徒然雑記

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レイセン

レイセン File8:ポイント・オブ・ノーリターン4   

レイセン File8:ポイント・オブ・ノーリターン (角川スニーカー文庫)

【レイセン File8:ポイント・オブ・ノーリターン】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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ついに引き起こされたT‐day。目の前で命が奮われていく状況に混乱するヒデオだったが、それでもノアレは戦えと囁き続ける。この異常な“場”を作り出したマックルを止めるため、ヒデオはメガフロントを進むものの戦禍は急速に拡大し続ける。T‐dayとは、そしてマックルが言えなかった本当の願いとは!?ヒキコモリ男の第二の人生、ここに完結!!
【レイセン】ついに完結……って、レイセンじゃないじゃん!! 第一巻冒頭のあれを思いっきりなかった事にしやがった! 別の言い方をスレば、歴史が改変された、とでも言えばいいのかもしれないが。いや、これ後書きを見る限り作者がぶん投げたというよりも、ヒデオが作者に対して一切譲らなかった、という方が正しそうなんですよね。だから、作者の構想をヒデオこそがねじ曲げた、まさに歴史を改変した、と言っていいんじゃなかろうか。さすがは魔眼王! 彼の最大の武器というのは、精霊たちに協力を求められる、その力を扱えるというものではなくて、その無力だろうと関係なくぶれない大胆な精神性にあり、そのキャラクターそのものが武器だったわけです。そしてその武器は、なんら力が及ばないはずの作者にまで通用し、あるべき未来をねじ曲げてしまった、と。さすがは二代目聖魔王!
やはり、ヒデオの強さというのはむしろ無力であるときのほうが真価を発揮するのではないでしょうか。レイセンシリーズは当初からノアレが守護につき、何くれとなく助けを与えていたせいか、ヒデオも微妙にひよっていたというか、その力に頼らない行使しないようにしながらも、心の何処かにいざと慣ればノアレが居る、という寄りかかった思いがこびりついていたような気がします。それは逃げ道であり弱さだったのか。切り札があり、全部ひっくり返せるジョーカーがある、というのは心の余裕につながるものですけれど、ヒデオの場合はこれ、もともと単なるヒッキーであり、どれほど頑張っても努力しても一般人なんですよね。彼が真価を発揮するのは後先考えない覚悟を決めた時。ノアレの存在は甘えとなり、ヒデオのその覚悟を殺し続けるものだったようにも思うのです。さて、あのノアレはそれを承知しつつずっと傍で嗤っていたような気もするのですが。
しかし、T‐dayという地獄の現出を前にして、ヒデオはそんなあやふやな態度ではどうしたって生き残れない状態になってしまいます。すべてが混沌へと誘われていく、カオスの坩堝。そんな中でやるべきことも見定められず、流されるまま地獄の光景に怖気づき生き残ることに汲々としてしまう彼の姿は、聖魔王としても魔眼王としても相応しくなく、ただの無力な一人の心弱き男でしかありませんでした。ノアレにとって、自分の庇護に寄りかかったまま何もなそうとしない人間には、興味を逸したのでしょう。ノアレの力で、力に溺れてこの地獄を蹂躙してみせるならばともかく、ノアレの影に隠れて震えているようでは……。
結局、この男は裸一貫で後先ない状況に追い込んでこそ、なのである。何も持たなければ、この男は自分を顧みられる。そうなってこそ、守ってくれるものがなくなってからの方が、後ろも見ずに逃げ出すことなく、地獄の中に飛び込んでいけるのである。逃げることが出来るのに、逃げることを止められるのである。
これでこそ、カワムラヒデオその人なのだ。

それにしても、今回の一幕は林トモアキ史上でも最悪の血みどろ展開だったんじゃないだろうか。容赦なく人がバタバタと死んでいく阿鼻叫喚の地獄。戦場にもならない虐殺し虐殺される展示場。ヘヴィーだった。
【お・り・が・み】の木島連隊のテロの時ですら、鈴蘭の奮闘で収拾されましたしね……鈴蘭は今回キツかっただろうなあ。以前は、彼女自身世界中を駆け回って防いでみせた地獄の光景が、今目の前で起こっているにも関わらず、一切手出し出来なかったんだから。彼女にとって、第三世界云々など関係無かったはず。関係なく、憤れるからこそ、彼女は初代聖魔王成り得たんですよね。そんな自由な心を持っていたからこそ、彼女は悪の組織の総帥となり、魔人機関の長となり、神殿教会の聖女となり、アウターの魔王となったはずだったのに。
今回の、何も出来ず、することを許してもらえなかった状況というのは、彼女にとっても思う所あったんだろうなあ。聖魔王を退いたからといって、いつまでも裏方やってるような人じゃないんだから。

そして、カワムラヒデオが悲劇のヒーローとして戦い続ける未来は彼自身の手によって拒絶され、規定された歴史は改変され、億万分の一の可能性へ、最悪の災厄への可能性へ。しかし、それはもしかしたら、億千万分の一の希望へとつながる道だったのかもしれない。
ここからは、精霊使い川村ヒデオの戦いではなく、二代目聖魔王・魔眼王たる川村ヒデオの戦いだ。

林トモアキ作品感想

レイセン File6:三人きりのフォース3   

レイセン    File6:三人きりのフォース (角川スニーカー文庫)

【レイセン File6:三人きりのフォース】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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“フォース”分裂によってオートライングループを追われたナイトと美野里。傷ついた2人は自らを守るため、ある人物に助けを求めていた。一方ヒデオたち神霊班のもとには、シシルが現れ「マックルの捕獲もしくは抹消に協力せよ」と要求してきて!?見えないチカラに引き寄せられるように東京に集い始める、最先端科学組織と武装集団。様々な思惑の中でヒデオが選びとる道とは―!?引きこもり男の第二の人生が大きく動き出す。
あれほど手酷く決裂しながら、仲直り出来るんだ。凄いなあ、若いって凄いなあ。これって、立場や柵なく、純粋にお互いの思想や考え方、本音や生き方をぶつけあったがゆえなんでしょうね。ただ、本音だけでかち合えたからこそ、時に相容れず、しかしお互いを受け入れられる。自分以外何も背負う必要のない、若者だからこそ出来ることだ。こればっかりは、ヒデオでも出来ないだろう。今や彼にも色々と背負うものが出来てしまっているし。
その意味では、ヒデオも大人になってしまっているんですよね。同時に、身一つで挑めた聖魔杯の頃とはやはり立場も考え方も少しづつ変わってきてしまっている。それを悪いこととは思わないけれど、彼の強みであった純粋なまでの無私が、守りたいものを得ることで徐々になくなってきているのかもしれない。知らず知らず、力を求めてしまったのは、その端緒なのか。
逆に、ノアレの力を拒否してしまっているのも、力を意識しているからこそ、なんですよね。もし、前のヒデオなら、場面によっては無造作にノアレの力を何らかの形で利用したんじゃないだろうか、とも考えてしまう。
わけがわからないまま刻々と迫りつつあることだけはわかる破滅の時を前にして、果たしてヒデオは二代目聖魔王の冠を襲名した時のような強さを、果たして発揮できるのか。
強さというと、睡蓮さんは結構やられてるわりに、強い相手には強いんだよなあ。手加減の仕方がよっぽど下手なのか、御下命の扱いに苦慮しているのか。仮にも神殺し当代。アウターを相手取ることの出来る人類である以上、たとえ精霊相手だろうと早々まともに相手が出来るような子じゃないと思うんだが、やはり不器用さがネックだよなあ。
とか言ってたら、私は不器用などではありません! と強調するように、今まで縁もゆかりもなかった現代の常識を、睡蓮さんが手に入れてしまいましたよ!?
やれば出来る子だったのか!? やばい、女子力もあがってますよ!? 

謎の「組織」が暗躍を強めているのはいいんですけれど、そろそろ本物の「悪の組織」である魔殺協会も黙っていてほしくないなあ。この手の怪しげな団体は、率先して潰してくれないと。
そういえば、昨今では神殿協会ってなにしてるんだろう。最近だと普通の教会の方が目立てて、こっちは全然音沙汰ないんだよなあ。ここも早々黙っておとなしくしているタマでもないので、魔殺協会ともども動向が気になるところなんだが。

シリーズ感想

レイセン File5:キリングマシーンVS.4   

レイセン  File5:キリングマシーンVS. (角川スニーカー文庫)

【レイセン File5:キリングマシーンVS.】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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怒涛の夏休みが終わりほっとしたのも束の間、ヒデオはマックルに誘われて“フォース”とバーベキューに出かけていた。高校生たちに混ざってスイカ割りを楽しむ…はずもなく、引きこもりの美学を貫くヒデオ。そんな中、マックルの口からオートライングループの秘密が明かされ、“フォース”とヒデオたちは戸惑いを隠せない。そこへさらに、マックルを付け狙う謎のシスターが現れて…!?ますます加速する、負け犬男の第二の人生。
男の触手責めはやめてください、エルシア様ww
まさかの妹襲来編の延長戦。突然の妹の来訪話も何気にいい話で終わったなー、と思ってたら終わってなかったんかいw ヒデオの家での女性陣に家呑み会は延長の末に、なぜかエルシア主催による触手責めパーティーに。しかし、そうなんだよなあ、こういうときに限ってみんな制服じゃなくて普通の私服という味の無さ。こういう齟齬のあるときこそ、ヒデオの弁舌にも興が乗るのである。最近、ノアレがわりと弄られ役に回っていてなんか楽しいよ?
ここで鈴蘭が何気にチョロいところを見せたのは、最後の番外編の前振りだったんだろうか。かつては鈴蘭って不憫系薄幸少女だったんだよなあ。

という訳で、本編の方はなぜか引きこもりが合コンまがいのバーベキューに参加させられるという、相変わらずのコミュ障のくせになんというリア充w
ただ、なんでマックルがヒデオに執心だったのかという理由を聞くと、マックルの過去に何があったかは知らないけれど、どれだけヒデオの存在と軌跡が彼女にとって衝撃的だったのかが伝わってくる。きっと、この世にあるはずのない宝石を見つけたような心地だったんだろうなあ。お伽話にも存在しないだろう、優しさだけを貫いて世界を救った英雄譚。
少なくとも、あのエリーゼが悪いやつじゃないと言っているのだからそれは確かなのだろうけれど、フラフラしているようでマックルって何か必死なところが見受けられるんですよね。今回、ヒデオに縋るように助けを求めようとしたのも、オートラインに関わっていたのも、何か理由があるんだろうけれど本人に邪心が無くても場合にヨテは手段を選ばないんじゃないかという危うさもかいま見えてきて……なんか、いきなりマックルさんヒロイン化してきてませんか? 精霊の庭なぞというマックルを追いかける組織も出てきたことですし。
しかし、謎のシスター登場っててっきり神殿協会なのかと思ったら、別の第三世界側の宗教組織が存在したのか。
この対シスター戦で見せたヒデオの駆け引きは久々に見応えと歯ごたえのある綱引きだった。こういうのを見ると、ヒデオはつくずく交渉術に卓抜していると思わされる。見せ札と伏せ札の使い方が抜群なんですよね。

さて、精霊の庭という精霊に深く関わる組織に、オートラインのさらに深部、精霊を利用しようとする黒幕の存在が匂わされ、さらにフォースの四人が使う精霊の正体が暴かれてしまったことで、随分と中途半端な位置に放り出されてしまったフォースとオートラインの面々。この連中って、第三世界の暗黒に片足を突っ込むどころか足首だけ浸して全身どっぷりと闇に浸った気分になっているような「ド素人」だっただけに、真打が出揃ってきた頃合いで適当に弾かれるのかとも思っていたのですが、まさかまさかの泥沼の展開に。あの「世界観」の子だけ微妙に精霊の雰囲気が違っていたのが、こうつながってくるのか。

と、良い所で本編終わって、番外編。もうサブタイトルから酷い事になりそうなのが丸わかりという「葉多恵ちゃんの女子力キラキラ☆メイクUP教室」というものw この作品に登場する女性のメンツ、概ね女子力なんとかしろよ、という連中ですけれどその中でも図抜けて何とかしなきゃいけないのが、当然あの人、初代聖魔王名護屋河鈴蘭である。
いやあ、この人途中でキャラが百八十度変わってしまったから忘れがちですけれど、元々小公女タイプの人だったんですよねえ。その御蔭で、何だかんだと持ってる日常系スキルのレベル、やたらと高いんですよ。家事系統は一通り上級でこなせますし、なんちゃってメイドじゃないんですよね。普通にしてたら、十分愛され系美少女になれるのに……この娘は本当にどうしてこうなったw
まあでも、この調子だと長谷部の兄ちゃんともわりと良い感じに付き合える要素はあるんだと納得できた。普段通りの鈴蘭だと、とてもじゃないけれど男とお付き合いできる要素が皆無すぎて、それ以前に性別・女性という意識もなかなか持てないですものねえ(苦笑

林トモアキ作品感想

レイセン File4:サマーウォー4   

レイセン  File4:サマーウォー (角川スニーカー文庫)

【レイセン File4:サマーウォー】  林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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お祓い専門の神霊班といえど、まぎれもなく役所の一部、お盆休みは与えられていた。しかし、社交性もなく、ろくな趣味も持たず、いまだひきこもり留年中のヒデオは、いつものごとくアパートで怠惰な時間を過ごすのみ。ところがある日、女性からかかってきた一本の電話が、ヒデオの人生に新たな契機をもたらすのだった―精霊、巫女、警察官、自衛官、ついでにAIの美少女も登場。ヒデオの長くて熱過ぎる、ひと夏のサバイバルが始まる。
お祓いが専門だとむしろお盆は忙しそうなものなのだが、さすがはお役所様である。いいじゃないか、休みは家でゴロゴロしてたって。引きこもりニートの端くれとしては、たとえ主人公だろうと、話がまったく盛り上がらなかろうが食料の買い出し以外家から一歩も出ないのが礼儀だろうに。この礼儀知らずめ。なに、女に誘われてほいほい温泉旅行なぞに旅立ってしまうんだ。見損なったぜ、ヒキニートの風上にも置けない男である。
という訳で、某映画のタイトルみたいなサブタイトルに、あははははと笑ってたら、中身も某映画みたいな展開に突入してAHAHAHAHA、と笑うしかない御座候。まあかの映画が田舎と電脳空間を舞台にしたものだったのに対して、こちらも電脳戦対決と見せかけてウィル子が盛大にやらかしてくれやがって、それでいいのか!? というある意味映画と真逆の有様に。まあ、ウイルスの方が主人公サイドという時点で逆も逆なのですが。しかし、ウィル子は伊達に電神という神様になったわけじゃなかったんだな。なんか、初めて彼女が神様に昇ったのを実感したハチャメチャな展開だった。さすがにあれは、以前のようなウイルスの時では叶わなかったはず。

しかし、今回はじめて神殺し四家の最後の一つ。既に業を失伝してしまったという天白の家が描かれましたけれど、意外なほどアットホームな家で驚きましたね。まあ、花果菜やアカネが何だかんだと温厚で良い人たちだったのを思えば意外ではないのかもしれませんが。でも天白というと、最初に【お・り・が・み】で出てきた木島キョウジが何しろイカレ狂ったテロリストだっただけに、第一印象が悪かったんですよ。
天白に限らず、こうして振り返ってみると神殺し四家は何だかんだと牧歌的……と、貴瀬家や名古屋河家を口が裂けてもそうは言えんかw でもまあ、大きなゴタゴタが無くなった今の四家はみんなわりと家庭も落ち着いていて平穏なんですよねえ。平和っちゃ平和なんだろうなあ。これも鈴蘭が頑張ったおかげなんでしょうが。

ハーレムハーレム言われますが、ヒデオ、実はちゃんと男の友達も事件を経るたびにゲットしているのです。さり気なく交友関係が偉いことになってる気もしますが。鈴蘭とはまた別の方向で着々と人脈築いているよなあ、ヒデオも。
これまでヒデオに対して胡乱な目で見ていた桃条さんも、見る目が変わってきたようですし。まだまだ本気じゃないでしょうが。その点、花果菜はわりと今回の一件を通じてマジになってきた気がするぞ。

そんな夏戦争の後日譚にて、妹来襲……妹!!? え? マジでそんなの居たの!? 実家から見捨てられて勘当同然の扱いだったヒデオでしたが、家族構成で妹居るって情報ありましたっけ?
しかも、普通の妹だー! このシリーズで普通の人を見るのって初めてじゃないのか? そんな普通の妹と、たまたま偶然同じタイミングでヒデオの家に遊びに来た四人の女性たち。
修羅場であるww
ヒデオも折角ニートを脱して、公務員になれたというのに、ちゃんと就職できました、と家族に伝えられないのは辛いよなあ。それが妹たちのために自分で選んだ結果だとしても。個人的には、ここで真実を伝えるかどうか悩むヒデオに、ノアレがきちんと真面目にアドバイスを送っていたのが印象的でした。ノアレって、普段はふざけているし、ヒデオがピンチに陥っても大概傍観者的な立場で事態を楽しんでいるのを広言して憚らないのだけれど、ヒデオが本気で困ったときや真剣に悩んでいるときには茶化さずに助言してくれたり、示唆をくれるのですよね。それを見ると、ノアレって結構ヒデオに親身になってるよなあ、と思うのです。まあこれって、ノアレに限らず彼に接する人は多かれ少なかれ、ヒデオに対して親身になっちゃうようですが。
今回だって、ヒデオのあの放言、絶対あとで全員にシバカれるかと思ってたのに、あっさり酒の席での発言と誰も咎めず水に流しちゃったくらいですし。あれは、みんなが大人だったと言われればそれまでなんですが、好いた惚れたを抜きにして、今回のみんなの対応はヒデオに親身で優しかったなあ、となんだかほんわかしてしまいました。

そう言えば、ついにタイトルの【レイセン】の意味が作中に出てきましたね。って、前にも出てましたっけ? 覚えてないや。ともあれ、レイセンの成立がこのシリーズの一区切りになるんでしょうか。もうしばらく続きそうな気もしますが。

林トモアキ作品感想

レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ4   

レイセンFile3:ワンサイド・ゲームズ (角川スニーカー文庫)

【レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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フォースとの一件以来、オートライングループに警戒する神霊班。そんな時、“銃の神”と称するマックルイェーガーがヒデオの前に現れる。彼女の正体は一体!? 新展開に突入、霊を中心に数々の思惑が動き出す!
とりあえず【ミスマルカ】の世界と違ってまだこっちが文明崩壊してないなー、と実感できるのは、ゼンラーマンなどをやってしまうとちゃんと社会的に死んでしまうところですな。しかも、人間社会的にどころか天界魔界地獄界的にも死んでしまいそうな勢いの文明度。人間、文化的な生活は送りたいものです。
さて、宮内庁神霊班のヒデオたちだけでなく、警察や自衛隊にもオカルト対策チームがあることは前から度々語られてきましたけど……自衛隊の特殊部隊は話あがってただろうか、ちょっと思い出せない。ともかく、そう、あの人ですよ。警察の美奈子さんがマスラヲ以来の登場です。うははは、マジかよ。睡蓮と美奈子が鞘当てしてるぞ!!
美奈子さんはともかく、睡蓮がヒデオの事を意識しているとは到底思えないのですが、それでも後輩に対する独占欲というのは発生している模様。少なくとも、他所様の女にちょっかい出されて面白くないのは間違いないようだ。でも、あの睡蓮がそういう態度見せるというのは結構肝ですよ。
話は戻ってご公儀のオカルト対策チームのお話。今回、合同訓練みたいなことをやるわけですけど、話を聞いているとちゃんと住み分けみたいなのはできてたのね。多少バッティングするとはいえ、縄張り争いに発展するようなことはなく、各組織のトップたちは上手くやっている模様。変に意地はって対抗心とかむき出しにしてないですしねえ。
ただ、本気でヤバいケースでは宮内庁の神霊班以外じゃ対処できない、という話になってるけど、本当に本当にヤバいケースだと神霊班でもダメでしょ、これ。実質的に、宮様からのご下命で神殺し各家が出張るという事になるんじゃないの。神霊班で本当の意味で戦力になるのって、睡蓮と翔香だけだし。
つまるところ、「組織」なる謎のグループが形成されだし暗躍が始まりだしているけれど、科学とオカルトが本格的に結びつこうとしているけれど、今のところまだ深度は低くはないんですよね。睡蓮とほむらが本気を出した場合、ああなってしまったように。ヒデオが聖魔杯での経験に照らし合わせて、論外と結論づけたように。かと言って軽視できるのかというと、どうも不気味ではあるんですよね。何が起ころうとしているのかが、イマイチ把握しきれない妙なスケール感がある。
何より、あの「マリアクレセル」が動いている。彼女が動いてるというのは、よっぽどですよ。
この【レイセン】シリーズ自体が前フリであると明言されている以上、この得体のしれない予兆みたいな気配の本真は、それこそ次のシリーズになるのかもしれませんが。
しかし、久々にヒデオの「本気」を垣間見たなあ。実際にその発動を見れなかったのは残念ですが、代わりに睡蓮の「マジ」を【お・り・が・み】以来、こちらも本当に久々に見れたので、大いに満足。まあ、あんなの彼女からしたら瑣事なんでしょうけどね。

書き下ろしの方は、鈴蘭に円卓のメンバーが相当上しての、完全に【お・り・が・み】のノリ。いやあ、懐かしい。鈴蘭先生があれほど焦ってるスガタって長らく見てなかったからなあ。まあこの書き下ろしの見所はエルシア様がどえらいことになってるところですがな。エルシアが、エルシアが、エルシアが!!! いや、ねえよ。ありえねえよ。キャラ的にありえねえよ!! あのお姫様の性格とかキャラクターとかちょっとでも知ってたら、この展開は想像も出来ないっすよ。なぜこうなった!!
ヒデオがなんか違う意味でインフィニティーシリーズに仲間入りしそうな勢いだ、これ。億千万のナニ?
しかしまあ、エルシアがねえ。これ、本編の方にも関わってくるの? エルシアとか睡蓮やノアレとか問題じゃないくらい空気読まないよ? 息を吐く用に魔法でふっ飛ばしちゃいますよ? それはそれでエラいことになって楽しそうだが。この話を読んで改めて認識したわけですが、エルシアも立派にアウタークラスなんですよね。少なくとも、アウターに片足突っ込んでるくらいのカッコ程度よりは遥かに格上だろうし。円卓メンバーに匹敵するのかは微妙なところみたいだけど、でも伍するくらいは行ってそうだしなあ。
考えてみると、それが平然と「レイセン」の世界をうろちょろするって軽くバランスブレイカー? なので、そう簡単には本編の方には登場しないんじゃないかと思いたいが、普通に出てきそうでもあるのがこのシリーズなのでした。そういうパターン、平気でスルーしちゃいますし。

林トモアキ作品感想

レイセン File2:アタックフォース4   

レイセン  File2:アタックフォース (角川スニーカー文庫)

【レイセン File2:アタックフォース】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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 bk1

街に漂う悪霊を祓う神霊班の仕事に慣れ始めたヒデオ。ところがある夜、精霊を操る少年少女グループ“フォース”と出会う。彼らは悪霊を祓うどころか、集めているようで……目的も正体も不明のフォースと激突!

これはまた、上手いことステージを下げてくるなあ。このステージというのは、そうですね、深度と言い換えてもいいかもしれない。世界の裏の裏のそのまた裏、そのどこまで関わっているのか。
例えば、この物語の主人公であるヒデオは、先の聖魔杯で上級精霊や魔人たちと渡り合い、闇の神と交神までした人物であるわけです。それに対して、ここで出てくるフォースという若者たち、彼らを利用しようとする企業人たちは、天界や魔界の存在どころか、アウターや魔人や精霊といった闇の存在すら知らず、この世界に第三世界と呼ばれる領域があることすら知らない人たちなわけです。
ヒデオや睡蓮と、位置している深度がまったく違ってしまっているのです。
とはいえ、ヒデオもまた、アンリ・マユやウィル子と関わり、聖魔杯を通じて第三世界について幾許かの知見は得て居るものの、その立ち位置は限りなく一般人側で、【お・り・が・み】のメインキャラクターたちと比べるとまた違ってきてしまうのですが。
そう思い返してみると、【お・り・が・み】から【戦闘城塞マスラヲ】にシリーズが移行した時も、しっかりとステージは下がってるんですよね。そういえば、マスラヲが始まったときはなんだか前作から比べて著しく世界観のスケールが下がってしまったみたいで、これ大丈夫なんだろうかと不安を抱いたものでしたが……これがまったく杞憂どころの話じゃなかったわけで、十分以上に物語は盛り上がってくれたのでした。
なので、こちらでもその点、スケールがこじんまりとするんじゃないか、については全然心配してないんですよ。物語の舞台となるステージは下がっても、個々人が立っている深度は代わっていないわけで、アウターはそのままアウターであり、勇者は勇者、魔人は魔人、クラリカはクラリカなのですw 彼ら彼女らを見ている人の立つ深度によって、アフターなどの存在はその在り方から力の強さ、第三世界においてどんな風に見られているかなど、不鮮明になっていき、彼らがどういう存在なのか未知数のよくわからない得体のしれない人たちとか、なんか凄いのかもしれない変人、というふうにしか認識されなくなってしまうのですけどね。
端的に言うと、知らない人からすると、その凄さや恐ろしさが分からない、理解出来ないというわけです。でも、理解出来ない、認識できないことと、彼らが持っている本当の力は何らの因果もないので、幾らステージが下がっても、彼らの格はいささかも下がっていないのです。わからないだけでね。だから、えーっと、何が言いたいんだったっけ。
もうちょと違う事を書きたかった気もするのですけど、思い出したり思いついたりした範囲で書くと、ああいう本当は怖い人達が後ろのほうでドンと座っててくれると、ニヤニヤしたり、カタルシスを満たしてくれるような展開を容易に引き出してくれるということなんですよね。
この類の悦は、ある種の情報上位による優越感に当たるのかもしれないんですけどね。

そういえば、この深度の測り方からすると、翔香さんってかなり複雑な所に立ってるんですよね。自身、神殺し四家の出自で、みーこの本気と立ち会うほどの深い闇を覗き込んだ経験がある一方で、霊感が無いことやみーこに恐怖心を植え付けられたために、神霊班に勤めながらも第三世界の側には殆ど首を突っ込まずにこれまで生きてきたので、第三世界側についてはヒデオみたいな一般人ほどではないけど、あまり知らずにいるんですよね。そして、実力は並みの、いや高位の魔人でも一蹴する程の剣腕の持ち主ときた。恐ろしく極端にバランスが悪いんですよね、彼女。それが、ちょうどヒデオを加え、闇側と俗世の境界の狭間くらいで仕事をする今の神霊班にはぴったりなのかもしれないなあ。

後半はその翔香が主人公の殆ど独立した中編、というか過去回想だろ、これ。ミスマルカの方にも出ていた葉多恵さん、ここでようやく登場だったのか。ミスマルカの方の話だと、どうやら長谷部の人間、それも翔香に斬られた事があるような事を言ってたのだけど、これまでの【お・り・が・み】【戦闘城塞マスラヲ】を通して、翔香に斬られた魔人ってテロリストの女くらいだったんですよね。あの女と葉多恵って多少設定面で似通ったところはあるものの、どうも同じ人物に見えなかったので首をかしげていたのですが、なんだよまだ未登場のキャラだったのか。
後半の中編【隠切り】は、元々【お・り・が・み】の外伝として準備されていたものらしいので、そうかミスマルカ書いてる頃は彼女の設定というか、キャラの存在はしっかりと出来てたわけか。なるほどなあ、葉多恵さん、なんで伊織の末裔の所に一緒にいるのかと思ってたんだけど、翔香が伊織とくっつくっていうのなら、翔香が預かってる葉多恵もくっついてくるわなあ。納得。

そして、精霊怖い(笑
久々に出演のエリーゼが色々と酷かったw いや、彼女はどちらかというと犠牲者の方なんですが。ツンデレ?

林トモアキ作品感想

レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女4   

レイセン  File1:巫女とヒキコと闇少女 (角川スニーカー文庫)

【レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女】 林トモアキ/上田夢人 角川スニーカー文庫

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 bk1

またぞろ最初からすっ飛ばしてぶっ飛んだ展開に突入するのかと思いきや、意外にも就職先で奇態な同僚と慣れない仕事に四苦八苦しながらも普通(?)に日々を送るヒデオくん。
なんと、これ本気でオマケ的な後日譚番外編だったのか、とあとがきで書かれていた話に納得すると同時に、さらりとこのレイセンは前振りで、あとに本番が控えている、という大暴露に大興奮してしまいしたよ。この人はもう、プロットも書かない癖にその頭の中にどれだけ壮大なクロニクルが詰まってんだか。大風呂敷を広げれば広げるほど、さらに大きな風呂敷が詰まっていると言う、この逆マトリョーシカ人形め。
実はマスラヲにアニメ化の話があったというのにも驚いたけど、それを蹴ってたのにはさらに驚いたさ! これはでも、話を聞く限りでは英断でしょう。そりゃ、アニメとして【お・り・が・み】とか【マスラヲ】はそりゃもう見てみたいけど、【マスラヲの皮みたいなのを被ったもの】を見たいとは全然思わないもんなあ。

さて本編ではアリますが、聖魔杯が終わった後も二十社面接を受けて全滅したヒデオ。面接受けにいけるようになっただけ大いに成長しているとも言えるんだろうけど、受からなかったらどうしようもないんだよなあ。それで、鈴蘭や貴瀬のコネで宮内省神霊班、あの長谷部翔香や名護屋河睡蓮がいる対オカルト対策チームに就職することに。
一時期、魔殺商会に務めていた時期もあったけれど、何はともあれこれでようやくヒデオもニート・ヒキコモリから脱却することに。ダウナー属性は未だに脱却出来ておらず、相変わらずマイナス思考になりがちだけれど、それでもちゃんと就職できたんだなあ、おめでとうおめでとう。
と言っても、ヒデオってぶっちゃけ何の特殊能力も持ってないので、実は何も出来ないんですよね。睡蓮からは目付きの悪さが仇となって目の敵にされてしごかれ、聖魔杯をくぐり抜けてきたとはいえ、第三世界のことについては何も知らないヒデオは、四苦八苦することに。まあ、オカルト方面と言う点を除けば、社会人が新しい職場で頭を抱える苦労という点では変わらないんですけどね。
それでも、あの闇の神アンリマユが送り込んできた観覧用端末闇理ノアレや神に昇格したにも関わらず、相変わらずヒョイヒョイ遊びに来るウィル子たちのお陰で、ヒデオは召喚師やら妖精使いだのと勘違いされ、なんだかんだと一目置かれるわけで。まあ、でもヒデオは頼めば闇の力をなんぼでも借りられるし、呼べばウィル子もすぐに助けに来てくれるわけで、精霊使いというのもあながち間違った話じゃないんだよなあ。もっとも、ヒデオの誠実さはやっぱり前のまんまで、そういうチートを利用せず、自分でなんとかしようとするのは相変わらず偉いところ。
いわゆるハッタリで場を乗り越えて行くタイプにも関わらず、ヒデオへの好感度がやたら高いのは、彼は嘘や虚言を弄するタイプではなく、むしろ常に誠実で献身的だからなんだろうなあ。
このシリーズに出てくる大物たちは、大物であるが故にヒデオの本質を鋭く見抜き、見抜くが故に勝手に誤解し、はたまたその言を大げさに解釈し、もしくはその意を疑えないわけだ。騙されている、惑わされている、のとは一線を画してるんだよなあ。
睡蓮が出てくると言うことで、ほむら鬼も【お・り・が・み】以来久々に登場したわけですけど、あの鬼があれほどまともに他人を認め評価するのは初めて見るような気がする。睡蓮はもとより、鈴蘭に対してだってもうちょっとひねくれた態度だったし、評価は辛かったぞ。
ちなみに、ほむらのビジュアルデザイン出たのはこの巻が初めてか。実はもっとムキムキの鬼と言われてすぐに思い浮かぶ典型的な姿を連想していたんだけれど、なるほどこっちタイプだったのか。
ナニゲに後日談と言うことで、人間関係――特に恋愛方面で色々と激変があったんですよね。これはぶっちゃけ驚いた。翔香さん、あなた貴瀬とまさかそういう関係だったとは!!
これはこの巻で一番驚いたかもしれん。たしか、【お・り・が・み】からこっち、翔香と貴瀬が対面している場面、なかったんじゃないか? 幼馴染で、みーこ関連で色々あったという話はあったけどさ。でも、いやそう言えば、伊織貴瀬について話している時の翔香って彼に対してかなり気安い、というかある意味弟に対してよりも身近な相手について口にしているみたいな柔らかさがあったんだよなあ。貴瀬はみーこのモノ、というイメージがくっきり刻み込まれてたんで、みーこ以外ならハズレ籤で鈴蘭? という組み合わせぐらいしか思い浮かんでなかったんで、これはサプライズだった。ちゃんと、みーこもイイと言ってる、とみーこの了解得ているところとか、ホント良くわかってる(笑
翔希は翔希で、真琴と別れてやがるし。う、上手くいかなかったのかよぉ(苦笑
そりゃあ、告白の時からえらい蛋白な対応されてたけど、高校時代からの友達気分が抜けなくて、というのは色々と生々しいw だからと言って、鈴蘭に走るのはある意味バッドエンドだぞ。
意外なカップリングというと、ヒデオも意外だったよなあ。なんか、睡蓮とわりと本気でイイ雰囲気になってきてるし。てっきり、ヒデオに対しては婦警の美奈子が本気でアプローチしてくると思ったんだけどなあ。ヒデオに脈があったかどうかはともかくとして。


書下ろしは、鈴蘭無双というか鈴蘭無法というか。この女、いい加減悪の組織の親玉が似合いすぎて偉いことになるつつあるなあ。貴瀬だってまだマシだったぞw 少なくとも、貴瀬は部下の覆面タイツにノリで実弾ばら撒くとかしなかったから。
出てきた当初は不幸不遇がお似合いの被虐系薄幸メイドヒロインだったはずなのに、今や初代聖魔王とか神殺しとか言う以前に、悪の暴君だもんなあ。
いいぞ、もっとやれw
リップルラップル、とうとうミズノのみならずSSKにまで食手を伸ばしやがったか。マリアエクセルも暇なのか? 最近、普通に地上におりてきて姉妹喧嘩ばかりしてる気がするがw


今のところこれといった大事件は起きていないものの、ヒデオたちが処理してきた案件の裏ではうごめく影があるようで、今のところどちらも相互にその存在に気づかない段階。幾つか接触はあったものの、未だ決定的な所までには至ってはいないが、早晩表面化はしそうなんだよなあ。
こりゃあ、次の巻あたりから自体は大きく動き出すのか。それとも、レイセンでは動かずに終わるのか。このノンビリしたノリも結構好きなので、しばらくはこれで楽しむのもいいなあ。と、あとに真打が控えているのがわかってると、余裕も出てくるな、うんうん。
 
11月26日

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