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ブレイドコミックス

戦国妖狐 135   

戦国妖狐 13 (BLADE COMICS)

【戦国妖狐 13】 水上悟志 BLADE COMICS

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偶然も必然も……すべての因果は決戦の地「断怪衆本山」へ!!!

無の民と戦うべく断怪衆本山に急ぐ千夜たち。
しかしそこでは衝撃の再会が待ち受けていた…!!
ふいおおっ! 一巻丸ごと最終決戦じゃーー!!

無辜の闇たちを攫って操り尖兵とした無の民と、人質となった彼らを殺さずに無力化しながら戦おうとする千夜たち。この、殺さずにというのは断怪坊主たちの言うとおり、この期に及んでは無謀も良いところなんだけれど、それほど無茶であろうと、千夜がこれまでたどってきた遍路の先こそがそれなんですよね。生半可の覚悟じゃない。どれだけ悩んで苦しんで、藻掻いて懊悩して、戦いというものそのものに、殺し合いというものそのものに対して真剣に向き合い続け、出会いと別れの中で見つけ出そうとしていたその先で、絶対にやらないと決めたことだったわけです。
でもね、その果てに見出したのが、あの姿だったというのは、感動すると同時に「ああ、千夜、それはきっと違う!」と思わず呻いてしまったのでした。
「何になるかは おれがが決めていいんだと 今 気づきました」

改めて見ても、あの千夜が「成る」シーンには鳥肌が立つ。あまりの粛然とした神々しさに、呆けたようになるしかなかった。本当に凄い。こんなの描ける水上さんは本当に凄い。
でも、同時にその神聖さこそが、それはいけないという心地にさせてくれる。人間が、そこに至るというのは化け物になる以上に、もう人では居られなくなる。何になるかを、少なくとも千夜は、一人では決めてはいけないのだ。決めるなら、千夜はきっとあの娘と二人で決めなきゃいけないのだ。
だから、ここで割って入るのが彼女であるのは、当然至極のことだったのだろう。もはや、必然だったのだ。すべてを救うものが、自分だけは救えないなんて、そんなふざけた話があってたまるものかよ。

そして、もう一つの悲恋も、哀切たる恋物語もここに岐路を迎える。
ボロ泣きだよ! もうなんか泣いちゃったよ、泣くしかないじゃんか! やっと、やっと、やっと辿り着いたんだ。やっとやっとやっと、再会できたんだ。男一匹風祭真介の、ここが花の咲かせどころじゃあないか。
うう、ここで引きとは生殺しだ。別の意味で泣きそうだ。続きを、続きを早くぅ〜〜(じたばた


シリーズ感想

戦国妖狐 10 5   

戦国妖狐 10 (BLADE COMICS)

【戦国妖狐 10】 水上悟志 ブレイドコミックス

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旅の終わり、冒頭から凄まじい描写をくれる。吹雪の中を歩む青年の姿をした千夜。彼が夢の間に見た光景が今の少年時代の千夜なのか、それともこの未来の千夜が傷つき眠る少年千夜の見る夢なのか。
時間の流れを度外視した発想に、自分を過去が見る夢かと思い描いた青年は微笑み、幼き自分に語りかける。この姿を見よ、自分は今、様々な人に与えられた温かなものを自覚し、どんな時にも笑わせてくれる。
だから、キミは今は泣け、と。いつか、自分の中に積み重なった温かなものに気づくまで。
いつか、再び笑える日まで。

正直、もうこのシーンだけで泣きそうになったんですけど。
正直、もうこのシーンだけで傑作と呼んでいいんじゃないかと。

先の巻の、将軍・義輝公の時空の先を超えてしまった剣の境地にも度肝を抜かれたけれど、凄いな、時間の積み重ねというものを蔑ろにせずむしろ重要視しながらも、過去から未来に流れるはずの時間の流れを超越したような領域を花吹雪のように散りばめている。
水上先生って、もう1シリーズ、人間の前世をテーマにしたお話を今立ち上げているけれど、先の【惑星のさみだれ】からこっち、漫画のテーマにおいてどんどん深遠に踏み込んでってるよな。最近、もういっそ「凄味」と言っていいくらいの切れ味と深みを感じて、慄くこともしばしば。

そして、現れる神を狂わす者ども。フードをかぶった謎のあやふやな存在たち。過去より来たりて祖国を救うとのたまう「無の民」を名乗る者ども。
それに立ち向かう千夜には、千の怪と将軍様の魂を宿した刀が。
将軍様は死んでも将軍様だったなあ。千夜とちゃんと別れをせず逝ってしまったことが何となく心残りだったのだけれど、泣けなかった千夜をちゃんと泣かせてくれたこの人は、本当の意味で千夜を人間にしてくれた大恩人なのだろう。真介が兄だとすれば、もう一人の父親と言っていいくらいの包容力と慈愛を持って千夜を導いてくれた人だった。

斯くして、無の民を一旦退けて8年後。
8年経てば、千夜も月湖もそれ相応の歳になるわけで……表紙はおっきくなった千夜でした。初見、あまりにこう、イイ表情をしていたので、一瞬千夜なのかわからなった。
そして当然のように千夜が成長すれば、月湖も成長するわけで……どわぁぁぁっ、なんちゅう美人に育ってもうたんやーー!!
幼女の時点ですでに水上作品屈指のヒロインだったのに、こんなに育ってしまって、たわわに育ってしまって。
超巨乳でござる!
しかも、衣装がチューブトップとか、健康的にエロすぎます!
おのれ、こんな娘にまだ手を出してないなんて、千夜のへたれ! へたれ!!
もともと天禀を見せていた剣の腕前は、完全に達人の領域へ。でも、それは否応なく人の領域での話に留まってしまう。月湖の願いは、千夜を守ること。その為に強くなったはずが、強くなればなるほど非力さを痛感し、彼女は苦しむことになる。そんな彼女に力を授ける誘惑を持ちかけてきたのが、あの黒月斎の亡霊だったというのは面白い因果だなあ。神を押し倒すために強くなろうとした、ある意味剣豪将軍よりも遥かにバカバカしく力を求め、手に入れた男の左道を受け継ぐことで、果たして月湖はどうなってしまうのか。
彼の弟子だった迅火ときたら、今や完全に暴走したバケモノとかして、タマさんを悲しませっぱなしだもんなあ。まあ別に黒月斎が悪いんじゃなくて、完全に迅火の自業自得と未熟さの賜物なんだけれど。
その点、千夜と月湖は常に自分の中に生じた矛盾と現実との齟齬、様々な障害や苦悩と向き合い、真正面から一つ一つ乗り越えてきた子たちだから、大丈夫だとは思うんだけれど。でも、月湖は常に力を求めてきた子でもあるからなあ……大丈夫だとは思うんだけれど。

にしても、今や千夜の中の千の闇たちは、完全に千夜の頼もしい友になってますよね。今となっては迷う千夜を叱咤激励するような関係になっていることが、なんとも嬉しい。月湖となうとこの千闇が居れば、千夜が道を誤ったり挫けたりしない、健全に強くなり続けられると信じられる。
まったく、いい主人公ですよ、千夜は。

水上悟志作品感想

戦国妖狐 95   

戦国妖狐 9 (BLADE COMICS)

【戦国妖狐 9】 水上悟志 ブレイドコミックス

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星より綺麗と言わしめる神をも魅了す剣の舞。
よくぞ来た。利剣の林に挑む勇者。
全霊以ってもてなす故、心行くまで舞うがよい。
剣神に奉じる、血の舞いを。

永禄の変、それは剣豪将軍・足利義輝の最後の戦いである。

そして一方で、ついに記憶を取り戻した千夜と黒龍・ムドとの月湖を取り戻すための戦いが。否、ムドと遊び、月湖を迎えに行く道程が、雲の間で巻き起こる。
楽しもう。俺の知ってる武の極みは、笑顔だ


記憶を失って以来、ずっと自分の力を厭い、自分が兵器で化け物だという事実に悩み、戦わないことで人間になろうとしていた千夜。それでも、力がある以上災厄は向こうから現れ戦いは避けられない。血が血を呼び、力が戦いを呼ぶ。その戦いを遠ざけるために、また力を振るわなければならない。そんな矛盾にずっと苦しめられていた彼の無明の前に最後に立った人こそ、足利義輝その人でした。
兵器だった千夜に心を与え、温もりを教えたのは真介であり、月湖でした。彼が記憶を取り戻せたのも、兵器だった千夜を、ただの子供と泣いてくれた真介が居たから。千夜が人間になりたいと思ったのは、月湖の愛があったから。
そして、そんな彼がもうずっと前から人間だったのだと知らしめてくれた人こそ、将軍だったのです。かの剣豪は、その先の道をも千夜に指し示します。戦いの日々に、もう戻りたくないと俯く少年に、笑顔を与えてくれたのです。

千夜が、笑っていました。あの千夜が、子供のように笑ったのです。

戦いに狂乱しながらも龍を恐れていた千夜の中のかたわらたちも、そんな千夜と殴り合い膝突き詰め合って話し合い、いつしか龍と戦うための小さな勇気を得るのでした。恐れ怯えた先にある一掴みの勇気、それこそが最強に至る強さだと、かたわらたちは知っているのでしょうか。
勇気によって結ばれた、それはかけがえのない絆の強さ。
行こう、友よ
そうして行った拳の先にもまた絆が生まれてく。殺しあうのは敵同士、そして遊び相手は友達同士。
図らずも、龍の涙もまた、嬉し涙か。

五月雨は 嬉し涙や 不如帰 
   我は至れり 雲の上まで


月湖が嬉し涙を浮かべながら差し伸ばした両手と、華寅様が将軍様を抱きとめたその姿が、少し重なって……読み返しながら目尻が潤む。
その武の魂は、男の誇るべき生き様は、見事に次の世代に引き継がれた。
少年の生誕と、満天たる剣豪将軍の完結。それがここで描かれた一部始終である。さらば、さらば。

水上悟志作品感想

戦国妖狐 8 5   

戦国妖狐 8 (BLADE COMICS)

【戦国妖狐 8】  水上悟志 ブレイドコミックス

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実のところこの漫画、舞台は戦国期日本風の異世界だと思ってた。何しろ、元の日本を想起させるモノがこれっぽっちも出て来なかったんだもん。まさか、タイトル通りに本当に日本の戦国時代だったとは!

黒龍に月湖が攫われようとした時に真介と現れたのは、第一期のヒロインだったたま!! たまさん、久しぶり! と思ってしまうのは、7巻からの主人公交代と新ヒロイン月湖のインパクトがそれだけ大きかったからなのだろう。
しかし、たまさんはたまさんでつかの間見ない間に成長してしまわれて……色っぽい!? 真介と酒かっ食らってる際の御姿なんぞ、ずいぶんと艶がにじみ出ていて、なんかドキドキしてしまったぞな。そんな真介とたまの再会で、ようやく千夜がキオクを失った際の詳しい出来事が明らかに。
灼岩を目覚めさせてあげるよ、なんてあの山神様はまた軽々しく言ってくれるじゃないか。そりゃ、良い事なんですけどね。喜ばしい事なんですけどね。そんな提案をしてきたことを、燃え尽き症候群に陥っていた真介に対する発破と取るべきか、将又無神経と受け取るべきか。何しろ神様だからなあ。

そして月湖は天使である!!

誰にも否定はさせない。この子、マジで天使だよ。天使さまだよ!! 身も心も綺麗すぎて、地べたに平服してしまいそうだ。故意ではなく、村を守るための戦いだったとはいえ、自分と狂い神との戦いに月湖の父親を巻き込んで殺してしまった事を悔やみ続けている千夜に対して、心の底からほほ笑みを浮かべ、千夜の手を握って感謝の言葉を捧げ、その上で千夜は何も悪くないと許してくれる少女を、千夜をいい子だと全肯定してくれるような子を、天使と言わずしてなんという。
おれなんかずっと何かを憎んで生きてきたっつーのに、こいつらときたら年端もいかねえくせに他者を全く責めねえ
という真介の想いには共感を抱かざるをえない。こんな小さな子供たちが、自身を苛む過酷な境遇と真っ向から向き合って一生懸命生きている姿は、ただただ眩しいばかりだ。
それでも、試練は続く。
この力のために起きる戦いなのに、戦わないためにこの力が要る。
この矛盾!!

自身の力に振り回され、また呼び水となって災いを招く事に苦しむ千夜。
あたしが守るって、戦いたくない千夜も守るって、い、言ったのに。
あたしじゃ、よ、弱い、から。
力が、ないから。
力が……欲しい…。
そんな千夜を守ってあげたいと願いながら、何も出来ない月湖。彼らが背負う運命はあまりにも重たく、ともすれば二人共がもう一歩も前に進めなくなってしまうほどのものだ。そんな重荷を少しでも軽くし、二人の少年少女に未来を指し示すちゃんとした大人が周りにいるのは、きっと幸いなことなのだろう。真介は、よくやってるよ。あんたが居なかったら、そもそも千夜は潰されてただろうし、既に記憶を喪う前に死んでしまっていたはず。そして月湖もまた自分の内に宿った想いを燻らせたまま、擦り切れてしまっていたに違いない。真介は二人の保護者として、庇護者として十分なほど千夜と月湖を守ってる。
それでも、一人では限界があったところに、新しい出会いとして現れたもう一人の大人が、千夜と月湖に自分を肯定するための勇気と道を与えてくれるのだ。
その人こそ、初代暴れん坊将軍! 足利幕府第十三代征夷大将軍。人呼んで【剣豪将軍】足利義輝!!
大樹公……義輝様? あ、あれ? おおおお?
な、なんぞこれ。
て、テルさんがーーーー、変な人だーーーーぁ!!
すごく、変な人だーーーぁ!!

しかし、凄い。物凄い人だ。やっべえ、この将軍さま超ありだよ。かっけえよ。鳥の人だヨ!?
闇の世界にも深く通じたこの人、どうやら只人にはあらざる様子。自らの死すら予定調和のように語るテルさん、色々な意味でとてもじゃないが死にそうにないんだが、此れ如何に?

戦わないことで人間になりたいと願う千夜。そんな千夜を化物のような力を持ったただの人間だ、と諭してくれた将軍様。それは、千夜の苦悩を晴らす一筋の光となっても、戦いが彼に付き纏う現状は何一つ変わらない。
徐々に記憶を取り戻しつつある千夜、その記憶は血塗られた殺戮の記憶でもあり、自身が正真正銘の化物として生きてきた記憶でもある。それで、記憶に向き合わなければ、自分のうちの千魔と向き合わなければ、戦わなければ、一番大切な人・月湖を守れない。月湖のためにも人間になりたい、戦いたくないと思いながら、月湖を守るためには戦いは避けられない、自分がバケモノだと肯定しなければならないという矛盾を前に、千夜の決断は……。
なんかもう、二部に入ってから常に千夜に疑問と選択がつきつけられ続けているので、ある意味ずっと盛り上がりっぱなしなんですよね。面白くて仕方がない。此処に来て本当に水上悟志本領発揮って感じです。燃える。


水上悟志作品感想

戦国妖狐 74   

戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)

【戦国妖狐 7】 水上悟志 ブレイドコミックス

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千本妖狐と化した迅火をめぐり、大きく歴史は動く。その中核に"千魔混沌の魔神の卵”千夜がいた…!
第二部はまさかの千夜主人公。しかも、あれほど人間であることを疎い、闇になりたがっていた迅火とは裏腹に、記憶を失い真介に拾われた千夜は、村で出会った少女・月湖や闇や異形に偏見を持たない優しい村人たちとの交流、そして村を襲った悲劇とその原因となった自分の力に苦悩した末、こう思うに至るのだ。

「俺は戦わない、俺は人間になる」

戦うから戦いになる。強いってことは怖いことなんだ。
はたして時代は戦乱の世。戦に乱れ、人と闇が交わるこの世は容易に人の安息を奪っていく暴虐の時代だ。強い力は千夜の言うとおり悲劇を呼ぶのだろう。だが、弱いまま戦えないのでは月湖が拘るように守りたいものを何も守れない。どちらの考えもまた正解であり間違いなのだろう。お互いに、痛切なる後悔を胸に刻み抱くに至った結論だ。簡単に譲れるものではないはず。その相入れぬ真理を擦り合わせていくことが、この小さな男の子と女の子のこれから共に歩んでいく道なのだ。
幸いなことに、あれほどの悲劇がありながら、月湖は千夜を恨んでいない。むしろ自らの無力を憎み、戦うことを避け始めた千夜を責めるでもなく、私が千夜を守るとまで言ってのける。イイ女だ。実にいい女である。荒んだ心も和らげ癒すかのような淡く柔らかい笑みも、毅然とした凛々しい表情もすべてが美しい。まだ幼いとすら言っていい子供にも関わらず、今の段階で既に将来絶世の美女となるような雰囲気がにじみ出ている。容姿もさる事ながら、その内面が、だ。優しく穏やかで健気なその性格は儚げですらあるのに、むしろその心根は気丈で頑固者で雄々しくすらある。
とびっきりイイ女が山のように登場するのが、水上悟志作品の素晴らしいところであるが、これ、彼女、月湖って歴代のヒロインの中でも頭ひとつ抜けてるんじゃないのか!?
そう言いたくなるくらいに、もう滅茶苦茶イイ女なのである。幼女なのに。

しかし、千夜と月湖という子供組二人が生真面目に真っ直ぐに悩み苦しみそれでもそれぞれなりに前に進もうと頑ななまでに頑張っているのに、それを引率する真介のへっぽこっぷりたるや。
そんなに酒ばっかり飲んで……。
ただ、迅火とたまにくっついて回っていた頃に比べると、余裕はあるんですよね。研ぎ澄まされ切羽詰まりギリギリにまで削り取られていた先ごろまでと比べると、ヤサグレうらぶれ迷いため息をつきながらも、へっぽこ並に子供たちの保護者として結構ちゃんとやっている。少なくとも、迅火やたまと比べるとちゃんと面倒見てますよ。まあ、真介は面倒みて貰えるほど子供じゃなかったですけどね。荒吹もそれなりに扱えてて、そこらの人間や闇くらいだと簡単にあしらえるようになってるし。
まあ、才能無さそうなのは相変わらずだが。才能で言うと、月湖の方が既に才溢れてるってかんじなんだよなあ。戦いのセンスが段違い。ちょっと教えたら即座に抜かれそうだ。

なんかもうね、千夜と月湖がお似合いもお似合いすぎるので、この二人には離れ離れにならずに一緒に大きくなっていってほしいところである。つまり、あのまま別れ別れというのはありえないのですよっ。
戦わない、強さに縛られない、人間になるのだと誓った千夜が、どうやって月湖を助け守るのか。彼の決意の真価が問われる次回が待ち遠しくて仕方ない。
うははは、第二部、予想以上に面白い!!
 
1月21日

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