3歳 オープン (国際)(特指) 馬齢 東京競馬場1,800メートル(芝・左)

クラシックを目指す3歳馬たちの登竜門の一つ。ここを勝って名馬の列への名のりをあげた馬も昔から今にいたるまで沢山いるレースです。
このレース面白いのが、同じ週の土曜日に行われるクイーンカップが、こっちはマイルなんですけれどかなりの高速レースになるのに対して、1800のこっちは毎年スローペースになる傾向が多いってお話。
過去十年の1000メートル通過タイムの平均が61秒超えてるとかなんとか。1800なら60秒は切らないと遅い方なのが、さらに1秒以上遅いんですからそりゃスローペースだ。

んでもって、本年度も同じようにスローペース。そして直線揃ってヨーイドンの前残り瞬発力勝負レースだ!!

わっちゃーーー。やっちゃった。


事前の圧倒的人気は、去年の2歳牡馬チャンピオン。朝日杯を勝ったジャンタルマンタルでした。3戦3勝の無敗!
とはいえ、まだ体の方は成長しきってなくてまだまだ緩いというのがホースマンたちが各自述べている。ってか、調教師先生もまた前の方が強くて後ろ脚のトモは出来上がってないと競馬番組のインタビューで答えてましたからね。全然才能だけで走っている段階なんじゃないでしょうか。
おまけに、前進気勢が強くなっているそうで。どんどん前に前に行きたがる傾向が強くなってるってことですな。
……今日のレースはスローペースになりますよー? ってレースでしたよね、確か。
うん、案の定というべきか。序盤、ジャンタルマンタルと武さんのエコロヴァルツが揃って並んで手綱引かれて首上げてるシーンが。エコロの方もかよ!
こっちは朝日杯2着で3番人気。若い、こっちもまだまだレース覚えれてない感じか。
能力においては新馬戦でその底知れなさを見せつけ、ホープフルでは鞍上の坂井くんが盛大にやらかしてしまったものの、ちゃんと走ってたら勝ち負けあったよ、と言われているミスタージーティー。こっちが2番手だったのですが。
矢作先生、前走レース後めっちゃ坂井騎手叱ってたのに、次もこうして坂井騎手乗せてくれるあたりいい先生なんだな、と思うと同時に結果出さなきゃいけない若手騎手はプレッシャー、プレッシャーであります、これ。
でもあれだね、入れ込みきつかったみたいで。自由に行かせると変な癖ついちゃうし、かといって押さえて押さえて後ろになっちゃうと、こうなっちゃうし。
ここで瞬時に宥めて落ち着かせてよいポディションを取ってしまうような騎乗技術を身に着けていかないといけないんでしょうなあ。ハードル高いなあ。

1000メートルは62秒6。超スローペース。
この時点で、逃げは9番人気単勝倍率151.2倍のパワーホール。少し離れて二番手はジャスティンミラノ。
直線入ったくらいでヨーイドンでしたから、こりゃもうミラノがベストポディション、ベストペースですよ。
こうなると、どこに居ても脚色変わらない羽目になる。これで後ろからぶっちぎるみたいな意味不明な展開で勝てるのはイクイノックスくらいである。
あがり3F、全頭33秒台。2番手につけていたジャスティンミラノが32秒6でジャンタルマンタルと同じで上がり最速。2番手で最速出されたら、追いつけませんよ。
ジャンタルマンタルは川田が比較的前目につけていましたけれど、4番手5番手あたりの外。勝つためにはもう一段列前にいないと無理なところでした。
3着には逃げたパワーホールが粘りきり、ゴールに滑り込み。後ろは追いつけず。
けっこうな荒れたレースとなってしまいました。
エコロヴァルツは5着。ミスタージーティーは7着。ショーマンフリートは最下位か。ここで跳ねるか、と狙い定めていた馬だけにこの結果は……超スローペースが耐えられんかったのかしら。

勝ったミラノは新馬戦からこれが2戦目で2戦2勝。ただ今回は展開にばっちりハマった感も多分にあるだけに、まだちょっとその強さが本物かは次以降で見極めていかないといけないと思う。
ジャンタルマンタルは逆に展開に負けた感じ。それでも2着にくるのは才能でしょう。ただ、ここで負けがついちゃったのは不安ではあるなあ。事前にあがっていたマイナス要素をそんなもん関係ないわ‐っと勝っちゃう馬がやっぱり強いだけに、事前に言われてたのがそのまま出て勝てなかった、というのはこの時期の馬としては気になる所ではある。朝日杯の勝ち馬はその後の戦歴色々難しいところあるし。
エコロはまだ幼いです、それがスローペースでもろに出ちゃったなあ。次回次回。
ジーティーはなあ……。コメント見てパトロールビデオを見ると確かにスタート直後にエコロに盛大に寄られて、道中も囲まれて突かれてパニックになってたそうですし。精神的に大丈夫だろうか。