3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 馬齢 東京競馬場1,600メートル(芝・左)
12.3 - 10.4 - 10.7 - 11.2 - 11.8 - 11.9 - 11.6 - 11.8
これだけ前傾超ハイペースになったら、そりゃ前潰れるわー。
1番人気は朝日杯フューチュリティステークスを勝ったアドマイヤズームでした。前走ニュージーランドトロフィーでは2着ながらも強さを示し、マイル路線はこの馬が引っ張っていくんだろうなあ、という貫禄すらありました。
朝日杯で、のちの皐月賞馬であるミュージアムマイルを破っているというのも大きかったですし、先行前目につけながら最後までトップスピードで押し切れる快速っぷりは、今回のNHKマイルカップでもレース傾向からして大きな強みでしたからね。鞍上が川田騎手というのも、この前目につけて押し切る形ではまず間違いを犯さない得意戦法でしたし。
穴があるとすれば、モーリス産駒であったということ。NHKマイルカップではなんでかさっぱり結果残してないんですよね。とはいえ、参戦数がそれほど多いわけでもなく、試行回数からすると強い馬が出てきたらあっさりと覆されそうなデータでもあり、アドマイヤズームはそのあたり大丈夫そうにも思えたのですが。
……まさかの超ハイペースという展開。
事前の予想では逃げ馬らしい逃げ馬が不在のために、こりゃスローペースになるだろうね、と言われてたんですよ。
ところが、いざスタートしてみると人気薄の馬たちが一発狙って爆走。いささか掛かり気味だったズームもイケイケドンドンで行ってしまい、前半600で33.4というそこでもう末脚使っちゃってません、というペースに。スプリント戦かいな。半分の800でも44.6である。レース見てて実況が33.4と数字を読み上げてくれたときには、おいおいおいおい、となりましたよ。
これは乗ってた騎手たちも想定外だったでしょうね。
一番この展開で運がなかったのはランスオブカオスと吉村誠之助騎手だったようにも思います。このペースでさえなければ、ベストの位置につけてましたもんね。
武豊騎手が残している最年少G1勝利騎手の記録を超えるチャンスだった吉村騎手ですけれど、この子マジで上手いですね。
ランスオブカオスも、完全に向かない展開になってしまったのに、先行勢で唯一粘り込んで掲示板に残りました。ズームが14着。2番人気のルメール騎乗のイミグラントソング。NZTの勝ち馬ですね。この子が11着、と人気どころでも二桁着順に壊乱したレースでこれだけ残れた、というのはこの馬の基礎部分の強さを感じます。朝日杯やきさらぎ賞の頃はいつか重賞勝てたらいいね、というくらいの存在感だったのに、チャーチルダウンズカップで2番人気になりレースで勝ったあたりで、G1で勝ち負けの戦いが出来る馬にまで階梯上がったという感じがありましたけれど、この5着でその感覚を確実なものにした感があります。負けて強しのレースでした。
んで、勝ったのが9番人気のパンジャタワー。またも荒れたぜNHKマイル。
松山騎手は21年チャンピオンズカップのテーオーケインズ以来のG1制覇。芝G1だとデアリングタクト以来となってしまうんですね。随分掛かりました。
にしても、タワーオブロンドン産駒ですよ。初年度からG1馬が出るとは思ってなかったけれど、それがまさかのマイルですもんね。他の勝ってる子、1400までですよ。タワーオブロンドンもスプリンターでしたしねえ。今回は展開が超ハイペースからの差し追い込み勢向きの展開だったからこそ、とも言えるだけに、今回だけの走りなのか、それともマイルまで行けるのかどっちなんでしょう。今後のレースっぷりを見て考えたいところですけれど、NHKマイルを勝った馬ってその後ピリッとしない事が多いですからねえ。なんとなく、一昨年のシャンパンカラーを彷彿とさせる所あるんだよなあ。
とはいえ、大外ぶん回して最後まで伸びて脚止まらず、内から来ていたマジックサンズを抑えきったのですから、1600でも十分走り切れると思いたいし、ここだけの馬とは思いたくはないですよねえ。前走のファルコンSでは負けたけれど人気1番だったんですから。
2着はマジックサンズ。すげえ出遅れかたしたコートアリシアン(この子も、最後の直線最内からバビューンと物凄い脚で伸びてきてかなりビビったんだけれど、さすがにあの凄まじい出遅れから脚使って巻き返してきた分、力尽きちゃいましたね。ただあの一瞬の切れ味は次走以降期待したくなる)を除けば道中ブービー。皐月賞でも一番うしろの方から差し脚だけで6着まで飛び込んできたように、こやつ生粋の追い込み馬か。思いっきり展開に左右されてしまうタイプだけれど、ハマると今回のようにキレキレの脚を見せるタイプ。ここで一つ仕留めておきたかった所だよなあ。
3着には12番人気のチェルビアットが、新顔の外国人ディー騎手に導かれて、馬群の真ん中突き抜けてきやがった。さすがにこれはノーマークも良い所で、桜花賞からのローテも苦しかっただろうに、展開が向いたとはいえこの脚は素晴らしかった。ディー騎手、全然知らん人でどんなタイプのジョッキーなのかもわからんのだけれど、これを見せつけられるとちょっと侮れないぞ。
チェルビアットって、まさかのショウナンパンドラの年の離れた妹になるのか。お母ちゃんのキューティゴールド、ほぼ毎年のように産駒を送り込んでいて、大したお母ちゃんですわ。
成績を見ても、フィールズレビューで2着。桜花賞で6着と悪くないんですよね。二桁人気台でこの成績はちょっと過小評価されてるのかもしれません。
まあ今回は展開があまりにも予想外過ぎて、参考外と言いたくなる馬も多かったです。1〜3着に入った馬はまさに展開がハマった、という所ですしね。だからこそ、次走以降ガッチリ好走して強いから走ったんだよ!と主張してほしいですよね。フロックじゃない所をぜひ見せて欲しい。期待したいです。
でも楽しみというのなら、ランスオブカオスかなあ。吉村くんとのコンビでの活躍、期待しちゃいますよ。
12.3 - 10.4 - 10.7 - 11.2 - 11.8 - 11.9 - 11.6 - 11.8
これだけ前傾超ハイペースになったら、そりゃ前潰れるわー。
1番人気は朝日杯フューチュリティステークスを勝ったアドマイヤズームでした。前走ニュージーランドトロフィーでは2着ながらも強さを示し、マイル路線はこの馬が引っ張っていくんだろうなあ、という貫禄すらありました。
朝日杯で、のちの皐月賞馬であるミュージアムマイルを破っているというのも大きかったですし、先行前目につけながら最後までトップスピードで押し切れる快速っぷりは、今回のNHKマイルカップでもレース傾向からして大きな強みでしたからね。鞍上が川田騎手というのも、この前目につけて押し切る形ではまず間違いを犯さない得意戦法でしたし。
穴があるとすれば、モーリス産駒であったということ。NHKマイルカップではなんでかさっぱり結果残してないんですよね。とはいえ、参戦数がそれほど多いわけでもなく、試行回数からすると強い馬が出てきたらあっさりと覆されそうなデータでもあり、アドマイヤズームはそのあたり大丈夫そうにも思えたのですが。
……まさかの超ハイペースという展開。
事前の予想では逃げ馬らしい逃げ馬が不在のために、こりゃスローペースになるだろうね、と言われてたんですよ。
ところが、いざスタートしてみると人気薄の馬たちが一発狙って爆走。いささか掛かり気味だったズームもイケイケドンドンで行ってしまい、前半600で33.4というそこでもう末脚使っちゃってません、というペースに。スプリント戦かいな。半分の800でも44.6である。レース見てて実況が33.4と数字を読み上げてくれたときには、おいおいおいおい、となりましたよ。
これは乗ってた騎手たちも想定外だったでしょうね。
一番この展開で運がなかったのはランスオブカオスと吉村誠之助騎手だったようにも思います。このペースでさえなければ、ベストの位置につけてましたもんね。
武豊騎手が残している最年少G1勝利騎手の記録を超えるチャンスだった吉村騎手ですけれど、この子マジで上手いですね。
ランスオブカオスも、完全に向かない展開になってしまったのに、先行勢で唯一粘り込んで掲示板に残りました。ズームが14着。2番人気のルメール騎乗のイミグラントソング。NZTの勝ち馬ですね。この子が11着、と人気どころでも二桁着順に壊乱したレースでこれだけ残れた、というのはこの馬の基礎部分の強さを感じます。朝日杯やきさらぎ賞の頃はいつか重賞勝てたらいいね、というくらいの存在感だったのに、チャーチルダウンズカップで2番人気になりレースで勝ったあたりで、G1で勝ち負けの戦いが出来る馬にまで階梯上がったという感じがありましたけれど、この5着でその感覚を確実なものにした感があります。負けて強しのレースでした。
んで、勝ったのが9番人気のパンジャタワー。またも荒れたぜNHKマイル。
松山騎手は21年チャンピオンズカップのテーオーケインズ以来のG1制覇。芝G1だとデアリングタクト以来となってしまうんですね。随分掛かりました。
にしても、タワーオブロンドン産駒ですよ。初年度からG1馬が出るとは思ってなかったけれど、それがまさかのマイルですもんね。他の勝ってる子、1400までですよ。タワーオブロンドンもスプリンターでしたしねえ。今回は展開が超ハイペースからの差し追い込み勢向きの展開だったからこそ、とも言えるだけに、今回だけの走りなのか、それともマイルまで行けるのかどっちなんでしょう。今後のレースっぷりを見て考えたいところですけれど、NHKマイルを勝った馬ってその後ピリッとしない事が多いですからねえ。なんとなく、一昨年のシャンパンカラーを彷彿とさせる所あるんだよなあ。
とはいえ、大外ぶん回して最後まで伸びて脚止まらず、内から来ていたマジックサンズを抑えきったのですから、1600でも十分走り切れると思いたいし、ここだけの馬とは思いたくはないですよねえ。前走のファルコンSでは負けたけれど人気1番だったんですから。
2着はマジックサンズ。すげえ出遅れかたしたコートアリシアン(この子も、最後の直線最内からバビューンと物凄い脚で伸びてきてかなりビビったんだけれど、さすがにあの凄まじい出遅れから脚使って巻き返してきた分、力尽きちゃいましたね。ただあの一瞬の切れ味は次走以降期待したくなる)を除けば道中ブービー。皐月賞でも一番うしろの方から差し脚だけで6着まで飛び込んできたように、こやつ生粋の追い込み馬か。思いっきり展開に左右されてしまうタイプだけれど、ハマると今回のようにキレキレの脚を見せるタイプ。ここで一つ仕留めておきたかった所だよなあ。
3着には12番人気のチェルビアットが、新顔の外国人ディー騎手に導かれて、馬群の真ん中突き抜けてきやがった。さすがにこれはノーマークも良い所で、桜花賞からのローテも苦しかっただろうに、展開が向いたとはいえこの脚は素晴らしかった。ディー騎手、全然知らん人でどんなタイプのジョッキーなのかもわからんのだけれど、これを見せつけられるとちょっと侮れないぞ。
チェルビアットって、まさかのショウナンパンドラの年の離れた妹になるのか。お母ちゃんのキューティゴールド、ほぼ毎年のように産駒を送り込んでいて、大したお母ちゃんですわ。
成績を見ても、フィールズレビューで2着。桜花賞で6着と悪くないんですよね。二桁人気台でこの成績はちょっと過小評価されてるのかもしれません。
まあ今回は展開があまりにも予想外過ぎて、参考外と言いたくなる馬も多かったです。1〜3着に入った馬はまさに展開がハマった、という所ですしね。だからこそ、次走以降ガッチリ好走して強いから走ったんだよ!と主張してほしいですよね。フロックじゃない所をぜひ見せて欲しい。期待したいです。
でも楽しみというのなら、ランスオブカオスかなあ。吉村くんとのコンビでの活躍、期待しちゃいますよ。










































































































































































































































































































































































































































































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