デート・ア・ライブ

デート・ア・ライブ 16.狂三リフレイン ★★★★☆   

デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 16.狂三リフレイン】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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「―わたくしと士道さん、相手をデレさせた方の勝ち…というのはいかがでして?」
来禅高校に復学し、五河士道の前に再び現れた最悪の精霊、時崎狂三。狂三の霊力を封印したい士道。士道が封印してきた精霊の霊力を欲する狂三。二月一四日のバレンタインデーに向けて互いのすべてを懸けた二度目の戦争が始まる!
「今度は…俺がおまえを、救う番だ…ッ」
少女はなぜ最悪の精霊と呼ばれるようになったのか―。世界の運命をひとりで背負い、かつてデレさせられなかった精霊を今度こそ、デートして、デレさせろ!?

真・ヒロイン爆誕!! いやもうね、極初期に登場して以来、最初からその存在感は他の精霊たちとは一線を画するものがあったわけだけれど、これはもうヒロインですわー。ヒロイン以外のナニモノでもないですわー。
ついに明らかになった狂三の目的。彼女なりの強い意志、を通り越した凄まじい覚悟があることは理解してたんですよね。折紙の歴史改変時間旅行の一件でかなり手放しで折紙に手を貸していたことからも、彼女の目的がこのときの折紙と似たようなものであり、自分のケースのための実験の要素があったっぽいのはわかってたんですけれど、狂三の真実を知ってしまうとこの時折紙に力を貸したのって純粋な同情と共感でもあったんだろうなあ。
そして、彼女の真実を知ってしまうと狂三がどれほどの凄惨な覚悟を以ってこの五年間歩き続けたのかを思い知ってしまって、もう戦慄を抑えきれない。
救えなかった世界を救うために、世界の敵となりすべてを破壊し打ち壊す。愛する人たちを救うために、その愛する人たちを殺して殺して殺し尽くす。助けるために殺さなければならないという苦悶、救うために破壊しなければならないという苦痛。それにずっと耐えて耐えて、壊れたような笑いを貼り付け、殺戮の悪魔として、最悪の精霊として戦ってきた時崎狂三のその覚悟は、いつか自らが地獄へ堕ちることだけを縁にして這い進む、あまりにも悲愴で哀れで健気で美しい、狂気のような願いの産物なのだ。
かつての折紙が背負っていた運命も、あまりにも重くて救いがないと思っていたけれど、狂三のそれは折紙の運命をも上回る絶望であり、しかも彼女はそれを自分の選択として自ら選び取り、受け入れ、成し遂げようとしている。そこに、自らの救いがないと最初から知りながら、だ。
そんな彼女が初めて巡り合った恋。いつしか紡がれていた愛。でも、その相手をこそ彼女は殺さなくてはならない。最後の鍵として必要な精霊たちの莫大な霊力を、士道から奪うためには彼を殺さなくてはならない。
お互いにそれを承知しながら、デートで相手をデレさせた方が勝ち、というデート勝負を選んだ時の狂三の想いたるや一体如何許であったか。いや、最初の段階では彼女は自分の思いにはまだ無自覚であったんだろうけれど……。
その後の、デートの間に裏で進行していた、狂三によって時間の向こう側に消し飛ばされていた真実、彼女の屍山血河の激闘を知ってしまうと、このデートの最中における狂三の幸せそうな姿がもう、胸痛いどころじゃないんですよね。
これだけ、これだけ血まみれになって、何度も自らを殺しながら、何度も何度も目の前で大切な人の死を目の当たりにしながら、頑張って頑張って、ただ世界と、好きな人たちを救うために戦う少女に与えられる報いが、この一時の逢瀬だけ、というのはあまりにも、あまりにも救われないじゃないですか。
今まで何度も精霊たちとデートを繰り返してきた士道だけれど、今回は誰の介入も許さず、選択肢も妹たちから指示されたものではなく、全部自分で考えて五河士道そのままでぶつかっていってるんですよね。そして狂三の方も全力でデートを楽しもうとしていて、だからか今までで一番真っ当なデートで、お互い楽しそうで、幸せそうな噛み合ったデートでした。こんなラブラブでイチャイチャした普通のデートって初めてだったんじゃないだろうか。
お互いに、相手のために全力で、全身全霊で。

「今度は…俺がおまえを、救う番だ…ッ」

士道のこの決意に、もう涙が出そうなほどすがりたい。そうだ、救ってやってくれ、助けてやってくれ。この自ら孤独へと突き進む、自分だけは救われまいとする少女を、助けてやってくれ。
どうして、狂三の回が精霊たちの中でも最後の最後に回されたのか。彼女が物語の謎の核心に居るというだけではない、五河士道という主人公が狂三というヒロインを救うことが出来るだけの器を育てるまでに、ここまで掛かったということなのだろう。とてもじゃないけれど、最初の頃の狂三と出会った当初の士道では無理だった。手も足も出なかっただろう。折紙のケースを経て、ようやく資格を得て、そしてその激闘を経てやっとやっと、手を差し伸べられる高さまで登ってこれた、ということなのだろう。
まだ狂三が救われるための手段も何もかもが闇の中である上に、ついにファントムと呼ばれたゼロ番目の精霊の正体が明らかになる、という怒涛のクライマックス。
ファントムについては、おおよそ想定通りではあったんだけれど、まだ幾つか違和感はあるんですよね。狂三が体験した崇宮澪という少女の所業と、あの人の人となりは重ならないものが多すぎるし。もう幾つか、錯誤か狂三が抱えていた真実のようなものが潜んでいるんじゃなかろうか。

いずれにしても、物語はもうノンストップでクライマックス突入。ここが山場と言わずしてどこが山場だ、って盛り上がりだわなあ。

あと、七罪は相変わらず精霊の中での唯一のセーフティネットで、安定の癒やしでありました。だいたい、シッチャカメッチャカになっても七罪がなんとかしてくれる、というこの絶大な安心感!w

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 15.六喰ファミリー ★★★☆  

デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 15.六喰ファミリー】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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天使の力によって自らの心を閉ざし、宇宙空間を漂う精霊、星宮六喰。救いを拒絶された五河士道は、己の葛藤を振り切り、新型“フラクシナス”と精霊たちの力を借りて再び六喰と対峙を果たす。DEMのエレン操る“ゲーティア”と、アルテミシアも介入した激戦の中、士道は六喰の心を開くことに成功する。表情豊かに懐いてくる激変した六喰に戸惑いながらも、デートし好感度を上げていく士道だが…。
「むくと契る以上、おなごたちとは金輪際会わぬと誓うのじゃぞ」
六喰から厳しすぎる条件を突き付けられてしまい―。重すぎる愛情と強い独占欲を秘めた精霊を説得するため、デートして、デレさせろ!?
綺麗な折紙の再登場に歓喜。いや、最近は変態すぎる折紙さんにも耐性が出来たというか、あちらも多少マイルド(?)になって多少ヒロインらしくはなっていいかなあ、という感じではあったんですけれど、それでも変態じゃない折紙さんの穢れのなさには眩しさしかないよ!
性格的にもマトモだし健気で献身的だし、実は頭が回って有能だし。こっちの折紙さん、マジ頼りになるんですが。
普段は両方の折紙が混じった状態でどちらがどちら、というものでもないみたいで二人の折紙が内在しているわけじゃあないみたいなのですが、ここまでいいキャラしているとたまには登場してくれないかなあ、と本気で思ってしまう。
戦力的にも、他の精霊たちが能力を封印されて力を失っているのに比べて、今回折紙は精霊の能力と魔術師フォームのハイブリッドという戦闘手段を手に入れたので、こっちサイドの貴重な戦闘要員になってくれましたしねえ。士道だけだとやはり苦しいからなあ。
その士道だけれど、今まで手に入れた天使の力をコピー品とはいえかなり自由に使えるようになっていて、現状ほぼ主戦力となっているのが面白いなあ、と。最初の頃どころかつい最近まで戦闘では戦力外であり続けましたからね。ハニエルが使えるだけでも、かなり色々出来るようになってるわけですしねえ。美久の天使の能力もかなりうまいこと使ってるし。
一方で、ようやく失われていた士道の過去も、今回の六喰の過去と連動させる形で明らかになってきて、その背景には大きな陰があることがわかってきたわけだけれど、そうなると余計に士道の出自が気になってくるところだわなあ。母に捨てられ五河家に預けられるまでの過程がまだ謎のままですし。実妹の真那はどうしてたんだ、とか。それ以上に、琴里の正ヒロインっぷりも浮き彫りになってきてるんですが。幼少時からこの義妹、お兄ちゃんのこと助けすぎでしょう。
それにしても、さすがに十五巻もシリーズが重なってくると、士道の主人公らしさにも風格みたいなものが出てきましたなあ。正直、彼の女の子へのアプローチというのは当初からダメダメも良いところだと思ってたのですが、これだけ何度も何人も困難を乗り越えて精霊たちを苦難から救っていると、いい加減貫禄みたいなものが出てきた感があります。

「――俺の手を待っている子の、ところへ」


うん、素直にカッコよかったよ、このシーン。六喰の抱えていた問題って今まででも個人の人格形成によって生じたトラウマに根ざすものであって、名前のように無垢な心が自傷によって傷ついたものだったから、それを救うというのはかなり難しいアプローチが必要とされたのだけれど、士道の自分をさらけ出した体当たりな寄り添い方は非常に主人公らしくて良かったよ。
今回は特に、独占欲という観点から恋人という関係からすると当然の、「他の女と関係断ってよ」という正論によってぶん殴られてきたところがかなりキツかったという部分もありましたからねえ。そこらへん、かなり精霊さんたちには甘えていた気もするんだけれど、まあ……今回も何気に甘えた倒して押し切った感も無きにしもあらずなのですがw
さて、ここまで来てようやく現存する精霊は出揃ったのか。となると、真打ち狂三の登場だわなあ。まさに、満を持して、というラストシーンでありました。やはり彼女が出てくると話が引き締まってワクワクしてくるなあ。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ アンコール 5 ★★★☆  

デート・ア・ライブ アンコール (5) (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ アンコール 5】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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精霊たちと訪れたスキー旅行先で、遭難してしまった五河士道。三人の『捕食者』から純潔を守れ!?そして宿泊したコテージで起きた殺人事件。『雪山の殺人鬼』から生き延びることができるのか!?さらには「まず士道が身を以て十香の雪玉を全力で受け止める」命懸けの雪合戦!?最後は少しのスリルを楽しむために始めた闇鍋も一人の乱入者によって、デスゲームへと変貌を遂げる!?騒がしくも充実した精霊たちとの日常!

登場人物中屈指の常識人である七罪が、日常ドタバタパートだとこれほど癒し系として機能するのかぁ。士道だけじゃなく、アンコールだと琴里もわりと被害者なので、五河兄妹の癒やしなんですよねえ、七罪が。この七罪と四糸乃の良心コンビが可愛くて可愛くて。
折紙も完全に精霊として身内に加わって人数も随分増えたわけですけれど、そうなってくると精霊の娘さん同士の中でも仲の良い組み合わせとか出てくるんですよね。こういう横の繋がりが増えてくる、というのはキャラ描写の幅が広がって作品そのものの縦深が拡大するので実に良いと思うんですけれど、場合によってはこれまで個人個人でバラバラに行動していたのが、連携して動いてくるという事にも繋がるわけで……折紙・美九・夕弦の超肉食型ヒロイン三人娘が一致団結して士道に襲いかかるという恐ろしい事態がww
よりにもよってその三人で協調するのか。折紙も丸くなったものである。この娘が他の精霊を排除して独占を目論むのではなく、一致団結して一緒に食い散らかすのもOKという方針に転換してしまったのは、もうだめなんじゃないですかね、士道の貞操w
真剣に必死になって士道を守ってくれそうなのがもう琴里しか居ないし。妹頼みか、士道くんw
その妹もアンコールだと本編の頼もしさも半減して、歳相応というか妹らしいか弱い部分を垣間見せてくれるので、これはこれで実に美味しいのですけれど、おかげでわりと士道と一緒にえらい目に合うとか苦労を背負い込むことになるので、不憫枠なんだよなあ。かわいいかわいい頑張れ頑張れ。
しかし、こうしてじっくりドタバタ日常をやっていると、普段じっくりと見られないヒロインそれぞれの些細な側面が垣間見れるのがいいですよねえ。美九が一番真っ先に危ない目にあってる小さい子を助けに行ったりとか、耶倶矢の素の幼い表情とか四糸乃のアグレッシブなところとか。
いつものトリックスターな狂三が、今回に関してはかなりはっちゃけてたというか、狂三が酷い目にあってる場面とか見たことなかっただけに、これは新鮮だったなあ闇鍋編w
どの短編も総じて大満足のアンコール編でした。いや、本編よりむしろこっちのほうが作者の本領発揮出来てるんじゃなかろうか。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 14.六喰プラネット ★★★  

デート・ア・ライブ (14) 六喰プラネット (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 14.六喰プラネット】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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新しい年を迎えた一月。精霊たちとの賑やかな初詣。新学期が始まった来禅高校。高校生、五河士道にとって当たり前の平穏な日常は、宇宙から飛来した隕石によってまたも壊される。「―私たちも初めて確認する精霊よ」宇宙に漂う第10の精霊、星宮六喰の手によって―。地球から宇宙への通信映像によって会話を試みる士道だが…。『うぬの偽善に巻き込まれるのは迷惑じゃ。二度とむくの前に現れるでない』これまでにない強い拒絶を受けてしまう。心に鍵を掛けて、感情を閉ざした精霊の内なる想いを引き出すため、デートして、デレさせろ!?
これねえ、確かに六喰の言う通り、精霊を必ず封印する必要があるのか、と思う場面はあったんですよね。特にDEMと激しく対立して十香たちに直接危害が及ばされることが多くなった頃から。元々敵対していて力を封印しないと危なかったり、能力が暴走しかけていたり、と封印が必要と思われるケースは当初こそ多かったものの、最近だと協力的で能力もちゃんと制御出来ている精霊も居たにも関わらず、精霊としての力を封印してしまって、戦力を減らしてしまって結果的にDEMに攻められてピンチに陥る場合がありましたからね。
士道が精霊全員の能力を封印する、という事実がおそらく物語の鍵になっていて、それを促している裏の意思みたいなものもあるのだけれど、こと士道に関しては特に疑問も覚えず精霊から能力を封印して普通の女の子に戻す、ということを正しいことと信じて動いてましたからね。まあ、それがアスタリスクの方針でもあったのですけれど。でも、天使の能力の限定解除しか出来ずに危ない目に合うことがある度に、彼女たち自身が身を守る術を無くしている、というのは本末転倒じゃないか、と思うこともしばしばありましたから、六喰の指摘に士道がかなり動揺したのって、実は彼も薄々そう考えていたのか、と逆に安心したくらいなんですよね。
精霊の子たちは、納得して能力を封印して貰っているので今更どうこう言わないでしょうけれど、それは士道が彼女たちに対して責任がある、ということですからね。彼にちゃんとそこらへんの自覚があって良かった。
そして、六喰については精霊の力を封印する、士道らしい理由がちゃんと見つけられているので、これはこれで良し。まあぶっちゃけ、DEMなんとかして安全確保してからゆっくり精霊に取り組めば、と思わないでもないのだけれど。
しかし、あとがきで作者さんも自身で触れていますけれど、今回の六喰は時崎狂三並に読み方がアレですねえ。さすがに、狂三のそれには敵いませんけれど。ってか、やっぱり狂三はインパクト強すぎる。

と、話が進行している一方で、初詣に童話世界に取り込まれ、と振袖姿にお伽話のキャラクターの衣装に、とヒロイン衆のコスプレ大会が何気に大盛り上がりで、いつの間にか彼女たちの横の繋がりも広がっていて、日常パートも普通に賑やかにしているだけで楽しいなあ。
新加入の二亜は今までに居なかったお姉さんタイプなだけに、色々と頼りになる。真面目な話って、琴里ぐらいしかちゃんと出来なかったしねえ。みんなにちゃんと気配りしながら、雰囲気を盛り上げつつ、シリアスな局面でも冷静な意見を言ってくれる、とどんだけ便利なんだ、二亜ねえちゃん。
これで、とりあえず1から10までの精霊が出揃ったわけで、六喰がファントムを除いた最後の精霊になるんだろうか。
あと、たまちゃん先生誰かなんとかしてやってくれ。士道たちのとばっちりを受けてどんどん闇が深くなってるんだがw

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 13.二亜クリエイション ★★★☆  

デート・ア・ライブ (13) 二亜クリエイション (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 13.二亜クリエイション】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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クリスマスも過ぎた一二月末。五河士道は空腹で道ばたに倒れていた第9の精霊、二亜と出会う。「このままじゃ次の原稿を落としちゃいそうなのよ…」二亜の自宅でなぜか漫画作業を手伝うことになった士道は、彼女がDEMに囚われていた精霊だということを知り―。封印するため、二亜リクエストの秋葉原デートをするのだが…。「実はあたし…二次元にしか恋したこと、ないんだよね…」そのデート中、二亜から衝撃の発言を聞いてしまい!?二次元の世界に没入する、オタクで漫画家の精霊を次元のハードルを乗り越え、デートして、デレさせろ!?
DEMに囚われていた第9精霊って、精霊に纏わる物語の核心に最初から居た精霊なのかと思っていたけれど、そうじゃなくて精霊に関する情報源という意味合いの存在だったのか。第9精霊の登場そのものが、物語をもうストップすることなくクライマックスへと走らせるイグニッションキーだと思っていたので、悠長にいつもどおりのデートがはじまるような粗筋にあれ?と首をひねっていたのですけれど、なるほど納得。
あくまで、核心に関わる存在は限定されているのね。どうやら、その中には士道もいるみたいなのだけれど。
いずれにしても、これまでの精霊の中で「お姉さん」タイプというのは初めてだったので、何気に新鮮。二次元オタクというわりには非常に社交的でコミュニケーション能力も高いタイプだったので、これなら七罪の方がよっぽど面倒くさかったですよね。実際、七罪の攻略には2巻かかりましたし。
ただ大人ということは、それだけしっかり割り切りがハッキリしちゃっているわけで、初心な少年が攻略するのって不安定な年頃の少女たちと比べると圧倒的に難易度高いんですよね。むしろ、二次元しか愛せない、という突破口があるだけマシだったんじゃないだろうか。これ、普通の感性の女性漫画家だったら士道ではちょっと太刀打ち不可能だったんじゃなかろうか。その能力を原因とする人間に対する不信感と、その奥底で燻っている本当に信頼できる人間は居る、という期待感。士道の一番の武器は何はなくともその誠実さだっただけに、実のところ士道との相性という意味では二亜姉さんって精霊全員の中でもトップクラスなんじゃなかろうか。まあ、精霊達みんな士道の誠実さにやられているわけですけれど。
最初の頃は精霊の攻略というと、ラタトクスのサポートがあったとはいえ士道が一人で頑張っていたものですけれど、仲間になった精霊が増えだした最近ではみんなが一丸となって協力して精霊の攻略に当たる展開になっているのが、何気に面白い。その中で、特に目立つのが内気で最初は尻込みしているのにいざ事が始まると一番頑張り屋さんな七罪と、姉妹勝負であらゆる事に精通している八舞姉妹なんですよね。七罪は、なんかこの頃は十香にも増して、士道に救われたことでこれまでの生き方を一変して、自分を好きなろうと頑張っている、成長しているキャラになってるんですよねえ。今、一番輝いてるんだよなあ、この子。
そして、万能すぎるのが八舞姉妹。いや、本当にこの娘ら出来ないことはないんじゃないか、というくらい何でも出来るんですよね。どんな状況に直面しても、この二人はとりあえずある程度以上にその事柄に修熟しているので、そこを突破口として事態を打開していけるのである。戦闘面じゃないくても、この二人が切り込み隊長
なんだよなあ。それが、地味に頼もしい。

さて、二亜がDEMに囚われていた時に行われていたことが、想像以上にえげつなかった件については、そろそろいい加減このDEMに対してガツンとやってほしいなあ、という欲求が高まっている。半封印状態の精霊たちでは全力が震えず、どうしても連中に遅れを取ってしまうのがだいぶストレス溜まってるんですよね。
もう予想以上に外道で邪悪であることが徐々にわかってきている連中なだけに、そろそろ反撃のターンが欲しいよなあ。
そして、二亜がもたらした精霊の真実。これは、おおよそ想像がついていたことでもあるけれど、こうして明言されてしまうと思うところもあるわけで。出自が完全に不明な精霊達も、こうなると帰る所や家族がある、かもしれないわけで。そのあたりも突っついてくるのかな。

橘公司作品感想

デート・ア・ライブ 12.五河ディザスター3   

デート・ア・ライブ (12) 五河ディザスター (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 12.五河ディザスター】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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天宮市に本格的な寒さが到来した一二月一日。五河士道は、何の前触れもなく暴走した―。体力測定で次々と世界記録を塗り替え、さらには触れただけで窓ガラスや壁を破壊してしまう。人外の力―それはまるで精霊のようで。これまで封印してきた精霊の力がオーバーヒートし、暴走状態となってしまった士道。最悪の事態である『もしものとき』を回避するため、動き出す琴里たちだが…。「―さあ、俺を、デレさせてみな」十香たちのよく知る士道とは様子が違い。精霊たちを救ってきた少年を救うため、デートして、全員でデレさせろ!?

このジゴロ士道って、別人格とかじゃなくて彼の内面にあったものが本音みたく飛び出しちゃったようなものなんですよね。ということは、士道の中身には間違いなくこういう一面もあったのかー。いや、うーん、普通にかっこよくて女の子の扱いが上手い、という感じじゃなくて女の子慣れしてない中学生が抉らせて妄想したイケメンジゴロ(ホスト風)なのが、士道らしいといえば士道らしいというべきなのかもしれない。
でも、普段の士道の方が普通にカッコイイと思うんだけれどなあ。女性陣は、こういうイケイケの士道も偶にはいいのかなあ。
個人的には、やはり一番真正面からヒロインしているのは、琴里だと思うのよねえ。この娘の、士道好きって悲壮感も背負っているせいか、結構目一杯なんで弱い部分を見せるときは思いっきり可愛いんですよねえ。
ちょっとやそっとでは、なかなかこの妹ちゃんには敵わないと思うよ、他の娘らは。実際問題、みんな琴里には一目置いてるもんなあ。
そんな中で、恥じらいと良識を手に入れることで女子力を高めてきた折紙。これで? とか言うなかれ。ぶっちゃけ、変態折紙にまともな折紙の方が殆ど食われちゃっているのだけれど、ギリギリのところで良識が粘ってくれるので、意外といい塩梅になっている不思議。
一方、肝心のメインヒロインであるところの十香は、ついにというべきか、自分から士道をデレさせる展開に至ってようやく「恋」を知ることになる。純粋無垢であるが故に、幼さが前に立ちどうしても女性としての存在感が足りなかった十香が、これでようやくヒロインとして立脚したんじゃなかろうか。

さて、今回の一件を通じて、精霊を封じる力をなぜ士道が持っているか、の謎が彼の実妹である真耶と共に失ってしまっている過去の記憶とともについにランディングアプローチに入ったっぽい。囚われの第二精霊が、思いの外関連してくるのか。囚われじゃなくなってしまったみたいだけれど。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 11.鳶一デビル 3   

デート・ア・ライブ (11) 鳶一デビル (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 11.鳶一デビル】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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第8の精霊となった少女―鳶一折紙。忌むべき対象である精霊になってまで欲した力を手にした少女は、両親を殺した犯人を突き止めるため、狂三の力を借りて五年前の天宮市に降り立つ。しかしそこで目にしたものは残酷すぎる真実で―。過去に絶望し戻ってきた折紙の暴走によって、十香たちが傷つき、倒れていく中、五河士道もまた狂三の力によって、五年前の天宮市に飛ばされる。『この救いのない破滅を、希望の潰えた惨劇を、なかったことにしてみせてくださいまし』運命に呪われた精霊を救うため、世界を変え、デートして、デレさせろ!?
まさか、綺麗な折紙だと!?
もはや生理的にキモい!というレベルの変態的ストーカーである鳶一折紙が、浄化され洗浄され真っさらに汚濁を拭い去られて、綺麗な折紙になるなんて、そんな折紙が全時空上に存在していいのか!? 許可されるのか!? 宇宙の法則は乱れるのか!?
そして、綺麗な折紙の圧倒的なまでの真っ当なヒロイン臭。あれ? まるで不動のメインヒロインのように可愛いですよ? 
何気にエンジェルからこのデビルまで、ジャケットを飾る折紙の神々しいまでの美しさは、他の精霊娘たちを明らかに圧倒してるんですよね。なんという優遇っぷり。折紙なのに、ネタヒロインだったのに。
でも、この髪を長くした折紙は本当に美人で清楚で……もうこの折紙でいいんじゃね?

というわけで、狂三の力を借りて過去に戻り、折紙を見舞った残酷な現実を覆すために奮闘する士道。って、実はもっとこの五年前の天宮市にどっぷりインしてじっくり時間を掛けて、歴史を覆す決定的瞬間に至る行程を構築していくのかと思ったら、時間的に決定的瞬間は超至近であり時間制限もあり、という厳しい条件でどないするのかと思ったら……狂三さん大盤振る舞いじゃないですかッ!?
この手の時間遡行イベントとしては、それは相当に贅沢な使い方ですよ、士道くん。実際、狂三としてもこの術は相当に貴重なものらしいので、初手はまったく何の情報もなかった点を鑑みても狂三がこれだけカードを切ってくれるとは思わなかった。
ファントムともガッツリと接触できたことで、ある程度わかってきた事とさらに謎が深まる部分もあり、どうやらやはり士道には相当の秘密が隠されてるみたいだな、これ。そして、仮の姿とはいえ、ファントムの姿を挿絵でちゃんと入れてきたのは何気に意味深。仮とはいえ全く別人の姿をとっているわけじゃないのだろうし、これはファントムがあの人だという話は信ぴょう性が高くなってきたかも。確かに、この姿、あの人に似てる気がするし。
狂三も、かなり昔から活動していたのは知れていたけれど、五年前の天宮市に精霊として居たというのは……。

思ってたよりもサクッと過去編を終了して、中盤からは歴史が改変された現代に戻ってくるのだけれど、そこで出会う事になる鳶一折紙が、まさに衝撃のか・た・ま・り!!
今回の話って、どうやったってもう汚れすぎてて色物以外になれなかった折紙を、なんとかこうにかまともなヒロインの一員に組み入れる為の歴史的浄化作戦だったんだな、きっと。そう思ってしまうくらい、折紙というキャラの洗浄っぷりが凄まじかった。結局、あのどうしようもない変態性は、折紙という少女の魂にべっとりとコールタールのように張り付いて拭い去れずに、もはや鳶一折紙のアイデンティティみたいになってしまっていたのだけれど、ちゃんと自分の変態性に恥辱を覚えて赤面して悶え本気で恥ずかしがる折紙はこう、なんというか……ツボでしたよ!? どうしようこれ……ヤバい?
結局元の木阿弥、というわけではなく、実際あの士道への執着心以外ぶっ壊れてしまっていた折紙のパーソナリティはかなりまともな方に修復されたっぽくて、これならちゃんとしたヒロインに見えますよ! あの手遅れだった折紙が、まさかこんなにちゃんとしたヒロインに浄化されるとは思わなかっただけに、今回の展開は終わってみると圧巻だったかもしれない。いや、あれでちゃんとしたヒロイン、と言ってしまうのはやはり抵抗があるんだけれど。態度とか雰囲気とか柔らかくなって、ちゃんと女の子らしく思えるようになったけど。
出来れば、あの無意識に発露してしまう変態性に恥じらう感性は残しておいて欲しかった。あれが残ってたら、殆ど無敵状態だったのに。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ アンコール 2 3   

デート・ア・ライブ アンコール(2) (ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ アンコール 2】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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「さあ、私と――キスをしてくれ!」精霊たちからキスをねだられる士道の一日から、温泉旅行に、文化祭。さらには「休暇……ですか」エレンのプライベートで最強の休日など「デート」の日常が再び登場!!
好感度不動のマックス状態にも関わらず、普段はなかなかデレたところを見せてくれない琴里の、挙動不審にテレたり、あたふたしたり、という珍しい姿を各話で満遍なく見せてくれたので、概ね満足でした。
特に、温泉回では士道の性癖を勘違いして暴走しだす琴里の可愛いこと可愛いこと。普段隙のない娘が、視野狭窄に陥って冷静になれば恥ずかしいことこの上ないことを暴走してやらかしてしまう、というシチュエーションは、やっぱり萌えます。特に、本編では琴里はこういう隙のあるところを見せられない立場にいるからなあ。安心して暴走できるのは日常回しかないものですから、こちらでは存分にポンコツ化していて、ちょっと新鮮でした。
ちなみに、王様ゲームで一番エロかったのは、ぶっちぎりで琴里でしたね。お兄ちゃんにパンツ脱がされるのを、グッと恥ずかしさを我慢しながら堪える妹の図。むしろ、なぜこのシーンの挿絵がないのかと!
そして、日常回であるからこそいつもにも増してクリーチャー化してる鳶一折紙。ただでさえ化け物じみてるのに、もはや人間の枠を超えてるんですけれど、この人。じゃあ精霊かというと、これと同列にしてしまうとむしろ精霊の方が可哀想という……やっぱりクリーチャーだよね。そして微妙に既視感が。この折紙の人間としての踏み外し方、ラブクリーチャー振りって、やっぱり【蒼穹のカルマ】の主人公のカルマ寄りだよなあ。

ラストの書き下ろし短編は、最強の魔術師エレン・メイザースの残念な一日。ってか、最近エレンってちゃんと悪役らしく振る舞えてますけれど、登場した時って何しに出てきたんだ、と思うくらい酷いポンコツ娘だったのを久々に思い出した。何やってもうまくいかないダメっ子だったんですよね。その引き金となるのが、毎度アイマイミイの三人娘。この三人、普通に殺されても仕方ないと思うくらい鬱陶しい絡み具合なんですけれど、よく死なずに済んでるなあ。そして、アニメに毒されてしまって、ミィが「マジ引くわー」、と言わない事に盛大な違和感が(苦笑
エレンについては、ちゃんとした弄り役がいたら、もっと徹底していじめられっ子として活躍しそうな素質が十分あるんだけれどなあ。

橘公司作品感想

デート・ア・ライブ 10.鳶一エンジェル4   

デート・ア・ライブ10 鳶一エンジェル (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 10.鳶一エンジェル】 橘公司/つなこ  富士見ファンタジア文庫

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五年前、目の前で精霊に両親を殺された少女―鳶一折紙。あの日から、少女の存在意義は両親の仇を討ち、この世界から精霊を滅ぼすことに変わった。数年後、魔術師となり精霊と戦う力を得た少女は、自らの無力さを呪う。精霊を殺すためには、さらなる力を。その想いは叶えられ―。
「あなたを巻き込まないためには、これがもっとも確実性の高い方法」
「一体何にだよ!」
「―私と、精霊の戦いに」
彼女にとって唯一特別な存在、五河士道を監禁し、精霊たちを殺す悲願を叶えるため、戦場へと向かう折紙。戦争を止めるため、精霊を憎む少女をデートして、デレさせろ!?

折紙の精霊化フラグで、折紙にキスするなんて罰ゲームを通り越してデスゲームだよね〜、なんて無責任にせせら笑っていたらこれだよっ!
うわぁ、マジかぁ、マジなのか? 幾ら折紙だからって、幾らなんでもこの仕打はあんまりにも救いがなさすぎる。恐ろしいことのこの一連の事実、発端から結末に至るまで完全に円環状になってて、ループしていて、折紙の絶望を産んだのが、折紙の絶望そのものだった、というもう触れようがないくらい救いのない輪っかになっているのです。
これ、キスした程度でどうにかなるもんじゃないよ。愛は絶望を救わないよ。精霊に両親を無残に殺されて、精霊を憎悪し、精霊を滅ぼすために力を欲し、信義を売り渡し、人であることすら捨て、挙句憎んでいた精霊に成り果ててなお精霊を滅ぼそうとして……何が起こったかは言葉にするのも重たすぎる。
すべてを理解した折紙の姿は、あまりにも酷すぎてゾッと寒気がするほどでした。

四糸乃と七罪というでこぼこコンビの純真無垢なやりとりを見て癒やされよう。心慰めよう。……ふぅ。
いやあ、四糸乃はともかく、七罪がこんなに癒し系になってくれるとは。あの性格ひん曲がった様子からは想像できんかったわ。七罪って、視点が低いせいか精霊とはいってもかなり普通の女の子寄りの感性の持ち主なんですよね。浮世離れした他の精霊たちと比べると。琴里や美九という元人間組だってかなり特別ですし、折紙は斯くのごとし。普通の女の子いないなあ、この作品。一番それらしいのは、三十路近しのタマちゃん先生という阿鼻。まあそれはそれとして、七罪の普通の女の子っぽさというのが、これがまた十香をはじめとした精霊たちのこれまで見られなかった女の子らしさを引き出す要因になっているのです。その意味では、今まで登場した精霊の中でも七罪の存在というのはかなり大きなものだと思うんだよなあ。

ストーリー的にも狂三の真の目的らしきものがついに垣間見えたり、これまで封印されて限定解除がせいぜいだった十香のそれが、ついに全開放されて、精霊諸氏の全力戦闘への筋道がついたり、人間を精霊化させる謎の存在がついに現在進行形で現れたり、と物語が大きく動いた回でありました。
そして、もしかすると五河士道という少年の持つ特質の正体、何故彼にそんな力が付与されたのか、という謎についても、このラストの展開は一つの答えを導いてくれるかも。いずれにしても、士道の存在が状況を打開する鍵となるのは間違いないようで。今回ばかりは士道には何とかシてほしいよ、これ。いくら折紙がキモくても、ヒロインとしてはアレすぎたとしても、こればっかりは可哀想過ぎるもの。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 9.七罪チェンジ3   

デート・ア・ライブ9  七罪チェンジ (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 9.七罪チェンジ】 橘公司/つなこ  富士見ファンタジア文庫

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「シドー!おなかがすいたぞ、シドー!」、「だーりーん!だーりーん!」、「みんなちょっとおちつきなさい!」
第7の精霊、七罪が化けた相手を探す勝負を見事制した士道だが、天使の力によって十香たちを子供の姿に変えられてしまう。
「七罪…一体、なんでこんな…」
世界から存在を無視されたことで、コンプレックスを肥大化させ、偽りの姿に変身し、本当の姿を隠す精霊、七罪。「教えてやるよ―女の子は天使なんて使わなくたって、『変身』できるんだってことをさ」自分を否定し続ける精霊の魅力を引き出すため、デートして、デレさせろ!?
これ、表紙の8巻との対比が素晴らしすぎるでしょう。多少ネタバレにはなってますけれど、既に8巻で七罪の正体については殆ど明かされているようなものですし。むしろ、一発で見てわかるインパクトがまた素晴らしい。そんでね、この姿はまだちゃんと身繕いする前の素の彼女なんですよね。カラー口絵には、ちゃんとみんなの手でオシャレした七罪の姿がちゃんと掲載されていて、これがまたとびっきり可愛いんだ。実のところ、表紙の彼女でも素の素材として可愛いのは間違いないんだけれど、ちゃんと手入れされた七罪は、ほんとに完璧な美少女になってるんですよね。この描き分けは手放しで絶賛していいと思う。
さて、これまでの物理的に破壊力タップリに攻めてきた精霊たちに対して、今度の七罪は士道に心を折るかのように精神的に攻撃してくる。いやまあ、彼が一番精神的にダメージくらったのは、美九の洗脳でみんなが敵に回ってしまった時がピークだったんだろうけれど、七罪の攻撃はイタズラレベルなんですけれど、悪意たっぷりに社会的に抹殺を図ってくるから質が悪いのなんの。士道って、基本的に真面目で遊びのない性格しているから、そんな子があんなに変態として警察にしょっ引かれそうな目に合わされるのは、ちょっとどころじゃなく悲惨でした。これで、ギャグキャラの要素を持っている主人公なら、笑って済ませられるんですけどね。この作品、ギャグ要素はわりとタップリあるのに、士道はそれをやるタイプじゃないからなあ。個人的にはもっと弄られ属性があっても良かったとも思うんですけれど。蒼穹のカルマの鳶一くらい。
ただまあ、他の精霊の子たちが言ってるように、客観的に見ると七罪のやってることって可愛らしいレベルなんですよね。他の精霊の子たちが大暴れしている時にやらかしたことを考えると、ね。それでも、士道だけじゃなく十香をはじめとして精霊のみんなが七罪に対して全然隔意を持たずに親身になって接していたのを見ると、随分微笑ましい気持ちにさせられました。いい子たちじゃないですか。八舞双子の多芸さには笑ってしまいましたけれど。
トドメに、士道の化粧の腕前である。こ・い・つ・わww
そういえば、女装するのに後のほうでは他人の手を借りずに短時間で出来るようになってた、と言っていたけれど、どこまでのレベルに達してるんだよ。なんか微妙に変な方向に行ってるぞ。

でも、今回の士道の真摯な振る舞いは、精霊の心を溶かすという意味では一番説得力あったんじゃないだろうか。あれだけ献身されたら、七罪じゃなくても心ぐらつきますわ。それに、今回に関しては士道のワンマンじゃなくて、他の精霊の子たちが積極的に七罪に構って、彼女のネガティブに凝り固まった心を優しく溶かしてましたからね。みんなのチームプレイが光った回でした。特に、クライマックスでは精霊のみんなで共同戦線張る、という一番見たかった展開が待ってましたからね。力が封印されて限定的になっているとはいえ、やっぱり燃えました。共同戦となると美九が支援系として非常に役立ってたのが印象的。単に洗脳とかだけじゃなく、ステータスアップまで賄うとは。

個人的にはDEM社のエレンに精霊がやられてしまうのはちょっと悔しいんですよね。人類が太刀打ちできない絶対の存在が精霊だったはずで、あの真那だってずっと苦戦し続けてたのに。
今回に関しては七罪が戦闘能力の低いタイプの精霊だったから、と思いたいところですけれど。

あと、折紙はいくらなんでも節操なさすぎだと思う。この子は、ほんとに周り見てないでマイウェイ突き進むよなあ。明らかに士道の敵だとわかっている側にホイホイ参加してしまうとか。
あ、ということは次回はついに折紙回になってしまうのか。この際、いい機会なのでDEMと一緒にまとめて始末してしまうわけにはいかんのだろうか(苦笑

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 8.七罪サーチ3   

デート・ア・ライブ8    七罪サーチ (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 8.七罪サーチ】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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「ねぇ、ねぇ士道くん。お姉さんのどんなところが綺麗?」ハロウィンが迫る一〇月一五日。五河士道は第7の精霊、七罪と遭遇する。会話を重ね、順調に好感度を上げていた士道だが、とあるきっかけで七罪の態度が豹変し―。「あんたの人生、おしまいにしてやるんだから…!」変身能力を持つ七罪が化けた相手を当てる勝負を受けることに。容疑者は十香、折紙、琴里、四糸乃、耶倶矢、夕弦、美九、亜衣、麻衣、美衣、珠恵、殿町の一二人。『この中に、私がいる。誰が私か、当てられる?誰も、いなくなる前に』正体を隠した精霊を見つけ出すため、全員とデートして、デレさせろ!?
そろそろ精霊の数も揃ってきて、この終盤に出てくる精霊は事態の本質を知悉しているのではないかと期待していたけれど、七罪の様子を見る限りどうも彼女も美九と同じく何も知らないまま人間から精霊に転化させられた娘っぽいなあ。むしろ、美九にしろ七罪にしろ後半に出てきた娘ほど、精霊というよりも非常に人間臭い力に溺れているカンジがするのが面白い。最初期の十香や四糸乃、狂三は浮世離れしたところがあって、もしかして本当に人間とは異なる存在なんじゃないか、という趣がありましたけれど。こうなってくると、彼女たちも元々は人間の少女だった、と考えた方が正答なんだろう。
さて、あれだけ盛大にやらかした上に士道にメロメロで好意を隠そうとしない美九は、こりゃあ他の子たちと一悶着あるかなあ、と危惧していたのだけれど、思いの外すんなりと馴染んでいて驚いた。あれだけ飛ばしていたにも関わらず、美九って女性相手には社交性高かったのな。もうちょっと士道を独り占めにかかるかと思っていたのですが、むしろ美九の方から積極的に他の子たちと仲良くしようと振る舞っていましたからね。十香を始めとして度の娘もその手の危機感は薄いほうなので、向こうから仲良くされると全然警戒心なしで受け入れちゃうんだよなあ。今のところ美九も裏でほくそ笑んで何かを企んでいる、という様子もないのでいいんですけれど。
さてさて、改めて新たな第七精霊・七罪の登場である。七罪と書いて(なつみ)と読む。これはさすがに分かった、というか狂三だけがダントツに読めないっすよw
最初の登場時の言動から大人びた理性的な女性かと思ったらどうも下駄を履いていたようで、思い込みの激しさと人の話の聞かなさ、コンプレックスの強さなどからして今までで一番メンタル面がメタメタな娘なのかもしれません。未だに精霊の中でちゃんとしてるのが琴里くらいというのがなんだかなあ。狂三も頼もしい類なんですけれど同じくらいヤバい娘なのでカウントできん。その意味では、耶倶矢・夕弦の八舞姉妹は意外と常識人ですし、一人ひとり分けても結構しっかりとした娘さんだったりするので、士道にとってもそこそこ相談相手というか頼る相手として機能しているような気がします。琴里はなんだかんだと妹だから、お兄ちゃんとしては早々軽々と頼りっぱなし、というわけにはいきませんものね。
七罪の変装による正体当てゲームは、これはかなりわかりやすかったんじゃないでしょうか。士道も最初から違和感を感じていましたし、発想さえひっくり返さえしいていれば最初に正答にたどり着いていたかもしれません。ってか、あのシーンけっこう盛大に異常でしたよ。比較的出番少ないキャラですけど、それでもあれはしゃべりすぎでしたし。しかし、珠恵先生はまだしも、亜衣、麻衣、美衣はさすがに余計でしょう。何という水増しw 殿町? 別の意味でありだったんじゃないでしょうか。
さて、最初の関門はクリアしたものの、七罪を捕まえることが出来ないままさらなる難問が士道を襲うはめに。って、別にこの展開は普段の面倒さから比べてもあんまり士道の大変さは変わらない気もするぞ。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 7.美九トゥルース3   

デート・ア・ライブ7  美九トゥルース (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 7.美九トゥルース】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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「ねえ士道さん。十香さんを助けたくはありませんこと?」第6の精霊、美九の天使によって四糸乃、八舞姉妹を支配され、“ラタトスク”のサポートも受けられず、DEMの手により十香もさらわれ絶対絶命の五河士道の前に現れた少女。―かつて士道たちを殺そうとした最悪の精霊、狂三。彼女の力を借りるリスクを負ってでも、十香を救い出したい士道は共闘を決意する。「俺たちの戦争を、始めよう」人間に絶望し、歪んだ幻想を持ち続ける精霊、美九の目を覚ますために再びデートして、デレさせろ!?―。
未だに狂三をクルミと読むのは抵抗があるなあ。無意識にキョウゾウと呼んでしまっている自分がいる。
しかし、改めて狂三の能力を目の当たりにするとこれホラー以外の何物でもないですね。彼女の物量戦は正直グロい。分身の術じゃないけれど、自分の似姿を大量に出現させて物量で押す、という戦術自体は決して目新しいものではないのだけれど、狂三の場合自分を殺すことを厭わないどころか死なせて潰して押し切ることを前提にしているものだから、文字通り見渡す限り狂三の死体が散乱するという地獄絵図が現出する上に、その死体の山を乗り越えて狂笑する狂三の群れが襲いかかってくるのだから、ある意味バタリアン並の恐怖である。幸いにして噛まれたからといって狂三化するわけじゃないのだけれど、怖いものは怖いのだ。
でも、その狂三が味方となるとこれがまた頼もしい。いやグロいしキモいし勘弁してくれと思うところだけれど、それでも狂三の群れが自分たちではなく、敵を押し潰していくとなれば心強いはあるんですよね。特に今回は孤立無援もいいところだったので尚更に。
それでも、今回に関しては味方してくれたとはいえ、この狂三だけはとてもじゃないけれどデレる気はしないなあ。そんな彼女はイカレているようでいて、何気に精霊の中では唯一と言っていいほどこの精霊が生まれた世界の真実に近づいていると言っていいようだ。好き勝手狂乱しているようでいて、真相究明に余念がないというあたり、彼女単体で独立した勢力といっていいくらいの影響力を秘めているのかもしれない。
もっとも、自覚なしに一番真実に近いところにいるのは、士道その人のようだけれど。しかも、その真相はどうやら彼の旧姓である崇宮にあるようだ。精霊とは如何にして生まれ、何のために生み出され、何を成そうとしているのか。通常より数世代先の技術を確保してる秘密組織〈ラタトスク〉なんてものが存在し、そもそも士道をサポートするために創設された、なんてことになっているあたり、全ての中心は士道その人にあるのかもしれない。
そもそも、こいつって明らかに性質が異常なんですよね。今回ちらっと思ったんだけれど、彼の精霊に対する反応、絶望するものに対する救済観念には条件付けされたような自動的なものすら感じさせる部分があった。むしろ、そのために「創られた」んじゃないか、という考えすら浮かぶくらいに。果たして、琴里はどこまで知っているんだか。少なくとも、いざというときは士道を殺害する覚悟まで持っている以上、何らかの真実は知ってるはずなんですよねえ。好感度マックスの状態であそこまで覚悟極まったことはなかなか言えないでしょうし。
改めて見ても、病んでる鳶一を除けば士道への好感度が一番高いのは琴里だよなあ、と断言せざるを得ない。前巻で美九に操られて士道に暴言を吐いたこと、琴里ってばメチャクチャ気にしてるんですよねえ、可愛いなあ。操られてたんだから、そこまで気にすることもなかろうに、と思うところなのに何気に凹みまくってるんですよね、そういうところ本当に可愛いと思いますよ。

さて、タイトルになってる美九ですが、表紙の方は一巻以来となる十香さん。しかも悪堕ち女幹部バージョンのお色気コスである。その十香が悪堕ちする条件がまた興味深い。つまるところ、精霊となった娘たちの今回には「絶望」が介在してるということなんですね。しかも、美九に関しては琴里と同じはっきりと人間から精霊へと変化させられたケースであることが明らかになる。決して、琴里だけの特例ではなかったわけだ。この二人、もしかしたら狂三もかもしれないけれど、人間であった当時の記憶を保持している娘に対して、十香たちは精霊として世界に現出する以前に記憶は持っていないため、元々人間だったという確証はないのだけれど、実際に美九という二例目が登場した以上、十香たちも元人間と想定しておいた方がいいのかもしれない。
すべては、誰かの思惑のうち、か。

デート・ア・ライブ 6.美九リリィ 4   

デート・ア・ライブ6  美九リリィ (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 6.美九リリィ】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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九月八日。天宮市内の高校一〇校が合同で行う文化祭―天央祭が迫る中、実行委員として準備に大忙しな五河士道は第6の精霊と接触する。「これは…歌…?」無人のステージで光のドレスを纏い、無伴奏の独唱をする精霊、美久。早速デレさせるため、会話を試みる士道だが…。「何喋りかけてるんですかぁ?やめてくださいよ気持ち悪いですねぇ。息をしないでくださいー」話すたびに好感度が下落していってしまい。凄まじいほどの男嫌いなアイドルの精霊をデートして、デレさせろ!?
精霊とデートするのを強要された時もそうだったけれど、士道って最初は嫌々言っているくせに、やりだすとかなり真面目に取り組んでしまうあたり、真面目なのかハマるタイプなのか。というわけで、男嫌いの精霊・美久をデレさせるために急遽女装して従姉妹・士織を名乗るはめになった士道。最初は嫌々だったくせに、慣れてくると化粧する姿も女っぽくなってしまっているご様子。女言葉もさして苦労している様子もなく、立ち振舞いも女性らしくやれているところを見ると、単に女顔というだけではない素質を感じさせるのであった。
こうして女装した士道をイラストで見ると、ちゃんと実妹の真耶にそっくりなんですよね。なんか妙なところで二人が実の兄妹だという事実を眼にした気がする。
とまあ、女装までして接近を図った精霊・美久は、だがしかしある意味狂三にも匹敵する人を人とも思わない正しく人の外にある怪物だったのです。と言っても、狂三のような凶悪無道なバケモノと違って美久の方は精神的に自立できていない幼い人格、自分の思うとおりにならないと気が済まない、というお嬢様然としていながら幼稚園レベルのメンタルレベルのワガママ娘、と言った感じである。なまじ、他者の自由意志を奪い自分の思い通りに動かす能力を持ってしまったが故の弊害、とも言うべきか。狂三がある意味酸いも甘いも噛み潰して壊れてしまった最果てとするならば、美久は始まる前に歪んでしまいそのままスタートラインを切ってしまったマイナス・ゼロといった感じだけれど、だからといって矯正可能かというとかなり厳しいような。
これまで自分の思うがままに振る舞ってきた女王様は、すべてが思い通りになるものではないのだと思い知らせた上でぐうの音も出ないほど叩き潰してその性根を叩き直すのがまず常道なのだろうけれど、途中までは順調だったにも関わらず、美久の能力の凄まじさに肝心のところでとんでもない事に。
あれ? 詰んだ?
今回は美久の独り善がりな性格といい、DEM社の横暴極まるやり口とイイ、けっこうストレスの溜まる展開が多かったです。こういう輩は、痛快にふっ飛ばして叩き潰してその自惚れやら増長やらをけちょんけちょんに痛めつけてくれるとスカッとするのですが、不幸な要素が重なって急展開でラストがあんなことになってしまい、この次回に続くは、あんぎゃーーって感じですよ。そこで引っ張るかー、と。
ええいっ、十香が随分と真っ当なお姫様ヒロインしてるじゃないですかっ!
せめてもの救いは、真那の復活か。彼女の活躍と啖呵はほんと、痛快でしたから。
しかし、言われてみると一箇所にこれだけ精霊が集まっているというのも、冷静に考えるととんでも無い状況なんですよね。その殆どが士道に力を封印されているとはいえ。あー、四糸乃は出てくる度に癒されます。なにこの癒し系。八舞姉妹も、随分と落ち着いて姉妹でイチャイチャラブラブ、お前らお互い好きすぎだろう、というラブ時空を形成してしまっていて、眩しいような目も当てられない様な。
好きすぎだろう、というと琴里の折々のさりげない言動も、お前おにーちゃん好きすぎだろう、というのが伺えてニヤニヤものなのですが。さすがは好感度ウルトラマックスw

さて、美久の能力が全開となり、DEM社の暗躍によって十香がえらい目にあい、肝心の〈ラタトスク〉までもが機能不全に陥ってしまい、仲間も居らず徒手空拳のまま放り出されてしまった士道。何も出来ず誰も助けに行けず無防備に放り出された彼の前に現れたのは、かねてから虎視眈々と彼の身を狙っていたあの最悪最凶の精霊・狂三。
まさに盛り上がりも最高潮といったところで、次回に続く。くわーーっ。

シリーズ感想

デート・ア・ライブ 5.八舞テンペスト3   

デート・ア・ライブ5  八舞テンペスト (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 5.八舞テンペスト】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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夏休み前の七月一七日。来禅高校の修学旅行で或美島を訪れた五河士道は二人の精霊と遭遇する。「最後の決闘だ!この男―士道を、先に落とした方の勝ちだ!」「承諾。―その勝負、受けて立ちます」どちらが真の精霊かを争う八舞、耶倶矢と夕弦。彼女たちの裁定役に選ばれてしまった士道は令音に相談するのだが…。「…今回、私は、君をデレさせる。だから君はその上で二人をデレさせてくれ」謎の通信障害によって“ラタトスク”のサポートは受けられない状況の中。すれ違う二人の精霊の過酷な運命を覆すため、デートして、同時にデレさせろ!?―。
耶倶矢と夕弦という双子の精霊が登場したことで、ついにこれまで登場した精霊は計6名にまで達したのだけれど……壊れてしまっていた狂三を除いた全員がそのメンタリティは普通のそこら辺の年頃の女の子なんですよね。当人たちは記憶も目的もなく、ただ自分は精霊という存在であるという自覚があるだけで、訳もわからないまま現世に放り出されてパニックになっているだけの女の子でしかないのである。精霊としての強大な力を持っていること自体が間違っているようにすら思える、そもそもが力を振るう理由も目的も意志も持たない子たちなのだ。
デレさせろ、なんて意味不明としか思えない方法を推し進めている為にイメージが変になっているものの、「ラタトスク」の精霊を排除するのではなく保護しよう、という方針はこうして精霊の類形を見せられると非常に正しいものに思えてくる。
とはいえ、精霊とは出現するだけで社会を崩壊させかねない巨大な破壊を生じさせる存在でもある。実際に無数の犠牲者が生まれていて、人類側の攻撃は通じずに反撃は圧倒的という存在なのだ、精霊は。それを敵性と判断し、排除しようとする考え方を間違っていると糾弾するのはやはり一方的すぎるのだろう。
初期のエンゲージが致命的だったんでしょうね、きっと。人類側も精霊側も両者ともが予期せぬ事ばかりで冷静で居られなかったことが破滅のドミノを生んで対話が生まれないまま致命的な錯誤が固定化されてしまった。

でも、今、こうして精霊との対話が成功し、彼女らの破壊行為が一部の例外的な精霊を除いて概ね敵意も悪意もないものだったと知れた以上、そして士道とのコンタクトによって彼女らから精霊としての力そのものを封印できるという事実がある以上、一方的に精霊を敵として排除しようとする考え方は感情を抑えて間違いだとするべきなんだろうけれど……。
果たしてあの「DEMインダストリー」の過激なほどの精霊への敵視は、感情論や既存の考え方だけに基づくものなんだろうか。裏の思惑がある、というにしてはあの社長の態度には、憎しみに類する感情がかいま見える気がするんだよなあ。
いずれにしても、DEMインダストリーとラタトスクの両組織のみが、技術力が異常なほど突出しすぎてるんですよねえ。まず間違いなく、彼らの裏にこそ精霊という存在の秘密を解き明かす鍵がありそうなんだが。
それに、士道の力をラタトスクが正確に把握していたらしき件。そして、精霊の力を振るう事が出来るという士道の能力への、あの琴里の覚悟の壮絶さ。兄への好感度がMAXを振り切っているはずの琴里をして、あんな発言をせざるを得ないほどに、愛してるからこそやらねばならぬと思い定めなければならないほどに、士道の持つ力というのは危険なのか。

と、真面目な話をしている一方で、非常に残念なことになっている人たちも。
特に、世界最強の魔術師(笑)エレン・ミラ・メイザースさん、貴女ですw
鳴り物入りで登場したくせに、「DEMインダストリー」のエースにしてジョーカというワイルドカードとして登場したくせに、思わせぶりに強者風情で登場したくせに……この人駄目っ子だw
やることなす事うまく行かないし、実力を発揮する以前に発揮させる場に至れずに自爆してしまうという残念さ。いざようやく戦場に経ったと思ったら、本人関係ないところで不運が重なり、というかあれは監督不行き届きな面も強かろう気がしますが、魔術の実力とは関係ないところでボコボコに。
……もっとがんばろうな。

逆に、前回まで凄まじい無能具合を晒しまくってて、こいつ要らないんじゃね? と読者どころか同じラタトスクの部下たちにも思われていた副司令官の神無月恭平がついに真価を発揮! こいつに真価があるなんて思ってもいなかったよ! なんでこの人が副司令官なんだろう、と本気で疑問に思ってただけに、実はネタキャラでしかないんだろう、と思い込んでいただけに、その凄まじい実力と経歴には唖然呆然。そして、あの性格はやっぱり素でしかなかったと知れて愕然がっくりw
彼の初めての見せ場が、ラタトスクの空中艦<フラクシナス>とDEMインダストリー空中艦〈アルバテル〉の航空戦、という対精霊戦以外では初めてと言ってもイイくらいの大規模戦闘になるとはねえ。いやあ、変態のくせにマジ凄かった。

DEMインダストリーが本格的に動き出してラタトスクと衝突し、また拉致されたと思しき崇宮真那の方にも動きがあったことで、士道の能力が本格的に目覚め始めたことと相俟って、そろそろ物語自体も激しく動き出しそうな予感。精霊も新しいのが登場するにしても、これまでの子たちみたいな何も知らない子たちじゃなく、真実を知った上で動いている子たちがそろそろ出てきそうなものだけれど……さて。

1巻 2巻 3巻 4巻感想

デート・ア・ライブ 4.五河シスター3   

デート・ア・ライブ4 五河シスター (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 4.五河シスター】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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最悪の精霊、狂三を救ってみせると、そして真那も救ってみせると、言いながら結局、士道は何もできなかった。もし、あのとき五河琴里が現れなければ全ては終わっていた。「今から五年前。―私は精霊になった。士道の回復能力はもともと私の力よ」琴里の口から告げられる真実。彼女が精霊になり。士道が初めて精霊を封印し。折紙の両親が精霊に殺された五年前の事件。「今日で私は私でなくなる。その前に、おにーちゃんとのデートを」タイムリミットはたった一日。可愛い妹で、苛烈で強気な司令官を救うため、デートして、デレさせろ!?―。
これ、もうメインヒロイン、琴里でいいんじゃないのか、というくらいの妹ちゃんの存在感。素っ気無くて扱いがぞんざいだったり、クールで兄への感情をあまり表に出さないようにしているものの、琴里が士道を大好きだというのはその言動の端々から伺えるものだから、ギャップ萌えとでもいうんだろうか、琴里が可愛くて仕方がない。あくまで態度に見せないようにしているだけで、好意そのものはあんまり隠していないのが普通のツンデレと違って愛いんですよ。あからさまにしてしまうのは恥、という感覚が大人びてしまったこの妹の考え方にこびり着いているのかもしれませんが。
にしても、琴里の正体については想像しているのとは違ったので、驚かされた。実のところ、琴里は五年前に現れた精霊で、士道にデレさせられて力が安定したのと士道が記憶喪失になってしまったのを利用して、妹のポディションに収まった、のだと思ってたんですよね。士道の本当の妹は、その五年前の事件で行き別れてしまった真那の方だったと。でも、今回の話しによれば、琴里はちゃんと五年前の事件以前から士道の妹で、あの事件をきっかけに「精霊になってしまった」、ということで……あれ? じゃあ真那が実の妹だという話はどうなるんだ!?
それに、これで「精霊」が精霊として誕生するものではなく、元は人間であり何者かによって「精霊」にさせられた、という事実が出てきた事は大きい。十香や四糸乃、そして狂三もまた元は人間の少女であった、という可能性が生まれたのですから。
だとすると、誰が少女を精霊にしている黒幕なのか、というのが新たな謎になってくるのですが。琴里を精霊にした謎の影。これが今まで登場していない新キャラなのか、それとも誰かが正体を隠して暗躍しているのか。士道になぜ精霊を安定させる力が秘められているのか、という謎も相まって物語もそろそろ芯の部分に入ってきたか。

それにしても、ラタトスクのデートナビ能力の無能さはいっそ絶賛に値するw いや、あの司令官代理は論外にしても、だ。これまでも、結局デートを成功させたのってラタトスクの指導を無視して士道が独自に判断して動いたケースばっかりなんですよね。これって、ごちゃごちゃ横から横槍入れなくても、士道に任せておいた方がいいって事なんじゃ……。
相手が「妹」だからと言っても、今回の士道の愛の言葉は今までで一番熱がこもっていたんじゃないだろうか。あそこまで情熱的に思いの丈をぶつけられたら、そりゃ妹だってデレるわー……と言っても、琴里さんは最初からクライマックスだったようですけれど。好感度の話がラストで漏れたときは、笑ったけれどそれ以上に微笑ましかった。あんた、そんな精神状態でデートに挑んでたんだ。それでなくても、これまでの兄への苛烈で容赦のない態度も本心がアレだと知れてしまった今となると、どんなにキツい態度をトラれてももうニヤニヤするしかないじゃないですか、おのれ〜(笑 前巻で触れた琴里の行動原理は「献身」である、というのはどうやら間違ってはいなかった模様。琴里司令官、お兄ちゃん好きすぎ!!
どうやら作者的には一番書きやすいのは折紙みたいですけれど、正直あれをヒロイン扱いで見るのは腰が引けるなあ(苦笑

1巻 2巻 3巻感想

デート・ア・ライブ 3.狂三キラー 4   

デート・ア・ライブ3  狂三キラー (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 3.狂三キラー】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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六月五日。士道の通う高校に災厄は突然やって来た。「わたくし、精霊ですのよ」転校生の少女、狂三の衝撃的な自己紹介。校内を案内することになった士道に、少女は微笑を浮かべささやく。「士道さんにお願いがありますの。…聞いてくださいまして?」世界を殺す災厄を体現するかのように己の意思と、明確な殺意で、愉悦を感じながら、人を殺す最悪の精霊。「精霊が現れやがったんです。ならぶっ殺す以外にすることはねーです」そして、その精霊を殺す少女、真那。人を殺す少女と精霊を殺す少女。悪夢を断ち切るため、デートして、デレさせろ!?―。
「狂三」と書いて「クルミ」と読むのは無理です先生!! どう考えても「キョウゾウ」としか読めないよ。どこの世紀末のチンピラか、というような名前である。せめて「狂美」とか「狂魅」という女性を連想させる感じが使われてたら女の子の名前と言われても納得できるんだけれど。サブタイトルを見て、真剣に「ついに男の精霊が現れて、男相手にキスを迫るはめになり『アーー!』」な展開なのか! と勘ぐってしまったじゃないか。
でも、敢えて「三」の字を使わなければならなかった、とも考えられるんですよね。これまで登場した精霊は、十香や四糸乃と全員名前に数字を含んでいる点は注視すべきか。一人例外がいるじゃないか、と言われそうだけれど、彼女についてはあれが本名なのか、という疑問もありますしね。苗字の方にも数字がついてますし。それをいうなら鳶一もじゃないか、という話になり、何気に全員に数字がついているという事実に気づいた次第。別に意味ないのか!?

さて、次に現れたる第三の精霊は、これまで人類に対して攻撃的な意思を持たなかった十香や四糸乃と違って、悪意と狂気を持ってして自らの手で人を殺して回る殺人精霊。人類がまともに対抗できない力を秘めた精霊が、その力を人を害する事に使い出したら、という悪夢を体現した存在。
これまで士道の能力に基づいた作戦が成功を収めていたのは、十香や四糸乃は自分の力に振り回された被害者という立場であったからこそである。精霊の力を振り翳し、人間を惨殺することを楽しんでいる狂三にはデートしてデレさせる、という作戦は根本から当てはまらないのだ。
無理ゲーである。
事態が拗れたのは、狂三の危険性を性格に把握していた自衛隊と違って、士道や琴里を含めたラタトスクの面々は狂三についての情報を全く持っていなかった為に、これまでと同じ、害意のない精霊に対するスタンスで彼女に挑んでしまったことにあるのだろう。違和感や嫌な予感を感じていながら状況を続行させてしまった事はもとより、明らかに狂三が十香たちとは違う危険人物だと把握したあとも、士道に打開を託したのは琴里のミスである。過去に似たような前例があったからこその判断ミスなんだろうが、お陰で状況を挽回するために琴里本人が出張るはめになってしまったわけだ。
琴里の正体については、二巻の段階でほぼ確信を得ていたけれど、どうやら間違いではなかったらしい。琴里の兄への信頼感には、盲目的なものや机上の理論というふうな感じがまるでなかったんですよね。それどころか、経験に裏打ちされた全幅の信頼があった。それが、自分が被験者となった経験に基づくものと考えれば、琴里の確信的な行動にも違和感がなくなるというものである。度々、それらしい発言してましたしね。
ただ、どうして彼女がこれまで頑なに真実を隠して口を噤んでいたかを考えると、琴里が直接出張る羽目になったのは計算外もイイ所だったんだろうなあ。これまでどおりの兄と妹でいられなくなる可能性を思えば、忸怩たる思いだったに違いない。それでも、最愛の「兄」は見捨てられんよなあ。傍若無人に見えて、琴里の行動原理って何気に「献身」だったりするし。
波乱の展開だったが、ラストの急展開は読んでてやたらと盛り上がってしまった。話の筋は結構ベタベタですし、文章の綴り方も決して特徴的だったするわけじゃないんですが、なんだかこの三巻はやたらと面白かった気がする。三股デートとか蛇足もいいところなのにねえ。

最悪の精霊の出現に、謎が謎を呼ぶ義理の妹、ついに現れた真の妹、と存在感を齧りとろうとする新旧ヒロイン衆の猛攻に対して、これを真っ向から迎え撃ったのがメインヒロインである十香さん。二巻ではさっぱり目立てなかったのを取り戻すように、純真無垢キャラで攻める攻める攻める!!
なにこの可愛い生物!! 捨てられた子犬か!? 天使じゃね!? 天使じゃね!?
この娘に嘘ついたり騙したりすると、胸を掻き毟りたくなるほどの罪悪感が湧き出てくるよ。健気だし一生懸命だしひたむきだし、人の言うことを素直に聞いてくれるこの純心さには、意味もなく土下座したくなる。
ごめんなさい。生きててごめんなさいw
さすがメインヒロインだわ。これは敵わん。ぶっちゃけ、鳶一じゃ相手にならんw
士道も三股デートでは明らかに他の二人と十香とでは態度違うし。ほだされてるほだされてる。まあ、あれはほっとけないよなあ。まだ異性としては見られないと思うけれど、仮にもまともな人間なら、あんな健気な子を蔑ろにはできんよー。
とは言え、まだまだ戦うヒロインとしては何も出来ていないので、そのへんは次回以降に期待カナ。まあ、次回も琴里が全部持っていきそうな気がするが。

1巻 2巻感想

を掻き立てる

デート・ア・ライブ 2.四糸乃パペット3   

デート・ア・ライブ2  四糸乃パペット (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 2.四糸乃パペット】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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第2の精霊、四糸乃をデレさせろ!? 新世代ボーイ・ミーツ・ガール!!
高校に転校してきた十香は、鳶一と事あるごとに喧嘩を繰り広げ、毎日が修羅場な士道。唯一心休まる自宅に帰れば、訓練ということで十香との同居イベントが発生。動揺する士道の前に、第2の精霊が現れて――!?
シドー、こいつ根性あるなあ。基本的にシドーってシャイというか誠実なところが強くて、精霊をデレさせて無力化する、という作戦に対してノリ気ではないのである。精霊の出現によって大ダメージを受ける人類のためであり、また本意ではなく破壊をまき散らしてしまう精霊たち自身のため、というのは理解しているので妹司令官からの命令を拒否はしないのだけれど、やっぱり好きでもないのにわざと気を引いて、デートの真似事をして、精霊の女の子の気持ちを弄んでしまう形になってしまうのが罪悪感を掻き立てるんでしょうね。どうしても、必死ではあるものの仕方なく、といった風情で任務についている。
でもだからこそ、いざというとき、シドーは精霊の娘たちに対して心の底から誠実に接しようとする。それはもう、献身と言っていいくらいの勢いで。自分が下心ありの損得勘定で近づいている事の代償を支払わんとでも言うように。
本来、彼がそこまでムキになる必要は何処にもない。あくまでそれは命令でやらされている事であり、社会のためにやらなければならない事であり、彼が悪意や欲望から望んだ事では全くないのだから。
それでも、彼は自分が精霊にアプローチした責任を、誰にも押し付けず、自分で果たそうとするのだ。
それは恋愛感情に基づくものではないからこそ、恐怖や弱気を乗り越えた先にあるものだからこそ、シドーという少年の侠気を、勇気を目の当たりに出来る。普段ははっきりしない優柔不断な男に見えるけれど、五河士道は本物の「漢」ですよ。カッコイイ男の子ですよ。
そりゃあ、あの「妹」ちゃんだってデレるわー。いや、まさかあの強烈なキャラの妹がこんなふうに崩れるとは思わなかった。

しかし、謎だった「妹司令官」の裏事情も今回の話で情報がいくつか出てきたことで仮説を立てる事が出来てきた。なんで幼い妹が特殊機関の司令などに収まる事ができたのか。そもそもなんで、シドーが精霊を無力化できるという不思議な能力があることを、妹ちゃんが知っていて、それを利用するための機関を組織するに至ったのか。大きな謎が幾つかあったわけですが、なるほど、十香が一番最初のシドーの能力の実例ではなかったとしたら、色々と説明がつくなあ。最後に「本物」が登場したのも、シドーの両親がなくなった精霊災害の件なども交えて、伏線としては大いに注目すべきところだし。

にしても、本来のメインヒロインであるはずの十香がいまいち目立っていなかったような。同居イベントに精霊の力を復活させての相棒展開と、メインヒロインとしてちゃんとやることはやってたのに。かと言って、新ヒロインのパペットマメットが目立ってたかというと、別にそんなわけでもないわけで……。
鳶一、恐ろしい子w

1巻感想

デート・ア・ライブ 十香デッドエンド3   

デート・ア・ライブ  十香デッドエンド (富士見ファンタジア文庫)

【デート・ア・ライブ 十香デッドエンド】 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫

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世界を殺す少女を救う方法は――デートして、デレさせること!?
「――君、は……」「……名か。そんなものは、ない」四月一○日。五河士道は精霊と呼ばれる少女と出会った。世界から否定される少女。だけど自分だけは少女を肯定したいと願った。新世代ボーイ・ミーツ・ガール!!
ちょっと笑っちゃうくらい、解説とか説明とか投げてるな、これ! 本来なら、精霊とは何なのか、どうしてこの世界に現れるのか。妹ちゃんがどうしてああいうことになってしまっているのか、など物語の主題の一ツとして追求したり、言及して然るべきところを大胆にスルーされた時には「え? それツッコまないの!?」と読んでるこっちでツッコミを入れさせられてしまったがな。これ見よがしに餌をぶら下げられて、かぶりつくのかと思った途端にひょいとスカされるこの感覚。これがかの有名な放置プレイか!
相変わらず、トントン拍子で展開が思わぬ方向へと転がり落ちていくのは【蒼穹のカルマ】から変わらないこの作者のお家芸といったところか。ただ、あちらと比べてもこの【デート・ア・ライブ】はよりコミュニケーションと内面描写に重点を置いてじっくりと人物を描こうとしているようだ。それがなぜああなるのかは、やっぱり謎に包まれているが。だから、なんで妹があんな事になってるのか誰か説明してくれよ! 何も知らなかった兄貴の士道も含めて誰も突っ込んでくれないから気になって仕方ないんですよ! シドー、おまえ十香の事が気になって頭が一杯なのは分かるけど、もうちょっと妹の方も気にしろよ。可愛い妹が青天の霹靂みたいに訳の分からない正体を見せたってのに、なんでそのまま受け入れちゃってるんだよ(笑
こいつ、実は普通にバカじゃないのか?

それにしても、ちと面白いのが登場人物の幾人かが、【蒼穹のカルマ】シリーズと登場人物が同じ名字だったり、地名にあれ? と思うところがあったり、微妙に互換性を感じさせる部分がある所なんですよね。特に世界観が共通してたり、過去の話だったり、という訳じゃないんだろうけど(断言できないが)、サブヒロインの名前に鳶一を使うのは色々と反則だと思うぞ(笑
さすがに、年齢的に苦しい魔法少女にさせられて痛かったり、黒歴史の自作小説を大々的に売り出されて痛かったりと、痛々しいありさまにはなっておらず、それなりにちゃんとヒロインらしく扱われてて、こちらの鳶一は幸いでしたが。
鳶一さんは置いておいて、むしろ注目すべきは主人公である士道と十香ですよ。村雨玲音が彼のことを「シン
と略した時に「ん?」と思ったんですけど、この二人って何気に【蒼穹のカルマ】シリーズの鷹崎宗吾と冬香の互換モデルなんじゃないのだろうか。キャラや性格までそのまま一緒だとは言わないんですが、シュウと冬香が結ばれるまでのシチュエーションと、今のこの二人の立場ってわりとそっくりなような気がして。名前の感じが似ているのもそうなんですけど、特に十香なんかは冬香がまだ人間という生き物や彼らが構成する社会を知らない怪物だった若い頃を想起させるところがありますし、結構似てるところが多い気がするんだよなあ。
もしかしたら【蒼穹のカルマ】では描かれなかった、かの人間の青年と空獣の女王の娘とのラブストーリーを、舞台から作品から全部移し変えながらも描いてみたかった、という意図があるのかなあ、なんてちょっと妄想してみたり。

さすがに、色々と謎を放置しすぎててこっち涙目だったので、続きがあるのには安心したんだが、逆にさらに放置プレイをかまされた挙句に、またぞろ予想だにしない方向にぶっとびかねない前例をイヤというほど思い知らされているので、実は全然安心出来ないことに気づいた。取り敢えず、妹については誰か説明してください、お願いだから。気になって仕方ないんだっw
 

4月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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燦々SUN
(角川スニーカー文庫)
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林 トモアキ
(角川スニーカー文庫)
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あきらあかつき
(角川スニーカー文庫)
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鏡 遊
(角川スニーカー文庫)
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とがの 丸夫
(角川スニーカー文庫)
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底花
(角川スニーカー文庫)
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マキダ ノリヤ
(角川スニーカー文庫)
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ヤマモト タケシ
(角川スニーカー文庫)
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凪木 エコ
(角川スニーカー文庫)
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安居院晃
(HJ文庫)
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高橋祐一
(HJ文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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叶田キズ
(HJ文庫)
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海翔
(HJ文庫)
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おけまる
(HJ文庫)
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衣丘わこ/友麻碧
(B's-LOG COMICS)
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彩月つかさ/さき
(B's-LOG COMICS)
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Magica Quartet/PAPA
(まんがタイムKRコミックス)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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きららファンタジア製作委員会/鴻巣覚
(FUZコミックス)
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あきばるいき
(FUZコミックス)
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江戸屋ぽち/江ノ島アビス
(HJコミックス)
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3月31日

秋山瑞人
(電撃文庫)
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秋山瑞人
(電撃文庫)
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朱雀伸吾
(ヒーロー文庫)
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CLAMP
(KCデラックス)
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いのうえひなこ/棚架ユウ
(ライドコミックス)
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3月30日

宮原るり
(YKコミックス)
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宮原るり
(YKコミックス)
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えんじ
(エンターブレイン)
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下垣
(ファミ通文庫)
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桜木桜
(ファミ通文庫)
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としぞう
(ファミ通文庫)
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ぶんころり
(GCノベルズ)
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棚架ユウ
(GCノベルズ)
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まさなん
(GCノベルズ)
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3月29日

長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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飴色 みそ/両生類かえる
(アライブ+)
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彭傑/桂千夏/真野真央
(アライブ+)
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小町さんぺい/Liars Alliance
(アライブ+)
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えかきびと/壁首領大公
(アライブ+)
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炎堂たつや
(アライブ+)
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3月28日

秋月壱葉/望月麻衣
(アクションコミックス)
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糸なつみ
(アクションコミックス)
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3月27日

山崎 響
(一迅社ノベルス)
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TYPE-MOON/大森葵
(REXコミックス)
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中田ゆみ
(REXコミックス)
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山崎響/雪狸
(REXコミックス)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃コミックス)
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荒木風羽/ケンノジ
(電撃コミックスNEXT)
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南高春告/鴉ぴえろ
(電撃コミックスNEXT)
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苗川采
(電撃コミックスNEXT)
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湯猫子/未来人A
(電撃コミックスNEXT)
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五十嵐藍
(YKコミックス)
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三上小又
(まんがタイムKRコミックス)
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はんざわかおり
(まんがタイムKRコミックス)
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はんざわかおり
(まんがタイムKRコミックス)
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猫にゃん
(まんがタイムKRコミックス)
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椎野せら
(まんがタイムKRコミックス)
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春日沙生
(まんがタイムKRコミックス)
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ムクロメ
(まんがタイムKRコミックス)
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3月25日

志瑞祐
(MF文庫J)
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御宮 ゆう
(MF文庫J)
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サイトウ ケンジ
(MF文庫J)
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汐月 巴
(MF文庫J)
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ニャンコの穴
(MF文庫J)
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鳴海 雪華
(MF文庫J)
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鏡 遊
(MF文庫J)
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木緒 なち
(MF文庫J)
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両生類 かえる
(MF文庫J)
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久追 遥希
(MF文庫J)
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柳内 たくみ
(MF文庫J単行本)
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道造
(オーバーラップ文庫)
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紙木織々
(オーバーラップ文庫)
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しば犬部隊
(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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遥 透子
(オーバーラップ文庫)
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赤池 宗
(オーバーラップノベルス)
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上野夕陽
(オーバーラップノベルス)
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風見鶏
(オーバーラップノベルス)
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福田晋一
(ヤングガンガンコミックス)
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工藤マコト
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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佐和井ムギ/まさみティー
(ガルドコミックス)
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みずのもと
(ガルドコミックス)
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長頼/シゲ
(ガルドコミックス)
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やもりちゃん/じゃき
(ガルドコミックス)
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サワノアキラ/秤猿鬼
(ガルドコミックス)
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ちくわ。(角川コミックス・エース)
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東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)
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ばたこ/中村颯希
(角川コミックス・エース)
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石田あきら/東出祐一郎
(角川コミックス・エース)
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伏見つかさ/渡会けいじ
(角川コミックス・エース)
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九我山レキ/くろかた
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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福井晴敏/虎哉孝征
(角川コミックス・エース)
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福井晴敏/大森倖三
(角川コミックス・エース)
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Ark Performance/大河原邦男
(角川コミックス・エース)
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夏元雅人/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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北爪宏幸/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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工藤マコト/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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佐々木少年/TYPE-MOON
(角川コミックス・エース)
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犬塚惇平/ヤミザワ
(角川コミックス・エース)
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石井たくま
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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御眼鏡
(電撃コミックスNEXT)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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長田悠幸/町田一八
(ビッグガンガンコミックス)
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オノ・ナツメ
(ビッグガンガンコミックス)
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浅月のりと
(ビッグガンガンコミックス)
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松風水蓮/彩峰舞人
(電撃コミックスNEXT)
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3月24日

棚架ユウ/丸山朝ヲ
(バーズコミックス)
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洋介犬
(バーズコミックス)
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3月23日

殆ど死んでいる
(MFC)
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カガミツキ/和多乃原かぼれん
(MFC)
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洋介犬
(MFC)
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岡まだち/今井真椎
(MFC)
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岡まだち/今井真椎
(MFC)
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ぐう/水無瀬
(MFC)
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hoihoi
(MFC)
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久遠まこと/徳川レモン
(MFC)
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にぃと/アネコユサギ
(MFC)
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倭ヒナ/ぷにちゃん
(MFC)
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橋本良太/時野洋輔
(MFC)
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ハミタ
(MFC)
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大槻 俊也/二八乃端月
(MFC)
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Spider Lily
(MFC)
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阿部かなり/Spider Lily
(MFC)
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雨水龍/細音啓
(MFコミックス アライブシリーズ)
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鬼麻正明/暁なつめ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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井冬良/二丸修一
(MFコミックス アライブシリーズ)
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葵季むつみ/二丸修一
(MFコミックス アライブシリーズ)
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新海誠/甘島伝記
(アフタヌーンKC)
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松本明澄
(イブニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニング KC)
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藤本正二/Juan Albarran
(モーニング KC)
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榎本あかまる
(モーニング KC)
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藤田和日郎
(モーニング KC)
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オキモト・シュウ/藤川よつ葉
(モーニング KC)
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田素弘
(モーニング KC)
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江口夏実
(モーニング KC)
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支倉凍砂
(中公文庫)
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入間 人間
(メディアワークス文庫)
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浅葉 なつ
(メディアワークス文庫)
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3月22日

川村拓
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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河本ほむら/八嶋諒
(ガンガンコミックスJOKER)
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3月20日

MIZUNA
(TOブックス)
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もちだもちこ
(TOブックス)
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島田征一
(TOブックス)
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暁晴海
(TOブックス)
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星畑旭
(TOブックス)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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生駒陽
(チャンピオンREDコミックス)
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サイトウケンジ/垣野内成美
(チャンピオンREDコミックス)
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河本ほむら/ズズ
(チャンピオンREDコミックス)
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柚木N’
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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紺野千昭/岩葉
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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あずまゆき
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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ルーツ/むにゅう
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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3月17日

久住太陽/杉浦理史&Pita
(ヤングジャンプコミックス)
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森本大輔
(ヤングジャンプコミックス)
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藤川よつ葉/うえののの
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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岡叶/樋口直哉
(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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稲葉みのり
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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L._SL290_.jpg" title="推しの子" />
奥浩哉/花月仁
(ヤングジャンプコミックス)
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すかいふぁーむ/ぺんたごん
(ヤングジャンプコミックス)
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午子/赤石赫々
(ヤングジャンプコミックス)
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椎橋寛
(ヤングジャンプコミックス)
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こうじ/鳴瀬ひろふみ
(ヤングジャンプコミックス)
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広江礼威
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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えのあきら
(サンデーGXコミックス)
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イダタツヒコ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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やまむらはじめ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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雨森たきび
(ガガガ文庫)
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冬条 一
(ガガガ文庫)
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ツカサ
(ガガガ文庫)
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伊達 康
(ガガガブックス)
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えんじゅ
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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結城 涼
(電撃の新文芸)
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急川回レ
(電撃の新文芸)
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一分咲
(電撃の新文芸)
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日日 綴郎
(富士見ファンタジア文庫)
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福山 陽士
(富士見ファンタジア文庫)
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蒼塚 蒼時
(富士見ファンタジア文庫)
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早月 やたか
(富士見ファンタジア文庫)
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ヰ森 奇恋
(富士見ファンタジア文庫)
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竹町
(富士見ファンタジア文庫)
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長岡 マキ子
(富士見ファンタジア文庫)
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竹林 七草
(集英社文庫)
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3月16日

西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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山本崇一朗
(KCデラックス)
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福地カミオ
(KCデラックス)
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硬梨菜/不二涼介
(KCデラックス)
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樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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吉河美希
(講談社コミックス)
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春場ねぎ
(講談社コミックス)
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金城宗幸/ノ村優介
(講談社コミックス)
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金城宗幸/三宮宏太
(講談社コミックス)
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新川直司
(講談社コミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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ひらかわあや
(少年サンデーコミックス)
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渡井亘
(バンブーコミックス)
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3月14日

あわむら赤光
(GA文庫)
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佐藤真登
(GA文庫)
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大森藤ノ
(GA文庫)
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大森藤ノ
(GA文庫)
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星崎 崑
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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一ノ谷鈴
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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3月10日

四季大雅
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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鎌池和馬
(電撃文庫)
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時雨沢恵一
(電撃文庫)
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眤嫉駛
(電撃文庫)
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三河ごーすと
(電撃文庫)
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真代屋秀晃
(電撃文庫)
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アサクラネル
(電撃文庫)
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仁木克人
(電撃文庫)
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天乃 聖樹
(電撃文庫)
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黒辺 あゆみ
(カドカワBOOKS)
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安崎 依代
(カドカワBOOKS)
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台東 クロウ
(カドカワBOOKS)
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新天新地
(カドカワBOOKS)
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浅葱
(カドカワBOOKS)
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米織
(カドカワBOOKS)
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yocco
(カドカワBOOKS)
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遠野 九重
(カドカワBOOKS)
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橘 由華
(カドカワBOOKS)
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橘 由華
(カドカワBOOKS)
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流優
(カドカワBOOKS)
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naginagi
(TOブックス)
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稲井田そう
(TOブックス)
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やしろ
(TOブックス)
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かのん
(TOブックス)
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 【隻眼・隻腕・隻脚の魔術師 2 〜森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神
すずすけ
(TOブックス)
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福山松江
(DREノベルス)
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熊乃げん骨
(DREノベルス)
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小鳩子鈴
(DREノベルス)
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ななてる
(角川コミックス・エース)
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黒麦はぢめ
(角川コミックス・エース)
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根雪れい
(角川コミックス・エース)
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美月めいあ/雨音恵
(角川コミックス・エース)
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源素水/美月りん
(角川コミックス・エース)
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さわむらリョウ
(角川コミックス・エース)
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TYPE-MOON/中谷
(角川コミックス・エース)
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雨咲はな/有馬ツカサ
(角川コミックス・エース)
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矢神うた/葛原昏
(角川コミックス・エース)
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青木潤太朗/森山慎
(角川コミックス)
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七菜なな/Kamelie
(電撃コミックスNEXT)
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宮月新/下内遼太
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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田岡りき
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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3月9日

てにをは/いなば
(ドラゴンコミックスエイジ)
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佐藤夕子/篠浦知螺
(ドラゴンコミックスエイジ)
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白鷺六羽/小宮地千々
(ドラゴンコミックスエイジ)
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文屋リヱ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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つむみ/愛七ひろ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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あび/樋辻臥命
(ドラゴンコミックスエイジ)
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ゆきの
(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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たかの雅治/神無月紅
(ドラゴンコミックスエイジ)
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コトバノリアキ
(KCデラックス)
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古川五勢
(KCデラックス)
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ヤチモト/resn
(KCデラックス)
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鷲見九/モンチ02
(KCデラックス)
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御影夏
(KCデラックス)
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あるくひと/小川慧
(KCデラックス)
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高田裕三
(シリウスKC)
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マツモトケンゴ
(シリウスKC)
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NEO草野
(シリウスKC)
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町田とし子
(シリウスKC)
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秋風緋色/ブロッコリーライオン
(シリウスKC)
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中島豊
(シリウスKC)
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園心ふつう/FUNA
(シリウスKC)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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加古山寿/朱月十話
(シリウスKC)
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芳橋アツシ/延野正行
(シリウスKC)
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白土悠介/鬱沢色素
(シリウスKC)
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雪あられ/ツカサ
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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タクミユウ/橘ケンチ
(ワイドKC)
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金田陽介
(講談社コミックス)
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三香見サカ
(講談社コミックス)
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奈央晃徳/山川直輝
(講談社コミックス)
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手名町紗帆/燦々SUN
(講談社コミックス)
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ひつじロボ/悠木碧/キメラプロジェクト
(アクションコミックス)
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橙夏りり
(アクションコミックス)
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ノブヨシ侍/クール教信者
(アクションコミックス)
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檜山大輔
(アクションコミックス)
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中村カンコ
(アクションコミックス)
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3月8日

日野草/如月にまる
(モーニング KC)
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湯水快/山座一心
(モーニング KC)
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ありしゃん
(モーニング KC)
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佐々木善章/大地幹
(モーニング KC)
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黒崎リリー/島田英次郎
(モーニング KC)
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倉地千尋
(モーニング KC)
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宗我部としのり
(少年チャンピオン・コミックス)
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板垣恵介/猪原賽
(少年チャンピオン・コミックス)
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佐藤ショーキ
(少年チャンピオン・コミックス)
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やとみ/藤田里奈
(ブシロードコミックス)
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3月7日

かみはら
(ハヤカワ書房)
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FUNA
(SQEXノベル)
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初枝れんげ
(SQEXノベル)
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メアリー=ドゥ
(SQEXノベル)
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空倉シキジ
(アフタヌーンKC)
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赤堀君
(アフタヌーンKC)
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初枝れんげ/柴乃櫂人
(ガンガンコミックスONLINE)
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筧千里/堂島ノリオ
(ガンガンコミックスUP!)
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あざね/大慈
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/植田亮
(ガンガンコミックスUP!)
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IMAGO/エイベックス・ピクチャーズ/こゆびたべる
(ガンガンコミックスUP!)
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機織機/川崎命大
(ガンガンコミックスUP!)
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中村基/中村なかち
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/阿倍野ちゃこ
(ガンガンコミックスUP!)
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常磐くじら/桃山ひなせ
(ガンガンコミックスUP!)
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白石定規/七緒一綺
(ガンガンコミックスUP!)
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串木野たんぼ/ぽんこつわーくす
(ガンガンコミックスUP!)
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蒼乃暁/BARZ
(ガンガンコミックスUP!)
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3月6日

三好智樹/瀬戸義明
(モーニング KC)
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ずいの/系山冏
(ヤンマガKCスペシャル)
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ippatu
(ヤンマガKCスペシャル)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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福本伸行
(ヤンマガKCスペシャル)
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上原求/新井和也
(ヤンマガKCスペシャル)
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3月5日

Kindle B☆W

3月3日

著 緑青・薄浅黄
(ドラゴンノベルス)
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かずなし のなめ
(ドラゴンノベルス)
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いつきみずほ
(ドラゴンノベルス)
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緒二葉
(ドラゴンノベルス)
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猪口
(ドラゴンノベルス)
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河田雄志/行徒
(角川コミックス・エース)
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出内テツオ
(角川コミックス・エース)
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竜騎士07/赤瀬とまと
(角川コミックス・エース)
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東冬/三田誠/TYPE−MOON
(角川コミックス・エース)
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槌田/TYPE−MOON
(角川コミックス・エースエクストラ)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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龍幸伸
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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平方昌宏
(ジャンプコミックス)
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末永裕樹/馬上鷹将
(ジャンプコミックス)
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芥見下々
(ジャンプコミックス)
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尾田栄一郎
(ジャンプコミックス)
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タイザン5
(ジャンプコミックス)
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西尾維新/岩崎優次
(ジャンプコミックス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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春原ロビンソン/ひらけい
(ジャンプコミックス)
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普津澤画乃新
(ジャンプコミックス)
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鳥山明/とよたろう
(ジャンプコミックス)
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へちぃ
(ジャンプコミックス)
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山崎将
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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山本棗
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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