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僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 ★★★   



【僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下】  七条 剛/パルプピロシ GA文庫

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「おにーさん、助けてくれたお礼に、定時帰り、させてあげよっか」
ブラック企業に勤める史樹。終電帰りのある日、家の前に少女がうずくまっていた。その少女・穂春は、助けてもらったお礼として、史樹の抱える仕事上のトラブルをたちどころに解決してしまう。
どうしても定時帰りしたい史樹と、身を寄せるところを探していた穂春。史樹は衣食住を提供する代わりに、穂春のアドバイスに頼ることにする。
「人は先に親切にされると、お返ししなきゃって思う生き物なんだよ」
二人の同居生活が始まると同時に、史樹の社畜生活は一変するのだった。
サラリーマンとJK の、温かくも奇妙な同居生活ラブコメディ、開幕。
タイトルからすると、生足を見せびらかして誘惑してくる小悪魔的な女子高生がヒロインだと連想してしまいそうになりますけど、むしろこの穂春、そういう女の子を強調するようなアイドルっぽい可愛い衣装は苦手……というよりも自分には似合わないというコンプレックスみたいなものを抱えてるっぽいので、むしろ嫌がってます。
でも、それをわざわざスカートが短い、なんてタイトル引っ張ってくるあたり、ヒロインである彼女が抱えている問題の最重要案件なのかもしれません。
彼女が自分からアイドルをプロデュースしてデビューさせた事を含めて、ずっと引きずっていた家庭問題に関しては、ラストで主人公の北条くんがさらっと解決してしまうのですが。
こうしてみると、北条はけっこう行動力あるんですよね。ぼんやりしているようで、穂春が拘っている部分をちゃんと察して調べ上げ、彼女の父親と連絡を取って穂春のなかで雁字搦めになっていたものを解きほぐした上で解決策を提示する、なんて真似をするのですから。
ただ、若干的外れなところがあり、無自覚であるだけで。穂春が元々求めていた事は、喪われてしまった家族の想い出のヨスガを取り戻すためだったのが、想い出じゃなく新しい家族の温もりと幸せを図らずして穂春に与えてしまったわけで。穂春としては、なんかもう心理的にひっくり返されちゃったんだな、これ。
父親を通じて習い親しんだ心理学を駆使して、デビューからアイドルをプロデュースし、また北条の勤務環境を改善するなど、人の心の動きを読み誘導することに長けた「軍師」としての手腕を振るう穂春。だから、他人の心理を読み取るなんて事はお手の物、のはずなんだけど、案外と自分自身の心理は自覚できないし、家族である父親に関しても一方的な感情が邪魔をして冷静な判断が出来ていなかった、というあたりを見ると人の心を手玉に取り操るような魔女とは程遠い、未熟な少女である事が伺えるんですよね。
そして、頼まれたら断れないという他人からすると都合の良い人間であるはずのおにーさん、北条についても穂春はどうにも思う通りには動かせていないんですよね。いや、ちゃんと口で頼んでお願いすればホイホイというとおりに動いてはくれるのですが、心理を誘導したり気持ちや心を思う方に動かしたりという事になるとどうしても空振りするというか手応えがなく躱されてしまうというか。
お陰で北条相手には、穂春もなんだかモヤモヤしたりヤキモキして気を揉むことに。
そのあたりが、彼女の可愛げにもなっていると思うのですけれど、北条の方が完全に妹扱いで女の子として見ていない証明にもなっちゃってるんですよね。
その北条ですけど、個人的にはあまり好きではないタイプ。頼まれたら断れない、というのを自覚していながらちょっと度が過ぎた引き受け方してるんですよね。それ、好きでやってるなら文句ないのですけど、妹を引き取るという明確な目的があるにも関わらず、どうでもいい頼まれごとの方を流されるように優先して、妹を引き取る条件の方を破綻させてしまっているのは本末転倒もいいところ。
主体性がないのかと思えば、穂春の件では積極的に自分から動いているし、穂春の言われた通りにやっているとはいえ、会社内でも結構派手な立ち回りをしてるんですよね。いや、それだけ自分から動けるなら、なんであんなに流されて無茶振りも悪意ある押し付けもホイホイと引き受けるのか。そういう状態から、穂春と関わってちょっと変わった、というのもあるのかもしれないですけど、どうにもキャラがチグハグというか、よくわからないボンヤリと印象の定まらない人だなあ、という感じでした。
嫌がらせしてくる相手が、本当にしょうもない小物だったのもなんともはや。
しかしこれ、わかりやすい会社内の障害は排除されちゃいましたし、ここから話どう広げるんだろう。軍師としての話よりも、穂春自身をプロデュースみたいな展開になっていきそうに思えるのだが。

七条 剛作品感想

境域のアルスマグナ 3.紅蓮の王と幽明境の君 ★★★★   

境域のアルスマグナ3 紅蓮の王と幽明境の君 (MF文庫J)

【境域のアルスマグナ 3.紅蓮の王と幽明境の君】 絵戸太郎/パルプピロシ MF文庫J

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混沌と騒乱を愛する、無貌の影――《幽明境の君》ダビド・パピヤス。

《継ぎ接ぎ公爵》レオ・フランケンシュタインを退けた怜生。それを期に連盟は、妖精人の国を建立する計画を本格始動させる。一方〈青の医術師団〉が世界的な糾弾の対象となり、その騒動を衝いて人造人間(ホムンクルス)の少女たちが脱走を果たす。彼女たち、イロハ、ニイナ、サクヤは自分たちの夢を叶えるため〈緋の龍王〉に戦いを挑むのだが――。さらに、既にこの世に存在しないはずの人物までもが、怜生の前に姿を現す。誰もが夢を憧れを願いを抱き相対する黄金巨樹の上、怜生と花蓮は理想郷に至るのか!? 超絶過激な魔王の狂宴、再び誓いの言葉を交わす第三幕!
ああ、3巻で終了かー。近年の新人さんの中では屈指の歯応えのある作品だったんだけれどなあ。自分的にはドストライクだったのですが。登場人物を大量に投入しすぎた、というのをあとがきでも書いてらっしゃいましたけれど、正直持て余している風でもありませんでしたし、今回話しを畳まないといけないということで出番が齧られた人たちもいましたけれど、長期シリーズへの流れに乗れていたならこの登場人物の多さがむしろ強力な武器として機能したんじゃないだろうか、と思えるほどにはキャラ立ち良く出来てましたもんねえ。特に、男の親友二人は白眉でした。このラストでも縦横無尽に活躍してくれましたし、特にここから伸びるキャラだったんだけれどなあ、と惜しむ気持ちが滾々と湧き上がるばかりです。
ただ、物語をたたむにおいても急展開だったり性急にバタバタと話を前倒ししていくような感じでもなく、しっかりこの「境域のアルスマグナ」という物語のクライマックスを立ち上げてるんですよね。しかも、キレイに小さくまとめているわけでもありませんし、途中でばっさり戦いはこれからだ、とやっちゃっているわけでもなく、もしこのシリーズが長く続いても大まかなラストの流れはこれだったんだろうなあ、という貫禄含みの完結編だったのは結構脱帽ものだったんですよね。これなら完結であっても打ち切りとは感じないんじゃないだろうか、と思うくらいに。
境域のアルスマグナというタイトルを大いに意義に感じる展開でもありましたし、最初からラストはこんな感じ、というビジョンがあったんだろうなあ。怜生も、王として見事に立志してみせましたい、一介の主人公としても多くの配下を従える王としても、痛快極まる威風でしたし。王として何を成し遂げるのか、世界に何を刻みつけるのか、という答えもこれ以上無い形で具体的に示してくれましたし、主人公としてやるべきことは全部やり遂げてるんですよね。
もっとやりたいこと描きたい話、キャラたちのあれこれはあったんでしょうけれど、やるべきことはちゃんと全部やってみせた、という意味ではよくぞ3巻だけで、と感嘆するばかりでしたし、意地と構成力展開力というのを見せられた感じです。
いやあ、あの怜生の狂気を内包したキャラといい、周りの人たち、あの姪っ子ちゃんたち含めていい具合にキレているのといい、凄い好みだっただけに、やっぱりもっともっと読みたかったシリーズでした。
次にはぜひ二桁巻数目指して欲しいです。ほんとに。

1巻 2巻感想

境域のアルスマグナ 2.盾の死神と博士の絡新婦 ★★★★☆  

境域のアルスマグナ2 盾の死神と博士の絡新婦 (MF文庫J)

【境域のアルスマグナ 2.盾の死神と博士の絡新婦】 絵戸太郎/パルプピロシ MF文庫J

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それは一つの可能性。道を踏み外したもう一人の「レオ」。

<水葬の王>鳴海滝徳と乙姫に勝利し、<王>としての第一歩を踏み出した怜生。
多忙な日々を送る彼の元に、一文字卿から送り込まれた護衛は、この世で最も嫌いな女性――武芸の師、切花白羽だった。
彼女に常時護衛されながら、編入した神霊学部で<王>としての基礎を学び、学友達と過ごし、束の間の安息を満喫する怜生。
しかし、敵は既に背後に迫っていた。偶然か運命か、敵も医療魔術師。そして……
「私の名はレオ――レオ・フランケンシュタインだ」
最強・最速・極悪の三拍子揃った凄絶過激な魔王の狂宴、恐怖と悲哀が綴る第二幕。
輝く覇道を歩む者と、悪辣な外道を強いられた者。二人の「レオ」が激突する――!
ふっ、ふははは、これはすげえ。これはヤベえ。これは本物だわ。デビュー作である第一巻もわりと絶賛しつつもまだ荒削りな部分が見え隠れしてただけに、二巻の出来栄えには大きな関心を寄せていたのだけれど、いやビックリした。あそこから完全にパワーアップしてる。スケールアップしている。バージョンアップしている。基礎工事の上からさらに巨大な基礎工事やった上でタワーマンションが建設され始めたのを目の当たりにしているかのようである。
これ、間違いなくレーベルの一線級。昨今の新人の中でも図抜けて一押しできますわ、これ。
第一巻が怜生がこれまでの人生を覆して、王としてこの世に事を成すことを覚悟を決する彼と伴侶である花蓮の物語だとするならば、この二巻は怜生を王として担ぐ、臣下であり仲間であり親友であり家族となる、その生涯をともに駆け抜けるであろう同胞が集う物語でありました。王は一人で王足り得ず。それを怜生も花蓮も痛感するエピソードであり、そんな彼らを勇んで支えることを選ぶことになる友との出会いの、家族との再会の物語であり、彼らの王であることを選択した、彼の王の臣下たるを選んだ、身命を賭して共に征くことを臨んだ選択の物語でありました。
場合によっちゃあもっとスケールの小さい、怜生と花蓮の小さな輪っかに多少のヒロインが加わって、話のたびにゲストが現れるみたいなこじんまりとした物語になるのかとも思ってたですが、どうしてどうして。こうも一気に怜生を王として頂点とした「緋の龍王」の結社が誕生するとは思わなかった。組織的にも少数の小さなグループじゃなく、実家の傭兵結社である鬼神会を中心に切花の一部にエドァルドの一族も加わるわけで、新興結社としても決して非力ではない組織力となってるんですよね。
それ以上に、幹部級の結束が素晴らしい。元々養子とはいえ家族だった鬼柳家にも冒頭できっちりケジメつけて傘下に加えたのは元より、旧知であった白羽と学友として知り合うことになるエドァルドと武藤くん。今回初登場にも関わらず、ここまでしっかりと熱い関係を育んでくれるとは。彼らの性格と背景がしっかり描かれていたせいか、出会って間もないにも関わらず友達としての関係は元より、ここぞという時に手助けなんて軽い決断ではなく、自分たちがこれまで背負ってきたものも含めて全賭けして、怜生の理想に、彼の王道に付き従う、いや花蓮と二人だけで行こうとする怜生の首根っこ捕まえて、水臭えぞこの野郎とばかりに臣下の盟に加わるその心意気。いやあもう、燃えた萌えた。
白羽先輩にしても、彼女が抱えていた致命的な欠点であり弱点をこの一連の戦いの中で浮き彫りにされ突きつけられ痛感して壊れかけたさなかで、それでも這い上がり自らを叩き直して生まれ変わったような革新を持ってしてまで、随身してくるこの守り刀の面目躍如のような活躍。
当番回みたいな概念なく、前回からの登場人物、今回初登場のキャラ関係なく、全押しでどのキャラクターにも厚みと魅力を添えてくれた上で大いに躍動させてくれたわけで、そりゃあ面白いし盛り上がるよ。もうどこを見ても、どの場面でも魅力的なキャラがわらわらと盛大に自律して動き回り、魂からの発露を叫びまわってるんだから、お祭り騒ぎもいいところだ。
その中にはちゃんと今回の敵キャラも含まれていて、レオとフロレンスのコンビもまた実に魅力的な敵役として振る舞ってくれているんですよね。図らずも怜生と似た理想のもとに世界を飛び回った挙句に悲劇を経て大いに道を踏み外した怜生の零落版であると同時に、お互いへの愛の証明のためにわかっていながら外道を歩む悲恋譚の主役カップルでもあるわけで。
やっぱり自分は敵役が小物とか小悪党とかよりも、こうした魅力的な人物の方がぴょんぴょん盛り上がるんですわ。
愛情というと、花蓮のわりとぶっ壊れたそれもインパクトあるんですけれど、それ以上に姪っ子コンビの燐と燦の形にこだわらない、家族愛でも異性愛でも支配する愛でも支配される愛でも形式なんてどうでもいい、家族でも恋人でも主従でも構わない、関係性などにとらわれない獣のような無軌道で奔放で自由で、しかし寵愛……愛してくれるなら、恩寵……見返りがあるのなら、それで構わない、ある種一途な愛の形もまた、盛大にぶっ壊れていて、これもいいんだよなあ。
白羽先輩も、あれ結構あからさまに下心見せてたりしますしねえ。警護役として職務に忠実であり忠誠の塊みたいな堅物と見せかけておいて、中身はしたたかに女してるの、かなり好みです。
いやもう面白かった、素晴らしかった。一巻読んでの期待値を遥かに上回る一品を仕上げてきてくれました。
Marvelousです!!

1巻感想

境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神 ★★★★   

境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神 (MF文庫J)

【境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神】 絵戸太郎/パルプピロシ MF文庫J

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鬼柳怜生・享年17歳。彼の生涯は双子の姪をかばって儚く幕を閉じた…はずだった。何故か生き返った怜生の前には、長い紅髪に豊かな胸の、見目麗しい蛇女…蛇女!?さらに、彼女は怜生の「妻」を名乗り、彼は「神霊と結ばれ、世に新たな魔法技術を生み出す“王”になったのだ」と告げられる。司るは―無から有を生み出し、死者蘇生すら可能な「命」の魔法則。かくして、世界を一変させる力を手に入れた少年の、全世界と数多の“王”を相手にした覇道が幕を開ける!第12回MF文庫Jライトノベル新人賞・最優秀賞受賞作。最強・最速・極悪の三拍子揃った凄絶過激な魔王の狂宴、堂々開幕!
いいねぇ、いいねえ、実に頭がおかしい。普段の平凡さの中に埋没していた精神の怪物性。それは眠っていたわけでも封印されていたわけでもなく、単に表に出る機会がなかった、というべきか。覚醒という形ではなく、場の状況に応じて自然と浮き彫りになる形で彼の異常さ、怪物的な精神回路は表へと露呈していく。
ただ、彼がそのまま平凡な魔術師としての人生を送っていたら、彼の異常性が発露しなかったか、というとどうなんだろう。怜生がこの事件を通じて怪物になってしまった、というのならともかく、実際は元々それを内在させていた以上、どこかでそれは露呈していたんだろう。あの姪っ子ちゃんたちのことを鑑みても、既に影響は出ていたわけですしね。それに、花蓮に関してだって初めて出会ったわけじゃなく、生まれてこの方ずっと側にいたわけですから、いずれはどうにかこうにかなっていたはず。
それでも、この事態が急転し続けていく中で、ぞわりぞわりと普通に見えた主人公の中から鎌首をもたげてくる異常性、怪物性の薄ら寒さにはゾクゾクさせられました。本作って、改めて振り返ってみると誰ひとりとしてマトモというか、平凡なメンタリティを持つ人間っていないんですよね。どこかしら、何かを踏み外し、或いは踏みにじり、盛大に破綻している。まさに正しく、人の道から外れた魔術師たちの饗宴たるを体現しているのですが、それ故にその中ですら際立つ主人公のイカレ具合というものは、火花飛び散らせながらのたうち回る切れた電線みたいなもので、目が離せないし目を離すとどうなるかわからない危うさの塊で固唾を呑んでしまうのである。
その上で、近寄りがたい危うさではなく、思わず引き込まれそうな「それ」なんですよね。その夢に、その野心に、その在り方に多士済済を引き寄せ引き連れ引きずり回す、王足るの存在感。
この手の王様タイプの主人公って、単に仲間が一杯味方してくれる云々とは少し違うんですよね。その在り方に、ついていく人たちが己の人生を掛けて寄り添い、王はそれをすべて背負った上で描いた夢に皆を連れて行かなくてはならない。世界に強いなければならない。
なるほど、だから敵は悪ではなく、同じ王なのか。だったら、行われるのは戦争だ。王として譲れぬもの同士を賭けた、正義も悪も関係ない、己の夢と野望を世界に顕現させるための戦いだ。
その為に王同士は絶対に相容れないし、その為なら幾らでも妥協し合える。実にグロテスクで健全だ。そして、面白い。面白い。
なるほど、これは大賞だわ。ストーリーも世界観もキャラクターも、文章のテンポも豪壮と言っていい大きな作品らしい雰囲気があるのよね。勢いだけじゃあないよこれ。
この調子で書き続けられるのなら、本作が続くにしても別の作品を書くにしても間違いなくレーベルの最前線で戦い続けられる実力のある作家さんだわ。だからこそ、二巻の出来栄えには是非に期待させていただきたいところである。

出番ですよ!カグヤさま3   

出番ですよ!  カグヤさま (GA文庫)

【出番ですよ! カグヤさま】 逢空万太/パルプピロシ GA文庫

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「わらわはカグヤ・∀・ハインライン。月を統べる女王だ―― 元、な」

ある日、支倉結太の前に流れ星とともに落ちてきた美少女、カグヤ。
『黒科学』の使い手である彼女は、月での失政により女王をリコールされて地球へと追放されたのだった。
カグヤをどうにか月に送り返そうと決意する結太。それには善行を積まなければならないというのだが。

目標の善行値:100
現在の善行値:マイナス530000

「何万光年かかるんだよ!?」
「光年は時間ではなく距離だぞ」

そんな彼らの前にカグヤを狙う月からの暗殺者が現れ――
月の少女と地球の少年が出会い、すごく不埒な竹取物語が始まる!
ママがヒロインでいいです……はっ、結論が出てしまった。はい、終了で。
いやまじで実際、ママさんが一番美人なんですけど。おぱーいが大きいんですけれど。未亡人だし。未亡人だし。
カグヤはウザ可愛いけれど、うざいしなあ……。わりとガチであかんタイプのダメ人間っぽいんですよね。善行値がマイナス、というのも伊達ではないという感じで。これだと、まだニャル子の方がキャラとして愛嬌があったような気がします。でも、ヒロインとしてみるとこのエロさは何気に色気があってついついチラ見してしまうというか、腹を空かした虎のごとく、結太を性的に食べに来ようとするところなんぞ、わかっていても無視できないというか。これがニャル子さんだと、元があの這い寄る混沌というヤバイ感じがつきまとっていたので、ベタベタひっついてこられても、危ないので突き放して当然、ニャルラトホテプとしてもイロモノだとわかっても色気的にはやっぱり微妙なところがあったので、真尋が徹底的に迎撃してもやったれやったれ、という感じだったんですけれど、こちらのカグヤだと仮にも女の子があれだけ積極的に色仕掛けしてきているのに、拒絶するとは何たることか、という気分になってしまうのは、ちと理不尽とわかっていたも否めない感情なのである。
うん、手を出したらババ引かされると理解していても、ちょっとお触りくらいなら、と思うのが男の子なのであるからして、もう少し結太はアタリを柔らかくしてもいいんじゃないかな。ちょっと対応が厳しすぎます、相手はニャル子じゃないんですよ? と、言いたくなってしまうのは自分でもまあどうかと思うんだが。
ネタの数々は相変わらず面白いんですけれど、若干ノリきれないのはカグヤが云々じゃなくてやはり主人公の結太の反応というかツッコミがまだ若干ぎこちないからなんでしょうね。もうちょい主人公としてこの作品に合う調整が必要な気がする。これは書いていたら徐々に合ってくるのかな。
しかし、星系感航行が可能な異星人よりも、月人の方がオーバーテクノロジーだというのは何気に凄いなあ。どれだけレベル高いんだ、月の人。あと、昔のリアルかぐや姫が、現代のカグヤ姫と較べても相当に下衆の類なんですけれど。この女王、フォークでがっつり刺した方がいいんじゃないか?

 
1月27日

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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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