この重賞も、回数見てると何気に最古参のレースなんだよなあ。
と、まだ春も遠い時期に行われる京都の重賞【京都記念】。基本的にこのレースはやや早めに始動した馬が天皇賞などの春のG1に向けての叩き台として使うレースなのですが。
今年の見所はなんといっても、ドバイに旅立つ女傑<ブエナビスタ>と、グランプリホース<ドリームジャーニー>との、有馬記念以来の再戦です。
ドリームジャーニーもこのレース次第で凱旋門賞への挑戦を考えると言う、二頭とも海外での決戦を睨んだ重要な試金石。
ただドリームジャーニーの場合、元々馬体が430キロ台の小兵なところに、59キロという斤量を負わされることはとてつもなく大きな負担であるとされ、人気も三倍台。一番人気はブエナビスタに持っていかれました。
実力だけ考えるなら、有馬記念の結果を見るように、ブエナと互角以上なのですが。

ちなみに、馬券は購入せず。ブエナ→ジャーニーから流す三連単が、三連単にも関わらず恐ろしいほど安い倍率だったので、こりゃあリスクとリターンが合わないなあ、と思って回避。かと言って、この二頭以外はこれと言った目立った馬が居らず、この二頭の牙城を崩すに足る根拠が見当たらなかったんですよね。勘で買えるほど冴えてないし。

レースは、ホクトスルタンが先導しての、やや早い目のペース? おっ、と思わされたのはブエナが四番手くらいの先行でつけたところでしょうか。常に最後方から大外を回っての豪快だがロスの多い乗り方をしていたアンカツと違って、乗り変わった横山ノリさんは追い込みに拘らずにブエナの可能性を高めてくれるノリ方をしてくれるなあ。
レースは直線で粘るスルタンをひらりとかわしたブエナが、そのまま33.4の上がりで押し切り、ほぼ完勝……いやいや、ブエナ先行してたんじゃないんすかW その脚は、差し脚ですよ、実質。こんなあがりで走られたら、後ろが追いつけるはずもなく。ドリームジャーニーも33.3という抜群の脚であがってきてたんだけど、これじゃあ無理だなあ。
ちなみに、ジャーニーは二着ではなく三着。ブエナにぴったりと狙いを定めていたジャガーメイルが、追いすがっての二着。……この馬、最近精彩を欠いていたから軽視してたんだけど、やっぱり強いのか。精彩を欠いていたといっても、5着までには入っていたわけだし。でも、本来ならもっとどんどん勝ってもおかしくない、という期待を裏切り続けられてたからなあ。どうも信用できなくて。結局、まだ重賞勝ってないのだし。
次もどう判断していいのやら。難しい馬だなあ。
ジャーニーは、やっぱり斤量が重たかったなあ。脚は十分な速さを出していたけど、感覚として全体に動きが重かった感じ。仕掛けたときの反応が、ちょっともっさりしていたような。もし、あと二キロ軽かったら、もっと僅差での勝ち負けになってた気がする。
凱旋門でもかなり重い斤量を負わされるみたいだし、こりゃあ苦しそうだなあ。陣営としても判断を要求されるかもしれない。