エンターブレイン

悪役令嬢たちは揺るがない ★★★   



【悪役令嬢たちは揺るがない】  八月 八/春野 薫久 エンターブレイン

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折れない心=メンタルつよつよヒロインたちの反撃!

王立学園に聖女見習いの田舎男爵の庶子アイニ・ミッコラがやってきて半年。今学園は混乱の極みにあった。貴族子息である男子生徒たちはアイニの無邪気で天然な可愛らしさに翻弄され、女子生徒たちはアイニの貴族マナーを無視した振る舞いに困惑し憤りを覚えていたからである。そんな中、巷で流行の物語になぞらえて「悪役令嬢」と呼ばれることになった三人の令嬢たちがいた。王太子の婚約者で清廉な侯爵令嬢セラフィーナ。商売で裕福な子爵家の気高き令嬢サンドラ。現宰相の侯爵家の聡明な令嬢ベルナルデッタ。いつしか学園内に不穏な空気が漂い始めた時、彼女たちがついに立ち上がる! アイニの間違いを正し、自らの心のままに進むために。
これは三人の「悪役令嬢」たちと聖女見習いが繰り広げる、女たちの生き様をかけた戦いの記録である――。



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TS衛生兵さんの戦場日記 2 ★★★★★   



【TS衛生兵さんの戦場日記 2】  まさきたま/クレタ エンターブレイン

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命の選別(トリアージ)を。たとえ地獄行きになろうとも。

サバト帝国の奇策・シルフ攻勢によって敗走を余儀なくされたガーバック小隊。彼らは飢えと渇きに苦しみながらも命からがら城塞都市マシュデールへと辿り着く。だがサバト軍はすでにマシュデールの眼前にまで迫って来ていた。ガーバックたちは息をつく暇もなく、再び命を賭した防衛戦へと駆り出される。一方トウリは小隊を離れ、唯一の衛生兵として臨時医療本部の監督役に任命された。だがそれは、日々運ばれてくる数十人の負傷兵の中から「救える者」だけを選別(トリアージ)する、あまりにも過酷な仕事だった――。

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剣よ、かく語りき ★★★☆   



【剣よ、かく語りき】 山形 くじら/中西 達哉 エンターブレイン

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科学と魔法の世界を剣一本でブッた斬れ!

異世界に転生した少年ユキトは育ての親である老人と二人、魔獣だらけの山奥で剣の修行だけをして生きてきた。しかしある日突然老人が姿を消したことで、ユキトも故郷を離れる決意をする。そうして山を下りたユキトが出会ったのは、銃を手に魔獣と戦う士官学校生たちだった! どうやらこの世界は魔法科学の力で、銃だけでなくスマホや戦車まで作りだしているという。だが鍛え上げたユキトの剣技は兵器や魔法をも凌駕するほどの腕前に達していた! そこでユキトはこの科学と魔法の世界を剣一本で生き抜こうと誓うのだが――!?

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後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く ★★★☆   



【後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く】 夢見里 龍/ボダックス エンターブレイン

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《心理》で難事件を解いてみせましょう。《後宮》×《ミステリー》、開幕。

後宮の女官として働きながら占い師をしている易妙。ある日、妃妾たちに占いを披露していると、見目麗しい男から「俺の素性を当てられたら大月餅をやる」と持ちかけられ、第一皇子の命累紳であることを言い当てる。大好きな大月餅を受け取った妙が帰り支度をしていると、先日占った妃妾の縊死した報せが入る。すぐさま現場に駆けつけた妙は自害ではなく殺害されたことを見抜き、持ち前の《推理力》と《心理》で事件を解決に導くのだが、数日後、彼女の活躍の一部始終を見ていた累紳から「俺と組まないか。俺は、あんたが欲しい」と提案されることに。累紳が妙を欲しがる狙いとは……!?

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バスタード・ソードマン 2 ★★★★☆   



【バスタード・ソードマン 2】  ジェームズ・リッチマン/マツセダイチ エンターブレイン

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春だ! 祭りだ! タダ酒だ!

厳しい冬が終わり、春が近づく頃。レゴールの街はにわかに活気づいていた。その理由はもちろん、春の風物詩である『精霊祭』の開催が目前に迫っているから。精霊祭は街中がスライムで飾り付けられ、他の街から観光客や行商人もわんさかやってくる一大イベントだ。レゴールで平穏に暮らすモングレルも精霊祭には毎年欠かさず参加している。なぜなら、街の領主が気前よくタダ酒を振る舞ってくれるのだ! そんなわけでタダ酒とクラゲ料理を楽しみにしていたモングレルはある日ライナから「私も祭り、一緒に回っていースか?」と誘われて――!?



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Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 08 ★★★★   



【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 08】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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神聖な木を守り 森を支配する偉大な王 VS ダンジョン初心者な研究員!

代々木ダンジョンの21層で不思議なオレンジを手に入れたDパワーズ。
研究者・佐山は、その調査のためにDパワーズに同行を依頼する。
再び訪れた21層で、森の奥にあった特別な木の枝を折ってしまった佐山は、図らずもエリアボスの標的となってしまう!
佐山を助けるべく芳村と三好が考えた方法とは――

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TS衛生兵さんの戦場日記 ★★★★★   



【TS衛生兵さんの戦場日記】  まさきたま/クレタ エンターブレイン

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ファンタジーの世界でも戦争は泥臭く醜いものでした

トウリ・ノエル二等衛生兵。彼女は回復魔法への適性を見出され、生まれ育った孤児院への資金援助のため軍に志願した。しかし魔法の訓練も受けないまま、トウリは最も過酷な戦闘が繰り広げられている「西部戦線」の突撃部隊へと配属されてしまう。彼女に与えられた任務は戦線のエースであるガーバックの専属衛生兵となり、絶対に彼を死なせないようにすること。けれど最強の兵士と名高いガーバックは部下を見殺しにしてでも戦果を上げる最低の指揮官でもあった! 理不尽な命令と暴力の前にトウリは日々疲弊していく。それでも彼女はただ生き残るために奮闘するのだが――。

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アラサーがVTuberになった話。2 ★★★☆   



【アラサーがVTuberになった話。2】  とくめい/カラスBTK エンターブレイン

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祝、妹ちゃんズVデビュー!

私が神坂怜としてデビューし早3ヶ月。炎上したり、炎上したり、あと炎上したりしているうちに気付けば季節は夏に突入していた! そこで私はかねてより計画していた妹ちゃんとの兄妹コラボ配信を行うべく準備を進めていた。そんな折、前職の後輩(女)から「VTuberになったっス」との連絡が入る。それも有名バーチャルタレント企業『SoliDlive』の新人だって? さらにその同期が妹の親友? トドメとばかりに私と後輩の同棲疑惑までネットに出てしまって……というか、身内にVTuber多すぎない!?


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悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる 1 ★★★  



【悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる 1】 えんじ/ハラ カズヒロ エンターブレイン

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愛する子供を守るため!世界最強の親バカ参上!

生前、積みゲーだったRPG「ブライトファンタジー」。
その世界のゲームキャラに転生したグレイは、冒険者として平穏に暮らしていた。
ある日、街中で暴漢に虐げられる子供達を助けると、少年はゲームの主人公とその幼馴染だった。
不遇な生活を送る主人公たちに、思わず養子にすると決意したグレイだったがその選択が世界の運命を大きく変えることにーー。

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バスタード・ソードマン ★★★★☆   



【バスタード・ソードマン】  ジェームズ・リッチマン/マツセダイチ エンターブレイン

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ほどほどに戦いよく遊ぶ、これが理想の異世界生活

バスタードソードは中途半端な長さの剣だ。ショートソードと比べると幾分長く、細かい取り回しに苦労する。ロングソードと比較すればそのリーチはやや物足りず、打ち合いで勝つことは難しい。何でもできて、何にもできない。そんな中途半端なバスタードソードを愛用する俺、おっさんギルドマンのモングレルには夢があった。それは平和にだらだら生きること。やろうと思えばギフトを使って強い魔物も倒せるし、現代知識でこの異世界を一変させることさえできるだろう。だけど俺はそうしない。ギルドで適当に働き、料理や釣りに勤しみ……時に人の役に立てれば、それで充分なのさ。これは中途半端な適当男の、あまり冒険しない冒険譚。

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Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 07 ★★★★   



【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 07】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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ついにタイラー博士とダンジョンの本体と思しき存在に接触した
芳村と三好のDパワーズ二人は、ダンジョンの目的を聞かされて頭を抱えていた。
そこへ、他探索者によってスキルオーブ〈マイニング〉が取得されたニュースが飛び込んでくる。
〈マイニング〉の使用規定への施行が間に合うか微妙な状況に焦る芳村たちは。
契約探索者として雇った三代絵里と、鉱物化学者の六条小麦を連れて碑文が記した
層へと向けて代々木ダンジョンに潜る。

そうしてたどり着いた21層で驚愕のドロップが!!



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アラサーがVTuberになった話。 ★★★☆   



【アラサーがVTuberになった話。】  とくめい/カラスBTK エンターブレイン

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祝、収益化!

過労死寸前でブラック企業を退職したアラサーの私は気づけば妹に唆されるままにバーチャルタレント企業『あんだーらいぶ』所属のVTuber神坂怜となっていた。「VTuberのことはよくわからないけど精一杯頑張るぞ!」と思っていたのもつかの間、女性ばかりの『あんだーらいぶ』の中では男性Vというだけで視聴者から叩かれてしまう。しかもデビュー2日目には同期がやらかし炎上&解雇の大騒動に! 果たしてアンチばかりのアラサーVに未来はあるのか!? ……まあ、過労死するよりは平気かも?

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悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。3 ★★★☆   



【悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。3】  丘野 優/TEDDY エンターブレイン

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心を入れ替えて歩んできた今世、 最強の魔術師と対面する!!

エレインは聖女の謎を調べるため、聖女候補のアンナを連れ、魔塔へ赴いた。
アンナの精神世界へ潜入すると、出生時の記憶に祖母の不穏な行動がーー明かされる真実とは?

聖女の一件から6年後。エレインはリリーを出産した。
一度目の人生はリリーに殺害されたエレイン。
今世は我が子を親殺しにしないと誓ったエレインは運命に立ち向かう。



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聖女様は残業手当をご所望です 2 ~王子はいらん、金をくれ~ ★★★★   



【聖女様は残業手当をご所望です 2 ~王子はいらん、金をくれ~】 山崎 響/伊吹 のつ エンターブレイン

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王子暗殺計画に聖女を巻き込むとはいい度胸だな!?

儚げな美しさと強大な魔力を合わせ持つ心優しき聖女ココ・スパイス。でも本当は前の聖女と酒盛りでバカ騒ぎし、お供のナタリアを嘆かせる常識はずれの女の子だ。今日も今日とて修道院を抜け出し下町グルメを満喫していたら、なぜか庶民の格好で逃げているセシル王子とバッタリ! ココも逃走劇に巻き込まれ、おまけで一緒に逃げることに! 追手はどうもプロの暗殺者のようで……。 王子暗殺の陰謀!? 黒幕の魔の手はココにまで!? やられたら倍返し、ココの秘策が炸裂する! 誰よりも規格外の聖女ココが、あらゆる陰謀を殴り倒す物語、その2!


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TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA 嫌われ追放エンドを目指してるのに最強無双ロードから降りられない ★★★★☆   



【TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA 嫌われ追放エンドを目指してるのに最強無双ロードから降りられない】  佐遊樹/ぬくもり エンターブレイン

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最強orポンコツ?逆RTA(リアル・タイム・アタック)ファンタジー!!

神々の創ったゲーム世界に美少女(マリアンヌ)へと転生した主人公。
神々のお遊び『配信』で、ハチャメチャな条件付きで追放RTA(リアル・タイム・アタック)をすることになったマリアンヌ。
いっそ最速で追放エンドになることを目指し
「暴力」「暴言」「喧嘩」「無双」「禁呪」etc.
ありとあらゆることを試した結果、なぜか学園での人気者に!?
そんなとき『竜殺し』と邂逅したマリアンヌはーー
ルールブレイカー必至?逆RTA(リアル・タイム・アタック)ファンタジー!!


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Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 06 ★★★☆   



【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 06】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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横浜ダンジョンからモンスターがあふれだす!?

横浜ダンジョンに分裂を繰り返すモンスターが発生!
ダンジョンからあふれ出せば、数日で、横浜が、関東が、日本が、世界が食い尽くされる可能性が!
ダンジョン内でケリをつけるべく駆け付けた芳村と三好は、伊織率いるチームIやサイモンたちDADメンバーと協力して事態の収拾にあたる。
しかし、事態を重く見た組織から秘密裏に持ち込まれたのは、小型の核爆弾だった!!

大人気 現代ダンジョン攻略譚最新刊!!


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主人公じゃない! 03 ★★★☆  



【主人公じゃない! 03】  ウスバー/天野 英  エンターブレイン

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レクスの運命を握るダブルヒロイン登場!?
ギルドで新たな仲間を探すレクスの前に現れたのは「男性の理想を具現化したような女性」のリリー!
しかし、一見完全無欠に見える彼女は、実はゲーム時代に俺(レクス)にトラウマを植え付けた最凶最悪の「悪女」で!?
一方、街外れの館では〈死の定め〉を背負った少女と出会い……。
ゲームにはない結末を求め、レクスが未来を変える!
さらには外伝「猫と猟犬」も収録!!

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悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。2 ★★★☆   



【悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。2】  丘野 優/TEDDY エンターブレイン

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貴婦人が、教師に!冒険者に! エレインの無双(むちゃくちゃ)は続く!!

陰謀に巻き込まれる貴婦人!?
悪逆を尽くした公爵夫人エレインは、我が子に殺された瞬間、30年前に時間が戻っていた。
20代の貴婦人となったエレインは、過去を悔い改め、人生を再スタートさせる。
魔術学院の院長に功績を見込まれ、特殊魔力を指導する教師となったエレイン。
だが、特殊魔力はあまり認識されてない魔力ゆえに、障害にぶつかることも多々。
教師、研究者、母として忙しい毎日を送るなか、院長から更なる依頼が舞い込んだ。
――聖国の次期聖女の能力を調べてきてほしい。
才能ある教え子を連れ短期留学を装い、聖国に降り立ったエレインの前には更なる苦難が続々と!?
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リアデイルの大地にて ★★★☆   



【リアデイルの大地にて】  Ceez/てんまそ エンターブレイン

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目覚めたのは200年後の世界――そこで彼女が為すべきことは?

事故によって生命維持装置なしには生きていくことができない身体となってしまった少女"各務桂菜"はVRMMORPG『リアデイル』の中でだけ自由になれた。そんなある日、彼女は生命維持装置の停止によって命を落としてしまう。しかし、ふと目を覚ますとそこは自らがプレイしていた『リアデイル』の世界……の更に200年後の世界!? 彼女はハイエルフ"ケーナ"として、200年の間に何が起こったのかを調べつつ、この世界に生きる人々やかつて自らが生み出したNPCと交流を深めていくのだが――。
書籍だけの特別短編『職業参観の顛末』を収録!




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未実装のラスボス達が仲間になりました。★★★   



【未実装のラスボス達が仲間になりました。】  ながワサビ64/かわく エンターブレイン

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新型VRMMO“eternity”の第2陣テスターとして選ばれた修太郎。ランダムスキルで“ダンジョン生成”を得た彼は、さっそくスキル発動する―時同じく、mother AIの暴走によりプレイヤー達はゲーム内に閉じ込められ、ゲームの死=現実の死、となるデスゲーム世界になってしまった。デスゲーム開始と同時にスキルを発動した修太郎は、座標バグにより実装予定の最終エリア“ロス・マオラ城”にいた。そこにいたのは、世界を統べる予定だった六人の魔王。スキルによって魔王並みに強いスライムを誕生させたり、モンスターの城下町を楽しく発展させたりする修太郎に、六人の魔王たちは徐々に惹かれていく。そうして魔王たちの加護を得た修太郎は、当初の目的である冒険を始めようと始まりの街に戻るのだけれど―。魔王達と楽しくデスゲーム世界を切り拓く、ある少年の成長冒険譚開幕!7話+書き下ろし「死族の魔王」。
未実装って、まだ実装していない待機状態なのか、それとも実装する予定がないままお蔵入りしていたのか、どっちなんだろう。
いずれにしても、固有の意識があるにも関わらず、ラストダンジョンに閉じ込められたままだった、というのは牢獄みたいなもんですよね。
でも、ラスボスが6人もいるというのはどうなんだろう。というか、ラスボスって比喩なだけで別にゲームのトリを飾るボスキャラではないみたいだけれど。強いて言うなら裏ボス? 或いは野生の野良ラスボス。そういうのって、自分の世代だとまず「神竜」と「オメガ」のイメージになってしまうのですが。
ともあれ、そんな彼ら魔王たちを眷属にしてしまった修太郎くん。彼の情報、ほとんどないまま話が進みだしてしまったのでわからなかったのですが、彼って中学生らしいのだけれどどうも中学生は中学生でも成り立て。まだ一学期かくらいのちょっと前まで小学生だった年齢みたいなんですよね。
どうにも言動が幼いというか純朴というか。最近のこの界隈の小説は、小学生だろうと幼稚園児くらいの年齢だろうと関係なく大人仕様の言動をするのが普通みたいになっているので、普通の小学生ってどんなだっただろう、とわかんなくなってるのですが、だいたいこのくらいの年齢の子供というと、同時にあれこれと並列的に考える事よりも取り敢えず目の前のことに夢中になっちゃいますよね。
修太郎くんも、最初はデスゲームがはじまってしまった事に怯えていたものの、次にわけのわからない魔王たちを眷属にしてしまって途方に暮れて、次に色々と与えられてしまった報酬やスキルを使ってあれこれ試してみることに夢中になって、と取り敢えず目の前のことに頭がいっぱいになってしまうところや、ラスボスたち相手にも不器用に仲良くなろうとするところなど、微笑ましい子供っぽさが随所に見られて、なんだかほっこりしてしまいました。
絶対戦力とも言えるラスボスたちを眷属にしたことで、如何用にも彼らを利用して利益を得たり、名声を掴んだり、果ては好き勝手なんでもすることが出来るだろうに、そういう恣意的な発想がそもそも生まれずに、街づくりなどゲーム的な要素を夢中になって遊んで……本人感覚ではこれゲームで遊んでる感覚なんだろうな。まあそういう姿は純粋に楽しそうで、ラスボスたちもあんまり不埒なことは考えてなくてなんだかんだと修太郎に従う気満々なので、随分と平和な空気感になっている。
こちらは、死者の女王たるバンピーが実質ヒロイン的な立ち位置なのかしら。

一方で、他の一般プレイヤーたちはというと、こちらはこちらで真面目に純粋にデスゲームに巻き込まれ阿鼻叫喚の真っ最中。いや、なんか随分真っ当にデスゲームに立ち向かってるなー、と逆に感心してしまった。これだけ真面目にデスゲームしてくれると、運営の方もやった甲斐あったんじゃないだろうか。
有力ギルドのリーダーから、巻き込まれたプレイヤーたち全体のまとめ役として立ち上がったワタルを中心に、なんとか生き残り戦略を建てていくプレイヤーたち。
でも、一致団結して対処しようという姿勢に背を向けて、個々に先のフィールドに進んでいってしまうプレイヤーたちもいれば、戦闘に参加せずに引きこもるプレイヤーもあり、とまあ案の定立ち位置からなどの揉め事が増えていってしまうわけだ。
それでも、最初からほぼ滅私奉公的にプレイヤー全体を助け生き残らせようというワタルを中心としたギルドの献身的な働きは、なんとかセーフティーネットとして機能して、士気の瓦解、パニックの拡大を防ぐことに成功してるんですよね。これは控えめに言ってもよくやったよなあ、と感心してしまいます。
それでも、体制が安定する前に安全フィールドのはずの街自体を崩壊に追い込むイベントを早々に盛り込んでくるあたり、運営の殺意相当高いんじゃないだろうか、これ。
これ、修太郎君というイレギュラーがなかったら、かなり高い可能性でギルドの首脳部壊滅していたわけですから、早々に安全なはずのフィールドがなくなり、プレイヤーたち壊滅状態に陥って一部の戦闘職しか生き残れなかったんじゃないだろうか。
この運営、ゲームバランスとか考えてないな、さてはw

ゲーム初心者ながら、今回のイベントの攻略の鍵となったミサキの、無力でありながらみんなの為に戦おうとする意思が、修太郎との出会いを生んで壊滅の危機を救ったように、あっちこっちで一人ひとりが生き残るために必死に戦う様子が描かれている、あとがきでも書いていたけれど群像劇なんですねえ、これって。
でも、修太郎以外のプレイヤーってほんとにギリギリで必死に戦っているので、空気としては悲壮感すら漂う切羽詰まったものなわけです。
修太郎サイドのあの修太郎の気質も相まってほのぼのとしているのんびりとした平和な空気感とは、寒暖差がありすぎるんですけれど、これって修太郎の戦力が極まりすぎてて彼が手助けしたらあっという間にデスゲーム崩壊してしまうんですよね。何気にこっちもゲームバランスがヤバいことになっているのだけれど、果たして修太郎サイドと一般プレイヤーサイド、どう絡めていくんだろう。
あんまり修太郎が前に出てきてしまうと、ほんとにバランス崩れてしまいますし。そのあたりのお話の進め方は気になるところですねえ。


悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。1 ★★★☆  



【悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。1】  丘野 優/TEDDY エンターブレイン

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「心を入れ替えて生き直そう」ーーそして始まる貴婦人無双!!!

国家転覆を企てるほど悪逆を尽くした公爵夫人エレインは自らの娘によって命を奪われた。
死の間際、大罪を後悔するも時すでに遅し。公爵家は滅び、その悪名は時間と共に忘れられるはずだったーーしかし、気がつけばエレインは出産中で!? なんと長男を出産した30年前に時間が巻き戻っていたのだ。
嘘と暴虐に塗れた人生を改めるため、
我が子に親殺しをさせないため、
前世の経験と知識を総動員したエレインの快進撃が始まる!!
人妻! 主人公、夫のある人妻である。しかも子持ち! 奥様、子持ちの人妻にも関わらず、そのボディスーツはちょっと攻めすぎじゃないでしょうか、大変結構!
国家転覆企てて王家に反逆したけれども大失敗したので、死に戻った今回はもっと上手くやろう。じゃなくて、反省して後悔して今度はもっと穏やかに家族を愛して生きよう、となるのか。
いや、わりと盛大に心変わりしすぎじゃないだろうか。かなりの悪逆非道で政敵を排し、障害となる者たちを謀略で抹殺し、と相当な悪役ムーブを貫いた人生を送っているにも関わらず、今際の際にまるで憑き物が取れたかのようにそうした自分の人生を悔いているんですよね。
それだけ、自分の娘に親殺しをさせてしまった事がショックだったのか。それとも本当にナニカに憑かれていたのか。
新たな人生でも、エレインは大逆罪の自分を討ち果たす役目を負わされた末娘リリィに殺されないようにと、史上に残る天才大魔導師だったリリィに対抗できるようにと、未来の技術と経験を生かして自分を鍛え上げていくのです。……いや、これ真っ当に生きてたら普通娘と殺し合いにはならないんじゃないだろうか。何気に、いつか殺し合いになるかもしれない、という前提がエレインのどこかにあるみたいなのですけど。
なにか、運命の収束みたいなものがあると感じ取っているのだろうか。
でも、死に戻ったエレインの行動によって歴史は前回から大幅に変わっていってるんですよね。本来なら死んでいるはずの人が生きていたり、敵対していた者同士が仲良くなっていたり、エレイン自身も前回は疎遠だったり敵対することになった相手と交友を持つことになったり、と。
今の所、そこに改変された歴史の揺り戻しみたいなものは見えないのだけれど、エレインは油断せずに自身の研鑽を怠らないし、魔導具の開発や事業の拡大など周りの環境の強化に勤しみ続けるのである。
……全然、大人しくなってないどころか別の意味で突っ走りまくっている気がするんだが、二度目の人生。
ただエレイン自身、二度目の人生を見ていると冷静で他人の心情も察することの出来る深い人格の持ち主で、情にも厚く何より家族への愛情に満ち溢れた人物なんですよね。野心家だったり権力志向だったり、という素振りもなく、なんで前回の人生ではあんな大逆罪に走り、家族をも利用して、他人を陥れることも厭わない人物になったのか、ちょっとわからないんですよね。
前回も家族への愛情は変わらなかったけれど、その愛情の扱い方を取り違えてた、とはエレイン自身が自戒しているところだけれど。
だいたい、彼女の周りに居た人達。友人知人、旦那の交友関係やファーレンス公爵家の臣下たちなど、有能である以上にまず人格者であり、心からエレインの事を心配してくれるような人達ばかりなんですよね。
特に親友のセリーヌなんかは、エレインの暴走を案じて彼女の野心の最大の障害として立ちふさがりながらも、最期まで親友としてエレインを諌め彼女を止めようとしてくれたほどの人で。
エレイン当人も旦那のクレマンも、周りの人達もこんなにマトモなのに、本当になんでエレインが大逆を犯すに至ったのか、そんな野心を抱くに至ったのかわからないんですよね。
エレイン当人が、なんであんな事をしてしまったんだろう、と考えているくらいですから、ちょっと異常ですらある。これって、何か外的な要因があったんだろうか。それこそ洗脳とか思考誘導とか、何者かの意思に取り憑かれたとか。
だからこそ、エレインも無意識に警戒か危惧が残っていて、この二度目の周回で自身を含めた周囲の強化に勤しんでいるとか。未来予知能力者であるセリーヌに、死に戻りや前回の自分の所業なんかを打ち明けているのも、セリーヌが誰よりも信頼できる人物だからというだけでなく、自分以外の外の視点があった方が良い、という考えもありそうですし。
幾らなんでも、娘リリィに殺されないように、というだけでは頑張りすぎなんですよね、エレイン。
……いや、単に社畜気質というか、働き出すと止まらないタイプ、という可能性もあるのですが。
なんやかんや、働きすぎで家庭を疎かにしだして、ついに旦那のクレマンにちょっと君まとまった休み取りましょうよ、と強引に長期休暇とらされたくらいですしね。まだ幼い長男もほったらかし気味でしたし……だいたい、まだあと三人子供産む予定なのにこの奥さん、働きすぎで家帰ってこないものだから子作りとか全然してないじゃん! 大丈夫!? 予定通り二男二女産めるの? そもそも末娘のリリィはちゃんと生まれてきてくれるの!?
奥さんとラブラブのはずだし実際ラブラブなんだけれど、なんでかあんまり構ってもらえない旦那さんがちょっと不憫である。まあ、前回の人生ではお互い愛し合っているにも関わらずだいぶすれ違ってしまって、ちゃんと表立って愛情を向けて貰えなかったらしいので、それに比べれば大変仲睦まじい夫婦関係になっているはずなんですけど、旦那としてはもうちょっとイチャイチャしたいだろうなあ、これ。
ただ、結婚当初から長男出産まではなんでかエレインはやさぐれていたらしく、前回の人生ではどうやらそのあたりから夫婦関係すれ違ったまま、エレインの野心の暴走がはじまってしまったみたいなんだけれど、なんでエレインがやさぐれていたかについてはなんかエレイン語ってくれないんですよね。
しきりと、その頃のことは反省しているにも関わらず。いったい、彼女に何があったんだろう。どうやらそこが重要なポイントの一つではあるみたいなんだけれど。

ともあれ、前回の色々と踏み外してしまった人生を後悔して、新しい人生ではできるだけ周辺との関係を良好に保ちながら、特に権力など求めず、でもわりとガンガンと自分と公爵家の強化に勤しみ続けるエレインの快進撃。かつての人生では袂を分かった人々ともより親交を厚くしながら、大体においてWin-Winの形で進んでいくので、実に痛快な物語となっている。
果たして、今のエレインに立ち塞がることの出来るナニカは存在するのだろうか。
珍しい子持ち人妻主人公でありましたが、なかなかに派手に立ち回ってくれる面白い作品でありました。続きが楽しみ♪

主人公じゃない! 02 ★★★☆   



【主人公じゃない! 02】  ウスバー/天野 英  エンターブレイン

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能力差5倍!? 脇役 VS 「序盤、中盤、終盤最強」の剣聖

素質看破、無限骸骨トラップ、囮召喚装置……ゲーム知識を駆使したレクスの手法によって、常識外れな速度で成長していくラッドたち新人パーティ。
だが、その総仕上げに挑んだ「世界一決定戦」で待ち構えていたのは「序盤最強」のレクスを超える「真の最強キャラ」で……!?

現実で無限に敵湧くフィールドでレベル上げ、って出来るのかー。
いや、実際にはゲームでやってたレベル上げの多くはゲームみたいに上手く行かなかったのだけれど、その中から何とか実用に耐えられるものを検証の上で採用して、という形で実現しているのですね。
シナリオの展開でもそうだけれど、ゲームが現実化したからと言ってすべてがゲーム通りに進行するのではなく、ゲームでは可能だったことが不可能になっていたり逆にゲームではシステム上不可能だったことが、自由に動き回れる現実だと可能になっていることがあったり、とその辺の現実とゲームの可能と不可能の範疇のバランスが非常に高く取れていて、読んでても引っかかりが少ないんですよね。
レクスがゲームと同じつもりでやらかしてしまい、失敗してしまうというケースもありますし、ゲーム表現と現実とのすり合わせがうまいんだなあ。
そんな中で自分たちよりも明らかにレベルの高いダンジョンボスを、ゲームさながらにハメ技で傷一つ負わずに倒してしまうシーンは、苦笑交じりながら面白かったです。
ゲームではNPCが不規則な行動を取ってしまうためにランダム要素が強かったハメ技が、現実側ではパーティーでしっかり個々のメンバーと信頼関係が結ばれていて意思統一が取れているために、余計な行動を取る人間がおらず、安全にハメられた、というのはなんともはや。
まあ現実は現実で不確定要素があったり、思わぬミスがあったりという事もあるので結局完璧に安全という事はなかったのだろうけれど。

そんな風にズルにも思える強化策を取り続けるレクスだけれど、彼の教授する攻略法や強化法は効率の最適化というもので決して楽して強くなるものではないんですよね。いや、楽しようとすれば楽できるんだろうけれど、コードをイジってステータスの数字を変更するみたいなチートではなく、ちゃんと鍛えて強くなる方法ですからね。ハメ技はシステムの穴をついたみたいなものだけれど、リスクはあったわけですし。
まあレクスの思惑以上に、ラッドたちは真面目なものだから彼に提示された訓練法にレクスの思惑以上に真剣に向き合って、数値だけをアップさせるのじゃない自力からお仕上げていくような地道な強化に繋がっているので、その成長も大きいのでしょうが。
それでも、あっさり2巻でラッドたちがレクスのステータス数値を上回ってくるとは思いませんでしたが。スペックだけなら、もうレクスよりも強いのかw
それでもこの世界で認知されている戦闘システムを越えたプレイヤースキルと知識を駆使するレクスは、戦闘巧者としてまだまだ新人で戦闘のイロハを学びきれていないラッドたちでは、遥か天上にいる英雄に思えるのでしょう。レクス自身、その憧れを裏切るようなこすっからい真似はしてませんしね。
結構内心卑屈だし、コンプレックスも強いし、ラッドたち才能あふれる若者たちに嫉妬を滾らせているレクスですけれど、その教育は熱心で誠実ですし、ついつい面倒を見てしまうところなんか、教えて貰う側もレクスがそれだけ心砕いてくれているというのが伝わるから、慕うのも無理ないんですよね。
彼の誠実さは、今回の大きな壁だった剣聖相手にも示されていて、単にゲーム感覚だけだったら彼に勝ったあとにあんな塩を送る真似は思いつきもしなかったでしょうからね。与えてもらったら、少なくともそれに比肩するものを返したい、と今以上に彼に強くなるためのシステムブレイクのヒントを与えてしまうとか、ほんとそういうところだぞ、という感じで。
しかし、主人公じゃないと自重し逃げ腰にもなりながら、いざというときには逃げないし、度胸も据わって思い切るあたりが、このレクスの中の人の資質だよなあ、と思う所だ。大人のくせにガキみたいなピチピチした心を持ってるんじゃないだろうか、この人。まあそういう粋人じゃなかったら、高くて売れなかったゲーム機を買い揃えて夢中になって攻略したりとかしないですわなあ。
彼ならたとえ本当の現実だとしても、必要ならバカ高い高級品を使い潰すことを躊躇わなかったんじゃないだろうか、と思えてくる。
同時に、その必要な時を見極めるのも上手いよなあ、と。単に意地や見栄だけで不必要に超高級アイテムを使い潰したりはしない強かさもあるんですよね。
まあ、単純に負けた場合面倒見てる若手の女の子の身の安全がヤバイ、という段階で勝つために躊躇うことはなかったかもしれませんけれど、ちゃんと得るべきものは得ているあたりが抜け目ないんですよねえ。

さて、これでレクスの行き止まりだった成長の壁を突破できたわけですけれど、だからといって順調に波に乗れる、というはずもなく。また不用意に名声があがってしまったために余計なトラブルも舞い込んできそうですし、果たしてこれからもシナリオ管理や成長管制ができるのか。
あと、若手の中心であるラッドの成長はわりと丁寧に描かれているのですけれど、それ以外のメンバーはあんまり掘り下げた描写も少ないので、もう少し描いてほしいかなあ。それとレクスの妹のレシリアのポディションもまだ中途半端でどういう立ち位置なのか微妙によくわからんのですよねえ。ラッドのパーティーとは一歩距離置いていますし、レクスの相棒というわりにはレクス単独行動が多いですし。レシリアがヒロイン枠ではあるんだろうけれど、もうちょっとハッキリ立ち位置がしてくるとありがたいなあ、と思ったり。


聖女様は残業手当をご所望です ~王子はいらん、金をくれ~ ★★★☆   



【聖女様は残業手当をご所望です ~王子はいらん、金をくれ~】 山崎 響/伊吹 のつ エンターブレイン

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教皇・王子・ギャングにお嬢様。みんなまとめて叩きのめします!
儚げな美貌と強大な聖魔法を持つ心優しき聖女ココ・スパイス……というのはあくまで表の顔。素顔の聖女様は引退後を睨んでちまちま貯金に励む超しっかり者だった。それもそのはず、ココはもともとはストリート・チルドレン。「他人をあてにせず、自分の力で食って行く」その矜持は聖女になった今でも変わらない。教皇の威光? 王子様からのラブコール? ギャングの魔の手? どんな相手だろうが、気に喰わなければありとあらゆる手段で叩きます!

「ジジイ、毎年毎年一時金でごまかしやがって! いつまでも日給銅貨八枚でこんな仕事をやっていられるか!? 今年こそベースアップを要求する!」
「いい加減信仰心を身に着けんか聖女! 日給月給の聖職者なんておぬしだけじゃ!」

教皇だろうが王子だろうが遠慮なし! いつだって自分を忘れない、規格外聖女ココちゃんのドタバタ日常コメディ登場!

日給銅貨8枚って、完全にブラックですよね!? と、作中で描かれた貨幣価値からしてもこれ日給じゃなくて時給換算じゃないの? という薄給ですからね。
むしろ、聖女様の春闘って正当行為じゃないの? と思う所なのだけれど、これ教皇の爺さんの悪意とかじゃなくて、ちゃんとした教会の事情があるらしい。
なんだかんだと、この僅かな小遣いの金額で受け入れているあたり、ココって別に金にがめついとかじゃないんですよね。本当の守銭奴だったら、ココのあのイイ性格と才覚なら金の集めようなんて幾らでもありそうですし。傍若無人で頭の回転が早く、多分聖女として召し上げられずそのまま路上ぐらししていても、路地裏の顔役の一人にでも成り上がってたんじゃないか、というアグレッシブさからしても、教会の運営にいっちょかみして集金システム作り上げても不思議じゃない悪党の素質はありそうなんですよね。
それが、与えられた小遣いだけをコツコツと貯めて、18歳での聖女という役割の年季明けに備えているあたり、あんまり無茶無道はする気ないんだなあ、と。
あれだけ自由に振る舞って、教皇はじめとした教会の偉いさんたち相手にも権威をもろともせず言いたいこと言って行儀作法なんざ知ったこっちゃねえとばかりにふんぞり返っているけれど、別に教会に対して反逆してるって訳じゃないんですよね。むしろ、明日をもしれないストリートチルドレンという身の上から、衣食住ちゃんと面倒見てくれる聖女という立場に拾い上げてくれた教会にはちゃんと感謝してるっぽいんだなあ、これが。
なので、聖女という役割も放り出すことなく、本性表すのは限られた身内の前だけで外ではキッチリ猫かぶって立派な聖女として振る舞っていますし、あれで教会への帰属意識はちゃんとあって客観的に見るとかなりちゃんと聖女やってるんだよなあ。
まあ、それも12年聖女やったら引退できる、という年季明けの制度があるから、拾ってもらった恩返しもそれで返し終えて、あとは自由! 娑婆への脱出! と目論んでいるようですが。
その普段からの大暴れっぷりから、魔王のように畏れられているココですけれど、教皇様はじめとして叱り怒りながらも、わりとみんなそんなココに順応してるというか、ある意味慣れちゃってるのが面白いw
もちろん、その低い出自もあって蛇蝎のように嫌っている層もあるんでしょうけれど。ココは喧嘩売られたら百倍返しが基本みたいな所がありますからね。変なちょっかい掛けて痛い目見た連中は多いんじゃないでしょか。作中でもモノ知らずの新人貴族娘に絡まれて、逆に徹底的に泣かす! をやらかしていますし。完全に周囲の反応が、触らぬ神に祟りなしのヤバイ奴に喧嘩売りやがったぞあの娘、でしたからね。むしろ周りがココにしばかれる娘相手に「ざまぁ」だったの、色んな意味でココに毒されてやしないでしょうかw
わずか6歳のときまで路上で逞しく生きてきたココ。そこから聖女として召し上げられ、今14歳。ということは、既に路上生活していた時期よりも聖女として生活してきた日々の方が長くなっているにも関わらず、覚えた行儀作法や淑女教育は身につかず……いや、猫かぶってる時の様子を見るとほぼ完璧に身についているはずなのに、それがあくまで外面にしかなっていないの。三つ子の魂百まで、というべきか、登場人物みんなが思っているように、生まれ育ちゆえにあの性格根性になったんじゃなくて、あれ生来の性格だろう!? というのは間違ってないんでしょうね。
一方で、その幼児時代の親に捨てられ地べた這いずって生きていたストリートチルドレンの頃の辛さ、世間の冷たさ、底辺の生活の酷さはココの中で今も忘れられることなく息づいていて、ふとした瞬間、含蓄ある言葉が飛び出したりするんですよね。
一時、教会を飛び出したときもあっさり下町生活に馴染んでいましたし、彼女の魂は今も路地裏にあるのかもしれません。
だから、聖女の年季明けたら下町で暮らす気満々なんですよね。この国の王太子セシルとの結婚話があるにも関わらず。
このセシル王子も、ココの本性をがっつり知っている人物にも関わらず、むしろそのイイ性格なココを面白がって嫌がる猫を構うみたいにして毎度からかってくるココの天敵なのですが……。
いや、ココ様ってばけっこう満更じゃないじゃないですかw
あれだけ毛嫌いして面と向かって罵倒して追い払おうとしながら、実は全然嫌いじゃないどころか、あのイイ性格なところ気にいっていて、満更じゃないって可愛いか!
本気で王子と結婚する気はないものの、王子が自分に構ってくるのは聖女と結婚するという政略とココの本性を面白がっているだけで、女性としては見られていないんだと期待しないようにしているとか、可愛いか! 王子関連が唯一、ココの可愛い面が見られる所っぽいんですよねえ。
まあ、マジで王妃になるの嫌がってるんですが。聖女と違って年季明けはありませんし、一生自由が束縛されてしまうわけですから。
果たして、王子は甲斐性見せれるんですかね、これ。王子も軽薄に見えてちょっと踏み込むのビビってるところあるみたいですし。王子とのラブコメももうちょっと見てみたいですよ♪

主人公じゃない! 01 ★★★☆   



【主人公じゃない! 01】  ウスバー/天野 英  エンターブレイン

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「ただのサブキャラ」がゲーム知識で世界を塗り変える!

女の子をかばって車に轢かれ、「俺」はRPG世界の「レクス」に転生していた。
あらゆる分野の技能を備えたイケメン・レクスだが彼は序盤のお助けキャラ。
低過ぎる成長率、残念過ぎる固有技、器用貧乏過ぎるステータスでレクスが無双出来るのは最初だけ。
あっという間に役立たずになってしまう危険性を前に俺は決意した。

「世界を救う」ことも「魔物との命懸けの戦い」もゲームの主人公様に任せて、のんびりしよう!

これは「主人公」を探す凡人が、なんだかんだで世界を救う英雄になってしまう物語

ゲーム序盤の最強キャラが、中盤以降なんだか使えなくなってきてお役御免、後方待機、予備役入してしまうのはゲームあるあるだよなあ。
というわけで、RPGのそんな序盤のお助けキャラへと転生してしまった主人公。いや、主人公じゃないのか。タイトルがタイトルなので主人公という言葉使いづらいな、これ。
というわけでゲームの主人公じゃないけれど、この物語この作品の主人公はこの序盤最強キャラのレクスである。最強キャラなんだけれど、無双できるのは序盤だけ、というだけあって兎に角ステータスを中心にショボい要素が満載で、あんまり最強キャラという感じがしないのは上手いなあ、と思うところ。実際、序盤の負けイベントでレクスではどうやっても太刀打ちできないような敵キャラもどんどん出てくるので、むしろレクスの低すぎるポテンシャルでどうやって不可能を可能にするか、という雑魚キャラ縛りプレイ的な展開の方が多くて、これがまた面白い。
それにしても、レクスの成長率はすでに終わってる状態だし、そもそもの初期の素質が周りの特別ではない冒険者たちと比べても貧相を通り越して酷いの一言で、周りの有望さと自分の悲惨さを比較してしまってのたうちまわるレクスさん、可哀想だけど面白すぎるw

これは、自分を主人公だなんて、間違っても勘違いできないよなあ。

でも、実体がどうあれ内実がどうあれ、レクスという人間の内面がどうあれ、彼の姿は周りの、特に冒険をはじめたばかりの少年少女を中心とした冒険者パーティーの面々からしたら、レクスこそが勇者であり主人公なんですよね。

自分は主人公なんかじゃない。

それを、主だった登場人物みんなが痛感して、自分は特別ではない事を噛み締めている。でもそれで挫折して膝を折ってしまうのではなく、レクスも、そしてラッドたち若き冒険者たちも諦めること無く自分が主人公になれない世界でも強くなる事を目指す。それを彼らに促したのが、それぞれお互いなんですよね。
ラッドたちは、レクスという世界のシステムを覆す可能性を見せてくれる憧れの冒険者の姿に心を滾らせ。
レクスたちは、ラッドたち初心者がひたむきに頑張り、自分の訳のわからないだろう指導についてきてくれる一途さに魂を震わせられて。
自分は主人公じゃない、という絶望を乗り越えるのである。いやあ、面白い。

レクスは現状ではレベル50という序盤の街では突出したレベルの持ち主なんだけれど、実は同じレベル50まで成長する他のキャラと比べたらステータス的にはせいぜいレベル30相当。そして、ここからも殆ど成長の余地がない。
現状で既にイベントボスだけれど、レクスではマトモに戦っても勝てないような敵が出てくる状況なので、ここで行き詰まっている、と言ってもいい。
ならばレクスが武器にすべきなのは、この世界の常識にはない外から来たゲームプレイヤーの持つ埒外のゲーム知識。ゲームシナリオの方はかなりぐちゃぐちゃになって早々に役に立たなくなりつつあるので、彼が活用しようというのはプレイヤービルドの知識だ。この世界の人間が経験則や曖昧な勘で行っていて効率的とは程遠い、場合によっては成長が行き詰まってしまうレベルの上げ方をしている中で、最適にして最強のビルドを素質の優れたラッドたち初心者パーティーに叩き込んで、彼らを世界最強のパーティーへと育てていく、という目標。
これ、ゲーム知識をふんだんに利用したものではあるのだけれど、意外とその訓練模様はゲームゲームしたものじゃなくて、スポーツ選手に施すような成長戦略っぽいんですよね。
スポーツ医学やスポーツ人間工学なんかが発展した現代では、必要な部分だけ伸ばすための練習法、みたいなものがあるけれど、満遍なくすべてを鍛えるのではなくそれぞれ個人の特性に合わせた、ジョブに合わせた最適なビルドを組んでいく、というのはむしろ生々しい生きた訓練法という感じがして、このへんの描写は面白いなあと思うと同時にそんな風に感じさせる所が上手いなあ、と思うところでした。
ラッドくんの、レクスへの捻くれた憧れがまたイイんですよね。可愛い。
顔を突き合わせているときはおっさん呼ばわりで突っかかってばかりなのに、陰では師匠とか読んでるの生意気なのに健気で可愛すぎやしないですか?w
本来のシナリオでは死んでしまうはずのレクスの妹の、レシリア。この娘だけが唯一、レクスの中身が実の兄とは別人と知っている、ある意味レクスの相棒キャラなのですがこの娘はブラコンを拗らせているのか、それともレクスの中の人に対して拗らせているのか。なんかややこしいことになってるなあ。レクスの肉体の方は実の兄のもの、というのもややこしいのを加速させている気がするぞw


108回殺された悪役令嬢 上 すべてを思い出したので、乙女はルビーでキセキします BABY編  



【108回殺された悪役令嬢 上 すべてを思い出したので、乙女はルビーでキセキします BABY編】  なまくら/鍋島 テツヒロ エンターブレイン

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全部あわせて108回悪役令嬢人生を繰り返したスカーレット。のちに冷酷な女王として国民を恐怖のどん底に叩き込むことになる赤髪赤瞳の公爵令嬢である。スカーレットは同じ人生を、何度も何度もループしていた。いずれの人生もその最期は、必ず惨殺される結末。やり直すたびに、前の人生記憶はすべてリセットされて。しかし109回目の人生で偶然すべての記憶を取り戻したスカーレットはループからの脱却をはかる。スカーレットは赤い呪いの鎖を断ち切ることができるのか?

いやこれ、スカーレット今の所あんまりなんにもしてなくない!?
現状まだろくにハイハイも出来ない赤ん坊だから仕方ないのだけど、折角前世までの記憶を取り戻してみたものの、それ特に活用する場面ないですよね!?
スカーレットがやった事と言えば……生まれてすぐに乱心した母親に投げ殺されそうになったのを、超必死にしがみついて抵抗したこと。思えば、この赤ん坊のくせにやたらと必死こいて生き足掻いた事こそがすべてをひっくり返すきっかけになったのだから、スカーレット何もしてない説はさすがに言いすぎか。
これによって、見ているだけだった暗殺者ブラッドが面白がって介入するという今までにない歴史が生じ、これまでスカーレットが経験してきたすべての歴史でスカーレットを産んだ直後になくなっていた母親が死なずに生きている、という結果が生まれるんですね。
これこそが最大のターニングポイントだったんだろうけど、これ以降特にスカーレット何もしていないにも関わらず、これまでの歴史で彼女が乳幼児の時期に起こっただろう様々な悲劇惨劇、いずれスカーレットを悪逆の女王へと登極させることになるだろう彼女の人生に根付いていた不幸の芽が、片っ端から覆っていくのである。
そもそも、生まれたばかりの自分の子供をヒステリーから投げ殺そうとした母親が生き残ったとして、果たして歴史が大きく変わる要素があるのか。産後鬱とかノイローゼ気味からくる突発的衝動的な行為だったのなら大いに同情の余地はあるし、母親本人冷静になったらまた変わってくるのかな、程度に思っていたら、母親の精神的な不安定さから大きな陰謀が関わっているわ、彼女の追い込まれ方がちょっと尋常でなかったとか、実はお母さんチートキャラだったんですよ、という怒涛の展開が待ってたんですよね。
こうしてみると、スカーレットの暗澹たる人生ってのはほんのちょっと力や願いが及ばずに本来の能力や人間関係が活かされず封殺されたことによって、不幸のドミノ倒しみたいになってたのが実情だったんですよね。
その最初の駒が喪われず、さらにブラッドという血流操作という名の意味不明な万能能力の天才少年が最大の味方としてスカーレットたちを守ってくれることから、ほんの少し足りなかったところが見事に片っ端から爪先が際に届くことで全部が好転していってるんですよね。
逆にスカーレットの両親をはじめとして、尋常でなく有能で切れ者というべき人たちが本来の力を発揮できないまま泥沼に叩き込まれ、マリアをはじめとする本当の意味でスカーレットの味方になってくれる人たちの未来を断ち切ってきた黒幕の立ち回り、というのは空恐ろしい狡猾さを感じさせる。
この黒幕というのがまた尋常でない、特に精神の在り方がもう完全に人間を逸脱してしまっているというか、愉悦部名誉会長みたいな有様なんですよね。もうこれサイコパス以外の何者でもないじゃん。こんなのに目をつけられてしまった以上の不幸はないだろう、スカーレットさん。
と、108回もろくでもない死に目にあってきたにも関わらず、この赤ん坊いい加減能天気というかアーパーでアホ丸出しで妙に人生楽しそうなのが、若干腹立つんですが(苦笑
あと、ブラッドの能力がちょっと便利すぎて頭おかしいんですが。こいつの能力ってほんとにただ血液を操るだけなのか? もう意味不明な能力になってるんですけど。なんか相手の血の流れを読むことで何考えてるかも察知することが出来るって、血かんけいありますそれ!?
おかげで赤ん坊で喋れないスカーレットの言いたい言葉まで読み取ってくれるので、便利は便利なんでしょうけど、特に有効活用してませんよね、スカーレットさん! この娘アホなことしか言ってないような気がするぞ。そして、なんか勝手に回りのひとたち、ブラッドを筆頭にマリアやお母様や遠方の地では帰還を目指すお父様にその盟友となった人たちがとにかく頑張りまくることで、彼らに降り掛かってくる悪意を、害意を、邪悪な企みを次々と打破していくのである。
絶体絶命のピンチのブラッドを、血の記憶を通して超常のバフをかけて救ったりしてるから、スカーレットもちゃんと頑張ってると言っておこう。

とまあ、本編そのものはスカーレットが常に頭の悪いアホの娘の物言いをしているので緩い感じなのだけど、頻繁に挟まれるこれまでスカーレットが辿ってきた108回の死亡遊戯。その過程の中で起こったスカーレットの味方となったであろう人々を見舞う惨劇が悲惨以外のなにものでもなく、夢も希望もないんだよ、と言いたい無残さで胸を打つのである。
そして、黒幕の圧倒的な悪意の恐ろしさも、容赦なくぶちまけてくる。果たして、今まで見舞われてきた不幸の数々を打ち破れるのか。この邪悪に勝てるのか。
スカーレットはちゃんと自力で活躍できるのか! いや、赤ん坊でいる間はまあ無理でしょうけど。
自分でも私何もして無くね? と自己ツッコミしてるくらいだしなあw


 

2月27日


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