上野遊

農村ガール! ★★★☆   



【農村ガール!】 上野 遊 メディアワークス文庫

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敏腕キャリアウーマンを目指して一流企業「月見食品」に就職した華。念願叶って希望の部署に配属されたと思いきや、勤務先は秋田の山奥にある営業所だった!赴任初日に熊に襲われ、指導係のイケメン上司は時代錯誤の頑固者。さらに与えられた仕事は想像もしなかったとんでもないもので―!?豊かすぎる大自然の中で生きる意味を見つめ直す、お仕事奮闘物語!
いやあ、これタイトルちょっと違うんじゃなかろうか。タイトルからしても、ジャケット見ても、都会の女性が農村に来て農業やる話だと思うじゃないですか。
農業じゃないんですよ、猟師! 猟師やるんですよ!
業務の一環で、農作物を荒らす害獣となる野生動物の駆除のために狩猟免許を取得し、雄大で美しいしかし危険な山を体感し、命を奪うという行為に向き合うという、どちらかというと「猟師ガール」なお話なのである。
まあ、普段の業務は提携農家相手の仲介だったり営業だったりと猟師やること自体少ないし、
舞台が農村であることは間違いないのでタイトルもハズレているわけじゃないんだけど。でも、どちらかというと「狩猟」が主題に近いだけにちょっと農村ガールじゃわからないですよね。
昨今、狩猟免許を取得する人が減り、趣味だったり実益のための副職だったり自分の農地を守るために免許を取得するのではなく、公務員……市役所だったり村の職員なんかが害獣被害の対処のために免許取ることがある、みたいな話は聞いたことがあったのだけれど、まさか一般企業でも似たようなパターンがあるとは。
普通に東京で大卒で就活して一般企業に就職できて、入社と同時に地方に行かされて現地でいきなり、じゃあ狩猟免許取得してね、はさすがに想像つかないだろうなあ。青天の霹靂である。
仕事の内容なんてほんと千差万別で、実際何をやるかなんてその時にならないとわからない、というケースも決して珍しくはないだろうけど、これは変化球極まっている。
しかも、上司の本城は前の部下で大失敗したおかげで、最初から都会人でしかも女性な華に対してどうせ山は合わないんだからさっさと辞めろ、という酷い態度で最悪なんですよね。彼なりの理由はあるんですけれど、華からしたらこれ知ったこっちゃないわけですし、言い訳のしようもないろくでもない対応なんだよなあ、これ。不器用で済まされんでしょう。
負けん気の塊である華でなければ、早々に挫けても仕方ない理不尽さでしたし。今どき華みたいな体育会系の負けず嫌いって希少種なんじゃなかろうか。
ただこの子もかーっとなると冷静さをすっ飛ばす娘であって、かなり無謀な行動を反射的にしちゃうところがあるし、考えなしに動いてしまうところがあって危なっかしいことこの上ない。
ラストの展開なんぞ、あれ彼女だけじゃなくて助けに行った先の子供だって危なかったんですから。一言、誰かに連絡でも言伝でもしていれば後から続いてきてくれただろうに、これだと遭難者が一人増えちゃっただけに終わっていた可能性もあったわけですし。
華を一般的なキャリアウーマンではなく、山奥の営業所に行かせた社の人事の人、彼女の性格的にこういう現地密着型の現場の方が似合っていると見抜いたのは慧眼なんだろうけど、同時にこういう危なっかしい娘に実際危ない山に行かせてしまったのはどうなんだろう、と思いたくなってしまう。まあ、都会でも道路に飛び出れば車に惹かれるし、強盗に立ち向かえば怪我をするし、何より大きな案件で暴走されると被害がえらいことになるので、どっちもどっちか。
そこまで無鉄砲で考えなしの暴走娘、というわけでなくちゃんと社会人としての常識わきまえた娘さんだ、と言いたいし普段はその通りだと思うんだけど、実際二回はやらかしてるだけになあw
さすがに肝心の銃に関しては臆病なくらい慎重に取り扱っているので、誤射とかは大丈夫そう。
最近は狩猟免許に関する漫画やなんかもあって、そのプロセスについては目にすることもあるのだけれど、改めて話としてみるとやっぱり銃という危険物を取り扱うためにかなり二重三重のチェックが入るんですよね。とは言え、チェックに引っかかりさえしなければ面倒ではあっても大変な苦労をしてとらなければならない、というたぐいのものではないので、必要あって取得しようという人にとっては決して無闇にハードルが高いものではないのではないでしょうか。
でも、生命を奪うという行為は必要であってもやはり心理的壁が高いものです。そんな機会のなかった都会の人間にとってはなおさらのこと。可哀想、とかそういう中途半端な気持ちとはまた違うんですよね。ただただ純粋に、怖い。殺すという行為に竦んでしまう。
華は、ただ仕事のためというのではなく、山での暮らし、農村での暮らしを好きになっていく上で、そこで生きていくために、撃つ覚悟と向き合っていくことになります。その過程が普通に山ぐらし農村ぐらししてるだけでは経験できないハードさ加減だった気もしますけど。あれだけ熊に何度も襲われてめげない華は、ちょっと不屈すぎやしないですかね!?

上野遊作品感想

うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。 ★★★☆  

うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。 (電撃文庫)

【うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。】 上野遊/りいちゅ 電撃文庫

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落ちこぼれ騎士志望のカイが採用されたのは、辺境の国ブラウファルト聖王国。代々清らかなる聖女が治めるこの地で、「聖女様の騎士になれる!」と心踊るカイ。しかしそこで待ち受けていたのは、見た目は天使、中身は悪魔な「ブラック聖女」のフローラ姫だった!? 
「お前の仕事は金儲けだ。余の小遣いを稼げ!」
フローラの命令で金策に走るカイだが、特産品を作るため飛竜を狩って牙を取れだとか、温泉を探して観光地を作れだとか、無茶振りの嵐。姫様ラブなメイドのリーリエも厄介で、果たしてカイは念願の騎士になれるのか!? ブラック聖女と半熟騎士の、おしごと(!?)ファンタジー開幕!
いやいやいや、全然腹黒じゃないと思うんよ、この聖女さま。腹黒って、こう根が黒いというか素が黒い、腹の底で何を考えてるかわからない、常に何か企んでる、というオモテウラの使い分けが上手い人、本音を器用に繕える人というイメージであって、このフローラ姫はむしろ逆なんですよね。
公式用に聖女らしい清楚で優しい仮面被っているのはTPO的に当然として、身近な人間にあれだけあからさまに態度悪いの見せちゃってるのは、単に対人スキルが不器用すぎるだけで腹黒とは言い難いんですよね。先生には外面良いけど、好きな子に偉そうに突っかかるしか出来ない小学生のガキンチョを腹黒とは言わないのと同じように。ってか、フローラ姫、根の方が黒いどころか真っ白すぎて、むしろ腹白なんですよ。リアル聖女様かよ!というレベルの善い子ちゃんなのである。わかってしまうと、ブラックな無茶振りも子供かというような拙い言い訳というか繕い方で、言ってることを裏返しにしたらそのまま本当は何を言いたいのかわかってしまうような代物で、この子謀略能力とか政治的な言い回しとか全然ないんじゃなかろうか、というくらいに。
この娘の辛いところは、それだけ善人でありながら現実に夢を見ることの出来ないリアリストでもあり、しかしその如何ともしがたい現実をどうにか出来るような大宰相としての見識も君主としての辣腕も、そもそも実権からして持っていなくて、その現状と自分の能力についても正しく認識してしまっている、というところなんでしょうなあ。彼女は正しく聖女以上でも以下でもないわけだ。
しかし、それでもなお殆ど立憲君主制となっている国家の君主でありながら、お飾りに甘んじることなく国をよくしようと出来ることを必死に探し続ける責任感。本人は決してアピールが上手いとはいえないどころか、下手くそ極まるのだけれど同時に繕うのも相当下手っぽいので、傍から見てたらそりゃもう彼女がどれだけ頑張ってるのか、というのはあからさまなくらいにわかってしまうだけに、国内の人気というのは高いんでしょうね。それも、国政に関わっている人の方が彼女の聖女としてのガワではない彼女自身の魅力を見る機会も多いのでしょう。
それこそ、現実に即していない夢と希望を胸にいだいて、この聖女さまの下に就職してしまったカイもまた、ドストライクに彼女の聖女っぷりにやられてしまったわけだ。
どれほど熱望しようとも、つまるところふわっとした夢でしかなかった「騎士になりたい」という願い。現実を見れば、物語みたいな騎士なんて平和になった世の中では必要とされず、もし居たとしてもやること仕事と言ったら、剣を振るって悪い魔物と戦いお姫様を護る、なんてわかりやすいものではなく、まあ国それぞれの騎士の用い方にも寄るのだろうけれど、フローラ姫の国ではやることと言えば姫様の雑用係、良いように言うなら執事役。
でも、二進も三進もいかない枯れた国情の中でもフローラ姫が聖女を全うしていたように、どんな仕事内容でも、そこに思い描いていた騎士の在り方を形は違えど体現できる。そも、騎士とはなんぞや。なりたかった騎士とはなんぞや。ふわっとして実体を得なかったそれを、こうして確固たるものとして見出したのだから、カイくんは自分のなりたいものに見事になれたのでしょう。現実に即した形で。それも、妥協ではなくより充溢した産物として。羨ましいことです。ってか、なんだかんだと飛び込み採用の新入社員で姫様、ってか事実上の女王陛下の最側近になれたとか、どれだけ小国でも大成功でしょうに。いや、収入と業務内容は釣り合ってないぽいけれど。でも、もう政略結婚とか関係無さそうな時代に、年頃の姫様の一番身近な男性としてお近づきになれた、というだけで諸々取り返しがつきそうじゃないですか。
それはそれとして、最後の大事件。あれ国際的にけっこう責任問われそうな気もするんだけれど。自分たちで解決できたとはいえ、世界の危機を誘発してしまったわけですし。先々、大変そうだなあ。

上野遊作品感想

D9 聖櫃の悪魔操者 34   

D9―聖櫃の悪魔操者― (3) (電撃文庫)

【D9 聖櫃の悪魔操者 3】 上野遊/ここのか 電撃文庫

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悪魔憑きの少年ソーマと少女悪魔メルヴィーユ。二人は旅の仲間ファムにいざなわれ、“箱船の守り人”のアジトを訪れる。しかしそこは、何者かに壊滅させられた後だった―。襲撃者は、世界を守るはずの教会の人間。ソーマは、信じてきた教会の闇を暴く決意をする。一方聖都では、教皇ディアドラが世界の滅亡を予見。箱船が人々を救うとし、民衆を街へと集めていた。果たして古の伝説“箱船”は、人々を救うのか、それとも滅ぼすのか。人と悪魔の最後の戦い。ソーマとトーマ、因縁の兄弟の邂逅。すべては教会の総本山、聖都で決着する―!少年と少女悪魔の世界を救う旅、堂々完結!
仇であり宿敵であり絶対の壁であったトーマがこうなってしまったのは、残念と思う部分もあるのですが、兄弟の相克として捉えるならば単に正面からぶち当たってぶち破るよりも複雑な切なさがあってよかったんじゃないかと思うんですよね。あれを目の当たりにした時のソーマの混乱とやりきれなさは感情がぐるぐると渦巻いて行き場をなくしている感がひしひしと感じられて、実に良かったんですよね。仇であり敵であったからこそ、そのまま保たれていたものもあると思うんですよ。尊敬し、敬愛していた兄という肖像。それは、憎悪スべき絶対否定すべき敵となっても、何をやっても跳ね返されうわまられ見下され、太刀打ち出来ないんじゃないか、と思わされる巨大な壁として、ある意味変わらぬまま尊敬していた頃と同じようにそびえ立っていたんじゃないだろうか。それが、自分の手ではなく、ガラガラと崩れ去るのを目の当たりにしてしまった衝撃。そうして再びこみ上げてくる、兄への愛情。憎んでも呪っても、それでも奥底にこびりついて離れなかった兄への親愛。あのぐちゃぐちゃになってしまったソーマの感情は、実に堪能スべき価値のある描写だったように思う。
兄とその婚約者で好きだった幼馴染への想い。それは思っていた決着とはならなかったけれど、ケリはつけれたと思うんですよね。考えていた結末とは違っていても、だからこそ昇華できたんじゃないだろうか。そうなった時、ソーマに残されていたのはあれからずっと傍に寄り添っていてくれた悪魔の少女との絆だったわけである。メルはその辺意識していなかったみたいだけれど、後半にはいってソーマはずっとメルと自分との関係について向き合っていて、世界が滅びようとしている瀬戸際にあって、いやだからこそか、メルのことを自分の中心に置いていたように見える。言動がいちいちメルのこと大切にしてたからなあ。まあ真剣に受け止めればう受け止めるほど、肝心のメルの方がビビってヘタレるという有様だったわけですけれど。あれほど積極的に見せておいて、いざとなるとビビってしまうあたり、実に可愛い娘さんである。
ともあれ、後半はもうクライマックスの盛り上がりは半分くらい二人のラブストーリーみたいになっていて、残念ながらファムの方は入り込む余地なかったですねえ。それはファム自身も自覚していたみたいで、無駄な足掻きをみせなかったところは潔いとは思うのですけれど、気持ちの良いヒロインだっただけに勿体ないと思わないでもなかった。でも、今回に関してはメルがずっと可愛かったからなあ。ファムとメルも随分仲良くなってある意味ソーマ相手よりもイチャイチャしてた感があったので、それはそれで……うん。
いろいろ短縮してまとめたっぽい急ぎ足のラスト突入でしたけれど、まさにカタストロフ! と言わんばかりの世界滅亡の危機の迫力は、クライマックスの盛り上がりとしては十分だったんじゃないでしょうか。
二人の関係についても、綺麗にまとめてくれましたし、満足のハッピーエンドでした。
もうあれだね、お幸せにー。

シリーズ感想

D9 聖櫃の悪魔操者 2 3   


D9―聖櫃の悪魔操者― (2) (電撃文庫)

【D9 聖櫃の悪魔操者 2】 上野遊/ここのか 電撃文庫

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少女悪魔メルヴィーユと悪魔憑きの少年ソーマは、仇であるソーマの兄を探し世界を旅している。賢者の石を狙う少女ファムも加わり、旅はより賑やかに。そんなある日、ソーマの前にこの世には存在しないとされる“天使”憑きの騎士が立ちはだかる。長剣を駆使する騎士に苦戦し川に落ちたソーマだったが、その間に、騎士とファムの行方が知れなくなってしまう。ファムを探すソーマたちがたどり着いたのは、失伝機械群の引き上げで賑わうクレオン湖だった。悪魔と魔法と失伝機械群が支配する大陸ファラディースを舞台にした、デーモニックアクション第2弾!
これは完全にオカルト抜きのSFだなあ。今回、旧世界を滅ぼした大悪魔の一体が登場するのだけれど、これっていわゆる高次生命体的な存在じゃなく、どう見ても生体兵器の類なんですよね。そもそも、一部の意思ある悪魔以外は徘徊するモンスターでありつつも、どこか人形とか機械めいたものを感じさせられる代物だったのですが……うん、今回の天使や魔剣の件を見ても、厳密な意味でこれ魔術のたぐいは使われてないよね。ほとんど魔法の領域だったとしても、これは科学の領分だわ。そもそも、前回登場した悪魔も、意思は持っていたものの、どちらかというとそれは魂在る意思というよりもプログラムめいた邁進性が感じられたし。
でも、となるとここで特別になってくるのが、悪魔メルヴィーユなんですよね。彼女については、それこそ本物の心が感じられる。ソーマを愛し、ファムと喧嘩しながらも友情を育み、敵であるロウたちに情けをかける優しさを持った、普通の女の子のような悪魔。彼女については、悪魔であるのに人間のような心を持っているヒロイン、として捉えるのではなく、実はもっと違う方向からのアプローチが仕掛けられているヒロインなのかもしれない。
にしても、挿絵いいですよね。うん、素晴らしい。メルの感情豊かな表情が随所に描かれていて、彼女の魅力を割増する大きな要素になっている。大泣きしてソーマを追いかける場面なんて、必死な彼女のセリフと相まって、思わずキュンとなってしまったし、だからこそソーマが土壇場で踏ん張って奮起する展開に素直に手に汗握って熱くなれた気がする。今更だけれど、イラストは大事ですよ?

それからいいなあ、と思ったのが、良いことをしたら、ちゃんと報われ、褒められるのが正しい事なんだ、とちゃんと話の中で示してくれたこと。この作品の主人公であるソーマは、悪魔憑きとして世間からは冷たい目で見られ続ける存在である。悪魔憑きの力を使って人を助けても、決して感謝されないし、それどころか恐れられ追われる存在である。一巻の大陸鉄道を悪魔の一群が襲った時、ただソーマに守られるだけではなく、ピンチになったソーマを身を張って助けてくれた善良で勇気のある乗客たちが、ソーマの肩を叩いて彼の活躍を讃えてくれた気の良い人々が、ソーマが悪魔憑きと知った途端、掌を返したように態度を変えてしまったのは、読んでても辛かったんですよね。本当にいい人達だったから尚更に。
ソーマは、見返りを求めるような性格でもないし、いちいち傷ついたりするような繊細な心の持ち主でもなかったけれど、やっぱりこういう態度取られるのは辛かったと思うし、良いことをしたのに褒められもせず、それどころか石を投げられ、憎まれるというのは、たとえ現実がそうなんだとしても、そういうもんだ、と受け入れて認めてしまうのは、絶対違うと思ってたんですよ。
だからこそ、ファムが色々と落ち込むソーマに対して、君が落ち込んでいるのは見当違いで、良いことをしたのだからと褒めてくれて、助けてくれた事を感謝してくれて、彼を肯定してくれたのは、なんだかとっても嬉しかった。そして、そういうのをちゃんと強く主張してくれる子をヒロインとして出してくれるのが嬉しかった。
こういうのって、意外と大事な事なんだよなあ。

それにしても、天使憑きの兄ちゃん、あれこれあって、真実が明らかになった途端に二人だけのラブラブ時空を構築してしまったのには参った(笑 いいんだけど、いいんだけど。ハッピーエンドに優るモノなし。

1巻感想

D9―聖櫃の悪魔操者―3   

D9―聖櫃の悪魔操者― (電撃文庫)

【D9 聖櫃の悪魔操者】 上野遊/ここのか 電撃文庫

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“終末の厄災”より千年―悪魔と魔法と失伝機械群が支配する大陸ファラディース。少年ソーマは、美しき少女悪魔メルヴィーユと契約し、共に世界を旅している。悪魔を召喚し、故郷を滅ぼした実の兄を探して。旅の途中、ソーマの兄の手掛かりを得るため、二人は高名な悪魔学者が住む街デルナに立ち寄る。異国のメイドと、父のような悪魔学者との出会い。そこで二人は、街を揺るがす大事件に巻きこまれてしまう。悪魔憑きの少年ソーマと、少女悪魔メル。その旅が“世界の命運”を握ることを、二人はまだ知らない―!

これって、読んでみないとわからなかったんだけれど、濃厚にウエスタンの風味がありますよね。荒野モノ、というべきか。しかも、高次科学が罷り通っている西部劇。トライガン、みたいな感じの。つまり、ウエスタン・ファンタジーに見せかけたSFである。
こういう荒野モノは無条件に大好きなんだけれど、それだけでなく上野さんの丁寧な構成が光ってる。この人もいい加減ベテランの領域に入ってきたんだけれど、さすがにここまで生き残ってきただけあって安定性が抜群になって来た気がするんだが、何故か人気に結びつかない不思議。今回は絵師さんもいい感じに肉感的に魅力的なヒロインを描ける人なので、イラスト面からも隙はないと思うんだが。カラー口絵、ご馳走様でした。いや、マジでエロいです、あのプニプニっとした肌感触は。自分、若干ふとももフェチのきらいがあるので、あの絵はドストライクでしたよ、うんうん。
さて、荒野の定番と言えばもちろん大陸横断鉄道である。ぶっちゃけ、馬は居なくてもいいけれど必然なのは鉄道なのよね、ウエスタンって。SFだろうとファンタジーだろうと生粋のマカロニだろうと、鉄道は必須。それを冒頭から持ってくるあたり、抑えどころを心得ております。鉄道が襲撃を受ける所まで。もっとも、襲ってくるのは鉄道強盗やネイティブではなく、この作品の場合「悪魔」と呼ばれる怪物たちなのですが。
その悪魔たちは、どうやら世界各地の伝承や神話に出てくる高名な怪物たちで、厳密に一神教の聖書によって悪魔認定されている存在だけじゃなく、キリスト教関係ない神話体系も引っ括めて全部悪魔扱いされてるんですよね。この見境なさには設定の丁寧さに対して大きな違和感を感じていたんだけれど、どうやらこの悪魔たち、オカルトサイドとは厳密には言いがたいみたいなんですよね。そのカギを握るのが、記憶喪失のメルヴィーユ。
わりとチラホラと見た覚えのあるパターンだと推察されるんだけれど、そうなるとかなり壮大な話になりそうで、むしろワクワクしてくる。できれば、このまま大風呂敷広げていって欲しいなあ。ここで出会った悪魔学者がああいう形になっていたということは、話としては膨らまずにこの場で収まってしまった、というわけでもありますしね。
いや、ファムの正体が謎なので、彼女とつなぎがつけられただけで、外枠とライン繋がったのかもしれませんけど。
キャラクターに関しては、最初の方はどうもまだ動きがぎこちなかった感がありました。これは、必ずしもメルとソーマがうまく行っていなかったのが原因なんだけれど、メルはソーマに対してベタボレなのに対してソーマがメルに対して距離を置いてたんですよね。素っ気なさがかなり本気だったので、ベタベタがイチャイチャにならずにあんまり良い空気にならなかったんだなあ。
これが改善されたのが、ファムが絡んできたからなのです。ファムがメルを悪魔と知りながらも対等の立場で突っかかってきたもので、顔を合わせれば口喧嘩の大喧嘩の繰り返しになってしまったんだけれど、それでメルがイキイキと活力を得だして輝きだしたのでした。それに合わせて、ソーマもメルに対して普通の女の子に接するような気遣いや優しさが垣間見えだし、突き放すにしても阿吽の呼吸で心を許した掛け合いの一貫として、のものになってきたんですよね。
正体不明の謎の女なファムですけれど、思いの外人間関係に化学反応を起こしてくれました。これで、彼女の正体がストーリーに深く関わるものだったら、さらにおもしろくなってくるのですが。

ともあれ、まずははじまったばかりの導入編。世間から白い目で見られ、殆どお尋ね者同然という状態もあって、このままダークヒーロー路線に行くのかどうなのか。二巻の舵取りが楽しみなところです。

上野遊作品感想
高次科学が罷り通っている

魔王のしもべがあらわれた! 4 3   

魔王のしもべがあらわれた! (4) (電撃文庫)

【魔王のしもべがあらわれた! 4】 上野遊/一真 電撃文庫

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南の島から戻った後、様子のおかしいシュバルツリヒトを元気づけるため、僕こと椎名明は彼女を誘って町へと繰り出した。しかしそこでは思わぬ出来事が!「パパ、会いたかった!」突然現れたこの真っ白な女の子は誰!?ってか、パパって僕のこと!?(み、身に覚えないぞ!)ヒカリと名乗る少女は僕から離れてくれず、ひとまず僕とシュバルツはヒカリを椎名家に連れ帰ることに。でもいくら「パパ」と間違えてるとはいえ、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりはまずいでしょ!?椎名家に波乱を呼ぶヒカリの正体とは!?そしてついに魔王復活!?シリーズついにクライマックス。
あー、最後ちょっとバタバタして終わってしまった感があって残念だったなあ。本作の真骨頂というのは、やっぱりアットホームな家族ものとしての雰囲気だっただけに、今回最終回にも関わらず冒頭から要と小虎が早々に離脱して別行動になってしまったのはかなり大きな影響があったんじゃないでしょうか。結局、この二人については最後まで明たちと絡むことなく終わっちゃいましたし。折角、前回で軋轢が溶けてシュバルツと明、桜と要と小虎という家族のサークルが完成していただけに、それを崩したまま終わってしまったのはやっぱり勿体無かったですよ。自分にできることを必死に頑張る子どもたちに、自分たちの手が届かないところで頑張る子どもたちを何とかサポートしようとする頼りになる大人たち、というこの作品特有の見応えのある構図もなかったですしね。ともかく、お話をたたむことに終始してたようで、上記した理由もあって全体的にバタバタしてる感が否めなかった気がします。もうちょっとじっくり、シュバルツと明の関係を熟成させてくれても良かったんですけれど、それも「アカリ」が加わってそれどころじゃない状態のまま、核心へと至ってしまったからなあ。
魔王の正体については、明にそれらしい予兆が全くなかった為に一体どういう真実が待っているのかと首を傾げていたのですが、なるほどそっちからのアプローチでしたか。この間のシュバルツの変な反応の意味を捉えそこねていたのですが、シュバルツ自身の正体がそこまでイビツなものと思っていなかったので、思い至らなかったなあ。決して珍しい展開ではなかったと思うのですけれど。
しかし、こういう存在は正体が不明であるからこそ畏怖が生まれるもので、いざ本当に姿を表してしまうとそれがどれだけ強力な存在だとしても結局、物質的な脅威に過ぎないんですよね。あんまり、過去の戦争再び、という感じでもなかったですし。あれはやはり、種同士の存亡を賭けた戦争だったからこそのおぞましさがあったので、魔族の正体が明らかになってしまったり、最終的に「種全体」ではなく「個」との戦いになってしまった事はスケールダウンの印象を強めてしまったような気がします。
今回一番わり食ったのは、やっぱり要だよなあ。何気にお姉さんがひっそりとあんな事になってしまったのは、この作品のシビアな部分を表しているようで、何度も首肯するところではあったのですけれど、要個人としてはダメージ半端なかったでしょうし。
個人的にかなり好きなシリーズだっただけに、完結まできちんとこぎつけたのは良かったですけれど、もうちょっとイイ所で着地して欲しかったなあ、というのが正直なところでした。
桜ちゃん、お仕事お疲れしたー。

1巻 2巻 3巻感想

魔王のしもべがあらわれた! 3 3   

魔王のしもべがあらわれた! III (電撃文庫)

【魔王のしもべがあらわれた! 3】 上野遊/一真 電撃文庫

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自称魔族のシュバルツリヒトに腹黒お嬢様・要、ロリっ娘エージェント・桜に虎耳娘の小虎…不幸体質な高校生・椎名明こと僕の家の居候は、ついに4人に増殖!しかも猫が苦手なシュバルツは、獣化能力を持った小虎を毛嫌いしているし、頭が痛い毎日を送っている。そんなある日、僕たち5人は要の提案で南の島へバカンスに行くことになる。海で遊んで温泉に入って…と一足早い夏を楽しむ僕らだけど、島に異変が起き始める。一人、また一人とメンバーが消え始めたのだ。その魔の手はついに僕にも襲いかかってきて!?魔王のしもべと贈る居候ラブコメ第3弾。
シュバルツはぺったんこー、なんだけれど決して幼児体型ではないんですね。この水着姿はスレンダーとして非常に良い色気を醸し出しているように思います。
そんなこんなで水着回。オチも含めて完全に幕間の回でありました。健気に懐いてくる小虎となかなか打ち解けないシュバルツをなんとか和解させたり、要がどうやら本気で明に好意を抱き出していたり、と改めてファミリーとなった五人の絆を深める方向に持って行きたかったんだろうし、その目論見は一定以上に達成はさせられているんだろうけれど、個人的にこの作品はもっと大きな戦争の後に訪れた平和の影に潜む社会的な歪みや悪意に、健全な善意や優しさで向き合いながら、一度引いた波が再び押し寄せてくるようにひたひたと近づく破滅、或いは再びの戦争の予感に備える、そんなそれなりの緊迫感や生真面目さが根底で佇み続けている事が特徴として生きているシリーズだと認識しているので、ここまで完全に弛緩しきってしまうと、他のゆるいラブコメとの差別化、或いは上野遊作品という色が薄れてしまいかねない、と危惧してしまう。
お遊び回として自体の質は標準以上に高く、普通におもしろいんですけどね。自分としてはこのシリーズには普通に面白い、以上のものを求めているだけに、少々物足りなくはありました。
とは言え、事故を通じて影響者としての能力を暴走させてしまい、今なお破綻し続けている要の妹や、自称魔族を名乗りながらその正体については結局不明なままだったシュバルツリヒトが初めて見せてしまった不穏な動き。など、先々の大きな展開に繋がる伏線となりそうなネタは随所に仕込まれているのです。特に、シュバルツの彼女自身無自覚な怪しい行動は、彼女の言動が実はかなり嘘偽りのない真実に近しいものだったのではないかと予感させてくれる。それに繋がり、幼い頃から明が常に不慮の事故に見舞われ続けてきた、という不幸体質にも人為の影がかいま見えてきた。
鍵は、椎名明の死、か。
次はデストロイの季節、と明言されてしまった以上、モラトリアムはここまでか。次に起こるだろう破綻の開始に期待したい。

しかし、桜ちゃんは見た目がロリっ子だというだけで、言動や普段の所作から内面描写は完全に大人の女性そのものなので、しかもロリバアアとか人外ロリと違って、普通に頼りになる社会人の女性なんで、あんまりちびっ子というイメージ湧かないんですよね。これが映像化されたらまた話は違うんでしょうけれど。
あと、小虎の健気さは完全に兵器レベルw ヤンチャそうに見えて、大人しい子猫みたな子だなあ。これで懐いているのが主人公だけならまだしも、要や桜、そしてシュバルツにもすごく懐いているので、愛玩レベルがたまらん領域に。これ、小虎に冷たいシュバルツが好感度ガタ落ちしてしまいますがなw

1巻 2巻感想

魔王のしもべがあらわれた! 24   

魔王のしもべがあらわれた! II (電撃文庫)

【魔王のしもべがあらわれた! 2】 上野遊/一真 電撃文庫

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自称魔族が学校侵略!?
獣耳少女も参戦の居候ラブコメ第2弾!

 僕を「魔王」と呼ぶ自称魔族のシュバルツリヒトと、大財閥の腹黒お嬢様・要がセーラー服で教室に現れた! まさかの学校侵略!?とおののく僕だけど、どうやら見た目小学生な政府のエージェント・桜の仕業らしい。当然のことながら、美少女二人の登場で学校は大騒ぎになる。
 へとへとになって帰路につく僕に、さらなる災難が。正体不明の獣耳少女が襲いかかってきたのだ!
「おのれ毛玉の眷属め!」「にゃ!」
 問題児3人娘との同居生活も続行中。魔王のしもべと贈る、居候ラブコメ、大波乱の第2弾!
あれ? なんだろう、すっごく面白かったよ!? 前回は人の言うことを聞かない大迷惑少女で少なからずストレスの対象だったシュバルツリヒトが多少なりとも環境に適応してきたからでしょうか。もうすっごい可愛いんですよ、シュバルツちゃん。それも、女の子として可愛いというよりも、ワンコっぽい可愛らしさ。そしてワンコはワンコでも、忠犬気取りのヤンチャで気忙しい子犬、という感じで、一々仕草やら反応が可愛いんですよね。学校に転校してきてどうなるかと思いましたけれど、少なくとも周囲を顧みない言動で授業やら日常やらをぶち壊しにする事もなく、危なっかしいながらもなんとかやってけてましたしねえ。幼馴染のデカ女ちゃんに猫可愛がりされて、怯えて尻尾を丸めて魔王さまの背中に隠れるシュバルツちゃん、でら可愛いっす。しかしいいのか自称四天王(笑
この子をワンコと捉えると、後から登場した小虎にやたら突っかかっていったのも、いきなりテリトリーに入ってきて、ご主人様に構われだした子猫に嫉妬して憤る子犬だと思えば実にしっくりするのです。

こうして見ると、意外なほど二巻になってこの主人公の椎名明にシュバルツリヒト、鹿島要に大門桜、という椎名家の家族サークルが機能しだしているんですよね。要お嬢様が愉快犯的な行動原理とは言え、かなり身内としての立場で明を助けたり、シュバルツリヒトのフォローに回りだしたのも何気に大きいんですよね。いつの間にか凄く親身になってくれてて、この擬似家族がうまく回る橋渡しやフォロー役として立ちまわってくれてるんですよね。まさしく名前通りの要として機能してくれているのです。そして、桜さん。この人も見た目小学生の大人、という立ち位置からして狂言回しかと思ったら、ちゃんと保護者としても社会人としても明たちの頼もしい後ろ盾となってくれてるんですよ。元々、明からしてその境遇から歳の割に非常にしっかりとしたメンタルなのも相俟って、ワイワイと賑やかに過ごしている割にこの家族、びっくりするくらい安定感があるんですよね。シュバルツリヒトが無茶苦茶しなくなった事もあってか、要と桜が遊び心たっぷりありすぎるので結構ノリノリで話が進む割に安心感が揺るがないので、なんだか落ち着いてこの愉快なノリを楽しめました。
そこに現れた行き倒れの異国の少女。この子がまた儚げで健気で幸薄そうで、おとなしく遠慮がちなくせに懐っこい子猫そのもので、またえらく絆されるんですよ。
彼女の境遇が、またこの世界の社会問題と直結した世知辛いを通り越した、戦後の被害者そのものなんですけれど、無常感のみじゃなく、ちゃんと少年少女たちの真っ直ぐな正義感を、大人たちの真っ当な善意が後ろで支えてくれている展開は凄く好きです。この大人たちこそが、自分たちの無力さ、非情で酷薄な現実を何度も目の当たりにして打ちのめされてきたからこそ、悲劇に対して必死になって手を差し伸べようとしてるんですよね。でも、その尽力は大人ゆえの立場や視点からどうしても行き届かない部分がある、力を尽くし切れない部分がある。悔しいでしょう、忸怩たるものがあるでしょう、それでもなお諦めず、柵に囚われた自分たちに変わって直接悲劇に切り込んでいく少年少女たちに、彼らは祈りを託し、同時に子供たちがどうしようもできない分野で両手を広げて受け止めてくれる、そんな大人たちの姿勢がすこぶる心を打つんですよね。
人が残した悪意に対して、子供も大人も等しく憤り、人として見過ごせないとして、人として恥ずかしくないように、出来る事をやりつくそうとする。できないことは出来る人に託して、自分の出来る事に全力をつくす。
いい作品ですよ、いい話ですよ、これは。腐臭すらする社会問題を背景に忍ばせながら、戦争の傷が色濃く残る戦後という枠組みを映し出しながら、そこにしっかりと人の情を描き、心あたたまる交流を描き、胸のすくような結末を用意する。
繰り返しますが、いい作品ですよ、これは。一巻の時からは思わぬほどいい作品になりつつある。このまま埋もれるには、実に惜しい作品になっていってると思います。
なんとか、軌道に乗って欲しいんだけどなあ……。

1巻

魔王のしもべがあらわれた!3   

魔王のしもべがあらわれた! (電撃文庫)

【魔王のしもべがあらわれた!】 上野遊/一真 電撃文庫

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(自称)魔軍四天王 “千刃のシュバルツリヒト”(勝手に)出陣!!

 17歳の誕生日、一人暮らしの僕のもとに、死神みたいに真っ黒な少女がやってきた。彼女は自分を滅んだはずの魔王軍の四天王“千刃のシュバルツリヒト”だと名乗り、 なぜか僕を『陛下』と呼んだ。それって僕が魔王ってことか!? 
 最初は取り合わなかった僕だけど、自分の影から武器を生成する力を持ったシュバルツリヒトを追って、大財閥の腹黒お嬢様・要と、見た目小学生な政府のエージェント・桜が現れ、僕の私生活は混迷を極めていく──って、何がどうなったらこの3人の問題児が僕の家に居候することになるんだよ!? 魔王のしもべと贈る居候ラブコメ開幕!
ああ、最近はやりの魔王さまとその部下の話だなあ、と思って読んでたら、謳歌する日常生活の裏側に戦争の爪痕があったり、力ある者と一般人との間に徐々に軋轢が生まれつつあったり、と社会問題がきな臭く燻っているあたりが、上野遊さんらしいなあ、と思わず納得してしまった。
というのも、この人、デビュー作の【彼女は帰星子女】から、物語のバックグラウンドが社会派寄りに重きを為していて、そこから波及してくる社会問題が主人公たちの人間関係や行動選択に大きな影響を与えてくる、というなかなか歯ごたえのあるパターンを得物としていたんですね。
てっきり、その辺りはこの新シリーズでは取っ払って、お気楽に魔王さまコメディを展開するつもりなのかと思ってたら、案の定この世界では三十年前に異世界からの魔族の侵攻があって、多大な被害を出しながらこれを撃退した、という社会背景があり、しかもその戦争の際に人間側に目覚め、増えだしている「影響者」と呼ばれる異能力者と一般人との間に徐々に不穏な空気が全世界規模で広がりつつある、という舞台設定が出てきたわけです。
この、戦争があった時期が三十年前、というのがまた味噌なんだよなあ。戦後すぐ、という過敏な時期ではなく、しかし歴史としてしまうにはまだ近すぎる過去。戦争被害からの復興がようやく一段落つき、次の時代を見据えながらも過去の傷跡が執拗に絡みついてきて新たな問題が生まれていく、というまさに過渡期の時期なんですよね。そうした時代をわざわざ選ぶ渋さが、またこの作者らしさと言えるわけで、私としては非常に好みなんですけれど、なかなか売れに繋がらない理由の一端でもあるんだろうなあ……。
とまあ、そんな時代背景が物語に敷き詰められているわけで、お話の表向きのノリそのものは明るい巻き込まれ型ドタバタコメディなんですが、人類の敵である魔族を名乗って、主人公を魔王さま呼ばわりして大騒ぎするシュバルツリヒトの行動は何気に相当の綱渡りだったりするのです。これ、戦中とか戦後すぐ、少なくとも戦後十年十五年あたりまでの話なら、下手したら相当に血なまぐさい、バイオレンスな話になってたんじゃないだろうか(苦笑
少なくとも、シュバルツリヒトの主張を痛い子の妄想、として処理されるには、時代が過敏に反応してしまっていただろうし。
実のところ、彼女の主張が真実で、主人公が魔王であり、シュバルツリヒトが魔族である、という事実が明らかになる、という展開にならず、不明のまま濁されてしまったのも、仕方ないっちゃしかたないんですよね。だって、はっきりしちゃったら、その時点で日常崩壊ですもの。痛い子の笑い話、として置いておかないと、主人公とシュバルツリヒトは本気で人類の敵として追われるハメになってしまうわけですから。魔族という存在に対して冷静に対処するには、三十年という月日はまだ短すぎる。まだ、正体を濁したままにしておかないと、話が初っ端からゆるいラブコメから明後日の方向へとすっ飛んでいきかねない。
……でも、すっ飛んでいった方が個人的には面白そうなんですけどね。「影響者」と一般人との軋轢が世界規模の低烈度紛争へと発展していきかねない危うい社会情勢の渦中において、人類に敵対的でない魔族の出現というのは劇薬であると同時に、未だ戦後を引きずる世界にパラダイムシフトを強いる大きな要因とも成り得ると考えられるわけで。鹿島のお嬢様が影響者を集めて何を目論んでいるか、にもよるんだけれど、場合によってはこの話、「戦後」を終わらせる物語、という社会派なお話へと進路を切ることも可能性としてはあり得ると思えるんですよ。まあ、誰がそれを望むか、という問題点もあるんですけれど、作者の【エアリアル】を見てるとねえ……私としちゃあこっちでもやらかしてほしいなあ、と思っちゃうんですよね。
とは言え、普通のゆるいラブコメとしても普通に面白いですし、私は上野さんの文章好きなので、そっちの路線でも買い続けますけどね。ただ、ラブコメで行くにはお話がもったいぶりすぎてて、今回完全に序章仕立て、話がぜんぜん進んでない状態なので、早急にラブコメの骨子を固めてゆるゆるなりのパターンを築かなきゃいけないんでしょうけど。

でも私は、ラブコメしながらもハード路線、が好みなんだけどなあ(チラッ

上野遊作品感想

エアリエル 3.偽りの黒い椿 3   

エアリエル〈3〉偽りの黒い椿 (電撃文庫)

【エアリエル 3.偽りの黒い椿】 上野遊/夕仁 電撃文庫

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「私はマコトのことが好き──!」
美少女パイロットとの恋と冒険の物語、第3弾!


 お互いの想いを伝え合ったはずのミリアムとマコト。しかし、豪華客船でのキス以来、二人の仲はなぜかぎくしゃくしてしまっていた。
 そんな時ミリアムが、反政府勢力レヴァンテの任務で潜入捜査をすることになる。潜入先は、ミリアムの父の会社を廃業に追い込んだ航空機メーカー社長の別邸『椿の館』だった。しかもその館は、うら若き乙女しか入ることができないという。ミリアムが心配なマコトは、なんとか一緒に任務に就こうとするが ──!?
 恋と冒険の物語、第3弾登場!
今回のサブタイトル、意味深でどこかほの暗い展開を予想させる不安を掻き立てられるような文句で、前回の婚約者だったお嬢様が凄まじく病んでしまったのも相まって、相当壮絶な展開が待ち受けているのかと覚悟していたら……ちょっ、そういう意味だったのかよ、偽りの黒い椿w
しかも、内容ときたらダークサイドに突入どころか、前回で気持ちを確かめ合ったミリアムとマコトが二人きりで敵地に潜入し、敵地にも関わらず二人きりで甘々な雰囲気をダダ漏れにしながらイチャイチャしまくるという、ある意味予想を斜め上に上回る凄まじい展開に。ミリアムさん、ツンデレこじらせ過ぎ!!
マコト以外に肌をみせるつもりなんかないんだからねっ! とか、ツンツンしながらも言ってる内容が態度と逆すぎますから。
しかしまあ、上野さんが本格デレ展開を描くとこんなにも甘々なシロモノになってしまうのかー。作者のこれまでのシリーズって、【彼女は帰星子女】は心通じ合っても恋に溺れるような展開にはならなかったし、【銀槌のアレキサンドラ】はそうなる前にシリーズ途絶しちゃったものですから、実のところ作者のこういうラブラブな話って初めて読むんですよね。しまったなあ、まさか一旦青信号になったら主人公もヒロインも立ち止まることすらしないイケイケ展開の使い手だったとは。豪速球じゃないか。
今回はミリアムの実家の会社の直接の敵である企業家のもとに潜入して、不正の証拠を握るというサスペンスでもあり復讐劇でもある手に汗握る展開だったはずなのだけれど、ミリアムにとってマコトと恋仲になれたというのは良い意味で過去に拘泥しなくてよくなった、という事のようで。勿論、会社の敵をとって現政権にダメージを与えることは大切な事なのだけれど、それは怨みや憎しみ、復讐の為というよりもマコトとの未来をより薔薇色で過ごしやすい世界にするため、純粋に将来のために、という前向きな姿勢へと移り変わっていくのがよくわかる。ただイチャイチャしてるんじゃないんだよ。ただイチャイチャしてるようにしか見えないけど!(笑
もうこれは、お幸せにー、というしかないね。
ただ、この二人はこのまま仲睦まじく頑張っていけばいいんだろうけれど、ほかの女性陣はというとなかなか厄介な進路へと進んでいる。愛しい婚約者を奪った泥棒猫を仲間ごと殲滅するために、独自の戦力を整えつつあるヤンデレお嬢様に、確固とした信念を拗らせて国をどんどん窮屈な方向へと知らず知らず追いやっている女宰相閣下。ヤンデレお嬢はともかくとして、女宰相の方は難しい立場だよなあ。ただ、彼女には賛同者じゃないけれど理解者となろうとしている人がいるので、その人がもうちょっと積極的に彼女の蒙を啓いてくれさえすれば、国の進む方向ももうちょっといい方に変わりそうなものなんだが。いや、実際に良い方に進むかはわからないけれど。閣下は今の国づくりを正しいと思っているわけですしね。でも、そんな彼女に正面から意見する人はやはり居るべきなんでしょう。殿下は、それを怠っているようだ。彼の忠実な僕であるリータの憂鬱を見る限り。
個人的には非合法な形で政権を転覆させられて当然、と思うほど宰相閣下はひどいことはしていないと思うので、特に今回ミリアムの会社が潰されたのが政権そのものの意思ではなく一部の利権主義者の横暴によるものだと分かった以上は、テロリズムで政治が変わるのではなくちゃんと真っ当な政治的なアプローチで穏当に変わってほしいものです。ミリアムとマコトの将来も、その方がちゃんと幸せになれるでしょうし。

1巻感想

エアリアル 緋翼は風に踊る3   

エアリエル―緋翼は風に踊る (電撃文庫)

【エアリアル 緋翼は風に踊る】 上野遊/夕仁 電撃文庫

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 bk1


【銀鎚のアレキサンドラ】2巻以来の久々の上野さんの新作。もう二年ぶりになるのか。
しかし、この人のボーイ・ミーツ・ガールの雰囲気はデビュー作から変わらず一貫していて気持ちがいい。【彼女は帰星子女】【銀鎚のアレキサンドラ】、両方共にそうだったんだけれど、上野さんのボーイ・ミーツ・ガールは見知らぬ男女が突然同じ生活空間に暮らすようになり、プライベートを共有することになる事への戸惑いや不安感、相手との距離感が掴めない事への居心地の悪さ。そういったものをちょっとずつちょっとずつ、日々の交流を通じて解消して行くところにあったのでした。それは、この【エアリアル】でもきちんと引き継がれていて、マコトとミリアムを取り囲む環境や情勢はそれはそれとして踏まえた上で、物語の主題は、この初めて出会った他人同士二人が辿たどしくお互いの距離を埋めていき、同じ世界を共有し、同じ空を見る事なのだときっちり見定めている。このブレの無さこそ、作品の安定性や物語の質の高さを維持する要因なんだろうなあ。逆に言うと、それがまた作品の地味さを誘引してしまっているのかもしれないけど、この丁寧で質実なところこそ作者の長所だと思うのでなんとかこのまま行って欲しいところなんだよなあ。
ヒロインのミリアムもまた、これぞ上野ヒロインと言ったキャラクター。勿論、性格は前シリーズまでの子らとは違うんだけど、魂は一緒というかなんというか。表面上の頑固さの裏にある触れれば割れてしまいそうな脆さ、強気な態度とは裏腹の臆病さ、我武者羅さに覆い隠されている細やかな繊細さ。表面上だけ見ていては、また色眼鏡越しで見ているだけなら分からない少女が被った殻の奥、最初はそんな彼女の外側しか見ていなかった主人公が、真剣に彼女と向き合ううちにその内面に気が付きだし、内と外のコントラストによって築かれる彼女の本当の魅力に引き込まれて行く。これぞ見事なまでの良質なボーイ・ミーツ・ガールじゃないですか。
いやまあ、初対面でヒロインにあんな事をしでかす主人公がなんのボーイ・ミーツ・ガールだよ、と思わないでも無いけど。普通、捕まりますww
舞台がイタリアモデルの国であり、この国の男性は息を吐くみたいに垂らし文句を垂れ流すのだと作中にもしっかり書かれているにも関わらず、ミリアムが今までマコトに言われたみたいなセリフを言われたことがない、というのも変な話なんですけどね。

今回は世界観もなかなか素晴らしい。時代はおそらく第一次世界大戦後を想定したもの。地域は多分、イタリア方面? 潮の匂いのする牧歌的な人々の賑わい、街の雰囲気は日本のそれとは違う異国情緒があるんですよね。【紅の豚】がやっぱり一番に脳裏に浮かぶ。しかし、反政府勢力「レヴァンテ」が台頭している情勢は、それだけ富国強兵に突き進む国家の強硬な姿勢が時代の行先に影を落としつつある空気を伝えてくれる。
とはいえ、読んだ限りでは女性宰相ディーナ・フォールトが推し進める国策は、強硬ではあっても無茶苦茶ではないんですよね。国民に負担を強いるものではあるけれども、時代背景を考えるなら、全体主義やファシスト的なものを想起させるような乱暴なものには見えない。少なくとも、作中で語られたものだけなら。
ミリアムの実家の航空機会社を襲った悲劇は悲劇だけど、あの時代の航空機産業の選定競争は凄まじいを通り越してえげつないものがあったからなあ。こういうケースは決してなくはなかったはず。
だからこそ、「レヴァンテ」側に何のヴィジョンもない事が少々危ういんですよね。今のまんまだと現状に不満を抱いて暴発しているテロリストに過ぎないように見える。続きが書かれるならこのあたりのことをしっかりとして、「レヴァンテ」側に歴とした正義が在ることを示さないと、先行きけっこう難しいことになるんじゃないだろうか。

銀槌のアレキサンドラ  2  

銀槌のアレキサンドラ 2 (2) (電撃文庫 う 3-6)

【銀槌のアレキサンドラ 2】 上野遊/いせのやじん 電撃文庫


サンドラたち魔法使いって、けっこう頻繁に各世界を行き来してるんでしたっけ? 第一巻が魔窟の海に沈んじゃってるんで、細かいところはうろ覚えなのですが。
吉野家で特盛りとか、異世界からの来訪者のくせにやたらと現世になじんでるサンドラが、なんかなごむ(笑
異世界人ではあるけど、特に此方の世界の文化風習文明科学に戸惑うことなく馴染んでるのって、これはこれでいいかもしれない。
サンドラがコーヒー淹れてくれるのが当たり前になってる、二人の同居生活。こちらも、まだそんなに時間経ってないはずなのに、馴染んでるなあ。
アルマという、これまたサンドラのいいライバルキャラが登場するんだけど、恋人未満ながらしっかりとお互いを理解し合い意識し合ってる感じの二人の間に、恋愛方面で割り込むのは難しそう。
タカビーなプライド高いお嬢様キャラにも関わらず、サンドラ以外には理知的で穏やか。普通この手のキャラは天才型が多いもんだけど、逆にアルマは基本能力が低くそれを技術と努力で補ってるというパターンは珍しいかも。
なかなか歯応えのあるいいキャラなんだけど……いや、逆に優等生すぎるのが、主人公へのアプローチ力が弱い原因なのか。むしろ、ああいう世話好きな主人公は、ガンガン振り回してくれる我の強いキャラの方が相性がいいのかもしれない。
サンドラは、思ってたよりも主人公への入れ込みが強かったんだな。主人公とのすれ違いから発生した喧嘩の結果の、かなりのへこみ具合にけっこうびっくり。よっぽど相手に心を寄せてないとそうはならんですよ。
普段の態度も変にとんがらず、デレデレとは言わないけど強気系キャラの割りには主人公に気遣い、配慮が行き届いてるし、接し方も相手のこと考えてるしで……おやおや、よく見るとかなりいい彼女っぷりじゃない?
この辺のラブコメ要素、もっと強力にプッシュしてもいいかも。なんだかんだと、作品全体おとなしいですから。
これはもっともっとニヤニヤさせられる場面を引き出せるポンテンシャルを保有している作品だと思うので。
今後にさらに期待ってところか。
 

7月8日

南野 海風
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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千月さかき
(カドカワBOOKS)
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アルト
(カドカワBOOKS)
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神山 りお
(カドカワBOOKS)
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港瀬 つかさ
(カドカワBOOKS)
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7月7日

ゆずチリ
(KCデラックス)
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桑原太矩
(アフタヌーンKC)
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光城ノマメ/しまな央
(アフタヌーンKC)
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SNK/あずま京太郎
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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やつき/澄守彩
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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石口十
(シリウスKC)
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田口ホシノ
(シリウスKC)
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川上泰樹/伏瀬
(シリウスKC)
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伏瀬/柴
(シリウスKC)
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園原アオ/割田コマ
(シリウスKC)
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錬金王/五色安未
(シリウスKC)
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FUNA
(SQEXノベル)
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佐賀崎しげる
(SQEXノベル)
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葉月秋水
(SQEXノベル)
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ももよ万葉
(SQEXノベル)
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7月6日

四葉夕卜/小川亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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朝賀庵
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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細川忠孝/山村竜也
(ヤンマガKCスペシャル)
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硯昨真
(宝島社文庫)
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7月5日

Kindle B☆W DMM


にゃんたろう
(ドラゴンノベルス)
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八華
(ドラゴンノベルス)
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二八乃端月
(ドラゴンノベルス)
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7月4日

レオナールD
(一迅社ノベルス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)
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藤本タツキ
(ジャンプコミックス)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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yatoyato
(ジャンプコミックス)
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土田健太
(ジャンプコミックス)
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橋本悠
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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三条陸/芝田優作
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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有馬あるま/フカヤマますく
(ジャンプコミックス)
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田中靖規
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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堀越耕平
(ジャンプコミックス)
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古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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晩野
(FUZコミックス)
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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