三嶋くろね

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典11 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11】 羊太郎/ 三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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“フェジテ最悪の三日間”から始まった富国強兵の流れによって、アルザーノ帝国魔術学院に新学院長が就任する。武一辺倒の教育改革にグレンは反発するのだが…。そんな折、先の戦いの失態から、イヴが学院に左遷されてきて!?
「いいわ。私も貴方に力を貸してあげる」
―戸惑うグレンをよそに、改革の是非を懸けた『模範クラス』との決闘に向け、強化合宿を敢行。道を失ったイヴは、生徒たちとの交流を通じて、自分が本当は何を為したいのか気づきはじめ…。改革に伴う裏学院の開放。学院創世の闇に触れた時、代償とするのは、誰がための命―。

とうとうイグナイト家から放逐されてしまったイブ。イグナイト家のために、という事だけを拠り所に無理して頑張ってたにも関わらずこの仕打である。でも、勘当しておきながら次の就職先用意してくれているあたり、わりと親切なんじゃないだろうか、と思ってしまうのは間違っているだろうか。あの様子だと、家名から削除してあとは知らん、となっても不思議では無さそうなくらいの態度だったのに。
それはそれとして、イブは縋っていた支柱を引っこ抜かれてもっと消沈しているのかと思ったら、来てすぐにグレンのクラスの子たちの為に自分から積極的に動いているんですよね。てっきり、最初の時のグレンみたい、とまではいかないまでも無気力惰性で指導してたら生徒たちの頑張りに感化されて段々と教師としての仕事に目覚めていく、という過程を辿るのかと思ったのだけれど。
ほら、グレン先生、あんた自分の所業振り返って反省しなさいよ。
それだけ、イブが真面目で勤勉、ということなのかもしれませんが。先の「フェジテ最悪の三日間」の折に学院の生徒たちと一緒に戦ったことで、最初からこの子たちのためになんとかしてあげよう、という想いが生じていた、というのもあるのでしょうけれど。
こういう本来真面目でロジカルな人が、あれだけヒステリックになりふり構わず手柄あげることばかりに固執していた、というのはそれだけ精神的に追い詰められていた、強迫観念にかられていた、強圧的に追い立てられていた、ということなんでしょうね。父からの命令に逆らえずにセラを死に追いやった罪悪感が、それに拍車をかけていたのでしょう。
そこまでやっていたのに、一方的に捨てられたのですからもっと自暴自棄になっても仕方ない状態だったんじゃないかと思うのですけれど、こうなってみるとグレンはそんな鬱屈を吐き出せる唯一の相手だったんだろうなあ。それも、セラの件で憎悪すらされていることは自覚していたわけですから、頼ることも出来ず余計に歪んでしまっていたのが、今回の一件でようやく吐き出せた、と。
白猫が、こいつはやべえぜ!! と警戒レーダービンビンに反応させてしまっているの、笑ってしまったんだけれど、強敵出現は確かにそうなんですよね。なんか、精神的に落ち着いたイヴは同年代の気後れ無くグレンとぶつかりあえる女性、ということで一気にヒロインレースに躍り出てきた感がビンビンである。
と、久々に落ち着いて生徒たちに指導する学校ならでわのエピソードで、何だかんだと本作ってこうやって教師やってる話が面白いんですよね。今回はイブも一緒に指導してくれることで、ついに生徒たちも実践的な立ち回りを覚えていくことに。これまでのグレンの指導がちゃんと生きていて、それを土台にしてイブの実践的な指導によって一気に実力が開花していく生徒たち、という展開が実にくるものがある。
システィーナも、あれだけ別格の強さを手に入れながらさらに一皮剥けることになって、この子だけはなんか生徒というよりも本当にグレンの一番弟子、みたいになってきた感があるなあ。
惜しむらくは、クラスの生徒たち、みんなちゃんとキャラ立っているにも関わらず、それぞれ単独のエピソードとか殆どないものだから掘り下げ、という点で若干物足りないんですよね。短編集の2巻まだ喚んでなかったんだけれど、そっちで触れてるのかなあ。既にみんなそれぞれに特徴や個性を見せてキャラ立っているだけに、もうちょいこの子たち1人1人のバックグラウンドや中身を覗いてみたいものである。
実質、これが第2部スタート編、ということで本格的に禁忌教典を巡る話になってきそうで、楽しみ楽しみ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)10 ★★★★   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典10 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)10】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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現世への復活を果たした魔人・アセロ=イエロによる、フェジテ崩壊の術式―“メギドの火”。その発動を防ぐべく、グレンたちは、学院、そして宮廷魔導士団の総力を結集する。
「やつを倒す可能性のある手段は…ある」
グレンのワイルドカード。その切り札を使用するために、グレンはもう一度、血に染まった過去の自分と向き合うことに。
「ここに居ちゃいけないんだって…皆に甘えていた」
そして、その出自が周囲に知れわたり、身を犠牲に戦うことを決意したルミアの前には、もうひとりの自分が現れ…世界が破滅に向かう時、二人は自身の罪と過去に対峙する!

明示されているわけじゃないけれど、この巻はまさに第一部完結のクライマックス! という大盛り上がりでした。ルミアの正体がついにクラスメイトたちにもバレると同時に、フェジテの街を焼き尽くすメギドの火が放たれるまでの刻限が迫り、今までの登場人物総出演ときたらそりゃあもうねえ。
ただ流れで最終回、というんじゃなく、今までの積み重ね、蓄積してきたものをここぞとばかりに全部放出するかのような構成は、満を持してという感じなんですよね。クラスメイトたちの成長やルミアの真実を受け止めるに足る交流。万全の力を発揮するに足る白猫とリィエルの心身の充実、ルミアの危うさとそれを克服する為に必要な周囲との人間関係に彼女自身の枷の解放。そして、グレンが自分の過去と向き合い乗り越えることが出来るために必要だった、これまでの教師としての日々。
色んなものが、このクライマックスめがけて収束し、結実した結果がこの最後の大盛り上がりに繋がってるんですよね。主要メンバーのみならず、どころかグレンのクラスの生徒たちだけじゃなく、他の教師やちょい役だった面々、他のクラスの生徒たちに至るまでにちゃんと活躍の場があり、それ以上に今までの事件やエピソードで得た経験を踏まえた成長があり、心得の刷新があり、次のステップに至るためのあれこれがあり、どんな微力であろうとそれをこの一番大事な場面で尽くすだけの勇気を振るい、目の前の絶望的な戦いを乗り越えるだけじゃない、それぞれが新たな自分を掴み取る成長物語らしい本分を捉えていて、ただ今まで出てきたキャラがみんな活躍するというだけでない、清々しいと思えるような燃える展開なんですよねえ。
この作品の物語の本筋からして、どうしたって描写は常に非常時と隣合わせとなるメインの子らが中心となってしまうのは当然だったのですけれど、それでありながらちゃんとグレンのクラスの子たちを疎かにせず出来る限りしっかり描こうとしてきたことが、ここに結実してるんだなあ。
加えて、それが失墜して身も心もボロボロに成り果てたイヴが新たな道を見出すきっかけにも繋がってきたというのも面白い。
それにしても、ルミアはその懐の広さや精神的な落ち着きというヒロイン力の高さに繋がっていた要素が、この土壇場で自己犠牲を厭わないどころかむしろ望んでしまう危うさへとシフトしてきてしまいましたか。
諸々の精神的な弱さや特別性の薄さを内包していた白猫が、むしろだからこそここに来て幾つか致命的な部分を克服してきたからこそ、安定性を増してきたというところも尚更に興味深い。
相変わらずヒロイン力の高さはルミアの方が圧倒的なのにね。グレン先生的には、白猫の方に自分がメンタル不安定になった際の癒やしを感じている、というあたりも。
一連の事件を乗り越えたことで、ずっと一歩自分から引く姿勢だったルミアが堂々と白猫に宣戦布告したのも、仕切り直しとなる第二部以降面白くなってきそう。
その前に、イヴの再起がメインになってきそうだけれど。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典9 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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先の戦いから行方をくらましていた宿敵、ジャティス=ロウファン。彼の策略により、ルミアは誘拐され、さらにはフェジテ市庁舎爆破テロの容疑者として、グレンは指名手配を受けてしまい…
「先生!私も先生の力になりたいんです…!」
相棒として着実に成長しつつあるシスティーナ。彼女の助力のもと、事件解決にあたるべく、グレンはフェジテの街を駆け回るのだが、直面したのは存在しえない、かつての強敵で―街ひとつをまるごと崩壊する術式・“メギドの火”をめぐり、フェジテに集結する天の智慧研究会、宮廷魔導士団。それぞれの思惑が交錯し、フェジテ最悪の三日間の幕が開く!
ああ、これはなあ。白猫……システィーナってこの子、どれだけ強くなっても根本的なところで荒事向いていないんだ。能力的にもメキメキ上達してるし、精神的にも土壇場で踏みとどまれる根性がある。それでも、これだけ修羅場を何度もくぐっているにも関わらず、ピンチになるとペキッと心折れちゃう脆さはこれはもう鍛えられない部分なんじゃないだろうか。最後の最後で踏ん張ってみせたとはいえ、毎度毎度こんな感じで疲弊してたらいずれ持たなくなるのは目に見えている。その意味でも、システィーナはどれだけ強くなっても戦いに向いていない一般人というカテゴリーでの役割を得る時期に入っているという事なのだろうか。
ルミアがどんどんアンダーグラウンドサイドへと押しやられているからこそ、白猫が日向の場所を確保し続ける意味が生じてくるのだろう。白猫もそっちへと追いかけていくのは、今回の一件を見る限り厳しそうだもんなあ。彼女はどう転んでも異常者の枠には入れない。
その意味では、イヴ=イグナイトはシスティーナの在り得た未来、とも考えられるんですよね。セラを見殺しにした一件、どうやら裏がありそうというのが今回の話から伝わってきたのだけれど、手柄への執着の理由といい、セラを見殺しにした事への精神的ダメージといい、なにげにこの人、システィーナと同じレベルでこういうダーティーな仕事向いてなかったんじゃなかろうか。それが、本来向いてなかった分野を突き進んでしまった結果がこれなのではないか、と。何気にシスティーナがそんなイヴに自分の理想の将来像を垣間見て、強い憧れを抱いてしまった、というのは皮肉な話でもあり、懸念を感じるところでもあるんですよね。
白猫、凝りてないんだろうか。実際、一流の魔術師を一人で退けてみせた、というのは見事なものだし、この子の強さはあれがフロックではなく、今後も負けない戦いが出来るかもしれないくらいのものだとは思うんだけれど……それでも心が持たんと思うんだよなあ。

ともあれ、ついにタイトルにもある禁忌教典に踏み込んいく話となり、大きく展開が動きました。
ジャスティスが単独にも関わらず凄まじい存在感と蜘蛛の巣めいた手の広さを持つので、三つ巴の争いにも十分厚みが感じられるんですよね。最後までジャスティスの目論見が読めなかったところも含めて。
ここまで来ると、ルミアも元の生活には簡単には戻れなくなっただろうし、さてどう転がっていくのか。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 13.リッチーへの挑戦状 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!13 リッチーへの挑戦状 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 13.リッチーへの挑戦状】 暁なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫

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「ストーカーが現れました!」―逃げ惑い朝帰りをかましたウィズが、バニルやカズマに相談を持ちかけてきた。相手はウィズのことなら何でも知っている!と豪語しており、会って話がしたいと手紙まで送ってくる。対して「襲撃してやる」と、珍しく盛るバニル。その言葉で気持ちに整理がついたのか、ウィズは会うことを決心するのだが…。当日、着飾り、照れくさそうに話す彼女の姿が!?ストーカーに恋?大いなる勘違いが始まる!

あれ? 宝島エピソードって初期の方にやらんかったっけ!? と思ったら、ウェブ版ではやったけれど書籍版では書かれてなかったエピソードなのか。あれ、街中の冒険者たちがみんな小金持ちになってしまってたら全然盛り上がらないイベントだっただけに、ここまで入れるタイミングがなかったと思えばそうだよなあ、となる。先の税金イベントで冒険者たちが持ち金持って行かれたのはこれ以上ないタイミングだったかもしれませんけれど、一度みんな懐が豊かになっているだけにガツガツ感には若干欠けるんですよね。これはもっと最初の方にやっておくべきイベントだったんじゃないかと。だいたい肝心のカズマたちからして屋敷持ちでお金に困ってないだけに。

さて、かつての仲間たちが自分がリッチー化してなんやかんやしているうちに身内同士で結婚してしまってたりして、何気に秘めたる結婚願望があるんじゃないかというウィズ。見事に自分から愛人路線へと爆走しているダクネスに比べると、ウィズの方が健全な気もするのですが何しろ相手がなー。
そもそもリッチーになった経緯から、ウィズ主役の過去編などを見てると彼女がバニルのこと凄く意識しているのは間違いないんですよね。バニルは自分には性別がない、と前々からのたまってますけれど、それを言ったらウィズだってもうアンデットなんだからあんまりそういうこと関係ないんですよねえ。今回の一件でも、熱烈に迫られて満更でもない様子を見せながら、ほらほらぼやぼやしていると私持ってかれちゃいますよ、とウィズがバニルに必死にアピールしているのがなんともはや。いやうん、気持ちはわかるがバニルにその手のアピールは完全に無駄じゃないかなあ。
実際、無駄ではあるんだけれどそれでもバニルの方がウィズの必死さに絆されちゃってるんですよねえ。あの対応見てると、バニルってウィズには何だかんだと超甘いよなあ、と思わざるをえない。なんだかんだと、良いコンビである。
一方で別の意味で初期よりも良いコンビになるつつあるのが、カズマとダクネス。
ダメ人間、クズ人間っぷりに拍車がかかるカズマに対して、その手のろくでなしがドストライクなダクネス。何気に相性としては最初の頃よりもむしろぴったりになってきちゃってるんですよねえ。正妻としてめぐみんがちゃんといるおかげで、ダクネス好みのダメな関係に着実にステップアップしてきちゃってますし。もう完全に性欲モンスターじゃないか、この貴族娘。色んな意味でもう時間の問題だよなあこれ。
あと、最近エリスさまが超やべえ感じになってきていて、かつての「真ヒロイン」像が段々と遠ざかっていっているような……w

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 12.女騎士のララバイ ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!12 女騎士のララバイ (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 12.女騎士のララバイ】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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ダクネスを「ママ」と呼ぶ謎の少女の出現に一同騒然…。事情を聞けば、ダクネスのいとこで、彼女を母のように慕って遊びにきたのだという。一方ダクネスは貴族の仕事に精を出すべく、高額所得冒険者の税金取り立てを開始。まんまと捕まったカズマは、ひとつの手枷でダクネスと繋がれ、一晩を共にすることに。その夜、ダクネスから「お前は、めぐみんの事が好きなのか?」と問われ―。女騎士の意地と涙、決意の嵐が吹き荒れる!

うおおおっ、ララティーナさんガチじゃないですか! この女騎士、いつもカズマ襲ってるな(性的に)とかいうのは言わぬが花。いやでも、マジにララティーナさん、ここまで本音で告白しちゃって大丈夫なのか!? なんか真面目なラブコメみたいじゃないか、って真面目なラブコメってなんだろう。うん、真面目にラブコメしてるかどうかですね、そのへん。最近、めぐみんがマジでカズマとの男女のお付き合いについてアプローチしはじめるものの、まだ仲間以上友達未満、エッチなのはいけません、という若干腰が引けている、現状維持を最優先にしつつ唾つけおけ、みたいな迫り方をしてきているので、ララティーナさまの方もめぐみんに対抗して迫るくらいはするものの、
こっちも今まで通りが一番良いという立ち位置だけに、似たようなヘタレ具合に終始するんだろうなあくらいに思ってたんですよね。
忘れてた、この女騎士ブレーキ壊れてるんだった。
今までと同じでいいじゃないか! と本気で泣き叫びながら本気で襲い掛かってきて自分から現状をぶち壊しにかかるこの繊細性のかけらもない見境のなさ。計画性の無さ。とりあえず勢い! わりとヤッたもん勝ち思考。そのくせビビリでメンタル弱し! さすがはダクネスである、やったね!
めぐみんって、根が魔性なせいかどっかしら勿体ぶるくせがあるので、なにかあるとつい勢いで一線を越えてしまおうとするダクネスの方が手を付けるの早そうだよなあ。ただ、カズマがあれだけ貞操観念があるとは思わなかった。もっと普通にクズマさんだと信じてたのに。お前みたいな奴がサキュバス先生たちに定期的に処理してもらって常在賢者してようが、いざとなったら賢者で居られ続けるはずがなかろうに。
あと、生乳わりと見てるんじゃなかったか、こいつ。少なくともダクネスのは見てたと思ったんだが。
なんにせよ、めぐみん既に正妻の余裕みたいなのを見せてるけれど、若干ダクネスの暴走グセを甘く見ていたところはあるようなので、ダクネスがあそこまでやっちゃうのは流石に想定外だったんだろうな。
さすがに、まさかの逆転負けはなさそうだけれど、愛人枠としてはダクネスほどピッタリは人材はいないわけっで、めぐみん的にはOKなんだろうか。
あと、エリス様。なんか出るたんびにポンコツ化してますねえ。アクアが駄女神として頭一つ抜けているのでいくらポンコツやらかしても下には下がいるからかあんまりやらかした感ないかもしれませんけれど、十分やらかしてますからね。しかも、暴走癖まで発露させてしまって。きぐるみ相手に取っ組み合いしてるエリス様、絵面が素晴らしすぎるのでこれ、イラストかアニメでみたいなあ。
そういえば、結局ダクネス子持ち疑惑はそれほどトラブらずに収束してしまいましたね。最初から姪っ子というオチが明らかになってしまったせいもあるのですけれど、てっきり未来から現れた実の娘路線かと思ってたのに。新登場した姪っ子も、さすがに「こめっこ」やアイリスという幼女枠に個性的な面々が埋め尽くされているので、ここでさらにキャラとして濃すぎる幼女が出てきても、という判断があったのかもしれないですが、それにしても出番少なかったなあ。もうちょっとダクネス弄りのネタとしても絡んできてほしかった気もするけれど。
そろそろゴールも見えてきたかのようなコメントも出てきてますけれど、まだ12巻なんですよね。あと倍は行ける行ける。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 8 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典8 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 8】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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成績不振による退学を回避するため、聖リリィ魔術女学院に短期留学することになったリィエル。システィーナとルミアも同行し、さらには男子禁制の楽園でお嬢様を手玉に取ろうと、グレンも女に変身し、臨時講師として赴任することに!?…しかし、そこで見たのは、お嬢様グループ同士の抗争で!?
「あっれー??ボクが想像してたのと全ッ然ちっがーう!!」
女学院という名の鳥籠。先の見えた人生にくすぶる彼女たちは破天荒なロクでなしの姿に触れて―
「断言してやる。俺ならお前達を『魔術師』にしてやれる」
グレンの講義が、箱庭の少女達の運命の鎖を引きちぎる!
やっぱりグレンは「先生」してるときが一番面白いなあ。
教え導くなんて柄じゃあ全然ないのだけれど、彼自身行き詰まってにっちもさっちもいかない時があった人生経験からか、同じように停滞してしまっていたり鬱積に沈んでしまったりしている子を見るとなんだかんだとちょっかいかけるんですよね。面白いのはそれが手取り足取り十全手を引っ張る補助ではなく、ちょっとした新しい視点の捉え方、見地の得方ってなもんで、言わば選択肢を増やして出来る範囲を広げていくことなんですよねえ。
それは選択肢の無さにこそ魂を淀ませていた聖リリィ魔術女学院の面々にこそクリティカルだったのでしょう。あの手のひらを返してのモテモテっぷりは、閉塞の打破という観点が大きかったのではないかと。アルザーノ校では、教育方針の旧態化に対して生徒たちが逼迫していたわけではないですからねえ。それに、講師としての能力を示す以前にこれでもか、とロクデナシさを見せつけられた上で、講師として真面目に活動するようになってからも、人品の卑しさは日常的に露呈し続けるのを見せられた以上は、生徒たちとしてもまあ無闇な信奉はできないよなあ、と。十分、慕ってはいるんでしょうけれど。
とはいえ、セリカの授業のお陰でグレンの講師としての能力の高さをみんな痛感したようですから、帰ってきたらそれはそれで大歓迎されるんじゃないでしょうか。

というわけで、リィエルの退学回避のために、ルミアとシスティーナを連れて女学校に短期留学することになったグレン。もちろん、グレンは先生として。女教師ですよ、女教師w
こいつ、ちゃっかり女風呂に入ってるんですけれど、ちゃんと粛清しないといけないんじゃないでしょうか。
今回わりと怖かったのがルミアの方で、グレン先生の周りに女の影がまとわりつくことに関してこれまでは寛容の一言だったのですが、どうやらそれはちゃんと理由と原因があり、相手が親しい人物であったからこその寛容であったようで、知らないよそ者の小娘どもがグレンをちやほやするのを目の当たりにした時の、あのひんやりとした雰囲気は、真っ当に機嫌を悪くして怒っていたシスティーナよりもよっぽどヤバかったです。
ある日突然肝臓にナイフをぐさり、系だったりしそうだよなあ、ルミア。
しかし、これまでグレンの薫陶を受け、数々のヤバい事件をくぐり抜けてきたシスティーナとルミアだと、やっぱり実戦も知らない箱庭のお姫様たちじゃあ格が違うのか。そりゃ、修羅場の経験が段違いだもんなあ。ちゃんとこれまでの経験がフィールドバックされた活躍を、システィーナもルミアも見せてくれて、これは痛快でしたねえ。特にシスティーナは何度も弱い面をさらけ出さされて、失敗や屈辱にグチャグチャになる場面を見続けただけに、その成長を強く感じさせてくれる今回の話は、なんとも気持ち良いものでした。

一方でリィエルの方は、個人的に新しい友人を作って友好を深める、というグレンやシスティーナ、ルミアにべったりで、離れると泣いてしまうほど幼かった姿からも、これまた成長と自立を強く感じさせる話でもありました。自己の存在や意思が極めて薄かったリィエルが、ルミアやシスティーナと育んできたものが、こうして結実するのを見るのは感慨深いものがある。
てか、リィエルと親交を深めることになったエルザ女史、何気にとんでもないキャラなんじゃなかろうか。魔術抜きでかなり凄いことしてるんですけれど。近接無双はリィエルの独壇場でしたけれど、これエルザのトラウマが解消されて本格的に実力を発揮できるようになったら、リィエルとのコンビ、かなりとんでもないことになりそう。二人の関係についても、なんかとんでもない方に行きそうな気配もありますが。周囲に温かい視線が……w

新キャラとしては、派閥トップのお嬢様二人よりも、毒舌忍者のジニーが良いキャラすぎて、かなり存在感喰ってた気も。エルザとジニーはこのまま合流しても不自然なさそうなくらい、馴染んでましたねえ。どうも話の流れによってはお嬢様ズと合わせてまた登場しそうですけれど。
久々に先生なグレンを堪能できて、良い回でした。何気に、帝国の闇について結構核心的な部分まで踏み込んでた気もしますが。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 11.大魔法使いの妹 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!11 大魔法使いの妹 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 11.大魔法使いの妹】 暁なつめ三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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無事アイリスの護衛任務をやり遂げたカズマは王宮で贅沢三昧の日々。見かねた王女の側近に追い出され、屋敷に戻ってみると、めぐみんの妹・こめっこが訪ねてきた。しばらく同居させることにしたカズマたちは、こめっこを冒険者ギルドへ。「姉ちゃんがこの街の冒険者はすごいんだって言ってたよ!」という無邪気な発言にのせられ、面倒なクエストを引き受けることに―。おだて上手な小悪魔がアクセル中を惑わす!?妹スペシャル!!
こらぁ! うちのアイリスになにしとんじゃこらぁ!
わりと影響を受けやすいアイリスだけれど、カズマのせいでガチでわりとダメな方に影響受けてしまっていて、これは確かに教育に悪いです。いや、コギャル化が悪いとは言いませんけれど、アイリスにはだめーー!!
ウェブ版でもこの王宮に居座って帰らないクズマさん編は好きだったのですけれど、書籍版ではその展開なかったんですよね。アイリスとの付き合いも長くなって今更もうないよなあ、と思ってたらこの段階で突っ込んでくるとは。もはやクレアたちもカズマのこと舐めちゃいないはずなのですが、それでも本気で居座りだしたら誰も太刀打ちできないというゴキブリのごとき質の悪さw しかもこのクズマさん、大貴族のコネと金という魔性の力まで持っているので何気に全方位にスキがない!
クズマさん、ほんとクズやってるときが一番輝いてるよ。キラキラ輝いてるよ!!

さて、クズマさんがアクセルの街に強制送還(記憶消去済み)されてから、久々にゆったりとアクセルの街でドタバタするわけですけれど、ここで輝くのがめぐみんなんですよね。もうなんか、正妻の貫禄が滲み出ているというか。まだ恋人関係には至っていないのですけれど、めぐみん自身カズマのこと好きと公言してますし、それでいて急かすでもなく焦るでもなく、ちょこちょこカズマを煽りつつもカズマに対しても周囲に対しても余裕たっぷりの態度なんですよねえ。それも慢心とかじゃなくて、あれは自信というべきなのか。
まだフラフラしまくってるカズマさん、もうクズマさんなんだけれど、そんなカズマの態度にも怒らないですし、けっこう掌の上的な扱いも垣間見えるんですよねえ。
今回、里の方から魔性の妹ことこめっこが遊びに来て、それこそカズマたちどころかアクセルの街全体を自在に弄ぶことになるのですが、めぐみんも十分魔性の女だよなあ。

あと、紅魔の里はガチで魔王軍に一度滅ぼされた方がいいと思います。と思ってたら、ガチで魔王の娘さんが襲来したようで。ってかあれ、襲撃とか襲来じゃなくて殴り込みなんじゃないだろうか。そりゃ、自分の部屋が恒常的に覗かれてたら、それも観光資源扱いされてたら、そりゃブチ切れますがな。
それ以外にも魔王城に対する嫌がらせがガチレベルで、ぶっちゃけもうこれ戦争するしかないよね、という代物で、カズマの言う通り魔王軍と人類との戦争の理由と原因と要因って、殆ど紅魔の里とアクシズ教徒じゃないのか、という疑念、マジで当たってるんじゃないだろうか。
今まで聞いた限りだと、なんかもう魔王軍の方ひどい目ばかりあってて同情するばかりだし、王家の方完全にとばっちりなんじゃなかろうか。

そして、安楽少女再び。パワーアップした安楽王女というモンスターとの討伐戦なんだけれど、相変わらずこれはクズを極めたクズマさんしか相手にできんわー。んでもって、もはや出てきただけで爆笑モノのアイテム「嘘をつくとチンチンなる嘘発見器鐘」。このアイテム出てくると、ほんともう掛け合いがヒドイことになって面白いのなんの。もう一巻に一回くらい持ちネタ扱いでこれ使ってくれてもいいんじゃないか、と思うくらい。

今回は原点回帰ということで、アクセルの街で色んなドタバタ劇を、という構成でしたけれど、最初の頃と違う部分も大いにあるわけで、仲間内の関係であったり(相変わらずな向きもありますが)、他の街の冒険者たちとの関係であったり、これだけ冒険者間で和気あいあいとしている作品も結構珍しい気も。ってか、みんなからララティーナ呼ばわりされてる時点でアレでしたけれど。
まあこれはこれで進展しているのかなあ、とニマニマしながら楽しませていただきました。やっぱりこのノリ大好きだなあ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 7 ★★★   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典7 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)7】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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「久しぶりね、グレン。会えて嬉しいわ」「はっ…俺はテメェにだけは会いたくなかったがな…ッ!」
迫る『社交舞踏会』に学院が沸く中、グレンの前に因縁浅からぬかつての上司―宮廷魔導士団特務分室の室長、イヴ=イグナイトが現れる。『社交舞踏会』に乗じた天の智慧研究会による『ルミア暗殺計画』を聞かされたグレンは、舞踏会を中止しようとするのだが…。イヴは逆にルミアを餌にした非道な作戦を提案してきて―。ルミア護衛のため、グレンは半強制的にダンス・コンペでルミアのパートナーとして優勝を目指すことに!特務分室VS天の智慧研究会、最後に微笑むのは―。

うへえ……いや、新登場のヒロインがこんなやたらヘイト高いキャラで大丈夫なんだろうか。どうせ、あとで好感度の低さは挽回してくるんだろうけれど、元値がこれだけマイナスだとそう簡単にはあがるもんもあがらんですよ。
それに、幾ら強キャラで能力は高いと言っても、今回の一連のやらかし具合を見せられるとポンコツとかじゃなくて純粋に「無能」が極まってるんですよね。ちょっと目が当てられないレベルで。
部下からも好かれてないし、上に対してもかなり強引な振る舞いや脅しまがいのことをしているようなので、敵ばっかり作ってるようにしか見えず、利益目当ての味方ですら集めてないんじゃないだろうか。信用的にも信頼的にも損得的にも権力的にも政治的にも、えらい叩き潰されやすそうな孤立状態にしか見えない。普通、嫌われ者なら嫌われ者らしくきっちり身の安全をはかる保身能力については高いはずなんだけれど、この娘の脇の甘さみると、その手のことちゃんと考えてるような節見えないし。
配下の身からするといつ利用されて使い捨てられるかわかったもんじゃないから、後ろから銃弾飛ばすことは常に頭よぎるだろうし、もし自分が女王陛下だったら有能だろうとこんな危ない制御できない駒は何としてでも潰すだろうなあ。

ともあれ、相手が用意した暗殺の舞台にわざわざ乗っかって、同じ土俵で勝負して手柄をたてようという元上司のわけのわからん策に無理やり噛まされ、可愛い生徒たちを人質に取られて守る羽目になったグレン。
今回ばかりは同情を禁じえなかったです。敵と戦う前に味方であるはずの上司に雁字搦めに縛られた挙句に邪魔され続けたようなもんですもんねえ。イヴさん、見事なくらい最初から最後まで役立たずでしたし。まったく挽回の機会ないまま終わったし。失敗しまくったけれど、最後にちょっと活躍して取り戻した、という程度のこともできなかったし……。
一方で、ガンガンと才能を開花させていっているのが白猫ことシスティーナの方で、覚悟も能力も未熟という以前に、どれほど優秀であっても一般人の女の子に過ぎなくて、本物の実戦や死の恐怖に怯えて泣いて勇気も奮えない臆病な子が、それでも挫けずに努力を続け、なけなしの勇気をかき集めていつしか心の芯に剣を宿し、弱さを克服していた様子は、ただ能力的に優れているだけのイヴと対象的なんですよね。
彼女を未熟と断じながら、もしかしたらグレンよりもシスティーナを評価しているのかもしれないアルベルトの言葉が今回は非常にしびれました。
「信頼に対する真の応えとは、責任という重圧に耐えて、行動を起こす事だ。己の為すべき事を見据え、逃げず、それに立ち向かうことだ」

自分に投げかけられたこの言葉を噛み締めて、受け止めて、胸に宿して体現しようとするシスティーナ。成長の物語としては、本作において彼女こそが主役なんだよなあ。
でも、最近なんとなくシスティーナはアルベルトとの絡みの方が重たくなってきている節があるんですよね。一方で、ルミアの方は天の智慧研究会の陰謀の核心を担うキーキャラクターとして、物語の謎を一身に背負う存在として、そして悲劇と悲恋を抱えるヒロインとして、メインヒロインの潮流に乗った感もあり、あれ? マジでルミアの方がメインヒロインとしての比重を増してきた? って感じなんですよね。
ルミアの健気さって、むしろ身を引こうとすればするほどスポットがあたる属性みたいなもんですし、やっぱり華があるんだよなあ。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「盗賊職求む。正義のためなら犯罪行為も辞さない、やる気のある方限定」
エリス感謝祭で出会った銀髪盗賊団に憧れ、彼らを(勝手に)お手伝いするべく盗賊団を結成しためぐみん。肝心の団員は、万年ぼっちのゆんゆん、世間知らずの王女アイリス、アクシズ教プリーストのセシリーと問題児ばかり…。それでもめげずに、悪徳貴族を懲らしめるため盗賊活動に精を出すが!?めぐみんキャラクター人気投票1位記念企画、待望の書籍化!
いやいやいや、ゆんゆんにアイリスにクリスってみんな作中ではかなり常識人サイドですよ? セシリーさんはともかくとして。セシリーもアクア枠だと考えたらだいぶマシなんですけどね。アレと比べると断然マシなんですけどね!!
ただわりとめぐみんも彼女主役だと大人しめなんですよね。めぐみんやダクネスが暴走してしまうのって、カズマにあらかたぶん投げられるから、という気がしないでもない。いや、気のせいか。
それでも、自分がリーダーとして周りを引っ張っていくとなると相応に苦労が降り掛かってくるわけで、その周りのメンバーがやたらと問題を引き起こす人材だったりすると、加速度的に責任者への面倒が増えていくわけだ。
その苦労を、めぐみんもこうして実感するわけですね。意外と想定外に弱い、というよりもキャパオーバーするととたんにビビリはじめてしまうめぐみん、そこらへんはヒロインとしての愛嬌にも繋がってるんですよね。アクアはそのへん、一切後ろを顧みないから完全にヒロインとして埒外になってしまってるしw
しかし、めぐみんが主人公だと余計にカズマへの好き好きがあからさまというか、隠しておらず堂々としている分、カズマ側から見ているよりも彼女の本気度、ベタ惚れ度が明確になってゆんゆんやクリスが臆するのも無理ないや。恋に恋するお年頃な少女たちの中においては、めぐみんの「大人の女」の意気というのは格の差としてぶちまけられてしまっているので、めぐみんが一番偉い顔してるのに違和感がないww
そして、何故かダントツで面白枠へと突き進んでるクリスさん。カズマもクリスも世界最高レベルの運の持ち主なんだろうだけれど、この場合運のよさって字面通りに理解していいんだろうか。クリス自身も首を傾げている通り、ふたりともやたらとピンポイントでえらい目に遭うポディションを自分で踏み抜いている感アリなんですよね。運がいいってなんだろう?
ただ、クリスもそろそろ常識人枠としてのボロがちらほらと剥がれ落ちてきているような。いい具合にポンコツヒロインになってきましたよ? 喋れば喋るほど残念なところが見えてきてしまっている。
バニルたちのこと、本気で気がついてないのか?
ところでこのさり気なく作中世界最強の実力と権力と火力と規模を持った非合法になんでもやってしまえる組織、後始末どうするんですか?
やろうと思えばとっととこの連合盗賊団で魔王軍吹きとばせそうなんですが。ってか、盗賊団ってどういう意味でしたっけ!?

誤解、というか勘違いをダラダラ引っ張らないというのも、暁さんの特徴なんですかねえ。勿体つけずにサクッと変に絡んでしまった糸を解いてしまいながら、その解いた状況を新たなコメディの場へと転換していく。この鮮やかな手際はお見事の一言。コメディ、或いはギャグのネタの最近のキレキレっぷりも去ることながら、この淀みのない話の転がし方もまた作者の大きな武器なんだよなあ、というのを改めて認識した次第。
それにしても、やっぱりクリスには癒やされますなあ。さすが、我が心のメインヒロインw
あと、ダストの正体ネタこっちにぶっ込んできたんですねえ。本編じゃないけれど、一応伏線になるんだろうか。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 10.ギャンブル・スクランブル! ★★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を!10 ギャンブル・スクランブル! (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 10.ギャンブル・スクランブル!】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「私、この国のために頑張りますから」
魔王軍との戦いに備え、王女アイリスみずから隣国エルロードに資金援助を頼みにいく。ついでに婚約相手の王子にも会ってくる―その知らせを聞いたカズマは、可愛い妹の婚約を阻止するべく(あと資金も獲得するため)、護衛を引き受ける。無事到着した一行を迎えたのは、王子の「支援は打ち切り、婚約も破棄」という無情なひと言で!?王国のためアイリスのため、カズマの頭脳と強運が冴え渡る!!
ええっ!? アイリスってそんな強キャラだったの!? 王族全般がここまで強いって、勇者召喚いらないじゃん。ってか、王族が勇者でいいじゃない。ぶっちゃけ、なんで魔王軍に苦戦しているのかわからんレベルの強さなんですが。
というわけで、このトラブルメーカーたちを他国に送り込む王国中枢部は神算鬼謀が冴え渡ってるんじゃなかろうか。まあ、自分ところで体験済みだったからなあ。でも、それをアイリスの婚約をダメにするために躊躇なく利用しようとするあの眼鏡はアイリスラブに頭おかしくなっているにしても有能であろう。
取り敢えずダクネスはそろそろ自分だけ常識枠にいる勘違いを正して、同類ということを自覚するべきなんじゃないだろうか。その前に、もうララティーナの評価が完全に痴女で定まってしまった感もあるのですが。
というわけで、カジノの国エルロード国についても相変わらずやりたい放題自重しないカズマたち。こいつらの凄いところは、調子乗りまくってもうやらかしまくるにも関わらず、やりすぎてもそれで痛い目に遭うような間抜けなことはきっちり回避してみせる抜け目の無さ、狡猾さなんですよねえ。往々にしてアクアが全部ダメにしかねない失敗をやらかしたりするのだけれど、そこらへんのカズマのフォロー力は尋常じゃないですし。悲鳴をあげながらも、うまいこと修正して結局やりたい放題路線に引き戻してしまうんだから。それでいて、やりたい放題やりながらもそれが不快感につながらないコミカルさ、相手をギャフンと言わせながらも不快の境界を超えないその絶妙のバランスが痛快さに繋がってるんでしょうねえ。今回のカジノでのやりたい放題だって、普通だとどこかで痛い目に遭いそうなものなのに、カズマが痛い目にあう場面ってわりと慎重に選別されているというか、ここはあかんやろう、というところだったり事件の発起部分だったりするのは考えられているのか、作者のセンスなのか。
しかし、嘘発見器のチンチンベルネタはどこで持ってこられても笑ってしまう。あのアイテムネタは天丼気味ではあるんだけれど、どうしても笑ってしまうなあ。面白い。

ところどころでめぐみんとアイリスが知らないネタで会話しているのは、スピンオフネタなのか。それは新刊の方で把握するとして、アイリス相手に偉そうぶってるめぐみんとカズマ相手に色気づいてるめぐみんは精神年齢に相当ギャップがあるなあ。
そして今回のメインヒロインのアイリス。まだカズマの対象年齢ではないとはいえ、めぐみんでOKならアイリスでもいいじゃない、と思うんだけれどこれいかに。アイリスについてはエリスさまと似た感じで癒やし枠なので、今後もコンスタントに出演して欲しいところであります。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 9.紅の宿命 ★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を! (9) 紅の宿命 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 9.紅の宿命】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「その者こそは私が求め続けていた宿命のライバルでしょう!」魔王軍幹部の一人、邪神ウォルバクの手により、王都が危機に陥っている―そんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線となっている王都付近の砦へと向かう。そこで判明したのは、邪神ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実で―。再び狙われるちょむすけ、めぐみんを襲う過去の因縁、最強の爆裂魔法と爆裂魔法が今、交差する!
初っ端から飛ばすなあ、ダクネスさんも。でも、最近のダクネスさんは自分から突貫するMと、恥じらいと、観念してのまな板の鯉を見事に瞬間瞬間に使い分けるので、実にそそられるエロヒロインになってるんですよねえ。ただただドMなだけだったらドン引きされるだけなのだけれど、緩急を覚えたというか釣り針に食いつかせる動きの妙を獲得したというか、天然で抜き差しならないところに引き込む魔性を徐々に得てきたような気がする。それを台無しにしてしまうへたれさも、ララティーナ様は脱却できないところなのだけれど。
対して、その手のヘタレさも、天然という制御のきかない能力に頼らず、敢えて自覚的に魔性を操りだしたのが最近のめぐみんなんですよね。
もうこのめぐみんをロリっ子とは呼べないだろう。それくらい、成熟した女性としての色気を醸しだすようになってきた。ダクネスが緩急とすれば、めぐみんのそれは侵食であると言えよう。退くことなくジワリジワリと際限なく押し出してくる。いつの間にか逃げ場がなくなり、気がつけばベッドの端に追い詰められている始末。
これだけ攻め押されながら、このめぐみんを「キープ」に留めようとするカズマの鬼畜さはもはや尊敬に値するんじゃなかろうかw
いやキープとか言ったら失礼だけれどさ、カズマの場合肝心なときにヘタレてるというよりも、逸って手を出してめぐみん一人にのめり込んでしまうギリギリのタイミングをうまいこと見極めて綱渡りしている感触なんですよね。逃げるんじゃなくて、ギリギリまでペロペロなめまわして堪能しておきながら引き返せない一線手前で引き返して、美味しい想いはしたけれど責任はまだ取らなくていいくらいは楽しんだよ、みたいな感じで。
鬼畜! 鬼畜!!
まあこの男の場合、一線を超えてしまっても、それはそれこれはこれ、で引き返せないはずのところからひょいひょい引き返してきて、ダクネス沼にも飛び込んでいきそうだけれど。
ああ、なんて鬼畜!!

ウォルバク戦は、思ったよりも盛り上がらなかったかなあ。外伝での彼女とめぐみんたちとの因縁を本編でも掘り下げていればよかったのだけれど、わりとあっさりと決着がついてしまった上に、ウォルバクサイドからのめぐみんたちへの思い入れ、みたいなものを彼女の声として直接的に聞けなかったせいもあるんだろう。
むしろ、アクアとの女神間低劣度紛争ならぬ低レベル紛争の方がバシバシ火花が飛び散りつつ、しょうもない張り合いになってて盛り上がっていた気が……。相変わらずアクアのあの水の女神関係ない意味不明スキルの効用はなんなんでしょうね。いつから土木の神様になってた。いや、役に立ってるんだけどね、情勢を一変させるキーキャラクターだったんですけどね、毎度おなじみアクアさんぇ、になってるあたり、さすがアクアですね。
しかし、何気にやっぱり紅魔族の切り札であるテレポートって、ガチで切り札なんじゃないだろうか。紅魔族の村の決戦でのテレポート無双は色んな意味で酷かったけれど、ガチの戦術としても火力と組み合わせたらとんでもない事になるもんねえ。
ところで、今回ダクネスはカズマにパンツ脱がしてもらってた以外に何かしてたっけ? と思ってしまうのはこれも毎度のことなのかw

さあ、次回は人気投票でもがっちりベスト3に入ってきた我らが妹アイリス再びでありますよー。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)6 ★★★☆  

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)6】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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講師として頑張ることを決意した矢先の解雇宣告。クビを回避するには自腹での古代遺跡の調査が必要で―金欠のグレンが思いついた手段は…生徒を利用するという相変わらずロクでもない方法で!?天使ルミアの厚意で生徒たちの協力を得られたグレンだったが…なぜかセリカも同行することに!?遺跡に眠る世界の深淵に触れた時、家族の絆が試される!!
グレン先生って大概大人げないというか性根がガキというか、この普通にロクデナシなのはそろそろ何とかした方がいいんじゃなかろうか。その意味では講師という真っ当な職につくことで真人間としての再教育を受けているようなものなんだけれど、本来教わるべき生徒たちに負わされる余計な負担を思うと、なんともはや。まあそのグレンが持ち込んでくる要らんことが、生徒たちにとっても良い経験になっているのだから、結果としては悪くはないのだけれど、毎回理由が理由だからなあ。
今回の首騒ぎもいい加減自業自得なのだけれど、その挽回に生徒たちを巻き込んで利用しようとするあたり、本当にロクデナシですね、と言いたい。
そんなグレンに負けず劣らずの面倒臭さを発揮しまくっているのが白猫シルフィーナである。この娘も成長せんというか、自縄自縛の素直になれなさにはホトホト可哀想になってくる。いくつも修羅場を潜ったことで土壇場の度胸とかメンタル面の強化はなされているはずなのに、性格に関してはあんまり成長してないあたりグレンと似た者同士なのかもしれない。でも、白猫のこの本気なダメダメ感が常につきまとうヒロイン像って結構好きなんですよね。ルミアがパーフェクト・エンジェルすぎて、ヒロインとしてどう成長しようとも太刀打ち出来ないのを、敢えてヒロインとして弱点となる要素をゴテゴテと身にまとうことでダメダメで面倒くさくて余裕がなくて古代文明オタクという本来アカン方向から迂回突破しようという姿勢にはなかなか見るべきものがあるんじゃないか、と思うのだ。
ダメな子ほど可愛い理論である。
とはいえ、今回のメインヒロインは圧倒的にセリカだったのですけれど。前回のセリカの過去を語る短編はまさにこの第6巻のために用意された前菜だったわけですなあ。
セリカの抱えている寂しさ、絶望感はすでに染み入るように理解できているだけに、それを埋めるためにセリカがどれだけ必死なのか、セリカにとってグレンという「家族」の存在がどれほどのものだったかを改めてつきつける、家族の絆の物語でありました。セリカもグレンも心に悲鳴のような軋みを抱え込んだ人間なだけに、それを癒やすためにも本当の意味で掛け替えのない関係なんだよなあ。一歩間違えれば共依存になりそうな深みでもあるのだけれど。グレンにしてもセリカにしても、親バカマザコンがいささか度が過ぎてるくらいだし。母親と息子という関係と言うには、ちょいと偏位がありますし不思議な距離感でもあるんですけどね。これ、グレンをお婿に貰ったらもれなくセリカもついてくるよなあ。口では色々と保護者らしいことを言っているけれど、このセリカさんがグレン離れ出来る要素を微塵も感じないのですがw

セリカの暴走に端を発して、怒涛の勢いで世界の秘密というべき情報が詳らかにされていってしまったんだけれど、果たしてそこにグレンの存在がどう絡んでくるのか。ルミアが重要なキーパーソンであることは間違いなさそうなのだけれど。しかし、あっさりと最強キャラであったセリカの戦力をダウンさせてしまったなあ。こういう師匠系キャラの戦力を削るパワーバランス調整はありがちだけれど、結構なあからさまさだったのでうちっと上手いことやって欲しかった気もする。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と追想日誌(メモリーレコード) ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と追想日誌 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と追想日誌(メモリーレコード)】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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アルザーノ帝国魔術学院には、生徒もあきれるほどの一人のロクでなし魔術講師がいた。男の名はグレン=レーダス。授業では、蛇で女生徒たちを怖がらせて遊ぶも、その蛇に頭を噛みつかれたり…。図書館で失踪した女生徒の救助へ向かうも、怪異に怯えて、破壊呪文で図書館を吹き飛ばそうとしたり…。授業参観で珍しく真面目に授業をしようとするも、すぐにボロが出てしまう…そんな、ロクでなしな学園の日々。グレンの師であり育ての親セリカ=アルフォネアとの衝撃の出会いが綴られる『ロクでなし』シリーズ初の短編集!
白猫はどうして好き好んでそんな地雷要素ばっかり一人で兼ね備えてるんだ?w
シリアスだとキリッとカッコいいところをよく見せてくれるグレン先生だけれど、緊張感の必要がない日常だとこの人はどうしても幼稚さが前面に出てしまうのねえ。子供かっ! というような言動が色々と多すぎる。これ、装っているのではなく、わりと本気で子供みたく騒いでいるのでどうしようもない。白猫がもうちょっとビシっと叱ってシメてくれたらいいんだけれど、基本白猫はグレンには舐められてるからなあ。思いっきり馬耳東風だし。
だいたい、セリカはもう仕方ないとしてもルミアの方も先生甘やかしすぎてるんですよねえ。ルミアがもうちょっとたしなめてくれたらこの男も多少は聞く耳持ちそうなものなのに、この娘ははいはい私はわかってますよぉ感を醸し出しまくってるのがなんとも「器用」なんですよねえ、ヒロインとして。

実のところ、グレンの子供っぽさというのは真面目に授業する場面にも出ていて、無謀編の夢中になって心身を削って実験の準備を整えてるところなんて、あれって自分の好きなこと、面白かったことを他に人に伝えたい、見せたい、教えてあげたいというと子供らしい率直な感情の発露みたいなところが強くて、大人として教師として、という側面とは少し違ってるんですよねえ。
この場合に関しては、それは良い方にバランスが取れていて、グレン自身、魔術の習得に関して一家言持ち、それを論理的に展開できる基盤となる非常に優秀な教育論を何気に自分なりに構築しているので、その夢中さが良い方に好転しているわけですが。

虚栄編だと、授業参観ということで結構取り繕って授業してるわけですけれど、そこまでしろとは言わないまでも普段から真面目にやってたら教師としてのポテンシャルは相当に高いんだよなあ、この人。
あと、セリカの親ばかっぷりが振り切れすぎてるw 授業参観のエピソードは色々見たけれど、ここまで大っぴらに親ばか全開してる参観者はさすがにそんなに居ないぞ。しかも、教師の親てw

そんなセリカさんの、グレンと出会う以前のやさぐれていた頃のお話。いや、マジでこの頃のセリカって精神的に擦り切れてグレて鬱って破滅的で、とどうしようもないじゃないか。なるほど、糞ニートと化していたグレンを何だかんだと許して甘やかしてたのって、自分のこの頃のやさぐれ方を思い出したらグレン程度の引きこもりなんて可愛いもんだわなあ。
しかし、想像以上にセリカの抱えていた過去が救いがないというか、寂しい人生送ってたのねえ。それで出会ったのが幼いグレン。そりゃあ、人生の生き甲斐としてこの子に全振りしてしまうわなあ。
最初のグレンにはおもいっきり騙されましたけれど。普通にこの子がそうだと思い込んでた。
それにしても、ここまで酷い親バカになってしまうとは。

この素晴らしい世界に祝福を! スピンオフ この仮面の悪魔に相談を! ★★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ この仮面の悪魔に相談を! (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! スピンオフ この仮面の悪魔に相談を!】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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アクセルの街の裏路地にひっそりとたたずむ『ウィズ魔道具店』は商才ゼロのダメ店主、ウィズのせいで常に経営難である。元魔王軍幹部で地獄の公爵―今はしがないバイトのバニルは『先を見通す』能力で冒険者たちの相談屋となり、報酬を得ようと考えるが―。バニルとウィズの出会いがついに明らかに!書きおろしエピソードも収録のスピンオフ!!
やっべえ、ほんまにおもろいわ。コメディ・コントの切れ味たるや、キレキレも良いところで、これはもう完全に一番ノリノリだった頃のそれに戻ったか、それ以上の充実を感じさせるテンポの良さですよ。
主人公のクズマさんがチラチラと名前が口端にのぼるくらいで登場せず(めぐみんとダクネスも)、全編バニルが主役で進むスピンオフ。時系列的には本編最新刊とほぼ変わらない時期なのか。
この悪魔の大公爵たるバニルも、カズマに負けず劣らずの状況を引っ掻き回して煽り倒すスキルの持ち主だけに、大概みんなひどい目に合うのですけれど、最後にバニル自身もウィズとアクアに台無しにされるので収支としてはトントンなんだよなあ。
ウィズ一人だけでも赤字をどこからともなくひねり出す錬金術士なのに、アクアという触媒を介在すると途端に桁が2つ3つ跳ね上がるという、ここでも大迷惑な駄女神さま。別にアクアって、カズマが関連するところでだけダメなわけじゃなくて、根本的にあかん子なのである。完全にカズマが保護者扱いww 何かあると、引き取りに来てもらえと呼びに来られるカズマさんw


【第一話 相談屋はじめました】
バニルとダストに絡まれるゆんゆん。もうやめてあげてよ! がオーラスで繰り広げられる、ある意味惨劇の幕開けである。いやもう本当にやめてあげてよ!!
以前めぐみんに言われた、友だちになってあげると言い寄ってきた悪い男に引っかかって身を持ち崩していく、パターンを露骨に踏襲していくゆんゆん。自覚があるのに逃れられないこの悲劇ww
いやしかし、カズマも大概だけれどダストのこのクズっぷりも見事だなあ。このチンピラ、本当にキャラ立ちまくっている。いや、キャラが立ってない人なんて基本この作品、居ないんですけど。


【第二話 従者はじめました】
お忍びでアクセルの街を訪れた某お姫様一行の世直し行脚。こうして外から来た人の目から見ると、現状のアクセルの街がどれだけイカレているのか、如実にわかってしまう。
それはもう、作品内では一番まともに近い常識人の魔術師クレアさんが、極々常識的な振る舞いや反応をすると、この街では「もっと常識をわきまえてくださいよ」と苦言を呈されるほど。町の人にこいつ大丈夫か? と白目で見られるくらい。
大丈夫じゃないのはあなた達だ、という女史の悲痛な叫びはどこにも届かない。
ってか、街の近所で爆裂魔法炸裂させてたら衛兵の人にめぐみんが怒られてたのも随分昔の話になっちゃったんだなあ。未だと、凄まじい爆音と地揺れが起こっても誰も気にしないレベルになってしまっている。
ああなるほど、震度3くらいの地震で大騒ぎする外国からの旅行者なんかを見る目というのは、こういうのなのかー。逆に外国人からはこういう風に見えるのかもしれない。
まあ、わりとイリス様もレイン某も街に適応してしまっている気がするのは、あれだな、某主人公の悪影響をウケてしまったせいだな。
あと、冒険者たち、普通にララティーナ呼びやめてあげてよ!! もう全員、普通にララティーナ呼ばわりじゃない、やめてあげてよ!!


【第三話 受付嬢はじめました】
これは酷いっ、だからもうやめてあげてよ!! って、やめてあげてばっかり言ってる気がするが、バニルは基本行動がそう叫んでしまうことばかりするからなあ。なんという鬼畜!!
でも、何気にバニルさん、モテるんですよねえ。あれ? もしかして概ね末期的なダメヒロインにモテてしまうカズマさんより、バニルの方がまともな女性にモテてないか!? ポンコツなところはあるとはいえ、ウィズも性格は良いですし。サキュバスたちはみんな献身的な女性ですし。そして何より、受付嬢のルナさんですよ。面倒見が良くて働き者で聡明で、とこの作品内でも屈指の良質な女性ですよ!?
しかし、バニルにもちゃんと仮面の下の顔ってあるのか。仮面が本体だろうに、ルナさんに悪魔でもいいからと言わしめるのは相当だぞ!?
いやでも、素顔を抜きにしてもあれだけの残虐行為を働かれながら、その後愚痴飲み会にバニルを付きあわせてるあたり……。


【第四話 用心棒はじめました】
やくざ者の悪党たちがアクセルの街を食い物にしようとしたら、アクセルの街の頭のオカシイ人たちに寄ってたかってひどい目に合わされる話。だめだ、こいつら本当に頭オカシイw
警備会社を名乗って無理やり店舗などに契約を迫り、強引に金をむしり取っていくミカジメ料の巻き上げみたいなものをやらかそうとした連中であったが、そんな常識的な詐欺寸前の行為など常識を踏み外した頭のおかしい人達には通じない!! まったくこれっぽっちも通じない!! 恐ろしいのは、めぐみんとかダクネスがやってたっぽい頭のオカシイ対応がまだまともに見えるところで……。
ダストとゆんゆんのマッチポンプ詐欺とか、本当に酷いんですけど!! そして、ダストの逮捕率がすごいことに。こいつ、この本の半分くらいは獄中だったんじゃないかw
まあ一番頭がオカシイことをしているのは安定のアクア様なのですが。
直接描写はされていないが、今回カズマさん、シリーズ史上最大の怒髪天状態に。今後も、これだけカズマさんがブチ切れる機会はないでしょうなあ、うんうん。


【最終話 リッチーはじめました】
生前はかなり名の知れた、人間の中の最強論争の中にさえ名前があがるくらいのアークウィザードだったというウィズ。その彼女がどうして死霊の頂点たるリッチーになってしまったのか。その過去を語る物語であり、ウィズとバニルの出会いの物語でもある。って、ウィズがリッチーになったのって、思いっきりバニルが関係してたんかい!
おお、人間の頃のウィズって、今のぽややんな温厚そうな性格と違って、クール系の雪の魔女なんて言われる冷静美人だったのか。
それが、煽り系最強のバニルに挑むようになって、身を持ち崩してしまった、と。悪い男と出会って身を持ち崩す系の女性、この作品多すぎますなあ。いや、元からそういう素質があるからこそ、なのですけれど。
ただ、ウィズが人間だった頃から彼女はバニルのお気に入りの中のお気に入りだったわけか。何となく、今も二人が一緒にいる、その仲の良さというか気心の知れた関係、のはじまりが此処にはあって、いいコンビじゃないですか。
ラストシーンは、予想外にいい話になってて、うん良かった。……でもさ、残り時間が少なくなってみんな思い残すことがないように一日一日を大切に生きてたって、ブラッドとロザリー、その結果がラストシーンのあれだとすると……うんうん、思い残すことがないように盛り上がったんだろうなあw

この素晴らしい世界に祝福を! 8.アクシズ教団VSエリス教団 ★★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を! (8) アクシズ教団VSエリス教団 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 8.アクシズ教団VSエリス教団】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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突然“アクア祭り”をやると宣言され、しぶしぶ協力することになったカズマだったが、巻き添えでなんとクリスまで祭りを手伝わされるハメになってしまう。そんなクリスは、神器の回収のためにカズマと屋敷に盗みに入るが、そこにいたのは“しゃべる鎧”で―。2つの祭りに、謎の鎧に、振り回されまくるカズマ。街中を巻き込んだ大騒動が始まる!
いやあ、笑った笑った面白かった。今回は息抜き回のお祭り回だったそうだけれど、こうやってグダグダ騒いでいるのが一番面白いんじゃないだろうか。アニメ化にあたって作品の宣伝文句も異世界生活に必要なのは大冒険じゃない! と言い切ってるわけですし。
いやでもマジにこれシリーズで一番おもしろかったですよ。前巻の7巻のダクネス結婚回から手応えは感じていたのですけれど、往時の、ウェブ連載時の最盛期のギャグのテンポと切れ味が戻ってきてるんじゃないでしょうか、これ。特に掛け合い部分のレスポンスが素晴らしいのなんの。カズマの悪ノリ具合は書籍化以来随分とスポイルされてて、彼のクズマとしてのキャラ自体薄めになってしまっていたんですけれど、最近ようやく元のあのたちの悪さが戻ってきてくれた感があるんですよね。今回も、アクアに無理やり巻き込まれて、という体で事態に首を突っ込んだものの、あとは殆どこいつが全部黒幕で祭り引っ掻き回してしっちゃかめっちゃかにしてやがりましたからねえ。しかも、懐に入れるものはちゃんと頂いて。この男、毎回身銭を切って色々となげうってるわりには、最後の収支計算は概ね黒字にしているのが侮れないです。ギャグ系の常として、大儲けしたあとは大失敗して財布スッカラカンになってしまうオチが多いんですけれど、カズマは金の亡者的な部分があるのに、カネの使いドコロは間違えないからなあ。
と、そのアコギというかフィクサー的な所業も然ることながら、そうレスポンスの話だ。他のキャラとの掛け合い、やり取りの応酬がまさに打てば響くと言った感じで、リズムテンポといい思わず笑ってしまうセリフの言葉選び、間合いがもうキレキレなんですよ。これは冒頭の、クリスの正体がついにバレる場面から顕著に現れていて……。会話の主導権を握ろうとするエリス様にいきなり初対面でパンツ盗ってごめんなさい、と言葉ヅラでは真摯に謝罪しながら、実質速攻で女神様をいじり倒そうとしているカズマのクズっぷりが如実にあらわれてて、うん、もう完全にカズマに弄ばれてしまうエリス様、最高に可愛いですw
ダクネス弄りも最高にノリノリに決まっていましたし、逆に小悪魔化が顕著になってきためぐみんに翻弄され、とヒロイン衆とのやり取りは本当に楽しかった。
遅れてきた真・ヒロインのエリス様はマジで可愛いっすねえ(しみじみ
もうあかんやろう、というレベルの残念女子ばかりのヒロイン衆の中で、ややポンコツ気味なところはあるものの、健気で献身的でイジられやすいエリス様の可愛さはやはり群を抜いています。さすがは女神。本物の女神様、世界最大宗派のエリス教のご本尊!! カズマ的にもエリス様は癒し系なんですよねえ、他の娘たちみたいにひどい目に合わされないし。だからと言って、こいつがエリス様に対してひどい目に合わせてる節がありますが。この主人公、ヒロイン相手だろうと振り回された分、やられた分以上にかなり盛大にやり返す、仕返しする野郎ですけれど、何もされなくても弄れると見たら、徹底的に弄りにかかりますよね……ドSだよなあ。でも、肝心の時はヘタレのくせにエリス様相手には緊張もせず口説きに掛かってるのはなんでだろう。ヘタレというか、雰囲気に弱いタイプなのでエリス様相手だと完全に主導権握ってるからあれだけ余裕で振る舞えるのか。エリス様、初心で受け身だからなあ。あれで、エリス様がちょっとでも攻めっけ見せたら、途端へたれるぜw でも、エリス様が本気になると、本気で誰も叶わなくなる可能性があるので、今のところはまだアワアワしててくれた方がいいのかも。
ただ、ダクネスもバツイチになって、天然なエロさに意図したエロさが加わってきたせいか、かなりエロエロで押してくるところが見えてきたし、何よりめぐみんですよ。何故か書籍化にあたってロリ化して女の子としての色気を喪ってしまっていた彼女ですけれど、最近とみに小悪魔化が進行してきて、言動にいちいち艶めいたものが混じることが多くなってきて、ドキッとさせられることしばしば。そう、めぐみんはこれなんですよ。あからさまにエロいダクネスに対して、めぐみんはさりげない仕草やセリフで魔性めいた雰囲気を見せて心臓を鷲掴みにする秘めたエロさが魅力だったんだよ。まさに往時のめぐみんのヒロインとしてのパワーが戻ってきた感じで、テンションあがってます。ラストも、実に男を勘違いさせてくれる、或いは本気の、ドキドキさせてくれるシーンでぶった切ってくれましたから、次回が実に楽しみ。
アクア様? うんうん、平常運転平常運転。元気元気。

 シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 5 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (5) (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 5】 羊太郎/ 三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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「先生と私は、将来を誓い合った恋人同士だから」学修旅行後、アルザーノ魔術学院に招かれた特別講師レオス=クライトス。彼から婚約者として突然の求婚を受けたシスティーナは、グレンを言い訳に断ろうとするのだが…。「お前とくっつけば、俺、もう働かなくていいじゃんッ!」グレンは夢の無職引きこもり生活ゲットのため『逆玉』を本気で狙うロクでもない行動に出始め―。システィーナを賭けて、レオスと担当クラス同士の魔導兵団戦で決闘をすることに。決闘の裏に潜む最凶の『正義』、そして魔導士を辞めることになった過去の事件と向き合う時、グレンの下す決断とは…。
うん、わかる。グレンの過去がどうだろうと、彼が本当はどんな人間だろうと、全部受け止め受け入れる覚悟を持っているルミアと比べて、システィーナはあまりにも覚悟据わってないんですよね。ルミア自身、その人生は常に非常の只中にあり、陽の光の下に曝け出せない後ろ暗い部分を抱え持っているだけに、いつ如何なる時も覚悟を決めて生きているし、その中で何が大切なのか、何を守らなければならないのか、というのを決して見失わない強さを備えている。それに対して、システィーナはあまりにも弱い。危急の時、自分がこれだ、と思ったことを貫けないし、こうしなきゃと思ったことさえすぐに揺らいで取りこぼしてしまう。普段の気の強さ、背筋をまっすぐ伸ばしたような正道を歩む姿とは裏腹に、命の危機に見舞われた時や人の悪意を目の当たりにした時、この世の闇の部分を覗いてしまった時、彼女は脆く崩れてしまう。怯え、怖がり、自分を保つ芯を持てない臆病者。好きな人を信じきることすら出来ない弱虫だ。
でもね、私はそんな彼女が、システィーナが愛おしい。誰よりも、自分の弱さに打ちのめされ、失望しているのが彼女だから。ルミアに対して敗北感を痛感し劣等感を感じているのが、彼女だから。
みっともないし、無様だし、情けない有様を晒しまくっているけれど、自分に絶望しかねないレベルでこれまで積み上げてきたものをボロボロと取りこぼし、剥がれ落としてしまった彼女だけれど、でも本当に最後の最後で、一番見失ってはいけないものだけは、諦めてしまってはいけないものだけは、死守してみせたから。
この娘は、とても弱くて臆病なこの娘は、それでもなけなしの勇気を振り絞ることが出来たのだ。弱い彼女だからこそ、恐ろしいもの怖いもの悍ましいものを受け入れられない、受け止められない弱いシスティーナだからこそ、言えるワガママがあったのだから。
諦められず、捨てられず、無様を晒してしがみついて守り通した、好きという気持ち。そして、怖いグレンを受け入れられない弱さが、振り絞った勇気によって振るわれて、きっとグレンを引き戻したのではないだろうか。
ルミアやリィエルならどうだっただろう。ここまで必死になって、グレンの回帰を止めることが出来ただろうか。パーフェクトヒロインの貫禄すらある、ルミアの愛の深さ器の大きさを考えると、たとえグレンが昔に戻っても、彼が抱える苦悩ごとまるっと包み込んでしまいそうな懐の深さがあるんですよね。ルミアのポテンシャルだと、グレンがどうなっても、その心の傷ごと癒やして救ってくれそうな趣きすら感じられるのです。でも、その大きさはグレンのこの時の非情の決意を引き止める役割を担えただろうか、とふと考えてしまうのです。
グレンは、先生のままで居られたかな、と。
それに、あの時、あの瞬間、グレンが過去と直面させられた時、その場に居たのはシスティーナだけだった。彼女しか居なかったのである。だから、彼女は頑張ったし、彼女にしか出来ないことをやってのけた。
無様でもみっともなくても、ちゃんと、システィーナはメインヒロインの看板、立てて居られていますよ。
勇気を持って、奮い立っているじゃないですか。

グレンにとっても、この娘はほんと可愛いんだろうなあ。でも、この一件はグレンにとってもシスティーナへの見方を大きく揺るがすものだったように思います。グレンを先生として引き止めたシスティーナですけれど、はからずもグレンにとってもシスティーナにとっても、お互いの関係を先生と生徒、という枠に収まらないものにする転機となったのではないでしょうか。

一方で、肝心の禁忌教典についてはひたすらと真実へと至るまでの道程の基礎固めを進めている感じ。なかなか核心へと踏み込まずに、周辺を入念に埋めてる感じだけれど、だからこそ一度核心へと事態が進むと一気にクライマックスまで行きそうな溜めが感じられるなあ。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 7 4   

この素晴らしい世界に祝福を! (7) 億千万の花嫁 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 7】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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魔王軍幹部の討伐報酬として大金を手にし、悠々自適の生活を送るカズマたち。そんな中一人浮かない様子のダクネスは、大物賞金首のモンスターを倒しに行こうと言い出したかと思えば、ついには突然、姿を消してしまう。「お前達とは、もう会えない。本当に勝手な事だが、パーティーから抜けさせて欲しい」残された手紙に3人が落ち込む中、ダクネスが領主と結婚するという噂が流れ―。仮面が笑い、大金が舞う。はたしてその結末は!?

だいぶ回り道した感がありますが、ようやくダクネス結婚編に。めぐみんがロリ化してしまったせいか、カズマのエロスを一手に引き受ける盾役として活躍していたダクネスが、ようやく正統派ヒロインとして扱われる機会が訪れてしまったわけですが……正統派?? うーん、正統派正統派……ないな、うん。
ドMとして精神的にも肉体的にも虐げられることに興奮してしまう残念女騎士としては、ゲスの極みの欲深領主に借金の方に食べられてしまうのは、むしろばっちこーいだったはずなのですが、カズマたちと過ごす日々に後ろ髪引かれてあれこれ足掻くことに。ある意味カズマに性癖を改造されてしまったと言えるんでしょうか、これ。ドMですら耐えられない言葉責め、精神に鞭打つ行為をこれでもかと乱打してくるカズマがテクニシャンすぎるのか。
この二人、お互いノーガードで打ち合ってお互いダメージ喰らってのたうち回るような力関係なのですが、ダクネスの普段の鉄壁すぎる防御力とは裏腹の、カズマに対する防御力ゼロっぷりは、相性がイイというべきなんでしょうかねえ。

置き手紙一つ残して、カズマたちの前から姿を消してしまったダクネス。接触しようにも、彼女は屋敷に引きこもったまま、連絡すらとってもらえない。じゃあどうしよう。屋敷に侵入してダクネスと接触しよう、というあたりまではまだまともな範囲なのかもしれないけれど、実際やってみると完全に屋敷に襲撃を仕掛け、お嬢様の寝室に押し入り、当のダクネスを押し倒して雰囲気作っちゃう始末。なにしに来たんだ、おいw 
その後の展開もそうなんだけれど、カズマたちのあの用意された舞台そのものをちゃぶ台ひっくり返すみたいにぶっ壊していくデストロイヤーっぷりは、やっぱり痛快ですなあ。中には自分たちで用意した舞台ですら、自分たちで台無しにしてぶっ潰していくケースもあるのだから、ある意味筋金入りである。自由(フリーダム)の意味を履き違えてるww
まあ往々にして引き金を引いてしまうというか、盛大に自分なら地雷を踏んで爆発させていくのはアクア様なわけなんですけれど、カズマたちも最初は制止する側にいてもある一定のラインを過ぎると自分たちも一緒になって地雷フミフミし始めるから、たちが悪いなんてもんじゃない。でも、手段もルールも選ばない、用意されていた手順や流れすらふっ飛ばしてしまうやり方は、どれほど達成困難な目的でも届かないはずの目標でも、手元に手繰り寄せてしまうハチャメチャさで、うんそれが何とも面白い。

さて、ラストで遂にこの作品の真ヒロインである女神エリス様に、最大のピンチが。その正体がカズマに露見し、クズマにバレてしまい、貞操の危機が。あかん、こいつにバレたら悲鳴も挙げられないくらいペロペロ全身舐め回されてしゃぶり尽くされるぞ!!


シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 4 4   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (4) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 4】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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分かり合えていたはずの想いは、無残にも引き裂かれた。
「…実は、わたし、あなた達の敵」
「…う、嘘…嘘よ…そんな…」
天の智慧研究会の魔の手により闇へと堕ちたリィエル。システィーナの説得も空しく、リィエルは親友ルミアを誘拐し―。一方、死の淵から復活を遂げたグレンは、アルベルトとの帝国軍コンビを再結成。反撃の狼煙を上げる!
「…行こうか。頼りにしてるぜ、相棒」
「抜かせ、誰が相棒だ。寝言は寝て言え」
かつての盟友と、囚われし少女たちの奪還を目指す!
な、なるほどなあ。さすがにあそこまでやってしまうと、リィエルは引き戻しようがないんじゃないか、と思ったんだけれど、これはグレンが自分で言っている通りに自業自得という面が非常に強い事態だわ。そりゃあ、リィエルの件をケアもせずに放置したまま逃げ出してたんじゃあ、言い訳のしようがない。こればっかりは時間の経過で良化するようなものではないわけだし、アルベルトもこれ、腹に据えかねても仕方ないぞ。なーんか、結構グレンに対して怒っている素振りを見せていたので、アルベルトの性格からしてグレンのドロップアウトに対してそこまで感情を揺らす要素がなかったものだから、あの苛ついてそうな態度には違和感を感じてたんだけれど、うん怒る。むしろ、もっと怒っていいくらい。リィエルの処遇に対しての厳しい物言いも、リィエルの事情からしてグレンがドロップアウトした時点でそうなってもおかしくなかったのを考えると、グレンに対しての叱責だよなあ。
これだけクールな物腰に反して中身が情に厚いキャラクターというのは、色々と美味しすぎる。もし、アルベルトが男じゃなくて女だったら、これヒロインとして圧倒的だったんじゃないだろうか。ルミアですら、太刀打ちできなかったかもしれない。現状において、教師であるグレンに対して対等であるキャラってアルベルトだけだものねえ。
しかし、グレンも相当に搦め手寄りの使い手だけれど、アルベルトも最強枠だというのに力押しじゃなくて、あらゆる勝ち筋を事前に用意しておくタイプだというのが面白い。これで地の力も並外れてるんだから、そりゃあ反則だよなあ。即興と周到を併せ持つ二人だからか、グレンとアルベルトがコンビを組むと際限なく運用の幅が広がるんですよね。ここに、力押しで全部ぶち壊せるリィエルが加わってたんだから、このトリオ、いったいどれだけ戦果をあげていたのやら。

一方で、面白いくらいに徹底的に潰されたのが、シスフィーナ。なんだかんだエリートだし、才能も豊富で将来有望な白猫さんだけれど、だからこそなのか今は徹底的に叩いて叩いて容赦なく切り刻んでいる感じすらします。ぶっちゃけ彼女、一巻からこっちイイトコロなしですもんね。成長していると見せかけて、更により大きな挫折を味わわす。果たして、彼女の中で渦巻いている無力感、悔しさは如何ばかりか。多少なりとも得た実戦経験や、成長の実感が一度は折れかけた彼女の心を奮い立たせていただけに、この落とし方の容赦のなさはゾクゾクするものがあります。
ここまで手ひどく圧倒的に踏み潰されたら、シスフィーナの内圧はどれほどのものになっているか。彼女の良い所は、その内圧が彼女の芯を歪ませる気配がまったくないところでしょう。悔しさ、自分への怒り、不甲斐なさに対する屈辱、無力さへの恥辱感。そのぐつぐつと煮えたぎるような負の内圧が、しかし彼女の場合フレームの歪みへと波及する様子が一切感じられず、正しくまっすぐ反発し反動し噴火しそうにしか見えないあたり、凄いなあ、と。もうなんか、絶対尋常じゃない化けっぷりを見せてくれそうじゃないですか。
人品の強さを最初から見せていることで、ヒロインとしての強度を見せつけているルミアに対して、システィーナはひたすらに優秀さ故の脆さ、人間としての弱さ、醜態を晒す無様さをぶちまけ続けていますけれど、彼女のこの弱い部分っていうのは、珠玉なんですよね。私は、この弱くて無様な彼女が特に好きなんだなあ。

さて、リィエルの彼女自身も知らなかった真実をはじめとして二転三転する状況は、後編はほぼ状況も明らかになってあとは消化試合かな、と考えていたのを蹴飛ばすような怒涛の勢いで、うん3巻からだいぶ空いたのも納得の出来栄えであり熱量でした。
そろそろ、敵さんの真打ちもその影が見えてきた感じですし、天の智慧研究会やルミアたち王族の秘密など世界の謎に関するあれこれも、段々舞台上にキーワードとして揃えられてきましたし、物語も次の段階に入った感じで、面白くなってきた。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 33   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (3) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 3】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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魔術競技祭後、学修旅行の行き先をクラスに告げたグレンは、男子生徒から神と崇められていた。その理由、ロクでなしを神とまで高めたその旅行先は…リゾートビーチで有名な離島。水着、お泊まり―。グレンに焚きつけられた男達は女子の露わな姿を求め、帝国軍顔負けの作戦を計画し…!?一方、男子を『馬鹿の巣』と揶揄するシスティーナは、ルミアの護衛員・編入生リィエルと仲良くしようとするも…リィエルはそれを拒絶。さらに、その不安定な心に付け入る男が訪れ―。生徒を惑わす闇を払うため、グレンの力が試される!
うーーん、正直言って普通。いやあ、ダメだよ普通でこじんまり落ち着いちゃったら。久々にレーベルの看板スターを張れるんじゃないか、というくらいの輝きを二巻では見せていたのに。微妙とは言わないけれど、これだと多数の中に埋没しちゃうよ。
しかし、こうして振り返ってみると、この人の作品の武器というかあの面白さって具体的に説明するのが難しいですよね。二巻とこの三巻、いったい何が違うのか。とりあえず、リィエルのキャラの掘り下げについてはあんまりよろしくない。彼女を扱いきれなかったのが、最大のウィークポイントだったんじゃないだろうか。少なくとも、ルミアとシスティーナの二人とリィエルが打ち解け仲を深めた描写の弱さと、リィエルの心の闇の深さの描き方、これにねちっこさが足りなかった為か、リィエルの反転のインパクトが軟いんですよねえ。あの程度でひっくり返ってしまうリィエルに危なっかしさよりも軽さを感じてしまった次第。彼女を引き止めるルミアたちとの絆も薄いため、それを振りきってしまう闇の深さも感じ取れないという往還になってしまってる。
あとねー、これはかなり偏った見方なのかもしれないけれど、クラスメイトの何人かに明確なキャラの配置の中での役割を与えてしまった事が、逆にキャラの枠や幅、関係性の自由度を限定してしまったような感じがして、眉間にシワを寄せてしまった次第。うーんでもこれって個人的な印象なんて、自信はないんですよねえ。これについては極々私的な感想ということで。
できればこのエピソードは一巻である程度決着をつけて欲しかった。これで続いてしまったのは冗長の感が否めない。全体的に微妙に物語の密度が薄かったんだよなあ、今回。
一方で、問題教師グレンをはるかに上回る常識知らず世間知らず無知無茶無謀の編入生リィエルの参入は、必然的にグレンに教師としての仕事を真面目にやらざるをえない状況に追い込むことになって、けっこうまじめに生徒のために走り回るグレンの姿を堪能できたのは楽しかった。
リィエルがちゃんと生徒の中に溶け込めるか、心を砕くグレンは何だかんだともう教師らしい考え方になっちゃってるんですよね。リィエルだけじゃなく、自分の担当クラスの生徒たちのことはよく見ていて、その生活や教室内での振る舞いなんかをきっちりチェックしていて、気を配っているんですよね。人を教える、ということについて疎かにせずに描いているあたりは、やはり好感が持てます。
できれば、次の巻はここを停滞とせずに打破していって欲しいのですが、果たして……。

1巻 2巻感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2 4   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (2) (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 2】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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正式に魔術講師となったグレンは、アルザーノ魔術学院で例年行われる魔術競技祭に向け、生徒たちに指示を飛ばしていた。
「先生がやる気出してるんだし、私たちも頑張らなきゃね!」
システィーナたちもグレンのやる気に応えるべく、優勝を目指していたのだが―当のグレンは優勝で得られる特別賞与を使った、借金返済を目論んでいただけで…!?
そして訪れる競技祭。学院が熱気に包まれる中、女王を守る親衛隊に異変が…。女王を取り押さえた挙げ句、なぜかルミアを狙ってきて!?「処刑!?そんな勅命聞くか!馬鹿」拒絶された生徒を守るため、グレンの魔術が秩序を正す!
おおおっ、なにこれ凄い面白くなってるんですけど!? 一巻も新人作品としては標準を超えた高いレベルの良作だったんですが、この2巻はそれにもまして、これが二作目とは思えない完成度なんですよね。物語性、エンタテインメント性、キャラの魅力が抜群に輝いていて、その上で語り口が軽快で笑えるところは笑わせて、ワクワクさせてくれるところは盛り上げて、緊迫感を必要とするシーンでは引き締めて、と読んでいる間、夢中になって読んでました。
楽しかった!
うん、これに尽きる。
一巻ではまだ主人公のグレン先生がヒネちゃってて心象悪かった分、それを取り戻すのに一杯一杯だった部分があるのでしょう。その分、この2巻では最初から先生らしい所を……あれ、あんまり見せてないかな。まあ給料日よりもだいぶ前にギャンブルでお給金殆どスッちゃったり、おっちょこちょいで調子の乗ってポカやったりと、うん、そういう失敗談も親しみやすいんじゃないかな。一方で、ちゃんと生徒たちの事を考えて、一緒になってお祭りを楽しんでいるあたりは、すごくイイ先生してるんですよ。誰か特定の、少数の生徒の為の教官じゃなくて、一クラス二十人近い子供たちをしっかりと見てるあたりは、特に、ね。
それに合わせて、システィーナとルミア以外の同じクラスの面々もどんどん前に出てきて、わんさと作品上を動き回るキャラたちが増えたのは、作品そのものを賑やかにしてくれて、お陰で狭い範囲じゃなくこのクラスメイトの子たちみんな、ひいてはこの魔術学院、そして世界観そのものが好きになってきているように思えるのです。
読んでて、純粋に、ああこの「作品」大好きだなあ、とニコニコ笑いながら思えるようになってきた♪
一方で、裏では前回のテロにも通じる陰謀が進行しているのですが、前回の感想で危惧していた、一教師という立場で今後、どういう形で不自然ではなく国家規模の陰謀やテロリズムへのカウンターに首を突っ込む事になるのか、というのに見事に一つの応えを出してくれたのではないかと。勿論、これは今回限りではあるんでしょうけれど、ルミアの抱えていた事情と合わせて、本当に成り行きのまま上手いこと、クラスのお祭りでの優勝も含めて、表と裏の事情を話の本筋に収束させてくれたからなあ。このあたりの構成も文句なしでした。
グレン先生、軍隊時代はあんまりいい思い出ないみたいですけれど、任務があったとはいえあんな風に屈託なく力を貸してくれる仲間、同僚が居たのなら、決して悪いことばかりじゃなかったんでしょうか。ルミアを救い、約束を交わした時のように、何もかもが無駄で酷い事だけではなかったのでしょうし。過去を全否定するのではなく、ルミアとの約束のように、仲間たちとの出会いがあったように、そこに確かな光があったのなら、これからの教師生活にも、知識や経験だけではない糧としてグレン先生を成長させてくれるのではないでしょうか。
その意味では、教師と生徒たち、一緒になって成長していける物語なのかなあ、これは。そして、グレン先生の少年の頃からの夢と情熱を、一緒に共有していけるようになるのだろうか。
今回の黒幕は、国家の中枢にまで入り込んでいて、どうやら根っこは相当に根深いものであることが発覚したけれど、そこにはあの空飛ぶ幻影の城も関わってくるみたいですし、これからの話の展開が非常に楽しみ。
ともかく、これは先々の飛躍を非常に期待させてくれるシリーズになっていました。今後の注目株ですよ。

1巻感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 3   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (富士見ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるも―結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー!
あれ? 本当に最近、主人公が指導者というタイプの作品が増えてきているんだろうか。
この手の作品の特徴は、ヒロインを主人公が指導する、教え導く……というのでは実はなくて、主人公がある種の挫折者であることが多いのですね。レベル1からスタートして成長していくタイプの主人公ではなく、進んだ道で一通りの経験を得ている主人公なのです。その分、生徒であるヒロインたちよりも人生経験を多く積んではいるものの、その歩んでいた道からドロップアウトして教師、教官の道へと入ってきた場合が多いので、決して目をキラキラさせてお前たちを一流の◯◯にしてやるぜ、と熱血している人はあんまり居ません。むしろ、生徒たちの交流で停滞していた時間を再び動かし始める、挫折を乗り越え改めて未来に希望を抱くようになる、行き詰まりを打破して新たな夢を見るようになる、という風に生徒たちを引っ張るよりもむしろ、生徒たちに引っ張られるようにして後ろから支える形となり、一緒に進み始める、というパターンが多いのではないでしょうか。
多分に漏れず、本作の主人公にして図らずも教職につくことになったグレンも、かつて夢見た理想を踏みにじられ、失望に心をズタズタされてドロップアウトした口でした。そのまま、保護者のスネかじって高等遊民していたら、いい加減おかんに泣かれて無理やりおかんが用意してくれた講師職に就く羽目になった、という……ある意味首を絞めたくなるような経緯を辿った野郎ですが、辞めたい一心でまじめに仕事もせず、生徒たちに迷惑をかけているあたり、ちょっと殺意が湧いてきたり……いや、マジで。あの授業態度はいただけない。拗ねたくなる理由はわからなくもないが、職を用意してくれたおかんにも失礼だし、その八つ当たりに生徒たちは関係ないわけですしね。いい年した大人なんだから、もう。
社会に出て現実を知って傷ついて絶望して……だからといって、まだ何も知らずに目をキラキラさせて頑張っている学生たちを蔑むのは、彼らの可能性を否定するのは、まさに大人げない、というものなのでしょう。現実を教えてやるのは大事ですが、自分と同じ失望を共有させようというのは間違っている。幸いにして、グレンはそこまで堕落してはいなくて、むしろ生徒たちのひたむきさに、かつて自分が魔術に抱いていた理想や、楽しさ、希望と言ったものを思い出していくことになります。それは、彼の身に降りかかった出来事の中で色あせ振り返ることもなくなってしまったものですが、だからといって少年の頃、抱いていた楽しい思い出は否定されるものではなかったはず。そして、同じように今の生徒たちが抱いているものを色褪せさせていいものではないはずなのだと、思い改めてからの精力的なグレンの講師活動は……その授業内容の革新性や充実ぶりもさることながら、生徒に対しての、生徒の未来に対しての姿勢そのものが素晴らしいものでした。
可能性を否定するのではなく、守り育てていくもの。それこそ教師の鑑であり、またそうすることによって生徒たちを通してかつてグレン自身が失っていた情熱を徐々に取り戻していく様は、見応えあるものでした。
まあ難しいのは此処からなんですけどね。
教職という主体でこのまま物語の主人公を続けていくにしても、毎回テロと戦うのも変な話ですしね。先生の仕事を蔑ろにして、変な陰謀に首を突っ込んでいくのも変な話ですし、あくまで講師としてどう物語を転がしていくのか。生徒たちを教え導き、同時に生徒たちに教えられ、という主軸さえブレなければ、なんとでもなるのかもしれません。それに、空飛ぶ幻影の城、という魔術という学究の夢の目標がキッチリと存在しているので、その意味では先々までしっかりと構成が組んである土台の広い物語なのかもしれませんね。
この女子生徒の制服が、へそ出しルックなのは色々と狙いすぎなんじゃないかと心配になりますけれど。お腹冷えますよ、この制服。
個人的には、大魔術師でありグレンの保護者役でもあるセリカが、見た目の若さとは裏腹に、完全に中身子供にだだ甘な過保護オカンだったのに笑ってしまいました。穀潰し状態の時も、働くようにせっついてはいるものの、最終的に追い出すつもりは毛頭なかったみたいだし、グレンが講師として能力を示しだした時の浮かれっぷりときたら、幼稚園で息子がお遊戯会の主役を頑張ってるビデオを周囲に無理やり見せて回って自慢するお母さんか! という有り様で。ダダ甘じゃないかw
まあ実際、グレンは幼い頃から女手ひとつで育てた本当の母親みたいなものみたいなので、しゃあないっちゃ仕方ないんですが、これじゃあ弟子じゃなくて完全に息子だよなあ。しかも、子離れ出来てないw

この素晴らしい世界に祝福を! 4.鈍ら四重奏 ~ナマクラカルテット~3   

この素晴らしい世界に祝福を! 4 鈍ら四重奏 ~ナマクラカルテット~ (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 4.鈍ら四重奏 ~ナマクラカルテット~】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「最高級の紅茶が入りましたわよカズマさん」
至福のひと時をアクアと微笑み合う。あぁ、お金って素晴らしい。―国家転覆罪の容疑が晴れたカズマは、報酬を手に入れ毎日家でゴロつくダメ人間と化していた。
「ねぇ、冒険に出たいのですが…」
そんな引き籠もりを更生すべくめぐみんとダクネスは2人を温泉旅行に連れ出そうと画策する。そして一行が訪れたのは水と温泉の都アルカンレティア。そこはアクシズ教団の総本山でもあり!?
あれ? この温和そうな美人さん、誰かと思ったらウィズなの? ちょっと美人すぎるでしょう! いや、美人なのは知ってましたけれど、ウィズっつーたらもっと薄幸そうというか、薄暗いところが似合いそうな不幸そうな美人だと思ってたので、どちらかというと陽の下が似合いそうなご令嬢風情なのは意外でした。2巻のSDキャラは片目に髪がかかっていて、ウィズっぽかったんだけれど。
ダクネス編続くのかと思ったら、これ一旦中断ですか? なんかえらい中途半端なところで中断してしまいましたが、何となくエピソードがぶつ切りというか、上手くつながってない気がするなあ。Web編からはだいぶ話もずれてきているので、そのあたりは解消されていると思うのですけれど。
さて、毎度のごとくあっさりと死んでしまうカズマさん。これまではまだ不可抗力なところがありましたけれど、今回は文句なしに、無駄死ですね! だがしかし、カズマさんが死ぬのは無駄じゃないのです。何しろ、カズマさんが死ぬ度にエリスさまが登場するのですから。主人公が死なないと登場してくれないメインヒロイン! なんてイケズなヒロインなのでしょう。いやでも、死ぬ価値ありますよ。エリスさまのメインヒロイン力ときたら、アクアが5とすると、エリス様なんて5000ですからね! しかし、パットは史実です。伝説上の曖昧な伝聞などではなく、厳然とした史実です。
めぐみんが幼女化して縮んでしまったので、希少価値は下がりましたけれど、以前は数少ない極光の担い手だったのですよ。壁に登れ!
もう、毎巻死ぬのノルマにしようず。

しかし、アクアさま、かなり魔王退治拘ってますね。アクアさまの性格からして、コロッとそういうの忘れて現世を堪能してしまっていそうなものなのですが。
さて、そんな崇めるにはあまりにもマニアックというか悪趣味な女神さまであるアクアを信仰する邪教アクシズ教団の本拠地であるアルカンレティアへと慰労旅行に向かうことになったご一行。あの街に慰労で行こうというのがそもそも間違っているのですが。魔王軍も関わりあうのを嫌がって泣いて逃げ惑う超極悪集団アクシズ教の本拠地ですよ? ぶっちゃけ、魔王城よりも難易度高いです。まあ、この巻見ている限りではただの迷惑集団に収まっているようですけれど。わりと本気でやばい集団だったんですけどねえ。紅魔族の里とこのアクシズ教本拠地だけは、魔王軍の幹部ごときが手を出しても、むしろ幹部の方に同情してしまうような目にあって、追い出されるのがオチだと思ってたのですが。
アクアさまも、健気に頑張る姿はまるで本物の女神様みたいなんですけれど、頑張り方がバタバタすぎて女神とかには全然見えないのはさておき、あんまり頑張りすぎるとせっかくの駄女神の駄がとれてしまって、単に女神っぽい人になってしまうので、もうちょっと頑張ってポンコツしていて欲しいものです。泣きべそかいてるアクアさまが一番可愛いので、これはこれでいいのですけれど。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 2.中二病でも魔女がしたい!4   

この素晴らしい世界に祝福を!  2    中二病でも魔女がしたい!  (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 2.中二病でも魔女がしたい!】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「…金が欲しいっ!」
カズマは異世界で初めての冬を迎えようとしていた。本格的な冬に馬小屋暮らしは辛すぎる。生活拠点の確保が急務だ。そんなカズマに「屋敷に住み込みで悪霊退治をして欲しい」と願ってもないチャンスが訪れる。普段はポンコツ駄女神でも、こと除霊に関してはエキスパートのアクアがいるので、二つ返事で依頼を引き受けたカズマだったが…!?「小説家になろう」で人気を博す異世界コメディ第2巻が登場!
おおっ、ダストくん、ちゃんと出番あったんだ。よかったな〜。てっきり、存在自体抹消されてしまったかと危惧していただけに、彼とそのパーティーの登場には安心しました。でも、此処で出すならベルティア戦後回しにしてちゃんと出してあげたら良かったのに、と思わないでもない。
とはいえ、第一巻で異様に多かった構成などの違和感やチグハグは大幅に解消され、妙にキャラの薄かった主人公のカズマも、さすがはカズマさん!と思わず勘違いで尊敬してしまいそうな「アレ」な感じになってきて、さあさあ面白くなってきた。

さて、今回の2巻はサブタイトルからしてめぐみんがメインみたいに見えるけれど、そんなことは全然なかったぜ! というか、むしろダメっ子三人娘の中では一番見せ場少なかったんじゃないだろうか。今回は恐らく次巻のダクネスメイン回の前振りもあってか、ダクネスにネタがふられるケースも多かったですし。いやあ、彼女も段々本番入ってきましたね。積極的ドM娘に見せかけて……いや、見せかけじゃなくて本気でドMなんですが、そういう本性とはまた別に、一番恥じらいが強くてメンタル防御力が紙装甲なのがダクネスなのです。押せば押すほど受け入れちゃうところは、今回の恐らく書き下ろしかと思うサキュバス編での一幕からも明らかではないかと。ってか、いくらなんでもそのシチュエーションで逆らえずに背中流しちゃうダクネスが押しに弱すぎる!!(爆笑
ダクネス姉さんは、これからもエロス担当で頑張ってくれるはずなので、そのまま性的に突き抜けてくださいw

今回から、リッチーのウィズやアクアの女神の後輩にあたるエリス様が本格参戦。この二人の安心感は、ついついめぐみんやアクアとくらべてしまうためにか、もうこの人らとパーティー組んじゃえ、と思わないでもないのだけれど、ウィズも貧乏属性がかなり酷いのでパーティーを組めば組んだでろくでもないことになるか。先々、仮面さんとか苦労してるしなあ。一方で、エリス様はどう考えても優良株。優しくて茶目っ気があって優秀で気がきいて性格も良い、と某ポンコツ女神とは比べるべくもなし。もしこの作品の真ヒロインが誰かと問うならば、圧倒的にこのエリス様に票が集まると思われるんだが、何しろカズマの野郎、しょっぱなに彼女にやらかしてるからなあ(苦笑
あれで嫌われてないあたり、本当にエリス様は女神さまやでぇ。

逆に、アクア様の方は逆さまの意味で安定まっさかり。どのパートでも揺るがぬ駄女神ぷりを遺憾なく発揮中。トイレの女神様、宴会芸の神様呼ばわりはまだイイほうで、ウィズ相手には露骨にチンピラ属性を発揮していますし、わりと深刻にアブない宗教の元締め、という事も発覚し、マッチポンプはやらかすわ、勤労意欲に欠けることニートなカズマに勝るとも劣らなずで、わりと浪費家で金銭に関して計画性が欠如していたり、トドメに知力はこれ以上あがりませんw
うん、安定してる安定してる。
ここまで酷い面白ヒロインはなかなか貴重ですよ? 天然記念物ですよ? 君子危うきに近寄らずですよ?

脇を固める人材も充実してきて、ようやく足場周りが固まってきた感じ。次回におもいっきり引っ張るラストの展開からして、三巻は本格的にダクネスがメインになる話と思われます。こっからカズマさんの偉い人が泣いて帰ってくださいと懇願するほどの、何をしでかすかわからない恐怖の冒険者伝説のはじまりを期待したいところ。ウェブ版とは違う書き下ろし展開も待っているようですしね。楽しみ楽しみ。

1巻感想

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま3   

この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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ゲームを愛する引き籠もり少年・佐藤和真の人生は、あっけなく幕を閉じた…はずだったが、目を覚ますと目の前に女神と名乗る美少女が。「異世界に行かない?一つだけ好きな物を持っていっていいわよ」「じゃあ、あんたで」ここから異世界に転生したカズマの大冒険が始まる…と思いきや、衣食住を得るための労働が始まる!平穏に暮らしたいカズマだが、女神が次々に問題を起こし、ついには魔王軍に目をつけられ!?

「耕される!」
が初っ端からなかった時点であれぇ? となったんですよね。あの掴みで冒頭からガッツリハマった感があったんで。いやだって、耕されるってw
というわけで、「小説家になろう」で絶賛連載中の人気作が、書籍化されてスニーカー文庫から出版される事に相成りました。かくいう私も、この作品ほんとに大好きで毎回ゲラゲラ腹を抱えて笑ってたんですよね。滅茶苦茶面白かったんだこれ。一度読んだらはいおしまい、のギャグものとは違って、何度繰り返し同じ場面読んでも笑えてくるんですよね、これが。それだけではなく、場面場面の勘所では思わず胸がスカッとするような痛快な展開も数々備わっていて、もっともそれも普通考えられない突拍子もない、或いはなんてクズいやりかたなんだ、
と思わずひっくり返って爆笑するようなやり口で懸案をふっ飛ばしてくれるので、楽しいわ笑えるわ気持ちいいわの三拍子揃った快作だったのでした。
ヒロイン三人衆がまた素晴らしく残念で、高位の女神様にも関わらず知力が著しく低いアホの子で後々トイレと宴会芸の女神様として有名になる駄アークプリーストのアクア。最強の魔法である爆裂魔法を操る天才アークウィザードだけれど、使える魔法はその爆裂魔法だけ、他の魔法は意地でも習得しない、しかも一発撃つと魔力切れを起こしてダウンしてしまう駄魔法使いのめぐみん。超絶的な堅さを誇りながら攻撃スキルを一切取らずまず攻撃があたらない、しかも陵辱系エロゲヒロインみたいな境遇に憧れる、好みのタイプは無力な女性をいたぶってゲヒヒと笑う脂ぎった豚みたいなオヤジ系、というドMクルセイダーのダクネス。
この娘たちがまた、本当に酷いんですよね。もう、筆舌しがたいひどさ。仮パーティーを組んだあるチンピラ冒険者が、ガチ泣きでカズマに勘弁して下さい許してくださいこいつらとパーティー組むの無理ですタスケテ、と縋って許しを請うほどの壊滅的なひどさ。なんですけれど、付き合うぶんには結構可愛いのでタチが悪いんですよ。
残念系ヒロインって、結構日常的に接触するのも勘弁して下さい、みたいな性格破綻者も多いんですけれど、この子たちはおもしろ可愛いくて愛らしさが極まっているので、嫌う人はいないんじゃないかなあ。ダクネスなんか、今はまだドMさが結構キモいんだけれど、被虐嗜好とはまた別の棚で女の子らしい恥じらいを見せるシーンものちのち増えてくるので、カズマに弄られまくって赤面しまくるようになるとたまりません。特に本名が知れたあたりから。これは、次巻以降になるのかな。

うーん、でもねえ……。この書籍版、ものすごくぶっちゃけて言ってしまうと、ウェブ連載版の方が面白いです。決して大きなストーリー改変なんかはないんですけれど、主人公のカズマを筆頭に、全体的に灰汁がかなりスポイルされてるんですよね。書籍化にあたってかなり文章をスマート化したんでしょうけれど、その細々と削ってしまった描写や言動が、無駄に見えてキャラクターや世界観に大きな肉厚を与えていたんだなあ、とこうして比べて読んで見るとよくわかります。特にカズマは、これ同一人物か? と首を傾げてしまうほど印象がかわっちゃってるんですよね。というか、非常にキャラの濃さが薄くなってる。この男、本来はもっととんでもない輩なんですよね。悪知恵が働くとか知恵が回る、というのとは少し違って、もっと身も蓋もないというか、わりとクズというかゲスというか、何を仕出かすかわかんないびっくり箱みたいなやつなのです。それがなあ、なんだかえらく存在感がボケてしまって、そこらへんによくいる印象の薄い主人公みたいになっちゃってるんですよね。いや、これでも十分クセがあるんでしょうけれど、ウェブ版の印象と比べるとなあ。それに、ゲームが好き云々と連呼しているのも、なんだかなあ、という感じで。ゲームが好きだからゲームでやってたみたいなやり方で解決しよう云々とか言い出すと、途端に言動が安っぽくなっちゃうんですよね。カズマのキャラにしても、世界観にしても。まったくふざけた世界ですけれど、そんなゲームみたいな世界じゃなかったはず。
あと、めぐみんがロリ化してしまったのもなあ。のちのち、わりとめぐみんとはラブラブでエロいイベントが待っていただけに、めぐみんがロリ化してしまったらベッドの中でイチャイチャ展開とか出来ないじゃないっすか。紅魔の里編とかどうするんだろう。
キャラだけではなく、話の構成なんかも巻の終わりに話を盛り上げて締めようとしたせいか、魔王幹部編を持ってきたせいで、それまでのいくつかのエピソードが端折られてるんですよね。お陰で構成や話の辻褄が微妙にギクシャクしていてぶつ切りになってしまっていたり、このカズマのパーティーのどうしようもなさと、でも一緒に冒険することで育まれていく残念ありの仲間意識の醸成までがカットされてしまったせいで、ダクネスやめぐみんのキャラが馴染む前にクライマックス入っちゃって、えらい唐突感ありますし、この街の他の冒険者たちとの交流もなくなっちゃってるので、最後の戦いでカズマが街の人達の事を心配したりするシーンも浮いちゃってるんですよね。そもそも、デュラハン戦もなんかリズム悪くなってたしなあ。そうだ、ミツルギとの対決もカズマさんのもうやめてあげて!と言いたくなるようなハチャメチャっぷりが削られてて全然盛り上がりたりなかったし。
とにかく、あっちゃこっちゃでチグハグしてしまっているのが、何とも残念で残念で。この作品って、こんなもんじゃないはずなのに。
一応、本番はこれからというか、さらに盛り上がってくるのはダクネスがヒロインとして活躍するお話からではあるのでそこから持ち直してくれることを期待したいです。

 

7月8日

南野 海風
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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千月さかき
(カドカワBOOKS)
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アルト
(カドカワBOOKS)
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神山 りお
(カドカワBOOKS)
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港瀬 つかさ
(カドカワBOOKS)
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7月7日

ゆずチリ
(KCデラックス)
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桑原太矩
(アフタヌーンKC)
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光城ノマメ/しまな央
(アフタヌーンKC)
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SNK/あずま京太郎
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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やつき/澄守彩
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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石口十
(シリウスKC)
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田口ホシノ
(シリウスKC)
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川上泰樹/伏瀬
(シリウスKC)
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伏瀬/柴
(シリウスKC)
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園原アオ/割田コマ
(シリウスKC)
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錬金王/五色安未
(シリウスKC)
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FUNA
(SQEXノベル)
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佐賀崎しげる
(SQEXノベル)
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葉月秋水
(SQEXノベル)
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ももよ万葉
(SQEXノベル)
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7月6日

四葉夕卜/小川亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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朝賀庵
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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細川忠孝/山村竜也
(ヤンマガKCスペシャル)
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硯昨真
(宝島社文庫)
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7月5日

Kindle B☆W DMM


にゃんたろう
(ドラゴンノベルス)
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八華
(ドラゴンノベルス)
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二八乃端月
(ドラゴンノベルス)
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7月4日

レオナールD
(一迅社ノベルス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)
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藤本タツキ
(ジャンプコミックス)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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yatoyato
(ジャンプコミックス)
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土田健太
(ジャンプコミックス)
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橋本悠
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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三条陸/芝田優作
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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有馬あるま/フカヤマますく
(ジャンプコミックス)
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田中靖規
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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堀越耕平
(ジャンプコミックス)
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古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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晩野
(FUZコミックス)
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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