3歳 オープン (国際)牝(特指) 馬齢 東京競馬場1,600メートル(芝・左)

これの前のレースの洛陽ステークスが、リステッド競争ながら、ダーリントンホール、オニャンコポン、レッドベルオーブという重賞勝ち馬3頭に、カルロヴェローチェ、デュガ、シャイニーロック、リューベック、ドゥアイズといった重賞レース上位常連やクラシックの春先に話題に登っていた馬など結構な有名所が揃ってのレースで重賞レースかよ、というリステッドとしては豪勢なメンバーでしたね。
勝ったのはルメートル騎手鞍上のドゥアイズ。まだ2勝目? この娘もシルバーコレクターになりかかっていたので、勝てて良かったです。しっかり伸びてしっかり勝つ堅い勝ち方。重賞も十分狙えるでしょう、これなら。こんな所で燻ってる馬じゃないです。

さて、そんなドゥアイズも去年ハーパーの2着に入ってクラシック戦線に挑むことになった3歳牝馬のステップレース、クイーンカップ。
近5年だけでもクロノジェネシス、アカイトリノムスメというG1馬を輩出していることからも有力なステップレースといえるでしょう。プレサージュリフトとハーパーも勝てないまでも重賞戦線で馬券に絡む頻度高い活躍してますしね。

本年度人気を集めたのがクイーンズウォーク、サフィラ、アルセナール、ルージュスエルテ。この4頭が一桁人気台で人気集中してました。
まあ血統の良い馬たちです。
クイーンズウォークは朝日フューチュリティ(G1)を勝ち1400の鬼として知られたグレナディアガーズの妹。
サフィラはあのサリオスの全妹にあたります。
アルセナールは去年マイルチャンピオンシップで念願のG1を奪取したナミュールの妹。
んでもって、ルージュスエルテは菊花賞でタイトルホルダーより上の一番人気だった(レースは13着)レッドジェネシスですよ。
なんというシスターズ・クイーンカップw

レースはスローペース気味ながら、後方に位置取りしつつペースを悟ったのかいつも通り前目で勝負かけたかったのか、早めに外からまくりあげてきたクイーンズウォークがしっかりとゴール前で抜け出して強さで押し切ったような勝ち方でした。
堂々と風格ある馬体で走りにも迫力あるし、アスコリピチェーノとレガレイラという二大巨頭のいる牝馬クラシック戦線ですけれど、新たな有力候補が名乗りを上げてきた、って感じですね。
2着はアルセナール。こちらは最後の直線、ちょっと進路狭くなって抜け出してくるのを手間取った分遅れてしまったんですが、馬群を抜けたあとに一気に加速したあの脚は、姉のナミュールのカミソリの切れ味を彷彿とさせるものがあり、こいつも将来ちょっと凄いかもしれない。
だいたい、アルセナール前走の新馬戦もギア入った残り50メートルくらいでいきなりわけわからん加速して前の馬差し切っちゃってるんですよね。ギアが入るのが遅いのか、切れ味がまだ瞬間的なものなのか。でも成長して競馬学んできたら、どうなるか期待膨らんじゃう素質馬ですなあ。
3着はルージュスエルテ。この馬も最後方にいたのに、3着まで届いてますね。
人気のサフィラは良いところなく9着。3歳のこの寒い時期にマイナス10キロと馬体を減らしていたように、ちょっと調子どうだったんかな、という所。

3歳牝馬クラシック戦線は、レガレイラは皐月賞行くかもしれないし、天才少女ボンドガールは調教中の放馬の影響からの立て直しに苦労していて、桜花賞直接行く方針だそうだけど賞金額的に除外の可能性が非常に高い。
となると、桜花賞は阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったアスコリピチェーノに、同レース2着のステレンボッシュ。3着で京王杯2歳Sを勝ってるコラソンビート。
そしてアルテミスSを勝った大物と評判高い。チェルヴィニア、朝日杯で3着に入ったタガノエルピーダもいるか。フェアリーステークスのイフェイオンも。
ここにクイーンズウォークが堂々と割って入ってきた感がある。オークスは距離的にどうだろうって感じですけど、意外ともっと距離伸びた方がいいというホースマンも居て、なら桜花賞は全然問題ないんでしょう。なんか大物になりそうな雰囲気。