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兎月竜之介

ニーナとうさぎと魔法の戦車 63   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 6 (ニーナとうさぎと魔法の戦車シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車 6】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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ニーナの憧れの歌手・リディアがアンフレックでコンサートをすることに。幼い頃に野良戦車によって全てを奪われた彼女の、平和を訴える歌声は世界中から賞賛されていた。そんなリディアのコンサートへの出演依頼が、ラビッツの元に舞い込んできた!手の届かない憧れの存在に会えると聞き、喜びを隠しきれないニーナだったが『白い歌姫』とも呼ばれる世紀の歌い手は、実はとんだわがまま娘で…。ステージに立つことになったラビッツは、とんでもない衣装を着せられたり、慣れない歌に苦労したりと大騒ぎ!しかし、コンサートの影では、ある陰謀が進行していて…。
平和って難しいんですよね。スプライカが貫こうとした平和を守るための悪は、やっぱり平和を言い訳にしているだけと思うんですよね。でも、言い訳する余地すら与えられなかったらこういう仕事は精神的に耐えられるはずもない。奉仕には、それ相応の意義が見いだせないとどれだけ強靭に精神を鍛えあげていたって耐えられるもんじゃない。
平和に対する理想と現実は、何時だって対立するもので、そこに妥協は存在しないし相容れぬものではありません。妥協が混じれば、理想も現実も価値と効果を喪ってしまう。しかし、そのどちらもが平和には必要不可欠なもので、一番利口なのはお互いを尊重して、好意的な無視、或いは適度のお互いの利用に留めて住み分けすることなのでしょう。
今回の悲劇は、まさにこの平和への理想と現実が、住み分けできない一所で両立してしまったことにあるのでしょう。リディアの歌姫としての活動がもっと無力なものだったら、スプライカたちの工作員としての活動がもっと微々たる些細なものだったら、両者の在り様は併存できたのかもしれません。しかし、両者の活動は今や国際情勢そのものに大きな影響を与えるものとなってしまいました。もはや、そのどちらかを打ち捨てなければならない状況になってしまっていたのではないでしょうか。
と、マクロな視点から破綻の原因について言及するとこういう見方になるのですが、もっと個別の人間に焦点を合わせると違った見方が出てくるような気がします。
個人的には、リディアが反抗を決意したのは、スプライカの思想が先鋭化しすぎたところにあるようにも見えるんのです。言い訳に固執しすぎて、リディアとスプライカが共有できていた平和への思想が致命的にズレてしまった。というよりも、スプライカが原点を見失いつつあり、スプライカという個が失われようとしている事に耐えられなかったのではないかと。
リディアは、この娘は理想家ではありますけれど、同時に非常に現実主義者なところがあって、だからスプライカが一線を越えなかったら、わりとこのままスパイ活動を内包しながら音楽活動を続ける事に忸怩たるものを抱きつつも否はなかったんじゃないかな。
リディアが止めたかったものが何なのか。それに注目すると見えてくるものは色々とあるのではないでしょうか。

スプライカのような平和維持の手段は大手を振って罷り通るものではありませんし、それが正しいと公に認めてしまってはいけないものです。対峙すれば阻止され、打倒されて然るべきものなのでしょう。しかし、全否定だけはされるべきではない。悪しきを全部否定する潔癖さは、のちのちより大きな惨劇を招くばかりです。この作品は現実が招き寄せる主に戦争や国際間対立がもたらす悲劇についてガンガンと恐れず書き連ねながら、こうした必要悪については、実はかなり繊細に扱っているフシがあるんですよね。悪を認めてはいけない、美化してはいけない、しかしそれを根こそぎ否定してはいけない。そんな風に。
スプライカの最期は先鋭化しすぎた部分については討滅されつつ、しかし和解なく彼が生き方を貫いたという意味でどこか象徴的だったような気がします。
平和を思う心は万人にあるもの。街の平和、国の平和、世界の平和。全体を見て平和を守ろうとする事は決して間違っているとは思いません。しかし、だからこそ一番原点、根本の部分において平和を願うのが自分という個であることを喪ってはいけないのだと思います。個を失った歯車がどれだけ平和を訴えても、そこに響くものはありません。リディアが戦場に響かせた歌声は、言い訳に逃げて引きこもった個としての心を容赦なく打ち据えました。まったく、厳しいことこの上なしです。彼女の歌は、そう考えると闘争の歌だなあ。

シリーズ感想

ニーナとうさぎと魔法の戦車 53   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 5 (ニーナとうさぎと魔法の戦車シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車 5】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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愛機・ラビット号の砲身がニーナの魔力に耐えきれずに折れてしまい、その買い換えの費用を稼ぐため、アンフレック一周の賞金レースに出場することになったラビッツ。そんな折に出会った天才発明家にして大金持ちの青年社長・コルノがラビッツのメイド・サクラに一目惚れする。レースの主催者でもある彼は、規定の10倍の賞金とサクラとの結婚を賭けた勝負を提案するが、これをサクラが受けてしまう!絶対に負けられないラビッツに、コルノの新型戦車と、それに搭乗するドロシーの過去を知る凄腕レーサーが迫る!結婚・賞金・因縁!?全てを賭けたレースが開幕する。
戦車でレース、という発想が凄いなあ。単純にレースとしての面白さもさることながら、あくまで戦うための兵器だった戦車を「競争」に用いることで、戦争が終わり平和な時代になったのだという実感をもたらしている。これまで、このシリーズは戦争の残滓を引きずるような、まだまだ傷跡から血を流している「戦後」を意識させるエピソードを主軸に進んできていたのだけれど、前回辺りから段々と戦争の時代が過去になろうとしている過渡期が描かれる段階に突入してきたような気がするんですよね。戦車がレースに使われ、レース専用の戦車が現れる、という出来事も去ることながら、サクラの結婚話と失ったものの話。戦中時代における有能な指揮官としてのドロシーの在り方と、現在の彼女との変化など、今が平和な時代に落ち着きありつつあるのだ、という感覚が読み進めるうちに無意識のうちに染み通って伝わってくるのです。これは、最初からもう平和が訪れていた世界ではなくシリーズの当初から戦争を引きずった悲しく痛々しいエピソードが続いていたからこそ、空気の変化がより実感を伴って伝わってきたんだと思うのです。
しかし、サクラさん、今回の話は決して悪い話じゃなかったと思うんだがなあ。いや、確かにあの段階では断って勝負に持ち込むことは何もおかしくはないと思うんですよ。社長、余りにも強引、というか感覚的すぎて何も考えてませんでしたし。ただ、ラストのプロポーズは本当に良かっただけに、あそこは受けちゃってもサクラさん、幸せになれたんじゃないかなあ、と。でも、社長もこれで諦めないで努力し続ければ芽は絶対あると思うんですよね。イイ男なだけに、むしろサクラさんを諦めずに頑張って欲しいとすら思う。彼なら、ラビッツのメイドさん辞めろとは、もう言わないでしょうし。サクラさんも、過去はもう引きずっていない様子でしたしねえ。

社長のあのお金がすべての基準になる、という考え方は一概に間違っちゃいないと思うんですよね。というか、才能や能力さえあれば評価される、何て事はどうしたって難しいし無理な話なんですよね。優れた製品や、素晴らしい作品がただそれだけで評価されるわけじゃありません。兎に角、その対象について知って貰わないと始まらないんですよね。そのために宣伝は必要だし、情報を広めてくれる人や組織、団体に認識してもらい受け入れて貰わなければならない。その為には交渉や金銭というのはどうしても必要になってきますし、そこに必要な能力や才能というのは、その人が認めて貰いたい才能や能力とはまた別だったりする。古来より後世に名を残す天才クリエイターが不遇を託つ事が多かったのは、結局評価を広める才能を持たなかった、或いはその能力を持つ人が側に居なかったからなんでしょうね。その意味では、コルノ社長には副社長という存在が居ました。副社長は、もっと自信をもつべきだったんだよなあ。自分のやったことが決して社長の才能を貶める事ではなかったんだ、と。でなければ、コルノに引け目を持ってしまって苦言を呈する事が出来なくなるなんてこともなかったはず。コルノ社長は、このレース間だけ見てても、サクラやカレンの忠告やお説教をちゃんと聞き分けていましたし、言われたことが間違ってさえいなければ聞く耳は幾らでも持っていたわけですから。と、その割に副社長の悲鳴や文句はスルーし続けていたみたいですけどw まあ、ちゃんと誠意と信念を持って体当たりしてりゃあ、というお話。今からでも、全然遅くはないんですけどね。むしろ、紆余曲折合った分、これからはより深い信頼と友情を持って忌憚ない意見を戦わせることの出来る関係になれたのですから、回り道だったとしてもよりよい道に入ったと思えばいいのかもしれませんね。やり直せるということは、いいことですよ。このシリーズではやりなせずに潰えてしまった人も少なからずいるのですから。

シリーズ感想

ニーナとうさぎと魔法の戦車 43   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 4 (ニーナとうさぎと魔法の戦車シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車 4】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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クーがラビッツを離れる!? 素直になれないエルザは…?
私立戦車隊・ラビッツの動力手・クーに届いた一通の手紙。
それはあこがれの先輩・エミリアからの国立学園への復学の誘いだった…!
願ってもない知らせに素直に喜びを表すクー。
しかし、復学するためには、当然ラビッツから離れなければならない…。
一方、学園の新入生歓迎祭に招かれたラビッツ一行だったが、エルザはエミリアの貴族としての矜恃に打ちのめされることに。
さらにクーのエミリアへの強い好意を見せつけられたエルザは、クーにひどい言葉を投げつけてしまう!?
第9回SD小説新人賞大賞シリーズ、第4弾!!
……あれ? なんで女同士って結婚できないんだったっけ? と素で思ってしまうほどにエルザとクーがラブラブすぎる! なんじゃこりゃ〜〜〜(笑
凄いなこれ、なんでかわからんのだけれど、このシリーズの女性同士のラブラブっぷりって、あんまり百合とか同性愛って感じがしないんですよね。偶々両方が女性同士だっただけの、極々当たり前の燃え上がる恋! に見えてしまう。それも、どちらかが男役、ってな訳でもないんだよなあ。クーもエルザもあくまで女の子としてのキャラに徹しているんだもの。……ふむ、よくよく見ると彼女らの関係を恋愛と呼んでしまうのも違うのかもしれない。当人たちはラブラブな空気を醸し出しているものの、どちらかというと二人の関係って親友関係の延長線上、一心同体比翼の鳥にまで昇華させてしまったものであるとも見て取れるんですよね。それが恋とどう違うんだ、と言われると口ごもってしまうのだけれど、チューまでしてどうなのよ! と言われるとごめんなさいその通りです、と謝ってそのまま続けてください、と促してしまいそうになるけれど。それに、二人の間に男が介在する余地の方もさっぱり許されなさそうですもんねw もはや夫婦同然だもんなあ、この二人。両方嫁、って感じなのが凄すぎる。
という訳で、極論するならば一巻丸ごとクーとエルザの痴話喧嘩して仲直りして結婚へと至るお話でした……それ以外どう言えと?w
痴話喧嘩って、傍から見てると辟易させられるよなあ。それって結局、惚気られてるのと一緒ですもんねえ。クーに昔の女が現れて、エルザが無様に嫉妬してそれにクーが過剰反応して、お互い引っ込みがつかなくなって大激突……そのくせ、エルザは後悔しまくるわ、クーも憧れの先輩の身近に接しながらエルザに未練タラタラだわ、と……はいはい、ご馳走様ご馳走様。
いつもは素直で健気なニーナとアリスが揃って呆れ果てるのも無理ないかと。無理ないよなあ。この娘ら年少組は年少組でちょっと仲よすぎるんですけれど。なんでこのちっちゃいカップルの方が退廃的でインモラルな雰囲気を醸し出しているのか謎であるw

んで、痴話げんかの果てに、アレですよ。チューですよ。できすぎでしょう、あんたらお伽話の王子様とお姫様かっちゅうねん。今時、王子様のキスでお目覚めとか、見たことないわ〜。素でやりやがったw
もうお前ら結婚しちゃえよー、とか思ってたら、よしあたしらもう結婚するーー! とまで言い出すし! 言い出しちゃうし! はいはい、おめでとうおめでとう。もういいじゃん、女同士でだって、結婚したけりゃしちまなさいよ。OK出して、エライ人。でないと、うちゅうのほうそくがみだれるから。もう乱れてるから。何言ってるか自分でもわからなくなってきたけれど、惚気話なんざシラフで聞いていられない、況や感想をば。というこれもひとつの教訓である。

1巻 2巻 3巻感想

ニーナとうさぎと魔法の戦車 33   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 3 (ニーナとうさぎと魔法の戦車シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車 3】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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ラビッツの前に現れた気弱な美少女。彼女は実は…!?
温泉旅行に出かけた私立戦車隊・首なしラビッツの面々。
久しぶりの休暇に羽を伸ばす一行には、妖精のような儚い美しさをもつ少女が同行していた。
少女の名はアリス。ドクターのもとでメイドとして働く彼女は、テオドーレの事件で研究所から脱出し、ラビッツに救助を求めた人物だった。ドクターの命でラビッツと同居することになったアリスだが、なぜかみんなから距離を置くように振る舞う。アリスと友達になりたいと思うニーナも、彼女から強烈に拒否されてしまう。
これにはアリスの過去と驚くべき秘密が関係していて…?
第9回SD小説新人賞大賞シリーズ、第3弾!!
2巻のテオドーレ・ショックもあってか、戦々恐々となりながら読んだ【ニーナとうさぎと魔法の戦車】第三巻。もう出てくる新キャラは非業の死を遂げるのがデフォなんじゃないかという強迫観念に苛まれながら開いたページ。速攻、見開きのカラー口絵では恐れていたようなシーンが(半泣
もうやめてよね〜〜。
前巻でラビッツに助けを求めてきた少女アリス。てっきりその時限りのモブキャラかと思ってたら、何故かこの巻ではラビッツに預けられて一緒に生活することに。話を聞いてみたら、この娘もまたとてつもない悲惨な過去の持ち主であり、現在進行形で災厄の塊だったという、ニーナよりもある意味テオドーレよりもひどい境遇の娘だったのです。ってか、この娘過去がヘヴィーすぎるよ。ある意味気の弱さ、内向性が負の感情に沈まずに自戒へと繋がったという稀有な例。ダークサイドに落ちてても何らおかしくはない境遇だもんなあ。
何よりも、彼女には力があった。
思うがままに振るったならば、誰も逆らえようのない強大すぎるくらいに強大な力だ。
あの中将、ホント馬鹿なんじゃないかと思う。藪をつついて蛇を出す、じゃないけれど、下手をすれば再び人類の敵を生み出しかねない安易な暴挙だった。信念があるのはいい。だが、自分の信念こそ唯一無二と断じて他の価値観を徹底的に排する考え方は、容易に視野狭窄を引き起こし、自分に都合の良い情報の取捨選択にかまけてしまう。それじゃあ、自分に甘いただの駄々っ子だ。恐るべきは、彼がその地位に出世するまでそんな無茶苦茶がまかり通った事だろう。まったく、馬鹿じゃないのか?

アリスの極端すぎるほど極端な自虐性は正直鬱陶しかったのだけれど、彼女に纏わる事情を知ってしまえば、自分自身の危険性への自衛とせめてもの縁をという人として最低限の温もりを欲する気持ちの鬩ぎ合いの結果ともなれば、同情しか湧いてこない。ギリギリの、本当にギリギリの妥協点がアレだったんだろうなあ。
テオドーレは多分に間違っていたと言わざるを得ない。彼女はそうやって、大切な物を手に入れるチャンスをいくども見送って、復讐にかまけてしまったのかと思うと……またぞろ悲しくなってきた。レオも相方なら、彼にこそ何とかして欲しかった。

さて、しかしこれ、言っちゃあ悪いけれど、大事故が起こったタイミングが良かったとしか言いようが無い。尤も、事故が起こった理由は中将の強引な施政にあったわけで、野村監督の名言じゃないですが「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ですなあ。面白し。
幸いにして、本当に幸いにして今回は犠牲者は出ず。本当に出なかったよ。良かった。不憫な子が不憫なママ不憫な末路を辿るのは見ていて忍びなさすぎますからねえ。
しかし、アリスの能力はある意味戦闘車両を操れるよりもよっぽど強大だと思えるんですけどね。ワンマンアーミーどころか、ワンマンゼネコンだもんな、これ。

1巻 2巻感想

ニーナとうさぎと魔法の戦車 24   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 2 (ニーナとうさぎと魔法の戦車シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車 2】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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ゴシック&ロリータを身にまとい、世界で一番眼帯が似合う美少女・テオドーレは17歳にしてエンデ市の市長を務める貴族のご令嬢だ。私立戦車隊・ラビッツの面々は彼女の招待に応じ、エンデ市を訪れていた。一方、ラビッツを離れ、家族を探す旅に出ていたニーナは、エンデ市付近の開拓村で家族と、さらには意外な人物とも再会を果たす。
しかし、開拓村は野盗によって定期的な略奪を受けており、存亡の危機に立たされていた。野盗に抵抗し、戦うことを主張するニーナ。それに対して開拓民たちがとった選択は、ニーナを…!?
第9回SD小説新人賞大賞シリーズ、第2弾!!
うっふっふ、や……やってくれるじゃないか。これまた最高にっ、欝にさせられたゼ!!
読み終わったあとの、あの凹みに凹みまくった落ち込み具合をなんと表現したらいいか。哀しいと言うよりも虚脱感に苛まれ、涙よりもむしろ憤りが湧き出してくるのに気力が湧いてこないような、そんな欝っぽさ。
まいった。
なんかねー、もうねー、泣くにも泣けませんよ、ホントに。ラビッツたちが悪いわけじゃなく、彼女たちはちゃんとやるべき事、やらなきゃいけないことをやったわけで非難されるべきところなんぞ何処にもないんです。彼女たちにこの哀しさの責を求めるのは幾ら何でも酷すぎるでしょう。悪いことをしていたのは、全面的にあの人たちだったわけですから。でも、それでも……助けてあげられなかったかなあ。うんうん、ニーナたちは、少なくともニーナは全力で助けようとしてくれてました。だから、恨めしく思うならばやっぱりその感情はこの容赦呵責のない顛末を用意した作者に向かうしかないわけで……うらめしや〜〜w
結局のところ、弱者は心ある強者が手をさしのべて助けてくれる余地があります。開拓民たちが遅まきながら求めた「助けて!」の声に、市長は敢然と応えてみせました。あれ、マッチポンプなんかじゃないんですよね。裏の顔とはまた別に、表の顔もまた本当の顔だったはずです。彼女は間違いなく、助けを求める弱き人々に心から手を差し伸べられる人でした。
でもさ、そんな弱い人たちに手を差し伸べられる強い人を、自分で絶望から立ち上がることの出来た強い人を、じゃあ誰が助けてくれるの? 強い人は、誰にも助けてもらえないの?
自分が感じたこの悲劇への理不尽は、多分そんな所にあるのだと思います。
罪は裁かれなければなりません。たとえそれが大局的に見て必要悪だったとしても、許容してはいけない領域というのは確かにある。彼女は、やり方を間違えてました。同じ必要悪でも、許容されるやり方はあったはずなのです。でも、彼女は間違えた。だからこそ、断罪は必要でした。でも、彼女は間違いなく多くの弱き人達を助けた英雄でした。彼女は決して、助けを求めた手を払いのける人ではありませんでした。あの開拓民の一件だって、もしもっと早く彼らが助けを求めていても、彼女はきちんと応えていたでしょう。
功罪を如何に見るか。難しい話です。結論のでない難しい話です。でもね、あんな終わり方をするのだけは、納得できない。彼女が弱きを助け、同時に悪を成したように、彼女もまた断罪されると同時に、助けを得て欲しかった。誰か、彼女と彼を助けてあげて欲しかった。
彼女と友だちになったニーナにはその資格と意思があったのですが、結局彼女の手は届かなかったのが悔しくてたまらない。ニーナの力が足りなかっただけではなく、あの二人にソフィアと同じく、助けてと手を差し伸ばす意思と勇気がなかったのも大きな理由の一つなのだろうけれど。あれだけさ、開拓民には偉そうに言っておきながら、あれだけ格好良く悲鳴に応えたってのにさ、自分は悲鳴一つあげずに、助けも求めずにいっちゃうんだから、馬鹿ですよ。馬鹿ですよ。二人には、無様でもどんな形でも生きて欲しかった。
正直、これほどの人材が失われて、あの街が今のままで居られるとは思えません。あの街を悪徳から立ち直らせたのは、決して優れたマニュアルなどではなく、市長のカリスマこそが原動力だったのですから。彼女が英雄として失われたのなら、街の人々も遺志を継ごうと頑張れるでしょうけれど、あんな形で終わられたら、果たしてこれまでのように頑張れるでしょうか。あれほど素晴らしい人でも自分たちを裏切っていたと思ってしまったら、もう二度と頑張れませんよ。上を信じられませんよ。未来が、信じられなくなる。
ひどい事にならなければ、いいのですけれど。

はぁ……ほんと、テオドーラは今後レギュラー化するものとばかり思っていましたから、ショックも半端じゃありませんでした。まったく、良いように心揺さぶられて押しつぶされてしまいましたよ。参りました。でも、だからこそ面白かったです……いや、面白かったというとちょっと違う気もしますけれど、物語に引きこまれたという意味では同等か。やや新作からは遅れ気味になってますけれど、何とか追いつけるようにがんばろう、うん。またへこまされるかと思うとやや気後れもするけれど、続きも気になるもんなあ。

1巻感想

ニーナとうさぎと魔法の戦車3   

ニーナとうさぎと魔法の戦車 (スーパーダッシュ文庫)

【ニーナとうさぎと魔法の戦車】 兎月竜之介/BUNBUN スーパーダッシュ文庫

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 bk1

第9回SD小説新人賞大賞受賞作!
少女は戦う。戦車とともに。
吹 っ 飛 べ 戦 争 !

戦災によって放浪の身となった少女・ニーナ。
ある日、彼女は結婚式会場から食事をくすねようとしているところを見つかってしまう。
警察に突き出されることを覚悟したニーナだったが、魔動戦車とともに現れた少女たちによって赦される。
彼女たちこそ、戦争が生んだ災厄・野良戦車から街を守る私立戦車隊…通称・首なしラビッツのメンバーだった。
そこに野良戦車の襲撃を知らせるサイレンが鳴る。
かつて戦車に乗っていたニーナ。そして砲手がいないラビッツ。
ラビッツの戦車長・ドロシーはメンバーたちに向かって言い放った。
「たった今、新しい砲手が見つかった!」
第9回SD小説新人賞大賞受賞作、堂々登場!!
昨今これほど真っ向から純然たる正義を訴えようとする作品は珍しい。近年の「正義」と呼ばれる概念に対するスタンスというのは、その拠り所のアヤフヤさや一方的な見方にえぐり込み、価値観の多様性や善悪の彼岸という視点から物語ることで、正義という概念への疑問や否定を訴えるものが圧倒的に多かったですからね。
しかし、正義とは果たして糾弾されるべき概念なのか。勿論、他を否定し排斥するような正義は疑問視されて然るべきでしょうし、狭量な価値観に支えられる正義ほど質の悪いものはありません。
ですが、正義感、という言葉が肯定的に使われるように、人という存在には普遍的に共有できる正義の概念があるはず。
この作品は、その普遍的な正義を高らかに訴えようとする作品と言っていいのではないでしょうか。
人を傷つけてはいけません。人を殺してはいけません。復讐はいけません。戦争はいけません。
当たり前のことです。これらは人が社会を構成するうえで当たり前に共有する事が求められるものです。いや、人が人らしく生きるために、と言ったほうがいいでしょうか。
ですが、それをこんな風に真剣に主題として扱おうとする作品は、やっぱり珍しいんですよね。
人間というのは捻くれたところがあって、正論というのは何故か素直に受け入れたくないものだったりするんですよね。このようなテーマにしても、ついつい綺麗事だのお為ごかしだのと、眇め見てしまうものがある。もし、この作品が当然であり正論であろう話を、上から目線で押し付けるようにこれ見よがしに語るような話だったら、やはり同じように綺麗事だと受け付けなかったかもしれません。
でも、この物語の中でこの普遍的な正義を訴えようとする少女たちは、想像を絶するような暴虐に踏みにじられ、人としての尊厳を奪われ続け、土に塗れ、血の海に這い蹲り、泥を啜って生きてきた人たちでありました。主人公たるニーナなど、わずか12歳の幼い子供です。それが7歳のころから戦車に乗せられ、無理やり戦わされ続けてきたという幼子の過去としては凄絶すぎるものを持っているのです。
物心付いたときから、戦うことを強いられ、道具として扱われてきた彼女にとって、世界は地獄であり憎悪すべきものでしかありませんでした。戦争とはその象徴であり、戦車に乗る大人たちはその地獄の体現者でありました。人の愛も優しさも知らずに育った彼女を救ったのは、ドロシーたち首なしラビッツ戦車隊の面々でしたが、本当の意味で彼女の心を救ったのは、彼女を人間に戻してくれたのは、ドロシーたちが教え与えてくれた、まさにこの普遍的な正義だったわけです。
戦争に参加する人間を憎むのではなく、戦争で使われる兵器を憎むのではなく、戦争そのものを憎み戦う。
ニーナだけでなく、彼女を受け入れてくれたドロシーたち首なしラビッツのメンバーたちも、それぞれ筆舌しがたい過去を、戦争によってうけた傷を未だに血を流しながら持ち得ています。彼女たちはその傷を癒すため、新たに自分たちと同じような傷をつけられる人を減らすために、かつての戦争の残り香であり負の遺産である野良戦車と、ひいては戦争という悪と戦い続けることで、正義を訴え続けているわけです。
さらに傷つき、血を流し、戦死者を出しながら……。

もっとポップな話だと読む前は思ってたんですけど、読んでみるとこれが相当にシビアな話で驚かされましたね。メンバーの過去だけでなく、現在進行形でかなり血みどろで痛ましい展開が繰り広げられますし。戦争は終わらず、未だ渦中にある、と。
ただ、シリアスな話ばかりでなく、メンバー同士の掛け合いなど非常に楽しげで和まされるシーンも多いのはポイント。まあ、そういう笑える温かいシーンがあるだけに、余計に容赦無い血みどろ展開がキツいことになってくるのですけど。
残念だったのは、というかこれは残念というべきなのかな、ある意味仕方ないのかもしれないけど、彼女らが戦うべき戦争という概念に対して、それを体現する純然たる悪者、快楽として戦争を肯定する者、分かりやすい悪役を出してしまったのは、勧善懲悪としては正しいけど、戦争そのものと戦うというテーマとしてはややも安易でどうだったんだろう、と思わないでもない。じゃあ、どういう展開に、盛り上がるクライマックスに、納得出来る決着にもって行けたんだ、というと難しいんですけどね。そもそもが答えが出せないテーマでもありますし。

戦争という概念へのスタンスとしては、ちょうど同じく9月に出た電撃文庫の【小さな魔女と空飛ぶ狐】と比べ読みしてみると面白いかもしれない。テーマが比較的に似通っているにも関わらず、アプローチと着地点が面白いくらい正反対なのがまた興味深い。
 
12月3日

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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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