大樹連司

GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ ★★★★   

GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ (角川文庫)

【GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ】 大樹 連司(角川文庫)

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怪獣に蹂躙されるがままだった人類は2039年のオペレーション・エターナルライトでヨーロッパを奪還、つかの間の勝利に酔いしれた。しかし2042年にゴジラが再び姿を現し、更なる絶望の日々が始まる。星をも砕くゴジラの力に対抗しうるのは、異星のテクノロジーによって開発された巨大兵器“メカゴジラ”のみ。果たして決戦の行方は!?―アニメ映画版GODZILLAの知られざる前史を描く渾身の小説版第2弾!
ハルオの両親、あの空港でのゴジラ襲来で死んだんじゃなかったんだ!!
劇場版で描かれた搭乗ゲートに向かうバスの車列が吹き飛ばされたあのシーンで、小説第一弾でインタビュアーとして報告書を執筆していた、ということになっているアキラ・サカキ調査官とその奥さんであるハルカ・サカキ戦車将校は死んだ、とハルオも彼を引率していた谷軍曹も思ってたし、実際劇場版ではハルオは両親の仇としてゴジラを強く憎むことが行動の原動力となっていたわけですが、そもそも道中のトラブルであの空港の現場に居なかったらしく、その後も二人地球連合の数少ない将校として重要なポディションについていくことになるようで。
それについては後述するとして、地球が辿った歴史。オペレーション・エターナルライトによる欧州奪還からいったい何があったのか。年表では大雑把にその後の重要な作戦とその顛末が書いてあったのだけれど、さらに詳しく当時現場の居た人間からの聞き取り調査、インタビューの内容をまとめたノンフィクション風インタビュー集が本作である。
一作目を読んだ時、そして劇場版を見てまず疑問に感じた点が、どうして地球を脱出して恒星間移民船によってわざわざ他の星系まで逃げなければならなかったのか、というところだったんですよね。
当てのない超々期間の旅に出るくらいなら、月面にでも都市作った方が安全だし確実だし救助できる人間の数も比べ物にならないんじゃないか、と誰もが思ったことでしょう。
それに対する答えが、ちゃんと容易されていたんですよ。

一応、ネタバレにもなるからこれ以降は収納しておきます。







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GODZILLA 怪獣黙示録 ★★★★   

GODZILLA 怪獣黙示録 (角川文庫)

【GODZILLA 怪獣黙示録】 大樹連司 角川文庫

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ゴジラ―かつて万物の霊長を僭称していた我々は、あの恐るべき怪獣と出会い、戦い、敗れて地球を追われた。当時最前線の兵士だった者、彼らを指揮する将官あるいは政治家、科学者だった者、あるいは一般市民、幼い子供だった者。これはそんな一人一人が語った、抗戦と敗北の記録である。果てしない絶望の日々を、人々はいかに生き抜いたのか?―謎に満ちたアニメ映画版GODZILLAの前史を読み解く唯一無二の小説版!

この11月17日より公開している映画【GODZILLA 怪獣惑星】の前史にあたる歴史が記述されているのが、本作【GODZILLA 怪獣黙示録】である。
虚淵玄シナリオ、ということでも話題になっているアニメ映画版ゴジラですけれど、本作ではなぜ人類が地球を捨て他の惑星へと恒星間移民を行わなければならなかったか。つまり、地球上にて如何にして人類は怪獣と出会い、怪獣と戦い、怪獣に敗れ去ったのか。その人類文明崩壊の過程のさなかに居た老若男女様々な人々から、当時のことをインタビューしたものを集めたドキュメンタリー方式で作られている。

これがもう、無茶苦茶面白かった。

【シン・ゴジラ】の映画館で見ていて、ゴジラが熱戦をはじめて吐いたときの、あの「あ、東京終わった」という途方もない絶望感を抱いた人は多いだろう。
いわゆる「ギャレスゴジラ」で知られるアメリカ版ゴジラのおいて、ゴジラとムートーによって北アメリカ大陸が横断的に壊滅していった様子を覚えているだろうか。
この【GODZILLA 怪獣黙示録】における地球という惑星では、1999年に初めてニューヨークに「カマキラス」の大群が出現したのを皮切りに、地球外惑星への移民計画が実行に移される2048年までの半世紀で、上記の規模の、いやそれを上回るだろう規模の怪獣災害が全地球規模で発生しまくる、という状況に置かれてしまうのである。それこそ、数百万人規模の死傷者が出るような災害が頻繁に、である。ずんどこ減っていく地球総人口。ガンガン減っていく人類生存権。地球上の殆どの場所が怪獣が跋扈する世界となりはてていく姿は、タイトル通り「黙示録」としか言いようがない。
そんな人類文明が滅びていくさまを、実際に体験した一人ひとりがその時に彼らがあった立場から見たまま感じたままに語るその内容は、だからこそ生々しくその当時の空気感、熱量を感じさせてくれるのである。
まさに、肉声、というやつでしょう。
一つ一つの、いやひとりひとりの物語は決して多くはなく、断片的ではあるものの、だからこそその集積である本作は、人類が滅びるまでの半世紀の只中に放り込まれたような、圧倒のさなかに首までどっぷりと浸かることができるんじゃないだろうか。
ただ怪獣たちの進撃に逃げ惑うだけじゃない、人類が、その時その場に居た人たちが、政府のえらい人や、情報部の工作員や軍の精鋭のみならず、街角に佇むただの一般人もいれば、国を滅ぼされて逃げてきた難民も居る。そんな人たちがそれぞれに戦った、生きるために、未来のために、戦った記録がここに記されているのである。絶望だけではない、自ら掴み取った栄誉があり、人類のために成した功績があり、家族を守るために果たした義務があり、たしかに届いたはずの希望もあった。

それらを、怪獣たちとも渡り合えるとようやく態勢を整えつつあった人類の前に出現したあの存在。
「G」の出現である。

これもう、あかんやろう。

シン・ゴジラのパねえさは言わずもがなですけれど、こっちのゴジラはそれをさらに上回っているっちうか、絶対に無理。勝てねえ。
正直、ここまで盛ってしまって、映画の方でこれ倒せるの? と深刻に疑問に思ってしまう程度には次元が違いすぎるんですよね。スケールが違いすぎる。これはもう、人類そのものの敗北以外のなにものでもないでしょうに。ぶっちゃけ、宇宙戦艦ヤマトでも勝てないんじゃないですかね!?

「宇宙の戦士」や「マブラブオルタネイティブ」なんかに例えられる世界観ですけれど、怪獣史的には平成ガメラでレギオンが勝利した世界とか、ガメラ3であのギャオスが大量発生したあとの世界、と見るほうが馴染むかもしれません。
ここで描かれてるクロニクルを見ると、東宝系の怪獣映画に出てきたあらゆる怪獣が山のように登場して、それに付属する様々なネタが盛り込まれていて、それはもう年表見ているだけでも楽しくなってしまうのですけれど、同時にあの怪獣たちの名前のセンスの古臭さが人類文明滅亡の歴史として語られる深刻さに全然マッチしてなくて、ものすげえ違和感たっぷりなのはちょっと参りました。いや仕方ないんですけどね。昔の怪獣の名前ってほとんどダジャレみたいなのばっかりだし、語感も似たようなのばっかりだからなあ。
ただ、メーサー殺獣光線車とか轟天号、スーパーXなどといった超兵器群も最終的に登場して活躍しているので、欧州奪還作戦である「オペレーション・エターナルライト」なんかは、むしろこれだけ映画化してくれないかな、と思ってしまうほどの熱さでした。あの軍人さんのモデルって絶対権堂一佐だよなあ。図らずも、ビオランテ戦で活躍させてるわけですし。

実のところ映画の方はどうしようかしばらく様子見のつもりだったのですけれど、前史でこれだけ魅せられてしまうとは。こうなんていうか、火が着いてしまった感もあるので、これは見に行かないとなあ。


大樹連司作品感想

おまえは私の聖剣です。3 3   

おまえは私の聖剣です。3 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。3】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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ついに最大の決戦が起こる!?

英雄の力を受け継ぐ少女たちと、過去から蘇る偉人=怪偉人の戦いが繰り広げられる弓鶴羽市。
その戦いは思いもよらぬかたちで、さらなる拡大を見せた。その決着は――!?

巨大生物、弓弦羽市に迫る!!
伏姫咲耶花は《卑弥呼》の鬼道、千葉真琴は《柳生十兵衛》の剣技。
英雄の力を受け継いだIXAの少女たち。
彼女たちを助ける「剣」の力に目覚めた高校生の槇那一兎は、
最先端都市・弓弦羽市で、少女たちとともに、過去から蘇る偉人=怪偉人と戦う日常を送っていた。
ところが、新たな怪偉人は街から遠く離れた山奥に出現したらしい。
調査と温泉旅行をかねて、現地へ向かう一兎たち。
だが、そこで《ワイアット・アープ》こと李小玲の銃弾が、怪偉人を超える驚異を呼び覚ましてしまう。
小玲の銃と一兎の「剣」は、仲間を救う力となれるのか?

超歴史バトル×ラブコメ、完結!!
ぎゃーー、これは紛うことなきばっさり打ち切りだー! あれー? そんなに売れてなかったのか、これ。やっぱり、第一巻で咲耶花が随分とやらかしてしまったのが印象悪かったんかなあ。初動自体はそんなに悪くなかったと思うんだが。ラストで予知夢という形で描かれた本来のものと思しきエンディングは、匂わされたのだけでもかなり面白そうな展開だっただけに、これでオシマイというのは辛いなあ。
歴史上の偉人が怪人として再臨し、また偉人たちの能力を異能として発言させたIXAが迎え撃つ。この構図自体、定番とはいえ面白かったですし、適当にめぼしい偉人をぶっこむのではなく、歴史好きとしては非常に「くすぐられる」組み合わせを毎回用意してくれていたので、その点からも結構楽しんでいたんですよ。
雷繋がりのニコラ・テスラと立花道雪はまあともかくとして、吸血鬼繋がりにしてオスマンの脅威迫る東欧の殺伐とした環境の中で生まれた怪物、ブラド・ツェペシとエリザベート・バートリー。そして、この第三巻はというとネイティブアメリカンの雄として西部開拓時代を蹂躙したあの「ジェロニモ」の怪偉人が、同じく西部開拓時代のヒーロー、ワイアット・アープの銃技を受け継いだ少女と共闘し、惑うワイアット・アープを導く、なんて展開で、ジェロニモとワイアット・アープの共演なんて展開はやっぱりそそられるんですよね。
ネタとしても幾らでも広げていける設定だけだったに、ここで打ち切りというのは返す返すも勿体無い。怪偉人の出現という自体そのものが、一族の領袖というべき上の連中が密かに企てていた陰謀だったかもしれない、という確定情報に近い疑惑が出てきて、将来的にはIXAを引き継いだ若者たちと過去の因縁を引きずる古老たちの過去へと立ち戻るか未来に進むかという対立構図も出来上がりかけていましたしね。長期的に見ても、物語の構成もかなりよく練りこまれてたんじゃないかなあ。
まあ、敢えてこの最終巻はシリーズを畳みにかかるのではなく、そのままシリーズの第三巻目という形で話も進めたみたいですね。肝心の主人公とメインヒロインである一兎と咲耶花が脇に回り、小玲がほとんどメインを張っていたというのも、サブヒロインの当番回、という風情でしたし。変に畳みに掛かって話が変に歪になるよりはマシだったかとは思いつつも、最終巻としてはやっぱり咲耶花たちの出番が少なかったというのはちょっと寂しい。
真面目にやっているようで、全力でバカもやってる展開も従来通りで、途中の怪偉獣襲来のシーンは思いっきりゴジラネタを投入。これ、さすがに今の世代はわかんないんじゃね? 平成版でやっとこ自分の世代で当該だよ?w

1巻 2巻感想

おまえは私の聖剣です。23   

おまえは私の聖剣です。2 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。2】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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現代の美少女にドラキュラ公の力が宿る! ?
過去から蘇る偉人=怪偉人と戦う少女たち=伏滅機関IXAsの住む最先端都市・弓弦羽市。
高校生の一兎は「剣」の力に目覚め《卑弥呼》の後継者たるお嬢様・伏姫咲耶花のもと、この街で暮らすことになったのだが……。

過去から蘇る偉人=怪偉人と、英雄の力を継承した少女たち=伏滅機関IXAsが戦う最先端都市・弓弦羽市。
高校生の槇那一兎は、少女たちとともに戦う「剣」の力に目覚め、《卑弥呼》の後継者たるお嬢様・伏姫咲耶花のもと、
この街で暮らすことに。
そんな一兎たちがこの日やってきたのは遊園地。戦士たちの束の間の休日……となるはずが
IXAsをライバル視する黒衣アーデルハイトと鉢合わせし、何やら不穏な雰囲気。
しかもそこに新たな怪偉人《エリザベート・バートリ》が出現。千葉真琴や仲間たちが、この血塗れの伯爵婦人に囚われてしまう。
絶体絶命のピンチに、一兎はいかに戦うのか! ?
超歴史バトル×ラブコメ、第二弾! !
へぇ、なるほどなあ。ブラド・ツェペシュの串刺しの杭を単純な物理攻撃の手段として表現するのではなく、支配の象徴として能力化したその発想は面白い。ドラキュラのモデルになったワラキア公の来歴を見るとよくわかるんですが、ブラド・ツェペシュは国内貴族の悪質と言って過言ではない無分別で無節操な所業に悩まされ続けているのです。実際、父や兄は外国勢力に唆されて暗殺されていますし、彼自身も終生足を引っ張られ続ける事になります。あの串刺し公の由来となった串刺し刑の林はオスマンへの見せしめであると同時に、国内貴族への威圧でもあり、彼なりの支配権の確立の象徴であったわけです。そのへんの由来をうまくアレンジした形のあの能力は、ついついわかりやすくパイルバンカー!みたいにしたくなるところを、上手く発想を変えて拾ったなあ、と思った次第。となると、わざわざ敵役にエリザベート・バートリを持ってきたのも、ワラキア公を意識しての事なんでしょうね。どちらが先、だったかはわかりませんけれど、時代こそ百年近い隔たりはあるものの、同じ吸血鬼のモデルであり、同じ東欧のオスマン帝国の圧力を受け、混沌とした国際情勢の渦中にあって波乱の生涯を送ったという意味でも、共通性……というよりも細くともある種の因果があって敵対するにもいい意味で絡みが出来るんですよね。
実際、この怪偉人《エリザベート》には狂気以上に悲哀という要素が加味されていましたし。すべては自業自得の邪悪さで哀れに思うことも同情することも不要だけれど、それでも彼女が生きた時代の、土地の、苛烈と言っていい煮えたぎった混沌のような有様には、思いを馳せてみるのもいいんじゃないか、と思わされる。
この時代の東欧地域って、歴史的にも見ても、人物的に見てもホント面白いんですよ。日本での知名度は低いだろうけれど、びっくりするくらい図抜けた英雄、梟雄、奸雄がぞろぞろと存在してますし。

さて、無事一兎を迎え入れることが出来た伏滅機関IXAsですが、組織としては未だに迷走したまま。と言うよりも、やっぱり頭である咲耶花の腰が定まらないんですよね。逆に言うと、当主がフラフラしている程度でブレてしまうIXAsの組織力も問題と言えば問題なのですけれど。いや、今回については咲耶花に要らない決断を強いさせざるを得ない状況に陥っていた事が問題なのか。《卑弥呼》の力の執行権を外部の、しかも適切な情報分析力も判断力も持たない市長に預けざるを得ない状況になっているという時点で、もう無茶苦茶ですし。本来なら、その手の政治力というか、裏から手を回して表を黙らせるような長くて黒い手を使えるバックを持っておくべきだし、それは多分、黒衣が担当するべきなんだろうけれど、なんでか関係こじれて勢力争いしている始末だからなあ。あの黒衣の当主も、自分の組織に拘りすぎててガチガチに自分縛っちゃってるし。あれはあれで、いい具合に咲耶花よりも無能だと思うぞ、うん。
今回に関しては、一兎との剣化合体を他のメンバーにまでやらせるかどうかで咲耶花が迷って決断を先延ばしにしてしまった件については、これは同情の余地ありでしょう。
一兎との剣化合体、殆どセックスしてるのと同じ暗喩表現だな、と笑っていたら、どうやらやってる当事者たちも剣化合体が性交渉と同等のものであるという意識があったみたいですし。自分が惚れている男を、任務だから、友達だからと他の女に任せるとなると、なかなか踏ん切りつかないでしょうしねえ。一兎当人も咲耶花以外には乗り気ではないようでしたし。
だから、ちゃんと一兎との関係にナシをつけて……曖昧にせずちゃんと告白して気持ちを通じ合わせてから、公の責任のもとに一兎を送り出した、という姿勢には評価を送りたい。
表現や台詞だけ見ていると完全にセックスだけれど、実際は性交渉でもなんでもなく単なる剣化合体だから、相手が中学生でも全然オッケーだぜ! という発想にはヒトコト申し述べたいところだけれどさww
ラストなんて、実質姉妹丼じゃないかっ、なんて言っちゃあ駄目ですかね? 

1巻感想

おまえは私の聖剣です。3   

おまえは私の聖剣です。 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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失踪した家族が残した莫大な借金のため、高校生の槇那一兎が呼び出されたのは、超巨大財閥が支配する最先端都市・弓弦羽市。
 一兎が、そこで見たのは、稲妻を操って暴れる戦国武将・立花道雪。そして、荒ぶる雷神に、異能の力で戦いを挑む少女たちだった。

 ここは過去から蘇る偉人=怪偉人と、名高き英雄の能力を受け継いだ美少女たち=伏滅機関IXAsが、日夜、激しい戦いを繰り広げる街。
 唸る道雪の電撃。迎え撃つは柳生十兵衛の剣、ワイアット・アープの銃。そして卑弥呼の後継者たる大財閥のお嬢様・伏姫咲耶花の所有物になってしまった一兎の秘密とは?
あれ? これって一巻だけで終わりなの? 全然続いてもおかしくない内容にも関わらず、文章の締め方が完全に最終回モードだったので拍子抜けしてしまった。大樹さんって、そういえば全然シリーズもの書いてませんね。どれも一冊できっちり終わっている。これまでは、一冊で終わって然るべき内容の作品ばかりだったので、特に疑問も抱かなかったのだけれど、こうしてシリーズ化デキそうな内容の作品までこういう形で終えるということは、シリーズでやらないというポリシーでも持ってるんだろうか。
と、全然作品の内容とは関係ないところから切り込んでしまったけれど、本作はと言うとある意味古式ゆかしい、歴史上の偉人・英雄の力を宿したり、当人を召喚してしまったりして切った張ったを繰り広げる活劇モノ。どうせ偉人モノをやるなら、もっとマイナーどころを書けばいいのに、とか思ったんだけれど、よくよく考えると立花道雪とかニコラ・テスラとかジョージ・オーウェルとか、マルキ・ド・サドとか、一般的な視点からするとこの人達で十分マイナーどころになるんですよね。これ以上マイナーになると、本気で誰だよこいつ知らねーよ、知らねー奴だされても燃えないよ、という話になってしまうから、この辺が順当なのか。いやでも、この際だから本当にマイナーどころを出しまくって、コアな層の食指に訴えるという手も……リスク高いですか?
個人的には道雪先生をあそこまで好き勝手改造しまくったのには大受けでしたよ。いくらあだ名が雷神だからって、最終的になんか絶対無敵ライジンオーみたいになってんじゃねえかw 立花道雪という人は、立花氏を継承するまで「戸次鑑連」という名前だったんですが、まさか戸次を文字って「ベッキー」呼ばわりするとは。ベッキーっすよ、ベッキー。その発想に吹いた。
とはあ、怪偉人ニコラ・テスラによってハチャメチャにイジられまくるベッキーなのですが、何気に最後はイイ話になってて、時代も国も異なった、しかし雷撃に纏わる縁によって結ばれた二人の男同士の友情がかなり熱かったりするのです。西国無双の名を冠した伝説の名将の名に相応しい立ち振る舞いには、いささか感動してしまったほど。いやあ、やっぱり立花道雪ほどの人が、ただの怪人役では役不足だもんなあ。咲耶花が後半、酷いヤラカシをやってしまうこともあってか、むしろ心情は道雪・ニコラ・テスラよりでしたよ、うん。
咲耶花は、さすがにあの失態は組織の長としてはやってはいけない事のオンパレード過ぎて、思わず感嘆してしまった程でした。これについては、弟くんがもう遠慮なしにガツンと言って、バッサリ切って捨てている。この際の厳しい物言いは、なかなか他ではお目にかかれないくらいの弾劾で、普通ならそこまでしっかり言われたらまあ今後気をつけてくださいよ、と許してあげてもいい気になるものですが……それでもまだ足りないだろうと思ってしまうくらいに、見事な自爆だったんですよねえ。ドツボにハマるにしても、限度があるだろうってくらいにやらかしたもんなあ。実際、これは時代が時代なら即座に腹切りお家断絶。現代でも速攻で懲戒免職処分ものだわ。正直、二度目など許されないレベル。
明らかにあの暴走性は性格的なものを超えた病気のレベルなので、本人がどれだけ本心から反省しても完全に治るかは怪しいんですよね。どう見ても、自分でわかってて止められない、という風情だもん。なので、意外と
咲耶花個人には悪印象はないんですよね。性格的に可愛らしく皆から慕われ、支えたいと思わせる女の子だというのは非常に強く伝わって来ましたし。だからこそ、あれは可哀想。権限持たせると自分も周囲も不幸になってしまうタイプだわ。素直に弟くんが全権司令官に座ればいいのに。ああでも、卑弥呼である以上一度突っ走れば有無を言わせず周りに意志を強いる事が出来てしまうのだから、名目上の組織での地位とかは肝心なときには意味がないか。
これで、主人公が剣化しながらも主導権を握れるスタイルだったら、上手いこと行ってたんでしょうけどね。一兎は、爺さんに連れられて世界中を旅してきたせいか、精神的に非常に練れていていい意味で動じない安定した人格の持ち主ですから、不安定な咲耶花を結構上手いこと扱えると思うんですけれど、主体が咲耶花の方にあるせいか、どうも上手いこと機能してなかったんだよなあ。相性ピッタリだし、呼吸と意思が合わさった時の伸び方は抜群で、傍目にも良いコンビに見えるだけに、この立ち位置の噛みあわなさ故の微妙な機能不全がなんとも残念でした。
とは言え、結構好きなんだよなあ、こういう作品。細部での文章の連ね方の丁寧かつ絶妙な巧さとかは、流石は大規蓮司という妙がありましたし、どう聞いてもセックスの暗喩にしか思えない、剣化合体時の咲耶花と一兎の掛け合いといい、面白かったんですよね。
ラストの、爺さんの正体が明らかになった時など、主人公に託されたものの熱さにテンション上がりましたし。ってか、爺さんの素性を見た瞬間にテンションあがりましたけどね。あれは反則よー。
出来れば二巻三巻とシリーズ続けて、この世界観掘り下げていってくれたら、もっと楽しめそうだったんですけどね。やっぱり一巻完結なのかしら。

オブザデッド・マニアックス4   

オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)

【オブザデッド・マニアックス】 大樹連司/saitom ガガガ文庫

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級友たちを襲う死者の群れ……ほくそ笑む僕。
授業中、いつも妄想していた。もしも今、この学校をゾンビたちが襲ってくれたら──。逃げ惑うクラスメイトたち、何もできずおろおろする先生……。ざまあ見ろ、最高だ! ゾンビ映画ばかり観て現実と向き合えない高校生、丈二。しかし、嫌々参加したクラスメイトとの夏の合宿で、本物のゾンビハザードが丈二とクラスメイトを襲う!  ボンクラでオタクな僕が、みんなを救ってヒーローになる!?  さらに学校一の美少女も思いのままに!? 怨念じみた妄想が現実になったとき、待ち受けるのは天国か、それとも地獄か!?
おおおっ!? なんぞコレ!? 面白い面白い、すっごい面白かった。ゾンビを愛する少年が主人公なせいか、メタなゾンビ作品ネタがこれでもかと投じられるんだけれど、まさか【凶鳥(フッケバイン)】までパロネタがあるとはw
既存のゾンビものと違うのは、ゾンビのパンデミックが発生してしまった世界でのサバイバルが主眼じゃない、という所である。ゾンビとは非日常の象徴に過ぎず、これは永劫に続くはずだった日常が突如壊れた事によって一度白紙に戻った人間関係という人の檻をどう捉え直すか。夢想と現実をどう編み直すか、という話になっている。故に、ゾンビの脅威はそれほど切迫した問題じゃなくて、この辺はかなりギャグじゃないのか、というノリで処理されてしまうんですよね。もうこのコメディノリには開いた口が塞がらなくて、そのまま笑い転げてしまった。いいのかそんなんで!!
ただ、前半から中盤のポンコツなノリとは裏腹に、中盤以降ショッピングモールに立て篭もって以降の展開はゾンビそっちのけで、スクールカーストを主題とした群像劇が描かれるのだ。
日常という檻の中で人をゾンビのように腐らせる現実世界への絶望と反逆、そして革命と統制が引き起こす理想の崩壊、という極限状態での閉鎖環境において構築された社会秩序のもとで繰り広げられる理想とエゴの鬩ぎ合い。
それは、苦しみしか無い腐ったような日常に膿み切った主人公の妄想が具現化した、望むべき非日常の世界。彼がずっと待ち望んできたパラダイスだったはずなのに、彼を戸惑わせるのはゾンビたちが巻き起こす現実の惨劇などではなく、同じ夢を共有していたはずの仲間の変質であり、これまで彼が知らなかった人と人との繋がり。
テンションあがってはしゃぐばかりで、空回りしてばかりだった主人公が、自分の居場所を与えられてようやく地に足の着いた状態になった途端、その与えられた自分の居場所に疑問を持ち出し、ちゃんと自分の意志で考えだして、最後にはちゃんと自分の言葉で叫んで、それこそ主人公らしく突っ走りだした瞬間は燃えたなあ。お間抜けで卑屈なんだが妙な愛嬌があって当初から憎めなかった主人公ですけど、途中から本当に好きになってしまった。ヘタレで根性曲がった男だったくせに、熱いイイ男じゃないか!
ゾンビ映画のみならず、ホラー、スプラッター系ならその存在だけで速攻死にそうな死亡フラグの塊である金髪ビッチのいずなも、散々腐れビッチ分をまき散らしながら後半思いっきりいいところを持ってっちゃって。
最悪どんな悲惨な救いようのない話になるかと中盤以降の暗い圧迫感のある展開から戦々恐々としてたんだけれど、思いの外痛快で気持ちの良い話になって、なんかもうスッキリさせていただきました。
いや、最後の姉ちゃんのあれははっちゃけすぎだと思わないでもないけれど、いいじゃない、そんな戯けたノリだって。
スプラッタなゾンビサバイバルアクションかと思わせといて、日常や学校、クラス環境への絶望感を綴った青春群像劇、と見せかけ、最後にはそれら全部を巻き込んだ上で吹っ飛ばし、アツい友情にまみれた痛快娯楽作品に。ゾンビ愛にあふれすぎて拗らせたあげく不思議な踊りを踊りだしたかのような、とにかく面白い作品でした。いやあ、楽しかった楽しかった。
 
1月25日

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(GAノベル)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ビッグ コミックス)
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(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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1月10日

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1月8日

(BLADEコミックス)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(角川コミックス)
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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(マガジンポケット)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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(DNAメディアコミックス)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ファミ通文庫)
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(PASH!ブックス)
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