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スクールライブ・オンライン

スクールライブ・オンライン ラストマン・スタンディング ★★★☆  

スクールライブ・オンライン 7 ラストマン・スタンディング(前) (このライトノベルがすごい!文庫)

【スクールライブ・オンライン 7.ラストマン・スタンディング(前)】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫

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誰もが待ち望んでいた“3R”へのVRシステムの導入確定に沸き立つ栄臨学園。だが陰では、命の保証さえない非合法な脳開発実験が進行中だった。計画を阻止すべく、立ち上がる零央率いる“心の欠片(フラグメンツ)”と仲間たち。向かうは、学園史上最強のギルト“高天原(セレスティア)”。ただその前にクリアしなければならない問題が山積みで―。全校生徒の未来を賭けた、決して負けられない戦いが今、始まる!MMORPG×近未来学園、リアルとゲームが交錯する大人気シリーズ、クライマックス突入!


スクールライブ・オンライン 8 ラストマン・スタンディング(後) (このライトノベルがすごい! 文庫)

【スクールライブ・オンライン 8.ラストマン・スタンディング(後)】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫

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命の保証さえない、非合法な脳開発実験。それを阻止すべく立ち上がった零央率いる“心の欠片(フラグメンツ)”と仲間たち。第一の関門、レグヌム城を落とした彼らを迎えたのは、盟友剛田からの宣戦布告―「“無敵艦隊(アルマダ)”はヴァストゥーク城を攻め落とす」―だった。攻城戦終了まで、残り時間30分!零央は、実験中止の鍵を握る最強ギルド“高天原(セレスティア)”を落とし、学園の平和を守れるのか!?MMORPG×近未来学園、リアルとゲームが交錯する大人気シリーズ、いよいよクライマックス!
やはり沙耶は、超肉食系素直クールでグイグイ来る方がおもしろ可愛いのよねえ。記憶が欠落している状態の彼女はホント味気なかったですから。ともあれ、ラストを飾るのは幼馴染二人組。幼馴染大勝利ですよ、良かった良かった。
最終決戦は一気読みだったのですが、すぐに協力してくれるかと思っていた「“無敵艦隊(アルマダ)”」と「淑女の社交場」が中々動かなかったのには焦らされましたけれど、彼らもギルドメンバーを抱えている以上、感情だけで突っ走るわけにはいきませんからねえ。学生だからこそ、将来のことは考えないといけないですし。
だからこそ、最後にキッチリとリスクとリターンを兼ね備えた、ちゃんと言い訳できる状況を揃えてみせた零央には頷かされました。いや、前巻のラストにはどうすんだこれ、と思わされましたけれど。
まあ勿体ぶってくれた分だけ、剛田先輩と美作先輩の大暴れには大満足でしたけれど。最終決戦だけあって、みんなに見せ場がありましたが、この二人のトップはかなり派手な活躍で持ってってくれましたからねえ。
その分、色んな意味で次世代の若手たちが割を食ってましたけれど。次の世代、悲惨なことになるんじゃないだろうか、これw
個人的には一番地味ーなところで、一番凡人枠でひたむきに頑張っていた瀬川先輩が報われたのが感慨深い。一番イイトコロでこれまで出来なかった領域に到達し、なおかつずっと届かなかった想い人に気持ち届けられたんですからねえ。
まさかの剛田先輩大勝利も然ることながら、この二人の一番報われなさそうな男前二人の掴んだ栄冠には涙ちょちょぎれるものがありました。よかったのう、よかったのう。
ってか、剛田先輩ってもっと厳ついジャイアンみたいな姿思い描いてたのに、デカイとはいえ割とイケメンじゃないですかー、このリア充め。

しかし、結局この一連の悪事を働いてきた会社の人間は一切出てきませんでしたね。あくまで大人の世界はそちらで解決してもらって、学生は学生レベルで現場の被害を食い止めるためにやれることをやる、というスタンスは、ちょっと被害の実感を得られないことや洗脳とかこれ絶対バレるやろ、みたいな展開もあってか、どうしても危機感を抱けないものがあったんですけれど、学生の自分たちの出来る範囲で、というのは変な方向に風呂敷を広げずたためる範囲でやった、という意味では堅実であったのかなあ。収集つかなくなるよりかはましか。
火西先輩の件は、どうにもこうにもあの好漢を敵対勢力に置き続けるための無理矢理感半端なかったですけれど。

ともあれ、主要メンバーだけじゃなく、大量のキャラを動かしてなおかつ最後まで責任持って動かしてみせたのはお見事。ちゃんと、みんなのその後までエピローグで描ききるあたり、沢山の人達を描いて動かすの楽しかったんだろうなあ。
瀧先輩は、あれ零央に勝るとも劣らないヘタレだと思うぞ、うん。概ね彼女のヘタレが大本の原因だったような気がしないでもない。
なんにせよ、コメディな掛け合いのノリの良さも、手に汗握る燃える展開も、実にここちの良い良作でした。

シリーズ感想

スクールライブ・オンライン 6 3   

スクールライブ・オンライン 6 (このライトノベルがすごい!文庫)

【スクールライブ・オンライン 6】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫

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沙耶の記憶奪回ミッションから息をつく暇もなく、栄臨学園は生徒会選挙&学園祭へ突入。城主ギルドのマスターとして生徒会長選に出馬せざるを得ない零央だったが、他候補者に比べ知名度&信頼性が圧倒的に不足。会堂の狂気を阻止するため“心の欠片(フラグメンツ)”と“迷子天使(ロストエンジェル)”は総力を挙げ、背水の陣を敷く!その計画は、零央の全校生徒を相手取った勝ち抜き戦&コスプレ喫茶!?リアルとゲームが交錯する、白熱のMMORPG×近未来学園小説第6弾!今は袂を分かつ、瀧と会堂の小学生時代を描いた書き下ろし短編も収録!
なるほど、学園祭での出し物の評価が、そのまま生徒会選挙の得票率に繋がる仕様になっているのか。単に人気投票になってしまう、というわけではないのが、ギルドでやる出し物が選挙での公約のお試し体験版、みたいになっているため、実際にどんなものか楽しみながら実体験して誰に投票するか考えられるようになっているので、なかなか良く出来たシステムなんじゃないだろうか。
地道に選挙活動なんかやっても、物語として盛り上がるかは微妙なところでしたしね。会堂の卑劣すぎる振る舞いは、いい加減ヘイト溜めすぎて付き合うのに疲れてくるレベルでしたからね。それが選挙となると、何をしてくるかわかったものではなかったですから。賑やかに楽しみながら、選挙対策も、という流れは盛り上げどころとしても良い着眼点だったと思います。ただ、選挙での票稼ぎでどう知名度を集めるか、など選挙対策に手間を取られて、折角の文化祭なのにラブコメイベントが少なかったのが、残念といえば残念か。沙耶との仲も進んで、これからがラブコメの真骨頂、というところだったのに、手をつなぐだけだったもんなあ。いやさ、それだけでも零央からすると、革命的進歩なのかもしれないのですけれど。沙耶は、もう少しガツガツしてもいいと思うのよ? というか、超肉食獣型幼なじみ、というのが沙耶の売りだったんじゃなかろうか。
しかし、肝心の選挙戦の相手である同じ二年生はちょっと役者不足だったんですよねえ。これは、会堂だけではなく、火西先輩や剛田・美作先輩という三年組が色んな意味でキャラ立ちすぎているというか、それぞれ大きくリーダーシップを示しているために、生徒会長候補となる零央の同級生たちは一歩引いた形になってしまってましたからねえ。キャラの立ち方については、結構みんな相応に立ってたと思うのですが、強い目的意識で年長者含めてみんなを率いている零央と比べると、というところがどうしてもあったのかも。
それに、肝心の選挙戦についても、同じ生徒会長候補とじゃなくて、会堂相手、というのがずっとつきまとっていましたし。
その会堂、土壇場でちょっといい人っぽいところを見せられてもなあ、と今までの下衆なやり口で散々苦渋を味わわせられてきた身からすると、なんやねん、と思わないでもない。

書き下ろし短編は、その会堂と瀧先輩との出会いからこの学校に入学するまでの話が描かれているのだけれど……自分、会堂の変化というのはもっと後の話かと思ってたのだけれど、この話からするともう入学直後には今みたいな傾向が出まくってるじゃないですか。自分、彼の変化はギルドを率いるようになってから。例の企業から何らかのアプローチを受けてからのことだと思ってたので、入学してギルド高天原に入った最初からあんなだったとは、ちょっとショックですらある。ってか、先輩方色々と見る目節穴すぎやしませんか!? 瀧先輩もいい加減放置しすぎというか、カノジョ結局ほんとに会堂に対してはなんにも出来てなかったんだなあ。
一応、この話は会堂があんな風な考え方になってしまう原因となる一連の出来事が描かれている、ということなんですが、正直えーってなかんじですよ。極端から極端に走り過ぎじゃよ。いやもう、瀧先輩、実は相手にされてないんじゃ、と思ってしまうくらい意思の疎通ができてないんですが。こんな状態で、どうやって零央と出会ってギルドを離脱するまで、会堂とコミュニケーションとってたんだろう。あんまり納得いかんなあ。

シリーズ感想

2015年2月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

月末発売のファミ通文庫、スニーカー文庫、コバルト文庫、HJ文庫、ビーンズ文庫などは来月送り。

読んだ本の数:36冊 うち漫画:5冊


期待のシリーズが期待以上だった時、そりゃあテンションだだ上がる。【CtG ─ゼロから育てる電脳少女】はまじ傑作。青春小説として屈指の出来栄え。人間関係の妙の素晴らしさたるや、ぶん殴られるほどの威力である。玩具堂さんは、ほんまに最高やっ!
事実上の上下巻編成だった【艦隊これくしょん 鶴翼の絆】。佳境に入ったこの巻からの盛り上がりは、ぶっちゃけ尋常でなかった。ここまでテンションあげられるとはなあ。
他にも【はたらく魔王さま!】シリーズの安定性、というにはグイグイと遠慮無く絞ってくる力強さは、既に二桁オーダーに入っているにも関わらず、本当に頼もしい。ベテラン陣の安定した面白さが光るのは、【英雄教室】や【ストライクブラッド】【境界線上のホライゾン】シリーズあたりか。このへんはほんと、毎回安心して読んでいられる。
そんな中で、極めて尖った形で突っ走ろうとしているのが南篠豊さんの【IE イマジナリー・エフェクト】シリーズでしょう。これも売れ方厳しいみたいだけれど、個人的には大好物な方向性なんだよなあ。

★★★★★(五ツ星) 2冊

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 2】 玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫
艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 4】 内田弘樹/魔太郎 富士見ファンタジア文庫

【CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 2】 玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫


感想はこちら
あかんこれ、面白すぎるやろう! 高めに設定していた期待値をさらに上回る躍動感に、手応えに、ドキドキワクワクが止まらないッ。これは青春小説の傑作ぞ。


【艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 4】 内田弘樹/魔太郎 富士見ファンタジア文庫


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★五つは泣かされてしまった分。あのクライマックスの電信とラストシーンは反則。多くのキャラに見せ場見どころがある非常に熱い内容でした。

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

スクールライブ・オンライン 5】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫
はたらく魔王さま! 12】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫

【スクールライブ・オンライン 5】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫


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長引くかと思えた沙耶の記憶喪失状態も一気に解決へ。重苦しかった空気もここから挽回できるか。しかし、記憶のない沙耶がおとなしかった分、復活した彼女のフリーダムさが強烈w


【はたらく魔王さま! 12】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫


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この心の機微の繊細な表現は、痒いところまで生き届いて本当に読み応えがある。もう個人的にはドストライクの展開にして過程である。

★★★★(四ツ星) 6冊

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 7(下)】 川上稔/ さとやす(TENKY)  電撃文庫
ストライク・ザ・ブラッド 12.咎神の騎士】 三雲岳斗/まにゃ子 電撃文庫
魚里高校ダンジョン部! 藻女神様と行く迷宮甲子園】 安歩みつる/冬空実 ファミ通文庫
はたらく魔王さま! 0】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫
IE イマジナリーエフェクト 2.覚醒の夜】 南篠豊/羽鳥ぴよこ 講談社ラノベ文庫
英雄教室】 新木伸/森沢晴行 ダッシュエックス文庫

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 7(下)】 川上稔/ さとやす(TENKY)  電撃文庫


感想はこちら


【ストライク・ザ・ブラッド 12.咎神の騎士】 三雲岳斗/まにゃ子 電撃文庫


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【魚里高校ダンジョン部! 藻女神様と行く迷宮甲子園】 安歩みつる/冬空実 ファミ通文庫


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【はたらく魔王さま! 0】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫


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【IE イマジナリーエフェクト 2.覚醒の夜】 南篠豊/羽鳥ぴよこ 講談社ラノベ文庫


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【英雄教室】 新木伸/森沢晴行 ダッシュエックス文庫


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今月のピックアップ・キャラクター

相葉隆臣 (たまふ! 多磨大学附属超能力科)
剛田先輩 (スクールライブ・オンライン)
秋月沙耶 (スクールライブ・オンライン)
小槌冬風 (CtG ─ゼロから育てる電脳少女)
釘宮美遥 (CtG ─ゼロから育てる電脳少女)
皐月純 (運命に愛されてごめんなさい。)
遊佐恵美 (はたらく魔王さま!)
福島・正則/加藤・清正 (境界線上のホライゾン)
ブレイド (英雄教室)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

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スクールライブ・オンライン 5 4   

スクールライブ・オンライン 5 (このライトノベルがすごい!文庫)

【スクールライブ・オンライン 5】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい!文庫

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妄執に捕らわれた生徒会長・会堂の奸計により、《心の欠片(フラグメンツ)》、そして零央に関する記憶を封印された沙耶。
失われた記憶を取り戻すため、零央たちは高レベルのボスモンスター【Dullahan】の討伐に挑む!
絶望的なレベル差、数々の制約、参加メンバ―の不足、圧倒的に不利な状況下、あがき続けるギルドメンバーたちだったが、零央と沙耶は迷いの中にいて――。

やっぱり記憶のない沙耶は沙耶じゃないわ、というのが小学校時代での彼女の自由さから、復活して即座にやらかしてくれる暴れっぷりでいやというほど実感させられました。記憶の無かった頃の沙耶の大人しいこと殊勝なこと。零央の記憶がないだけで、これだけキャラ変わるのか、というくらいに。そりゃあ、零央のツッコミスキルも鍛えられるというものです。沙耶が和ませてくれないと、これだけ雰囲気暗くなるのか、と暗然としてしまうくらい鬱々とした空気だったもんなあ。滝先輩も、今回はおふざけに興じるわけには行かずに、ムードメーカーがいない状態でしたからね。
でも、雰囲気が暗い分、シリアスな展開の中でこそ男連中のカッコよさが際立ったような気がします。特に、剛田先輩がガチであんな事になるとは思わんかったよ! 剛田先輩みたいなキャラが真っ当に報われたのって、もしかしたら初めてみるかも。あったとしても、本命相手に撃沈されたところを前から想いを寄せていた人が居てその人と結局結ばれる、みたいな救済措置が大概だったと思うのよね。やったよ、剛田先輩、あんたやり遂げたんだ! 漢を見せて、その男気が報われる、というのは見ていても清々しいというか嬉しくなるというか。良かったね、と言わせていただきたい。しかし、美女と野獣ならぬ、少女と巨獣が成立するとは。世界は可能性に満ちてるなあ。ユマって、当初はこの作品のメインヒロインなのかと思ったくらいの登場の仕方をした子だったので、なんとも感慨深い展開でありました。
んで、も一人のMVPはやはり忍足隼人でしょう。それまでの印象はやはり良くなかっただけに、この際仲間になるのは仕方ないにしても、印象の悪さを挽回するにはよっぽど頑張らないと、と感じていたのですけれど……これはその「よっぽど」を稼いだんじゃないですか? 零央の格好悪さをこれでもかと蹴っ飛ばして刺激して、ついにこの鈍感を芸にまでしてしまった男に自覚を促す役割と、意識して果たしてくれた上で、後腐れない見事な玉砕を見せてくれた上で、神鳴ちゃんにキッチリ筋通してみせてくれたわけで。いや、素直にカッコイイと思ったよ、忍足くん。案外面倒見も良さそうで、ぶっきらぼうさが可愛げにも見えてきたし、良いキャラになったんじゃないだろうか。零央のツッコミスキルにも対応出来そうだし。うん、神鳴ちゃんがときめいてしまったのもわかるわかる。
周到に準備を重ねながらも、レベル制限を受けてほぼ無理ゲーに等しい高レベルボスに挑むことになった今回のバトル。対デュラハン戦は最終形態のハチャメチャっぷりも合わせて、非常に盛り上がって面白かったよ。ゲーム部分もキッチリ面白く仕立ててくれて、満足満足。
ひとまず山場となった沙耶の記憶の奪還が終了して、そのまま高天原との対決かと思ったら、今回ずっとシリアスだった分、息抜き回を設けるのか。ここで緊迫感を解いてしまうのはどうかとも思うんだけれど、この作品はキャラを伸び伸び明るく動かしていた方が抜群に面白いのは間違いないので、それはそれで楽しみに思ってしまうわけで、難しいねえ。

シリーズ感想

2014年9月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

月末発売のファミ通文庫、スニーカー文庫、コバルト文庫、HJ文庫、ビーンズ文庫などは来月送り。

読んだ本の数:42冊 うち漫画:3冊

9月はちと注文の時失敗して、オーバーラップ文庫の到着が翌月になってしまったのでまだ読んでないんですよね。まあ、それ以外のもだいぶ積んでしまっているのですが。
それでも、四つ星が大量に付けられたように、9月はだいぶ豊作だったように感じます。見事に新作、最終巻、中盤戦と三色にわかれたラインナップになっていますが。
その中でも特に盛り上がりが有頂天に達しつつあるのが、【スクールライブ・オンライン】。最初期からすると、ストーリーのハンドルの切り方が半端ないです、これ。
他は、アニメ化前にして安定高止まりの【俺、ツインテールになります。】。そして、一際そのストーリーテリングの美しさが目立ったのが【王女コクランと願いの悪魔】。作者の入江さんの筆力もさることながら、注目は富士見L文庫というレーベルでしょう。全部カバーは出来ていないのですけれど、クオリティに関しては先行するメディアワークス文庫に見事に追随してるんじゃないでしょうか。近年富士見ファンタジア文庫にいささか物足りなさを感じつつある中高年層は、此方に手を出してみるのもいいかもしれません。



★★★★★(五ツ星) 1冊

スクールライブ・オンライン 4】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫

【スクールライブ・オンライン 4】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫


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ハードモードかと思っていたら、実はルナティックモードでした、というレベルの主人公サイドの追い込みっぷりが凄まじいのなんの。

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

王女コクランと願いの悪魔】 入江君人/カズアキ 富士見L文庫
俺、ツインテールになります。 7】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

【王女コクランと願いの悪魔】 入江君人/カズアキ 富士見L文庫


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過酷な運命に翻弄されながら、請い願うのは僅かな愛。そのささやかながらも偉大なる愛の物語に、泣いた。


【俺、ツインテールになります。 7】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫


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誰も突っ込まないまま突き進むと、もはや辿り着く世界は人外魔境。その熱い魂はビシビシと伝わってくるが、何を言っているかはさっぱりわからない!!


★★★★(四ツ星) 8冊

ワールドウォーカーズ・クロニクル 異世界渡り英雄記】  翅田大介/い~どぅ~ HJ文庫
アリストクライシ 3.with you】 綾里けいし/るろお ファミ通文庫
クロス×レガリア 王威の決戦】 三田誠/ゆーげん 角川スニーカー文庫
サングリア ‐In the Dracuria earth‐ Rの一族】 高野小鹿/だぶ竜 角川スニーカー文庫
カナエの星】  高橋弥七郎/いとうのいぢ 電撃文庫
かくて夜明けの神殺者(デイブレイカー)2】 中維/しらび 電撃文庫
棺姫のチャイカ 10】 榊一郎/なまにくATK 富士見ファンタジア文庫
カンピオーネ! 17.英雄の名】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫


【ワールドウォーカーズ・クロニクル 異世界渡り英雄記】  翅田大介/い~どぅ~ HJ文庫


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【アリストクライシ 3.with you】 綾里けいし/るろお ファミ通文庫


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【クロス×レガリア 王威の決戦】 三田誠/ゆーげん 角川スニーカー文庫


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【サングリア ‐In the Dracuria earth‐ Rの一族】 高野小鹿/だぶ竜 角川スニーカー文庫


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【カナエの星】  高橋弥七郎/いとうのいぢ 電撃文庫


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【かくて夜明けの神殺者(デイブレイカー)2】 中維/しらび 電撃文庫


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【棺姫のチャイカ 10】 榊一郎/なまにくATK 富士見ファンタジア文庫


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【カンピオーネ! 17.英雄の名】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫


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今月のピックアップ・キャラクター

エリザ・ディアモンド (ワールドウォーカーズ・クロニクル)
芦田土萌華 (サングリア ‐In the Dracuria earth‐)
直会カナエ (カナエの星)
化野幸太 (かくて夜明けの神殺者)
ティナ・ヴァレリー (赫竜王の盟約騎士)
コクラン (王女コクランと願いの悪魔)
鳶一折紙 (デート・ア・ライブ)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

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スクールライブ・オンライン 4 5   

スクールライブ・オンライン4 (このライトノベルがすごい! 文庫)

【スクールライブ・オンライン 4】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫

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2学期末に実施予定の大型アップデートの内容は――入力型BMIの導入、VRMMOの実装――誰もが待ち望んだ、フルダイブ型3Rへの移行だった!
しかし、この大型アップデートの陰で、危険な実験が行われようとしていることを知った零央は、計画を未然に防ごうと《心の欠片(フラグメンツ)》と共に立ち上がる。
零央の武器はただ一つ【自治権の発動】。そのために、《陽炎騎士団(ミラージュナイツ》ギルドマスター・火西に接触を図るが――。
譲れない思い、守りたい愛しい人、自らの信念。それぞれの思惑が激しくぶつかり合う、大人気シリーズ、第4弾!

このライトノベルすごいよ!!

 ついにこのフレーズをこのレーベルで使うに至った。いや、マジで凄い。前回で、それまでの流れどころか作品の方向性からひっくり返す、という度肝を抜く展開で圧巻だったはずなのに、この作者さんと来たらそこで全然満足してなかったですよ、これ。あそこから、さらに爆弾ぶちかましてステージをカチあげるという豪腕にうって出たのだから、もうぐうの音も出ない。それでいて、乱暴にぶん回したのかというと全然そうではなくて、それどころかこの巻の構成と来たら美しいくらいに整調されているんですよ。話の流れの持って行き方なんか、見本として額縁に入れて飾りたいくらい。基本といえば基本なんだろうけれど、肉付けと流れが本当に絶妙の一言なんですよね。改めて振り返っても、今回の構成は感嘆を覚えました。
というわけで、ハード路線に突入したと思っていたら、実際はルナティック路線でした、という恐ろしい展開に。予想を遥かに上回るえげつない展開に、読んでいてどんどん顔が青ざめていくはめになってしまった。人体の心身を欠損させかねない実験を止めるため、とはいえ実際は今までどおりゲーム内で企業側についた城主ギルドのトップ高天原を、ゲーム内で他のみんなと一緒になって攻略するだけで、なんだかんだとあくまでゲーム内だけで完結する話だと思ってたんですよね。その想像が甘すぎた。
昨今のVRMMOもの、ってゲーム=世界観そのものであって、実際に死んでしまうような生き死にも含めて、すべてゲーム内で完結しているものが殆どなわけです。なんだけれど、この作品ではあくまでゲームは現実世界での判断や意思を通したり対決させるための「ツール」でしかないんですよね。主体は現実世界の彼らであり、現実世界の生活であり、社会的立場であり、現実世界の肉体・精神の健康なわけです。そして、ダイレクトに被害がでるのも、現実世界の方の彼らだったわけです。
まさか、現実世界の方に直接被害が出てくるなんて、思いもよらなかったのですよ。せいぜい、ゲーム内でデスペナルティが出てくるくらいなのだと思ってましたし、火西兄貴みたいに現実世界であれだけの決断を下す状況に置かれている人が出てくるなんて、想像だにしていなかった。確かに先生の恋人が実験の被験者となって、意識不明になってしまい、同様の実験が無断で学校の生徒たちを被験者として行われる危険がある、という状況はわかっていたはずなんだけれど、あくまでそれは実験が行われたら、という前提で捉えてたんですよね。
こんなえげつない使われ方されてくるなんて、完全に虚を突かれた。正直、これはもうイチ学生である零央たちが関われる範疇を超えているような事態にも思えるんだけれど、そうも言っていられない状況に追い込まれちゃったからなあ、これは。まさかここまで真の意味で切羽詰まったことになるなんて……。主人公サイドの追い詰め方が尋常じゃないです。絶対に退けない状況に追い込んでおいて、前進すればほぼ敗北必至の無理ゲークラスの条件。退いても進んでも喪ってしまうものは「絶大」すぎて、もうこれデスゲームと対してリスク変わんないんじゃないのか、というレベル。少なくとも、幾人にとっては喪われるものは命と同じくらいのものだし、それでなくても社会的に死ぬ。話のスケールが一般学生のレベルを完全に超えてるんですよね。これまでの話で、零央たちはあくまで普通の学生の範疇で悩み、楽しみ、遊び、困難に挑んできたのを見てきて、実感してきただけに、その彼らがここまで過酷な状況に置かれてしまった、というのを目の前にしてどうしても慄いてしまうのです。最初から「特別」なキャラクターなんかじゃなかったですから。
少なくとも、火西兄妹たちと交流し、一緒にイベントに挑戦していた序盤の、あの無条件に楽しかったエピソードを目の当たりにしていると、なおさらにそう思う。火西兄貴、ほんと好漢なんですよ。強くてかっこよくて優しくて懐が広くて気持ちのよい性格で……素晴らしい男前でした。
その兄貴が、あれほどの決断をしなければならないという事実に愕然とせざるを得ない。
よくぞまあ、ここまでえげつない話へと舵切ったよなあ。落とす、落とす、これでもかというところまで落として落として、だからこそ不屈の意思が輝くのである。
ラストの、神鳴鈴音の名乗り出には、零央じゃないけど泣きそうになった。かっこ良すぎるよ、一年坊。そして、満を持してかつてのライバルを引き込む展開に。
他にも、一度徹底的に叩き潰されながら、不屈の意志で這い上がり、新たな境地を切り開いてみせた主人公の零央といい、今回はもう片っ端から見所ばっかりでした。これもう、あとラストまで全部見所っぽいけれど。
しっかし、ここまでやられると会堂のあの姿勢もいささか常軌を逸しすぎてるようにも見えるんですよね。ちょっとまともじゃない。ここまでおかしい人と、これまで瀧先輩が付き合ってこれたとは信じられないんですよね。とはいえ、演技という可能性は絶無ですし……これ、この人も精神操作かなんか受けてるんじゃないかしら。幾らなんでもちょっと異常すぎるし、これだと瀧先輩が可哀想すぎですよ。
いやあもう、想像を遥かに上回る激しさで、スケールで物語のテンション、うなぎ登りです。いったい、どこまで行ってしまうのか。ちょっともうこれ、タマランですよ。

シリーズ感想

スクールライブ・オンライン 3 4   

スクールライブ・オンライン3 (このライトノベルがすごい!文庫)

【スクールライブ・オンライン 3】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫

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夏休み直前の攻城戦。激しい戦いの末に、城主ギルドとなった零央たち“心の欠片(フラグメンツ)”。しかし周囲の人々は、零央の実力、ギルドマスターとしての価値を認めず、微妙な雰囲気に…。様々なトラブルを通して、城主ギルドの責任、ギルドマスターとしての在り方を学んでいく零央だが、大型アップデートに隠された真実を知り―。大人気の新感覚・近未来学園×オンラインゲーム小説、第3巻。
いやあ面白い、面白さが留まる所を知らない。このラノ文庫の最大のヒット作というと【魔法少女育成計画】になるんだろうけれど、このスクラブもそれに比肩するほどの良作になってきたんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ、頭1つ2つ抜けてきた感すらある。
一章でのプールサイドのドタバタ水泳大会に、二章の非情なる大食い対決、とコメディタッチに他の城主ギルドとのリアルでの対決というか交流が描かれてるんだけれど、これがまたボリュームたっぷりで楽しくてねえ。他の城主ギルド含めて結構な人数が登場するんですが、もう完全にキャラの立て方を確立したのか、新キャラも既存のキャラクターもみんな冒頭からはっちゃけるはっちゃける。基本、暴走する瀧先輩にマイペースに翻弄する沙耶、彼女らにイジられる零央という構図だったのが、決まったパターンに留まらなくなって、迷子天使の面々やユア、そして他の城主ギルドのメンバーが自由に自己主張をはじめて我も我もと騒ぎ始めたお陰で、とにかく色んな側面からコメディが加速して盛り上がっていくものだから、楽しいのなんの。
始まった当初は面白みのない退屈な反応しか示さない真面目系のつまんないタイプの主人公だった零央も、今となっては読者サイドにツッコまれるのも珍しくない、イイ反応を縦横無尽に繰り広げる、ツッコミとボケの両方を使いこなすイイ主人公になっちゃってまあ。一方で、シリアスサイドの、理想を掲げその為に根性見せる熱い言動も、スカした雰囲気もなくいい意味で中身が詰まり、同時に肩の力の抜けた余裕も見えるようになったからか、気持よく耳に入るようになったんですよね。
ギャグ、コメディからシリアス、熱血まで充足した良い主人公になりましたよ。それに鈍感ネタ。もう、このネタは飽き飽きして、普通なら面白いどころかイライラさせられてしまうものなんですけれど、彼の鈍感ボケは絶妙な間と、相手の女の子たちのズッコケ反応が素晴らしくて、ついつい笑ってしまう良いネタになっていました。鈍感ネタで笑ったのってもう随分と記憶にないことだったからなあ、逆に感心すらしてしまいましたよ。
でも、ラブコメに関してはほぼ沙耶で固まってるのかな、これ。ユアは、もうギルドのマスコットというか愛娘キャラに安定してきちゃいましたし。剛田先輩に対する天使すぎる無垢な弄びっぷりには、泣けるやら笑えるやら。あかん、剛田先輩、それは修羅の道や。ああ、でも仕方ない。ユアの可愛さを思うならその業は仕方ないw
そして杏奈先輩ときたら、いつの間にかエロ担当、オチ担当になっちゃって。そんなだから瀧先輩のおもちゃにされるのよ。この空回りっぷりが可愛いんですけれど。
んで、外道極悪享楽主義が留まる所を知らない瀧先輩の暴虐の数々(笑
ほんともうこの人は自重しろ、してください。大食い対決での剛田先輩のギルドの蹂躙は、もうやめてあげてよ、と言いたくなるくらい。まあ、零央や杏奈先輩もほぼ同じレベルで煽りを喰らい続けてたので、もう敵味方見境なしである、この女。

とまあ、ゆるく楽しく他のギルドとも交流を深め、ゲームはもっと楽しもうよ、という零央の思想というか理想を徐々に学園全体に広げていっていて、このまま学生同士、真剣に激突しながらもそうやって分かり合っていく流れなのかな、と思ってたら……衝撃の第三章である。
いや、これはほんとに驚天動地の展開ですよ。この物語が描いていたと思っていた図柄が、ガラッと様相を異にしてしまった。話のスケールがまったく別次元にステージアップしましたよ、これ。学校の雰囲気を変える、なんて話どころじゃなくなった。
思えば、淑女の社交場や無敵艦隊といった城主ギルドとの今回の対決は、先を見越した人脈の確保と、剛田先輩や美作先輩ら外のギルドのメンバーの戦力紹介を密かに仕込んでたとも考えられる。いきなり味方となって戦ってくれるにしても、突然の登場じゃあキャラも、その力量や特徴もわかんないですもんね。それが、今回のコメディでさり気なく彼らの紹介が詳らかにされているので、怒涛の展開に突入してもすんなりと彼らの存在を滑りこませることが叶うでしょうし。
しかし、これはかなりハードな展開になってきたぞ。瑞穂ちゃんと相方の最後のやりとりも、今後の展開に拳に力が入るよいエッセンスになってるし。熱い、熱いよ瑞穂ちゃん。そして瑞穂ちゃんという名前はやっぱり性別アレなのねw
零央も実は当事者ど真ん中で他人ごとじゃないことが発覚したわけだし、これは盛り上がりますよ。「心の欠片」という零央の立ち上げたギルドの名前が、ここまで核心となるとはなあ。緩んだ空気も引き締まり、緊張感もマックスに。次回が楽しみで仕方ありません。

1巻 2巻感想

スクールライブ・オンライン 2 4   

スクールライブ・オンライン 2 (このライトノベルがすごい! 文庫)

【スクールライブ・オンライン 2】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫

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ゲームを成績・評価に取り入れた栄臨学園。レベル至上主義の校風に馴染めず、ぼっちプレイヤーだった主人公・零央は、突然の大型アップデートを機に、幼馴染の沙耶、留学生のユマと共に新ギルド“心の欠片(フラグメンツ)”を立ち上げ、学園の在り方を変える第一歩として攻城戦に挑む!―が、圧倒的な戦力不足、激レアアイテムを巡る黒い噂―零央は無事勝ち抜けるのか!?大人気の学園×オンラインゲーム小説、第2弾!
グググッ、お、面白い! これは面白いぞぉ!!
第一巻は中盤までのモタモタさがかなり目についたのですが、その分後半から別作品のように主人公が輝きだし、面白さが加速していったのですけれど、2巻ではその加速が収まるどころかさらに速まった感すらあります。
現在の学園の在り方そのものに挑もうという姿勢を見せた零央でしたけれど、一巻の段階だとまずうちわのギルドを作るだけで精一杯で、そもそも学園をどうやって変えていくのか、という方策が見えませんでした。結局、小さなスケールで内輪で汲々とするだけなのかな、という印象だったんですよね。上位のギルドと張り合うにしても、少数精鋭の自分たちのギルドだけでパワーゲームで押し切ってしまいそうな、そんなイメージで。
ところが、攻城戦を前にして滝先輩のお膳立てがあったとはいえ、零央がきちんと自分の意志と実力を以って、他のギルドに自分たちの存在と目的を認めさせ、同盟……いやそれ以上に同志として取り込んだあたりから、作品のスケール感が内向きのものから俄然ぶわー―ッと広がりだしたのです。そして、極めつけは相手の卑怯な罠にハマり危機に陥ったのを逆手にとって、零央が思わぬ打開策をとった場面でした。ここ、自分たちのピンチを奇想天外な策で敵を出し抜く痛快な展開であったんですけれど、同時にそもそもの彼の目的であり大義である、レベル至上主義をひっくり返し、学校の無数の生徒達の意識を変えるに足る、そう……楽しくゲームを遊ぶイベントでもあったのです。この作戦で、間違いなく彼は自分の思想を学校全体に叩きつけ、刻み込み、意識改革の足がかりを残したのでした。自分、ここまで零央が劇的かつ確かな形で学校の改革に成果を見せるとは思ってなかったんですよね、その意味では滝先輩と同じく、彼について随分と見損なっていたのでしょう。
いや、こいつ思ってた以上にやる奴ですよ。つい先日まで燻り拗ね倒していたとは思えないくらい、意志と実力と決断力と発想力の優れた主人公です。
それを目の当たりにした瞬間の、滝先輩の気持ちは想像するしかありませんが、彼女が全部吹っ切って、晴れ晴れとした姿で「選択」したシーンは、痛快とかいう以上に、なんだか嬉しかったですね。登場キャラクターはみんな魅力的ですけれど、この人に「認めてもらう」というのは別格の心地なんじゃないでしょうか。
相変わらず、紗耶や滝先輩、そしてユマや新たに同盟を組むことになった<迷子天使>の杏奈さんをハジメとした新キャラたちとの掛け合いも、キレキレに切れまくっていて、このへんの面白さも一級品です。そこにストーリーのダイナミックな面白さも加わってきたら、そりゃ強力無比ですよ。
しかし、忍足と零央の関係が青すぎて、もう見ていてこっ恥ずかしいですなあ。なに、この男同士のツンデレ関係w もうここまでくると、甘酸っぺえ、とか言った方がいいんだろうか。あまりに青すぎて、なんかハマってきたぞ(笑

盛り上がりも収まらぬまま、これはさらにぐんぐんパワーアップしていきそうな感触です。今後がこれは楽しみだ。

1巻感想

スクールライブ・オンライン 3   

スクールライブ・オンライン (このライトノベルがすごい! 文庫)

【スクールライブ・オンライン】 木野裕喜/hatsuko このライトノベルがすごい! 文庫

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MMORPG《3R》――「楽しみながら学ぶ」を目標に授業にオンラインゲームを取り入れ、大きな成果を上げた私立栄臨学園。だがその結果、今日では生徒たちの間に「レベルこそがすべて」という風潮が広がっていた。新藤零央はそんな現状に疑問を抱き、ひとり孤独なプレイを続けていたが、ある日の大型アップデートを境に、彼の学園生活は大きく変わり始める――。リアルとゲームが交錯する、新感覚・学園×オンラインゲーム小説、始動!
【ワイルドアームズ2】というプレイステーションのRPGをご存知だろうか。名作と名高い作品だけに、古い作品だけれどプレイした人も多いのではないだろうか。その主人公であるアシュレー・ウィンチェスターは、正義感の強い生真面目な青年であまり冗談も口にしないどちらかというと堅物なキャラでありました。ところがところが、この彼、密かに隠れツッコミ属性で、敵キャラの中に「トカ」と「ゲー」なるお笑い担当キャラが居るのですが、彼らが登場するとスチャラカなボケを連発するトカに対して、突然アシュレーはキャラが別人になったかのように、切れ味が鋭すぎるツッコミを披露しだし、シリアスな雰囲気を粉砕して爆笑漫才を始めてしまうのでありました。いや、ほんとお前誰だよ、というくらいにアシュレー、イキイキとし出すんですよね、トカ&ゲーが現れると。
斯くの如く人生においては、時に自分の中に秘められていた本性が真の在り様というものが、運命的な出会いによって開花しすっぽりとハマってしまう、というケースが少なからずあるものです。
本作の主人公、新藤零央にとってそんな出会いこそあの瀧先輩とのそれであり、彼女との出会いによって彼の中に眠っていた「ツッコミ属性!」が見事に開花したのでした。
いやね、零央くんがツッコミ属性に目覚めるまで、かなり物語としてはテンションが停滞してたんですよね。それまでの彼ときたら、現状の学園の在り方に対してつまらないつまらない、と連呼して背を向けながら、しかし孤高に反抗の念を募らせるでもなく、卑屈にヘタレて拗ねて僻んで、と見るに耐えない底辺をゴロゴロと転がっているばかりでしたから、正直鬱屈がたまるばかりだったんですよ。挙句、彼を懸命に肯定して一緒に歩こうとしてくれる幼馴染の沙耶に八つ当たりするわ、卑下して突き放そうとするわ、なかなか見るに耐えないどん底っぷりを曝け出していたのです。さすがに、こんな主人公では応援も出来んしお話も楽しめんなあ、と思っていたところで登場するのが、沙耶と同じギルドに所属する瀧先輩。
やー、この人がまた頭の良い享楽主義者で、口から飛び出してくるのはお馬鹿な発言ばかり。いや、沙耶の事を心配する良い先輩であり、同じく学園の現状を憂い色々と画策したり零央をけしかけたり煽ったりと、参謀職的な理知的な面を持つ人なんだけれど、普段の言動がとにかく自由すぎるだろう、というたぐいの人なので、とてもじゃないけれどボケ流し出来ないネタのオンパレードなんですよね。
結果として、ツッコミに目覚める主人公!
そして一度目覚めてしまうと、ただ健気で献身的に見えた幼馴染が、実は極めてイイ性格をしてオンマイウェイな所のある強引でこれも自由すぎるキャラだということが自然とツッコミ返しの発生で発覚してしまったり。
マスコットとしても戦力としても凶悪なアビリティを有するユマの参戦も相まって、ここらあたりから急にキャラがイキイキとし出して、途端に話が面白くなってきたんですよね。
それまで主人公の頭を塞いできた鬱屈が、沙耶の決断と瀧先輩の誘導で取っ払われた事も大きいのでしょうし、安易にシステム変更で有利になった点に囚われず、勿論それを有効に利用したのは間違いありませんけれど、後ろ盾あっての踏ん切りじゃなくて最終的に自分の不明、至らなさ、恥ずべき言動を自覚し猛省した上で、幼馴染を見舞った理不尽に怒り、自分たちの手によって覆そうとする現状への反逆を志したことが、物語に加速と躍動を与えた気がします。
やっぱり、主人公に覇気がないと話は盛り上がりませんもんね。これが身の程知らずの調子に乗った馬鹿だと鼻につくばかりですけれど、散々自身の愚かさ、みっともなさを曝け出して立ち止まり蹲ってしまった情けなさを踏まえての、決意であり前進であるからこそ、自然と応援したくなるものです。
ちょいと良かったな、と思えたのがあの忍足とのやり取りでしょうか。普通、あそこまでろくでなしに描かれたキャラはそのまま使い捨てられるのがオチですけれど、彼の執着と未練、そして恥ずかしいまでのみっともなさを繕わず、これもまたさらけ出すように描いたことで、まあ零央くんと打ち解けて友達になる絵面はやっぱりそれまでの彼の態度を思い出してもとても思い描けないのですけれど、ただの嫌なやつではなくどこかでお互いを尊重しあえる関係になれそうな余韻を残して書かれたのは、なんだか心に残る展開でした。

しかし、ゲームをそのまま学業に結びつけてしまうという、有り得ねえよなあ、というシステムはともかくとして、本来その楽しくゲームをすることで個々の能力を伸ばすという本来の趣旨が、過程ではなく単なる目に見える結果にすぎない部分についてのみ重視するようになってしまう、それも生徒たちのみならず運営側の学校まで結果主義に、ってこういういつの間にか全体が本末転倒になってしまってるところはえらく現実の日本的なものを感じさせて、やけに生々しかったですね。

零央くん、前向きになりイキイキとしだしたのはとても素敵だったのですが、そのすりつぶしたような鈍感さは正直みっともないので、敏感になれとは言いませんけれどちょっと露骨すぎるくらいのそれは辞めてほしいなあ。どうもそういうキャラ付けは作者の都合以外の何者にも見えなくて、いびつに感じてしまうものですから。
そういう点を除いたら、途中からホント読んでて楽しくなるお話でした。キャラの掛け合いは、なかなかのはじけっぷり。続きが素直に楽しみです。

木野裕喜作品感想
 
12月3日

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11月18日

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11月11日

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11月10日

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