4歳以上オープン(国際)(指定)定量 中京競馬場1,200メートル(芝・左)

去年も重馬場でしたけれど、今年は折からの雨もあって更に馬場がひどかった。不良馬場。
先行した面々は軒並み壊滅。前半3Fで35.5だからかなり遅いんだけれど、このペースでもしんどい馬場だったのね。
その中で唯一進出して見せたのがアグリでした。4連勝で阪急杯を制して一気に重賞ウィナーに。1400メイン。或いはむしろマイルタイプなのかな。戦歴的には1400〜1600を中心に戦ってきたみたいだけど、かなり調子も良かったみたいですしね。
直線も粘ったのですが、後方から上がってきたファストフォースとナムラクレアに挟まれた際に、ファストフォースが斜行して進路を塞がれてしまい、急ブレーキをかけさせられてしまいました。これがなかったら4着争いまでは出来たかもしれません。いずれにしても、良馬場で見たかった馬でしたね。

勝ったのは12番人気のファストフォース。父ロードカナロア。母父サクラバクシンオーという本邦におけるスプリンターの極地を行く血統じゃないですか。
正直、前走シルクロードSでは2着来ていますし、7歳とはいえ調教での出来も相当良かったみたいですし、なんで12番人気だったんだ? という人気の陥穽をいく馬でした。実際、G1ではいい所なかったですけれど、CBC賞を勝っていますし、重賞も何度も馬券に絡んでいて近走でも掲示板にも乗ってまっし終わった馬という感じでもなかったですし。マジでなんでこんなに人気なかったんだろう。
まあそれを言うと今回は実力伯仲というべきか。どの馬に関しても、なんでこの馬こんなに人気ないんだろう、と言えてしまう似たような戦歴の持ち主なので、ほんと陥穽にハマった感じだったんだあこれ。
団野大成くんはこれが初G1。今年が5年目ですか。活躍しつつももうちょっと、もうちょっとという感じだったんで、これを機に勇躍してほしいものです。最後の直線、斜行してしまって折角の勝利者インタビューでも喜びを爆発させる訳にもいかず反省しきりといった感じだったのはなんともはや。今度はスッキリ勝ちましょう。

2着はナムラクレア。脚色では正直ファストフォースより良く見えて、残り100くらいで一気に差し切るかとすら思えたのですが、ファストフォースがもう一回グッと伸びて脚色が同じくらいになってしまい、そのまま2着入線。これは位置取りと外を回した分でしたか。浜中くんはベストと言っていいレースをしたと思いますが。クレアもほんと、G1まであと一歩、毎回あと一歩なんだよなあ。

3着はこれまた13番人気のトラベストゥーラ……じゃないや、トゥラヴェスーラだ。この子も年季の長い8歳馬。腕白小僧は健在ですか。
今回に関してはしぶとく最内に徹した丹内騎手のファインプレーでもあったのでしょう。不良でぐちゃぐちゃの馬場でしたけど、意外と最内に関してはこの日みんな芝レースは外外走ってたので案外と荒れ切っていなかったのかもしれません。


1番人気だったメイケイエールは12着、まー道中前塞がれちゃったのが一番大きかったのかな。池添騎手いわく、馬場もこういうグチャグチャのは走法とも合わなかったみたいで。気性の問題もあるんでしょうけれど、G1となるとそれ以外にも運のない要素が絡んできてしまう事が大きく、いやーなかなか難しいですねえ。


復活のピクシーナイトは、やっぱり長期休養明けでは馬がまだピリッとしていなかったかしら。雨の中というのも、復帰第一戦としては厳しかった。

個人的にはナランフレグがスタート出遅れたにも関わらず、馬群縫って4着まで駆け上がってくれたの、嬉しかったですね。ここ2戦は大負けしてしまいましたけど、まだまだ行けますよ。