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ロード・エルメロイII世の冒険

ロード・エルメロイII世の冒険 2.彷徨海の魔人(上) ★★★☆   



【ロード・エルメロイII世の冒険 2.彷徨海の魔人(上)】  三田誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS

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「でもね。わたしたちは好きになったから、生きるべきなの」
神を喰らった男、エルゴ。
徐々に人格を失うと予測された彼を助けるため、エルメロイII世たちは日本の東京に旅立った。彼らを迎えた両儀幹也は、とある誘拐事件の解決を依頼してくるのだが……。
攫われたという夜劫アキラには何があったのか。そして、遠坂凛とエルゴの前に立ち塞がる彷徨海の魔術師の正体とは?

神の名を問う旅、『ロード・エルメロイII世の冒険』第二幕が開始する――!
コクトー、全然年取ってないな!! グレイからも、未那みたいな娘がいる歳には見えないと言われているくらいだし、未だ20代前半くらいに見えるんじゃないだろうか。
実際は未那の年齢からしても30代には入っているはずだけれど。
というわけで、今度の舞台は日本。そして「空の境界」から今は両儀となった幹也とその娘の未那が出演。まさか、コクトーを他の作品でお目にかかることが出来るとは思わなかった。素直に嬉しい。
しかし、今は両儀家の会計士紛いの仕事をしてるのか。ヤクザとかマフィアの会計士って……かなりヤバイ地位じゃないですかw まあコクトーの性質からして会計士って柄なのか、とは思うところですけれど。じゃあ何が一番似合うの?と問われるとなんだろう、と首を傾げてしまうのですが。
魔術師でも異能持ちでもないにも関わらず、型月作品の中でも最も不思議でとらえどころのない異能の人物だったもんなあ、黒桐幹也は。
そんな彼の不思議な存在感は、この物語の中でも発揮されていて、コクトーがその場にいるだけで場が落ち着いてしまうんですね。終盤にはエルゴの過去を知る彷徨海の魔術師・若龍らと呉越同舟の形で集まることになるんだけれど、誘拐事件やエルゴの状態、彷徨海の目的なども絡んでどうしたって穏やかならざる雰囲気になってしまう所を、コクトーがふわりととろかしてしまうのである。
話術に優れているとか、雰囲気をコントロールしているというわけでは一切ないのだけれど、毒気が抜かれるというか攻撃的な感情が穏やかに均されてしまうというべきか。
彼がどうして両儀式や蒼崎橙子みたいな超危険物と常に一緒に居て大丈夫だったのかが何となくわかるというものです。思えば、「空の境界」という物語の備えていたあの静謐な空気感というのは、物語の根幹がそうであった、というのもあるのでしょうけれど、コクトーの存在が大きかった気がします。式だけなら、もっと冷たく冴え冴えとしたものになっていたでしょうし、静謐さの中に不思議な温かさが常にあったのは、コクトー由縁だったんじゃないかなあ。
それは今作にも引き継がれていて、何かと騒がしい凛や新キャラの白若龍なんかも陽気なキャラクターなんですが、そんな彼らが居るにも関わらず、どこか静謐な空気が流れてたんですよね。
1巻のシンガポールの暑苦しいくらいの陽光と海のイメージから比べると、雰囲気が一変している。
これは、英国人であるエルメロイ二世やグレイからみた日本という異国に訪れた時の幻想的なイメージからも来ているのでしょうけれど。いきなり、縁日からはじまりましたからね。
また未那の方もこれ、独特の育ち方をしましたよねえ。この娘は活発でわりと無節操に駆け回る落ち着きなさそうな娘なんだけれど、それでもエルゴが発作で苦しんでいる時にふわりと彼のざわめきを均してしまった所なんか、コクトーとはちょっと違うけれど父親によく似た風情でありますし。同時に、何となく逆らえない気分というか子分にさせられた感じになってしまうのってこの娘独特の性質だよなあ。あえて言うなら、叔母の鮮花似か織に寄ったところがあるのは面白い。母親の式にはあんまり似てる所が見つからないというのもまた面白い。

さてもエルメロイ二世からすると久々の日本……たまに来てるんだったっけか。でも冬木の地ではなく、東京というのはなんか変な感じがしますね。秋葉原そんなに行きたかったのか、教授w
むしろ、凛と東京という組み合わせの方が違和感あるくらいで。なんでか凛は倫敦とか外国の方が似合う感じなんだよなあ。
聖杯戦争のあった国に戻ってきたから、というわけではないのでしょうけれど、改めて凛とエルメロイ二世の二人きりで、自分たちに影響を与えたサーヴァントの話を感慨を込めて交わすシーンにはなんだか感慨がありました。こればっかりは、あの戦争に参加した、そして生き残った人間でなければ共有できない感覚なのでしょう。幸か不幸か、その場面をグレイが目撃してもやもやする、などといった事はなかったのですが。

話の方は、エルゴのリミットが迫る中で彼の中にある神を取り払う方法を求めてきた日本で、エルメロイ二世一行は、コクトーからある誘拐事件の被害者の救出、或いは救済?を求められる。
その被害者を連れ出していたのは、何の因果かエルゴの過去を知る、もしかしたら友人だったという彷徨海の魔術師・白若龍。なんか好青年っぽいんだよなあ。被害者であるアキラについても、むしろ無理やり攫ってきたというよりも、アキラの希望をきいて連れ出したという感じですし。一方で魔術師としてちゃんと目的在ってアキラを連れているというのもあり、エルゴにかけられた神食いに関わるナニかをアキラが持っている、と縁が不思議と連なり絡まっている状況。
それが、どう展開していくのかは、取り敢えず今回は登場人物と状況を舞台上にあげる、という意味でプロローグだったような感じです。エルゴを助けるための道筋が、まだよくわからないしなあ。どんどんと材料は集まっているみたいなのですが。

しかしこれ、式の登場はあるのだろうか。なんかコクトーの回想からすると、嫌だ出ない!と主張してるみたいに見えたけどw あったら嬉しいなあ、というくらいで。


2021年5月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

読んだ本の数:27冊 うち漫画:4冊

とにかく強烈な印象を残してくれたのが【恋は双子で割り切れない】。
ラブコメとしてもサブカルものとしても素晴らしく濃密で喉越しが極めてドロドロでいろいろな意味で味わい深い作品に仕上がっている。
他にも5月は良質なラブコメをたくさん読む機会がありましたが、似たような展開ばかりの類似品が増える中でここで取り上げたような作品は一際目を引く特徴があり個性があり、やはり他とは何かが違っているんですよねえ。


★★★★★(五ツ星) 0冊


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 3冊

恋は双子で割り切れない】 高村 資本/あるみっく 電撃文庫(2021/5/8)
昔勇者で今は骨EX 小骨集】 佐伯 庸介/白狼 電撃文庫(2021/5/8)
ロード・エルメロイII世の冒険 1.神を喰らった男】  三田誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS(2020/12/25)


【恋は双子で割り切れない】 高村 資本/あるみっく 電撃文庫

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三者三様、それぞれに抱く恋の形、それぞれに求める愛情の結びつき。幼馴染だからこそ、もっとも身近な相手だからこそドロドロに沈んでいく関係の「深さ」がまさに沼のように引き込んでくれる。
今年屈指の青春恋愛譚となりそう。



【昔勇者で今は骨EX 小骨集】 佐伯 庸介/白狼 電撃文庫


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電子版限定配信ながらも、まだまだ続くよ勇者骨。今回は短編集ながら、どの物語も珠玉の出来栄えで世界観をグイグイと押し広げれくれる内容であり、キャラの魅力を掘り下げてくれる逸品でありました。続きまだまだ待ってますよ。


【ロード・エルメロイII世の冒険 1.神を喰らった男】  三田誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS

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東南アジアはシンガポールを舞台に、ロード・エルメロイII世の新たなる冒険がはじまる。
Fateシリーズ通してのメインヒロインとも言える遠坂凛も加わったエルメロイ教室。より華やかさと騒がしさが増す中で、グレイに一つの問題が持ち上がる。型月世界の深淵がどんどんと更新されていく新たなる展開は、ワクワクが止まらない。


★★★★(四ツ星) 7冊

やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく 3】 ふか田さめたろう/ふーみ GA文庫(2021/4/14)
聖剣士さまの魔剣ちゃん 3 ~魔剣ちゃんは常にかわいいので、今回はハイエルフに注目していきます~】 藤木わしろ/さくらねこ HJ文庫(2021/5/1)
グリモアレファレンス 2.貸出延滞はほどほどに】 佐伯 庸介/花ヶ田 電撃文庫(2021/5/8)
薬屋のひとりごと 8】 日向 夏/しのとうこ ヒーロー文庫(2019/2/28)
男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 1. じゃあ、30になっても独身だったらアタシにしときなよ?】  七菜 なな/Parum 電撃文庫(2021/1/9)
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc 2]】  恵ノ島すず/ えいひ カドカワBOOKS(2019/8/9)
失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 4】  樋辻臥命/ えいひ GCノベルズ(2021/5/31)


【やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく 3】 ふか田さめたろう/ふーみ GA文庫

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【聖剣士さまの魔剣ちゃん 3 ~魔剣ちゃんは常にかわいいので、今回はハイエルフに注目していきます~】 藤木わしろ/さくらねこ HJ文庫

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【グリモアレファレンス 2.貸出延滞はほどほどに】 佐伯 庸介/花ヶ田 電撃文庫

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【薬屋のひとりごと 8】 日向 夏/しのとうこ  ヒーロー文庫

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【男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 1. じゃあ、30になっても独身だったらアタシにしときなよ?】  七菜 なな/Parum 電撃文庫

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【ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc 2]】  恵ノ島すず/えいひ カドカワBOOKS

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【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 4】  樋辻臥命/ えいひ GCノベルズ

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以下に、読書メーター読録と一言感想


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ロード・エルメロイII世の冒険 1.神を喰らった男 ★★★★☆   



【ロード・エルメロイII世の冒険 1.神を喰らった男】  三田誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS

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「これより、私は、神を問う」魔術と伝説、幻想と神話が交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』、いざ開幕。
「これより、私は、神を問う」

 時計塔支部での講義のため、夏のシンガポールを訪れたエルメロイII世とグレイ。
 様々な文化が混淆するこの国で、ふたりはエルゴという名の若者と出逢うことになる。謎多き若者を追って現れる、アトラスの六源。かのアトラス院と彷徨海バルトアンデルス、そしてもうひとりの魔術師が行ったという太古の実験とは? そして、II世が問うことになる神の名とは?

 魔術と伝説、幻想と神話が交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』、いざ開幕。

凛さん、あんた何してんすか!?
事件簿シリーズから数年が経ち、日本は冬木の地では第五次聖杯戦争が執り行われ、そして終結した時間軸。聖杯戦争に生き残った遠坂凛は、あの赤毛の少年を引き連れて時計塔への入学を果たしていた。どうやら、士郎はこのルートでもルヴィアの執事になっちゃっているらしいけれど。
どうやら、ゲーム上におけるどのルートでもないらしく、のちに聖杯解体戦争へと至るルートらしい。本来、凛が士郎を連れて時計塔に留学してくるのは凛ルートのグッドエンドなのですけれど、連れてきている割に恋人関係にはなってないんですよね。大丈夫か? 中途半端だとあの麗しのハイエナに持ってかれるぞ? こっちのルヴィアはギャグ大系の彼女と違って色んな意味でガチだからなあ。
ともあれ、長期休暇に入った時計塔の学院で、暇になった凛が何をしているかと言うと……宝探しの挙げ句、地元のガキどもをまとめ上げて海賊団立ち上げてました……って、ほんとになにやってんだこの女w

舞台はロンドンはおろかヨーロッパを離れて遠く東はシンガポールに。東南アジアの中でも特に地理的に東西を結ぶ海上交易路の中枢という所にある国なせいか、特に東西の混合が目立つ土地柄なんですよね。総人口の七割近くを華人が締めているように中華系の特色も強いし、古くからイスラム商人の足場となっていたために中東の影響も強い。大英帝国の東方支配の要衝であったために勿論、英国の影響も色濃く残っている。まさに斑色のお国柄なんですよね。勿論、魔術サイドにもその特色は焼き付いているわけで……いや、それにしてもいきなり時計塔などの魔術協会などが扱う西洋魔術とはまるで別物である大陸東方に根ざしている「思想魔術」関連の話が放り込まれてくるとは。
それも、匂わすとかいうレベルじゃなく、これでもかとばかりに山程わんさか放り込まれてきたんですけど!?
「螺旋館」とか「山嶺法廷」とか、いきなり時計塔レベルの大組織の名前がポンポン飛んできて、目を白黒、アワアワ、ですよ。
ほんと、世界観の根底に近いような設定群を、それもこんな今まで情報が殆どなかった系統の設定をこんな贅沢にばら撒かれたら小躍りしてしまうじゃないですかー。

とまあ、目移りしてしまうような設定群の大盤振る舞いとはまた別に、ストーリーの方はストーリーの方でしっかりと地に足を付ける形で進んでいくんですね。エルメロイ二世がずっと執着していた聖杯戦争は、結局彼が駆けつけることが出来ないまま冬木の地で終わり、新たなシリーズであるこの「ロード・エルメロイII世の冒険」は、このシリーズとしての話の核が必要になってくるであろう事は考えられていたんですが、何を目的にして話は進んでいくのかなあ、と思っていたら……そうかー、いよいよ「グレイ」の話になってくるのか。
グレイの置かれている状況、そういえば最終巻で第五次聖杯戦争がはじまってアーサー王が召喚されてしまった際に、同期が進んでしまっていたのか。
これについては、聖杯戦争が終わってセイバーが帰還すればその時点で進行みたいなものは止まるだろうし、グレイ自身の能力は強化されるにしても当面問題らしい問題は起こらないんじゃないか、と特に深刻には考えていなかったのだけれど……。
そうか、セイバーと同じように肉体年齢が止まってしまう、なんて状態になっていたとは。
これまで普通に成長していただけに、これは予想外だった。これで、本格的にグレイの中のアーサー王の因子を取り除く必要が出てきたのか。
エルメロイ二世が本気になって動くには十分な理由じゃないですか。
同時に、魔術師としてのエルメロイ二世の至らなさを彼自身が痛感させられる自体、とも言えるのかもしれない。だからこそ、講師を辞めてグレイの件に力を注ぐ、などと考えだしたのかもしれないけれど……。
シンガポールの地で出会ったエルドという記憶喪失の青年。神の手をその身に宿し、それ故に自分自身の存在を食われようとしているエルドの姿は、まさにグレイと同等で。
素直で聡明なところもどこかグレイににてるんですよね。そんな彼をいっときの生徒としたことで、エルメロイ二世一行はエルドを巡る事件に巻き込まれることになるわけだけれど、ここでエルメロイ二世の教え導く者としての在り方がより色濃く描かれていく事になるんですね。
講師から退こうとしている今だからこそ、彼の教える者としての在り方、姿勢、存在意義が浮き彫りになっていくのは非常に興味深かった。
グレイが、師の講師引退を考えている告白に激しく動揺したのも、彼と教え導くという事がイコールで強く結び付けられていたからなのでしょう。グレイにとって、師と講師という在り方は不可分であったからこそ。エルメロイ二世自身、教える事が好きだというのがこの巻からは様々な場面で垣間見えるんですよね。そして、生徒となった者への愛情や責任感も。
征服王の背中を追いかける人生。しかし、その夢を諦めずも一区切りついた今、ロード・エルメロイ二世には今一度、自分のこれからの在り方を見つめ直すときが来ているのかもしれない。
グレイを救う物語であると同時に、エルメロイ二世の未来を決めるシリーズでもあるわけだ。

しかし、今回ほんとに大冒険してるよなあ。ただの冒険じゃない、大冒険ですよ、これ。海賊になってはるか昔に沈んだ沈没船を探し当てて、お宝ゲットとか普通に海洋アドベンチャーじゃないですか。
その上アトラス院の六源の一人の登場に、さらにとんでもない存在の出現である。
いやこれ、魔眼列車編のフェイカーよりもヤベえんじゃねえの? 下手なサーヴァントどころじゃないじゃないですか!?
いきなりナマの「酒呑童子」と遭遇しました、レベルの相手じゃないの? それどころか、年代の古さから言っても酒呑どころじゃないとすら言えますし。
シリーズ初っ端にして、とんでもねースケールの話をさらっと繰り広げてるんですけどねえ!?
びっくり仰天ですよ!
逆に言うと、この段階の敵を相手にして、相手になっているという時点でエルメロイ二世って施行しているルールが普通の魔術師と全然違うんですよねえ。
魔術どころか、神をすら解体しようというのかこの男。
そりゃ、魔術師としては二流三流かもしれないけれど、ほんとやってる事は頭おかしいし、首突っ込んでいる事件は、エルメロイ二世が羨む一流超一流の魔術師でも現代の魔術師である以上は十把一絡げ扱いに蹴散らされるような案件ばかりなんですよね。つまるところ、三流だろうが二流だろうが一流だろうが、相手からしたら大差ないような。
にも関わらず、この男はなんとかしてしまう。対抗手段をひねり出す。絶体絶命をひっくり返す。
いやほんとになんなんだこいつは!? 
今更ながら、ロード・エルメロイII世という存在の異質さ、凄まじさを思い知った気がします。
やっぱり、このシリーズ面白いですわー。

にしても、ライナスの方年相応に18,19の美少女になってるのかー。今回イラストなかったけれど、彼女の成長した姿は是非に見てみたいところである。
それに、ライナスとグレイの両思いっぷりがもう、深い深い。お互い気持ち通じ合っているし、思いやり合う心の尊いこと。グレイが年取らないことを気にしている理由の大半が、ライナスとどんどん見た目の姿がズレていってしまっていることで。彼女に置いていかれているような気がして、となっているのライナスの事好きすぎやしませんかねえ。ライナスの方もそんなグレイの気持ちにちゃんと気づいていて、凄く思いやってるわけですよ。なにこの尊い関係。この二人の型月世界屈指の女性同士の親友っぷりをこうしてまた見られただけでも大いなる価値を感じる次第でありました。


って、エピローグぅぅ!!
最後の最後でとんでもない人物が出てきたんですけどー!? そっち!? そっちのキャラが出てくるの!?

三田誠・作品感想

 
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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