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仁村有志

盟約のリヴァイアサン 8 ★★★★  

盟約のリヴァイアサンVIII (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 8】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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Kindle B☆W
「ふふふふ。どうにか我―雪風の前に立つ資格を得たようだな、春臣よ」
辛くもパヴェル・ガラドを討ったハルたちの前に宿敵、雪風の姫が再び立ちはだかる。どうにか勝機を見出すための時間稼ぎに休む時間がほしいと嘯いたハルは、雪風から三日間の猶予を得る。願いを聞き入れた雪風に、アーシャ、織姫の二人と共に連れてこられたのは彼女の領土、なんと月面上だった。刻一刻とタイムリミットが迫るなか、最終決戦への切り札を模索するハルたちだったが―。シリーズ最大級のスケールにしてクライマックス!至高のドラゴン・エンタテイメント、堂々完結の第8弾!!
作者の描く主人公ってみんなエロスの権化みたいなところがあるけれど、その中でもこの晴臣は一番自分の欲望に忠実なところありますねえ。その割に一番一線を超えられなさそうなのが、ヘタレというよりもエッチさが子供っぽいというべきか。織姫、ほんとどんだけ揉まれたんだ。ってか、二人とも若いのによく揉むだけで我慢出来たなあと思わないでもないけれど、それだけ夢中というか集中してたんでしょう。揉む感覚と揉まれる感覚にw
パヴェル・ガラド相手でもギリギリの綱渡りだったのに、その直後に竜王たる雪風が喧嘩を仕掛けてきた状況は、ハッキリ言って勝てる可能性ゼロ。こればっかりはいくら小細工を弄してもどうにもならない相手で、それでも口八丁に手八丁、あらゆる手練手管をこの短時間で用意して見せたハルの小賢しさが際立っていました。やっぱり力任せではなく、何としてでも真正面を回避して策や詐術をろうしまくる方がいくら僭主として成長してもハルらしさが出てて、この雪風との決戦は実にらしい戦いぶりで見応えがありました。
そして何より生き汚い! ハルの場合って切り札を幾つも用意している、というよりもいざ負けてもリカバリーできるかもしれない可能性を常に準備しておく、という感じで負けた場合を想定しておくことを恐れないところが、実にクレバーというか戦士とも策士ともまた違う、彼の本質が冒険者やトレジャーハンターという生還することを最優先にする生き物であるというのがよく滲み出ていた気がします。
生き残るためならなんでもやらかす、というあの無茶苦茶さはいい具合にマトモじゃないです。
その点、アーシャの方は真っ当に魔女であり戦士であるんですよね。ハルよりもよっぽど竜に親しい性質なんだろうなあ。ハルが度々戦うセンスについてはアーシャの足元にも及ばない、彼女こそが本物の天才、と繰り返していたのをこの一戦で嫌というほど実感させられました。当人は雪風にはどれだけ授業しても強くなっても届かない、と感じてたようだけれど現時点ではともかくとして、僭主としてもっと伸びていったら、そして竜にまで至ったら遜色なさそうなんだよなあ。
少なくとも、あれだけ女子力を損失してしまっている以上、等価交換じゃないですけれど魔女として天元突破する可能性くらいないと可哀想すぎるじゃないですかー。
結局、ヒロインとして成立しないくらいに女子力損なってしまったんだし。うん、ここまでどうしようもないポンコツは類を見なかったなあ、うんうん。
まあ相手がパーフェクトヒロインである織姫であった以上どうやったって太刀打ち出来なかったのでしょうけれど。包容力といい女子力といい清純さといい性格の良さといい聡明さといいスタイルといいエロエロさといい、まさに非の打ち所が無い完璧さでしたものねえ。
むしろ、最後に横から殴り込めた雪風がそれだけ大したものだった、と言わざるをえない。個人的には別シリーズのアテナのリベンジみたいな感じがして嬉しかったですけどね、この顛末は。
ラストは随分とハンニバル氏が美味しいポディションに食い込んでた気がしますが、こういう渋いナイスミドルがやりたい放題しているのは気持ちいいです。エンディングもスッキリ飛躍する未来へと繋がっていて、キレイな幕引きでした。
何気に、作者の完結作品ってこれが初めてなのか。

シリーズ感想

盟約のリヴァイアサン 7 ★★★☆  

盟約のリヴァイアサン (7) (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 7】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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Kindle B☆W
竜の力を使いすぎた結果、ハルの身体のドラゴン化は進行の一途を辿っていた。事態を重く捉えた織姫たち魔女は、ハルに人間としての強い充足感を与えることで、どうにか症状を回復させることに成功していた。しかしその脅威はやがてハルの記憶さえも蝕んでいくことになり…。時を同じくして東京湾に突如、小島が出現する。直ちに調査を開始するハルたちだったがそこで出会ったのは、「ひさしいな、春賀晴臣。弓の竜弑しを継承した者よ」人間界に潜伏し続け、傷を癒したパヴェル・ガラドだった。そんな最中、ガラドに続き雪風の姫も現れ、東京湾上に嵐が吹き荒れる―!至高のドラゴン・エンタテイメント、決戦の第7弾!
こ・い・つ・はー! 丈月作品の主人公は多かれ少なかれ女好きだけれど、このハルはその中でも一番すけべえだよなあ。しかも、ムッツリスケベ。一見、淡白そうに振る舞っておきながら、その実一番エロスへの執着心が強いというのは……。ドラゴン化によって完全に人間としての理性を喪ってその本性が剥き出しになった時に、ひたすら女の子の裸体に興味津々になって鼻息荒くしているのを見てしまった時は、さすがに力が抜けてしまった。でかい図体して、その仕草が小動物チックで何となく可愛らしく保護欲抱かせるあたりが、なんかむかつく(笑
にしても、本当にこいつはー。完全正統派ヒロインにして清純の極みであり貞淑で本来ならエッチな事には遠慮がちで縁遠いであろう十條地織姫に、なんつー事をさせるのか。元より羞恥心に難がある肉食系のルナや、従順で何でも言うこと聞いてくれそうな妹系の羽純だと、ここまで唆られないのですけれど、織姫がああいうことをしてくれると価値が違うというか、あの恥ずかしさを我慢して頑張ってる感が素晴らしい。ガードが固い子が無防備に全部受け入れてくれる態勢に入ってる時ほどソソられるものはありませんなあ。

さて、ドラゴン化の進行が早まり、人間としての記憶を失いつつあるハルに対して、パヴェル・ガラドからの再戦要求。正々堂々の真っ向勝負、という脳筋勇者プレイを一旦畳み、ハルを見習ってなりふりも手段も選ばぬ戦術と作戦と小細工を練りに練って挑んでくるガラドは、これまでの力押しの面々と違う手強さで、でもある意味ハルと噛みあう戦闘が繰り広げられた、と言えるんじゃないだろうか。これまで圧倒的に力で上回る相手に対して、手を変え品を変えて主導権を握り、翻弄し、勝利をもぎ取ってきたハルだけれど、こうして相手の手を読み合い、策を潰し合い、という作戦面での攻防はこれまであまりなかったシチュエーションでしたからね。これはこれで、今までになく噛み合った戦いだったんじゃないでしょうか。それだけに、人間としての智を喪った時のハルの弱体化は目を覆わんばかりでしたが。いかに迦具土の竜体をベースにしているとは言っても、ハルが人間としての狡っ辛さを失ってしまうと途端に並以下のドラゴンになってしまうんですよねえ。怒りや魔獣化によってパワーアップを果たすシチュエーションは山程ありますけれど、本作に関してはそちらの強化は逆に弱体化になってしまう、というのが今回の一件でハッキリしてしまったわけで、ハルのドラゴン化はぶっちゃけ良いこと何もない、という事になってしまうんですよねえ。
だからこそ、女の子たちには頑張ってエッチい刺激をハルに与え続けることで、ハルのムッツリスケベ心を満足させて、人間側に引き止めて貰わないといけないわけで、よしもっとどんどん殺り給え。

と、そんな女の子同盟から見事にはじき出されていたアーシャ。昨今の急激な女子力アップが、ヤバイドーピングの結果というのが明らかになってしまい、ヒロインたちが女の子として頑張ると同時に魔女としてもメキメキ力を伸ばしている一方で、このダメっ子は真逆の方向に進んでいたわけかw
魔女としてもダメになってちゃ、本当にダメじゃないかw

挙句に、一人でさらに軽々と飛び越えてはいけないところを飛び越えて、女の子どころか人間辞めちゃうし。これも一つのやりたい放題、ということになるんだろうか。まあ、アーシャは女子力高いよりはこのどうしようもない残念感をまとっていた方が、存在感は全然高いんですけれど。女子力の向上とともに「こいつだれ?」的に存在感が薄まってたもんなあ(苦笑

女子力じゃなくて、魔女力の方だけれど以前から心の闇や暗黒面が殆どない為に魔女としての資質に欠ける、と言われていた織姫と羽純。一応、ハルからのフィールドバックで一流の線上に乗っかっていたけれど、このままだと魔女としての成長に何らかの支障が出るのか、と危惧していたら土壇場でまさかの展開に。なるほど、織姫たちを黒化させるのは彼女たちの清純な魅力を損ないかねないからどうするんだろう、と思っていたんだけれど、魔女としての短所をそのまま反転させて長所にする形でのパワーアップがあったか。でも、これってもう魔女じゃなくて、聖女様ですよね!

シリーズ感想

盟約のリヴァイアサン 6 3   

盟約のリヴァイアサンVI (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 6】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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ニューヨークでの激闘の末、辛くもハンニバルを退けたハルたち。だが、安心したのも束の間、突如、ソロモンの指輪が唸りを上げた。目を覚ましたハルと羽純が居たのは不自然な灰色だけの空間。なんと、ソロモンの白き箱船に飲み込まれてしまったのだった!さらに、飲み込まれたのはどうやら二人だけではなく、ハンニバルもいるようで…。箱船から脱出しようと行動を開始した二人は、ソロモンの関係者らしきとうる重要人物と出会うことになるが―。ドラマCD化も決定!至高のドラゴン・エンタテイメント、キャラクター座談会も収録の特別編!
織姫も心が綺麗だけれど、それにも増して純真無垢な生ける天使こと白坂羽純の担当回。14歳の穢れを知らぬ少女を蹂躙するむっつりすけべぃ先輩の魔の手。物理的な魔の手。この野郎、中学生のおぱーいになんということを。うん、やっぱり丈月作品の主人公の中で一番アウトなのはあんただよ、春賀くん。
しかし、羽純も織姫もダメ男属性のきらいがあるよなあ。実は頼りになる、という部分は大切なんだけれど、二人の場合ハルのダメな部分をこそ嬉々として愛でている節がある。二人共世話好きで健気で奉仕することに喜びを感じる傾向があるので、手が掛かるところも多いハルはかなりハマるんでしょうなあ。
さて、前々から利用していた便利アイテム・ソロモンの指輪には案の定ソロモン王の罠が仕込まれていて、使用者であるハルの肉体を乗っ取って復活を図ろうとするソロモン王。定番といえば定番の展開であるが故に、その可能性を充分予測していたハルが落ち着いて対応している姿はさすがの一言。こういう場面で慌てず騒がず冷静に動けるのは、プロらしいんですよね。ある意味、ソロモンの箱舟空間の探索は竜と戦うよりもハルの本職に近しくて、イキイキしているというほどピチピチした男じゃないけれど、久々に手慣れた作業に勤しむ姿をみたような気がする。元々、ハルはあんまりバトルは向いてないキャラですしね。遺跡の探索なんかでも、守護者みたいのと戦うケースはあるかもしれないけれど、戦いが目的じゃなくてあくまで戦闘は探索の一貫、という感じで。
ソロモン先輩も、偉大なる先達にして魔導王ではあるけれど、今のハルにとっては同格の相手でしか無く、これまでずっと戦ってきた遥か格上の竜たちと比べると、やはり脅威度ではずいぶんと低かったようで、ハル自身もだいぶ余裕があったような気がする。まあ、ソロモン王と同格、という時点で既にハルもいい具合にぶっちぎっちゃっているのだけれど。この場合、相手の格が低いんじゃなくて、こっちがかなりあがってるということなんだよなあ。つまり、それだけもう人外に至ってしまっていて、人間よりも竜に近い存在になってしまっているということ。人間から竜になる弊害については、既にハルは考察を終えていて、火之迦具土の言からしてそれはほぼ正当。つまり、竜になった時点でほぼ人間としてのハルの人格や記憶は失われてしまうわけで、うんこりゃあピンチだ。ピンチなんだけれど、悲壮感があんまりないのは、それを回避、或いはリカバーできる手段が明示されているからであり、その方法がまあ……アレなせいなんだろうけれどw
なんという大義名分じゃ。このむっつりすけべは、言い訳できる理由があればわりとひょいひょい乗っかってしまいそうなところがあるからなあ。なにしろ、すけべぃだしw
まったく、天使ちゃんが天使すぎて、余計にエロいことになりそうじゃないか、ワクワク。

シリーズ感想

盟約のリヴァイアサン 5 3   

盟約のリヴァイアサンV (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 5】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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「知っているか? 民主主義というやつだ」
 伊豆での騒動を終えて双刀の秘文字を得たハルたちは身近な知り合いを集め、とある《計画》に向けて暗躍を開始した。手始めにアーシャの母、ユリアから得た情報を元にアメリカ遠征を行う一行。アーシャや織姫たちと共にボストンでの観光を楽しんでいたハルだったが、旅の途中で衝撃的な一報を聞くことに! ? ついに動き出した紅き炎帝、ハンニバルによって窮地に立たされたアメリカ。ハルたち竜弑しは最大の危機にどう立ち向かうのか―――。至高のドラゴン・エンタテイメント、熾烈を極める第5弾!

ちょっとこれもう織姫さんが圧倒的すぎるよ! こと正ヒロイン力については、カンピオーネ!の方を含めても最強を張るんじゃないだろうか。この娘については残念性が完全皆無だもんなあ。残念さというのは、今の時代むしろ魅力の一つとして機能しているのだけれど、織姫については逆転の末の正道というべきか、女性としてのパーフェクトさを突き詰めた上で、キラキラと輝いてるキャラクターなんですよね。もうホント、反応仕草発言の一つ一つにキュンキュンさせられる。かわいい、もう尋常じゃなく可愛い。もうどうしたらいいのかわからなくなるくらいに可愛い!
織姫の「……大好き」はもしかしたら本年度最強と言って過言ではないかもしれない。この「大好き」はテンプルへの一撃。膝から崩れ落ちて前のめりに倒されたかのような威力でした。いやいや、幾らなんでもこれは強烈すぎますよ。裏表のない、純粋で素直で心からまろびでるかのような「大好き」。あかん、こっちまで顔が赤くなりそうや。
究極の男殺しである。これに勝てる男は存在しません。絶対陥落。
今までも織姫については凄い凄い、これはとてつもない最強のヒロインだとは思っていましたけれど、いざ本気になって告白してきた時の威力たるや、想像を遥かに絶していました。これは、ちょっとルナでも敵わんて。織姫って駆け引きしないもん。献身的で、それでいて引っ込み思案じゃなくて。恋愛について面倒くさがりなハルをして、思わず愛しさのあまり前のめりに飛びつかせるような瑞々しい可愛げの塊で。
これはあかんわ。

アーシャが、なんか自爆覚悟のドーピング催眠術自己暗示革命で、自分を魔改造して特攻に打って出て、ようやく巻き返してきていますけれど、これってどう見ても肝心なときにヒデブってなりそうなフラグですよね。あかんて、ニセクールビューティw
いやそれでも、これまでに比べたら確かにハルに女の子として意識させる事に成功している分、前進ではあるんでしょうけれど、しっぺ返しが本当に怖い。

さて、本編である竜たちとの対決では、先の雪姫に引き続き、今度は世界で一番有名な竜王であるところの、紅きハンニバルと交戦することに。
雪姫も大概、突拍子もない自由な女王様でしたけれど、ハンニバルはそれを遥かに上回るフリーダムな覇王さまで……まさに自由の国アメリカに相応しい竜王とも言えるのでしょうけれど。
彼がニューヨークの地で市民たちに宣言するは、「ハンニバル・デモクラシー」!! まさかのニューヨーク市長選への出馬宣言!!
そして、自由勝手に行いだすは、ハンニバル一流の選挙戦。って、選挙戦の意味を絶対に勘違いしてるからそれ! 或いは、意図的に本来の意味を無視して、自分の好きなように選挙戦を解釈しているか、だけれど。
この竜王さまは、人生楽しんでいそうだなあ。
その竜王様のお楽しみに振り回される人類諸君。その尖兵であるハルたち。ぶっちゃけ、ハルたちでは高位の竜と相対するのでまだ精一杯で、竜王と真っ向から戦うには力不足も良いところなのだけれど、戦いは避けて通れない以上、こっちもある意味ドーピングに近いパワーアップをする必要があり、この間からの秘文字もゲットからこっち、急激なパワーアップの頻度が凄まじいことになっている。
当然、リスクは倍々ゲームで跳ね上がっているのだけれど、いちいち安全なんか考慮している暇はない、というハルの据わった覚悟がこれまた凄まじい。今回の指輪についてなんか、完全にアウトに等しいにも関わらず、一度目ならともかく、二度目も殆ど躊躇がなかったあたり、ハルという人間の決断力の質というものがうかがい知れる。全く、リスクに対して躊躇わないもんなあ。それでいて、決して危機感が薄いとか、感情的で冷静な判断が出来ない、というタイプとは真逆だし。

一応、ここいらで一端強制強化イベントは終了といったところだと思うのだけれど、ラストの展開といい、ハンニバルと敵対している欧州の竜王の伏線といい、話の展開もダイナミックに拡大していく予感がひしひし。物語も佳境に入ると同時に、スケールアップしていきそうで、ワクワクしてきましたよ。

ちなみに、特級魔女以外の魔女っ子たちはわりと普通の子なのね。アメリカのウィッチーズたちの蛇たちは、米海軍艦載機の猫たち、ワイルドキャット、ベアキャット、タイガーキャット、トムキャットで統一されてたみたい。
特級魔女はアーシャとルナを含めて全員で五人いるらしいけれど、あと三人も出てくるんですよね。

シリーズ感想

盟約のリヴァイアサン 4 3   

盟約のリヴァイアサンIV (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 4】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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突然の領有宣言により、雪風の姫の領土となった「東京新都」。これまでにも幾多のドラゴンからの襲撃を受け続けていた東京は移住民が多発し、徐々に人口が減っていた。一方のハルは、ルナに今まで以上の猛プッシュを受けながらも穏やかな日々を過ごしていた。そんななか、いずれ訪れる雪風の姫との対決に備えた戦力強化のため、皆を引き連れて伊豆へと向かうことに。海水浴に露天風呂と普通の旅行を満喫するハルたちだったが、そこへ謎の触手が現れて…。戦いの場は海へ、激突する竜と蛇!至高のドラゴン・エンタテイメント、熱量が加速する第4弾!
<宝くじ 買わなきゃ絶対 当たらない>。
まあ、ラッキースケベは別に当選券を買っていなくても当たってしまう事が多い、というか勝手に向こうから放り込まれてくるのが普通なのですが、しかし起こるかどうかわからないものを漠然と待っているよりも、少しでも準備していた方が可能性が増すのも確かな話。
すなわち、人事を尽くして天命を待つ、である。
ハルの、いつ起こるかも分からない、起こらない可能性のほうが高い「チャンス」に備えて地道な努力を欠かさないその不断の努力には、尊崇の念すら浮かんでくる。そう、濡れ手に粟のように努力もせずにラッキースケベの恩恵に預かり、まるで不幸のように嘆く輩は「幸運」の価値というものを全く理解していない。
もちろん、ラッキースケベを社会的に許容してもらえる環境にない場合は、真剣にヤバい事になってしまうので、幸運を不幸とのたまう輩の言い分も理がないわけではないのだが。
その点、ラッキースケベに「備える」という事は同時に許してもらえる言い訳と領分をも準備しているという意味でもあり、ハルの周到さには頭がさがる思いである。それでも、起こるかどうかわからない事案に対して、あれほど執拗に構えられる、というのは並みの精神では折れてしまうだろう。その意味でも、彼の「ムッツリスケベ」さ加減はまさに筋金入り、と言っていい。ある意味、【カンピオーネ!】の護堂さんよりもベクトルは違うが肉食系と言っていいんじゃないだろうか。少なくともヘタレとは程遠い。ただ、自分から積極的に恋愛を楽しむことを求めるような前向きさはないんですよね。枯れているというか、怠惰というか。エロスに対しては勤勉なのに、ある一定のラインより向こうは面倒くさがって怠けてしまうというか。
肉食は肉食でも、雄ライオンみたいなところあるなあ、こいつ。
その意味では、ルナは性格的にも凄く波長が合って楽しくはあるんだけれど、マトモに相手をするのって面倒くさいんですよね。常に相手に対して頭をつかうことを求めてくるし、その要求の度合が非常に高い。楽しいけれど疲れる相手、なのでしょう。その点、織姫は完全に癒し系なんですよね、それも包容力があって甘えさせてくれるタイプ。今回はルナの積極果敢な攻勢もあって彼女の担当回であるのは間違いないんですけれど、それ以上にやはり織姫のヒロインとしての格の高さをひしひしと感じさせてくれる回でもありました。この子って、ホントに面倒くさい部分が皆無なんですよね。個性的ではあっても、それは相手に対して負担を感じさせるものでは全然ないわけですよ。天然で自分のポディションに対して迂闊なところがあるのもチャームポイントだし。
ちょっと脇が甘くて無防備で、素でえっちいところなんか最高ですし。
羽純も年下ポジをふんだんに活かす邪気のない、でも品のある甘えっぷりがホント可愛い、凄く可愛い。この娘の魅力は献身性にもあるんだろうなあ。
この献身性というのは結構な味噌で、このルナってカンピのエリカに例えられるけれど、自分はベクトルは似てても姿勢は全然違うと思うんですよね。ルナの方はあくまで自分が中心なのに対して、エリカは自己主張強いように見えて身も心も捧げ尽くしきってる尋常でない献身の主ですからね、かなり筋が違ってると思います。

……え? アーシャ? ……ぷ。

いや、もうあかんでしょう、これ(苦笑
お風呂に乱入した際にさえ、あれほど華麗にスルーされたとなると、よっぽど頑張らないと。頑張っても無駄、という気が確信レベルでしますが。無駄な努力乙。
いやだって、もう無理ですよ。これで他のヒロインが並みレベルならともかく、織姫がすごすぎますよ。これほどレベルの高いヒロインは他でもそうそう見ませんて。そんな彼女に対して、もはやネタキャラに首までずっぽりハマってるアーシャがどう抗うというのか。もう同じ舞台にも立ててませんし。
ルルイエ(仮)に引きずり込まれた時にルナと一緒に巻き込まれたのがアーシャじゃなくて織姫だったという時点で色々としれてしまってます。ルナの目にも、織姫が映るばかりでアーシャは眼中にもありませんしねえ……ご愁傷様でした。あとは、どの段階でアーシャ終了のお知らせ、がテロップで流れるかの時間の問題。

さて、雪風に目をつけられたハルは、しかしあんまり堪えた様子もなく戦力の増強を画策するあたり、やっぱり肝が据わっているというか、色んな意味でプロフェッショナルなんですよね。グダグダ迷走しないで、目的を達成するために、次々と算段を立てていく。この辺り、同じ年頃の男子とは一線を画していて、精神的に自立している姿は頼りがいあるんでしょうなあ、織姫や羽純がグラっと来るのも当然で、ルナが惚れ込んでしまうのもよく分かる。彼の強かさは身も蓋もない部分が多々あるので、ついつい自分がついてやらないと、と思ってしまうところもあって、織姫の立場からシてみても、彼はドストライクなんじゃないかなあ。
ともあれ、新たな力も手に入れて、とりあえず対抗できる余地は整ったものの、ハルの体調面はあんまり触れられてないけれど、何気に深刻な問題なんじゃないか、という素振りも見せていて予断を許さない。
次は再び雪風との激突と相成るのだろうか。

丈月城作品感想

盟約のリヴァイアサン 33   

盟約のリヴァイアサンIII (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 3】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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激闘の末、ようやくパヴェル・ガラドをくだしたハル一行。平穏な学園生活をおくる彼らの前に、環太平洋エリアの特級魔女、ルナ・フランソワが現れる。“優雅で腹黒"というアーシャとはまるで正反対な彼女に、驚くハルだったが……突如、東京新都に雪風の姫が襲来する! 全ては《弓》の継承者であるハルの器をはかるために――「晴臣よ。ここを切り抜ける器量、おまえにあるかを試してやる! 」竜王と僭主、決して相容れない二つの宿星がぶつかり合う! 至高のドラゴン・エンタテイメント第3弾!
雪風ってもっと【カンピオーネ!】のアテナみたいなイメージで居たのだけれど、同じ女性型のドラゴンであり雪風のライバルであった迦具土が老練なせいか、雪風は血気に逸った小娘、って感じだったんですよね。勿論、竜王のふさわしい威風の持ち主でありその尊大さ、居丈高な態度に損なわれるものは何もないのですけれど、それでも女王や女神ではなく若々しいお転婆姫、なんですよね、雪風って。雪風さまをお転婆姫などと言ってしまうと噛み殺されそうですけれど、迦具土や主人公のハルが食わせ者、強かで狡猾、という直球勝負ではなく搦め手や切り札を切らない事で切り札となす、というタイプなだけに余計に雪風の直情さが目に付く、と同時に遥かに格上の相手にも関わらず可愛げを感じさせるんですよね。
まだ今のところ、一戦しただけで完全に獲物認定はされておらず、まだまだ雪風の姫がハルという人間を一人の男として認識し、食欲を感じるまでには至っていないので、ヒロインとしてはまだ舞台に立っていないのだけれど、ここからどう転ぶかは興味深いところ。当面の自分の遊び相手としては認識したようですし。
それよりも、むしろ気になるのは迦具土の方がハルの懐にようやく入ってきたことでしょうか。これまでは、敵対とは言わずともかなりハルも迦具土も相手に対してよそよそしい態度だったのだけれど、お互い歩み寄ることでアーシャとは違う意味での、密接な相棒としての関係を築きはじめたんですよね、この二人。むしろ、織姫の対抗枠は迦具土の方なのかもしれない。
かく言う織姫さんはというと、自分とハルとの距離感について悩んでいるようだけれど……この人、ほんと自分で思っているのと違って全然隙がないんですよね。M先輩に、普通にしていたらそれだけで圧勝、と評されるのも無理ないくらい女性としても性格的にも完璧だし、何よりこの娘、ハルの好みばっちりなんじゃないだろうか。
ここに来て、羽純が積極的にハルに関わってきていることを不安に思っているようだけれど、正直今の段階ではどうやったって織姫の優位は動かないですよ。でも、そんな自分の魅力がどれほど強いか、自分がハルにどんな風に見られているか気づかず、一方でもうハルの事が気になって仕方がない、というアンバランスな所が織姫という完璧少女の愛嬌にもなっていて、うん、この娘っていい意味でズブいのが魅力なんだよなあ。
で、逆にM先輩に問題外と切って捨てられてしまったアーシャさんw 一人、肩で風を切るようにして残念ロードをひた走る。もはや自爆じゃないのか、と思った色仕掛けが案外効果的だったのは笑ってしまったが。ある意味、勢いでそこまでやってしまえるというのはそれだけ追い詰められているのか、むしろ女子としての感覚がいささかズレているのか。そのどちらでもあるんだろうけれど、ハルって澄ましているようでわりと欲望に忠実な所があるので、結構色仕掛けのたぐいは有効なのかもしれない。
蛇使いとしても、プロの傭兵としても非常に優秀なのにねえ。女子力、という概念を何処に置き忘れてきたのか。

さて、肝心の《弓》の継承者となってしまったハルが置かれた状況だけれど、僭主同士の争いどころか、ついに雪姫という竜王にまで目をつけられ、もはやなあなあで逃げまわるには壁際まで追い詰められてしまったわけだけれど、ここでぐだぐだと悩まずサクッと肝を据えてしまうのがこの主人公の凄まじいところなんだよなあ。徹底した現実主義者(リアリスト)である彼は紳士足ろうとはしているものの、必要とあれば利己主義者足る事を厭わない。罪悪感を別の棚にしまえる人間なんですよね。勿論、リスクに見合うギブアンドテイクは基本として守る誠実さはあるけれど、なんというか彼にはヒーロー的な、ヒロインは守るもの、という意識が殆どない珍しいタイプの主人公なんだな、というのが今回の彼の言動からよくわかったんじゃないだろうか。ある意味、フェミニストでもあるんだよね、こういう態度って。これは、自立した女性にとってはむしろ対等の立場を取り、意志を尊重してくれるという意味でも好印象っぽい。そして、この作品に登場するヒロインは、一番大人しい羽純ですら、誰かに守ってもらうことを望むタイプの女の子じゃなく、積極的に自分の力で状況を打開する事を旨とするヒロインばっかりなので、その意味でもハルは異性としても友人としても、仕事のパートナーとしても彼女らの好みに見事に合致するんだろうなあ。
今のところ、アーシャのライバルであるルナ・フランソワは、登場した途端から大車輪の活躍だったにも関わらず、ヒロインとしてまだハルに殆ど関わっていないのだけれど、こういう出来る女からしてもハルは絶対好みだろうから、その手練手管に長けた妖怪みたいな狡猾さは、天然物の織姫の対抗馬になる器が十分にありそう。今のところ、デレてない社交辞令的な御愛想を向けているだけの【カンピオーネ!】のエリカ、みたいな感じなんだけれど、この手の女が恋愛方面に手段を選ばず本気になった場合のたちの悪さは、【カンピオーネ!】で十分味わっているので、今は動向がないにしても油断していいはずがありませんw これは、恐ろしい女だぞ。

1巻 2巻感想

盟約のリヴァイアサン 2 4   

盟約のリヴァイアサンII (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン 2】 丈月城/仁村有志 MF文庫J


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《竜弑し》のルーン・弓の秘文字を授けられたハル。アーシャや織姫と共に、傍目には羨ましい学生生活に戻るのだったが――そんな日々も束の間、銀竜パヴェル・ガラドが日本に襲来する。彼もまた《竜弑し》の所有者、剣の秘文字を継ぐ者だった!
悪路王、水無月らリヴァイアサンと共に挑むハルたちだが、銀竜の猛攻に窮地に立たされる。そして、織姫が絶体絶命となったそのとき、ハルはついに“魔導の杖"を錬成し……!? 弓か剣か――いま、《竜弑し》同士の苛烈な戦いが幕を開ける! 至高のドラゴン・エンタテイメント、鮮烈に刻む第2弾!
 うおおおっ、織姫凄いわ、これ。この娘、カンピオーネ!含めた丈月城作品の中でも頭ひとつ抜けて女子力高いんじゃないか。この二巻で彼女のヒロインとしての真価を見るつもりでしたが、はっきり言って想像以上でした。うっかり癖と天然系の無防備さと脇の甘さも含めて、ほぼ完璧。カンピのエリカみたいな計算高さが無い分、聡明さが全然怖さに繋がってないんですよね。自分の意見はしっかりと持っているタイプにも関わらず肉食系には程遠くてガツガツしてないし、明瞭快活な割に奥ゆかしいし、素直で真っ直ぐな気質のわりに意外とクレバーだったり、ととにかく万能もいいところ。ヒロインの属性としても、彼女ならあらゆるパターンを網羅出来るんじゃないでしょうか。状況に応じて、様々なヒロインとしての顔を見せることの出来る器の大きさを感じさせられるんですよね。
主人公のハルが、普通の主人公と違ってかなり精神的に大人、しかも己の才覚一本で世の中を渡っていく経験と自負を持った自分以外に自分の主を持たないタイプの人間だけに、彼と対等に付きあおうとするなら女性側も相当に確固としたものを持っていないと容易に庇護対象として囲われてしまうと思うのですが、その点織姫はハルからどんな厳しくも過酷な要求を突きつけられても平然とこなしてしまいそうな感触があり、なんかもう出会うべくして出会ってしまった、というような二人なのである。なまじ、今回から本格的に関わることになった魔女の羽純が、虚弱で本来魔女としての資質に欠けながらも、大人しい性格とは裏腹の強い意志と覚悟を持ったまさしく正統派のヒロインとしてアピールしてきた事で、余計に織姫の比類なさが浮き彫りになった感すらある。
これはもう、アーシャどうするんだ!? と、思ったらこの娘、対抗心をむき出しにした結果……思いっきり正反対の大残念ヒロインの方へと突っ走りはじめたぞ!(爆笑
謎の怪人物M部長のアドバイスに従い、ただでさえ女子力ゼロなのにどんどんダメな方向へと転げ落ちていくアーシャ。M部長が悪いんじゃなくて、この場合はアーシャがもう、どうしようもないというかなんというか。お前はあれか、出来杉くんには敵わないからのび太くんを目指してしずかちゃんにこいつ自分がついてないとダメだと思わせて拾ってもらうという腹かw

さて、一巻ではいまいちシステムが良くわからなかった竜と竜殺しについて、ようやく得心のいく展開というか説明がなされた。そもそも、竜殺しとは名前の通り「竜を殺す」武器であり称号のはずなのに、どうしてその殺される対象である竜たちがこぞってそれを狙おうとしている、それも我がものとしようとしているのかが一巻を読んでて違和感が付き纏っていたところだったのだけれど、なるほどそういうことだったのか。つまり、竜とは種族としての意味以外に、存在の階梯…位階としての意味合いもあり、たとえ種族として竜ではなくても、たとえば人間でも、竜という位階に登る事ができ、その上で竜王の座を目指す事が出来るのか。
つまり、ハルもまた図らずも「竜」となり、竜殺しを継承した僭主となってしまい、竜王を巡るバトルロワイヤルの只中に参戦してしまった、というわけなのね。
何気に、ハル以外にも純潔ではない雑種の竜が多々いるようで、今回登場した竜王の一人、雪風もどうやらその一人のご様子。またぞろ、アテナよろしく主人公と血みどろに相まみえるを良しとしているタイプの危ない人のようだけれど、ハルって自分個人としても竜殺しとして戦えるけれども、むしろ魔女を介して魔女の蛇を強化して使役する方をメインにしているようなので、戦いのバリエーションはかなり多岐に渡りそうな予感。しかしまあ、相変わらずこっちも魔女の覚醒のさせ方がエロいなあ。身も心も明け渡させて、従属させて物理的にモミモミして、とやりたい放題。それを依存しがちのチョロいヒロインにやらすのではなく、自立し自己をしっかりと持った意志の強い、ある意味大人びた少女たちに自ら望んで貢がせる、という点でシチュエーションの勝利である。それを受けて立つハルが、また無菌的な性欲を持ってないような男子ではなく、むしろかなりすけべえなところのある、というかちょっとは思春期の男子らしく恥じらえ、と思うくらいふんぞり返った自称ムッツリスケベなので、食べられるシーンが実に美味しくいただかれている感じなのであります。さすが、丈月城さん、と言わざるをえないw

ちょっと性格的に暑苦しいきらいのある敵キャラ・銀竜パヴェル・ガラドが何気にしぶとい一面を見せ、さらに竜王雪風と新キャラの魔女登場と、さらについにハルが竜殺しを継承してしまったことが組織にバレ、とそろそろ本格的にガンガン話が進んでくる予感。こっから面白くなってきそう。

1巻感想

盟約のリヴァイアサン 4   

盟約のリヴァイアサン (MF文庫J)

【盟約のリヴァイアサン】 丈月城/仁村有志 MF文庫J

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天空より飛来するドラゴンの襲撃に、人類が脅威にさらされている現代。人は魔術によって創造された蛇霊体《リヴァイアサン》を駆り、抗戦の日々を送っていた。“蛇”の契約者にして、竜を討ち滅ぼす救世の戦乙女――《魔女》。彼女たちの契約をプロデュースすることを生業とする少年、ハルこと春賀晴臣は、幼なじみで欧州屈指の魔女、アーシャの(強引な)要請で3年ぶりに「東京新都」に帰還する。妖精のような容姿の少女に連れ添って、高校転入に拠点確保と奔走するハルだったが、突如、上位種のドラゴン“ソス”の襲撃に遭い――!? いま、竜と竜殺しの新たな神話が息吹きを上げる! 至高の《新生》エンタメ、堂々開幕!
300ページoverって、MF文庫Jにしては結構厚い方なのかな。持った感触が他のよりもちと重く感じたのだけれど。
というわけで、スーパーダッシュ文庫のほうで【カンピオーネ!】シリーズを絶賛刊行中の丈月城さんが、レーベルを移動しての新シリーズをスタート。元々、【カンピオーネ!】もあれはゴジラとかガメラなどの一種の特撮怪獣モノだと認識していたのだけれど、此方の【盟約のリヴァイアサン】は、ドラゴンが復活し自然災害のように都市部を襲うのが常態となっているというガチで怪獣モノみたいな話に。
カンピオーネで培った神話体系の起源を深く掘り下げた思想はこっちでも充分反映されていて、龍と蛇、女神と魔女と捧げられた贄、というカンピオーネでも語られた神話構造は、この盟約のリヴァイアサンの根底となる魔女と蛇も契約、竜と竜殺しという枠組みに組み込まれているので、あちらの薀蓄を楽しんでいるとこっちのお話もちょっと違う観点からも楽しめて実に面白い。
主人公となる春賀晴臣は、さすがは丈月さんの描く主人公というべきか、全然流されずに我が道を行くタイプ。面倒くさがり屋で現実主義者のわりに行動する労を惜しまず、やるべき事をちゃんとやり遂げる、いい意味でプロフェッショナルなので、見ていて頼もしい限りである。幼少から親に連れられ、さらに早くに父親を無くして一人で家業をついで世界中を旅して回っていたせいか、少年特有の幼さは微塵もなく、むしろクレバーで甘い夢を見ない完全に精神的に成熟した大人である。このあたりのワールドワイドなフットワークと視野の広さは、その辺のヘタレ普通主人公とは最初から全然違いますねえ。というか、このハルが高校に通ってるのってえらい違和感を感じるくらい。大人が、というか社会人がいまさら高校に混じってるみたいな。

一方でヒロインの方はというと……織姫が裏表のない素直で真っ直ぐなエリカ、という感じで、これを癖が抜けてエリカよりもキャラが弱くなったと捉えるべきか、それとも歩留まりがなくなってより最強化したヒロイン、と捉えるべきかは今度の描写次第なのでしょうけれど、なんかもう凄いイイ子であり、男前で快活陽性、その上で空気も読めて気配り上手、と殆ど現段階で無敵なんですよね。変に意地っ張りなところもないし、これデレたら前置きなしで一気呵成に急所狙いしてきそうな恐ろしいヒロインだぞ。
そして、ダブルヒロインのもう一人の片割れ、アーシャは……幼馴染キャラであるのだけれど、なんか足元がもつれてる残念女子ですよね! いや、こういうの大好きなんですけど。自分の気持に素直になれない、というよりもお手玉してしまって手につかなくて、あわあわ言ってるうちにひっくり返っておでこにアザ作ってうずくまりながら呻いているような子である、ってどんなイメージだ、我ながらw
典型的な大食いキャラなのだけれど、この手の大食いキャラは太らない体質です! と主張してそれで何の問題も無し、という風にスルーされているのが常だったのですが……いろんな人から、いやいやそれは体質じゃなくて若いからだろう、油断してると将来やばいよ? と指摘されて青ざめる始末。
あかん、アーシャ、ヒロインのくせに将来太りそうだw
でもまあ、残念女子なりに一生懸命がんばろうとしているところは好印象。ハルも鈍くはなさそうなので、伝わらないのは多分にアーシャの残念力にありそうですが。

彼女たち魔女が、人類の対竜戦の切り札として呼び出す「蛇」は、意外なことに「蛇」という単語から思い描くイメージには捕らわれていない。特に、織姫のそれは蛇や竜というイメージからは完全に逸脱してますしね。面白い。蛇周りの設定といい、彼女たち魔女と深く関連することになる、ハルが迦具土から与えられることになった能力といい、バトル要素は充実の一途。うん、やっぱりこの人の書くものはとびっきりにエンタメしてて、すこぶる面白いわー。
キーパーソンであり、ハルに力を授けアドバイザー的に振る舞う迦具土は、完全に味方ではなく、むしろ何を企んでいるかわからない食わせ者。立ち位置としてはむしろ、カンピのアテナサイドに近いのかもしれない。協力してくれていても、本質的には敵に近いような匂いすら感じる。デレても、アテナみたいに殺し愛い、にまでは発展しないだろうけれど、嬉々として弄ってはきそうだよなあ、この娘。

ともあれ、導入掴みとしては充分以上のスタートじゃないでしょうか。まだまだエンジン温まっているとは言えませんが、というかまだまだこんなもんじゃないでしょうが、あとは加速していくのみ。カンピ共々、楽しみなシリーズです、期待。

丈月城作品感想
 
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