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エロマンガ先生

エロマンガ先生 10.千寿ムラマサと恋の文化祭 ★★★   



【エロマンガ先生 10.千寿ムラマサと恋の文化祭】 伏見 つかさ/かんざき ひろ  電撃文庫

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「兄さん……一緒に、寝てもいい?」
紗霧との甘い日々を過ごしていたマサムネは、ムラマサの父・麟太郎に呼び出される。千寿ムラマサのえっちすぎる新作小説が大騒動を巻き起こす!
秋――『青春の思い出』を作るため、ムラマサの通う女子校の文化祭に赴いたマサムネたち。
「兄さん! お嬢様の群れをジックリと観察したい!」
「クラスの人気者ですよ、花ちゃんは」
「千寿ムラマサ先生は文芸部の神です」
コスプレ喫茶に占いの館、エルフのミスコン出場などなど、文化祭を巡るうち、謎に包まれていた梅園花の学生生活が明かされていく。そして運命の後夜祭へ……。
えー、千寿ムラマサ先生ってそんな娘じゃなかっただろう。初登場した時のギラギラしたこの娘は、そんな社交性なんて微塵も持たない娘だったじゃないか。だからこそ、尋常ではなく尖っていたじゃないか。一途で一心不乱だったじゃないか。そういう余分のない娘だからこそ、エルフの対比なり得る娘だったんじゃないのか。
今回の文化祭を通じて今まで知らなかったムラマサ先輩の新たな一面、マサムネたちが知らなかった側面、梅園花という少女は果たして彼女のさらなる魅力となり得るのだろうか。どうしても、後付の設定に見えてしまうんですよね。これまでもちょっとずつムラマサ先輩の素顔や心根というものは、これまでの付き合い、遊んだり遊んだり勝負したり遊んだり、という中で見せてきてくれていて、それはそれで彼女というキャラの身になり実となって積み重なっていったと思うのだけれど、今回のそれは唐突感が否めなくて、果たして千寿ムラマサというキャラとマッチしていたかというとどうしても剥離している感覚が否めなかったのである。
一方で彼女の恋愛観の独特さ、或いは自己中心的なところは実にムラマサ先輩らしくて、そうらしかったんですよね。
紗霧のことはちゃんと友達として認識していた大事にしているし、彼女とマサムネが付き合い出したという現実も理解していながら、紗霧のことは実際は眼中になくてムラマサ先輩の恋愛は常にマサムネと一対一、彼が振り向いてくれるか否か、というところに局限されているところなんぞ特に、色んな意味で視野が限定されていて、だからこそ集中が半端なく深淵のような深みまで掘り下げられている、という強みが醸し出されているのである。
でも花ちゃん、紗霧はあんまり眼中にないけれどエルフだけは目に入ってる気がするんですよね。というか、エルフだけがライバル認定されているというべきか。
同時に、花ちゃんの限界が見えたともいうべき話でもあったように思います。ヒロインとしてどうしてもここまでだった、と。彼女たちの中では何も終わっていない途中の話だったかも知れませんけれど、作品としてはある程度の決着はついてしまったかもな、というムラマサ先輩討ち死に編でした。
やっぱり、最強はエルフだよなあ。

シリーズ感想

エロマンガ先生 9.紗霧の新婚生活 ★★★  



【エロマンガ先生 9.紗霧の新婚生活】 伏見つかさ/かんざきひろ  電撃文庫

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「初めて出逢うずっと前から……あなたのことが好きでした」
お互いの過去を打ち明け合い、ようやく心を通じ合わせたマサムネと紗霧。新たな関係を築いていくため、二人は子供の名前を考えたり、初デートに行ったりと初々しいやり取りをする。そんな和泉兄妹に、エルフとムラマサが言ったこととは!?
「つい数日前、オレが実際に体験したことだ」
先輩作家の草薙から、酔った過ちで危険なメッセージを誤射してしまったことを相談されたマサムネと国光。彼の家に現れた人物とは? そして獅童国光渾身の新作小説の内容とは?
「貴方たち兄妹に、謝ることがあります」
叔母の京香に紗霧との新たな関係を報告したマサムネ。だが京香の返答は意外なものだった……。氷の表情の裏に隠された京香の複雑な思いとは──? 和泉兄妹に京香がずっと隠してきた「秘密」がついに明かされる!
新婚生活、まだはじまってないよ! 生活以前に、お付き合いはじめました、という報告をあっちこっちの知人にして回るという展開でした。
結婚生活じゃなくて、結婚報告!
それにねえ……うーん、どうしてもまだ「おままごと」な感じがして仕方ないのです。マサムネは高校生、紗霧に至ってはまだ中学生相当なわけですから、どれだけ本人たちが本気で結婚を志していても、実態がついてきていないというか。
実際は、自分たちでちゃんと働いて収入を得て、二人で暮らし、家事やなんかも(ほぼマサムネがですが)やっているわけですから、責任のない子供たちのたわごと、なんてことは到底言えないんですよね。実態として、既に二人で生活を成立させることが出来ているわけですから。
そして、運命的な経緯を経てめぐりあい、そして今想いを交わしあった関係。もう結婚しちゃえよ、と言われても不思議無いくらいのハッピーエンドカップルなんですよねえ……。
でも、どうしてかまだあんまり「リアル」を感じないのはなんでだろう。と思うと、やはりマサムネと紗霧の精神性が年相応の幼さでありすぎるのか。まだ中学生の紗霧はもとより、マサムネもこの子純真過ぎるというか世間擦れしてなさすぎるんですよね。よくムラマサ先生の方を世間知らず扱いしてるけど、マサムネの方も実のところあんまりムラマサちゃんと大差ない気がするのです。彼もまた、自分の見たいものしか見ようとしない傾向があるというか。
エルフ先生との関係の方が安心して見ていられるのは、そのあたりエルフ先生の方が現実的でビシバシと言うべきことを言ってくれて、夢物語ではなく地に足についた形で将来を語ってくれるというタイプの本気の愛情を見せてくれているから、なのでしょう。
まあ別に、マサムネと紗霧の新婚生活、別におままごとでも何の問題もないのかもしれないですけどね。先にも語ったように既に二人は現状でちゃんと生活を成立させているのですから、実際に結婚してみたら思い描いていた夢の結婚生活と全然違った、みたいな話にはならないのですから。

ともあれ、新婚生活というか婚約発表というかそういう報告をしても、めげないエルフ先生とムラマサ先生。さすがである。いやまあ、今更と言えば今更なのでそれでエルフ先生が諦めるはずがない、というかエルフ先生は既にそれ前提として勝負挑んできているわけですからねえ。ムラマサ先生の方はいまいち動向がわかりませんが。
智恵ちゃんはもう自分で語った通り、既に周回遅れすぎたんですよ! 今の段階で意味深に好意をちらつかせて気を引く、なんて真似してたのは遅すぎるのです。エルフ先生たちの積極攻勢と比べて、あまりにもマサムネを取り巻く状況を把握していなかった、としか言いようがないのである。

そして本命の京香さん。この人こそ今更何を言っているのか、という段階で。まあこれまで何年も思い悩んで苦しんでいたのですから、頑固に凝り固まった考え方がすぐに変わらなかったのかもしれませんけど、あれで二人に嫌われると思っていたのなら自分の甥姪のことを見くびりすぎであり見損ないすぎでしょう。この人、子供の頃からおとなになった今でも一貫して面倒くさい人だったんだなあ!
でも、マサムネも紗霧も、あの母にしてこの子あり、という体でこの手の面倒くさい人大好きなタイプなんで、まあうまくまとまるのか。
しかし京香さん、これだけ頑固で思い込みは激しくて他人を勘違いさせること著しいと、生きるの大変そう。やっと最近報われてきたのかもしれませんけど、この人こそ結婚大丈夫だろうか。

シリーズ感想

エロマンガ先生 8.和泉マサムネの休日 ★★★☆  



【エロマンガ先生 8.和泉マサムネの休日】 伏見 つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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「今日から兄さんは、私と同棲するの」著作『世界で一番可愛い妹』のアニメ化によって不眠不休の生活を余儀なくされたマサムネ。兄の無茶を心配した紗霧は、『開かずの間』での“同棲”を要求する。そうして始まったのは、妹やヒロインたちとの“同棲生活”だった!?同衾、お風呂、家庭裁判!?恋に仕事に、二重の修羅場をなんとか乗り切ったマサムネは、束の間の休日に、様々な思い出を回想していく。『妹やエルフと過ごした休日』『智恵との出会い』『ムラマサ先輩との日々』『マサムネが小説を書きはじめた「きっかけ」』。―そして、『私』が語る、和泉兄妹の過去。シリーズ最大の謎が明かされる第8巻!
これ、ちょうどアニメ化した頃に出たのですか。もうだいぶ前だよなあ。
自分の作品のアニメ化に伴って、莫大に作業量が増えてしまったマサムネだが、その生来の仕事ジャンキーな部分に点火してしまい、自分の体も顧みずに不眠不休で仕事に邁進してしまうことに。
体力的な無茶は若さの特権だけれど、やればやるほどのめり込んで余計に自分で仕事を増やしてしまう、って典型的だな、こいつも。彼の場合、創作活動に限らず普通にサラリーマンとかなっても仕事人間になってしまいそう。
それは結局、紗霧筆頭に家族総出で止められてしまったわけですが、止めたら止めたで途端に色ボケに走るのがここのヒロインたちである。マサムネを休ませる、という体が整ったとみるやすぐさま自分の欲望に負けてイチャイチャしだすんですよね。
でも、この積極性こそが彼女らをヒロイン足らしめているとも言えるのでしょう。その点、奥ゆかしく幼馴染だかクラスメイトだかの範疇を行ったり来たりしながら仲の良い趣味の合う親友、を演出している智恵なんぞ、心地よい友達関係に耽溺してそれ以上を求めないままチラッと匂わせるにとどめている、お蔭で残念ながらヒロインレースからはほぼほぼ放り出されてしまっている。彼女の立ち位置というのは本来の学生が主役のラブコメなら十分以上に有利かつ高品質な立ち位置であり、彼女の距離感身近な友達という関係も普通のラブコメならメイン格でもおかしくないんですよね。
ただしかし、本作ではマサムネは仕事に忙しくて学業には殆ど力を入れていないせいで、普段の生活で智恵と逢う機会もクラスメイトでよく出入りする本屋の娘、趣味仲間という親しい関係でありながらどうしても縁遠くなってしまっている上に、恋敵たるメインヒロインたちは義妹だったり同業者だったりとメインのお仕事関係でも深い仲であるために、機会の頻度が全然違う上に……みんな恐ろしいほどの肉食系積極攻勢型、しかも好きという感情を一切隠さずガンガン推してくる娘さんたち、特にエルフ、であるために、とかく智恵は舞台にあがる機会が殆ど与えられないんですよね、これは致命的。智恵からすると、これはもう色んな意味で相手が悪かったとしか言いようがないよなあ。
相手が悪かった、という意味ではエルフもほんとは最初から負け試合なんですよね。マサムネが小説を書き始めたきっかけ、紗霧が絵をかきはじめたきっかけから、まだ何も縁が無かった頃に結ばれた約束によってすべてがはじまり、やがて結実の果てに再会。しかも同時に家族として同じ屋根の下に住むようになった、とか運命的にも程がある、そしてお互い両思いというつけ入る隙がどこにあるんだ、というマサムネと紗霧の二人。完全に鉄板である。揺るぎのない青信号である。
にも関わらず、怯みもせず食いついて、実際脱落せずに堂々と恋人候補の位置を維持し続けているエルフ先生って、はっきり言って化け物級ヒロインなんですよね。ありえない状況を敢然と現出させ続けているわけですから。すげえなあ、と感心するばかりであり、なんというか途方もなく可愛いよなあ、と呆然とするばかりなのであります。
その手の空気を一切読まないムラマサ先生のマイウェイっぷりもある意味無敵で凄いのですが。

それはそれとして京香ちゃん、この人放って置くと無意識に間違いおかしてしまいそうで、絶対ヤバいな。実の兄に恋して、しかし恋破れた妹その後、を実録してるんですよね。なかなか見ないケースである。彼女の場合、恋した兄も、その兄と結ばれた幼馴染も、仲良くなった紗霧の母も、みんな亡くしてしまったわけで、本当にツライ立場な人でもあるんですよねえ。そりゃ、甥に兄の姿を透かし見て、ちょっと暴走してしまっても……うんうん。

さて、ついにマサムネも紗霧もお互いに契機が来るまでと秘め続けていた真実と想いを打ち明け、一歩踏み出したわけで、これで劇的に今までの関係が変わるのか。次のタイトルが新婚生活なだけに……いや、まだ紗霧さん13歳なんですけど。

シリーズ感想

エロマンガ先生 7.アニメで始まる同棲生活 ★★★☆   

エロマンガ先生 (7) アニメで始まる同棲生活 (電撃文庫)

【エロマンガ先生 7.アニメで始まる同棲生活】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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「『世界で一番可愛い妹』アニメ化決定、おめでとうございます」
二人で創った小説のアニメを、兄妹一緒にリビングで観る――『二人の夢』にまた一歩近づいた和泉兄妹。興奮冷めやらぬままマサムネはアニメの脚本会議に臨むが、そこで出会った制作スタッフは一癖も二癖もある人たちだった。
アニメ化によって、マサムネの生活に様々な変化が! 先輩たちから本気のアドバイスをもらったり、智恵や学校のオタクたちから祝福されたり、ゲーム化企画も進行中!? 嵐のように舞い込んでくる大量の仕事! いきなり家にやってきた美少女脚本家! 最強のアシスタントとなったムラマサ先輩! エルフや京香も和泉家に乗り込んできて!?
仕事に学業、家事に恋愛、さすがのマサムネも不眠不休の生活を余儀なくされる。兄を心配した紗霧は、ある決断をするのだが……。
アニメ化決定! 人気シリーズ第7弾!
同棲って紗霧と最初から同居してるのに今更? と、思ったら違う人とだった。ってか、完全にただの居候であって同棲じゃないじゃん!
むしろ、これを機会に一緒に住むことになった京香さんの方が一緒に暮らしてくれるように頼むところから同棲っぽいんですけど。京香さんの反応からしても、チョロイン的だし。
でもいいんだろうか、京香さん。和泉兄妹にかまけて今度同居まで初めてしまったら、益々婚期遅れそう。もう、結婚するつもりなさそうな気もするけれど。
しかし、正宗は生活のサポートを京香さんに頼むほどの客観性を持っているくせに、仕事のスケジュール管理、というかマネジメント?に完全に失敗してしまっている、というのはなんともはや。それも、本人失敗しているという自覚がないところが特にヤバイ。あれもこれもと仕事を抱え込んで平気で睡眠時間削って生命力そのものを消費しながら仕事に没頭してしまうところなんぞ、自分をまったく客観的に見れてないもんなあ。
恐ろしいのは、まだ十代で体力有り余ってる正宗は場合によってはこの殺人的スケジュールをこなしてしまいかねないところなんですよね。彼って途中で放り出すことは絶対にせずに小説書きという創作ですらいっそ作業的に熟しちゃうところあるからなあ。
もしこれをクリアしてしまうと、成功体験としてこれが常態化しかねないのが特にヤバイ。前にやれたんだから、これからもやれるよ、と軽く思うようになってしまうともう他人からの意見とか聞かないし、それを当たり前として押し通すようになる、というのはよくある話。
本来なら京香さんがこれを掣肘しなければならないんだけれど、まだ京香さん側の都合もあってか同居まで至ってないのが事を面倒くさくしてしまった感がある。早めに紗霧が止めたのは本当に良かった。彼女は自分たちの夢が何のための夢なのか、というのを忘れてないということでもあるし。正宗の方は、紗霧が自分たちの夢の成就の邪魔をしてる、と怒ってるあたり完全に本末転倒に陥っているわけだが。
ってか、編集。アホみたいに仕事案件ばっかり詰め込んで、そんなんだったらバカでも出来る。相手未成年だというのに、調整もなんもせずに都合押し付けてばっかりというのは見ていて頭痛くなるんだけどなあ。
正宗のケースは極端も極端、余計な負担押し付けすぎているきらいもあるんだけれど、多かれ少なかれアニメ化の影響が原作者に対して押し寄せるなら、そりゃアニメ化決まった途端に続きでなくなる作家が散見されるのも当然だわなあ。これで執筆ペース崩して書けなくなる、というのもあるだろうし。
それはそれとして、アニメ化スタッフがみんな若い女の子、というのはちょっとやりすぎじゃね? 小説サイドアニメサイド全部見渡しても、平均年齢20歳前後になっちゃうんじゃないの?
これはこれで、すごいファンタジーだわなあ。

シリーズ感想

エロマンガ先生 6.山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 ★★★★   

エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 (電撃文庫)

【エロマンガ先生 6.山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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エロマンガ先生、禁断の初顔出し!担当編集によって仕組まれた陰謀から紗霧を守ったのは、セーラー服を着たうら若き『氷の姫君』の写真だった。兄妹の保護者、京香との新たな関係が描かれる。その一方で、和泉マサムネは、『山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』について、本人から熱烈なレクチャーを受けることに!妹一筋のマサムネを攻略するエルフの秘策とは!?さらには、めぐみたちと合コンをすることになったり、ムラマサ家訪問で彼女の秘密が明らかになるなど、ヒロインたちの猛攻勢にマサムネは耐えきれるのか!そして、マサムネたちの小説『世界で一番可愛い妹』にも新たな展開が―!?
いや、ヤメてさしあげろよ! 京香さんがいくらなんでも頼ってくれって言ったからって、頼る方向が想定外すぎるw 大人の女性になにやらせてんだ、この兄妹は!!! そして、なんでこの叔母さんはこんな頼みを了承してしまうんだww
どうも京香さん、若い頃はかなり美少女な妹キャラだったみたいだけれど、実際どういう少女時代、というか妹キャラとして過ごしてたんだろうか。てっきりしっかり者な妹キャラなのかと思ってたんだけれど、和泉兄弟の悪ノリとしか思えない本気弄りに対して、抵抗もそこそこにどんどんどツボにハマっていくように弄られるがまま逝く所まで頭から突撃してしまうあの姿を見る限り、もしかしてかなりの弄られキャラだったのか。兄貴分や姉貴分たちに無茶振りされて、真に受けてやらかしてしまうひどい目に遭う系の妹キャラだったのか?
この人、将来が心配……ってか現在からもう心配になってくるんですけれど。大丈夫なのか、今現在。しかも、顔出しでこんなことしてしまって。
しかし、影武者として京香さんに顔出ししてもらった以上、紗霧がアルミちゃんみたいに顔出しデビューする事はまずもう無いということなんだろうか。さすがにあれは偽物でした、影武者でした、というのでは筋が通らんだろうし。まあ、美女かと思ったら実はおっさんでした、という詐欺行為ではないので、悪質ではないんだろうけれど。
ってか、今回サブタイトルからも全編に渡ってどっぷり山田エルフ先生回なのかと思ったら、むしろオムニバスっつうか、これまで出てきた主要なメンバーそれぞれに話を振っていくような展開だったのですね。
次回からアニメ化話が持ってくるので、その前段階での準備回……って、特に準備らしい準備はされていないのだけれど、暖機運転回みたいなものか。
獅童先生と草薙先生たちとの合コン回。幹事のめぐみの伝手とプロデュース力に戦慄してしまう話でもあるのだけれど、揚羽ちゃん8歳に獅童先生が陥落させられてしまうのって、この6巻発売当時だとまだそこまで浸透していなかった概念「バブみ」そのものではなかろうか。ってか、このくらいから流行りだしてたんだっけか?

それはそれとしてサブタイトルにもある山田エルフ先生の一気呵成の攻勢ですよ。ってかね、マサムネの方も紗霧に後ろ暗いものを抱きながらもエルフに付き合っている時点でアレなんですよね。エルフ本人に、私の事好きでしょうと指摘されて、全然否定出来なかったのも当然と言ってしまえるくらいに、心がぐらついているのが見えてしまう。
マサムネとしては、紗霧の移行を最優先して、あくまで紗霧を一番に置いているのだけれど、じゃあそれ以外の女性は眼中にない、というくらいに度外視出来ているのかというと、少なくともエルフに関しては全然出来てないのよねえ。
一方でエルフはエルフで、マサムネがどうやったって紗霧を最優先にして揺れ動かないことをはっきりと認識した上で、それもまるっと受け入れて、全部許容すると明言してしまっているのがまた凄い。普通許容できないであろう部分を寛大にも……いや、寛大というと違うかな。そういう上から目線じゃなく、許すとか許さないとかでもなく、そういうマサムネが好きで、紗霧とまとめて幸せにしてやる、とまで言ってくれてるわけで。
いやこれどう考えても、エルフと結婚すると幸せになっちゃうんですよね。幸せにしてもらえること間違いないわけですよ。結婚しろよ!!
問題は、マサムネが一番好きなのは紗霧である、というこの一事だけであって、まあその一事こそが万事であるのだけれど、それを承知の上で果敢に攻めるエルフ先生凄いなあ。
二巻のプロポーズ前哨戦でも相当一気に押してきた、と思ったものですけれど、あれあくまでマサムネに告白させる、という攻めながらも最後で受け身で待つ、みたいな感じも見受けられたんだけれど、今回お婿さん候補なんて誤魔化しをせず、完全プロポーズそのものでしたからね。まさに圧倒的なんですよ。
これどうするんだろう。ここまでこの人を選んだらハッピーエンド間違い無し、という威風を放つヒロインがかつていただろうか。メインヒロインじゃないんだぜ、この人。
もう攻めて攻めて攻めまくってくるエルフ先生に対して、ムラマサ先生の方はというと着実にというか毎回小出しに、という感じで新たな側面、新たな表情、新たな素顔を見せてくるという累積型攻勢タイプで、今回は謎だったプライベートを公開することで、また普段の気が抜けまくった花ちゃんの素顔が暴露されてしまうことに。いやまあ、女子力という点では凄いアレなんだけれど、方向性としてはわりと紗霧と似たタイプなのかも。ああ、エルフ先生がなんだかんだとムラマサのことも構ってしまうのわかるなあ。この子も手が掛かる面倒を見たくなるタイプなんだわ。エルフ先生、紗霧だけじゃなくムラマサ先生も一緒に幸せにしてあげてください。って、頼むと本当に幸せにしてくれそうで、エルフ先生さすがだ。というか現段階で既に、初めての友達ポディションで花ちゃんのことめっちゃ幸せにしちゃってるもんなあ。
もうみんなエルフちゃんと結婚すればいいんだよ!! エルフちゃん量産すればいいんだよ!! それで万事解決なんじゃないかなあ、もう!

シリーズ感想

エロマンガ先生 5.和泉紗霧の初登校 ★★★★   

エロマンガ先生 (5) 和泉紗霧の初登校 (電撃文庫)


【エロマンガ先生 5.和泉紗霧の初登校】 伏見つかさ/かんざきひろ  電撃文庫

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「おにーさんっ、クリスマスパーティやりましょうよ! 」
12月、紗霧のクラスメイト・神野めぐみらの提案でクリスマスパーティを開くことになった和泉マサムネ。めぐみと山田エルフ、そして高砂智恵の初顔合わせや、エルフとっておきの"隠し球"、紗霧の可愛い企みなど、波乱必至のクリスマス。1月、マサムネは作家仲間の獅童国光、美少女イラストレーター・アルミの3人で『バレンタイン対策会議』を開いていた。全員が目当ての女子からチョコを貰うべく、激論を交わすのだが……! 3月、ラノベ作家たちのアニメ化バトルに決着がつき、和泉家は明暗分かれた同業者のたまり場と化していた。そんな中、兄妹の保護者である京香が帰ってきて……。兄妹別居の危機に、奮闘するのは意外な人物!?
ラノベ作家の兄とイラストレーターの妹が織り成す、大人気シリーズ第5弾!!

いやあ、これはマサムネが誤解するのも仕方ないよ。京香さんの接し方が親族としても大人としても保護者としても失敗しているというレベルでやらかしてる。ちゃんと話してみれば、というのは簡単だけれどこれ京香さんの方から取り付く島がなかったとも言えるし、あれだけ頭ごなしにやられてしまったら、マサムネが逸ってしまうのも無理ないなあ、と思う。
これって、京香さんとしては家族ゆえの遠慮の無さ、だったのかもしれない、と考えることは出来るかもしれないけれど。だって、このレベルで対人関係やってたらまともな社会人としてのコミュニケーションとれないでしょう。あっちゃコッチャで仕事上のトラブルが起こってしまいかねない。取引先とか上司相手でなく、部下や使用者に対しても普段はちゃんと気配りとか細かくやってそうな人ではあるんですよねえ。
結局、京香さんって無表情系妹キャラを拗らせ続けてしまった人なんでしょうねえ。いわゆるマサムネの父親を主人公とした物語のヒロインの人だったわけだ。その視点からすると、両親を喪ったマサムネや紗霧も酷い喪失感を抱えながら生きてきたんだけれど、京香さんとしても一番大切な人と、恐らく様々なエピソードを得て恋敵であると同時に友達だった人、家族を突然喪った、という意味では彼女の負っていた傷も相当のものだったはず。そんな中で、大人として、大切な人たちの忘れ形見の保護者として、あの人達の子供たちを自分が幸せに導いてやるんだ、自分が、自分が、という気負いが、京香さんがやらかす原因になってしまったんかなあ。
そもそも、マサムネたちを想う京香さんの距離感と、マサムネたちが見知らぬ親族である京香さんを見る距離感が全然異なっている事を、京香さん自身が自覚していたか怪しいところ。本来、子供たちと距離を詰めていく、という過程抜きにしてズケズケと遠慮なさすぎにマサムネと紗霧の間に踏み込んできてしまっているのがその辺想像させられるんですよねえ。これで、もっと大人として、叔母として包容力ある形で傷ついている子供たちを守るように動いてくれたら良かったのに、取った行動は自分の理想の押し付けだったわけですしね。
これ、京香さん自身が妹キャラだった、というところにも原因があるんでしょうか。大人世代の当時の描写がまだ無い以上想像するしか無いのだけれど、厳しいこと言っても包んでくれる兄みたいな人に、だらしのない姉みたいな人たち相手に、しっかり者で堅物の妹キャラとして小言を飛ばし、時に理不尽な物言いをしても、なんだかんだと甘やかして貰ってたんじゃないかなあ、と夢想してしまうんですよね。だからこそ、自分より小さくて弱い家族に対しての接し方がわからず、マサムネの父や紗霧の母に接するように、年上の家族たちに対するようにそのまま厳しく理不尽に接してしまい、破綻してしまった、と。あの「甘やかしてあげます」という言葉に込められた京香さんの想い、なかなかに想像をたくましくしてしまうんですよねえ。
これを、まだ子供だったマサムネたちに察してあげろよ、というのは幾らなんでも無理難題でしょう。彼らは彼らで自分の大切だった生活、思い出、そして大切な人と未来を守るために必死だったわけですし、どうみても京香さんはそれを無理やり奪っていく理不尽に過ぎなかったわけですから。
それでも、子供たちの成長は両者の間に出来てしまった溝を埋められるだけの「余裕」を生み出したわけで、その成長はそのまま人の輪の広がりでもあるんですよねえ。
考えてみると、これだけポジティブに人と人との繋がりを良きものとして描き切ることのできてる作品って、希少かもしれないなあ。さすがに、登校イベントは青臭え!と思ったんだけれど、それにちゃんと乗っかってくれるみんな、いい子だなあ、と思うほかない。
ムラマサ先輩のあの都合の良い女っぷりには、むしろ惚れてしまいそうだ。
本屋の智恵ちゃんもあれ、十分脈ありだったのか……ってか、彼女ライバル居ねえと思って余裕ぶっこいてたら凄まじいメンツにあっさり追い抜かれてしまった、という感じなんだろうなあ。勿体ぶってないで先物買いしておけば、というところなんだけれど、まあどうやっても先に紗霧という存在がドーンと居座っているので最初からどうにもならないのですが。
そんな揺るぎのない大本命の紗霧なんですが、彼女自身立場に甘えず常にメインヒロインとして燃料を投下してガンガンエンジン動かしているにも関わらず、全然突き放せないエルフちゃんのヒロインとしての凄まじいポテンシャルがヤバいなんてもんじゃないですよね、これ。酔っ払い共の後始末、嫌がりもせずに一緒にマサムネと掃除や片付けや手伝ってくれる姿に、もうなんか打ちのめされた。エルフ兄から、妹は一途で献身的という評価があったけれど、マジで登場人物中でも屈指の家庭的な娘なんだよなあ。そういう範疇に留まらず、なんというかこれだけ、この娘と結婚したら絶対に幸せになれる確信が得られる娘って、かつて居ただろうか、ってな感じなんですよねえ。すげえ、すげえキャラだわ。

シリーズ感想

エロマンガ先生 11話 二人の出会いと未来の兄妹  


あれ? 原作だと紗霧とマサムネがそれぞれプロになるのを志すに至ったきっかけのエピソードって、まだこの段階では出てなかったですよね。ってか、私もまだ原作は5巻までしか読めていないんで、この話は知らなかったz。先々にこのエピソードあるんだろうけど。
これ、事実だとするとって事実なんだろうけれど、あんまりにも運命的すぎてそりゃあこれくらいでないとエルフ先生には太刀打ちできんよなあ、と。そして、あのファンレター送ってきた花さんよりも、これは先であり強力なエピソードだよなあ、と。これ、ムラマサ先輩回の次に持ってくるあたり、けっこう意地悪じゃw

にしても、初代エロマンガ先生がかなり想像通りすぎて笑ってしまった。同時に、紗霧にしてもマサムネにしても、親との関係って本当に理想的であり当人たちもあれ幸せだったんだろうなあ。それだけに、二人の兄妹のショックがどれだけ大きかったのかも想像できてしまう。紗霧は元より、マサムネですらトラウマめいたものを抱えてるものなあ。

秋葉のシーンでは前作の俺妹のキャラが盛りだくさんで出てくれて、これは思わずニマついてしまうサービスですわねえ。
うん、いいなあ。もう理想的なアニメ化じゃないでしょうか、これ。十全これほどパーフェクトにやられてしまうと、耽溺するしかないわー。
ストックはまだまだあるだけに、あまり間を開けずに二期やってくれればいいのだけれど、電撃文庫系列いやカドカワ全体か、そこらへんのフットワークは素晴らしく鈍いからなあ。やるにしても、盛り上がりのピークがいつも過ぎちゃってるし。
って、まだ最終回じゃなかっtぜ。

エロマンガ先生 4.エロマンガ先生VSエロマンガ先生G ★★★★   

エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)

【エロマンガ先生 4.エロマンガ先生VSエロマンガ先生G】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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「よーっく聞けよ――ニセモノ野郎。オレ様が"本物"の『エロマンガ先生』だ」
「エロマンガ先生」の正統後継者を名乗る「エロマンガ先生G」の登場に動揺する紗霧。「エロマンガ先生」という恥ずかしいペンネームには、大きな秘密が隠されていた! 紗霧は、最強のライバルとペンネームを賭けて勝負することになる。紗霧が隠していた、恥ずかしいペンネームの秘密とは? 紗霧を圧倒する技量を誇る「エロマンガ先生G」の正体とは――?
そして、和泉兄妹の新作『世界で一番可愛い妹』にも、新たなる展開が!
ラノベ作家の兄とイラストレーターの妹が織り成す、業界コメディ最新刊!!
エロマンガ先生グレート!! 前巻のラストで登場したときはなんだこのパチもんわー、という印象だったのですけれど、思いの外真っ当に「グレート」してましたがな。由緒正しき「グレート」の系譜である。マジンガーZに対するグレートマジンガー、みたいな?
作家であるマサムネの良き好敵手たちは今までエルフちゃんはじめたくさん出てましたけれど、よく考えると紗霧と同じイラストレーターは今まで出てきていませんでしたもんね。そして、登場したと思ったら、切磋琢磨する相手としては上等すぎる相手じゃないですか。
ってかそれでも、いきなり対決になるとは思いませんでしたけれど。まさかの生放送で公式対決。イベントとして仕切ってしまう担当編集のお姉さん、すでにやってることが単なるライトノベルの編集の域を越えているような。これだけあれこれ企画して実際色んな人巻き込んで引っ張っていて、こうしてイベントを仕立て上げることの出来る編集なんて滅多いないでしょうに。ってかこれ編集の仕事なんだろうか。もう営業とか企画とかそっち足踏み入れてるような。結構ゲスっぽい人だけれど間違いなく優秀なんだわなあ。マサムネもこういう人に首根っこ掴まれているという意味では運の良い作家なのだろう。
それはそれとして、生放送での勝負の審査員、という立場で公衆の面前に立ちながら、そこでエルフちゃんとイチャイチャするなし! いやこれもう誰が見ても付き合ってるようにしか見えんでしょうに。
イラストレーター・エロマンガ先生Gの正体は引っ張ることなく速攻で明らかになるのですが、ってかエルフの仕込みかよ! エロマンガ先生Gの方も確かに本当に「エロマンガ先生」に深い因縁を持つ人物であり、彼女にもちゃんとエロマンガ先生を名乗るに相応しい正統な理由を持っているんですね。
でも、「エロマンガ先生」ってわざわざ奪い合ってまで名乗りたくなるような名前じゃないよね!! 実際、その譲れぬ思いから真剣のこの名前を取り合うことになる二人だけれど、何気にエロマンガ先生はイヤー、とか思ってるし。誰が悪いってどう考えても初代エロマンガ先生が悪すぎる。しかも名前の由来、島の名前とかじゃなくて本気で「エロマンガ」じゃないですかー!
今まで決して絵を描くことに対して生ぬるい取り組みをしていたわけではない紗霧だけれど、自分よりも明らかに上手く、そして絵を描くということに対して、自分の中の感動を表現するということに対して信念と情熱を持つ相手の登場、そしてその相手が自分に対して並々ならぬ複雑な思いをぶつけてくることに対して、真っ向から受けて立ち、これまで以上に絵を描くことに対して身命を賭していくことになる。没頭、或いは没入。もしくは耽溺、とすら言っていいかもしれない、絵を描くことへの情熱をたぎらせる紗霧には、この時あの対人関係能力の面倒くささは出る余地すらなく、今回は最初からエンジンかかりまくりのフルスロットルだったんですよね。
このあたりは、相手となるエロマンガ先生Gの人柄、じゃないけれど、ある種の関係の深さが伺えるのです。当人同士は初対面であっても、共通の人を通じての共感覚であり、想いの共有というべきものを秘めた、友達という枠ではない、あの紗霧の彼女の呼び方がいろんなものを表していたよなあ、と。
それにしても、今回は本職の作家じゃなくてイラストレーターの話だったせいか、対決シーンで何故か飛び交う「必殺技」に笑ってしまった。「エロマンガ光線(フラッシュ)!(実際光る)」とか、いったい何の戦いなんだ。すげえビジュアル重視ですよね、このあたり。
肝心の、マサムネの妹小説の方はこの対決イベントのお陰もあってか、大重版。その盛り上がりにかこつけて、早速メディアミックス戦略に則ってコミカライズスタート。って、まだ二巻も出ていない段階でコミカライズってすげえ早い、メチャクチャ早い。順風満帆どころじゃなく、早く次書かないとコミックに追いつかれるww これはレーベルの方も相当本気でないとここまで急がないよなあ。

と、あくまでメインは紗霧であり、ある意味アルミちゃんだったのですが、常にピッタリと張り付いて離れないエルフちゃんがまた可愛いんだ。もう毎日入り浸ってるのね、このお隣さん。アルミちゃんが嫉妬するのも無理からんベタベタっぷりであります。そんでもって、何気にエルフちゃんっていじられキャラで、出て来る全員にイジられてるんですよねえ、可愛いなあ。

シリーズ感想

2017年2月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

読んだ本の数:40冊 うち漫画:18冊

ファミ通文庫の青春小説路線、毎度良作が出てくるんだけれど今回の【リンドウにさよならを】も実に清廉な青春モノで良かったんですよねえ。ぜひこの路線は続けてほしいところなのですが。
最近、何を読むか決めるのにルーレットとサイコロを駆使して選択するようになったので、積んでる本の中でもなかなか手が伸びない作品も手に取る機会が増えまして、これが思わぬ古い作品を読むチャンスにもなってるんですよねえ。
そこまで古いわけじゃないのですけれど、長らく積んじゃってた【エロマンガ先生】も再び読み出すことが出来たのはNYSEでありました。タイミング失うとなかなかねえ。
まあこういう選び方が出来るのも電子書籍だからなのですが。


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 4冊

リンドウにさよならを】 三田千恵/DANGMILL ファミ通文庫
エロマンガ先生 3.妹と妖精の島】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫
灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ】 十文字青/ 白井鋭利 オーバーラップ文庫
月とライカと吸血姫】 牧野圭祐/かれい ガガガ文庫

【リンドウにさよならを】 三田千恵/DANGMILL ファミ通文庫

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パタパタとドミノが倒れるように最初の主人公の優しさが回り回って戻ってくるという構成的にも非常に面白味のあった青春小説なんですよねえ。


【エロマンガ先生 3.妹と妖精の島】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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久々にシリーズの続きを読んだ、久々だからこそ痛感させられる伏見つかさという人書くラブコメとしてのキラータイトルっぷり。やっぱすげえわ。


【灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ】 十文字青/ 白井鋭利 オーバーラップ文庫

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ここまで長く続いたからこそ、改めて見つめ直す仲間たちとの関係、というところをグイグイと掘り下げてて実に読み応えがありました。


【月とライカと吸血姫】 牧野圭祐/かれい ガガガ文庫

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冷戦期の宇宙開発競争の最前線を、東側サイドから描く、というだけでも面白いのにそこにイレギュラーな要素をツッコんできた上に、この夢の辿り着く先の儚さが実に素晴らしく……。

★★★★(四ツ星) 3冊

うさぎ強盗には死んでもらう】 橘ユマ/米山舞 角川スニーカー文庫
ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王】 細音啓/ふゆの春秋 Novel 0
モンスター娘のお医者さん】 折口良乃/Zトン ダッシュエックス文庫

【うさぎ強盗には死んでもらう】 橘ユマ/米山舞 角川スニーカー文庫

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【ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王】 細音啓/ふゆの春秋 Novel 0

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【モンスター娘のお医者さん】 折口良乃/Zトン ダッシュエックス文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

高木綾香 (リンドウにさよならを)
山田エルフ (エロマンガ先生)
メリィ (灰と幻想のグリムガル)
与謝野緋奈 (ばいおれんす・まじかる!)
表・折紙 (デート・ア・ライブ)
シルヴィ (ワールド・エネミー)
サーフェ (モンスター娘のお医者さん)


以下に、読書メーター読録と一言感想。

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エロマンガ先生 3.妹と妖精の島 ★★★★☆   

エロマンガ先生 (3) 妹と妖精の島 (電撃文庫)

【エロマンガ先生 3.妹と妖精の島】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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『夏の取材&執筆合宿』! あんたたちの夢を叶えるためには、必須のイベントよ! 」
無事に『妹小説』を書き上げた和泉マサムネは、売れっ子作家・山田エルフの誘いで彼女の所有する南の島にやってきていた。
引きこもりの妹・紗霧の件もあり、合宿に乗り気ではなかったマサムネだが、他ならぬ紗霧からの"後押し"や、ムラマサ先輩の参加もあって、この合宿を有意義なものにしようと意気込むが……。
「二人で遊んでましょう! 」仕事そっちのけで遊び始めるエルフ。
「こ、こんな水着で……外に出るなど」エルフにハメられえっちな水着を披露することになってしまったムラマサ先輩。
他にも新しく出来た執筆仲間やエルフの兄の登場など、マサムネはじめての執筆合宿はどうなってしまうのか――?
はーーー……、いやあ面白いわ。すんげえ面白いわー。
ちょいとタイミングを逸して結構長らくシリーズ積んでしまっていたのですけれど、先日からはじめた「ルーレット&ダイスによる積読本を無作為にチョイスして読もう」でヒットしてくれたので、久々に続きを読む機会を得たのですが、うん面白いわー。
さすがというかなんというか、ラブコメというジャンルにおけるこの強烈なキャラの魅せ方に関してやっぱ伏見先生、パねえわー。エルフ、マサムネ、紗霧のトライアングルヒロインのこの圧巻のヒロイン力。これぞラブコメだよ、これがラブコメの真髄だよ、と思わずポカンと口を開けながらお三方にふみふみ蹂躙されてしまいましたがな。
特にエルフちゃんである。なにこの超ヒロイン。やたらカッコよくてちゃんとココぞという時にドカンと可愛い。この巻において、彼女のお兄ちゃんも登場して薄っすらとプライヴェートも明らかになってきたんだけれど、そこで間髪入れずのエルフ当人からの超々攻撃的ぶちかまし。この狙いすましたような一撃は勿論のことクリティカルヒットである。たとえこれまで彼女のことを何とも思っていなかったとしても、このあまりにも強力な一撃は完全に一発ノックアウトの威力でありました。もっとも、そこまでエルフが何もしていなかったというわけではなく、この娘やることなす事カッコイイんですよね。無茶振りも良くしてくるのだけれど、その後ろ暗さのない気持ちのよい行動がジャブの連発のように好感度をジリジリとあげてくるわけだ、これが。
ただでさえ、紗霧とムラマサという超高難度の気難しくてコミュ障な二人を即落ちさせて仲良くなっちゃってるのだから、とんでもねーやつである。それはわかっていたけれど、まさにわかっていただけというのを思い知らされるスマッシュヒットを食らわされた回でした。
もうエルフでいいじゃん、という気分にさせられるほどに。
しかし、この時点でマサムネは紗霧に対して一途に想いを寄せているわけで、そうでなかったらここでもう陥落していただろうなあ。そして、マサムネの気持ちを知っていてなお、この女自分に惚れさせる気満々なのである。なんという漢らしさw
彼女に限らず、今回は紗霧もムラマサも「水着回」だけあってか、これまでのいわゆる「彼女たちの事情」を整理した上で積極的に「ヒロイン」としてのアピールに勤しむ正しいラブコメ巻という感じだったんですよね、全体的に。一方で、彼女たち一歩立ち止まったからこそ、マサムネやエルフとゆっくり交流を深めたからこそ、作家として新たな視点を得て、自分の在り方を再認識し、心機一転再スタートというプロセスもちゃんと踏んでいるわけで、休憩でありつつちゃんとステップアップの話にもなっているあたり、長期シリーズを組み立てていく展望に卒のなさを感じるのでありました。というか、伏見さんの作品は毎回ちゃんと物語としても登場人物としても進展があり続ける、というのは何気に凄いなあ、と思う所。
それにしても、エルフのお兄さんがまんまエルフすぎて笑ってしまった。なんでこの人スーツ着てるの? なんで弓持ってないの? と思うくらい。絶対街似合わないよ、森へ還れw
いやいや、人物としてはエルフの兄なのかと疑わんばかりに非常にマトモで頼りになる大人の人でしたので、還ってもらうと困るのですが。

シリーズ感想

エロマンガ先生 2.妹と世界で一番面白い小説 ★★★☆  

エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)

【エロマンガ先生 2.妹と世界で一番面白い小説】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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『兄妹の夢』を叶えるため『妹小説(仮)』の出版を目指す俺とエロマンガ先生―和泉紗霧。担当編集を説得するべく、和泉兄妹は協力して企画書を作り始めるが―そこに次々と大騒動が巻き起こる!『発売日は一年後です』容赦なく現実を突きつけてくる担当編集。『かくまって頂戴!』締め切りから逃げ続ける売れっ子作家・山田エルフ。『和泉ちゃんと同じものを好きになりたいんです』『やつをラノベにハメる』妹のクラスメイト・めぐみと、本屋の娘・智恵の初遭遇。とある理由から、どうしても今年中に新作を発表したいマサムネは、優勝者に出版枠が提供される『ラノベ天下一武闘会』に挑む!だがそこにレーベル最強の宿敵が参戦してきて…!
続きが出ないラノベばかり選別して、初心者に読ませるとか、悪魔か! 悪魔か!! 時代を超えてレイニー止めをリアルに押し付けるとか、笑顔で顔が引きつりましたがな。鬼か!!
しかし、【マリア様がみてる】のレイニー止めなんてもう14年も前になってしまうわけで、この時生まれていなかった子らがもう中学生というのは衝撃的だよなあ。喰らっためぐみもまだ生まれてないんだぜ。【Hyper hybrid organization】もその年代なんだけれど、本屋の智恵さんいったい幾つなんだ、高校生のくせにw
伏見先生的にはやはりその年代のラノベに直撃を受けたということなのか。デビュー作【十三番目のアリス】での登場が2006年ですからねえ。何となくわかる。そして、その頃に途絶えてしまった数々の作品の続きが読めることはもうないのだと……と、この頃描いてた頃は思わなかったんだろうなあ。まさか、【R.O.D.】の続きが出るとか。【R.O.D.】ですよ、【R.O.D.】。何年越しだよ、一体。
そう、望みはいつだって潰えていないのだ。来ないはずの夏が来ることだってあるかもしれない、かもしれない。
ムラマサ先生じゃないんですけどね、私だって伏見さんのバトルもの、まだ読みたいですよ? というか、具体的に言うと【十三番目のアリス】の続きを、今の作者の筆で書かれるのを未だに待ってますよ?
ムラマサ先生の気持ち、わかる部分も多いんですよね。大好きな作家の、そっちじゃないだろうという方向へ作風やジャンルがスライドして行ってしまって戻ってこないあの感覚。なければ、自分で書いてしまうしかないじゃないか、という欲求。個人的にはムラマサ先生のような、自分の書きたいものを書くために小説を書く、という小説家のスタイルが一番好きです。小説家になりたいために小説を書く、のではなく、ね。書きたいものがあるから、書きたい場面があるから、書きたいセリフがあるから、コンコンと溢れ出てくるうちからの間欠泉を抑えかねて、表に叩きださねば耐えられない抑えきれないあの衝動。
さすがに、ムラマサ先生ほどストイックというか、周りを顧みない現実を振り返らない集中に集中を重ねて尖りまくってしまった在り方は滅多ないと思われますけれど、これもまた小説家としての在り方の一つなのでしょう。こうして、極端な形とはいえムラマサ先生みたいなキャラを出してきて、それも最強の売れっ子作家として出してくるあたりに、この手のタイプの作家に対する想いみたいなものが透けて見えるわけで……。
だからこそ、ベクトルがかなり違う正宗の苦悶と抗いの末の壁の突破が引き立つのでありましょう。
いやまあ、ムラマサ先生のあの正宗への要求だけはドン引きでしたけれど。どれだけ自分だけで世界完結してるんだろう。面白いものは世に出て然るべき。正宗が書き散らした挙句に表に出ずに消えていく作品群にすら苦渋を感じてしまう身としては、勿体無いと思ってしまう身としては、独り占めは良くない、と思わざるを得ないのです。それでも、あれだけ絶賛され評価されてしまったら、嬉しいわなあ。お金もそうなんだけれど、自分の作品が他人の人生を変えてしまうほどの影響を与えていた、と知ってしまった時の感慨というものは表現にあまるものなんでしょう。ムラマサ先生の存在は、ライバルとして以上に正宗の作家魂に火をつけることになったんじゃなかろうか。
まあ、火はついても燃やす燃料は殆ど妹成分なのですが。一巻と裏腹に、既に紗霧と和解して仲良くなった状態なので、なんというか……既にラブラブすぎやしませんか、あんたたちw
傍から見るとずっとイチャイチャしてるようにしか見えないんですが。ぶっちゃけ相思相愛だもんなあ。
ここから拗れていくのか、さらに抉らせていってしまうのか。長らく積んでた分、続刊が溜まっているのですぐ続きが読めるのはありがたい。

1巻感想

エロマンガ先生 妹と開かずの間3   

エロマンガ先生 妹と開かずの間 (電撃文庫)

【エロマンガ先生 妹と開かずの間】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫

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高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。和泉紗霧。一年前に妹になったあいつは、まったく部屋から出てこない。今日も床をドンドンして、俺に食事を用意させやがる。こんな関係『兄妹』じゃないぜ。なんとか自発的に部屋から出てきてもらいたい。俺たちは二人きりの『家族』なんだから―。俺の相棒・担当イラストレーターの『エロマンガ先生』は、すっげーえろい絵を描く頼りになるヤツだ。会ったことないし、たぶんキモオタだろうけど、いつも感謝してる!…のだが、衝撃の事実が俺を襲う。『エロマンガ先生』は、俺の妹だった!?『俺の妹』コンビで贈る、新シリーズ!
何を思ってそんな名前を付けた!?
関係ないけれど、イラストレイターの人って作家や漫画家と比べて変な名前にしている人多いですよね。特徴的なものならまだいいんだけれど、読めないとか検索しにくい類の名前は仕事をするのに損が多いだろうに、と良く思うのです。ライトノベルの感想記事なんか書いていると、イラストレイターの名前を見ることが多いので尚更にそう思う機会が多かったり。
さて、本編ですけれど、新たな妹ラブ伝説、というよりも今回のはライトノベル作家ネタ、というべきなのかもしれない。というのも、この義妹ヒロイン、妹としての要素が非常に薄い。義理の妹になってからすぐに引き篭もって顔も合さない生活を続けていたせいで、家族らしい付き合いがさっぱりないんですよね。かと言って、引きこもりな家族との真剣な付き合い方について深く掘り下げて書いているわけではないので、兄妹という関係でありながら限りなく他人に近い身内なわけである、この二人。
まあかと言って、他人同士、という冷めた関係ではないんですけれどね。この微妙な人間関係をじっくりねっとり描写していってたなら、これも新たな妹とのドラマになったんでしょうけれど、どちらかというと重きがなされているのは、兄と妹の関係よりも作家と絵師、作家と作家のあれやこれや、であったわけである。
難しいのは、これが義妹であり同居人という関係でなければ成立しない物語であるところなんだけれど、かといって妹モノかというとやっぱり首を傾げたい。
マサムネがガチンコでぶつかり合うのは、結局引き篭もったままあんまり出てこない紗霧ではなく、ライバルであるエルフ先生だったのですから……。
それ以上に、この二人の関係って兄と妹である方がお互いの気持的にも立場的にも歪んじゃってますしねえ。ってか、普通に接しろよ。なんでそんな究極的に遠回りするんだ、この男は。いや、これもこの男が小説家の権化だからか。一般的な恋愛観からして大いに間違ってはいるが。小説家だって、ラブレターはそんな風に書かないし渡さないから、小説家としても大いに間違ってるんだが。

いきなり話は変わるが、やたら速筆の作家さんって、何年かすると燃え尽きる率、そこそこ高いよねw
いやあ、単なるイメージかもしれないけれど、デビューからガンガン書きまくっていた人が、段々息切れしたように刊行スピードを減らしていき、やがてシリーズも途中のママ音沙汰なくなってしまう。というパターンをいくども経験しているがためか、そんな印象がある。
まあ、実際は敢然と何年にもわたって息切れもせずバリバリ書きまくってる人も、パッと思いつくだけで沢山思い浮かんだので、やっぱりイメージなのかもしれないけれど。
プロとして生き残れるのは、やはりこういう書いて書いて書きまくってなお、すり切れない人なんだろうなあ。なかには擦り切れるどころか、もうベテランもいい所なくらいの年月書いてるくせに、さらにクオリティあげたり、作風の幅を広げたり、レベルアップしていく人も結構いますしねえ。
ただ、こういうマサムネみたいな書き方をしている作家さんから、息を呑むような、電撃に打たれるような傑作や名作が生まれる想像はしにくいのも確か。とはいえ、安定したレベルの作品を沢山供給する、というタイプだって大事なんですけどね。作家なんてものは、それこそ十人十色でいいんだと思う。いろんなタイプが居てこそ、停滞は遠のいていくものなんだから。でも、マサムネはボツが多すぎるよなあ。決して書捨てしているわけじゃないのは、ボツにされた原稿にのたうちまわるような、自分の子供を殺されるような苦痛を感じている事からも間違いないんだろうけれど、やっぱり慣れや摩耗というのはあるんですよねえ。
マサムネが、今までと違うスタイルで新しい作品を書いた、というのはその理由とはまた、いいことなんじゃないかしら。物語を書くことだけじゃなくて、今までと違うやり方で挑んでみる、というのは新たな見地が広がるものですし。
さて、この伏見さんがライトノベルを書く、ということについて具体的にどういう見識を持っているのかについては、どこか自伝っぽく、しかし巧妙にフィクションに彩られ、様々な方向から違う価値観を持ちがる形式からして、まったく悟らせずに面白いエンタメとして出来上がってる事に、やっぱり上手いなあと思うばかりなんですが、【十三番目のアリス】の続きはいつ出るんですか? という件についてはいつまででも言い続けるのですよ?w 【火目の巫女】についても同じくなw

さて、今回の新作のホラー枠は、神野めぐみ、一択で。何が怖いって、この娘全部わかっててやってるっぽいところ。マサムネや紗霧みたいな人間のことを全く理解できずに自分の常識だけで判断している、というだけなら迷惑なだけで怖くはないんだけれど……なんか全部解ってるのにやらかしている卦が微妙に見受けられるのが怖い。

で、実妹からさらに実妹で押してくるのではなく、義妹になったのは現実的回避と捉えるべきか、はたまた逃げと見るべきか。今度は実妹でも妥協抜き、というパターンを密かに期待していたのだがw
 
12月3日

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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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