徒然雑記

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ツインテールになります。

俺、ツインテールになります。18 ★★★☆  



【俺、ツインテールになります。 18】  水沢 夢/春日歩 ガガガ文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

決戦の時。アルティメギル基地へ突入せよ!

ツインテイルズとの激闘の果てに、ついに集結した四体の神のエレメリアン。自分たちを「終の零星」と名乗る彼らは、テイルレッドらの実力を認め、この世界に侵攻しているアルティメギル基地への転送ゲートを手渡す。最後の幹部戦士、そしてアルティメギル首領との対決が目前に迫り、総二たちも緊張を隠せない。
一方で残存軍のエレメリアンたちは「終の零星」が勝手にツインテイルズを基地に招待したことを知り、テイルブルーが乗り込んでくることに怯え、大混乱に陥ってしまう。追いつめられた仲間の姿を見た隊長スワンギルディは、一つの決意を胸にするのだった。
総二は敵の基地へと乗り込む前に、心残りがないよう日常を謳歌しようと提案。トゥアールが、慧理那が、イースナが、思い思いに総二との時間を過ごす。愛香もまた、少しでも総二との仲を進展させたいと奮い立っていた。
しかし、そんな彼らの願いを余所に、世界ではツインテールの地上絵が現れ、ツインテール型に火山が噴火するなど、徐々にカタストロフィーの前兆が起き始めてしまう……!
決戦の時、来たる。ツインテールへの愛を胸に、今こそ敵の本拠地へ突入せよ、ツインテイルズ!!

変態とは、真の変態とは修行し特訓して為るものではないのだ。いつの間にかごく自然に成っているものなのだ。結果として、変態と呼ばれる者に成るだけなのだ。
そこが心得違いだったんだな、スワンギルディ。君は真面目すぎたのだ。その真面目さを、自分の趣味趣向にのみ突き詰めていたら、君は並ぶもののない変態になっていただろう。だが君は、その真面目さを勤勉さを、憧れの人たちを真似ることその背を追いかけることに費やしてしまった。彼らが何を愛し、何にその全身全霊を捧げていたのかには着目せず。
だが、そんな彼を皆が愛していたのだろうな。そんな彼が、みんな可愛くて仕方なかったのだ。
残念ながら、ツインテイルズはそこまでの縁をスワンギルディと結ぶことは叶わなかった。結翼唯乃が健在だったなら、フェニックスギルディとも親しかったスワンギルディと何らかの形でもう少し関わりも増えていたかもしれない。
アルティメギルの中で最初期から着々と成長を続けたスワンギルディ。逆に言うと、ほぼアルティメギルの中でのみ彼の物語は進んでいて、ツインテイルズとあまり深い関わりのないままここまで来てしまったんですね。もし、彼とツインテイルズと橋渡しとなる人物が居たならば。彼との最後の戦いももう少し噛み合うものになったんじゃないだろうか。
ドラグギルディをはじめとする、折に触れてツインテイルズと激闘を繰り広げたライバルたち。敵でありながら戦友と呼ぶに相応しかった彼らとは、戦いながらも魂から相通じるものがあった。だからこそ、彼らとの戦いは滾るように熱いものになったのだ。
それが欠けていたスワンギルディとの最後の戦いが、熱量に欠けたものになってしまったのは、彼の成長を見守ってきた身としても些か残念と言ってしまっていいものだった。
願わくば、この戦いこそが因縁と成り得るものであれば、と思うばかり。彼の好漢の消え方が特殊だったのは、再登場フラグだと思いたい。

さて、ついに敵首領からの招待状が届き、最終決戦が間近と迫る。敵の本拠地に乗り込む、というと敵勢力を追い詰めているようにも見えるけれど、同時に敵地に乗り込むわけで、帰ってこれないかもしれない、という決死感も漂っているわけですね。
だからこそ、決戦前夜は思い残すことがないように未練を果たすのが、これまでつけていなかった決着を、精算を果たすのが王道というやつなのです。
相変わらず蛮族が暴れ、変態が壁に埋まり、露出狂が脱ぎ、という荒行のごとき穏やかな日常を、かけがえのないものとして大切に過ごしながら、終わりの予感を噛みしめるテイルズたち。
この戦いが終わったら。これまでがむしゃらに戦ってきた、その後を、これまであまり考えてこなかった「未来」へと思いを馳せる。
そして、告げられないままずっと平坦な胸に秘めていた想いを、打ち明ける勇気を振り絞るタイミングでもあった。
愛香出陣、というには切羽詰まってもヘタレる蛮族である。トゥアールがせっせと塩を送るんですよね。煽り倒しながら促すわけですよ。ほんと、トゥアールって場合によっては総二よりも愛香の方が好きなんじゃないか、と思うくらい愛香にだだ甘なんですよねえ。
ただし、最近ヒロイン感がとみにましていたのは、尊先生の方なのですが。婚期を逃しかけて狂乱していたのも今は昔。最近は本気で落ち着いちゃって、婚姻届ネタも本気のままではあるんだけど、以前のような殺気や切羽詰まった問答無用さもなく。ちょっとした冗談交じりながら、深い愛情の籠もった、でも押し付けがましくなくむしろ包容感のある穏やかな雰囲気が、なんだか自然に婚姻届にサインしてしまいそうな流れを感じてしまうんですよね。
なんか、いつの間にか他のヒロイン差し置いて総二と添い遂げてるの尊先生なんじゃないか? と思わせるようなナチュラルさが。
元々、婚期云々を除けば人格的に非常にまともなのは折り紙付き。健全で正常で精神的にも安定していて家庭的で女性の魅力に溢れていて……瑕疵が見当たりません! 瑕疵しかないほかのヒロインと比べて……比べて……比べるのが間違っています!
まあ愛香も女の子としては非常に可愛らしいですし。あの蛮族さは総二に対しては一切発揮されないので、総二に対しては純粋に幼馴染としてイチャイチャしえる人材なのですけど。
ただ、ここに来て総二はもう今までと比べてもちょっと大丈夫か? と思えるくらい、認識力がツインテールになってるんですよね。思考もあらゆるものがツインテール互換になっているし。
大丈夫か? まだ人間か? いい加減、侵食が完了に近い所まで来ている気がするんですよね。とはいえ、ここから人間の側に後戻りするというのも、総二らしくないですし。この主人公、どうなってしまうのが一番良い形なんだろう。
愛香は本当に頑張って勇気出しましたけれど、総二はそれに男として応える感性を持っているのだろうか。

首領との初対面は、消化不良のまま一旦仕切り直しになりましたけれど。本当の最終決戦となるには、やっぱりまだまだ手札が足りないですよね。

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。15 ★★★☆  

俺、ツインテールになります。 15 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。15】  水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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Kindle B☆W

女神の口から語られるツインテールの真実!

強敵メデューサギルディを倒し、神の一剣の完全撃破に向けて気持ちを新たにする総二たちツインテイルズ。だがトゥアールは、自身の発明であるテイルブレスオルターを敵の科学者マーメイドギルディに強奪されたことを仲間たちに告げられずにいた。苦悩を悟られまいと、いつも以上に明るく振る舞うトゥアール。そうとは知らない愛香たちは、総二へのアタックの激しさを増していくのだった。
そんなある日、総二の前に再びソーラが現れ、もう戦ってはいけないと忠告する。一度は総二のことを認め、心を託してくれたはずのソーラが何故!? そして、ソーラはさらに驚くべき行動に出る……。
一方、テイルブレスオルターからテイルギアのデータを解析したマーメイドギルディは、エレメリアンに使える装備を開発してしまう。テイルギアと同等の力を持つ武器を、人智を超えた怪人が使い侵攻する……。人間である総二たちにとっては絶望的な戦局が幕を開けた!
来襲するアルティメギル最強の"切り札"! そして女神の口から語られる、ツインテールの真実とは!? 宇宙がツインテールとなったあの日、全てが始まった――。
「ツインテールは斯く語りき」、或いは「真ヒロイン登場(二人目)」。
愛香はヒロインとして最近すごく頑張っているのはわかるんですが、ソーラの乙女力がナリュラルに高すぎる!!(前巻に引き続き二人目)。
というか、ソーラが高すぎるのではなく、元から乙女力が低すぎる人がどれだけ頑張って底上げしてもパッドはパッドという真理に通じる話なのかもしれません。
それはそれとしても、あのソーラのいきなり出てきてあのいきなりメインヒロインの風格はさすがというかなんというか。ソーラ当人としてちゃんと人格キャラクターを前にして登場してきたのは今回が初めてのはずなんですけどね。ちらっと映し身というか総二が自分のツインテールと対話するという体でちらっと登場したことはあっても。
今回は悪の組織が牽引するニセヒーロー回でありつつ、擬人化というテーマも潜んでいて、まさにツインテールの擬人化でありあらゆるツインテールのオリジンともいうべき少女の顕現ともいうべきソーラの登場だったのですが、さすがはツインテールを盲愛する総二というべきか、ソーラへの接し方がイケメンすぎて、こ、こいつ普段はツインテールにしか興味がないくせに女の子にときめく男の子みたいな反応を、と普段と同じように見せかけて微妙に普通の男子みたいなところを垣間見せるという異様なようなそうでもないようななんともいえない状況に。
まあそれだけ普段と変わらないことにうつつを抜かすことができているのは、結翼唯乃がどうなったのかを致命的に錯誤しているから、とも言えるのですが。というか、総二たちが唯乃がやられたことを知らないってのは展開的にもヤバイんですよね。唯乃復活への筋道が思いの外遠いことになってることに気付かされてしまう。
未だにトゥアールがギャグキャラとして復調しきれず、テンションあがりきらないままなのでコメディとしてもなかなかあがってこないところもありますし。それは、敵側のエレメリアンのコメディリリーフとしての人材が枯渇してしまっている、というのも大きいのですけれど。メデューサギルディは完全に悪役そのものですし、新たな幹部級たちは敬愛スべき敵というにはちょっとズレてますし、今までのような相いれぬながらも尊敬できる敵というのが居なくなってしまっているのは、笑いと熱さに対して何気に重石がつけられたような感じではあるんですよね。
しばらく準備回が続いているのですが、さてどこでカタルシスを爆発させる展開まで持ってこれるのか。雌伏のときであります。

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。 74   

俺、ツインテールになります。7 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。 7】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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頼もしい新戦士・テイルブラックを仲間に迎えたツインテイルズ。自分もレッドと同じく人気者になってみせると、自信満々のブラックだったが……? そして、ついに総二たちの世界へとやってきたフェニックスギルディは、圧倒的な力を振るいながらツインテイルズに戦う意味を問いかける。その時、心の隙を突かれてしまったイエローは、再びテイルギアを制御できなくなってしまう。慧理那のツインテールが、イエローのテイルギアが、暗黒に染まってゆく……! 果たして総二は慧理那の心を、ツインテールを救うことができるのか……!?
出撃を決意するスワンギルディ! 背水の陣の美の四心! そして、いよいよ全力となったポニーテールの戦士!! 物語は、さらに熱く燃えさかる――――!!
うおぉぉ! 今回はまたジャケットがメチャクチャ格好いいじゃないですか。テイルギアを装着したフェニックスギルティ・人間ヴァージョン。ある意味、イースナ様よりも真っ当にライバルヒーローしてるじゃないですか。ってか、ある意味じゃなくてあらゆる意味で、か。
それに、彼女のアルティメギルへの反逆には首領への反発やポニーテイルへの拘りといった個人的な理由以上に、親友との友情があった、というのには胸を打たれた。さすがは、元アルティメギルの怪人といったところか。たとえ、女性人格であってもその侠気はいささかも見劣りするところ無く、ポニーテイルへの愛、ポニーテイルを愛でる者同士の友情にあふれているじゃないですか。
それを踏まえて、世界にかつてポニーテイルと、それを纏った少女を愛したエレメリアンが居たのだと世界に刻みつけるように、彼女が己の名前を名乗るシーンは、しびれたなあ。
 フェニックスギルディは親指で自分の胸を示し、
「ユノだ!!」
 自信たっぷりに名乗った。
「この姿の俺様の名前さ。そう名乗ろうって決めてた! ……難しい字で書くらしいぜ、結翼唯乃、てな」

いかん、まじもんのヒーロー属性だ、こいつ。
そのユノに、真っ向からヒーローのごっこ遊びだと指摘されてしまったのが、今回の主役となる慧理那。トリガーハッピーの露出狂というだけでは、いまいち存在感を示せず、エレメリアンたちからも注視されず、世間的にもモザイクされ、いささか迷いを得ていた所にユノからの鋭い指摘を受け、本格的に迷走を始めてしまう慧理那。そこに、トドメとばかりに自分だけのものだと思っていた矜持が、母親の明かしてしまった真実によって新堂家の血族に脈々と受け継がれていたものだと知り、何一つ己のものを持たぬ自分がヒーロー足りえるのか、とアイデンティティの危機を迎えてしまう。
と、これぞまさに変身ヒーローものの、パワーアップイベントの王道を行くような話の筋立てなのです、なのですけれど、そのヒーローとしての存在意義の拠り所が根本的におかしいから! そもそも、あれだけの露出狂、脱衣に情熱を揺らす変質者が、地味と切って捨てられるこの環境がおかしいんですけどね!
シリーズ当初と違って、もう愛香も一切常識的観点から突っ込まなくなって久しいので、誰も突っ込まないまま最初から最後まで暴走しているよね、これ! 常識ってなに? って、そろそろ価値観が曖昧になってきた。
ツインテール、そうツインテールなのだ。すべてはツインテールであり、ツインテールこそが心であり、ツインテールこそが宇宙の真理! もう、すべてツインテールで物事も人の心も語り尽くせるのではないかと思えるようになってきた。さすがはツインテール。だから、ツインテールさえ揺るぎ無ければ、首輪を拠り所にすべての衣服を脱ぎ捨てることも何も難しくはないのである。痴女皆伝!! 
何を言っているのかさっぱりわからないかもしれないが、実際概ねさっぱりわからない!!
だが、何を言っているのかさっぱりわからなくても、想いは伝わるのである。何を言っているのかわけが分からなくても、言葉は伝わるのである。
伝わられても、困るんだけどね!!
「心配なく! もうわたくしは、独りよがりな脱衣はいたしません!」
「……そうか、誰かを守るために脱ぐ……それがお前の正義なのじゃな、イエロー!!」
あとになって冷静になって振り返ってみると、イエロー復活強化イベント関連の語りは、何言ってるか本気でさっぱりわからないんですよね。でも、ノリノリで夢中になって読んでいるときは、うおおおその通りだぜ凄いぞイエローッ! と、熱く胸を滾らせ。拳を震わせて燃えあがり盛り上がり尽くしているという謎空間が創生されてしまっているわけで……。
ツッコミ不在って、本気で凄いよね……。

一方で、エレメリアンたちの漢度もまたとどまるところをしらず。もはや、エレメリアンたちの言動を追っているだけで、漢という道を究められるのではないかという錯覚すら覚えてしまう。
ビートルギルディと、その一党である「美の四心」の最後はこれ以上無く熱かった! そもそも、ダークグラスパーことテイルブラックの裏切りとツインテイルズ加入に対して、元部下である彼らの反応がまたしびれるんだ。
憎んで当然、罵って当然にも関わらず、むしろ自分たちの彼女への対応を悔やみ、反逆者としてではなく新たに現れた敬すべき敵の戦士として、正々堂々と戦おうと語り合う姿のなんと眩しいことか。
ついにエレメリアンの中にも、くだらない傲慢で相手を見下すような輩が出てきたと思ったラストシーンでも……。
あかん、思わずもらい泣きしそうになった。ラストの、ティラノギルディの高笑いしながらの最後の台詞は、この名言の多いシリーズの中でも屈指の名台詞ですよ、あれは。

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。64   

俺、ツインテールになります。6 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。6】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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憤激の処刑人と、アルティメギル首領の影!

テイルレッドの正体は、男だ――フェニックスギルディに告げられた事実に、驚愕するダークグラスパー。変身しパワーアップした不死鳥と、闇の処刑人。両者の戦いは、いつ終わるともなく続き……。
そんな凄絶な光景とは打って変わり、異世界から帰還した総二たちは、愛香の誕生パーティーに同人誌イベントにと、残りの夏休みを満喫していた。停戦期間が終わり、エレメリアンたちも再び侵攻を開始。修行の成果を発揮し、破壊神テイルブルーを倒そうと頑張るのだが……。
一方ダークグラスパーは、神妙な顔でとある場所へと向かっていた。そこは、"首領の間"。アルティメギル首領と謁見しようとする、彼女の真意は――!?
真価を発揮する最強の反逆者。そして現れる、四頂軍<死の二菱>。新たな脅威が、総二たちの世界に迫ろうとしていた!!

愛、それは哀! と歌い出したくなる、エレメリアンたちの業であり生き様に、思わず涙こぼれ落ちる。
プテラギルティ、そのあまりにも気高く優しい生き様に、わりとマジ泣きしてしまった件について。
本当にもう、このエレメリアンたちの非業には胸を突かれる。彼らには愛があり友情があり信義があり信念がある。その全てが本物で、熱く滾る魂の結露であり、その尊さには目が潰れそうな輝きがある。
しかし、それでありながら、彼らはその愛の根源である「属性力」を人から奪わなければならないと宿命づけられているのだ。そして、どれほど「属性力」を奪おうと、それは決して本当の意味で得られない。
「わかるか……貴様だけではない。エレメリアンとはそういう存在だ。人の本質にどれだけ迫ろうと、人にはなれぬ。人の営み、人の心……求めても望んでも、思いを馳せることしか出来ぬ」
「だが私は、そんな自分を憐れだとは思わぬ! それでも私たちは、生きてゆくのだ!!」
まさに求不得苦、どれほど望んでも得られぬ苦しみのさなかに生きている。
しかし、彼らはそれでも誇り高く、おのが属性のままに生きているのだ、戦っているのだ。その上でなお、その属性に溺れきらず、その属性に相応しき愛を、友情を、他者への慈しみを失わずに守りぬいている。
だからだろう、図らずも彼らに最も共感し、その気高さを知るのは彼らエレメリアンと拳を交え、その侵攻から世界を守る者、ツインテールを愛する「テイルレッド」なのだ。
だからこそ、エレメリアンたちは「テイルレッド」をこよなく愛し、たとえ力及ばず討ち滅ぼされることになっても、どこか満足気に果てていく。それどころか、一人の属性に迷いし少女の行く末を、愛した属性に殉じるようにして、テイルレッドに託して身を捧げるような真似をする輩まで存在する。
その報われぬと知りながらも愛に殉じ、また友情が故に涙を呑んで友を見送るその姿に、代わりに涙して何が悪い!!

今回はダークグラスパーのメイン回だったわけですけれど、かけがえのない相棒であるメガ・ネをひどい目に合わされ裏切られたとはいえ、アルティメギルって職場環境としてはかなりホワイトだっただけに、反逆という形を取らざるを得なかったのは、辛いなあ。いや、辛いのは残されたダークグラスパーの部下たちの方か。あれだけダークグラスパーにひどい目に合わされながら、いざとなるとちゃんとダークグラスパーのことを心配してくれた上に、彼女が反逆者となって逃亡する事になっても彼女に敵意を募らせるどころか、むしろ自分たちの上司であった彼女への対応に問題があったのではなかったかと後悔し、彼女の行く末を真剣に慮ってくれるのだから、これほどよい部下たちを持つことができる幸運を、こうして捨てなければならないなんて、痛恨の極みじゃないでしょうか。

ただ、彼らエレメリアンという存在の根源に根ざす宿業にして悲哀たる宿命に対して、希望として出現したのがあのフェニックスギルティだと考えれば、この先まだ大いなる大どんでん返しが待っている可能性もあるんですよね。なぜ、彼女がアルティメギル首領から、ツインテイルズよりも優先する討滅対象として重要視されているのかも、注視に値する。決して、彼女がツインテールに仇なすポニーテイルだからだけではない、と思いたい。思いたいじゃないか、あのエレメリアンたちにも、救いがあるのだと。

思わず敵方であるエレメリアンたちについてばかり語ってしまいましたが、勿論敵方だけが熱くても、燃えたぎるものじゃありません。切磋琢磨、敵であるアルティメギルも、主人公サイドであるツインテイルズも、双方がおのた愛と信念を輝かせ、ぶつかり合い、理解しあってしのぎを削るからこそ、こんなにも熱い熱い、涙を誘われるほど胸打たれる熱い展開を呼ぶのです。
プテラギルティとテイルブラックの、あのお互いをリスペクトし合った熱い熱い戦いは、シリーズの中でも屈指のバトルでした。涙ナシには見送れぬ、心と心のふれあいでした。
そして、プテラギルティの最期を彩った、ある一体のエレメリアンの何も語らぬ友情の証。

冷静になって振り返ると、端から端まで変態的なことしか言ってないしやっていないにも関わらず、やっぱりどうして、これほど真っ直ぐで清々しい熱量を迸らせる快作は、他にはありません。
今、一番爽快なバカ、灼熱にして敬するべき馬鹿たちの物語がこれなのです。

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。5 4   

俺、ツインテールになります。5 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。5】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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ツインテール部の夏合宿! 異世界の戦い!

待ちに待った夏休み!しかし、ツインテイルズの戦いに休息はない……と思っていたら、アルティメギルもまさかの夏休み宣言!? せっかくなのでこの機会に旅行をかねての強化合宿を行うことになったツインテール部。行き先は――異世界!
ちょうどその頃、首領から裏切り者エレメリアンの抹殺の命を受けたダークグラスパーは、 配下である戦闘部隊<貴の三葉>を追っ手として差し向け、自身もまた異世界へと旅立つ。そして、小型戦艦スタートゥアールに乗り込み異世界へと出発した総二たちツインテイルズだったが、トラブルに見舞われ、目的地とは違う未知の異世界へと放り出されてしまう。そこで総二が出会ったのは、異世界のツインテール戦士だった……。
僕らのツインテイルズが、今度は異世界を舞台に大暴れ! 孤独な戦いを続ける異世界のツインテール戦士とは?
そして、ポニーテール属性を持つ反逆のエレメリアンの正体とは!?
敵味方入り乱れ、かつてない戦いが始まる!
これって、ノリ的は劇場版ぽいなあ。
そもそも、このシリーズって戦隊物とかヒーローものというよりも、プリキュアタイプなんですよねえ。いや、あまりにも隅から隅まで余すところなく変態と変人しかいないものだから認識障害が働いていたけれど、今回はじめて女性形エレメリアンたちが出てきて、彼女たちと戦うことになって、そういえばツインテールズって性別で言うなら一応女に分類されるんだった、と思い出した次第で。もっとも、女だからプリキュアというわけじゃないんですけど。
前回、女性化して非常のツインテールだけではなく、日常におけるツインテールをも体感し習得した総二は、もはやツインテールについては隙の一欠片も存在しなくなったようで、ツインテールに関してはさらに一皮むけて鋭敏に、繊細に、行き届いた感性を手に入れたようだ。書いていて意味不明だが、そうとしか言い様がないのだから仕方がない。
しかし、ことツインテールに関しては愛香だって引けはとってないんですよね。そのツインテールは与える愛のツインテール。彼女のツインテールは、並み居るツインテールを極めし者たちが軒並み絶賛して惜しまない絶品なんですよね。総二は愛するが故にツインテールになってしまったツインテールだけれど、愛香は言わばツインテールそのもの、と言ってイイくらい不可分になってるんじゃないだろうか。
まったく、これで蛮族でなければ。まあ、蛮族系ヒロインという未曾有の存在だからこその、この恐ろしいまでの存在感なんですけどね!! ついには双眸を光らせながら口から怪光線を吐く段に至ってしまって、もう言い訳不能でただの大怪獣じゃないかっ、死ぬほど笑ったわ!! イメージ映像じゃなく、ガチでこんな地獄の光景を現出させてしまうヒロインとは一体w
そりゃ、アルティメギルという敵組織全体が、テイルブルーに対して恐怖症どころかPTSDを発症するのも仕方ないわ。今回に至っては、異世界の人たちにまでトラウマを絨毯爆撃してしまっていましたし。
でも、でも今回は可愛かったよ、ちゃんとヒロインしてましたよ、愛香さん。いやね、痴女な黄色やもうどうしようもない狂人である白と比べると、どれだけ蛮族であっても愛香が元々一番ヒロインしてたんですけれどね。
にしても、あれだけ血みどろの戦いを繰り広げていたトゥアールと、微妙にガチで友情をかわしつつあるこのイカレた現実はなんなんでしょうw トゥアールに対して本気でデレても、誰得だよ、とか思うんだけれど、トゥアールも愛香のガチの裾を摘むようなデレに対して茶化すでも悪乗りするでもなく、こちらも本気で照れたり戸惑ったりしている姿にはちょっと安心しました。心の底まで腐ってはいなかったのか、こいつw
敵の乙女エレメリアンとの戦いの果てに結ばれた刹那の友情といい、今回は愛香さんの見せ場多かったです。

さて、今回の見所の一つはついにツインテールと双璧をなすポニーテール属性のエレメリアンの登場だったわけですけれど……こいつ、微妙にサラリーマンレッドみたいな鬱陶しさだな。
まだ顔見せ、という段階であんまりいいところのなかったポニテだけれど、どうやらアルティメギルを裏切り反逆に打って出た背景にもいろいろあるようですし、何より最初にテイルレッドの正体に気づいた感性といい、アルティメギルの怪人たちの限界だった部分を突破した可能性を見せてくれましたし、これから本格的にメインに飛び込んできそう。それにしても、ツインテール信者である総二がポニテについてどう考えているかは気になっていた部分だったのですが、そうか、むやみに敵視せずにちゃんと敬意を持って捉えているあたりに、総二のツインテールへの愛情が狂信ではないことが実感できたり。頭はおかしいけれど、心根はいつだってまっすぐで熱い。それが、主人公の総二のみならず、アルティメギルの面々を含めた総じた在りようだからこそ、これだけ変態揃いの変態的な内容にも関わらず、さっぱりと清々しく、気持ちのよい熱さを感じられる理由なんだろうなあ。

で、巨大ロボはいつ稼働するんですか? あれって絶対ネタ振りだよなあw

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。 45   

俺、ツインテールになります。4 (ガガガ文庫)


【俺、ツインテールになります。 4】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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変身解除不能! 男に戻れなくなった総二!

男の娘属性を持つエレメリアンとの戦いの直後、かつてない危機が総二を襲う。テイルレッドの変身を解除すると、そこには見たこともないツインテール美少女の姿が!?男に戻れなくなった彼の身に、着替え、トイレ、風呂、暴走するトゥアールといった数々の受難が降りかかる!女の身体に戸惑う一方で、自分のツインテールに熱中して、危機感が薄れていく総二。そんな彼を元に戻そうと、愛香や慧理那たちは奮闘するが…。今こそツインテールへの愛が試される時。大いなる試練を経て、総二のツインテールは、新たなる領域へと進化する!!
もはや、ツインテールってなんだったっけ? とゲシュタルト崩壊を起こしつつある昨今。
ツインテールって確か髪型の一種のはずだったんだが、この本を読んでいるともっと哲学的なもの、或いは宇宙の真理に等しいものに思えてくる。神と子と精霊の三位一体とはすなわちツインテール。菩提樹の下で仏陀が得たとされる悟りとはすなわちツインテール。生きることすなわちツインテール、そして死ぬこともまたツインテール。つまり、武士道とはツインテールと見つけたり!! いや、本編で武士道とは、男の娘と見つけたり、と見つけちゃってる人がいるので、一概に武士道がツインテールとはいえないのですが、いやしかしツインテールの男の娘がいるのなら、それすなわちパーフェクトブシドー!! ……って、いるじゃないか、ツインテールの男の娘が! 
そんな完璧な武士道の体現者であるツインテールの男の娘が、実際に女体化してしまいツインテールの真実なんたるかを体験し、ツインテールと苦楽を共にしてツインテールの真髄へと辿り着くという人生哲学にもつながる高尚な物語がこの【ツインテールに俺はなる!】 という作品である。あれ? タイトル違ったか? しかし、間違っては居ない!! もはや、ツインテールという髪型になります、というレベルから脱却し、ツインテールという存在、いやツインテールという概念へと到達しようという階梯に、主人公の総二はついに至るのであります! まさに大悟!! 
何を言っているか自分でもわからなくなってきたが、本編の方も何を言っているか段々理解できなくなってきたのでオーケーオーケー。理解するんじゃない、感じるんだ!! そう、ツインテールさえその身その心で感じ取れれば十全賄えるのである。いや、マジで。いや、本気でマジでw

女体化、というシチュエーションは往々にして初めて体験する女性の体の不思議に、男の子が戸惑い困惑しながらもその未知の世界に魅了され、周りの女の子たちに導かれてめくるめく花園へと転げ落ちていくのが常道なのですが、この総二先生はそれどころではありません。一応、なった冒頭くらいには女性の体に戸惑っているのですが、そんなことはさておいて、日常生活をツインテールで送るという未知にして至高の体験に頭と心がいっぱいになり、もはや女性になったとかならないとかは眼中になし!! すべてツインテール、何もかもツインテールが中心に回っていくのです素敵!
はじめの頃には自分の髪をツインテールにくくるのに四苦八苦していた総二が、いつしか瞬きする間に髪型をツインテールに整える技量を日々の欠かさぬ訓練で習得していくその過程には、思わず感動の涙を誘われるほど。幾らツインテールが好きでも、24時間ツインテールにし続けるわけにはいかないという非情な現実を知る事にもなり、決してツインテールも常在戦場ではなかったのだと思い知りながらもそこに失望すること無く、ツインテールとは多大な困難を経て成り立つものなのだという認識を新たにし、今までツインテールを簡単安易に考えてしまっていた自分を見直し、さらなるツインテール愛を育てていく、まさに実地で体験することでさらに上の境地へと伸びていく主人公ならではの成長物語が、この4巻には余さず注ぎ込まれている。そして、ついに総二はツインテールの進化系、二段変身というツインテールの革新を手にするのだ!!

やっぱり何を言っているか自分でも分からないが、概ねノンフィクションであるからして悪しからず。あしからず。

テイルブルーこと愛佳の蛮族化はますます進行し、バルバロイ系ヒロインという新たなジャンルを開拓し、慧理那はもはや脱衣することに理由などいらないことに気づいてただの露出狂と化し、トゥアールはそろそろ留置所に入ってもらったほうがよさそうなほど変態行為がエスカレートし、冷静に考えると味方の布陣は阿鼻叫喚である。
むしろ、フェティシズムの塊といえど、純然たる部位への愛と、同僚たちへのお互いの趣味を讃え合い、時に手を取り合って強大な敵に立ち向かう友情の熱さに心震わせられるエレメリアンたちの方が、相変わらずこっちが主人公サイドじゃないか、という真っ当な熱さである。友情を超えて愛に殉じる男たちの儚くも雄々しい決意、覚悟、そして散る者たちの美しさを前にして感極まるが良い。
いい加減、もうどうでもいいや、と思えてくる陶酔感が、ちょっとヤバイw そしてああ、ついにあの属性が現れる。最強にして最凶、まさに覇道をゆく髪型属性の大巨人。
これは、もはやガメラ対ゴジラに匹敵する夢の戦いである。襟を正して座して待て。

シリーズ感想

俺、ツインテールになります。3 4   

俺、ツインテールになります。3 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。3】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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眼鏡との死闘! 最強の敵と、最大の修羅場

トゥアール奪還のため、ついに姿を現した闇の処刑人・ダークグラスパー! 強力な属性である眼鏡属性から作られた『グラスギア』を身にまとう少女の姿に、戸惑いを覚える総二。
「愛香はさておき、俺は人間の少女を相手に本気で戦えるのか?」。
総二の悩みをよそに、ダークグラスパーはアルティメギルの兵力を再編成し、ツインテイルズを倒すための作戦を着々と進行していく……。
そんななか、新たにツインテイルズの一員となった神堂慧理那は、ヒーローとしての活動で頭がいっぱいになるあまり、従来の生活サイクルが崩壊。それを見かねた学園理事長であり慧理那の母親である神堂慧夢は、18歳で結婚しなければならないという一族の掟にならい、娘の婿探しを開始。責任を感じてそれを阻止しようとする総二たちだが、思わぬ方向へ話が進み、愛香とトゥアールは焦り始める……。

登場人物みぃぃぃぃんな変態!
徐々に中毒読者を増やしている『俺、ツインテールになります。』シリーズ新作第三弾が登場!
火傷するほど熱い変態ヒーローたちの戦いをみんなで応援しよう!
ツインテールに眼鏡属性というのは、実のところ何気に難易度が非常に高い。ぶっちゃけ、常用型メガネは似合わないのだ、ツインテールには。これは、オウルが不毛の途につくことになった文学属性も同様で、これらの属性は非常にツインテールと相性が悪い。極々限定的に天才型ツインテールが、オプションとして解説シーンで眼鏡を装着する、というシチュエーションがあるが、これは普段眼鏡をつけない娘が時折眼鏡をかけると今までにない魅力が、という眼鏡を外したら〜の逆バージョンであって、ある意味ギャップ萌えであり、眼鏡属性としては王道とは言い難い。
王道とは言い難いが根強い支持があり、常用型眼鏡属性の衰退が囁かれる昨今においてはむしろ眼鏡属性の中のメインストリームと成りかねない頑強な勢いを感じさせる。名にし負う、私もまた支持者の一人だ。幼さに裏打ちされる快活にして未成熟な天真爛漫さの象徴とも言うべきツインテールを装備しながら、知性と思慮の象徴とも言うべき眼鏡を装着することで、相反するはずの矛盾した属性が両立し相乗するという奇跡の瞬間の演出。これは一種のドーピングのようなもので、繰り返し使うと効果が薄れていくというシロモノであるが、それでも瞬間的なインパクトは衰亡の途にある眼鏡属性の家中にあっては一際輝きを見せているのではないだろうか。
しかし、残念ながら本作に登場するツインテールにおいて、この瞬間的な眼鏡の装着による萌えの強化という効果を得ることの出来るツインテールは見当たらない。なぜなら、本作に登場するツインテイルズは総じて眼鏡を装着しても間抜けにしか見えない生粋のバカだからである。馬鹿だからである。馬鹿だからである。眼鏡を装着したからといって頭の良くなるような生易しい馬鹿ではないのだ。実は知的なキャラだったのです、などというサプライズなど皆無なのである。もはや、常識を常識と思わない、認識もしない、概念すらも存在しない極めつけの馬鹿揃いなだけに、眼鏡ドーピングなど全くの無意味!! 愛香に眼鏡を装着した所で、野獣に眼鏡が付随するという滑稽さが際立つのみなのだ。トゥアールは実は頭がいいじゃないか、という人もいるかもしれないが、あれはもはやツインテールではないという以前において、知能が高いことと知性が高いことは全く別であることを認識するべきだろう。頭が良いことと度し難い馬鹿であることは、決して矛盾しないのだ! 頭のいい馬鹿が眼鏡をかけたからといって、どこにギャップが生まれるのだろう。嘆かわしい哀れさだけが醸し出されるのみである。
しかして、ダークグラスパーである。彼女の画期的であったところは、ここは彼女についたプロデューサーであるケルベロスのセンスティブを称賛するべきなのだろうが、ツインテールに三つ編みという非常に眼鏡に親和性のある属性を融和剤として付随されることで、眼鏡とツインテールという互いに矛盾する二つの命題を両立させる事に成功した点である。これによって、彼女は状態装備型眼鏡属性でありながら、この世の真理であるツインテールであるという状態を何の無理もなく顕現させたのだ。繰り返すが、流石はアルティメギルにおいて伝説とすら呼ばれたプロデュース力を持つ幹部ケルベロスギルティである。ツインテールを至上とする組織において禁じ手とも言うべき髪型属性でありながら、幹部の座にまで至った実力は伊達ではなかったのだろう。
しかし、しかし惜しむらくはまた三つ編み属性もまた、遠く去りゆく過去となりつつ在る属性であったことだ。文学属性のオウルギルティと同じように、老兵は死なずただ去るのみ、であったケルベロスギルティを再び最前線に導くことになったダークグラスパーの所業は果たして酷な罪なのか、はたまた朽ち行く翁に最後の徒花を咲かせる幸であったのか。それを知るのは、破れ消え去った彼ら古きギルティたちの魂のみである。しかし、忘れることなかれ。かつて隆盛を誇った無双の属性があったことを。今廃れゆくとも、かつて輝いた実績が霞むことなど無いことを。さらば眼鏡。さらば三つ編み。今はただ安らかに眠れ。いつか再び、時代が巡り来る日まで。



…………三巻の感想を書こうと思ったら、なぜかツインテールと眼鏡と三つ編みの相性について熱く語っていた。さすがは究極の馬鹿小説、まともな感想など微塵も書かせるつもりなし、であるか。
しかし、言い訳させてもらうならば、あながち的はずれな事を書いていたつもりもない。総じて中身もこんな話をツッコミなしでひたすら暴走させ壊乱させた統制した混沌である。止める奴が皆無なので、本当に行くところまで突き抜けてしまっている。正直、この領域まで突入してしまっている馬鹿を寡聞にして私は知らない。まさに天外魔境が此処にある。こここそツインテールの極地であり、性癖が真理として成り立つティル・ナ・ノーグなのだ。読めば戻ってこれなくなること請け合いである。性癖に飲まれ殉じる覚悟あるものだけがこの本を手に取るがイイ。今日もニコニコ這い寄る混沌の人も言っている。
「この物語に正義はないーーそこにあるのは、純粋な性癖だけである」

ならば私も毅然と告白せざるを得ない。
私はポニーテイル属性である。
眼鏡など、三つ編みなど、語るにも及ばないツインテールに対する絶対的な敵対勢力。その存在が、いつか語られる日が来るのか。神対神ならぬツインテールVSポニーテールという宇宙開闢レベルの闘争が幕開けル日が来るのか。全く内容について触れていない気がするが、後悔なし。まずは読むべし。ひたすらオススメ。

1巻 2巻感想

俺、ツインテールになります。2 5   

俺、ツインテールになります。2 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。2】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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第三のテイルギア完成! 新たなる戦士!

念願のツインテール部を設立した“ツインテイルズ”こと総二、愛香、トゥアールの三人。表向きには公表できないが、その活動内容は地球の平和を守ること。

科学技術担当のトゥアールが製作に取りかかった新型テイルギアは、巨乳になれるハイブリッド仕様。それを知った愛香はプライドをかなぐり捨てて、自分にくれとトゥアールに懇願するが……。一方、戦力を増強した異世界の変態怪物集団・アルティメギルは、巨乳属性と貧乳属性の二派閥に分かれ、今にも内乱が起ころうとしていた。その渾沌の中、彼らの前に首領直属の戦士・ダークグラスパーが姿を現す。だが、その戦士が身にまとっていたのは――!?

ますますツインテールが乱れ飛ぶ!
全世界のツインテ好き待望の第二弾!

ぶはははははっ、馬鹿だ! なんつー馬鹿のオンパレード! 馬鹿オン・ステージ!! この極まった馬鹿ばかりの馬鹿な話を、だけれど馬鹿だからと言って馬鹿にせずに手を抜かずおちゃらけず、真剣に、本気で、燃えるような熱意を以て叩きつければこれほどの突き抜けた燃えへと昇華するというのか。

激燃えじゃないか……敵が!

登場人物は片っ端から馬鹿ばかり。世界を取り巻く状況も、敵組織も、設定そのものも馬鹿が極まっている! しかし、この物語を織りなす登場人物たちは、全員がその余人が見るならば馬鹿じゃないのか、と思うことに命を賭けているのだ。比喩ではなく、魂を燃やしているのだ。それこそが、真理であると信じているのだ。故にこそ、戦うのである。他人から見れば馬鹿じゃないのか、と思うようなことに、馬鹿みたいな格好をして、バカみたいな言動をばらまきながら、しかし真剣なのである。真剣に、戦って奪い合い、守り合うのである。なんという、滾り胸熱くなる話だろう。それでいて、あまりの馬鹿馬鹿しさに息も絶え絶えになるほど笑い倒れる抱腹絶倒具合。
さあ、世界の常識何処行った!? 
フェティシズムも極まれば信念となり、信念はやがて誇りと化し、相容れぬ誇りと誇りのぶつかり合いは世界を揺るがす嵐となる。
揺るがぬ真理は三千世界にただひとつ さあ叫べ、その真理の名を。愛の象徴の名を。尊ぶべき希望の名を。

ツインテール! 

ツインテール!

ツインテール!

良かろう、並べて世界はツインテールだ。すべての属性は、ツインテールとともに在る。ツインテールを疑う事なかれ、それすなわち神にも等しい唯一無二であるが故に。

つまりは、そんな話である。
つまりは、そんな神話である。


相変わらず、敵の怪人軍団の熱さは異常なレベル。もはや、主人公サイドはあちらじゃないのか、というライバル同士の熱い友情の物語が繰り広げられる。貧乳派と巨乳派という相容れぬ生き様に対立し角を突き合わせながら、その乳に賭ける魂の熱量をお互いに密かに認め合い、口では罵りながら心の中では讃え合うという、まさに好敵手、まさにライバル。そんな男同士が最強の敵テイルレッドとテイルブルーという相手に対して、今、共に肩を並べて戦場に立つ。敵わぬと知りながら、それでも退かずに貫くは乳への信念、自ら信じた属性への愛。それでも、失われていくものに流す涙は友情の賜であり、男の勲章。
まさに、男達の挽歌である!

対するテイルギアを擁してアルティメギルの侵攻に立ち向かう主人公たちもまた、内輪もめに忙しい! 
此方もまた変態怪物集団・アルティメギルに負けず劣らずの変人揃い。ツインテール馬鹿で明らかに常軌を逸した異常人物である主人公の観束総二が、若干目立たなくて普通の常識人に見えるくらいに変人揃い!
下衆が極まるトゥアールに、もはやヒロインというよりも血に飢えた野獣に近しい津辺愛香、三十路を前に婚活のバーサークフューラーと化した桜川尊、テイルシリーズの最終兵器としてその度し難い性癖を爆誕させた神堂慧理那。
彼らが揃えば日常そのものが阿鼻叫喚。戦となれば地獄絵図。見よ、そして怯えた豚のように泣き喚け。彼らこそが地獄の軍団ツインテイルズ・トリコロール。通った跡は荒涼無辺、草木も生やさぬ破壊の権化、ツインテールの鬼どもよ。

さて、そろそろどちらが正義でどちらが悪か、真剣に吟味しないといけない時期に差し掛かっているのではなかろうか。さもなくば、悪のツインテール! という定番の存在が現れても、今のところ穢れメーター、こっちの方が振り切ってるから。全員、人としてどうか、というレベルに達しちゃってるから。そろそろ、総二が正ヒロインとしてマトモな主人公探した方がいいんじゃありませんか? と提案したくなるほど圧壊してるからw

ある意味、究極の領域にまで達しつつある馬鹿の極みたる怪作にして大快作。このままハードル下げずに突っ走って欲しいものです。もう、死ぬほど楽しかったっ、最高♪

1巻感想

俺、ツインテールになります。4   

俺、ツインテールになります。 (ガガガ文庫)

【俺、ツインテールになります。】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫

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地球を守るため、俺はツインテールになる!

観束総二は異常なほどツインテールを愛する普通の高校生。
 ある日、彼の前に異世界から来たという謎の美少女・トゥアールが現れる。それと時を同じくして、総二の住む町に怪物たちが出現! 
 「ふははははは! この世界のすべてのツインテールを我らの手にするのだ!」
 彼らは人々の精神エネルギー『属性力』を糧に生きる異世界人だった。トゥアールから、強力なツインテール属性で起動する空想装甲『テイルギア』を託された総二は、幼女のツインテール戦士・テイルレッドに変身!
 この日から、テイルレッドと変態たちとの常軌を逸した戦いが始まった!

 第6回小学館ライトノベル大賞審査員賞受賞作。
うわははははははははっ、やばいこれなにこれ、最高じゃね!?
古今無双、稀代のバカ話なんだが、なんて言うんだろう、真剣なんだよ。バカを真剣にやってるし、書いてる方も妥協抜きで、一切の揺るぎなく一心不乱に書き切ってる。それが痛快で爽快で、そう清々しいんだ。熱くて、格好良いんだよ!!
皮肉も自嘲も冷めた嘲弄もそこにはない。それが馬鹿馬鹿しいアホらしい戯けたくだらない話だという自覚は無論あり、これがそういう話だとちゃんと理解もしている。
だが、それがどうした! 
バカバカしさが、本気になれない理由になるか!? くだらなさが、小手先で片付けて良しとする理由になるか!?
否である! 否である!!
バカだからこそ、真剣に、本気で、魂をたぎらせて、馬鹿にせず嗤わず一切の妥協なしに真面目にやり切るべきなのだ。その果てにこそ、心から笑える、腹の底から吹き出せる、気持ちのよい笑いが待っている。
貶めることなく嘲ることなく、蔑むこと無く、ただただなんて馬鹿なんだろう、と笑い飛ばせる「快」がそこに生まれるのだ。

最高じゃないか!!

やばいこれ、最高じゃないか!!

最初から最後までノンストップ、ブレーキ踏まずのフルスロットル。キャラの誰もが立ち止まらない。時として涙を拭いながらも、最後の最後まで突っ走る。変態上等、キャラの濃さ上等。虚仮の一念岩をも通す。
いやあ、面白かった。心底面白かった。
特に素晴らしかったのが、掛け合いにおけるボケとツッコミの切れ味とテンポの良さであろう。なんちゅうか、ゲームの無双シリーズな勢いでツッコミの合いの手、或いは容赦無い斬撃が間断なく発射されていくので、読んでいても痛快の一言。場合のよってはウザさの対象となりがちな、素直じゃなくてやたらと手が早い暴力系ヒロインも、その豪腕の対象が主人公じゃなくて、同じヒロインにして究極の変態残念美少女おまえヒロインとしてもうあかんやろう、失格や、なトゥアールの方に向けられるので、気楽にアハハと笑って済ませられる。というか、あれは殴って黙らせろ、というようなどうしようもないキャラなので、ああやって容赦なくドツキ倒してくれるとスカッとするんだよな、うん。照れ隠しとかデレ隠しによる理不尽な暴力じゃなく、ガチツッコミなので全然理不尽じゃないしもっとやれ。
というか、這いよれニャル子さんのニャル子をはるかに上回るどうしようもない変態ヒロインが存在してしまうとは、始末したほうがいいんじゃないかこれw

そして、あくまでツインテール中心に信念を貫き通す主人公と敵怪人軍団。干戈を交えながらも、ツインテール愛で通じ合い、最後には敬意すら交わしながらもツインテールを愛するがゆえに相争わなければならない、いや戦うことでこそツインテール愛を認め合い、昇華していくその激闘の熱さたるや、激燃えであると同時に涙すら誘う感動をもたらしてくれる。
これぞ、愛ゆえに戦わざるをえない男たちの熱き物語!

なにそれだからなに? とかそこ言わない!!

いいんだよ、ここには歪みのない真っ直ぐな愛が山ほど詰まっているんだから。まっすぐでも方向性が明後日の方角を向いてるかもしれないが、それは些細なことである。
まああれだ……ツインテールってフィクションでも精々18歳までだよね。あれは少女だからこそ許された神型であると主張したい。魔法少女以上に少女性が要求されるスタイルなのである。

いや、だからなに? とかそこ言わないで……。
 
12月3日

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