3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 東京競馬場2,000メートル(芝・左)
遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ!
これこそ紛うことなき現役最強、ドウデュースよ!!
有馬記念でイクイノックス去りしあとの競馬界を任されたのは俺だ、と言わんばかりの劇的な勝利を収めたドウデュース。
ですが、年明けてドバイで勝てず、宝塚記念では崩れ、現役最強を継いだ矜持は潰えたかに思いました。
しかしそれでも、このレース間隔を大きく保つご時世において、秋古馬三冠。ゼンノロブロイ以来20年誰も達成できず、近年では挑戦すらままならない中で、これを狙いそして達成して引退すると宣言し挑んだ陣営。
まさに有言実行。そして復活にして覚醒にして逆襲の末脚。武豊というレジェンドの専用機として世に出た彼は、すでに伝説でありながらさらなる伝説を完結させるための第一歩を勝ち取った。
令和の神話となったイクイノックス、そのライバルを名乗るに相応しい伝説を打ち立てるための、最初の盾を彼は堂々その怪物っぷりを見せつけることで、奪取したのである。
正直言って、ドウデュース、そこまでキレる脚を持っているとは思わなかった。イメージとして一瞬の切れ味はないけれど、長くて良い脚を使うタイプ。だから、東京の2000.しかも前年までの牽引役としての逃げ馬がいないのでスローになるだろう展開で、ドウデュースは決め手に欠けるだろうな、と。
おいおい、こいつはダービー馬なんだぜ? 東京2400でイクイノックスを2着に下した馬なんだぞ?
とはいえ、去年の秋天では7着惨敗。ジャパンカップも4着と、東京競馬場でキレる脚を持っているイメージはなかったんだけれど。
でも、振り返ってみると有馬記念でもそうだったんだけれど、ドウデュースの最適解の走りって本当にごくごく狭いポイントにしかないっぽいんですよね。しかし、そこにガッチリとハマった時、溜めに溜めた脚が尋常でない勢いで炸裂する。あの爆発力をいつでも出せるわけじゃないんだけれど、それが出た時はまさに怪物としか言えない走りが顕現するのだ。
そして、そのポイントの見極めが出来るのが武さんしかいない。本当に、武専用機なんだよ、おドウって。
今回、どう考えても最後方2番手っておドウの位置は後ろすぎるんですよ。事前の展開予想でもペースは遅くなるだろうとされていて、実際1000メートル経過タイムは59.9。今の東京競馬場の馬場でG1というハイレベルというのを考えるなら、これはややスローと言って良かったでしょう。
武さんが体幹でこの遅さを感じていないはずもなく。
位置取りとしての最適解は、おそらくリバティの位置あたりだったと思いますよ。そういう意味では川田騎手はいつもどおり予想される最適の位置を確保していた。
おドウはいくらなんでも後ろ過ぎた。でも、ドウデュースという馬にとってはそここそが最もこの馬が力を発揮できるポディションなのだ、と武さんは腹据えたんでしょうね。武さんはこの子の乗り方に関してはもう徹底してこの乗り方を貫いているように見える。
ドウデュースという馬の力を信じ抜く、信じ抜いた上で自分はその全力を発揮できるように全てを注ぎ込む、そんな乗り方だ。
結果がこれだ。直線で、何頭抜いた? 残り400から自分と最後方にいたニシノレヴナントを除いたおよそ13頭ごぼう抜き。圧巻の上がり32.5。上がり2位のレヴナントとジャスティンパレスが33.0だから恐るべき事に他馬と最低でも0.5秒もの差がついていたことになる。
圧倒的だ。
武さんのゴール後の客の声援に応えたりアピールしたりするガッツポーズと違う、ムチを握った右腕をグッと振る姿に、歓喜と手応えの深さを感じ取れた。
秋天でこんな勝ち方されたら、ジャパンカップの東京2400ももう何の問題もないじゃないですか。府中で勝てる目処がつき、暮れの有馬はすでに実績あり。馬体の仕上がりは完璧でしたけれど、ここが上限じゃなくてまだ上澄みがありそう、まだ仕上がる、という見解も多々見ます。
これはまじで、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ以来の3頭目の秋古馬三冠、あり得るんじゃないのか!?
2着は9番人気のタスティエーラ。だがしかし、彼も去年のダービー馬だぞ!? ダービー馬によるワンツーフィニッシュだったのだ。
スタート良く、内前目につけれていましたけれど、ペース考えてもかなり良いポジションを確保出来ました。先頭を逃げるホウオウビスケッツを33.4と先行勢としては抜群の脚で捉えてゴール前できっちり抜いた。映像を見ていると直線入った段階ではまだギアが入っていなくて、先行勢からは若干置いてかれ気味になってるんですよね。でも外に進路を取って前があいた残り200から一気に抜き去っている。ドウデュースという規格外がいなかったら、これは鮮烈な差し脚で前の集団まとめて躱しきった強い勝ち方なんですよねえ。あまりにも圧巻のドウデュースが外側ぶっ飛んでいったんで、視線全部持っていかれましたけれど。
菊花賞2着から、有馬記念の6着。これは不利があったんですが、一番人気に押された大阪杯では11着大敗、春天でも7着と株を落としてしまっていたタスティエーラですが、この秋に向けてしっかりと立て直しが出来たみたいで。
プラス18キロは減っていた身体を戻したと見ていいのでしょう。ダービー馬の面目躍如でありました。まさか府中だけ得意ってわけじゃないでしょうから、今年前半の不調はやっぱり調整あかんかったんかな。
3着はホウオウビスケッツ。岩田望来くん、パパみたいなじんわりとした逃げを上手いことしやってからに。しかし、騎乗に応えて逃げながらも上がり34.0の時計を叩き出してゴール際まで粘りました。逃げ馬にこの時計出されたらちょっと後ろは厳しいですよ。最後まで行ってしまうか、とすら見えましたからね。
クラシックではスプリングSで2着に入ってますが、才能はありそうだけどまだまだ1枚も2枚も足り無さそうという感じでしたが、年明けから着実に好走を重ねてG3函館記念を勝って重賞初勝利。また実力馬の揃う毎日王冠でも2着と足りなかった1枚2枚をしっかり積み上げて力を備えてきた、という雰囲気はあったんですけれど、これだけのメンバー揃ったG1でこれだけの走りをするとまでは思ってませんでした。思ってた以上に強くなってましたね。これからも重賞で上位の勝負が出来そう。G1制覇出来るかまでは、格の高いG2で勝ち星掴んだらもうワンステップあるかもしれない。
4着はジャスティンパレス。去年の春天を勝った馬であり、また去年の秋天の2着でありました。あのイクイノックスの人外魔境のレコード勝ちの2着です。
後方からの追い込みは天下一品。宝塚記念の10着はまあこれもう重馬場が原因以外になく、度外視して良かったと思います。そういう意味でも6番人気は過小評価だったよなあ。
今回も追い込みの切れ味については唯一ドウデュースに引けはとっていなかったかと。ただ、内側を走っていた分、進路取りに失敗しましたね。前が壁になってしまい、仕掛けが遅れてしまった上に辛うじて空いた内に思いっきり斜行で身体をねじ込んでしまったために、制裁食らってます。
スムーズに行ってたら2着争いまで十分できたでしょう。ドウデュースとはどこまで張り合えただろうか。
5着はマテンロウスカイ。仕上がりはかなり良かった、というのはいろんなところで声あがってましたね。ただこのメンツの中だとどうしても格が見落とししてしまったのも事実。12番人気だったのも順当かな。それで掲示板乗ったんですから、鞍上のノリさんとしても会心の競馬だったんじゃないでしょうか。位置取りもずっと最内の経済コースを先行してこの展開ではベスト。直線でもずっと内ラチ沿い。前にいたベラジオオペラを躱しての5着ですから、よく走りました。
6着はベラジオオペラ。今年入って大阪杯の勝利に加えて宝塚も3着と馬券圏内。何より、4歳世代では最初に古馬になってのG1勝ちした馬ですから、クラシック組の中では筆頭格という印象の4番人気でした。
1枠1番という枠順を活用して、3番手につけての快走。残り400で仕掛けた時はこれ一気に行くかも、と思ったのですが脚がなんでか続かないで200メートルくらいから失速。結局、マテンロウスカイにまで抜かれての6着でした。仕掛けが早かった? でも、あのままだとビスケッツを捕まえきれないかもしれませんでしたし。なんか夏負けして状態あんまり良くなかったって話も。
この子ロードカナロア産駒なのですが、東京2000があってないという可能性もあるなあ。カナロア産駒って、東京2000の重賞、アーモンドアイの秋天しか勝ってないですし。3着まで含めても、パンサラッサの2着だけ。相性悪かったのかも。ローテーションはどうするんですかね。JCや有馬に行くのか? 距離長そうだけど。
7着は去年の皐月賞馬のソールオリエンス。宝塚記念で2着と復調したかに見えましたけれど……重馬場巧者という側面がやっぱり強かったんだろうか。仕上がり自体はほんと素晴らしかったみたいなのだけれど、も一つピリッとせんかったなあ。33.3とそれなりに脚はキレてたんだが。
8着に3番人気だったレーベンスティールが。エプソムCとオールカマーを激勝して、実質今年後半にかけての出世頭な馬でした。両レースともにとんでもない強い勝ち方しましたからね、そりゃ期待値も爆上がりでしたよ。鞍上がルメールだったというのも大きいでしょう。東京競馬場で外枠ですから、オールカマーみたいな窮屈な競馬も強いられないでしょうし、伸び伸び走ったらさあどれだけ強い走りをするのか!?
とまあ、そんな風にして人気も上がったんだと思います。
ところが、スタートで出足がつかず、そこから全体スローになってレーベンちゃんが行きたがってルメさん宥めに入り後方から。隣やや後ろにドウデュースがいる位置。最後方近くですよ。パレスよりも後ろから。さすがにまだ、ここからドウデュースやパレスみたいな追い込みをかませるほどではなかった。というか、好位から行く馬で後ろから行く馬じゃないですからね。理想はリバティくらいのポジだったと思います。
まあもう一回やり直しですね。人気落ち着いた所からもう一回ですよ。強いのは間違いないんですから。
9着にステラヴェローチェ。まあ良馬場の東京2000は元々厳しかったと思います。馬場渋ってたらともかく。でも、パレスの斜行でだいぶ不利食らって進路が急に潰されて馬に挟まれて立ち上がりかけて、ともうそこで流石にレース終了でした。それがなかったら、ソールオリエンスやベラジオと勝負くらいまでは行けてたかもしれません。あのまま伸びてたらね。
で、1番人気のリバティアイランドは、13着。残り400までまあ理想的な位置取りでした。川田騎手としても、400らへんで鞭入れたらあとはかっ飛んでいって後方置き去りにする、くらいのイメージはあったんじゃないでしょうか。ところが、全く仕掛けに反応せず、それどころかそこからズルズルと下がっていくという、どうしたリバティアイランド!?な結果に。
なにが原因だったのか。調子自体は多くの人が見解として凄く良かった。怪我の影響は見られない、と言っていたので、これは休み明けも大丈夫、元の強かった頃のリバティを取り戻していそう、と思ったものですけれど。
なんか、何気に前走から20キロ以上増えてたみたいですね。前走は海外のドバイで体重計測がされてないもんだから、前走からの体重変動が不明になってたわけで。
そういえば、馬体というか馬格が見違えるほど立派になった、というコメントも散見されてたなあ。てっきりあれ、筋肉量が増えてムキムキの走るための立派な馬体になった、という風に捉えていたのだけれど。もしかして、単に太ってデカくなってたとか???
細江さんが、返し馬覇気がなかった、と仰ってまして、これもう馬自身走る気になってないんじゃ……。
怪我とかではないみたいなので、原因はなんとか見つけてほしいなあ。
5番人気のダノンベルーガも14着。これもちょっと負け過ぎでしたね。これまでコンスタントに好走を続けていて、掲示板を外したのもJCの6着だけと、同世代の中でも勝ちきれないながらも安定度があって伸びしろなら一番高そう、と今年の秋への期待は高まるばかりだったのですが。
レースはじまってすぐに、シルトホルンに外から被せられて躓いてるんですよね。シルトホルンには斜行で制裁入りましたし。序盤で走るリズム崩れちゃったかなあ。こういう負け方をする馬じゃないと思うのですが。
まあともかく、秋の主役はドウデュース、というのを知らしめる大レースでありました。
秋だけじゃなく、今年はドウデュースの年だった、と語り継がれる残り2レースを期待してしまいます。あまりにもドラマ性が強すぎるんだよ、ドウデュース。
遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ!
これこそ紛うことなき現役最強、ドウデュースよ!!
有馬記念でイクイノックス去りしあとの競馬界を任されたのは俺だ、と言わんばかりの劇的な勝利を収めたドウデュース。
ですが、年明けてドバイで勝てず、宝塚記念では崩れ、現役最強を継いだ矜持は潰えたかに思いました。
しかしそれでも、このレース間隔を大きく保つご時世において、秋古馬三冠。ゼンノロブロイ以来20年誰も達成できず、近年では挑戦すらままならない中で、これを狙いそして達成して引退すると宣言し挑んだ陣営。
まさに有言実行。そして復活にして覚醒にして逆襲の末脚。武豊というレジェンドの専用機として世に出た彼は、すでに伝説でありながらさらなる伝説を完結させるための第一歩を勝ち取った。
令和の神話となったイクイノックス、そのライバルを名乗るに相応しい伝説を打ち立てるための、最初の盾を彼は堂々その怪物っぷりを見せつけることで、奪取したのである。
正直言って、ドウデュース、そこまでキレる脚を持っているとは思わなかった。イメージとして一瞬の切れ味はないけれど、長くて良い脚を使うタイプ。だから、東京の2000.しかも前年までの牽引役としての逃げ馬がいないのでスローになるだろう展開で、ドウデュースは決め手に欠けるだろうな、と。
おいおい、こいつはダービー馬なんだぜ? 東京2400でイクイノックスを2着に下した馬なんだぞ?
とはいえ、去年の秋天では7着惨敗。ジャパンカップも4着と、東京競馬場でキレる脚を持っているイメージはなかったんだけれど。
でも、振り返ってみると有馬記念でもそうだったんだけれど、ドウデュースの最適解の走りって本当にごくごく狭いポイントにしかないっぽいんですよね。しかし、そこにガッチリとハマった時、溜めに溜めた脚が尋常でない勢いで炸裂する。あの爆発力をいつでも出せるわけじゃないんだけれど、それが出た時はまさに怪物としか言えない走りが顕現するのだ。
そして、そのポイントの見極めが出来るのが武さんしかいない。本当に、武専用機なんだよ、おドウって。
今回、どう考えても最後方2番手っておドウの位置は後ろすぎるんですよ。事前の展開予想でもペースは遅くなるだろうとされていて、実際1000メートル経過タイムは59.9。今の東京競馬場の馬場でG1というハイレベルというのを考えるなら、これはややスローと言って良かったでしょう。
武さんが体幹でこの遅さを感じていないはずもなく。
位置取りとしての最適解は、おそらくリバティの位置あたりだったと思いますよ。そういう意味では川田騎手はいつもどおり予想される最適の位置を確保していた。
おドウはいくらなんでも後ろ過ぎた。でも、ドウデュースという馬にとってはそここそが最もこの馬が力を発揮できるポディションなのだ、と武さんは腹据えたんでしょうね。武さんはこの子の乗り方に関してはもう徹底してこの乗り方を貫いているように見える。
ドウデュースという馬の力を信じ抜く、信じ抜いた上で自分はその全力を発揮できるように全てを注ぎ込む、そんな乗り方だ。
結果がこれだ。直線で、何頭抜いた? 残り400から自分と最後方にいたニシノレヴナントを除いたおよそ13頭ごぼう抜き。圧巻の上がり32.5。上がり2位のレヴナントとジャスティンパレスが33.0だから恐るべき事に他馬と最低でも0.5秒もの差がついていたことになる。
圧倒的だ。
武さんのゴール後の客の声援に応えたりアピールしたりするガッツポーズと違う、ムチを握った右腕をグッと振る姿に、歓喜と手応えの深さを感じ取れた。
秋天でこんな勝ち方されたら、ジャパンカップの東京2400ももう何の問題もないじゃないですか。府中で勝てる目処がつき、暮れの有馬はすでに実績あり。馬体の仕上がりは完璧でしたけれど、ここが上限じゃなくてまだ上澄みがありそう、まだ仕上がる、という見解も多々見ます。
これはまじで、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ以来の3頭目の秋古馬三冠、あり得るんじゃないのか!?
2着は9番人気のタスティエーラ。だがしかし、彼も去年のダービー馬だぞ!? ダービー馬によるワンツーフィニッシュだったのだ。
スタート良く、内前目につけれていましたけれど、ペース考えてもかなり良いポジションを確保出来ました。先頭を逃げるホウオウビスケッツを33.4と先行勢としては抜群の脚で捉えてゴール前できっちり抜いた。映像を見ていると直線入った段階ではまだギアが入っていなくて、先行勢からは若干置いてかれ気味になってるんですよね。でも外に進路を取って前があいた残り200から一気に抜き去っている。ドウデュースという規格外がいなかったら、これは鮮烈な差し脚で前の集団まとめて躱しきった強い勝ち方なんですよねえ。あまりにも圧巻のドウデュースが外側ぶっ飛んでいったんで、視線全部持っていかれましたけれど。
菊花賞2着から、有馬記念の6着。これは不利があったんですが、一番人気に押された大阪杯では11着大敗、春天でも7着と株を落としてしまっていたタスティエーラですが、この秋に向けてしっかりと立て直しが出来たみたいで。
プラス18キロは減っていた身体を戻したと見ていいのでしょう。ダービー馬の面目躍如でありました。まさか府中だけ得意ってわけじゃないでしょうから、今年前半の不調はやっぱり調整あかんかったんかな。
3着はホウオウビスケッツ。岩田望来くん、パパみたいなじんわりとした逃げを上手いことしやってからに。しかし、騎乗に応えて逃げながらも上がり34.0の時計を叩き出してゴール際まで粘りました。逃げ馬にこの時計出されたらちょっと後ろは厳しいですよ。最後まで行ってしまうか、とすら見えましたからね。
クラシックではスプリングSで2着に入ってますが、才能はありそうだけどまだまだ1枚も2枚も足り無さそうという感じでしたが、年明けから着実に好走を重ねてG3函館記念を勝って重賞初勝利。また実力馬の揃う毎日王冠でも2着と足りなかった1枚2枚をしっかり積み上げて力を備えてきた、という雰囲気はあったんですけれど、これだけのメンバー揃ったG1でこれだけの走りをするとまでは思ってませんでした。思ってた以上に強くなってましたね。これからも重賞で上位の勝負が出来そう。G1制覇出来るかまでは、格の高いG2で勝ち星掴んだらもうワンステップあるかもしれない。
4着はジャスティンパレス。去年の春天を勝った馬であり、また去年の秋天の2着でありました。あのイクイノックスの人外魔境のレコード勝ちの2着です。
後方からの追い込みは天下一品。宝塚記念の10着はまあこれもう重馬場が原因以外になく、度外視して良かったと思います。そういう意味でも6番人気は過小評価だったよなあ。
今回も追い込みの切れ味については唯一ドウデュースに引けはとっていなかったかと。ただ、内側を走っていた分、進路取りに失敗しましたね。前が壁になってしまい、仕掛けが遅れてしまった上に辛うじて空いた内に思いっきり斜行で身体をねじ込んでしまったために、制裁食らってます。
スムーズに行ってたら2着争いまで十分できたでしょう。ドウデュースとはどこまで張り合えただろうか。
5着はマテンロウスカイ。仕上がりはかなり良かった、というのはいろんなところで声あがってましたね。ただこのメンツの中だとどうしても格が見落とししてしまったのも事実。12番人気だったのも順当かな。それで掲示板乗ったんですから、鞍上のノリさんとしても会心の競馬だったんじゃないでしょうか。位置取りもずっと最内の経済コースを先行してこの展開ではベスト。直線でもずっと内ラチ沿い。前にいたベラジオオペラを躱しての5着ですから、よく走りました。
6着はベラジオオペラ。今年入って大阪杯の勝利に加えて宝塚も3着と馬券圏内。何より、4歳世代では最初に古馬になってのG1勝ちした馬ですから、クラシック組の中では筆頭格という印象の4番人気でした。
1枠1番という枠順を活用して、3番手につけての快走。残り400で仕掛けた時はこれ一気に行くかも、と思ったのですが脚がなんでか続かないで200メートルくらいから失速。結局、マテンロウスカイにまで抜かれての6着でした。仕掛けが早かった? でも、あのままだとビスケッツを捕まえきれないかもしれませんでしたし。なんか夏負けして状態あんまり良くなかったって話も。
この子ロードカナロア産駒なのですが、東京2000があってないという可能性もあるなあ。カナロア産駒って、東京2000の重賞、アーモンドアイの秋天しか勝ってないですし。3着まで含めても、パンサラッサの2着だけ。相性悪かったのかも。ローテーションはどうするんですかね。JCや有馬に行くのか? 距離長そうだけど。
7着は去年の皐月賞馬のソールオリエンス。宝塚記念で2着と復調したかに見えましたけれど……重馬場巧者という側面がやっぱり強かったんだろうか。仕上がり自体はほんと素晴らしかったみたいなのだけれど、も一つピリッとせんかったなあ。33.3とそれなりに脚はキレてたんだが。
8着に3番人気だったレーベンスティールが。エプソムCとオールカマーを激勝して、実質今年後半にかけての出世頭な馬でした。両レースともにとんでもない強い勝ち方しましたからね、そりゃ期待値も爆上がりでしたよ。鞍上がルメールだったというのも大きいでしょう。東京競馬場で外枠ですから、オールカマーみたいな窮屈な競馬も強いられないでしょうし、伸び伸び走ったらさあどれだけ強い走りをするのか!?
とまあ、そんな風にして人気も上がったんだと思います。
ところが、スタートで出足がつかず、そこから全体スローになってレーベンちゃんが行きたがってルメさん宥めに入り後方から。隣やや後ろにドウデュースがいる位置。最後方近くですよ。パレスよりも後ろから。さすがにまだ、ここからドウデュースやパレスみたいな追い込みをかませるほどではなかった。というか、好位から行く馬で後ろから行く馬じゃないですからね。理想はリバティくらいのポジだったと思います。
まあもう一回やり直しですね。人気落ち着いた所からもう一回ですよ。強いのは間違いないんですから。
9着にステラヴェローチェ。まあ良馬場の東京2000は元々厳しかったと思います。馬場渋ってたらともかく。でも、パレスの斜行でだいぶ不利食らって進路が急に潰されて馬に挟まれて立ち上がりかけて、ともうそこで流石にレース終了でした。それがなかったら、ソールオリエンスやベラジオと勝負くらいまでは行けてたかもしれません。あのまま伸びてたらね。
で、1番人気のリバティアイランドは、13着。残り400までまあ理想的な位置取りでした。川田騎手としても、400らへんで鞭入れたらあとはかっ飛んでいって後方置き去りにする、くらいのイメージはあったんじゃないでしょうか。ところが、全く仕掛けに反応せず、それどころかそこからズルズルと下がっていくという、どうしたリバティアイランド!?な結果に。
なにが原因だったのか。調子自体は多くの人が見解として凄く良かった。怪我の影響は見られない、と言っていたので、これは休み明けも大丈夫、元の強かった頃のリバティを取り戻していそう、と思ったものですけれど。
なんか、何気に前走から20キロ以上増えてたみたいですね。前走は海外のドバイで体重計測がされてないもんだから、前走からの体重変動が不明になってたわけで。
そういえば、馬体というか馬格が見違えるほど立派になった、というコメントも散見されてたなあ。てっきりあれ、筋肉量が増えてムキムキの走るための立派な馬体になった、という風に捉えていたのだけれど。もしかして、単に太ってデカくなってたとか???
細江さんが、返し馬覇気がなかった、と仰ってまして、これもう馬自身走る気になってないんじゃ……。
怪我とかではないみたいなので、原因はなんとか見つけてほしいなあ。
5番人気のダノンベルーガも14着。これもちょっと負け過ぎでしたね。これまでコンスタントに好走を続けていて、掲示板を外したのもJCの6着だけと、同世代の中でも勝ちきれないながらも安定度があって伸びしろなら一番高そう、と今年の秋への期待は高まるばかりだったのですが。
レースはじまってすぐに、シルトホルンに外から被せられて躓いてるんですよね。シルトホルンには斜行で制裁入りましたし。序盤で走るリズム崩れちゃったかなあ。こういう負け方をする馬じゃないと思うのですが。
まあともかく、秋の主役はドウデュース、というのを知らしめる大レースでありました。
秋だけじゃなく、今年はドウデュースの年だった、と語り継がれる残り2レースを期待してしまいます。あまりにもドラマ性が強すぎるんだよ、ドウデュース。










































































































































































































































































































































































































































































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