。そんな中で、主人公ユゼフが生まれたシレジア王国が該当するのが「ポーランド」なのだ。
ポーランド、また渋いところに的を絞ってきたものである。この国が辿った歴史の紆余曲折は、西北東の様々な大国、勢力から干渉を受け、また逆激する激動の中欧史と合わせて非常に興味深いのだけれど、近代に入ってからの四方八方から食いちぎられていく苦難の時代に代表されるように、全方位を列強に囲まれた小国の、しかも元は強大な国だった過去を持つ斜陽の国の悲哀を背負った国なんですねえ。第二次大戦におけるドイツとソ連による分割が有名ですけれど、それ以前から非常に苦しい舵取りを強いられてきた国でありますし。
この作品の舞台となるシレジア王国も、四方を「東大陸帝国」「オストマルク帝国」「第二キリス帝国」などに囲まれ領土を狙われ、国力は傾き、政情は国王派と王弟派に分かれて暗闘中。まさに滅びに向かって真っ逆さま、という真っ最中。シミュレーションゲームでも、真っ先に攻められ消滅する立ち位置なわけです。
主人公のユゼフくんは、身分は貧乏でもないけれど富裕層ではない農民の出身。一念発起して、士官学校に入学したものの、転生者とはいえ別に何か特別な能力があるわけではなく、実のところ現代知識を利用して云々、ということは殆ど言っていいくらいしてないんですよね。
面白いのが、この作品の時代背景がおおよぞ18世紀から19世紀あたり、というかなり近世に近い時代というところ。銃火器こそ存在しないものの、魔法の存在がおおむね火砲の代わりをなしている、と見れば当時の軍制から突飛には外れていないと見るべきか。
この時代、封建的軍隊から近代的軍隊への過渡期ともいうべき時代で、貴族と平民という身分差が明確に存在すると同時に軍内では尉官佐官将官などの階級制度が徐々に整い出している時期でもあるわけです。この作品を見る限り、国の運営や地方自治はまだ貴族階級が牛耳っているものの、兵力は貴族が独自に有しているのではなく、中央集権化が済んでいるようです。
ともかく、意外とこのあたりの時代を舞台にした戦記モノってあんまり見ないんですよね。だいたい文明レベルで言うと中世か、或いは近現代が殆どで。
ある程度以上に、政府官庁の組織が近代化されていること。国民一人ひとりの生活レベル、国への帰属意識が中世寄りではなく近代寄りであること。それでいて、まだまだ貴族階級による統治が政治全体に及んでいること。この中世から近代の過渡期ゆえのシステムの混在をうまいこと利用して、中世近代の要素のいいとこ取りをしているんですよね、この作品。
シレジア王国のエミリア王女を盛り立てて、滅びの道を辿る故国を守ろうという由緒正しい戦記モノでありながら、その内実として近現代寄りの国家間・国内派閥間の政治外交闘争、或いは情報戦や謀略戦といったパワーゲームが繰り広げられていくわけである。
ユゼフくんは、戦記モノでいうところの軍師ポディションになるんですけれど、彼って軍参謀タイプというよりも……英国エリザベス女王におけるフランシス・ウォルシンガムっぽいんだよなあ。いや、ちゃんと戦場における参謀職としても非常に有能なのですけれど、後々の外交や情報戦での悪辣さを見るとねえ。

ともあれ、彼が国の行く末に手を突っ込めるような場所に立つのはもう少し先の話。この一巻では、初陣にてシレジア王国の一粒種であるエミリア王女との知遇を得て、士官学校で将来に渡って運命を共にする5人の友人たちとの仲を深めていく過程が描かれていく。そして、初陣の時の戦いとはまた異なる、泥沼の闘争の渦中へと放り込まれるまでのお話が。

書籍化にあたっては、書きおろしがさらに二編追加。特に面白かったのは、エミリア王女とユゼフの模擬演習か。このへんでエミリア王女、指揮官としてビシビシ鍛えられてたんだなあ。この時点ですら、既に軍司令官として相当に優秀であることを示してるのに。でも注目すべきは、ラディックの方かもしれませんね。兵站管理者として、こいつが一番チートかもしれん。

人狼への転生、魔王の副官 1.魔都の誕生 ★★★☆  

人狼への転生、魔王の副官 1 魔都の誕生 (アース・スターノベル)

【人狼への転生、魔王の副官 1.魔都の誕生】 漂月/ 西E田 アース・スターノベル

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魔王軍第三師団の副師団長ヴァイト――それが、人狼に転生した俺の今の姿だ。
そんな俺は交易都市リューンハイトの支配と防衛を任されたのだが、魔族と人間……種族が違えば文化や考え方も異なるわけで、街ひとつを統治するにも苦労が絶えない。
俺は元人間の現魔族だし、両者の言い分はよくわかる。
だからこそ平和的に事を進めたいのだが……。
やたらと暴力で訴えがちな魔族たちを従え、文句の多い人間たちも何とかして、今日も魔王軍の中堅幹部として頑張ります!
脳筋で何かと力に頼ろうとする魔族をなだめ、魔族の統治に反抗する人間たちを様々な手練手管でおとなしくさせ、と両者がもたらす言い分や不満、問題を間に立ってパタパタと駆けずり回り解決していく中間管理職ヴァイトくん。まあ問題は次々と降りかかってくるのですけれど、基本はイージーモードなんですよね。部下の魔族たちは脳筋だけれど気のいい連中でちゃんと言うこと聞いてくれますし、上司の師団長や魔王さまも無茶は言わないし概ねヴァイトのやりたいようにさせてくれて、その上でドーンと後ろで控えてくれている、という人たちなので、職場環境としては実にホワイトなのである。このヴァイトくんがそもそもワーカーホリック気味なところがあって、ヒーヒー言いながらもそれを楽しそうにこなしているので、作品の雰囲気自体わりとほんわかしていたりする。特に第3師団はいつも笑顔が絶えないアットホームな職場なので、和気藹々としてるんですよねー……大丈夫、人員の入れ替わりは激しくないですからw
笑顔の絶えないアットホームな、とかいうと胡散臭いことこの上ないですが、第3師団自体が団長の大魔法使いをお師匠様として家長として副師団長たちが弟子であるという家庭的な集団で穏健派な上に、ヴァイトが率いる人狼隊も同じ田舎の村の同郷の古馴染みばかりなので、アットホームというのは建前じゃないんですね。
それでなのか、上司からのプレッシャーもないからなのか、ヴァイトも面倒くさい立場で人間たちの街リューンハイトの統治を行いながらも、わりとリラックスした感じでサクサクっと問題を片付けていく。
人間サイドからも、もちろん侵略を受けて魔族という異質の集団に支配されてしまったリューンハイト市民としては、何をされるかわからないものだから最初相当ビビっていたのだけれど、ヴァイトの統治は非常に穏健で人間サイドの立場を領主から衛視、商人や各種宗教、市民生活に至るまで気配りの行き届いた理解と慮りのある姿勢で、統治方針を示してきたのでかなり拍子抜けした感じで反抗の機運は薄れていくのであります。
都市は荒らされるどころか、人間の国内での南北格差問題などで不遇な扱いを受けていたリューンハイトは、むしろ王国の枷を外されて、発展すらはじめてしまうわけです。もちろん、対魔族感情の拗れや宗教問題、他都市からの奪還軍の襲来など各種の問題は襲い掛かってくるのですけれど、このへんかなりイージーモードでサクサクっと解決していくんですよね。まあ実際は侵略下の支配地域の統治がこれほど穏当に済むはずがないんですけれど、ヴァイトくんの人徳か、或いは登場人物たちの醸しだす和気藹々とした雰囲気が許してくれるのか、このサクサクっと進んでいく感じが安易ではなく心地よく面白いんですよねえ。
それだけ、ヴァイトくんだけではなく、脇を固めるキャラクターたちも懐っこい愛着が湧いてしまうキャラばっかりなのが、なかなか侮れない要因でして。
ヒロインとしては、表紙にもなっているリューンハイト領主のアイリア卿なんでしょうけれど、あんまり特定のヒロインがいる、という感じでもないんだよなあ。ヴァイトくん、仕事優先ですし。
しかし、そりゃ上司がこれだけ理解あって、部下とも関係良好で、同僚とも仲が良くて、支配下との人間たちとも上手いことやれてて、とこれだけ環境良かったら仕事も楽しいでしょう。羨ましい。まあ、これだけの環境を維持していることこそ、彼の能力と人柄の賜物なんでしょうけれど。でも、中間管理職の悲哀とかは縁なさそう。羨ましい。

 

1月22日
【彼女は僕の「顔」を知らない。】
古宮 九時
(メディアワークス文庫)

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【オルコスの慈雨 天使と死神の魔法香】
染井 由乃
(メディアワークス文庫)

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【おとなりの晴明さん 第八集〜陰陽師は金の烏と遊ぶ〜】
仲町六絵
(メディアワークス文庫)

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【声が出なくなったので、会社を辞めて二人暮らし始めました。】
神戸遥真
(メディアワークス文庫)

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【転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う】
三川 みり
(角川文庫)

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【作ってあげたい小江戸ごはん 3.ほくほく里芋ごはんと父の見合い】
高橋 由太
(角川文庫)

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【茶寮かみくらの偽花嫁】
あさば みゆき
(角川文庫)

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1月21日
【エゴに捧げるトリック】
矢庭 優日
(ハヤカワ文庫JA)

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【追い出された万能職に新しい人生が始まりました 4】
東堂大稀
(アルファポリス)

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【装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます 7】
tera
(アルファポリス)

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【異世界に飛ばされたおっさんは何処へ行く? 10】
シ・ガレット
(アルファポリス)

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【勘違いの工房主 6〜英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話〜】
時野洋輔
(アルファポリス)

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【大自然の魔法師アシュト、廃れた領地でスローライフ 5】
さとう
(アルファポリス)

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【神スキル『アイテム使用』で異世界を自由に過ごします 3】
雪月花
(アルファポリス)

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1月20日
【魔王2099 1. 電子荒廃都市・新宿】
紫 大悟
(富士見ファンタジア文庫)

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【魔女と始める神への逆襲 道化の魔女と裏切られた少年】
水原 みずき
(富士見ファンタジア文庫)

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【母親がエロラノベ大賞受賞して人生詰んだ せめて息子のラブコメにまざらないでください】
夏色 青空
(富士見ファンタジア文庫)

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【転生王女と天才令嬢の魔法革命 3】
鴉 ぴえろ
(富士見ファンタジア文庫)

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【シェアハウスで再会した元カノが迫ってくる】
くろい
(富士見ファンタジア文庫)

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【織田信奈の学園】
春日 みかげ
(富士見ファンタジア文庫)

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【魔術士オーフェンはぐれ旅 ハーティアズ・チョイス】
秋田禎信
(TOブックス)

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【白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます IV】
やしろ
(TOブックス)

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【ガリ勉地味萌え令嬢は、腹黒王子などお呼びでない】
鶏冠勇真
(TOブックス)

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【氷の侯爵様に甘やかされたいっ!〜シリアス展開しかない幼女に転生してしまった私の奮闘記〜】
もちだもちこ
(TOブックス)

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【成り行きで婚約を申し込んだ弱気貧乏令嬢ですが、何故か次期公爵様に溺愛されて囚われています】
琴子
(TOブックス)

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【異世界からの企業進出!? 3 ~元社畜が異世界転職して成り上がる! 勇者が攻略できない迷宮を作り上げろ~】
七士七海/鵜山はじめ
(ヤンマガKCスペシャル)

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【少年マガジンR 2021年2月号】

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1月19日
【ウマ娘 シンデレラグレイ 1】
久住太陽/杉浦理史
(ヤングジャンプコミックス)

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【アサシンズプライド 7】
天城ケイ/ニノモトニノ
(ヤングジャンプコミックス)

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【ふたりぼっちのオタサーの姫 1】
クール教信者
(ヤングジャンプコミックス)

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【メイド・イン・ひっこみゅ~ず 6】
サンカクヘッド
(ヤングジャンプコミックス)

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【メイド・イン・ひっこみゅ~ず 7】
サンカクヘッド
(ヤングジャンプコミックス)

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【もののがたり 12】
オニグンソウ
(ヤングジャンプコミックス)

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【電波的な彼女 1】
片山憲太郎/平岡滉史
(ヤングジャンプコミックス)

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【電波的な彼女 2】
片山憲太郎/平岡滉史
(ヤングジャンプコミックス)

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【EX-ARM Another Code エクスアーム アナザーコード 2】
久麻當郎/古味慎也
(ヤングジャンプコミックス)

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【漆黒のジギィ 3】
やまむらはじめ
(サンデーGXコミックス)

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【ダンベル何キロ持てる? 11】
MAAM/サンドロビッチ・ヤバ子
(裏少年サンデーコミックス)

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【月刊サンデーGX 2021年2月号】

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【月刊ヤングキングアワーズGH 2021年3月号】

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【まんがタイムきららMAX 2021年2月号】

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【ウルトラジャンプ 2021年2月号】

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【育ちざかりの教え子がやけにエモい 3】
鈴木大輔
(ガガガ文庫)

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【董白伝~魔王令嬢から始める三国志~ 3】
伊崎 喬助
(ガガガ文庫)

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【双血の墓碑銘 3】
昏式 龍也
(ガガガ文庫)

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【剣と魔法の税金対策】
SOW
(ガガガ文庫)

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【弱キャラ友崎くん Lv.9】
屋久ユウキ
(ガガガ文庫)

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【僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場 2】
赤城大空
(ガガガ文庫)

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1月18日
【BE BLUES!~青になれ~ 42】
田中モトユキ
(少年サンデーコミックス)

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【よふかしのうた 6】
コトヤマ
(少年サンデーコミックス)

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【MAO 7】
高橋留美子
(少年サンデーコミックス)

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【絶対可憐チルドレン 60】
椎名高志
(少年サンデーコミックス)

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【双亡亭壊すべし 20】
藤田和日郎
(少年サンデーコミックス)

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【天野めぐみはスキだらけ! 23】
ねこぐち
(少年サンデーコミックス)

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【switch 11】
波切敦
(少年サンデーコミックス)

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【ポンコツちゃん検証中 7】
福地翼
(少年サンデーコミックス)

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【麗の世界で有栖川 4】
安西信行
(少年サンデーコミックス)

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1月16日
【クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター】
RYOMA
(電撃の新文芸)

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【悪役令嬢になったウチのお嬢様がヤクザ令嬢だった件。2】
翅田大介
(電撃の新文芸)

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【東方Project二次創作シリーズ 妖世刃弔華 わか思ふ地は ありやなしやと】
草薙 刃/東方Project
(電撃の新文芸)

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【ばいばい、アース 1】
冲方丁/麻日隆
(YKコミックス)

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【ばいばい、アース 2】
冲方丁/麻日隆
(YKコミックス)

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【少年マガジンエッジ 2021年2月号】

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1月15日
【それでも歩は寄せてくる 6】
山本崇一朗
(KCデラックス)

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【左手のための二重奏 3】
松岡健太
(マガジンエッジKC)

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【カノジョも彼女 4】
ヒロユキ
(講談社コミックス)

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【カッコウの許嫁 5】
吉河美希
(講談社コミックス)

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【ネクロマンス 5】
堂本裕貴
(講談社コミックス)

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【獣の六番 2】
永椎 晃平
(講談社コミックス)

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【なれの果ての僕ら 5】
内海八重
(講談社コミックス)

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【魔女に捧げるトリック 2】
渡辺静
(講談社コミックス)

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 【俺の死亡フラグが留まるところを知らない 1】
乙須ミツヤ/泉
(このマンガがすごい!comics)

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【ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 6】
環望
(コロナ・コミックス)

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【星斬りの剣士】
アルト
(アース・スターノベル)

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【姉に言われるがままに特訓をしていたら、とんでもない強さになっていた弟 〜やがて最強の姉を超える〜】
吉田 杏
(アース・スターノベル)

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【わがまま王女に仕えた万能執事、隣の帝国で最強の軍人に成り上がり無双する】
すかいふぁーむ
(アース・スターノベル)

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【花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす】
深海 亮
(富士見L文庫)

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【江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる】
七沢 ゆきの
(富士見L文庫)

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【氷室教授のあやかし講義は月夜にて】
古河 樹
(富士見L文庫)

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【附子の弁舌】
沼矛 トモ
(富士見L文庫)

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【瑠璃宮の花守り人 一輪末々を知る】
伊藤 たつき
(富士見L文庫)

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【女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」】
安泰
(宝島社)

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【吾輩は歌って踊れる猫である】
芹沢 政信
(講談社タイガ)

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【あくまでも探偵は】
如月 新一
(講談社タイガ)

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1月14日
【転生魔王の大誤算 2 〜有能魔王軍の世界征服最短ルート】
あわむら赤光
(GA文庫)

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【忘れえぬ魔女の物語】
宇佐楢春
(GA文庫)

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【貴サークルは"救世主"に配置されました】
小田一文
(GA文庫)

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【カンスト村のご隠居デーモンさん 〜辺境の大鍛冶師〜】
西山暁之亮
(GA文庫)

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【俺とコイツの推しがサイコーにカワイイ】
りんごかげき
(GA文庫)

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【ひきこまり吸血姫の悶々 4】
小林湖底
(GA文庫)

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【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 11】
サトウとシオ
(GA文庫)

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【スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 15】
森田季節
(GAノベル)

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【変な竜と元勇者パーティー雑用係、新大陸でのんびりスローライフ】
えぞぎんぎつね
(GAノベル)

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【異世界賢者の転生無双 7〜ゲームの知識で異世界最強〜】
進行諸島
(GAノベル)

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【ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。6】
えぞぎんぎつね
(GAノベル)

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【未来職安】
柞刈湯葉
(双葉文庫)

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【後宮の花は偽りに惑う】
天城智尋
(双葉文庫)

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【あやかしよろず相談承ります】
伽古屋圭市
(双葉文庫)

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1月13日
【ログ・ホライズン 外伝 新たなる冒険の大地】
池梟 リョーマ/木村 航
(エンターブレイン)

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【メイドさんは食べるだけ 2】
前屋進
(イブニングKC)

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【未熟なふたりでございますが 8】
カワハラ恋
(モーニング KC)

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【パリピ孔明 4】
四葉夕卜/小川亮
(ヤンマガKCスペシャル)

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1月12日
【カワセミさんの釣りごはん 3】
匡乃下キヨマサ
(アクションコミックス)

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【弧を描く 3】
木下 聡志/岩井 良樹
(アクションコミックス)

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【乙女戦争外伝供_个魴僂絢圓燭繊幣紂法
大西巷一
(アクションコミックス)

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【おとなの防具屋さん 3】
斐宮ふみ
(アース・スター コミックス)

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【俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 6】
秋乃かかし/裂田
(アース・スター コミックス)

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【きららファンタジアイラストレーションズ 2】
きららファンタジア製作委員会
(まんがタイムKRコミックス)

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【スローループ 4】
うちのまいこ
(まんがタイムKR フォワードコミックス)

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【月刊少年ガンガン 2021年2月号】

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【まんがタイムきららフォワード 2021年 02 月号】

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【ゲッサン 2021年2月号】

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1月10日
【川上稔 短編集 パワーワードの尊い話が、ハッピーエンドで五本入り 1】
川上稔
(電撃文庫BORN DIGITAL)

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【川上稔 短編集 パワーワードの尊い話が、ハッピーエンドで五本入り 2】
川上稔
(電撃文庫BORN DIGITAL)

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【新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち】
佐島 勤
(電撃文庫)

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【娘じゃなくて私(ママ)が好きなの!? 4】
望 公太
(電撃文庫)

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【神角技巧と11人の破壊者(上) 破壊の章】
鎌池和馬
(電撃文庫)

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【わたし以外とのラブコメは許さないんだからね 2】
羽場楽人
(電撃文庫)

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【ダークエルフの森となれ 2―現代転生戦争―】
水瀬葉月
(電撃文庫)

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【つるぎのかなた 4】
渋谷瑞也
(電撃文庫)

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【Re:スタート!転生新選組 3】
春日みかげ
(電撃文庫)

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【絶対にデレてはいけないツンデレ】
神田夏生
(電撃文庫)

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【先輩、わたしと勝負しましょう。ときめいたら負けです! イヤし系幼女後輩VS武人系先輩】
西塔 鼎
(電撃文庫)

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【来タル最強ノ復讐者 〜救いなき監獄都市で絶望を容赦なく破壊する〜】
哀歌
(電撃文庫)

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【男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 1. じゃあ、30になっても独身だったらアタシにしときなよ?】
七菜なな
(電撃文庫)

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【犯罪迷宮アンヘルの難題騎士】
川石折夫
(電撃文庫)

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【役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 〜伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました〜】
遠野 九重
(カドカワBOOKS)

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【捨てられ白魔法使いの紅茶生活 2】
瀬尾 優梨
(カドカワBOOKS)

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【スライム召喚無双 2 〜ゲーム技術は異世界でも最強なようです〜】
可換 環
(カドカワBOOKS)

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【百花宮のお掃除係 3 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。】
黒辺 あゆみ
(カドカワBOOKS)

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【悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です! 5】
明。
(カドカワBOOKS)

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【魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする 10】
流優
(カドカワBOOKS)

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【痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。11】
夕蜜柑
(カドカワBOOKS)

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【蜘蛛ですが、なにか? 14】
馬場 翁
(カドカワBOOKS)

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【ティアムーン帝国物語 VI 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜】
餅月望
(TOブックス)

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【特級ギルドへようこそ! 6 〜看板娘の愛されエルフはみんなの心を和ませる〜】
阿井りいあ
(TOブックス)

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【レア・クラスチェンジ! VII 〜魔物使いちゃんとレア従魔の異世界ゆる旅〜】
黒杉くろん
(TOブックス)

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【打撃系鬼っ娘が征く配信道! 3】
箱入蛇猫
(TOブックス)

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【ヤングキングアワーズ 2021年 02 月号】

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1月9日
【最果てのソルテ 1】
水上悟志
(BLADEコミックス)

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【魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~3】
住川惠/甘岸久弥
(BLADEコミックス)

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【シネマこんぷれっくす! 6】
ビリー
(ドラゴンコミックスエイジ)

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【さまよえる転生者たちのリライブゲーム 3】
サイトウケンジ/火野遥人
(ドラゴンコミックスエイジ)

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【魔術師たちの混乱 1】
奇仙
(ドラゴンコミックスエイジ)

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【最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 2】
天海雪乃/タンバ
(角川コミックス・エース)

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【合鍵くんと幸せごはん 1】
黒麦はぢめ
(角川コミックス・エース)

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【蜘蛛ですが、なにか? 蜘蛛子四姉妹の日常 3】
馬場翁/グラタン鳥
(角川コミックス・エース)

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【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 7】
柴田ヨクサル
(ヒーローズコミックス)

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【まんがタイムきらら 2021年 01 月号】

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【コミックフラッパー 2021年2月号】

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【ドラゴンエイジ 2021年2月号】

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【別冊少年マガジン 2021年2月号】

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1月8日
【可愛いだけじゃない式守さん 7】
真木蛍五
(KCデラックス)

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【メイドの岸さん 2】
柏木香乃
(KCデラックス)

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【幼女とスコップと魔眼王 1】
茅田丸/丁々発止
(シリウスKC)

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【よくわからないけれど異世界に転生していたようです 4】
内々けやき/あし
(シリウスKC)

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【ラストオーダー 1】
松葉サトル/浜松春日
(シリウスKC)

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【時間停止勇者 4】
光永康則
(シリウスKC)

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【お嬢様の僕 8】
田口ホシノ
(シリウスKC)

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【この世界は不完全すぎる 2】
左藤真通
(モーニング KC)

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【進撃の巨人 33】
諫山創
(講談社コミックス)

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【赫のグリモア 5】
A−10
(講談社コミックス)

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【我間乱−修羅−14】
中丸洋介
(講談社コミックス)

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【アサルトリリィ League of Gardens -full bloom- 1】
月並甲介/阿羅本景
(KADOKAWA)

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【ヤングエース 2021年2月号】

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【スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー】
友井 羊
(宝島社文庫)

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【毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理】
塔山 郁
(宝島社文庫)

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【ゴールデンタイムの消費期限】
斜線堂有紀
(祥伝社)

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1月7日
【ゆるキャン△ 11】
あfろ
(まんがタイムKRコミックス/フォワードシリーズ)

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【若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 6】
森田季節/出水高軌
(ガンガンコミックスUP!)

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【冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する 6】
斧名田マニマニ/唯浦史
(ガンガンコミックスUP!)

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【good!アフタヌーン 2021年2号】

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【私、能力は平均値でって言ったよね! 14】
FUNA
(SQEXノベル)

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【万能「村づくり」チートでお手軽スローライフ 〜村ですが何か?〜】
九頭七尾
(SQEXノベル)

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【転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜 13】
猫子
(SQEXノベル)

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【勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?】
初枝れんげ
(SQEXノベル)

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【大日本帝国の銀河 1】
林 譲治
(ハヤカワ文庫JA)

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【そいねドリーマー】
宮澤 伊織
(ハヤカワ文庫JA)

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1月6日
【1日外出録ハンチョウ 10】
上原求/新井和也
(ヤンマガKCスペシャル)

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【アダマスの魔女たち 5】
今井ユウ
(ヤンマガKCスペシャル)

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【ヤングマガジン サード 2021年Vol.2】

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1月5日
【願いを叶えてもらおうと悪魔を召喚したけど、可愛かったので結婚しました】
shiryu
(ドラゴンノベルス)

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【田中家、転生する。2】
猪口
(ドラゴンノベルス)

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【虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 2 〜もふもふな精霊たちにかこまれて、私、聖女になります〜】
桜井 悠
(ドラゴンノベルス)

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【最強錬金術師の異世界開拓記】
猫子
(ドラゴンノベルス)

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1月4日
【国防特行班E510】
神野オキナ
(小学館文庫)

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【呪術廻戦 14】
芥見下々
(ジャンプコミックス)

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【Dr.STONE 19】
稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)

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【チェンソーマン 10】
藤本タツキ
(ジャンプコミックス)

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【ぼくたちは勉強ができない 20】
筒井大志
(ジャンプコミックス)

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【ワンパンマン 23】
ONE/村田雄介
(ジャンプコミックス)

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【ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS- 11】
古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)

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【すいとーと! 3】
沖野ユイ
(ジャンプコミックス)

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【第9砂漠 3】
出口景
(ジャンプコミックス)

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【姫様“拷問”の時間です 5】
春原ロビンソン/ひらけい
(ジャンプコミックス)

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【ぼくらの血盟 1】
かかずかず
(ジャンプコミックス)

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【夜桜さんちの大作戦 6】
権平ひつじ
(ジャンプコミックス)

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【終末のハーレム ファンタジア 6】
LINK/SAVAN
(ヤングジャンプコミックス)

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1月1日
【嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい漫画】
40原
(ナンバーナイン)

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12月28日
【SPY×FAMILY 6】
遠藤達哉
(ジャンプコミックス)

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【SHOW BY ROCK!! 1】
邪武丸
(角川コミックス・エース)

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【スーパーのお兄さん 2】
河田雄志/行徒
(角川コミックス・エース)

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【高校事変 2】
松岡圭祐/オオイシヒロト
(角川コミックス・エース)

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【どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。1】
釜田/六つ花 えいこ
(フロース コミック)

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【まんがタイムきららキャラット 2021年01月号】

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【コミックライド 2021年1月号】

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【元勇者の公務員はゆっくり暮らしたい 1.帰還勇者、身分を隠してたのに新人冒険者の世話をすることになりました】
すえばしけん
(HJ文庫)

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【聖剣士さまの魔剣ちゃん 2 〜孤独で健気な魔剣の主になったので全力で愛でていこうと思います〜】
藤木わしろ
(HJ文庫)

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【最弱無能が玉座へ至る 2 〜人間社会の落ちこぼれ、亜人の眷属になって成り上がる〜】
坂石遊作
(HJ文庫)

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【お知らせ:最強魔王はダンジョン経営で荒稼ぎを始めます! 2】
坂本一馬
(HJ文庫)

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【異世界迷宮でハーレムを 11】
蘇我捨恥
(ヒーロー文庫)

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【ワールドオーダー 5】
河和時久
(ヒーロー文庫)

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【落ちこぼれ竜騎士、神竜少女(バハムート)に一目惚れされる 2】
深山鈴
(ヒーロー文庫)

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【ファントム オブ キル 死の国の守り人】
櫂末高彰
(ファミ通文庫)

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【彼女できたけど、幼馴染みヒロインと同居してます】
桐山なると
(ファミ通文庫)

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【異世界のんびり農家 09】
内藤 騎之介
(エンターブレイン)

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【人類滅亡して最後の1人になったら?】
三河 ごーすと/フェルミ研究所
(エンターブレイン)

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【幼女信長の異世界統一】
舞阪洸
(エンターブレイン)

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【転生七女ではじめる異世界ライフ 〜万能魔力があれば貴族社会も余裕で生きられると聞いたのですが?!〜】
四葉 夕ト
(エンターブレイン)

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【ラピスの心臓 3.深紅の狂鬼】
羽二重銀太郎
(エンターブレイン)

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12月26日
【隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた 3】
荒三水
(モンスター文庫)

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【初級魔術マジックアローを極限まで鍛えたら】
ぺもぺもさん
(モンスター文庫)

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【冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! 〜辺境開拓?よし、俺に任せとけ! 5】
佐々木さざめき
(Mノベルス)

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【白衣の英雄 2】
九重十造
(Mノベルス)

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【最強陰陽師の異世界転生記 4 〜下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが〜】
小鈴危一
(Mノベルス)

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【幼女戦記 20】
東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)

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【幼女戦記 20 限定版 】
東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)

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【フェイト/エクストラ CCC FoxTail 9】
たけのこ星人
(角川コミックス・エース)

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【シャバの「普通」は難しい 4】
ばたこ/中村颯希
(角川コミックス・エース)

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【戦争は女の顔をしていない 2】
小梅けいと/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
(KADOKAWA)

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【ざつ旅 ―That’s Journey―4】
石坂ケンタ
(電撃コミックスNEXT)

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【この美術部には問題がある! 13】
いみぎむる
(電撃コミックスNEXT)

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【タプリスシュガーステップ 3】
ばふぁこ/うかみ
(電撃コミックスNEXT)

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【姉なるもの 5】
飯田ぽち。
(電撃コミックスNEXT)

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【スーパーロボット大戦OG ―ジ・インスペクター― Record of ATX(7)BAD BEAT BUNKER】
八房龍之助
(電撃コミックスNEXT)

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【外道魔術師の憑依譚 2 〜最強剣士を乗っ取ったら、自分の身体を探すことになった〜】
羽鳥ぴよこ/新嶋紀陽
(電撃コミックスNEXT)

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【無職転生〜4コマになっても本気だす〜 3】
野際かえで/理不尽な孫の手
(電撃コミックスNEXT)

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【東方Project二次創作シリーズ 人間たちの幻想郷(前)】
芦山
(電撃コミックスEX)

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【魔王様、リトライ! R 2】
身ノ丈あまる/神埼 黒音
(モンスターコミックス)

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【農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。 6】
樽戸アキ/しょぼんぬ
(モンスターコミックス)

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【ムダヅモ無き改革 プリンセスオブジパング 9】
大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)

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【桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 10】
ぽんとごたんだ
(アクションコミックス)

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【少年エース 2021年2月号】

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【コンプエース 2021年2月号】

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【月刊少年シリウス 2021年2月号】

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【電撃マオウ 2021年2月号】

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【月刊コミックアライブ 2021年2月号】

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【月刊コミック 電撃大王 2021年2月号】

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【コミック電撃だいおうじ VOL.88】

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【Comic REX 2021年2月号】

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【最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 5 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】
タンバ
(角川スニーカー文庫)

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【『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。】
凪木エコ
(角川スニーカー文庫)

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【恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる】
夏乃実
(角川スニーカー文庫)

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【強気なお嬢様が俺の料理で甘々に】
雨宮 むぎ
(角川スニーカー文庫)

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【元カノと今カノが俺の愛を勝ち取ろうとしてくる。】
はむばね
(角川スニーカー文庫)

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【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。5】
しめさば
(角川スニーカー文庫)

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【悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします 3】
浜千鳥
(角川ビーンズ文庫)

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【グランドール王国再生録 破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです】
麻木 琴加
(角川ビーンズ文庫)

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12月25日
【ロード・エルメロイII世の冒険 1.「神を喰らった男」】
三田誠
(TYPE-MOONBOOKS)

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