ファイフステル・サーガ

ファイフステル・サーガ 4.再臨の魔王と女神の巫女 ★★★★   



【ファイフステル・サーガ 4.再臨の魔王と女神の巫女】 師走トオル/有坂 あこ  富士見ファンタジア文庫

Amazon
Kindle BOOK☆WALKER

灰エルフの軍勢を退け、一時の休戦状態へ持ち込んだカレルに、息つく暇もなく“狂嗤の団”切り込み隊長コルネリウスへの婚約話という難題が降りかかる。コルネリウスとともに内乱中のヴィエレヒト司教領を訪れたカレルは婚約者の少女ヘンリエッテと出会う。
「当面は婚約者としてお力をお貸しいただきたいのです」
わずか十一歳という年齢ながら、殺された父の無念を晴らすべく国を統べる大司教になりたいという彼女の力になるため、カレルたちは内乱鎮圧へと動き出すことに…。英雄は少女を王国の救い手として導けるのか!

これですべての主要プレイヤーが揃ったのか、それともまだ増えるのか。とはいえ、今回の修道騎士ノルベルトと大司祭を目指すヘンリエッテは政治的には極めて重要人物であるものの、自らが主導して政治を動かしていくタイプではないので、やはりメインはアレンハイム公カレル、五芒国折衝ヴェッセル、そして灰エルフの族長の一人であるギルセリオンの三人が主導していくのか。
とはいえ、一応目的を同じくしていて立場の違いはあるとは言え同じ方向を向いているカレルとヴェッセルに対して、ギルセリオンだけまだ独自の方向で動いているんですよね。魔王の復活に背を向けていること、同じ灰エルフの他の一族からこっそり距離をおいていることからも、共闘できる余地はあると思うのだけれど、今回司教領の内乱を煽ってたりするからなあ。
ともあれ、宗教組織の中枢に後ろ盾という形で食い込める形になったのは非常に大きいのだけれど、相変わらず大公になっても少人数で司教領に潜入したり、とフットワークの軽いカレルである。これもコルネリウスという単独での一騎当千な戦闘力を持つ人が一緒にくっついてきてくれるからこそ、なんだろうけど、大公という地位と灰エルフとの戦闘での勝利という名声をもって高まっている政治力を、自分自身を混乱している司教領に突っ込ませることで最大限活用しているわけだから、大したものである。
もちろん、それだけ危険も大きいわけでコルネリウスの護衛があるとは言え思わぬ危機もあるはずなのだけれど、それに関しては自分の死を見る予知夢というアドバンテージもあるわけで。カレルの介入がなかったらまず間違いなくメルヒオール大司教側の勝利になってたわけだから、今回もなかなかの綱渡りだったんですよねえ。
そのカレルの介入も、ノルベルトの機転とヘンリエッテの決意と覚悟がなければ不可能だったわけですから、今回の一連の最大の立役者はやはりこの二人だったのでしょう。図らずもヴェッセル宰相とマリオン女王と同じく頑張る妹の為に頑張るお兄ちゃん、という構図になるんですよね。いや、ノルベルトとヘンリエッテに関しては実はさらに異なる真相が待っているわけですけれど。
このこんがらがった人間関係、特にノルベルトのそれって今後意味を持ってくるんだろうか。ノルベルト本人はさっぱり政治的野心を持っていないのだけれど、何気にそれをヴェッセル摂政は魔王の左腕を使っているが故にわからないんですよね。
まあ今回はそれよりも、ヘンリエッテが想像以上にコルネリウスの手綱を握れてしまっていたあたりが注目でしょう。亡くした妹のこともあって子供に甘いというか優しいコルネリウスですけれど、ヘンリエッテはその聡明さも健気さも意外と押しが強い所も、そして弱さもコルネリウスのツボをつきまくっていたようで。いや、あの気難しい怖いお兄さんに対してあれだけガンガン押せるヘンリエッテも凄いですわ。しばらくは様子見していたようですけれど、途中の事件を通じてコルネリウスの人となりを察したんでしょうなあ。
婚約者とはいえヘンリエッテはまだ11歳あたり。子供過ぎて、いやまあ子供だからこそコルネリウスも無視できなかったわけですけれど、コルネリウスとしても妹のようにしか見えてないでしょうし、ヘンリエッテの側だってまだ恋だの好きだのという段階じゃないのでしょうけれど、お互いに心のうちにまで踏み込んだ関係になってて、なかなか将来が楽しみな二人です。
そして、ラストのエルフのミーリエルが帰還したことで、カレルに新たな問題が浮上。いやこれはまあ近いうちにあるだろうな、と思ってはいた展開なのですが。
というところで終わりながら、五巻の継続はまだ未定、というのは厳しいなあ。

シリーズ感想

ファイフステル・サーガ 3.再臨の魔王と草原の灰エルフ ★★★☆  



【ファイフステル・サーガ 3.再臨の魔王と草原の灰エルフ】 師走トオル/有坂 あこ  富士見ファンタジア文庫

Amazon
Kindle BOOK☆WALKER

かつて魔王戦役にて魔王軍に与した灰エルフの子孫たちが、“魔王の左腕”を奪還すべく五芒国へと再び侵略を開始する。灰エルフたちの鍛え抜かれた弓の腕と馬術によって、フライスラントの地に多くの血が流れ、兵たちが敗北を重ねる戦況にカレルが、ヴェッセルが動き出す―。
「心に正直になれ。どうして欲しい?一晩中これを続けて欲しいのか?」
灰エルフ族長のひとり“天秤の担い手”ギルセリオン。圧倒的な武と、女を堕とす術を持つ新たな英雄は、来るべき『セシリアの死』を起こす元凶か、それとも未来を変える存在か―。かくして歴史の表舞台に英雄は揃う!

エロエルフだー!!(失礼)
いやだって、このエルフの人ってば魔王戦役生き残って200年、一番鍛えて自信あるの閨房術だぜ、と自分で自慢するような兄ちゃんなんですよ? 勿論、それだけではなく弓一本でワイバーンを墜としてしまうような弓の達人であり、単騎独行して敵の軍勢を蹴散らすわ、超遠距離から指揮官スナイプするわ、こうしてみると訳のわからんレベルの活躍してるんですが。
それ以上に、女の人を快楽でメロメロにしてしまい夜のお相手に選んでもらうために自分から率先して無茶苦茶頑張るという士気の上がり方させたり、人間の娘も陥落させて味方にしてしまったり、とあなたエロゲーのハーレム主人公ですか、と言いたくなるような得意技を振るいまくってるわけで。いや、そんじょそこらのハーレム主人公でも千人を超える嫁さんと結婚してるとかは早々ないでしょうなあ。エルフ族の長寿を考えたら嫁さん沢山いるのもわかる、となるかもしれませんがちょっと待ってください。長寿とはいえ、ギルセリオンさま、この200年で1000人超えですよ? 単純計算してしまっても年に5人と結婚している計算である。中華王朝の皇帝の後宮なんかだと千人単位で寵姫が居たりというケースもあるだろうけど、この人ちゃんと全員の相手しているっぽいからなあ、尋常ではない。さすがにこれだけ嫁さんがいると順番回ってくるの本当に貴重な機会になってしまうだけに、女性陣が目の色を変えるのもわからなくはない。ただの夜伽ではなく、生きたまま極楽を味わえ中毒みたいになってしまう快楽なわけですしね……。
んでもってこのギルセリオンさま、どうやら3人目の主人公っぽいんだよなあ。
灰エルフ、魔王軍の一員ということで完全に敵サイドかと思いきや、このギルセリオンさまだけは魔王なんて疫病神じゃん!という姿勢で、この200年の雌伏のうちに長老筋とは違う路線を歩んでいて、今回の侵攻でも話を合わせながらこっそり独自に動いてらっしゃるだけに、このまま行くと面白いポディションになってきそうなんですよね。
だいたい、単純な武力戦力として彼と彼の率いる灰エルフの部族ってちょっと桁が一つ二つ違ってそうな強さだもんなあ。その上で脳筋とは程遠い政治的にも謀略家としても非常に卓越した手腕の持ち主だし。魔王関係なしにギルセリオンさまがここで勢力圏を確立してしまうと、一国に近い脅威になってしまうんじゃなかろうか。単純に敵に回りそうにないのが救いではあるんだけど。

ともあれ、灰エルフの侵攻を契機として、人間同士で争っているわけにはいかなくなったカレルたち。元々魔王の復活を予見して動いていたカレルたちからすると、利用するに足るチャンスでもあったわけだけれど、こういう時にフーデルス王国のヴェッセル摂政が全部承知しているというのか、彼の優秀さも相まって非常に頼もしい……頼もしいんだけど、この人なんで内実が見えてしまうとこんなに残念なんだろうw
カレルたちの結婚式で遠出してたの、ホームシックになってとっとと帰ってしまったりとか、時期的に真夏に差し掛かって暑くて外に出たくないから、灰エルフとの戦争の指揮を色々と建前を並べてカレルに押し付けて丸投げとか、相手の心のウチを読める魔道具、持ち歩いていないように見せかけて股の間に挟んでたりとか。
でも、後方支援の能力は文句なしに優秀だし政治的な状況の整え方も辣腕の一言だし、結果だけを見ているとどう言い繕っても大宰相なんですよねえ。カレルとはなんか妙な方向で息というかタイミングが合ってしまって、名コンビみたいになってしまってるし。お互いの内心は面白いくらいにすれ違っているのですけど。

なんか、続刊微妙な状況になってしまっているようですけれど、ここからが面白くなってくる途上なだけになんとか続いてほしいところです。

シリーズ感想

ファイフステル・サーガ 2.再臨の魔王と公国の動乱 ★★★★   



【ファイフステル・サーガ 2.再臨の魔王と公国の動乱】 師走トオル/有坂 あこ 富士見ファンタジア文庫

Amazon
Kindle B☆W

「許せないわ。わたしたちの結婚式であなたを殺すなんて」
フライスラント軍の撃退に成功したカレルだが、その武勲とセシリアとの結婚を快く思わない何者かの暗殺が計画される。
「こうなったら未来を変えるべく行動するしかない」
犯人の手がかりを求めてカレルはドワーフの国へ向かうが、黒幕の策略はすでに二重三重に仕掛けられていた!そして公国に広がる動乱は、二人の英雄を引き合わせることに!
「カレル、おまえにはせいぜい苦労してもらうとしよう。なに、少しぐらいなら手伝ってやる」
カレルとヴェッセルの邂逅は歴史を大きく動かす―!
自分が死ぬ未来を夢で見る、ってここまで有用なのか。毎晩のように自分の死を体験しなくてはならない、というデメリットがとてつもなくデカイのだけれど、それさえ耐えれば自分が死ぬ場面を通じて今、自分がどのように狙われているか、というのは場合によっては相手の陰謀が動き出した途端にカウンターに動き出すことが出来る、ということなので相手からしたらたまったもんじゃないんですよねえ。
普通に考えたらどう転んでも失敗しないような手を打ったにも関わらず、陰謀をひっくり返されたフィクトル総督からすれば、なんでやねん!? となるのもよくわかる。
でも、かと言ってカレルの方だって余裕綽々とは程遠かったんですよね。自分が結婚式で毒殺される、という死因はわかっても犯人はわからないし、辛うじてわかる情報から真実を手繰っていくしかない。実際、カレルが想定していたよりも周辺の状況は圧倒的に悪かったわけですしね。事前にいくつもの陰謀の「起こり」を潰せたものの、察知できなかったものも含めて過半の窮地は起こってから対処しなければならなかったわけで、本当に綱渡りもいいところ。偶然ダイス目が良かったような「幸い」もあったわけで、カレル自身これはもう無理だぁぁ!と頭抱えるような窮地だったんですよね。
よくまあ捌けたものである。運も能力も全力全開に振り絞りきって出涸らしも出ません、というくらいの必死の立ち回りでしたから、いやもうほんと頑張ったねえ、と背中を擦ってあげたくなるほどでした。セシリア攫われたときにはもう終わった、と想いましたもんね。これどう挽回するんだよ、て。
これだけの頑張り踏ん張りど根性を、カレルも世界を救うため、なんて曖昧模糊とした原動力ではとても支えきれなかったでしょう。ここで彼が踏ん張れたのは、セシリアのため。一人の女の子を守るため、好きになってしまった娘と添い遂げるため、という男の子らしい原動力は好ましいものでした。男の子の寄って立つもの、というのはそれくらいが一番パワー出るんですよねえ。
それでも、どうしても届かなかったところを、ひょいと現れたヴィセルが助けてくれたのには驚きでしたけれど。あれ、この二人の邂逅ってこんなのでいいの? というくらい「ひょい」とカレルの前に現れましたからねえ。まあ、このときカレル進退窮まっていたのを思うと、まさに救い主だったわけですけれど。
ヴィセルって、性格悪いし黒幕気取っている通りの稀代の策謀家なんだけれど、根本的なところでシスコンというか理想家の妹女王マリアンにダダ甘でだったり、頭おかしいメイドのイエッタに振り回されてわりと涙目になってる頻度が多かったり、なにやらお兄様の信頼度が絶大になってるマリアン女王がかなり無茶ぶりしてきそうでそれに振り回されそうだったり、私人の部分でかなりポンコツ風味が漂ってる人なんで、この人カッコつけててもなんか微笑ましく見えてしまうんですよね。
あ、ヴィセルさんがまた黒幕気取ってるー、みたいな。
カレルくんにはせいぜい苦労してもらうよ、なんてキメ顔でうそぶいてる直後にめっさんこ周囲から寄ってたかって苦労背負わせらてヒーヒー言わされる未来像を予告されちゃってたりとか、何気に作者からも愛されてるんじゃないだろうか、この人。
かなり印象が変わったのが、コルネリウス隊長で戦うことしか興味のないバトルジャンキーという、一巻での扱いにくそうな描写に、便利は便利だけれど寡黙だし性格尖りすぎてるしキャラとしては動かしづらそうだなあ、と思ったらまさかの子供好き、という要素を一つ盛り込んだだけでガラッとキャラの印象そのものをひっくり返してくれましたからね。助けた子供に懐かれてる隊長に和んでしまったw
予告されていた灰エルフ編は三巻へ持ち越し。一巻のラストで意味深な登場した灰エルフの人、結局出番なかったしw でも、今回のこの二巻で既存のキャラの掘り下げと関係の熟成がかなり進んだので、決して無駄ではなかったのではないでしょうか。
政略結婚というはじまりになってしまったカレルとセシリアですけれど、今回の一件を通じて本当に信頼しあい心通じ合う、というよりもお互いを求めあえる、ああこの人のこと好きだ、と実感しあえる関係になれたわけで、こういう人間関係の収斂は見ていても味わい深いです。特に、主人公とヒロインともなればなおさらに。

1巻感想

ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団 ★★★★   

ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団 (ファンタジア文庫)

【ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団】 師走 トオル/有坂 あこ 富士見ファンタジア文庫

Amazon
Kindle B☆W

「わたしも、あなたを夫として受け入れるわ」
これより二年の後、古の魔王再臨し、人類は滅ぶ。絶望の未来を塗り替えるため、“アレンヘムの聖女”セシリアと婚約し、最強の傭兵団“狂嗤の団”の団長となる道を選んだカレル。“アレンヘムの聖女”が持つ『自分の死を夢見る』という悪夢に希望の力を見いだしたカレルは、死の運命を回避する力を持った英雄として五芒国平定のため動き出す。一方その頃、幼くして女王の座を引き継いだ妹のため、暗愚を演じ続けていた王子ヴェッセルも権謀術数に長けた英雄として歴史の表舞台に姿を現す。玉座の頂を目指す英雄たちの叙事詩が今、幕を開ける!
ダブル主人公かぁ!
師走トオルさんの手がける戦記モノとしては【火の国、風の国物語】以来となるので随分久々となるので楽しみではあったのですが、まさかの主人公二人。しかも、普通は二人主人公制だと当の二人を好敵手として対立線上に置くパターンが多いのだけれど、本作での国際情勢を見ているとどうも最初から協力路線を辿りそうなのである。ただ表立って堂々と同盟を結んで、とはいかなさそうなんですよね。カレルの陣営もヴェッセルの陣営も強大とは程遠いどちらかというと弱小寄りの勢力であって、国際情勢のパワーゲームの中で決してイニシアティブを握れる立場にはない。だからこそ、ヴェッセルの方は影で暗躍して謀略を巡らすことで主導権を手繰り寄せようとし、カレルの方は強力ではあっても数量、国力の規模から絶対的な劣勢にある上に大国から標的にされて狙われているところを、策略を駆使してちゃぶ台をひっくり返そうとしている。
両者の喫緊の目標、生き残りと突出した大国の勢力を削る、というところが合致しているだけに、表立って手を結ぶと出る杭は打たれるの法則であっちこっちから叩かれかねないので、裏で協力体制を築こう、という流れになってるんですね。
この展開からわかるように、カレルもヴェッセルも圧倒的な武力によって相手を叩き潰す将軍タイプではなく、手練手管を駆使して優位を手繰り寄せていく智将であり政治家なのである。ダブル主人公二人ともがこういうタイプ、というのも珍しいんじゃないでしょうか。それに二人ともカリスマでみんなを引っ張っていくタイプでもなく、もちろん周囲の面々から認められるだけのものは持ってないといけないけれど、指導者としてのカリスマという点から見ると、二人とも相方である「アレンヘムの聖女」セシリアと女王マリアンというヒロイン側に頼っている、というのも面白い。
最終的な目的である、魔王復活に際して人類側の戦力を結集する、という点、特に魔王の復活に対してなんとか対応しなくてはならない、というところでカレルもヴェッセルも一致しているだけに、最後は雌雄を決する、なんて定番の展開にならず一筋縄でいかない共闘関係というのが複雑怪奇に成立しそうな感じで、非常に興味深い流れであります。
二人とも図らずして、少なくとも本人たちはそのつもりがなかったのにそれぞれ組織のトップに祭り上げられた、というところで共通していて、そのやる気原動力動機の少なくない部分にセシリア、妹のマリアンを守りたい、助けたいという野心とは異なる意気があるところなんぞも主人公らしさがあっていい感じですし。
いい感じと言えば、セシリアとカレル、最初は完全に政略結婚という形ではじまるんですよね。これもまた珍しいものなんだけれど、聖女の能力にも絡んでくるのだけれどお互いちゃんと心寄せていき惹かれ合っていく展開が丁寧に描かれているのも良いんですよね。
セシリアがカレルを信じて、またカレルがセシリアの強さに惹かれていくところなんぞも、聖女の能力の過酷さと相まって、非常に説得力がありますし。カレルのあの年相応な好きになった女の子のために頑張る男の子、的な可愛げがまた愛で甲斐のあるところで。結構シスコンなヴェッセルとともに二人して魅力的な主人公なだけに、これは期待のシリーズとなりそうです。たのしみたのしみ。

師走トオル作品感想
 

4月25日


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月24日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月22日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月20日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月19日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月18日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月17日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月15日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月14日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月12日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月10日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月9日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月8日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月7日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月6日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


4月5日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


4月4日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

4月2日

Amazon Kindle B☆W

4月1日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

3月29日

Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W



Categories
最新コメント

Archives
記事検索
タグ絞り込み検索