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南篠豊

魔王、配信中!? 2 ★★★★   

魔王、配信中!?2 (講談社ラノベ文庫)

【魔王、配信中!? 2】 南篠 豊/れい亜 講談社ラノベ文庫

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勇者の家系である日下家に居候している引きこもリア充こと、魔王イスティ。協力して作ったMMD動画が300万アクセスを叩きだし、力を取り戻すも勇者パワーにあっさりと屈してしまう。そんな彼女の前に、最近流行りの○ーチューバーネットアイドル、『魔法少女レインボーキャット』が現れる。自らの存在価値に悩んでいたイスティは、キャットにそそのかされるままに日下家を飛び出してしまい――。一方日下家でも、勇真と友人の少女・奏多の仲がアレな感じになったり、妹・雪凪が初めてのイラスト仕事に悩んでしまったり――! 仲良く動画を作ったあの頃には、もう戻れない!? ハイテンションラブコメ、次は○ーチューブに進出の第2弾!
あっあっ甘酸っぱいぃぃ!!
前回はすれ違ってしまった兄と妹の関係修復物語であって、ラブコメしている余裕なんか一切なかったのだけれど、あれこれと家庭問題解決してしまってふと我に返ってみるといつの間にか目の前に、本来なら在りえないほどの近い距離にいる親友が。ということで、落ち着いてしまうと今まで気にする余裕がなくってそのままにしていたものにぶち当たってしまうわけで。これ、改めて知らん振りするには、お互い距離感見失ってしまってるんですよね。今まで通りの関係で、なんて今までがある意味平静でなかった分、どうやったらいいかわからないし、そもそもそれでお互い納得できるような感情じゃあなくなってしまっているわけですよ。
妹の雪凪との関係がかつての没交渉が嘘みたいに仲良しになってしまったのとは別に、キャットの登場で居候でいつの間にか家族となってたイスティが不穏な行動を取り出して、またぞろややこしいことになりはじめたことも、関係を元に戻すどころか急き立てることになってしまって。この勇真と奏多の二人して積極的なのかヘタレなのかわからん余裕なさすぎてお互いプロレスのちから比べみたいにつかみ合って押し合いへし合いしたと思ったらへっぴり腰になって、というやり取りがもう可愛いやら甘酸っぱいやら。二人共元々突っ張った気合入ってるタイプなだけに、押すとなったらガガガって押してしまうのが勢いこそ若者よねえ、という感じでなんともおもはゆいのよねえ。奏多姐さん、あの男前な性格なくせに女っ気でだすと途端に面倒くさい女になってるのがむしろらしい感じなんだけれど、勇真はあれ、惚れた弱みか付き合い出してからのあのへこへこっぷりはなんなんだろうね。何気に妹ちゃんへのおっかなびっくりの対応見てても、何気に女の子には弱いんだよなあ、こやつ。
あくまで惚れた女には、という限定なのはイスティへの容赦ないビシバシ制裁見てるとよくわかるのだけれど。でも、あれで家族としての愛情がたっぷり篭っているのは、イスティが出ていったあとの不機嫌さやもやもや吹き飛ばすための暴れっぷりを見てると伝わってくるものが十分あるわけですが。
前回は、雪凪の社会復帰のためにみんなでそれぞれの技能を持ち寄って一緒に一つの作品を作ろう、という一代プロジェクトを達成する、みたいな物語としての一本の道があってそれはそれでよかったのだけれど、今回はそういう縛り、敢えて物語の筋道としての流れを縛り、というけれど、それがない分、わりと自由に各人が動けていた気がするんですよね。そのお陰でイスティが随分と迷走はしたわけですし、それの巻き添えをくって勇真もえらいウロウロしてしまっていましたが、だからこそお互いの個々の人間関係や、キャラクター同士の大きな括りとしての人間関係の環の中でのそれぞれの立ち位置、役割を様々な側面や方向から改めて見ることが出来たり、知ることが出来たり、明らかになったり、という展開が積み重なっていて、一巻の話を踏まえた上での大きな飛躍であり、土台の上に家を建てました、みたいなホームとファミリーの現出があって、なんか読み終えて凄く満足感がありました。ラブコメものとファミリーものとしての両方の形が、見事に両立したのをこうして振り返ってみると実感できる次第。二巻でキレイに片がついた形でもありますが、まさに良作でありました。よかったよー。

1巻感想

魔王、配信中!? ★★★☆  

魔王、配信中!? (講談社ラノベ文庫)

【魔王、配信中!?】 南篠豊/れい亜 講談社ラノベ文庫

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『はいどうもおー! みなさんこんばんは、魔王でっす!』
『わこつ』『ばんわ』『魔王さん今日もかわいい』『死ねクソ魔王』
勇者の息子である日下勇真の家には、引きこもりの魔王がいる。その名はイスティ。一度勇者に滅ぼされながらも復活し、息子である勇真に復讐せんがために現れるが、機嫌の良くなかった勇真に一瞬でボコられ、そして日下家に引きこもってしまったのだ。
そんな魔王は、爆死ガチャ生放送や他の生主に喧嘩を売るなど、引きこもりのリア充として生き生きと活動していた! 状況を苦々しく思っていたら、ある日魔王がとんでもないことを提案して――!?
生放送は危険がいっぱい!? 炎上上等コメディ、開幕!
ついにMMDにまで手を出す作品が出てきたかー。たった数分の動画を作るだけでどれほど魔窟にのめり込むことになるのか、見る専からするとややも身につまされる。でもキャラと言いオリジナルと内輪ネタばっかりだと、よっぽど動きが凄くないとMMD大会でもなかなか注目されなさそうであるが。
ともあれ、これは血反吐を吐きそうな凄惨極まる作業を一緒に行って一つの作品を創ろうとすることで、一度見失ってしまったコミュニケーションの方法を模索し、関係を取り戻そうとする破綻した兄妹の物語なのである。
実のところ、魔王イスティって停滞した状況を動かすための化学反応の触媒であり、きっかけであり、賑やかしであって、メインはあくまで勇真と雪凪なんですよね。ポンコツすぎるイエティとの掛け合いのリズムの良さが常に空気を循環させてくれていて、イスティはイスティで重要な気がするポディションなんですけどね。このどうしようもない娘がどうやってリアル魔王やっていたのか、どう想像しても具体的なイメージが浮かんでこないのであるが。まあどう考えても、どうしようもないろくでなし魔王だったのだろうけれど。それでも、肝心なところで活を入れてくれたり、とシメてくれるところはシメてくれる……のかなあ。

家族が引きこもり、という話は数あれど、家の中に二人も引きこもりがいるというダブルス状態な有様の一家はなかなかに珍しいだろう。しかも、両親は家を離れていて家事やらなんやらはナッちゃんおばさんという謎のオネイサンが取り回しているという……このお姉さん結局作中各所で大いに語られながら結局登場しなかったのだけれど、ナニモノなんだろうか。控え目に言っても天使か女神のたぐいかと思ってしまうくらいこの行き詰った家庭を支えてくれてる人なんだが。
それはともかくとして、焦点は繰り返しになるが兄と妹のすれ違ってしまって噛み合わなくなってしまった関係の修復なのである。最初、勇真が妹雪凪をあれだけ溺愛しながらも長年一緒に食事をとるどころか会話もままならないくらい没交渉、という状態に、なんでそこまで断絶しているんだろうという違和感みたいなものは感じていたんですよね。ある種過剰なくらいの、触れれば壊れてしまう砂の人形でも扱うような、妹に対する過敏な対応。それも、儚げなメンタル細そうな雪凪のキャラクターにそういう対応もまあ当然か、と思うようになりながら読み進めていったのだけれど、雪凪が過去に引き起こした彼女が引きこもるきっかけとなる事件の内実が明らかになるに連れて、覆い隠されていた錯誤が浮き上がってくるのだ。
妹と、そして兄に刻まれてしまったトラウマ。それが故に、お互いへの接し方を間違い続けて後戻りできなくなってしまった二人。それを、イスティがくれたきっかけを期になんとか修復しようとして、二人で頑張って、そして余計にどツボにハマってしまう悪循環。イスティを始めとしたMMD作品を作るために集った面々がうまいこと賑やかしてくれるので、重苦しいだけの雰囲気にならずに済むものの、親しいもの同士であるが故の難しい人間関係、というものを丁寧に描写した地面の固い踏みしめ甲斐のある物語でした。
でも、兄妹二人にあまりにスポットを当ててしまったので、作者も語っていますがラブコメ要素は一切これっぽっちも存在しないのはなかなか清々しいくらいで、これはこれで中途半端なことはせずに思い切ってよかったんじゃなかろうか。イスティやシルファはヒロインとしては話にもならない論外なので、若干オラついてるぼっち仲間の奏多あたりしかヒロインとして機能しそうなキャラいなかったもんなあ。奏多のやさぐれてる荒っぽい態度とは裏腹に、気軽に家までご飯食べに来たりぼっち同士学校でもいつも一緒にいる一方で趣味とか秘密にして必死に隠しているあの距離感のとり方の危なっかしさは、なかなかに可愛らしかったですし。
まあ肝心の勇真が実質妹しか眼中にありません状態だったからなあ。それも、雪凪との関係が修復され妹たちの引きこもり状態が解消されたとき、果たして他にまで眼が向くことになるのか。続編あるかどうかわからないけれど、どの方向性に描かれるのかは非常に興味深い。

南篠豊作品感想

IE イマジナリーエフェクト 2.覚醒の夜4   

IEイマジナリーエフェクト2 覚醒の夜 (講談社ラノベ文庫)

【IE イマジナリーエフェクト 2.覚醒の夜】 南篠豊/羽鳥ぴよこ 講談社ラノベ文庫

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空白症候群によりスフィアを持ってしまった、10代の少年少女たちのみが集められた枝誓館学園へと入学した無燈霞。クラスメイトの籃咲千華や七曇八生、さらにはルームメイトの轟胆力也らと協力し虚の夜宵の攻略を目指すことになる。最初の関門である十の門番に苦戦するも、千華の固有能力と霞の機転により虚獣を倒し、第一階層の鍵―アイの門晶を手に入れる。気をよくし、全員分の鍵を手に入れるべく再度戦いを挑むが、そこにライフルで武装した二人組が乱入して―!?空白を抱えた少年たちが明日を目指し戦う、学園バトルファンタジー、霞の能力が解き放たれる第2巻!
いいねいいね、私、こういう一見して普通に見えるけれど、中身はぶっ壊れている人格異常者タイプの主人公って大好き。大好物。
しかも、その手のキャラクターって往々にして設置型の地雷みたいなタイプが多くて、だいたい受け身なパターンが多いんですけれど、この主人公の霞ときたら自分の異常性に自覚があるにも関わらず、それを歯牙にも掛けておらず、尋常でないほどアグレッシブに暗躍しまくるという恐ろしさ。
凄いよね、本来なら躊躇すべき危険地帯、触れてはならない禁忌の領域を平然とした顔で横断歩道のように渡っていきやがる。その秘密を知ることは、すなわちいつ抹殺されてもおかしくない、その領域に踏み込めばある日突然失踪し、そもそもそこに居なかったことにされるかもしれない。それがどれほど危ういことなのかを理解しながら、そんな真実、世界の秘密、悪意の領分に触れようとするのなら、相応の覚悟、というものが普通はあるものだし、恐れに類する感情が押し殺そうともうちに秘めようとも存在自体はしているはず。
なのに、この霞という少年にはそれが一切ない。躊躇も、怖れも、覚悟すら必要としていない。本当に簡単に軽々と、これほどまでの秘密や情報を道具として利用するのだ。それを目の当たりにした相手が、例外なく顔を青ざめさせて恐れ慄きながら、絶句するのも無理は無い。自動車が行き交う道路で、赤信号の横断歩道をニコニコ笑いながらコチラに向けて渡ってくる人間を見たらどう思うか。地雷原の只中を無造作に歩いてくる人間を見たらどう思うか。雑に扱うと爆発する爆弾でお手玉している人間を見たらどう思うか。車に轢かれない自信はあるのだろう、地雷を踏まない確信はあるのだろう、爆弾を爆発させない手応えがあるのだろう。それでも、成せる、危機を回避できる自信や確信や理解や感触があったとしても、その危険性について全く頓着していないかのような態度を取られたら、感じるのは理解できない未知への、異常性への恐怖だ。
ゾロリ、と彼はその人皮の下に秘めていた異常性をむき出しにしはじめた。
霞はその主体性の希薄さ、自己の薄さを1巻当初からじわじわと滲ませていたんだけれど、その自意識の薄さが故にここまっで危ないやつ、という風には見えなかったんですよね、そのときは。その主体性を、千華への依存によって埋めていく分には、千華は苦労するかもしれないけれど、彼女を尊重している間は大丈夫かな、と思ってたんですよ。
完全に予想外だったのは、彼の優秀さが並外れすぎていて、起こってしまった状況を見事に片付けていく「対処型」ではなく、万難を排してお膳立てを先にしてしまうタイプだった、という事なのでしょう。方向性を得て目標を見定めた彼の行動たるや、まさしくブレーキのついていない点火されたロケットの如き、である。
おっそろしいことに、この男、千華が目指す目標を叶えるために、彼女が気づかないうちにその目標に至るまでの道筋を、切り拓き均して舗装しきってしまうつもりのようなのだ。準備を整える、どころの話ではない。千華が気がついた時には、案内標識付きの信号もついていない専用道路が出来ていかねない。そして、それを為すためならば、一切手段は問わないと来た。暗躍、暗躍、暗躍である。やることなすこと、真っ黒である。腹黒軍師も真っ青である。オーベルシュタインばりの悪辣さである。そして何より、その行動規範に人間味が見当たらない。悪意があれば、まだマシだった。悪魔と罵れるほどの邪さがあればまだ良かった。そこに欲望や妄執があるのなら、それを人間性と言い募れたのだろう。
彼が化け物と言われるのは、強いからではない。謀に長けているからでもない。その精神の異常さを完全に制御して操りながら、しかしその異常さ故に正気を逸脱して完全に暴走しているからこそ、こいつは、人の皮を被った本当の意味での化け物なのだ。
こういう、どう見ても主人公じゃなくて敵役だろう、というキャラクター設定は本当に大好物で、それがここまで野放図に誰にも手綱をひかれず、首輪をつけられず、自由に思う存分壊れたまま突っ走っているさまを見てると、楽しくて仕方がなくなるのです。どうみても、破滅という奈落への直滑降を、嬉々として滑落していく姿は、もう背筋がゾクゾクしてしまいます。いったい、ここまで破綻させてどうやって、リカバリーさせるつもりなんでしょう。千華に、「これ」が止められるのか? 生半可な止め方では納得出来ないイカレ様ですよ、これ。いやあ、ワクワクしちゃうなあ……参った参った。

1巻感想

IE イマジナリーエフェクト 1.クリフォトの夜3   

IEイマジナリーエフェクト1 クリフォトの夜 (講談社ラノベ文庫)

【IE イマジナリーエフェクト 1.クリフォトの夜】 南篠豊/羽鳥ぴよこ 講談社ラノベ文庫

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空白症候群―スフィアシンドローム。枝誓館学園は、その治療困難な病気を発症してしまった10代の患者を集め治療する、病院である―表向きは。だがその実態は、スフィアシンドロームの患者が手に入れてしまう力をコントロールし、そしてある目的のために研鑽する場だった!
無燈霞は、その患者の一人として枝誓館学園へと編入することになった高校一年生。初めて他のスフィアに出会い戸惑う霞に告げられた、スフィアの目的は―神になること!?だがそのためには、学園の奥にある異界―クリフォトを攻略しなければならず…。
学園バトルファンタジー、ここに開幕!
これはまた、ヒロインの子、蘭崎千華が苦労するタイプのお話だな。主人公の霞は、詳しい来歴は不明なものの、示唆されている内容から見ても相当にややこしい来歴を辿っている。そのせいか、無燈霞という人間の外側については十代の少年としては必要以上に完成されているにも関わらず、中身の芯、基礎、根本となる部分が非常に希薄で、「命令(オーダー)待ち」なんですよね。なまじ、外側がよく出来ていて異常性を感じさせないし、判断力、決断力も柔軟性があって、基本的な自主性、積極性にも事欠かないために、彼の歪さについては本人も含めて殆ど誰も気づかないまま、物語は進行して行っている。唯一、それに気づいて危惧していたと思しき彼の師匠は、それを克服させるために、或いは面倒になったのかはわからないけれど、霞を改善目的のためにこの枝誓館学園に放り込んだ、というか放り捨ててしまったのだけれど、何の因果か、それを拾うはめになってしまったのが、彼女――千華ちゃんなのである。
この娘って、メインヒロインにしては実に珍しいキャラクターで、こういう子って言うなればメインヒロインの親友タイプなんですよね。快活で積極的で肝心な部分が繊細な性格で、その頑張りに対してどうしても報われないタイプ。この手の子は、献身的で世話好きと何かと支援してくれるのに、主体性は譲らないタイプなので、物語の焦点が主人公に集約され、主人公を中心に物事もキャラクターも動く話だと、どうしても一歩以上ハズレてしまって、働きの割に報われない立ち位置に収まってしまうという不遇型なんだけれど、本作はメインヒロインとして、何より物語を動かす原動力にして発動機が千華の目的と意思にあり、主人公の霞はむしろ彼女の目的を助けるために動く、という主体性を彼女の側に預ける立ち位置に収まったので、珍しく彼女のようなタイプが日の目を見ることに。
こういう明るくて情の厚いタイプのヒロインはホント、大好きなので、彼女みたいのがメインヒロインやってくれるというのは、やっぱり嬉しいのです。
ただ、問題は主人公の霞がその主体性を千華にまるまる預けてしまった、という点にあるのが皮肉な話。彼がここに送り込まれてきた理由を鑑みるならば、千華の目的を手助けするために彼が千華たちとチームを組んで精進する事自体は問題無いとしても、主体性、或いは目的意識そのものを丸投げにしてしまって、自分自身の存在そのものを彼女に依存させてしまったのは、彼が抱えている不具合がまるで改善されないまま、元の木阿弥になってしまった、という意味で大失敗なわけです。
今は問題無いとしても、いずれ彼の歪みは浮き彫りになり、それに直面するはめになるのが、彼に依存されてしまった千華なわけで、彼女には必然的に近い将来、この半端に壊れた完成品をリコールするか、自分自身で根本から調教してしまうかが問われる事になってしまったわけで。
ご愁傷様、としか言えませんね。
霞は、多分なかなか聞き分けないですよ。常に最善を導き出し、柔軟に目の前の困難に対処し、将来の問題を予測して対策を起てることの出来るこのタイプは、だからこそ目の前で結果が出る限り、実は前提が間違えていて根本からひっくり返す、或いは後戻りしなくては取り返しがつかない、という事を認めることも受け入れることも難しいタイプでもあるのですから。
最後の散らばった臓物が浮かぶ血だまりの中で、薄っすらと笑みを浮かべて佇む霞のイラストは、なかなか意味深な示唆を含んでいて、ちょっとゾクゾクしました。これを叩きなおすのは相当ですよ。それだけ、千華のヒロイン力、根性と気合と不屈さと前向きさが試されるというわけで、実に違和が露呈するのが楽しみなマッチングであります。

南篠豊作品感想

彼と彼女の不都合な真実(フェイタルエラー) 23   

彼と彼女の不都合な真実2 (講談社ラノベ文庫)

【彼と彼女の不都合な真実(フェイタルエラー) 2】 南篠豊/鍋島テツヒロ 講談社ラノベ文庫

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人類的不都合要因―“ヒューマンエラー”を持つ御鷹一と白羽渡鳥。因縁を断つことに成功し平穏を得た渡鳥は、憧れ続けた学校という「日常」のために、一の通う紅稜高校に転入することにする。そして迎えた転校初日。一が待つ教室にやってきたのは、渡鳥―のほかにもう一人、美しい少女。彼女の名前はラウ・フローリア。淑やかで社交的なラウと、対照的に不器用な渡鳥ではあったが二人はしっかりクラスに馴染んでいく。初登校を終え、興奮しきりの渡鳥をなだめながら帰宅していると、ラウが現れる。その雰囲気は学校とは似ても似つかぬものだった。しかもその口から「エラー」という単語が発せられ―!?学園ファンタジーアクション、第2弾!
トトリの転校デビュー戦は素晴らしかったなあ。足元の定まらないアホだけれどひたむきな彼女の天真爛漫な魅力がほとばしっている素晴らしい自己紹介だった。
これねえ……うん、続き物の小説として鑑みるなら、あれこれ至らない作品だと思うんですよ。本来の人類的不都合要因という世界の弾かれモノとしての宿命について、今回殆ど放置状態で、ハジメの力はただの特異能力みたいな扱われ方でしたし。ヒューマンエラーの本来の理由である人類種の自殺因子という意味合いは主題としても要のところで、これと向き合うと相当に深く掘り下げた重くも厚い話になったでしょうけれど、いやはやまるでなかったかのような扱われ方でした。加えて、トトリの能力も殆ど無いも同然の扱いで。彼女の能力って日常生活にも結構支障が出るもので周囲に対してもそこそこ危険な要素をはらんでいるはずだったんですけれど、あれ?彼女の能力ってなんだったっけ? と思い出せなかったくらい一切今回彼女の能力については言及なし。ラブコメ的にももっと活用してもよさそうな能力だったのですけれど。
とにかく、この作品ってつまり何が書きたかったの? という方向性が1巻の話からすると途端に有耶無耶になって消えちゃっているわけです。これってどうなの? と思わないでもなかったのですけれど……。

……あれ? 別にどうでもいいんじゃね?

と思ってしまう程度にはこのハジメとトトリが手に入れた日常を満喫する今回のお話は面白かったのです。というか、もう凄い好きなんですわ、細かい瑕疵、細かくない気もする大きなでこぼこが気にならないくらい、この作品の雰囲気とメインの二人、ハジメとトトリの関係が好きすぎて困る!!
特にトトリは、天真爛漫のアホな子に見えて、いや実際アホ系の子なんだけれど、これまでの人生が過酷極まるもので苦労に苦労を重ねた経験の持ち主だけに、意外なほど心の機微をわきまえていて苦労人なんですよね。重さを感じさせない明るさが、むしろ健気さに見えてくるくらいの。イイ子なんですよ、この娘。それだけに、ハジメの庇護欲は当然のモノに見えるわけで、これまで周りと最低限しか触れ合わずコミュニケーションを取ることをしてこなかった彼が、トトリのために駆けずり回り人と人との間に入ってくる姿は、思わず胸がキュンとするような一途さで、これまた健気系男子なんですよね、意外なことに。
それだけに、あの爆弾発言は素晴らしかった。帯のキャッチフレーズにも使われていますけれど、独占欲むき出しの、ある意味これ以上ないくらい男らしい宣言はもう惚れ惚れするやらニヤニヤが止まらないやら。
思わず「キャーー!」と黄色い歓声をあげたくなるくらい。あのハジメが出て行ったあとの教室のお祭り騒ぎを想像するだけで顔がほころんでしまいます。

一途さで言うと、アオさんの方も負けず劣らずというか、同じくらいぶきっちょで四苦八苦している様が微笑みを誘う男ぶりで素敵でした。あれを素敵と言ってしまうのはどうかとも思うんですけれど、やっぱり健気さにはほだされてしまいます。報われるには、相手の新キャラの娘が剛健すぎて何とも言えないのですけれど。この娘にはどう切り込んでいけばいいかわからんもんなあ。ただ、脈は十分ありそうなんだけれど、ナチュラルに殺し愛に発展しそうな気もしますし。

今回の話は振り返ってみると、ド派手なバトルこそあったものの、それも含めて日常から、人間社会から本来弾かれてしまっている異端にして異物にして怪物たるモノたちが、しかし非日常を徹底して排除して、ひたすら日常を謳歌する話なのだとしてみれば、なるほどと納得もしようもの。バトルも見方を変えればコミュニケーションの一端ですしね。命がけになってしまいましたが、これもまた日常の延長線上と捉えるならばふにゃふにゃ。
しかし、あれだけトトリとの鉄板振りを嫌というほどみせつけられたあとで、あんな惚れてしまうじゃないかという台詞を言われてしまったノノには同情する。順番逆なら、一瞬ときめいたけれどみせつけられて諦めもつく、ってなもんだろうけれど、散々見せつけられたあとに、あんな恋心が芽生えてしまうような事言われてしまうと、もうどないせいっちゅうねん、てな具合ですよね。始まった時にはすでに終了していた、みたいな。
今後、ひたすら悶々とし続けるであろうノノについては、両手を合わせて南無南無と念仏を唱えるしかなさそうです。ついでに、ハジメとトトリのイチャつきっぷりにはそのまま手を合わせてご馳走様。
トトリの能力からして、今後いちゃつけばいちゃつくほど、行き着く先はアパートに防音処理を施さないと、というところに行き着きそうなのが、なんともはや……。

ほんと、作品の雰囲気や話のテンポは素晴らしかったので、次回作はもっと色んな所をちゃんと整えたら、ガンガン伸びるイイ作品になると思いますよ。個人的には先々にかなり期待をしたい作家さんです。

1巻感想

彼と彼女の不都合な真実4   

彼と彼女の不都合な真実 (講談社ラノベ文庫)

【彼と彼女の不都合な真実】 南篠豊/鍋島テツヒロ 講談社ラノベ文庫

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下宿先へと向かうため十数年ぶりの空の旅を終えた御鷹一は、空港で大きなカバンを服代わりに着た不思議な少女、トトリと出会う。変ないきさつから同行することになってしまった一たちは、突如として完全武装した集団からの襲撃を受けてしまう。それはトトリが持つ「不都合要因」―ヒューマンエラーが原因だった。トトリを引き渡せば危害を加えないと言われるが、自らもまた「エラー」を持つ一は、トトリを護ることを決意する―!第2回講談社ラノベ文庫新人賞“優秀賞”受賞、不都合を抱えた少年と少女の運命の出会いにより物語が動き出す。
おおっ、と。これはなかなか面白いぞ! 一応押さえておくつもりだけで手にとった作品でしたが、優秀賞を取るだけの出来ではありました。大賞作品の【神様のお仕事】もかなりの良作でしたし、いやいやこのレーベルもちょっと侮れなくなってきたかもしれません。新人につぶが揃ってきたら、レーベルも安定してきますからね。惜しむらくは、タイトルに全然インパクトが無いことでしょうか。正直、読むまでいったいどういう話なのかもさっぱりわからなかったもんなあ。てっきり、思春期の少年少女の色々と青っちろい交流を描いた青春モノかと思ってましたので、いやいきなりわけの分からない少女を拾ってしまったあたりまでその青春路線かと思ってたら、その少女をめぐって傭兵部隊が襲ってきてドンパチがはじまり、その上相手の傭兵隊長が怪物で、人畜無害な高校生かと思われた主人公も事情持ちのパンピーではなかった、というあたりで思ってたのとかなり路線が違ったことに結構驚かされましたし。
せめてもうちょっと、一目見て気に止まるタイトルにならなかったもんか。何れにしても印象に残りにくいもんなあ。
さて、冒頭からの軽妙なトトリとやけに老成してるわりに妙に地に足がついてないような感じだったハジメのコンビのやり取りには惹かれていたのですが、一番最初に襲ってきた傭兵隊の隊長が案外食わせ者で、なかなか憎めない好漢でもあったところから、ビビッとこれはイイんじゃないかという感触が。隊長のみならず、副官の女性に至るまでキャラ立てが行き届いてたんですよね。キャラ立てというよりも、自分の描く物語に登場する人物に対して、末端に至るまで心配りが行き届いているとでも言いますか、パーツや駒として扱うのではなく自分の物語に登場する以上、一人ひとり生きた登場人物として扱いたい、という存念がかいま見えたと言いますか。
物語自体はわりとオーソドックスではあるんですが、その物語を動かす人物たちが末端まで生き生きと動いているとやっぱり惹き込まれるんですよね。
人類という種から突然生まれてしまった不都合要因。弾かれモノとして、幼い頃から気軽に口にも出せない境遇の中で生きてきた二人が巡りあい手を取り合って生きることを願うという、孤独からの癒しの物語。素敵なのは、それを彼らが自由に生きることを肯定し、結ばれることを祝福してくれる存在が、出会ったばかりの二人の周りに居てくれた、という事実でしょう。
その人達が、そりゃあもう常識はずれのぶっ飛んだ存在で、ハジメとトトリの特異性を埋没させてしまうほどの強烈なキャラクター揃いばかりだった、というのは随分優しいお話だったと思うのですけれど、そういう甘さは決して嫌いじゃないんですよね。辛い思いをしてきた子たちが、お互いに手を取り合って幸せになることは、コチラもほんのりと温かい気分になりますから。
囚われのお姫様を、仰天するような隣人たちの手を借りて助けだす。王道ですけど、面白ければやっぱりイイなあと思いますよ。
しかし、トトリの持つヒューマンエラーは、今後の二人の仲を考えると結構辛いものですよね。気楽にキスも出来ませんし。ハジメがよっぽど理性を鍛えるか、もう最初からイタすときは物凄いことになってしまうと覚悟してイタすか。乱暴にされるのが好きです、といわれるとそれはそれで燃える気もしますがw

 
12月2日

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11月27日

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11月26日

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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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