ジャックドール

第168回天皇賞(秋) G1 レース回顧   

3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 東京競馬場2,000メートル(芝・左)

…………(白目

これでも自分、長いこと競馬見てきたつもりだし、天皇賞・秋だって随分見てきたつもりですよ。
アーモンドアイを見た。キタサンブラックも見た。レコード持ってたトーセンジョーダンも見たし、ブエナビスタも見た。カンパニー、ウォッカ、ダイワメジャー、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエス。テイエムオペラオー、スペシャルウィーク、エアグルーヴ、ハブルガムフェロー、ネーハイシーザー、ヤマニンゼファー。色々見てきたつもりだけれど。
いや、天皇賞・秋に限らず、これはもう今まで見てきた馬の中で一番強い、と言ってもいいんじゃないかと、今そんな気分ですわ。ディープでもオルフェでも、ここまでは思わなかった。

イクイノックスは今まで見てきた競走馬の中で、一番強い。
こんな恐れ知らずの文言を、言わずにはいられないほどに、凄いレースでした。1:55.2ってなんだよ!? アタマおかしいんじゃないの!?

去年もパンサラッサが1000メートル57.4という快速も快速でかっ飛ばしましたけれど、今年はジャックドールが57.6という数字で逃げました。でも、去年ってかっ飛ばしたのはパンサラッサだけで、他の馬はむしろ超スローペースだったわけです。
ところが今年はジャックドールにみんなついていったために、全体的に超ハイペースになった。1000メートルのタイム聞いた時はびっくりしましたもんね。ジャックドール、そんな無理してかっ飛ばしている感じではなかったですから。ジャックとしてはハイペースで後続を削り落としていくスピードスターの走りを狙ったのでしょうしそれが唯一の勝ち目ではあったのでしょうけれど、それにしてもペースが速すぎたのでしょう。直線入ったところで粘るもなにもなく失速。これについていっていた先行馬たちも軒並み脚があがってしまった。ドウデュースですらついていけなくなって失速してしまいましたからね。
ドウデュースは大事な相棒である武豊が5レース後に馬から降りたところで足を蹴られるアクシデントがあり、まさかの乗り替わり。今の武豊にとって一番大事と言って良いドウデュースの晴れの舞台でこんなことになってしまうなんて。本人もオーナーもどれだけショックだったかわかりませんけれど、乗り代わった戸崎騎手は決して悪い競馬したわけじゃないんですよ。前に行ったイクイノックスの真後ろにつけられたのはベストの位置取りだったんじゃないでしょうか。
ただ展開があまりにも先行に対してキツすぎるものだったのと、今のイクイノックスがあまりにも凄すぎたのがどうしようもない問題でした。
他の逃げ先行馬が軒並み壊滅して脱落していく中で、逃げてるジャックからさほど離れていない3番手につけていたイクイノックスだけ耐えるどころじゃなくてむしろ逆にどんどんと伸びていくって、ほんと何度見ても意味わかんないんですけど!?
この展開であがり34.2って意味わかんないんですけど!?
ラップタイムこれですよ?

12.4 - 11.0 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 11.4 - 11.7
最初以外全部11秒台って、これまったく息入れるところなかったですよね。去年のパンくんみたいに後続ぶん離してたら息入れるタイミングもあったでしょうけれど、このペースで後ろ離されずずっとプレッシャー掛けられてたらそりゃジャックも溺れるわ。
番手につけていたガイアフォースが5着まで残ったの、むしろよく頑張ったと言えるんじゃないでしょうか。
……いやだから、イクイノックスだけわけわからんのですよ。なんだこれなんだこれ?
2着のジャスティンパレスと3着のプレグノーシスは両馬ともスタート出遅れてしまって離れた後方からの競馬になった馬。このハイペースの流れからなんとか逃れて足を溜められた、という事なのでしょう。にもかかわらず、イクイノックスには全然追いつけなかった。イクイノックスの鞍上ルメール、もう正面でスクリーンチラ見してセーフティーを確認してからは無理追いしてないんですよね。まあ後方突き放すときも鞭何発か入れてゴーサイン出しただけで飛び出したので、そこまで叩いてないですし。
凄いなあ。凄いなんてもんじゃないわ。

今日は令和がはじまって以来はじめての天皇陛下皇后陛下をお迎えしての天覧競馬。その天覧競馬で両陛下に競馬史上でも歴史に残るであろう素晴らしいレースをご覧いただけたことは、幸い以外のなにものでもありません。陛下にええもん見てもらえたなあ。

これ秋華賞でのリバティアイランドのあまりの強さに、ジャパンカップでも古馬たちと互角以上に渡り合える、というか本命もあり得るんじゃないか、と思っていましたけれど。
ちょっとこれは、無理やろ。相手があまりにも悪いわ。

いやー、ものすごいものを見さしてもらいました。世界の超一流馬たちを相手にもせずに蹴散らしたドバイシーマみたいな競馬を、何度も見れるとは思わんですよ。こんな競馬、ありえるんや……。




第59回札幌記念 G2 レース回顧   

3歳以上 オープン (国際)(特指) 定量 札幌競馬場2,000メートル(芝・右)

夏競馬ながら秋に向けて早めに始動する組が参戦することで、G1級の馬たちが多く出走することからスーパーG2とも呼ばれる札幌記念。

今年も前年の覇者にして大阪杯を制した金色のスピードスター・ジャックドールを筆頭に、
香港ヴァーズを制した名牝ウインマリリン。
チャレンジCを連覇した中距離戦線の雄ソーヴァリアント。
千夜一夜物語の王の名を冠するダービー馬シャフリヤール。
最強世代の一角を形成しG1で常に掲示板を外さないダノンベルーガ。
前走香港はクイーンエリザベス2世Cであの香港最強ロマンチックウォリアーと叩きあったプログノーシス

他にもG1の常連馬たちがズラリズラリ。ウインマイティーにマテンロウレオ、アフリカンゴールドのベテランたちに、現在クラシック戦線を戦っているトップナイフなどなど。
え? G1走った経験ないのヤマニンサルバムだけじゃない?
という豪華メンバーが揃った札幌記念。
今回は折からの雨もあり、レースのときは雨は止んでいたものの馬場は稍重。やや荒れ気味の柔らかめの馬場になっていたようです。
こうなると軽快に飛ばすタイプの馬たちにはやや苦しい馬場状態になってましたか。これは個々の馬の得意不得意が大きいんですけどね。

ポンと弾けるように飛び出したのが大外枠のユニコーンライオン。続いてアフリカンゴールドとこの2頭が逃げるのは予定通りと言った感じで。ジャックドールもいいスタートだったのですが、前へ前へと押し出す二頭には付き合わずに4番手に控える形に。
1000メートル通過がちょうど一分くらいだったので平均ペース。ただウインマリリンを加えた前3頭が随分と間をあけて先行していたので、後方集団はスロー気味だったのだろう。
ただこの1000メートルあたりからジワリと後方集団がスピードをあげる。全体的にロングスパートに入ったようだ。逃げるユニコとアフゴ、そしてマリリンは早めに一杯になり直線入る前に息切れ。ジャックドールもいつもみたいなスピード感が全く無くどうにも走りにくそうにしたまま馬群に包まれていく。
早めに動いたのが、内側からトップナイフ。すでに4角に入る所で先頭に踊りでている。これは先頭集団の失速もあったんだろうけれど、かなり早い進出。ただ、この馬場と展開では鞍上の横山和生の好判断だった。事実、トップナイフはラチ沿いの経済コースを進み、直線までに距離を稼ぎ、そのお釣りを落とすこと無く2着に駆け込んでいる。
2歳G1の頃から活躍してホープフル2着など実績をあげてきたトップナイフだけれど、当初から成長の余録があまりないんじゃないかと言われて、実際皐月賞・ダービーでは大きな壁に跳ね返されてしまったトップナイフだけれど、まだまだこんなもんじゃない、こんな所で終わらないという意気を見せてくれる古馬重賞、それも一線級の集った中での堂々の2着でありました。まだ重賞勝ってないのよね、2着ばかりで。なんとか一本重賞取ってG1にも勝ち負けで勝負して欲しいです。

んで、一番どぎついパフォーマンスを見せたのが、川田鞍上のプログノーシス。一頭、桁違いの手応えでユニコ、アフゴ、マリリンの間をススっとくぐり抜けて先を行くトップナイフを捕まえに掛かるプログノーシスの競馬は、圧巻でありました。
これは強い。3歳のときはクラシックには関係のない地回り生活でしたけれど、ずっと1番人気を続けていた期待馬でもありました。古馬になっての初戦の金鯱賞で重賞初勝利をあげたことで覚醒って感じですねえ。トップナイフとは4馬身。3着のソーヴァリアントとは7馬身ぶっ千切っての勝利。これはもう完勝と言って過言じゃないでしょう。秋の中距離戦線の主役の一角として名のりをあげてきましたよ。
3着にはルメール騎乗のソーヴァリアント。4着にはダノンベルーガ。ベルーガは掲示板は絶対外さんねえ。5着には短い最後の直線だけで後方からぶっ飛んできたヒシイグアス。本調子からは程遠い状態みたいだったんだけれど、走らせるときっちり脚使ってきてくれる馬です。イグアスもなんとか馬場状態とか馬の調子とか全力で出せるレースに巡り合ってほしいものですけれど。
ジャックドールはそのあとの6着。走り方からして、なんかモッサリとしていていつものジャックドールじゃありませんでした。
まあ、全体見ても上がり最速が勝ったプログノーシスの36.0ですからね。軒並み37秒から40秒掛かっているのを見ても相当に足元キツいレースだったと思われます。
逃げも追い込みも壊滅。1000メートルあたりから早めにロングスパートして先頭に取り付き、耐久出来た馬が上に残ったって感じですね。
シャフリヤールもいい位置つけていたのですが、肝心の後半から伸びずに11着とあまりにもらしくなくてどうした、と思っていたらどうやら喉に異常を発生していたようで。喉頭蓋エントラップメントって聞いたこと無いなあ、と思ってたらいわゆる喉鳴りとか喘鳴症と呼ばれるものだそうで。
手術となるそうですけれど、軽いものならすぐに再始動できるみたいですので秋以降もまだ絶望視しなくても済むかも。





第73回農林水産省賞典 安田記念 G1 レース回顧   

3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 東京競馬場1,600メートル(芝・左)


1.ナランフレグ    牡7 58.0 丸田 147.1 (16人気) 「高松宮記念」
2.メイケイエール  牝5 56.0 池添 37.0 (12人気) 「京王杯SC」「セントウルS」
3.ジャックドール   牡5 58.0 武豊 8.0 (5人気) 「大阪杯」「札幌記念」
4.セリフォス     牡4 58.0 レーン 5.8 (3人気) 「マイルCS」「富士S」
5.ソダシ        牝5 56.0 川田 5.5 (2人気) 「ヴィクトリアM」「桜花賞」
6.ダノンスコーピオン牡4 58.0 Mデム 67.1 (14人気) 「NHKマイル」「アーリントンC」
7.ガイアフォース   牡4 58.0 西村淳 19.0 (8人気) 「セントライト記念」
8.ドルチェモア    牡3 54.0 坂井 166.9 (17人気) 「朝日杯FS」「サウジRC」
9.シャンパンカラー  牡3 54.0 内田博 35.5 (11人気) 「NHKマイル」
10.ソウルラッシュ   牡5 58.0 松山 10.8 (6人気) 「マイラーズC」
11.イルーシヴパンサー牡5 58.0 岩田望 11.7 (7人気) 「スポ京都金杯」「東京新聞杯」
12.ナミュール      牝4 56.0 横山武 29.9 (9人気) 「チューリップ賞」
13. レッドモンレーヴ   牡4 58.0 横山和 31.9 (10人気) 「京王杯SC」
14. シュネルマイスター 牡5 58.0 ルメー 4.2 (1人気) 「NHKマイル」「マイラーズC」
15. マテンロウオリオン 牡4 58.0 横山典 145.9 (15人気) 「シンザン記念」
16. カフェファラオ    牡6 58.0 浜中 226.1 (18人気) 「フェブラリーS」
17. ウインカーネリアン 牡6 58.0 三浦 54.8 (13人気) 「東京新聞杯」「関屋記念」
18.ソングライン     牝5 56.0 戸崎圭 7.4 (4人気) 「ヴィクトリアM」「安田記念」


まあ凄いメンバーの揃った安田記念でした。現役のトップマイラーたちは全部揃ってたんじゃないでしょうか。そこにスプリント界の雄に中距離界のスピードスター達も揃い踏み。
全18頭中10頭がG1ウイナーという化け物が揃い、G1馬ではない面々も重賞を総ナメして勝っていたり、G12着の常連、クラシックの主役の一角など錚々たるメンバーばかり。
現役マイラー最強決定戦と呼ぶに相応しいレースとなりました。

1番人気は前走マイラーズCを完勝して復活の名のりをあげたシュネルマイスター。引退したグランアレグリアの跡を継ぎ、去年は現役最強マイラーの看板を掲げながらもどうしても勝てなかったシュネルが、前走でついに復活。ルメールの手腕も合わせて、人気一番手となるのも当然だったかと。
2番人気はマイルにおいては馬券圏内を外した事なしのソダシ。純白のアイドルから純白の女王へと去年のヴィクトリアマイルの勝利で戴冠なったかと思われたものの、それ以降は強敵たちに勝利を阻まれ、ついには前走相棒である吉田隼人騎手が降板となり、今回は川田騎手が上に乗ることに。
3番人気が去年秋のマイルチャンピオンシップを勝利し、シュネルと牡馬最強マイラーの座を奪い合うことになったセリフォス。次のドバイターフで一敗地に塗れてしまいましたが、あれは1800。主戦場たるマイルとなれば、その脚は錆びついてはおりません。
4番人気にソングライン。去年の安田記念の覇者であり、それ以降はもたついたものの再びマイルでの戦いとなったヴィクトリアマイルでは凄まじい脚で女王ソダシを下して勝利。ただ、ヴィクトリアマイルと安田記念の中2週での連勝はあのアーモンドアイやグランアレグリアですら無理だった偉業。遡ってもウオッカの名前があるだけの難行。さらに大外枠ということで、4番人気と相成ったのでしょう。
5番人気にはついに悲願のG1を大阪杯でゲットした中距離界のスピードスター・ジャックドール。その快速をもって他馬を寄せ付けない逃亡劇を見せるジャックドールなら、マイルのスピードも克服できるはず。その意気をもって初のマイル挑戦の舞台をこの安田記念に選んだ陣営の強気やいかに。


レースは逃げ馬のジャックドールではなく、ウインカーネリアン三浦皇成が大外から果敢に攻めて先頭に。カーネリアンも東京新聞杯で逃げて勝っているだけに、勝負に出ましたね。
ジャックドール武豊はここは無理せず2番手に。ジャックドールは無理して逃げなくても大丈夫なあたり柔軟性のある脚質なんですよね。普段の中距離と違ってマイルという距離もあって自分で牽引せずに抜け出すタイミングを見計らう事にしたのかもしれません。
3番手にはソダシ。川田としては、まずソダシという馬の教科書通りの位置だったでしょう。
意外だったのがメイケイエール。スタートちと遅れたのも相まって行き足つかず。向正面の3コーナー手前あたりで前進してましたけれど、いつもの前進気勢はなかった感じですね。折り合っていたというよりも、あんまり元気なかったように見えたなあ。……池添さんのコメント見ても、やっぱり馬のやる気が削がれてる感じでしたね。調教からなんかスムーズじゃなかったもんなあ。
セリフォスは内枠4番からの競馬としては、ここがベストポジションだったでしょうね。レーン得意の内から掬う展開を鑑みたら、ここが最高でしたでしょう。実際、スルスルと内から躱し躱しで伸びてきて、最後にきっちりジャックドールを躱してゴールの展開でしたからね。
……外から強襲してきたソングラインが凄すぎましたわ。残り400からの脚がとんでもなかった。前に追いつき、後ろには追いつかせない、ソングラインの脚色と位置取りがピッタリと合ったベストレースでした。この切れ味を見せられたら、前はちょっと粘りきれんわ。
シュネルマイスターはソングラインを上回りかねない凄まじい追い込みをかけてきているんですけれど、如何せんタイミングがワンテンポ遅かった。位置取りも少し後ろ過ぎましたね。
ルメさんはもう少し展開が流れてたら、と言ってましたけれど、決して前半遅いわけではなかったですからね。ジャックドールも武さんも早々止まらんですよ。

というわけで、1着ソングライン。安田記念連覇にウオッカ以来となるのか? ヴィクトリアマイルから安田記念を連勝で、名実ともに春のマイル女王に。並み居るマイルの王者たちを蹴散らしての統一王座ですからね、これは価値ある一勝です。
2着にはセリフォス。Dレーン会心のレースだったと思いますが、これはソングラインの役者が上でした。ただ質実剛健なこの終いのゴール際の強さは本物ですわ。早々負けませんよ、この馬も。
そして旧王者の面目躍如というべき鬼脚で並み居る馬たちを躱して躱して、3着に飛び込んできたシュネルマイスター。
そして長距離からマイル路線に路線変更してから走りに迫力を感じさせるようになったガイアフォースがシュネルに食らいついてあがってきての4着。
そして一瞬、勝利のフラッグが眼前をちらつくまでにいい勝負をしてみせたジャックドールが5着。ちょっと上位四頭の脚のキレが尋常でなさすぎました。相手が悪かった。でも、これならマイルでも全然行けますよ。進路が広がった感があります。

ソダシはマイル戦では珍しく掲示板を外しての7着。どちらかというとパワー型のソダシにとって、この切れ味勝負はちょっと舞台が悪かったんじゃないでしょうか。テン乗りの川田くんもなあ。川田騎手、間違いなくべらぼうに上手いんですが、偶にその巧さと合わない馬っているんですよね。ソダシもどちらかというと個性強い方ですし、この騎手とは相性良くなかったんじゃないかな、なんて思ったり。乗り方としては注文通りだったんだろうけど。
ソダシは名物厩務員の今浪さんが、このレースを最後に定年退職。ゴールドシップなど個性派な馬たちの面倒を見てきた名厩務員さんでした。お疲れ様でした。



第67回大阪杯 G1 レース回顧   

4歳以上オープン(国際)(指定)定量 阪神競馬場2,000メートル(芝・右)


うわっはーー、これはもうジャックドールにとってベストレースだわ!
武豊の手腕が唸る真骨頂とも言えるレースでした。ジャックドールの本領ってものを最大限引き出したレース運びだったんじゃないでしょうか。
今現在、日本競馬界にはパンサラッサ、タイトルホルダー、ジャックドールという素晴らしい逃げ馬がいますけれど、彼らって全員まったく個性の違う逃げのスタイルなんですよね。逃げるというよりも主導権を握り続けるという意味での方向性は一緒なのですけれど。
その中でもジャックドールのそれは速さ。高速性を以てレースを制する逃げなのです。一人だけ大逃げしていく逃走劇としての孤独の速さじゃなくて、馬群全体をどんどんと加速させていき、速さについていけなくなったものを振り落としていく、みたいな。
その無尽蔵のスタミナで後続を振り落としていくタイトルホルダーとは、またちょっと違うタイプなんですよね。
でもその分、スピード管理がかなり難しいんじゃないだろうか。どこかで溜めを作るんじゃなくて、緩めずに一定の感覚で加速する必要がある。
他馬が捕まえに来るタイミングで同じように加速するというレース全体を掌握する感覚も必要でしょうし。
それらを今回、武豊は完璧に近い形でやってのけてるんですよね。ラップタイム見てくださいよ。うははは。いや、笑うしかないわ。ほぼほぼこれ、豊さんの予定通り想定通りにタイムだったんじゃないだろうか。
正直、こんなレースをしたジャックドールに迫ったダノンザキッドと、それ以上に後方から捲ってきやがったスターズオンアースがヤバいですわ。この子らも相当にキテますよ。
武豊の真後ろにピタリとつけて、ほぼパーフェクトなレースをした横山典さんのマテンロウレオがあの位置の4着でしたからね。この前3頭はちょっと格が違ったんじゃないでしょうか。

スターズはやっぱりスタートですね。自身の出もよろけて良くなかったんですけれど、出た直後にさらに寄ってきたポタジェとキラーアビリティに挟まれちゃって、位置取りが後ろになってしまった。そこまで悪影響があったとはいえないかもしれないけれど、もうちょっとだけ前に行きたかったかもしれない。
それでもここぞという時に馬群の隙間を縫ってスターズの脚をフルに発揮させる安定のルメール、ほんとルメール。いや、この展開で飛んでくるスターズの凄さですよ。
そして、ダノンザキッド。中山記念はなんだったんだろ、ほんとに。いや、川田が降りてからの充実っぷりを見るなら、やはり中山記念こそが度外視すべきだったんでしょうね。中山競馬場、キッドが嫌いで走らないというのはもしかしてマジなのか?
正直、今のダノンザキッドならもう一回G1取れそうなんだよなあ。ほんと、もう一回頑張ってほしいです。かといって川田騎手をもう一度乗せるのはやめてほしいな。あれ絶対相性悪いってw
ってか10番人気はこの馬見くびりすぎでしょう。

マテンロウレオは、横山典さんのコメントにつきます。いや凄いよね「負けただけだね。最高の競馬だった」ってセリフ。なんかもうカッコいいですよ。

5着はマリアエレーナかぁ。今回の出来を思えば、5着はちと不満ですらある。もっと行けたんじゃ、と思っちゃうよね。今回かなり密集したレースになって、内ラチ沿いに走った馬は前に出る隙間がなくなっちゃってたんですよねえ。
とはいえ、外回してたら全然追いつかなかったのはヴェルトライゼンデあたりを見るとねえ。

ジェラルディーナは距離もちと短かったというのもあるかもしれませんけれど、馬がまだパンとしてなかったというか気持ちがまだ入っていなかったというか。いずれにしても万全ではなかったみたいなんですよね。マリアエレーナのさらに後ろという位置取りもありましたし、6着は仕方ないか。

ヒシイグアスはもっと来ると思いましたけれど、あまりいいところなく7着。……日中、熱かったけれどさすがにそれは関係ないか。

まあ何にせよ、今回は豊さんがとかく他の馬の選択肢みたいなものを徹底的に潰していくような、それでいてジャックドールのスペックをフルに開放するような、実にパーフェクトなレースっぷりでした。
これで岡部さんの記録を塗り替える最年長騎手G1制覇。レジェンドがいつまで経っても終わらない!



 

12月1日


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