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メグとセロン

一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~4   

一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫)

【一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫


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トラヴァス少佐を乗せた軍用機が突如爆発。制御を失ったその機体は、人里離れたルトニ河に墜落してしまう―。その頃ロクシェ首都では、消息を絶った少佐が麻薬犯罪に関与したという疑惑が持ち上がり、過剰とも思える証拠が次々と明らかになっていくのだった。一方、やんごとなき事情により長年勤めた空軍を追われることになってしまったアリソン。将来に絶望したリリアを新聞部メンバーが助けようとする中…アリソンは「わたし、再婚するんだ!」と陽気に語るのだった。しかも、相手は既に死んでしまったはずのあの人で―。胸躍る“彼らの物語”ここに完結。
ラスト、ラスト。最後は思い切ってアリソンとヴィルで良かったんじゃないか、と思うくらい【アリソン】に回帰して、そこから未来に広がっていくという徹頭徹尾二人がメインのお話でした。いやあ、懐かしい顔ぶれが出てきて、思わずこっちまで「ああっ!!」と声を上げそうになってしまったくらいで。
そうなんだよなあ、ずっと心の何処かには引っかかってたですよね。ヴィルが生きているということはアリソンは知っていたのだけれど、その他のヴィルと親しかった友人たちは知らずに死んだと思ってたはずなんですよね。あれだけ仲の良かった連中とも縁を断ってしまっていたのが、どこかで凝りになって残っていたのかもしれません。
だから、図らずも久闊を叙する展開になったのは嬉しかったなあ。偶然とはいえ、運命の女神様はほんと、粋なことをしやがりますよ。よりによってあの時あの瞬間にこんな再会を用意しているだなんて。
こう言っちゃなんだけれど、これまでどうしてもトラヴィス少佐とヴィルが微妙に重ならない感覚ってのがあったんですよね。立場や年月のせい、というのは解っているから仕方ないとは思っていたんだけれど、アリソンや女王夫婦がいつまでも相変わらずなのに比べて、ヴィルはトラヴィス少佐の皮をもう引き剥がせないほどぴっちりと着こなしてしまっているのがいささかなりとも寂しかったんですよ。それが、彼と顔を合わせた瞬間に、トラヴィス少佐の皮がスルリと脱げて、懐かしいヴィルの顔が簡単に現れてしまって……まるで長い間顔を合わせていなかったなんて事実がなかったかのような息のあったやり取りに、懐かしさやら嬉しさやらがこみあげてきて、なんだか胸が一杯になってしまいました。
アリソンのあのハイテンションも、いつもよりも浮かれてたように見えたのは、さて気のせいなんでしょうかねえ。
一方で、煽りを食ったのがリリアである。もう、ご愁傷様としか言えん。冷静に傍から見てあの母親の奇行は頭がおかしくなったとしか思えんもんなあ。なんだかんだとタフなリリアがあれだけ参ってるのを見ると苦笑いが浮かんできてしまいます。トレイズ、横でアワアワ言ってないでなんかフォローしなさいよ。真実を知っている分二の足を踏んでしまったんでしょうけれど、好いた相手があれだけ弱ってるんだから、なんとかしてやらなきゃ。こういう時に男を上げておかないと。影でいくらキメてたって、見てもらえないと評価されんですよー。

しかし、前回アリソンがしたり顔で呟いたセリフがセリフであり、きな臭い展開も相まってトラヴィス少佐ってば自ら姿を隠したのか? とも微妙に疑ってしまったのですが、さすがに此処に至ってアリソンに内緒で事は進めんよなあ。というわけで、下巻はトラヴィス少佐行方不明の真相から。かなりハード路線でこのシリーズが牧歌的なノリとは裏腹に相当に黒い謀略戦が飛び交ってる作品なのだというのを改めて思い知った次第。こういう世界だからこそ、ヴィルもわざわざ悩んだ挙句に飛び込むことにしたんだったよなあ。
とはいえ、虫は勘弁して下さい。気を同じくして虫食なネタが同時期にあっちこっちから襲いかかってきて、こちとら頭を抱えて戦々恐々ですよ。ついにはユネスコまで虫を食べようぜ、なんて言い出すし。いいんですよ? いいんです、好きな人はどうぞどうぞ。でも、自分は勘弁して下さい。
話がよれましたが、前半のトラヴィス少佐の生き残りをかけた戦いは、虫を食べるなんてそれこそどうでもいいと思わされるくらい厳しいもので、どうせ助かるんだろ、なんて楽観的な気分にもなれずハラハラしっぱなしでした。だからこそ、あの再会は強力だったんですよね。
もっとも、そんな再会を蹴飛ばすように勇んで飛び込んできたママさんも居ましたけれど。この人のバイタリティは何歳になっても変わらんねーー!! ほんと、変わらんねー!!
それから、あれよあれよという間に、アリソンは飛行機を勝手に飛ばした罪で不名誉除隊になり、その勢いをかるように何故かアリソンが謎の人物と結婚式を上げるという自体になり、リリアは目を回して頭を抱えるはめに。ほんとにご愁傷様です、超頑張れ。
こっから、また懐かしい面々が集まってきて、ヴィルヘルム復活のサプライズも相まっていやあもう、このイタズラまがいの謀略戦にはニヤニヤしっぱなしでしたよ。ついに、アリソンパパもおじいちゃんと名乗れたわけで、少将も最後に報われたなあ。というか、この人の場合はリリアにおじいちゃんと呼んでもらえるのを狙って今回頑張ったようにしか見えんw
喪われたはずのヴィルヘルムが戻ってきて、全ては丸く収まってハッピーハッピーエンディング。元に戻って取り戻して、そっから改めて先に。遥か希望に満ちた平和な未来に。これを大団円と言わずしてなんという。すなわち、目出度し目出度し。
もっともっと浸っていたい、長い付き合いとなったシリーズですけれど、これで満了完結。お疲れ様でした。
さて、この調子だとリリアとトレイズの娘が生まれる前に、リリアの妹でも生まれそうだな。

時雨沢恵一作品感想

一つの大陸の物語(上) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~3   

一つの大陸の物語<上> ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫)

【一つの大陸の物語(上) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫

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『アリソン』『リリトレ』『メグセロ』と続く"彼らの物語"、完結編がついに登場!

 アリソンに見送られたトラヴァス少佐は、軍用機に乗り旅立つ。しかし機体はその後、爆発とともに墜落してしまい──。
 一方、リリアの通う第四上級学校では、"謎の転校生"トレイズを巡って新聞部メンバーが校内の大調査を開始する。すると、思いがけず臨時ロッカーに関する不審な現象が明らかに。彼らは、徐々に大きな事件へと巻き込まれてしまうのだった……。
 懐かしいあのキャラクターたちも勢揃いでお贈りする、胸躍るアドベンチャー・ストーリー×ドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語の完結編上巻!
リリアさんリリアさん、あんたの彼氏、デンジャラスですよ! バイオレンスですよ! 危険な香りのする男ですよ!!
【アリソン】からはじまったクロニクルもこれにて完結。ということで、タイトルは一体どういう事になるか楽しみにしていましたが、さすがに主要登場人物の名前を全部並べるタイトルは無理だったかー。その代わり、きちんとサブタイトルの方にねじ込んだみたいですけれど、こちらをタイトルで見てみたかった。その他はひどいと思うけど(笑
でも、この一つの大陸の物語、というのも実にいいと思うんですよ。【アリソン】の物語によって起こった変革からはじまり、メグとセロンというかつて敵対していた国家同士の人間が結ばれるまでに至る帰結を思えば、その集大成が「一つの大陸」というのはとても象徴的で素敵だと思うのです。良いタイトルですよ。その他はひどいと思うけどな!!
にしても、時雨沢さんも【アリソン】を【アリソンとヴィル】にしなかった事を後悔してたのか。まあ後々考えるなら、ヴィルだけハブにされてる!と見えちゃうもんなあ。でも【アリソン】という名前一つの揺るぎなさは、インパクトというか存在感としてとても大きいものがあったので、これはこれで良かったんじゃないかな。

さて、今回は冒頭からトラヴァス大佐が大変なことに、ってあらすじに堂々と書いてあるし。お陰で読む前から一体どういうことなんだよ、とかなりハラハラさせられたのですが、何やらどこぞで陰謀が起こっているのは間違いないようで、ヴィルはいったいどういう形で関わっていたのか。この人、何だかんだとガチで暗部の人間なんで結構後ろ暗いこともしてるからなあ。ただ、そろそろ足を洗おうとしていたのは多分本気だったと思うので、さてどうなってきているのか。
そして、裏の動きは表の方にも波及中、というよりもセロンたちがいつものごとく感度良く本来ならば引っかからないはずの犯罪を引っ掛けあげてしまい、そのままだとヤバかったところを何も知らないトレイズが、彼もやっぱり危険に関する感度をやたら高い所で設定している立場の人間なので、身近に浮上してきた異常事態に迅速に対処した結果、大事になる前に火消しできた、という話か。面白いことに、状況を今のところ誰も把握していないまま自分の見える範囲で出来る限り動きまわった結果、最悪を回避しているというところか。結構危ない状況だったんですよね、これ。誰もまだ気づいていないですけど。でも気づいていないということは、まだ誰も自分たちが踏み込んじゃヤバい所まで踏み込んでしまっていることにも気づいていない、ということで危ない状況はまだ続いているわけか。セロンたちは、何だかんだと正真正銘の一般人なのでかなり心配な立ち位置なのだけれど。それに引き換え、トレイズ殿下はなんですか、リアルアサシンですか!? こいつ、王子様のくせして白馬に乗らずに特殊部隊なことしてますよ。騎士じゃなくてアサシンですよw 普通の学校生活を知らない王子様が慣れない生活に世間知らずさを連発して浮世離れした空気をまき散らしている、というと少女小説的なそれを思い起こしてしまいますけれど、こいつの場合どちらかと言うとフルメタル・パニックの流れじゃないかと思うくらいデンジャーだよなあ。リリアは、トレイズの正体を王子様と知ってしまって、あんぎゃーと頭かかえてますけれど、このままだとその程度じゃ済まないかも。尤も、リリアの性格からしてトレイズの立場の暗黒面についてはさほど気にもとめないのかもしれませんが。何しろ、アリソンとヴィルの娘なわけで、小心とは程遠い大胆娘だもんなあ。その意味では、トレイズの女の趣味は実に的を射ているとも言えるのですけれど。

作中ずっと心配させられたヴィルの消息については、最後のアリソンのセリフで概ね不安も払拭され、あとはきっと痛快にして胸のすくような結末が待っているはず。すでに下巻の各章タイトルが紹介されてるんですが、ラストの結婚式がまた好奇心をかき混ぜられる。普通に考えれば、誰の結婚式かは想像できようものなんですが、果たしてそんな予想の範囲で納めてくれるのか油断できないのがこの作者さんなので、色んな意味でこの一連のシリーズの幕引きの形を楽しみにしたいところであります。

シリーズ感想

メグとセロン 7.婚約者は突然に3   

メグとセロンVII 婚約者は突然に (電撃文庫)

【メグとセロン 7.婚約者は突然に】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫


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メグとセロンが「大変なこと」に──。
超注目の『メグセロ』シリーズ完結編!


 メグの元に、ラプトアからの短期留学生だった“新人君”の出した手紙が届く。手紙の内容について一人思い悩むメグ。思い切ってリリアに相談してみることに──「むむ? メグ宛のラブレター?」「似てるけど……、ちょっと違う」「見ていいの?」「うん。でも、絶対誰にも言わないでね」──相談の結果、手紙の内容について、セロンに確認してみることに決める。そして、例年にない大雪が降る中、新学期が始まり、部室へと集まる新聞部のいつものメンバー。手紙の内容を相談するメグ。しかしそれが、新聞部を巻き込んでの「大変なこと」に発展してしまい──! 『アリソン』『リリトレ』から続くシリーズ『メグセロ』がついに完結。ラストを飾る黒星紅白書き下ろしのカラー&モノクロイラストもお見逃しなく!
はい、大変なことになりましたーー。
いやあ、最終巻にも至って今更言うことではないかもしれませんが……メグミカって面白い子ですよね。いや、弟たちの奇抜さを見てみると、この一家特有の妙味なのかもしれない。この一家の人達って、スー・ベーイルの言葉とロクシュ語で喋っている時と、思考パターンや性格切り替わってやしないだろうか。単に自国語と外国語の違いというにはダッシュ力が違いすぎてるんだが(笑
ジェニーの仕掛けで留学生がメグミカに残した爆弾は、そりゃもうとんでもないタイミングで炸裂してしまう。これまでだらだらと告白を引き伸ばしてしまっていたセロンの自業自得と言えばそれまでなのだけれど、図らずも告白前に盛大に機先を制された上で止めを刺されるハメに陥ってしまう。いや、そこまで丹念に告白できないように捻り潰さないでも、とメグミカさんの余りに容赦のない仰りように、セロンに同情してしまう。挽回しようにも、タイミング悪しくメグミカもセロンも部活に顔を出せない状況に陥ってしまうため、自然と顔を合わせる機会を失ってしまい、セロンは凹みメグミカはもやもやを濃霧警報を発令するほどに貯めこむ事になってしまったのでした。
ただ、あとになってみるとこのメグミカがもやもやを貯めこむ時間は結構重要だったんですよね。この爆弾が炸裂する前に、メグがセロンに対して果たしてどれだけの好意を持っていたのか。決して悪い気持ちはなかったでしょうし、これまでの様々な事件に対してのセロンの対応や、普段の姿勢などから好感度は間違いなく高かったでしょうけれど、ハッキリとそれが異性に対する好感に繋がっていたかは微妙なんですよね。あくまで友達の延長線上、という可能性も高かった。男性として魅力を感じていた部分もあったかもしれませんけれど、少なくともそれがハッキリと自他に認識できるものではなかったはず。セロンについては、みんなメグが好きというのはあからさまなくらいに把握されてましたけれど、メグの気持ちについては誰も言及してませんでしたしね。
そんな彼女に、男性としてのセロンを強く意識させるのに、このモヤモヤ期間はやっぱり重要だったんじゃないかと。自分のことを好きらしいのに何も言ってこないセロン。そのハッキリしない態度に腹も立つんだけれど、冷静になって考えてみるとハッキリさせる云々をデキないような発言をしてしまったのも自分なわけで、むやみに相手ばかりを攻めるわけにもいかず、でもやっぱり何も言ってこないセロンにはムカムカさせられるわけで。そんな二進も三進もいかない状態で熟成されていたモヤモヤが、揮発油に火花が飛んだみたく炎上してしまったのが、件の事件だったわけですな。たとえ、どんな形だろうと炎上してしまえばそれは熱であり炎である。
火がついちゃたのであります。一度火が付いちゃったら、もう言い訳できません。メグの弟はあれ、人物だよなあ。あの年で世の真理を体得しちゃってるんじゃないのか。図抜けた女の子との仲良くなり方といい。でもあいつ、本命相手には絶対苦労するよな。見事に失敗しまくるタイプと見た。
古風なのか何なのか、終わってみれば終わってみたらで、結果を見るとやっぱり大変なことに。ちょっと待て。ここまで告白するかしないかでシリーズ冒頭から引っ張った上で、この巻では揉めに揉めまくっていたのに、終わってみたら三段くらい途中すっ飛ばしてないか? と惑乱するほどの着地地点に到達してしまっていた罠。セロンの置いてけぼりっぷりには吹いてしまった。普段から先を見通すことには定評のある青年なだけに、あの茫然自失っぷりにはやっぱり同情してしまう。まあ、不幸なんて何処にもない最高の結末なんですから、同情の余地なんか何処にもないんですけどね。
個人的には着地地点が自明だったメグとセロンよりも、ラリーの相棒が誰なのかが気になる顛末ではありました。やっぱり最後までナタリアとのコンビは息もぴったりだったんですけれど、結局最後まで色恋沙汰を想起させるような雰囲気は皆無のままだったんですよね。その点、ジェニー部長の方がさり気なくアピールしていたような……うむむ、気になる気になる。
リリアとトレイズの方も、トレイズがダンスパーティーにちゃんと顔を出してくれてたのは良かったのだけれど、此方も進展しているのかしていないのかハッキリしませんでしたし、リリアのお父さんの問題もどういう打ち明け話になっているのか定かではなく、と気になる所がたくさん残ってしまっていたので、あとがきに「オールスターで話し書きます」という文言には手を叩いて小躍り。
いやあよかった。ちゃんとみんな書いてくれるんだ。特にリリアは色々と決着させてほしい所が多々在ったので、一安心。出ると決まっているのならいつまでだって待てますよ。さすがに五年十年は辛いですけど。

時雨沢恵一作品感想

メグとセロン 6.第四上級学校な日4   

メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫)

【メグとセロン 6.第四上級学校な日】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫

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今回のキーワード⇒「顧問のあの人」「ジャージ」「留学生」「メグとセロンの関係に変化」

 超お金持ちのご子息ご令嬢で美男美女ぞろいの新聞部部員、例の6人が巻き起こす今回の騒動は──「新聞部みんなで学校主催のオリエンテーリング大会に参加し(もちろんジャージ)、ある事情から1位を目指す!? ライバルとなるスキー部も登場しちゃったりして!?」と、「新聞部に短期留学生が来てなんかいろいろあって、そしてなぜかメグとセロンの関係に変化が起きちゃった〜!?」の中編2本。さらに“あの人達”が登場する短編2本も収録──というてんこ盛り! いつにも増してドタバタハラハラヘトヘトコソコソワクワクドキドキ、エ〜〜ッ!?なメグセロ第6巻。
 さらにさらに注目の“今回のあとがき”は──時雨沢恵一書き下ろし“あとがき特別企画掌編『セグとメロン』”!? いったいどんな話になっているのか? “メグとセロン”のスピンオフなのか!? もちろん黒星紅白が描き下ろす“あとがき”にも注目!
セグとメロン、スピンオフどころかまったく本編に関係ないじゃないか! だがしかし、ちょっと感動してしまった自分がいる。ベタな話なのに。いや、ベタなのか? 
いやー、やっぱりこのシリーズは安定して高い位置で面白いですねえ。話のテンポがまったく、絶妙を通り越して芸術的とすら呼べるところまで達しちゃってる。これほどのレベルで平易な文章を自在に踊らせることのできる作家がどれほど居るんだろう。メディアワークス文庫から出された詩集で思い知らされたけど、この人の言葉の選び方はやっぱすごいわー。
というわけで、短編連作形式で送り出されてきた6巻ですが、何気に今まででも一番のターニングポイントになったんじゃないだろうか。これほど話が動く出来事が起こった事はこれまでなかったわけだし。と言っても、今回はあくまで起承転結の起爆だけで、本当の動乱は次回以降となるので正しく導入編だったのですね。
その起爆に到るまでの過程の話も実に面白かった。何だかんだと紆余曲折してますよね、これ。発端がニックが棒術を得意にしてた事によってジェニーの好奇心が刺激されたところから始まった、と考えると。
ジェニーはバイタリティもあるし強かで策を巡らす頭の良さも備えていて、部長と呼ぶにふさわしい人材なんだけど、この新聞部のメンツにかかってしまうとどうしてもマスコットになってしまうんだなあ。ナータとニックの秘密を暴こうと画策して、何故か自分の恥ずかしい過去を逆に白状するハメになっていくジェニーには思わず同情してしまった。あれは、相手が悪いわ。ナタリアの押して押して押しまくりながら決して強引には感じさせない巧みな話術の誘導には感動してしまった程である。その脇ではニックが絶妙な合いの手で逃げ道を潰して行ってたし。なんでこの二人をいっぺんに相手にしようとしたんだか、もう(苦笑
と、オリエンテーリングそっちのけで駄べっているこっちの組と、ラリー、セロン、メグの一位取ったるぜ組との場面転換の繋ぎがまた上手いんだよなあ、これ。いや、途中までは単純に上手いなあと思ってただけなんだが、ジェニーの話が結論に達したときの、あのタイミングの良さにはびっくりしたの何の。あのシーン、二つの組をまったく関係なく別々に描いてたら、あのシーンにはそこまで驚かされなかったと思う。繋ぎの前後で文章が上手いことシンクロしてたからこそ、文章だけでなく現実までトドメで交錯するというオチが効いたんだよなあ、あれ。

留学生の話は、極めて珍しい二人称視点で描かれている。極めて珍しいはずなんだが、時雨沢さん的には別段普通に見えるのはなぜなんだろう。元々、この人の文章って普通の一人称とも三人称とも少し異なる独特の作風だからなのかな。妙にしっくりきてましたね、面白い。
このまま新聞部に七人目のレギュラー誕生か? ともワクワクしたんだが、さすがにゲストキャラだったか。残念。おなじみの六人に後輩が加わるとこうなるんですねえ。意外と外から見るセロンが、普段とちょっと違うキャラしてるんですよね。無口で物静かだけど、ここぞという場面でポツリと味のある発言するという、最初は距離感に戸惑うのだけれど慣れてくると小動物系の子には懐かれそうなタイプだな、これ。
同じく、他のメンツも概ね印象は一緒にも関わらず、ちょっとずつ思わぬ顔なんかが垣間見えて良かったですね、この話は。ちょうど、彼女が新聞部で扱った活動テーマとそのまま対比になってるのかしら。
これだけでも大変面白い話だったのですが、最後にジェニーの企みによって彼女がとんでもない爆弾を残していく事に。何気にそろそろこのシリーズもクライマックスなのかしら。

メグの弟のクルトが、初対面どころか顔も合したことのないセロンの妹のリィナに対して、初めての電話で一瞬にしてフラグ立てやがったのには、冒頭から爆笑させられた。すげえよ、この少年。セロンとまるで正反対のアグレッシブさだな、この子は♪

時雨沢恵一作品感想

メグとセロン 5.ラリー・ヘップバーンの罠3   

メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)

【メグとセロン 5.ラリー・ヘップバーンの罠】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫

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 bk1

考えてみるとこれってけっこう酷い話なのだが、ラリーが最初から承知の上だったというのなら外野から文句を言うのも無粋な話なのだろう。
まさか、本当に最初からだった、というのは驚かされた。途中で気づくのと最初から承知の上で承諾するのは、その後の行動が一緒だったとしてもその意味や重みはかなり違ってくると思うのだ。
言われてみれば、ラブレターが届いてから(強制的に)皆に相談する羽目になったときにはどちらかというと戸惑い優先で、ラブレターを貰ったこと自体は嬉しそうでも実際に付き合うかと言うとあまり積極的ではなかったように見えたラリーが、直接彼女に対面して告白された後、あっさりとお付き合いを了承してしまったのには「あれ?」と思ったのは確か。ただ、ラリーの相手の女の子ステラとの会話がとても自然だったので、なんとなくその場の雰囲気でOKしちゃったのかな、とその時は違和感と言うほどではなかったのです。ラリー自体、完全にフリーだし、別に好意を抱いている女性も、意識している相手もいない。その上で、普通に女の子とお付き合いしてみたいなーと思っている年頃の男の子である以上、初対面であろうととりあえず付き合ってみよう、と考えることに奇妙なところはなかったので、それ以上は疑問は抱かなかったわけだ。
全部話が終わってから、この告白の場面を見直すと、ラリーがなんの気負いもなく軽く言っているような言葉がまったく軽重が異なっていることに驚かされる。
そもそも、まったく見ず知らずの事情も分から無い女の子に対して、まっすぐにあんな事を告げて、なおかつそれを貫き通してしまうのだから、なるほどラリー・ヘップバーンは騎士そのものだ。
終わってみると、とにかくひたすらにラリーがカッコイイ。これまでのエピソードでラリーのキャラクターというのはだいたい把握したつもりになっていたけれど、人間そうそう底まで覗き見れるほど浅いものではないと言うことか。
個人的には、ラリーが知らない女の子と付き合うことになって、ナータに何らかのリアクションを期待したんだけれど、この女、ケラケラと事態を楽しむばかりでことごとくスルーしてしまった。微妙に振られることを確信して疑ってなかったみたいな節があるけれど、本心からまったく気にしていなかったっぽいなあ、この様子だと。
ただこのシリーズ、【アリソン】のヴィルといい、【リリアとトレイズ】のリリアといい、ラブコメパートにおける片割れのスルー・スキルの凶悪さは目を覆わんばかりだからなあ。本心がどこにあるかというのは分かったものではないのである。ただの期待や希望で終わらないで欲しいところだが。個人的にはこのシリーズ、セロンとメグよりも、ラリーとナータの方が気になっているっちゃ気になっているので。
でも、ラストの展開みているとつぶさにラリーの言動や真意、決断を見守っていたジェニーの方にフラグが立ったんじゃないかと言う気配も無きにしもあらず。

ストーリー展開の方は、このシリーズにしてはかなりストレートでひねりなく進んだなあ、という印象である。伏線は最初からちりばめてありましたし、ある程度最初の方で予想は組み立てられるようにしてあったみたいだ。何気に予想よりニ、三歩思わぬ奥まで踏み込んだ結末が待っているケースがままあるシリーズだけに、予想通りに終わったと言うのはちょっとした安心感。変にスリルがあるからなあ(苦笑
まあ、メグとセロンは概ね学園内での事件にとどまっているので、それほどえらいことにはならないだろうというのはあるんですけど。

ちなみにこの表紙絵は、丁度クライマックスらへんのラリーたちを監視しているシーンだろうか。メグの仕草が、写真を取ってるジェニーに向けているものらしくて、お話の一場面を写真に収めたような妙な臨場感があって、楽しいなあこれ。

メグとセロン 4.エアコ村連続殺人事件3   

メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)

【メグとセロン 4.エアコ村連続殺人事件】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫

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三巻での印象通り、やはりこの六人組には国家規模の陰謀に関わるよりも、日常の延長で起こる事件に片足を突っ込むぐらいが、良く似合っている。
牧歌的なのだ、このグループは。意外な事に、このグループの雰囲気を司っているのは、おっとりとした少女であるメグミカであるのかもしれない。
それぞれが個性の塊みたいな六人だけれど、このグループ、明確なリーダー的存在がいないのよね。敢えていうなら、クラブの部長であるジェニーがそうなんだろうけど、実はあんまりみんな彼女の言うこと聞いてないし(笑
今回に関してはクラブの合宿で、ジェニーが幹事役なので珍しくみんな彼女の立てたプランニングに大人しく従ってるけど。でも、やっぱり意外な事に、肝心な時にこのグループの大まかな方向性を決めるのは、メグミカだったりするのよね。何か事件が起こったとき、メグミカが大いに感情を高ぶらせて、やりたいこと、やらなければならないと思った事を素直の口にした瞬間から、セロンを筆頭にして皆がガガガッと動き出すわけだ。
そうしてみると、不思議とメグミカがこのグループの中心となっているのがよくわかる。彼らが妙に牧歌的なのは、この作者の特徴的な筆致のせいもあるんだろうけれど、やっぱりメグミカが醸し出す雰囲気が大きいんじゃないかなあ。
今回は特に、学園を離れて、長閑で自然豊かな田舎が舞台となるからか、のんびりとした空気がさらにいや増している。連続殺人事件なんて物騒な事件が起こっているわけだけど、読んでてホッと落ち着くのは不思議な話ですねえw
普段の学園を離れての旅行ということもあってか、わりとはしゃいでいる六人。こうして外に出てみると、こいつら育ちがいいんだなあ、と改めて認識させられる。みんな、いいところのお坊ちゃんお嬢さんなんだわなあ。別荘地での過ごし方がみんな、洗練されているというかそつがないというか。スマートなんだよねえ。それが嫌味じゃないのは大したものだと思うけれど。

ジェニーの小さい頃の話は結構、衝撃だった(笑
ほんとに昔っからこういうはた迷惑で小うるさい小娘なのかと思っていたので、あの幼い可憐な幼女の写真は、インパクト大きかったよ。いったい、なにがあってそんな娘になっちまったんだい、ジェニー。

個人的にはメグとセロンよりも遥かに気になってきたラリーとナタリアの幼馴染二人組。ここまで完璧に恋愛臭を消臭した息の合いっぷり、仲の良さを見せられると、この二人その気がないんじゃなくて、お互い自分の気持ちを自覚した上で、さらに相手が自分に気があることも認識していて、その上でお互い素知らぬふりをしていることを承知の上で、二人してただの腐れ縁という関係を楽しんでるんじゃないのかと疑いたくなる。
なんて胡乱な、と思わないでもないけど、時雨沢さんって偶にサッパリしてるのかネットリしてるのかよくわからん複雑に入り組んだ人間関係をさらっと書いてる時があるので、ついつい穿った見方をしてしまうんですよね。
わりと分かりやすい関係であるメグとセロンよりも、今はラリーとナタリアの方が気になる今日この頃なのでありました、と。
 
1月19日

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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(角川コミックス)
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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(マガジンポケット)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(DNAメディアコミックス)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ファミ通文庫)
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(PASH!ブックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス)
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(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスNEXT)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ライドコミックス)
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