ミス・ファーブルの蟲ノ荒園

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 45   

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 (4) (電撃文庫)

【ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 4】 物草純平/藤ちょこ 電撃文庫

Amazon

少年はそれでも、まだ見ぬ楽園を信じ、歩き続ける。蟲と恋と蒸気が彩るファンタジー、感動の第一部完!

〈右の剣〉クリザリッドに完膚なき敗北を喫した秋津慧太郎。友人だったはずの少女が敵となった、蟲愛づる魔女アンリ。
一族が秘めた真実を知った女騎士クロエ。そして姿を消した詠い手マルティナ。
それぞれに訪れた決定的な挫折の向こうに、少年たちは花の都の崩壊を見る。
パリの空に鎌首をもたげた〈冥王蟲〉を前に慧太郎たちは再び立ち上がり、そして――欧州の大地で二つの"ジゲン"の剣が撃ち合わされるとき、
〈蟲〉を宿す少年と〈蟲〉愛づる少女は、遠き楽園(アルマス)への小さく、けれど確かな一歩を刻む。
これはマジで凄いわ。こと剣戟シーンに関してはライトノベルでは当代屈指と言ってもいいかもしれない。とかく、剣の術理の細密さと豪奢さ、それにエンターテイメント性が見事に融合しているのが、ぶっちゃけとんでもない。
いや、ほんとに。多かれ少なかれ、ライトノベルの戦闘シーンって力任せなところがあって、たとえ動作の細かいところまで描写してあっても、それが実際の術理に合っているかというと微妙な面があるんですよね。あくまで、魅せるための派手さ、精密さなわけです。それはそれで構わない。面白ささえ際立っていれば、何の問題もない。いや、それでもこのレベルで戦闘シーンを描けている作品って、滅多ないんだよなあ。
本作に至っては、さてどこまで正当なのかは実際に剣術、それも流派に基づいた剣術を習ったり勉強したりしたわけなので、本当にその流派の術理にもとづいているのかはわからないのですけれど、少なくともここで目の当たりにしたのは、本物の「示現流」の術理、それも観念的なそれではなく、物理的な合理性を突き詰めきった身体操作と相対技術の究めなのである。しかも、それが理屈っぽくお勉強よろしく書き連ねられているのではなく、美しいまでの剣戟エンターテイメントを彩る絢爛とした背景として、そして剣士の踊る舞台の基礎として組み込まれているのである。その術理の凄まじさを描くことで、どれほどとてつもないレベルでの剣の応酬が行われているかを、なんとなく凄いなあという印象ではなく、しっかりとしたロジックを以って証明することで、より強烈に焼き付けるように読者に凄味を感じさせ、インパクトを与える触媒になっているのですな。
身体強化で人間離れした動きが出来るようになっているとか、頑丈になっているとかは、まるで関係ない。まさに術理をどれだけ収め、研鑽し、高みに至ったかが勝敗を分けるのだ、というのが頭で理解でき、実感として理解できるようになっているのである。
薬丸自顕流VS示現流、前回の攻防で堪能し切ったと思ったのは大間違い。べらぼうに面白かった。

今回はまさに意思と意思のぶつかり合い。その中で、一人確固とした「覚悟」を持たなかったノエは、唯一場違いだったのでしょう。それでも、まさかここまで慧太郎が圧巻だったのは予想外でしたけれど、この主人公ってこれまで相対してきた敵が尋常でない相手ばかりだっただけで、あとのクリザリッドとの第二幕を見ても、この年令にして示現流剣士として信じられないレベルに達しているんじゃないだろうか。いや、マジで剣技の妙に荒が見当たらない。示現流ほどの剛剣であり荒々しさを損なわない上で、恐ろしく術理の用い方が精密で繊細で老獪ですらある。ノエ、全然弱くないですよ? あれだけの力見せといて、弱いとかないでしょう。それを、あんな……慧太郎の格が違いすぎる。慧太郎ってこれ、普通にオレツエーで無双しててもおかしくないじゃろて。
それなのに、この子はこんなにボロボロになって、願いも祈りもままならず何度も何度も地べたに這いつくばって……それでも諦めずに立ち上がって、立ち上がれなくても這いずって前に前に進み続ける姿には、思わずこみ上げてくるものがある。涙がじわりと滲んでくる。
彼とアンリが望んだ楽園が、どれほど遠いものか、叶い難いものか、文字通り身体と心を切り刻まれて思い知り、ティエール首相のような、ブリュム・ド・シャルールのような、否定出来ない排除できない拒絶できない正義が厳然と立ちふさがり、より荒野の楽園を遠ざけるのを目の当たりにしながら、それでも諦めずに手繰り寄せようと、一歩でも近づこうとする姿は、主人公とヒロインの在りようとしてこの上なく敬意を感じる。本当に無駄で、出来もしない、絶対に辿りつけない所に向かおうとしているのなら、それはただの道化で、滑稽で、哀れにすぎないけれど、この子たちの声は確かに届き、その自身の血にまみれた歩みに賛同を示す意思は確かに生まれているのだ。首相が感嘆したように、もう空虚な理想を振りかざすだけの未熟な子供ではない。成長した彼の覚悟に、彼女の意思に、絶望しか持たなかった者が、そこに希望を見出すことも、未来を感じることも、確かに生じている。
雪蘭の、あの最後の言葉がどれほど救いになったか。自分はあそこで涙腺が決壊してしまった。
そして、多分繕うものも被るものも全部拭い去られて、なくなって心から素直になった二人が、アンリと慧太郎が手をつなぐシーン。あの口絵に描かれたシーン。アンリが泣きながら微笑んで慧太郎を励まし、運命を共にするシーン。ボーイ・ミーツ・ガールとはまさに究極として此処に至るべし、という頂きのような最高の一幕でした。そして改めて、またここからはじまるのだという、一部の終わりと始まりへと続くラストシーン。
とんでもないスケールで描かれた巴里崩壊という大事件は、この作品の第一部完結として文句なしの盛り上がりを見せました。これぞ、感動と興奮の大活劇! 

第二幕は舞台を巴里からアメリカへと移すということで、今度は欧州情緒あふれる雰囲気から新大陸特有の熱気あふれる空気感の中で、慧太郎たちの、示現流剣士、蟲狂いの魔女、欧州の女騎士というアメリカという土地とはエッセンスの異なる三人組に、マルティナも加わっての四人組が、どんな風にあの新大陸で活躍するか、想像するだけでワクワクしてきます。興奮がおさえきれん。
さすがに、二ヶ月連続刊行という荒業をやってのけてしまった以上、次がでるまではしばらく間を置かなければならないかもしれませんが、第二部開幕……待ってます。ずっと、ずっと待ってますよ? ヒーホウ!!

1巻 2巻 3巻感想

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 34   

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 (3) (電撃文庫)

【ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 3】 物草純平/藤ちょこ 電撃文庫

Amazon

巨大生物〈蟲〉によって変貌した近代。その右目に〈蟲〉の力を宿し欧羅巴の地に降り立った秋津慧太郎は、蟲愛づる魔女アンリ・ファーブルたちとともに訪れたパリの地で、自らの秘密を探り始める。
しかしその道行で彼らが出会うのは、逃げ切れぬ過去。クロエの、マルティナの前に訪れるそれは、花の都に
絶望的な崩壊を呼ぶ歌へと至り――そして慧太郎の前に、裸蟲たちの王にして、もう一人の"ジゲン流"使いが立ちはだかる。
まだ見ぬ荒園をめざすスチームパンク・ファンタジー、第3弾!
こ、こりゃああかん! 慧太郎、ただでさえ現実と理想の狭間で行き詰っていたのに、ノエという少女との出会いは彼の望む楽園の矛盾を突きつけられる事に繋がってしまった。彼の剣士としての凄まじい所は、たとえ精神的な迷いが生じても剣先が鈍る事が一切ない所で、その辺りなんか非常に示現流剣士らしい愚直さなんだが、逆に言うと作中で指摘されているように慧太郎自身は究極的には剣そのものであって、誰かを導く先導者という柄ではないという証明にもなっている。更にいうと、彼に剣先の迷いが生じなかったのは、どれほど否定されても答えを導き出せなくても、それが正しいものだという確信を、彼が持っていたからである。それが、自分の中から生じただけのものではなく、彼の信じる人によって導き出され、肯定された信念であるが故に。
何れにしても、対話によってではなく力を持ってしか意思を押し通せず、語るべき言葉は剣以上のものを持たず、思い描くべき楽園の姿すらハッキリと出来なくなった慧太郎に、ここから独りで再び遠のいた楽園をつかめ、というのは限りなく難しいように見える。
でも、だからこそ原点に還るべきなのだ、彼は。彼の素朴で拙い正論を肯定してくれたのは誰だったのか。慧太郎が荒園へ行くのだと望んだのは誰の影響だったか。彼に信念を与えてくれたのは誰だったか。そも、不器用な彼がたった独りで答えを出すなんて端から無理なのだ。背中を押してもらわなければ、一緒に考えてもらわなければ、彼はいつだってどこに進めばいいのかわからない。だからこそ、少年は誰も見たことのない地平を目をキラキラさせて見つめている少女に惹かれたのではなかったか。だからこそ、彼女に剣を捧げたのではなかったか。
そして、その彼女はやられっぱなしで、蚊帳の外に置かれて端役扱いされて、友達を勝手に無かったことにされるという形で奪われて、黙って引っ込むような、すごすごと逃げ出すようなおとなしい女だっただろうか?
今こそ二人はもう一度、二人でもう一度、この敗北から立ち上がらなければならない。一人では無理だからこそ、一人では遠ざかる楽園も、友達も、掴めないのだから。

裏切られ、斬り捨てられ、身体以上に何よりも心を叩き潰された少年少女達。その彼らの前に突きつけられる、欧羅巴最大の都である巴里の崩壊。
そう、この動乱も裏でうごめく陰謀も、何もかもがプロローグに過ぎなかったのだ。破壊と破滅の花がこの都に咲き乱れるのは、まさにこれから。これからなのである。まったく、なんつーものごっつい助走段階だ。

今回はストーリーにしてもキャラクターにしてもアクション描写にしても、尋常じゃなく動きまくっていた。久々である、こんな文章に襟首掴まれてぶん回されるような勢いは。
特に火花が出るかのような迫力だったのが、剣戟描写である。戦闘シーンなんてものは、それこそ大抵のバトル要素のあるライトノベルにゃ当たり前のようについているものですけれど、本当の意味でこれらのアクション表現描写力に際立ったものを有している書き手というのは、ほんの一握りです。この作者さんは、まさにその一握りだ。
当初、慧太郎の流派が薩摩示現流だと知った時には、またなんでそんな荒っぽくて器用さの期待できない流派の剣士なんかにしたんだろう、と疑問に思ったものですけれど……今となっては慧太郎の示現流のすさまじいまでの剛剣に魅入られるばかりです。男の格好をしていても女の男装と間違われるほどの可愛らしい外見とは裏腹の、剣の豪壮さ。それも、雑な力任せの剣とはまるで違う、裂帛の鋭く雷のような激しい剣腕。不退転の、死地にあって前へ前へと進むことで活を見出す豪胆さ。
雲耀を描くに相応しい、刹那の瞬間を幾重にも切り刻んだかのようなスピード感がキレキレに切れた描写の数々。今回は凄腕の武人との、呼吸するのも憚られるような息の詰まる攻防が幾つもあり、軽く酩酊状態に。
特に、最後の本命とのやりとりなんぞは……。いやもう、あれの正体が明らかにされた時には総毛立ちました。
あらすじにある「もう一人のジゲン流使い」って、なんで異国にまで来て同門と戦うなんてありがちな、広がりなく狭まるような展開を、と若干不満を覚えた自分の背中を蹴飛ばして踏みにじってやりたいです。
ジゲン流使い!!
いや、口絵で思いっきりネタばらししてるんだけれどさ……よりにもよってこのジゲン流!! そりゃ、これもジゲン流だけどさ!! 完全に頭がおかしい方の、薩摩っぽが薩摩を抉らせてしまった方のジゲン流じゃあるまいか! この流派については、軽く概要をみるだけで「これは頭がオカシイ」と誰がどう見ても理解できるくらいわかりやすくイカレてるので御照覧あれ。
ちなみにこのジゲン流剣士の人は、薩摩人としては頑固ではあっても考え方に甘さと優しさが敷き詰められている慧太郎と比べて、もろに古代から蘇った伝統的薩摩原人っぽいアレな人で、なんかすごい好きです。お近づきにはなりたくないですが。
彼にかぎらず、ノエや雪蓮、ミハイールといった多士済々の敵陣営。全てを掌のうえで転がしているかのような妖怪っぷりを見せつける政界の巨人アドルフ・ティエール首相。探偵ヴィドックや憲兵隊のボースメニル隊長など、味方サイドも彩色豊かでキャラ立ってるんですよね。ダーウィン先生の怪人っぷりには度肝を抜かれましたけれど。怪人じゃなくて変態か。マジ変態じゃねえか。
それ以上に、アンリ、クロエ、マルティナという三人娘こそが、慧太郎以上に行く末気になるところ。特にクロエは、肝心のあのシーン以降、敢えて意図的に触れずに終わっちゃったからなあ。どうなったんだーっ! という心からの叫びである。マルティナとの決定的な決別といい、ある意味この三人娘の話も作品の中核なんだよなあ。
ともあれ、この半端ない盛り上がりが前振りに過ぎなかったと知れた以上、果たして最高潮がいったいどのレベルまで至ってしまうのか、今からテンションが上がりっぱなしです。今、電撃文庫で超おすすめのシリーズ。激動必至の後編は間をおかずの来月8月発売。超楽しみですじゃ!

1巻 2巻感想

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) 24   

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 (2) (電撃文庫)

【ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) 2】 物草純平/藤ちょこ 電撃文庫

Amazon

十八世紀に発生した謎の巨大生物“蟲”によって大きく変貌した、もうひとつの近代。日本から遠く離れた欧羅巴の地で、その左目に奇妙な“蟲”の力を宿すことになった少年・秋津慧太郎。彼がある日、街で遭遇した「死神」―かの者が狙う「魔本」をめぐり、蟲愛づる魔女アンリ・ファーブルと女騎士クロエ、謎多き少女マルティナまでも巻き込んで、長い長い一日が幕を開ける。最悪の事件の裏に潜む呪わしい因縁は、十字教の総本山にも至る秘密を秘めたもので―まだ見ぬ荒園をめざし、少年と少女は闘う。蟲と恋と蒸気が彩るスチームパンク・ファンタジー、激動の第2弾!
幼稚な正論を振りかざすしかなかった慧太郎の著しい成長を伺わせるスチームパンク第二弾。いや、自分でも信じきれていない建前ばかりの正論に縋る事でしか剣を振るえていなかった慧太郎が、ここまで変わることが出来たか。あの本物の戦士であるジョセフとの魂のぶつかり合いが、どれほど彼の成長を促したか、実感叶うというものである。
自分の中に生じている想いを、正論という耳障りの良い借り物の言葉で飾り立てて繕っていたのが嘘のように、自分なりの自分だけの言葉で、信念を語る。それは、妥協の許されない逃げ場のない、ともすれば辛いばかりの自分の心を抉るような自問だったかもしれない。でも、ジョセフとの戦いは少年から安易な逃げを遠ざける強さを与え、ひたすら自分を突き詰めていくだけの輝きを少年に生じさせたのだろう。
もう一人の自分、ともいうべき男に自分の「信念」と「正義」を語る慧太郎の姿は、掛け値なく格好良かった。その姿は紛うことなき男のものであり、幼さを脱ぎ捨てた大人の背中を感じさせるものでした。
見た目が少女? 関係ないね!
いや、一度女の子と認識されてしまうと、普通に男の格好をしていてももはや男と思われないあたり、慧太郎の容姿ってどうやら真性に女の子みたいなんですが。初対面の人にさえ、男装の美少女と認識されてしまうあたり、もはや手遅れもいいところである。

死神と呼ばれ、魔本という謎の魔導書を手にした人間を次々と惨殺していきながら、それをその者への救いと詠ってゆらぎもしない男。一見すると、無茶苦茶な理屈に寄りかかっている殺人鬼そのままなのですが、彼の持つ背景や魔本の正体が明らかになるにつれて、彼の言う「救い」が決して根拠の無い妄言ではないことが理解できてくる。
彼、ベノワは狂った殺人鬼などではなく、そのおぞましい境遇にのたうちまわりながら救いを求める男でした。同時に、彼が自分だけの事にかまけず、自分と同じ境遇になろうとしている無辜の民を悲惨な末路から救いたい、と願い行動に移す、優しい男でもあったのです。それは贖罪だったのでしょう。代償行為だったのかもしれません。ですが、彼が他人を思うことの出来る男であり、この世界の社会通念を鑑みるに、彼に迅速に殺される事は彼の言うとおり「救い」の要素があったのは間違いないことでした。あまりに一方的で、殺される当人に意思確認をしないというのも、あまりにも理不尽である事は間違いないものの、殺される当事者が受けるであろう絶望を思うなら、何もわからないうちに殺されるのも無垢なる救いであったことは、決して否定出来ないのです。
しかし、敢えて慧太郎は死神ベノワの救いを、他者を救い自分を救おうという必死で、縋るような、慟哭に塗れた彼の修羅道を、敢然と否定するのです。
借り物の言葉ではなく、自分で悩み苦しみ心の内から溺れるようにして掬い上げた信念を言葉にして、もう一人の自分の末路であるベノワの救いを、否定してみせるのです。
そして、慧太郎がたどり着いた答えこそ、生きて戦って辿り着く場所こそ、アンリと交わした約束の地だったのです。
この回り回ってあるべき所に着地していく構成は、哀切に彩られたどうしようもない現実への人の抗いというデコレーションもあって、とても美しく感じるものでした。同時に、クロエとマルティナというクラスメイトたちが深く関わるようになり、アンリと慧太郎の二人だけの物語に彼女たちが加わった事で、気づけば「楽園」の形がささやかながら成立していた事にも嬉しさが芽生えるのでした。でも、クロエの一族にまつわる謎や、マルティナの秘密がエピローグで明らかになったことで、慧太郎とアンリ、クロエとマルティナという四人が一緒に居る暖かな光景は、背筋に寒気が走るものでもあるんですよね。当人たちは誰も理解していないけれど、彼らが今同じ時間と空間で日常を過ごしているというのは、とてつもない奇跡と偶然と運命のイタズラの上に成立しているものなんじゃないだろうか。奇跡のような調和の上に成り立つ楽園。その儚さと脆さ、理想の重たさを思うと、この小さな楽園の姿には、痺れるようなナニカを感じるのです。
うむむ、なんか凄いぞーー。

アクションシーンは相変わらず、見栄えのする躍動感や鋭利さが盛りだくさんで、脳内で物凄い作画で動いているような感じです。アンリとクロエ、アンリが一方的に嫌っていた女の子同士の人間関係も、クロエのめげないアプローチについにアンリが陥落する形でクロエの勝利に終わり、得難いアンリのデレを獲得するという結末に。はいはい、ご馳走様です。クロエ、そっちの卦はないと言いつつ、ケイへの態度といいアンリへのそれといい、わりと百合の人なんじゃないかという疑いがw いや、ケイが相手だとノーマルになるのですが。
ベタベタしないように気をつけながら、何だかんだと慧太郎が気になって仕方なくて、クロエとケイのデートを尾行するアンリも、本人女子力かなり乏しいくせにちゃんと乙女していて、ニヤニヤするやら安心するやら。お風呂のシーンは眼福でした。慧太郎が男だと知っているのに一緒にお風呂に入らなきゃいけなくなったアンリの心境たるや、やっぱり単に覗きや偶然混浴してしまうシチュとは全く異なる乙さがあるんですよね。結局、慧太郎あますところなく見てるし。こいつ、なかなか良いむっつりだわ。うむ、うむ、ごちそうさまでした。

次回もほんとに期待大。ラストを見る限り、ちょっと背中を押すだけで凄まじい激動の渦に巻き込まれそうな要素たっぷりですし。楽しみです。

1巻感想

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) 4   

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) (電撃文庫)

【ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル)】 物草純平/藤ちょこ 電撃文庫

Amazon

18世紀に発生し、瞬く間に世界中へと広がった謎の巨大生物“蟲”。巨大な怪生物たちによる甚大な被害と、それと引き替えにもたらされた化石燃料とによって、世界は大きく変貌した―。時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。異国への航路上で蟲を操る男たちに襲われた少年・秋津慧太郎は、ある海岸に流れ着く。その左目に奇妙な力を得て―そして辿りついた荒地で慧太郎は、蟲たちを愛し、その研究と対処とを生業とする美少女アンリ・ファーブルと出会った。もうひとつの近代で花開く、蒸気と蟲と恋が彩るファンタジー、ここに開幕!
ゴキブリ嫌ぁぁああ!! す、すみません、直前にゴキブリと大格闘になったもので。あの連中、なんでこっち向かって飛んでくるんだよぉ!(半泣き
あの瞬間、自分でも信じられないくらい素早くバックステップして逃げながら、ゴキジェットで撃墜してやりましたけど、もうやだ、ほんとに怖かった。超ビビった! 本気で飛び退ったので、思いっきり壁に激突してしまいました。いや、壁がなかったら後ろにひっくり返りそうな勢いだったので逆に壁あってよかったんですけれど。それくらい熾烈な攻防だったのです。
幸いにして、本作にはゴキブリの「蟲」は登場しなかったのですけれど、でっかいゴキブリは勘弁だよなあ。【テラフォーマー】くらい変異してたらもうゴキブリじゃねえだろ、となるんですけれど。
さて、本作はそんな巨大化した「蟲」が出現する世界。何気に最初のシーンは【ナウシカ】のオマージュですよね。魔女たちがメーヴェみたいな飛行機械を駆るのもそうなら、暴走する王蟲ならぬフンコロガシを止めようとするシーンからして。ナウシカも、彼女が王蟲を沈められなかったら、あの最初のシーン、ユパさまが剣を振るうことになったんだろうか。
さてもロマンであります。近代化なりしヨーロッパの地に立つ本物の侍剣士。日本刀というのは、バトル物にはもう欠かせない要素ですけれど、一番ロマンを感じるのはやっぱり戦国か江戸幕末時代の現役バリバリの侍が、異国の地でその極まりまくった剣技で以って大暴れするシチュなんですよね。こればっかりは、現代モノ、ファンタジー異世界ものでは味わえないカタルシスなのです。
本作の主人公・秋津慧太郎は薩摩示現流の使い手。こういう剣戟アクションは多分にハッタリというものが大事なのですが、意外と本作では示現流の剣の術理が随所に魅せる形で活かされていて、ただ日本刀を振り回しているだけじゃない、日本の超一流の剣術家がその剣腕を以って巨大な虫や並の人間では太刀打ちできない蟲の怪人と真っ向から渡り合うという甘露を味わう事が出来ました。慧太郎もある事情から人間離れした身体能力を手に入れているのですが、彼の剣技の冴えがそれどころじゃなくて、あんまり強化されているが故じゃなく、あくまで彼の剣術家としての腕前で戦っているという空気が色濃く、それが尚更興奮を誘うのです。ラスト近辺のバトルなんて、凄まじくビジュアル映えしますよ。いや、ラストだけじゃなくアクション描写は全般的にイメージしやすい上に迫力とスピード感、ド派手さがあいまってて実に良かったなあ。
しかし、単にキャラの駒がよく動くだけじゃこんなに読んでて血が滾るものではありません。動いている張本人であるキャラクターがまた魅力的であるからこそ、こういうアクションは中身が伴うものです。
正直、主人公の慧太郎は青臭いです。中身の伴わない建前の正論を振りかざしてしまう若造です。ただね、中身なんてものは、後からだって詰め込めるものなのです。確かに、最初彼が振りかざそうとしていた正論は、自分の言葉によるものではなく、常識やそういうものだからという倫理観に基づいた借り物の言葉でしかありませんでした。その当事者たちが、どれだけの想いを込めて、どれだけの現実を背負って「間違えている」かを全く考慮せず、表層だけを見て指弾するだけの軽い正義でしかありませんでした。
彼は自分の言葉がどれだけ浅慮で軽いのか、自分の語る正義がどれだけ浮ついた幼稚なものなのか、それを自らの血と痛みによって思い知り、他者が語る現実と真実によって徹底的に打ちのめされ、自分の空虚さという故国に居た頃から持っていた劣等感に縛り上げられてしまいます。
しかししかししかし、彼をこの異邦の地で拾ってくれた少女は、そんな彼の馬鹿者たる芯を無心に肯定してくれたのです。正しさを現実を無視して強いることは確かに間違っているかもしれません。でも、正しくあろうとする事それ自体は、決して間違っていないのだと。間違っていることを間違っていると言い続けることの大切さを。
これ以降、面白いことに慧太郎と敵・ジョセフの主張は、最初は慧太郎が正論によって相手の行為を否定し、ジョセフが自身の間違いを肯定していたのに対して、一度どん底まで落ちてからアンリが背中を叩いてくれたあのシーン以降から、慧太郎が正論によって相手を肯定し続け、それにジョセフが自分にまつわるすべてを否定する、肯定と否定のサイクルが完全に逆転してしまうという形になってるんです。
未来を語るのに、否定ではなく肯定を以って歩むことを、彼はアンリとともに導き出したのです。だからこそ、私は彼と彼女の革命を全面的に支持したい。自分の醜さ、弱さ、矛盾を自覚してなお、ひたむきに正しく在ろうと藻掻こうとする彼と彼女を。作者の手掛けた前作もまた、社会全体をひっくり返すような若者たちの革命こそがテーマの根底にありましたけれど、本作もまた差別問題とそれに伴う存在闘争を根っこに敷いた社会問題を扱うという重いテーマを背負っているのですけれど、この作者さんはほんと、こういうヘヴィーなネタに対して恐ろしく快活闊達に、しかも切れ味よろしく真剣に死合ってくれるので気持ちいいですよ、ほんと。その中心軸に、ボーイ・ミーツ・ガールというものを据えているからなんでしょうけれど。
面白いことに、本作は落ちてきたヒロインを拾うのはアンリの方であって、拾われるのは慧太郎の方だったりするのですけれど、これって主人公とヒロインの最初の立ち位置が完全に逆、ということでアンリの配置が結構主人公よりだったりするんですよね。学園内の孤立した立ち位置から魔女としての役割、慧太郎の保護者的な立場になること、彼女の抱えている社交的な偏屈さなどなど、彼女が主人公側でもおかしくない設定群なのです。さらに、最初に決定する二人の関係性から、殆どこれこの二人に対して他のヒロインが入る余地がなくなってるんですよね。完全にマンツーマン。慧太郎は、かなりの人誑しで男女問わず色んな意味で人を引きつけてしまう人ですけれど、アンリが危惧するほどではないと思いますよ。どう見ても、慧太郎の眼中にはアンリしか映っていませんし。個人的にこいつのアンリに対する姿勢は武士道じゃなくて、思いっきり騎士道のそれだと思わないでもないですけれど。
何にせよ、ヒロインを感極まってボロ泣きさせてしまう主人公が、かっこ良くないわけありません。そうやって泣かせた彼女に、また泣かせたね、と謝る主人公に、ああ痺れましたとも、痺れさせられましたもの。
敵のジョセフがまた、魅力的すぎるくらいのキャラだっただけに、ラストの激突シーンは本当に熱くなりました。あーもう、盛り上がった盛り上がった。前作に負けず劣らずの、素敵なカップルでしたよ、この二人と来たら。ヒーホウ!!
なんか、前作はあのまま音沙汰なくなってしまいそうな雰囲気が漂ってて、あれが滅茶苦茶好きだった身としては発狂しそうなんですが、その分此方はほんと頑張ってください。面白かったですから、最高に盛り上がりましたからっ!

物草純平作品感想
 
1月27日

(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


電撃コミックスNEXT
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W

1月26日

(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


角川コミックス・エース
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W
1月25日

(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップノベルス
Amazon Kindle B☆W


(オーバーラップノベルス)
Amazon Kindle B☆W


(MF文庫J)
Amazon Kindle B☆W


(MF文庫J)
Amazon Kindle B☆W


(MF文庫J)
Amazon Kindle B☆W


(MF文庫J)
Amazon Kindle B☆W


(MFブックス)
Amazon Kindle B☆W


(MFブックス)
Amazon Kindle B☆W


(MFブックス)
Amazon Kindle B☆W


(MFブックス)
Kindle B☆W


(ダッシュエックス文庫)
Amazon Kindle B☆W


(ダッシュエックス文庫)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon KindleB☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガルドコミックス)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

1月21日

(ガンガンコミックスJOKER)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスJOKER)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスJOKER)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスJOKER)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスJOKER)
Amazon Kindle B☆W


(MFC)
Amazon Kindle B☆W


(MFC)
Amazon Kindle B☆W


(MFC)
Amazon Kindle B☆W


(MFコミックス アライブシリーズ)
Amazon Kindle B☆W


(KCデラックス)
Amazon Kindle B☆W


(イブニングKC)
Amazon Kindle B☆W


(モーニング KC)
Amazon Kindle B☆W


(モーニング KC)
Amazon Kindle B☆W


(モーニング KC)
Amazon Kindle B☆W


Amazon KindleB☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

1月20日

(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見ファンタジア文庫)
Amazon Kindle B☆W


(チャンピオンREDコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングチャンピオン烈コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングチャンピオン烈コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(単行本コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤンマガKCスペシャル)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングマガジン サード)
Amazon Kindle B☆W

1月19日

(ヤングジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(サンデーGXコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(裏少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


Kindle B☆W

1月18日

(ガガガ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(ガガガ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(ガガガ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(ガガガブックス)
Amazon Kindle B☆W


(ガガガブックス)
Amazon Kindle B☆W


(少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


1月17日

(電撃の新文芸)
Amazon Kindle B☆W


(電撃の新文芸)
Amazon Kindle B☆W


(電撃の新文芸)
Amazon Kindle B☆W


(電撃の新文芸)
Amazon Kindle B☆W


(KCデラックス)
Amazon Kindle B☆W


(KCデラックス)
Amazon Kindle B☆W


(講談社コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(講談社コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(講談社コミックス)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

1月15日

(アース・スターノベル)
Amazon Kindle B☆W


(アース・スターノベル)
Amazon Kindle B☆W


(アース・スターノベル)
Amazon Kindle B☆W


(アース・スターノベル)
Amazon Kindle B☆W


(アース・スターノベル)
Amazon Kindle B☆W


(富士見L文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見L文庫)
Amazon Kindle B☆W


(富士見L文庫)
Amazon Kindle B☆W


(コロナ・コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(コロナ・コミックス)
Amazon Kindle B☆W


1月14日

(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GA文庫)
Amazon Kindle B☆W


(GAノベル)
Amazon Kindle B☆W


(GAノベル)
Amazon Kindle B☆W


(GAノベル)
Amazon Kindle B☆W

1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ゲッサン少年サンデーコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ビッグ コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

1月10日

Amazon Kindle B☆W

1月8日

(BLADEコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(電撃文庫)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(カドカワBOOKS)
Amazon Kindle B☆W


(TOブックス)
Amazon Kindle B☆W


(TOブックス)
Amazon Kindle B☆W


(TOブックス)
Amazon Kindle B☆W


(TOブックス)
Amazon Kindle B☆W


(ドラゴンコミックスエイジ)
Amazon Kindle B☆W


(ドラゴンコミックスエイジ)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(電撃コミックスNEXT)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス)
Amazon Kindle B☆W

1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
Amazon Kindle B☆W


(マガジンポケット)
Amazon Kindle B☆W


(マガジンポケット)
Amazon Kindle B☆W


(マガジンポケット)
Amazon Kindle B☆W


(マガジンポケット)
Amazon Kindle B☆W


(good!アフタヌーン)
Amazon Kindle B☆W


(good!アフタヌーン)
Amazon Kindle B☆W


(good!アフタヌーン)
Amazon Kindle B☆W


(good!アフタヌーン)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(マガジンポケット)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(シリウスKC)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスUP!)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスUP!)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスUP!)
Amazon Kindle B☆W


(ガンガンコミックスUP!)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


(SQEXノベル)
Amazon Kindle B☆W


(SQEXノベル)
Amazon Kindle B☆W


(SQEXノベル)
Amazon Kindle B☆W

1月6日

(KCデラックス)
Amazon


(KCデラックス)
Amazon


(ヤンマガKCスペシャル)
Amazon Kindle B☆W

1月5日

(ヒーローズコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヒーローズコミックス)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W


Kindle B☆W

1月4日

(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(ヤングジャンプコミックス)
Amazon Kindle B☆W

12月28日

(GCノベルズ)
Amazon Kindle B☆W


(GCノベルズ)
Amazon Kindle B☆W


(GCノベルズ)
Amazon Kindle B☆W


(HJ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(HJ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(HJ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(HJ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(講談社ラノベ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(講談社ラノベ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(講談社ラノベ文庫)
Amazon Kindle B☆W


(一迅社ノベルス)
Amazon Kindle B☆W


(一迅社ノベルス)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(角川コミックス・エース)
Amazon Kindle B☆W


(ビッグ コミックス)
Amazon Kindle B☆W


Amazon Kindle B☆W

12月27日

(ヒーロー文庫)
Amazon Kindle B☆W


(YKコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(YKコミックス)
Amazon Kindle B☆W


(B's-LOG COMICS)
Amazon Kindle B☆W

Categories
最新コメント

Archives
記事検索
タグ絞り込み検索