徒然雑記

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ロクでなし魔術講師と禁忌教典

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 4 4   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (4) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 4】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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分かり合えていたはずの想いは、無残にも引き裂かれた。
「…実は、わたし、あなた達の敵」
「…う、嘘…嘘よ…そんな…」
天の智慧研究会の魔の手により闇へと堕ちたリィエル。システィーナの説得も空しく、リィエルは親友ルミアを誘拐し―。一方、死の淵から復活を遂げたグレンは、アルベルトとの帝国軍コンビを再結成。反撃の狼煙を上げる!
「…行こうか。頼りにしてるぜ、相棒」
「抜かせ、誰が相棒だ。寝言は寝て言え」
かつての盟友と、囚われし少女たちの奪還を目指す!
な、なるほどなあ。さすがにあそこまでやってしまうと、リィエルは引き戻しようがないんじゃないか、と思ったんだけれど、これはグレンが自分で言っている通りに自業自得という面が非常に強い事態だわ。そりゃあ、リィエルの件をケアもせずに放置したまま逃げ出してたんじゃあ、言い訳のしようがない。こればっかりは時間の経過で良化するようなものではないわけだし、アルベルトもこれ、腹に据えかねても仕方ないぞ。なーんか、結構グレンに対して怒っている素振りを見せていたので、アルベルトの性格からしてグレンのドロップアウトに対してそこまで感情を揺らす要素がなかったものだから、あの苛ついてそうな態度には違和感を感じてたんだけれど、うん怒る。むしろ、もっと怒っていいくらい。リィエルの処遇に対しての厳しい物言いも、リィエルの事情からしてグレンがドロップアウトした時点でそうなってもおかしくなかったのを考えると、グレンに対しての叱責だよなあ。
これだけクールな物腰に反して中身が情に厚いキャラクターというのは、色々と美味しすぎる。もし、アルベルトが男じゃなくて女だったら、これヒロインとして圧倒的だったんじゃないだろうか。ルミアですら、太刀打ちできなかったかもしれない。現状において、教師であるグレンに対して対等であるキャラってアルベルトだけだものねえ。
しかし、グレンも相当に搦め手寄りの使い手だけれど、アルベルトも最強枠だというのに力押しじゃなくて、あらゆる勝ち筋を事前に用意しておくタイプだというのが面白い。これで地の力も並外れてるんだから、そりゃあ反則だよなあ。即興と周到を併せ持つ二人だからか、グレンとアルベルトがコンビを組むと際限なく運用の幅が広がるんですよね。ここに、力押しで全部ぶち壊せるリィエルが加わってたんだから、このトリオ、いったいどれだけ戦果をあげていたのやら。

一方で、面白いくらいに徹底的に潰されたのが、シスフィーナ。なんだかんだエリートだし、才能も豊富で将来有望な白猫さんだけれど、だからこそなのか今は徹底的に叩いて叩いて容赦なく切り刻んでいる感じすらします。ぶっちゃけ彼女、一巻からこっちイイトコロなしですもんね。成長していると見せかけて、更により大きな挫折を味わわす。果たして、彼女の中で渦巻いている無力感、悔しさは如何ばかりか。多少なりとも得た実戦経験や、成長の実感が一度は折れかけた彼女の心を奮い立たせていただけに、この落とし方の容赦のなさはゾクゾクするものがあります。
ここまで手ひどく圧倒的に踏み潰されたら、シスフィーナの内圧はどれほどのものになっているか。彼女の良い所は、その内圧が彼女の芯を歪ませる気配がまったくないところでしょう。悔しさ、自分への怒り、不甲斐なさに対する屈辱、無力さへの恥辱感。そのぐつぐつと煮えたぎるような負の内圧が、しかし彼女の場合フレームの歪みへと波及する様子が一切感じられず、正しくまっすぐ反発し反動し噴火しそうにしか見えないあたり、凄いなあ、と。もうなんか、絶対尋常じゃない化けっぷりを見せてくれそうじゃないですか。
人品の強さを最初から見せていることで、ヒロインとしての強度を見せつけているルミアに対して、システィーナはひたすらに優秀さ故の脆さ、人間としての弱さ、醜態を晒す無様さをぶちまけ続けていますけれど、彼女のこの弱い部分っていうのは、珠玉なんですよね。私は、この弱くて無様な彼女が特に好きなんだなあ。

さて、リィエルの彼女自身も知らなかった真実をはじめとして二転三転する状況は、後編はほぼ状況も明らかになってあとは消化試合かな、と考えていたのを蹴飛ばすような怒涛の勢いで、うん3巻からだいぶ空いたのも納得の出来栄えであり熱量でした。
そろそろ、敵さんの真打ちもその影が見えてきた感じですし、天の智慧研究会やルミアたち王族の秘密など世界の謎に関するあれこれも、段々舞台上にキーワードとして揃えられてきましたし、物語も次の段階に入った感じで、面白くなってきた。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 33   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (3) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 3】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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魔術競技祭後、学修旅行の行き先をクラスに告げたグレンは、男子生徒から神と崇められていた。その理由、ロクでなしを神とまで高めたその旅行先は…リゾートビーチで有名な離島。水着、お泊まり―。グレンに焚きつけられた男達は女子の露わな姿を求め、帝国軍顔負けの作戦を計画し…!?一方、男子を『馬鹿の巣』と揶揄するシスティーナは、ルミアの護衛員・編入生リィエルと仲良くしようとするも…リィエルはそれを拒絶。さらに、その不安定な心に付け入る男が訪れ―。生徒を惑わす闇を払うため、グレンの力が試される!
うーーん、正直言って普通。いやあ、ダメだよ普通でこじんまり落ち着いちゃったら。久々にレーベルの看板スターを張れるんじゃないか、というくらいの輝きを二巻では見せていたのに。微妙とは言わないけれど、これだと多数の中に埋没しちゃうよ。
しかし、こうして振り返ってみると、この人の作品の武器というかあの面白さって具体的に説明するのが難しいですよね。二巻とこの三巻、いったい何が違うのか。とりあえず、リィエルのキャラの掘り下げについてはあんまりよろしくない。彼女を扱いきれなかったのが、最大のウィークポイントだったんじゃないだろうか。少なくとも、ルミアとシスティーナの二人とリィエルが打ち解け仲を深めた描写の弱さと、リィエルの心の闇の深さの描き方、これにねちっこさが足りなかった為か、リィエルの反転のインパクトが軟いんですよねえ。あの程度でひっくり返ってしまうリィエルに危なっかしさよりも軽さを感じてしまった次第。彼女を引き止めるルミアたちとの絆も薄いため、それを振りきってしまう闇の深さも感じ取れないという往還になってしまってる。
あとねー、これはかなり偏った見方なのかもしれないけれど、クラスメイトの何人かに明確なキャラの配置の中での役割を与えてしまった事が、逆にキャラの枠や幅、関係性の自由度を限定してしまったような感じがして、眉間にシワを寄せてしまった次第。うーんでもこれって個人的な印象なんて、自信はないんですよねえ。これについては極々私的な感想ということで。
できればこのエピソードは一巻である程度決着をつけて欲しかった。これで続いてしまったのは冗長の感が否めない。全体的に微妙に物語の密度が薄かったんだよなあ、今回。
一方で、問題教師グレンをはるかに上回る常識知らず世間知らず無知無茶無謀の編入生リィエルの参入は、必然的にグレンに教師としての仕事を真面目にやらざるをえない状況に追い込むことになって、けっこうまじめに生徒のために走り回るグレンの姿を堪能できたのは楽しかった。
リィエルがちゃんと生徒の中に溶け込めるか、心を砕くグレンは何だかんだともう教師らしい考え方になっちゃってるんですよね。リィエルだけじゃなく、自分の担当クラスの生徒たちのことはよく見ていて、その生活や教室内での振る舞いなんかをきっちりチェックしていて、気を配っているんですよね。人を教える、ということについて疎かにせずに描いているあたりは、やはり好感が持てます。
できれば、次の巻はここを停滞とせずに打破していって欲しいのですが、果たして……。

1巻 2巻感想

2014年 ライトノベル・新シリーズピックアップ  

予告していたとおり、ちょっと年間ベストの方では触れられなかった、14年度スタートした新シリーズの中でも今年にかけて私が特に注目・期待している作品を取り上げたいと思います。
2015年期待のシリーズ作品、てな感じですな。
ただ面白いだけではなくて、琴線にビビッと触れるようなナニカがあったり、歯車がカチリとハマって確変を迎える気配があったり、と私の心をガッチリと鷲掴みにして離してくれない要素を握りしめている作品たちです。
是非ともオススメして、興味を持ってもらって、ちょっとでもシリーズが大きく長く続く一助になればなあ、という下心ありありでお送りしたいと思います。



【祓魔科教官(デモンビーター)の補習授業】
  すえばしけん/NOCO 一迅社文庫

 
1巻「落第少女に咒術指南」感想 2巻「優等生は振り向かない」感想
昨今、一つのジャンルとして成り立ちつつある主人公が教師や教官となりヒロインである女の子たちを教え導いていく教官モノですけれど、本作の作者のすえばしさんはこの流れが生まれる前にデビュー作でその先鞭をつけている人なんですよね。して、人に教えるという事は教えられる、という事を見事に表現している人でもある。
異形ー魔禍魂を狩る“祓魔技能士”を養成する天原学園に着任した主人公・日垣悠志朗が、落ちこぼれの生徒たちを鍛えていく、という表装こそ真っ当な教官モノなのですが、むしろこれ主人公は落ちこぼれの生徒でありヒロインである花耶の方なのです。何しろ、教官である悠志朗を始めとした祓魔技能士のトップエースである<神和>と呼ばれる連中は、一見してマトモな社会人にも関わらず、人として大事な部分が壊れ喪われているイカれ狂った破綻者ばかり。
容赦なく人があっさりと惨たらしく死んでいく過酷な環境で、能力的に怪物的で頼りになる教官たちはしかし一皮剥けば心の在りようの方が化け物的なサイコな狂人ばかり。そんな彼らに、花耶という少女は環境と状況に振り回されながらも、真っ向から向きあおうとしている。
これは異形を倒し、悪意ある人間たちと戦いながら、その最奥で味方である教官たちと人としての在り様を巡って対決する事を本筋としている物語なのです。普通に凶悪な敵や陰謀に立ち向かうよりもよっぽどスリリングな展開なんですよね。花耶のかがりへの宣戦布告は、痺れたなあ。



【スチームヘヴン・フリークス】
  伊崎喬助/凱 ガガガ文庫

 
1巻感想 2巻感想
ド派手でシックなスチームパンクな世界観にアメリカンコミックヒーローの要素をこれでもか、と打ち込んだ、というとギトギトに脂っぽい胸焼けのするような雰囲気を連想してしまいますが、この作品はそこにキッチリと本邦の人が食べやすいアレンジが随所に為されていて、見事にそれぞれの尖った要素がぶつかること無くブレンドする事に成功しているんじゃないでしょうか。
そして、見た目の派手派手しさに負けずに、繊細な人間関係や感情の機微を丁寧に描いていて、ふとした瞬間にひどく落ち着いた情感たっぷりのシーンが介在することで、ドラマ性色濃く描かれる物語にもなっている。
非常に高い位置で、エンターテイメント性とドラマ性、演出に世界観に、とどれも両立し、引き立て、盛り上げることに成功している逸品なのです。



【CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 】
  玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫


1巻感想 
青春日常ミステリーの傑作【子ひつじは迷わない】の玩具堂さんの新シリーズは、VRMMOゲーム「CtG」から飛び出してきた「娘」とゲーム内で結婚した少女との、リアルでの共同生活物語。
本作の見所は何と言っても昨今では珍しいくらいの「ガチ修羅場」が起こりそうな空気がビシビシと漂っているところでしょう。ゲーム内でキャラ同士結婚し、仲良くなった美遥とゲームのキャラでしかなかったはずの娘のハルハを、現実世界でも一緒に生活して育てるはめになってしまった春日井遊。勿論、ゲーム内だけの付き合いでしかなかった同世代の女の子と一緒に暮らすなんてうまく行くはずもなく、ギクシャクしながらも手探りで共同生活を成り立たせていくのだけれど、娘を育てるという共同作業が徐々に二人の仲を近づけていくのですが、近づくほど浮き彫りになっていくのが、お互いに抱えている家庭の事情とそこに落とされた暗い影。そして、美遥の前に突きつけられる、春日井遊の本当の想い人―幼馴染の小槌冬風の存在。逆に冬風からすると、遊にとって繊細な時期だったからこそ慎重に距離をはかっていた時に、突然割って入ってきた謎の少女の存在は、青天の霹靂だったわけです。
言葉にならない複雑で繊細な少女たちの感情が交錯し、ぶつかり合う緊迫感。お互い譲れない意地がせめぎあう緊張感。前作でこれでもかと青春模様の精緻にして大胆な押し引きを描いた作者の作品だけに、ここからの展開へのワクワク感たるや、思わず固唾を呑んでしまいそうなほどです。



【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】
  羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

 
1巻感想 2巻感想
去年デビューした新人さんとしては、ダントツに近い高い評価を受けてるんじゃないだろうか、特にライトノベルの感想を手がけている界隈では。
実際、富士見ファンタジー文庫発のシリーズとしては、久々の実力を伴った大物看板作品として最前線を担う事になるんじゃないでしょうか。それくらいに、面白さの完成度と拡張性が高いです。1巻ではまだ新人作品らしいぎこちなさが散見されたものの、だからこそ二巻での見違えるような覚醒ぶりには唖然とさせられました。
何ていうか、これが凄い、これが図抜けている、という類ではなくて、ただ一言「これは面白い!!」という言葉に尽きる作品なんですね。細かいところを褒めるよりも、まるっと全体をひっくるめて全部をギュッと抱きしめて、好きになってしまうような作品なのではないか、と。
自然と惹かれ夢中になってしまうような魅力が詰まった、みんなが「お気に入り」のサークルの中についつい入れてしまうような、そんな物語なんじゃないでしょうか。



【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】
  枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
人類が黄昏を迎えた時代に何も救えず守れずに、終わってしまった男が何の因果か蘇った先は、人間が滅び去ってしまった世界。しかし、そこに生きる新たな人類・亜人族たちも「獣」と呼ばれる存在の襲来によって滅びを迎えようとしており、その終末への最後の足掻きとして使い捨ての兵器として妖精兵と呼ばれる少女たちが育成されていた。この物語は、既に終わってしまっている男とこれから終わりを迎える事を運命づけられた少女たちとの儚くも美しい終末譚。ただただ切々と語られる少女たちとの交流、男の目を通して描かれる終末を迎えつつある浮遊大陸群の上で生きる人間亡きあとの人類たちの世界。希望は少なく夢は在り得なく未来はか細く救いは無い、それでも貴重な時間を精一杯生きる妖精たちを、じっと見守る男の胸中はいかばかりか。
情緒たっぷりに描かれる物語は、派手さはなく淡々として内側も外側もありのまま静かにさらけ出されている、それが余計に胸を締め付け、息をさせてくれない。
だからこそ、絶望と寄り添う奇跡が、言葉を失うほど美しい。思わず祈りたくなるような、切なさにあふれた物語なのです。
決して受けを取れるタイプの作品ではなく、その為か初動の売上も厳しいらしく、3巻の発売が危ぶまれている。15年期待のシリーズとして紹介しながら、今年続刊が出るかわからないのであります。
せめて手にとってくれる人が少しでも増えるように。年間のまとめ記事だけでなく、別にこの記事を書こうと思った原因でもあります。続きが出て、優しい結末が訪れる終わりを見ることが出来ますように……(祈



【異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル)】
  語部マサユキ/明星かがよ 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
異世界召喚ものは数あれど、私の一番のお気に入りはこれ。【異界の軍師の救国奇譚】と名打ってありますが、戦記モノどころか主人公は軍師でもなく、どちらかというとプロデューサーかコンサルティングアドバイザーって感じなのです。主人公当人には何の力もなく、あるのは知識と行動力。しかし、その行動力が皆を先導して引っ張っていくものではなく、支えて後押しして応援して盛り上げていくスタイルなのが、特別と言えるのかもしれません。そう、これは主人公が前に出て劇的に変革をもたらす物語ではなく、あくまで主人公が音頭を取って、みんなで頑張って困難を、危機を乗り越えていく物語なんですね。それも、幾人かの仲間たちだけの狭いコミュニティだけじゃなく、名も無き人たちみんなが手を取り合って、一緒になって頑張って、盛り上がり、ピンチを乗り越えみんなで喜び幸せを分かち合うお話なのです。だからでしょうか、終わった時の達成感、多幸感が半端ない。読み終えたあとの、例えようのない幸せな気分を、満ち足りた心地を、是非味わって欲しいものです。



【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】
  北元あきの/しらび  MF文庫J

 
1巻感想 2巻感想
オカルトの要素はあるものの、舞台は英国の諜報機関と香港マフィアが暗闘繰り広げる血で血を洗う暗黒社会の抗争劇。誰もが組織へと忠誠を誓い、敵と裏切り者には銃弾をもって死で贖わせる。一方で欲望に対して純粋に、野望の為に相手を踏みにじり、権力の為に謀略の罠を張り、政治的取引で敵も味方も陥れる。そんな汚泥に塗れたような舞台だからこそ映えるのは、純粋な愛。それも、自らの身も心も捧げつくすような破滅的なほどの愛情。ノワール小説の真髄とは、硝煙渦巻く薄汚い血塗れの欲望の世界の中で、儚く激しく輝く「愛」を描いてこそ。そして、その一途な愛情とは狂気と紙一重。この作品は、まさにそれを体現していると言ってイイのです。ニトロプラスの系譜を除けば、今のライトノベル業界でほぼ唯一と過言ではないだろう純粋濃度のノワール小説がこれ。



【異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻】 
 左高例/ユウナラ エンターブレイン


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タイトル通り、異世界から元の世界に戻ってみれば、時代がズレて何故か江戸時代に舞い降りてしまった主人公・九郎。ノリは愉快な【剣客商売】。出てくる江戸の人たちはみんなどこかスットボケた変人ばかり。主人公の九郎も見た目は今は若返っているものの、中身は一度実際に異世界のお役所で定年を勤めあげるまで年を重ねたリアル爺さん。江戸での生活も楽隠居を決め込んで、残念未亡人鳥山石燕にお小遣いをもらいながらの悠々自適の自由気ままなヒモ生活。そんな九郎を中心にして描かれる、時に爆笑、時に痛快、時に人情切なく温かい、当時の江戸の風俗風情を堪能しつつキューっと一杯ひっかけるように楽しめる大江戸日常コメディです。

2014年11月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

月末発売のファミ通文庫、スニーカー文庫、コバルト文庫、HJ文庫、ビーンズ文庫などは来月送り。

読んだ本の数:28冊 うち漫画:2冊

今月はついに月間の日数よりも読書冊数が少ないという事態に。これほど読んだ本が少ないのは、この月まとめを開始してから初めてなんじゃないだろうか。これについては言い訳のしようがなく、忸怩たる思いである……なんて言ってしまうと、本を読むのが義務だのノルマだのみたいになってしまうので言わないし、思ってもいないのだけれど、読まなかった分いつもより積まれていく本の勢いが尋常でない点については、正直恐怖を感じている。マジ怖いです。これが、どっちを見ても読んでない本でいっぱいだぁ、と恍惚となれるくらいになりたいなあ。
ただ、読める数が少ない中で美味しいのを選んでつまみ食いしたせいか、打率は高めだった気がします。
今月の注目は、古豪復活の枯野瑛さんの新シリーズと、新鋭が真価を発揮しだした【ロクでなし魔術講師と禁忌教典】の第二巻。この2つのシリーズは来年以降がっつり食いついていくべきシリーズとなりそうです。
同じく玩具堂さん、丈月城さんの新シリーズも色んな意味でヨダレが我慢できない美味しいものになりそう。


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 4冊

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫
エスケヱプ・スピヰド 七】 九岡望/吟 電撃文庫
東京レイヴンズ 12.Junction of STARs】 あざの耕平/ すみ兵 富士見ファンタジア文庫
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫


【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫


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枯野さん復活の一作は、まさに渾身の終末譚。その物語の切なさと美しさに一切の衰えなし。


【エスケヱプ・スピヰド 七】 九岡望/吟 電撃文庫


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書くべきことを見事に全部書ききったパーフェクトエンディング。デビュー作でこれほどの完成度を見せられると、感嘆しかない。実に良質の「燃え」によって彩られた作品でした。


【東京レイヴンズ 12.Junction of STARs】 あざの耕平/ すみ兵 富士見ファンタジア文庫


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第二部、ついに着火!! さあさあさあ、これからが本番だ、これからがスタートだ。別れ別れになっていた仲間たちが今結集の時!


【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫


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この一作で、この作者は自分の中では次世代の富士見ファンタジア文庫における主力候補に躍り出た!

★★★★(四ツ星) 5冊

メサイア・クライベイビィ 3.永遠を捨てる者】 八針来夏/黒銀 スーパーダッシュ文庫
CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 】 玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫
着ぐるみ最強魔術士の隠遁生活】 はまだ語録/しゅがすく このライトノベルがすごい!文庫
聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>9】 あわむら赤光/ refeia  GA文庫
クロニクル・レギオン】 丈月城/BUNBUN  ダッシュエックス文庫

【メサイア・クライベイビィ 3.永遠を捨てる者】 八針来夏/黒銀 スーパーダッシュ文庫


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【CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 】 玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫


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【着ぐるみ最強魔術士の隠遁生活】 はまだ語録/しゅがすく このライトノベルがすごい!文庫


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【聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>9】 あわむら赤光/ refeia  GA文庫


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【クロニクル・レギオン】 丈月城/BUNBUN  ダッシュエックス文庫


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今月のピックアップ・キャラクター

小槌冬風 (CtG ─ゼロから育てる電脳少女─)
釘宮美遥 (CtG ─ゼロから育てる電脳少女─)
アニキ (生ポアニキ)
藤宮志緒理 (クロニクル・レギオン)
ルミア=ティンジェル (ロクでなし魔術講師と禁忌教典)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

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ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2 4   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (2) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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正式に魔術講師となったグレンは、アルザーノ魔術学院で例年行われる魔術競技祭に向け、生徒たちに指示を飛ばしていた。
「先生がやる気出してるんだし、私たちも頑張らなきゃね!」
システィーナたちもグレンのやる気に応えるべく、優勝を目指していたのだが―当のグレンは優勝で得られる特別賞与を使った、借金返済を目論んでいただけで…!?
そして訪れる競技祭。学院が熱気に包まれる中、女王を守る親衛隊に異変が…。女王を取り押さえた挙げ句、なぜかルミアを狙ってきて!?「処刑!?そんな勅命聞くか!馬鹿」拒絶された生徒を守るため、グレンの魔術が秩序を正す!
おおおっ、なにこれ凄い面白くなってるんですけど!? 一巻も新人作品としては標準を超えた高いレベルの良作だったんですが、この2巻はそれにもまして、これが二作目とは思えない完成度なんですよね。物語性、エンタテインメント性、キャラの魅力が抜群に輝いていて、その上で語り口が軽快で笑えるところは笑わせて、ワクワクさせてくれるところは盛り上げて、緊迫感を必要とするシーンでは引き締めて、と読んでいる間、夢中になって読んでました。
楽しかった!
うん、これに尽きる。
一巻ではまだ主人公のグレン先生がヒネちゃってて心象悪かった分、それを取り戻すのに一杯一杯だった部分があるのでしょう。その分、この2巻では最初から先生らしい所を……あれ、あんまり見せてないかな。まあ給料日よりもだいぶ前にギャンブルでお給金殆どスッちゃったり、おっちょこちょいで調子の乗ってポカやったりと、うん、そういう失敗談も親しみやすいんじゃないかな。一方で、ちゃんと生徒たちの事を考えて、一緒になってお祭りを楽しんでいるあたりは、すごくイイ先生してるんですよ。誰か特定の、少数の生徒の為の教官じゃなくて、一クラス二十人近い子供たちをしっかりと見てるあたりは、特に、ね。
それに合わせて、システィーナとルミア以外の同じクラスの面々もどんどん前に出てきて、わんさと作品上を動き回るキャラたちが増えたのは、作品そのものを賑やかにしてくれて、お陰で狭い範囲じゃなくこのクラスメイトの子たちみんな、ひいてはこの魔術学院、そして世界観そのものが好きになってきているように思えるのです。
読んでて、純粋に、ああこの「作品」大好きだなあ、とニコニコ笑いながら思えるようになってきた♪
一方で、裏では前回のテロにも通じる陰謀が進行しているのですが、前回の感想で危惧していた、一教師という立場で今後、どういう形で不自然ではなく国家規模の陰謀やテロリズムへのカウンターに首を突っ込む事になるのか、というのに見事に一つの応えを出してくれたのではないかと。勿論、これは今回限りではあるんでしょうけれど、ルミアの抱えていた事情と合わせて、本当に成り行きのまま上手いこと、クラスのお祭りでの優勝も含めて、表と裏の事情を話の本筋に収束させてくれたからなあ。このあたりの構成も文句なしでした。
グレン先生、軍隊時代はあんまりいい思い出ないみたいですけれど、任務があったとはいえあんな風に屈託なく力を貸してくれる仲間、同僚が居たのなら、決して悪いことばかりじゃなかったんでしょうか。ルミアを救い、約束を交わした時のように、何もかもが無駄で酷い事だけではなかったのでしょうし。過去を全否定するのではなく、ルミアとの約束のように、仲間たちとの出会いがあったように、そこに確かな光があったのなら、これからの教師生活にも、知識や経験だけではない糧としてグレン先生を成長させてくれるのではないでしょうか。
その意味では、教師と生徒たち、一緒になって成長していける物語なのかなあ、これは。そして、グレン先生の少年の頃からの夢と情熱を、一緒に共有していけるようになるのだろうか。
今回の黒幕は、国家の中枢にまで入り込んでいて、どうやら根っこは相当に根深いものであることが発覚したけれど、そこにはあの空飛ぶ幻影の城も関わってくるみたいですし、これからの話の展開が非常に楽しみ。
ともかく、これは先々の飛躍を非常に期待させてくれるシリーズになっていました。今後の注目株ですよ。

1巻感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 3   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるも―結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー!
あれ? 本当に最近、主人公が指導者というタイプの作品が増えてきているんだろうか。
この手の作品の特徴は、ヒロインを主人公が指導する、教え導く……というのでは実はなくて、主人公がある種の挫折者であることが多いのですね。レベル1からスタートして成長していくタイプの主人公ではなく、進んだ道で一通りの経験を得ている主人公なのです。その分、生徒であるヒロインたちよりも人生経験を多く積んではいるものの、その歩んでいた道からドロップアウトして教師、教官の道へと入ってきた場合が多いので、決して目をキラキラさせてお前たちを一流の◯◯にしてやるぜ、と熱血している人はあんまり居ません。むしろ、生徒たちの交流で停滞していた時間を再び動かし始める、挫折を乗り越え改めて未来に希望を抱くようになる、行き詰まりを打破して新たな夢を見るようになる、という風に生徒たちを引っ張るよりもむしろ、生徒たちに引っ張られるようにして後ろから支える形となり、一緒に進み始める、というパターンが多いのではないでしょうか。
多分に漏れず、本作の主人公にして図らずも教職につくことになったグレンも、かつて夢見た理想を踏みにじられ、失望に心をズタズタされてドロップアウトした口でした。そのまま、保護者のスネかじって高等遊民していたら、いい加減おかんに泣かれて無理やりおかんが用意してくれた講師職に就く羽目になった、という……ある意味首を絞めたくなるような経緯を辿った野郎ですが、辞めたい一心でまじめに仕事もせず、生徒たちに迷惑をかけているあたり、ちょっと殺意が湧いてきたり……いや、マジで。あの授業態度はいただけない。拗ねたくなる理由はわからなくもないが、職を用意してくれたおかんにも失礼だし、その八つ当たりに生徒たちは関係ないわけですしね。いい年した大人なんだから、もう。
社会に出て現実を知って傷ついて絶望して……だからといって、まだ何も知らずに目をキラキラさせて頑張っている学生たちを蔑むのは、彼らの可能性を否定するのは、まさに大人げない、というものなのでしょう。現実を教えてやるのは大事ですが、自分と同じ失望を共有させようというのは間違っている。幸いにして、グレンはそこまで堕落してはいなくて、むしろ生徒たちのひたむきさに、かつて自分が魔術に抱いていた理想や、楽しさ、希望と言ったものを思い出していくことになります。それは、彼の身に降りかかった出来事の中で色あせ振り返ることもなくなってしまったものですが、だからといって少年の頃、抱いていた楽しい思い出は否定されるものではなかったはず。そして、同じように今の生徒たちが抱いているものを色褪せさせていいものではないはずなのだと、思い改めてからの精力的なグレンの講師活動は……その授業内容の革新性や充実ぶりもさることながら、生徒に対しての、生徒の未来に対しての姿勢そのものが素晴らしいものでした。
可能性を否定するのではなく、守り育てていくもの。それこそ教師の鑑であり、またそうすることによって生徒たちを通してかつてグレン自身が失っていた情熱を徐々に取り戻していく様は、見応えあるものでした。
まあ難しいのは此処からなんですけどね。
教職という主体でこのまま物語の主人公を続けていくにしても、毎回テロと戦うのも変な話ですしね。先生の仕事を蔑ろにして、変な陰謀に首を突っ込んでいくのも変な話ですし、あくまで講師としてどう物語を転がしていくのか。生徒たちを教え導き、同時に生徒たちに教えられ、という主軸さえブレなければ、なんとでもなるのかもしれません。それに、空飛ぶ幻影の城、という魔術という学究の夢の目標がキッチリと存在しているので、その意味では先々までしっかりと構成が組んである土台の広い物語なのかもしれませんね。
この女子生徒の制服が、へそ出しルックなのは色々と狙いすぎなんじゃないかと心配になりますけれど。お腹冷えますよ、この制服。
個人的には、大魔術師でありグレンの保護者役でもあるセリカが、見た目の若さとは裏腹に、完全に中身子供にだだ甘な過保護オカンだったのに笑ってしまいました。穀潰し状態の時も、働くようにせっついてはいるものの、最終的に追い出すつもりは毛頭なかったみたいだし、グレンが講師として能力を示しだした時の浮かれっぷりときたら、幼稚園で息子がお遊戯会の主役を頑張ってるビデオを周囲に無理やり見せて回って自慢するお母さんか! という有り様で。ダダ甘じゃないかw
まあ実際、グレンは幼い頃から女手ひとつで育てた本当の母親みたいなものみたいなので、しゃあないっちゃ仕方ないんですが、これじゃあ弟子じゃなくて完全に息子だよなあ。しかも、子離れ出来てないw

 
1月18日

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1月17日

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1月15日

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1月14日

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1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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1月10日

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1月8日

(BLADEコミックス)
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1月7日

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12月28日

(GCノベルズ)
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12月27日

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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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