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天空監獄の魔術画廊

2016年7月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

読んだ本の数:53冊 うち漫画:17冊

前巻で胸を抉り殺された【筺底のエルピス】。幾らなんでも底だろう、ここからさらに地獄に突き落とされるなんてないだろう、と縋り付くように願っていたら、絶望じゃないこれは希望だ、とばかりにつきつけられる最悪の救済。もうなんていうか、言葉もなく悲鳴をあげるのみだった。
そして、もう一つの極まっていた作品が【ふあゆ】。これもガガガ文庫ですぜ。このレーベルのエッジの利かせ方は他のレーベルとはまったくやり方を異にしていると言って過言ではないだろう。
正気と狂気の地平を行ったり来たりしながら、一番純粋なものへと研ぎ澄まされていく。とんでもない作品だった。

★★★★★(五ツ星) 2冊

筺底のエルピス 4.廃棄未来】 オキシタケヒコ/toi8 ガガガ文庫
ふあゆ】 今慈ムジナ/しづ ガガガ文庫

【筺底のエルピス 4.廃棄未来】 オキシタケヒコ/toi8 ガガガ文庫

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あまりにも、あまりにも、あまりにもヒドイ、あまりにも可哀想で、こんな馬鹿な話があるか。こんな救いのない話があるか。こんな、最悪な希望があって許されるのか。世界は救われ、彼女の未来は徹底的に廃棄された。もう、戻らない。戻らないのだ。


【ふあゆ】 今慈ムジナ/しづ ガガガ文庫

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狂気の地平がどこまでも広がっている。そこで自分を確立していられるのは寄るべき愛があるから。
この上なく純愛で、救いがなく、美しい問いかけの物語。
ふーあーゆー。あなたはいったいだれですか?
新しいヒーローものであり、今再び現れた新伝綺の系譜に連なる傑作である。

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 1冊

天空監獄の魔術画廊 5】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫


【天空監獄の魔術画廊 5】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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おおむねキリカさんが悪い! しかし、そのポンコツさが限りなく愛おしい。そのポンコツさ故に、大団円になったとも言えるし、器大きいよねキリカお姉さんっ。


★★★★(四ツ星) 11冊

ログ・ホライズン 外伝 櫛八玉、がんばる!】 山本ヤマネ/平沢下戸 エンターブレイン
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。4】 CHIROLU/景 HJ NOVELS
大陸英雄戦記 2】 悪一/ニリツ アース・スターノベル
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.10】 聴猫芝居/ Hisasi 電撃文庫
幻獣調査員】  綾里けいし/lack ファミ通文庫
創神と喪神のマギウス 2】 三田誠/曽我誠 富士見ファンタジア文庫
ストライク・ザ・ブラッド 15.真祖大戦】 三雲岳斗/マニャ子 電撃文庫
はたらく魔王さま! 15】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? 2】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫
ラストエンブリオ 3.暴走、精霊列車!】 竜ノ湖太郎/ももこ 角川スニーカー文庫
妹さえいればいい。 3】 平坂読/カントク ガガガ文庫


【ログ・ホライズン 外伝 櫛八玉、がんばる!】 山本ヤマネ/平沢下戸 エンターブレイン

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【うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。4】 CHIROLU/景 HJ NOVELS

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【大陸英雄戦記 2】 悪一/ニリツ アース・スターノベル 

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【ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.10】 聴猫芝居/ Hisasi 電撃文庫

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【幻獣調査員】  綾里けいし/lack ファミ通文庫

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【創神と喪神のマギウス 2】 三田誠/曽我誠 富士見ファンタジア文庫

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【ストライク・ザ・ブラッド 15.真祖大戦】 三雲岳斗/マニャ子 電撃文庫

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【はたらく魔王さま! 15】 和ヶ原聡司/029 電撃文庫

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【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? 2】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫

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【ラストエンブリオ 3.暴走、精霊列車!】 竜ノ湖太郎/ももこ 角川スニーカー文庫

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【妹さえいればいい。 3】 平坂読/カントク ガガガ文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

ダリア (Frontier World ―召喚士として活動中―)
星河純華 (アルティメット・アンチヒーロー)
ラティナ (うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
フェリ (幻獣調査員)
龍胆ツクシ (ふあゆ )
ジュゲム (ふあゆ )
森宮タクミ (ふあゆ)
ミア (ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける)
破城蒼士郎 (創神と喪神のマギウス)
乾叶 (筺底のエルピス)
姫柊雪菜 (ストライク・ザ・ブラッド)
藍羽浅葱 (ストライク・ザ・ブラッド)
キリカ (天空監獄の魔術画廊)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

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天空監獄の魔術画廊 5 ★★★★☆  

天空監獄の魔術画廊 V (角川スニーカー文庫)

【天空監獄の魔術画廊 5】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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奇跡の島『天空の大監獄』―そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。脱獄に失敗し、監獄内での自由すら奪われて監禁されてしまった看守のリオンと、囚人のキリカ、レオナ、アネット、フィーネの4人。しかし、リオンの師匠・イングラムが率いる革命軍の手助けにより、再びリオンは脱獄を決行する―。このままでは世界が滅亡!?天空の大監獄の謎がついに解き明かされる!!
脱獄話が、いつの間にか世界滅亡のピンチになってたーー!! 詳しく話を聞いてみると、おおむねキリカさんが原因じゃないか! たった一人で危うく保たれていた均衡をぶち壊し、何十年も掛けていた計画を破綻させ、世界の趨勢を決める戦いを引き起こしてしまったキリカさんのポンコツっぷりはもうワールドレベルじゃないかw
キリカが罪人としてこの大監獄に放り込まれた過程って、何気に雑というか大雑把というか、なんでわざわざこの娘を罪人に仕立てあげなきゃいけなかったのか、という理由から妙な違和感があったんですよね。なにしろ、キリカさんって知れば知るほどポンコツで、わざわざ排除しなきゃいけないほどのキレ者でもないんですよね。そりゃ、あの戦闘力はもう尋常じゃないことこの上なしなんだが、そこまで邪魔かというとわりとどうとでもなりそうというか、騙しやすそうというか、利用されやすそうというか。
まあそういうもんか、と気にはしてなかったんだけれど、まさか師匠筋からリオンの護衛として送り込まれていたとは……むしろ、色々計画を台無しにされて過労死寸前のどんちゃん騒ぎになってしまった副官殿の腹いせが理由の大半だったような気がしないでもないけれどw
でもまあ、キリカさんがやらかしてリオン捕まえちゃったからこそ、レオナやアネット、フィーネの三人と出会うことが出来たのだから、運命は運命だよなあ。キリカさん的には自爆かもしれないけれど、まあ一緒に大監獄に来なければキリカさんもリオンと結ばれなかったのだから、悪くはない差し引きだったんじゃないかと。
それにしても、一気に魔王を含めてこの世界を構成する様々な設定や謎が明らかになったんだけれど、大監獄内でわさわさやってたのもそれはそれで面白かったんだけれど、わりと外に出て世界中駆け巡って冒険して、というのも面白かったかもしれない、と思う程度には世界設定面白かったんですよねえ。
それ以上に、やっぱりこの主人公のリオンの自分ルールを譲らない「魔王」なキャラクターこそがはっちゃけた展開に燃料ぶちまけて火を焚べるファクターだったので、大監獄内だろうが外の世界だろうがリオンが大暴れしてる文には、楽しさは変わんなかったのかもしれないけれど。
いや、この主人公の自分で定めたルールは厳守するけれど、一方で欲望に忠実、というキャラは面白かったなあ。その彼の欲望というのが基本的に画狂としてまず何よりも良い絵を描きたい、というところで埋め尽くされてたのも、このリオンを頭のオカシイ一般論が通じない「魔王」にしてたわけだけれど、前巻あたりで「愛」とはなんぞや、女性を愛するとはなんぞや、という人間のそれを理解して以降は、鈍感じゃない主人公として……やりたい放題になってましたからねえ、うんうん。一途なようで、どっか踏み外してたからなあ。彼が誰か一人しか選ばない、という結論にはどうもしっくり行くものを感じていなかったので、レオナが粘り勝ちしたのも納得なんですよね。
てか、実のところ自分はリオンは、キリカさんルートじゃなくてレオナを選ぶんだと思ってたんですよ。だから、キリカさんのウェデングドレス姿の最終巻の表紙絵には、キリカさん可哀想に的なことを考えてて、正直すまんカッたw
キリカさん、ぽんこつ可愛いんだけれど、レオナのガチヒロイン力がちょっと揺るぎないものがあったんですよね。レオナだけは、ちゃんと受け入れてあげないと幸せになれそうにない薄幸な感じが付き纏って離れなくってねえ。
結局、キリカさんのポンコツさはラブコメ面でも最後の最後まで暴れっぱなしでしたし。せめて、一番最初に結婚式やってあげるくらいでないと、レオナもアネットも、フィーネですら男の子をドキッとさせる女子力がありすぎて、キリカさん弄られるしかないのよw まあキリカさんのあのイジられれば弄られるほど輝くポンコツかわいいキャラはいい意味でぶっちぎりなんですけどねえ。
後日談は、大監獄脱出後の彼らの激動の人生が伺い知れて、これはこれで読後感に痛快さがあって実に良かった。ほんとにリオンとこの四人の嫁たち、やりたい放題人生楽しみ、肉欲に溺れ、世界を股に掛けて大暴れして、生きることを満喫しきったことが伝わってきてる。本物の魔王なんかになって、世界を支配して、苦労も多かったんだろうけれど、しんどいとか辛いとかが全然感じられない、ヒャッハーな空気が満ち満ちてるんですよね。これだけ楽しそうな様子が伝わってきたら、もう見送る方としては苦笑しながら満腹のお腹を擦るしかないじゃないですか。
ああ、面白かったっ! 

あと、最後に。もう一人の脱獄王ヴァレリア。ついにはこの世界からも脱出して異世界を征服に行ってしまった彼女。アイシャルリターン、とばかりにあっち征服したら今度はこっち征服しに戻ってくるから首洗って待ってるが良い、とばかりに肩で風を切って行ってしまった彼女。後日宣言通りに、異世界からこっちの世界に侵略戦争を仕掛けてきたようなのですが……。
あのね、あの宣言見たら、今度会う時は乾坤一擲の決戦だ、という気分になるじゃないですか。今度こそ、決着を着けるぞ、みたいな雰囲気だったじゃないですか。
なんだよ、その侵略戦争の回数わ!!(爆笑
ヴァレリアさん、あんた、ちょっと侵略して来過ぎ!! その回数だと一年に2回以上の季間行事みたくなってるよ!? 人生楽しそうという意味合いにおいては、ヴァレリアも負けず劣らず、どころか吹っ切ったリオンたちをすら圧勝してるよなあ、この人。

シリーズ感想

天空監獄の魔術画廊 4 ★★★★  

天空監獄の魔術画廊 (4) (角川スニーカー文庫)

【天空監獄の魔術画廊 4】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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奇跡の島『天空の大監獄』―そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。天空の大監獄に閉じ込められ、看守の任を与えられたリオンの下にやってきた新しい囚人、それは昔からの知り合いで吟遊詩人の少女・ユフィリアだった。リオンの過去を知る人物が加入したことで、女の争いは一層過熱することに。そんな中、リオンの企みを阻止するべく激しい襲撃を仕掛ける敵が現れて―!?
本気触手責めキターー!! しかも、主人公がヒロインを魔獣を使って触手責めするという鬼畜的所業! もうやりたい放題ダナー。
そもそも、幼なじみ的少女を既にヌードモデルで全身舐めるように堪能済み、という時点で凡百の主人公と一味も二味も違うのですけれど、これまではトラウマ紛いの欠落が原因の鈍感さによってリオンって性的な欲求が全部画狂のそれに変換されてしまっていたので、羨ましい境遇も致命的なところには至ってなかったんですよね……いや、その鈍感さが既にユフィリアには致命的な展開を催してしまっていたのですけれど。
ともあれ、前回シスター含めてみんなの奮闘によってリオンの欠落は埋められて、彼の男性としての感性は鈍感から脱することに成功したのですが……。
レオナやキリカに対してドキ・ドキしている間は良かったのですが、途中から変な具合に突っ走りだして、フィーネを弄りだしたときにはもうどうしようかと。
フィーネはフィーネで雌豚扱いされて、喜びだすし。これだけやりたい放題やるくせに、リオンってば本質的に一人しか選べない男であるなんてことになってしまったので、本命のレオナとキリカはともかく、三番目のアネットとフィーネはどうするのかと思ってたんですよね。アネットは色々と割りきってましたけれど、四番目扱いのフィーネは本人は諦観してるもののちと可哀想だなあ、と思ってたのですが全然可哀想じゃなかったし。むしろ、ペット扱いされて雑にあしらわれて悦んじゃってるし。一生雌豚として大切に支配してやるとか言われて完落ちしてるし。なぜそれで落ちるw
色んな意味で、アネットが勃興した魔王ハイレイン教の布教が順調に進んでる、進んでしまってる!!

ともあれ、ついに脱出のための手段が揃い、天空監獄の脱獄作戦を決行するリオンたち。ところが、その計画は筒抜けもいいところで、結構開始寸前から全看守と囚人に追撃指令が出されるしっちゃかめっちゃかの逃走劇に。そして、立ち塞がるは完全にノリで邪魔しに来た監獄王ヴァレリアと、リオンを叩き潰すために狂乱したハイネ。
人生楽しそうなヴァレリアさんはともかくとして、狂ってしまったハイネが哀れでねえ。彼は、もう一人のリオンだと言われるのもうなずけるところで、多分最初にレオナを失っていたらリオンの魔王化はこんな方向で進んでいたんでしょうね。尤もリオンがこうなる可能性というのは、現在進行形であってレオナとキリカ、アネットとフィーネ、今この四人の誰かが犠牲になったりしたら、あっさりこの主人公、転変してしまいそうなくらいには危なっかしいというか、情が深い。情が深いからこそ、なんでもするし、どんな手段でも取るし、自分すらも追い込んでいく。まあ、女性陣からすると目が離せないタイプなんだろうなあ。
それでも、リオンやハイネは常識枠なんだろうなあ。完全におかしいのは、むしろキリカさん。この人、確か登場時はもうちょっとまともな女騎士だったと思うんですけれど……。
「ひゅんひゅんっ、ぎゅいーーんっ!」
どこのアラレちゃんだよ! と思うような斬撃の掛け声とともに暴れまわるこのパッパラーポンコツ騎士。いやもうこんな「ずんばらりん」ってな感じで斬りまくるって、一人だけ世界観違う! 無敵すぎる!
どうやらこの手の「オカシイ」人というのは割りと一定数以上いるらしいのはラストに明らかになるんだけれど、それでもキリカの無敵っぷりは頼もしいなあ。何故か、戦っている時の頭の悪そうな様子がどんどんえらいことになってる気もするけれど、もうポンコツっぷりは普段から酷いことになってるから仕方がないか。

ユフィについては、えらい中途半端な時期から加入してきたなあ、とは思っていたものの、下にいる頃からの知り合い、しかも同じ師匠から学んだ妹弟子で、しかもプライベートでも結構ゴニョゴニョな関係だった、と最初からある程度以上に親密だっただけに、後半加入でも仲間となるには巻き返し可能なのかなー、と思ってたのですが、彼女の動向に関してはかなり思いもよらぬ展開に。
いやでも、欠落が埋まったリオンの変化はきっと喜ばしいことなんだろうけれど、芸術家として空隙を埋めるように良識も放り出して狂奔していた姿にこそ魅力を感じていた、という人も居てはおかしくはないはず。
ある意味、もう自分の知っている、自分のものじゃなくなってる兄弟子に、決断を下したユフィのそれは未練がましさのないキッパリとした性情で、なんかスッと腑に落ちるものがあった。ユフィはそれでいいよ、うん。

さあ、ラストに待っていたのはどんでん返しにさらに大ドンデン返し、の挙句に怒涛の盤外からの降って湧いたようなサプライズ。クライマックスは、今まで以上にド派手な騒ぎになりそうだ。
リオンが、誰を選ぶのかも含めて、きっちり最後まで楽しませて貰えそう。

シリーズ感想

天空監獄の魔術画廊 34   

天空監獄の魔術画廊 (3) (角川スニーカー文庫)

【天空監獄の魔術画廊 3】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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奇跡の島『天空の大監獄』―そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。天空の大監獄に閉じ込められ、看守の任を与えられたリオンはある日、監獄の次期副署長の座を賭けた『熾天の儀』にエントリーされてしまう。そんな中、リオンの前に若き看守ハイネが現れる。彼は『魔王の左手』の持ち主で、魔王の復活を目論むヴェルゼ教の騎士だった!妖しき監獄ファンタジー第3弾!

なるほどなあ。今回の話は、リオンと同じ画家であり魔王を継ぐ者、そしてリオンが成し得なかったもっとも素朴な善性を保持し続けた、リオンの対照ともいうべきハイネという少年の存在を以って、より深く主人公であるリオンの人間性を掘り下げていく話であったわけか。掘り下げる、というのは別の言い方をすると「解体」とも言える。元々画狂とは言え、普通のメンタリティの持ち主だったリオンが、いかにして魔王と呼ばれるに足る異常性を発露していったのか、その根源的な理由を捉えることでリオンとヒロインたちとの乖離を留め、手繰り寄せようという展開だったわけだが、その担い手がキリエでもレオナでもなく、淫乱シスターのアネットであった、というのが意外でもあり、一番成熟した大人である彼女にしか成し得なかったという意味では納得の人選でもあった。近年、シスターというと前提として血塗れだったり当たり前みたいに銃器を振り回してたり、思想的に頭おかしかったり、とまともな人材を見たことがなかったのだけれど、このアネットは調教開発されて多少発情しがちとはいえ、基本的には貞淑で勤勉な変態魔王崇拝者……あれ? やっぱりオカシイ人ダネ。まあ若干アレな部分はあるとしても、常識と包容力と、何より他者を救うことに真摯な信念を抱いている、という意味では実に真っ当な修道女なんですよね。隣人を正しく愛することの出来る聖職者、というべきか。
だからこそ、自分を犠牲にすることを厭わなかったのだろうけれど。自分を優先するのなら、リオンには魔王で居てもらった方が良かっただろうに、彼女の愛情とは与えられるものではなく、ただただ与えるものだったのだ。
尤も、この作品に出てくる主だった女性陣は、リオンのヒロインたちに限らず報われる事を望まずに愛を与え続ける健気な人たちなんですよね。下衆揃いの看守たちの中で、彼女たちが巡りあったその男たちが、そんな献身に足るだけの男だった、というのもあるんだろうけれど、何気にそういう愛情は重たいもので、その重みをしっかりと背負うだけの貫目を持つのは、男としても大仕事なんですけどねえ。
一人の男はそれを最期まで背負いきり、一人の少年はその重さに縛られてしまった。リオンはその点、恵まれているのでしょう。アネットにしても、レオナにしてもその重さをリオンに重さとして認識させない化粧の仕方が実にうまい。まあ、レオナはまだまだ未熟で、かなりコケかけている気がするけれど。その点、キリカは完全に天然ポンコツで最近もうふわふわ浮いちゃってるんじゃないか、というくらいマイウェイを行ってしまっているのが面白い。リオンが魔王から人間側に戻りかけてるのに、キリカと来たらあっけらかんと人外の領域へすっ飛んで行ってしまってるような。まったく自覚ないアタリ、なんともはやw
新加入のフィーネも、一悶着あったもののなんとか馴染んで……馴染んでしまったなあ、この変態集団にw
いや、元々この突っ張ってるのにちょっと強く当たると即座にビビって涙目になる防御力ゼロなところは完全に面白枠だったのに、弄られるのが高じてついにドMに目覚めてしまうとはw
妻(キリカ)・愛人(レオナ)・玩具(アネット)に雌豚(フィーネ)って、どんなヒロインラインナップだ。
ともあれ、リオンの魔王化は頼もしくはあってもちょっと危うさもあったので、アネットの救済によって欠落が産められたことでより男をあげてくれたのは良かったんだけれど、彼にはそのままヒロイン全員抱きかかえられるだけの魔王としての貫目は保ってほしいなあ。

さり気なく、巻を重ねるごとに表紙のキリカの衣装がランクアップしていっている気がする。あと、露出度もw

1巻 2巻感想

2015年7月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

月末発売のファミ通文庫、スニーカー文庫、コバルト文庫、HJ文庫、ビーンズ文庫などは来月送り。


読んだ本の数:34冊 うち漫画:10冊

うーむ、こうしてみると回転率悪くなってるのがよくわかる。新刊を読めてない! ここであげている作品も半数以上が6月以前に出てるものですもんねえ。
まあ逆に考えてみよう。積んだまま後回しになってる作品を掘り起こしにかかっていると見れば……って、読んでる冊数が増えてないので、積み上がっていくばかりなんだけれど。
それでも、【路地裏バトルプリンセス】を3巻が出る前にリカバー出来たのは大きい。一巻読んで即座に二巻引っ張りだしたように、思いの外歯ごたえのある内容でしたし。
その他では【天空監獄の魔術画廊】がただのエロスではなく、監獄を舞台にした魔王譚という仕上がりをみせはじめていて、これは注目のシリーズになってきましたよ。
一度は打ち切り決定しながら、読者の声もあって復活した【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】も、より濃厚な切ない系路線に…。


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 3冊

天空監獄の魔術画廊 2】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 3】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫
艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆 5】 内田弘樹/魔太郎 富士見ファンタジア文庫

【天空監獄の魔術画廊 2】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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一巻ではまだ見なかった魔王譚としての側面が色濃く出てきて、イイ男とイイ女の実に色気のある物語になってきた。と、同時にキリカさんのポンコツぶりは安定してて、安心安心。


【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 3】 枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫

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それは終わりであり、絶望であり、悲劇である。なのに、どうして、そんなにも幸せそうなのか。そのほほ笑みに流れる涙が切なくて、たまらない。


【艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆 5】 内田弘樹/魔太郎 富士見ファンタジア文庫

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トラック島基地襲撃、という激戦の中で繰り広げられる、新鋭正規空母たちの奮闘、川内型軽巡三人娘たちの死闘、駆逐艦娘たちの激闘、と手に汗握る展開の数々。そして燃え上がる友情、姉妹愛の炎。熱いです。


★★★★(四ツ星) 8冊

運命に愛されてごめんなさい。2】 うわみくるま/智弘カイ 電撃文庫
ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件】 紙城境介/文倉十 ダッシュエックス文庫
路地裏バトルプリンセス】 空上タツタ/平つくね GA文庫
結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの? 2】 伊達康/ そりむらようじ MF文庫J
シャルパンティエの雑貨屋さん 2】 大橋和代/ユウノ アリアンローズ
魔術楽譜(グリモワール)の盾 2】 花間燈/生煮え MF文庫J
路地裏バトルプリンセス 2】 空上タツタ/平つくね GA文庫
魚里高校ダンジョン部! 2.軍艦迷宮の幽霊部員】 安歩みつる/ 冬空実 ファミ通文庫

【運命に愛されてごめんなさい。2】 うわみくるま/智弘カイ 電撃文庫

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【ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件】 紙城境介/文倉十 ダッシュエックス文庫

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【路地裏バトルプリンセス】 空上タツタ/平つくね GA文庫

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【結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの? 2】 伊達康/ そりむらようじ MF文庫J

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【シャルパンティエの雑貨屋さん 2】 大橋和代/ユウノ アリアンローズ

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【魔術楽譜(グリモワール)の盾 2】 花間燈/生煮え MF文庫J

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【路地裏バトルプリンセス 2】 空上タツタ/平つくね GA文庫

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【魚里高校ダンジョン部! 2.軍艦迷宮の幽霊部員】 安歩みつる/ 冬空実 ファミ通文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

キリカ (天空監獄の魔術画廊)
クトリ (終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?)
シイナ (運命に愛されてごめんなさい。)
ルドヴィカ (ウィッチハント・カーテンコール)
丁田小町 (路地裏バトルプリンセス)
葛城 (艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆)
リオナ・ベリーズワース (魔術楽譜(グリモワール)の盾)




以下に、読書メーター読録と一言感想。
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天空監獄の魔術画廊 2 4   

天空監獄の魔術画廊 (2) (角川スニーカー文庫)

【天空監獄の魔術画廊 2】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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奇跡の島『天空の大監獄』―そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。天空の大監獄に閉じ込められ、看守の任を与えられたリオンは、魔術の力を宿した囚人の少女・キリカ、レオナとともに脱獄の機会を狙っていた。しかしある日『伝説の脱獄王』と呼ばれる囚人・ヴァレリアにキリカを奪われてしまう。キリカに秘められた真の力とは―!?妖しき監獄ファンタジー第2弾!
おお、これなんか本格的に「魔王譚」になりはじめたぞ! 主人公のリオンは、第一巻では絵を描く事に狂っている画狂の類ではあっても、本質的には常識人の少年に過ぎなかったのですが、この『天空の大監獄』の中で看守として、キリカとレオナを守りながら脱出の機会を伺う間に随分とメンタリティに変化が出ていることが伺えるのです。これは作中でも指摘を受けているのですけれど、明らかに後天的な変化なんですよね。良識や安全といったものから縁のない大監獄では、安穏と過ごしていてはすぐさま潰され、女達は奪われてしまう。そんな中では生き馬の目を抜くような注意深さ、隙の無さが必要であり、目的を達するために容赦呵責といったものが削り落とされていく。基本的な部分は何も変わっていないので気づきにくいし、実際キリカなんかは指摘されるまで彼の変化には気づいていなかったようだけれど、リオンのメンタリティというのはかなりシャープに研ぎ澄まされるに至ってるのである。ただ、絵を描くことに無邪気に夢中になっていた頃とはだいぶ変わっている。その分、絵を描きたいという欲求にはさらにドロドロと粘りついた貪欲さが増しているような感じすらあるのだけれど。
その彼の変化の原因というのは、もちろんキリカとレオナの二人の女の存在であり、特に前巻でレオナを失いかけたことが大きな影響を与えているのだろう。絵を描くことにしか興味がなかったリオンが、絵のモデルとして、ではあっても二人の女に凄まじい執着と独占欲を抱いている。その欲が、少年を男に成長させたのですな。リオンの場合、色欲や性欲といった類の欲望が、レオナが命名するところの画欲へとすり替わっているために、18禁なことにはなっていないけれど、今のリオンってライトノベルの主人公としては珍しいくらい「肉食系」なんですよね。
だからこそ、「自分の女」が傷つけられた時の憤怒たるや、凄まじいことになってしまう。こういう激おこ展開は自分的には大好物なんですけれど、ラノベの主人公ってヒロインに対してここまでガッツリとした「俺の女」的な執着を持っているケースはあまりないので、ここでのリオンの振る舞いは実に「魔王」らしくて素晴らしい、堪能した!!
一方の女性陣も、単にリオンに庇護される存在、独占欲を満たす所有物に収まるようなタマではなく、むしろそのイイ女っぷりこそが、リオンを魔王として覚醒させ、彼女たちに対する執着を高め、育てている節すらあるようで。前回、リオンに対して身命すべてを捧げきる覚悟を見せたレオナに対して、今回キリカは彼女とは全く別の方向性ながら、リオンの為に自分の何もかもを賭けられるだけの愛情と信頼を掲げて見せてくれたわけで、こういう男女双方向の自分の身も心も、髪の毛一本に至るまで相手の為に与え合える関係、というのは、ギトギトとした油まみれの濃厚さがあって、体に悪そうなんだけれど、美味しいのよ。絶品なのですよ。
こういう捧げ合う関係は、わりとダメな方向に転落しがちで、レオナの場合は明らかにそっち寄りなんだけれど、それをキリカのいい意味での単純バカっぷり、カッコイイ女っぷりが方向修正してくれていて、痛快なストーリーへと結構強引に蹴っ飛ばしてくれてるんですよねえ。
主人公とヒロインたち、双方の存在がそれぞれを良い男、良い女へと伸ばす相互関係に至っていて、物語に脂が乗ってきてる。これは、さらにどんどんおもしろくなりそうな雰囲気を感じますぞ。
それにしても、キリカはあれだけカッコイイヒロインなのにそれ以上にポンコツヒロインすぎて、かわいい系も掴んで離さないというのは、結構ズルいなあw

1巻感想

天空監獄の魔術画廊 4   

天空監獄の魔術画廊 (角川スニーカー文庫)

【天空監獄の魔術画廊】 永菜葉一/八坂ミナト 角川スニーカー文庫

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奇跡の島『天空の大監獄』―そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。絵画きの少年・リオンはある日天空の大監獄へと閉じ込められてしまう。彼に与えられた役目は看守、そして彼を待っていたのは『魔王の絵画』を“その身に”封じられた囚人の少女たちだった。彼女たちが持つ魔術の力を利用して、リオンは監獄からの脱出を決意するが―。傑作スペクタクルファンタジー!!
おおっ、これは面白い、面白いなあ。作品の枠組構造としては、これってエロゲの監獄モノなんですよね。いや、実際にそういう監獄モノのエロゲーとかさすがにやった事ないので、ここはそういうモノと想像して定義しちゃってごめんなさいなんですけれど。エロゲーの監獄モノが監獄という特殊環境、看守と囚人という特殊な関係、ひたすら虐げられる女囚というこれらの要因をひたすらエロを描写するのに費やすケースが多いと思うんですけれど、本作はそのシチュエーションを踏まえつつエロスはエッセンス程度に置いておいて、まずこのシチュを利用しての「物語」へと力を傾けてるわけです。ここは、看守であるリオンと、囚人である詐欺師の少女と無実の罪で収監されてしまった女騎士と三人で協力して脱獄を図る、という主題で話は展開していくのですが、意外と盲点というかこういう構図の作品ってあんまりなかったと思うんですよね。最近の流行りから一歩も二歩も外れたストーリーや舞台設定はなんだか目新しくて新鮮で、思わず読んでいて「おおっ」と唸ってしまったり。エロゲでよく活用されているシチュでも、目線を変えて活用してみるとこうも新鮮な印象を得られるのか、と驚かされた次第。作者の永菜さんって、これまで出している作品を見てもちょっと着眼点が他の人と違ってるんで、なかなか送り出してくる作品から目が離せない人なんですよねえ。
さて、エロスはエッセンスとイイましたけれど、そもそもこのシチュエーションからして根本的にエロいので、まず作品の雰囲気からして淫靡な空気感が敷き詰められていますし、全裸で直腸検査されてしまう女騎士、という時点でまあ色々なんですなあ、ははは。
とはいえ、主人公のリオンは性欲よりも食欲よりも睡眠欲よりも、まず絵が描きたい、という画狂のたぐいであり、画家として欲情する絵の構図がまたいい具合にイカレていて、それはヒロインのレオナやキリカに対して色欲とは違う執着を抱く理由になってもいるのであります。一方で人間性はわりとマトモであり、生活力皆無のだめ人間で結婚しても絵を優先して奥さん泣かす奴だ、と当の嫁候補たちから散々愚痴られてる男ではありますが、実際は本当に大事なものは絵を描くことよりも優先できる、なかなかに侠気のある兄ちゃんなんですよね。浮世離れした変人の絵描き狂いですけれど、まあ惚れるに足りてしまう良い主人公なのですよ。
逆の方からの見方をすると、これだけ絵狂いの男をして利き腕捨てる覚悟を決める事が出来るほど、ヒロインたちも覚悟の据わったなかなかイイ女の子たちなんですけどね。これだけ主人公とヒロインに歯ごたえがあると、やっぱり面白いです。
それはそれとして、女騎士様はやっぱり案の定、超チョロいのはまあ常識ですか(笑
主人公は常識がまかり通らない変人だし、マトモに見えた騎士さまはこれはこれで男慣れしてなさすぎて色々とダメな感じなものだから、詐欺師のレオナがひたすら常識サイドでツッコミに回ってしまっているあたりは、この娘が一番苦労するタイプなんだなあ、というのが一目瞭然で、強かで賢いのも場合によりけりなのかもしれませんw
あと、お姉ちゃん甘やかし属性を頑なに捨てないあたりに、作者の業が伺えるのでありましたw
ともあれ、なかなか初っ端から食いつきたくなる面白さで、次巻以降もこれは期待のシリーズですな。

 
12月2日

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