シャフリヤール

第68回有馬記念 G1 レース回顧   


ああ……凄いレースやった。もうブルブル震えるようなレースやった。敵わんなあ、たまらんなあ。

1着 ドウデュース。

武豊、復活の勝利。怪我で秋にこの馬に乗れず、しかしこのおドウに乗るために50を超える年齢にも関わらず、驚異的な回復力で帰ってきた男。この日曜日、武さんが乗ったのはこの一鞍のみである。
こんなんもう、劇的すぎるやろう。イクイノックスが去ったあと、そこで最強を証明したのはイクイノックスに勝ったこの牡である。あのイクイを倒した馬が、易易と負けてたまるかよ。
お前がいなくなっても俺がいる。それを名実ともに証明してみせた、最強の走りでありました。そして、人馬一体最高のコンビってのはこういうのを言うんだよ。松島オーナーも、なんかもうたまんないでしょうね、これ。
レースの方はまさかの後方から。しかも後方2番手あたりで序盤進めましたよね。これは意図的だったんでしょう、武さん前行かす様子も見えませんでしたし。このレースにおけるドウデュースにとっての最適解がそこだと見込んだのか。後方でじっくりとおドウの走る気を落ち着かせつつパワーを溜めて、ってこの塩梅の見極めはまさに相棒たる武豊にしか出来ないコンビプレイ。
リリーフした戸崎さんがあかん、ってわけじゃないんですけどね。むしろ、天皇賞秋、ジャパンカップと難しい馬であるドウデュースをすごく丁寧に乗りはったと思うんですよね。武豊は十全ドウデュースの力を引き出せる相棒でしょうけれど、その十全に足るパワーを損なわずに充填したままバトンタッチした戸崎さんには頭さがります。
白眉はやはり3コーナーから馬なりで上がっていくシーンでしょう。この時点で手応えがもう化け物だった。このドウデュースがダービーだけに一発屋じゃない本物の怪物級だと思い知らせてくれた京都記念のすさまじい勝ち方を彷彿とさせる馬なりで位置をグイグイとあげていくあの走りは、痺れたなあ。
そして最後のスターズオンアースとの叩きあい、ゴール寸前で粘るタイトルホルダーをきっちり躱してゴール板を突き抜けたシーンは、もう今年もこれ伝説の有馬記念でしょう。最高じゃないですか、なんだこれ、もうなんだこれ!?


ふぁあああ

あと、青嶋アナのゴール前の実況はもうこれ最高でしょ。


2着スターズオンアース。
だからこの馬もルメールも怪物か!? 魔の8枠絶望の16番を引きながら、ついに馬券圏内に叩き込んできましたよ、この一頭と一人と来たら。
スタートがまた素晴らしいのなんの。あのロケットスタートが大外枠ながらあの絶望領域を突破する最大要因だったんじゃないでしょうか。あれでほんと大外のロスを最低限に減らせたと思う。抽選会であの枠順引いちゃってからずっとルメさんこのスタートに賭けることを考えてたんだろうなあ。このスタートをクリアすることが、スターズにとっての勝ち負けになる条件だとルメール覚悟据えたんでしょう。
対照的にこの大外枠の不利を思いっきり踏んでしまったのが15番のスルーセブンシーズ。スタートから後方に置いていかれ馬群の一番外側を回らされ、しかも前に他馬を置けない状態になり馬が落ち着かずにもうかかりっぱなしになってしまいました。ドリジャ産駒のアウトなところがもろに出てしまった感じ。目一杯の仕上げもメンタルのキレキレ具合に繋がっちゃったんでしょうか。馬群の中で脚をためる展開になっていれば違ったんでしょうか。いずれにしても、持ち得る力を発揮できずに沈んでしまったレースとなりました。
対してスターズはもうルメさんマジックですよ。それに応えるスターズの実力も半端ない。
惜しむらくは、本当に惜しむらくは3コーナーでスターズうちによれちゃったんですよ。柵に激突して急減速してしまった。ここから再加速して再び2番手に出るんだけれど、このロスが本当に大きかった。まじでこの分だけドウデュースに遅れを取ったって感じなんですよね。まさに同じこの時に馬なりで位置あげていったドウデュースと対称的な展開になってしまった。
まじでこれなかったら勝ってた可能性十分あります。惜しい。もうめちゃくちゃ惜しい。
ともあれ、本調子で走った時のスターズオンアースはやっぱり怪物です。リバティにだって負けないよ!

そして3着。3着にタイトルホルダーですよ。感動した、もう感動した、頑張った、よく走った。引退レースに相応しい激走でした。横山和生ジョッキーのカッコよかったというコメントが全部代弁してくれてますよ。めちゃくちゃ格好良かったよ、タイトルホルダー!! ラップ見たら、和兄さんまあ完璧なタイムですよ。タイトルホルダーに求められる最適の走りをしてみせた。
惜しむらくは、全盛期からはやはり衰えが見られたことか。スタート、全盛期ならもっとスルスルと抜けて先頭に立って、もっと勢いの余裕稼げていたんじゃないかな。そして最後の直線、かつての無尽蔵のスタミナをもってすればもう一声残せたと思えてしまう、願ってしまう。
それでも、このラップで引きずり回して皆の切れ味叩き潰してくれましたからね。往時の殲滅戦を彷彿とさせる、後ろを引きずり回す圧巻の走りの一欠けを最後にもう一度見せてくれたことが嬉しい、本当に頑張った、カッコよかった。そして、ジャスティンパレスに最後の最後まで前を譲らなかった意地。
エースの引き際、見せてもらいましたよ。


4着にジャスティンパレス。
スタートで行き足が伸びず最後方からの競馬になってしまいました。元々後ろから行く馬ですけれど、タイホにこのペースこの展開にされるとやはり苦しい。それでも、4着にまで伸びてくるのはこの馬の強さと思っていいでしょう。ドウデュースにこそイクイの後継の称号を持っていかれてしまいましたが、来年もう一度まっこうからドウデュースと世代最強、現役最強を競うがよい。

5着シャフリヤール。
完璧ピークに持っていった香港に出られず、この海外からの緊急輸送という体調整えるのが難しい状況で、まじで掲示板外さなかったな、シャフリヤール。これは万全だった香港で走ってたら絶対勝ってたよ、と考えちゃうよね。そして、どんな状況でも常にベストを尽くし、常に結果を残してきたシャフリヤール、まさに偉大なる馬でした。これで彼も引退ですよ。いやああんたもすげえダービー馬だったよ……あれ? 引退じゃないの!? 現役続行なの!? どっちなの!?

6着タスティエーラ
3歳の牡馬たちはまだまだこのメンツの中に入ると1段力不足……なんかないってばよ!! 最後の直線、内に切り込んできたジャスティンパレスと内にいたスルーセブンシーズとの間に挟まれて思いっきり進路潰され急ブレーキ進路変更。そっからもっかいギア入れ直して再加速して猛追したの、根性ありますし実際強かったと思いますよ。あそこパレスに一歩負けずに身体ねじ込めていたらパレスと同じ勢いでゴールまで伸びてたくらいありそうでしたよ。プラス18キロ分一瞬の瞬発力が必要だったんだろうか、この場合。いやでも、こんなもんじゃないってレースはしたと思う。来年、この馬の本気を是非見てみたい。

7着ウインマリリン
しれっとこのメンツの中で7着に入っちゃってるマリリン、まじ名牝すぎませんか!? いやもうまじでタイホに追いつけ、おドウとスターズに負けるな、とばかりに追随してギアあげてぶっ飛んでくる集団の中にしっかり混ざってるんですから。最後までみっともないレースはしない、最後まできっちりと走り切る22戦して半数を超える12戦をG1で走った最前線の散らぬ花のような強い女性でありました。これからは繁殖にまわりスクリーンヒーローの、グラスワンダーの、ダイナアクトレスの血を母系で繋いでいってください。


8着ソールオリエンス
案の定、最内枠1番で苦しみ馬群で揉まれ、前を塞がれ行くに行けないまったく競馬できないレースとなってしまいました。行こう行こうと馬はしてるんですけどね。やっぱり川田ジョッキーはこういう展開だとこうなっちゃうよなあ。

ハーパーはまだまだこれから。上澄みの同世代と比べるとどうしても格が違ってるけど、ここから成長して追いつけるかしら。
ライラックもちょっとまだ力不足でしたね。後方から前に行けなかった。
ディープボンドは良いところ無しでしたねえ。こういうレースの場合は前で前でで競馬してほしかったけれど、そういう位置取りがほんと出来なくなってきている。馬にかつてのみなぎるような覇気ややる気がだいぶなくなっちゃってる感じなんだよなあ。


いや、改めて振り返ってももう素晴らしいレースでした。一年を締めくくるレースに相応しいドラマが満載で、勝った馬も負けた馬も総じて「強い!!」と思わせてくれる感じさせてくれるレースなんて早々ありませんよ。
個人的にはタイトルホルダー推しだったんで、もうタイホタイホで感動しっぱなしの有馬記念でした。
菊花賞のあの幻惑の逃げで脳をやられ、天皇賞(春)の殲滅戦で脳を焼かれ、以来ずっとタイトルホルダー推しだった身としては、この最後のレースはたまらんものがありました。
ようやった、本当に格好良かった。もう泣くわー!!
これからは種牡馬として、早世した父ドゥラメンテの後継種牡馬として、イクイに負けない産駒の活躍を期待させてください。タイホの子供かーー、今から想像しただけであがりますわ。




アメリカ・ブリーダーズカップ レース回顧  

朝四時に起きようと思うだけ思ったけれど思うだけで無理だった。

アメリカサンタアニタパーク競馬場で開催された競馬の祭典ブリーダーズカップ。2日間に渡って全14レースものG1レースが行われるまさにお祭りというべき2日間。
ちなみに一日目が日本でほとんど認知されてないのはこれ、全5レースともジュベナイル。2歳限定戦なんですねえ。知らんかった。そら日本馬2歳で遠征なんぞしませんわなあ。
さて、2日目の9レースのうち日本調教馬が出走するのは6レース。

第25回 ブリーダーズカップフィリー&メアターフ (G1)
3歳以上 牝 定量 コース:2,000メートル(芝・左)
これに出走したのがウインマリリン。香港ヴァーズを勝利し日経賞やオールカマーでも名だたる牡馬を蹴散らした現役牝馬の雄って雄はないか、雌か? さすがに6歳になった今年はピークを越したのか凡走を繰り返していて現地のオッズでは12頭中11番人気と全く人気なかったのですが。
結果は激走して4着と掲示板入り。頑張った!! さすがはマリリン。


ブリーダーズカップフィリー&メアスプリント (G1)
3歳以上 牝馬 1,400m (ダート・左)
我らがメイケイエールちゃんが鞍上池添騎手で出走。
エールちゃん、やる気もあったし落ち着いてはいたと思うのだけれど、スタートで出遅れ、他馬と接触はじめてのダート、とマイナス要素が被ってしまった感があります。やっぱりダートしんどそうでしたね。追走に苦労していましたし、直線入った段階で手応え怪しかったですし。残念ながら最下位でありました。これは仕方ないかな。おつかれさまでした。


第40回 ブリーダーズカップマイル (G1)
3歳以上 定量 コース:1,600メートル(芝・左)
このレースには日本のトップマイラーであるソングライン。そしてウインカーネリアンが参戦。
今年前半ヴィクトリアマイルと安田記念を制して名実ともに現役最強マイラーとなったソングラインですけれど、秋の始動戦の毎日王冠でエルトンバローズにまさかの不覚を取りました。まああれは1800メートルと本領よりも長いレースでしたし、何よりこのBCマイルに向けての叩きの一戦でしたから問題はないと思っていたのですけれど……。
レースではあまりパッとせず、手応えも早々になくなってしまったみたいで追い込みはしたものの普段のキレには程遠く5着。これは競馬場が合わなかったのか、海外遠征でお疲れだったのか。今年の2月のサウジでのレースでも思わぬ大敗してましたし、遠征嫌いになっちゃったんでしょうかねえ。カーネリアンちゃんの方はグイグイとレース引っ張ってくれたものの、力尽きて11着。お疲れ様でした。


第40回 ブリーダーズカップターフ (G1)
3歳以上 定量 コース:2,400メートル(芝・左)
去年のジャパンカップにも参戦し今年の凱旋門賞でも3着だったオネストや、アメリカのG1を3連勝中のアップトゥザマーク。英国の伝統的大レースのプリンスオブウェールズステークスや英インターナショナルステークスを連勝してきたモスターダフ。 英チャンピオンステークスを勝って英ダービーの復仇に乗り込んできたキングオブスティール。そして何より、今世界を席巻するディープインパクトのラストクロップにして或いは最高傑作になるやもしれぬオーギュストロダン。
という錚々たるメンバーが揃った中で、日本から参戦するのは偉大なる王シャフリヤール。
今年はなんでか札幌記念に顔を出しただけで、ドバイにアメリカに年末には香港に、と海外を転戦するシュネル。出走11頭中現地のブックメーカーのオッズでは7番人気と、今年の成績、そして去年からドバイで勝って以来勝利がない成績からしても妥当かな、というポディションだったのですが。
四角コーナーリングで詰まりながらもシュネル、見事に集団を突き抜けて先頭争いに参戦。そのまま3着でゴールと見事なレースを見せてくれました。シャフ、こういう所で抜け目なく良いところ見せてくれるから、なかなか勝てなくてもまだまだ強いぞと印象残してくれるんですよねえ。
勝ったのはオーギュストロダン。鞍上ムーア騎手のあの魔法のような内ラチ沿いの手綱捌きですよ。すごかった。4コーナー回っている時点では中団前目あたりだったのに、直線入った段階ではワープしたように先頭に立っていましたからね。小回り気味のこの競馬場にあって、あの凄まじいコーナーリングですよ。なんだあれ。騎手の手綱に応えたロダンのあの速度落とさないで内ラチ沿いを回り切る能力もまあ凄まじいものがありますよ。これで9戦6勝。G1・5勝目であります。とんでもない末っ子を遺したなあ、ディープは。


第40回 ブリーダーズカップクラシック (G1)
3歳以上 定量 コース:2,000メートル(ダート・左)
ブリーダーズカップのメインレースとも言うべきなのが、このダート2000のクラシックであります。アメリカでは芝よりもダートの方が主体ですしね。去年、あの世界の怪物フライトラインが勝ったレースであります。
ここに参戦したのがオルフェーブル産駒で一番ヤベえやつかもしれないウシュバテソーロと、今年戦国模様の3歳ダート戦線の一角として暴れ回ってるデルマソトガケ。
このクラシックの参戦は10年のエスポワールシチー以来13年ぶりになるんですね。歴代の日本馬の最高順位は6着ですから、ずっと高いハードルに阻まれてきたレースでした。
レースはルメール騎乗のソトガケが果敢に先頭に取りついて3・4番手で追走。一方ウシュバは出遅れ気味で後方からになってしまいました。勝ったあのドバイワールドカップも最後方からの競馬でしたけれど、あのレースはパンサラッサとアルジールスの先頭争いで超ハイペースになりウシュバの末脚が炸裂する展開になったのですけれど、今回は押し上げていく段階で脚を使っちゃった感じですね。直線入った段階であまり手応えが残っていなくて、それでも5着までジワジワとあがってくるあたり随分頑張ってくれたと思います。調教は見るからにやる気ないわ、パドックでは見るからにやる気ないわ、そのくせレースとなるとガンガン走ってくれる非常に個性的な面白い馬で、まーステゴ一族よなあ、と思わえてくれるやつなんで、今後も人気集めそうです。
そしてさらに頑張ったのがデルマソトガケ。6ヶ月ぶりの長期休養明けながら、これだけ走ってくれたのはスタッフの努力の賜物だろうなあ。長期休養あけに海外遠征だったわけですし。
人気馬の後ろにピタリとつけて馬にスムーズに競馬させてあげる騎乗をしたルメールの相変わらずの抜群のうまさも大きな要因だったのでしょう。歴代最高の2着でゴール入線。最後残り100メートルあたり、ちょっと夢見ましたよ。
しかしアメリカのダートはやはり全然違いますね、質感。もうもろに土。良馬場だったんですけれど、それでもどの馬も土まみれでべったりとくっついているように、あれは含水が高いのか乾いててもしっとりくっついてくる質感なのか。
レース、向こうの公式サイトの配信で視聴していたのですけれど、ウシュバテソーロのことあの黄色いメンコを目印にして見ていたんですけれど、もう最後の方顔が土まみれになって黄色の色が見えなくなってて、あれ?ウシュバどこいった!?? ウシュバどれだっけ!? と見失ってしまいましたからね。


ブリーダーズカップターフスプリント(G1)
3歳以上  1,000m 芝・左
最後がジャスパークローネが出走したスプリント。
1000メートルという超短距離戦ながら、日本の場合は新潟の直線レースが有名ですけれど、こっちだと普通にコーナー曲がるんですよね。最初から最後まで息入れる暇なんてないわずか一分弱の超高速戦。ジャスパーはいつも見たくスタートからガンガン押し上げて先頭立とうとしましたけれど、もうカーブ入る頃にはいっぱいいっぱい。ちょっとこのスピードにはついていけませんでしたか。距離も1000メートルはちと短かったですかね。




第59回札幌記念 G2 レース回顧   

3歳以上 オープン (国際)(特指) 定量 札幌競馬場2,000メートル(芝・右)

夏競馬ながら秋に向けて早めに始動する組が参戦することで、G1級の馬たちが多く出走することからスーパーG2とも呼ばれる札幌記念。

今年も前年の覇者にして大阪杯を制した金色のスピードスター・ジャックドールを筆頭に、
香港ヴァーズを制した名牝ウインマリリン。
チャレンジCを連覇した中距離戦線の雄ソーヴァリアント。
千夜一夜物語の王の名を冠するダービー馬シャフリヤール。
最強世代の一角を形成しG1で常に掲示板を外さないダノンベルーガ。
前走香港はクイーンエリザベス2世Cであの香港最強ロマンチックウォリアーと叩きあったプログノーシス

他にもG1の常連馬たちがズラリズラリ。ウインマイティーにマテンロウレオ、アフリカンゴールドのベテランたちに、現在クラシック戦線を戦っているトップナイフなどなど。
え? G1走った経験ないのヤマニンサルバムだけじゃない?
という豪華メンバーが揃った札幌記念。
今回は折からの雨もあり、レースのときは雨は止んでいたものの馬場は稍重。やや荒れ気味の柔らかめの馬場になっていたようです。
こうなると軽快に飛ばすタイプの馬たちにはやや苦しい馬場状態になってましたか。これは個々の馬の得意不得意が大きいんですけどね。

ポンと弾けるように飛び出したのが大外枠のユニコーンライオン。続いてアフリカンゴールドとこの2頭が逃げるのは予定通りと言った感じで。ジャックドールもいいスタートだったのですが、前へ前へと押し出す二頭には付き合わずに4番手に控える形に。
1000メートル通過がちょうど一分くらいだったので平均ペース。ただウインマリリンを加えた前3頭が随分と間をあけて先行していたので、後方集団はスロー気味だったのだろう。
ただこの1000メートルあたりからジワリと後方集団がスピードをあげる。全体的にロングスパートに入ったようだ。逃げるユニコとアフゴ、そしてマリリンは早めに一杯になり直線入る前に息切れ。ジャックドールもいつもみたいなスピード感が全く無くどうにも走りにくそうにしたまま馬群に包まれていく。
早めに動いたのが、内側からトップナイフ。すでに4角に入る所で先頭に踊りでている。これは先頭集団の失速もあったんだろうけれど、かなり早い進出。ただ、この馬場と展開では鞍上の横山和生の好判断だった。事実、トップナイフはラチ沿いの経済コースを進み、直線までに距離を稼ぎ、そのお釣りを落とすこと無く2着に駆け込んでいる。
2歳G1の頃から活躍してホープフル2着など実績をあげてきたトップナイフだけれど、当初から成長の余録があまりないんじゃないかと言われて、実際皐月賞・ダービーでは大きな壁に跳ね返されてしまったトップナイフだけれど、まだまだこんなもんじゃない、こんな所で終わらないという意気を見せてくれる古馬重賞、それも一線級の集った中での堂々の2着でありました。まだ重賞勝ってないのよね、2着ばかりで。なんとか一本重賞取ってG1にも勝ち負けで勝負して欲しいです。

んで、一番どぎついパフォーマンスを見せたのが、川田鞍上のプログノーシス。一頭、桁違いの手応えでユニコ、アフゴ、マリリンの間をススっとくぐり抜けて先を行くトップナイフを捕まえに掛かるプログノーシスの競馬は、圧巻でありました。
これは強い。3歳のときはクラシックには関係のない地回り生活でしたけれど、ずっと1番人気を続けていた期待馬でもありました。古馬になっての初戦の金鯱賞で重賞初勝利をあげたことで覚醒って感じですねえ。トップナイフとは4馬身。3着のソーヴァリアントとは7馬身ぶっ千切っての勝利。これはもう完勝と言って過言じゃないでしょう。秋の中距離戦線の主役の一角として名のりをあげてきましたよ。
3着にはルメール騎乗のソーヴァリアント。4着にはダノンベルーガ。ベルーガは掲示板は絶対外さんねえ。5着には短い最後の直線だけで後方からぶっ飛んできたヒシイグアス。本調子からは程遠い状態みたいだったんだけれど、走らせるときっちり脚使ってきてくれる馬です。イグアスもなんとか馬場状態とか馬の調子とか全力で出せるレースに巡り合ってほしいものですけれど。
ジャックドールはそのあとの6着。走り方からして、なんかモッサリとしていていつものジャックドールじゃありませんでした。
まあ、全体見ても上がり最速が勝ったプログノーシスの36.0ですからね。軒並み37秒から40秒掛かっているのを見ても相当に足元キツいレースだったと思われます。
逃げも追い込みも壊滅。1000メートルあたりから早めにロングスパートして先頭に取り付き、耐久出来た馬が上に残ったって感じですね。
シャフリヤールもいい位置つけていたのですが、肝心の後半から伸びずに11着とあまりにもらしくなくてどうした、と思っていたらどうやら喉に異常を発生していたようで。喉頭蓋エントラップメントって聞いたこと無いなあ、と思ってたらいわゆる喉鳴りとか喘鳴症と呼ばれるものだそうで。
手術となるそうですけれど、軽いものならすぐに再始動できるみたいですので秋以降もまだ絶望視しなくても済むかも。





2023 ドバイシーマクラシック(G1)2,410メートル (芝)  

日本から参戦はご存知、3歳にして天皇賞・秋と有馬記念を勝利して現役最強の名乗りをあげたイクイノックス。
前走、香港ヴァーズで初G1を取った女傑ウインマリリン。
そして去年このドバイシーマを勝ったダービー馬シャフリヤール。

対する海外馬はブリーダーズカップターフなどG13つを含む5連勝中のレベルスロマンス。
アイルランドダービー馬で凱旋門でも6着に入っているウエストオーバーあたりが強豪でした。

レースの方は……杉本清アナじゃないですけれど、これもう言葉はいらないでしょう。



イクイノックス、化け物?
逃げたのは作戦だったでしょうか。いずれにしても、騎手が促して先頭にという感じでもなく、スッとそのまま先頭に立った感じなんですよね。
あとはもう……なんだ。なんだこれ。うん、イクイノックス競馬してないでしょ、これ。本当にただ走ってただけ。それも全力? 鞭入れてないよ? 一頭だけ違うジャンルで競馬してるような。最後もう流してましたし。それでコースレコード1秒近く縮められてたみたいです。
いやこれは、もう、なんだ。なんだこれ?


第42回ジャパンカップ G1 レース回顧  

3歳以上オープン(国際)定量 東京競馬場2,400メートル(芝・左)

ヴェラアズール、本物だったか!!

エイシンフラッシュ産駒の初G1おめでとう! おまけに渡辺薫彦師のG1も初勝利! 渡辺さん、G1まだ勝ってなかったのかー。
父親エイシンフラッシュを彷彿とさせる、内側で溜めて溜めて最後に炸裂させる閃光の脚。まさに【青い閃光】だ。
にしても、今回はライアン・ムーアの手腕につきますよ。日本に来る外国人ジョッキーは、短期免許取る時の資格からして前年の成績がものを言いますから、本当に世界の上澄みの上澄みなんですが、ほんと凄えわ。

さて、今回のジャパンカップは近年では見られない外国馬参戦のニュースが盛況だったレースでした。いっときは凱旋門賞馬アルピニスタが色気を見せていたほどでしたからね。
調整過程で故障を発生させなかったら、本当に参戦していたでしょう。結果として参戦は四頭になりましたが、久々に国際レースジャパンカップの面目躍如だったんじゃないでしょうか。
その四頭は以下の面々。

・エニル賞でドゥデュースを撃破したアイルランドの若き俊英シムカミル
・本邦でもソウルスターリングなどを排出した大怪物フランケル産駒にしてパリ大賞典(G1)の勝ち馬オネスト
・昨年もジャパンカップに参戦し5着の掲示板入して日本の競馬に適正を示しているグランドグローリー
・未勝利戦勝利から5連勝でG1バイエルン大賞を制したドイツの昇り馬テュネス。

海外馬の格としてはオネストが一番だったのかな。6番人気になっていましたし。

一方で今回は日本馬の陣容が例年と比べてもとにかく手薄な印象でした。三冠馬3頭が集った一昨年。コントレイルが有終の美を飾った昨年と比べても、G1馬はシャフリヤール陛下にオークス馬ユーバーレーベン。そしてエリザベス女王杯から中一週で急遽参戦となった三冠牝馬デアリングタクト。
この三頭だけでしたからね。
その三頭も、デアリングタクトが前述したように中一週の強行日程。ユーバーレーベンはのんびり気質のせいか最近は競馬自体に前向きではないようで。
日本総大将はシャフリヤールが務めることになりそうだったものの、ドバイシーマこそ制してメンツは保ったものの、その後英国のG1ではコケてしまい、天皇賞秋でも展開が向かず消化不良のレース。揺るぎない大黒柱というにはちと不安が残る状態だったんですね。
とはいえそれでも一番人気3.4倍。
2番人気は天皇賞秋でシャフリヤールを上回る3着に入ったダノンベルーガ。ただ、能力の高さこそ折り紙付きなものの、結局G1ではクラシックも前走も善戦止まり。重賞も前哨戦で皐月賞馬ジオグリフに勝ってはいるものの、大きなタイトルを取っているわけじゃないんですよね。もひとつ貫目が軽い。
3番人気はヴェラアズール。デビュー前から足元の故障などで苦労して、足元の不安が解消できず負担の軽いダートで長く我慢の使われ方をして、つい最近ようやく目一杯走っても大丈夫なくらいになったことで芝レースに出した所、一気に才能を開花させて京都大賞典を勝利したという苦労の馬。
ただ彼はここが分岐点でもあったんですよね。こういう一気に上がってきて重賞を勝った馬は、そのまま頂点に駆け上がるかG1の壁に跳ね返されてそこが天井になってしまうか。よくあるパターンなんですよね。一気に連勝で駆け上がってきて初G1で人気になるものの、そこでパッとしないままG1戦線の常連にもなれずに消えていく馬たち。そういう意味でも、非常に注目の馬でありました。
見事に、本物であったことを証明してくれたのですが。

4番人気はヴェルトライゼンデ。この馬も怪我による一年四ヶ月という長期休養から鳴尾記念で劇的な復活を遂げたものの、次のオールカマーでは全く伸びない大外を回ったお陰で7着の大敗。果たして、復活は本物か。真価が問われる一戦に、鳴尾記念の相棒であるレーン騎手が跨っての挑戦でありました。

5番人気にデアリングタクト。足元に不安を抱えたままの連戦ですが、勝てないレースが続いてますけれどどれも彼女の能力を全力発揮できたとは言えない惜しいレースが続いていて。一昨年、アーモンドアイとコントレイルと共に激闘を繰り広げた舞台で、もう一度その輝きを見せてほしい一戦でした。

他にも、前走福島記念で復帰後大敗が続いていた中で劇的な逃げ切り勝ちを果たして見せたユニコーンライオン。
長距離戦線を渡り歩き名手武豊を鞍上にアルゼンチン共和国杯2着からここに挑むハーツイストワール。
これが引退レースとなるという長きにわたって一戦でその強烈な末脚を見せてくれていたシャドウディーヴァ。
常にG2で3着以内に入り続ける堅実派のボッケリーニ。
そしてユーバーレーベンやカラテ、テーオーロイヤルなどが出走と相成りました。

繰り返しになりますけれど、今回は絶対的で他と隔絶した能力を持つ馬は不在。外国馬にも大いにチャンスがあるし、これまで重賞で善戦くらいで燻っていた皆様にも一着賞金4億円。指定の海外レースを勝った馬がジャパンカップを勝利した場合はさらに報奨金が与えられて7億円近い賞金が得られるという凄いことになってましたからね。
いや、ほんとなんでこんなにメンバー手薄なんだ? みんな有馬記念の方に行っちゃったのか?

レースの方は、冒頭で叫んだようにヴェラアズールが内側に空いた僅かな隙間から切り込んできたムーア騎手の手綱捌きによって、ゴール直前でシャフリヤールを躱したヴェラアズールが栄冠を手にしました。
先週のマイルチャンピオンシップに負けず劣らずの、馬群が密集した非常にポディション取りが難しいレースになりましたけれど、道中含めてムーア騎手の位置取りがホントお見事としか言う他なく。
2着のシャフリヤールも、クリスチャン・デムーロがえ?なんでそこにいるの!? と何度見させられたかわからない進路行程で、今回のレースに関してはシャフリヤールは十全の力を発揮して走りきったレースだったんじゃないでしょうか。最後、ダノンベルーガの進路を塞ぐ形になって騎乗停止喰らいましたけれど、これに関しては土曜日に騎乗停止食らって連日でやってしまったペナルティゆえの重さで、今回単体としてみるとベルーガもう脚一杯になっててあそこから伸びる要素なかったようにみえるので、順位には影響なかったかと。まあデム弟が急に内から上がってきたヴェラアズールに一拍焦ってしまったんでしょうかね。
前塞がれてしまって行きたくても行けない事になってしまったのは、デアリングタクトの方でした。2,3回くらいここで前へ前へ、とギア入れようとした所で進路塞がれて止められたり、外まで大回りしたり、と……ああ、勿体ない悔しいレースでしたよ。マーカンドもここぞというときに一番ごちゃごちゃしてしまう所に入ってしまったなあ。スムーズに行けば勝ち負けになったかと思うレースだっただけに、ほんと悔しい。でも、まだまだデアリングタクトは終わってないと証明してくれたレースでした。秋は全部不本意なレースになってしまったなあ。
3着に入ったのはヴェルトライゼンデ。先行した馬の中ではこの馬が一番いい走りをしましたね。武豊のハーツイストワールの真後ろに付けて虎視眈々と脚をためて、内側が空いた途端にスッと馬を導いて加速させるレーン騎手の鮮やかさ。このレースで一番スムーズに競馬したのこの馬じゃないだろうか。それだけに、猛然とヴェルトライゼンデに食いついてきたシャフリヤールの脚の凄さに目が行きますし。それ以上に、ヴェルトライゼンデの後ろをついていき、落ちてきたハーツイストワールを躱してヴェルトライゼンデが内に切り込んだのに対して、ハーツの外に進路を切りハーツを躱して代わりにその進路に入り、ベルーガを躱してヴェルトライゼンデに食いつき、猛追してきたシャフリヤールを貫いてみせたヴェラアズール・ムーアの競馬が背筋を震わせるのである。
いやあ、改めて見ても凄いなあ。あれだけ縫うように走りながら淀みが全然無い。無理やりこじ開けてとか、無いもんね。本当に閃光のように伸びてきた。

ダノンベルーガは5着。最後不利はありましたけど、そこに至るまでにだいぶ消耗してしまってたみたいなので、不利なくても順位は変わらなかったんじゃないかな。2400は若干長いようにも見える。
外国馬最先着はグランドグローリーの6着。去年の5着よりも一位下げてしまいましたが、彼女もだいぶ前を塞がれて行きたいのに行けなかったんですよね。スムーズに前が空いていたら、勝ち負けは難しくとも馬券圏内の3着までは勝負出来たかもしれません。そういう意味では、やっぱり日本の馬場に適正あったんじゃないでしょうか。このまま、帰国せずに引退。日本で繁殖入りするそうで、お疲れ様でした。産駒も、この2回のジャパンカップでのレースを見る限りでは日本にあった馬を出してくれるんじゃないでしょうか。

終わってみれば、総大将シャフリヤールは負けて強し。しかし、新たなるスター誕生。遅れてきた新星ヴェラアズール、これが最初にして最後ではなく、その光輝く第一歩になって欲しいですね。
ほんと、エイシンフラッシュ産駒の星になってほしい。とはいえ、なかなか乗り難しい馬っぽいけれど。溜めて溜めてここぞというときに爆発させる末脚勝負、それも外から大マクリというよりも内側から切り込むタイプっぽいですからね。展開や馬場にかなり左右されるんじゃないだろうか。
それこそ騎手の腕が問われますぞ。





 

6月18日


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6月17日

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